1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 12:07:47.29 ID:vQAqYAYO0

社長「君たちに新しくプロデューサーができたんだ!!」

律子「はぁ~やっと肩の荷が下りるわ~……」

社長「さあ、入ってきたまえ……」

ザワ……

社長「彼が……新しいプロデューサーだ!筋骨隆々でたくましいだろ?」

社長「おまけにかっこいいしな!」

春香「た、確かにかっこいいのはそうなんですが……」

千早「あの……どうして彼」

美希「なんで上半身裸なの?」

真美「しかも、どうして下は短パンなの……」

伊織「普通社会人ならスーツでしょ……ここは」

社長「まぁまぁ、じゃ、君、自己紹介を……」

P「どうも、ターザンです」



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 12:15:01.99 ID:vQAqYAYO0

律子「え?な、なんて……?」

P「あ、聞こえませんでしたか?」

P「すみませんでした……どうもターザンです!」

P「出身はアフリカのジャングル……母親はゴリラ、父親は……」

春香「……」

P「……ゴリラです」

伊織「え……?え?え?」

響「え、ええぇ~……」

千早「今の溜めは必要だったのかしら……」



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 12:22:48.41 ID:vQAqYAYO0

あずさ「まぁ、とっても遠い所からいらしたのね……?」

P「はは、ええ、まぁそうですね」

やよい「す、すごい筋肉です……」

真「す、すごい……どんな筋肉だよ……」

雪歩「あわわわわ……こ、怖いですぅ……」

美希「ちょっと美希、意味がわからなくて混乱してるの」

貴音「私もさっぱりです」

社長「さすがに腰巻一枚でいたからね……」



7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 12:25:45.43 ID:vQAqYAYO0

社長「君もようやく文化に慣れてきたみたいだね!」

P「ええ、まだこのズボンというのは慣れないですけどね」

律子「よくここに来るまでに捕まりませんでしたね……」

P「社長には大変なご迷惑をかけましたよ……」

伊織「ず、ずいぶん丁寧なのね……」

千早「というかゴリラに育てられたって……どういうことなんですか?」

春香「どうしてこんな人を……?」

P「こ、こんな人ですみません……ですが、頑張りたいと思うので」

春香「えっ!?あ、いえ、別にそういうつもりで言ったわけじゃ……」

美希「案外傷つきやすいんだね……」

貴音「きっとジャングル育ちは繊細なのです」

響「何言ってんだこいつ……」



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 12:31:49.35 ID:vQAqYAYO0

P「あ、春香さんですよね?お近づきの印に……」ゴソゴソ

春香「……?」

P「はい、アロエです」

春香「いりませんよ!!今どっから出したんですか!?」

春香「明らかにターザンさんのジャングルから出しましたよね!?」

P「ぷっ、あはは!お上手ですね!
 ですが、お嬢さん、そのような発言は今後、謹んでくださいね☆」

真美「うわぁ、リアルにウインクして星出す人初めてみたよ」



9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 12:33:36.99 ID:vQAqYAYO0

伊織「でも、ゴリラに育たられたって……きっと野蛮なゴリラが」

P「母さんと父さんの悪口は許しませんよ!!」ドコドコドコ

伊織「きゃっ!!な、なに!?」

貴音「あれは……胸を叩いて威嚇してます
   ……怒ってらっしゃるのですね」

千早「謝ったほうがいいわ」

伊織「え……ご、ごめんなさい」




10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 12:38:21.49 ID:vQAqYAYO0

P「あ、いえ……僕の方こそすみません……取り乱しちゃって」

P「野生の癖が……あはは」

春香「笑うとあんなにも爽やかなのに……」

美希「格好で台無しなの……」

P「さぁ、さっそくですがみなさんには
  一ヶ月後のIUを目指してもらいますよ!」

真「い、いきなり!?」

律子「っていうかこうやって喋らせたらターザン要素ゼロね」

響「文字の上からだとね……」



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 12:41:47.39 ID:vQAqYAYO0

P「僕は短期の契約なので……あまり長くはいれないのです」

P「今日プロデュースするアイドルは>>15です」



15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 12:42:49.53 ID:zTphdLVo0

ちはや



16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 12:46:11.55 ID:vQAqYAYO0

P「千早さんです」

千早「わ、私……ですか?」

P「え、イヤ……かな?」

P「そうだよね……僕なんかジャングルから来て獣臭いから嫌だよね……うん、ごめんね」

千早「あ、いえ、すみません。そうではないんです」

千早「というか……自覚があるなら服を着てください……」

P「ああ、すみません……上は着てしまっても何かあるとすぐに破り捨てちゃうので……」

P「だって、動きづらいですよね?」

千早「いや、別にそんなことはないですが……」



18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 12:50:08.71 ID:vQAqYAYO0

P「えぇ!?だって……ヤシの実とか取る時どうしてるんですか?」

千早「捕ったことありません……」

P「そっか……今度取らなくちゃいけなくなったら僕が取りますから安心してください」

千早「どう安心しろって言うんですか……そんな状態になんて絶対なりませんから」

P「まぁ、何はともあれまずは宣材写真を撮り直しましょう」

千早「は、はぁ……それが何か効果あるのでしょうか……?」

P「あります!!これはあなたを売り出すためのものです。
  ジャングルであれば自分はここにいるぞー!ってアピールしながら歩かないと
  バッタリ敵に出くわしてしまいますよ!?アピールは重要なのです」

