穂乃果「――みんな、穂乃果の彼女に出来たら……いいのにな」


穂乃果「……最低だ、こんな考え」

穂乃果「でも選べないよ」

穂乃果「みんな、みんな大切だもん」

穂乃果「……誰も選ばないってのは、ダメかな……?」




穂乃果「無理やり選ぶのも良くないけど……みんな好きなんだもん。みんな大切なんだもん……」

穂乃果「そもそもなんで1人を選ばなくちゃいけないのさ」


穂乃果「……やっぱり、みんなの断ろう……いつもどうりに戻そう」





穂乃果「……ごめん、みんな」




 目の前の綺麗だったはずの景色が、なんだかくすんで見えた。




578 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/25(日) 20:56:30.61


◇――――◇



穂乃果「……」


ことり「あ、戻ってきた」


穂乃果「なんでみんな起きてるのさ……」

絵里「え、あ……いや」


穂乃果「まあいいや、穂乃果違う場所で寝るね?」


真姫「どうして?」

穂乃果「いや……周りみんな女の子だし、男がいるとなんか安心出来ないでしょ?」


ことり「別に大丈夫だよ?」

穂乃果「いや……ごめん」


ことり(どうしたんだろう……なんでこんなに暗い顔……)

真姫「……それなら上に部屋があるから適当に使っていいわ」



穂乃果「うん、ありがとう」

穂乃果「じゃ、みんなちゃんと寝ないとダメだよ?」



579 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/25(日) 20:59:09.02

穂乃果「海未ちゃんまで寝てないだなんて……珍しいね」

海未「あ、こ、これは……//」


穂乃果「じゃ」


スタスタ



ことり「……」

にこ「なぁんか様子変だったわねー?」

真姫「決めてきたんじゃなかったの? とてもそんな風には見えなかったけど」


ことり「……うーん」

ことり「近いうちに決めるってことだったのかも」

真姫「なるほどね」


ことり(なんか、辛そうだったな……)


海未「明日からは本格的に練習をします、今日はみんな眠りましょう」

凛「えーもうちょっとー!」

海未「ダメですっ!」

凛「ぅう」

凛「さっきまで穂乃果ちゃんのこと語ってたくせにー!!!」

海未「お、怒りますよ!?」

凛「もう怒ってる!!」



581 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/25(日) 21:06:17.48

◇――――◇


深夜


ことり「……」


ことり「まだ起きてるかな?」


 ことりの家よりも全然広い真姫ちゃんの別荘。穂乃果ちゃんは一体どこで寝てるんだろう、とりあえず上に来てみたけれど、部屋がいっぱいあるからわかんないや。

ことり「えっと……ここかな」


 凛ちゃんと穂乃果ちゃんが二人で大きなベッドでゴロゴロしてたのをことりは覚えていた。大きなベッドで寝るの好きそうだし。



ガチャ


穂乃果「!?」


ことり「――ここだったんだ」


 
 暗い室内、もうとっくに寝ているはずの時間だけれど、彼は暗闇のなか上体を起こしたままだった。

穂乃果「ことりちゃん……待って、電気つけるから」


ことり「ううん、いいよつけなくて」

穂乃果「え」

 
 暗闇のなかに微かに見える人影が動こうとしたのを、言葉で静止する。



582 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/25(日) 21:09:32.82

ことり「座るね」

 ことりも穂乃果ちゃんと同じように、ベッドに座る。暗闇の中だから表情はつかめないけれど……。

ことり「……悩んでるんだ」


穂乃果「……っ」

穂乃果「……ううん、決めたよ?」


穂乃果「ことりちゃん……」





ことり「なあに?」


穂乃果「――ことりちゃんとは、付き合えない」


ことり「え……」




ことり「――そ、そっか……あはは……フられちゃった……」



穂乃果「っ……ごめん、ごめんね」

ことり「……いいの」



583 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/25(日) 21:14:17.76

ギュッ


ことり「苦しめちゃってごめんね? 大丈夫、穂乃果ちゃんがそんなに苦しむことないんだよ?」ナデナデ


穂乃果「なんで……そんなに優しいの。穂乃果はことりちゃんのことフったんだよ!?」


ことり「……どうしてかな」




ことり「でも、穂乃果ちゃんもみんなにこういう風に接してるんだよ?」



穂乃果「そんなことしてない、そんな優しくなんて……してない」

ことり「……」

穂乃果「……」



ことり「もしよかったら、誰にするか教えてくれないかな?」


穂乃果「……」


穂乃果「……全員、断る」


ことり「……」

ことり「そっか……」


穂乃果「みんなには悪いけど……誰も好きじゃないから」


ことり「それでいいの?」

穂乃果「……」



584 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/25(日) 21:17:44.15

ことり「――それでいいの?」



穂乃果「――っ!!!」バサッ


ことり「きゃっ!!」




穂乃果「んっ……」

ことり「ちょっ……んっ、あむっ……」

穂乃果「ふむっ……ちゅ、ふぁ」

穂乃果「ぷはぁ……っ」


ことり「……」

穂乃果「っ……」



ことり「……穂乃果ちゃんはどうしたいの?」


ことり「どうして、ことりにキスしたの?」

穂乃果「――そんなの好きだからに決まってるじゃん!!!!」

ことり「え……?」

穂乃果「……みんな好きで選べないのっ! みんな彼女にしたいけど、そんなのダメに決まってる!! 中途半端な気持ちで一人を選んだって、そんなの相手に失礼なだけ!!」

穂乃果「だから……だから断るの……っ」

ことり「……」



穂乃果「ごめん、キスしちゃって……もうこれからはこんなことしないから。これで最後だから……ほんとにほんとにごめ――」


チュッ


ことり「んっ……」



585 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/25(日) 21:30:11.10

穂乃果「……なに、してるの?」


ことり「なら、ことりのことも本当は好きなの?」

穂乃果「……」コクッ


ことり「……嬉しい」ギュッ

穂乃果「……」

ことり「ことりはいいよ?」

穂乃果「なにが?」

ことり「ことりの他に彼女がいても」

穂乃果「え……」

ことり「穂乃果ちゃんがみんな大切にしてくれるなら、ことりは全然構わない、嫉妬だってしないって約束する」

穂乃果「で、も……」


ことり「みんな好きなんでしょ? みんな大切なんでしょ? それなら、みんなにそう話してみようよ」


穂乃果「……」

穂乃果「でも、そんなの最低ってことくらい……穂乃果でもわかるよ……」


ことり「そうかもしれない、でもさ……大切にしてくれるならそれでもいいって人もいると思うな」


ことり「ね……?」


穂乃果「……ほんとにいいの? ことりちゃんの他にも穂乃果は好きな人がいるんだよ? それでもいいの? それでも彼女になってくれるの……? そんなの、そんなのおかしいよ……!」


ことり「……おかしいかもしれないね。でもね、そんなことどうでもよくなるくらい、ことりはそれくらい穂乃果ちゃんのことが好きなんだよ……?」



586 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/25(日) 21:32:15.07

穂乃果「っ」キュンッ

穂乃果「……////」

ことり「ことりと付き合ってくれる?」

穂乃果「う、うん……」

ことり「ありがとう……」


ことり「大好き」


穂乃果「……」


穂乃果「――穂乃果も大好き、ことりちゃんのこと大好きだよ!」ギュゥウ

ことり「あはは力強いよ……」

ことり「今日はこのまま寝よう?」

穂乃果「ちょっと暑いかも?」

ことり「うーん、確かに。汗かいちゃったらごめん」

穂乃果「ことりちゃんの汗なんて臭くないよ?」

ことり「もう、そういうことじゃないもん!」

穂乃果「え?」

ことり「なんでもないっ」


穂乃果「ことりちゃんの枕は?」

ことり「穂乃果ちゃんとくっついてれば眠れるよ」


ギュッ


ことり「……明日の練習頑張ろうね」

穂乃果「うん」


ことり「大好き」

ことり「おやすみなさい」



587 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/25(日) 21:36:10.05

◇――――◆


ことり「眠れなかった……」ズゥゥン

ことり「うぅ死んじゃう……。枕持っていけばよかった」





真姫「――どうして穂乃果と同じ部屋で寝ていたの?」

ことり「ん?」


真姫「……」



ことり「だって――恋人だから」



真姫「え……?」


真姫「そ、そう……なるほど。ことりが選ばれたんだ」

ことり「そうじゃないよ」

真姫「え?」

ことり「真姫ちゃんのことも穂乃果ちゃんは好きなんだよ?」

真姫「……ちょっと意味がわからないわ」

ことり「あはは、そうだよね……」

ことり「穂乃果ちゃんならきっと……みんな大切にしてくれるから……」

真姫「……?」



588 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/25(日) 21:39:24.89

◇――――◆


穂乃果「あっつ……」


真姫「あなたは見てるだけじゃないっ」

穂乃果「それは……仕方ないよ」

真姫「今日はなかなか飛ばすメニュー作ったのね」

穂乃果「合宿だからね」

真姫「海未まで手ついてるし、珍しい」


海未「はぁ……はぁ」

穂乃果「真姫ちゃんは大丈夫なの?」

真姫「キツイわよ……しぬほど」

穂乃果「ちゃんと日焼け止めは塗ろうね?」

真姫「わかってる」




真姫「――ねえ、ことりから聞いたんだけど……あなた、ことりと付き合ってるの?」



589 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/25(日) 21:42:32.43

穂乃果「……うん」

真姫「そう……」


真姫「ことりのこと選んだのね」

穂乃果「……」

穂乃果「……真姫ちゃんのことも好きだよ」

真姫「はあ? 意味わかんない」

穂乃果「……穂乃果はさ、みんなのことが大好きなの。選べなくて、どうしようか迷ってたらことりちゃんが助けてくれたの」

穂乃果「穂乃果は……みんなと付き合いたい」


真姫「あなた、本気で言ってるの」

穂乃果「本気だよ、最低かもしれないけど…本気」


真姫「……」

ギュッ





真姫「な……////」

真姫「や、やめなさいよ……あなた、ことりと恋人なんでしょ!」

穂乃果「ことりちゃんはいいって言ってくれたもん」

真姫「だからって……///」

穂乃果「真姫ちゃんのことも大切にするから、穂乃果と付き合って……?」

真姫「ぁ、あう……///」



穂乃果「――好きだよ、真姫ちゃん」ボソッ


真姫「ひ……」ゾクゾク



590 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/25(日) 21:43:30.13

真姫「――わ、わたしも……好き」///

穂乃果「ほんと?」

穂乃果「他の人もいるけど、いい?」

真姫「……大切にしてくれる?」


穂乃果「大丈夫、絶対大切にする大事にする」

真姫「……」

真姫「な、なら……彼女になってあげても……い、いいわよ?」

穂乃果「本当!?」

穂乃果「やった!!!」

真姫「そんなに喜ぶこと?」

穂乃果「だってこんなに可愛い人と両想いなんだよ!?」

真姫「な……//ま、まあそうよね!」

穂乃果「うんっ!」

真姫「……///」

穂乃果「ほんと顔に出やすいね?」

真姫「う、うるさいのよっ!!」

穂乃果「あはは」


 私の選択は正しかったのだろうか。馬鹿みたいな選択だ、他に彼女がいるって本人から聞いてるにも関わらず、私はそれに乗ってしまった。


 穂乃果に抱きしめられた瞬間全部忘れちゃって、この人がそれで喜んでくれるならいいかって思っちゃった。意外と私、ダメな男捕まえるタイプなのかもしれないわね?


穂乃果「~~~♪」



 はぁ……ま、間違ってないわね。



591 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/25(日) 21:47:25.06

◇――――◇


ことり「うふふ」


真姫「気持ち悪い」

ことり「だってー」

ことり「姉妹みたいなものじゃない? 恋人を共有するなんて」

ことり「正直真姫ちゃんが恋人になるだなんて思わなかったよ?」

真姫「そ、それは……//」

ことり「あー、また穂乃果ちゃんにかっこいいこと言ってもらったんだ」

真姫「な、そういうわけじゃ!」

ことり「えっちもしてくれるのかな?」


真姫「な……///」


真姫「そ、そういうこと興味ないからっ!!」//



ことり「じょうだん!」


ことり「これからよろしくね、真姫ちゃん!」



592 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/25(日) 21:51:44.28

◇――――◆



穂乃果「……」


希「ウチは別にいいよー?」

凛「凛も!」

穂乃果「ほんと?」

穂乃果「そんな軽くでいいの?」

希「だってウチ、穂乃果ちゃんといっぱいエッチ出来ればええし」


穂乃果「……///」

凛「えー、凛もしたーい!」

凛「この前してくれなかったんだから今度はしてにゃ!」

凛「だってだって、恋人なんだもんね? そういうことするのも普通だよね!?」

穂乃果「う、うん」

希「なあんだ一夫多妻制かあ、予想外やったなぁ……」

希「ま、別にいいけどね! 穂乃果ちゃんならみんな大切にしてくれそうやし」

凛「てことは……凛と希ちゃんの関係はなに?」

希「うんっと……なんだろうね?」

希「まあなんでもいいやん」

希「穂乃果ちゃん、よろしく」

穂乃果「うん! 二人とも大好きっ!!!」




593 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/25(日) 21:55:34.44

◇――――◇




絵里「話って?」


穂乃果「……」

穂乃果「絵里ちゃん、穂乃果と――付き合って下さいっ!」



絵里「え……うそ」

絵里「……私でいいの?」


穂乃果「……うん、でもね穂乃果他にも好きな人がいるんだ」

絵里「――どういうこと?」

穂乃果「みんな好きでみんな大切で……一人には決められないの」

絵里「……つまり、私だけじゃなくて他の人とも同時に付き合うってこと?」

穂乃果「……」


絵里「なるほど……あなたそれがどういうことか分かっているの?」

穂乃果「――うん」




カベドン‼︎





穂乃果「ひ……」



594 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/25(日) 22:01:42.07

絵里「ふぅん……そんなことする人には、お仕置きが必要かしら?」

絵里「――昔のこと、思い出してみる……?」 ボソッ



穂乃果「え、あ……いや。それは勘弁して下さい……」ブルブル


絵里「ふふっ……」サワサワ

穂乃果「あっ……♡」



絵里「これがあるから色んな女の子が好きになっちゃうの?」サワサワ


穂乃果「ち、違うっよ……♡んっぁ♡」


絵里「ふふ……」ゾクゾク


絵里「また前みたいに、虐めたくなっちゃう……♡」


絵里「私にそんなこと言っておきながら、ただで済むとは思わないわよねえ?」クス


穂乃果「あ……ご、ごめんなさい……っ」


絵里「……どうして謝るの? 私がしてきたお仕置きは気持ちいいことばかりじゃなかった?」


穂乃果「そ、そうだけど……っ」




絵里「ちゅ……んっ」



596 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/25(日) 22:10:34.42

穂乃果「えりちゃ……あむ……ちゅ」


絵里「ちゅる、じゅる……ふぁ、んっ♡」


穂乃果「はぁ、はぁ……♡」



絵里(なにこれ……服の上からでもおっきい……前はこんなに大きくなかったのに……)

絵里「ちょっと虐めちゃうわね?」ゾクゾク

穂乃果「……」ゾクゾク


穂乃果「あっ♡あっ♡だめだよ、こんなとこで♡」


絵里「あら、私に逆らえるの?」

穂乃果「ち、違うけど……っ」ガクガク


絵里「ならおとなしくしてて?」

絵里「……」


穂乃果「はぁ、はぁ♡」

絵里「ここいいの?」

穂乃果「ひぅ♡」


絵里「ふふ、前よりも我慢できるようになったのね」


穂乃果(あ、れ。もうイっちゃいそう……っ。こんな早くイクなんて……どうして!?)

穂乃果「ああぁぁ……でるっ♡」


絵里「ふふ、このまま服の中で射精しちゃいましょう?」サワサワ



穂乃果「や、やだよぉ♡ベタベタになるもん!!」



597 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/25(日) 22:17:04.77

絵里「じゃあ我慢してね?」

穂乃果「むり、むりっ!!」

穂乃果「あああぁぁっ♡♡」ドピュットヒュ



穂乃果「あああぁぁ……」


絵里「あーあ……出しちゃった……"まだ"相変わらず早いのね」



穂乃果「はぁ、はぁ♡……」

穂乃果(違う、いつもはこんな早くないのに……なんで)


絵里「あらら、染みてきちゃったわ――くす……情けない」





穂乃果「うぅ……」ウルウル


絵里「っ……」ズキッ






絵里「――ごめんなさい。これも原因で別れちゃったんだもんね」スッ

穂乃果「え……」


絵里「穂乃果のこと、なにも分かってなかった。本当にごめんなさい」




598 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/25(日) 22:21:29.79


穂乃果「……こっちこそ、ごめん。最低だよね……」


絵里「もしかして、それを受け入れた人もいるの?」

穂乃果「ことりちゃんと真姫ちゃんと凛ちゃんと希ちゃんには話して、オッケー貰ったよ」

絵里「はぁ……希もなの? どうせそういうことしたいだけのくせに」

絵里「穂乃果」

穂乃果「なあに?」


ギュッ



絵里「……本当に私のこと、好きでいてくれる? 他の人を好きになっても、私のことも愛してくれる……?」ブルブル



穂乃果「……約束するよ」


穂乃果「絵里ちゃん、大好き。絶対前みたいになんかしない。絵里ちゃんのこと、絶っっ対離さないよ?」ギュッッ

絵里「……ほんと?」

穂乃果「本当!」


絵里「私も、離さないんだから……っ」





【絵里と穂乃果の夜の生活は主従の関係にあったようです】




599 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/25(日) 22:25:06.04

◇――――◆



ことり「いや、素直にすごいと思うの」


穂乃果「なにが?」

ことり「いまのところ全勝? こんなおかしい条件なのに……」

穂乃果「おかしいよねやっぱり……あはは」

ことり「なんだろう、穂乃果ちゃんならいいかなって思えちゃうの」

穂乃果「本当に?」


ことり「……」ギュッ

穂乃果「どうしたの?」

ことり「好き」

穂乃果「穂乃果も好きだよ」





ことり「――ねえ穂乃果ちゃん、ことりね……その、えっちしたいな……なんて……」///


穂乃果「……」

穂乃果「……うん」

穂乃果「その前にお風呂入ってきていい?」



ことり「うん……待ってるね」ドキドキ




600 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/25(日) 22:27:35.10


◇――――◇





希「凛ちゃん穂乃果ちゃんが来たよ!!」

凛「で、でも……」



希「大丈夫やって! ね、ねウチらもう穂乃果ちゃんと恋人なんだよ? ちょっとくらい襲ったって大丈夫!」



凛「うーん……」

希「気持ちよくしてくれるかもよ?」

凛「そ、そうかにゃ……」///



希「女の子はみんなでお風呂入ったし、邪魔はされないから大丈夫!」


凛「え、そうだっけ? にこちゃん入ってなかったよ?」


希「あー……でもあがってくるの見たような気がするんよ」



凛「それなら大丈夫かな!」



希「うんっ、いこいこ!」




615 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/27(火) 23:55:47.16

◇――――◆


お風呂





穂乃果「お風呂おっきいなー、結構な人数入れそうだね。全員は……どうなのかな……?」



穂乃果「……」ワシャワシャ





穂乃果「……」ドキドキ

穂乃果「ことりちゃんとえっち、久しぶりだな……ちゃんと身体洗わないと……」

穂乃果「ん……」ムクムク


穂乃果「ま、まだだよっ……!」

穂乃果「はぁ……はぁ……♡」




穂乃果「どうしよう……こんなんじゃ興奮しすぎてすぐイっちゃうよ……」ギンギン



穂乃果「ちょっとだけ……ちょっとだけ鎮めた方がいいよね……?」





希「――わぁ……もうこんなになってる……♡」ヒョイ

凛「――こ、こんなになるんだ……」



616 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/28(水) 00:07:03.79

穂乃果「っ!?」

穂乃果「な、ななななななんで二人がいるのさ!?」バッ

穂乃果(し、しかもなんで裸っ……)


希「気がつかなかったん? ウチら別に隠れようと思って入ってきたわけじゃないんやけど」

穂乃果「だ、だってもうみんなお風呂入ったでしょ!?」

希「うーん……えっちしたいなって!」

穂乃果「え!?」

凛「……」モジモジ

希「ほら凛ちゃんも」

凛「だ、だって……希ちゃんと裸で並ぶのやだよ……///」カクシー

希「え?」ボイーン


凛「……////」


穂乃果(恥ずかしがってるのかな? ……かわいい)


希「ま、とりあえずっ」ムギュッ

穂乃果「な……///」

希「えっちしてくれる……?」ウワメヅカイ

穂乃果「はぁ……♡はぁ♡」ビクッビクッ
希「はいはい隠さない隠さないーさっきまで一人でしようとしてたんやから同じやん?」

穂乃果「ひゃ……」

凛「う、うわ……////」



617 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/28(水) 00:07:47.47

希「もうおちんちんパンパン……やね? したいってことだよね?」

穂乃果「……」

穂乃果「う、ん♡」



穂乃果(ごめん、ことりちゃん……希ちゃん達とも恋人だから……いいよね?)



凛「……」

希「凛ちゃんがしてくれるってさ?」


凛「え? でも、凛したことないよ……? 穂乃果ちゃんにされるがままだったし……」

希「これ掴んでみて?」

凛「……」ゴクッ


ニギ

穂乃果「はぁぁぁ……♡」トローン

凛「大丈夫?」

希「ふふっ、おちんちん気持ちいいってさ」

凛「これで気持ちいいの?」

希「動かしてみて?」


シュッ…シュッ

穂乃果「あ♡んっひぁ♡」ガクガク




凛(……穂乃果ちゃん気持ちよくなってくれてる、みたい?)


