SS速報VIP:リヴァイ×ペトラ「奇跡も魔法も」あるんだよ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426940511/



1 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/21(土) 21:21:51.39

たったら投下

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1426940511



2 : ◆skOdBilCbI :2015/03/21(土) 21:28:49.34

たってしまったので前置き注意書き

【進撃の巨人】リヴァイとペトラのお話です

・捏造、設定おかしい多々あります
・キャラ崩壊、とくに兵長が酷い
・兵長がヲタク
・他作品ネタが入ります
・エロ含む




3 : ◆skOdBilCbI :2015/03/21(土) 21:31:45.67

第一部【ain't afraid to die】



こんな事は初めてじゃない。

今までだって、仲間の死を目の前にしてきて、
なんとな生き延びてきた

運動神経がちょっといいくらいの理由で、調査兵団に入って、
私にはこれしかないから、必死に訓練もしてきた


巨人は怖い
なんで私が相対してるんだろう
人類のため?自分のため?大切な仲間を

失わないため、、、

それも今

守れなかった



4 : ◆skOdBilCbI :2015/03/21(土) 21:33:01.11

目の前で、、、

班の指揮官と、同期で一番仲の良かった、、、
訓練生の頃は、私は彼のことが、好きで
憧れて、ついてきたんだっけ。

彼には他に、大切な人ができて
儚く散ったほのかな想い

今はそれで良かった、なんて、呑気なことをかんがえながら

私をこの場に独りぼっちにしやがった巨人を

めちゃくちゃに切り裂いた

こんな狂気が自分にあるとは
それくらい
これ以上ないほどとどめをさしてやった

今、私の憧れているあの人に、少しでも近づけたかな、なんてくらいに捌いてやった

それと同時に撤退命令の弾幕が視界の端にうつった



5 : ◆skOdBilCbI :2015/03/21(土) 21:34:20.74

ああ、私はこのまま生き延びて、また戻れるのかな
そういえば私の馬、どこだっけ、、

立体機動装置を解き、そのまま力尽きるように地面にへたり込んだ

動かなきゃ、馬を探さなきゃ、このままじゃ餌になっちゃうなぁ

体力の限界、精神の限界を感じながら、なにかの気配を、感じた

敵じゃない、機動装置の音がする

「ペトラ、お前だったのか」

リヴァイ兵長、、、?

そっか、兵長は私達の陣形の奥にいて、それを追って、、

「コイツがブッ倒れるのが見えたが、独りでこんなデカイのを殺るとは、お前も腕を上げたな、、」

ああ、私、褒めてもらえてる、、
先程、脳内を掠めた彼に、

「へ、へい、、ちょう、、」

うまく声が出せない
動けない
苦しい
息が、

「どうした?怪我でもしたのか?立てるか?」

兵長が心配そうにしながら、屈み込んで私の顔を覗き込んでくる



6 : ◆skOdBilCbI :2015/03/21(土) 21:35:40.36

泣き叫びたいのをずっと、堪えてたんだ
でも、そんなことできない
この人の前ともなれば余計に、そんな姿見せられない。
せっかく褒めてもらえたのに、、

息ができないと思っていたら、気がつけばそのまま過呼吸になっていた

「はぁっはぁ、くっ、、げほっ」

やだ、こんなのさいていだ

-----------------------------------------------

過呼吸を起こしてる、、、

「おい、息をしっかり吐くんだ、わかるか?」

なんとか試みてるようだが、できないからこうなってんだよな、、

真っ青な顔で、震えている
しっかり肩を抱き寄せてみる
まだ落ち着かない
周りを見渡す



8 : ◆skOdBilCbI :2015/03/21(土) 21:37:12.20

この様子じゃ、班の仲間は喰われた、、のか

確か今日のメンバーは、、そうか

辛かったろう、無理もない

こういうときは、引っ叩いてでもやるほうが効果的なんだが、

これは効くのだろうか
口実だ
正しいかどうかは、結果はわからない

衝動的に、ある意味もっと乱暴な方法で、俺はペトラに

---------------------------------

「ん、、っく、はぁ」

え、、え!?

息が出来ないでいた私に、なぜかリヴァイ兵長がキスをしてる

ちゅ、ちゅっ、、

呼吸を整えるように、してくれてる
彼の息が、唇が絡み合う

「んんっ、、、ぷはぁっ」

きつく唇を重ねられて、離される

私は息を吐きながら、朦朧とした頭で呼吸が戻ってきてることに気づく

「どうだ、少しは落ち着いたか?」

「はぁ、、、はい、、あの、っと」
今度は違うとこが、胸が、鼓動がヤバイーー!!

しどろもどろになってる私を、そのまま彼は優しくて抱きしめてくれた

「もう心配するな、お前はよくやった。俺がお前を守ってやる」

え、ぇー



10 : ◆skOdBilCbI :2015/03/21(土) 21:38:51.42

「撤退命令が出てるのは見えたな?ちゃんと連れて帰るから安心しろ」

あ、うん、、壁の中までね
さっきまで死線をくぐり抜けてきてたってのに、なに浮かれたこと考えてたんだろ、私、、
まだぼんやりしてるみたい、、

あれ、涙が、、

急に気が抜けて、涙腺が緩んだ
兵長に気づかれないようすぐに拭った

気づいてか気づいてないフリをしながら、周りを警戒し、
動けるようになった私を連れて馬の所まで誘導してくれた

「お前は俺の後ろに乗れ、そんなに消耗してちゃ見てらんねえ」

あー心配かけてしまってる
独りで討伐できようと、生きのびようと、この有様じゃ、どうしようもない

今更強がっても仕方ないし逆に怒られそうなので、そのまま甘えることにした。
ほんの少しの下心を、かくして

「それと、、」

私が馬に跨がったのを確認し、
いつもの口調で彼は話す

「落ちねぇようにしっかり俺に掴まっておけ。
泣くなら今にしろ。ここなら隠してやれるし、走ってりゃ聞こえねえだろうからな」

…!

見抜かれてる、、
私がずっと、泣き叫びそうなのを我慢してたこと。

、、どうしてこの人はこんなに、こんな風に優しいんだろう
こんなんじゃ、憧れとか、尊敬とか、そんなんじゃなくて、、

っていうか、ものすごく、惚れてまうだろ!なセリフ言い過ぎ、、、



12 : ◆skOdBilCbI :2015/03/21(土) 21:42:15.35

彼の背中に体を預けて、腕をまわしてしっかりしがみついて
ひとのぬくもりをかんじて

たくさんの感情に押し流されて

私は堰を切ったように泣いた

こんなあたたかさ
こんなになくこと

いつ以来なんだろうって

---

胸がめっちゃあたってる、、って
何考えてんだ俺は。

特別に気にかけてる

もう認めねえと自分が面倒くせぇな

ペトラが兵団に入ってきたとき
なんでこんな可愛い女がと思った

初めてちゃんと話す機会があったとき、彼女はこう言ってた

ちょっと運動神経がいいくらいしか、私には取り柄がないと。
それでも人一倍特訓しなきゃいけないと必死に訓練生時代を過ごし、
自分に変えられるものが、人の役に立てることがあるならと調査兵団を志したと。
まだまだ体力がなくてと、俺と話すのにビビってんのか、
苦笑いしながら自嘲気味に語った彼女に俺は率直な感想を、答えた

取り柄がないなんて事はない。
日々成長が早いことも、生き延びて戻ってきてることも、
なにより、料理も掃除もしっかりしてやがる
(つーかそのまま特別なことをしなくても、そんな器量がよけりゃ、
充分もっとマシな生活ができるだろうに。簡単に言や可愛いし。)
ここは言ってねえがな



13 : ◆skOdBilCbI :2015/03/21(土) 21:47:42.14

一目惚れとか、んなもんよくわからなかった
気がつけば、目で追っていて
そんな風に思われてるとは、と彼女はあの時驚いてた

もっと自信を持てばいい。
機会があれば、話しかけるようにしていた
少しずつ打ち解けて、いつしか自然な笑顔を向けてくれるようになった
たまに独りで物憂げな表情をしてるのが気になった
辛気くせえツラすんなと声をかけて、たまには心を見せてくれた
彼女が見てる男がいるのもなんとなく気づいた
奴には恋人がいて、実際のところどう思ってんのかはわからなくなったが、、
今日その男は、殺された、おそらく彼女の目の前で。

彼女はまた、誰かに恋をするのだろうか。

俺はまた、眺めてすごしていればいいのか?



14 : ◆skOdBilCbI :2015/03/21(土) 21:50:23.03

あー、やらかした、やっちゃったよぉ、、、、


壁内へ戻ってきてからは慌ただしく、怪我人の救護や備品の片付け諸々をこなし、
夕食を作り、食べ終えた皆が自室へ戻りゆく中、
テーブルに突っ伏してひとりヘコんでいるペトラがそこにはいた。



悲しい。

昔好きだった同期を失った。
班は全滅。
同室だった後輩も、途中で死んだ。

なぜか私は、生きて戻って来られた。

何体殺ったか、私は強い。
何人失ったか、私は弱い。

色んな感情がないまぜになって、未だ整理はできていない。

みっともない姿を見せてしまったなぁ、、、

それが一番の気がかりで、一日の仕事を終え気が抜けてふと思い出したら、突っ伏してこうなっている。

次に兵長に会ったら、お礼と謝罪をしなきゃいけない。
でも、まともに顔を見られる自信がない。

兵長に馬から降ろしてもらった時、なるべく早く休めと言われた。
わぁわぁ泣いてたのも丸聞こえだったのだろう。
目も腫れてる。今更なにも隠しようがない。

なぜか少し睨まれてから、
いつも通りの振る舞いで彼は団長達と去っていった。まだ仕事をしているのだろうか。

今は思うことばかりで、疲れ切っているのに眠くもならない。



15 : ◆skOdBilCbI :2015/03/21(土) 21:57:22.81

なにより

突っ伏したまま思うこと。
今日のことなのに遠く感じる。
唇の感触。
夢だったのかな。
夢じゃない。

暖かかった。
彼の息や背中の感触。

疲れ切ってるはずなのに、体の奥がうずいて、、

って、なんなの私。

こつこつ、、

ん、音がする。

いよいよ誰もいなくなった食堂、誰か戻ってき、、?

げっ

へ、へいちょー!?

今戻ってきたのかな、、なんでこっちの食堂にわざわざ、、えーっとそれより

めっちゃ眉間にしわ寄ってるー!目が怖い!

「お前、こんな時間までなにしてやがる」



17 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/21(土) 22:12:01.06

はうぅ、やっぱ怒られたぁ、、、

「あの、ですね、、眠れなくて」

「眠れなくても体は休めろ」

ですよね、、

「あの後もずっと働いてたんだろう」

呆れ顔をしながらため息をつかれる。
見抜かれてるし。どうしよう。

「今日はいろんなことがあり過ぎて、、、何かしてるほうが、気が紛れて、マシな気分になれたので」

「、、まぁ、気持ちはわかるが」

そう言いながらこちらへきた彼は、シャワーを浴びてから乾ききっていない、
私の髪を、頭をぐしゃぐしゃと、
撫でた。

わしわし

少し乱暴だけど、優しくて。
ちょっとまた目頭が熱くなってしまった。

驚いて、思わず目を合わせてしまう。
目があったとき、緩んでいた顔にわざとらしく眉間にシワを寄せたけど、あったかい表情に見えて。

へいちょー!今日はなんだか急接近すぎます!



18 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/21(土) 22:13:14.64

「紅茶を淹れる。飲め」

そう言うと彼はキッチンの方へ向かっていった。
それなら私が、と言いかけると、お前座ってろと目で制して、命令には従えと言わんばかりに去っていった。

まさかの展開だった。
でもいい機会だ、お礼と謝罪をこの場で済ませてしまおう。

------------------------------

本当にいやがるとはな。

アイツがどんな行動をとるか、なんとなくわかるほどに、俺はアイツを目で追っちまってる。

俺だってあの後、かったるい報告やら雑務で疲れ切った。仲間を失って、それを背負うと言いながらも辛くないなんてえのははっきり言っちゃ嘘だ。



19 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/21(土) 22:14:02.62

会いたかった。
ドサクサに紛れて触ってみた。

少し心の棘が落ちた気分になった。
近づけたことにまた心の違うところの感情がうずくのは、なんだかやり場がなくて戸惑う。

あんな顔で見られて、心臓から変な音がしやがる。
(今日は何度目だよ)

クソメガネに、ペトラとなにかあったの?なんてひやかされちまった。頭が切れるのは仕事だけにしてくれ。

とっておき俺専用誰も触るなの紅茶缶から、一番落ち着くハーブティーを二人分用意した。

---

しばらくすると兵長は、二人分のティーカップとティーポットを持って戻って来て、私の向かいに座った。

俯いてる私を、じっと見られてる、視線を感じる。
さっきは思わず目を合わせてしまったけど、やっぱ無理無理!どぉしよ、、、

「ひでえ顔してやがるな、顔色悪いし目も泣き腫らしたまんまだぞ」

orz

「ちょ、、み、見ないで下さいーー!」

「そうか」

そう言うと彼は、ティーポットからカップに紅茶を注ぎ、片方を私の前に置くと、わざとらしく横を向いて座り直した。

なんかそれはそれで傷つく、、

「せっかくの綺麗な顔が台無しだ」



20 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/21(土) 22:17:02.84

ふぇ?

今なんと

思わず間抜けな声を出して彼を見ると、視線のやり場に困るようにしつつ紅茶をすすりはじめた。

初めは怖いひとだと思ってた。
でもよく喋るし、変な人だけど面白いとこもあって、優しいことも今は知ってる。

気持ちが落ち着いてきて、私は素直にこう返してしまった。

「兵長も、綺麗な顔してますよね」

「あ?」

ぶふぉ、何言ってんの私!

「どう見ても悪人ヅラしてるだろうが、目でもやられたのか?」

やられてません見えてます
なんかフィルターかかってるでもないですよ

「や。ほんとに、みんな格好いいって思ってますって」

「おだてても紅茶意外は出んぞ、これは俺のとっておきだからな、飲める温度になってきたから飲め」

あ、なんか普通に話せてる。

とてもいい香りのするカップに手を取りひとくち飲むと、ふわっと心が安らいだ。
こんなに美味しい紅茶は初めてだ。

「あの、、紅茶も、今日助けて頂いたことも、本当にありがとうございました」

よしっ!まずはお礼言えた!

あとは、、

「それと、申し訳ありませんでした。お見苦しいところを見せてしまって、、
なんていうか、クビ覚悟っていうくらい、どうしようもないです。
私は何も救えなくて、助けてもらって、そんな価値があるのかと」

「まだそんなこと言いやがるのか」

ひぇー、また自嘲癖がっ!怒られる!た?

「ペトラ、お前は俺の班に入れ」

「はいっ」

「ん、いい返事だ」



21 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/21(土) 22:18:37.90

はい?今なんと。俺の班に?

「えっと、、私がリヴァイ兵長の班に」

「そうだ。返事をしといて断るのか?
お前の班は今日、、、なくなっちまったからな。
俺が決めた。話も通してある。文句はあるか?」

いえ、ありませんが、、ま、じ、で、?

ブンブン

「文句なんてなにも!こんなに嬉しいことはありません!
でも、どうして私を?独りぼっちでパニックになったらあんな状態になってしまうし」

可哀想に、思ったから?なわけない。
兵長はそんな人じゃない。

「そこはもう立ち直れ。俺がお前をひとりにはしない。だから心配するな。
前にも言ったがお前は努力を惜しまないし成長も早い。
今日だって劣勢なところで冷静に刃を振るって巨人を仕留められていただろう。」

「冷静でいられたかどうかは、、あの時は、気が狂ったように、夢中で、殺す、、ことだけに集中してて」

「俺だっていつもそんな感じだ。そのくらいの狂気もなきゃ壁の外じゃ生き残れない」

狂気、、か。

ひとりに、しない。

「俺が信じられないか?」

しんじる。

今日の私には何も残っていなかった。

体力も、涙も、心も、全部すり減って、

紅茶を飲み干して、やっとの思いで言葉を紡いだ。

「しんじます、すべてをささげます、だから、ほんとうに、ひとりにしないでください、、、」



22 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/21(土) 22:27:00.68

セリフの前に名前入れるの忘れましたが、まだ登場人物2人のため察して頂けると(泣)

第一部【ain't afraid to die】2話目

あかるい、、、朝、だ、、

ベットのうえで目が覚めた。
体はまだ重い。

朝食と、報告書と、同室だった、、後輩の荷物、整理してあげなきゃ、今日もやることはたくさん、、

ぼんやり

あれ、私昨日どうやって、部屋に、、ってかここ、どこ?

もそもそ

リヴァイ「やっと起きたか」

!?

ふぇぇえーっとお、どおいうことー??!?

ガバぁ

ペトラ「あれ、えっとおはようございます!
なんで兵長がここに!っていうかなんでわたしがここにあれ今何時ですか!?」

リヴァイ「いっぺんに質問すんな。俺がここにいるのはここが俺の部屋だからだ。
お前が食堂で寝ちまったから仕方なくここに運んだ。時間は昼前ってとこか。わかったか?」

ペトラ「はい!は、、あの、えーと、ごめんなさい」

リヴァイ「お前昨日から謝ってばっかだぞ。さっさと言われた通り休まなかったからそうなる。」

ペトラ「ふぇ、すいませ、いや、ありがとうございます」

リヴァイ「礼を言うのはこっちだ、昨晩はお前を美味しく頂いたのは俺のほうだからな」



23 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/21(土) 23:32:23.76

ひゃっはー!なに?いまなんと?
おぼえてませんけど?
記憶にございませんけど?
もったいない!くそ!

ペトラ「あ、わたし、おいしかったですか?あの、わたしおぼえてないのであのあらためていただけると、ぶふぉ」

なぜか脳天こづかれた。

リヴァイ「バカめ、冗談だ。俺が寝てる女を襲うように見えるか?いや。悪人ヅラだから見られてもしょうがないのか?
すまないな。しかし本当に何もしてねえよ、そこは信じろ」

寝ぼけてた頭が少しずつはっきりし始める。

ここは兵長の個室。
ベッドはひとつ。

ぼんやり思い出す。
食堂で紅茶を飲んだまま気を失ったように眠って。
遠くから兵長の声が聞こえた気がして。
近くにぬくもりを感じて
夢の中で
兵長の腕の中にいたような
頭をなでてもらったような
唇が触れ合った感触が

記憶が混乱してるのかな
昨日、実際にあったことでもあり、、、

ペトラ「あの、兵長昨日寝れましたか?」

リヴァイ「お前が寝かせてくれなかったからな、なかなか寝付けなかったぞ」



24 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/21(土) 23:35:11.24

意味深。

ペトラ「あのー、、」

リヴァイ「冗談だ。俺はソファで寝た。だから安心しろ」

ペトラ「私に魅力がなかったから、、」

リヴァイ「お前まで冗談言い出すな」

ペトラ「イジメる兵長が悪いんですよぉ、、」

ほんとになにかあったなら、ちゃんと覚えてたかったなぁ、、

ペトラ「班に入れてもらった早々、こんな仕打ち、、」

リヴァイ「お前、記憶はちゃんとしてるか?頭やられたのか?」

あなたにです、兵長。

ペトラ「大丈夫です。私は貴方のもとで、すべてを捧げて戦います」

決め顔で私はそう言った。

ペトラ「だから、ひとつだけ、、いいですか」

リヴァイ「なんだ」

ペトラ「キス、、」

ペトラ「私、はじめてだったんです」

ペトラ(嘘だけど)

リヴァイ(マジか。マジであってほしいが嘘な気がする、、)

ペトラ「だから、、ちゃんと、してほしい///です」

リヴァイ(なんだこの生き物、面白すぎんだろ可愛すぎんだろ、マジで襲うぞ、結婚しよ)

兵長は呆れたような困った顔をしながら少し考えた素振りを見せて、私の前に跪いて、手をとった。

手の甲に、優しいキス。

どきんと心臓が音を立てた。
混乱していた昨日より寝て起きてはっきりしてきた頭で、心で、確信する想い。


リヴァイ兵長、私はあなたに、恋をしました。



25 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/21(土) 23:39:25.08

リヴァイ「これ以上はできない。部屋に戻って寝て忘れろ」

ペトラ「忘れるのは嫌です」

リヴァイ「、、、今は、だ。」

、、、?

リヴァイ「今日は仕事はするな。報告書も掃除も後でいい。一日ゆっくり休め。これは命令だ、わかったか?」

ペトラ「、、、はい、、」

これが現実、でも私、諦め悪いし強いんですよ?だからここまできたんです、兵長。
だから私を認めてくれたんですよね?今はそれで充分です。
恋心も、ここまで近づけたなら今はそれで充分です。



------------------------------------------------------



ペコリと頭を下げ、ペトラは部屋を後にした。

危なかった、、つか、ねむ、、、

ばたん

さっきまでペトラが寝ていたベッドには、ぬくもりと匂いが残っていた

くんくん

これ、ヤバイだろ

変態じゃないよ、これ俺のベッドだし?

昨晩も本当にヤバかった

俺の語彙力を勘違いされたくないが、普通にヤバかった
マジやばいんだけどコレマジやばいよどれくらいヤバイかっていうと、マジやばい



26 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/21(土) 23:42:43.12

食堂で、そのまま気を失ったように寝てしまったペトラ。
無理もない。はりつめたものが、やっと解けたんだろう。
食器を片付け、声をかけながら揺すってみたが、むにゃむにゃ言うだけで起きそうもないし、起こすのも可哀想だった。

抱きかかえ、自室へもどり、ベッドへ寝かせた。
寝顔をしばらく見て、自分も心が落ち着くと同時に、傍から見たらこれ完全アウトだよねでも誰も見てねえし、
うん、ぶっちゃけときめきメモリアルときめきトゥナイトだった。
いやこれ漫画やゲームじゃないぞ現実だ。
とりあえずふざけるのをやめよう。脳内ヲタクなのがバレる。誰にだ。

俺のベッドはそれほど狭くもないし、つーか俺小柄だし?隣に寝るスペースはある、でもまずいよね。
と、思いつつ、体が触れないように添い寝してみる。
俺は変態か?いやまだなにもしてないまだってなんだ。くそ。

カヲル君風添い寝をしつつ、俺はお前に会うために生まれてきたんだ。ぶふぉ。とか、
無表情で妄想していた。なにもしてない。言ってもいない。
相手が男でもない。俺は変態じゃないぞ。

しばらく見ていると、うなされるように、ペトラがむにゃむにゃとなにか言い始めた。

リヴァイ、、へいちょ、、すき、、

鼻血が出てもおかしくなかった。
しかもおれがここにいるのをわかっているかのように、そでをきゅっと握って自分のほうへ寄せた。
おいおいそっちはやばい、胸に当たる。
ひゃっほーいと言ってもおかしくなかった。

ひとりに、、しないで、、

「ああ、俺を信じろ」

言ってはみたが、やはり寝言のようだ。

お前が、言ったんだからな。

距離を近づけペトラの体を抱きしめた。

ペトラもそのまま委ねてきた。

寝てて無防備ってのがほんとにタチが悪い



27 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/21(土) 23:45:31.74

俺の腕の中で顔を埋めるペトラ
その時ばかりはもうアウトとかどうでもよくて、
彼女のぬくもりに、ただ無心にしがみついた。
俺もただの人間なんだ。
一方通行の人みたいに、最強でも弱いところがあるんだ。
この子はラストオーダーだ。いいぞ、そう言い聞かせれば性欲は我慢できるだろう。
俺が守るからな、いざとなれば羽を生やしたりするぞ。

ひとしきり妄想しながら、俺も眠りについていたようだ。俺は賢者だ。寝ている好きな女の体をどうこうエロいことはしなかったぞ。



というのは嘘です。



28 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/21(土) 23:48:39.26

目が覚めたら、好きな女の顔が目の前にあった。
唇を重ねた。

寝ぼけてたんだよ、うん。

離すと、彼女がもっととせがんでくるので、何度かした。
求められたからだよ。悪くないよ。
でもこれ以上はまずい気がした。

もう明方だ。。彼女を起こさないようそっとベッドから降り、
彼女がまだ寝ているのを確認し、寝たりないのでソファに横になってみた。

眠れないので、ダラーズとは、について考えて見ることにし、少しだけ池袋の夢を見て起きた。
俺はあんなにチャラくないぞ!

彼女がまだ寝ているのを確認し、仕事を始めた。
仕事にならんが仕事をする。
俺はできる男ということになっているからな。

面倒な書類を片っ端から片付け、昼前になってやっとペトラが起き出したので、今に至る。

俺のキャラ崩壊をさせた腹いせに意地悪をしてやった。
可愛い。好きだ。もう認めざるをえん。

だからこそ、ちゃんとしたキスは、まだ。

本気だからこそ、今は弱って、疲れて、何かに縋りたい、
そんな風に見える彼女をなし崩し的に自分のものにする、
なんてのが気に入らなかった。

去り際のペトラしっかりしていた。

彼女は強い。

俺の、、惚れた女だからな。



29 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/21(土) 23:52:41.96

第一部【ain't afraid to die】3話目 なまえをよんで

つ、つよい(確信)


ペトラ含め、再変成した俺の班だが、
訓練でも本番でも、彼女の成長と実力には目を見張るものがあった。

うまくいけば決め顔でこっちを見てくる。
褒めてやるととびっきりの笑顔を見せる。
以前に比べると、自信もつけているように見える彼女の姿に安心する。
俺の班に入れて良かった、、、のだと。

でも時々、痛々しいほど必死で。
他の奴に比べりゃ体力はない。

俺が休めと言ってもなかなか応じない。
本気で怒り出すまで。

今日の訓練中の事だった。

リヴァイ「ペトラ、お前はいったん休んどけ」

どうせ聞きやしないだろうと思いつつも声をかけると、

ペトラ「わかりました」

意外にも、すんなりとした返事が帰ってきた。

ペトラ「一時間ほど休みます。その後、、兵長、手合わせお願いできますか?」

リヴァイ「あ?ああ、、かまわんが」

今までこんなこと言ってくる女はいなかった。

あれ?違う手合わせの誘い??
まだ夕方になる頃合いだ、時間が早いぞペトラ///


一時間後、、もうすぐ夕暮れ


ペトラ「兵長、優しく、、、」



30 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/21(土) 23:56:10.61

小一時間そわそわしたのは無駄な時間だった。


ペトラ「なんてしないで下さいね。手加減はしないで下さい。」

マジかよ。俺の一時間を返せ。
いや、部下に手合わせお願いしてもらうの、嬉しいんだけどね。妄想に走った俺が馬鹿だったんだ。

ペトラの目は本気だった。
なに、殺すの?俺殺す気?
でも本気の顔も可愛い、つーか綺麗だった。

リヴァイ「手加減はしない。本気でやるから安心してかかってこい。」

人相手に本気を出したことはない。
本気で殺さないようにやる、が正しい。

が、

ゆっくり近づいてきた彼女は、本気で俺を殺しにかかってきた。

俺、殺せんせーじゃないよ?
賞金とか、かかってないからね?

