1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/06(木) 22:18:10.82 ID:MPqpE5zS0

雪歩「やっぱり伊織ちゃんもそう思う?」

伊織「まぁなんとなくはね。薄々だけど」

雪歩「うぅ~、千早ちゃんともっと仲良くなりたいのに~」

伊織「あんたにしては珍しく積極的ね」

雪歩「千早ちゃんだけではなくみんなと仲良くなりたいけど」

雪歩「なんだか千早ちゃんだけ特に距離があるような気がして……」

伊織「私は別に馴れ合いたいわけじゃないけどね」

伊織「このまま距離があるのもちょっとって感じかしら」



2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/06(木) 22:19:56.25 ID:MPqpE5zS0

雪歩「なんで伊織ちゃんは距離があるように感じたの?」

伊織「う~ん、やっぱり一番はさん付けで呼ばれることかしら」

雪歩「たしかに私も萩原さんって呼ばれてる……」

雪歩「あ、でも別にさん付けで呼ばれてるのは私たちだけじゃないよね?」

伊織「そうね。他にもさん付けで呼ばれてるのは……」

伊織「やよい、あずさでしょ、響でしょ、あとは貴音と小鳥ね」

雪歩「765プロは社長とプロデューサーも入れて全員で16人いるから」

雪歩「自分を除いた15人のうち7人がさん付けで呼ばれてるわけだね」



3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/06(木) 22:22:21.57 ID:MPqpE5zS0

伊織「そういうことになるわね」

雪歩「ということは何も私たちだけがさん付けで呼ばれてるわけじゃないんだね」

雪歩「半分の人はさん付けで呼ばれるわけだからこれだけが理由じゃないのかな」

伊織「まぁ、雪歩の言いたいこともわかるわ」

伊織「でも考えてみなさい」

雪歩「? なにをかな?」

伊織「まずはやよい。高槻さんって言われてるわけだけどやよいは千早と距離があると思う?」

雪歩「あんまりない、かな」



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/06(木) 22:24:10.31 ID:MPqpE5zS0

伊織「私はやよいとよく一緒にいるからわかるけど」

伊織「千早はやよいにはすっっっっっっっっっごく優しいのよ!!!」ドン!

雪歩「っきゃ! ……びっくりしたぁ」

伊織「あれはまるで母親が娘を見る感じだわ」

伊織「多分千早は気付いてないだろうけど、物凄く崩れた顔でやよいのことを見てるの」

雪歩「崩れた顔って?」

伊織「ニコニコって笑顔とは違う……にへら?みたいななよなよした笑顔で」

雪歩「そ、そうなんだ……」

伊織「あれは溺愛しちゃってるわね、間違いないわ」



7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/06(木) 22:27:53.91 ID:MPqpE5zS0

雪歩「たしかにやよいちゃんには優しいね」

伊織「でしょう?あんまりやよいを甘やかさないで欲しいわ!」

雪歩「伊織ちゃんは伊織ちゃんでやよいちゃんのお母さんだね……」

伊織「次にあずさね」

雪歩「あずささんは私たちアイドルで最年長だからさん付けするのもわかるね」

伊織「そうね。千早は礼儀はしっかりしてるしあずさに関しては言うことはないわ」

雪歩「小鳥さんと四条さんも……あと、私も年上だからさん付けで呼ぶのかな」

伊織「雪歩に関してはさん付けするのが当然っちゃ当然よね。『一応』年上だし?」

雪歩「い、一応って……酷い~」



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/06(木) 22:30:07.66 ID:MPqpE5zS0

伊織「ま、そうすると疑問が残るのが律子ね」

雪歩「律子さん?」

伊織「律子は年上なのに呼び捨てでしょ?」

雪歩「たしかにそうだね」

伊織「なんでかしら?」

雪歩「きっと、千早ちゃんは信頼してる人には呼び捨てなんだと思う」

伊織「どういうこと?」

雪歩「私もうまく言えないけど、例えば一番仲が良い春香ちゃんは呼び捨てだし」

雪歩「千早ちゃんをすっごく慕ってる美希ちゃんも呼び捨てだよね」

雪歩「律子さんはきっと千早ちゃんに信頼されてるんだよ」

伊織「確かに律子はプロデューサーなんかよりよっぽど頼りになるわね」



10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/06(木) 22:33:14.48 ID:MPqpE5zS0

伊織「でもそうなると真はどうなの?」

伊織「真と千早は特別仲が良いってわけでもないと思うけど」

雪歩「全っっっっっっっっっっっ然わかってないよ伊織ちゃん!!!!!!!!!111」キッ

伊織「!? ちょ、ちょっとイキナリ大声出さないでよ!耳に響くじゃない!」

雪歩「大声出したくもなるよ!!!!伊織ちゃんのわからずや具合には!!!!」

伊織「なによ……どういうことか説明してちょうだい」

雪歩「ふー、ホント伊織ちゃんにはやれやれだよ」

伊織「(真のことになるとびっくりするくらいキャラが変わるわね雪歩は……)」



11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/06(木) 22:35:46.90 ID:MPqpE5zS0