希「上手上手!」

希「じゃ、ウチは……穂乃果ちゃんのおっぱい気持ちよくしちゃお」

ペロッ


穂乃果「んっぅぅ♡」



618 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/28(水) 00:10:06.99

希「うふっ……ちゅっ……れろ」


穂乃果「希ちゃ♡だめっ♡やだ、んぁはぁ♡」

希「ちゅっ……んむっ、穂乃果ちゃん乳首でこんなになるなんていよいよ女の子みたい、ちゅっむ♡」

凛(すごい……なんかぐちゅぐちゅっていっぱい液体出てきたにゃ……)

希「じゃこのボディソープ使って……」ワシャワシャ

希「ほーらぬるぬるー!」

穂乃果「な、なにこれ♡や、やだぁ……///」

凛「わぁ……すべりやすくなったにゃ!」




シュッシュッシュッ

穂乃果「んはぁぁっ♡」

希「そうそうくびれてるとこいっぱいごしごししてあげてね」

凛「はーい」

穂乃果(ぐっ、すべりやすくなってるから……カリのとこ……いっぱい……っ♡いつもよりビリビリするっ……///)




穂乃果「あ♡でるっ♡でちゃ、ぅ♡」///

凛「え!?」



619 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/28(水) 00:12:53.79


穂乃果「んぁぁっ♡」ドピュッビュルルルッ



凛「きゃっ」


穂乃果「あっ♡あっ♡」ドクッピュルッ




穂乃果「んぅ……はぁ……はぁ///」

希「わ……凛ちゃんの顔ベタベタになっちゃったね?」


凛「うへぇ……これが精液かぁ……」

穂乃果「はぁ……はぁ……♡」ビクビク

凛「顔にかけられたの二回目だにゃー……」



凛「おいじくなぁぁい……」

希「あはは……」



希「でもね凛ちゃん、穂乃果ちゃん気持ちよかったみたいよ?」

凛「ほんと?」

穂乃果「うん……ありがとう」ナデナデ

凛「えへへ……」


凛「……あ、あの」モジモジ

穂乃果「どうしたの?」


凛「その……凛も穂乃果ちゃんと一緒に気持ちよく、なりたい」///

希「ウチもー」


穂乃果「うんっと、二人同時……どうしようかな……」

希「凛ちゃんはまだしたことないんだよね? それなら今してもらお?」



凛「え……でも」


穂乃果「え」

凛「っ……お、お願いします」


希「でもここベッドじゃないから痛いよね……あ、そうだ」

希「穂乃果ちゃん少しだけ痛いの我慢出来る?」



620 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/28(水) 00:14:21.52

希「ここに寝そべって欲しいんやけど」

穂乃果「は、はい」


希「じゃ凛ちゃん、上から穂乃果ちゃんにまたがって?」

凛「こ、こう?」

穂乃果「こ、これ騎乗位ってやつだよね」

希「そうそう」

凛「ここから入れればいいの?」

希「うん」

穂乃果「はぁ……はぁ♡」ギンギン

凛「こんなおっきいの入るかな……」


クニュ

凛「んっ♡」

穂乃果「あ♡」


凛「はいんないよぉ……」


スリスリ

凛「ふぅん♡」

穂乃果「凛ちゃんのこすれて……♡」

穂乃果「大丈夫? そう、そこだよ」

ググッ

凛「ひぎぃ……」

希「大丈夫、大丈夫や」

希「んぅ……ちゅっ、ちゅぱ……落ち着いて、凛ちゃん」

凛「ぷはぁ……のぞ、みちゃん……♡」



621 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/28(水) 00:15:33.97

凛「全部は入んない……ここが限界だよぉ……」


穂乃果「んっ……これ以上は入らないみたい、すっごい浅いんだね?」


凛「ごめんね……」



穂乃果「ううん、じゃあちょっと動くね?」

凛「んっ……あ」

穂乃果「ああぁ♡すご、ぃ♡はぁはぁ……♡」

希「そいえば生やね……」


凛「穂乃果ちゃんの、いっぱい……すごいっ……んっ」

穂乃果「い、痛くない?」

凛「だい、じょぶ……」




グチュグチュ


穂乃果「ひゃぁぁ♡やばっ♡ぎゅっぎゅってぇ♡」グチュ……グチュ



希(繋がってるとこ、すっごい……お互いのえっちなお汁が絡み合って……)ゾクゾク

穂乃果「ふぁんっ……♡」


希(すごい気持ちよさそう……♡エッチな動画とかじゃ男の人はあんまり気持ちよさそうじゃないのに……)



622 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/28(水) 00:16:08.25


希「はぁぁ♡ねえねえ、ウチも気持ちよくして?」


穂乃果「え?」

希「な、舐めて欲しい……なんて////」


穂乃果「ふぁ♡うんっはぁ♡いいよぉ?」


希「凛ちゃん、一緒に気持ちよくなろ?」

凛「う、ん♡」



穂乃果「ちゅっ、んちゅ……ちゅる……んはぁ」

希「ひゃ♡あ♡そこ♡んんんぅ♡」

希「凛ちゃん、キスしよ?♡」

凛「うん♡」

希「んっんぅ♡ちゅ、じゅるる……んはぁ」コリッコリ

希「んふっ、ビンビンやね♡」


凛「い、いや……////」ビクビクッ


凛「んぁ、あむっ♡きもひっ♡ひぅ……あ♡奥、そこ♡」

穂乃果「ちゅ♡じゅる……ぴちゃ……ぴちゃ」

希「あああ♡やばっ穂乃果ちゃんの舌、やばっ♡」

凛「ふぁ、な、なんか変だよ……ふわふわして……ぁあぁ♡」

希「凛ちゃん、いっしよにイこ??」ギュッ



623 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/28(水) 00:17:19.78

凛「あっあっ♡やだやだやだ♡怖いよ怖いのぉ♡」ビクビク

希「イ、ク♡穂乃果ちゃんっ♡」


希「んんんんんんぅぅ♡」ガクガクガク




穂乃果「――ま、待って、イク♡ダメ離れてっ!!」


凛「ふぁぁああああ♡」ガクガクガク


穂乃果「~~~っ!?」



穂乃果「ダメ!! ぎゅっぎゅってしないでぇ♡出ちゃう、出ちゃうから離れてよぉ♡」


凛「はぁはぁ♡なにこれぇ?♡」


希「んぅ……凛ちゃん離れないとっ」

凛「んぅ……♡」ヨロヨロ



穂乃果「はぁはぁ……ださせてお願い♡」

凛「はぁはぁ……♡」グッタリ


希「凛ちゃんが無理みたいやからウチが出させてあげる」


グチャグチャ


穂乃果「あっ♡~~っ♡」ビュルルッビュクビュク


希「うわっ、すごっ」

希(おちんちんビクビクってして……ポンプみたいに出てくるんや……気持ちよさそう……♡)

希「ウチも顔ベトベトや……♡」



624 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/28(水) 00:20:52.23

穂乃果「はぁはぁ……気持ちぃぃ……♡」

希「凛ちゃんも無事気持ちよくなれて良かったやん」

凛「……希ちゃんが痛い時とかキスしてくれたからだにゃ」

希「うふ、これでウチらほんとに恋人だよね?」

穂乃果「うんっ!」





希「――ねえ……これからもいっぱいしようね……?」




【◆希は性行為が大好きなようです◆】




凛「穂乃果ちゃん大好きっ!!!」ギュッー!!


カラン

穂乃果「?」




にこ「……な」

にこ「――なにしてるの?」



希「え!?」

希(なにこの既視感!?)


にこ「――っ、ふざけるな!!!!」



タッタッタッ



穂乃果「ぁ……」

希「……また見られちゃったね……。まだお風呂入ってなかったかー……」

凛「だから言ったでしょー?」

希「なんで一緒に入らないんだろー」

希「あはは、そうみたい。穂乃果ちゃん、にこっちは多分一番難しいから、にこっちとお話しする時はおちんちん神棚に預けてから話そうね?」



626 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/28(水) 00:25:20.21

穂乃果「なんですか穂乃果が股間で喋ってるみたいな……」

希「違うん?」

穂乃果「違いますっー!!」



穂乃果「でも……どうしよう」

希「話すしかないね、ウチも一緒に話してあげるから」

穂乃果「うん……」




◇――――◆


寝室

穂乃果「いや、あ、あのね……さっき二回してきたばかりで……」

ことり「えー!?」

穂乃果「希ちゃんと凛ちゃんと……」

ことり「むぅ……」

ことり「これ以上は無理?」


穂乃果「無理ではないけど……」



ことり「……そっか。ううんいいの、ことりは穂乃果ちゃんとエッチ出来なくても一緒にいられれば幸せだからっ」



ことり「今日も二人で寝ようね? また来るから」




穂乃果「うんっ」


ことり「今度は枕持ってくる!」





穂乃果「……ことりちゃん、かわいいなぁ……。ずっと見てるけど飽きないや」

穂乃果「美人は三日で飽きるなんて嘘だよねー?」




627 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/28(水) 00:26:59.83

◇――――◆


深夜


ことり「そーっ……」



真姫「――愛用の枕を持ってどこへ行くつもりかしら」


ことり「ぴいっ!」


ことり「あ、はろー……真姫ちゃん」

真姫「そっちは穂乃果がいる場所ね」


ことり「あ、えっと一緒に寝ようかなーって」

真姫「あらそう――なら私も行くわ」

ことり「え」

真姫「私も穂乃果の彼女だもん、それくらい普通でしょう?」


ことり「ま、まあね?」

真姫「なら行きましょう」

真姫「独り占めするつもりだったの?」


ことり「あ、いやー……そういうわけじゃないんだよ……?」



628 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/28(水) 00:43:47.26

◇――――◆



穂乃果「あれ、真姫ちゃん?」

ことり「あ、なんかそこでたまたま……」

真姫「……」

真姫「私はいない方がいい?」

穂乃果「そんなことはないよ?」

穂乃果「どうしたの?」

真姫「……」





真姫「――あなたはやっぱり、ことりのことが一番好きなの?」




穂乃果「え……」

ことり「どうしたの真姫ちゃん?」



真姫「……」ッ……


穂乃果「……そうだなぁ……うん、ことりちゃんのことは、一番信頼してるよ。嘘はつかない」

穂乃果「なんでも相談のってくれたからね、小さい時から」

穂乃果「うん、だからね海未ちゃんとことりちゃんのことはそういう意味では特別」

穂乃果「でもね一人一人に特別があるの。真姫ちゃんが曲を作ってくれてなかったら、今穂乃果達はきっとこんなところにいない」

穂乃果「もしかしたらスクールアイドルなんかもう辞めてるかもしれない」

穂乃果「そういう意味では真姫ちゃんも特別だよ、ありがとね」

真姫「……ごめん、こんなこと言って」

穂乃果「ううん、不安にさせちゃったかな……?」



穂乃果「じゃあ三人で寝ようか!」



ゴロン




629 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/28(水) 00:45:13.08

真姫「ん……好き」ギュッ

穂乃果「穂乃果も真姫ちゃんのことすっごく好き」

真姫「……///」

ことり「ことりも穂乃果ちゃんのこと好きだもん」ギュッ


穂乃果「大丈夫だよ、二人とも好きだからさ」ナデナデ


ことり「えへへ……」

真姫「わ、私も撫でなさいよっ……///」

穂乃果「うん」ナデナデ

真姫「ん……///」


真姫(幸せ……)




ことり「穂乃果ちゃんこっち向いて?」

穂乃果「ん?」

チュッ

ことり「ちゅっ……んっ」

真姫「なっ……ことり!?」

ことり「ぷはぁ……♡」


穂乃果「ど、どうしたの?」


ことり「くす……真姫ちゃんにもしてあげて?」

真姫「///」


穂乃果「……いい?」

真姫「は、早くしなさいよっ」プイッ




630 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/28(水) 00:48:24.60

穂乃果「横向いちゃキス、出来ないよ?」

真姫「わかってるわよ!」カァァアアアア

真姫「っ~~~////」



穂乃果「んっ……ちゅっ」

真姫「ちゅ……ん」


真姫「ふぁ……♡」トローン


ことり「そのまま真姫ちゃんとキス、してて?」サワサワ


真姫「んっちゅっ、せんぱぃ♡」


穂乃果「――こと、りちゃ!?」

ことり「ふふ、真姫ちゃんとキスしながらおちんちんおっきくしちゃったね?」


真姫(硬いの、当たってる……///)

穂乃果「んはぁ……ほれは……ひがうよっ///」


チュプチュパ


ことり「これからことりたちとエッチするんだよ?」

穂乃果「む、むりだよぉ……!」

ことり「こんなにおっきくしてるのに?」

真姫「はぁ、はぁ……♡」ポー

ことり「真姫ちゃんも興奮しちゃってるみたい」

穂乃果「……///」

真姫「ち、違うっ」ブンブン



631 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/28(水) 00:52:27.15

ことり「ほら、ことりね下着つけてないの。押し付けてわかる?」ムニュツニュ

穂乃果「っ♡」

ことり「はぁ……♡」

真姫「ちょ、ちょっと待ってよ」

真姫「こ、こんないきなりするの!?」

ことり「そうだよ、……エッチなんてそんな感じだと思うよ。あれ……真姫ちゃんもしかして出来ない?」

真姫「で、できるわよ‼︎」

ことり「だってさ穂乃果ちゃん」

穂乃果「……」


穂乃果「あ、あのね……真姫ちゃんのおっぱい触りたい」



真姫「な///……ぅぅ、す、好きにすればいいでしょ!」

穂乃果「やった!」

真姫「っ……」


穂乃果「うわっ……すごい形いい……」サワサワ

真姫「ぅぅ♡」

真姫(穂乃果に、胸、触られてる……やば、変な感じ……)ビクビク



632 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/28(水) 00:55:25.37

穂乃果「真姫ちゃんスタイルいいんだね」サワサワ

穂乃果「くびれすごい……」


真姫「くす、ぐったいのよ。へん、たい」


穂乃果「お尻おっきい……」ツーッ

真姫「し、仕方ないじゃないっ!」

穂乃果「褒めてるんだよ」

真姫「褒めてないわよ、気にしてんの!」////




ことり「ふふ、穂乃果ちゃんちょっと仰向けになって?」

穂乃果「あ、うん」

ことり「うわぁ……おっきい」


真姫「!? こ、これが穂乃果の……?」

真姫(すごいおっきい……これって絶対普通よりおっきい、わよね……?)

穂乃果「……///」


ことり「ふふ、ことりはもう大丈夫だけど……真姫ちゃんまだ緊張してるからほぐしてあげよ? 穂乃果ちゃんのことも気持ちよくしながらさ」


シュコシュコ


穂乃果「んっ♡ぁぁ♡」

真姫(すごい、すごいエッチな顔してる……可愛い)



633 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/28(水) 00:56:29.40

穂乃果「んっぁ♡」


ことり「穂乃果ちゃん、真姫ちゃんのこと気持ちよくしてあげないとだよ?」

穂乃果「んっぅ♡真姫ちゃ……キスしよ?///」ビクビク

真姫「んっ……ちゅ……穂乃果ぁ……ちゅるるっ」///


真姫(舌入ってきてっ……なにこれ……気持ちいい。なんでこんなうまいの……っ)ンーッ/////


穂乃果「んんっ♡」ドクドク

ことり「わぁ……いっぱいエッチなお汁出てきたね」

ことり「ふぁ……♡ことりもちょっと気持ちよくなりたいな……///」


ことり「足借りるね?」

スリスリ

ことり「んっぁぁ♡穂乃果ちゃんの足……きもちいぃ……♡」


穂乃果(ことりちゃん……穂乃果の足でオナニーしてる……♡)



穂乃果「ちゅ、じゅるる」

真姫「や、らめ……んちゅふぁ……♡」ビクビク


穂乃果(乳首さわっちゃお)

クニックニ

真姫「ひゃぁんっ♡」

真姫「やだ、そこだめ……っ」


穂乃果「真姫ちゃん乳首きもちいいんだ」クニックニ



634 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/28(水) 00:58:03.96

真姫「あ♡あ♡あんっ♡」

真姫「ふぁぁ……♡」


穂乃果「ひゃぁ、ことりちゃ……♡そんな動かさない、でっ///」
グッチャグチャ


ことり「んぁ……ぐちゅぐちゅってエッチな音……♡ことりも興奮してきちゃった//」


穂乃果「んっ、びちょびちょだねことりちゃんも♡」

ことり「だ、だってきもちいいんだもんっ……♡」スリスリクチュ…クチ


真姫「んっ……穂乃果ぁ……♡」スリスリ

穂乃果「どうしたの真姫ちゃん?」

ことり「あっ♡いやっ、こすれて……んんんっ♡」


真姫「……だ、だから……///」モジモジ

穂乃果「?」

真姫「ぅぅ……」

ことり「穂乃果ちゃん♡穂乃果ちゃんっ……♡」トローン



真姫「わ、私もことりみたいに気持ちよく……な、なりたいのっ」///ウルウル



635 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/28(水) 00:59:16.92

穂乃果「……そっか」

穂乃果「どこ触ればいい?」


真姫「ど、どこってそんなのわかってるくせにっ!!」

ことり「んっ♡あっ……真姫ちゃんがかわいそうだよぉ」シュコシュコ


穂乃果「んぁ……♡」

穂乃果「そうだね、穂乃果ももう危ない、し♡」ハァッハァ///

ことり「ほら真姫ちゃん、真姫ちゃんが可愛いから穂乃果ちゃんのこんなになってるんだよ?」


真姫「……///」

真姫(暗くてよく見えないけど……すごいパンパン……)


真姫「穂乃果、はやく……」

穂乃果「ごめんね、切ないよね?」

穂乃果(ことりちゃん……手激しいい……///希ちゃん達としてなかったらとっくに出ちゃってるよ)



穂乃果「はぁはぁ……もう全部脱がせるよ?」



真姫「ええ」

ことり「ことりも脱ごーっと」




スル

ことり「穂乃果ちゃんの足でイってもいい?」

穂乃果「くす……えっちだね、ことりちゃんは」


ことり「昔から知ってるくせに」



636 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/28(水) 01:01:08.49

ことり「穂乃果ちゃんは真姫ちゃんのこと気持ちよくしてあげて? おちんちんはことりが気持ちよくするからさ」


穂乃果「うんっ」


穂乃果「ことりちゃんの手一番上手くて気持ちいいから大好き」

ことり「嬉しいな//」

真姫「……」

シュコシュコ


穂乃果「ごめんね真姫ちゃん。んんんっ♡はぁはぁ♡気持ちよくしてあげるから」

穂乃果「――うわ……真姫ちゃんすごいね」クチュ


真姫「あああぁ♡」ビクッ


ピチャピチャ



ことり「すごい音ー」

穂乃果「ねー」

真姫「や、やだぁ♡」


穂乃果「恥ずかしがることないよ? 真姫ちゃんが気持ちよくなってくれて嬉しいもん」

真姫「ぁぁ♡ふぅぁ♡あ♡そこっ、そこっ♡」

穂乃果「こうされるのがいいんだ」


穂乃果「わかっちゃったかも」




真姫「あああっ♡やだ、やだぁっ♡」ブルブル



637 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/28(水) 01:02:03.76

ことり「んっぅ……♡真姫ちゃんの声聞いてたら……ことりもイっちゃいそ。真姫ちゃんてこんな可愛い声、出すんだね……♡」


真姫「~~っ♡」


ことり「穂乃果ちゃんキスして?」

穂乃果「あむっ、んっ♡好き♡ことりちゃんっ」

ことや「んんっ♡ふぁ、や♡ことりも好き、好きっ」

真姫「ああぁんっ♡穂乃果、私にもキス、しなさいよぉ……♡」

穂乃果「うん、ちゅっ、ちゅるる……ぐちゅ」

真姫「はぁんっ、あむっにゅる、ふぁ♡」

真姫「あ、なんか変。イクっ、イッちゃう……」///


ことり「ことりもっ……♡」キュゥウ


穂乃果「はぁはぁ……♡」

ことり「穂乃果ちゃんも、一緒にイこう?」

シュッシュッ


穂乃果「あ♡あ♡でるっでる」



638 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/28(水) 01:03:53.05

穂乃果「んぁぁあああっ♡」ビュルルッッ


ことり「ふぁっ……♡」ガクガクガク

真姫「っ……~~~♡んっっっ……♡」ビクンビクン



穂乃果「はぁ……はぁ……」

真姫「あ……」

ことり「んんぅ……」

ことり「いっぱい出たね」

穂乃果「あぁぅ……♡」

ことり「川の字になってエッチってなんか不思議だね」

穂乃果「んぅ……」

ことり「疲れちゃった?」

ことり「可愛い可愛い穂乃果ちゃんが大好き」



ことり「穂乃果ちゃんね、真姫ちゃんのおかげで気持ちよくなれたんだよ」

真姫「ほんと……?」

穂乃果「うん」

穂乃果「可愛かったよ」ナデナデ


真姫「嬉しい……好きよ、穂乃果……」

ことり「ずるーい、ことりも穂乃果ちゃんのこと大好きだもん」






チュッ



639 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/28(水) 01:05:06.05

◇――――◆


翌朝

花陽「はぁっはあっ!!」


穂乃果「大丈夫?」

花陽「大丈夫、大丈夫だから……」


穂乃果「……ちょっと休もうか」



真姫「ちょっと飛ばしすぎなんじゃない?」

ことり「そうかもしれないね」

ことり(穂乃果ちゃん基準で練習メニュー作るからみんなかなりキツそう……)

海未「はぁっ……はあっ……」ヨロヨロ



穂乃果「海未ちゃん!?」


穂乃果「大丈夫!?」ダキッ

海未「ぅ……はい」


海未「こんなことで……っ」


絵里「珍しいわね……」

真姫「調子悪いの?」


海未「い、いえ……」

穂乃果「とにかく二人はちょっと休もうか」

穂乃果「みんなは練習してて? 絵里ちゃんお願いね」

絵里「任せて」




640 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/28(水) 01:06:34.83

◇――――◆

穂乃果「これ飲んで」

海未「これは……」

穂乃果「スポーツドリンクみたいなものだよ」

花陽「ありがとう……」

穂乃果「本読んで作ったのー」

海未「本?」

穂乃果「うん、なんか色々読んでたらあったんだー。市販のやつより吸収良いかもしれないよ」

花陽「へぇ……」

穂乃果「まあ市販の買えるなら買った方がいいけどねー」

海未「他にも色々読んでるんですか?」

穂乃果「士気あげる方法だとか、とりあえず色々知識は入れてるよ」

穂乃果「でねとりあえず多少の作り物は出来た方がいいかなって。ハチミツレモンとか」

海未「切って漬けるだけでは?」

穂乃果「出来ないよ?」

海未「え?」

穂乃果「切れないもん」


花陽「あはは……」



641 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/28(水) 01:07:45.43

海未「家のお手伝いたまにしてるじゃないですか……」

穂乃果「あ、そうか。穂乃果料理出来るよ多分!!」

海未「……」

海未(大丈夫でしょうか……)

穂乃果「まあ……ちょっと練習きつかったかな」

穂乃果「花陽ちゃんは体力に自信ない方だと思うけど、海未ちゃんまでこんなになるなんて……」


海未「ごめんなさい……」


花陽「もっと、頑張らないとだね」

穂乃果「ううん、穂乃果もごめんね」

穂乃果「しばらく休んだ方がいいよ?」

海未「はい……」

海未「……っ」


穂乃果「どうしたの? お腹痛いの……?」




海未「……うぅ」


穂乃果「大丈夫? なにか食べた?」

海未「い、いえそうではなくて……」

花陽(あ……なるほど)


花陽「あ、あの穂乃果ちゃん……」

穂乃果「?」



642 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/28(水) 01:08:37.99

花陽「多分海未ちゃん……」

穂乃果「なに?」

花陽「えと、えと」


海未「っ……」

穂乃果「?」



海未「――せ、生理なんですっ……////」



穂乃果「あ……///」

穂乃果「そ、そっか……」

海未「ごめんなさい、情けなくて……」

穂乃果「それは仕方ないこと、だよ」

穂乃果「そっか、そうだよね……女の子は生理があるんだもんね。そこを考えとかないと……」

穂乃果「海未ちゃんでもこんなになるのに、他の人が生理と辛い練習が被ったら辛いもんね……」



海未「あ、あの……気にしないで下さい」


穂乃果(海未ちゃんでもこんな弱々しくなるんだ……)

花陽「お薬いる?」

海未「でも……」

花陽「そのままだと辛そうだし」

海未「では、お言葉に甘えさせて頂きます……」



穂乃果「……」


花陽「しばらく横になってた方がいいよ?」

海未「はい……」





643 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/28(水) 01:11:35.03

◇――――◆

穂乃果「大丈夫かな……」

花陽「すぐよくなるよ」

穂乃果「生理って辛いの?」

花陽「私はあんまり……人によるんじゃないかな」


穂乃果「そうなんだ」

花陽「心配?」


穂乃果「うん」



花陽「……」

花陽「ねえ穂乃果ちゃん、穂乃果ちゃんは海未ちゃんのこと、好きなの?」

穂乃果「え?」

花陽「なんだか、他の人と海未ちゃんと話す時の穂乃果ちゃんが違うような気がして」


穂乃果「だって穂乃果――海未ちゃんのこと、好きだもん」








海未「え……?」




穂乃果「あ、海未ちゃん……」




644 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/28(水) 01:12:31.40

花陽「……」


海未「あ、あの……タオル返そうと思って」


海未「……」

穂乃果「……」


花陽「わ、私、練習戻るね」

穂乃果「待ってっ」ガシッ


花陽「やめてよ……」

穂乃果(泣いてる……?)

