前作
飛鳥「十四歳とこたつ」

奈緒「高校生とこたつ」

飛鳥「世界レベル」モバP「」

飛鳥「ネコミミ」



SS速報VIP:飛鳥「十四歳と鍋」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1400149479/



1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/15(木) 19:24:49.97

蘭子「く……止めろ、飛鳥ぁ……」

飛鳥「残念だけど、キミじゃあボクには適わないよ」ジリジリ

蘭子「我が逆鱗に触れれば、煉獄に身を焦がす事に……!」

 サワリ

蘭子「ひゃあっ!?」

飛鳥「…………」

蘭子「んあっ!、……」

蘭子「ぁうっ……止め、てぇっ……」

飛鳥「またまた残念。そんな顔で言われても、ただの起爆剤にしかならないよ」

蘭子「だれかぁ……」

飛鳥「さぁ大人しく───」



  ガチャ バタン

光「何やってんだよ飛鳥ぁッ!!」///

飛鳥「くすぐり」

光「えっ?」

飛鳥「くすぐり」

光「あ、なんだ……」

晶葉「騙されるな、充分アウトだぞ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1400149479



2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/15(木) 19:26:50.66




飛鳥「全く、そんなに慌てて……」

飛鳥「光は何を勘違いしていたんだい?」

光「いや!……その……」

飛鳥「いい加減ボク達も十四歳だし、興味があるのは自然なことだと言えないことも無いけれど」

光「な、何の話をしてるんだよっ!?」


晶葉「お前ら…今は話すことが違うだろう…」



蘭子「……………」プクー



晶葉「魔王殿がおかんむりだぞ」

飛鳥「あんまり恐くないけどね」

光「そんなこと言ってないで謝れよ……」



3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/15(木) 19:29:04.56


飛鳥「ごめんよ、蘭子……」

蘭子「……………」



蘭子「………ふんっ」プイッ



飛鳥「光ぅ……」

光「いやアタシに振られても……」

晶葉「ロボットのようにスイッチ一つとはいかないんだ、自分でどうにかするしかあるまい」

飛鳥「晶葉のロボットで……」

晶葉「お前にお灸を据えるのなら今すぐにでも可能だ」

飛鳥「…………」



飛鳥「アキえもん…」
晶葉「やれ、ロボ!」


  『ま゛』


 ゴシャア


飛鳥「ぐぇっ」



晶葉「……まだ改良の余地ありか…」

光「……そういう場合か?」



5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/15(木) 19:52:57.40





飛鳥「いい、…ボディだ…」

晶葉「馬鹿言え、私のロボは手加減も完璧だ」

飛鳥「えっ…結構痛」
晶葉「いいから謝ってこい」

飛鳥「さっきからボクの扱いがぞんざいすぎないかな……」




蘭子「……………」

飛鳥「……………」



飛鳥「どうすれば許してくれるかな……」


蘭子「……………」


蘭子「後ろ向いて」

飛鳥「蘭子?口調が…」
蘭子「いいから」

飛鳥「ひっ!?」



光「だんだん可哀想に見えてきたぞ…」

晶葉「いいんだ、あれで」

光「いいのかなぁ…」



6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/15(木) 20:06:09.93





飛鳥「…………」バクバクバクバク

蘭子「…………」ドドドドドドド




晶葉「さっき恐くないなんて言ってたのは誰だったか……」

光「言わないであげようよ……」




蘭子「……………」スッ…



 ピト


飛鳥「ひゃうっ!?」



光(ひゃう?……)

晶葉(ひゃう……)