雪歩「~~~~~~~~~~~~~」

伊織「……」

雪歩「~~~~~~~~~~~~~」

伊織「……」

雪歩「~~~~~~~~~~~~~」

伊織「……」

雪歩「~~~~~~~~~~~~~」

伊織「……」

雪歩「~~~~~~~~~~~~~」

伊織「わかった、わかったから雪歩もう落ち着いてちょうだい……」

雪歩「……あ」

雪歩「はぅ、私ついぃ~」



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/06(木) 22:37:29.27 ID:MPqpE5zS0

伊織「まぁ、でも確かに千早はよく真のダンスは凄いって言ってたわね」

雪歩「たまにダンスレッスン終わった後に真ちゃんに頼んで一緒に練習してるんだよ」

伊織「千早が?歌だけでなくダンスもやって身体壊さなきゃいいけど」

雪歩「千早ちゃんは頑張り屋さんだからね~」

伊織「あんたも少しは千早を見習いなさいよ。歌もダンスもまだまだじゃない」

雪歩「そ、それは言わない約束だよ伊織ちゃん……」

伊織「まったく雪歩のせいで何度レッスンやり直しさせられたことか」

雪歩「はぅ~、ごめんなさい~」



13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/06(木) 22:40:05.01 ID:MPqpE5zS0

伊織「次は亜美と真美ね。呼び捨てなのは」

伊織「もし千早がこの二人を信頼してるとなると全員が呼び捨てで呼ばれると思うのだけど」

雪歩「うーん、亜美ちゃんと真美ちゃんは最年少というのもあると思うけど」

雪歩「二人は千早お姉ちゃんって千早ちゃんのこと慕ってるし、妹みたいな感じで接してるのかも」

伊織「そういえばあの二人は千早に対してはあまり悪戯しないしないわね」

伊織「どちらかというとかまってかまってーって風に千早に接してるわ」

雪歩「千早ちゃんも忙しくてもしょうがないわね、って遊んでるところよく見るよ」

伊織「一番あの子たちの扱いがうまいのは千早なのかもしれないわね」

雪歩「あはは、そうなのかも」



14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/06(木) 22:41:02.83 ID:MPqpE5zS0

伊織「最後に響ね」

雪歩「響ちゃんは千早ちゃんと同い年なのに我那覇さんって呼ばれてるね」

伊織「まぁ同い年でもさん付けで呼ぶことはあるからそこまで変でもないけど」

雪歩「でもさん付けで呼んでるとはいえあんまり距離があるようには感じないよね」

伊織「それどころか喋ってるところをよく見るわ」

雪歩「やっぱり同い年だから仲良しさんなんだね」

伊織「千早もたしかに同年代だから喋りやすいってのもあるだろうけど」

伊織「一番は人間性ね」

雪歩「人間性? どういうことかな?」



15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/06(木) 22:44:25.42 ID:MPqpE5zS0

伊織「例えば、千早が難しい顔して仕事で使う資料を読んでいたら」

伊織「雪歩は千早に声をかける?」

雪歩「……かけないと思う」

伊織「それはなんで?」

雪歩「お仕事の邪魔になるし、特にそういうときの千早ちゃんは喋りかけにくいから……かな」

伊織「そこが雪歩と響の違うところよ」

雪歩「え?」

伊織「響の場合例えそういう状況でも千早元気かー?って感じに喋りかけるわ」

雪歩「た、たしかに……」



17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/06(木) 22:47:09.95 ID:MPqpE5zS0

伊織「まぁ私も遠慮はするけれど、仕事お疲れさまくらいは声をかけるわ」

伊織「要するに雪歩は勝手にそういうところで千早との壁を作ってたのよ」

伊織「確かに千早は仕事にストイックで話しかけずらいときもあるけど」

伊織「喋りかけない限り相手と仲良くなれるはずがないわ」

伊織「あんたはもう少し真だけじゃなく自分から喋りかけることね」

雪歩「うぅ~、善処しますぅ」

伊織「はい、あんたの問題はこれで解決」

伊織「最後は私がなぜさん付けで呼ばれるか、よ」



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/06(木) 22:50:52.97 ID:MPqpE5zS0

雪歩「なんでだろうねぇ」

伊織「そこを考えなさいよ!私だってアドバイスしたんだから雪歩もしなさい!」

雪歩「……嫌われてるからとかかな?」

伊織「……雪歩」

雪歩「……ごめんなさい」

伊織「でも嫌われてるのかしら私」

伊織「そうでもない限り年下でさん付けで呼ばれる道理がないわ……」

雪歩「き、気にしすぎだよ伊織ちゃん」



20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/06(木) 22:53:54.65 ID:MPqpE5zS0

