47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 04:49:05.84 ID:EYoIrIjI0

鈴「なんで急にそんなこと思ったのよ」

一夏「昨日の夜、猫喫茶の特集をテレビでやってただろ?
   あれ観て、いいなーって思ったんだよ」

ラウラ「ああ、すごく気になっていたようだな。
    無意識か知らんが、私の頭やら顎やらを撫でまわしていたぞ」

一夏「・・・すまん、全然覚えがない」

ラウラ「構わん。 気持ちよかったしな」

セシリア「・・・いろいろ気になりますけど」

鈴「なんで無意識で撫でまわせる距離にラウラが居たのかしら? ねえ一夏?」

一夏「そりゃラウラは膝の上に座っていたからな」

箒セ鈴「「なんだとですってー!!」



48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 04:52:18.76 ID:EYoIrIjI0

セシリア「シャルロットさん! 貴女はそれを許したのですかっ!?」

シャル「え・・・、いやぁ~」

箒「・・・こっちもこっちで怪しいな?」

ラウラ「怪しいことなどあるものか。
    一夏の膝の上に私が乗り、一夏の隣に座って肩を借りるのがシャルロット」

ラウラ「これが い つ も のことだ」ドヤァ

鈴「・・・本当なのかしら? シャルロット?」

シャル「う・・・、うん」テレテレ

箒「・・・一夏」チャキ

一夏「箒、刀を構えるのはよしてくれ。 超怖いから」



49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 04:54:43.22 ID:EYoIrIjI0

一夏「と、とにかく! ペットを飼いたいって思ったって話だよ!」

鈴「強引に話を戻したわね」

セシリア「仕方ありません、追及は後回しにしましょう」

一夏「ほっ」

箒「後回し、だからな?」

一夏「はい・・・」ショボン



50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 04:57:26.13 ID:EYoIrIjI0

一夏「みんな、ペットを飼ってたりするのか?」

鈴「ウチは飲食店だったからねー、無理無理」

一夏「そうだったなー」

鈴「ま、しょうがないわよね」

シャル「じゃあ、一夏は鈴と結婚したらペット飼えないんじゃ・・・」

一夏「あー、そうかもなー」

鈴「なっ!?」

鈴「ほ、ほら、熱帯魚とかならオーケーよ?」

一夏「えー、もふもふ出来るやつがいいよ」

鈴「ぐ、ぬぬぬ・・・!」



53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 05:02:25.04 ID:EYoIrIjI0

一夏「シャルの家はどうだったんだ?」

シャル「うちは・・・、あんまり余裕無かったから・・・」ドヨーン

一夏「そ、そうか。(き、気まずい・・・)
   ら、ラウラはどうだったんだ?」

ラウラ「ずっと軍にいるんだぞ。 飼えるわけが無かろう」ジロリ

一夏(こっちも地雷かよー!?)オロオロ

鈴(オロオロしてる一夏・・・)キュン

セシリア(可愛いですわ!)キュン

箒(やはり一夏は泣き顔が似合う・・・!)ゾクゾク



54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 05:06:03.61 ID:EYoIrIjI0

一夏「セシリアさん! セシリアさんは如何ですか!?」

セシリア「わたくしですか? そうですわね・・・」

セシリア「ペット、というものとはちょっと違うかも知れませんが・・・。
     犬を飼っています」

一夏「ほほう、犬」

セシリア「イングリッシュ・フォックスハウンドという犬種を」

一夏「ほうほう」

セシリア「50頭ほど」

一夏「ごじゅっ!?」

セシリア「キツネ狩をするために、代々飼っていますの。
     現代では実際にはキツネを狩ったりはしませんが・・・、その名残のようなものですわね」

一夏「へぇ~」



56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 05:11:03.61 ID:EYoIrIjI0

一夏「でも、50頭もいたら散歩も大変だろ?」

セシリア「散歩・・・? 犬と散歩、ってどういうことですの?」

一夏「ほら、運動をさせるためとか。 一時間くらい歩いたり」

セシリア「運動・・・ですか」

セシリア「それでしたら、大丈夫ですわ」

一夏「というと」

セシリア「一時間歩いた程度で満足できるような体力でもないですし。
     群でいつも領地を走り回ってますわ」

一夏「領地ですか・・・。 どのくらい広いんですか・・・」

セシリア「なぜ突然敬語になったんでしょう」

一夏「いえ、気にしないでください」

セシリア「そうですか・・・?」




57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 05:15:31.39 ID:EYoIrIjI0

セシリア「資産はきちんと把握してますが、数字で言っても想像が難しいかと」

一夏「たしかにそうだな。 じゃあ畳が何枚かで」

セシリア「余計にわかりにくいですわよ!?」

一夏「えー」

セシリア「そうですわね・・・。 では子供の頃に教えてもらった印象的な言葉で」

一夏「おう」

セシリア「屋敷の窓から見える全部」

一夏「・・・」

セシリア「一夏さん?」

一夏「ああすまない、ちょっと気を失っていたようだ」



62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 05:27:24.07 ID:EYoIrIjI0

一夏「猟犬かー、大きいのかな?」

セシリア「そうですわね、体重も30kgくらいになりますし、大型ですわね」