蘭子「…………」ツー……

飛鳥「あひゃあ!」

 コチョコチョ

飛鳥「あひぃっ!、ひゃははっ!ひひひぃ!」 
飛鳥「ふあぅっ、ひゃいあぁ!ははははっ!!」


飛鳥「や、やめっ!あ、ひゃひゃひゃひゃあ!!」




        アヒィ、ヒャアウ!ヒィヒィ、ヒャヒャヒャヒャ!>




光「………おおう」

晶葉「私は蘭子の事を見くびっていたようだ」



8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/15(木) 20:18:30.14




飛鳥「はぁ──、はぁ───」



飛鳥「──てくに、しゃ、ん………」



  ドサッ…



蘭子「当然の報いよっ!」



光「うわあ……」

晶葉「喜べ飛鳥、魔王殿には満足していただけたようだ」

飛鳥「……………」ピクッ ピクッ


蘭子「………飛鳥?」

光「だ、大丈夫か……?」

飛鳥「ぁ………」


晶葉「駄目だな……」

蘭子「ああっ、えとっ」アタフタ

晶葉「同じショックを与えれば……」

蘭子「ええい、彼の御霊を救いたまえー!」スッ

光「うわわっ!死んじゃう!死んじゃうから!」



9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/15(木) 20:33:22.31






飛鳥「ひどい目にあった」フゥ





蘭子「す、すまぬ、我が魔力を抑えきれず…」

光「女の子がして良い顔じゃなかったぞ」

晶葉「自業自得、因果応報、これに懲りたら止めることだな」

飛鳥「でもちょっとクセになりそう」

光「えっ…」

飛鳥「光も受けてみるかい?」

光「あ、アタシは騙されないぞ」

飛鳥「堕ちてみれば、気持ちの良いものだよ」

光「堕ちるってあんまり良い表現じゃないよな……」




蘭子「───して、飛鳥よ」

飛鳥「うん?なんだい?」

蘭子「我々は何故此処に召喚されたのだ?」


飛鳥「ああ、それはね………」






飛鳥「……何でだっけ」

晶葉「お前が呼んだんだろう…」



10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/15(木) 20:43:09.02




飛鳥「───ああ、そうだ、鍋。」

蘭子「鍋?」


飛鳥「皆で鍋を食べようと思って」

蘭子「ほう、なにやら惹かれる提案ね」

晶葉「しかし唐突だな」

飛鳥「物事の全てに理由があって、それらが納得いく物なら」

飛鳥「きっと世の中に理不尽や不条理という言葉は存在しないんだろう」

蘭子「其れもまた真理か……」

光「……………」






光「理不尽な鍋……」

晶葉「妙な語感だな」



20 :これが持っていないカードのリサーチを怠った男の末路である :2014/05/16(金) 16:54:02.20

蘭子「凍てつく結界に干渉しても良いか?」

飛鳥「冷蔵庫だね、いいよ」

蘭子「いざ、大いなる我が名の下にその闇を祓いたまえ!」

  ガパ

飛鳥「一通りの調味料は揃ってると思うけど」


光「何が作れそうだ?」

蘭子「ふむ………」




蘭子「……………」



蘭子「わ、我が英知とこの結界にかかれば如何なる物であろうと…」

飛鳥「うん、ホントに一通り揃ってるから”何が”って聞かれても困ると思う」

晶葉「何も解決していないじゃないか…」

光「いっぱいあるもんなぁ、鍋料理」

飛鳥「”何を食べたいか”と聞いて”何でもいい”って言われたお母さんの心理に似ている」



21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/16(金) 17:44:06.62



晶葉「所謂女子力で私は蘭子に遅れをとる事になるな」

飛鳥「晶葉には縁が無さそうだけども」

晶葉「…何か鼻につく言い方だな」

光「女子力かぁ……」

蘭子「ひ、人の持つ波動は決して同質では無い……から」

光「気にしなくてもいいって?」

飛鳥「でも良かったよ、蘭子が料理できて」

蘭子「フハハ、造作もない事よ!……」






蘭子「え?」

