前作
男「キミの抜け殻を食べたい」蛇少女「えっ」

蜘蛛幼女「きすしてあげよっかー?」男「いらん」



SS速報VIP:魔女「できたわ! ゴーレム娘よ!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1460794935/



1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/16(土) 17:22:15.61 ID:1f2kX6Tt0




ゴーレム幼女「……」

魔女「……ちょっと小さすぎたかしらね」




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1460794935




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/16(土) 17:23:06.80 ID:1f2kX6Tt0



魔女「この大きさで役に立てばいいけど」

ゴーレム幼女「?」

魔女「まぁ、じゃ、とりあえずこの荷物を運んでくれる? けっこうな大荷物で重さもかなりだけど」


ヒョイッ

ゴーレム幼女「……」スタスタ

魔女「おぉ……いけるじゃない!」


魔女「んじゃあそれをあそこの棚に……」

ゴーレム幼女「……!」ピョン、ピョン

魔女「あ……あっちゃ、届かな」

ゴーレム幼女「……」ブオンッ

ガシャーン



魔女「投げるな!!」






3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/16(土) 17:23:58.70 ID:1f2kX6Tt0



魔女「次はこのツボをこっちに」

ゴーレム幼女「……」ヒョイッ



ゴーレム幼女「……」ブオンッ

ガシャーン


魔女「だからなぜ投げる」






4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/16(土) 17:24:26.50 ID:1f2kX6Tt0



魔女「なに、なんなのアンタ。今のは投げる必要なかったわよね? 普通に運べばいいだけよね?」

ゴーレム幼女「……」ヒョイッ

魔女「待てイスを持ち上げるな」ガシッ

ゴーレム幼女「……?」

魔女「投げるの楽しいの? 投げるの楽しくなっちゃったの?」

ゴーレム幼女「……」

魔女「……」


魔女「しゃべれないのか……」ガクッ

ゴーレム幼女「……」ブオンッ


ガシャーン






5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/16(土) 17:25:41.07 ID:1f2kX6Tt0



魔女「はいじゃーちょーっとこの棒で」

ゴーレム幼女「?」

魔女「耳の穴しつれいするわねー」ズボォ

ゴーレム幼女「!?」ビクンッ

魔女「はい動かない動かない。えーとここを」

ゴーレム幼女「っ! ……っ!?」ビクッ、ビクッ


魔女「あーこうか。これかな」

ゴーレム幼女「あっ!? あがっあ! あっ!!」ガクッ、ガクガクッ

魔女「出た出た。これでいけるでしょ」スポッ


ゴーレム幼女「……」

魔女「ほらなんかしゃべってみて」



ゴーレム幼女「エロ人形にされるかと」

魔女「なんでよ」






6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/16(土) 17:26:39.52 ID:1f2kX6Tt0



ゴーレム幼女「ボクを改造してえっち用にする気かと」

魔女「ボクっ娘だったかアンタ……そんなことないから安心なさい。アンタは今後のための試作品、かつ雑用係だから」

ゴーレム幼女「?」

魔女「まぁ、研究に使う材料を集めてもらったりとかよ」

ゴーレム幼女「なるほどです」


魔女「っていうかその前に、アンタなんで物を投げるのよ」

ゴーレム幼女「そこに物があったから」

魔女「……今後はやめなさい」

ゴーレム幼女「はーい」

魔女「…………大丈夫かしら」


ゴーレム幼女「大丈夫ですお任せを。まずはなんですか」

魔女「そうねぇ、じゃあ早速」

ゴーレム幼女「乳しぼりですか頑張ります」モミュモミュ

魔女「やめろ」ペシッ






7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/16(土) 17:27:12.49 ID:1f2kX6Tt0



魔女「なんなのアンタ。ほんとなんなのアンタ」

ゴーレム幼女「なんなのでしょう」

魔女「いや私の作った土人形なんだけど」

ゴーレム幼女「ほー」

魔女「……いろいろミスったみたいね」


ゴーレム幼女「……」サッ

魔女「? なに額おさえてんの」

ゴーレム幼女「……」

魔女「……あぁ」


魔女「別に壊したりしないわよ。もったいない」

ゴーレム幼女「……ほんとですか」

魔女「ほんとよ」

ゴーレム幼女「よかったです」ギュッ

魔女「もう……中身も子供みた」


モミュモミュ



ゴーレム幼女「……」モミュモミュ

魔女「やめろ」ペシッ






8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/16(土) 17:27:46.61 ID:1f2kX6Tt0



