1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 07:50:03.26 ID:SKMR/k820

八幡「うーす」ガラッ

雪ノ下「あ、あ、比企谷くぅん……」カクカク

八幡「」

雪ノ下「」

八幡「……」ピシャッ

八幡(今、雪ノ下が俺がいつも座っている椅子の角でナニしてるというありえない光景が)

八幡(今日はこのまま帰ったほうがいいんじゃないだろうか)

八幡(いや、一日置けば今以上に部室に来づらくなる。対処は早い方がいい)

八幡「……」ガラッ

雪ノ下「……あら、こんにちは比企谷君」

八幡「……」

雪ノ下「どうしたのかしら、そんなところに突っ立ったままで」

雪ノ下「そうしていると、まるで何か犯罪でも起こそうと考えているように見えるけれど」

八幡「お前、今のをごまかすのは無理だろ……」



11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 07:56:22.27 ID:SKMR/k820

雪ノ下「……なんのことかしら?」

八幡「……」

八幡(まあ、向こうがなかったことにしたいというのなら、わざわざほじくり返すのも面倒だ)

八幡(そっとしておこう)

八幡「いや、なんでも」

雪ノ下「そう……そういえば、由比ヶ浜さんは休むそうね」

八幡「らしいな」

雪ノ下「あなたも、今日は少し遅かったじゃない」

八幡「トイレ行ってたんだよ。言わせんな恥ずかしい」

八幡「……」

雪ノ下「……どうしたのかしら、椅子の前でまた立ち止まったりして」

八幡(さっきやってた角が、なんかぬらぬらしたものがついて光ってるんだけど……)



17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 08:04:11.84 ID:SKMR/k820

八幡(俺がフリーズしてた間にちゃんとふいとけよ……)

八幡(こういうのどうしたらいいんだよ。普通に俺が拭いていいのか)

八幡「……」

雪ノ下「比企谷君……?」

八幡(さすがに、このままにして座るのもな)

八幡(なんか……臭そうだし)

八幡「いや、ちょっと椅子の汚れが気になった」

八幡「雑巾持ってくるわ」

雪ノ下「待ちなさい」

八幡「なんだよ」

八幡(こっちはお前の事後処理しなきゃなんねえんだよ)

雪ノ下「そ、そのまま……そのまま座っても、いいんじゃないかしら」

八幡「は?」



26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 08:10:34.57 ID:SKMR/k820

八幡「いや、お前このままって……」

八幡「つくだろ……汚れが」

八幡(お前の)

雪ノ下「わ、私には、別に汚れているようには見えないのだけど」

雪ノ下「むしろ、あなたが絞った雑巾で拭いたほうが、何かあなたが保有している細菌でもつくんじゃないかしら」

八幡「それひどすぎじゃね。トラウマえぐられたんだけど」

雪ノ下「いいから、す、座りなさい」

八幡(……やべえ、こいつ変態だったよ)

八幡(まさか雪ノ下が、他人に自分の体液をつけたがる変態だったとは……)