光「ま、まるで自分が料理できないみたいな言い方……」

飛鳥「できないけど?」


晶葉「…………」

光「…………」

蘭子「…………」






晶葉「お前蘭子が料理出来なかったらどうするつもりだったんだ!?」

飛鳥「そ、そう難しい料理でもないかなって…」

晶葉「無計画もいい加減にしろぉ!」



22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/16(金) 18:12:10.35



蘭子「清き衣よ、我を邪気より護りたまえ!」

飛鳥「エプロン似合うなぁ」

光「何でだろうな?」

晶葉「イメージ、か?」

蘭子「ならば晶葉は白き……」




蘭子「……む、清き?ぁ、被っちゃうな……」

蘭子「じゃあ……探求者の……む!」



蘭子「探求者の証!」



晶葉「……ああ、白衣の事を言いたいのか」

光「何というか、難儀だなぁ……」

飛鳥「その点蘭子は頭の回転が早いのかもね」

晶葉「今、詰まったんだけどな」

蘭子「むぅ…未だ境地には至らずか……」



23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/16(金) 18:28:50.40


蘭子「如何なる時も証を纏っているのだな」

晶葉「まぁ、いちいち着直すのが面倒なだけだったりするが」


飛鳥「…白って便利なんだよね」
   ファッション
蘭子「装具の話か?」

光「飛鳥って白いの着てた事あったっけ?」

飛鳥「全くって訳じゃないけど、…そうだね、暗い色の方が多いかな」

晶葉「前から思っていたんだが、飛鳥のファッションはどこか美玲に通じる所がある」

飛鳥「そうかな?結構違うと思うけど……」

光「……知らない人から見たら同じに見えるって、よくある事だよな」

蘭子「嘆かわしい事よ…」

晶葉「全くだ」

飛鳥「それぞれの個があると言うのにね」






飛鳥「ボク達の趣向って揃いも揃ってニッチな…」

晶葉「ええい、皆まで言うな」



24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/16(金) 21:21:08.97




蘭子「♪──…─♪─…」


  トントントントン


晶葉「手慣れてるな」

飛鳥「鼻歌を歌う余裕さえあるね」

光「うーん、やっぱりできた方がいいよな」

飛鳥「レシピ通りやればなんとかなりそうな気もするけども」

光「でもそれだけじゃあ解決しない事もあるんじゃないか?」

晶葉「それこそあの包丁さばきとかか?」

飛鳥「そこは慣れかなぁ……」

光「蘭子も最初からああはいかなかったのかな?」

飛鳥「そりゃあそうだろうさ………」






晶葉「……刃物に戦々恐々したりしている図の想像が容易だ」

飛鳥「必要以上に顔を近付けたりしてそう」

光「好き勝手言い過ぎじゃないか…?」



26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/17(土) 00:58:04.63



光「晶葉は手先が器用だし、やってみたら意外とできちゃうんじゃないかな」

晶葉「包丁と工具は勝手が違うと思うのだが…」

飛鳥「ていうより料理を作るロボを作りそう」

晶葉「実際似たような事はしたぞ」

晶葉「あのときはチョコレートだったか」

光「チョコレートならアタシも……」

飛鳥「なんだ、できるんじゃないか」



光「チョコレートって溶かして固めるだけみたいな側面もあるからなぁ……」

飛鳥「まぁ、そんなものかな」

晶葉「一から作る訳にもいくまいよ」



27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/17(土) 08:51:37.33


 グツグツグツグツ



飛鳥「うーん……」

光「どうしたんだ?」

飛鳥「火事とかならないよね」

光「…いい加減怒られるぞ?」

晶葉「私からすれば、お前が火を使うよりは安心していられる」

飛鳥「そんなにボクは頼り無いかい?」

晶葉「ああ、『取り敢えず強火でいいか』とか聞こえてきそうだ」