千早「言ってることがよくわからないのですが……」



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 12:55:48.15 ID:vQAqYAYO0

P「今回僕が用意したのは……これです」

千早「な、なんですかこれ!!腰巻一枚じゃないですか!!」

P「あ、ごめんなさい……上もありますよ」

千早「しかも……ヒョウ柄……」

律子「何してるんだあんた!」ゴン!

P「ウキャーーーー!!ホキャーーー!!ウキィィ!!」

律子「ぎゃあああああああ!な、なんですか!?」





21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 12:57:55.82 ID:vQAqYAYO0

P「フーーーー!!フーーーッ!」

千早「きっと、驚いたのでは……?」

律子「え、えぇ~……」

千早「あ、あの……大丈夫ですよ?」

P「はっ、あ、すみません……野性出ちゃいました」

P「あ、あの、あんまり驚かさないでください……びっくりするのは苦手で……」

律子「は、はい……こっちこそいきなりすみません……」

律子「でも、プロデューサーさん……こっちで用意した衣装があるのどうしたんですか?」



22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 13:00:57.90 ID:vQAqYAYO0

P「え?あの、フリフリの奴ですか?」

律子「フリフリ……?」

P「水色をベースにした……」

P「あ、あったこれですね
  http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2695101.jpg
  千早さん、これなんですけど……」

千早「えっ……あ、あの……」



23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 13:02:40.19 ID:vQAqYAYO0

千早「すみません、断ってもいいんですかコレ」

P「残ってるのは僕の用意したのしか……」

千早「くっ……!!わ、わかりました……あっちよりもこっちのがましです……」

律子(こんなのだったかしら……?)