32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 08:15:23.03 ID:SKMR/k820

八幡「お前、わかっているだろ。この汚れって、お前の」

雪ノ下「証拠は!?」

八幡「は?」

雪ノ下「今あなたが言おうとしたことの、証拠はあるのかと、聞いているのだけれど」

八幡「証拠も何も……俺がこの目ではっきり見ただろ」

雪ノ下「目撃証言だけじゃない。それでは、証拠としては信頼性が低いと言わざるを得ないでしょうね」

八幡「え、なんで俺が責められる風になってんの?」

雪ノ下「あなたが、変な言いがかりをつけようとしたからでしょう」

雪ノ下「それで、どうするのかしら」

雪ノ下「座るの?それとも座らないの?」

八幡「……誰か連れてきて、お前がしていたことぶっちゃけてもいいんだぞ」



34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 08:20:25.58 ID:SKMR/k820

雪ノ下「そんなことをして、あなたのほうがおかしいと思う人が何人いるかしら」

雪ノ下「この私が、そんなことをしたと、信じる人が何人いるのかしら」

八幡「……」

八幡「そうだな。人に言っても意味はなかった」

八幡「ただ、とりあえず汚れは気になるから拭くわ」

雪ノ下「いいからそのまま座りなさいと言っているでしょう!?」

八幡「なんでそこまでむきになってるんだよ……」

八幡「……お前、その口ぶり、今回が初犯じゃないな」

雪ノ下「……なんのことかしら」



47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 08:30:39.91 ID:SKMR/k820

八幡「いつも、こんなことしてたのか」

雪ノ下「だから、なんのことかしら」

八幡「知らないでいつも座ってたのか、俺」

雪ノ下「わけがわからないわ」

八幡「お前が俺の椅子でナニして、汚い体液こすりつけたことだよ……!」

雪ノ下「」ビクッ

八幡「え。雪ノ下?」

雪ノ下「つ、続けて」

八幡「……マジ引くわ」

雪ノ下「ぅ」ビクッ

八幡「……」

八幡「……」スッ

雪ノ下「!」

八幡「明らかにこれ、あれだろ」ニチャニチャ

雪ノ下「……」フゥーフゥー



55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 08:45:17.64 ID:SKMR/k820

八幡「あれだろ。女がナニすると出るやつだろ」

雪ノ下「あ、あら、経験のないあなたに、それがあなたが言っているものと同じものだと、断言できるのかしら」

八幡「状況証拠でばっちりだわ。あと、インターネット舐めんなよ」

八幡「粘り気のある液体。まさしくアレだろ」

雪ノ下「……匂いは?」

八幡「は?」

雪ノ下「そのあなたが持っている知識と、その液体の匂いは一緒なのかと聞いているのよ」

八幡「……お前、それはいくらなんでも変態すぎだろ」



107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 09:48:36.01 ID:SKMR/k820

八幡「俺はかがないからな。絶対」

雪ノ下「つまり、あなたは自分は間違っていたと認めるのね」

八幡「いや、そこは疑いようがないだろ」

雪ノ下「それはあなたの主張でしょう。証明しようという気が無くなった時点で、あなたはその主張を放棄したのよ」

八幡「……もういいわ」

八幡「帰る」

雪ノ下「ちょっと、訳もなく帰るだなんて、許されることでは」

八幡「理由はお前の行為にドン引きしたからだよ」ギロッ

雪ノ下「はうっ」ビクッ

八幡「ずっとそうしてろ」


翌朝

八幡「授業が始まる前に拭いておくか……」ガラッ

雪ノ下「ん……ん……比企谷君……」カクカク



114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 09:54:17.23 ID:SKMR/k820

八幡「……」

雪ノ下「ひ、比企谷君!?こ、こんな朝早くにどうしたのかしら?」カクカク

八幡「腰動かしながら誤魔化そうとしてんなよ」

雪ノ下「だ、だって……あ、あ、もう少し……なの……」カクカク

八幡「うわぁ」

雪ノ下「ああああ、そ、そのまま……そのまま、見ていて……」

雪ノ下「お願い……んん」

八幡「……」

八幡(もういいわ。普通にこいつと今まで通り接するなんて無理だろ)

八幡(やってやる)

八幡「やっぱり、昨日のはお前のだったんじゃないか」



122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 10:12:02.98 ID:SKMR/k820

雪ノ下「そ、それは……」

八幡「今までそんなことしてたのか」

雪ノ下「ち、違う……違うのぉ」カクカク

八幡「泣きながら腰振るとか、マジ理解できんわ」

八幡「あーあ、まさかあの雪ノ下雪乃がこんな痴女だったとはな」

八幡「由比ヶ浜にも教えてやったほうがいいかもな」

八幡「あいつが座ってる椅子にも、変な汚れがついt」

雪ノ下「するのはあなたのだけ!」

八幡「え」

雪ノ下「あなたの、だけなの……お願い、由比ヶ浜さんには……他の人には、言わないで……」



132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 10:21:03.14 ID:SKMR/k820