飛鳥「流石にそこまでは酷くないつもりなんだけどな…」

光「……でも、今の飛鳥は普段と比べて大分だらしないように見える」

飛鳥「だらしないだなんて、心外だね。オンとオフを使い分けているだけさ」

晶葉「言い訳にすらなってないぞ」




光「オンになると飛鳥語録が飛び出すのか…」ボソリ



 
飛鳥「…………」

飛鳥「光にそういう言葉を使われるとちょっと精神的にくるものがある」

光「あ、その、比奈さんとかがその表現を使ってるのを聞いてて…その…」


光「………ゴメン」

晶葉「何も悪いことは無いぞ」

飛鳥「まぁ、こっちも自覚があってやってるわけだし、ね?……」



29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/17(土) 19:22:57.99

蘭子「ぅんっ…」グイ

光「重くないか?手伝っても……」

蘭子「案ずるな…っ」


 ゴト


蘭子「ふぅ…」

飛鳥「いやあ、助かったよ蘭子」

蘭子「フ、これぐらい、容易い事よ」

晶葉「本当にな……」




蘭子「時に、…飛鳥、晶葉」チョイチョイ

晶葉「なんだ?」ズリズリ

蘭子「…………」



 コチョ


晶葉「やうっ!?」ビクッ
飛鳥「ひやぁっ!」ビクン


晶葉「な、何を…」

蘭子「…………」


蘭子「我にとって刃も焔も恐るるに足らずっ!」プイッ

晶葉「あ、ああ…」

光「聞かれてたんだな」




飛鳥「……………」



光「飛鳥?」

飛鳥「へっ?」

光「どうしたんだ?」

飛鳥「いや、何でもないよ?」

光「そうか…」



31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/17(土) 20:24:07.96


光「あ、火付けないと」

飛鳥「電気だから火じゃあないけどね」スッ

蘭子「あ待って!」

晶葉「ん?」

蘭子「……ごほん……待てい!」

光「冷めちゃうぞ?」

蘭子「なればこそよ!」


蘭子「焔よ!我が名において命ずる!」

蘭子「その紅蓮の力もて、蔓延る魔を祓い給え!」


 ポチ

 ……グツグツグツグツ


晶葉「……徹底してるな」

飛鳥「だから火じゃないって」

光「そんな”水”を差すような事……」



晶葉「…………」

飛鳥「…………」


蘭子「……?」

蘭子「……あっ」



晶葉「……”火”だけにか?」

光「…うぅ……///」

蘭子「私は…」

飛鳥「ダメだ蘭子、下手に触れちゃ」ヒソ



33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/18(日) 07:11:48.73


光「す、すごくうまそうだな!鍋!」

晶葉「話題を逸らすにしても露骨が過ぎ……」

飛鳥「晶葉、キミはもうちょっと優しくなるべきだ」

晶葉「…まあ、光の言うことも事実だな」

蘭子「ふふん」フンス

飛鳥「いいおよめさんになるよ」モッチャモッチャ

蘭子「およ…花嫁……」ニヘラ

晶葉「二人してだらしないぞ」

飛鳥「…………」モグモグ

蘭子「…はっ」

光「蘭子がお嫁さんか…帰ってきたら『闇に飲まれよ』って言うのか?」

飛鳥「お疲れさまでした、だろう? ならおかえりが闇のまになるんじゃないかな」

蘭子「ならば、帰還を報せたるは『闇に飲まれた』に?」

晶葉「自分で疑問系になってどうする」


────……

───────…………



 『闇に飲まれたー……』

蘭子『闇に飲まれよ!』

蘭子『贄を望むか?身を清めるか?』

蘭子『それとも………///』


────────………

─────……


光「……………」

晶葉「楽しい家庭になりそうだな」



34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/18(日) 19:02:48.53


光「…………」シャクシャク

飛鳥「……晶葉の料理はさ…」

晶葉「…ん………」ゴクン

晶葉「私か?」

飛鳥「きっちりレシピ通りになりそうだよね」

蘭子「………」シャクシャク