魔女「まずはアンタが投げて壊した物を片付けなさい」

ゴーレム幼女「はい」


ゴーレム幼女「……」


ゴーレム幼女「……」ヒョイパク

ゴーレム幼女「……」モグモグ

魔女「アンタなに食べてんの」


魔女「これツボの破片じゃない! やめなさいこら!」

ゴーレム幼女「おなかすいたので」モグモグ

魔女「ご飯つくったげるから、それはペッしなさい!」

ゴーレム幼女「……」ヒョイパク

魔女「あああさらに破片を!」

ゴーレム幼女「……」ヒョイパクヒョイパク

魔女「…………おいしいの?」


ゴーレム幼女「まぁまぁ」

魔女「……そう」






9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/16(土) 17:28:30.00 ID:1f2kX6Tt0



魔女「結局ぜんぶ食べて……」

ゴーレム幼女「……」サッサッ

魔女「イスは普通に片付けるのね」

ゴーレム幼女「終わりました」

魔女「あぁ、うん。それじゃあ、材料集めね」

ゴーレム幼女「はい」ゲプゥ

魔女「せめて口をおさえて。……とりあえずは蛇とってきて。一匹でいいから」

ゴーレム幼女「らじゃー」






10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/16(土) 17:29:00.00 ID:1f2kX6Tt0



ゴーレム幼女「ただいまです」

魔女「おかえりなさい。はやかっ」


ゴーレム幼女「……」ニュルニュルニュルニュル

魔女「なんかそれ必要以上にヌルッヌルしてるけど」

ゴーレム幼女「はい」ニュルニュルニュルニュルニュルニュル

魔女「なんかそれ黒いし水もしたたって」

ゴーレム幼女「はい」ポイッ

魔女「ちょ」



魔女「ああああああこれうなぎぃいいいいいい」ニュルニュルニュルニュルニュルニュルニュルニュル






11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/16(土) 17:29:31.74 ID:1f2kX6Tt0



魔女「ああああとってとって服の中にぃいい」ニュルニュルニュルニュル

ゴーレム幼女「あはは」

魔女「いやあははじゃないから!! あああああ!!」ニュルニュルニュルニュルニュルニュル

ゴーレム幼女「おお」

魔女「いやぁああ!! きもちわるいぃい! とって!! とってよぉお!!」ニュルンニュルン


ゴーレム幼女「えいや」ニュポン

魔女「あぅんっ! ……ふぅ」



魔女「なに考えてんのアンタ」

ゴーレム幼女「さぁ」ニュルニュルニュルニュル






12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/16(土) 17:29:57.41 ID:1f2kX6Tt0



ゴーレム幼女「うなぎは蒲焼にしてスタッフがおいしくいただきました」

魔女「スタッフてなによ。もう蛇はいーから次、蜘蛛ね。できるだけでかい蜘蛛」

ゴーレム幼女「しょうち」






13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/16(土) 17:30:33.22 ID:1f2kX6Tt0



ゴーレム幼女「ただいまです」

魔女「おかえ……それ」

ゴーレム幼女「……」パクッ

魔女「……わたがしよね」

ゴーレム幼女「……」モキュモキュ

魔女「食べるな!!」


魔女「なに? どこでお祭りやってたの? つーかお金ないでしょアンタ」

ゴーレム幼女「じっと見てたらくれました」

魔女「あぁ……孤児かなんかと思われたわね。身なりもしょぼいし」

ゴーレム幼女「おいしいです」パクッ

魔女「……蜘蛛じゃないし雲でもないからね、それ」

ゴーレム幼女「なんと」

魔女「知ってたでしょ」






14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/16(土) 17:31:31.62 ID:1f2kX6Tt0



ゴーレム幼女「お次は」

魔女「私もお腹すいてきたわ。もう研究材料はいいから、晩御飯にうさぎを」

ゴーレム幼女「いえすまむ」



ゴーレム幼女「はい」ポイッ

魔女「これうなぎぃいいいいいいいいい」ニュルニュルニュルニュル







ゴーレム幼女「二匹目も蒲焼です」

魔女「けっこうおいしいわね」モグモグ







15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/16(土) 17:32:06.66 ID:1f2kX6Tt0



魔女「……ん? ていうかアンタさ」

ゴーレム少女「?」

魔女「……でかくなってない?」

ゴーレム少女「……」ペタペタ


ゴーレム少女「いえまったく」

魔女「胸じゃなくて」


魔女「背が伸びたでしょ」

ゴーレム少女「……成長しました」

魔女「早すぎない?」

ゴーレム少女「……成長期?」

魔女「知らんわよ」






16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/16(土) 17:32:35.38 ID:1f2kX6Tt0



……

魔女「今日は採掘を手伝ってもらうわよ」

ゴーレム少女「さいくつ」

魔女「ここを掘っていくの。はいツルハシ」

ゴーレム少女「つるはし……」

魔女「貴金属類の原石もね、いろいろ必要なわけ」

ゴーレム少女「……」ガッガッ

魔女「そうそう。堀った土や石は外に」

ゴーレム少女「……」ヒョイパク

魔女「食べるな!!」






18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/16(土) 17:33:02.58 ID:1f2kX6Tt0