八幡「俺のだけなの?」

雪ノ下「……」コクリ

八幡「なんで」

雪ノ下「それは……あなたのこと……」

雪ノ下「うう……こんな状況で、言えるわけがないでしょう……」

八幡「なんで、昨日は嘘ついたんだよ」

雪ノ下「それは……あなたに、座ってもらいたかったから」

八幡「は?」

雪ノ下「好きなだけ、変態と罵ればいいわ……私は、いつもあなたが私がした椅子に座っているの見て」

雪ノ下「こ、興奮していたの……いやらしい女なの、私は!」

八幡「マジかよ……」



178: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 11:16:31.60 ID:SKMR/k820

雪ノ下「軽蔑、したでしょう……?」

雪ノ下「私に会うのが嫌だというなら、もう来なくても、かまわない」

雪ノ下「他の人にも、できれば言ってほしくないけれど、あなたがそうしたいというなら、すればいい……」

雪ノ下「ごめんなさい……許してなんて、言えないけれど……」

八幡「……そもそもなんでこんなことしてたんだ」

雪ノ下「……元々私は、こういうやり方しか、知らなかったの」

雪ノ下「性欲を発散するなんて、昔は、いけないことだと思っていたわ……でも、あるとき、ここに物をこすりつけると」

雪ノ下「すごく気持ちよくて、他のことを忘れられて、すっきりすることに、気づいたの……」

雪ノ下「それからずっと、ストレスが溜まると、私はこうして自分を慰めた……」



184: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 11:23:55.04 ID:SKMR/k820

雪ノ下「でももちろん、学校でなんて、最初はしていなかったのよ?自分の部屋だけでする、鬱憤を晴らすための手段でしかなかったわ」

雪ノ下「でも、あなたとあって……あなたに惹かれていって、気づいたら、あなたを思ってするようになっていた」

八幡(なんか語りだしたよ。俺これ聞かなきゃだめ?)

雪ノ下「そんなある日、部室に、私以外誰もいない日があったの……」

雪ノ下「それで、ふとあなたの椅子を見ていたら、いけない衝動が沸いてきて」

雪ノ下「だめだというのは、わかっていたわ。でも抑えられなくて……」

雪ノ下「その日は、誰か来るんじゃないかって怖くて、結局いけなかった……」

雪ノ下「帰って、改めて自分を慰めて、もうあんなことはしてはいけない、と思ったのだけれど」

雪ノ下「私以外、誰もいない時を見計らって、私はあなたの椅子でするようになっていたわ」



188: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 11:32:13.05 ID:SKMR/k820

八幡「へえ。それで、オナニー大好き雪ノ下さんは、俺に体液をつける異常性癖にいつ目覚めたんすか」

雪ノ下「さ、最初はちゃんと拭いていたのよ?本当に」

雪ノ下「でもある日、していたら急に人が来る気配がして、後片付けできなかった日があったのだけれど」

雪ノ下「その日、あなたがその椅子に座るところを見て、異常に興奮している自分に気づいたの」

雪ノ下「それからはもう、朝早くに来るようになって、毎日のように……」

八幡「毎日かよ……」

雪ノ下「もう、いいでしょう。全部白状したのよ……これ以上、みじめな気持ちにさせないで……」

八幡「>>195

1、みじめ?どうせお前、このあとまたこの出来事を思い出してオナニーするんだろ、この変態マゾ女が

2、一つ確認したいんだが、それはつまり俺のことが……?



215: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 12:07:40.57 ID:SKMR/k820

八幡「みじめ?どうせお前、このあとまたこの出来事を思い出してオナニーするんだろ、この変態マゾ女が」

雪ノ下「ひ」ビクッ

八幡「昨日だって、俺に怒鳴られて、本当は嬉しかったんだろ」

雪ノ下「う、うう」ジワッ

八幡「そういえば、さっきも泣きながら腰振ってたよな」

八幡「今度は振らなくていいのかよ?気持ちいいの大好きなんだろ?」

八幡「ほんとがっかりだわ。これじゃあビッチ以下だろ」

八幡「メス犬以下。メス豚だ」

八幡「あの雪ノ下雪乃が、メス豚だったなんてな」

雪ノ下「うう、ううう」

八幡「ほら、しろよ。俺が見ててやるって言ってんだよ」

雪ノ下「ごめんなさい、ごめんなさい、許して、お願い……」カクカク



233: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 12:31:26.19 ID:SKMR/k820