光「晶葉からしたら、設計図みたいなものか?」

晶葉「ふむ、そうなるか」

蘭子「やはり、その道を往く者の性か」

晶葉「おそらくは、だがな」

晶葉「レシピを光の言ったように扱うのならそうなるだろう」

飛鳥「えひひほいあへっほひへふ」ムグムグ

晶葉「先ず飲め込め」
光「先ず飲み込もう」
蘭子「言霊が伝わらぬ」



35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/25(日) 13:53:02.38


晶葉「まあ、私についてはわかった」

晶葉「光ならどうなる?」

光「アタシか?」

飛鳥「どうなんだろうね?」

蘭子「むむむ……」

光「そ、そんな考え込まなくてもさ」



晶葉「……私から切り出しておいてなんだが、別の話をしてもいいか?」

光「うん?」


晶葉「肉が全然減ってないんだが」

飛鳥「うーん、素晴らしきかな日本文化」

蘭子「謙虚なるか」



36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/25(日) 18:28:20.89


飛鳥「だって皆食べないんだもん」 

晶葉「脂肪とかが気になるか?」

蘭子「………はっ!」

光「うーん、…アタシ達なら結構運動してるし、大丈夫じゃないかな」


飛鳥「じゃ、ボクはもう空気を読まないよ」ムグムグ

晶葉「だからって何枚も取るな」ヒョイ

光「ああ、あんま取りすぎないで…」ヒョイ



蘭子「…………」



蘭子「…………」シャクシャク

光「……蘭子?」




37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/28(水) 11:23:35.33


晶葉「気になるのか?」

蘭子「くぅ……我を蝕む暴食の化身が…」

光「職業柄敏感じゃないとなぁ」

蘭子「光には無縁ではないのか?」

光「へ?何で?」

飛鳥「増えてたと思ったら筋肉だったとかありうるよね」

光「…ああ、トレーニングは欠かしてないからな!」

晶葉「私達も人並み以上に動いてることには変わらんだろうがな」

飛鳥「光はそれに加えてだろう?」

蘭子「その躯のどこにそのような力が秘められて…」


飛鳥「…あっ」

晶葉「あ…」 


蘭子「…え、何?」

晶葉「…………」チョィチョイ





光「………………」



光「悪かったなちっちゃくて」


蘭子「あ、ぁう、その……」

飛鳥「ボクが言おうとして言わなかった事を」

晶葉「思ったのか」



38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/28(水) 20:29:09.26



蘭「裁かれなければならぬ咎が……」

光「いや、いいんだ、事実だから…」

晶葉「ならそんな影のある顔をしないでくれ…」

光「ははっ、ヒーロー、失格かな」

蘭子「明けぬ夜は無いっ!」



飛鳥「そういえば」




飛鳥「小さい頃に筋肉が付きすぎると身長が伸びにくくなるって話が……」



光「ぇ………?」





光「なぁ…?…飛鳥…?」ガシッ

飛鳥「やめてくれ、そんな目でボクを見るのは」ココロガイタイ

蘭子「ばかぁ!何で言ったの!?」

晶葉「俗説、俗説だそんなの」



40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/28(水) 22:45:58.72



光「俗説……うん」

晶葉「そう簡単に影響するもんじゃない」

蘭子「暗黒を拓く光たれ!」

飛鳥「傷とは戒めさ、それがあればそこ前に進める」

晶葉「戒めるべきは別にいるがな…」

飛鳥「ま、またロボを出すのかい?」


蘭子「それに光よ!我等の魔力の高ぶりは未だ止まらず!」

光「うん、まだ成長期だからな!」


飛鳥「………うん」

晶葉「………そうだな」

光「?なんか歯切れが悪くないか?」

飛鳥「気のせいだよ」



晶葉(男子と違って女子の成長期はそろそろ終わるんだよな……)

飛鳥(でも、言わない方がいいんだ、よね)