雪歩「千早ちゃんは意味もなく人を嫌うような子じゃないよ?」

伊織「わかってるわ……だからこそ気になるんじゃない」

雪歩「でもやよいちゃんだってさん付けだよ」

伊織「だからさっき言ったじゃない!」

伊織「たとえさん付けで呼んでいてもとっっっっっっても優しくやよいに接してるって!」

雪歩「そ、そういえばそうだったね……」

伊織「別に邪険にされたことなんかないけれど」

伊織「……私はやよいほど千早に優しくされた覚えはないわ」



23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/06(木) 22:56:24.77 ID:MPqpE5zS0

雪歩「……千早ちゃんは伊織ちゃんのこと尊敬してるからじゃないかな?」

伊織「……どういうことよ」

雪歩「これは私が思っているだけだから他の人はどうかはわからないけど」

雪歩「伊織ちゃんは765プロのなかでも一番お仕事に対してプロ意識が高いと思うんだ」

雪歩「文句は言いながらも成功させるために努力は惜しまないし」

雪歩「カメラの前では自然な笑顔を見せれて周りに気を使える」

雪歩「そういう簡単そうで難しいところをビシッと決めれる伊織ちゃんを尊敬してるんだよ」

伊織「……ふん。そんなの当然よ。私を誰だと思ってるの?」

雪歩「ふふ。それでこそ伊織ちゃんだよ」



24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/06(木) 22:58:44.62 ID:MPqpE5zS0

雪歩「とりあえずはお互いの問題は解決したね」

伊織「……そうね。千早ももう少し私に馴れ馴れしく接してくれもいいのに」

雪歩「あはは。ところで伊織ちゃん喉乾かない?たくさん喋ってお茶飲みたくなっちゃった」

伊織「そうね。淹れてくれるかしら?」

雪歩「うん任せて! とびっきり美味しいお茶淹れるから!」






ガチャ

千早「あら二人ともいたのね。今日は誰もいないかと思ったけれど」



26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/06(木) 23:01:23.13 ID:MPqpE5zS0

雪歩「ちちちちちちちちちちちち千早ちゃんっ!?」

伊織「ち、千早!? あんたこそ今日は仕事なかったはずじゃ!」

千早「そうなのだけどちょっと忘れ物をしちゃって……。お邪魔だったかしら」

雪歩「そそそそそそそそそおんなことないよ!」ブンブン

伊織「ちょっとびっくりしちゃっただけよ!」

千早「あらそう? でもこれを取りに来ただけだから私はもう帰るわね」

千早「じゃあね、二人とも」トコトコ




雪歩「……千早ちゃん待って!!!!」



27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/06(木) 23:04:07.50 ID:MPqpE5zS0

千早「……萩原さん?」

雪歩「千早ちゃん……えと、あの、そのぉ……」

雪歩「私その……あの……」

雪歩「私千早ちゃんのことが……だだだ、だ」

千早「……?」

雪歩「私……私……」

雪歩「千早ちゃんのことがだ、だだ、だ……」

雪歩「すぅー、はぁー」

雪歩「大好きです!!!!!!!!!!!!!!!111」

伊織「!?」



29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/06(木) 23:06:13.53 ID:MPqpE5zS0

シーン


雪歩「いや……あのぉ、私……」

雪歩「……穴掘って埋まって」

千早「どうしたの萩原さん?いつものあなたらしくないわ」クスクス

雪歩「ち、千早ちゃん」

千早「顔もこんなに真っ赤になっちゃって」

雪歩「あ、あぅ~……」

千早「あんまり萩原さんをいじめちゃダメよ水瀬さん」

伊織「わ、私は何も言ってないわよ!雪歩が勝手に」



30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/06(木) 23:09:10.97 ID:MPqpE5zS0

伊織「……それに私だってあんたのことが」ゴニョゴニョ

千早「?」

伊織「私だって千早のことが大好きって言ったのよ!!!」カァー

千早「……まさか男の子より先に女の子から告白されるとは思わなかったわ」

雪歩「そ、そんな告白だなんて」アタフタ

伊織「そ、そうよ!」アタフタ

千早「ふふ、冗談よ。ありがとう二人とも」





千早「私も大好きよ。雪歩と伊織のことが」ニコッ



終わり



32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/06(木) 23:11:26.11 ID:L7SIG3gO0

おつ
もっとイチャイチャしてもいいんですよ



35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/06(木) 23:14:48.96 ID:tybp7c760

乙ですぅ



元スレ
雪歩「なんだか千早ちゃんと」伊織「距離がある気がするわ」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1391692690/