力で勝てないとわかっているだろう彼女は、
不意打ちをかけるように本気で斬りかかってきた。

おいおい、俺じゃなきゃ斬られてるぞ死んでるぞ。

太刀筋を流して一端後退する。

ペトラ「どうしました兵長?逃げ腰ですね?」

その間も彼女は攻撃を止めない。

全部受け流すものの、うまいこと止める余裕がない。
やろうと思えば簡単だったが、気迫にビビるレベルだった。
なんかまずいことしましたか?考えても思い浮かばん。

リヴァイ「喋ってるとオルオみたいに舌噛むぞ」

ペトラ「私はあんなに馬鹿じゃないですっ!」


そうだな。しかしそんなに動き続けてたら、いずれ消耗するぞ?

思いっきり太刀を返すと、一端後退したペトラは案の定、息を切らしていた。

返したほうの刃は折れた。

カシャン

一本。

躊躇なく、折れた方の刃を惜しげもなく捨てた。



31 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/21(土) 23:58:34.99

ペトラ「兵長は、るろうに剣心と、ダイの大冒険どっちが好きですか?」

ぶふぉ、なんだその質問
俺はアバンストラッシュや不殺に憧れてるわけではないぞ!
でもどちらかといえば、えーと

ペトラ「わたしは、ジョジョの奇妙な冒険が好きです!」

もしかしてオラオラですかーッ!?スタンド能力!それとも波紋?

ペトラ「しるばーちゃりおっつ!」

今起こったことをありのままに話すぜ

俺がヲタクなのがバレていないと思ったらバレていた

頭がどうにかなりそうだった、、
もっと恐ろしいものの片鱗を、、、

ペトラ「油断しましたね!」

ととのった。

リヴァイ「油断?何のことだ?これは「余裕」というもんだ」

軽々とチャリオッツを弾きで飛ばし、刃のなくなったペトラを押し倒し、
倒れ込んだ頭の横の地面に刃を突き立てた。

ペトラ「俺が、お前を殺すまで」

リヴァイ「誰にも殺されるなよ」

ぶふぉ

ペトラ「えへへ、兵長笑いましたね!」

リヴァイ「ざけんな、、、ったくどういうつもりだ、本気で殺す気か?」

ペトラ「殺したいほど、好きですから」



32 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/22(日) 00:00:25.79

、、、何のセリフか思い出せん。

ペトラ「本のセリフじゃないですよ」

、、、?

これなんてエロゲ?

夕日に照らされたペトラ。
いつにも増して美しい。
少し息を切らして笑ってるのが可愛すぎる。
憎いほどに。

ペトラ「あの、、、いつまで押し倒してるつもりですか?
みんな見てますよ?このままキスしてくれてもいいですけど」

我に帰ると、やや遠巻きにさっきまでの手合わせを見てる野次馬共がいた。


ヒソヒソ

押し倒した!あのままやっちゃうつもり?
キスしかねないふいんき(ryだったぞ!
リヴァイ!野外プレイとか興奮するーねぇ見てていい見てていい?
分隊長!あなたに羞恥心はありますか!?
つーかペトラつよっ!
さっきリヴァイ兵長笑ってなかった?
ねえ笑って!ぷぷ



むしゃくしゃしたからやった、後悔はしていない。
そんな気持ちでキスしてやろうかと思ったけどやめた。

エロゲ終了------------------------------------------



35 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/22(日) 02:07:58.51

告白、しちゃった。

でも本気で受け止めてもらえてないんだろうなぁ、
これなんてエロゲ?とか思ってるんだろうな、、、。

怒らせちゃったと思うけど、私の事でムキになる彼が可愛くて、嬉しい。

「誰にも殺されるなよ」

私から振ったセリフだけど、あの時の兵長格好良かったなぁ、、夕日の逆行があいまって、、

キス、して欲しかったなぁ。

みんな見てるって黙ってたら、してくれたのかな。



その日の夕食、食堂にて


ものすごーく不機嫌そうにしているリヴァイ兵長の近くには誰も座ろうとしなかった。

先に夕食を終えたハンジ分隊長が、
ねぇリヴァイ!どんな気分だった?ねえ笑って!ぷぷっ
としつこく話しかけてたら鉄拳を食らったらしい。
まぁそりゃそうだよね。

あえて私は、兵長の向かいに座る。

なにも言わずに睨みついてくる。
不機嫌極まりない、今にも殺されそうだ。
でも追い返されはしないので、そのまま食事をとることにした。

ペトラ「るろ剣、、、」

リヴァイ「だからなんで知ってんだ!?」

周りに聞こえないくらいの声で話しかけてみる。
案の定すぐのってきた。ふふ

ペトラ「アバンストラッシュじゃなかったんですね」

リヴァイ「あれは、出ない」

ぶふぉ

ペトラ「試したんですか?」

リヴァイ「お前だって、波紋の力を試しただろ?」

ペトラ「ずっと若くいたいですからねぇ、今も試してますよ」

、、、

ペトラ「笑うの堪えてますか?兵長」

リヴァイ「げふん。いやだからなんで知ってるかと聞いてるんだが」

ペトラ「兵長の部屋に泊めてもらったこと、あるじゃないですか」

リヴァイ「ああ」

ペトラ「あの時、部屋の本棚に普通にあったんですけど」

、、、!

リヴァイ(普段、部屋に人を入れないから油断してた、、)

ペトラ「油断?何のことだ?」

リヴァイ「余裕、だったんだよ。クソ」

ペトラ「えへへ、、でも、兵長、部屋に女の人を連れ込んだりとか、普段しないんですね?
あぁでも逆はわからないですね。夜這いとかするんですか?」



36 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/22(日) 02:12:39.67

リヴァイ「今日のお前はよっぽど俺に削がれてえみてえだな。連れ込みも夜這いもしない。お前だけだ。」

ペトラ「////」

リヴァイ「、、、///」

ペトラ「私だけ、、なんですか?」

リヴァイ「俺にそういう面倒をかけるのは、な。」

ペトラ「面倒かけて、いいんですか?」

リヴァイ「ちっ、、、」

ペトラ「兵長の部屋、行ってもいいですか?」

ぶふぉ

ペトラ「食べてるもの噴出さないでください。私頑張って作ったやつですよ、それ」

リヴァイ「ああどおりで美味い、、じゃなくて、何の用がある?」

ペトラ「本読ませてください。私の、ほとんど実家に置いてきちゃってて、、」

リヴァイ「ん、ああ、そういうことか。まぁ、たまにならいいぞ、うん」

ペトラ「やったー」

えへ、るろ剣とダイ大は、兵長の部屋で見つけてから、この前実家に帰った時持ち帰ってきて復習済みなんだけどねー、ふひひ

リヴァイ(趣味も合うのか、、ますます好きになる。悪くない)



37 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/22(日) 02:20:28.56

その夜、、、-------

ペトラ「うわーんヒュンケルかっこいい!ハドラーかっこいい!
でもポップ、ポップが好きだよー超がんばっててかっこいい!
私もメドローア使えるようになりますかね?」

リヴァイ「無理だ」

ペトラ「即否定しないでくださいよ~、悪即斬?ですか~?」

何故かそのまま俺の部屋で、酒を持ち込んでの読書会が始まった。
しかもたいして飲んでないのに酔っ払ってやがる。

ペトラ「会心の一撃!これならできそうじゃないですか?巨人のうなじを削ぐときに、、」

リヴァイ「会心の一撃」ぶふぉ

ペトラ「きゃー、それやりましょうよ!あとこれ!兵長の素早さならできますよ!」

リヴァイ「残像だ、、、」ぶふぉ

やらせるな

ペトラ「似合ってます!かっこいいです!その後のセリフはこれで!」

リヴァイ「テメーは俺を怒らせた、、、」

ペトラ「決まりです!」

結局最後はジョジョなのかよ

ジャンプ漫画という以外統一感ないのだが?

俺は椅子に座り、ペトラはベッドを占領して本をぶちまけている。

ペトラ「もし私が殺されたら、ペトラのことかーっ!て言って金髪になってください」ぶぶふぉ

リヴァイ「俺はサイヤ人じゃないし、巨人は喋らないし、大体お前は死なない」

ペトラ「もうーノリ悪いですねぇ」

リヴァイ「お前が死ぬ展開はナシだ」

ペトラ「じゃあー、ちょっと長いんですけど、いいぜ、お前がむにゃむにゃ、、、その幻想をぶち、、、、そげぶ、、、」

リヴァイ「んな長い説教たれてる暇ねえし、言葉が通じねえだろ」

リヴァイ(ここから先は一方通行だ、のほうがいいなあ。今度こっそり使おう)

長セリフを思い出しながら、ペトラの眠気がそげぶされたらしい。


うつ伏せに寝転がりながら眠りについたペトラと漫画に占領されたベッドがそこにはあった。



38 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/22(日) 02:24:38.62

だーかーらー!俺の寝る場所が!なーいーの!

俺も疲れたし酔ってきた。とりあえず横になりたいのだが、、

ソファでいいか、、いやとりあえず本をしまってからだな、、つかコイツ、こんな短いスカートはいてたのか、、、
奥の椅子にいたから気付かなかったが、これは、、見ないようにしよう。

さっさと本を片付ける。

全く、バラバラに出しやがって、、本はキチンと巻数どおりに並んでないと気がすまん、、、よし、これで終わりか。ん?

ペトラ「むにゃ、、もう、、ゴールしても、いいよね、、むにゃむにゃ」

どこにだ。

むしろ俺のセリフなんですけどー!

寝返りをうちながら名ゼリフを言ったペトラの体制が、、、

ちょっと!角度によっちゃどっちも見えちゃうんですけど!
反対側行ったらパンツ絶対見えるよね?
上から覗いたら胸みえちゃうよね?
もうゴールしちゃうよ?

襲うぞ、、お前が悪い。

決めたからな。

ベッドに近づくと、パチリとペトラは目をあけた。

トントン

ペトラ(上がってこい、ここまでな)

リヴァイ(ぶったおす)



41 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/22(日) 22:40:45.30

ペトラ「いいですよ、、襲っても」

首を捕まれ締められた

ペトラ「言ったでしょう?殺したいほど、好きですから」

リヴァイ「その程度の力じゃ俺は殺せないぞ」

ペトラ「ヤンデレは好きじゃないですか?」

俺はペトラが好きなんだ。
お前ならなんだっていい。

リヴァイ「なにかのフリはするな、そのままのお前が見たい」

ペトラ「そのままの、、、裸の、、ですか?」

リヴァイ「見せてくれるのか?」

ペトラ「灯りは、少し暗くして欲しいです」

リヴァイ「、、わかった。」

襲うぞと決めたものの、結局、ペトラの思惑に流されてないか、俺、、

灯りを暗めにすると、本当に息を飲むような雰囲気だった。
ベッドに俺を誘うように横たわるペトラは、頭の枷をぶち壊すには充分すぎるほど魅力的だった。

もういい。もうゴールする。

俺はペトラの上に覆い被さり、じっと目を見つめ、唇を奪った。



42 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/22(日) 22:43:27.43

---------------------------------

やったベッドイン大成功!

でも兵長、私の事好きとは、言ってくれてない。
今日はお酒も入ってる。 
一夜限りになっちゃうかも。
でもいいや、、いつ死ぬかわからないなら、この思い出だけでも持ってたい。

これで後悔しません、私。

ちゅっ

ペトラ「ん。んん、っはあ、ぁ」

唇が、、あ、舌が、口の中で絡み合う
くちゅくちゅ
あったかい、きもちいい、とんじゃいそう

ペトラ「あぁっ、、ん」

胸触られちゃってるよ、、

リヴァイ「感じやすいんだな」

むにむに

ペトラ「あっ、、あっ、そこ、だめ、、」

リヴァイ「だめなのか」

スッ

ペトラ「だめじゃない、、です、もっと、、めちゃめちゃにして、いいですよ、、、」

やっぱり兵長ってばどえすだよー、でも私にもっと興奮してほしい!

余裕なんかなくなっちゃってほしい!

リヴァイ「いいのか、、覚悟しろよ」

ペトラ「あっ、、んん、あぁ、やん、、はぁはぁ」

そのまま唇から耳、首筋をなめられる。

胸を触っていた手で服をぬがされる。

ペトラ「あ、、」

思わず両腕で胸を隠してしまう。

リヴァイ「隠すな、見ていいんだろう」



43 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/22(日) 22:44:57.04

ペトラ「う、、、」

優しく、両手を握られる。

そのまま開かれて押し倒される。

あぁ。見られちゃってるよぉ、、、

リヴァイ「お前、こんなところに傷を負ってたのか、、、」

胸の斜め下にかけて、とれない古傷が残っている。
暗くてもみえちゃうのはわかってる。
それでも全部、見て欲しいから。

ペトラ「傷がある女、嫌ですか?」

リヴァイ「馬鹿いえ、お前の体、凄く綺麗だ、、」

どき、、そんな風に言って貰えるとは思わなかった。

傷口をなぞるように、舌を這わされた。

ペトラ「ああっ、、、」

リヴァイ「痛くはないのか?」

ペトラ「痛くない、です、きもちい、、んっああっ」

傷口を下からなぞり、そのまま胸をなめ唇で啄まれる。舌で転がされる。

ペトラ「あっ、、、だめ、へいちょ」

リヴァイ「少し黙れ」

また唇にキス。

シャツをぬいだ兵長に抱きしめられる。

あったかい。
キスが優しい。

ペトラ「あったかい、、」

リヴァイ「そうだな、、」



44 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/22(日) 22:46:37.57

お互いの体温を確かめるように体を重ね合った。
兵長のからだ、触っちゃった、、こことか触ったら、反応するのかな、、

胸に触れてみる。

リヴァイ「ん、、」

あ。ちょっと反応した。
抱き合ったまま、首筋をなめて噛み付いて、吸い付いてみる。

仕返しといわんばかりに足をあげられた。
あ、そこ触っちゃう、、?

ぬる、くちゅくちゅ

ペトラ「あっああ、だめ、、」

どうしよう凄く濡れちゃってる、、恥ずかしい、、

リヴァイ「だめ、じゃないだろ?全部見せて、めちゃめちゃにしていいんじゃなかったのか?」

ペトラ「いい、です、、、でも、恥ずかしい、こんなになってるの、、、」

リヴァイ「、、俺は嬉しいけどな。それに、お前だけじゃない。触ってみるか?」

兵長の下半身を触ってみる。
えーと、ここ、、?きゅっ
うわぁ、凄く固い、、、

ペトラ「へいちょう、、わたしも、、うれしいです、、」

リヴァイ「、、こんな時ぐらい、兵長はやめろ。名前で読んで欲しい。敬語もやめろ。」

ええー

シュミレーションの想定外の展開!

急に名前呼び捨てとか、敬語じゃなくしゃべるとか難しいよぅ、、、

リヴァイ「ペトラ、、今こうしてる俺は、ただの男だ。それ以外の何者でもない。そう思って欲しい。」

ひゃ、はう、、

感じるとこ触りながらそんなこというのずるいですへいちょ、、



45 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/22(日) 22:48:14.28

ペトラ「り、、」

ペトラ「リヴァイ、、、しゅき、、」

なんか噛んだ

ペトラ「す、しゅきだよ。リヴァイ、、」

あれだめだ

でもなんか兵長、、いやリヴァイ、興奮してくれてるみたい。
脳内ではどっち呼びでもいいんだけど、こっちのが私も嬉しい。

リヴァイ「ペトラ、、、」

ペトラ「ん、、リヴァイ、、好き、大好き」

体中キスされて、あそこのなかもゆびでかき混ぜられてる。

ペトラ「あ、そこ、あんまり触ったらっ、いっちゃう、」

ぐちゅぐちゅ

言ったらいかせてくださいと言ってるようなものだ。

ペトラ「あぁっ、だめっ、だめ!いっしょがいい!いっしょにいきたいよぉ、っ」

ぬぷ

指を抜かれた

わたしのでべとべとになった指を、舐め取ってる
エロいです兵長(ここはあえての兵長)

リヴァイ「どうして欲しい?この口で言ってみろ」

そのまま指でわたしの唇をなぞる

うわぁん、もうびちょびちょ、めちゃめちゃだよう。

そしてやっぱり言わせるんですね、言わないとくれないんですね、想定内です兵長、いやリヴァイ。

ペトラ「抱きしめて、リヴァイ、、」

リヴァイ「ん、、」

からだを密着させる。
もう二人とも、なにも纏ってなかった。



46 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/22(日) 22:52:35.10

ペトラ「キスして、頭撫でて、、?」

上目づかいでお願いする。
キュンとしてそのとおりにしてくれる。
やっぱりやさしいんだからぁ、、リヴァイは、

でも、
あなたのペースにはさせない

どれだけ!
わたしが!
この日を!
夢見て!

シュミレーション(妄想)してきたことか!!
(へんたいだー)

違います純愛です。

もそもそ、ぎゅっ、

固くなってる彼の性器をつかむ

もそもそ

少しだけ強く握ってこすってみる

リヴァイ「くっ、、ペトラ、、」

ペトラ「きもちいい?リヴァイ?」

リヴァイ「あ、ああ、、」

ここは?

にゅる

握ったまま、わたしの濡れちゃってるあそこに擦り付ける

にゅるっにゅるん

うわぁこれわたしもすごくきもちいい
きゅんきゅんなる

さてリヴァイは、、、

ペトラ「ぐっ、、、う、ああ、はぁ」

やだ、、わたしの耳元で喘いでるすごく嬉しい

ぎゅっ。こすこす。にゅるにゅる。

リヴァイ「んぅ、、はぁ、お前、、、う、、」

かんじてるリヴァイの表情、すごくエロい。

ペトラ「どうしたの?リヴァイ?わたしまだいれてっていってないよ?」

リヴァイ「もういい、お仕置きだ」



47 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/22(日) 22:56:32.81

キターお仕置きタイム!想定(妄想)の範囲内!

ずぷ、にゅる、ずっ

ペトラ「ん、あっふぁ、あっああーっ、、あ」

ぴくんびくん

あれ、いきなり奥まで入れられて、

イッちゃったわたし、、?

あっ、あっ

リヴァイ「いったのか?ぐ、、あんまりぴくぴくすんな、俺もいきそうになる」

なにこのひといれただけでいかせるなんて、こっちの面でも人類最強なの?ガビーン

はぅ、あぅ、、、 

リヴァイ「凄く、、可愛い」

ずぷずぷ

あっあっ、

いったばっかりなのに、そんなに激しくされちゃ

ペトラ「らめー」

リヴァイ「無理だ、、どんだけ、、、」

ずぷずぷ

リヴァイ「俺がどんだけ、お前とこうするのを我慢してきたか」

ずぷぬぷ

リヴァイ「知らねえ、、だろ、、はぁ、はぁ、」

ペトラ「しらない、、だって、、私のほうが、、あっあっ」

リヴァイ「いや俺だ、くそ、もう持たねぇ、、っっつ」

ペトラ「わたし、、だもん、、あ、やっ、くる、いく、いっちゃう、あっだめ」

リヴァイ「う、、俺もだ、、ぐっ、」

ペトラ「あーっ、あああっ」びくん

ぬる
びゅる

あ、、

うれしい、、、いっぱい、、でてるの、、みえる、

リヴァイ「うっく、、、はぁ、はぁ、」

なかだししないのもそうていないです、してほしかった、、けど

かけてもらったあったかいの、、うれしい、、

いってあえいでるあなたがみられて

しあわせ、、、



48 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/22(日) 22:58:11.67

ん、、、

ちゅっちゅっ

からだがしびれてる

ちゃんとおわったあともキスしてくれる

もうしんでもいいや、、、

もったいない、だしてくれたの、舐めよう

からだについてるの、手ですくいとって

ちゅる、ペロペロ

リヴァイ「なにしてる、、、」

ペトラ「リヴァイがくれたの、なめてるの」

リヴァイ「それは、、そうするものなのか?」

ペトラ「しらないよ、だってうれしいの、もったいない
せっかくくれたのに、、こうかいしたくないの」

にゅる。ペロ。

リヴァイ「そんなもの、いつだってくれてやる。」

ペトラ「え、、、?」

それは、つぎもあるってこと?

リヴァイ「いいから、抱きしめさせてくれ、キスがしたい」

ん、、、ちゅう

リヴァイって、キス魔なのかな、、
それとも、、、

ひとしきり、キスしたあと、私にしがみつくようにして、、、

あれ、ねちゃった?



49 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/22(日) 23:01:59.81

すうすう

なんか、、わたしが腕枕する形になってるんですけど、、、

でも、うれしい。

ぎゅう。

抱きまくらみたい。

すう、、、

そのまま私も眠りについた


朝---


目が覚めたら、好きな女の胸がそこにあった。

ぱく

ペトラ「ん、、?むにゃ?ひゃっひゃあ、、なにしてるですか!?」

リヴァイ「昨晩の続きだ」

ぼふぅ
顔が熱くなる

ペトラ「もう朝、です、だよ?するの?リヴァイ?」

リヴァイ「ダメか?」ぼー

あんたがダメだ、このひと寝起きは機嫌悪いっていうか寝惚けるっていうか
とりあえず今何時かな?

んっと、、、私今日、朝食当番!行かなきゃ!

リヴァイ「ああ、、飯なんてどうでもいいだろう、俺はお前がたべたい」むにゃー

ペトラ「おちつけ」



50 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/22(日) 23:06:04.95

寝起きのリヴァイたんめっちゃ可愛い襲いたいよおおおお!
でもそれやったらバレる!いやバレたら困るか?
いやでも結果、最終的に怒られるしサボりはダメ、今からシャワー浴びて着替えて時間ギリだよお
とりあえず服着なきゃ

リヴァイ「服、きてからするのか?」ぽわー

ペトラ「じゃなくて!」

リヴァイ「俺をおいてくのか?」しゅん

ペトラ「うっ、、、」

くっそ可愛いいいいいけどめんどくせええええ!

愛しすぎる。

ぼー

ペトラ「んー、目を覚ましてください、兵長!」

がくんがくん

リヴァイ「なまえで」



リヴァイ「ふたりのときは、兵長はなしだ。昨日は、、そうしてくれた。」

ペトラ「、、、リヴァイ」

ちゅ

ペトラ「おはよう、目はさめた?」

リヴァイ「夢の中にも感触はあるのか?」ふわー

、、、

キリがない、、、!

今ここで出すしかない!


ペトラ「会心の一撃!」

ぼふぅ

枕を思い切り投げつけて部屋を後にした。
振り返った時も微動だにせず転がっていたのは見なかったことにしよう
人類最強がこんなことで死ぬもんか。

シャワーを浴びる。
なんだかもったいないなぁと思いつつ、しっかり体を洗う。あの人は清潔じゃなきゃ許さないからね。

急いで朝食にとりかかる。
材料を見て昨日のうちに考えておいた、、んだけどなんだっけ?
とりあえずパンを、、、



51 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/22(日) 23:08:53.58

ばたばたばた

リヴァイ「ペトラ」

ひゃうっ

ペトラ「は、い?」

リヴァイさんおはようございます

ペトラ「あっ、、と、お目覚めですか?」

リヴァイ「ああ、、寝違えたみたいで首がいてぇ」

それわたしのせいじゃないよね、ガクブル

とりあえずいつもの兵長に戻って

ぎゅう。

抱きしめられる

ペトラ「ちょ、も、みんなもう起きてきますよ」

がさごそ

遠くから音がする、近づいてくる

リヴァイ「あと10秒」

いち、に、、、

どきんどきん

わたしの鼓動のほうがはやい

きゅう、じゅ、、

チュッ

!?

10秒ぴったりで彼が離れると同時に皆が食堂に入ってくる。

みんな「あ、兵長!おはようございます!」

リヴァイ「あぁ、、、」

いつも通りのリヴァイさんや、、、
なんやったんさっきの、、、、

結局、、、

そのままの彼を、みせてくれたってことなのかな、、、。



52 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/22(日) 23:14:02.04

それからも彼、リヴァイとはそういう関係が続いている。

恋人同士、、、ではない。

彼が私を好きと言ったことはいちども、、、ない。

あえて聞くこともできない。怖いから。

あっさり好きだと言ってくれそうでもあるけど、それも、すこし、こわい。

だから今は、、、

ある日の訓練中

リヴァイ「ペトラ、休憩だ」

ペトラ「はい」

リヴァイ「、、カップをもったままこっちへ来い」

、、、?

丘の上の大きな木の下

木陰にかくれて、ひろい景色が見えた。

ペトラ「うわぁ、きれいですね、ここ」

ちゅう

リヴァイ「あの、兵長」

リヴァイ「なまえ」

ペトラ「、、、り、リヴァイ、今は仕事中だし」

リヴァイ「休憩中だ」

ちゅう

リヴァイ「あと10分な」

もう、、、

私は少し彼に体を寄せて、頭をもたせかける。
優しく頭をなでて、おでこにキスしてくれる。

これ以上なにを求めようか。

失うものがあると、人は怖くなる、死ぬことが

誰がそんなこといったっけ?