43 :キングクリムゾンッ :2014/06/03(火) 18:52:25.26







蘭子「…この宴にも終わりが近付いてきたようね」

光「案外あっさり減るもんだね」

飛鳥「明日のお昼ご飯になることも心配していたけど、どうやら杞憂だったみたいだ」

晶葉「四人で食べるには足りなかったか?」



蘭子「……ところで、この混沌の泉は如何様にするのだ?」

飛鳥「〆のことかい?……それは……」

光「もちろん」



飛鳥「雑炊」
光「うどん」



飛鳥「………お?」

光「………ん?」




飛鳥「うどん………?」

光「雑炊だって……?」



 ………バチバチバチバチ




晶葉「ええい、食い意地の張ったやつらめ…」



44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/03(火) 19:32:53.56





飛鳥「……………」

光「……………」




飛鳥「さいしょは……!」

光「グー……!!」


  ドドドドドドドド



蘭子「へあっ!?」

晶葉「なんだってこんな音が鳴るんだ…」


  ゴゴゴゴゴゴゴゴ


飛鳥「じゃん!」
光「けん!」



「「ぽい!!」




  ピカッ!!



  ドシャアアッ!!




飛鳥「………………」

光「………………」


   パラパラ




飛鳥「が、……は……っ」ドサッ

光「正義は……勝つ…」




蘭子「……………」ポカーン

晶葉「理解してはいけないぞ」



45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/03(火) 20:16:06.74



飛鳥「まあ、そこまで固執しているわけでもないけど」ムクリ

蘭子「で、では一体……」

光「ノリと勢い、……?」

晶葉「ノリと勢いであんな擬音がでてたまるか」

飛鳥「ま、ボク達もアイドルのはしくれという事さ」

蘭子「ならば我にも…ぬぬぬぬ……!!」

晶葉「踏ん張るな、真に受けるな」



光「じゃあ、アタシはそろそろ帰るな」

飛鳥「え?」

蘭子「ほ?」

晶葉「ん?」


飛鳥「だって…え?、うどんは?」

光「え?…だから、ノリと勢いだって……」

飛鳥「あ、そう?…」



46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/03(火) 20:52:09.77

晶葉「ふん……じゃあ、私も帰るか」

晶葉「実は今日中に済ませておきたい事があってな」

蘭子「我も明日は光と闇の混じる混沌に身を委ねなければならぬ故……」

飛鳥「光と闇?……」

蘭子「明日早いの」

飛鳥「唐突に標準語使われるとびっくりするね」



光「そんな訳だから、また明日な!」

晶葉「邪魔したぞ」

蘭子「再び相まみえる日を!!」




  ガチャリ

  バタン



飛鳥「…………ふぅ」


飛鳥「…………」


鍋『クウカイ』


飛鳥「…………」


鍋『モッタイナイゼ』


飛鳥「………………」





飛鳥「腹を括る、かな」カチャ



48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/03(火) 21:55:44.91




   後日




P「おお、飛鳥、お疲れ様」




飛鳥「…カ……ぁ……ッ」ヨレヨレ

P「どうした飛鳥、水無しで鳥取砂丘を横断したみたいになってるぞ」

飛鳥「ふふ、ちょっとオーバーだったかな…」

晶葉「例えが微妙過ぎるだろう」


P「まぁ、それは別として何か最近ストイックじゃないか?」

P「なんか理由があったり?」

飛鳥「…ま、まあいいじゃないか、何でもさ」
P「もしかして、ちょっと太っちゃったとか?」

飛鳥「……」ピクッ
晶葉「おま」

P「なんてな!HAHAHAHAHAHA☆…」


飛鳥「……ッ!、」ギロリ

P「ヒィ!?」


光「今のは無い…」ジト

P「光ぅ!?」

蘭子「最低」

P「オグえゥッ!!?」



P「今のは……かなり……」

晶葉「……助手…いや、P」

P「はひ……?」



晶葉「痛みというのは、戒めなんだそうだ」

P「へっ………」



  ウィーン


  ガション












49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/03(火) 22:00:00.16

おわり

>>1の投稿日時見たらちびった
これも全部スパロボがいけないんだ(責任転嫁



50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/05(木) 02:01:11.48


大丈夫だよ成長できるよ



元スレ
SS速報VIP:飛鳥「十四歳と鍋」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1400149479/