八幡「許して?許して欲しくてそんなことやってるわけ」

雪ノ下「あっ、あっ、だって、比企谷君が……」

八幡「嫌ならやらなきゃいいだけだろ。許しても糞もあるかよ。やれって言われたって、やれることには限度があるだろ」

八幡「お前はやりたいから今そうしてるんだろ」

雪ノ下「ん、ん、そ、それは……」

八幡「じゃあ言うわ。今までのこと全部水に流してやるからやめろ。今後もするな」

雪ノ下「そんな……無理、無理よ」イヤイヤ

八幡「ほら、お前は俺に許して欲しくてしてるんじゃない」

八幡「俺に見てもらいながらしたくてやってんだよ」



286: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 15:01:57.76 ID:SKMR/k820

雪ノ下「そんな、私は……」

八幡「昨日わざわざ危険な放課後してたのだって、俺に見られたかったからじゃないのか」

八幡「由比ヶ浜は確かに昨日はこれないといってたが、俺はいつ来てもおかしくなかっただろ」

八幡「見られて、こうなりたかったんじゃないのかお前は」

雪ノ下「それは……それは……」

八幡「なあ雪ノ下。俺と契約しようか」

雪ノ下「契約……?」

八幡「昨日今日のことを、俺は誰にも秘密にしてやるし、普段は今まで通りお前に接してやる」

八幡「その代わり、お前のオナニーは俺が管理する。知らないところでくっさい液をつけられたんじゃたまんないからな」

八幡「お前がそれじゃ嫌だって言うなら、俺はもう二度とこの部には来ない」

八幡「一応この事は誰にも言わないつもりだが、先生に理由を聞かれたら、黙っている自信はないな」

八幡「さあ、どうする」



293: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 15:10:02.39 ID:SKMR/k820

雪ノ下「……その、ん、管理、というのは?」

八幡「簡単だよ。お前は、俺がいいと言った時しか、オナニーをしない」

八幡「その代わり、お前が見てて欲しいっていうなら、見てやるし、罵倒してほしいっていうならしてやるよ」

雪ノ下「はぁはぁ……」

八幡「さあどうするんだ。めんどくさいから、五秒以内決めろ。五」

雪ノ下「ん、ん……」

八幡「四」

雪ノ下「……あ、あの」

八幡「三」

雪ノ下「そんな……契約」

八幡「二」クルッ

雪ノ下「あ、い、行っちゃ……」

八幡「一」



297: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 15:12:36.39 ID:SKMR/k820

雪ノ下「……お願い、比企谷くん!その契約、飲むから!見てて」

八幡「……」

雪ノ下「いくっ、いっちゃう!今いっちゃう!」

雪ノ下「汚い私を、ずっと見てっ!!」


八幡「うわ、びしょ濡れ」

雪ノ下「……比企谷君」

八幡「なんだよ」

雪ノ下「ほんとに、ずっと管理してくれるの?その、見捨てたり、しない?」

八幡「お前みたいな色情狂、誰かが管理しなきゃだめだろ。世間様に迷惑かけないように面倒見てやるよ」



302: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 15:15:39.70 ID:SKMR/k820

雪ノ下「そう……お願いするわ」

八幡「……」スッネチャネチャ

雪ノ下「……あの、恥ずかしいから、見せつけるようにさわらないでもらいたいのだけど」

八幡「それで興奮する変態だろ、お前」

八幡「ほら」

雪ノ下「……?なにかしら、この指は」

八幡「舐めろ。椅子も舐めとれ」

雪ノ下「」キュン

雪ノ下「そ、そんなはしたないこと!」

八幡「自分がつけた液だろ。自分で処理しろ」



303: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 15:19:22.50 ID:SKMR/k820

雪ノ下「うう、わかったわよ」

雪ノ下「ぺろ……れろ……」

八幡「……」

八幡(……ノリで罵倒してたら偉いことになった)

八幡(どこかで、死になさい変態、とか言って止まるかと思ってたんだが……)