……

魔女「さて今日は」

ゴーレム少女「川から水汲んできました」ゴトン

魔女「あぁ、ありが」


ニュルニュルニュルニュル

魔女「」



魔女「誰が水タルにうなぎ汲んで来いっつった」

ゴーレム少女「今夜も蒲焼です」






19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/16(土) 17:34:34.40 ID:1f2kX6Tt0



……

魔女「今日は買い出し行くわよ」

ゴーレム少女「?」

魔女「町に行くの。アンタは荷物持ち」

ゴーレム少女「あい」




……



ワイワイガヤガヤ


ゴーレム少女「……」キョロキョロ

魔女「なにしてんのアンタ」

ゴーレム少女「ヒトが、いっぱい」

魔女「いやアンタわたがし貰ってきたことあったでしょ」

ゴーレム少女「てへ」

魔女「……まぁでも」


魔女「手、繋いどきましょ」ギュ

ゴーレム少女「!」

魔女「迷子にならないようにね」

ゴーレム少女「……うへへへ」






20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/16(土) 17:35:22.40 ID:1f2kX6Tt0



魔女「これとこれと」

ゴーレム少女「……」ジー

魔女「ん? アンタなに見て……なに? 服屋?」

ゴーレム少女「はい」

魔女「まぁ買ってもいいけど。今後、アンタだけにおつかい頼むかもだし」


ゴーレム少女「これ」

魔女「いや、これはアンタには大きいでしょ。白くて綺麗なドレスだけど」

ゴーレム少女「……」ジー

魔女「あーはいはい分かったわよ。買ったげるからもっと大っきくなったら着なさい」


魔女「でもとりあえずは、今着れる服をね」パサッ

ゴーレム少女「はい」






21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/16(土) 17:35:59.91 ID:1f2kX6Tt0



魔女「長いわね……まだ悩んでるのかしら」


町人1「なぁ、聞いたか」

町人2「あぁ、また……食われたらしいな。化物に」


魔女「……!」


町人1「しかも、なんでもその化物、ヒトの姿に化けるらしい」

町人2「おーこわ」

町人1「それも美しい女の姿にな」

町人2「マジで!? いやーそれなら一目見て」

町人1「ばっかお前……食われるんだぞ」

町人2「美女に食われるんなら……」

町人1「お前…………」

町人2「……どうせ生きてても美女となんてさ」

町人1「しっかりしろ。美女でも化物だぞ、化物!」



魔女「……早くなさい。帰るわよ」

ゴーレム少女「え? まだ」

魔女「いいから! 早く」ギュッ

ゴーレム少女「ぁう」


タッタッタッタ……







22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/16(土) 17:36:29.90 ID:1f2kX6Tt0



……

魔女「その荷物はこっちに」

ゴーレム少女「はい」スタスタ

ゴトン

魔女(さすがに投げなくなったわね)


ゴーレム少女「……」クルクル

魔女(謎の回転動作は挟むようになったけど)


魔女「スカートがひらひらするのが面白いのかしら」

ゴーレム少女「……」クルクルクル

魔女「そんな勢いよく回ってるとパンツ見えるわよ。止まって次の荷物を」

ゴーレム少女「……?」ピラッ

魔女「めくるなめくるな」



ゴーレム少女「……」ピラッ

魔女「私のもめくるな」






23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/16(土) 17:36:56.38 ID:1f2kX6Tt0



ゴーレム少女「すごい。すごいパンツ」

魔女「まじまじ見るな。いーから荷物運べ」

ゴーレム少女「……」パクッ

魔女「ひゃっ!?」

ゴーレム少女「……」モグモグ

魔女「こら! パンツ食べるな!! はいたままのパンツ食べるな!!」






24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/16(土) 17:38:20.97 ID:1f2kX6Tt0



……


魔女「はぁ……洞窟って、じめじめしてて嫌なんだけど」


魔女「……いるんでしょ。出てきなさい」


蜘蛛女「……なにか用?」

魔女「…………あなた、また人を」

蜘蛛女「ふふふっ……なにかいけないの?」

魔女「……」

蜘蛛女「ニンゲンなんて、私たちの餌でしかないわ。ただ食われるためにいる存在。愚かで……弱くて……醜い……」

魔女「どうしてそんなに人を」

蜘蛛女「あんたまさか、ヒトと馴れ合えるとでも思ってる?」

魔女「それは……」

蜘蛛女「あんただって散々迫害されてきて、それでこんな山奥にいるんでしょう? ……無理なの。彼らと私たちは、決定的に違いすぎる」

魔女「共存している者もいる」

蜘蛛女「……最近、蛇の娘も匿ったでしょう」

魔女「……!」

蜘蛛女「匂いで分かるわ。……その娘だって、ヒトと馴染めなかったから匿った。違う?」

魔女「……」

蜘蛛女「…………流れ者だった私を、ここに匿ってくれたことには感謝するけどね、……私の行動に口出しは、しないで」

魔女「…………分かった。けれど、ここがバレるようなことは」

蜘蛛女「うまくやるわ。言われなくても」

魔女「……それじゃ」

蜘蛛女「……ニンゲンなんかと関わると、ロクなことがない。ただ捕食者でいればいいの。私達は」

魔女「……」







25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/16(土) 17:39:05.00 ID:1f2kX6Tt0