小鳥「……」ニヤリ





24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 13:05:22.77 ID:vQAqYAYO0

……撮影スタジオ……

P「しかし……あれでは森では見つかりやすいんじゃ……」

千早「なんの基準で考えてるんですか!」

P「だって、トラとか怖いし……」

P「む、あの方は……?確か、番組ディレクター!」

P「千早さん!売込みますよ!さ、手土産を持ってください」

千早「あ、あの……私何も持ってないんですが……どうしたらいいでしょうか」

P「で、ではこれを……!」スッ



25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 13:08:50.95 ID:vQAqYAYO0

千早「あ、あの……なんですかこれ……」

千早「樹の枝……?」

P「え?そうですよ?」

千早「これをどうするんですか……?」

P「ほら、これを……こうやって」ポキンッ

千早「……」

P「水が出るんだ!!」

千早「だから、何なんですか!?」



26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 13:11:48.94 ID:vQAqYAYO0

P「え?大事な水分を……」

千早「日本は水くらいならどこでもただで手に入りますよ!!」

P「そ、そうなの……?」

千早「プロデューサー……蛇口捻ったことあります?」

P「噛まれちゃいますよ!?」

千早「お水が出るんですよ」

P「お水を出せる……蛇?」

千早「蛇じゃなくて……たぶんプロデューサーが住んでるってどこに住んでるのか
    知らないですけど……あると思いますよ?」

P「ええ!?早く退治しなくちゃいけないですね……」

P「蛇がいるのに安心して眠れないですよ……」



27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 13:15:45.27 ID:vQAqYAYO0

P「あぁ!そんなことしてるうちにどこかへ行ってしまった……!」

千早「……」

バッドコミュニケーション

P「あれ依頼一切断られてしまった……拒絶されてしまった……」

P「ああ、ジャングルの鳥さんの鳴き声が懐かしい……」

P「さて、気を取り直して……次にプロデュースするアイドルを決めようかな……」

P「次は……>>31にしよう!」



31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 13:22:44.50 ID:zX/haPSE0

雪歩



32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 13:27:50.84 ID:vQAqYAYO0

大幅路線変更でアニマスのパロにするわ……ゆきぴょんでラストにしようかな……





33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 13:30:35.30 ID:vQAqYAYO0

社長「そうか!ついにイベントを決めてくれたか」

社長「それでこそ我が765プロのホープだよターザンくん!」

P「はい、頑張って営業かけたかいがありました!やっぱりあのバナナが効いたのかも……」

律子「それはないですから。と、とにかくサポートは私に任せてください社長!」


「待って雪歩~」ドタバタ

P「な、なんだ?猛獣か?」

律子「そんな訳ないじゃないですか」





35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 13:33:37.67 ID:vQAqYAYO0

雪歩「ごめんなさい~……」

真「しょうがないよ……今日はたまたま駒沢公園通ったら
  上裸で日光浴してる男の人がいただけなんだから……」

P「そんないいスポットがあるんですか!?」

律子「食いついてどうする!」

伊織「まったく、雪歩の男嫌いのせいで全然レッスンにならないじゃない……」

雪歩「……ッ!」

真「伊織!そんなこと言ったら雪歩が可哀想じゃないか!」

伊織「何よ!ホントのことを言ったまでじゃない」



36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 13:35:25.26 ID:vQAqYAYO0

雪歩「そうだよね……こんな私なんか……私なんか……」

雪歩「穴掘って」

P「まさか……猛獣用の罠を!?」

雪歩「……」

雪歩「うわぁぁぁああああああん」ダッ

真「ちょっとターザン!?」

P「す、すまん……」



38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 13:40:23.39 ID:vQAqYAYO0

……

P「雪歩……とりあえず男の人と普通に会話できるくらいには……」

真「まずは上裸をやめてからにしてくださいよ。何言っても説得力ないですから」

雪歩「お、男の人……」

春香「ターザンさん、早く上着てください」

……(OP)……

律子「はい、注目!降里村でのミニライブが決まりました!全員参加よ!」

P「これは俺がオレンジと一緒に撮ってきた初仕事だ」

千早「その情報は必要なのかしら……」




39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 13:43:01.31 ID:vQAqYAYO0

伊織「ちょっと~、大丈夫なの?」

真美「ターザンにはまだ荷が重いかなぁ?」

P「ウホォッ!?が、頑張るからな!?」


ワイワイガヤガヤ


雪歩(ステージで歌えるんだ!がんばらなきゃ!!)