わたしはもう、死ぬことも怖くない

永遠の10分間が欲しい

死の先に、それがあるなら、それでもいいから。


ain't afraid to die



第一部 ain't afraid to die 完




54 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/22(日) 23:32:53.45

俺が死んだッ!第一部完!
読み返すとクッソ酷いwww

ほんとはこのサブタイの話の流れで終わる構想を練っていました。
しかしネタという名の妄想が溢れすぎて、いまや第5部くらいまでまである、、、

ほぼ書きためてはあるのだが、じっくり書かないと投下後悔すると実感したので
ちょっと直すと思うんだ。書き終わってないシーンもあるし。

サブタイは某曲のタイトルそのまま使わせてもらったんだけど、
この話は悲恋になってないので、無理やり繋げさせて切りよくしてみたんだが、
ペトラのその思いが奇跡や魔法にうまいことつながるのかもしれません。

このあとからは登場人物も増えるので読みやすさを重視して手直ししようと思っています。



58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/25(水) 00:51:58.37

シリアスとギャグが入り混じってるノリが銀魂っぽくて悪くない



59 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/25(水) 03:32:10.28

第二部はじめよー

再編成したのでうまくまとめられるかわからん見切り発車
シリアスにしたいのにふざけてしまうんだ、、、



60 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/25(水) 03:51:38.60

進撃の巨人 リヴァイ×ペトラのSS だと思う

第二部【all alone with you】番外0話 特別なスープ


壁外調査では毎回、たくさんの仲間を失ってしまう

全員無事で、なんてすまなくて、、、

あのひとに背負わせてしまうものが増えていくだけ

絶対に、生きて帰る


先日の壁外調査で、うまく連携をとれた
エルド、グンタ、オルオ、私達4人は
このチームワークをより生かそうと、夕食後の食堂に残り、
気晴らしにゲームでもしようと用意したトランプをテーブルに広げて、
いかに討伐し、生き残るかの作戦をたてていた。

エルド「あの時は、3体、5体、8体の順で現れたな」

カードを並べる

オルオ「ああ、あの時こちらは6人で行動していて、はじめは二体一だったから、楽なもんだったが、」

ペトラ「時間差でまず三体、別方向から二体」

テーブルのうえのトランプをつかって配置しながら話あっていた

グンタ「最初の三体の動きをペトラが一気に止めたところは凄かったな」

ペトラ「あの時は、方向とタイミングが合っていただけ、毎回あんなにうまくはいかない。
それにとどめを刺せる位置にオルオとグンタがいたから、それができた」

オルオ「ふっ、俺ならあの三体の討伐など、、」

グンタ「動いてたらさすがに無理だったろう、一番に近づいてきたやつの動きは早い奴だった」

エルド「個体差があるからな、同時攻撃と順序、なにか間違えればすぐピンチになる」

グンタ「あとに来た二体の奇行種、あれがなければな、、


オルオ「ああ、あそこで一人捕まって、」

ペトラ「私が止めに行った時は間に合わなかった、、刃の補充がもう少し早く出来れば間に合ったかもしれない」

エルド「場所も悪かったな、平地のほうへ一端引いたのがまずかった」

ペトラ「でも森の方から一気に来た、あの気配に気付いて移動したのは悪い選択じゃなかったと思う、五体もかなりでかかったから」

グンタ「小さめの三体なら、お前らひとりでやれるか?」

エルド「状況によるとしか。一体は確実だけど、まわりにでかいのや奇行種がいる中で集中して三体は難しいな」

オルオ「配置が一番の問題だな。奇襲パターンに応じていくつか役割分担をしておこう」

エルド「そうだな、今日の俺達のチームワークはなかなかだった。うまくやればまた仲間を死なせずに済むかも、だな!」

オルオ「結局、あの時は二人くわれて、残り二体はあいつらの敵を打つように、兵長が片付けてくれたわけだが」

ペトラ「きっと兵長、自分がもっと早く戻れたらって悔やんでると思う」

グンタ「そうだな、もう俺達の力不足でそんな思いばかりさせてられねえよな」

オルオ「討伐数も上げたいが、生きて帰る、が一番の目標、だからな」

エルド「冷静な判断力はペトラが一番勝っていると思う、まずは動きを止める配置についてもらい、
とどめはオルオ、グンタがサポートし、俺が周りを警戒しながら全員のサポート役」

グンタ「今日は結果的にそれでうまくいった感じだったな」 



リヴァイ(あいつら、、、入りづれえじゃねえか、、、ったく、紅茶のみてえ)



61 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/25(水) 03:52:51.63

食堂の外で一人、腕を組んで壁にもたれて、空気を読んで中には入れずにいる兵長がいましたとさ

リヴァイ(まったく。あいつら、いい部下だよな、、、)

ハンジ「あれーリヴァイそんなとこでなにしてんの?お酒持ってきたからのもー!」

おっと空気の読めないアホがひとり登場~

モブリット「分隊長!あなた空気読むってわかります?」

リヴァイ「よめねえだろうな」

ハンジ「あれ、みんないるー!トランプしてたの?遊ぼー!のもー!」

一同(げっ、朝までつきあわされる!)

エルド「続きは明日ということで」

えー!のもう!のもう!

じゃあとりあえず一杯、、、

とりあえずの一杯、なんてよく言うがそれで済む試しなどないのだ



62 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/25(水) 03:54:00.11

ミケ「くんくん。酒の匂い、、、」

ハンジ「わーい!ミケも!のもうのもう」   

リヴァイ「どっから湧いてきた、、、」

他にも酒の匂いを嗅ぎつけたみながわらわらと集まってきた

リヴァイ「ったく」

ハンジ「今回、無事に帰ってこれた皆へのご褒美と、次も頑張ろうっていう景気づけだよー!
たまには気晴らししないとさ!私達、表立って遊べないからね!」

リヴァイ「まあな」

皆が楽しそうにしている姿を見ながら、飲む酒も悪くない

ハンジ「リヴァイは、うまいこと気晴らししてる?」

リヴァイ「どういう意味だか」

ハンジ「ちゃんと、心を休める場所はある?
わかりやすくいうと、、」

ベシっ

ハンジ「いったぁ何すんの!?」

リヴァイ「ろくなこと言わねぇ気がしてな」

ハンジ「だいじなこと!だよーつまりせ」

モブリット「ちぇすとお!間に合った!」

リヴァイ「はぁ、、、お前も苦労してんな」

リヴァイ(ペトラはどこいった?)

ガラガラとベランダのドアが開かれる音。
彼女の姿はそこにあった。

ペトラ(はぁ、、、そういえばリヴァイとハンジさんって、昔から特別仲が良いよね、、、)

くぴくぴ

ぶはー

ペトラ(なに、嫉妬してるんだろ、、、)

やだやだ

ガラッ

ペトラ「!、兵長、、、」



63 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/25(水) 03:56:15.68

リヴァイ「中がうるせえ、、外の風に当たりに来た」

一方、中では

ところで、あの二人ってさぁ、、
そうだよなぁ、、、
うんうん、、
でもよくわからない、、、
コソコソ
ヒソヒソ


ペトラ(わたしのそばにきたかったと、言ってはくれないけど)

ペトラ(ほんとは、うれしい)

ぐびぐびぐび

リヴァイ「ちょ、おま、瓶ごと飲んでんの!?」

ペトラ「そこにあったから手にしたまで、、」

リヴァイ「いや、お前酒弱いだろ!」

ペトラ「弱い?私が弱いですって?」

ガラガラー

リヴァイ(これは)



64 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/25(水) 03:57:30.18

ペトラ「全員、私と勝負しろおおおお!」

リヴァイ(あかん)

ハンジ「おっ!楽しいねぇ!まずは私が倒せるかな?」

ペトラ「いいねェいいねェ最ッ高だねェ!」

リヴァイ「お前いい加減に」

ペトラ「兵長どいてそいつ殺せない」

どごぉ

ごん

バタッ

オルオ「へいちょぉーーー!!!!!」

一同(人類最強がイスの角に頭ぶつけてしんだ
ー!?)ごーん

ミケ「白目むいてるぞ、ふふっ、ぶふぉ」

ハンジ「あはぎゃはっ!やーるねぇ、ペートラちゃあぁぁぁぁぁん!?」

ペトラ「反射!」

ハンジ「できないね!秘儀!!すごいパーン」

スカートめくりー

「つ」

ひらーん

ペトラ「」

ハンジ「甘い甘い、私の欲望に常識は通用しない!」

ペトラ「座標移動!」

パリーン

モブリット「な、フォークできれいに分隊長の眼鏡だけを割った!」

グンタ「誰か冷静な判断力だって?」

エルド「ある意味冷静な技だったぞ」

ペトラ「てめえら」

ペトラ「全員、みたな」

全員「」

ペトラ「お、し、お、き、か、く、て、い、ね、?」

全員(自分から暴れておいてー!?)



65 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/25(水) 03:58:12.18

ミケ「そこまでだ」

しゅばばばばば

ペトラ「なん、、、だと、、、」

バタッ

オルオ「おい、いつの間にかトランプが」

エルド「あ、ああ、、、」

グンタ「ミケ分隊長、あんな技が、、、」

トランプまみれの愉快なオブジェになってぶっ倒れたペトラであった

ミケ「さて、、、と」

ぐいっ

ひょいっ

ズルっ

ずるずるずる

モブリット「リヴァイ兵長とペトラさんが、首根っこつかまれて引きずられていく、、、」

ハンジ「きゃはははははっ!なにあれ写メろ」ぴろりーん

グンタ「完全におしおき、されたな」

オルオ「兵長がただの被害者で終わった件について」

エルド「ペトラこわい。ミケ分隊長もっとこわい」

ずるずるずる

ミケ「リヴァイの部屋でいいだろう、、、同じ、匂いがよくするからな」

ガチャ

ポイっポイっ

ミケ「ふっ」



66 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/25(水) 04:00:51.82

翌朝---------------


ペトラ「んにゃぁ、、あれ?」

リヴァイ「ん、、、」

ペトラ「あれ?あれ?私昨日、リヴァイの部屋に泊まったんだっけ、、、って。すっごく頭痛いぃ」

リヴァイ「いてえ、あたまいてえ」

ペトラ「覚えてる?」

リヴァイ「あたまいたい」

ペトラ「う~ん、たしかみんなでお酒を、、、」

こんな日は、、、

とりあえず(トイレ寄ってから)朝食を作りに行こう


 
ペトラ「特別なスープをあ~なたに、あ~げる~♪」


みんな「あ、ったかい、んだから、ぁ~」

ペトラ「あれーみんなもっと心を込めて!じゃないとあげないよ~」

みんな(ありゃあ、完璧覚えてねぇって顔だな)

ペトラ「とくべつなスープを♪」

リヴァイ「特別なスープってなんだ」

みんな「あ、兵長!おはようございます」

リヴァイ「うるせえ、あたまいたい」

みんな(頭が痛い理由は、気づかないままのほうが幸せなんだ、絶対そうだ)


そして出来上がった『特別なスープ』は、、、


ああ、、ペトラの作るこのスープ
二日酔いの腹に染み渡るんだよなぁ
じんわりあたたまる、、
癒される
ふわぁ~

リヴァイ「確かに美味いが、、、あたまいたい」


番外0話 特別なスープ~完~



68 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/25(水) 04:04:12.34


第二部【all alone with you】第一話 百回目のキス

あなたと共に戦う日々の中で

知ってしまったぬくもりを

信じたい

今日なのか、いつなのかはわからないけど、
いつかは誰もが死んでいく
忘れられていく

今たしかなぬくもりだけを信じる

信じさせてほしいよ

リヴァイ「寒いのか?」

ペトラ「くっつきたいだけだよ」

ふたりの時間を過ごすとき、

時々、彼は外に連れ出してくれる

丘の上や、屋上、

高くて開けたところで

一緒にお茶飲んだりしながら、

星空を見て過ごすの。

彼はいつだったか、地下にいた反動で、星空を眺めるのが癖になったと話してくれた。

今日は大きめのカップにミルクティーを入れて
こっそり屋上で待ち合わせ。

くっついたら、キスをくれて、髪を撫でてくれる。

それが私の優しい恋人、、、だったらいいのに



69 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/25(水) 04:05:19.27

約束はない

こんな世界で、自分たちの立場を考えたら、
刹那的な大人の関係?っていうのかな
それだけで充分じゃないか。

でも本当は、嫌、、、なんだと思う。
私は、今がいつ終わるのかわからない。
死ぬのは怖くない。
でも、後悔は残したくないという願望がうまれる。

私が、好き、と言えば返事はしてくれる。
でも彼の口からは、その言葉を聞いたことがない。
彼の立場を考えたら、その言葉を誰かに与えることは、すごく重みのあるものなのかもしれない。

抱かれるたびに欲張りになる。
せめて二人の時だけでも、言われてみたいな。
女って面倒だな、なんて自覚する。

リヴァイ「なんだ」

ペトラ「ん?」

リヴァイ「なにか言いたそうな顔、している」

ペトラ「うん、、嬉しい、だけだよ。いつも、忙しいのに私との時間、作ってくれるから、、、」

リヴァイ「そうでもない。無駄に働いてるときもあったし、壁外行く時以外はなにもなければ暇だな」

ペトラ「暇って、、無駄に働いてたの?」

リヴァイ「とくにやることないからな。
だから最近は無駄に働くのはやめてるけど。」

ペトラ「普段、ひとりのときって何してたの?」

リヴァイ「本読むか、ゲーム(エロゲ)、あと掃除」

完全にオタク社会人やん、、、

リヴァイ「兵士長とかなったもんだから、飯作ったりは部下がやってくれるし。
いざ何もないってなると、やることないけど、金は入ってくるから、欲しい本もゲームも買えるから、それはありがたいな」

ペトラ「その部分だけ抽出して聞くと残念な上司、、リヴァイ、友達いないの?」

リヴァイ「ほっとけ。残念で悪かったな」むくー

ペトラ「冗談だよお!あなたのもとで戦えること、みんな幸せに思ってるよ。もちろん私も。」



70 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/25(水) 04:05:58.10

リヴァイ「ペトラ、お前は普段なにしてんだ?」

ペトラ「正直、私も似たようなものかな、、、時間があれば、実家帰ったり友達に会ったり、カフェ巡りとかしてるかな」

リヴァイ「リア充め、、、」

ペトラ「そうでもないよ!?二次元がお友達だよ!?なんとかして入れないかなーと思うもん」

リヴァイ「まぁ一度は考えることだな」

ペトラ「へへ、この世界が本の中のことだったら、誰も入りたいと思わないんだろうね」

リヴァイ「まったくだな。さっさと巨人全滅させないとな」

ペトラ「そうだね、、、っくしゅん」

リヴァイ「やっぱ寒いのか?」

ぎゅう

ペトラ「ミルクティー、冷めちゃった」こくこく

リヴァイ「体も冷えてんな」

ペトラ「あの、、あっためて、くれる?」

リヴァイ(きゅん)

リヴァイ「///部屋、戻るか」

ペトラ「うん///」

今夜も彼に抱かれて眠る。



71 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/25(水) 04:07:31.13

何度目かともなると当たり前のように

なんの駆け引きもなく

その行為に溺れて、快楽の中で、

それでも、もっと、あなたが欲しいと、

幸せなのに切ない気持ちが押し寄せる。

--------------------------

疲れた。

なんで俺がエレンとかいうガキのお守りをしなきゃならんのだ。

自ら買ってでたことだから、しょうがないんだけどな。他に適任いないんだもん。面倒くさい。

でも奴の存在によって、これから事は大きく動き出すことだろう。危険も増える。

これから払われる犠牲がどれほどのものか、考えたくもない。

ときに非情ににならなければならないことも。

どれだけ背負うものが増えようと。

守りてえもんを全部守れるなんてのは本の中の話で、現実はそうはいかないのだ。

せいぜい、信じることぐらいしかできないのだ。

面倒くせえ、、、


深夜になって部屋に戻る。

ん、灯りがついてる、、、

ガチャ

開けると、いつかのようにペトラがベッドの上に本を撒き散らして眠っていた。



72 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/25(水) 04:09:16.48

なんとなく、だが合鍵を渡していた

俺はペトラだけだから、って信用させたい気持ちと、こういうときに、待っていて欲しい願望と。

それは告げられず、起こして欲しい時にそれを使って入ってこいと渡したが、
ほんとにそれ以外の用事で使われることはなかったのだが、、、(たぶん)

おどろくほど安心した。

会いたかった。

彼女が俺にくれるものは、どうしてこんな簡単に心を溶かしてしまうんだろう。

ん?

ペトラ「オヤシロ様の祟が!」ガバッ

リヴァイ「おちつけ」

ペトラ「あれ、私生きてる、、、これは何回目の世界?」

リヴァイ「どんだけ夢の中で繰り返したんだ」

ペトラ「にぱー。おかえりなさい、リヴァイ」

リヴァイ「まだ夢みてんのか」

ペトラ「おかえり、って言ったら、ただいまって言うんだよ」

リヴァイ「言ったことねえ」

ペトラ「ぷんぷん!なのですよー!」

リヴァイ「可愛いからそのままでいい。だがさっさと本を片付けろ」

ペトラ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

リヴァイ「ちょっと怖くなってきたから勘弁」

ペトラ「あうー」



73 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/25(水) 04:11:56.61

リヴァイ「、、、初めてじゃないか?合鍵使って待ってるのは」

ペトラ「えへへ、、、。勝手に使うの、やっぱりちょっと緊張するというか。
今日は思い切ってひとり部活と称して侵入してみちゃいました!」

リヴァイ「それでおかしな夢を見たわけか」

ペトラ「うん。平和そうな世界でも、怖いものが近くに潜んでいるんだなぁ、って。
しかもそれを繰り返し続けるとか、、、考えてるうちに寝ちゃってた」

ペトラ「ねぇ、、、巨人の存在って、もしかして雛三沢病みたいなものだったら、、って考えたんだけど」

リヴァイ「それも否めない状況になってきてるな。面白い考察だ」

本を片付けながら、彼女としかできない他愛ないやりとりをして、帰る場所があるってのは残酷なほどに幸せなもんだとおもった。

ふと、後ろから彼女を抱きしめた。

リヴァイ「ただいま」

言ったことない言葉。

うまく言えただろうか。

ペトラ「おかえりなさい」

とびきりの笑顔とキス。

この世界は、彼女のいる世界は、

残酷なほどに美しい。

ペトラ「うわっ、もうこんな時間だったんだね。
疲れてるでしょう?早く休もう?」

リヴァイ「ああ、明日も早くから出かけなきゃならん」

ペトラ「あの、エレンって子の件?」

リヴァイ「そうだな、、俺は面倒な役割を引き受けなきゃならん。」

ペトラ「あなたにしか、できないことがあるから、、、だね」

リヴァイ「全く、面倒だ」

悪役を、やらなきゃならないのも
きっと、この先もそれが続いて、そうしなきゃなにも変えられなくて



74 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/25(水) 04:13:52.92

ペトラ「面倒だ、、、って言いながらも、あなたはその使命を果たすの。
たとえ私が死んでも、それは変わらない。そう信じてるから、、、でも、
生きてそばにいられる間は、私が、力になりたい」

彼女は強い

その内面は、俺には敵わない

心を殺さなきゃ、俺にはできない


彼女の前では、俺は弱くたっていい

疲れているときほど、どうしようもなく

抱きたくなる。


抱き上げて、そのままベッドに押し倒した。

ペトラ「明日も早いって、、、」

リヴァイ「会いたかった」

ペトラ「、、、うん」

リヴァイ「疲れてるからこそ、抱きたかった」

ペトラ「、、、うん」

リヴァイ「今日、こうして部屋にいてくれて、嬉しかった」

キスをする

彼女は拒んだりしないことを知ってる

その優しさに甘えて、俺は依存しきっているのかもしれない。


いつまでも、こうしてなんかいられないとしたら、その時に俺は受け入れられるのだろうか。



78 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/25(水) 22:16:02.73


あれから数日語

お引っ越しすることになりました。

私達は特別作戦班に選ばれ、仲間が増えた。

エレンという男の子。
凄いちからを持っている男の子。

人類にとっては。

私なんかよりもずっと重い命。

守るのが私達の役目。

ペトラ「まずは掃除の仕方を覚えないとね」

エレン「はい、、、頭でなく心で理解しました」

ペトラ「料理もできると、なお良し!だよ」

エレン「はい!」ぽー

エレン(可愛いひとだなー)

大規模な遠征まであと一ヶ月くらい。

絞られた人数で過ごす日々の中、

エレンの面倒を見たり色々教える役目を無意識のうちに、私は買って出ていた。

ここでは、エレンを守ることと、いつも通りの訓練と、現状の確認の為の会議と、作戦会議と、

そんなに仕事は多くない。

なのになんだか、体がだるい。

慣れない環境がどうこうとか、
責任感だとか、緊張だとか、そういうことじゃない。



79 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/25(水) 22:17:11.00


うっ、、、。

また吐き気。

思い当たることはある。

気がつけばあれがちょっと遅れている。

心当たりがあれば、もしかして?と思う症状。

もし、そうだったら、このままじゃいられない。
私はまともに戦えるのだろうか。

このこと伝えたら、どんな顔されるんだろ。
なんて、言うかな、、、。

きっと。困らせる。
なにも崩したくない。
それとも。凄く喜んでくれたりするのかな?

エレンのことで大事な役割を与えられてる彼に、余計なこと考えさせたくない。

なにかと理由づけをして、彼と二人になることは無意識のうちに避けていた。

ただでさえ忙しそうだったから、不自然じゃない。
不審に思われてないといいけど。

もし、そうだったら、

奪われゆく命ではなく、産まれてくる命がある、、、

はじめて意識した想い。

私はバカだな、

世の中とか。世界とか。立場とか。

なにかのせいにしてにげてる。

こんなことじゃあ駄目だ。

今日も少し体がだるい。



80 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/25(水) 22:18:34.49


ある日の朝食

かちゃかちゃ

う、、、

ペトラ(やっぱ駄目だ。食べ切れないなぁ)

ペトラ「エレン、私のご飯の残り、あげるー!」

エレン「ありがとうございます、、なんかいつも、もらっちゃってなんかすいません。ペトラさん大丈夫なんですか?」

ペトラ「ふふ、いいのいいのー!ちょっとダイエット中なの。
エレンは大きくなったりするからいっぱい食べとかなきゃだからねー」

リヴァイ(あいつまた、ろくに食ってねえ。このところ体調が悪そうにしてるのと関係しているのだろう。
しかも最近、日を追うごとになんか避けられてる。あからさまに距離をあけてる。
おまけにエレンとやたら仲良くしてるのが気に入らねえ)

リヴァイ「おいペトラ、いい加減にしろ」

どきっ

ペトラ「、、兵長。なにがですか?」

リヴァイ「とぼけてんじゃねえ。最近ずっとそんな感じだろうが。」

ペトラ「たいしたこと、ないですから。」

リヴァイ「、、、食事が終わったならちょっとこい。」

ペトラ「あの、まだ片付けが」

リヴァイ「それはいいエレンがやっておけ。行くぞ」



81 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/25(水) 22:20:26.98


ぱたぱた

ペトラ「あの、、行くってどこへ」

リヴァイ「お前を医者に診てもらう」

ペトラ(まずい、、、)

ペトラ「いや!ほんとにそこまでじゃ、、」

リヴァイ「一日ぐらいならそういうこともあるだろう。だが、ここ数日ずっとそんな感じだろうが。
、、、心配、かけないでくれ。
いい医者を知ってるから俺が連れていく。良くならないなら今回の作戦からお前は外す」

ペトラ(うわ、それは最もなんだけど、でも)

ペトラ「ひとりでも、行けますよ、、」

リヴァイ「何かあったらどうする。心配かけるなと言ってるだろうが」イライラ

ペトラ、、、(困った。完全におこだ。でも、見てもらえば、はっきりするのかな、、、。怖い、なぁ)



82 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/25(水) 22:22:52.90


とある病院~

ペトラ(カエルに似てる、、、!?)

リヴァイ「こいつを診てくれ」

医者「やぁ久しぶり。症状はどんな感じかな?」

ペトラ「あの、、えっと」

医者「、、、うん?じゃあ君は出て待っていてくれるかい?」

リヴァイ「なんでだ?」

医者「女性を診るのに、男性に知られたくないことも色々あるだろうからね?察してもらえると助かるよ」

リヴァイ「、、、そうか。外で待ってる。」

パタン

ペトラ「はぁ、、、」危ない危ない

医者「さて、、と。言いにくそうにしてたってことは、ただの風邪とかじゃなさそうなんだね?」

ペトラ「、、、はい。吐き気がするのと、体が怠いのと、、、あの、、あれが遅れてまして。
珍しいことじゃないんですけど、、、その」

医者「心当たりがあるのかな?」

ペトラ「はい、、、」

医者「一応、風邪かどうか診ておくのと、そちらの検査もしてみようね?」

ふむふむ、風邪ではないみたいだね
ちょっと、胃が弱っているみたいだね

じゃあ。ちょっと痛いけど我慢してね

ペトラ(いった!いたい!ちょ、検査ってこんなことするのー!?うわぁぁあ)



83 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/25(水) 22:25:10.84


医者「ふむ、、、今のところ、なんとも言えないね?
もしそうでもほんとに初期だと、
何事もなかったように月のものが来たように流れることもあるんだ。
これも自然にそうなることなんだね?
それに、出来ていても病気ということはないから、あと一週間来ないようなら、もう一度僕のところに来てくれるかい?」

ペトラ「今のところわからない、できてない?と?」

医者「うむ、、、キミは、どちらを望むんだね?」

ペトラ「、、、わからない、です。
でも、出来ていたら、凄く嬉しい、と思います」

医者「、、、相手は、彼かな?」

ペトラ「///そ、そうだとしたら、はい。彼しかいないんですけど、そ、その、、、約束されてる関係、じゃ、ないので、、、」

医者「なるほど、、、。そこは、僕が口を出せる問題じゃないが、
彼は、僕の見立てでは、もしそうなった時は責任を取ってくれると思うよ?」

ペトラ「はい、、、。私もそう思っているのですが、、、」

医者「まだ慌てるような時期じゃないから、ゆっくり考えて、できるだけ話し合えるといいね?」

ペトラ「、、、はい。」

医者「じゃあ、説明しなきゃならないから、彼を呼ぼう。疲れがたまって胃が弱ってるのと、貧血気味ということにしておこう。」

ペトラ「ありがとうございます」

カチャ

リヴァイ「、、、長かったな」

医者「どんな病気も見落とすわけにはいかないからね?でも安心するといい。
とくに大きな異常はなかったよ。ちょっと疲れて胃炎になりかけてたようだ。そのせいで少し貧血を起している。
薬を飲んで、少し安静にすれば治るから、休ませてあげて欲しい」

リヴァイ「、、わかった。、、、」



84 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/25(水) 22:27:01.31


帰り道

ペトラ「本当にすみませんでした。胃炎とかダサいですよね、、こんな大変な時に。申し訳な、、」

リヴァイ「ペトラ、」

ペトラ「はい」

リヴァイ「お前を疲れさせてたのは、俺か?」

ペトラ「え、、、」

リヴァイ「お前、俺を避けてるだろ?」

ペトラ「そんなこと、ないです!」

リヴァイ「俺が、、何かしたか?」

ペトラ「私こそ、何かしましたか?いつも通りにしてますし、やるべきことはやってます!」

リヴァイ「、、は、そうか。エレンと仲良くしてるのがお前のやるべきことか?」

ペトラ「なんですかその言い方!?仲良くしたら悪いんですか!?
彼は今、凄く不安だし緊張もしてるだろうから、せめて取り除いてそれはあげないと、、」

リヴァイ「自分の体調管理もできないでいるほど、やることか!?」

ペトラ「エレンのせいじゃないです!」

リヴァイ「じゃあ、、何だ!?お前、さっきの質問無視しやがったな。俺が何か、したか?」

ペトラ「、、、兵長のせいでもありません。
謝ってるのに、、そんなに、、怒ること、ないじゃないですか。」

気がつけばペトラは涙目になっていた。

リヴァイ(なにやってんだ俺は、、、クソ、こんなことで泣かせるつもりじゃない。
言いたいことはこんなことじゃないのに、、、顔色も悪くなってるな)

ペトラ「あ、、」フラッ

リヴァイ「ペトラ!?」

倒れそうになったペトラを抱きとめた

ペトラ「すいません、ちょっと目眩が、、」

リヴァイ「少し、休んで行こう」

ぐいっ

ペトラ(うわっ、お姫様だっこ///)



85 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/25(水) 22:29:24.00


木陰に座らせてもらった

リヴァイ「気分はどうだ?」

ペトラ「少し休んだら、動けそうです、、。」

不機嫌な理由ほんとはわかってる。
二人っきりになれる時間はあまりないときに、
私がこのことで悩んで、うじうじして、避けるようにしてた。
そのうえでエレンの面倒を見て仲良くしてたのも、彼にとっては面白くないだろうことも。

ふたりの時に、名前で呼ばないことも。

隣に座っている彼の横顔を盗み見る。

何度、体を重ねても。
数え切れないほどキスを交わしても。

ドキドキするよ?
きっと、前よりもずっと、胸の奥で、、、。

バレないように、そっと溜め息をつく。

ふと、手をにぎられた。

どっきん。心臓が、、、

リヴァイ「さっきは、悪かったな。言い過ぎた」

ペトラ(急にデレきた、、もう、ずるいんだから)

ペトラ「リヴァイ、、、好きだよ?」

言うと、ほんの少しだけ表情を変えた。
きっと、私にしかわからない。

リヴァイ「ああ、、俺もだ」

優しく、髪を撫でてくれた。

抱き寄せてくれた。

相変わらず、好きだ、とは言ってくれない。

それでもいますぐ抱いて欲しい。

こんな状態でも、めちゃくちゃにしてほしい。

あなたのこの手で。

ペトラ「好き、、、」

リヴァイ「、、、うん」

ぎゅう。



86 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/25(水) 22:32:40.35

久しぶりに、キスをしてくれた。

これが返事だとでもいうように。

信じて、いいんだと思う。

あ、、

ちょっと恥ずかしそうにしてたら、
彼は私の顎をつかんで口を開けさせ、舌で口内をまさぐった。

ペトラ「あ、、はぁっ」

やだ。こんなときでも体は正直みたい。
心も体も。あなたが好きです。欲しいんです。

ちゅう

真っ直ぐに私を見つめる表情
熱いキスをした後の彼の表情は艶かしくて
いつも私を溶けさせる

欲しいの、もっと欲しいの。
言葉も、あなたのすべて。全部。

馬鹿だね、全部手に入るわけないのに。
黙ってたら、欲しいものは手に入れるチャンスさえないのに。

いい加減、覚悟を決めなきゃ。

-----------------------------------------------------------------

そんな表情、反則だ。

今すぐ全部欲しくなる。

彼女の気持ちを、わかってやることもできずに。
素直に優しく労ってやることもできないくせに。

きっとなにか見落としてるんだろう。
自分の勝手な苛立ちだけぶつけて。

俺はペトラに何をしてやれるんだろうか。

この気持ちは、なんていうんだろうか。

俺は、、、



87 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/25(水) 22:35:10.20


兵舎へ戻ったあとは、ペトラを部屋まで送り休ませた。
夕飯まで寝ます。と言って、ペトラは力なく微笑んだ。

さて、仕事だな、、、(はたらきたくない)

リヴァイ「はぁ、、、」

エレン「あ、兵長!ペトラさん、大丈夫でした?」

リヴァイ「ああ問題ない。今は薬飲んで寝ている」

エレン「そっか、、たいしたことなかったみたいで良かったです」ほっ

リヴァイ「、、、」

リヴァイ(こいつ、ペトラのこと好きだったりするのか?)