八幡(なんでこうなったんだろう)

八幡(やはり、俺の青春ラブコメは間違っている……)

雪ノ下「あ、あの……舐めとれました……ご主人さま」

八幡「ノリノリじゃん」


おわり

変態に舵を切りすぎた



338: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 16:02:29.68 ID:SKMR/k820

せめてもう少しまともなゆきのんにしたい



355: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 16:36:02.29 ID:2EwKsG1B0

雪ノ下「ねぇ、比企谷君。そろそろホテルにでも……」

八幡「もう自分でするのは飽きたってか?でもまぁ、3ヵ月もずっと飽きずによく続けられたな」

雪ノ下「だから……そろそろ……」

八幡「嫌だ。そもそもお前とは契約だけの関係だ」

雪ノ下「そう……。こうやってわざわざホテル街を通ってるのに意気地のない男ね」

八幡「ん……?あれは由比ヶ浜か?」



362: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 16:47:50.65 ID:2EwKsG1B0

雪ノ下「あの制服はうちの学校ね。それに目立つ髪の毛は由比ヶ浜さんぐらいしかいないわ」

八幡「でも、知らないオッサンと歩いてるよな。まさか…」

雪ノ下「由比ヶ浜さんのお父さんかも知れないわ」

八幡「それなら普通、腕を組んで歩くか?」

雪ノ下「……」

八幡「まぁいい。帰ろうぜ」

雪ノ下「いいえ、後を追うわよ。万が一のことがあるかも知れないのだし」



369: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 16:55:34.02 ID:2EwKsG1B0

八幡「はぁ?面倒くさいし帰ろうぜ」

雪ノ下「あら?いいのかしら?ちょうどこんなところにデジカメがあるわ。今すぐこのホテル街をバックに写真を撮って、比企谷君に無理矢理連れて来られたと学校中に言いふらしても良いのよ?」

八幡「いつからお前はそんなに偉くなったんだ?」

カシャ
雪ノ下「証拠は揃ったわ」

八幡「ぐぬぬ……」

雪ノ下「さぁ、追うわよ。比企谷君」



373: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 17:06:42.84 ID:2EwKsG1B0

雪ノ下「まさかとは思っていたけれど、そのまさかだったようね。あれはラブホテル、という所で間違いないのかしら?」

八幡「あぁ、そうだな」

雪ノ下「早く止めないと……」

八幡「別にいいんじゃないのか。由比ヶ浜がどんな形でお金を稼ごうがしったこっちゃねぇし。個人の自由で、止める権利も無い」

雪ノ下「止める権利の前に、止める義務があるわ。由比ヶ浜さんは奉仕部の部員よ。このことが世にばれたら、奉仕部である私達にも悪い噂が立つ。それにこんなことが許されるはずがないわ」

八幡「よくそんなことをお前が言えるな」

雪ノ下「っ!と、とにかく止めるわよ!」



384: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 17:31:31.25 ID:2EwKsG1B0

雪ノ下「待ちなさい、由比ヶ浜さん」

由比ヶ浜「ゲッ、ゆきのん!?それにヒッキー!?」

雪ノ下「あなた、自分がしていることをわかっているのかしら?」

由比ヶ浜「……どうしてこんなところに。ゴメンね、おじさん。友達にバレちゃったからまた今度ね」

雪ノ下「さぁ、理由を聞かせてもらおうかしら」

八幡「おい、雪ノ下。さすがに制服でホテルの前に長居するのはヤバいって。サイゼに移動しようぜ」

由比ヶ浜「うぅ……。ヒッキーに見られちゃった……」



388: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 17:40:51.39 ID:2EwKsG1B0

雪ノ下「さて、どういうことかしら?説明してくれる?」

由比ヶ浜「うぅ……。もうこの際だから言っちゃおうかな……」

由比ヶ浜「ヒッキーとゆきのんって付き合ってるんでしょ?」

八幡「はっ。付き合う?そんな訳ないだろ」

由比ヶ浜「じゃ、じゃあなんで二人であんなところにいたの?おかしいじゃん……」

雪ノ下「由比ヶ浜さん、ちゃんと質問に答えてくれるかしら?」

由比ヶ浜「だからあたしは!最近ヒッキーとゆきのんが仲良いから、部室に行きづらくて……」

由比ヶ浜「それで寂しかったから……かな……。自分がどうしてこういうことをしてるのか、よくわかんないよ……」



391: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 17:50:35.84 ID:2EwKsG1B0