……

……移動日……

P「荷物積み込んだ奴からこのアフリカ象に乗れよー」

律子「イヤですよ!!車出してくださいよ!!」



40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 13:45:13.27 ID:vQAqYAYO0

律子「なんですかこれ!」

P「いや、アフリカ象だけど……」

律子「象くらい見たらわかりますよ!どうすんですかこんなに人数分象用意して!!」

P「え、だって……移動は象でしょ?」

律子「車ですよ!!」

P「なにこの鉄の塊!!やだ、怖い!!」

律子「わがまま言ってるとトランクに詰めますよ!!?」

P「やだーーーーーーー!」



42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 13:47:45.85 ID:vQAqYAYO0

……

春香「美希、移動はそれじゃないよ」

美希「え?象じゃないの?移動は象でしょ?」



伊織「ちょっと、ターザン!?前乗りとかできなかったの?」

P「前……乗り……?象に後ろも前も……」

伊織「そうじゃないわよ!!何言ってんのよ!」

伊織「前日に現地に付いてるってことよ」

P「ああ、ごめん、予算がなくて……」

伊織「しょうがないわねぇ……」



45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 13:50:37.84 ID:vQAqYAYO0

……

雪歩「真ちゃん、ステージで歌えるなんてすごいよね!」

雪歩「私、緊張するけどすっごい楽しみ!」

真「そのいきだよ雪歩!」

春香「頑張ろうね!」

P「おお、雪歩、気合入ってるな!バナナ喰うか?」

雪歩「っ!!」

P「やっぱ俺……上着た方がいいのかなぁ……」

伊織「早く着なさいよ暑苦しい!邪魔よ、乗れないじゃない」





46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 13:52:33.07 ID:vQAqYAYO0

小鳥「気をつけて行ってきてくださいね、あ、この象は私が動物園に返しておきますから」

P「うぅ……さらば象達よ!!」

律子「どんだけ迷惑かけるつもりですか……」

律子「留守番お願いしますね!」

小鳥「任せてくださいね!」


「いってきま~~す」

ブロロロロ……



48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 13:55:50.85 ID:vQAqYAYO0

春香「ねえねえ、ここはびわが名産なんだって!いろいろあるよ」

春香「びわケーキにびわジュース……びわグミにびわ漬けなんてのもあるね!」

P「どうしてバナナ、ココナッツ、胡桃はないんだ……!」ガッ

……

P「思ったより山深い所なんですね……はっ、父さん!?」

P「ちょっと律子、止めてくれ!!」

律子「ぎゃあああああああ!!なんですか!」キキィィィ

「「「きゃああああああああ!!!」」」

ガチャ

P「父さーーーーーーーん!!」

シーン……

P「ただの山猿でした」

律子「おい!!」



49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 13:58:51.26 ID:vQAqYAYO0

律子「目的地は次の山を超えた所にあるみたいですね」

P「なるほど……そこには人里離れた集落があるんですか……
  きっとあっちでの生活では僕のジャングルパワーが大活躍ですね!」

律子「それは絶対ない」

律子「今日は久しぶりにみんなでの仕事!歌のステージつき!」

律子「気合入れていきますからね!!いくわよー!765プロ!ファイッ!」


「オーーーーーーーー!!」


P「ウホーーーーーーー!!!」

「……」

P「す、すまん、興奮してゴリラ語でちゃった」





50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 14:01:16.98 ID:vQAqYAYO0

……降里村会場……

「…………」

美希「……ここどこ~……?」

P「アマゾンだ」

美希「えぇ!?」

P「おはよう美希」

美希「嘘じゃん……」


伊織「ねえターザン!本当にここなの!?」

P「どうして森が伐採されてるんだ……」

伊織「聞いてる!?っていうかあんたここのこと知らないでしょうが!」





51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 14:03:49.98 ID:vQAqYAYO0

ワンワン!!

雪歩「ひぃぃぃいい!」

子供A「誰だこいつら!テレビで見たことねーぞ!」

子供B「本当にアイドルかよ!」

雪歩「うぅ……犬……」

P「あー、僕達……バナナあげるから……あっちで遊んできてくれるかな」

子供A「おい、なんでお前上半身裸なんだよ!変態じゃねえの!?」

子供B「やーいやーい!変態変態!!」

P「ウキャーーーーーー!!」

子供A・B「逃げろーーー!」



52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 14:06:26.73 ID:vQAqYAYO0

律子「本気になってどうする!」ゴン

P「いてて……す、すまん……とりあえず……荷物下ろして移動だ!」

……

雪歩「あぁ……怖かった……」

真「大丈夫?雪歩……犬も苦手だったもんね……」

雪歩「うん……」

春香「でも、なんだか大自然の感じの所だよね……」

真「一人完全に自然に帰ってる人いるけどね……」


「ア~~アァ~~~~」

「ちょっと!プロデューサー!!遊んでないで仕事してください!!」



春香「あはは……まぁ、元気そうで……いいんじゃないかな?」



55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 14:10:55.63 ID:vQAqYAYO0

子供A「ア~~アァ~~~~」

P「違う、もっとジャングルを駆け抜けるイメージで腹から声を出せ」

子供B「ア~~アァ~~~~」

春香「打ち解けてる……」

律子「コラーーー!!自分だけ遊んでてアイドル達に荷物運ばせてどうする!!」

P・子供A・B「逃げろーーー!!」

律子「コラーーー!!」


「あ、どうも!」


雪歩「ッッ!!」ビクッ



58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 14:14:23.25 ID:vQAqYAYO0

男スタッフ「あ、どうも遠い所からようこそ!えっとなごむプロさん?」

P「ああ、どうもどうも……え?ゴリラ関係の方ですか?」

律子「何言ってんですか!そりゃこっちのスタッフの方もいい筋肉してるけれど
    プロデューサーさんと一緒にしないでください!」

男スタッフ「いや~照れるなぁ~」

P「いや~律子が俺をそんな風に思ってるとは……」

律子「だーーーっ!どいつもこいつも!!」


……

雪歩「あぅぅ……」

男スタッフ2「どうしました?お嬢さん」ポン

雪歩「ひっ、ひぃぃぃいい!」



59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 14:16:47.18 ID:vQAqYAYO0

雪歩「ご、ゴリラが……いっぱい……」

真「雪歩!!男の人=ゴリラになってるよ!!」

……

律子「じゃあみんな荷物置いたらリハーサルの準備するわよー」


「はーーい」


真美「……豪華料理は……」

亜美「無理だったかぁ~」

美希「おにぎりおいしいの!」

P「実は俺もお前らのために特性のスタミナ弁当を用意したんだ」



60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 14:19:34.86 ID:vQAqYAYO0

真美「おお、お肉かな!?」

亜美「期待期待!」

P「カエルにハチの子に、タランチュラだ」


「「「ぎゃあああああああああああああああああああああ」」」


P「え?どうした?美味しいぞ?ほら」クッチャクッチャ

P「貴重な栄養を……勿体無い……」

貴音「意外と……いける……」クッチャクッチャ

春香「た、食べる所も見たくないですから!!」





61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 14:22:09.33 ID:vQAqYAYO0

……
真「大丈夫?雪歩?」

雪歩「うーん……ごめんね真ちゃん……」

……

……控え室前……

P「思ってのとみんなの反応が違ったなぁ~……」(追い出された)