エレン「そういえば、ペトラさんにこの前相談?されたんですよ」

リヴァイ「あ?」

エレン「俺に、好きな人はいるの?って聞いてきて」

リヴァイ「」

ぶふぉ

なんだそれ気に入らねえぞ、え?

ペトラもエレンが好きなの?やめてやめて死んじゃう

リヴァイ「それで?」

エレン「いやー、俺、好きな女の子ってとくにいないし、そういう経験とかもなくて、まぁそのまま答えたんですけど」

エレン「そしたら、もし好きな女の子ができたらどうする?って聞かれて」

エレン「そりゃあもう、デートしたり、付き合えたらみんなに自慢したいし、命がけで守りたいです!
って答えてたら、ペトラさん、いいなぁーって笑って。
それで、自分のことは教えてくれなかったんですよ?好きな人は、いるんだろうなって感じしましたけど」

リヴァイ(それって、俺のことでいいんだよね、、、いいんだよね?違ったら死んじゃう死んじゃう)

エレン「もしかして、兵長のことかなー、って思ったり」


エレン「、、、兵長?」

リヴァイ「あ?さっさと行くぞ、訓練だ訓練」

スタスタ

もう、さっさと巨人全滅させたい
ぐすんぐすん




88 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/25(水) 22:36:00.27


その日の夜、、、

ペトラはキッチンに立っていた

ペトラ「もうすぐできますよー」

リヴァイ「、、お前。体調は」

ペトラ「お薬聞いたみたいで、寝たらかなり元気になりました!さっさと病院行ってればよかったですね、、って、あっつうぅぅぅ」

リヴァイ「なにやってんだ」

ぐい

ジャー

ナチュラルに火傷すんな。
腕を引っ張って、蛇口を捻り水をかけてやった

ペトラ「はぅーごめんなさい。」

リヴァイ「まったく、、、はぁ」

ペトラ「もう大丈夫ですよぉ」

リヴァイ「まだだ、火傷は最初によく冷やすのが肝心だからな」




89 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/25(水) 22:37:15.51


一方食堂にいるリヴァイ班たち

オルオ「流石兵長、適切な処置だな、、」

グンタ「まぁそれもそうなんだが、それより、なぁ」

エルド「どうなんだろうな?明らかに怪しいと思ってたらケンカしてるの?みたくなったり、いちゃついたり」

エレン「え、あれっていちゃついてるんですか?」

オルオ「ふっ、ガキにはまだわからんだろうがな、あの距離感、、、」

グンタ「距離感。なぁ。まぁあからさまじゃなくても雰囲気で察するものがあるなぁ」

エルド「何かあるのは間違いないんだが、ここにくる前からだがあの二人、夜に互いの部屋行ったり、明け方戻ったりしてるし」

エレン「えっ、、それってそれって!えー」

オルオ「うるせえ新入り声がでかい!」

グンタ「それだけじゃ、どこまでの関係かはわからんが、二人が何も言ってこない以上、詮索するのも野暮ってもんだ」

エルド「しっ、兵長こっちくるぞ、、、」

リヴァイ「てめえら、、、」

一同(やべっ聞こえてた?)どきどき

リヴァイ「だらだら喋ってねえで、手伝え!」

一同(近づけない雰囲気出してたの、あんたでしょうが!!)ぼーん



90 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/25(水) 22:39:10.38


その夜、、、

心配なだけだから心配なだけだから

そう言い聞かせて俺は

ペトラの部屋の前に突っ立っていた

ふぅ、、、

コンコン

はーい

リヴァイ「ペトラ、入っていいか」

どうぞー

ガチャ

ペトラ「どうしたんです、、どうしたの?」

机に座って作業しているペトラ

リヴァイ「心配だから、様子見に来ただけだ。
それと。紅茶」

カチャカチャ

向かいに座ってみる

ペトラ「、、ありがとう//」

リヴァイ「お前はなにやってる。休まなくていいのか?」

ペトラ「ご飯食べて薬飲んだからもう平気。、、、この前の、報告書の書き直し。私だけ突っ返されたって、怒られたやつ」

リヴァイ「ああ、、、そんなもん、体調戻ってからでいいんだぞ?」

ペトラ「そんなもん、ですけど、あのときめっちゃ怒られたし」

そういやみんないる前で怒鳴り散らしたなぁ、
イライラがMAXでつい。あれはなかったな、、、

リヴァイ「すまなかったな。、、、お前、あの時のことで機嫌損ねてるのか?」

ペトラ「違うよ、実際あんまり集中できないで仕上げて提出しちゃったんだから、当然」



91 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/25(水) 22:41:13.70

もくもく、かきかき

ずずっ、、、

ペトラ「紅茶、、、冷めてる」

リヴァイ「、、これは、冷めたほうが美味いやつなんだ」嘘ですそんなのないです

ペトラ「そう、なんだ、、確かに冷めてても、美味しい」

リヴァイ「、、、」

ペトラ「、、、」

しーん

じー

ペトラ「あの、向かいでそんなに見られてると、集中できないんですけど///」

ん、、、そうか。

本棚でも物色するか。
ふむふむ、、ん?

がさがさ、すっ、がさがさ

ペトラ「何してるの?」

リヴァイ「いや、、本は巻数どおりに並んでないと気がすまなくてな」

ペトラ「すいませぇん。ガサツで。でも大体揃ってるはずだよ?」

リヴァイ「こっちは右から順になってるし、こっちは左からになってる」

がさがさ、すっすっ

かたかた

かきかき

しーん

ペトラ(なにこれ、、、めっちゃ落ち着かない!落ち着いて振舞ってみてるものの落ち着かない!
スピードワゴンはクールに去ってくれない!?いや、いて欲しいんだけど。話すチャンスなんだけど。
それより、抱きつきたい。もう私のバカ!
昼間のことが、まだ体の中で疼いてる。
元気になったっていっても本当はそうでもない
なにより性欲が勝ってるってどういうことなの!?
はぁ、、、)



92 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/25(水) 22:43:41.64


ペトラ「ねぇ、リヴァイ?」

リヴァイ「なんだ?」ふきふき

ペトラ「掃除までしだすのやめてくれる!?そこまで汚くないでしょ!?ねえ!?」

リヴァイ「いや、ここだけ気になって、、、」

ペトラ「もう少しで終わるから。ベッドで待っててもらえませんかね!?」

リヴァイ「はぁ、、、」

ぎしっ

ベッドに腰掛けてみる。

リヴァイ(ん?これって誘われてるの誘われてるの!?やる気で来てると思われてるの!?なんか最低じゃね俺!?どうなの!?)

おちつかないー

ペトラ「ふぅー、終わったぁ」

のびー

可愛いな、、、

ペトラ「おまたせ、、、」

スタスタ

ぎしっ

ちゅう

ペトラ「待ってたんでしょ?」

リヴァイ「、、、」

ここなんて応えるのが正解なんだろ

ぴこん、選択肢

①当たり前だ、今夜は寝かせないぞ
②お前が心配で来ただけだ、さっさと寝ろ
③お前こそ、俺としたくてしょうがなかったんだろ?

、、、

②、かな、、

かちっ



97 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/26(木) 22:26:20.92


リヴァイ「お前こそ、俺としたくてしょうがなかったんだろ?」

ちょwww間違えて③押しちゃってるぅー!

ペトラ「やだ、、どうしてバレてたの、、///」

あれ、あってたのこっちで!?

リヴァイ「あー。冗談で言ったんだが」

ペトラ「えー、、ひどいよぉ、、」

無理です。無理無理。

ペトラ「じゃあ、、、その気にさせるから、、」

ぶふっ。脳内が鼻血で真っ赤でなにもみえないよー

ちゅっちゅっ、

ぷちぷち。しゅる、、、

ちゅうちゅう

ペトラ「もっと。こっち、きて?」

ドサッ

押し倒された。

なんだこれ。はじめからこんな積極的なペトラ見たことないぞ、、、

ちゅっちゅっ

ぺろぺろ

ちゅー

はむはむ

リヴァイ「んっ、、、」

ペトラ「へへっ、、リヴァイ、感じちゃった?」

ぬぎぬぎ

ぬがされるー

リヴァイ「お前、、、」



98 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/26(木) 22:28:11.50


その後もずっと積極的に攻めてくるものだから、
俺も負けじとペトラの体を貪った


ペトラ「はぁっ、ああん、だめっ、またいっちゃう、あっあっ」

ペトラ「まって、まって、お願い」

リヴァイ「はぁ、はぁ、、どうした、、?」

スッ

ぎゅう。

ペトラ「この体勢で、いきたい、、」

ペトラは俺の上に跨がって座るようにして、上半身を抱きしめてきた。

リヴァイ「ん、、」

よしよし
頭をなでてみる

ペトラ「いっしょに、いきたいよぉ」

リヴァイ「ああ、、、」でもこの体勢のままだと、、

ペトラ「好き、、、好きだよリヴァイ」

くちゅくちゅ

くちゅくちゅ

なんて腰使いするんだ

ペトラ「あっ、ああっ、あっ」

自分で動きながらいきそうになってるペトラ

もう限界なんだが、、いいのか?

ペトラ「あ、あん、リヴァイ、いく、よぉ、いっちゃう、から、、」

リヴァイ「ああ、、、俺も、、、うっ」

ペトラ「その、まま、、なかで、、なかに、ちょうだい、、、」

いいのか、、いいのか、、?
ペトラ、お前が望むならそれで、、、

俺はかまわない

腰使いが早くなる。

ぐちゅぐちゅ

ペトラ「あ、ああっ、、、あっ、、、、はぁっ」
リヴァイ「う、うう、、、」

うわ、、これ、、

悪くない。
いや、良すぎる。

リヴァイ「う、、」

ちゅっ

キスされた

ペトラ「はぁ、、、はぁ、可愛い、、」

リヴァイ「?」

ペトラ「いくときの顔、可愛い。
いまわたしのなかリヴァイのでいっぱいだよ、すごく、、うれしいよ、、、」

二人の体液が、なかで完全に溶け合って

リヴァイ「今日のお前は、、えろ可愛い」

ペトラ「えろ可愛い、、、へへっ、そんな私、嫌い?」

リヴァイ「いや、そういうお前も好きだ」



99 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/26(木) 22:30:07.53


ペトラ「、、、」

リヴァイ「、、、?どうした?」

ペトラ「もういちど、言って?」

リヴァイ「、、、そういうお前も、、どんなお前でも、、、俺は、ペトラが好きだ」

ペトラ「、、、、!」

そう言うとペトラは、泣き出しそうな顔をして、安心したような顔をして、俺の胸に倒れ込んで、
しばらく抱きしめてたら、うとうとしはじめたので
横にならせて寝かしつけた
きっと疲れ切ったのだろう

一筋、涙を流した。

抱きしめてそのまま俺も眠りについた。
その涙に、どんな意味があるかとも気づかずに。


--------


うわぁ、昨日は話するつもりだったのに

やっちゃいました、、、テヘ

でも、、、好きだって、言ってくれた

行為の後の流れで、、、だけど

ちゃんと向き合って、話す勇気が、心の準備が、できた。

昨日だって、中で、、ってことは、
いいんだよね、信じて、、、。



100 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/26(木) 22:31:47.62


昼間

くいくい

リヴァイ「ん。どうしたペトラ」

こそこそ

ペトラ「今夜も、、私の部屋、来てくれますか?」

リヴァイ「ああ、、わかった」


すたすた


エレン「あれっ?兵長!鼻血出てますよ!」

リヴァイ「あ、ああ。ちょっとドアにぶつかってな、ゴシゴシ」


ペトラ(、、、大丈夫、かな?)






ふぅー

コンコン

ペトラ「どうぞー」

リヴァイ「、、、」

ペトラ「今日は、話があります」

リヴァイ「ああ、どうした?」

ペトラ「体調が悪かったり、避けてたりした理由全部、、、。あの、わたしのこと、面倒くさい女とか思ったりしない?かな?」

リヴァイ「何言ってる?考えたこともないが」

ペトラ「そう、、、じゃぁ、あの、あのね、私もしかしたら、に、、、」



101 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/26(木) 22:33:20.43


先にそこからじゃなくて、私の事どう思ってるかを、、、ってあれ?

え?え?

もしかして、きた?


ペトラ「ちょっとトイレ行ってきます」バタバタバタン

リヴァイ「?、、、もしかしたら、、、???」


トイレ

いらっしゃいませー

うわぁ、ふつうにきた。あっぶねえええ!
最高のタイミング。はぁ、、、

ちょっと残念だけど、

こればっかりは、神様が決めることだから、

まだだよって

そういうことなんだよね。


リヴァイ(ながいな、、クソ長引いてるのかな、、)

ガチャ

ペトラ「おまたせいたしました」

ペトラ「すいません、話が、言わなきゃいけないことが」

リヴァイ「ああ、もしかしたらの続きな」

ペトラ「違ったの」

リヴァイ「?」

ペトラ「すいませんでしたー!」ドゲザー

リヴァイ「???」



102 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/26(木) 22:35:46.53



かくかくしかじか


リヴァイ「はぁ、、、」

ペトラ「ごめんなさいぃ、、、」

リヴァイ「この馬鹿、、、」

ペトラ「ごめんなさいぃー!」

ぐいっ

ぎゅう

リヴァイ「なんでそんな大事なこと、さっさと俺に話さなかった?一人で悩んで、、
それ、もしそうだったら半分は俺の問題だぞ?俺は、そんなに信用のないやつか?」

ペトラ「だって、だって、、、」

ペトラ「私達の関係って、、、。リヴァイ、私の事、好き、、とか、愛してる、、とか、
言ってくれるわけでもないし。体の関係だけなのかなって。だったら、私が妊娠したら迷惑かと」

ぼん

頭に手を乗せられた
ちょっといたいよ
いつかみたいにぐしゃぐしゃ撫でられた

リヴァイ「まったく、、、はぁ。いや、まずは俺が謝るべきか。
好きとか、愛してるとか、ちゃんと口に出して言わないと。伝わらないものなんだな?
俺は鈍感で、お前が悩んでる理由も気づいてやれなくて、、、すまなかった。」

ペトラ「ぅ、うぅー、わたしのこと、すきですか、あいして、くれてるんですか、」

リヴァイ「ああ、ペトラ。これからは何度でも言ってやる。俺はお前が好きだ、愛してる」



103 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/26(木) 22:38:15.74


うぇーん

リヴァイ「泣くな、、、。ずっと、不安でいたのか?」

ペトラ「ぐすっ、ん、、私、あなたが好きで、関係持てただけで幸せだったから。
それ以上はなにも望まないつもりだった、のに、、。どんどん、欲張りになって。
愛されたくて、あなたがもっと欲しくて、でも、本当はどう思われてるか、怖くて」

リヴァイ「そうか。ペトラ、、、俺は、ずいぶん前から、出会った時、からか。
ずっと、、、お前のこと見てきた。なかなか自覚できなかったが、はじめてキスしたとき、惚れてるんだって認めることができた。
はじめて抱いた時から、愛しているし、なにかあれば責任とるって気持ちだった」

ペトラ「ううっ、ぐすっ。ぐすっ。ほんとに、、、?うれしい、うれしいよう、、」

リヴァイ「俺にとっては全部、そういう覚悟があっての行為だったんだが、、そうだな。
言わなきゃわからんこともある。お前の気持ちに甘えてたのかもしれないな」

うぇーん

リヴァイ「まったく、こんなに泣かせて、、ほんとに、お前はこんな俺でいいのか?
面倒くさい男なのは、たぶん俺のほうだぞ?」

ペトラ「あなたじゃなきゃ、やだよ、、、」

リヴァイ「そうか、、ん、」

ちゅっ

ちゅー

ぐすっ、ぐすっ

リヴァイ(泣きやまないな、、)

リヴァイ「あと。俺達の関係、、、のことだが」

(結婚、、、はまだ無理だろうから)

「ペトラ、婚約しよう」

ペトラ「はい」



104 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/26(木) 22:40:19.60


はい

はい???

今なんと

リヴァイ「よし。じゃあ俺とお前は婚約者同士だな。結婚はもう少し落ち着いてからちゃんとしよう」

ペトラ「」

ペトラ「」

リヴァイ「おいどうした」

ペトラ「あの、、わたしはいまプロポーズをされたんでしょうか??」

リヴァイ「ああ。お前も返事してくれただろ」

ノリと勢いで返事はしましたが

ペトラ「あの、あの、、、こんやく、こんやく、、」

リヴァイ「おちつけ」

ペトラ「だって、、嬉しすぎて、幸せすぎて、、しんじゃう、、、」ふにゃあ

リヴァイ「しぬな馬鹿」

わたしはいったい、なにをなやんでいたのでしょうか

わたしがすきになったひとは

こういうひとだから、すきになったんじゃない?

その夜は、一緒に寝てくれました。

あのときこうだったとか、
こうおもってたとか、
そんなはなしをしながら

腕枕してくれて、
あったかくて、、、


すやすや

リヴァイ(可愛い寝顔、、、ったく)


リヴァイ(寝れねえ)



108 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/27(金) 02:22:29.67


第二部【all alone with you】第二話 everlasting

翌朝

パタパタ

ペトラ「お、おはよう~、遅くなってごめんね!」

リヴァイ(くっソねみぃ)

二人して寝坊して食堂へやってきた。

リヴァイ班一同(これは、、、)

「お、おはよーございまーす」

エレン「ふたりして寝坊ですか?はは、、」

ペトラ「ごめんねエレン、朝食の準備一緒にやるはずだったのに。今から手伝うからね?」

エレン「あ、大丈夫です気にしなくて!もうできちゃいましたよ!
あの、二人って付き合ってたりするんですか?」

オルオ「ぶふぉ」

エルド「さすがエレン!俺達に聞けないことを堂々と言ってのけるッ!」

グンタ「そこにしびれるあごがれねー」

リヴァイ「あ?」

固まるペトラ「えっと、、」

ヤバイ、今のリヴァイさん寝ぼけ暴走モード突入しかねないのにっ

リヴァイ「俺とペトラは婚約者同士だが」

ガシッ

肩を抱かれるペトラ

ペトラ(はい暴走モード突入!)

一同(ぶふぉ)



109 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/27(金) 02:24:06.67


エレン「えっ、そうなんですか?もうそんな仲なんですね、、びっくりです」

リヴァイ「なに残念そうな顔してやがるエレン。最近ペトラと仲良くしやがって。
俺の嫁に手をだしやがったら巨人化したてめえのエントリープラグごと噛み砕いてぶっ壊してやるからな」

エレン「ひい」なんか途中からおかしい!俺シンジ君と全然似てねえし

リヴァイ「あ、まだ結婚できてないから、俺の女、な」

ペトラ「おちつけ」

全員(訂正するとこ、そこー!)ガビーン

オルオ(ブーっ、鼻血、、、今の言葉メモっとこう、えーと俺の嫁に、、、いや俺の女に、、)

エルド(兵長、正しくは「巨人化したてめえのうなじを削いで引き摺り出して殺してやる」じゃないかな、、)

グンタ(なんだあの兵長、、面白すぎるから様子みておこ)

ペトラ「兵長、とりあえず黙って。座って、ご飯食べましょ?」

リヴァイ「黙らせるならお前の唇で塞いでくれ。俺はお前がたべた、、、」

ペトラ「だまれ」

ぼこぉ
ぐはっ

ずるずる、

ペトラ「よいしょっと、、、よし、みんな席についたしご飯にしよう」

一同(見なかったことにしよう)

ペトラ(駄目だこいつ、、早くなんとかしないと
みんなの前で暴走モード突入はなんていうか、、私はいいけど、兵長の威厳?的に良くない気がする)



110 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/27(金) 02:25:21.53


リヴァイ「ん?」パチ

ペトラ(早くも覚醒したー!?)

リヴァイ「ペトラ」

リヴァイ「なんか体中痛い」

ペトラ「気のせいです。素数を数えて落ち着いて」

リヴァイ「いち、、さん、、、」

ペトラ「ご飯食べて」

リヴァイ「食べさせてくれ」ぐすん

ペトラ「だが断る」

リヴァイ「うるうる」

ペトラ「、、、はい、あーんして」

ぱく

もしゃもしゃ

もそもそ

はい

ぱくん

もそもそ

オルオ(なんだあの兵長、、、)

エルド(餌を与えられてる小動物みたい、、)

グンタ(つーか子供だろ)

ペトラ「はい、コーヒー飲んで」

リヴァイ「くぴくぴ」

一同(oh、、、)

リヴァイ「んー、だめだやっぱ、ねみい」



111 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/27(金) 02:27:21.03


ガタン

リヴァイ「部屋に戻って寝る。3時間後に起こしに来い、ペトラ。今日はデートに行こう」

一同(はああああああああ!?)ゴーン

リヴァイ「お前らは適当に訓練してろ。エレンは勝手に巨人化するな。全員命令は全部守れ。以上だ」


スタスタスタ

こつこつこつ

バターン!

しーん

がた、こつ、こつ、こつ、、、

(なんかいつも通りのテンションで去っていったけど、、、色々おかしいーーー!!!)

オルオ「ペトラ」

ペトラ「とびてえ~」

グンタ「今度はお前が落ち着け」

エルド「とりあえず、事の次第をだな、、えっと、婚約者同士てのはマジ?」

ペトラ「うん、、ほんと。まだ実感わかないんだけど、、、」

オルオ「そうか、、、よかったな!」

エルド「うん、よかったよかった!二人とも自分の気持ちに正直になれてないみたいで、やきもきしてたんだぞ俺達は」

グンタ「しかし、素直になった兵長って、あんな感じにデレデレなんだな!
俺も彼女の前じゃあ少しは甘えるけど、人前であそこまでは、ぶふっ」

ぶふぉ

グンタ「めっちゃ面白かった。いつもあんな感じなのか?」

ペトラ「違うよ!いつもは格好いいの!いつもどおり!なんかね、寝ぼけちゃうとあんな感じ、、」

エルド「素の姿ってやつなんだろうなぁ、お前めっちゃ愛されてるじゃねえか」

ペトラ「そう、なのかな?」

オルオ「ああ、あんな兵長もすきだぞ」

ペトラ「ほんとに?威厳とかなくない」

グンタ「なんていうか、人間らしくて、いいじゃないか」

エレン「そうですね、とっつきやすくなったというか」

エルド「ああ、でも俺達の兵長に対する気持ちはなにもかわらないぞ」

ああ、そうだな
そうそう
うんうん

ペトラ「みんな、、、」



112 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/27(金) 02:28:29.86


グンタ「そういやお前、もう体調はいいのか?」

ペトラ「あ、うん、、憑物が取れたっていうか、もう元気だよ?みんなも心配かけてごめんね」

エルド「気にするな。じゃあ今日はデートを楽しんで来いよ。全員命令には従えだからな」

オルオ「うん、命令だからな、ちゃんと兵長の相手をしてやれよ」

エレン「いいなぁ、デートとか」ほんわか

ペトラ「みんなありがとう、、、うわ、、いざとなると緊張してきた。
どうしよう何着てこう化粧はちゃんとしたほうがいいかな」あわあわ

グンタ「ははは、落ち着け。そうだな、服は一番女らしいのにしたらいいと思うぞ」

エルド「化粧はいつもよりちょっとだけ頑張る、くらいでいいんじゃないか?髪型をちょっと変えてみるとか」

エレン「そのままでもペトラさん、綺麗ですからね!」

オルオ「そうだな、あんま気張りすぎんな、普通で行け」

ペトラ「うん、うん、みんな、ほんとにありがとう!私頑張る!」

エルド「おう、じゃあさっさと準備にとりかかるといいぞ、片付けとか俺達でやっとくから」

ペトラ「うん、ごめん、じゃあ、私行ってくる!」

パタパタ

ひそ、、、ひそ、、、

「で、どうする?」

「やるしかないだろ」

「まずは役割分担をして、、」

わーわー



113 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/27(金) 02:30:13.06


ペトラのお部屋

まずは、シャワー浴びて、、、
ヘアコロン、まだ残ってたかな、しゅっ
下着は、、あ、今日はしないからこれで
しっかり装備!準備!大事!
お化粧、、ほんのちょっとだけ、まつげをパッチリと、チークをのせて、、、
服は、、女の子っぽいの、えーとこのワンピースでいいかな
フリルがついてふんわりしてる
うわー、久々来たら似合わない気が、、、
けっこう若い時に買ったやつだからなぁ
うーん
あ、髪をちょっと編んで、、あみあみ
くるん
ちょっと、いけてるかも

、、、

そろそろ3時間か、起こしに行こう。
ところで、デートって、どこ行くんだろ、、、

コンコン

ペトラ「兵長、入りますよー」

カチャ

ギイ

すーすー

ねてる、、昨日眠れなかったんだろうな、かわいい、、、

つんつん

おーきーろー

つんつん

リヴァイ「んにゃ、ペトラ、、、ペトラの匂いがする!」がばっ

ペトラ「うわびっくりした!、、、匂いって、、」

じー

、、?