八幡「このビッチめ」

由比ヶ浜「ま、まだ本番はしてないから!手伝うだけだから!」

由比ヶ浜「……それに初めてはヒッキーと……ゴニョゴニョ」

八幡(手伝うだけってまるで俺みたいだな……)

雪ノ下「それであなたはこれからも続けるつもりなの?」

由比ヶ浜「もう止めるよ、バレちゃったし……」

由比ヶ浜「でも本当にヒッキーとゆきのんには何も無いんだよね?あたしの勘違いってことでいいのかな?」



398: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 18:10:03.22 ID:2EwKsG1B0

八幡「あぁ、問題無い。俺と雪ノ下の間に何かあるはずもないだろ」

由比ヶ浜「だよねー……。ゴメンね、勝手に勘違いしちゃって。こんなことになって……」

由比ヶ浜「だ、だったらあたしにもまだチャンスがあるよね!」

八幡「何のチャンスだよ」

由比ヶ浜「ヒッキーと付き合うチャンス!」

八幡「はぁ?んなもんあるわけ」グリッ
八幡(痛ってぇえ!!雪ノ下さん笑顔で俺の足を踏むの止めて下さい……。下手に刺激するなってことか?)

八幡「十分にありますよ、あははー」

八幡(雪ノ下には罰を与えないとな。1ヵ月ぐらい禁止させるか)



404: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 18:38:26.55 ID:2EwKsG1B0

由比ヶ浜「ヒッキー、お弁当作ってきたよ!」

由比ヶ浜「ヒッキー、一緒に部室行こう!」

由比ヶ浜「ヒッキー、一緒に帰ろう!」

由比ヶ浜「ヒッキー……呼んでみただけ!えへへ」

八幡(あの事件以来、由比ヶ浜がやたらと絡んでくるようになった。正直ウザい)

雪ノ下「ハァハァ、お願いしますご主人様……。もう我慢出来ません……」

雪ノ下「ご主人様……お許しを……」

八幡(そして雪ノ下は禁止して以来毎晩電話でこんなことを言ってくるようになった)

八幡(契約のときに電話番号を教えなければよかったな。こっちもウザい)

そろそろ終わりにするわ
>>410
1.雪ノ下エンド
2.由比ヶ浜エンド



410: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 18:39:33.41 ID:0izyKwx90

雪ノ下



429: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 19:13:31.96 ID:2EwKsG1B0

由比ヶ浜「ねぇ、ヒッキー……。ちょっと来て」

八幡「お、おう……」

八幡(いつものアホそうな声のトーンじゃない。何かあるのか?)

由比ヶ浜「屋上に行こう。放課後だし、誰もいないよね?」

八幡(由比ヶ浜がすごく真面目そうな顔をしていてやりにくいな……)



431: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 19:19:02.29 ID:2EwKsG1B0

由比ヶ浜「ヒッキー、最近あたしがアピールしてたの、わかってたよね?」

八幡「あぁ」

由比ヶ浜「あのね、ヒッキー……。ちゃんと面と向かって言うのは初めてだけど」

由比ヶ浜「好きです、ヒッキーのことが。大好きです」

由比ヶ浜「だから付き合ってください!」

八幡「……今はまだ、答えられない」



435: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 19:26:43.22 ID:2EwKsG1B0

由比ヶ浜「ほら、そうやってすぐに逃げるでしょ?十分に考える時間はあったよね?」

八幡(ヤバい……今回の由比ヶ浜はマジだ……)

由比ヶ浜「高二ももうすぐ終わりなんだよ?高三になったら受験で忙しくなるじゃん……」

由比ヶ浜「だから今日決めて。付き合うなら高二のうちにヒッキーとの思い出を作りたい!ヒッキーと制服デートがしたいの!」

由比ヶ浜「振られても前みたいなことにはならないから……。お願い……」

八幡「由比ヶ浜……」

ガタン

八幡「ん?今誰かいたよな」



444: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 19:35:59.17 ID:2EwKsG1B0

