SS速報VIP:P「俺と律子、どっちに付いて行きたい?」
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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/22(月) 01:35:19.46 ID:z+3p+QAI0

     

  シン… 

 
春香「…………」グスッ

やよい「うぅっ……ひぐっ…」

貴音「…………」ハァ…

伊織「…いつまでもこうして、雁首並べて押し黙っていても仕方がないでしょ」

真「伊織…」

伊織「決めるわよ。アイツ…プロデューサーと、律子」


   「――私達が、どっちに付いていくか」
 
  

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1471797318




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/22(月) 01:36:41.04 ID:z+3p+QAI0

真「どっちって…伊織」

伊織「何よ。それを話し合う為にこうやって私達だけで会議室に集まってるんでしょ?」

雪歩「で、でも…そんな、最初からバラバラになるのが前提みたいな形で……」

響「…前提でしょ、それはもう……」

雪歩「!響ちゃん…」

伊織「響の言う通りよ。…似たようなこと経験してるから分かるわ」

伊織「あれはもう、どうしようもない」



3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/22(月) 01:42:38.61 ID:z+3p+QAI0

雪歩「そんな……」

響「…雪歩だって、分かってるから『最初から』なんて言ったんでしょ?」

雪歩「それは……ううぅっ…」ウルッ

貴音「響」

響「…悪い。自分、そんなつもりじゃ…ちょっと自分も参ってて……」

雪歩「うっううん…ごめん、私こそ……」グスッ

    シン……

伊織「……………ハァ、だから…「ミキは」

伊織「!」
 
美希「ミキはハニーに付いていくの」



4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/22(月) 01:45:18.32 ID:z+3p+QAI0

あずさ「美希ちゃん……」

美希「律子…律子さんには悪いけど、ミキはハニーの言い分の方が正しいと思うし」

美希「アイドルとしての将来性を考えても、ハニーがプロデュースしてくれる方が信頼できるの」

亜美「っ!…それってりっちゃんじゃ頼りないってこと?」

美希「違うよ。そうは言って…」

真「…止めなよ」

亜美「言ってるじゃん!!それとも何?まだ竜宮小町に入れなかったこと根に持ってたの?」

美希「っ!!なにふざけたこと…!!」


     「止めろって!!!」

   



5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/22(月) 01:53:03.33 ID:z+3p+QAI0

亜美・美希「………っ!!」

真「…ゴメン、大きな声出して」

真「でもボク達まで言い争ったって仕方ないだろ。もっと冷静にさ…」

伊織「亜美、今のは…」

亜美「分かってるよ。ゴメン、ミキミキ」

亜美「変なこと言って…」

美希「ううん。……ジッサイ、そういう気持ちもゼロじゃないかもしれないしね…」

真美「……………」

春香「………でもさ、美希」

皆「!」

美希「…なに?春香」



7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/22(月) 01:58:27.53 ID:z+3p+QAI0

春香「分かってるの?プロデューサーさんに付いていくってことは……っ…」

美希「……うん」

美希「ハニーに付いて行ったら、ミキは765プロを辞めることになるね」

皆「……………」

やよい「…ひぐっ…!ごっほごほっ!」

あずさ「…………」サスッ…

春香「それで…いいんだ?」

美希「イジワルなこと聞くね。良いとか悪いとかじゃなくて、しょーがないの」

美希「そりゃミキだってあのソファーの寝心地は捨てがたいけど、他にもっと大事なことがある」

美希「優先順位。…それだけの話なの」

春香「………………」



8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/22(月) 02:00:43.52 ID:z+3p+QAI0

伊織「ま…結局はそういうことなのよね。アンタにしてはまともなこと言うじゃない」

美希「あはっ☆デコちゃんに褒められるなんて良い思い出が出来たの」

あずさ「…私は、律子さんに付いていくわ」

皆「………!」

あずさ「もし新しい事務所に移っても、間違えてしょっちゅうこっちに来ちゃいそうだしね?」うふふっ

   ハハッ………

あずさ「………それに」

あずさ「傍に居てあげたいから」

あずさ「プロデューサーさんの居ない事務所で……律子さんの」



9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/22(月) 02:05:29.14 ID:z+3p+QAI0