男スタッフ「あの~……すみません……」

P「え?」

男スタッフ「あの、ターザンの奴、教えてもらえますか?」

P「よろこんで!」





68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 14:42:42.20 ID:vQAqYAYO0

おばちゃん「アンタ達上手に切りなさるねぇ~」

あずさ「ふふ、ありがとうございます」

やよい「どんどん切っちゃいますね!」



伊織「なんで私がこんなことしなくちゃならないのよ……あの上裸の露出狂はどこいったのよ!」

……

P「え~、いいですか?ロープはしっかり握ります」

P「それからロープを軽く足で挟みつつ体を全部ロープに預け……」

P「腹の底から、さん、はいっ」

「ア~~アァ~~~~」

P(あ、こんなことしてたらまた律子に怒られる!)



70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 14:49:36.32 ID:vQAqYAYO0

真美「ねえ、ミキミキ邪魔だよ~」

亜美「もうどれだけ寝れば気が済むのー?」

おばちゃん「もう少し席あったほうがいいかね?

真美「大勢だって!」


P「亜美、真美、そろそろリハーサルの時間だから用意しろよ」(さんざん遊んで帰ってきた)

真美「ターザンなんでそんなどろんこなの……」

男スタッフ「すいませんね、忙しい所一緒に遊んでもらって」

P「いえいえ、楽しいですから。彼女達もよく働いてくれてるし、いい経験になってますよ」




71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 14:51:33.94 ID:vQAqYAYO0

……

雪歩「あぅ……みんなとはぐれちゃった……」

男スタッフ「何かお探しですか?」

雪歩「っ!!」ビクゥ

雪歩「あ、あの……」

男スタッフ「どうかしましたか?気分が優れないなら
       ちょっとターザンごっこでもやってリフレッシュしましょうよ!」

雪歩「ご、ごめんなさいぃぃ~~」

男スタッフ「あ、ちょ、ちょっと……」

……



73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 14:53:46.11 ID:vQAqYAYO0

雪歩「な、なんでこんなにゴリラっかり……」

男スタッフ2「あー、いたいた。萩原さん、さっきプロデューサーさんがお探しでしたよ」

男スタッフ2「さあ、一緒にターザンごっこしに行きましょうよ」

雪歩「ひ、……」

……雪歩ビジョン……

男スタッフ2「はっはっは、お前をジャングルの王たーちゃんにしちゃうぞ!」

……

雪歩「ひぃぃぃいい!」ダッ



74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 14:56:51.51 ID:vQAqYAYO0

……

P「あ、こんな所に胡桃が!!やっほーう!今日は収穫だーい!」

千早「あの、プロデューサー……ちょっといいですか?(怒)」

千早「遊んでないで手伝ってください」

……

律子「げっ、なんですかこれ!」

亜美「だって、赤いのって言うから……きっとこれだって真美だって」

真美「亜美だってこれに決まってるって言ったじゃん……」

律子「プロデューサー……?」ギロ

律子「どうして全員の衣装があなた特性の腰巻なんですか!!」





75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 14:59:08.48 ID:vQAqYAYO0

P「わかったわかった……上がないのがイヤなんだな?今から用意するから……」

律子「そうじゃないでしょうが!!」

律子「さすがにこんな牧歌的な村のライブで……この腰巻一枚は……」

亜美「ごめんね、ターザン?」

律子「亜美、悪いのはこのターザンだからいいの謝らなくて」

千早「もう……何もかもだめね……(いろんな意味で)」

P「そんな目で見ないでくれよ……」






76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 15:00:57.27 ID:vQAqYAYO0

……

律子「えー、という訳で……今回のステージですが……今着てる服ででてもらいます……」

P「嫌だったら俺のターザン衣装着ても……」


「……」


P「ごほん、このあとのリハするから自分達の出番はちゃんと確認しておくようにな!」

P「うぅ……テンション低っ……」

律子「誰のせいだ誰の!」



77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 15:03:41.46 ID:vQAqYAYO0

……

春香「雪歩……どうかした?顔色が……」

P「よし、次いくぞ!準備いいか?」

春香「あ、ちゃんと仕事してる……」

雪歩「うぅ……」

P・春香・真「……?」

……

「じゃあ一回通して行きまーす」

春香・真「はいっ!」

男スタッフ「待ってましたー!」

男スタッフ2「頑張れー」

雪歩「ウホッ!?」

真「雪歩、ゴリラ語でてるよ!」





78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 15:05:42.88 ID:vQAqYAYO0