花陽「海未ちゃんのことが好きなんでしょ!? ……私のことはいいから……ね?」


海未「……」


穂乃果「海未ちゃん」

海未「はい」




穂乃果「――好き」

海未「っ……」



花陽「……」

穂乃果「花陽ちゃんのことも好き」

花陽「え……?」



645 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/28(水) 01:13:16.23

穂乃果「一人なんて……選べない。みんな好き。二人とも好き。二人と付き合いたい」



海未「な、なにを言っているのですか!?」


穂乃果「……大切にする。だから、お願い。二人とも穂乃果と付き合って?」


花陽「……」


花陽「穂乃果ちゃんの言うことなら、私は従うよ?」

穂乃果「え?」

花陽「本当に、私のこと……好き、なんですか?」

穂乃果「うん、好き。大好き!!」




花陽「……泣いて損しちゃったかも///」

花陽「穂乃果ちゃんが海未ちゃんののとを好きって言って、もうダメなんだって思って……」

ギュッ



穂乃果「……泣かせちゃってごめんね。もう泣かせるようなこと絶対しないからね?」

花陽「はいっ……」



646 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/28(水) 01:14:39.52

海未「……」

海未「穂乃果……」



穂乃果「……穂乃果ね、初めて好きになったのは海未ちゃんなんだ」


穂乃果「花火大会の日……ことりちゃんと少しだけ離れて手つないで……キスしようとしたの、覚えてるんだよね?」



海未「……はい」



穂乃果「今年ね花火大会行きたいな。そこは二人きりで、昔みたいにさ……」

穂乃果「今度は海未ちゃんと――恋人同士で」



穂乃果「だから、お願いします」


海未「穂乃果……」//


海未「……全く……」

海未「あなたはいつもいつもおかしならことばかりです」


海未「ここは日本ですよ、一夫多妻ではありません。おかしいはずなのに……なんで――こんなに嬉しいんでしょう……」


海未「スクールアイドルをやると言った時もそうでしたが……また、不思議な世界に連れてこられてしまったようです」フフ



チュッ


穂乃果「っ」




海未「――責任、とって下さいね?」



653 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/30(金) 13:22:00.24


ギュッ

穂乃果「……///」

穂乃果(う、海未ちゃんなんだかいつもと違う匂いする……汗? 生っぽいというか……独特な……でも全然嫌じゃない)ムラムラ




海未「穂乃果!? な、なにを」///


花陽「――穂乃果ちゃん」


ギュッ


穂乃果(二人から挟まれてっ……)




穂乃果「花陽ちゃんのことも大好きだよ?」

花陽「ほんと?」

穂乃果「二人とも大好きっ」

花陽「私も好きっ……」


ムニュゥゥ

穂乃果「ひゃ……////」



海未「?」

穂乃果「はぁ……♡はぁ」トローン

海未「な、なんで匂いなんか嗅いで――」



穂乃果「海未ちゃんの匂い好き……♡」



654 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/30(金) 13:23:46.77

海未「や、やめて下さい!! 汗もたくさんかいててっ……それに今私はっ――」///



穂乃果「ううん、大丈夫」

ギンギン

穂乃果「んっはぁ……♡」

花陽(穂乃果ちゃんの息荒い……)


穂乃果「ねえ海未ちゃん、花陽ちゃん……これ収めて……?」

海未「あ……ぁ////」

花陽「……////」

花陽(す、すごいっ……こんなに、テントみたい)


穂乃果「……ぅぅ♡」

海未「ど、どうすれば――」



花陽「……///」サワサワ

穂乃果「ひゃぅぅ♡」

花陽「こ、これでいいですか?」

穂乃果「うん、もっと……♡」


海未「なななな、なにをしてるんですか!?」///




穂乃果「あああああっ……♡」

海未(花陽が後ろから穂乃果のものを……)



海未(穂乃果……こんな顔、するんですね。前は暗くてよくわからなかったですが)



655 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/30(金) 13:56:14.22

穂乃果「ね、海未ちゃん。キスしよ?」

海未「え!?」



穂乃果「んんぅぅ……♡ちゅるるっ……」

海未「はむっ……にゅるっ、ふぁ……♡」

サワサワ



穂乃果「うみちゃ……♡んぁ……♡気持ちいいよ……♡」



花陽(穂乃果ちゃん、気持ちよくなってくれてるかな?)

海未(ど、どうしよう……わ、私はどうすれば……)カチコチ




スッ

花陽「――海未ちゃん」

海未「は、はい」

花陽「一緒にがんばろう?」

海未「え、えと……」


海未「花陽はこういう経験がたくさんあるんですか?」

花陽「ううん、ないよ。初めて。」





656 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/30(金) 14:13:10.46

花陽「でもね、なんだか……あんまり緊張しないの」

穂乃果「海未ちゃん……ごめん、嫌なら無理しなくていいから……」

穂乃果「今更でごめん……おかしくなってたみたい……」

海未「気にしないで下さい。だって……私達は恋人でしょう?」

穂乃果「……///」

花陽「脱がせるね?」


ズルッ


花陽「うわっ……なにこれ……」

海未「……」


海未(あの時、私がセックスを拒否していなければ……傷つけることなかったのに)

穂乃果「……////」


花陽「し、失礼します」

花陽「おっきい……」


穂乃果「んんんっ♡」


花陽「海未ちゃんも一緒にやってみよ?」

海未「こ、こうですか」クチュ…クチュ

穂乃果「ふぁあ……♡気持ちいい……♡」

海未「わ……透明な液体が」



657 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/30(金) 14:13:36.96

花陽「これは確か……」

花陽「気持ちいいと出てくるんですよね?」クチュ…クチュ

穂乃果「そ、そうだよ///」

花陽(おいしそう……)


ペロッ

穂乃果「ふぁぁっ♡」ビクンッ

花陽「ちょっと苦い、かも」


穂乃果「はぁ……はぁ」

花陽「舐めると気持ちいいの?」

穂乃果「ビリビリって……♡舐められるの、初めてだから……///」

花陽「海未ちゃんもやってみよ?」

海未「は、はい」


ペロ



穂乃果「あ♡海未ちゃぁん……♡」ビクッ


海未「い、痛かったですか!?」オロオロ


穂乃果「ううん、気持ちよかったんだよ?」ナテナデ

海未「……///」



658 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/30(金) 14:15:45.82


花陽「うわぁ……手でしながら先っぽ舐めてあげるといいのかな……咥えられなそうだし……」


穂乃果「咥えるなんて……無理しなくていいから」

花陽「ごめんね、次は挑戦してみるから」



花陽「んっ、れろ……んちゅ……じゅる」シュッシュッ

海未「はぁ……♡穂乃果、気持ちいい、ですか? ちゅるる……んぁ♡」


穂乃果「あ♡あ♡すごいっ、先っぽ……ダメっっ♡」ガクガク



花陽(気持ちよくなってくれてる♡)

穂乃果「はぁっ♡ッぁ♡」









花陽(――なんだかこの体制だと……穂乃果ちゃんに支配されてるみたい……)ゾクゾク








海未「んっ、ぁ♡ちゅるる……ハッ……んぅ♡」



659 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/30(金) 14:16:50.21

穂乃果(二人とも上手くはないけど……でも必死になってやってくれてる。嬉しい……♡)


穂乃果「あっ♡あぁぁ……出ちゃうっ♡」

チュルッ…ペロ……グチュグチュ

穂乃果「あああぅ♡もうぅ♡だめっ♡」ガクガク


海未(すごいっ♡……こんなになってしまうんですね)

穂乃果「ふぁぁっ♡」ビュルルッ

花陽「わ……」///

穂乃果「んくぅっ♡」ビュクビュクッ

穂乃果「あ……あぁ♡」ピュッ……ピュッ



海未「こ、これが精液……?」

花陽「初めてみた……」

穂乃果「はぁはぁ……♡ごめんね二人とも……顔にかけちゃって」


花陽「ううん、いいの」

花陽(もっと、めちゃくちゃにされたい……もっと、もっと……)

花陽(でも、こんなの言ったら穂乃果ちゃんに嫌われちゃうかもしれない……ダメだやめておかなきゃ)



【◇小泉 花陽 のことだけを見てあげると、本当の彼女を見ることが出来るかもしれません◇】




海未(私ひとりでは、穂乃果をこんなに気持ちよくしてあげることは出来ませんでしたね……良かった花陽と一緒で)


【◆園田 海未 は性行為に対して嫌いではありませんが、かなりの苦手意識を持っているようです◆】




穂乃果「じゃあ二人のことも気持ちよくしてあげなくちゃね?」

花陽「――あ、でも……もう時間が」

穂乃果「え? あー……ほんとだ。怪しまれちゃうね」

花陽「ま、また今度してね?」

穂乃果「うんっ」

穂乃果「海未ちゃんは休んでてね?」

海未「はい……すみません」

穂乃果「行こうか」




660 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/30(金) 14:17:21.52


◇――――◆


真姫「大丈夫だったの」

穂乃果「うん」

真姫「海未は?」

穂乃果「あーえっと……」

花陽「せ、生理らしくて……」


真姫「ああ……」

真姫「だからここ来てから調子悪かったの」


ことり「珍しいなぁ」

穂乃果「……なんか海未ちゃん可愛かった」

真姫「生理中の女の子が可愛いとかただの変態じゃない」

穂乃果「そ、そうは言ってないでしょ!?」

ことり「穂乃果ちゃんは変態だもんねー」


穂乃果「なんでさ……」


真姫「……?」


花陽「な、なに?」

真姫「――髪の毛、ついてるわよ」




花陽「え?」


ことり「む……」

ことり「――エッチして来たでしょ?」

穂乃果「え、あ、いやっ……」

真姫「はぁ……遅いと思った」


穂乃果「ご、ごめんなさい……」

穂乃果「でもエッチまではしてないから!!」

穂乃果「海未ちゃんと一緒に口でしてもらっただけ!!」


花陽「……///」

ことり「そういえばことり、口でしてあげたことなかったね」


真姫「私も今度してあげるわ」

穂乃果「え……///」




661 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/30(金) 14:17:56.36

◇――――◆



希「あらあら、じゃああとはにこっちだけなんや?」

穂乃果「まあ、そうなりますね」

希「恐ろしー」

穂乃果「なんで」

希「こぉんな可愛い顔してるのに、やることは大胆なんやもん」

希「こんなの世間様には知らせられないね」

希「で、にこっちやけど」




穂乃果「……避けられてます」

希「ウチも……」

希「どうしよう」

穂乃果「今から話に行かない?」


希「そうやね、この合宿中に話つけた方がいいもんね」



663 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/30(金) 14:33:37.14

◇――――◆


夕飯前




穂乃果「……」

にこ「……」


にこ「なによ、ご飯作るので忙しいんだけど?」

にこ「ようがないなら話しかけないで」

穂乃果「っ……」


希「あ、あのねにこっち……あれは」


にこ「――なんで前と同じこと繰り返すの?」

穂乃果「……」

にこ「希もよ」ギロッ

希「ぁう」

にこ「今日で合宿は最後なのに……最低よ……」

にこ「また好きでもない人とセックスばかり――」





穂乃果「――それは違う」




664 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/30(金) 14:34:10.03

にこ「なによ……」

穂乃果「前は好きでもないのにセックスしてるってのは当てはまってたよ。でもね……今は違うんだ。好きなの、好きだからしてるの」

にこ「なにいってんの……あんた凛ともしてたくせに!!」

穂乃果「……凛ちゃんも希ちゃんも真姫ちゃんもことりちゃんも絵里ちゃんも花陽ちゃんも海未ちゃんも――にこちゃんも、みんなみんな大切なの。大好きなの」

にこ「あんた、どういう意味かわかってんの!?」

穂乃果「みんな大切にする。絶対離したりしない、全部のことから守ってみせる」


にこ「……ふざけんな」



ギュッ


穂乃果「にこちゃん……っ」

にこ「離せ……離しなさいよ……」


穂乃果「――好き」

にこ「……///」

にこ「おかしいじゃない、そんなの!」

穂乃果「わかってる、おかしいけど。でも……一人なんて選べない」

穂乃果「お願い。穂乃果と付き合って?」



665 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/30(金) 14:34:36.09

にこ「……なに、言ってんのよ。遊びも大概に――」

穂乃果「本気だよ?」

穂乃果「本気でにこちゃんのこと、好きだよ?」

にこ「っ……!!」

にこ「どうせ、どうせセックスしないと適当な扱いにするんでしょ!?」

にこ「はは、そりゃそうよね、セックスくらい出来ないと――」


チュッ



にこ「な……////」


穂乃果「そんなことない。無理してセックスしようとするにこちゃんなんて好きじゃないよ?」

穂乃果「穂乃果は今のままのにこちゃんが好き。例え身体の繋がりがなくたって、心さえ通い合ってればそれでいいから」

にこ「……っ///」

穂乃果「大切にする、絶対。絶対」


にこ「……なんなのよ。なんなのよ!!」



穂乃果「……ダメ?」


にこ「っ……」



にこ「――好きっ……私もあんたのこと、好き」ギュゥゥ




希「……良かったね」

穂乃果「うん……っ」




666 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/30(金) 14:35:16.22

◇――――◆


夕飯





穂乃果「はぁぁ……もう終わりかぁ……」

凛「もう一泊、もう一泊しない!?」

真姫「飛行機のチケットどうすんのよ」

凛「うう」


絵里「楽しかったわね」

絵里「良かった、いい思い出が出来て」

絵里「あ、穂乃果」

穂乃果「なに?」

絵里「――あーん」

穂乃果「あーん♡」


穂乃果「ありがとー」

絵里「いいのよ」

ことり「ずるーい」



にこ「あの……美味しい?」

穂乃果「うんっ! 穂乃果はにこちゃんの料理が一番好きだよ?」

にこ「ほ、ほんと!?」



667 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/30(金) 14:36:09.47

絵里「私もがんばらなきゃ……」

真姫「ま、まあ……そこは私のフィールドじゃないから仕方ないわね」

希「ウチも諦めてまーす」


海未「……まさかこんな結果になるだなんて思いませんでした」

花陽「え?」

海未「フラれても仕方ないって、誰か一人しか笑えないって思っていたのに」



にこ「……まだわからないわよ?」

にこ「穂乃果が誰か一人だけ優遇するかもしれないし」


海未「穂乃果……」

穂乃果「大丈夫。絶対そんなことしないから、みんな好き、みんな大切にする」

穂乃果「大丈夫か大丈夫じゃないかを判断するのはみんなだけど、精一杯頑張るから!」

真姫「だそうよ」

にこ「……信じるから」

穂乃果「うん」



凛「穂乃果ちゃんは大丈夫だよねー?」ギュッ



668 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/30(金) 14:38:53.44

海未「こら凛! ご飯中ですよ」

凛「ちょっとくらい許してにゃー」

海未「もう……」

ことり「帰ったらなにする?」

絵里「とりあえずオープンキャンパスの計画を立てないとね」


絵里「夏のオープンキャンパスで決める人は多いわ」


絵里「勝負なんだから、まだ追い込まないとね?」



穂乃果「うんっ」

真姫「でも、絵里は受験もあるし……」


絵里「……どっちも頑張るつもりよ。真姫なら大変さが少しはわかるかもしれないけれどね……」


真姫「……」




【◆三年生には大学受験が控えています◆】




ことり「ごちそーさま」



穂乃果「ありがとねにこちゃん本当に美味しかったよ!」


にこ「当たり前でしょー?」

真姫「そろそろみんな準備始めないとよ」

穂乃果「そうだね……」


穂乃果「ねえみんな最後にもう一回だけ、浜辺に行ってみようよ」




669 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/30(金) 14:40:15.82

◇◇◇夕刻 浜辺◇◇◇






穂乃果「きれー!!!」



 月明かりに照らされていた時とは一変。橙色の光が水面に眩く反射している。それを見た凛ちゃんが穂乃果と同じように声をあげて、後ろから他のメンバーがくすくすと笑うのが聞こえる。


穂乃果「うーん、日が長いから見れるんだよね、夏で良かった!!」


 日が落ちるのはこっちの方では見れないってことをどこかで聞いたことがある。それはまた違うところに行かなくてはならないらしい。朝日も見ておくんだったなー……後悔。


 こんな南国に連れて来てくれた真姫ちゃんには感謝しなくっちゃ! おかげで絶景も見れたしね?

 
希「こんなの東京じゃみれないよー?」


希「写真撮ろうよ!」

絵里「でも撮る人がいないわよ?」

希「あー……インカメで」




670 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/30(金) 14:41:06.69

絵里「それじゃあ多分この景色は入らないわね」
 

希「うー……」



花陽「写真じゃなくてもいいと思うな」

希「え?」

花陽「ここにいるみんなが今ここにみんなでいることを強く覚えていれば……写真なんかなくても大丈夫だよ」

希「……」

希「あーあ……なんかウチが負けたみたいー?」

花陽「そ、そういうことじゃ」

希「でもそうかもね?」

穂乃果「みんな忘れないよね?」


 穂乃果を真ん中に左右に並んだµ’sのメンバーに問いかける。ほとんど間も無く帰ってくる強い頷き達が穂乃果の心にこの思い出をさらに、さらに強烈に刻みつける。
 あー……楽しいな。最高。

 でも……やっぱり少しだけ寂しかったりする。穂乃果が女の子だったらこうやってみんなと本当の意味で横に並べたんだろうか、本当の意味でみんなで一緒に一つのことを目指せたんだろうか。


 ううん、そんなことはどうでもよくなるくらいこれから楽しいことをすればいい。穂乃果とみんなでならきっとできる。


穂乃果「もう一回来ようよ」

真姫「え?」



671 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/30(金) 14:42:06.34

穂乃果「いつかもう一回……」

ことり「廃校を阻止したら、かな?」

穂乃果「ラブライブを優勝したら!」

海未「大きく出ましたね」

真姫「まだ出場すら決まってないのにね?」

にこ「全く……ウチのマネージャーさんは、無茶ぶりが好きみたいね?」


穂乃果「はは……」



穂乃果「……大きいよ。本当に大きい」


 大きく後ろに一歩ジャンプ。みんなの不思議そうな視線が集まる。




穂乃果「でもみんななら出来る! 絶対絶対絶対出来るからっ!!」

穂乃果「――穂乃果はそのサポートをするだけ! 主役はみんなだよ!」


 そう、今みたいに後ろから支えてあげるだけ。もし誰かが崩れそうなら後ろからそっと。みんなは穂乃果の力なんかなくても自分達で進んでいける、だからこれは穂乃果のわがまま。少しだけ……少しだけ、みんなにはわがままに付き合って欲しい。



672 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/30(金) 14:43:40.91

 きっとアライズとだって争うことになる。あの人達を越えなくちゃならないんだ。

 ……ツバサさんにも連絡しなくちゃね。穂乃果はツバサさんの想いには応えられない……µ’sのみんなはいつも近くにいてみんな大切にするつもりだけれど……ツバサさんはやっぱり距離がある。そんな中で平等にしてあげられる自信がなかった。それにいくら本気だと言っても複数の人を愛してるだなんて軽々しいにも程がある、そんなことをツバサさんに言えるわけがない……。

 辛いけれど、伝えなきゃ。



ことり「うんっ、みんなでラブライブ出場して、そして優勝して……廃校も阻止して……そして、またいつか、いつか絶対ここに来ようね!!!」



 八人分の揃った声が周囲に木霊した。






真姫「――そろそろほんとに時間ないわよ!」



凛「うわー、真姫ちゃんとかよちんあっちまで競争ー!!!」

真姫「はぁ!? 待ちなさい!」


花陽「え!? ちょ、ちょっと!?」




673 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/30(金) 14:47:07.39

希「じゃあウチらも」ギュッ

にこ「ちょっ、いきなり走るなんてっ」

絵里「あら、短距離走もアイドルになったらあるかもよ?」

にこ「な、そんなこと分かってるわよ!!」


絵里「なら行くわよ?」ギュッ

希「わーー」



ことり「……流れ的にことり達も行かなきゃだよねー?」

海未「ふふ、そうですね」


ことり「よし、走るぞー!」フフッ


ギュッ


 二人に手を引かれる。みんなが駆けた時に舞い上がった砂の粒子が視界を覆いつくしそれが目に入ってしまって少しだけ涙が出てた。思わずきゅぅと強く瞼を下ろす。


 再び目を開いた時、いっぱいの涙の隙間にみんなの笑顔が写り込んだ。一つ一つがどんな宝石よりもキラキラしていて、放射状に広がった砂の粒子を南国の夕陽が鮮やかなセピア色に彩る。


 ――綺麗だなあ……。どんな絶景よりも綺麗だ、絶景なんてあんまり見たことはないけれど絶対そうに決まってる。みんなのキラキラした笑顔がこんなに間近で見ていられるなんて穂乃果は幸せだ。こうやって物事は思い出になっていくんだ。でも……思い出にだけはしないように、いつでもみんなが笑ってくれるように、だからみんなの笑顔は守らなきゃいけない。やっぱり、わがままかな……?


 スクールアイドルをみんなではじめてから四ヶ月。他のところと比べると歴も浅いし実力だってまだまだだと思う。それでもµ’sは驚くほど早く前に進んでいる。きっとメンバー個人個人の力よりもさらに強い力で前に進んでいる。目指してしまったら止まらない、みんなそういう性格だったんだね。廃校阻止という目的はいつのまにかラブライブの出場から優勝にまで切り替わって……。

 みんなが早く進みすぎて転んでしまわないように、怪我をしてしまわないように、躓きそうになったら少しだけでも支えてあげられるように。



 みんなで真夏の夕陽に誓ったこと。それに加えて、穂乃果はもう一つ誓うのだった。




◇◇◇◇◇◇◇◇◇



おわり。





674 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/30(金) 14:48:28.24

終わりました。長くないし、これからも基本ワンパターンで行くと思います。読んでくれた方に感謝です。

もう少ししたら次の安価をとりますので。よければ選んでください。



680 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/30(金) 23:14:05.53

穂乃果はどうするべきなんだろう?




1 ◇西木野真姫◇
 綺麗な声……二人で曲も作ったね? ちょっと素直じゃないけれど、分かりやすいし面白い! 穂乃果は……真姫ちゃんが、好きなのかな?

2 ◇星空凛◇
 凛ちゃんと付き合ってた時……楽しかったな。穂乃果がもっとちゃんと向き合ってあげてれば……。穂乃果が凛ちゃんのこと、襲わなければ……。

3 ◇小泉花陽◇
 花陽ちゃんとも二人きりでたくさん練習したよね……?なんだか自信がない子だけど、守ってあげたくなっちゃうんだよね……。

4 ◇園田海未◇
 初恋の相手は海未ちゃん、だったなぁ。ことりちゃんもたけど、穂乃果のことを一番よく分かってくれてるね?
【◆◆◆クリアにより、穂乃果に新たな人物との関係が築かれるかも?◆◆◆】


5 ◇◇南ことり◇◇
 ことりちゃんにはすっごくお世話になって一緒に過ごしてきたよね。穂乃果は、やっぱり、ことりちゃんのこと――。
【◆◆◆クリアにより、ことりに関する選択肢が新たに解放されるようです◆◆◆】





6 ◇絢瀬絵里◇
 絵里ちゃんは初めての彼女……。あの日穂乃果が止めていれば絵里ちゃんを悲しませることなんてなかったのに。……もう悲しませたくない!

7 ◇矢澤にこ◇
 何事にも一生懸命で、真っ直ぐな人。穂乃果のせいで傷つけちゃったよね。今更この人を守ってあげたいなんて……先輩に失礼かな?