伊織「…………」

亜美「そんなのわざわざ言わなくても分かってるよ、あずさお姉ちゃん!」

亜美「だって亜美達は、りっちゃんが作ってくれた竜宮小町なんだから!何があっても」

亜美「ずっとりっちゃん隊長とはいちれんちくしょーだよね、いおりんっ!」

  「…………」

亜美「…いおりん?な、何で俯いて黙ってるの……?」

亜美「嘘だよね!?ねぇっ!?」

伊織「………ごめんなさい、あずさ、亜美」ペコッ…

亜美「!?!?!?」

伊織「私は、プロデューサーに付いて行くわ」



10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/22(月) 02:18:59.56 ID:z+3p+QAI0

あずさ「そう…それが伊織ちゃんの決断なら、私は尊重するわ」

伊織「あずさ、ありが…「ふざけないでっ!!!」

亜美「………っ!!」ギロッ…!!

伊織「亜美……」

亜美「いおりん正気!?自分が何言ってるか分かってるの!?」

伊織「分かってるわよ。全部分かって、熟考した上での決断。分かってくれとは言わないけど…」

亜美「分かるわけないよっ!!いおりんは竜宮小町のリーダーなんだよ!?」

亜美「それが自分の都合で抜けるなんて……そんなの許される訳無いじゃん!!」



11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/22(月) 02:20:00.56 ID:z+3p+QAI0

千早「亜美、抑えて…。それに、事務所を移ったからと言って」

千早「絶対ユニットを抜けなければいけないという訳じゃ…」

亜美「そんなのダメに決まってるじゃん!!りっちゃんを裏切っておいてそんな…!!」

伊織「…当然よ。勿論、極力竜宮小町にダメージが無い様に動くつもりだし」

伊織「事務所を移ってからでも、私の後釜の育成にはきょうりょ――


      バチンッ!!


伊織「っ………」ジンジン…

亜美「………っ!!!」ボロボロ…



12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/22(月) 02:23:48.61 ID:z+3p+QAI0

真美「あ、亜美。暴力は――」

亜美「いおりんのバカっ!!大バカっ!!!」

亜美「居る訳無いじゃんいおりんの代わりなんて!!」

伊織「…………」キュ…

亜美「りっちゃんが居て、いおりんが居て、あずさお姉ちゃんが居て、亜美が居て……それが竜宮小町でしょ!?」

亜美「いおりんが居なくなるんならもう終わりにするしかないよ!!」

あずさ「…………」

亜美「はぁっはぁっ……」

亜美「…んな……そんなこと……いおりんなら」


   「理解ってるんでしょ…?」ポロポロ…


伊織「…ごめん。ごめんなさい……」グスッ…



46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/23(火) 03:17:49.57 ID:/zG5Px3A0

  
  ガチャッ…

春香「!……どう?」

真美「うん…亜美も落ち着いて、今は3人で話してるよ」

真美「詳しいことまでは、聞いてないけど…」

真「そう…とりあえず、よかったね。話し合う場が作れたのは…」

美希「…ケツロンは、変わらないんだろうけどね」
 
 「………………」
 
真「って、これじゃまた伊織に怒られるよ?」ハハ…

響「だな。この際、どっちに付いていくのか1人ずつ順番に言ってく?」

美希「実に響らしいデリカシーの欠片も無い案なの」クスッ

響「う……って、自分らしいってどういうことさー!」

やよい「…真美、大丈夫?」

皆「!」



47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/23(火) 03:28:18.37 ID:/zG5Px3A0