由比ヶ浜「あっ……。今のゆきのんだ……」

八幡「全部聞かれてたってことか?」

由比ヶ浜「多分……。なんかいつもと違う雰囲気だった」

由比ヶ浜「と、とにかく!早く答えてよ!」

八幡「悪い、由比ヶ浜……」

由比ヶ浜「あっ、ヒッキー待てぇえ!逃げるなああ!」

ガタン

由比ヶ浜「……ヒッキー。やっぱりそっちに行っちゃうんだね。たははー」

由比ヶ浜「あれ?あたし、泣いてるのかな……。あたしらしくないな……。たははー……」



453: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 19:45:54.42 ID:2EwKsG1B0

八幡(屋上に入ったときは確かに誰もいなかった。ちゃんと確認した)

八幡(そもそも雪ノ下が屋上に来るなんてこと、普通じゃない。偶然であるはずがない)

八幡(ならば俺達を追ってきたのだろう。そして音も立てず忍び寄り、盗み聞きをしていたということか)

八幡「ハァハァ……引きこもりに走らせるなよ……」

八幡(ん?ちょうど良いところに)

八幡「おい、葉山!今すぐ屋上に行ってくれ!頼む!」

葉山「ヒキタニ君どうした?」

八幡「とにかく頼む!」

八幡(あの冷静な雪ノ下が屋上を出るときに音を立てるなんてへまをするはずがない)



459: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 19:54:07.56 ID:2EwKsG1B0

八幡(雪ノ下が俺のことを好きだったのはわかっている。自意識過剰などではなく、あんな変態行為を見せつけれるくらいだ)

八幡(テキトーに由比ヶ浜と雪ノ下をやり過ごして、卒業したらサヨウナラすればいいと思っていた)

八幡(そのはずなのに。俺はぼっちこそが正義だと思っていたのに……)

八幡(部室に着いたのもいいけど、どうやって入ろうか)

八幡(雪ノ下が俺の椅子の前に立っている。まさかまた……)



462: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 20:01:03.61 ID:2EwKsG1B0

八幡(あれ?何もしない。というか、泣いているのか?)

雪ノ下「比企谷君……」

八幡「雪ノ下……」ガラッ

雪ノ下「あら、どうしたのかしら?比企谷君?」

八幡「お前聞いてたんだろ?」

雪ノ下「……そうよ。この際だからきちんと言うわ。あなたのことが好きよ、比企谷君」

雪ノ下「でも、ダメそうね。こんな変態な女は。ここでそんなことをしなければ良かったって、今は物凄く後悔しているわ」



484: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 20:42:12.20 ID:2EwKsG1B0

雪ノ下「今日は奉仕部を休部とします。あなたたちにも色々とあるのでしょう?それでは」

八幡「待てよ」

雪ノ下「ビクッ」

八幡「俺は由比ヶ浜を振ってきた」

雪ノ下「えっ……?」

八幡「はぁ、本当はこんなはずじゃなかったんだけどな」

八幡「俺は今までぼっちこそが至高だと思っていた。付き合うだとか友達だとか言うのは全て欺瞞だと思っていた」

八幡「けど、今は違う。この奉仕部でわかった。俺はお前達と一緒にいたい」

八幡「そして今日、おまえ達を天秤にかけたときに気付いた。由比ヶ浜に気付かされた」



493: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 20:55:44.27 ID:2EwKsG1B0

八幡「俺はお前のことが好きだ。恋人にするなら雪ノ下、お前だ」

八幡「俺と付き合ってくれ」

雪ノ下「……そんなこと最初からわかっていたわよ。比企谷君が私を好きだと言うことぐらい」

雪ノ下「私のような女の子と一緒に過ごしてきたのだもの。当然よ」

八幡「その自信はどこから湧いてくるんだ?それと、そんなことを言うぐらいならちゃんと涙を拭いてから言えよ」

雪ノ下「あら?これは汗よ。涙などでは決して無いのよ?」



501: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 21:02:37.14 ID:2EwKsG1B0