8 ◇東條希◇
 初めて会ったのは神社だったよね。とても優しくて……なんでも受け止めてくれるかな。穂乃果が暴走したせいで襲っちゃって……その償いもしたい。

9 ◆◆綺羅ツバサ◆◆
 まるで星みたいにキラキラしている人。穂乃果に色々教えてくれて、師匠みたいな人。でもこの人も色々大変なんだよね……支えて、あげたいな。【◇◇◇クリアにより、ツバサやµ’sに関する選択肢が解放されるようです。






10 ◆◆◆◆◆◆◆
そうだ、みんな穂乃果の彼女にしちゃおう。それならみんなとたくさんえっち出来るもんね……?ふふ……。
   ◆◆◆◆◆◆◆





>>681から>>686の間で一番多かったルートに進みます。選択して下さい。決まらない場合は>>687のルートにします。



681 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/01/30(金) 23:15:41.07

海未ちゃん



682 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/01/30(金) 23:18:48.95

ことりちゃん



683 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/01/30(金) 23:20:06.82

凛ちゃん



684 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/01/30(金) 23:22:15.91

10



685 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/01/30(金) 23:22:22.31

真姫



686 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/01/30(金) 23:22:22.54

えりち



687 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/01/30(金) 23:24:26.59

9



690 : ◆wOrB4QIvCI :2015/01/30(金) 23:30:56.95

見事に割れたようですが…ツバサルートで行きます。>>687の通りです。

ちなみに今からライブ行きます。
賢者モードになって書けなくなるかもしれませんが、ご了承を。

ちなみにツバサルートはストーリー重視です。それでは。



702 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 01:31:11.86




穂乃果「…………わかんない、誰が好きなんだろう」


穂乃果「とりあえず遅いし、もう寝よう。明日までには絶対、決めるんだ」




◆――――◆




穂乃果「だからなんで起きてる……」

ことり「恋バナしてたのー」

穂乃果「ふぅん……」


ことり「決まったの?」

にこ「いまここで言ってくれるの? 私たち覚悟は出来てるんだけど」

穂乃果「え!?」

穂乃果「あの、えーと」

絵里「まさかまだ決めてないの?」

凛「凛たちさっきまでね、誰が一番穂乃果ちゃんのこと好きか勝負してたんだよ!」

穂乃果「な、なにそれ……//」

凛「海未ちゃんなんか昔のこと――」




海未「そ、それはいけませーん!!」


穂乃果「あ、起きた」



703 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 01:32:05.71

海未「ふぇ、あ、ああああの//」

真姫「さっきみたいに語ってあげれば? 穂乃果は小さい時から私がいな――」

海未「うあああああああ!!!」


花陽「もうやめてあげようよぉ……」

希「あはは……てわけで穂乃果ちゃん?」

穂乃果「え、あう」



希「みんな散々待ったと思うんよ」

穂乃果「……」

希「恨みっこなしでみんな決めてるから、そこは大丈夫。誰を選んでも構わないんよ?」




 しん……とその場が静まり返った。先ほどまではワイワイガヤガヤ、まるで恋の話をしているなんて思えないほどだったのに。みんなの視線が穂乃果を貫く、痛い、痛い……。


 ここで決められない、だなんて言ってしまったら……。


 早く決めないと、誰が、穂乃果は誰が好きなんだろう。






ツバサ『――私ねあなたのこと、好きになっちゃったみたい』





穂乃果「っ……」



704 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 01:34:20.62

 まるで雷に打たれたみたいだった。目の前にいる人達を、意識しすぎていた。どうしてこんなにモヤモヤしていたんだろうか、µ’sのみんなは穂乃果のことを良く分かってる、それに見た目だって最高に可愛い子ばかり……それでも誰にも決められないで、モヤモヤしてたのは……。



穂乃果「そっか……」


 ――穂乃果はツバサさんのことが、好きなんだ。



 穂乃果よりも随分華奢な身体、大きな瞳、小さな顔、透き通るような肌。その小さな身体に相当なプレッシャーを負いながらもA-RISEとして活動する姿。その全てに惹きつけられていることに気がついてしまった。もう、気がついたらツバサさんのことばかり考えていた、目の前にいるはずのみんなの姿よりも、遠く離れたアイドルのことを想っていたんだ。



穂乃果「ごめん」



 気持ちに気がつけたのなら、話は早い。ごめん、本当にごめんね、みんな。


穂乃果「みんなの想いには答えられないよ」



ことり「……」


にこ「はぁ……まさか全員フるつもりー?」



705 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 01:34:49.41

穂乃果「えっと、そう、かな……」

希「うーん……予想してなかったというかなんというか」


穂乃果「……ごめんなさい」


希「ねえ穂乃果ちゃん」

希「もしかして他に好きな人がいる?」


穂乃果「え!? あ、いやそそそんなことないっ」アタフタ


絵里「……」


凛「隠すの下手だにゃ……」

花陽「穂乃果ちゃんの、好きな人……」

希「教えて教えて!」


凛「だれだれー?」

穂乃果「あ、う……えっと」



ことり「――やめてあげよう?」

ことり「あとは穂乃果ちゃんの問題だもん、ことり達は聞かないでいた方がいいと思うな」

希「……まあ、そうやね」

凛「……」シュン




706 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 01:37:44.08

穂乃果「ことりちゃん……」

ことり「でも、いつか聞かせてくれると嬉しいかな」

ことり「穂乃果ちゃんが好きになった人がどんな人なのか気になるし」


ことり「海未ちゃん絵里ちゃん凛ちゃんと来て次は誰かな」クス


希「この三人より可愛い子なんてなかなかいないと思うんやけど……うーん」


花陽「み、見た目だけじゃないしね?」

真姫「私より可愛い人がいるっていうなら見てみたいけどね?」


花陽「真姫ちゃん……」

真姫「なに?」

花陽「い、いや……」



穂乃果「こんなことを言うのはあれかもしれないけど、穂乃果はみんなのことが大好き、それは変わらないよ」

穂乃果「だから穂乃果もこれから出来ることはするから、がんばろうね!」


真姫「練習メニュー、ちゃんと考えたんでしょうね?」

穂乃果「うん! とびきりキツイやつ!」

花陽「大丈夫かな……」


絵里「そんな笑顔で言うことなのかしら……」

希「穂乃果ちゃんに海未ちゃんが乗り移ったぁ……」

海未「どういうことですか!」



穂乃果「とーにかーく! この合宿はこれからビシビシ行くからね!!!」




707 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 01:40:19.43

◆――――◆


合宿後


穂乃果「あぁ……疲れた……」

穂乃果「穂乃果はなんもしてないけど……みんなは相当疲れただろうな。かなりキツイの組んだしね」

穂乃果「今日は練習もないし……どうしようかな」

~~~♪♪


穂乃果「ん……あ、高校の友達からだ。遊びのお誘いか……どうしようかな」

 疲れてる、でも最近高校の友達と遊ぶ機会もなくてかなり久しぶりだからカラオケでも行きたいなぁとか考えながら身体と相談するけれど……身体は正直だね?
 ベッドから動きたくないよーって言ってるもん。

穂乃果「また今度にしよ……」


穂乃果「はぁ……昼過ぎまで寝ようかな」



チラッ

 

穂乃果「……」




708 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 01:41:21.04

 机に置いてあった雑誌が目に入った。表紙には例のごとくアライズの三人が写っている、雑誌なのに見ただけで吸い込まれそうになる。そういえばことりちゃんの家で見た雑誌の表紙もアライズだったような気がする、当時はそういうの全然興味なかったから気がつかなかったけれど。


 思えばその時から直接的ではないにしろ色々教えて貰ったことになるんだよね? 身体を起こして、雑誌を手にとってそんな四ヶ月前のことを思いながらパラパラとめくる。

 やっぱりアライズのページが多いなあ。

 昔はただのすごい人という認識だった、ただ可愛い人達という認識だった。


穂乃果「……」ドキドキ




 当時とは決定的に違う、高鳴る胸に、困惑してしまう。あの時この人の笑顔が自分だけに向けられていた、この人は……穂乃果のことが好きなんだ。御伽噺みたいな現実離れしていることが本当になるだなんて……。気がついたら好きになっていた、いつからなんだろう。好きだと自覚したのはつい最近のことだけれど、きっとずぅっと前から穂乃果はツバサさんに恋をしていたのかもしれない。



709 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 01:42:12.81

 会いたい、ツバサさんに会ってそれで返事をオッケーして……彼女のことを独り占めしたい、本当の意味で穂乃果にだけ笑って欲しい。



 携帯電話を取り出して、登録してあるツバサさんの電話番号に。メールよりもなによりも、今は声が聞きたかった、いきなり電話とか変かな気持ち悪いとか思われるかな、でも好きなんだもん、好きになっちゃったんだもん。



ツバサ『もしもし』


穂乃果「え、ぁえっと、つつツバサさん?」バクバクバク


 
ツバサ『……どうしたの?』


穂乃果「あの、あのあのあの……」


ツバサ『はぁ、少し落ち着いて?』

穂乃果「は、はい……ふぅふぅ……」


穂乃果「あぅ、えっとだからその……」



ツバサ『あのね、とりあえず落ち着くことから始めて欲しいんだけど』


穂乃果「は、はいっ」





710 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 01:44:41.89

一分後



穂乃果「もう大丈夫です」

ツバサ『そう、それは良かった』


ツバサ『で、なんの用かしら』



 穂乃果は今、ツバサさんと話しているんだよね? ツバサさんはこの前穂乃果に告白してきて、そしてきっと返事を待ってるはず……。でもどうしてこんなに冷静に返されるんだろう、穂乃果はこんなにドキドキして呂律も回らなくなっちゃうのに。


 もしかして……もう好きでいてくれないのかな? 返事返すの遅かったから愛想尽かされちゃったかな?


穂乃果「……」


穂乃果「あ、あのツバサさん今どこですか?」


ツバサ『今? 今は御茶ノ水駅だけど……』

穂乃果「なら今からそこ行きます!」

ツバサ『え?』


穂乃果「お願いします、待ってて下さい!!」

ツバサ『あ、えっと……』




プツッ




711 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 01:53:18.36

◆――――◆


ツバサ「……緊張した」


あんじゅ「よく出来ましたー」

ツバサ「なにが……」

あんじゅ「端からみてても全然動揺してなかったし」

英玲奈「で、彼はなんと?」

ツバサ「え、別になんでもないけど」

あんじゅ「なんでもないってことはないでしょ。告白した後でしょ? なんて言われたの?」ワクワク

ツバサ「ほ、本当になんでもないのよ!」

ツバサ(ど、どうする。こんなとこに三人でいるとすぐ穂乃果さんが来ちゃう……家もかなり近いし)

ツバサ「あ、そうだ私は少し用があるからこの辺で……」


あんじゅ「へぇ……」チラッ

英玲奈「……」コクッ

英玲奈「じゃあ私たちは先に行ってるからな」

ツバサ「! ええ!」


ツバサ(良かった、ものわかりがよくて)



712 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 01:54:07.68

ツバサ(でもここだと二人に見られる可能性もあるし……)


ツバサ(そうだ)



ツバサ「もしもし穂乃果さん?」

穂乃果『なんですか!?』

ツバサ「あ、ごめんなさい。今どこ?」

穂乃果『えっと、秋葉原のメイン通り入ったくらいです』

ツバサ「そう……あの。悪いんだけど、神田明神に来てくれるかしら? 今の時間ならあんまり人はいないと思うから」

穂乃果『神田明神……わかりました、走っていきますっ!!』


プツッ


ツバサ「走ってこなくてもいいのに、悪いことしたかしら……」




 私はすぐに駅の改札を出て、駅に隣接する大学のそばを歩く。そういえばここの大学ってかなり頭いい人達がいるところよね、まさに日本の医療界のエリート達って感じかしら? 流石に私でもここは無理ね……。まあ私は違うところでトップになるつもりだから、でも同じように頑張ってる人のことは応援したくなるのよね。


 そんなことを考えて、チラリと大学の入り口に目をやる。



ツバサ「……あれは」




真姫「……」キュゥ




713 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 01:54:49.06

 なんだか物憂げな表情を浮かべながら、多数の本が入っている紙袋をきゅっと抱える赤髪の少女。その少女のことを私は強く覚えていた。
 穂乃果さんの彼女だと間違えて勝手に自己嫌悪した原因の、µ’s西木野真姫その人だ。

 一体こんなところで何をしているんだろう……。


 後ろを通る時、すっと紙袋の中身を覗いてみた。


ツバサ(なるほど……)


 ぎっしりと詰め込まれた参考書はなによりも雄弁に物事を語ってくれた。つまりこの子もここの大学を目指しているってことよね。

 ん、ああ……明日オープンキャンパスなんだ。へえ……下見にでも来たのかもしれないわね。

 スクールアイドルもやって勉強もトップを目指すだなんてとても難しいことだけれど、応援はしようかな。




 そんな頑張る未来のエリートの背中を通り過ぎて、待ち合わせ場所に。緩やかな坂を登ると見えてくる赤い門の前で一礼。


ツバサ「ここで待ってれば来るかしら」

ツバサ「それとも男坂の方?」

ツバサ「うーん」



714 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 01:56:16.91

穂乃果「ツバサさんっ!!」
 


穂乃果「はぁ、はぁっ」

ツバサ「穂乃果さん」

 早い、とても早い。だってさっきまでは秋葉原の中央通りにいたって言ってたわよね? どう考えても私の方が早くつくはずなのに同じくらいにつくだなんて。穂乃果さんの激しく上下する肩に、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。

ツバサ「急に変更なんて、ごめんなさい」

穂乃果「いえ全然! そもそも勝手に待ち合わせしたのは穂乃果ですから!」



真姫「ん、あれは……」


真姫「穂乃果と……綺羅、ツバサ……なにしてるのかしら」

真姫「気がつかれないように……」コソコソ






ツバサ「そう……」


穂乃果「……」

ツバサ「……」



715 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 01:56:45.89

 どうしよう。言葉が出てこない、さっきまでは意識すればあんなに冷静になることが出来たのに、どうして今はできないの?

「あ、あの」



ツバサ「ご、ごめんなさい」

穂乃果「いえ……そちらからどうぞ」

ツバサ「いや、穂乃果さんから」

穂乃果「…………」

穂乃果「じゃあ」



穂乃果「……っ」///

穂乃果「――えと、穂乃果……ツバサさんのこと、好き……です」

穂乃果「ほ、穂乃果でいいなら付き合って下さいっ!!」



真姫「え……」

真姫「はは、そういう、ことだったの」



716 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 01:57:41.92

ツバサ「え」

ツバサ「ウソでしょ?」


穂乃果「ほ、ほんとです」//


ツバサ「えっと……」



ツバサ「な、なら付き合って……みる?」///


穂乃果「いいんですか?」

ツバサ「最初に告白したのは私だったはずだけど?」

穂乃果「そ、そうですよね」

ツバサ「……じゃあ私たちってもう……恋人……?」

穂乃果「た、多分……」

ツバサ「私、本当にこういうことわからなくて」

ツバサ(あんじゅに色々聞いておけば良かった)


ツバサ「……//」


 恋人ということはなんか色々するのかしら? で、デートとか? でもあんまり時間はないし……。

穂乃果「あ、えっと……なら穂乃果に任せて下さい」

穂乃果「すすす少しくらいならリード出来ると思います」

ツバサ「リード?」

穂乃果「あ、あの、ごめんなさい、不快に思っちゃったならっ」

ツバサ「ううん、そんなことないわ」



717 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 02:13:20.23


あんじゅ「――わー!!!」


ツバサ「!?」


あんじゅ「おめでとうツバサちゃんっ」

ツバサ「な……」

英玲奈「いやあんじゅがどうしてもって」

ツバサ「電車に乗ったんじゃないの!?」

あんじゅ「んー? 最後まで確認しないとダメよ?」

ツバサ「っ」

あんじゅ「ともかく高坂穂乃果くん、だっけ」

穂乃果「は、はい」

あんじゅ「ツバサのことよろしくね、全然そういう経験ない子だから」

ツバサ「ちょっと……」

あんじゅ「それにしても女の子みたいな名前ね、見た目もだけど」

穂乃果「よ、よく言われます……」

あんじゅ「あはは、可愛いー」


穂乃果(す、すごい……目の前にアライズの三人が……)

あんじゅ「じゃツバサ、UTX戻るわよ」

ツバサ「ええ」

ツバサ「ねえ穂乃果さん」

穂乃果「はい」


ツバサ「あ……や、やっぱりメールにするわ」

穂乃果「はいっ!! 練習がんばって下さいっ」



あんじゅ「……くすくす」

英玲奈「お邪魔みたいだな」








真姫「……あの人には、勝てないわよ……まったく、あんな人落とすなて」クス



718 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 02:17:34.74

◆――――◆




穂乃果「うわ」

穂乃果「前よりアライズのコーナー大きくなってる!」

穂乃果「すごいなあ」

穂乃果「ツバサさん、可愛い……」//

穂乃果「ほ、本当に恋人なんだよね?」

穂乃果「……////」

穂乃果「ツバサさんのグッズ買っちゃお」

穂乃果「えっと、これと、これと……」

穂乃果「えへへ……」


穂乃果「メールとか来てないかな?」

穂乃果「流石にまだだよね? うん、練習忙しいみたいだし」

穂乃果「帰ってねよー! 明日もみんなと練習あるからね」




719 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 02:18:04.08

◆――――◆



部屋

穂乃果「会いたいな……恋人、恋人なんだよね……」

穂乃果「ツバサさん、穂乃果にだけ笑ってくれるんだもんね」

穂乃果「……//」


穂乃果「もう一時か、寝なくちゃ」




~~♪♪


穂乃果「メールだ!」




 こんな夜遅くだけど、ごめんなさい。あの……ごめん、特に用事はないんだけど。




穂乃果「~~~////」

穂乃果「どうしよう、ドキドキして、眠気が飛んじゃった……」


穂乃果「な、なんて返信すればいいかな、えっとえっと――」





720 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 02:18:33.46

◆――――◆




穂乃果「んぅぅ……」



ことり「おーい、どうしたの?」

穂乃果「眠い……」

ことり「いつも元気なのにー、まだ疲れ取れてない?」

穂乃果「どうなのかなー……ふぁぁ……」

穂乃果(昨日ツバサさんとメールしすぎちゃった、寝たの三時だったし……)


穂乃果「よし、今日も頑張ろう」


絵里「オープンキャンパスもあと一週間に迫ってる、追い込みだからね?」


花陽「は、はい」




穂乃果「よーし、じゃあ今日は大サビ前の――」



721 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 02:21:03.83

◆――――◆


真姫「先輩」


穂乃果「なあに」

真姫「隣いい?」

穂乃果「どうぞ」


穂乃果「練習終わったのに、どうしたの?」

真姫「こっちのセリフ」

穂乃果「んー、どうしたらことりちゃんをもっと目立たせて上げられ?かなって」

真姫「どういうこと?」

穂乃果「一応フォーメーション的にはセンターってなってるでしょ? それなのに、なんだかいつもいつも自信なさそうだから」

真姫「……よく考えてるんですね」

穂乃果「みんながセンターなら一番いいんだけどね? 流石にそれは無理だからさ……でも気持ちはみんなセンターでいて欲しい」

穂乃果「で、真姫ちゃんは?」

真姫「……特に」

穂乃果「そっか」

真姫「ねえ、穂乃果」



真姫「――綺羅ツバサさんと、恋人なの?」



722 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 02:21:38.50


穂乃果「っ!?」


真姫「……」


穂乃果「な、なんで知ってるの?」

真姫「神田明神で見ました」

穂乃果「あちゃ……」

真姫「まさかあの人だったなんて」

穂乃果「穂乃果もびっくりだよ、告白された時はウソだろって思ったもん」

真姫「向こうから?」

穂乃果「そうだよ」

真姫「なんか色々あるのね、あなた」

穂乃果「あはは……」

真姫「ま、あの人なら仕方ない
か」

穂乃果「?」

真姫「流石に私だってあの人と比べて勝ってるかどうかって言ったらわからないもの」



723 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 02:22:04.31

真姫「あの人、流石人気あるだけあって、可愛いものね」



穂乃果「真姫ちゃんだって可愛いよ?」

真姫「はぁ……そういうことはもうあの人だけに言ってあげた方がいいんじゃない?」

穂乃果「あ……うん」

穂乃果「み、みんなに言った方がいいかな?」

真姫「さあ?」

真姫「まああとあとバレたら色々質問攻めが面倒かもね?」

穂乃果「ぅ……いいます、明日言います」

真姫「それが賢いかも」クス



724 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 02:24:47.89

◆――――◆

UTX前



穂乃果「ツバサさんまだかな……」ソワソワ



穂乃果「あ! あの若干の変装姿は!」


穂乃果「ねえねえ!」

ツバサ「っ」ビクッ


ツバサ「な、なんだ穂乃果さんか」


穂乃果「ここでツバサさーんって大きな声で叫ぶのはあれかなって」

ツバサ「どうしたの?」

穂乃果「いや、そのぉ……ツバサさんに会いたくて」

ツバサ「もう……まったく」

ツバサ「私も会いたかったわ」ニコッ

穂乃果「~~~///」



穂乃果「そういえば今度、音ノ木のオープンキャンパスがあるんです、そこでライブするんです」

ツバサ「へぇ……」

穂乃果「廃校阻止がかかってるじゅーよーなライブなんで、是非来てみて下さい」

ツバサ「ふふ」

穂乃果「?」

ツバサ「穂乃果さん、µ’sのことを話している時が一番楽しそうね」

穂乃果「そ、そうですか?」




725 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 02:27:48.35



ツバサ「ええ、今みたいな穂乃果さんを見ていると元気になる気がするわ。――私はそんなあなたを好きになったのかも」





穂乃果「え、え……//」カァァァア


ツバサ「顔、赤くなってるわよ」クスクス


穂乃果「だ、だって!」


ツバサ「えっと――こ……こ、今度デート、しましょう?」


穂乃果「も、もちろん! いいんですか!?」

ツバサ「ええ」

ツバサ「また連絡するけど、いい?」

穂乃果「気なんて使わないでください」


ツバサ「そ、そうよね」

穂乃果「ふふ」


ツバサ(上手く誘えた……)

ツバサ「ごめんなさい、今日は疲れているからもう帰ってもいい?」



727 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 02:29:25.79

穂乃果「あ……昨日穂乃果がメールあんなにしたから……」

ツバサ「ううん、そういうことじゃないの。そっちこそ気なんて使わなくていいのよ?」



穂乃果「でも……」


ツバサ「あなたもよく休んでね?」

穂乃果「はい、じゃあまた今度!」

ツバサ「ええ」ヒラヒラ




穂乃果「いっちゃった……」

穂乃果「またツバサさんのグッズ買って帰ろー!」


◆――――◆


翌日 夜



穂乃果「明日ですか?」

ツバサ『ええ、練習終わりの三時間くらいしか遊べないけれど……』


穂乃果「全然大丈夫ですよ! またUTXに行けばいいですか?」

ツバサ『来てくれる?』

穂乃果「家から近いですし」

ツバサ『ありがとう……』

穂乃果「いえいえ! こうやって声がきけて嬉しいです!」


ツバサ『そんな……じゃあ明日、いいかしら?』

穂乃果「はい! またあした!」

ツバサ『ええ、ばいばい』


ブツッ



728 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 02:33:37.78

穂乃果「はぁぁ……デートかぁ……ツバサさんとデート」

穂乃果「ポスターでもこんなに可愛いのに……」


穂乃果「~~~///」バタバタ



ガチャ



雪穂「――もう、うるさいなぁ」

穂乃果「あ、雪穂」





雪穂「うわ、なにこれあんたこんなにA-RISE好きだったっけ?」

穂乃果「最近好きになったんだー」

雪穂「ふぅん、なんか意外」

雪穂「でもほどほどにしときなさいよー」

穂乃果「わかってるよー」



バタン


穂乃果「そんなにツバサさんのグッズ増えたかなー?」







穂乃果「だって、可愛すぎるし……。――ツバサさんは穂乃果だけのものだもん」



729 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 02:36:39.50

◆――――◆


穂乃果「待ちました?」

ツバサ「ううん、少しだけ練習が早く終わったの」

穂乃果「良かった、またせちゃったやかなって」

ツバサ「ごめんなさい、あんまり暇がとれなくて」

ツバサ「今日も時間ないからどこかにあそびに行くって感じじゃないわよね……」

穂乃果「じゃあこの辺りで遊びましょうか」

ツバサ「そうね」

穂乃果「あ、ねえねえ、プリクラ撮りませんか?」

ツバサ「プリクラ……うん、いいわね」

穂乃果「行きましょう?」


ツバサ「――あ」


穂乃果「?」

ツバサ「手……繋がない?」///


穂乃果「は、はいっ///」



730 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 02:40:29.22


キュッ



穂乃果「……汗かいたらごめんなさい」

ツバサ「私だって……練習終わりだし、変な匂いするかも……」

穂乃果「そんなことないですから!」


ツバサ「な、なんか変な感じね?」

ツバサ「あんまり恋人っぽくないかしら?」


穂乃果「いえ、十分です」


ツバサ「そうだ……それよ」




穂乃果「?」


ツバサ「私達恋人なのに、なんでお互いのことさん付けなの? しかも穂乃果さんはどうして敬語なの?」



穂乃果「あ……確かに」

穂乃果「でも穂乃果、ツバサさんにタメ口なんて……」///



ツバサ「でも……なんか他人行儀だし……」




731 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 02:41:44.05

穂乃果「そう、ですよね」

ツバサ「えっと……ほ、穂乃果?」///モジモジ


穂乃果(顔赤くして……なんでこんなに可愛いんだろう……)

ツバサ「ちょっと、せっかく……呼んだのに……」

穂乃果「え? あ……なんですか、じゃなくて……なにっ、ツバサ」///


ツバサ「っ……」

ツバサ「すっごく変な感じ」

穂乃果「や、やっぱり戻しませんか!?」

ツバサ「そ、そうね……もう少し慣れたらにしましょうか」






穂乃果「あはは、そうですね」

穂乃果「あ、あれ!」

ツバサ「プリクラなんて久しぶりだわ」

穂乃果「アライズで撮らないんですか?」

ツバサ「んー、三ヶ月前くらいに撮ったかしら」

穂乃果「穂乃果もプリクラなんて相当前かも……下手したら一年くらい」

ツバサ「お互い久しぶりでいいわね」




732 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 02:42:46.25

穂乃果「えーどんな風に撮ろう……」

ツバサ「お金入れるわね」

チャリン

穂乃果「え!? 穂乃果がお金出そうと思ってたのに!」

ツバサ「ふふ、年下にお金なんて出させないわ」

穂乃果「もう」

ツバサ「じゃあフレームとかはこれで――」



ツバサ「もう撮影されちゃうわ」

穂乃果「えっと、えっと」


ツバサ(恋人だし、遠慮はいらないわよね)ギュッ

穂乃果「ひゃぁ」


パシャッ

穂乃果「抱きつくなら言って下さいよっ!」

ツバサ「うふふ」

穂乃果「じゃあ今度はこっちから!」ギュー

ツバサ「もう……///」







733 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 02:44:03.59

◆――――◆

穂乃果「うええ……なんか情けない顔のばかり」

ツバサ「でも最後の方に普通に撮ったやつは二人ともいい感じね」

穂乃果「この写真だけツバサさんスイッチ入ってませんかー?」


ツバサ「ふふ、そうかも」

ツバサ「でも、穂乃果さんも決め顏してるじゃない。なんだか面白い」

穂乃果「そ、そういうのは言わないで下さい!」



穂乃果「でも、なんかお互い抱き合いながらプリクラ撮るってバカップル、みたいですね」

ツバサ「いいじゃない、こういうのも」

ツバサ「あ……さりげなく私達……初ハグ……?」

穂乃果「そ、そう、ですね」



734 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 02:47:58.74

ツバサ「……」//


穂乃果「じゃあこれ待ち受けにしますね! 財布にも入れておこーっと」

ツバサ「私は……普通のやつを、あんじゅに見られたらまたからかわれるかも」

穂乃果「面白そうな人ですよね」

ツバサ「軽いだけよ?」

穂乃果「はは、ひどいですね」

ツバサ「冗談よ」

ツバサ「これからどうする?」

穂乃果「とりあえず歩きませんか?」

ツバサ「そうね」

ギュ






穂乃果「――今日は手、ずっと繋いでていいですか?」

ツバサ「……ええ」フッ

穂乃果「ふふ、ありがとうございます」



735 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 02:51:32.20

◆――――◆


穂乃果「夢みたい」


穂乃果「雑誌にのってる人とこんなこと……でも、夢じゃないんだよね」

穂乃果「プリクラもちゃんとあるし……」

穂乃果「会いたいな……さっき会ったばかりなのに」

穂乃果「ずっと一緒にいたいよ」

穂乃果「迷惑にも程があるね、あはは」

穂乃果「でも少し複雑だなあ、こんなグラビアまでしてるんだもんね。色々な人がツバサさんの身体とか見るんだよね」

穂乃果「やだな……知ってるのは穂乃果だけがいいのに……」


穂乃果「すっごく、綺麗……」





ムラムラ


穂乃果「はぁ……はぁ♥︎」




穂乃果「ダメダメっ! ツバサさんとは純粋な交際をしたいの」

穂乃果「……で、でも、一人でするくらい、いいよね……?」






穂乃果「んっ♥︎はぁっ♥︎」サワサワ



穂乃果「最近っ、一人でもしてなかったから……♥︎やばぁ……♥︎んんんぅ///」ビクビク



736 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 02:52:14.60

穂乃果「あっ♥︎あっんっ♥︎」シュコシュコ

穂乃果「も……♥︎でちゃぅ」


穂乃果「――ツバサ……さんっ♥︎」シュコシュコ


穂乃果「あああっ♥︎んっぁ」ビュルルッビュッ

穂乃果「んっ♥︎んぁぁっ♥︎」ビュルルッ……ガクガク

穂乃果「ぁっ♥︎はぁっ♥︎」ビュク……ビュク

穂乃果「はぁ、はぁ……♥︎」


穂乃果「んぅ……♥︎雑誌にかかっちゃった……♥︎」


穂乃果「もう……なんで穂乃果……いっつもこんなにいっぱい精子出ちゃうんだろう……」ベタベタ



穂乃果「気持ちいいけど、処理大変だし……こんなに出なくてもいいのにさ」フキフキ


穂乃果「こんなに出ると、気持ち悪いとか、思われるかな……ことりちゃんとしてた時も、いつもゴムから溢れそうになってたし」


穂乃果「って……なんでツバサさんのことばかり! 結局ツバサさんでしちゃったし……」


穂乃果「うぅ、抑えないと」


穂乃果「……なんで落ち着かないの?」

穂乃果「こんなに出したのに、まだ出そう……」トローン


穂乃果「んんんっ♥︎」ギンギン



737 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 02:57:12.82

◆――――◆


3日後



穂乃果「曲は前も言ったように、これからのsomedayを一番と大サビだけやって、流れを作る。そしてメインの僕らのlive 君とのlifeに繋げるよ」


絵里「曲の合間のポジションチェンジを気をつけなきゃね」

穂乃果「いっそのこと、これsomeのフィニッシュのところを次の曲のスタートポジションにしておいてすぐ入れるようにした方がいいかもね」

穂乃果「一秒でも待たせない方がいいから」


真姫「気合入ってるわね」

穂乃果「真姫ちゃんだって気合い入れないと!」

真姫「入ってる」


花陽「ラブライブの順位は……35」

凛「また上がったね!」




738 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 02:57:46.24

海未「ならば今回のライブでさらに良くなれば……」


ことり「もしかしたら出られる?」

にこ「そんな甘いものじゃないわよ? こっから上は団子状態だから一つヘマしたらぐっと下がることだってある」


にこ「気をつけなきゃね」




穂乃果(一位はアライズ、か……)


穂乃果「あ」


絵里「どうしたの?」

穂乃果「みんなに言うの、忘れてた……」


ことり「なにが?」

穂乃果「えっと……穂乃果ね、その……A-RISEの綺羅ツバサさんとお付き合い、してます……」//



希「え?」


にこ「は?」



花陽「ど、どういうことですか!?」



739 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/12(木) 03:00:39.57

にこ「嘘でしょ!? ツバサよ!? 綺羅ツバサ!!!」

穂乃果「ほんと、です」

にこ「証拠は!?」

穂乃果「証拠は……えっと」


穂乃果「これじゃダメ?」


にこ「!!!」


希「おお……」

花陽「ツバサとの、プリクラ……」

ことり「はわわ……」

絵里「本当なのね……」

穂乃果「なんか恥ずかしい」

海未「なるほど、穂乃果の好きな人というのは」

凛「その人にだったら負けても仕方ないにゃー……」

ことり「確かに……可愛いもんね……」

希「みんな敗北宣言しちゃダメー!」

希「穂乃果ちゃん争奪戦では負けたけど、スクールアイドルとして勝とうね」




絵里「希の言う通りよ、最初から負ける気でいたらどうにもならないわ」


海未「そうですよね、では練習を始めましょうか」




750 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/13(金) 23:54:14.92


◆――――◆


オープンキャンパス当日



英玲奈「これは申し込みとかしなくてもいいのか?」

ツバサ「別にいいんじゃないの?」

ツバサ「ちょっと聞いてくるわ」

あんじゅ「なんだか校舎の前で待ってるの恥ずかしいんだけど」

ツバサ「ええ、じゃあどうしろっていうの」

英玲奈「電話がいいんじゃないか」

ツバサ「あそっか」


ツバサ「穂乃果さんのは……」




穂乃果「――ツバサさんっ!!」

ツバサ「穂乃果さん!」



あんじゅ「お」

穂乃果「本当に来てくれたんですか!」



751 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/13(金) 23:55:39.34

穂乃果「それに……優木さんに、統堂さんも!」

あんじゅ「ツバサがついてこないかってね」

英玲奈「今日はツバサの保護者がわりだ」

ツバサ「どういうことよ……」

穂乃果「ではこっちに来て下さい」


あんじゅ「はーい」

あんじゅ「そういえばさ、高坂くん」

穂乃果「はい?」

あんじゅ「いつまでツバサに敬語なの? ツバサもいつまで穂乃果さんて呼んでるのよ」

英玲奈「確かに」

ツバサ「一回お互い呼び捨てしてタメ口で話そうとはしたのよ?」

穂乃果「でも、上手く行かなくて……あはは」

あんじゅ「不思議ねえ……」



752 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/13(金) 23:57:00.36

◆――――◆

にこ「――ちょっと穂乃果はどこ!?」



ことり「え? えっと……どこだろう?」


にこ「もう!! さっき私あいつにカギ貸してって言われたから貸してるの!!」


ことり「カギ?」


真姫「そういえばどうして着替えてないの?」

にこ「だぁからぁー! 穂乃果にカギ渡して置き部屋に入れないの!」

絵里「どうして渡したの?」

にこ「そろそろ着替えに行こうと思ったら穂乃果が貸してって言うから、流されるまま」

凛「なにしてたんだろ」

海未「穂乃果のことだから対した意図はなさそうですが」

ことり「それはいいすぎ……はは」

にこ「すぐ戻ってくるかと思ったら全然戻ってこないしっ、どうしよう!!」ソワソワ



753 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/13(金) 23:57:45.07

希「落ち着いて、いざとなったらマスターキー借りればいいやん?」

にこ「あ……そ、そうね」




穂乃果「みんなー、準備出来た?」

ガチャ



にこ「穂乃果! どこ行ってたのよ!!!」

穂乃果「え?」

穂乃果「あれ、にこ先輩どうして着替えてないの?」

にこ「はあ!?」

にこ「あんたがカギ貸してって言ったからでしょ!?」

穂乃果「え? あ……」サァァ……

穂乃果「ごめん忘れて、た……」

にこ「はあ!? いいから貸して!」

穂乃果「う、うん」サッ


にこ「もう……!」タッタッタッ



穂乃果「……」

絵里「どうしてカギを借りたの?」



754 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/13(金) 23:58:41.40

穂乃果「いや……小道具とか置き忘れてるものないかなって……にこちゃん着替えてなかったけど、穂乃果が点検してるうちに来るかと思ってたから、それで……」

真姫「でも、にこちゃん部屋が空いてなかったって」

真姫「なにしてたの?」

穂乃果「えっと……その、点検しに行こうと思ったら窓からツバサさんの姿が見えて……その……」







真姫「――舞い上がって本来やるべきことを忘れた、と」


穂乃果「ごめん、なさい……」


ことり「だ、大丈夫だよ? まだ間に合うし、そんなに気にすることじゃないよ」

穂乃果「……」

希「まあ、一回くらい大丈夫大丈夫、失敗っていう失敗じゃないし」

穂乃果「気をつけます……」


穂乃果「じゃあ、にこちゃんが戻ってきたら、今日の確認をしようか」



755 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/13(金) 23:59:39.73

◆――――◆


穂乃果「じゃあ最初の挨拶はどうしようか?」

穂乃果「ことりちゃんがいいと思うけど」


ことり「え、こ、ことり?」

ことり「ことりよりも海未ちゃんの方が……」


海未「そんなことないですよ」

真姫「こういっちゃなんだけど、ことりが一番向いてると思う」

にこ「はじめてのライブの時みたいに、自分の思ったこと言えばいいんじゃない?」

にこ「結構いいこと、言ってたでしょ?」


ことり「で、でも……ことりは……」


穂乃果「じゃあことりちゃんにお願いするねっ!」



ことり「……う、うん……」







希「……」



756 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 00:05:49.72

◆◆――――◆◆



ツバサ「大丈夫そう?」

穂乃果「はい」

穂乃果「あれ、他のふたりは?」

ツバサ「あっちで見てるわ」

穂乃果「あ、そうなんですか」

ツバサ「気を使わせちゃったかもしれないわね」

穂乃果「あー……別にいいのに」

ツバサ「まあ二人で見れるならそれに越したことはないけれど」

穂乃果「……//」

ツバサ「今回のセンターは誰なの?」

穂乃果「見てればわかりますよ」




穂乃果「人もたくさん集まりましたね!」

ツバサ「そうね」



757 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 00:06:23.18

穂乃果「そういえば人前でまともにライブするのはじめてなんです」

ツバサ「へえ……」

ツバサ(――なら色々わかりそうね……)



穂乃果「あ、出てきた!」



ことり「こんにちはーー!!!」




ことり(っ……ひ、ひと……多いな……大丈夫、緊張しないで……)



ツバサ「……」




ことり「え、えっと……みなさん、本日は来て下さってありがとうございます!!」


ことり「本日は――」




穂乃果「うんうん」


ツバサ「へぇ、あの子なかなか喋れるのね?」

穂乃果「最初は嫌そうでしたけど、良かった……」

ツバサ(でも、相当緊張してるみたいだけど)



758 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 00:06:58.90

穂乃果「やっぱりことりちゃんに任せて良かったです」



ことり「――それでは聞いてくださいっ」