真美「ふぇ?なにが?真美は全然元気百倍モリモリMAXでー…

やよい「凄く苦しそうだったから…」

真美「………やよいっちに言われちゃ、しょーがないね」ズル…

真美「流石は『お姉ちゃん』って感じなのかなー」

春香「…どういうことか聞いていい?真美」

真美「真美はさ、兄ちゃんに付いて行くつもりだったんだ」

皆「!」

真美「けど…さっき泣いてる亜美を見て、分かんなくなっちゃった」

真美「自分が……真美が、どうすればいいのか…」



48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/23(火) 03:42:36.23 ID:/zG5Px3A0

美希「デコちゃんを…ううん、竜宮小町を失った亜美をほっとけないってこと?」
  
真「美希…」

雪歩「み、美希ちゃんまだ決ま…っ……」

真美「…………」

美希「そういうの、ロクなことにならないから止めた方が良いって思うな」
 
美希「シツレイだよ。亜美にも……律子にも」

響「美希、真美の場合は自分たちとはまた事情が…」

真美「ううん、ミキミキの言う通りだよ」

真美「いや…もっと汚いのかな。真美が兄ちゃんに付いていきたいって思ったのは」

真美「竜宮小町が居るりっちゃんの所に行っても、そこに真美の居場所があるのかどうか不安だったからで…」

真美「だから竜宮小町が無くなるんなら別に…っていう……ははっサイテーだね」

やよい「嘘だよ」



63: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/24(水) 03:52:11.57 ID:YfI1DduE0

やよい「そんなの嘘。真美は…気付いただけ」

真美「気付いた…?」

やよい「うん、家族がバラバラになるってことが、どんなに怖いことなのか」

真美「っ……!」

春香「…………」

真美「な、なに言ってんのやよいっち。亜美と真美はそもそも家族なんだから」

真美「事務所が違うことになっt……あ、あれ…?」カタカタ…

真美「お、おかしいね。手が…」

雪歩「真美ちゃん…」ギュッ…

真美「こわい……こわいよ」ポロポロ…



64: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/24(水) 04:04:19.71 ID:YfI1DduE0

真美「今亜美から離れたら…一生遠くに行っちゃったままになる気がする……」
 
真美「それは…ヤだ。亜美に負けたくなかったけど」

真美「真美を見つけてくれた…ひぐっ…兄ちゃんに恩返しがしたかったけど……」

雪歩「真美ちゃん、大丈夫。大丈夫だから…」ギュッ…

やよい「いいんだよ、真美。それが真美の素直な気持ちなんだから」
 
やよい「本当に亜美を守ってあげられるのは、真美だけだと思う」

真美「………ありがとう、やよいっち…」



65: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/24(水) 04:16:39.70 ID:YfI1DduE0

響「現状…律子に付いて行くって言っているのが」

響「亜美とあずさ。あと、真美」

響「プロデューサーに付いて行くって言ってるのが」

響「美希と伊織…だね」

  「……………」

響「い、いや人数がどうこうってことじゃないけどさ…」

美希「語るにストーンなの」あふぅ

美希「ていうか、ミキは意志ヒョーメーしてるのにこのまま居ても良いの?」

貴音「意志を告げた者が退席するしすてむではありませんよ」

美希「ざーんねん。真美に付いて行ってミキもお昼寝に行こうと思ったのに」

響「おいおい…」

雪歩「ねぇみんな……本当に、無理なのかな?」

皆「!」



75: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/24(水) 23:24:57.05 ID:YfI1DduE0

真「雪歩、気持ちは分かるけどそれは…」

雪歩「だって!!」

雪歩「私達は全員!!本当は皆いっしょに居たいって思ってるんだよ!?」

  「………っ!」

雪歩「さっきの真美ちゃんを見て分かった…私達は離れたりしちゃダメなんだよ」

雪歩「皆が…全員が揃ってるこの765プロっていう帰る場所が無いと…」

雪歩「私は…!どこへも飛び立って行くことなんて出来ないよ!」

春香「……ッ…」ギュゥッ…!!