リヴァイ「」くっそ可愛いーーーーー!!!!

リヴァイ「目が覚めた」ぶふぉ だらだら

ペトラ「目が覚めたら鼻血を出すんかいアンタは!マジどうしたの大丈夫?」

ふきふき

リヴァイ「人類の夜明けだ」

ペトラ「いいセリフですけどシチュエーション最悪だよね色んな意味で」

リヴァイ「準備にするから玄関で待っててくれ、5分で、、いや10分で行く」



114 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/27(金) 02:32:42.63


仕切り直し

デート編、突入!

10分後、玄関にて

リヴァイ「、、、おはよう、ペトラ。今日は、また一段と美しい。可愛いぞ///」よしよし

きりっ

ペトラ「おはよう、リヴァイ。、、えっと、今日はいつもと感じが違うけど、格好いいよ///」

どきどき

リヴァイ「今日は街へ出よう。俺顔さすから変装しないと面倒なんだ、すまないな」
すちゃっ
ダテメガネー
そしてパーカーといういつもよりずっとラフな服装で、、

ペトラ(今度は私が鼻血出るー!メガネ男子とか私好みだし私服もおしゃれだし
あわあわだめだこれ以上血を流せば貧血起こす)ガチで

リヴァイ「どうしたペトラ?」

ペトラ「なんか、アイドルとお忍びデートって感じで、興奮してきた」

リヴァイ「アイドルってなんだ」

ペトラ「うたプリ、、いやなんでもないです。
うーごほん、えほん、ええっほん、さあ、行きましょう!」

すたすた

リヴァイ「ペトラ、体調はもう大丈夫か?いや大丈夫でもないだろうから、
訓練は休みにしてみたんだが、連れ出して大丈夫だったか?」

ペトラ「大丈夫、女の子は強いんです!どんな時でも戦えるんだから!」

リヴァイ「ああ、、そう考えるとすげえな」

ペトラ「えへへ、、そうだ、街に出てどうするんですか?」

リヴァイ「」

ペトラ「」

リヴァイ「とりあえず、、色々見て回ろう」

ギュッ

ペトラ(手、つないでくれた、、、)きゅん

ってか今誤魔化したけど、考えてなかったでしょ、、、

さて、どうなることやら、、、
黙ってエスコートされてみよう



115 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/27(金) 02:36:27.29


うろうろ

うろうろ

わー、新しいお店出来てる

そうだな

あ、うさぎさんだ!かわいいー

ああ

うろうろ

ここの噴水の彫刻すごいよね

ああ、愉快なオブジェってかんじだな

うろうろ、、、

リヴァイ(やべえどうしたらいいんだわかんねぇ街に出てくればなんとかなると思っていた俺が浅はかだったそろそろ手汗もやべえ)

ペトラ(案の定だわ、、でも器用に手慣れたデートが出来るんじゃなくて、慣れてませんってあなたの方がちょっと安心しました)

助け舟を出すか、、、

ペトラ「リヴァイ、そろそろ喉かわかない?カフェにでも入ろうよ」くいくい

リヴァイ「ああ、そうだなそうしよう」

そうだ一旦落ち着こう

きっさてん!

ペトラ「このお店、飲み物もケーキも美味しいんだよ。紅茶も色々種類があって、ほら」

リヴァイ「ああ、悪くない。お前は好きなもの好きなだけ頼んでいいぞ」

ペトラ「居酒屋じゃないんだから、、そうだな、じゃあカプチーノと、シフォンケーキも頂こうかな」

リヴァイ「胸焼けしそうな組み合わせだな」

ペトラ「美味しいんですよー」

リヴァイ「俺はダージリンで」

ペトラ「無難、、、」

リヴァイ「俺はこの店初めてだからな、最初のとこでは基本のメニューを頼むのが鉄板だ」

ペトラ「なるほど、、、」



116 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/27(金) 02:37:38.77


おまたせいたしましたー

カチャカチャ

ごゆっくりどうぞー

ずず、、、

ずず、、、

ペトラ「美味しいでしょ?」

リヴァイ「ああ、そうだな」

ずず、、、

かちゃ、もぐもぐ

ずず、、、

リヴァイ(あかん、泣きそうや)

リヴァイ「ペトラ、煙草吸ってもいいか?」ごそごそ

ペトラ「いいよ、リヴァイ煙草吸うんだね、見たことないかも」

リヴァイ「たまにな、、、お前もあまり好きじゃないだろう」

ペトラ「あ、大丈夫だから全然気にしないでいいよ」

リヴァイ「そうか、すまんな」しゅぽ

すー

ふぅ

ペトラ(、、、二人で手をつないで歩いて、いつもと違う雰囲気のリヴァイが煙草吸ってる姿も見れて格好いいし、
私はこれでも充分幸せなんだけど、、どきどき)



117 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/27(金) 02:39:32.70

ペトラ(たぶんこのひと脳内大変なことになってるだろうな、、、)

リヴァイ.。o○どうしようデートってマジで何すんだ?ヲタク、非リア充、コミュ障のツケが完全まわってきてるぞこれ。
たしかエロゲではこう、街でゲーセン?やら遊園地やら、公園でピクニックとか?映画とか?
んなもんねぇよざけんなし、いや、そもそもあれは学園ラブコメだ、俺達は大人だからえっとあれだ、ホテル?
じゃあいつもとやることかわんないんですけど?今日の趣旨はそれじゃあないなじゃあどれだ?
夜景の綺麗なレストランでディナーとか?めし、どこか、たのむ。いやまだ夜じゃねえし!
海とか山とかもねえし!車もないし、乗って行く先もねえ!ネタがなさすぎる落ち着け、一度原点に戻ろう、、
俺達は婚約したんだから、、、

ペトラ(なんか、脳内具現化して見えとるー)ガビーン

ペトラ(えっと、なげぇ、おしいおしい、もう一歩、、、)

リヴァイ.。o○新居を探しに、、は、まだ早いし、こう記念日的なものには何か、
そうだ、なんかプレゼント買ってやるんだ、、、ん、きた、きた!ひらめいた!

ピコーン

ペトラ(アホ毛がたった!阿良々木君か!?)

リヴァイ「ペトラ、この後だが、、」

ペトラ「はい」

リヴァイ「指輪を買いに行くぞ」キリッ

ペトラ「グッド!」



118 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/27(金) 02:42:44.89


高級感ただよう宝飾店にて

うろうろ

どれどれ

じろじろ

じー

ペトラ(た、たかい、、値段がパネェ)

リヴァイ「ペトラ、どれがいい?」

ペトラ「えーっとぉ、あの、今日って婚約指輪買うの?ペアリングにする?」どきどき

リヴァイ「とりあえず、お前に買ってやるつもりだったんだが。
そうか、婚約指輪とペアリングって別なのか。この際両方買うか」

ペトラ「おちつけ」

リヴァイ「落ち着いてるぞ今は」

普段は自覚はあるのか、、、

スタッフー

リヴァイ「おい店主、種類が多すぎて選べないから、この店で一番高いやつをいくつか持ってきてくれないか?」

ペトラ「へ?」

店員 ざわ、、、ざわ、、、

いそいそ

店主「こちらですね」

ずらー

きらきら

ぎらぎら

派手ー

リヴァイ「どうだペトラ?」

ペトラ「えっと、こんな派手なの普段つけれないかな、、可愛いけど(値段パネェ)」

ペトラ「ペアリングが欲しいです」

ペトラ「シンプルで、お揃いのやつ、、いつも、一緒につけていられるやつがいい///」

リヴァイ「///そうだな、お揃いか、悪くない」

リヴァイ「店主、この店で一番高くてシンプルなペアリングをいくつか出してくれ」

ペトラ(高いってとこは譲らないのか、、)



119 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/27(金) 02:43:44.15


店主「そしたら、こちらとこちらと、こちら、いかがですかね?」

ペカー

ぴかぴか

ペトラ(シンプルだけど、輝きがぱねぇ)

リヴァイ「この中なら選べそうか?」

ペトラ「う、うん、、、」

リヴァイ「俺のも一緒に選んでくれ。色とか種類とかよくわからん」

ペトラ「じゃあ、、、これと、、これの色違いのこれ、どう、かな?」

リヴァイ「悪くないな、、、」

しちゃくー
サイズあわせ
かちゃかちゃ

はい、おきまりですねー
お代はコチラです

ペトラ「ぶふぉ」

リヴァイ「これで足りるか」

じゃららららら

ペトラ「出し過ぎ!」がーん 



120 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/27(金) 02:45:09.17


兵長の財力、恐るべし、、、心配した私が馬鹿でした

兵長と結婚したら、私べつに何もしなくても、家庭に入って裕福な暮らしができちゃうのかな
親も安心するだろうし
いろんな人に、羨まれたりするのかな、、、

でも、、世界が平和にならなきゃ
私はあなたの帰りを待つ女じゃなくて、隣で共に戦っていたい。


指輪を包んでもらって、ペトラはそれを大切そうに抱えて、店を出た。

ペトラ「えへへ、リヴァイ、ありがとう」

リヴァイ「いや、俺のも一緒に買ったし、まあ当然だろうこれくらい。俺も嬉しい」

リヴァイ(よっしゃ俺もリア充の仲間入りだ!
てってれー!リヴァイさんのリア充レベルがほぼMAXまで上がった!)

ペトラ「///じゃあ、このあとは、お互いに指輪つけあいっこ、しよ、、、?」

うわめづかいー

リヴァイ「あ、ああ、そうだな」すげえ可愛い反則だろしかもなんかエロい押し倒したい絶対結婚しよ



124 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/27(金) 10:07:42.41


リヴァイ「どこがいい、とかあるか?」

ペトラ「そうだな、えーとえーと、、、」

ペトラ「私達が初めて、会った場所」

リヴァイ「?そんなとこがいいのか?それってあそこだろ」

ペトラ「だめ、かな?」

リヴァイ「お前が良いなら、文句はない」


そこは、入団式を行う場所

ペトラ「あ、鍵かかってるかな」

リヴァイ「大丈夫だ、持ってる」

カチャカチャちーん

そうだ、この人兵長だもんね(あらためて)

ペトラ「誰も、いないねー」

リヴァイ「まぁ、いなくてよかったな、面倒だ」

ペトラ「リヴァイ、ここでのこと、ほんとにちゃんと覚えてる?入団式のときだよ?」

リヴァイ「ああ、それが最初だろう?俺達が会ったのって」

ペトラ「うん、私は一方的に、遠くから見たことはあるって感じだったけど、
ああこの人がリヴァイ兵長かって、、それはその時が初めてで」



125 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/27(金) 10:09:54.02


あの日

まだ少し髪が長くて若かったペトラ

(あの人が、、、リヴァイ兵長、、、)

ペトラ「リヴァイは、エルヴィン団長の後ろで、、、」

ペトラ「風邪引いててマスクしてマントにくるまって体育座りしてました」

リヴァイ「」

ちょっとぉー!最悪な第一印象だよね!?
クソまじ最悪、そうだ思い出した。
あの時はペトラの印象が強すぎて、自分の状況忘れてた。

当時のリヴァイ

(あーだるい。熱あるってのになんで出席させられてんだ俺。立ってられないくらいなんだぞ、逆効果じゃね?これ。
げほんげほん。エルヴィン話なげぇ早く済ませろ。ガクブル。寒いよう。部屋に戻って紅茶飲んで暖まって寝たい。、、、ん?)

(天使が見えるぞ、俺風邪で死ぬの?
いや、違うな、、、ん?こっち見てる?他の連中は気まずそうに必死に目を合わせないようにしてやがるが。
美人だな、、、思わず一瞬身を乗り出してしまったが。、、なんであんないい女が調査兵団なんかに?
ん、、、隣にイケメン。大方あの男に、、)



126 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/27(金) 10:11:42.05


時系列は今に

リヴァイ「思い出した。お前はあの時ほかに好きな男がいただろ」

ペトラ「は?ふぇ?なにいってるんだよいないよそんなのちがうよぜんぜんちがうよ」

リヴァイ「、、、」

ペトラ「そうゆうの、大人気ないからやめよ?私も気になるけど聞かないよ、リヴァイのそういう過去の話」

リヴァイ「ちっ、、そうだな。悪かった。もう言わない」

ペトラ「じゃあそこで反省!」びしぃ



ぱたぱた

ペトラは壇上へ登りだす。

ペトラ「よいしょっと、そうそう、ちょうどこのへんかな、リヴァイがいたの」

体育座りー

リヴァイ「そうだな、、お前は、この辺にいたか」

お互い、あの時と逆の場所で、同じ距離感で

見つめあった

あのときは、知らなかった

愛することも

そのぬくもりも

運命の相手が、すぐそこにいたこと、、、

なんだかとても、感慨深いものがそこにはあった



127 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/27(金) 10:13:45.19


ペトラ「えへへ、、、」

リヴァイ「ふっ、、、」

ペトラ「好きだよ、リヴァイ!愛してる!」

リヴァイ「俺もだ、ペトラ、お前が大好きだ。愛してる」

ペトラ「ふふっ、あ、覚えてるよー、あの日ね、リヴァイ寒かったみたいで部下に毛布を持ってこさせて何枚も被されて」

リヴァイ「」いやあああああもうやめて!リヴァイさんのライフはゼロよ!?まじ最悪!
もう忘れてお願いだからやめて!?

すたすた

ペトラのほうへ向かうリヴァイ

ペトラ「怒ったのー?」

すたすた

リヴァイ「お仕置きする」

向かいにしゃがみこむ

ペトラ「それでも、大事な思い出なんだよ」

うるうる

うわめづかいー

リヴァイ「じゃあこの場で、上書きする」



128 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/27(金) 10:14:45.28


ちゅっ

ちゅううう

ばたん

ちゅっちゅっ

もみもみ

ペトラ「あんっ、、だめだよぉ」

リヴァイ「お仕置きだからちょっと好きにさせろ。お前が可愛すぎるのが悪い」

ペトラ「こんなとこで、、あんっむぐむぐ」

ちゅうううう

ふぅ



ふぅ


ペトラ「もうっ、、、」

リヴァイ「嫌だったか」

ペトラ「嫌なわけ、、、ないでしょ」

リヴァイ「知ってる」

ぷくー

リヴァイ「ははっ、その顔も可愛いぞ」

ペトラ「リヴァイ、今日はよく笑うね」

リヴァイ「そうか?お前と二人っきりだと顔が緩む。今日はいつもと違うしな、特別な日だ」

壇上の真ん中に腰掛け、二人でのんびりしながら笑いあう。

そう、今日は特別な日、、、

リヴァイ「じゃあ、そろそろするか?」

ペトラ「はい、、、」ごそごそ



134 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/27(金) 22:49:57.10


指輪

ペトラ「順番は、どうしようか、男女どっちが先なのかな?」

リヴァイ「俺だな、俺のほうが先にお前に惚れたんだ」

ペトラ「えー」

リヴァイ「はじめの印象があれじゃあな、、」

ペトラ「リヴァイのほうが引きずってるじゃない!上書きできてないよ!」

リヴァイ「じゃあ、これ買ったの俺だから」

ペトラ「ぷぅー、それは認めざるをえない」

リヴァイ「、、、ペトラ、もうわかってると思うが」

ペトラ(?)

リヴァイ「自分でも今まで気が付かなかったんだが、俺はどうも独占欲が強い。
お前を俺に縛り付けておきたい。できれば触らせたくも見せたくもないくらい、だ」

ペトラ「ひゃ///はい」

リヴァイ「でもそれはできないな。お前の為にも」

ペトラ「うん」

リヴァイ「だから、この指輪は、俺のその独占欲の代わり、俺の我儘だな」

リヴァイ「それも、受け止めてくれるか」

ペトラ「、、はい、、、」

リヴァイはペトラの左手を手に取り、
手の甲に優しく口付ける

ペトラ(すごくドキドキする、しぬぅ)

リヴァイ「ペトラ、お前に永遠の愛を誓う。
何があろうと、永遠に愛し続けることを誓う、ずっと、俺のそばに、いてくれるか?」

ペトラ「はい」ひゃあぁぁぁ格好いいようもう萌え尽きる

リヴァイ「ありがとう。俺の心の全てをここに託す」

スッ

指輪は、ペトラ左手の薬指に。



135 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/27(金) 22:51:01.31


ペトラ「嬉しい、、、」ぽろぽろ

リヴァイ「まだ泣くな、次はお前の番だぞ」

ペトラ「ひゃい」ぐす

ゴシゴシ

ペトラ「リヴァイ、私もきっと、独占欲は強い、だから、、、ぐすっ。
だから、あなたの、心の全てだけじゃ、足りない、かも、、ぐすっ」

リヴァイ「かわまんぞ、なんでもお前にやる」

ペトラ「うくっ、、ひっく。だから、わたしたち、ふたりで、ひとつがいい、、、
あなたが背負ってること、辛いことも全部、半分は、わたしです、、」

リヴァイ「、、、!」

ペトラ「私のすべてはもう、とっくに貴方に捧げて
います、、ので、、この指輪に、あなたとわたしをひとつにする魔法をかけて、、約束を結び、誓います。
、、、受け取ってくれますか?」

リヴァイ「ああ、、、ぐすっ、これからお前と俺は、ひとつだな」

ペトラ「リヴァイ、泣いてる、、」

リヴァイ「お前が泣いてるからだ」ずびっ

ペトラ「へへ、、、リヴァイ、愛してます。私も永遠の愛をここに誓います、
ずっと、そばにいますから、、、そばにいてください」

リヴァイ「当たり前だ、、、ぐすっ」

その指輪は、リヴァイの左手の薬指へ

二人は今ここで、永遠の愛を誓いあった



138 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/28(土) 00:26:46.01


見つめあって、キスを交わす

ペトラ「しょっぱい、、」

リヴァイ「そうだな、、」

ぺろぺろ

リヴァイ「おい、目をなめるな」

ペトラ「だって、リヴァイが泣いてるなんて、もう拝めるかどうか」

リヴァイ「馬鹿いえ、お前はよく泣くから、これから一緒に泣いてやらんといけなくなるだろうからな」

ペトラ「ふふっ、、、想像したら、、ぶふぉ」

リヴァイ「仕返しだ」

ぺろぺろ

ペトラ「やん、くすぐったいよう、、ぁ、んっ、、」

ちゅっ、ちゅう

リヴァイ「ふふん」

ペトラ「えへへ」

こつん

おでこをくっつけあって、笑いあう。

キスを交わし、涙をなめ取ったり、抱き合って、手を取り合って

ペトラ「そろそろ日が、傾きはじめるね」

リヴァイ「そうだな、、なんだか、昨日から今までが長かったような、あっという間なような」

ペトラ「濃い時間だった、、、」

リヴァイ「だな」

ペトラ「そろそろ戻ろっか、、、名残惜しいけど」

リヴァイ「そうだな、、、帰りたくない」

ペトラ「、、、おいてくよ?」

リヴァイ「思わず心の声が出ちまっただけだ。もう俺をひとりにするのか、ひとつなんだろ?」

ペトラ「そうだよ」きゅっ



139 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/28(土) 00:27:56.10


手をつないで、帰路につく。

リヴァイ「手を離したら死ぬ、みたいな漫画あったなぁ、、、」

ペトラ「あー、あったありました!設定に無理ありすぎたやつだよね」

リヴァイ「お前も大概、マニアックだよなぁ、よく知ってやがんな」

ペトラ「えへへー、もし、ああなったらどうします?」

リヴァイ「なんとかあのまま戦う方法を編み出すとかいう展開だったっけ、、、お前が俺の動きについて来れたら、まじ最強だな」

ペトラ「それは無理な気がするー」

リヴァイ「じゃあ、セックスだけして毎日過ごすとか」

ペトラ「///このスケべ」

リヴァイ「ん?お前に言われたくないんだが?そういう答えを求めてたんじゃないのか?」

ペトラ「バレたか、、、そんな、具体的に言われるとは想定外で」

リヴァイ「どうしようもないな」

ペトラ「えへ、でも、バカップルーって感じで、楽しいよ?るんるん」


途中の公園で、泣きはらした顔を洗い、目を冷やし、ペトラの提案で皆に土産を買い、戻った頃にはすっかり日が落ちていた



140 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/28(土) 00:29:51.68


ガチャ

ペトラ「あれ?なんか静か?」

リヴァイ「そろそろ夕飯の時間だろ、、アイツら全員クソでもしてやがるのか」

ペトラ「それは嫌だなぁ、、とりあえず食堂に行ってみよう」

階段の上から


コソコソ、かさかさ

リヴァイ「、、、?」

嫌な予感、、、というよりクソ面倒なことが起こる予感しかしないんだが

リヴァイ「部屋に戻りたい、、、」

ペトラ「いやいや、とりあえず食堂には顔出さないと、お腹も空いたでしょ?」

リヴァイ「まぁ、それはそうなんだが」

ペトラ「あっれー?みんないないのかなぁ」ガチャ

食堂のドアを開けると、、、



141 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/28(土) 00:32:08.01


みんな「おめでとうございまーす!!」

わーわーパチパチ

ペトラ「きゃっ!何?どういうこと?」

リヴァイ「ちっ、ほら見ろ、そら見た事か、、、」

ペトラ「団長も、ミケさんやハンジさんもみんないるし!なんで?」

ハンジ「なんで?じゃないよーペトラ!婚約したんでしょーおめでとう!
ねぇリヴァイになんて言われたのなんて言ったのエロい事はどこまでしたの?数え切れないの?
きゃーっ、手、繋いでるし!あ、その左手のは指輪ーぶふぉ」

ペトラ「ちょっとリヴァイ、蹴っ飛ばすことないでしょ!」

モブリット「すいません、あまりの勢いに止めきれなくて、でも、おめでとうございます!お二人が幸せそうなのはいいことです」

リヴァイ「ちっ、、」

ペトラ「もーリヴァイってば、ありがとうございますモブリットさん」

ミケ「くんくん、、、フッふふふふふふふふふふ、ぶふぉぶふぁ」

リヴァイ「笑いすぎだ!なんかもうめんどくさいやっぱ部屋もどる」むー

おーっとそれはゆるさんぞ!



142 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/28(土) 00:36:09.78


ペトラ「エルヴィン団長!」

がしい

二人をまとめて後ろから抱きしめるエルヴィン

エルヴィン「ペトラはもうすっかり奥さんって感じになってるな!いやー二人が婚約か、
くっくっくっ、めでたいぞ、俺は本当に嬉しい、、、ぐすっ」

リヴァイ「いきなり泣き出すな気持ち悪いそれとペトラに触るな」

エルヴィン「おっと失礼したな、はっはっは」

ペトラ(お、奥さんか、、ぽー)

ペトラ「リヴァイもさっき、泣いてたよね、、」

リヴァイ「おいペトラ」

ハンジ「えーっリヴァイ泣いたの泣いたの?写メきぼんぬ!」

モブリット「分隊長、復活するの早いです!」

ペトラ「ごめん、ぼーっとしてた」

リヴァイ「まぁいい、とりあえず、、、」

リヴァイ班部下一同(、、、、、)

リヴァイ「お前ら、、、どいつが主犯だ、、、」

ゴゴゴゴゴ

一同(ひいーっ)「全員です!兵長!」



145 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/28(土) 01:13:42.78


リヴァイ「なにか言い訳はあるか?」

オルオ「はい!自分は、お二人が結ばれる事か、幸せになって貰える事が、とても嬉しいです!」

エルド「自分も同じく、兵長と、ペトラの幸せを願ってやみません」

グンタ「こんなに嬉しいこと、皆に伝えずにいられましょうか!」

エレン「俺も、まだ婚約とかよくわかりませんが、身近な人の幸せって純粋に嬉しくて、、ぐすっ」

ペトラ「みんな、、、ありがとう、、嬉しいよぉ、、ぐすっ」

リヴァイ「ちっ、、、。(しょうがねぇな、、、収集つかねえ)

お前ら、もう皆知ってやがるようだし隠しもしてないが、俺はペトラと、結婚、したいけどまだできないので婚約、したわけだが。
うまく言えねぇが。リヴァイという一人の男はもうペトラのもんだが、ペトラ含めて、お前らの兵長は俺で、
大切に想う気持に変わりはねえ。えこひいきもしないし、同じだ。
ここにいる全員に対してもそうだ。そうだ、、全員おまえらみんな、大好きだ。今まで以上に大事にしてやる。
だから誰一人死ぬな。ペトラを泣かせない為にな、俺も泣くはめになるから。
わかったか?言いたい事は以上だ。

解散!」

エルヴィン「するか!」ポコ

リヴァイ「あ、やっぱり?」

一同「へ、へいちょおおおおお」ブワーン

全員泣き出す

わあわあ

エルド「もう俺、本当に一生ついていきますから!」

グンタ「何も思い残すことはないほど、幸せです!」

オルオ「嬉しくて嬉しくて嬉しくて、つらいよぉー!!」

エレン「兵長いいひとだー」

ミケ「ふっ、すん、ぐす。お前ってやつは全く」

ハンジ「ぶわぁあああん!リヴァイー!私も、みんなが大好きだよお!うわあああん」

モブリット「ぐすっ、、、リヴァイ兵長、、分隊長が迷惑かけないよう、私も精進しますので」

エルヴィン「うわーん!お前がこんなに!人として成長するなんて!うわぁーん父さん嬉しいぞ!」

リヴァイ「気持ち悪いこと言うな。だがお前に拾ってもらわなきゃペトラともこうなれなかっただろうからな。
ありがとう、エルヴィン」

エルヴィン「うわぁーん!みんな、聞いた今のみんな聞いた?ありがとうだってぶわぁーん」



146 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/28(土) 01:21:32.98


ペトラ「うっく、ぐすっ、、」

リヴァイ「お前は泣くな、、、つかなんで全員泣いてやがる?」

ペトラ「嬉しいんですよ」

リヴァイ「そうか。俺は一刻も早く部屋に戻りたくてだな、、」ぼそぼそ

ペトラ「リヴァイ、、兵長、素直になってください」

リヴァイ「リヴァイでいいよもう、嫁なんだから」

ペトラ「///って、そうじゃなくて」 

うわーん

わぁわぁ

ぐすんぐすん

ペトラ「あかん、想像以上に収まりませんよ、ここはリヴァイがなんか言ってあげないと」

リヴァイ「もう、言いたい事は以上だとか言っちゃったし。ここで、愛してくれてありがとう!ドーンとかやればいいの?」

ペトラ「ぶふぉ、それ死亡フラグたつからみんな余計泣くセリフです」

てゆーか、ずっと手繋いだままだし。

あ、そうだ。
ペトラ「ひそひそ」耳うち
リヴァイ「ぶふぉ、おお、それはいいな」

チラ

リヴァイ(ミケ、前フリたのむ)スゥ

ミケ(ふん、合点承知!)