~~~♪♪♪


ツバサ「……」

穂乃果「~♪」


ツバサ(小泉花陽……ステップの遅れ)

ツバサ(矢澤にこ……腕のあげる位置が絢瀬絵里との身長差のことを考えられてない)




ツバサ(……南ことり……ガチガチ、これは緊張だけとかそういうんじゃ……ううん……やっぱりあの子、センターには――向いてない)



ツバサ(伸び伸びやってる子もいるみたいだけれど……ガチガチな子達のせいで統率が取れなくなってるみたい)

ツバサ(まあ……場数不足ってことくらいかしら)

ツバサ(解消されるのもいくつかあるみたいだけれど……)






ツバサ「――穂乃果さん、どこ見てるの?」

穂乃果「えっ、あ……」

穂乃果(つ、ツバサさんに見惚れてた……)//

ツバサ「ちゃんとライブみなきゃダメなんじゃない?」

穂乃果「そ、そうですよね、えへへ」






759 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 00:08:21.99

◆――――◆



ツバサ(まあ、課題は相当あるけれど……その状態でここまで順位があげられるならかなりのポテンシャルを持ってるということよね)

ツバサ(でもこの先ポテンシャルだけじゃどうにもならないことばかり……このライブで穂乃果さんが第三者目線からちゃんと課題に気がつけて修正出来れば……)

ツバサ(教えてあげたいけれど、ライバルには変わりないものね)



穂乃果「ど、どうでしたか?」

ツバサ「……ここから先どうなるかは全部あなた次第ってことだけ、頭に入れておいて?」

穂乃果「え……?」

ツバサ「私から言えるのはそれだけ、一応敵同士なんだから」

穂乃果「そ、そうですよね!」


穂乃果「今日は見に来てくれてありがとうございます!」

ツバサ「こちらこそ、招待してくれてありがとう」

ツバサ「またアライズのライブに来てくれると嬉しいわ」

穂乃果「は、はいっ」


あんじゅ「ツバサー帰ろうー」

ツバサ「ええ」

ツバサ「じゃあね、また今度」


穂乃果「さようなら!」







穂乃果「やっぱりかわいかったなあ……」



穂乃果「さて、みんなで反省会しないと」




760 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 00:09:01.02

◆◆――――◆◆


ことり「き、緊張したぁ」

希「でも最後までやれたね」

ことり「うんっ」

海未「穂乃果、今日の反省点はどうしでしたか?」

穂乃果「え?」

穂乃果「えっとね……」

穂乃果(どうしよう……ツバサさんばかり見てて、あんまり見てない、んだよね……)


にこ「?」




穂乃果「えっと、すごく良かったよ!」

穂乃果「みんなちゃんと動けてたし、この調子で!!」


絵里「……」

絵里「そうかしら」

穂乃果「え」

真姫「私も、この調子ではまずいかなって」



761 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 00:10:49.77

絵里「私も含めてだけれど、みんな人前でのライブに慣れてなさすぎるなって感じたわ」

絵里「ことりも花陽もいつもとは全然違ったし」


ことり「ご、ごめんね……」

花陽「ごめんなさい」

絵里「ううん、みんな似たようなものだったわ」


にこ「まあ、みんなにこの可愛さにメロメロだったにこー」

絵里「そうね」

にこ「う……」

絵里「でもやっぱりにこは慣れてるのね? すごいと思うわ」

にこ「え、あ……ありがと」//



希「思ったんやけど……」

希「――穂乃果ちゃん、ウチらのことちゃんと見ててくれた?」


穂乃果「え……」ドキッ



762 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 00:14:05.04

凛「あんな至近距離にいて見てないわけないにゃー」

真姫「そうよ、どうしたの?」



穂乃果「う、うん。ちゃんと見てたよ」


希「そっか……うん、それならいいの」


絵里「とりあえずは成功でいいんじゃない?」

海未「そうですね」

絵里「次は……」


真姫「文化祭ね」

絵里「ええ、生徒が一番自由にパフォーマンス出来る場だからね。出来れば講堂を取りたいところだけれど」

希「使用人数はいつも満員やからね、クジ引きやね」

にこ「そしたら私が引――」


希「ウチが引くね!」

にこ「ちょっと!!!」

希「だってにこっち外しそうやん?」



763 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 00:14:32.02

にこ「なによそれ」

希「スピリチュアルガールのウチに任せて」

希「まあまだクジ引きかどうかも分かってないんだけどね?」



真姫「あと一ヶ月の間にもう一つくらい曲が欲しいわね」

穂乃果「まだ曲作れるの?」

真姫「私を誰だと思ってるの?」

穂乃果「はい……」


真姫「そうしたらことり、衣装は間に合う?」

ことり「どうかな、やってみてかな」


絵里「とりあえず、また新しい目標が出来たわね」



ことり「うんっ」




765 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 00:29:18.48

◆――――◆


数日後




穂乃果(ツバサさんに会いたいな……)


海未「穂乃果」




穂乃果(デート全然できてないし)


海未「穂乃果!!」

穂乃果「あ、なに?」

海未「聞いていましたか?」

穂乃果「う、うん大丈夫」

海未「最近の穂乃果はおかしいですよ?」

穂乃果「そうかな?」

ことり「あ、それツバサさんのストラップ!」

穂乃果「買ったんだー」エヘヘ

絵里「幸せそうね」


海未「で……今回の楽曲なのですが……」

穂乃果(そっか今は新しい曲の話だっけ……)



 そういえばそうだった。危うく忘れちゃうところだったよ、でも……ツバサさんと会いたい気持ちの方が強くなってきちゃってる……。そういえば今日はツバサさんオフなんだよね……せっかくデートに誘われたのになぁ……。




766 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 00:30:18.39







 ――µ’sの活動がなかったら、デートいけてたのにな。









穂乃果(だ、だめだめ!)




海未「ということで……今回は……」



海未「――穂乃果、今回のテーマはなんでしたっけ?」


穂乃果「え……?」


 ど、どうしよう、また聞いてなかった。えっと……。


穂乃果「し、しっとりした曲……とか?」

真姫「はぁ……」

ことり「穂乃果ちゃん……」



 あ、あれ……違ったみたい。えっと……どうしようみんなの視線がなんだか怖い。



767 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 00:31:25.72

絵里「穂乃果大丈夫? ぼーっとすること最近多いけれど」


穂乃果「う、うん大丈夫!」

海未「で、今回はとにかくみんなでワイワイ盛り上がれて、前向きになれる曲を作ろうと思います」



真姫「ハイテンポで、同じフレーズを繰り返す、覚えやすいものがいいわね」

絵里「なるほど……」


真姫「ここらで……代表的な曲が欲しいの。µ’sのライブに行けばこの曲が聞ける、この曲でみんなで盛り上がれるってそう思えるような曲」

真姫「そう海未と打ち合わせしてたんだけれど、どうかしら」

にこ「いいと思うわ」

にこ「どんなアイドルにもライブでの鉄板曲があるしね? 確かに私達にはそういうのは無かったかなって」

真姫「それでいい?」


真姫「うん、なら、というかもう作り始めてるんだけれどね」

真姫「文化祭は十月だから、あと一ヶ月弱。あと二週間で曲を完成させるわ」

凛「うええそこから練習大変そうだにゃー」

ことり「練習時間は三週間くらい、か」


希「少ないねー」



768 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 00:34:49.54

絵里「そこはなんとかするしかないわね、衣装が厳しそうだけど……」

ことり「みんなが協力してくれれば、なんとか……」

にこ「なにかあったらいつでも言っていいのよ?」





穂乃果「……」





 あれ、なんか変だな。

 なんでこんなに疎外感を感じるんだろう、今までこんなことなかったのに。だってどこかで穂乃果は必要とされてて……でも今はみんな全部自分達でやってるし……。


 穂乃果はもう別に必要ないのかな? もうµ’sは軌道に乗ってるみたいだし……。ここからどんどん上に行くよね?



 おかしいよ、やっぱりおかしい。にこちゃんにµ’sから出て行けって言われたときはあんなにも悲しかったのに、あんなにも……みんなと一緒にいたかったのに。






 ――今はそんな気持ち、湧いてこない。




770 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 00:38:54.59

◆――――◆

後日





穂乃果「ツバサさんっ」

穂乃果「お疲れさま!」

ツバサ「穂乃果さん、ありがとう」

穂乃果「いえ」

ツバサ「明日本当に練習とかないの?」








穂乃果「え、あ……はいっもちろん!」







 大丈夫だよね、一日くらい穂乃果がいなくたって。
 


穂乃果「だ、だって今日……すごく楽しみにしてたんですよ?」///

ツバサ「別に、ただのアパートよ?」

ツバサ「一人暮らしだから面白いものも無いし」

穂乃果「で、でも……ツバサさんの家に行けるなんて……」///



771 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 00:39:32.23

ツバサ「……そんなに嬉しいの?」

穂乃果「はい!」

ツバサ「そう……喜んでくれるなら、良かった」

ツバサ「行きましょうか」

穂乃果「はい」ギュッ






あんじゅ「うわー……あんなに幸せそうなツバサ初めてみた」

英玲奈「上手くいってるみたいだな」

あんじゅ「ラブラブだもんね」


◆――――◆

ツバサ「入って」

穂乃果「おー……」


ツバサ「普通でしょう?」

穂乃果「いや、一人暮らしにしては大きいですよ……」

ツバサ「そうかしら?」

穂乃果「普通学生の一人暮らしといえば六畳一間っていう相場がですね」

ツバサ「うーん、そうでもないんじゃない?」



772 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 00:43:55.98


 やっぱりUTXに行く人達はみんなお金持ちなのかな? 学費もすっごく高いのにこんないいところに一人暮らしさせる余裕があるなんて。


 ふんわり包み込まれるような上品な香りはなんともツバサさんらしいというか……。


ツバサ「お腹減った? 減ったなら何か作るけれど」



 リビングに通されて、そのままイスに座る。



穂乃果「いいんですか?」

ツバサ「もちろん、普段作らないけれど……多少なら作れるわ」

穂乃果「じゃ、じゃあ、お願いします……」ペコリ



 練習終わりで疲れてるだろうに、いいのかな? ツバサさんはエプロンを取り出して制服の上から袖を通し始めた。



 何か手伝えることはないかって聞こうと思ったけれど、穂乃果は料理あんまりできないことを思い出して、言うのをやめた。和菓子のお手伝いならいつもしてるんだけどな……。




 料理を作り始めたツバサさんがテレビをつけていいって言うから、形式だけでもテレビを見ているふりをしてみる。実際のところ、ほとんどはエプロン姿のツバサさんを見ているんだけどね……。



 可愛いなぁ……こうやってると、なんだか夫婦みたい、だよね。




773 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 00:44:32.54


 そんな妄想をしながら、しばらく時間が経ったあと、この部屋をいい匂いが包みこんでいるのに気がついた。なんだろう、この匂い。


ツバサ「はいどーぞ」

穂乃果「うわぁ……ハンバーグだ!」

ツバサ「好き?」

穂乃果「はい!」

ツバサ「良かった……」

 エプロン姿じゃないツバサさんは、穂乃果の目の前に座ってコップにお茶を注いでくれた。

ツバサ「どうぞ?」

穂乃果「い、いただきますっ……」

ツバサ「あ、待って」

穂乃果「?」

ツバサ「――あーん」


穂乃果「え、え、あの、あの……/////」

ツバサ「……あれ、恋人はこういうことするんだと思っていたけれど……違うの?」



774 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 00:47:04.92

穂乃果「間違ってないけど」

ツバサ「あーん」

穂乃果「ぅ……あーん」パクッ

穂乃果「あ、おいしい……」


穂乃果「おいしいです!」

ツバサ「それは良かった」

 ツバサさんて恥ずかしいことも平気でしてくるから油断もなにもあったものじゃないよ……。全然恥ずかしそうじゃないくせに、口ではすごく恥ずかしいとか言うんだもん。


穂乃果「ツバサさんに毎日作ってもらいたいなぁ……」

ツバサ「……それってプロポーズ?」

穂乃果「そ、そういうわけじゃないです!!」



775 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 00:47:33.14

ツバサ「くす、冗談よ」


ツバサ「でも、穂乃果さんのプロポーズなら……受けてもいいかもしれないわね」

穂乃果「え」

ツバサ「まあこの先も、今の気持ちなら……の話だけど」

穂乃果「……//」

ツバサ「あ、あの。さっきから赤くなりすぎじゃない?」

ツバサ「こっちまで恥ずかしくなるのよ?」//

穂乃果「それツバサさんのせいですーっ!!」

ツバサ「私のせいなの……?」


 天然の王子様って言われる理由がわかった気がする。



776 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 00:50:01.48


◆――――◆

ツバサ「ふぅ……」


ツバサ「穂乃果さんもシャワー浴びてくれば?」フキフキ


穂乃果「はははははい」



 なにこれ、なんでこんなに可愛いの? お風呂あがりでくしゃくしゃってなった髪の毛、ちょっとはだけたパジャマ……どれもいつもキマっているツバサさんのイメージとは程遠い。

 でも一番プライベートな姿を見せてくれてるってこと、心を許してくれてるってことだよね?


