1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/10/27(月) 12:18:37.87

(短い予定です)

P「今度、アイドル対抗腕相撲大会があるんだが・・・」

真「アイドル対抗腕相撲大会?なんですかそれ」

P「真、出てくれないか?」

真「えー、なんで僕なんですかー」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1414379907



2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/10/27(月) 12:20:27.17


P「いや、だってウチで一番、腕力があるの真だろ」

真「違いますよ」

P「え?真より強いのがいるのか?」

真「ええ、僕よりも、はるかに強いです」



3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/10/27(月) 12:21:15.36


P「誰だ?・・・・響?」

真「響は運動神経はいいですけど、力はそんなに強くないですよ」

P「うーん、やよいか?」

真「やよいも力はありますけど、まだ子供ですからね」

P「じゃあ、貴音か?」

真「貴音もそこまで強くはありません」



4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/10/27(月) 12:21:57.86


P「じゃあ、誰なんだ?」

真「雪歩です」

P「?!」



5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/10/27(月) 12:22:38.94


P「そんな、まさかあの雪歩が」

真「思い出してみてください、プロデューサー」

真「プロデューサーはスコップ一本で、短時間で穴を掘れますか? しかも下が土以外でも」

P「・・・・・無理だな」



6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/10/27(月) 12:23:24.41


真「思い出してみてください、プロデューサー」

真「生っすかとかで、よく雪歩が僕に変な服を着させようとしますよね」

P「ああ、でも別に変じゃなくて、似合っってると・・・」

真「変な服を着させようとしますよね」

P「あ、ああ。そうだな」



7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/10/27(月) 12:24:34.20


真「あの時、僕が逃れようとしても、雪歩に押さえつけられてるじゃないですか」

P「でも、それは番組上の演出だろ」

真「全力です」

P「え?」

真「必死です」

P「そうなのか・・・・」

真「ガッチリと肩を掴まれると、もうどうすることもできません」

P「雪歩にそんなに腕力があったとは・・・」



8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/10/27(月) 12:25:26.01


真「雪歩を怒らせない方がいいですよ、プロデューサー」

P「ああ、それは大丈夫だ。親御さんの事もあるから、前から肝に命じてるよ」

真「だから、雪歩は運動神経とか、反射神経はそれほどでもないですけど、力は抜群に強いです」



9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/10/27(月) 12:26:41.76


P「そうか・・・・・。じゃあ、腕相撲大会には雪歩に・・・」

真「いえ、僕が出ます」

P「え?なんでだ?」

真「雪歩のイメージが壊れるでしょう?」

P「真・・・・」



10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/10/27(月) 12:27:46.73


真「僕なら、男っぽいって事で、済むでしょうから。でも雪歩は」

P「雪歩はなあ・・・。意外性という売り出し方もあるけど、ちょっと違うだろうなあ」

真「だから、僕が出ますよ」

P「真はイケメンだなあ」

真「イケメンって言わないでください!」



11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/10/27(月) 12:29:05.05


P「見た目もイケメン、心もイケメンだよ」

真「嬉しくないですよ」

P「でも、俺にとっては最高に可愛い女の子だよ」

真「えっ・・・」

P「なんでもないよ、さあ仕事行くぞ!」

真「は、はい!!」

真(ありがとうございます、プロデューサー!)



おしまい



12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/10/27(月) 12:29:58.70


(このSSはフィクションであり、実際のアイドルの腕力とは関係ありません)



元スレ:真「僕より強い人がいる」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1414379907/