雪歩「も、もうダメ……!」

雪歩「私なんて……私なんて……」

真「……雪歩?」

雪歩「ジャングルで木の上、飛び回ってますぅ~~~!」

真・春香「な、なんだってーーーー!!?」

P「雪歩ぉ」

律子「何をキラキラした目で見とるんじゃ!」



「雪歩、どこ行くのーー!」

「曲、止めてー!」

……



79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 15:08:40.29 ID:vQAqYAYO0

……夜(本番)……

律子「えー、降里村のみなさん、765プロ夏祭り特別ステージにいらしていただいてありがとうございます」

律子「私達、今日は精一杯頑張って楽しい歌や踊りを……」

……


P「ウホォーー!ウッホ!ウキャーー!」

春香「た、ターザンさん!おちついてください!ゴリラ語で何にもわかんないですよ!」

P「はっ、しまった!みんな落ち着いてくれー!」

P「あ、伊織は本番までの間、胡桃を割っててくれ」

伊織「はぁ!?なんで!?」




80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 15:10:30.70 ID:vQAqYAYO0

真「はい、お茶。ちょっと落ち着いた?」

雪歩「うん……」

真「なるほど……青年団の人たちがこわかったんだね」

春香「でも、みんなターザンさんくらいアホな人達だと思うけどなぁ……」

真「えっ?」

春香「ああ、いやいや、良い人そうってことだよ!」

雪歩「私やっぱり……無理なのかなぁ」

春香・真「え?」





81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 15:13:46.61 ID:vQAqYAYO0

雪歩「私、男の人苦手だし、緊張しちゃうと何やってるかわからなくなっちゃうし」

雪歩「みんなと一緒に頑張りたいけど……」

……

……シブメンコンテスト……

あずさ「では次のエントリーの方どうぞ」

おっさん「姉ちゃん綺麗やな。うちに嫁にきてくれよ」

あずさ「あら~」

やよい「ご自慢の一品をどうぞ」

P「……」

やよい「た、ターザン!?」

おっさん「さっき森の中を駆け巡ってるのを見つけてひっとらえたんだ」



82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 15:15:28.97 ID:vQAqYAYO0

あずさ「あら~、あのすみませんが……それ、うちの事務所のプロデューサーの
     ターザンさんって言うんですよ~」

おっさん「おったまげた!!」

P「この檻から出してもらえますか?」



律子「あの……アホめ……」

……





84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 15:18:27.32 ID:vQAqYAYO0

美希「でね、この村、なんもなくって……美希、びっくりしちゃったの」

美希「おかげでターザンにはタランチュラとか見せられちゃうし、うげーって感じ」  ハハハハハハ

美希「あの人も美希と同じくらい仕事してなかったしね」


「美希ちゃん働いてー」   ワハハハ



春香「相変わらずだなぁ~」

真「あれでうけちゃうのがずるいよ」

雪歩「みんなすごいなぁ」

春香・真「……?」



85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 15:22:18.17 ID:vQAqYAYO0

雪歩「私なんて男の人見ただけで怖くなっちゃうのに……ましてターザンさんは……」

真「雪歩……」

雪歩「ごめんね春香ちゃん真ちゃん、私いつも足引っ張ってばっかり……」

雪歩「やっぱり私は」

真「雪歩、どうしてそんなこと言う……」

雪歩「ターザンさんみたいになんてなれないよね……」

真「……な、な、ななな、なんだって!?」

春香「な、何を言い出すの!?」

真「僕、雪歩がどの仕事でも一生懸命頑張ってるの知ってるよ!」

春香「そうだよ足引っ張ってるとかそんなこと言わないで……」

雪歩(よかった、私も自分の、血迷った発言スルーしてもらって……)



86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 15:24:17.15 ID:vQAqYAYO0

春香「それにターザンさんみたいになりたいのは雪歩だけじゃないよ……」

真「な、なんだってーーー!?」

春香「私だってさっきからスクワットやりすぎて足がガクガクしちゃって……」

真「…………」

真「…………」

真「…………」

真「じ、実は僕も……///スクワットやりすぎちゃった」

雪歩(どうしよう、あとに引けなくなってきた)



88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 15:26:29.47 ID:vQAqYAYO0

春香「同じだよ!だから3人で力会わせてステージ成功させようよ!」スッ

真「うん……」スッ

春香「765プロー!ファイトー!」

春香・真・雪歩「オーーーーーーーー!」

……

雪歩(大丈夫……怖くな……はぅッ!!)