ミケ「時間だ、答えをきこう!」


リヴァイ、ペトラ「バルス!」




147 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/28(土) 01:24:11.35


ちょwwwwwwwwwwwwwwww

一同「ぶっふおおぉおおおぉおおおおおおおおおおおぉおお」

ぎゃはははははははははh
げらげら
ゲラゲラポー
テラワロスwwバロスwww
ひゃぃーひぃ、はらいたいー
わっははは

ヤバイ、今のサイコー!もう一回やってぇ
不意打ちすぎます、兵長、ぶふぉ
ペトラ、それはない、いやありだよぶふぉ
ミケの前フリ、ナイスすぎるwww



やれやれだぜ


やれやれだわ



そのあとは、、、

みんなが作ってくれたご飯を食べて

団長たちが持ってきてくれたお酒を飲んで

私達がお土産にかってきたお酒を飲んで

明らかにお酒の割合が多かった

酷い有様になっていた。



うー、もうだめ吐く

吐くならあっちで、もらっちまう、うぷ

俺ほんと、調査兵団入ってよかったよおぶわー

やべ、思い出し笑い、バルスwww

まだまだ飲める、飲めるぞー

おー

明日は大丈夫でしょうか

かくんかくん



148 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/28(土) 01:25:35.24


リヴァイ「こりゃあ本当に、バルス発動しなきゃならん様子になってきたなぁ」ねむー

ペトラ「むにゃ、、」こくんこくん

リヴァイ(かわええ、、結局、今日は無理させちまったなぁ)

俺もそろそろ限界なんだが、、、

ペトラ「んにゃ」パチ

リヴァイ「ペトラ、大丈夫か?」

ペトラ「、、、だめです。吐く」

リヴァイ「まじか」

ハンジ「あーっ!ペトラ!吐いちゃうの?」

ペトラ「んー、っ!」ここでは絶対に嫌みせらんない

リヴァイ「よしトイレいくぞ」

ハンジ「あー、いいって!女子トイレは男子禁制ダゾっ、キラーン!だから私が連れてくから!」

リヴァイ「、、」

ペトラ「んー、んー!(それでお願いします)」

リヴァイ「そうか、、ハンジ、頼んだぞ」

ハンジ「はいはーい、ほら、ペトラ、もうちょっとの我慢だよー」

リヴァイ(あんまり、あいつら二人にしたくないんだけど、な、、)




149 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/28(土) 01:26:38.49


トイレ

ペトラ「おろろろろろ」

ハンジ「はいはい、よしよし、ん?おわりかな?」

ジャー

ペトラ「ごめんなしゃい。ハンジさぁん、、」ぐす

ハンジ「いいのいいの、気にしなーい!」

ペトラ「今日、アレの日で」

ハンジ「ありゃー、そりゃ無理しちゃったねぇ、もう眠いでしょ?」

ペトラ「はい、、」

ハンジ「じゃあついでに下着も替えて、部屋戻る?」

ペトラ「ひゃい」

ハンジ「よしよし、じゃあ早く済ませて出よう」

バタン

ハンジ「ありゃリヴァイ」

リヴァイ「ああ、、水を持ってきた。ペトラは大丈夫か?」

ペトラ(うとうと)

ハンジ「うん、今日女の子の日だったのねー、ちゃんとおしめも替えさせたよん!
こんなこと流石に、女の子同士じゃなきゃできないからねー」

リヴァイ「、、、助かる」

ハンジ「あら、素直じゃん」

リヴァイ「お前に、嘘は言ったことはない」

ハンジ「んー?そこまで疑ってないけどにゃーん?何?だから余計な事は言うなって?」



150 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/28(土) 01:38:53.73


リヴァイ「、、、、、」

ハンジ「どっちにしても同じじゃん?やましいことはないんだし。ま、言わないよ。私がかっこ悪い話だし
今日はもうペトラは私に任せて!部屋に連れてくよん」

リヴァイ「ちっ、、、。わかった今日はお前に任せる。だがおかしな真似はするなよ?
お前は男女見境なさそうだからなって意味でだ。」

ハンジ「信用するにゃん?」

、、、、、

ハンジ(なんってねー!ガールズトークなめちゃいかんのよ!女の恐ろしさを思い知れ!
別に二人の仲をどうこうってつもりはないけど、話すかどうかは、どうしよっかな~)

ガチャ

ハンジ「ほら姫、お部屋に到着ですよ~」

ペトラ「ふぁい」

ハンジ「ほら、リヴァイがさっき水持ってきてくれたよ。優しいね~」

ペトラ「こくこく」


可愛いな、女の子らしい。


ハンジ「ほんと、お似合いだよ、、、」


ペトラ「ごくん。、、、ハンジさん。さっき、、リヴァイとなんの話してたんですか?」

ハンジ「ありゃ、まる聞こえだった?」

ペトラ「なんか聞こえてくることだけは、はっきりとしてて」

ハンジ「んーーーー、えっとね、簡単に言うと私がリヴァイにフラレたって話だよ」



151 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/28(土) 01:41:14.47

ペトラ「くわしく」

ハンジ「ありゃりゃ、、、ほんと、何でもないから、リヴァイには黙っててね?」

ペトラ「大丈夫です。女同士って、男が思ってるより怖いものじゃないですか」

ハンジ「グッド。えーっとね、、、あれ私もほんとに好きだったかって言われると、わかんないんだけど、、、」

酔った勢いでリヴァイを襲ってみた
どんな反応するのか見たかっただけかもしれない
好きだって言ってみた
彼はその言葉を受け止めるように、一回だけ抱きしめて、キスするのを許してくれた

でも、すぐに、そっと押し返された

「すまん、俺もお前は好きだが、こういう仲にはなれない」

彼は自分が心底落ち込んだって顔をしてそう言った

落ち込むのはこっちだっつーの

そのあとしばらく、何事もなかったよーに絡んで見るたび気まずそうな顔されたから、
ごめん!あんなこともうしないし勢いだったの!だから許してって平謝りして

そうして元に戻って、今に至るって感じかなー

ペトラ「それって、いつ頃のことですか?」

ハンジ「ペトラが兵団に入って、しばらくぐらいかなぁ。フラレてから、しばらく観察してる時に、
いつも同じ女の子のことアイツが見てるの気づいたの。それがね、」

ペトラ「それが、、、」




152 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/28(土) 01:44:52.88


ごくり

ハンジ「ペトラのことに決まってんじゃん!」

ペトラ「へ、、、ほんとう、ですか?」

ハンジ「ここまで話しといて嘘はないっしょ!うーん、確かめたかったらモブリットにでも聞けばいいじゃん?
あいつ私の行動良く見てるから、私が何見て何考えてたかもわかるだろうしね」

ペトラ「ハンジさん、、、わたし、、」じわぁ

ハンジ「あぁ!いーっていいって?続き聞いて?だからね?私はずーっと、リヴァイがペトラとうまくいくといいなーって、
陰ながら応援してたの!さりげなーく、二人の距離を近づけさせようとか、してみたりね。
でも私が何もしなくても、あぁ見守ってるだけで二人は大丈夫だろうなって、思ってたらその通りになって、、
ぐすっ、ほんと良かったなぁって、今日、わたし、いっちばーん幸せなんだからぁ」うわあああん

ペトラ「うわーん」

ハンジ「うわーん、ペトラごめーん!」

うわーん、うわーん

ひとしきり泣いたあと、ペトラは改まって話しはじめた。

ペトラ「もし、私が死んだらの話ですけど」

ハンジ「なんて話すんの!?」

ペトラ「もしもの話です。だからお願いだから聞いて下さい。
確率の話、、、このままいけば、二人共生き残れたらいいんですけど、
私が遺されるより、彼が遺されるほうが、可能性は高いと思うんです」

ハンジ「、、、ペトラは調査兵団辞めたり、他の兵団にうつる気は、、ないって事だね。聞かなくてもわかるけど」

ペトラ「その通りです。
私が死んだら、彼はきっと責任を感じると思います。いつも仲間を失ってそれを背負ってきてるのに、
それが私の番となったら、彼がどうなるか、正直考えたくないです。でも絶対、前に進んでいくと思うんです。
どんなに心がボロボロになっても」

ハンジ「うん、そうだね、、ペトラは、リヴァイに感情を出すこと与えちゃったから、きっと余計に、だね、、、
いや、それはとてもすごく良いことなんだよ?
でももしペトラがいなくなったら、また元に戻っちゃうかもね、、」

ペトラ「、、、はい。だから、その時は、彼を、支えてあげて下さい。私が言わなくてもそうして下さると思うんですけど、、、
ハンジさんなら、なにをしてもいいって、私が思える人ですから」

ハンジ「落ち込んでるとこ襲って慰めても?」



153 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/28(土) 01:48:33.34


ペトラ「はい」にこっ

ハンジ「ペトラ、、、あなたって、ほんとにいい娘なんだからー、もうリヴァイにはもったいないかも!」

ガバッ

ペトラ「きゃーハンジさんっ」

ドサッ

ハンジ「今日ここ泊まっていい?」

ペトラ「はい、一緒に寝ましょう!」

へへー
むにむに
ひゃぁ、なにするんですかぁ
ぐへへー

すやすや

----------------------------------------


翌朝

全員、二日酔いで死んでいた

いや、生きてる者もいた

まだのむぞー
酒がたりんぞー

エレン(なんで俺、水で朝までつきあってんだろ、、、)

リヴァイ「まじかよ」

ペトラを見送って、俺もさっさと部屋に戻って寝たが、、、

ちゃんと寝て起きてきてる奴がいねぇ

ペトラ含め

会いたい、、、ハンジの姿も見えねぇ

とりあえず部屋までいってみるか




154 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/28(土) 01:52:03.91


コンコン

リヴァイ「ペトラ、起きてるか?」

コンコン

しーん

開けたらまずいだろうか、どきどき

、、、俺婚約者!セーフ!どうだこの権力!

がちゃ

ベッドの上では、、、

ペトラとハンジが、抱き合って眠っていた

すやすや
むにゃむにゃ

リヴァイ「」

こりゃあ、どういう状態だ、、、
女同士だから、どうってこともないんだろうが、、
なんで俺のいるべき場所にいるクソメガネ

リヴァイ「オイこら起きろ」

グイッ

ハンジ「いやん」

なぜかハンジのシャツの胸元がはだけている

ハンジ「やだーん、嫁の目の前で浮気ぃ?あ、私はペトラにこんなことできちゃうけどね?」

もみもみ

ペトラ「むにゃむにゃ、やだぁハンジさん、、」

リヴァイ「」

ハンジ「あ、ちょ、ま、冗談」

ドゴォ

ごろん

ふぅ

リヴァイ「ペトラ、起きろ」つんつん

ペトラ「むにゃ、、あ、リヴァイ、おはよぉ~」

リヴァイ「おはよう、お前昨日ハンジになにか」

ペトラ「おはようのちゅう、しよぉ~」

リヴァイ「」

ちゅうー

ペトラ「ん、へへへ、起きましたぁ」

ペトラ「あれ!?なんでハンジさん床で寝てるの?ちょっとおー、風邪ひきますよぉー」

リヴァイ(朝からクッソ可愛い)

この様子だと、面倒なことはなかったようだな。


--------------


その平和な光景を、いつか本当に手にするその日を夢見て。







158 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/29(日) 00:15:19.87


第二部【all alone with you】最終話 悲しい星座


あの日の朝のその手のぬくもりの強さを、

向き合うことを恐れない瞳とその意志を、

振り返ることは、できなかった。




ーーーーー



婚約しました。

薬指の指輪を見る度、ほんとなんだって、自覚する。

彼の薬指に、同じ光を見つける度に再確認する。

それは私の覚悟になる。

大丈夫、わかってるから。

世界は残酷だから、

信じることも、選択することも、

ただの願いでしかないんだって、

それでも戦い続けることが、

生きた証で、

未来へ繋がることを、、、

これはもはや祈りでしかない。


もしも、があるならどうか、また同じ星のもとへ




159 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/29(日) 00:18:34.82


あと数日で壁外遠征だ。

準備はずっとしてきたけど、しすぎて悪いということはない。

皆の間にも緊張感が生まれ、それでもリラックスしようと、無理せずできるだけ休もうと、

それこそが無理しているような雰囲気だった。

ペトラ「クッソまた負けたぁ」

バンバン

テーブルを叩く

夕食後、皆でカードゲームをすることになりました。

オルオ「初戦で勝ったからって調子に乗ったな」

エレン「へへ、俺まだビリはないです!」

エルド「これで今のところ勝ち数は、、」

グンタ「兵長が5勝、俺とオルオとペトラが一勝ずつ、負けはエルドが1、オルオが2、ペトラが5、、、と」

エルド「10戦やる前に圧倒的な勝敗がついていたな」

リヴァイ「ペトラ落ち込むな、俺の勝ちとお前の負け数は同じらしいぞ」

ペトラ「余計に落ち込むわ!」

オルオ「まあ公平に決めた結果だ。やってもらうぞ」

エルド「勝ってないけど勝った気がする。じゃあ部屋戻るかー」

グンタ「じゃあ俺も、頼んだぞ」

オルオ「ほんとは新入りの負けだと思ってもちかけたんだがなぁ、じゃ、俺も戻って寝るかー」

ほんとはオルオが当番だった夕食後の後片付けを、負けた奴がやる、と始まったゲームだったが、

皆がムキになって10戦やって負けが多かった奴がやる!となったらこのざまでした。

ペトラ「やるのはいいけど、悔しいー」

エレン「俺も手伝いますよ!」

リヴァイ「お前はいい。大人しくしてろ。地下室戻るぞ」

ぐいっ



160 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/29(日) 00:22:09.61


こつこつ

エレン「兵長、、、今度の壁外調査って、ペトラさんも行くんですよね?」

リヴァイ「そう決めていたことだし、あいつも望んでいることだ」

エレン「本当に、、大丈夫なんでしょうか」

リヴァイ「わからない。大体、今はどこが平和な場所なのか、それもわからんだろう?だったら、

あいつが選んで、俺はその望みを叶える。結局、それくらいしか、してやれることはない」

エレン「兵長、、、」

リヴァイ「お前は、自分のできることだけしっかり考えておけ。じゃあな」


エレン(兵長、一瞬だけどなんだか悲しそうな顔、してたな、、、)




161 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/29(日) 00:23:23.30


食堂

ペトラ「はぁ~」ごしごし

ゲームなんて運もあるけど、ダサいとこ見せちゃったなぁ、ないわー。

リヴァイ「ペトラ、手伝うぞ」

ペトラ「!うぅ、勝ち数トップの人が何を、、」

リヴァイ「お前らみんな分かりやすすぎるんだ」

ペトラ「リヴァイは顔に出さなすぎ!全然わかんなかったぁ」

リヴァイ「ああいうのは、考えすぎると駄目なんだ」

ペトラ「考えてなかったの?」

リヴァイ「この後お前と二人で過ごしたいって、それだけ、考えてた」

ペトラ「///」

リヴァイ「だから、、さっさと片付けるぞ」

ペトラ「ふぁい」

二人っきりになる機会、あんまりなくて、、、

気にしてくれてたのかな?




162 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/29(日) 00:24:58.05


お部屋

リヴァイ「なぁペトラ、、、」

ペトラ「なに、、、」

リヴァイ「俺、婚約とかしたことないからよくわからんのだが、普通はどうやって過ごすものなんだ?」

ペトラ「」

リヴァイ「ん?」

ペトラ(この人には婚約の前段階という概念はないのだろうか。婚約したことあったら困るんですけど。

恋人作ったこともないんでせうか?)

ペトラ「えーと、今までとあんまり変わらないかも、、、。

こうやって、二人で部屋で、本読んだり紅茶飲んだり、たまには出かけたり、デートしたり。

えっちなことは、もうしちゃってるし///」

リヴァイ「そうなのか。お前はそれでいいのか?」

ペトラ「うん、、指輪も一緒につけれて、ほんとに、幸せだよ、、、」

リヴァイ「ペトラ、俺も幸せだ。お前のことが好きで、愛してる。ちゃんと言わなきゃ、伝わらんからな、、、」

ペトラ「嬉しい」

ちゅう



163 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/29(日) 00:35:12.43


そのまま、傾れ込むようにベッドのうえで絡み合った。

愛してる。

その想いを簡単に形にして伝えあえる行為。

意味を持たせることで、これはただの欲求を満たしあうだけの行為じゃなくなる。

ペトラ「リヴァイ、、、婚約してから、するの、はじめて、だね」

リヴァイ「そうだな、、、俺の気持ちは前から変わってないが、全部言葉で伝えてからだと、恥ずかしいもんがあるな」

ペトラ「恥ずかしいなんて。思ったりするんだね?」

リヴァイ「お前の前だけだ。俺も知らなかった、、、ペトラ」

ペトラ「ん?」

リヴァイ「お前との子供ができたら、俺は嬉しいからな」

ペトラ「、、、!」

ペトラ「わたしも、、、嬉しいよぅ」

ペトラ(あなたの、その言葉が)

いつ死んでも幸せな人生だったと、覚悟させる。



164 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/29(日) 00:37:36.01



その日の朝は、やってくる


リヴァイ「ペトラ。ちょっといいか?」

皆で陣形を再確認してる最中に突然呼ばれた。

ペトラ「、、、どうしたの?」

隠れるようにして。



キスをされた。



みんな(隠れてないよガン見えです兵長、、、)

ペトラ「ん、、。みんな見て、んっっ、、」


いつもとちがう

こんな必死なキスをされたのは、

はじめてのとき以来だろうか

でもそのときともちがう

ペトラ「、、、リヴァイ、どうしたの?」

リヴァイ「ペトラ、俺が、、、」

ペトラ「、、、?」



リヴァイ「また、間違ったら、、、」

やっと聞こえる声で、



165 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/29(日) 01:05:20.47


そうつぶやいた彼の手が、震えているのに気付く。

リヴァイ「怖い、、、」

今にも消え入りそうな声で、

ああ、また彼はひとりで、

いつかの私のように。

でも、もう違うんだよ?

、、、違わないかもしれない。

たとえ

どんなに残酷なことが起こっても。

あの頃の、なにも知らなかったふたりとは違うんだって。


それだけは、、、



私は彼の手をとり、ぎゅっと握りしめ胸元で両手で包んだ。


ペトラ「大丈夫だから、、、」


ペトラ「なにがあっても、わたしと、あなたは、ひとつだよ?」


リヴァイ「ああ、、」


ペトラ「この指輪に、かけた魔法。なにがあっても、私はここにいます。

私の、半分はあなたに、あなたの、半分は私に。

だから、ひとりでかかえないで?ちゃんと、半分、わけて?

なにがあっても、ずっと、一緒だから、、、私を信じていてください」


祈るように、捧げるように。



包み込んだ彼の手は、私の手を強く握り返してくれた。



リヴァイ「ありがとう



最後に、ぎゅぅっと、抱きしめられた。



彼はいつものように戻って、離れた。




166 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/29(日) 01:08:13.47


悲しい実感がした。

今夜。

彼とともに夜空を眺めることは、

もう、そんな夜はやってこないんだよと。

死神がささやいた。



そんな死神ごと、殺してしまえばいい。

私は私の役目を果たすだけ。



信じるものが、仲間が。ここにいるんだから。


こっそり写メっていた、ハンジさんに話しかける。

ペトラ「なにかあったときは、、、」

リヴァイ「ないよ。生き延びなさい」

ペトラ(睨まれた、、、)

ハンジ「戻って来たら。私の写メのデータを一緒に見よう。見て笑おう?」

ペトラ「、、、はい!」



167 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/29(日) 01:09:32.18





信じて



信じて



お願いだから、、、




168 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/29(日) 01:10:52.29

セリフ間違えた。

ハンジ「ないよ。生き延びなさい」

が正しいです

みお



169 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/29(日) 01:15:51.67


いとも簡単に、死神の鎌は振り落とされる。

大丈夫、誰も間違えてなんていないんだから。

オルオ、すぐにこっちに来ないでね?

エレン、あなたが人類の希望だと信じてるから。

リヴァイ、、、ごめんね。

みんなの笑顔。忘れない。

先に逝ったみんな、私も、そっちにいくから。

誰も、何も間違ってなんてない。

私はあなたのもとで、仲間と一緒に戦えて、

幸せな人生でした。





170 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/29(日) 01:17:03.28


いっそ責めてくれたらどんなに楽だろうか

生きることを諦めたら、誰が彼女の想いを受け継ぐのか

そんなものはただの虚勢で、いつまで持つやら自分でもわからなくて

死に場所を探すためにただ生きてるように思えた

結局、流されて生きているのだと、

それは違うと、遠くの記憶から聞こえた気がしたが

それ以上は何も思い出すことはできなかった



171 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/29(日) 01:18:51.53




怖がらないで、大丈夫




目を閉じることができなかった。

その暗闇に写るものから目を背けた。

生きるための糧も受け付けなかった。

必要ないと体が言っている。


どうやって生きてきたかを忘れた。

どうして呼吸をやめることを、しないんだろう。





176 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/30(月) 11:39:48.02


「あ、リヴァイ!眼を覚ましたね!よかった~」

目をあけた。

ってことは、閉じていたのか。

ん?記憶が、、、

そうか俺、ぶっ倒れたのか。

情けねぇな

「すぐ先生呼んでくるから、動いちゃ駄目だよ!」

ぱたぱた、、

ありゃクソメガネの声か。

余計な世話かけちまったみてえだな、、、

医者「やぁ久しぶり。目が覚めたようだね?」

リヴァイ「見てのとおりだ」

医者「どうやら、睡眠も食事も、ろくにとってなかったみたいだね?」

リヴァイ「、、、しょうがねえだろ。寝れねえし、寝てもすぐ覚める。食っても吐く。吐くから食ってない」

医者「、、、そんな状態じゃ、倒れて当たり前なんだね?一応調べたけれど、病気じゃないから、そこのキミも安心するんだね?」

ハンジ「うわぁーん、ごめん、そこまで酷いって、気づいてあげられなくて、、でも病気じゃなくてそれは良かった、、、けど、、、」

医者「うん、そうだね、、、病気なら、僕が治せば済む話なんだね?だが、今のキミに必要なのは、こころ、のほうの休息なんだね?」



177 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/30(月) 11:42:03.26


リヴァイ「、、、」

医者「話は聞いたよ。大切な人を亡くしたんだってね。どうやら僕がその場にいても、手がつけられないほどのことをされたようだね」

リヴァイ「くそ、、、想像させるな」

医者「しかし、事実だろう?それとは向き合わなきゃならない。僕は心理カウンセラーじゃないから、これ以上はなにも言わない。
僕から言えることは、しばらく休んで、なにもしないこと。もちろん、食事と睡眠はとらなきゃいけないね?」

リヴァイ「無理だからこうなった。休んでもいられない。、、、もう大丈夫だから帰る」

ハンジ「ちょ、ちょっとリヴァイ動いちゃ駄目だって!」

リヴァイ「うるせえ」

ぶちぶち

点滴を外して起き上がる

医者「今は点滴のおかげで動けてるけど、またすぐに戻ってくることになると思うよ?そのままだったら、ね」

医者「薬を出しておく。ちゃんと服用するようにね?」

リヴァイ「いらねえ」

スタスタ

ハンジ「あ、かわりに受け取っておきます」

医者「本当は、しばらく入院してもらいたいところなんだけど、、、。足の怪我のこと以外では戻ってきて欲しくないからね?
こればっかりは、僕の手の施しようがないからね?」

ハンジ「はい、、、私がなんとか、します」



178 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/30(月) 11:44:33.57


ぱたぱた

リヴァイ、ちょ、まってー

医者「やれやれ。また僕の出番があるとはね」



リヴァイ「ついてくんな」

ハンジ「やだよ」

リヴァイ「ちっ、、、」




リヴァイ「だからって部屋まではいってくんな」

ハンジ「いい加減にしろ」

パシーン

ぐふっ

ハンジ「殴って気を失わせてでも!寝かせてやるんだから!」

リヴァイ「おちつけ」

ハンジ「あなたのそんな姿見て、誰がいちばん悲しんでると思うの、、、」

リヴァイ「、、、いうな」

ハンジ「言うよ!ペトラ今頃泣いてるよ!

きっとあなたの事、見守っててくれてるのに、、、ああ可哀想!