 あう……ダメあんな姿見てるとすぐそういうことばかり浮かんできちゃうっ!!


 と、とりあえず心頭滅却だよ! 海未ちゃんが言ってたもん!



777 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 00:51:19.86

◆――――◆


ツバサ「あとは寝るだけねー」

ツバサ「疲れたわ……」

穂乃果「大丈夫ですか?」

穂乃果「明日のデート、やめますか?」

ツバサ「いや、穂乃果さんに悪いわ」

穂乃果「そんなことないですよ? しっかり休むことも大切ですよ」

穂乃果「お家デートっていうのもありますしっ」


ツバサ「……いいの?」

穂乃果「疲れてる彼女を……無理やり連れてなんて歩けませんから」

ツバサ「……//」プイッ



778 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 00:51:46.83


ツバサ「あなた……それで昔から女の子惚れさせてきたの?」

穂乃果「え?」

ツバサ「……なんでもないわ」


ツバサ「今日は早いけれど、もう寝ましょう?」


穂乃果「そうですね、じゃあ穂乃果はどこで……」

ツバサ「ベッドは一つしかないから」

穂乃果「え」

ツバサ「一緒に寝るしか、ないわね?」

穂乃果「いいんですか?」

ツバサ「こっちこそ、それでいい?」

穂乃果「はいっ」



779 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 00:52:20.76


◆――――◆

海未「真姫明日出来上がった曲、忘れないで下さいね」

真姫『全く、だれに言ってるのよ』

海未「そうですよね」

海未「まさか夏休み中に作り上げるとは思いませんでした」

真姫『当たり前でしょ』

海未「これならまるまる一ヶ月は練習期間がとれます」

真姫『海未が歌詞書き上げるの早かったおかげね』

海未「真姫の言葉を借りて、当たり前とだけ言っておきますね」

真姫『言うようになったわね』

海未「ふふ」



780 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 00:52:48.29


海未「明日みんなに聞かせることになるとは思うんですが……もう明日からダンスも考え始めないとですよね?」

真姫『そうね、そう考えると一ヶ月あっても足りないかもね』

真姫『明日は意地でもみんなに練習出てもらわなきゃ』

真姫『花陽がね、明日埼玉でなんかお米の祭りが行われるからどうか勘弁して下さいって言ってたわ』

海未「……なんですかそれ」

真姫『さあ? まあ明日引っ張ってくるけどね』

真姫『じゃあこのこと、みんなに伝えておくから』

海未「はい、おやすみなさい」



海未「んー……もうすぐ夏休みも終わりですか……」

海未「いい夏休みでしたね。これからもこんな日々が続くといいのですが」



781 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 01:03:26.56

◆――――◆



ツバサ「んっ……ん」ウトウト

穂乃果(かわいい……)



ツバサ「穂乃果さん……」ギュッ



穂乃果「……なあに?」

ツバサ「……好き」


穂乃果「穂乃果もツバサさんのこと、大好きです」

ツバサ「ふふ、嬉しい」

ツバサ「私ね、こんなに人を好きになったの……初めてなの」

ツバサ「"練習の時以外"はいつもいつも穂乃果さんのことばかり考えて、ニヤニヤしちゃったりして……」

ツバサ「ごめんなさい、結構気持ち悪いわよね……」



782 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 01:04:25.31

穂乃果「ううん、本当に嬉しいです。あのツバサさんがこんな男のこと、好きになってくれるなんて」

穂乃果「背も小さいし、極度に女々しいし、喧嘩とかだってしたことないから守ってあげることも多分出来ないのに……」

ツバサ「かっこいいから好きになるんじゃなくて……好きになっちゃったら、全部かっこよく見えちゃうのよ」

穂乃果「ツバサさん……」





ツバサ「……」スッ





 カーテンから差し込む月明かりが、ツバサさんの顔を静かに照らした。たたでさえ白く透き通っている肌に、青白い光がさらにそれを強調させる。あれ、これって……。なんだか真姫ちゃんの別荘でみた景色に似てるな……。


 ――それが合図だとわかるように、ツバサさんは目を閉じた。さっきまではウトウトしながらも目を閉じることはなくて、この合図のためだけにそうしてたかっておもうと、胸の鼓動が一気に早くなる。



穂乃果「……」ゴクッ




穂乃果「んっ……」




783 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 01:04:53.10

 キスは何度も経験がある。それでも……こんなに幸せなキスは、いつぶりだろう。



ツバサ「……」パチッ

ツバサ「ファーストキス、よ」

穂乃果「え」

ツバサ「穂乃果さんで良かった」ギュゥウ


穂乃果「こ、このまま眠ると辛くないですか?」

ツバサ「そんなことないわ」




穂乃果(いい匂い……)ムラムラ

 どうしようこんな密着されちゃったら……。身体の感触も伝わるし、その……。でも、キスもしたし、お互いシャワーも浴びてるし、いいってこと、なのかな?



 湧き出てくる欲望のまま、ツバサさんの腰辺りに手を動かす。


ツバサ「ちょ、ちょっと……あんまり変なところ触らないでよ?」



784 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 01:05:58.46

穂乃果「えへへ……」サワサワ

ツバサ「んっ……♡」ビクッ

ツバサ「ほ、穂乃果さ……」




 満更でもないツバサさんの反応に、もう止まれなくなっていた。腰からお腹をさすって、胸に手を伸ばそうとした時、ツバサさんの手が穂乃果の手首を掴んでいた。






ツバサ「――ま、まだ私達……そういうのは早いと思うの」



 その言葉とともに、一気に現実に引き戻されてしまう。



穂乃果「ご、ごめんなさい……」

ツバサ「……」

ツバサ「……穂乃果さんは……私とそういうこと、したいの?」

穂乃果「え、えっとぉ……//」モゾモゾ



785 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 01:07:25.05

穂乃果「ひゃっ♡」ビクッ



ツバサ「えっと……なんか硬いものが……//」ソワソワ



穂乃果「うぅ……ち、違うんです」ギンギン



ツバサ「……」

ツバサ「――穂乃果さんも男の人なのよね。仕方ないわ」


穂乃果「……気持ち悪いとか、思わないんですか?」

ツバサ「全然」

ツバサ「むしろ……私で興奮してくれたんだって……ちょっと嬉しいかも」


穂乃果「……」



ツバサ「こう?」サワサワ

穂乃果「んんんっ♡ツバサさ……どう、して……♡」



786 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 01:08:39.07

ツバサ「こんなにしてしまったのは……私のせい、なのよね?」

ツバサ「こ、こうしていればいいの?」///

穂乃果「は、はい……♡」

ツバサ「すごい……こんなに大きくなるのね……」


 ツバサさんは困惑の表情を浮かべながら、穂乃果のことをじっと見てくる。ツバサさんに触られる度情けない声と人に見せるには恥ずかしい表情になっていることが自分でもわかる。いますぐ顔を隠したいんだけれど、ツバサさんにじっと見つめられてしまうと……視線を外すことすら出来ない。

 ツバサさんにこんなことをさせてる、ツバサさんが穂乃果にこんなことをしてくれている。あのツバサさんが……穂乃果だけのために……そう思うだけで服の上からなのに、いつもの数倍も快感が伝わってくるんだ。


穂乃果「ふ、ぁぁ……♡」ガグガク

ツバサ「……これで気持ちいいの?」サワサワ



787 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 01:09:23.59

穂乃果「う……くっはぁ……♡きもち……いです……♡」

ツバサ「ビクビクってしてるけど……痛かったりするの?」

穂乃果「そのまま、お願いしますっ♡」

穂乃果「んぁぁ……♡」

ツバサ(気持ち良さそうな顔……//)


穂乃果「んっぁ♡ツバサさんっ、ツバサ、さんっぅ♡」

ツバサ「どうしたの?」




穂乃果「でちゃいます、から……手離して……♡後は自分で処理、しますから……♡」ビクビクビク

ツバサ「――これくらい、私に最後までさせて?」ニコッ

穂乃果「ぁぁ……♡だめぇ……♡」

穂乃果「――あぁぁっ♡」ビュッビュッ

穂乃果「んっ、はぁ、ぁん♡」ビュルルッルル

穂乃果「はぁ、はぁ……♡」


ツバサ「男の人は射精すると一番気持ちいいのよね? えっと……気持ちよかった?」



788 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 01:11:38.21

穂乃果「はい……♡」

ツバサ「良かった……」

ツバサ「ごめんなさい、こんなことしか出来なくて」

ツバサ「まだそういうことをするには心の準備が……」

穂乃果「ううん、穂乃果こそごめんなさい……」

ツバサ「着替える?」

穂乃果「……眠いです」

穂乃果「出しちゃうと……その、疲れて一気に眠くなっちゃって……」

ツバサ「ふふ、じゃあもう寝ましょうか」

穂乃果「はい……」



~~~♪♪

ツバサ「携帯、いいの?」

穂乃果「メールは後で見れば大丈夫です」

ツバサ「そう……」


穂乃果「ツバサさん……おやすみなさい」ギュゥ

ツバサ「ええ、おやすみなさい」ナデナデ



789 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 01:12:14.34

◆◆◆――――◆◆◆

チュンチュン



ツバサ「ん、ぅ……」

ツバサ「時間……携帯は……」


 朝のまどろみの中、朝日によって制限される視界に私の携帯は映らない。どこだろう、まだすぅすぅと寝息をたてる穂乃果さんを起こさないように周囲を探る。

ツバサ「あった……」

 携帯を掴んで、スイッチを押すと8時30という数字。うーん、いつもなら完全に練習に遅刻だけれど……今日は休みだし、まだ眠れるわね。


ツバサ「ん、メール来てる」ウトウト








西木野 真姫


 明日はµ’sのこれからを決める大事なことを話すから、インフルエンザとかじゃない限り、なにがなんでもくるように。

8/28 22:43







790 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 01:13:16.08

ツバサ「ん?」

ツバサ「あれ……西木野真姫なんて友達にいたっけ……」ウトウト

ツバサ「にしきの……にしきの……西木野……?」



ツバサ「――µ’s……?」


 ふわふわしていたものが眠気が覚めていくのと同時に一つ一つ合致していく。それはいくつかついている綺羅ツバサのストラップが手の甲に当たったことで確信に変わった。

ツバサ「これ……穂乃果さんの携帯……」

 人の携帯見ちゃった……。しかもメールまで。

 まあ意図的じゃないし、仕方ないわよね?

 それにしてもこのメール……。送られたのはちょうど昨日私と穂乃果さんがイチャイチャしてた時ね。あの時のメールか。てこと……。

ツバサ「穂乃果さん、練習あるんじゃない……しかも重要なこと?」



791 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 01:14:25.67

 こうやってのんきに寝ている穂乃果さんは……嘘をついている?


 私といたいがために、µ’sの重要な話にも参加しない……ということ?

 それは考えすぎ、か。残念ながら私にそんな価値があるとは思えないし、それに……穂乃果さんにとっての一番は私じゃなくて――µ’sであって欲しいから。恋人同士になったってライバルには変わりない。きっとこの人なりの理由があるんでしょうね。


ツバサ「……穂乃果さん」ギュッ

 昨日の夜、いわゆる"そういうこと"にかなり近い行為をした、のよね。



ツバサ「……//」

 流石に恥ずかしい、今までそういうことさ多少の知識でしか知らなかったから。ぶんぶんと頭を振って、穂乃果さんの薄い胸板に鼻を押し付ける。




 朝ごはんも作ってあげようかななんて思ったんだけれど、やっぱりまだ眠い。もう少しくらい、寝てもいいわよね?




792 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 01:15:59.33

◆◆――――◆◆


真姫「……穂乃果はなんでこないの?」

ことり「さ、さぁ……」




ことり「あのね、海未ちゃんがきっと連れてくると思うの」

真姫「まあ少しくらい遅れてもいいけどね」

絵里「今日はどうしたの?」

真姫「ええ、ついに曲が完成したの」フフン

希「早くない?」

真姫「当然よ」

真姫「海未と話あってたんだけどね、それでも全然時間がないのよ……あと一ヶ月で振り付けも考えて衣装も作らないと」



793 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 01:20:22.01


凛「大変だにゃ……」


花陽「うう……お米……」

真姫「ほら花陽、切り替えよ」

絵里「どうしたの?」

花陽「うぅ」

真姫「なんかよくわからない米のお祭りがあるんですって、行こうとしてたから引っ張ってきたの」

にこ「……なかなか鬼なのね」



ガチャ



海未「……おはようございます」

絵里「あ、おはよう」

ことり「あれ、穂乃果ちゃんは?」


海未「それが……」



――――



にこ「電話、出ないわ」

花陽「なにしてるんだろう……」

ことり「本当にいなかったの?」

海未「はい、どこへ行ってるのかと雪穂に訪ねたら……」





794 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 01:20:49.51

海未「――彼女の家に行く、とだけ言ったようです」



真姫「綺羅ツバサ、のところ……ね」

ことり「穂乃果ちゃん……」

希「……」

絵里「一体どうしたのかしら」

にこ「……そんなの、彼女と遊びたかっただけなんじゃないの」


ことり「で、でも……穂乃果ちゃんに限ってそんなこと……」


絵里「……まあ今日は穂乃果抜きでやるしかないわね」

ことり「な、なら!! あとでことりが穂乃果ちゃんに色々教えておくね」

絵里「頼んだわ」





真姫「じゃあ、聞いてね。自信作なんだから――」




795 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 01:25:42.04

◆――――◆


ツバサ「電話出なくていいの?」


穂乃果「え? ああ、うん……」

ツバサ「ごめんね、せっかくデートしようって言ってたのに」

穂乃果「昨日もいいましたよ? 穂乃果はツバサさんと一緒にいるだけで楽しいんですっ」

ツバサ「そっか」

ツバサ「じゃあ今日は遠慮せず、穂乃果さんも休んでね?」

穂乃果「はいっ」

ツバサ「あ、それと……穂乃果さんの携帯のストラップ……」

穂乃果「あ……えへへ、いつでもツバサさんを見ていたいなって」

ツバサ「……私も穂乃果さんのストラップつけようかしら?」



796 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 01:26:16.98

穂乃果「え?」

ツバサ「穂乃果さんもスクールアイドルならグッズもあったかもしれないのにね?」


穂乃果「なに言ってるんですかー」

ツバサ「冗談よ」ウフフ



 記念日とかいつだったっけ? えーと付き合い初めたのは……まあ穂乃果さんが覚えていてくれるわよね? そういうところは頼っちゃおう。

 このまま私が卒業しても、一緒にいられるかしら?



ツバサ「――そういえば穂乃果さん、µ’sの方はどうなの?」

穂乃果「え……」

 私がその言葉を発した瞬間、穂乃果さんの表情が一気に曇ったのが……とても気になった。

 ……。



穂乃果「……え、えっと……」



797 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 01:26:46.02

穂乃果「まあそのことはいいじゃないですか! ね?」

ツバサ「そうね……」



 現在快晴、しかし……どこかに曇り空が、とても大きな曇り空がある気がした。

◆――――◆



穂乃果「ただいまー」


穂乃果「あれ、雪穂」

雪穂「おかえりなさい」

穂乃果「うん、ただいま」

雪穂「朝、海未ちゃんが来たよ?」

穂乃果「え」

穂乃果「……なんて言ってた?」

雪穂「特になにも言ってなかったよ? なんか残念そうにはしてたけど」



798 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 01:28:30.48

雪穂「彼女の家に行ってるって言っといたから」

穂乃果「あ、そ、そっか……」

雪穂「彼女さんとうまくやってる?」

穂乃果「うんっ」


雪穂「そっか……」ギリリ



穂乃果「じゃあ部屋戻るね」



タッタッタ





穂乃果「はぁ……」


 部屋に入るなり、穂乃果はツバサさんの家できていたスウェットが入っているカバンを放り投げて、ベッドに飛び込んだ。

 普段なら携帯をすぐ開くんだけど……今は開きたくない。

 ツバサさんといる時はツバサさんのことだけ考えたくて、ほとんど電源を切って過ごしていた。きっと……この携帯の電源を入れた瞬間たくさんの不在着信やメールが溜まっているのかなって、だって雪穂が海未ちゃんに言ったってことはみんな知ってるよね。



799 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 01:29:13.01

 そんなことを考えながら、まだ手に残るツバサさんのぬくもりを抱きしめる。……すごく小さかったな、もっと抱きしめたい壊れるくらい、壊れても穂乃果が絶対守ってみせるから。


 ふと、携帯を触っていない時間、思いついてしまった。このまま携帯の電源を切っていたらツバサさんのメールだって見えなくなってしまう。それはツバサさんと繋がる手段がなくなってしまうってこと、そんなの無理……怖い。恐る恐る、携帯のスイッチを長押しすると、印象的な白い背景に黒い林檎のロゴが激しく主張する。


穂乃果「っ……」


穂乃果「ことりちゃん、から一件か……」



 確か電源を切る前ににこちゃんからの電話も来ていたはずだ、合わせて二件か。良かった……あんまり意識されていないみたい。ことりちゃんからのメールを開くと、大丈夫? とか相談に乗るよなんて書かれていて、心が少しだけ暖かくなったあとやっぱりことりちゃんの優しさには助けられてたんだって実感する。



801 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 01:29:42.42

~~~♪♪


穂乃果「っ、もしもし……」

ことり『あ、穂乃果ちゃん……』

穂乃果「うん」

ことり「あ、あのね……」

穂乃果「……ごめんね、今日行かなくて」

ことり『ううん、そういう日もあると思うよ』

穂乃果「今日はなにしたの?」

ことり『今日はね、みんなで新曲を聞いたんだよ』

穂乃果「へえもう出来たんだ?」

ことり『海未ちゃんと真姫ちゃんが頑張ってくれたんだ』

穂乃果「さすがだね!」



802 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 01:30:33.30

ことり『衣装の方向性も決めたんだ、前よりちょっと露出高くなるかも……』

穂乃果「みんなスタイルいいから大丈夫だよー」

ことり『ことりはよくないよ』

穂乃果「いいってば」

ことり『あはは……』

ことり「……」

穂乃果「……」




ことり『こうやって二人きりで話すの、なんだか久しぶりだね?』

穂乃果「んーそうかな?」





ことり『っ……』




ことり『なにかあったら言ってね? なんでも聞いてあげるから……』

穂乃果「うん、ありがとう……」



803 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 01:31:07.36






ことり『――ことりはいつだって、あなたの味方だからねっ』








プツッ


穂乃果「……ことりちゃん」

穂乃果「ありがとう」



 ことりちゃんは、何も聞かなかった。なにか相談があれば乗ると……いつもいつもそうだった。人のことを一番に考えて……全部受け止めて、くれる。

 穂乃果はことりちゃんのこと、フったのにどうしてそこまでしてくれるんだろう……?



◆――――◆




後日


穂乃果「夏休み終わっちゃったー……」

凛「やだー!!」バタバタ

ことり「穂乃果ちゃん、宿題は終わったの?」

穂乃果「ん、海未ちゃんに手伝ってもらったよ」

海未「あなたは……いつまで私に頼るつもりなのですか……!!」

穂乃果「まあまあ」




804 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 01:33:22.01

 結局、みんなは穂乃果ちゃんに休んだ理由を聞かなかった。ツバサさんと遊んでいたっていうのはほぼほぼ確定ではあるんだけど、本人がそれを言いたがらないことには踏み込むべきじゃないって、判断したのかもしれない。

 ……結局µ’sのみんなはいつも通りに戻ることが出来ました。





穂乃果「ねえねえー」

真姫「なによ」

穂乃果「どうしてこんな曲作れたの?」

真姫「さぁ……」

真姫「私も多少前向きになれたのかもね」

穂乃果「へぇ……」


真姫「って……なに言わせるのよ」

穂乃果「あは」

 うん、いつも通り。そう、いつも通り。これはことりが大好きなµ’s。

 きっとこのまま、ずっと――。






 でも、流れ出した負の空気は……もう止められなかった。




805 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 01:33:54.32

◆◆◆――――◆◆◆



二週間後




にこ「――また穂乃果は来てないの?」


絵里「ええ」


真姫「なにしてるのよ、穂乃果は」

にこ「そりゃあ……彼女と遊んでるんじゃない?」


ことり「ち、違うよっ」

にこ「え?」

ことり「違うもん……今日は穂乃果ちゃん……お家の手伝いがあるって……」

海未「ことり……」

ことり「なんで、なんで海未ちゃんまで……そんな目でことりを見るの……?」

海未「……」

真姫「だって、この前、その前だって――」



806 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 01:34:53.33

 度重なる欠席。元に戻ったんだってそう思ったのに、練習中の穂乃果ちゃんはいつもの穂乃果ちゃんとは全然違っていた。いつも考えことをしていて、話しかけても上の空。なにかµ’sのために考えてくれてるのかとも思ったけれど、それも違うみたい。



 でも……穂乃果ちゃんは……今日はお家の手伝いって、言ったもん。



にこ「一回問い詰めた方がいいのかもしれないわね?」


凛「穂乃果ちゃんがいないと寂しいにゃー……」

絵里「そうね……」

絵里「でも――ううんなんでもない」




 衣装も完成間近、ダンスの振り付けは完成、練習メニューも絵里ちゃんが作った、指揮も絵里ちゃんや海未ちゃんが変わりがわりに行っている。穂乃果ちゃんが全然来なくなったのに、それとは対照的に――µ’sの活動は順調なんだ。




 それがことりには……耐えられない。







 ――まるで、穂乃果ちゃんがµ’sに必要ないって、言われているみたいで。




808 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 01:50:23.27

◆◆――――◆◆


ツバサ「今日も一緒にいられるの?」

穂乃果「はい」

ツバサ「嬉しい」

穂乃果「えへへ」


 練習終わり、穂乃果さんに腕を組まれて身体を寄せられる。疲れた練習の後に穂乃果さんの顔を見れば疲れなんて吹き飛んじゃう。

ツバサ「ここでこうやってると――」

あんじゅ「あーラブラブカップルさん」

ツバサ「ほら」

穂乃果「あんじゅさん、こんばんは!」

あんじゅ「こんばんはー」

あんじゅ「相変わらずふたりとも仲良いわね」

穂乃果「まあ」


ツバサ「またからかいに来たの?」

あんじゅ「そんなんじゃないよ」

あんじゅ「高坂君、君さ、UTXの文化祭とか興味ない?」



809 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 01:50:50.26

穂乃果「え?」

ツバサ「あーそうね……近いもんね」

穂乃果「いつですか?」


あんじゅ「10月の2日よ」

穂乃果「なるほど……」

ツバサ「ラブライブの順位がちょうどその日の三時に確定されるの」

穂乃果「知ってます」

あんじゅ「だから私たちも一位を確定にするために最後のライブを文化祭でやるのよ」

穂乃果「またライブするんですか!?」

ツバサ「ええ」



ツバサ「それにしても……つくづくおかしいわよね、順位が確定した次の週にもうLove Liveのトーナメントが始まるとか」



810 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 01:52:04.24

あんじゅ「ねー、もし第二回があったら形式変わりそうだけどね」

あんじゅ「ということで、高坂くん、アライズのライブ見にこない?」

穂乃果「え……」

穂乃果「でも、その日は……」

穂乃果(音ノ木も文化祭で、µ’sのまんなが……)