真「大丈夫そう?」

雪歩「い、犬……!」

春香・真「う、嘘ォ…………!!」



90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 15:28:18.69 ID:vQAqYAYO0

雪歩「い、犬だけは……犬だけはだめーーー!」

春香・真「やっぱりーーー!」

雪歩「うぅっ……」ダッ

……

律子「ここはどうします……?」

P「あとは……照明と……ヤシの木が欲しいですね」

律子「なんでですか!必要ないでしょ!」

P「ん?」

雪歩「……っ」タッタッタ

春香「ゆ、雪歩!!」



91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 15:30:09.46 ID:vQAqYAYO0

P「待て!俺が行く」

春香「大丈夫かなぁ……」

真「絶対無理だと思う」

律子「信用ないわね……」

……

雪歩「犬までいるなんて……うぅ……」

P「雪歩……大丈夫か?」

雪歩「た、ターザン……」



92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 15:35:24.95 ID:vQAqYAYO0

P「行こう?みんな待ってるぞ……?」

P「犬も苦手だったんだな……聞いたぞ」

P「苦手なら変えるしかない!今こそ克服するんだ!」

P「犬になんかビビっちゃいけないよ……ジャングルにはもっと恐ろしい動物がたくさんいるんだ」

雪歩「そ、そんなこと言ったってわからないですぅ!!」

P「えっと、だからな……あー……よし、俺に任せろ!」

雪歩「……?」

P「大丈夫、俺が絶対ステージに近づけない」

P「そのためにあの犬とおばあちゃんの前には自前のジャングルトラップ仕掛けるから」

雪歩「そ、それは危ないからだめですぅ!」



93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 15:38:27.77 ID:vQAqYAYO0

P「一緒に頑張るんだろう?春香たちと。心配するな。
  もし、あの犬がアナコンダに化けて……俺を丸呑みしても」

雪歩「……」

P「雪歩には近づけない」

雪歩「丸呑みされたら無理ですよね!?」

P「……」スッ

P「約束だ」



94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 15:41:16.79 ID:vQAqYAYO0

P「ほら、見ろ。この右腕がアナコンダだと思ってくれ……。
  『シャー!オレサマ、オマエ、マルカジリ(裏声)』
  犬に比べたら怖くないだろ?」

雪歩「アナコンダの方がよっぽど怖いですぅ……」

P「ははは、なんてな……ちょっとジャングルジョークが過ぎた……かな」

雪歩「本当ですよ!全然意味わかりませんから!」

雪歩「……」

雪歩「……でも、やれることはやってみます……!」

雪歩「約束……」

P「ああ、絶対守るからな」



95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 15:43:21.20 ID:vQAqYAYO0

……
春香「雪歩、大丈夫かなぁ……」

真「あ、雪歩!」

雪歩「二人共ごめん!先に行ってて!」ダッ

真「あ、ちょっと、雪歩!?」

P「春香!真!先ステージにあがれ!」

……





97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 15:46:29.01 ID:vQAqYAYO0

……

P「よし、ジャングルトラップ設置完了!!」

……

律子「あの、アホはどこ行った!!」

……

春香「えーっと、ということで……」


「おまたせ!!」

春香・真「ゆき……ぅほぉぉおッ!?」



雪歩「ア~~アァ~~~~!!!」




春香「雪歩が、ターザンさんの衣装で……ターザンさんみたいにロープで……」

真「上から降ってきた……!?」



98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 15:49:02.62 ID:vQAqYAYO0

律子「ちょっとあの娘どうしちゃったの!?」

客席「………………」(白目)

雪歩「うぅ……」

雪歩「……ッ!!」キッ

雪歩「ア~~アァ~~~~!!!!」

春香「ア~~アァ~~~~!!」

雪歩(春香ちゃん!)

真「ア~~アァ~~~~!!」

雪歩(真ちゃん!)

客席「ア~~アァ~~~~!!!」

……

伊織「もう……本当にめちゃくちゃね……いつまで胡桃割ってなきゃいけないのよ私は……」



99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 15:53:36.27 ID:vQAqYAYO0

やよい「でも、雪歩さん……ターザンっぽいかも!」

貴音「ええ、誠、見事なものですね」

……

……

ワーーーーー!

真「雪歩ぉ!すごいすごい!!(色んな意味で)」

春香「ホント、すごくかっこよかったよ(色んな意味で)」

雪歩「でも、とっても緊張したけど……すっごく楽しかった!」

真「うんそうだね!」

春香「楽しかった!」

春香「あっ、ターザンさんだ!」

真「ははは、犬になつかれてるよ~」



100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 15:56:41.49 ID:vQAqYAYO0

…………
……

スタッフ「ありがとうございました!」

スタッフ「特にあの仮装と……やはりプロデューサーのターザンごっこは最高でしたね!」

P「あははは!ジャングルで育ったかいがありました!」

律子「何言ってんですかあんたは」


……

雪歩「あ、あのターザン……」

P「ん?雪歩……どうした?」

雪歩いえ、あの……」



101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 16:01:21.16 ID:vQAqYAYO0