必死に戦ったのに、、、こうなって、ほんとに辛くて、悔しくて、それでも、負けたこと、

守ってもらえなかったこと、恨んでなんかいなくて、それなのに報われない、そんなの、、、」

言いながら、ハンジは泣き崩れてしまった。



179 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/30(月) 11:45:42.06


ハンジ「こんなに犠牲を出して、結局、、、ぐすっ、」

リヴァイ「泣くな。泣きたいのは、、、」

ハンジ「リヴァイでしょ?」

リヴァイ「、、、出ねぇんだよ」

ハンジ「、、、」

リヴァイ「あいつが死んで、俺の心も死んだらしい」

ハンジ「はっ、、、」

リヴァイ「自分のするべきことは、できる。どんな汚れ仕事だって引き受けてやる。

ペトラ、、、だけじゃねえ、今まで失ってきた仲間の分、俺は戦うだけだ。泣いてる場合じゃねえ。

俺はもともとこうだ。今は体がちょっと動かないだけだ。そのうち治る」

ハンジ「馬鹿だね、、、せっかくペトラに貰ったもの、捨てちゃうの?」

リヴァイ「、、、今は、」

ハンジ「呑気だね、今のリヴァイなら私にだって殺せるよ」

リヴァイ「、、、」

ハンジ「今。一瞬それでもいいやって顔、したね。全然駄目じゃん。馬鹿野郎」

リヴァイ「、、、」

ハンジ「点滴打って、少しはマシになったんでしょ?ご飯作ってくる」




180 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/30(月) 11:47:04.27


ハンジ「よし、ちゃんと食べれたね、えらいえらい」

リヴァイ「俺はガキか、、、う、吐きそう」

うぇ

ハンジ「あー待って!吐き気止めの薬貰っておいたから。飲んで」

くぴくぴ

ハンジ「大丈夫そう?」

リヴァイ「たぶん、、」

ハンジ「はー、なんだか、酔ったペトラを介抱したときのこと思い出すなぁ」

リヴァイ「てめえ、さっきから、わざとペトラのこと思い出させようとしてるだろ」

ハンジ「そうじゃない話してるほうがどうかしてると思うよ?なんなの?

違うことだけ考えて誤魔化して、忘れちゃえばいいって、思ってるの?」

リヴァイ「違う」

ハンジ「そう見える」

リヴァイ「、、、気が狂いそうになるんだ。俺が殺したようなもんだ。う、、、思い出すと、うっ」

ハンジ「吐いちゃうんだね。せっかく食べれたんだから今は我慢して!もうすぐ薬効いてくるよ」

さすりさすり

リヴァイ「う、、、」

よしよし




181 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/30(月) 11:48:42.67


ガバッ

ぎゅうー

ふいに。抱きしめられた

ハンジ「これは、やましい事じゃない。思い出すと、苦しいよね、辛いよね」

リヴァイ「、、、」

ハンジ「わかる?これが今のあなたの感情だよ?

自分が悪いって、思わなきゃやってらんないんだよね?本当は、そうじゃないこともわかってる、そうでしょ?」

リヴァイ「、、、」

ハンジ「このまま。顔見ないからさ、私が言う言葉を口に出して言ってみて?」

つらい

、、、つらい

くるしい

くるしい

かなしい

かなしい

さみしい

さみしい

あいたい

あいたい

あえない

あえない、

もう。会えない。



182 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/30(月) 11:50:56.74


涙声だった。

そこからは、もう涙が零れて、溢れて。止まらなかった。

あいたいのに、あえない、もう二度と

だから

辛くて苦しくて悲しくて寂しくて

こんな気持ちの時に会いたい人に

もう二度と会えない

そのくりかえし、なんてわがままなんだ

自分が悪いから仕方ない

そういいきかせて

自分のこころは無視してた

ハンジ「やっと。泣けたじゃん」

リヴァイ「ああ、、、ぐすっ、、、とまらん」

ハンジ「止めちゃだめだよ、泣きたくなったら、明日も、明後日も。思い出したら、一年後も十年後もだよ」

リヴァイ「本当にそうなりそうな気分だ」

ハンジ「うん、それでいいんだよ?」


それから、ひとしきり泣いた。


リヴァイ「ねみぃ」

ハンジ「よし。いいことだよ。じゃあ明日も来るからおやすみ。いいものをもってくるよ」

リヴァイ「ああ、すまなかったな」

?いいもの、、、



183 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/30(月) 11:52:25.01


なんとか眠ることができた

泣きつかれたガキみてぇに

吐かずに飯も食えた

ひとりでいたら、いつでも泣けた

目が腫れて、濡れタオルで冷やしては

冷静になって。また少し泣いた。

ハンジ「遅くなってごめ~ん、リヴァイ、今日もたくさん泣いたのね、よしよし」

リヴァイ「ガキ以前の存在だな」

ハンジ「いいんだよー、それで。あなたに足りないものは、そういうことなの!

だから体が悲鳴をあげちゃうの。ちゃんと、眠れた?ご飯たべれた?吐かなかった?」

リヴァイ「ああ、、、いつもより寝れたし、少しは食えたし、吐いてない」

ハンジ「じゃあ、、、お土産があるんだけどぉ、その前にぃ」

ハンジ「ペトラの話、聞かせてっ!」きらきら

リヴァイ「」



184 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/30(月) 12:05:42.52


ハンジ「ペトラのことは、いつから好きだったの?」

リヴァイ「一目惚れみたいなもんだったか、今思えば」

ハンジ「わあ。まずは可愛い顔にキュンときちゃったと」

リヴァイ「気になる、って程度だったんだが、ついいつも見てるうちに、、、話してみたら、また次に会えるのが、、、 」

ハンジ「うんうん。楽しみになってたのね」

リヴァイ「そうだな、、楽しみになってて、、壁外にいる時だったな、初めてキスしたの」

ハンジ「うおぉぉい!だいぶ話飛んだよね?ってかそのキスの話くわしく!」

リヴァイ「アイツ、キレるとすげー強いし怖いんだ。俺ほどじゃないけど」

ハンジ「ぶふぉ」

リヴァイ「あの時もそうだ、一人になっても戦ってて、巨人倒したってとこに俺が出くわして。

すげー動きで削いでたな。

ちょうど撤退命令でたから、一緒に戻ろうぜ、って思って近づいてまず褒めてやったら

過呼吸起こしてて。ああ。すげー無理して怖かったんだろうなって。気づいて」

ハンジ「今のリヴァイみたいじゃん、ちょっと似てるんだね、じつは」

リヴァイ「そう、、なのか?

それで。なんとか止めなきゃと思ってキスしたんだ」



185 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/30(月) 12:08:11.75


ハンジ「」

ハンジ「えっと、リヴァイって女の子がはぁはぁ苦しそうにしてるの見て興奮しちゃうタイプ?」

リヴァイ「おれは変態じゃねえ。

ちゃんと呼吸を整えてやったんだ。それで連れて帰った時、、だよな、お前にひやかされたの」

ハンジ「ああ、まさかそんな感じだとは思わなかったけどね」

リヴァイ「んでその夜だなー、ちょっと話して、俺の部屋泊めることになって」

ハンジ「ちょま、なんてこったい」

リヴァイ「そんときはまだ、なんもしてねえ

でもペトラを好きだって、ちゃんと認めたのはその日だったな」

ハンジ「うんうん。それで、、」

いつの間にか自分でも驚くほど普通に、二人の思い出をベラベラ喋ってた。

話すうちに、いつの間にかまた涙が溢れていた。

それでも話すことをやめなかった。

あんなふうに、俺のすべてを受け入れてくれる奴はいなかった。

あんなにまっすぐ、想いをぶつけてくる奴はいなかった。

俺の心の中に土足でずかずか入ってくるような、

簡単に揺さぶられて、アイツの前では思ったまま、

本質を曝け出さなきゃおかしいだろ?と言わんばかりで。




186 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/30(月) 12:10:09.91


すげえこと言う奴だった。

俺の半分が欲しい

ふたりでひとつだから

辛いことも背負ってるものも、半分こだから、、

最後の日も、、震える手を握りしめて、そう言ってくれた、

アイツは可愛いくせに、強くて、優しくて、

勇敢で、美しくて、、、

そういや初めて見た時、天使かと思った。

ハンジ「うんうん、リヴァイにとって、ペトラは天使だったんだよ、、」

ハンジは俺の話に時々ツッコミを入れたり、たまに下ネタを聞いてくるので無視して、

それでも一緒に泣きながら、俺の話を聞いてくれていた。

ハンジ「そんな天使ちゃんから、私にお手紙が届いててさ、」ピッ

ハンジ「私も一夜を共にした仲だから、ラブレターかと思ったんだけど、、、まったく、いつの間に書いたんだかね

ぐすっ、あの日もさ、自分がもし死んだらって話、すんの。あのこと、話聞かれたから教えちゃった。

そしたら泣くの、あの子。私がいちばん嬉しいんだから、幸せなんだからって、言ったらまた泣いて。う、うわぁーん」

リヴァイ「泣くなうるせえ。こっち来い」

ぐいっ

ハンジ「うわぁーん、リヴァイ、もう浮気するのー?」

リヴァイ「これはやましい事じゃない。、、、きっと、アイツならこうするから」

ぎゅっ

ハンジ「ふええ、慰めるのは私のはずなのにいぃー」



187 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/30(月) 12:17:27.16


よしよし、

スッ

ハンジ「さり気なく手紙奪うな!?」

リヴァイ「なんでお前が手紙なんて貰ってんだよ!没収だ、、」

ハンジ「ばーか!ばーか!あんたの分はまた別にあるんだから!か、え、せ!」

パシッ

リヴァイ「ちっ。どういうことだ」

ハンジ「まずは、この中身を読んでから、だね。朗読しまーす!」



188 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/30(月) 12:20:47.65


ハンジさんへ

この手紙、私が死んだ時に読んで欲しいものなので、まだだったら一度しまっておいてくれてかまいません。
いつそうなるか、わからないから、少しでもあの人に残せることを形にしておきたかったんです。

あの夜に、二人で話した内緒話はホントの事です。
女同士の話ができる友人として、受け取ってもらえると幸いです。

私が死んで。今あのひとはどうしていますか?
きっと表向きは、いつも通り気丈に振舞っていることでしょう。
自分のするべきことを考えて、冷静に戦っていることでしょう。
みんなが憧れて、大好きな兵長なんですから。
兵長は、私ひとりのものではないですから。

でも心はどうですか?
ちゃんとご飯食べたり、眠ったり、出来てるでしょうか?
自分から休もうとか言ったりもしないでしょうから、そのときは、あなたにお願いします。
無理やりにでも、彼がもし泣けないでいるのなら泣かせてやってください。
私のために、泣いてくれるって、傲慢な想いですが、彼にはそういう心が、感情があるはずだから。

泣いてくれたら、乗り越えたら、立ち直ったら。
さっさと前を向いて、進んで行ってほしいんです。
その背中、まずは押してあげて下さい。

あとひとつ、面倒をかけるのですが、
私の部屋の片付け、あなたにしか見られたくないものがあるので、お願いできますか?

見つけたら、それは、
燃やすか、彼に渡すか、どちらにするかはお任せします。
今のうちに燃やそうか何度も悩んだのですけど。

ハンジさん、あなたも私の憧れの人です。
どうか、いつまでもお元気で。

ペトラ



189 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/30(月) 12:22:34.47


ハンジ「以上、、だよ、ほら見て、これ涙で濡れたあとついてんの」ピラッ

リヴァイ「見えねぇ、、、」涙で。

べしっ

ハンジ「私は、何度でもあなたの背中を叩いてやる。さっさと前を向いて、戦えるように」

リヴァイ「内緒話ってなんだ」

ハンジ「そこ拾う?へへーん。女同士の内緒話、言えないよん」

リヴァイ「気になって、前が見えねえなぁ」

ハンジ「こいつ、、、。あのね、」

ドサッ

ハンジ「私がこんなことして、慰めてもいいってさ。ほんとだよ?もうフラレてるって言ってんのに。

、、、私はもう、それであなたが元気になってくれるっていうなら、なんでもいいんだけどさ、、、全く、違うよね」

リヴァイ「、、、そうだな。もし俺がそんな奴なら、自分に絶望しそうだ」

ハンジ「、、でもいつか、立ち直ったら、私に頼っても、惚れても、いいんだよ?他の誰かとでも、あなたに幸せになってほしい。

ペトラが言いたかったのは、多分そういう事だと思う」

リヴァイ「、、、全く、女は強いな。ペトラも、お前も」

ハンジ「あら、私を女って認めてくれるんだね。、、、じゃ、行こうか、さっそく」

リヴァイ「、、、?」

ハンジ「ペトラの部屋。例のものはすぐ見つけたから、ほとんどそのままにしてあるよ」




190 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/30(月) 12:40:00.08


ガチャ

ほら。これだよ。

それは、手紙じゃなく、一冊の日記だった。

リヴァイ兵長へ

その日記はこんな風に始まってた

いつ死ぬかわからないので、私は日々、遺書を書かなきゃならないから、日記にしました。

これは私の自己満足で、あなたに見てもらえるかもわかりませんが。

ハンジ「じゃ、今日はもう遅いから、私は戻るよ。リヴァイは、今夜はここで過ごしてみたら?ペトラのにおいがするベッド、、くんくん」

リヴァイ「でてけ」

リヴァイ「、、、ハンジ、ありがとうな」

ハンジ「はい、どういたしまして。おやすみ、、」

バタン

日記の始まりの日付は、俺の班に入ってからで、それからの日々が書かれていた。

同じ想いを共有し、大切な時間を過ごした。

短い間だったが、それが俺のすべて、だった。




191 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/30(月) 12:40:47.67


ペトラの匂いがするベッド

横になってみた。枯れた涙がまた、少しだけでて

アイツに抱きしめられているような、気分でねむれた。しあわせなゆめをみた。

ちゃんと、前を向いていく。

お前はちゃんと、ここ(こころ)にいるから。

ちゃら、

お前の指輪、お前の体に残してやるかまよったんだが。持って帰ってきた、俺のわがままで。

俺とお前はひとつなんだから、いいよな?

すべてを捧げたんだから、いいですよ

そう言ってくれると信じて。

内側に埋め込まれた石

スピカという名前の白い石

2つでひとつの星の名前だという言い伝えがあるって

全く、俺とお前は似ているな

その独占欲も、、、

それを嬉しいと思う、二人の愛のカタチは


お前がくれたものは全部

俺の人生そのものだ




192 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/30(月) 12:51:16.49

くらなどは人生 第二部完

悲恋、純愛を書こうとするとエロゲになってしまうのです。

第三部で完結するのですが、出かけるのでのちほどです。
PCが死にそうなのでなるべく早くに投下しにたいです。

みお



197 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/31(火) 02:06:02.02


最終章

第三部【MyDearest】~奇跡も魔法も~

あれから何日がたっただろうか。

ベッドに入り、2時間眠った。

そしてペトラを失ったことを思い出し、

泣いた、、、。



198 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/31(火) 02:06:50.15


智也の気持ちが今ならわかるだろう。

ぶっ通しでCLANNADをプレイして

渚!

途中で画面が完全に見えなくなったのでやめた。

目が腫れて痛え。

ぽろぽろぽろぽろ

アイツに出会ってから、知った痛み



199 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/31(火) 02:09:09.73


足が痛え。

あの御坂、、じゃないミカサとかいう女を助ける為に、怪我するはめになった。

あいつ本体ってよりクローンみてえだよな、どうせ死んでもそのミカサは10001号ですねとかいって10002号が出てきてもおかしくねぇ。
  
それよりなにより、原因はあのアニとかいう巨人、クソ、あいつが一番悪い。

女は嫌いだ。

ペトラ以外は。


俺も光の玉を集めたら、未来が変えられたのか、、

人類補完計画のほうがいいかな、、もう色色手っ取り早そうだし


そんなしょうもない事ばかり考えるしかないほど、彼は放心していた。

いざ暇してみると、俺はそんなもんだ。


愛する人を失って。

感情をだだ漏れにしてみなよ。

怪我もしてるし、倒れたりしたからちょっと休みなよとハンジに言われてそうしてみたら。

思いつくことだけやってみて、思いつくまま思考を垂れ流しにして。



200 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/31(火) 02:10:45.02


散歩してみる。


いつか二人で過ごした丘の上で。

空を見あげる。

いいことなんもしてないから、光の玉は、見えねぇな、、

ちゃりん

ペトラの指輪。

こっそり持ち帰って、ネックレスに通してずっと肌身離さずつけている。

取り出して、たまに眺める。


これ、俺指が細いから入るんじゃねえか?

ちゃら

ぐいぐい

お、ちょっとキツイけど入った。

2つの指輪が並んで



かち



ん、、なんか光ったように見えたが、、、



気のせいか。




201 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/31(火) 02:14:30.93


つーかやっぱきつい。戻そう。

こんなん見られたらドン引きされる。

ぐりぐり、すぽっ


ちゃらり


ん、やっぱこれでいい。


心臓の近くにいてくれたほうが。




ぼけー







202 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/31(火) 02:16:11.15


リヴァイ「ペトラ、、、俺はどうしたらいい」

まぶしくて、また涙が流れた

誰も見てねぇ、しるか。

しゃがみこんで、声を殺してまた泣いた。

ぐすん。ぐすん。

簡単には割り切れなくて、堂々巡りの考えは何周もして戻ってくる。

悪いのは俺だ、全部俺だ。

なにが守ってやるだ。

お前のすべてを奪ったのは俺だ。

お前の空を俺が塞いだ。




203 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/31(火) 02:17:41.49


本当に大切なら、こんなことやめさせるべきだった。


「言われたって、やめてませんよ」


「私はあなたに、すべてを捧げたんですから」


「ひとりで背負わないでください」


「あなたの半分、私にください」


「ひとりにしないって、言ってくれたでしょう」


幻聴がリアルに聞こえる。

俺はもういかれたのだろうか。


リヴァイ「ペトラ」

?「にゃーん」

、、、?



204 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/31(火) 02:20:08.62


上から返事が。

にゃーん

、、、?



見上げると、高い木の上に、、


ありゃ、子猫か?

にゃー

降りれないのに登っちまったってやつか。

、、、

どうするか。

立体起動装置を使って、、ならすぐだが、

とりに行くのめんどくせえな、そこまですることじゃねえし

足が痛えから飛ぶのは無理だし

ホウキで叩いたところを受け止めてやれば、、、


にゃ、にゃー!


おいおい、落ちるのか?


ったく

にゃー



ふわっ、、、

ペトラ!?



がしっ




205 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/31(火) 02:21:12.00


にゃー

いやこれは

猫だ

にゃー

でも今、確かに、ペトラの笑顔を見た気がする。

幻覚か、ほんとにもうだめかもしれん。


にゃん

すりすり

、、、

野良猫、、だよな。


よし。さっそくとりかかるか。




206 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/31(火) 02:22:11.80


風呂だ。

ぐしゃぐしゃわしわし

リヴァイ「おい、大人しくしろ。猫のくせに恥ずかしがるな」

ばしゃばしゃ

うにゃぁー


ふいてやるから大人しくしてろ

わしわし

にゃあ


呑気な、気持ち良さそうな顔をしてやがる。

飯は、、なにを食うんだ?




207 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/31(火) 02:24:14.04


ハンジ「なになにリヴァイ、猫拾ったの?可愛い~」

リヴァイ「おいクソメガネ、猫はなにを食わせればいいんだ?」

ハンジ「えーっと、とりあえずまだ子猫だから、お水と、、ふやかしたパンをちぎって、、あ、あと早めに病院連れてったほうがいいよ?」

リヴァイ「あ?何でだ?」

ハンジ「子猫だからね~、ちゃんと飼うっていうならまずワクチンとか、しないとすぐ死んじゃったりするか、、」

リヴァイ「今すぐ行ってくる」

、、、リヴァイが、猫ね~、、、

あんなふうに構ってあげるなんて、、、

ほんと変わったんだなぁ。

少しは元気になってきたみたいだし。

今はそうして猫の世話でもしててくれると、こっちも安心できるし。



でも


あの猫の毛色、ペトラそっくりだったなあ、、、



208 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/31(火) 02:26:17.06


病院

医者「おや、顔色はだいぶ良くなったようだね?次の脚の診療はまだ先だったと思うがね?」

リヴァイ「今日は俺じゃねえ、こいつだ」

にゃー

医者「ここは動物病院じゃないんだね?」

リヴァイ「人間は診れて猫は診れねえってのか」

医者「僕をなめてもらっちゃ困るんだね?患者の望みを叶えるのが僕の仕事だ。どれどれ、見せてごらん?」

にゃー

医者(、、、不思議な猫なんだね?、、、気のせいかな。うん。僕もきっと疲れているんだね?)

医者「ふむふむ、まだ生後二ヶ月ってところだね?」


医者「性別は女の子だね?まずは病気にならないように、ワクチンをしておこう。あと三ヶ月後にもう一回だね?去勢はまだ先だね?」

リヴァイ「きょせい、、って何だ?」

、、、



209 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/31(火) 02:29:22.80


かくかくしかじか

なんだと、、、

猫って、そんな運命を背おった生き物だったのか、、、

がーん

医者「街の中で暮らすのに、仕方のないことなのはわかるね?さっき話したとおり絶対ということもない。

まだ先のことだ、ゆっくり考えてあげるといいね?」

リヴァイ「ああ、、、」

リヴァイ「なにか様子がおかしいとかあればすぐ連れてくるといいね?これ、飼い方の本、持って帰るといい、、それと」



医者「この仔、本当にキミが飼うのかい?仕事はどうするんだい?今はともかく、、、」

リヴァイ「そうだな、その時は、、、」

、、、



210 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/31(火) 02:33:15.48


リヴァイ「ここに預けにきていいか?医者のところが一番安全だ」

医者「キミ、友達いないね?」

リヴァイ「うるせえ」

リヴァイ(お願いだからほっといて!?リア充レベルはもうゼロなのマイナスなの)

医者「仕事が大変だからね?僕も似たようなものだ。

、、今のキミが猫を飼うのは、賛成だ。なにかあったら、僕のところにちゃんと診せにくる、預けに来る。それが約束だけどね?」

リヴァイ「ん、わかった。突然悪かったな」


ったく、相変わらずお節介なカエル顔の医者野郎だ。

今はちょっとした人の優しさにも泣きそうになる。

気持ちわりいと思ってたことが、今は違うように感じる。

お前が、俺を変えたのか、、、

リヴァイ「ペトラ、、、」

にゃーん?

返事をするな、お前はペトラじゃないぞ。



ん、。そうか、、名前、、





211 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/31(火) 02:34:56.71


部屋に戻ってとりあえず医者にもらった本に目を通し、それから名前を考えた。

俺の膝の上で転がってるコイツの。

うーん

女、、、

「みすず」

あかん、これあかんやつや

「なぎさ」

これもあかん

「、、、うしお」 

女の子っぽくないしこれもアウトや

返事もしない。なんだか不機嫌そうなツラになってやがる。

「ペトラ」

にゃーん!

返事をした。

「せいばー」

あなたは私のマスターか?

「れい」

私が死んでも変わりはいるもの

いねえよ!違うな、、、



212 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/31(火) 02:36:06.97


アイツが好きだったのは、

「じょりーん」

しーん

あんまかわいくねぇな、、、

「いぎー」

ありゃ犬だったか

「ポルナレフ」

つーん

ありゃ男だな。

「かおる」

、、、どのキャラ?

「レオナ」

なかなかいいんじゃないか?姫だし

しーん

「、、ペトラ」

にゃーん!

、、、なんだコイツ。

そういやコイツを見つけたときも、、、



213 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/31(火) 02:38:31.30


かちゃかちゃ


たしか、ゲームにこんな話があった気が、、、


かちゃかちゃ




ぐすん、、すん、、

にゃ

よじよじ

ペトラ(仮)は、俺の肩までよじ登ってきて、ペロペロと俺の涙をなめた

お前は、、、ペトラの生まれ変わりなのか、、、?


これは現実だ、ゲームじゃない。


でも、、、


そっくりな毛の色、似ている仕草、名前を呼んだら返事をしてくれる。




214 :みお ◆skOdBilCbI :2015/03/31(火) 02:40:23.54


そっと抱きしめてみる。

ちいさい、でもあたたかい。

ちゃんと生きてる。

必死で生きようとしている。



俺は馬鹿だな。



お前がいなきゃ、生きてるのも嫌になっちまうとこだった、、、。

リヴァイ「一緒に寝るか?ペトラ」

猫ペトラ「にゃー」

ベットに横たわり、そのままぐっすりと寝て、目が覚めてそばでペトラが寝ていることに安心し、、、

目が覚めて、思い出しても。

もう俺は、泣くことはなかった。





218 :みお ◆skOdBilCbI :2015/04/01(水) 02:20:00.79


気晴らしに、猫ペトラを連れて街をブラついてみたりした。

もちろん変装済です。

とある本屋にて

リヴァイ(お、ジョジョリオンの新刊が出てるぞ)

にゃー!

リヴァイ(買って帰るか)

にゃー!

リヴァイ(あ、あとこれとこれと、、まとめて買っとくか)

ドサッ(大人買い)

店員(マジか)

じゃらじゃらチャリーン

店員「あざっしたー」

店員(あのたまにくるヲタクの人、ついにヌコを肩に乗せ始めた、、、パネェ、ヲタクの鏡だ憧れた)

とある夜 Barにて

ごくごく

リヴァイ(うわーんなんで死んじゃったんだよぉ、うわーん)

リヴァイ「店主、もう一杯」

店主「まだ飲むんですか」




219 :みお ◆skOdBilCbI :2015/04/01(水) 02:21:01.36


帰り道

うぇー、おろろろ

やべー吐いちまった、酒だからいいけど

ふぅ

さすりさすり

にゃーん、にゃーん

すまんすまん、もう大丈夫だからな。スッキリした


そしてとある日

また街をブラブラ

ぼー

「あ、リヴァイ兵長、、?」

リヴァイ「あ?」



220 :みお ◆skOdBilCbI :2015/04/01(水) 02:22:49.32


なぜバレたし

リヴァイ「たしかお前は、、、カルミン」

アルミン「アルミンです!懐かしのお菓子じゃないですよ!」

リヴァイ「そうだアルミン。よくわかったな」

アルミン「はい、、だいぶ感じが違うので、びっくりしましたけど。ところで、その猫、、、」

リヴァイ「ああ、なんか懐かれてな、、、」

けっこう恥ずかしいな


アルミン「にゃー、にゃんにゃん」

猫ペトラ「にゃー」

アルミン「にゃあにゃあ」

猫ペトラ「にゃあにゃあ」

リヴァイ「」


リヴァイ「アルミン、お前なにしてんの」

アルミン「僕、猫と喋れるんですよ」

リヴァイ「」



221 :みお ◆skOdBilCbI :2015/04/01(水) 02:24:21.42


リヴァイ「お前も、いろいろ辛いことが、、、」

アルミン「じゃなくて!いや昔からなんですよ。ちょっと気味悪がられるから、あまり言いませんけど」

リヴァイ「ここじゃ目立つな、ちょっとこっち来い」


とある公園のベンチにて

アルミン「この子、僕と話したいって。言葉がわかるなら伝えて欲しいって、言ってます」

リヴァイ「はあ、それで、こいつは、、、」

ペトラなのか?

って聞いたら流石にドン引きだよねでも確かめたいどうしようでも可哀想なやつだと思われるどうするか

にゃー

にゃあ?