……


ゴーレム大女「おはようです」

魔女「はいおは……」

ゴーレム大女「……」

魔女「……」


魔女「でかくない?」

ゴーレム大女「…………成長期」

魔女「じゃ、ないでしょ」


魔女「あーあ着てた服がやぶけて」

ゴーレム大女「……」シュン

魔女「……今なら買ったドレス、着れるんじゃない?」

ゴーレム大女「……」フルフル

魔女「なんでよ」

ゴーレム大女「……また、おっきくなったら……やぶいちゃう、から」

魔女「……」






26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/16(土) 17:39:50.03 ID:1f2kX6Tt0



……

魔女「それはこっちに。それから」

ゴーレム大女「……」スタスタ

ガンッ


ゴーレム大女「っ……」

魔女「なに頭ぶつけてんの」

ゴーレム大女「……うぅ」

魔女「ほら屈んで。……よしよし、アンタもうドアよりおっきいんだから、気をつけなさいよ」ナデナデ

ゴーレム大女「…………はい」

魔女「…………痛いの痛いのー、飛んでけ!」

ゴーレム大女「? …………あっ。ほんとに、いたくないです」

魔女「ふふ、魔女だからね」

ゴーレム大女「すごい。すごい」

魔女「はいはい」

ゴーレム大女「もっかい」

魔女「え?」



ゴーレム大女「っ……」ガンッ

魔女「やめなさい」






27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/16(土) 17:40:32.51 ID:1f2kX6Tt0



……


魔女「なーんででかくなってんのかしらね……代謝、稼動効率……うーん」

ゴーレム大女「……」

魔女「もっと研究が必要ね……」

ゴーレム大女「……」

魔女「材料集め、行くわよ」

ゴーレム大女「! はいっ」







28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/16(土) 17:41:08.80 ID:1f2kX6Tt0



……


魔女「あれからまたしばらくたったけど……」



ゴーレム巨大女「……」ゴゴゴゴゴ

魔女「う、うーん……これは……」

ゴーレム巨大女「……」

魔女「……もう家に入れないわね」


ゴーレム巨大女「……」サッ

魔女「? なに額かくして…………」



魔女「だから……壊したりしないってば」

ゴーレム巨大女「……」

魔女「大丈夫よ。大丈夫」ナデナデ

ゴーレム巨大女「……そこはヒザ」

魔女「というか見上げるとパンツ丸見えね。そっちをこそ隠しなさいよ」

ゴーレム巨大女「……」ピラッ

魔女「めくるなめくるな」

ゴーレム巨大女「……」

魔女「まぁ、このままじゃまずいのも確かね……」







29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/16(土) 17:41:50.72 ID:1f2kX6Tt0



……


魔女「とりあえず、周囲の土や岩を、服のように纏うことはできるようにしてみたけど」

ゴーレム巨大女「……」

魔女「動きづらいとか、ある?」

ゴーレム巨大女「問題ないです」クルクル

魔女「そう。……なら、私はしばらく、ここを離れるわ」

ゴーレム巨大女「え……?」

魔女「留守番、お願いできる?」

ゴーレム巨大女「……」

魔女「必ず、迎えに来るから」

ゴーレム巨大女「……やくそく」

魔女「えぇ、約束よ。……私の研究が進めば、あなたのことも、きっとなんとかなるから」

ゴーレム巨大女「……はい」

魔女「また、二人で町に出かけたり……町で暮らしたりも、きっと」

ゴーレム巨大女「はいっ」

魔女「待っててね……絶対、帰ってくるから。ここに」

ゴーレム巨大女「待ってます。ずっと待ってますから。ここで」



ゴーレム巨大女「ずっと、ずっと」


ゴーレム巨大女「ここを守って、待っていますから」



ゴーレム巨大女「あなたの帰りを」

ゴーレム巨大女「信じていますから」






けもののひと、人形娘、完。








31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/16(土) 17:44:18.71 ID:1f2kX6Tt0

32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/16(土) 17:50:19.04 ID:1f2kX6Tt0


以前に言った通り、SSはSSのシリーズのみでも完結するように繋げるつもりですので、
小説の方は気にせず次を待って頂ければ、と思います。





元スレ
SS速報VIP:魔女「できたわ! ゴーレム娘よ!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1460794935/