雪歩「ターザンも犬、苦手なんですか……?」

P「っ!……バレたか……みんなには秘密な?」

P「こっちに来てすぐに大きな犬に噛まれてさ……」

P「後調べたらゴールデンレトリバーってので普通のヤツより3倍はあったな……」

雪歩「……だったらどうして……」

P「だから……じゃないか?雪歩の犬が苦手って気持ちわかるからなぁ~……」

P「まぁ、俺はジャングル戻ればすぐに克服するさ。もっと怖いものがたくさんあるからな」

P「頑張ってる雪歩を見てから俺もそう思えるんだ」

雪歩「って、ジャングルに……戻る……?」



102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 16:04:25.35 ID:vQAqYAYO0

P「え?あ、あぁ……まぁな……短い契約だったからなぁ……」

雪歩「そ、そんな……だって私、まだちゃんと克服できてないのに……」

雪歩「ターザンとだって……まだ……こんなに距離があるのに……」

P「あ、あぁ……泣くなよ雪歩……」

雪歩「私……足引っ張ってばかりで……まだターザンに良い所見せてないのに……」

P「……雪歩……」

P「雪歩、聞いてくれ……」

P「だったら恩返しのために……世界に名を羽ばたかせてくれよ」

雪歩「……えっ……」



104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 16:08:50.81 ID:vQAqYAYO0

P「雪歩にはできるか?俺のいるジャングルまで雪歩が頑張ってるって」

雪歩「だ、だってジャングルには……テレビもラジオも……」

P「そうか……雪歩には無理か……じゃあ俺と雪歩は……
  このまま別れてしまったらずっとお互いの近況をしることなく過ごすんだな……」

雪歩「うぅ……そ、それは……」

P「もしかしたらジャングルを探険しにきた人が雪歩のファンで雪歩の話ばかりしてるかもしれない」

P「仲間のゴリラが拾ってきた新聞に雪歩の名前があるかもしれない」

P「可能性はいくらだってあるじゃないか」

雪歩「……うぅ……」

P「できるか?何にもないジャングルまで名声を飛ばすことが?」

雪歩「や、やります!!できますぅ!!」

P「じゃあ、雪歩の声が俺の所に届くのを……きっと待ってる」

P「雪歩ならできるさ」





108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 16:14:51.37 ID:vQAqYAYO0

雪歩「あの……プロデューサー……それまでに遊びに行っても……」

P「それはもちろんだよ!いつでも来いよ!」

雪歩「じゃあ、約束してください……」スッ

P「ああ、なんでもいいぞ」

雪歩「私のこと……絶対忘れないって」

P「あぁ、もちろん」

雪歩「遊びに行ったら……一緒に……木の上回ってください」

P「あぁ、どこにだって連れて行ってやる」

雪歩「うぅっ……う゛……グス……」

雪歩「もう一度……うっ、……もう一度だけ……」

雪歩「私のプロデューサーになってください……」

P「…………」



111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 16:21:59.21 ID:vQAqYAYO0

P「短い間……日本に来てアイドルをプロデュースするっていう……
  前の生活じゃ考えられないことをしてるんだ、俺……」

雪歩「うぅ……グス、ひぐえっぐ……」

P「そこでな、わかったんだ……すっごく楽しかった。怒られたり笑ったり泣いたりした」

P「でも、いつだって頭にあったのは故郷のことなんだ……」

P「仕事をちゃんとしてないってことになるけど……こればかりは。申し訳ない……」

P「でも、俺は……あの場所は捨てられないよ……」

雪歩「…グスン………うぅ゛……」

P「もう、俺は……雪歩のプロデューサーには……」



112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 16:36:51.58 ID:vQAqYAYO0

P「聞いてくれ雪歩……俺な。社長から誘いを受けてジャングルから初めて出ようとした時
  仲間達がな……今の雪歩みたいにすごい寂しくて悲しそうな顔してたんだ」

P「向こうのみんなもこっちのみんなも今じゃ家族同然なんだ……」

P「だから……きっと雪歩がもっと大人になったら俺の家族に……」

P「俺に……会いに来てくれないか?」

雪歩「うぅっ……はい……」

…………
……



雪歩「あのあと車には乗らずにどこかへ消えてしまいました」

雪歩「みんなは眠っていたので事務所に着いてから知ったようです」

雪歩「あの人はもうきっとジャングルを飛び回ってるんでしょうか……?」

雪歩「私が勇気を出せるようになった……」

雪歩「大事な大事な……夏の思い出のお話でした」

END



114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 16:47:59.01 ID:b1yG5MtB0

ちゃんとまとまりやがった乙w



115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 16:50:30.99 ID:tASHEJ9P0

ギャグ系SSかと思ったらなんかいい話でオチがついたぞ乙



116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/29(水) 16:54:29.23 ID:vQAqYAYO0

途中の路線変更はまぁいいとしてなんでこうなったのかは全然わからん



元スレ
P「どうも、ターザンです」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1330484867/