雪歩「だから皆でお願いしよう!?」

雪歩「私達が全員揃って、一緒に居たいって二人に心を込めてお願いすればきっと分かってもらえるよ!」



76: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/24(水) 23:44:01.33 ID:YfI1DduE0

千早「…………」

雪歩「ねぇ春香ちゃん!春香ちゃん前に言ってたよね、私達はもう1つの家族みたいなものだって!」

春香「―――っ!」

雪歩「私もその通りだと思う!だから家族みんなで力を合わせ―
   
  
          「それで」
 
 
千早「今回仮に二人が受け入れてくれたとして…それはいつまで続くの?」

雪歩「い、いつまで…?そんなの、いつまでだってずっと…」

千早「二人は優しいから、たしかに私達が懇願すれば今回の件は取り止めになるかもしれない」

千早「けれど…そんなのは形だけの現状維持。すぐに綻びが出ることは目に見えているし…何より私は、枷にはなりたくないわ」

雪歩「枷………千早ちゃんは、私達の、この一緒に居たいっていう気持ちは」

雪歩「律子さんとプロデューサーの歩みを邪魔する、鎖だって言うの…!?」キッ!!



77: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/25(木) 00:07:27.31 ID:qYMtc4J00

真「ゆきh…っ!」

雪歩「…………ッ!」プルプル…キュッ!

千早「…言葉が悪かったわ、ごめんなさい」

千早「だけど私は…」

  スッ

千早「!」

真「…………」フルフル…

雪歩「…………分かってるよ、私だって」

雪歩「律子さんにも、プロデューサーにも『私達の所為で』なんてことを、考えさせちゃいけない……」

雪歩「それは大事な…何よりも大事な、楽しかった今までの思い出さえ」

雪歩「汚してしまうことだから……」ポタポタ…

千早「っ…………」

雪歩「分かってるよ、分かってるけど、だから…!!こんなに……!!」

真「…………」ポムッ
  

     「ひっ…ひぐっ…うああああん!!!」

      



79: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/25(木) 01:01:51.13 ID:qYMtc4J00

美希「…………」
 
 
    「自分は…家族を食べさせていかなきゃいけないから。勿論律子が駄目ってことじゃないけど…自分は、」

    「何も迷うことなどありはしません。わたくしは交わした契りを唯…遂行するのみです」

    「伊織ちゃんと友達のままで居られるのかな…それが一番、不安かもです」

    「ずーーーっと…悩んでたんだ。ボクが居ないことで、崩れちゃうのはどっちかとか…実際はそんなことは無いんだろうけどね。けど…」


   千早「私は――どちらも選ばない」

   千早「ピースが欠けたままのパズルを見続ける位なら――」


美希「…千早さんの選択が、ある意味一番正しいのかもってカンジだよね」

美希「モチロン、海外レコーディングの時に凄い人にミソメラレタっていう、千早さんの実力あってのことだけど」

美希「それで…皆自分の身の振り方を話して、今は二人きりな訳だけど」



        「春香は――どうするの?」



春香「…………」



80: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/25(木) 01:19:59.74 ID:qYMtc4J00

春香「何言ってるの?美希。私だってさっき言ったじゃん」

春香「抜けちゃう皆の分も、これから頑張って765プロを盛り上げて行こうって」

美希「うん、言ってたね」
 
春香「だったら――「春香はトップアイドルになるんじゃなかったの?」

春香「………っ!」

美希「…………」じっ

春香「なるよ?それが私の夢だもん」

春香「これからだって、律子さんと一緒にもっともーっと頑張っていつか絶対に「無理だよ」

春香「!」

美希「律子じゃ…ううん、世界中のどんな凄腕プロデューサーだって出来る訳無いの」

美希「春香をトップアイドルにプロデュース出来るのは『プロデューサーさん』だけ」

美希「そんな当たり前のこと、春香が気付いてない訳無いって思うな」



81: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/25(木) 01:40:13.45 ID:qYMtc4J00