八幡「それで告白の答えは?」

雪ノ下「本当に嫌なのだけれど、こんな目の腐った男と付き合うのは嫌で嫌で仕方ないのだけれど」

雪ノ下「いいわ、付き合いましょう」

八幡「おう。これからよろしくな、雪ノ下」

雪ノ下「よろしくお願いします」

八幡(そうして俺達は抱き合った)

八幡(これからは少しぐらいぼっちにも幸せが舞い降りてくるんだと思っていた)

八幡(俺と雪ノ下はぼっちを捨てた代わりに、大きなものを失った)

雪ノ下「きゃーーー!」

八幡「由比ヶ浜……。由比ヶ浜が窓から手を振って笑っている……?」



507: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 21:08:40.06 ID:2EwKsG1B0

八幡(由比ヶ浜が逆さまになって、窓からこっちを向き、笑顔で手を降っている……)

八幡「由比ヶ浜!!」

八幡(急いで窓に駆け寄って下を見ると、血の海が広がっていた)

八幡(特別棟の下にはすぐに人集りが出来、パトカーや救急車が学校に入ってきたことまでは覚えている)

八幡(気付くと俺は警察署にいた。雪ノ下も隣にいる)

雪ノ下「本当に……自殺……なのかしら……?」

八幡「あぁ、俺のせいだ……」



523: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 21:17:55.15 ID:2EwKsG1B0

葉山「ヒキタニ君……。ごめん。止められなかったよ」

八幡「葉山……。本当にごめん!」

葉山「何故君は何もしてやれなかったんだ!何故君は逃げたんだ!何故結衣は……死ななければいけなかったんだ……」

八幡「……俺のせいだ……」

雪ノ下「いいえ、あなたのせいでは無いわ。由比ヶ浜さんの精神が少し脆かったせいよ。あなたならわかるでしょう?由比ヶ浜さんの精神の脆さが」

雪ノ下「今日止められたとしても、いずれまた同じようなことになっているわ」

雪ノ下「それにあなたのせいであるというのならば、私のせいでもあるわ。私がいなければ、こんなことにはならなかったのだもの……」



530: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 21:30:25.19 ID:2EwKsG1B0

八幡「もう卒業式か……」

雪ノ下「そうね……」

平塚先生「○○!」

平塚先生「そして最後に、由比ヶ浜結衣!」

平塚先生「以上、300名の卒業を認める!」

八幡「なぁ、雪ノ下。これからどうやって生きていけばいいと思う?」

雪ノ下「そうね。由比ヶ浜さんの分まで生きる、っていうのが定番かしら」

雪ノ下「私たちが止められなかったという罪を背負って生きていかなければならないわ」

八幡「俺はこれを一人で背負うには重すぎる。だから、今日が終わって高校生で無くなっても、一緒にいてくれるか?」

雪ノ下「もちろんよ。しっかりと背負って生きましょう、二人で」

八幡(幸せばかりで終わる青春ラブコメなんて存在しない)

八幡(やはり俺の青春ラブコメは間違っている。)






534: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 21:33:01.30 ID:2EwKsG1B0

胸糞悪いわ!
何で由比ヶ浜はいつも報われないんだ…



548: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 22:07:59.65 ID:HRaQP4nv0

>>534
おめーが書いたんじゃねーか、何ボケたこと言ってんだよwww



535: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 21:34:01.78 ID:+p78soiS0

おつ
途中から書いて完結するのは大変珍しい



542: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 21:44:43.35 ID:2EwKsG1B0

見てくれたお前らありがとう

誰か由比ヶ浜が幸せになるss書けよ



550: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 22:15:22.97 ID:EONrMq4h0

ガハマさんを幸せにしてやらないかん



564: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/10/09(水) 22:46:53.73 ID:2EwKsG1B0

癒されに行こうとしたらGoogle先生が動かない…
由比ヶ浜の祟りか…



元スレ
雪ノ下「比企谷君……比企谷君……ん……ん……」カクカク
http://viper.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1381272603/