 穂乃果さん、なにか考えている? 普段なら即答するようなことなのに、一体……。

あんじゅ「――空き時間はツバサと二人で回れるかもよ?」ボソッ


ツバサ「な……////」


穂乃果「……」


穂乃果「でも……」


あんじゅ「なにかあるの?」

穂乃果「え、えっと……」



811 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 01:52:35.75


ツバサ「――私も……その、穂乃果さんが来てくれると、嬉しいわ」

穂乃果「あぅ……」プシュー

あんじゅ「あらあら」




穂乃果「――な、なら行きます!」




あんじゅ「そっか」

あんじゅ「ならツバサから招待券もらってね?」

穂乃果「え?」

ツバサ「UTXの文化祭はね、とても人気があるから入場規制がかけられて、入れるのは招待券をもらった人だけなの」


穂乃果「へぇ……色々あるんですね」

ツバサ「待ってて、今持ってくるから」

穂乃果「ありがとうございます!!」

ツバサ「あれ、あんじゅそれってどこにあるんだっけ?」


あんじゅ「もう……」



812 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 01:59:42.85

◆――――◆


雪穂「あー!!」

穂乃果「?」

雪穂「それ!!」

穂乃果「これ?」

雪穂「UTXの!!」

穂乃果「そうだけど」

雪穂「穂乃果、UTXに友達いるの?」

穂乃果「え、ああ……うん、彼女が」

雪穂「彼女さんUTXの人なんだ」

穂乃果「う、うん」


雪穂「いいなー私も行きたーい」

雪穂「あんたの彼女さんも見てみたいし」



813 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 02:00:17.09

穂乃果「あはは……」

雪穂「――あれ……」

穂乃果「?」

雪穂「この日って音ノ木の文化祭と同じ日なんだ」

穂乃果「っ……そ、そうみたいだね」

雪穂「µ’sの人たちと仲良いから音ノ木の文化祭行くかと思ってたけど……そっか、彼女さんがUTXならそっち行くよね」


穂乃果「そ、そうだよ!!」

雪穂「……なんか穂乃果、変じゃない?」

穂乃果「え? そう?」


穂乃果「もう部屋戻るね!」


雪穂「あ……」



タッタッタ


ガチャ


穂乃果「はぁ……はぁ」



814 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 02:01:10.94

穂乃果「そうだよ、ツバサさんは穂乃果の恋人だもん。一番優先することだもん……」



 言い聞かせるように、ベッドに身体を転がす。ツバサさんと付き合う前は、こうやってベッドに寝転んで、µ’sの映像を見ていたっけ。


 目を閉じればみんなが必死に練習をしていた風景が、みんなで誓い合った合宿の風景が浮かんでくる。



 最近音ノ木に行ってないな……ほとんど練習見ることもなくなったしね……。でもどうなったかとかは知ってるんだよ、ことりちゃんが何かあったらすぐにメールをくれたり電話もくれるから。



 
 それを聞く限り、順調みたいだし別に――穂乃果がいなくても、大丈夫そう。




 でも……ツバサさんは穂乃果を必要としてくれてる。ツバサさんにも文化祭行くっていっちゃったけど……本当にそれでいいのかな。





820 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 15:40:29.86

◆――――◆

一週間後





花陽「24位……」

にこ「……」




絵里「にこが気絶してるわ」

ことり「にこちゃーん……?」



にこ「はっ」


にこ「にににににじゅうよん!?」

希「もう少しやね!」



821 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 15:42:58.96

真姫「確か集計は文化祭の日の15時。ライブは11時からだから……」


絵里「うまくいけば、20位圏内に転がり込めるかもしれないわね」

にこ「Love Live……ラブライブ……」

凛「にこちゃん泣きそうー!」

にこ「うるさいっ」


絵里「あと一週間でどうなるか……」

海未「本当にギリギリの闘いですね」

絵里「ええ」

希「ま、ウチが講堂の使用権勝ち取ったから追い風追い風ー!」



822 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 15:44:28.33

凛「ほんと、さすが希ちゃん! これにこちゃんが引いてたらきっと屋上でライブすることになってたにゃ」

にこ「あんたね、さっきから私に喧嘩売ってんの!?」

凛「怒ったー!!」

にこ「ちょっと――」


絵里「落ち着きなさい」


花陽「でも前も言った通り、ここから先はかなりの団子状態……」



真姫「でも底辺にいた私たちがこんな短期間でここまでこれたってことでしょ?」

真姫「それなら同ランクにいるグループに比べれば圧倒的に有利だわ」



823 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 15:47:29.09

絵里「注目度もかなり高くなってるでしょうし、やっぱり文化祭で決めれば……」


海未「あと3日は追い込みます。そのあとは確認をしながら、体調を整えて行きましょう」

絵里「そうね」

ことり「……」


希(ことりちゃん……)



 もう、当たり前になりつつある。誰も穂乃果ちゃんの話題は出さない、それどころかみんな穂乃果ちゃんの話題を出すことを避けているみたい。やだよ、そんなの……やだ。穂乃果ちゃんが離れていくなんて……耐えられないよ。きゅぅっと唇を噛みしめる、この想いをみんなに伝えられたら……。


希「――ねえみんな」



絵里「?」

希「穂乃果ちゃんのこと、どうする?」



824 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 15:49:56.20

ことり「え……」

絵里「どうするって」



海未「私が直接家に行ってきます」

海未「私自身……やっぱり穂乃果がいないと、しっくり来ないんです。ずっと一緒にいたから、でしょうか」

ことり「こ、ことりもいく!!」

海未「え?」

ことり「ことりも……穂乃果ちゃんがいないと、やだもん……!」


にこ「こういうことは、幼馴染の二人に任せるのが良さそうね」

にこ「ま、いた方が色々雑用してくれるし」


凛「凛はにこちゃんと違って純粋にいて欲しいけどねー!」



825 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 15:50:21.28

凛「穂乃果ちゃんかわいそうだにゃ、にこちゃんにそういう風にしか見られてないなんて……」

にこ「そうは言ってないでしょ!?」

真姫「あの人がいると、曲聞いてもらうのに便利なのよね」


花陽「練習、また見てもらいたいな……」

絵里「あらら……結局みんな穂乃果が大好きなのね。ま、私も同じだけど」

絵里「任せても大丈夫?」

海未「はい」


ことり「うんっ」


ことり「今日の夜、穂乃果ちゃんの家行ってみよう?」




826 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 15:53:26.64

◆――――◆

ツバサ「穂乃果さん」


 クレープを美味しそうに頬張る穂乃果さん、最近は毎日UTXの前で待っていてくれて、そのあと遊びに行くことが多くなっていた。

穂乃果「?」


ツバサ「……練習、終わるの早いのね?」

穂乃果「ああ……うん」


 前に聞いた話では、µ’sの練習が終わる時間ではUTXの前まで来て、私を待っていることなんてできないはずなんだ。それでも穂乃果さんは毎日ここに来ている。






ツバサ「――練習、行ってないの?」



827 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 15:56:41.90


穂乃果「っ……」


穂乃果「――ダメなんですか?」

ツバサ「え?」


穂乃果「……毎日ツバサさんに会いたいの」


ツバサ「……」

ツバサ「そう……」

穂乃果「だから、ね? もっといっぱいデートしよ?」



ツバサ「本当にそれでいいの?」


穂乃果「……なんで」



穂乃果「ツバサさんは、穂乃果と一緒にいるのが嫌なんですか?」



828 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 16:03:19.04

ツバサ「……そういうことじゃないけれど」


穂乃果「じゃあ、なんで!」



ツバサ「……」


穂乃果「ごめんなさい……急におっきい声出して」


穂乃果「でも、本当に……ツバサさんのこと、好きだから」ギュッ

ツバサ「穂乃果さん」


穂乃果「今から家に来ませんか?」

ツバサ「え?」



穂乃果「ここからなら歩いて十分くらいですし、ちょっと休もう?」

ツバサ「ええ、分かった、穂乃果さんの家も久しぶりだしね」



穂乃果「やった!」



829 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 16:06:39.05

◆――――◆


ツバサ「っ……なに、これ」









穂乃果「――えへへ、ツバサさんのグッズたくさん集めたんですよ?」









ツバサ「嬉しい、けど」


穂乃果「こうしてればツバサさんがいつでもそばにいる気がして」

ツバサ「……」

ツバサ(こんなにグッズ買ってくれたの? 部屋が、前来た時とは大違い……)


ツバサ(なんだか……穂乃果さん、変わったような……)




ツバサ「……本当に久しぶりね」



831 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 16:15:45.93

穂乃果「そこ、座って下さい」

ツバサ「初めてここに来た時以来?」

穂乃果「そうですね」


ツバサ「UTXからかなり近いのに意外と来る機会無かったわね」

穂乃果「確かに」

ツバサ「いきなり部屋に上げられた時はびっくりしたのよ?」

穂乃果「あはは……あの時は」


穂乃果「お菓子持ってきますね?」

ツバサ「本当? 楽しみ」

ガチャ

雪穂「穂乃果――」



穂乃果「あ、雪穂」

ツバサ「えっと……」





雪穂「」



832 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 16:16:54.22

雪穂「な、な、なんでーーーー!?」


雪穂「ななななんで綺羅ツバサが!?」


ツバサ「あーえっと……」チラッ

穂乃果「妹です……」





ツバサ「なるほど。初めまして、穂乃果さんの彼女の綺羅ツバサです」



ツバサ「いつも穂乃果さんにお世話になってます」




雪穂「は?」

雪穂「か、彼女……?」



穂乃果「ほら、UTXにいるって言ったでしょ?」



833 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 16:19:38.80

雪穂「あ……ウソ」

ツバサ「色々あったんです」

雪穂「……」

雪穂(そっか、この人が彼女か……そりゃ勝てないよ……)



雪穂「えっと、ファンですっ!」

ツバサ「本当?」


雪穂「ささささサイン下さいっ」

ツバサ「ええ、いいですよ」ニコッ



雪穂「あああああありがとうございますっ」

ツバサ「あ、写真も撮る?」


雪穂「え、え……ほんとにそんなこといいんですか?」


ツバサ「もちろん、穂乃果さんの妹だもの」



834 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 16:22:43.78

雪穂「……穂乃果」

穂乃果「ん?」

雪穂「私、穂乃果の妹で良かった……」キラキラ


穂乃果「そ、そっか」








◆◆◆――◆◆◆――◆◆◆――◆◆◆





穂乃果「雪穂があんなにファンだったなんて」

ツバサ「このグッズの数を見る限りあなたも同じようなものじゃない?」



穂乃果「確かに……」チラッ


穂乃果(そろそろµ’sのみんな、練習終わった時間かな……学校はとっくに閉まってるけど、練習のために近くの公園で遅くまでやってるんだっけ)



ツバサ「そろそろ私は帰ろうかな」




835 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 16:25:21.36

穂乃果「近くまで送って行きますよ」

ツバサ「大丈夫よ?」

穂乃果「送らせて下さい」

ツバサ「そこまで言うなら、送ってもらおうかな」



 ツバサさんにカバンを渡して、裏口に向かう。階段を下った辺りで、穂乃果だけ先に厨房へ行っていくつか饅頭を包む。ツバサさんに持って行ってもらおう!


ツバサ「本当にいいの?」

穂乃果「家で食べて下さい」

ツバサ「ありがとう……」


 ツバサさんが微笑むだけで、身体の奥から力が湧いてくる。ツバサさんといるだけで、笑顔になれる。……もっと、ツバサさんと一緒にいたい。



836 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 18:12:07.18

 玄関を出ると、夏らしくない涼しげな空気に包み込まれた。おかしいな、九月なんてまだ夏のはずなんだけど。


ツバサ「涼しいわね」

穂乃果「そうだねー」


ギュッ

穂乃果「もう手汗はかきませんから!」

ツバサ「くす……気にしなくてもいいのに」

穂乃果「えー?」












ことり「――穂乃果、ちゃん……」




837 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 18:14:02.46

海未「……」

海未(綺羅ツバサさんと、一緒ですか)

穂乃果「え……」


 なんで、こんなところで? なんでこんなにタイミングが悪いの?



ツバサ(この二人は確か、µ’sの……)


 ことりちゃんと海未ちゃん、海未ちゃんの家は穂乃果の家より手前にあるからこっちにくることはないし、ことりちゃんの家は離れたところにある。ということは、穂乃果に用があるってこと。





ことり「穂乃果ちゃん……あ、あのね……練習来てくれない?」



穂乃果「……っ」



838 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 18:15:16.18


海未「穂乃果、私からも……」




穂乃果「――いこ、ツバサさん」


ツバサ「え、でも……」

穂乃果「いいから、もう遅いし早く帰らないと」




グイッ


ツバサ「ちょ、ちょっと」





海未「待って下さい穂乃果!!!」ガシッ


穂乃果「……」

穂乃果「……ちょっと話そうか」



839 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 18:22:32.66

穂乃果「ツバサさん、ここで待っててくれますか?」

ツバサ「ええ……」



穂乃果「そこの角で」

海未「はい……」


ツバサ(……なんだか様子が変ね)



 ツバサさんには悪いけれど、少しだけ待ってもらおう。海未ちゃんとことりちゃんを連れてすこしだけ離れた袋小路へ。


ことり「……」

海未「穂乃果」

穂乃果「なにか、用?」

海未「はい」




海未「練習、出てくれませんか?」

穂乃果「……」



840 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 18:24:26.94

ことり「穂乃果ちゃん……お願い……」


穂乃果「っ……でも」

 ことりちゃんと、海未ちゃんの視線が痛い。

穂乃果「穂乃果は必要ないでしょ? もうみんなでやっていけてるし」

海未「そんなことありません」

海未「穂乃果がいないと、しっくりこないといいますか……」

海未「とにかく、穂乃果が必要です」

穂乃果「でも」

ことり「ツバサさん?」

穂乃果「……うん」

ことり「……」




ツバサ(……やっぱり、私のせいでµ’sに色々起こっているのね)コソコソ




ことり「µ’sよりツバサさんの方が大切なんだ」

海未「ことり……」

ことり「そうなんでしょ!?」



穂乃果「……」









穂乃果「――当たり前だよ」



841 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 18:49:14.08

ことり「っ……」


ツバサ(……)


ことり「あははそう、だよね……」


ことり「海未ちゃん、いこ?」

海未「でも」


ことり「いいからっ……!!」





ことり「――穂乃果ちゃん……練習は来なくても文化祭の日、見に来てね? 待ってるから」


 ことりちゃんはそう言って、海未ちゃんを引っ張っていった。



穂乃果「っ……」

穂乃果「もう、戻れないなぁ……」






ツバサ「穂乃果さん……」



842 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 18:52:32.64

穂乃果「っ、居たんですか」

ツバサ「あなた、µ’sのことはどうでもいいの?」

穂乃果「盗み聴きなんてよくありませんよ……」

穂乃果「……ツバサさんのためなら、それ以外のことなんて……」


ツバサ「……」

ツバサ「私がどうこう言えることではないけれど、それは――間違ってる」

穂乃果「っ……どうして!?」


ツバサ「……自分で気がついて?」

ツバサ「重要なことは何かしっかり考えて欲しいの」





穂乃果「……」

ツバサ「今日は送らなくていいわ」

ツバサ「一人で帰るから」


穂乃果「あ……」




穂乃果「っ……なん、で」



843 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 18:58:16.61

◆◆――――◆◆


ことり「うぐ……ひっぐ、うぇえぇ……」

海未「……」

ことり「ぐす、ごめんね……泣いちゃって……」

海未「いえ」


海未「穂乃果……どうしてしまったんでしょうか」

ことり「……わかんない」

ことり「ぅ……」

海未「好きなだけ泣いて下さい……」

ことり「ううん、大丈夫……」




海未「ことり、あなたはまだ――穂乃果のこと……」


ことり「……」






ことり「でも、あの人には……勝てないから」

 そう言って、ことりは笑いました。今まで見てきたなかで一番哀しくて一番痛々しい微笑みでした。




海未「……ことり」




846 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 19:34:32.59

◆◆――――◆◆

文化祭 当日




穂乃果「……」


 家の前、このまま左へ行けばUTX。そこではツバサさんが待っていてくれるはずで、大きなライブもある。


 家の前、このまま右へ行けば、音ノ木坂。そこではµ’sのみんながライブを行う日、µ’sにとって、ターニングポイントになる日。



穂乃果「……ごめん、みんな」

 穂乃果はもう、本人に言ったんだ。ツバサさんのためなら、なんでも犠牲に出来る、例え今まで培ってきた関係だって。



 UTX文化祭への入場券を持ったことを確認したあと、左へ大きく踏み出した。



847 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 19:35:03.68

◆◆――――◆◆



ことり「穂乃果ちゃんは……来てくれないか」

にこ「しょうがないわよ」

真姫「大丈夫?」

ことり「うん、切り替えてライブのことだけ考えるよ」

絵里「そう……心強いわ」


絵里「穂乃果本人が決めたこと、それを攻めることはできない。お世話になっていたことも、事実だから」

花陽「辞めちゃうの?」


絵里「さあ……」

絵里「でも」



希「戻ってきたら、歓迎してあげよーね!」



848 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 19:38:23.13

海未「もちろんです」

凛「よーしっ、ライブだ!!」

希「ことりちゃんがセンターなら無敵やね!」




ことり「そ、そんなこと……」




海未「では、最後の確認をしましょうか」

海未「No brand girls 私たちの勝負の曲です。絶対にライブを成功させましょう!」

凛「うんっ!」




◆――――◆





穂乃果「ツバサさんっ」


ツバサ「ぁ……穂乃果さん」




穂乃果「ツバサさん?」

ツバサ「……」ブルブル


穂乃果(ライブ前の……)



849 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 19:40:58.10

ツバサ「ごめんなさい……」

ツバサ「でも、一人でも大丈夫だから」

穂乃果「……」

穂乃果「少しくらい頼って下さい」

ツバサ「でも……」

穂乃果「ツバサさんのためならなんだってします、なんだってやってみせます」

ツバサ「……」


英玲奈「高坂」

穂乃果「英玲奈さん」

英玲奈「今日も来てくれていたのか」

穂乃果「はい!」






英玲奈「でも、いいのか? 今日は確か――µ’sが文化祭でライブを……」




850 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 19:56:38.83

ツバサ「え……?」


ツバサ「穂乃果さん、どういうこと……?」






穂乃果「っ……いいんです」

英玲奈「そうか……」

英玲奈「じゃあツバサは借りていくから」

穂乃果「が、がんばって下さいっ」


ツバサ(……今日は音ノ木で文化祭? しかも、ライブがあるのに……穂乃果さんはここへ来た……)


 穂乃果さんは、また……。




ツバサ「あの、穂乃果さん。あとで話があるわ」

ツバサ(確かめなきゃ……場合によっては……)

穂乃果「?」



851 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 19:58:01.98

◆――――◆



ことり「やった……」

ことり「あ……」

ことり「えっと、今日は最後まで見てくれて、ありがとうございます!」

ことり「私たちはまだまだ頑張ります、応援よろしくお願いしますっ!!」



パチパチパチ


 満員にはならなかったけれど、それでも8割以上が埋まった講堂。ファーストライブの時は、ほとんどいなかったそれに比べると、今この現状で泣いてしまいそう。


 歓声と拍手に包まれながら舞台裏に戻っていく最中も、みんなテンションが上がっちゃって、笑い声が絶えなかった。







 ――結果として、文化祭ライブは大成功した。



852 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 20:00:08.99

 きゃっきゃっと衣装を来たまま足早に部室に戻っていく。


希「大成功!」

凛「やったにゃー!!!」

にこ「あんなに人が来てくれるなんてね」

絵里「努力の成果ね」

花陽「ミスしなくてよかった……」

真姫「私たちは今できる最高のことをした。あとは」



海未「――結果を待つだけ、ですね」



ことり「……」


 穂乃果ちゃんにも見せたかったな……。でも仕方ないよね、恋人の方が大切なのは。UTXの文化祭が今日あるんだよね、多分穂乃果ちゃんはそれに行ってる。楽しんでくれてるといいな。



 だからことりたちには三時間後の、結果それが全てだ。きっとラブライブに出場出来さえすれば廃校はほぼ無くなると言ってもいいはず、お母さんがそういう全国でも有名なものがあれば入ってくる人は確実に増えるって言ってたから。






ことり(お願いっ……)



853 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 20:10:45.67


◆◆◆◆――――◆◆◆◆




穂乃果「すごいライブでしたよ!!」

ツバサ「ありがとう」


ツバサ「あー……本当によかった……」

ツバサ「……これで問題ないわね」

ツバサ「ちょっと待って、確認するから」



ツバサ(うん、これなら大丈夫……)

ツバサ(急上昇のところにµ’sがある、順位は……21。しかもついさっき新しい動画がアップされたばかりね)


穂乃果「なに見てるんですか?」

ツバサ「……µ’s、新しい曲を発表したみたいね」



穂乃果「へ、へえ」

ツバサ「ついさっき」



854 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 20:16:38.39

穂乃果「……」

ツバサ「今日、ライブだったのね。µ’sも」

穂乃果「……」

ツバサ「……あなた――」

穂乃果「――なにが言いたいんですか」




穂乃果「そんなに……そんなにそばにいて欲しくないんですか。そんなに穂乃果のことが嫌いですか、そんなに離れて欲しいんですか」


ツバサ「……そうは言ってない」


ツバサ「ただ……」


ツバサ「どうしてµ’sのライブすら見てあげないの? µ’sはあなたにとって一番大切なものでしょう?」


穂乃果「……違いますよ。一番大切なものはツバサさんです」


ツバサ「そう、それは本当に嬉しい、でもね――一番大切なもの以外をないがしろにしていいわけじゃないでしょう?」



855 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 20:19:57.30

ツバサ「どうして南さんと園田さんと会った時、避けようとしたの?」

穂乃果「それは……」




ツバサ「前に言ったこと考えてくれた?」

穂乃果「……ツバサさんが何を考えてるのか、穂乃果はわかりません」

穂乃果「ツバサさんのためならなんだってする、そばにいるためならなんだってしますから……"別にµ’sなんて……"」



ツバサ「っ……」





穂乃果「それじゃあダメですか?」

ツバサ「……」



ツバサ「あなた――変わったわね」

穂乃果「え……?」



856 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 20:23:23.14

ツバサ「前のあなたは……そんなんじゃなかった」


ツバサ「なにかに一生懸命で、勝てないって分かってる私たちにも対抗してきて、本気でがんばってた。きっと恋人が出来たってそれは変わらなくて、何かのためになにかを切り捨てる人だなんて……思わなかった」


ツバサ「私は……そんなあなたが好き"だった"」


穂乃果「な、なに言ってるんですか?」

ツバサ「あなたがそうなってしまったせいで苦しんでいる人もきっといる」


穂乃果「だから穂乃果はっ、ツバサさんさえ幸せなら!!!」


ツバサ「……あなたがそうなってしまったのも、私のせいよね」




穂乃果「意味がわかんないです!」



857 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 20:26:09.21

ツバサ「私と、付き合ってしまったから」


コソコソ


あんじゅ「あれ、なんかいつもと雰囲気違う?」

英玲奈「そうみたいだな」





 一瞬の間。穂乃果さんは険しい表情を浮かべながら、なにかを察したみたいだ。涙目になって、首をブンブンとふる。なあんだ、もう分かってるのね。分かってるなら……どうしてもっと前に分かってくれなかったの?