春香「…………」

春香「…美希、そんなに私と一緒の事務所が良いんだ?」

美希「え?ミキは全然来て欲しくないよ?765に残るって聞いた時グッ!ってしたの」

春香「それはヒドくない!?」

美希「春香はミキの一番のライバルなんだから、トーゼンなの。いつヌケガケされるか分かったもんじゃないし」ツーン

春香「何それ…」

美希「けど……けどさ」

美希「絶対に絶対に!!一生認めてなんてあげないけど……」
  


       「春香なの」


 
美希「ハニーがどうしても実現させたい理想。それを体現したトップアイドルになれるのは…きっと、春香だけ」




82: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/25(木) 01:52:28.53 ID:qYMtc4J00

春香「………ありが「黙れなの」

春香「はい…」

美希「ハァなんでミキがこんなこと……」ガシガシ

美希「……だから春香」

春香「ねぇ、美希」

美希「?」

春香「私は―――」 
 


     「765プロアイドルの天海春香だから」


   



83: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/25(木) 02:04:20.54 ID:qYMtc4J00

美希「――――っ!」

春香「今日、皆の話を聞いて、話して。改めて気付くことが出来たんだけど」

春香「律子さんでも、プロデューサーさんでも…無いんだ」

美希「……春香にとって、一番大事なのがそれってこと?」

春香「…………」コクリ

美希「そんなのバカげてるの!!千早さんも言ってたでしょ!?壊れちゃったものをいつまでも抱きしめてたって何も…

春香「壊れてなんかない」

春香「聞いてくれる?美希」

春香「私の、天海春香の『これから』を――」
     
 
  


 
 ………………………………
 
   
   ピッ

 
 「…………さて」 

   



84: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/25(木) 02:46:20.30 ID:qYMtc4J00

   
 「彼らの…12人の真意を、これで君達は知ることが出来た訳だが」


 「……………」

 「……………」グスッ


 「それじゃあ、先程の質問をもう一度させてもらうよ」

 「君達は―――どうするね?」


 「……………」チラッ


 
       「俺は――」



         END




85: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/25(木) 02:57:43.16 ID:qYMtc4J00

       

  「ハイ、カット―!!!」

 
P「ふー。お疲れ様で-す」

律子「お疲れ様でしたー!」

  ワイワイ  ガヤガヤ

P「全く…元アイドルの律子はともかく俺まで出演することになるとはなぁ」

P「見ろよ、たった一言のセリフでこの手汗」

律子「あはは、名演技でしたよ。プロデューサー殿」



86: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/25(木) 03:01:32.65 ID:qYMtc4J00

P「面倒なゴタゴタを一掃する為の劇薬として話を呑んだとはいえ」
 
P「まさかこんな…皮肉にも程がある脚本に仕上がってるとはな…」

律子「まぁ…あの人も色々思うところがあった結果のことなんでしょう」

律子「…尤も最終的にはあn「言うな」

P「唯のフィクション。それ以上でも以下でも無い、そうだろ?」

律子「…ハイ、そうですね」



87: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/25(木) 03:03:14.89 ID:qYMtc4J00

P「…それじゃあ、俺はもう行くよ。亜美とあずささんをタクシーに待たせてるしな」

律子「私、美希に捕まえとけって頼まれてるんですが」

P「鬼軍曹の許可さえ出ればいつでも会ってやるからって宥めといてく…痛てっ」ゴンッ

律子「養育費代わりのスタミナドリンクです。伊織から」

P「…高っけぇんだろうなぁ……春香のお菓子で足しにしといてくれ」スッ

律子「貴音が喜びますよ」

P「それじゃあな」

律子「えぇ」
 

  スタスタスタ……ピタッ 



  「愛してたぜ、律子」

  「私もですよ、プロデューサー殿」
     

 
P「俺と律子、どっちに付いて行きたい?」END



88: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/25(木) 03:05:26.41 ID:qYMtc4J00

終わりです、ありがとうございました



元スレ
SS速報VIP:P「俺と律子、どっちに付いて行きたい?」
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