にゃー

にゃあにゃあ

(なんだか萌える光景だな、、、)

アルミン「兵長、大変です」



222 :みお ◆skOdBilCbI :2015/04/01(水) 02:32:25.81


リヴァイ「ああ大変だな。猫と喋れるとか大変すごいぞ」

アルミン「じゃなくて!エレンに聞きましたが、兵長、凄く可愛い婚約者さんがいて、で、亡くされたって、、」

アルミン「そのひと、猫になっちゃってます」

リヴァイ「」

リヴァイ「ペトラ、、、?」

猫ペトラ「にゃーん」

アルミン「そうだって言ってます」

リヴァイ「」




\どうしてこうなった/






アルミン「どうしてこんなことになってしまったのか、自分でもよくわからないようで」

アルミン「でもこの現象、僕には心当たりがあります」

にゃあにゃあ



223 :みお ◆skOdBilCbI :2015/04/01(水) 02:33:24.85


にゃあにゃあ

アルミン「兵長、最近倒れたりしましたか?」

リヴァイ「ああ、ぶっ倒れたな。ちょっと衰弱してて」

アルミン「それもあるようですが、それだけじゃなさそうなんです」

アルミン「ちょっと変な話しますが、信じてもらえますか?」

リヴァイ「ああ、、、まだ半信半疑だ正直」

にゃんにゃん

アルミン「兵長、ペトラさんと指輪交換するときあんなとこであんなことしてこんなことが」

リヴァイ(ちょっとぉー!?)

リヴァイ「わかった信じる」




アルミン「これは、魔術です」


リヴァイ「」




224 :みお ◆skOdBilCbI :2015/04/01(水) 02:37:57.50


アルミン「僕の10万3000冊の知識の中に、、」

リヴァイ「お前、完全記憶能力が!?」

アルミン「は、ないです。だからうろ覚えなんですが、、、。

もちろん、ペトラさんにそんなつもりはなくて、自覚なく発動条件が揃ってしまったせいで、こうなったものと思われます。

しかもいくつかの魔術が重なってるうえに、条件のひとつに死、、が関わってるから凄く強いものになってる」


リヴァイ「魔術って、そんな簡単に発動するもんなのか?」

アルミン「この街はもともと変わった地形ですし、あとは、相応しい霊装が揃って、祈りのような想い、儀式を行えば不可能じゃないですよ」

リヴァイ「それ、、、ほんとに持ち込めば本編が楽な展開に」

アルミン「別作品の設定持ってきていいのはここだけです!」


リヴァイ「そうだな、、で、何がどうなっているんだ」




225 :みお ◆skOdBilCbI :2015/04/01(水) 02:39:49.94


アルミン「まず、ひとつめの魔術は、兵長と、ペトラさんの魂がひとつになってしまったこと。

それで兵長は一時的に衰弱した体に大きな負荷がかかり、倒れた。倒れたときはなにか前兆はありましたか?

普通、衰弱してると立ちくらみや、力がぬけるような感覚がしますが」


リヴァイ「いや、、あの時は、突然体が重くなったような感じがして、、急に意識がぶっ飛んだ」


アルミン「おそらくその時、あなたの体にペトラさんの魂が入り込もうとしたんです。

発動条件はペトラさんの肉体の死が関わっていてとても強いものだから、そのまま入り込んだら、

言い方が申し訳ないですが、呪い殺すというようなものに近い」

アルミン「でもそうしたくないというペトラさんの想いがあって、ペトラさんの魂が宙に浮いた状態になり、

おそらく、その時ほかの亡くなった魂と同化して、、、?」

猫ペトラ「にゃーにゃー」

アルミン「どうも、それがこの子猫だったようで。一時的に退避したものの、具現化はできないまま彷徨っているところで」

アルミン「ここで、二つ目の魔術の発動条件が揃って、具現化できた。

でも、猫耳つけたペトラさんじゃなくて、猫のまま、毛色ぐらいしか特徴は出せなかったみたい、です」

リヴァイ(猫耳ペトラ、、、)



226 :みお ◆skOdBilCbI :2015/04/01(水) 02:41:53.28


アルミン「兵長。鼻血拭いてください」

リヴァイ「お前が振ってきたんだけど!?」

アルミン「それで、、この状態は長くは保てないようです」

リヴァイ「どういうことだ?」

アルミン「ここは僕の憶測なので、あとでちゃんと調べてきたいんですが、おそらくこれだけ強い魔術だと、なにか禁忌があるはずなんです。

たしか、、、例えばですが、

二人の距離が一定以上離れると二人とも死ぬ。

魂がひとつになる魔術を解かないと、いずれあなたの魂を蝕む、もしかしたら奪い去られる」


リヴァイ「なんとかしねえと俺が死ぬってことか」

猫ペトラ「にゃー!にゃー!」

アルミン「それは絶対に駄目だと。でもペトラさんはもう、、、死んでしまっているので、なにもできない。

自ら魔術を解くことができない。だから、、、僕が、なんとかします」



227 :みお ◆skOdBilCbI :2015/04/01(水) 02:43:32.05


リヴァイ「アルミン、、お前、、」

アルミン「一晩、時間を下さい。色々調べてきますから。禁書が隠してある書庫にいってきます。

兵長はとりあえず、ペトラさん猫と離れないようにしてください」

リヴァイ「あ、ああ、(もちろんそのつもりだが)、、まだ頭がついていかねえ。アルミンお前凄いな」

アルミン「へへ、、褒めて貰えて嬉しいです、が、、まずはこの事態をなんとかしてから、です。

では、また明日、兵長のところに伺います!」


パタパタ


まじかよ、、、

奇跡も魔法も、あるのかよ

にゃー

リヴァイ「ペトラ、、、」

にゃー

リヴァイ「帰ろう」

にゃーん



228 :みお ◆skOdBilCbI :2015/04/01(水) 02:45:34.25


リヴァイ「最期の夜になるかも、、いや。なるんだよな?ならなきゃいけない、そうだな?」

にゃー

リヴァイ「ペトラ、こんなことになっても、俺はお前を愛してる。嬉しいぞ。、、、ぐすっ」



そろそろ、歩き出さなきゃな。



本当の別れ、長引かせて、俺は駄目なやつだ


もう、、、大丈夫だから、、、






235 :みお ◆skOdBilCbI :2015/04/02(木) 01:07:50.06


一方アルミンは、、、



とある禁書が置かれた隠れ書庫にて



ふむふむ、なるほど、、、うん、僕凄いな、魔術師の才能あるかも、、、



これとこれとこれ、持っていこう。




236 :みお ◆skOdBilCbI :2015/04/02(木) 01:09:16.57


次の日、リヴァイの部屋

コンコン

アルミン「失礼します」

リヴァイ「来たか、、、」


アルミン「にゃー」

猫ペトラ「にゃー」

アルミン「にゃーにゃー」

猫ペトラ「にゃー?にゃー!」



リヴァイ「俺蚊帳の外にしないで!?」


アルミン「えーと、まずはこれ、この本のここに載ってる、、、」




『愛する人の魂と同化し、そのまま連れ去るための魔術』




アルミン「まず、この場所の地脈そのものが魔術的な力を持ってたんです」





237 :みお ◆skOdBilCbI :2015/04/02(木) 01:12:49.28


指輪を交換しあった場所

儀式

一定の距離を決める。
その時はお互いの目を見て相手を想うだけでいい。
その距離を中心に、魔法陣がかかる。
その中で、互いに誓いの言葉を祈りとして口に出す、これを詠唱すると等価とする。
陣と同じ円形のものが霊装となる。
主に指輪を用いる。
霊装を交換しあうこと。


アルミン「ここまで、心当たりはありますか?」

リヴァイ「ああ、、ある」

アルミン「ここまではそんなに難しいことじゃないように見えますが、この祈りの部分に偽りがあってはならないとあります。

つまり二人の愛は本物だったって、ことですね」


リヴァイ「、、、」


アルミン「で、ここまでは儀式なので、まだ何も起こってないです」




238 :みお ◆skOdBilCbI :2015/04/02(木) 01:15:16.68


発動条件

どちらか片方が死ぬ
生き残った者は一定の時間内に、
死んだ者の霊装を持ち身につける
死んだ者の肉体と魂が完全に切り離されるまでの間
意識を取り戻すまで数日かかる

*その間に生き残った者が死んでいた場合

魂はひとつとなり、浄化される

*生きていた場合、意識を取り戻した魂には選択が与えられる

①即時に生き残った者の魂を抜き取り奪い去り、ひとつの魂として共に浄化される

②ひとつになることを試みる

アルミン「この奪い去るっていうところは、簡単に言うと殺すということになります。もともとそのための魔術ですからね。

そしてもうひとつの選択肢。これの怖いところは、諦めるという選択がないことです。ペトラさんはもちろん兵長を殺すことは選ばなかった。

そこでひとつになることを試みた、ですが、、、」


*ひとつになることを試み、失敗した場合

魂は永遠に浄化されず彷徨うことになるだろう
通常ひとつの肉体に魂はふたつ入れない
ひとつの肉体に魂が入り込むには、
その者に強い意志がなにもない場合などによると思われる
その場合は意識を支配されかねないだろう
成功例は報告されていない



239 :みお ◆skOdBilCbI :2015/04/02(木) 01:16:50.95


アルミン「兵長は強い方です。おそらくその時も、あなたの意志は揺るがずそこにあったのでしょう。

そこでペトラさんの魂は一時弾かれました。彷徨いながらどういうわけか、死んだ子猫と同化したようです。

子猫には幼かったから意志がなかったのでしょう、これは、この本の別のページにある、、」


彷徨った魂に強い魔術が作用していると、他の魂と同化することができる。

悪魔や天使として具現化することもある。

アルミン「こういうことが起こったのだと思われます。そして、二つ目の魔術ですが、」


パラパラ



アルミン「あの、さっきから僕しかセリフないですけどついてきてます?昨日僕が話したこと、こうやって本で見ながら聞くと、納得できますか?」

リヴァイ「ああ、大丈夫だ。魔術の知識なんてなかったから、理解するのに必死だが、、、続けてくれ」

アルミン「はい。これです。方法はいくつかあるんですが、おそらくこれじゃないかと」



240 :みお ◆skOdBilCbI :2015/04/02(木) 01:17:59.96


『魂の具現化』

魔術のかかった霊装同士を平行に並べる
名前を呼ぶ、これを詠唱と同義とする
近くに相手の魂が存在すること
互いの想いを通わせた場所であること

アルミン「これは、心当たりはありますか?」

リヴァイ「ああ、、霊装てのは指輪のことだよな?たしかに指輪を重ね付けして、名前呼んだな、、、場所も、たしかに二人で何度か行ったとこだった」

アルミン「完全に同時に行いましたか?」

リヴァイ「、、いや、指輪は外して、名前を呼んだのはその後だったか、、、」

アルミン「なるほど、、、それで、具現化は完全にならなかった。でもそれで良かったんです」

リヴァイ「?」


魂の具現化は禁忌となるため
継続には相応の対価を必要とする

具現化が完全体であった場合
魔術の状態によって
魂を引き寄せられ同化しかねない
その場合、術者が殺される
少しずつ魂を蝕まれる
呪いがかかっていた場合
具現化した魂が死神となり殺される

短時間で魔術を解くことで安全に行うことが可能とする



241 :みお ◆skOdBilCbI :2015/04/02(木) 01:20:33.16


アルミン「もしこうなっていたら、ペトラさんがそのままの姿で具現化された、でもその場合、嬉しいのはほんの一瞬。

魔術の解き方なんてわからなくて、兵長死んでました」

リヴァイ「俺、死に際に立たされすぎてんだけど」

アルミン「しょうがないです。魔術の心得なしに、こんな大魔術を2回も発動させてるんですからね、、で、今はこの状態です」


具現化が不完全となった場合


アルミン「たくさん項目があるんですけど、長くなっちゃうので抜粋して説明しますね」


小動物などの魂と同化し、その形で具現化されると、その大きさに応じてだが安全な具現化がある程度の日数可能とする

先に魂と関わる魔術が発動されていた場合、
距離が重要となる
その魔法陣上の距離以上離れると、具現化は解かれ、魂は消滅、術者が死ぬ


術式を安全に解く方法

①霊装の破壊により魂はその場で消滅
しかし魔術により魂が引き寄せられていると、
その者の魂は保証されない

②具現化を完全に行う魔術を行って解く場合
具現化した魂に、術式を同時に行った者が
儀式に用いた詠唱を改めて伝える
それが魂に伝わった場合、安息と浄化が与えられる



242 :みお ◆skOdBilCbI :2015/04/02(木) 01:22:42.05


リヴァイ「どっちも、、、賭けみてえな方法だな

それに二番目の方法って、、また魔術を使う必要があるってことか」

アルミン「そうですか?僕はこの二番目の方法を使うことを提案します」

リヴァイ「それは、どうやるんだ?」

アルミン「ペトラさんは、猫の形で一度具現化されています。それを解くと同時に、憑依の魔術を行います。

僕の体を使って。それでペトラさんを改めて具現化させるんです」

リヴァイ「!?、、それ、危険なんじゃないのか?」

アルミン「大丈夫です。ちゃんとした手順を使ってやりますから。それに、お二人のことを僕は信じていますから」

リヴァイ「アルミン、、、」

アルミン「具現化しても。中身は僕なんであんまり変なことはしないで下さいね」

リヴァイ「自信ない」

アルミン「、、、」

リヴァイ「嘘だ。おかしな真似はしない」

アルミン(大丈夫かな、、)

アルミン「じゃあ、紙とペン借りますね、まず魔法陣を書いて、、猫ちゃん乗せるだけだから、この大きさで充分です」かきかき

猫ペトラ「にゃーにゃー?」

アルミン「にゃーにゃー」



アルミン「じゃあ。心の準備はいいですか?」


リヴァイ「ああ、、良くないけど、一生できそうもない。やってくれ」


アルミン「はは、じゃあ、、、ペトラさん、こっちへ」





243 :みお ◆skOdBilCbI :2015/04/02(木) 01:25:12.08


にゃん

とたっ

ピカー


リヴァイ「うお、まぶしっ、、、」

、、、



ふわー




え、、、

嘘、、、だろ、、、


ペトラ「リヴァイ!」

リヴァイ「ペトラ、、なのか?」

ペトラ「話聞いてたでしょ?中身はアルミン!これは魂が具現化されてるだけなの、ペタペタ触ってないでよく聞いて!?」

リヴァイ「うう、、でも感触がそのまま、、」

ペトラ「時間が思ってた以上にないの!もうアルミン、、、私も入ってみるまでわからなかったけど、

あんまり長くいると、死んでないのに仮死状態になってるアルミンの魂がもたない!」

リヴァイ「なん、、だと、、」



244 :みお ◆skOdBilCbI :2015/04/02(木) 01:28:00.96


ペトラ「リヴァイ、魔術を解く方法、ちゃんと聞いてたよね?はやく、、、つたえて、、、」

リヴァイ「、、、これで、もう本当に」

ペトラ「うじうじしない!男の子でしょ!」

リヴァイ「そんな歳じゃあもうないんだが」

ペトラ「だったらしっかりして!」


お互い、テーブルを挟んで向き合って、見つめ合って、確かめるように手を取り合って


ペトラ「この、距離は保って。お願い、私にへんな気持ちが生まれたら、このままアルミンを乗っ取って、

悪魔になって、あなたのことも殺しちゃうかもしれない、、、」


リヴァイ「それでもいい、、、冗談だ。そんな結末、誰も望まない。お前は悪魔になんてなったら、苦しむだろう」


ペトラ「もう、、、。こうして、このままの姿でまた会えるなんて、奇跡だよ、魔法だよ、、、

それだけ、私達の、愛って、気持ちって、凄かったんだね、、、そう、思っていいかな、、、」


リヴァイ「当たり前だ。俺の愛も人類最強だ」キリッ


ペトラ「ぶふぉ、ふふっ。ほんっとに、リヴァイったら、、、ばか。格好いいよ?」


リヴァイ「バカで格好いいってどうなんだろうな」


ペトラ「もー、くだらない会話してる場合じゃないんだってば!」


リヴァイ「でも、お前とのこういう時間が、、、本当に、幸せで、、俺は、、、」ぐすっ





245 :みお ◆skOdBilCbI :2015/04/02(木) 01:30:57.68


ペトラ「リヴァイ、、、」

ペトラ(だめ。わたしがちゃんとしないと)

ペトラ「リヴァイ、、、先に、死んじゃってごめんなさい。あんな顔させちゃって、ごめんなさい。」

ペトラ「私はそれだけ言いたくて。伝えたいことは、生きてるときにもう思いっきり伝えたよ!愛する気持ちは、私のほうが人類最強なんだからねっ!

だから、それが歪んじゃってこんなことになっちゃったのかもしれないけど、、、。魔術が解けても、私の言葉は、変わらずに覚えていて欲しい」


強く、手を握りしめる


リヴァイ「ぐすっぐすっ、、、俺はお前に、永遠の、愛を、、、」


リヴァイ「誓う、、、だから、ずっと、これからも、俺はお前の愛に生かされて、生きていく」


ペトラ「うん。前を向いて?」


リヴァイ「ああ、、、もう、大丈夫たから。俺のなかにお前はいるから、ずっとひとつだ」


ペトラ「なにがあっても、半分は私が受け止めるから。悪いことも、辛いことも。誰かがあなたを攻めても、私はずっと、あなたの味方だから」


リヴァイ「ああ、ありがとう」


ペトラ「ちゃんと、伝わったよ。あなたの想い」


リヴァイ「ペトラ、、、今度こそ本当に」




246 :みお ◆skOdBilCbI :2015/04/02(木) 01:33:11.86


ペトラの具現化が薄れていく




ペトラ「さよなら、私に最高の人生を、ありがとう」



リヴァイ「お前も俺に、人生のすべてをもらった。ありがとう。これからも、、、」



ペトラ「あなたは、あなたのこれからの人生を、生きてください」



リヴァイ「俺にとっては、さよなら、じゃないからな」



ペトラ「あなたの中の私が、最後の記憶が笑顔で、、、」



ふわっ



あたたかい光とともに、光の玉は空へ登り消える

そんな情景が見えた



ペトラの、俺が大好きだった、笑顔を残して。





247 :みお ◆skOdBilCbI :2015/04/02(木) 01:36:25.11


ーーーーーーーーーーーー


リヴァイ「アルミン、、、アルミン!」


具現化が解かれ、机にうつ伏せになっていたアルミン


アルミン「ん、、、」ぱち

アルミン「あれ、涙が、、、。どうやら、うまくいったみたい、ですね?」


リヴァイ「ああ、、ありがとう。お前、こんな危ないことして」


アルミン「へへ、、でも、僕はこのとおり無事です。言ったでしょう?お二人を信じてるって。

ちゃんと、いいお別れができましたか?」


リヴァイ「ああ、アルミン。お前のお陰でな。

それに、、、ペトラはずっと、俺の中で一緒にいる。永遠に力を与えてくれる。そういう存在だから、、、」


アルミン「ペトラさんも、永遠に幸せだと思います」


そう願う



俺の選択は、


愛したことは、


間違って、いなかったと




248 :みお ◆skOdBilCbI :2015/04/02(木) 02:04:07.49



アルミン「ふう、、、紅茶、ごちそうさまでした」

リヴァイ「ああ、俺のとっておきだからな」

アルミン「へへ、ありがとうございます」

リヴァイ「アルミン、この後の予定は?」

アルミン「あ、作戦会議、そろそろ行かないと、、」

リヴァイ「俺も行く」

アルミン「え、大丈夫、なんですか?」

リヴァイ「いつまでもグズグズしてらんねえ。アイツが、それに、今まで成果を残してくれた奴らの意志が、ちゃんとここにある。

無駄にはできない。俺にはその責任がある」

アルミン「そうですね、、、僕もそんな風に、強くありたいです」

リヴァイ「アルミン、お前はもうたくさんのものを救ってきた。今回は俺も救われた。充分強いぞ、だが優しすぎる。

俺はそんな風にはできないから、、、どんなことでもするだろう。お前は、そのままお前のやり方で、戦えばいい」

アルミン「はい、、、光栄です。リヴァイ兵長って、結構よく喋るんですね」

リヴァイ「エレンにも言われたが、、、俺はもともとよく喋る」


アルミン「そうなんですね。じゃあ、、、」


リヴァイ「行くか」




俺はもう前を向いて進める


思い出して、考えればただ悔やんでた


もともとなかったんだ、「心」は壊れてしまえばいい


そう思ってた、でもそれは違うんだ


これは、孤独な旅立ちじゃない


あんなに、今日が最後でもいいというくらい愛してくれた


幸せでいて欲しいという願いを叶えたくて


永遠に共にあろうと


最高の人生だったと



彼女がくれた「心」の奥底で誓いは永遠に生き続ける



永遠とおまえは「ここ」に、いるから





最終章

第三部【MyDearest】~奇跡も魔法も~ 




249 :みお ◆skOdBilCbI :2015/04/02(木) 02:16:03.88


まさかのアルミンEND!じゃないです。終わりです。

ぶっはー、やっと完結できたわーいわーい

こんな駄文書くのにも、人に見せると意識すると命削るんだね。

死ぬ思いで書きため投下なのに何度も見直して書きなおして、
実際投下してみて読むとクオリティーの低さにwwwってなった。

よくもまあ自分しか楽しめないような世界観になったものをここまで投下しちまったもんです。
小ネタを繋ぎ合わせていったら長い話になりました。
リヴァイとペトラのカプでは、原作で片方リタイアしてるから書きようがいろいろあって妄想も膨らみまくりで、

セフレ関係にとどまる
婚約する(恋人同士になる)
ペトラ亡きあとのリヴァイ
ハンジの行動
兵長、猫を飼う(ペトラにする予定はなかった)
アルミン猫と喋る(この話に絡む予定はなかった)

この辺全部バラバラの構想で、繋げてみたら結果エロゲになりました。


最後に魔術でしめたのは、完全に思いつき、ひらめきです。
それからは今までの書き溜めをねじ込んて無理くり魔術発動させたった。
粗探しするのに必死にはなったし、魔術ってこんなんでいいのかなやめようかと悩んだり、
でもあの世界にあるもので実現可能なものにしたかったので、魔法ではないですね。


それでも書き足りない
もっと省いてまとめたかった


いろんな気持ちが渦巻いています。

読んで下さった皆さんに心臓をささげるお。

ありがとうございました。



250 :みお ◆skOdBilCbI :2015/04/02(木) 02:23:50.64


アトガキ!的なもの

出演者の皆さま

リヴァイ
途中でも書いたけど、原作コミック最新刊までとアニメ、悔いなきも読んだけど、まだ何考えてるかわからんキャラ
そういう奴は、脳内ほんとは面白い奴なんだとリアルでは思っているのですが、
モノローグ書いてるうちに勝手に、ホントに勝手にヲタクになったwww
これを自己投影というのだろうか、、、
そこからすげー勢いで書けて楽しくはあったが、もともとこういうキャラ崩しをする予定ではなかった。
こんな奴だったら俺好きだな惚れるなって、へタレにはなったものの書いてみて好きなキャラになった。
これってどうなんだろうな、、、。いや兵長かっこいいから、書きたかったし主役にしました。ほんと好き。


ペトラ
かわいい!俺の嫁!ってアニメで惚れたのだが、リヴァイの嫁ルートで話を作るにあたり、
彼女のキャラも実際よくわからないままだったので、そのまま描かれていた部分も出しつつ、、、いや出せてたか?
もしリヴァイとそういう関係になれていたら、、、彼女の強さや純情さ、ここは揺るがないと思いたい願望。
エロゲヒロインになりましたが、普通の女の子では足りないので、
リアルな女の子らしい、ちょっとエロくてメンヘラ入ってる?天然ではない。たぶん。
そんな感じに書いてみたら、話が動いてくれました。
ヲタクキャラはリヴァイがそうなってしまった関係上、必然でした。


エレン
主人公なのに空気でごめんなさい。
とりあえず話進めるために出ていただきました。

ハンジ
流れ的に欠かせないキャラだったので、重要な役割をしてくれました。
変態設定もあり動かしやすかった。かわいい。

モブリット
もはやハンジさんとセットなのでツッコミいれてくれてありがとう。

ミケ
もっと本編で見ていたかった
どうしても登場はさせたかったキャラです。

リヴァイ班 エルド、オルオ、グンタ
やや、適当な描写になってしまったが、本当にいい奴らだったのでできるだけ出したくて、そのためにねじ込んだ描写もある。
4人が前から仲良くてチームワークがあって、、、というのを書きたくて、
それがバトルではなく『特別なスープ』編になりました。
テレビから流れてきた曲をネタにそのまま勢いで書いたがある意味一番楽しかった。

エルヴィン
忘れてた訳じゃないけど、ありがとうと言われてもらいたかった。シリアスパートで出せなくてごめんなさい。

アルミン
猫と喋れる、ってネタだけ別であったものをここにぶち込んでしまいました。
ただの不思議な話でなく、魔術、ってとこから禁書ネタで実際にあの世界でも行えそうなこと、
インなんとかさんよろしくの役割も兼ねてとなると、アルミン、お前しかいねえ!って感じで
猫と喋ってついでに事件解決も、と。本編でも重要な役割を果たすキャラなので自分の中ではしっくりきました。

ゲスト

冥土返し
医者キャラがいなくて出張してきてもらいました。エレン父じゃおかしいからね。
このひと便利すぎるwww



251 :みお ◆skOdBilCbI :2015/04/02(木) 02:29:50.23


提供


進撃の巨人


とある魔術の禁書目録
ジョジョの奇妙な冒険
るろうに剣心
ダイの大冒険
幽々白書
エヴァ
天空の城ラピュタ
ひぐらしのなく頃に
ドラゴンボール
デュラララ
デスノート
物語シリーズ
銀魂
うたプリ
ワンピース
ダブルアーツ
Air
CLANNAD
魔法少女まどか☆マギカ


楽曲提供
EGOISTさん
fripsideさん
supercellさん
dir en grayさん

ネタに使わせてもらった作品(抜けてたらすいません)と、楽曲名勝手にタイトルに使ってインスピレーションもらいました、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい



252 :みお ◆skOdBilCbI :2015/04/02(木) 02:32:50.11


分岐ルート、番外編を投下するかもしれないので、スレは数日残して、別にするか、書かないか、決めます。

分岐は書き始めてるからやるかも、、、。

読んで下さった皆様には感謝しかありません。

苦情批判もやむなし、感想もらえたら嬉しいです。


おやすみお



253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/04/02(木) 12:37:16.36

しっかり終わって良かった。
乙なんだよ



257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/04/05(日) 23:14:00.94

乙でしたー
面白かったよん



元スレ
SS速報VIP:リヴァイ×ペトラ「奇跡も魔法も」あるんだよ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426940511/



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