穂乃果「……や、やだよ」


穂乃果「ツバサさん、ねえ――」



ツバサ「……ねえ、私たちもう――」




 全てを終わらそうって、この言葉でそうしようとした時、私よりも少しだけ大きな身体が飛びついてきて……背後の壁に押し付けられるのと同時に、唇を奪われた。



858 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 20:27:46.55


 突然のことで驚いたけれど、その時間は一瞬ですぐに冷静に判断処理が出来た。前までなら、近づいただけで顔が赤くなっておかしくなりそうだったのに。


 勢いよく口と口がぶつかったせいで、口の中が切れてしまったらしい。……血の味がする。こんなに乱暴にされたのは初めてでだった。私の好きな穂乃果さんはいつも優しくて……。





穂乃果「はぁ、はぁ」



穂乃果「ね、ツバサさん。文化祭まわりましょう? オバケ屋敷とか、食べ物とか、色々――」



 私だって、穂乃果さんのことは好き。でもこのまま付き合っていたら……。どんどん変わっていく穂乃果さんを見るのが怖くて、それに冷めていくかもしれない自分も怖くて。


 だから……。


ツバサ「ごめんね」







ツバサ「――もう別れましょう」




860 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 20:31:54.09

◆――――◆




三時間後






ことり「う、そ……」

花陽「……18位」



 実感なんて、湧くわけないよね。だって18位だよ? 全国で18位なんだよ? ということはラブライブに出られるってことで……。

 みんなが続々とその目で順位を確認する。


 ほんの少しの間のあと、悲鳴とも絶叫ともとれる嬉声が部室のなかを木霊した。


 やった、やったんだ。


 ほら、にこちゃんなんかもう泣いちゃいそうだよ。あれ、ことりも……。


 絶対、絶対……ラブライブ勝ち進んで見せるから。ラブライブに出られたってことがわかれば、穂乃果ちゃんだって練習見てくれるかもしれない。

 でも……ことりはまたセンターをする、のかな。

 ことりに、出来るのかな。そんな大舞台で……。



 嬉しいけれど、大きな不安が……生まれた瞬間でした。



862 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 20:39:39.11

◆――◆

 今日のことは良く覚えていない。

 アライズのライブを見て、ツバサさんと文化祭を回ろうって話になって……あれ、おかしいなツバサさんとはオバケ屋敷とか、色々回ったはずだよね? それなのに、どうして記憶がないの?

 文化祭終わったら、また次も遊ぼうねって……。


 どうしてメールを返してくれないの? どうして電話にも出てくれないの?


穂乃果「ツバサさん……」

穂乃果「うそでしょ? 別れるなんて、うそでしょ?」


 どうしてどうしてどうしてどうして。だって、あんなに好きだったのに。なんで……? 穂乃果、なにかしたの? ツバサさんのことだけ考えて、それで……それなのに。



ツバサ『別れましょう?』



穂乃果「ぁ……ああ……」ガタガタ


 まだまだ残暑が強くて、夜になっても布団にくるまるにはまだ早い。それなのに、布団にくるまっていてもガタガタと身体が震えだす。ツバサさんにそう言われたことを思い出して、ツバサさんに飛びかかって、泣きついて、それを見ていたあんじゅさんや英玲奈さんに止められたことも……。今日は文化祭で、ツバサさんと……ずっと一緒にいるはずだったのに。



穂乃果「はは……はは」



 部屋が埋まるくらい熱心に集めたツバサさんのグッズ。ああ……なんだツバサさんはまだ笑ってくれてる、穂乃果を見て笑ってくれてる。




穂乃果「ふふ、またデート行こうね、ツバサさん」





863 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 20:40:20.13

◆――――◆





Love Live 前日





ツバサ「こんにちは」


ことり「え……」

ことり「え……?」


 練習終わり、帰り道、人通りの少ないところ。


 ナンバーワンスクールアイドルが目の前にいる。

ことり「なななな……ツバサさん!?」



ツバサ「……どちらかと言えばこんばんは?」



ことり「いや、どっちでも……」

ツバサ「南ことりさん、あなたに少しだけ聞きたいことがあるの」

ことり「?」



864 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 20:44:22.87

ツバサ「その前に少し世間話でも」

ツバサ「明日、本番ね」

ことり「っ……そうですね」

ツバサ「私とあなたたちは勝てば二回戦で当たることになるわ」


ことり「はい」

ツバサ「調子はどう?」

ことり「精一杯やるつもりです」

ツバサ「そう」ニコッ

ツバサ「なら、本題」



ツバサ「µ’sにとって、穂乃果さんはどういう存在?」

ことり「え?」



ことり「どうしてそんなこと聞くんですか?」

ツバサ「確かめておきたくて、私の行動が間違っていたかどうか」



868 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 20:52:50.60

ことり(どういうこと?)

ことり「えっと……えっと……油? 大黒柱?」

ツバサ「くす……どういうこと?」

ことり「えっと、油みたいにµ’sを動かすのに必要で、みんなを支える大黒柱っていうか……うーん、なんて言っていいのか」

ことり「とにかく――必要不可欠です」

ことり「……//」

ツバサ「そう……」


ツバサ「やっぱり間違ってなかったわ、ありがとう」

ツバサ「もしかしてあなた……」

ことり「?」

ツバサ「穂乃果さんのこと、好き?」ニコッ

ことり「え!?」



ことり「あ、あの……」






ツバサ「ふふっ冗談よ」

ツバサ「じゃあ、お互い頑張りましょうね!」




869 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 20:54:04.94

◆◆――――◆◆



ことり「……」




 緊張するな……。

ことり「大丈夫かな……」


 ついに明日なんだ。みんなが目標にして……辿りついた場所。他のグループを蹴落として、手に入れた切符。


 そこでことりは納得の行く、自分の全力が出せるんだろうか。それなりに練習はしてきたつもり、でもやっぱり本番になると緊張でわけがわからなくなってしまう。




ことり「……」



プルルルル




ことり「穂乃果ちゃん?」



870 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 20:56:10.78

穂乃果「……なに」



ことり「……声、ガラガラだね?」

穂乃果「うん」



ことり「あ、あの――今から行ってもいい?」



穂乃果「……ダメだよ」

ことり「……忙しい?」

穂乃果「そうじゃなくて、穂乃果は、ことりちゃんにあんなこと…」



ことり「忙しいわけじゃないんだね?」

穂乃果「うん」

ことり「……今から行くね」


プツッ


ことり「ちょっと強引だったかな」



871 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 20:57:00.52

◆――――◆



雪穂「ことりちゃん、どうしたのこんな時間に」

ことり「あ、うん。穂乃果ちゃんに会いに……」

雪穂「……今のあいつ、会わない方がいいかもよ?」

ことり「え?」

雪穂「ツバサさんと別れちゃったみたいでさ、ずっと部屋に篭って泣いてるの」

ことり「……」


ことり(別れ、た……?)




ことり「うん、ありがとう。でも大丈夫」



 雪穂ちゃんと穂乃果ちゃんのお母さんにあいさつして、階段をのぼる。穂乃果ちゃんの部屋にくるのなんていつぶりだろう、確かこの奥。


ガララッ



ことり「おじゃましまーす……」



872 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 21:06:48.85


ことり「――……!?」

ことり「な、に……これ」





 穂乃果ちゃんの部屋に踏み入れた瞬間、まず感じたのは……部屋を間違えた? てこと。そこはことりが知っている穂乃果ちゃんの部屋とは程遠い。ぐっちゃぐっちゃで、電気もつけていなくて、床や壁やいたるところに散乱している……綺羅ツバサさんのグッズ。


 でもちゃんとことりが知っている本棚や、写真とか思い出のものもあって……確かに穂乃果ちゃんの部屋なんだってわかる。


ことり「穂乃果ちゃん?」


 ベッドの中、布団が少しだけ盛り上がっていてそこから青白い光が見える。


 恐る恐る近づいて、布団をとんとんと叩いてあげる。すると、もぞもぞ動き出したかと思ったら穂乃果ちゃんが顔を出した。



穂乃果「電気つけて……」




 ガラガラで、とても細い声。いつもなら男の子じゃないみたいな高くて元気で明るい声なのに……こんなになるまで泣いたってこと?



873 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 21:09:25.66

 言われるがままに紐を引くと、光に目が眩みそうになる。


ことり「……」



 目に飛び込んで来た穂乃果ちゃんの顔は……一週間前会った時とは別人だった。

 元から白い方だったけれど、さらに青白い顔をしてそのせいで目の隈をさらに目立たせてしまっている。




穂乃果「ごめんね、汚くて。ベッドの上は綺麗だから、ここ座って」

ことり「……うん」

穂乃果「……」

ことり「大丈夫?」

穂乃果「……」フルフル


ことり「そっか。ことりに力になれそうなこと、ある?」

穂乃果「……ううん、大丈夫」

ことり「っ……!」






ことり「――全然大丈夫じゃないよぉっ!!!」ギュッ


ことり「大丈夫なんかじゃ、ない……っ」



穂乃果「……なにするの」

ことり「ことりは、そんな穂乃果ちゃん、見たくないっ」




874 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 21:12:04.56

 抱きしめてみても、反応は薄い。力なく、ことりの腕のなかでどこかを見つめている。本当なら、ことりは喜ぶべきなんだ。だって好きな人がフリーになったんだよ? これでまた遠慮なくアタック出来るんだよ? 告白だって出来ちゃうよ? でも……。



 穂乃果ちゃんがこんなになってしまうなら、意味ないよ。それなら、ずっとツバサさんと付き合って幸せな顔を外から見ていた方がずっとマシ。



 ――それと同時にことりでは穂乃果ちゃんを笑わせることも出来ないんだって、悲しくなった。




穂乃果「ごめん……でも」

穂乃果「もう、どうしていいか……わかんない」

ことり「っ……」

穂乃果「今日はどうして来たの?」

ことり「あ、えっと……」

 今日来た、本当の理由。それは穂乃果ちゃんの様子を見るのもあったけれど、ある相談に乗って貰いたかったからだった。でも、それは無理そう。こんな状態の穂乃果ちゃんに、ことりの弱いところなんて見せられない。






 ――大丈夫なのかな。このまま、ことりが、センターで……。



875 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 21:14:44.72

ことり「穂乃果ちゃんが心配だったのと、あと近況報告」



ことり「Love Live 出れることになったの」

穂乃果「知ってるよ」

ことり「……そっか」

ことり「見に来て、くれる?」

穂乃果「……そんな資格、ないから」

ことり「そんなの、関係ない」


穂乃果「無理だよ……」

ことり「そっ、か」

穂乃果「応援してるからね? がんばって」



 今日初めて、穂乃果ちゃんが笑った。力なく、引きつるように。


 普段とギャップがありすぎて、もうそれ以上、見に来て欲しいだなんて言えるわけなかった。



876 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 21:22:34.96

◆――――◆

当日





にこ「毎週土日、トーナメント方式、ネットでの視聴者投票や審査員の投票で勝敗が決まるわ」

にこ「今日の私たちの相手は、福岡県のスクールアイドル。順位は6位、私たちより格上よ」


真姫「そもそも私たちより下はほとんどいないでしょう?」


絵里「逆に、捨てるものがなくていいわね」


凛「さ、さっきステージ見てきたけど……すごいにゃー……」

花陽「緊張しちゃうね……」

希「でもこれに勝っても……」


絵里「……A-RISEだって同じ人間なのよ、勝てる可能性だってあるわ」

海未「そうですよ、とりあえず今は目の前の相手に集中です」





ことり「……」



希「ことりちゃん?」


ことり「だ、だいじょぶ」

にこ「緊張してんの?」


ことり「ちょ、ちょっとだけ……」




877 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 21:25:55.83

にこ「まだ私たちの出番まで二時間くらいあるから落ち着いて?」

ことり「う、うん……」



◆◆


UTX




あんじゅ「いよいよ明日ねー」

英玲奈「緊張は?」

あんじゅ「ぜーんぜん。元から緊張しないし」

あんじゅ「ツバサは?」


ツバサ「今回はあまり緊張しないわ」

ツバサ「どうしてかしら」

あんじゅ「いいことね」


あんじゅ「まあ初戦は勝つとして……二回戦は……」

あんじゅ「……あららµ’sと当たる可能性があるんだ」

英玲奈「へえ」

ツバサ「……」



あんじゅ「――µ’sは高坂くんが熱心に指導してたみたいだけど?」



878 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 21:28:07.00

ツバサ「……関係ないわ。私たちは私たちのことをするだけ、例えµ’sが上がってきても、力の差を見せるだけだから」

あんじゅ「おー……」

あんじゅ「――それにしても、どうして別れたの?」


ツバサ「それ、普通訊く?」


英玲奈「私達が見た時は既に修羅場だったからな」


ツバサ「別に……あのまま付き合ってたら、お互いのためにならなかったから」

あんじゅ「なんだかよくわからないわ」

ツバサ「そう?」

あんじゅ「てことはさ」

ツバサ「?」

あんじゅ「――まだ高坂君のこと、好きなんだ?」





ツバサ「……」





879 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 21:30:38.10



ツバサ「――ええ、好きよ。大好き。世界で一番好き。今日だって練習終わりに会いたくてたまらないもの」




ツバサ「でも……それも、今回のには関係ないから」



あんじゅ「……」



あんじゅ「――強すぎる女の子っていうのも、考えものね」



ツバサ(あの乱れようから察して……穂乃果さんにµ’sのみんなを支えられる余裕があるとは思えない……)


ツバサ(つまり……µ’sはガタガタ)


ツバサ「先に言っておくわ」

あんじゅ「?」




ツバサ「――今のµ’sじゃ、勝てないわよ」



880 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 21:33:30.92

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆




にこ「……」

真姫「……」

にこ「な、なに真姫ちゃん緊張してるの!?」


真姫「う、うるさい」


にこ「……ま、まったく……」ブルブル

絵里「……流石に緊張するわね」

希「……」


希(みんなの緊張ほぐしてあげないと、なのに……ウチまで)

凛「ど、どうしよう。なんか怖いよ……」



花陽「私も……」



海未「みんな、とにかく自分を信じてください」

海未「――ことり、大丈夫ですか?」


ことり「う、うん……」

希「大丈夫? 顔色悪いよ?」



ことり「大丈夫」



881 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 21:36:49.56

 ことりが、やらなきゃ。みんなは信じて、ことりにセンターのポジションを譲ってくれているんだ。失敗なんて許されない、こんな大勢の前で失敗は絶対に、絶対に許されない。




 完璧なライブをするんだ、生きてきたなかで最高で完璧で100パーセントの……!!



海未「え、えっと……出て行く前にみんなで掛け声を……」



「……」


海未(みんな、緊張のしすぎでそれどころじゃない……?)

海未(どうしましょう、私まで――)


ウワアアアアアアアア



にこ「出番よ!」



 にこちゃんの掛け声とともにことり達は駆け出した。今までずっと目指してきた場所、ことり達の全てがある場所。



 やがて、たくさんの観客が見えてきた。文化祭のライブの時の数倍数十倍の人の視線が波のようにことり達に突き刺さる。眩しすぎる照明に視界が眩む、暑すぎる熱気に身体が揺れる。



883 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 21:39:44.22

ことり(こんなところで、ライブ、するの?)

 リハーサルもなにもない、一発本番のみ。

 そこで全てが決まってしまう。


 練習してきたように、みんながスタート位置について、すっと瞼を落とす。瞼を開けば、後は音ノ木坂学院スクールアイドルとして――駆け抜けるだけ。



 音楽が流れる。無名だった私達が、壁を壊して、闇を振り払って、ここまできた。それを伝えるんだ、観客のみんなに、画面から見ているみんなに。






 そして、ここでは見ていないことりの――大好きな人にも!!





ことり「!!」



 勢いよく飛び込んでくる光。最初は――。




「――ほら負けないよね?」



885 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 21:41:23.90


 最初は真姫ちゃん、えっと次はことり。


 あ、あれ……?





 ――次はどうするんだっけ、あれ、あれ?



 光で視界が揺れる、お客さんの歓声でイヤモニの音がうまく聞こえない、くらくらする頭に身体が追いつかない、みんなの視線がセンターのことりに集まる。


 やだ、やだよ、怖いよ、助けて、誰か助けて。


 一瞬の間に思考はパンクして、目の前が白く塗りつぶされていく。


 踏み出したと思った足は動いていなくて、横からメンバーの誰かにぶつかられて、綺麗なステージが眼前に迫っていた。あれおかしいな、ことりは観客のみんなを見ていたはずなのに、どうして床を見ているの? 打ち付けた肘がいたい、膝が痛い、そして周りから、困惑の声が聞こえた気がした。









 ――あれ……ことりは、今、なにをしているんだっけ?






◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



886 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 21:43:37.19


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆






ことり「えぐっ、ひっぐ、うぅ……あぅ……ごめ、みん、な……ぅぅうう」




海未「ことり……」

真姫「私も……よく、周りが見えてなかった……ごめん、ことり」

にこ「誰が悪いとか、そういうのじゃない」

にこ「だから、ことり……」

ことり「ことりのせいでっ、ことりのせいでっ……!!」


絵里「……」

花陽「ことりちゃん……」




ことり「――みんなの全部、無駄にしちゃった! ごめん、ごめんなさいぃ……」ボロボロ


凛「そんなこと、ないよ」



887 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 21:47:49.35


ことり「もうやだ……!! もう、スクールアイドルなんて、したくない……っ……!!!」



ことり「うあああぁぁぁぁ!!!」




希「……」



 思えば、会場についた辺りからことりちゃんはおかしかったような気がする。ううん、もっと前かもしれない。ラブライブの第一回戦――µ’sは惨敗に終わった。完膚なきまでに、負けてしまった。



 ことりちゃんも普段ならミスなんてしないのに、緊張によって全部わからなくなったしまったらしい。


 センターに一番負担がかかるなんて分かっていることなのに、ウチらはそれを支えてあげることが出来なかった。みんな緊張して、ライブ前に必ずやる掛け声すらやらず、いつものことが全く出来なくなっていたんだ。




 ――穂乃果ちゃん、あなたがいてくれれば……こうはなってなかったかもしれないんよ……?




 誰もことりちゃんにかける言葉を見つけられなくて、外の空気とは対照的に、控え室ではことりちゃんの痛々しい嗚咽が静かに響いていた。




888 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 21:51:05.92

◆◆――――◆◆

あんじゅ「あららー……」


英玲奈「なかなか酷かったな……」

ツバサ「……そうね」

あんじゅ「少なくともここまで来たグループのパフォーマンスじゃあないわね」

ツバサ「……やっぱりあの子、センター向きじゃないと思うわ」


英玲奈「私もそう思う」

ツバサ「いつか潰れるとは思ってたけど……こんな大舞台で潰れちゃったら、もう続けたがらないでしょうね」



あんじゅ「すっごい可愛いんだけどねぇ……声も可愛いし。まあ、適性が」

ツバサ「期待してたんだけど」




あんじゅ「ねー」

英玲奈「きっと大舞台慣れしていないから、緊張もあったんだろう」



ツバサ「そうでしょうね、µ’sが普通に力を発揮していたら、このカードµ’sが勝っていたでしょうから」


あんじゅ「え? でも」






ことり『必要不可欠ですっ』





ツバサ(穂乃果さんが、ずっとµ’sのマネージャーをしていればこうはなっていなかったかもしれない)



ツバサ(間接的とはいえ、私は芽が出てきたスクールアイドルにダメージを与えたことになっちゃうのね……)






ツバサ「……明日は我が身よ。さ、練習をしましょう」











◆◆◆ 綺羅 ツバサ ルート ◆◆◆









889 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 21:52:51.96

終わりです。長かったですが、見てくれた方はありがとうございます。多分これ以上ストーリー系のルートはないかもしれません。あとは過去話とか基本エロとかばかりです。



また次の安価をしばらくしたら取りに来ます。



905 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/14(土) 23:48:47.58

穂乃果はどうするべきなんだろう?




1 ◇西木野真姫◇
 綺麗な声……二人で曲も作ったね? ちょっと素直じゃないけれど、分かりやすいし面白い! 穂乃果は……真姫ちゃんが、好きなのかな?

2 ◇星空凛◇
 凛ちゃんと付き合ってた時……楽しかったな。穂乃果がもっとちゃんと向き合ってあげてれば……。穂乃果が凛ちゃんのこと、襲わなければ……。

3 ◇小泉花陽◇
 花陽ちゃんとも二人きりでたくさん練習したよね……?なんだか自信がない子だけど、守ってあげたくなっちゃうんだよね……。

4 ◇園田海未◇
 初恋の相手は海未ちゃん、だったなぁ。ことりちゃんもたけど、穂乃果のことを一番よく分かってくれてるね?
【◆◆◆クリアにより、穂乃果に新たな人物との関係が築かれるかも?◆◆◆】


5 ◇◇南ことり◇◇
 ことりちゃんにはすっごくお世話になって一緒に過ごしてきたよね。誰より何よりも親身になってくれて……穂乃果は、やっぱり、ことりちゃんのこと――。
【◆◆◆クリアにより、ことりに関する選択肢が新たに解放されるようです◆◆◆】





6 ◇絢瀬絵里◇
 絵里ちゃんは初めての彼女……。あの日穂乃果が止めていれば絵里ちゃんを悲しませることなんてなかったのに。……もう悲しませたくない!


7 ◇矢澤にこ◇
 何事にも一生懸命で、真っ直ぐな人。穂乃果のせいで傷つけちゃったよね。今更この人を守ってあげたいなんて……先輩に失礼かな?


8 ◇東條希◇
 初めて会ったのは神社だったよね。とても優しくて……なんでも受け止めてくれるかな。穂乃果が暴走したせいで襲っちゃって……その償いもしたい。




9 ◇◇◇綺羅 ツバサ Love Live◇◇◇
 ツバサさんにフられてから、もうなにをしていいかわかんないよ。これから、どうすればいいの? ……穂乃果は一体、どうすればっ……!!!






10 ◆◆◆◆◆◆◆
そうだ、みんな穂乃果の彼女にしちゃおう。それならみんなとたくさんえっち出来るもんね……?ふふ……。
   ◆◆◆◆◆◆◆





 >>906から>>910の間で一番多かったルートに進みます。選択して下さい。決まらない場合は>>911のルートにします。



906 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/02/14(土) 23:50:08.88

真姫ちゃん



907 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/02/14(土) 23:50:09.50

4だな



908 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/02/14(土) 23:50:20.34

真姫ちゃん



909 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/02/14(土) 23:50:41.62

5



910 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/02/14(土) 23:51:51.17




927 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/15(日) 00:59:58.39

結果の通り、真姫ちゃんで行きます。
個人的に一番好きなキャラクターが真姫ちゃんなので……少し頑張れるかも。長くはならなそう。


あと……このルートは完全に>>1の趣味を押し付けてしまう可能性が高いので、真姫推しの方は注意して下さい。書いてきます。




おもらし……



944 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/18(水) 00:50:29.72

一応書き終わりましたけど…レス100くらいかなと思うので新しいスレ建てる。建てたらURL貼ります。

このスレHTMLは出してきますが、ルート等でなにか質問あれば答えます。



安価出す時は基本的にはあげるつもりだったんですが、前回はsagaとsageを間違えていただけです。



945 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/02/18(水) 00:55:41.32

鬱ルートってみんなツバサルートみたいな感じで穂乃果やそれ以外の子も苦しい思いするってことなのかな?
それとも明らかに倫理的にアレなことになってるけど当人たちは幸せそうとかそういう系とかもあるの?



946 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/18(水) 01:07:48.59

>>945
ツバサルートは少し特殊に書いたつもりです。正規ルート的なイメージで書きます。

他のルートではこんなに時系列は進まないと思いますし、他のキャラクターもほとんど出ません。スクールアイドルの活動とか大会のこともサラサラ流す程度に書くつもりです。



人を[ピーーー]とかはないですが、穂乃果君をクズに書きすぎてしまうとそういうこともあるかもしれません。



950 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/02/18(水) 01:50:40.73

>>946
ツバサがじゃなくて鬱ルート自体が全体的に正規ってことか
怖いなー



951 : ◆wOrB4QIvCI :2015/02/18(水) 02:04:56.45

>>950
ごめんなさい、ツバサが、です。
特別ツバサが好きというわけではありませんが、なんか正規っぽく書けるなと



954 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/02/18(水) 02:58:18.83

海未ちゃんは続きなのか、てっきり雪穂解禁かと思ってた
新スレ待ってる



960 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/02/19(木) 04:55:57.25

ツバサ続きめっちゃ気になるなあ



元スレ:穂乃果「ふふ……君も穂乃果の彼女になりたいの?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420651802/