一夏「それだけ大きかったら怖いんじゃないのか?」

セシリア「いいえ、ちっとも。
     静かで、優しくて、いざとなったら勇猛で・・・。 まさに騎士といった雰囲気でしたわ」

一夏「へえ~」

セシリア「背中に乗せてもらったこともあるんですよ? たしか写真が・・・こちらです」スッ

鈴「ほほう、幼女セシリアが犬に乗ってるわね」

セシリア「よ、幼女って言わないでください!」

シャル「うわー、ちっちゃいセシリア可愛いねぇ」

一夏「・・・」

ラウラ「一夏? どうした?」



63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 05:29:59.40 ID:EYoIrIjI0

一夏「ちっちゃいセシリア可愛いなあ!」

セシリア「ふぇっ」

一夏「はー、セシリア可愛い」

セシリア「あ、あの(///」

一夏「子供のセシリア可愛いなあ・・・」

セシリア「(///」

箒「一夏のあのメガネは一体」

鈴「メガネかけた途端にちっちゃい可愛い連呼しだしたわね」

ラウラ「おい、セシリアが録音してるぞ」

シャル「”セシリア可愛い”だけリピートさせるのかな・・・」

    セシリアカワイイー カワイイー コドモノセシリアカワイイー

箒鈴シャラ「「・・・むぅー」」プクー



65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 05:32:20.36 ID:EYoIrIjI0

一夏「ふう、堪能した」

セシリア「~♪」ツヤツヤ

一夏「セシリア、その写真のコピーをくれないか?」

セシリア「はいっ! 特大のパネルにして差し上げますわ!」

一夏「いや、1cmに縮小してくれればいいよ」

セシリア「ちっちゃすぎですわー!」ガビーン



66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 05:35:32.48 ID:EYoIrIjI0

一夏「箒も飼ってなかったよな」

箒「うむ」

一夏「でも神社にネコいたよな」

箒「軒下に勝手に住んでいたな。
  なぜか懐かれて困ったものだ」

一夏「あー、あれな。 あれは・・・ぷっ、くはははは!」

箒「な、何故笑う!」

一夏「あれなー、箒のポニーテールを気に入ってたんだよ」

箒「なんと・・・」

一夏「箒が素振りをするだろ? するとポニーがぴこぴこ跳ねるんだよ」

一夏「それをネコ達が目で追うんだよ。 多い時は5匹くらい狙ってたぞ」

箒「すると・・・、時々私の背中にネコが飛んできたのは・・・」

一夏「そうそう、ポニーを狙ってダイブした奴だよ」

箒「私はてっきり、一夏が投げたものだと」

一夏「しないよ!」ガビーン



67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 05:39:09.48 ID:EYoIrIjI0

一夏「箒が縁側で寝てるときも、そーっと寄ってきてさ」

箒「知らなかった・・・」

一夏「俺がちゃんとネコの相手をしたからな」

箒「そ、それはすまなかっ」

一夏「箒のポニーで」

箒「するなっ!」

一夏「こう、箒の髪を持って」スッ

箒「こ、こら、髪を」

一夏「こう、ぴこぴこぴこっと」

箒「(///」



69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 05:42:47.08 ID:EYoIrIjI0

一夏「・・・なんだか、箒の髪を触ったのって、久しぶりだな」

箒「そ、そうだな(///」

一夏「もっと触っていいか?」

箒「う、うむ、や、優しく・・・な(///」

一夏「おう」サラサラー

箒(はう、はう)

一夏「すごい綺麗な髪だな・・・。 手触りもすごくいい」サラサラー

箒「ちゃんと、て、手入れをしてるからな(///」

一夏「あ、この匂い・・・、すごく懐かしい」クンクン

箒「か、髪の匂いを嗅ぐな・・・!」

一夏「もうちょっとだけ・・・」スーハースーハー

箒「し、仕方ないな、す、少しだけだぞ」

一夏「おう」クンカクンカ

箒「(///」ドキドキドキ



70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 05:47:35.84 ID:EYoIrIjI0

鈴「ツインテール・ウィップ!!」

 ビシッ

一夏「痛い! ツインテールで打つのは止めて!」

鈴「やっかましい! 変な空気を作るんじゃないわよ!」

一夏「へ、変な空気って」

鈴「髪を触りたいなら、あ、あ、あたしが後d」

セシリア「ゴールデン・ドリル・ブレイク!」

 ドリュリュリュ

鈴「痛い! 縦ロールで貫くのは止めて!」

セシリア「抜け駆けは許しませんわー!」

 オノレー サセマセンワー ギャーギャー

一夏「なんなんだ、一体」

箒(はー、心臓鎮まれ鎮まれ・・・)ドキドキ



71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 05:50:43.38 ID:EYoIrIjI0

一夏「よし、千冬姉・・・、じゃなかった、織斑先生に頼んでくるよ!」

一夏「じゃあな!」キラーン

 スタタタター

シャル「ウインクで星が出たよ」

ラウラ「さすがはキングだ」

鈴「え、なんの話?」

ラウラ「気にするな」

鈴「えー」



72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 05:54:28.25 ID:EYoIrIjI0

一夏「ダメだった」

鈴「そりゃそうでしょ」

一夏「知ってたのかよー」

鈴「聞くだけならタダだしね。 もしかしたら千冬さん、じゃなくて織斑先生が認めるかもって思ったし」

一夏「はー、残念だ」ガックリ

鈴「卒業してから飼えばいいじゃない?
  そ、そのときは、あ、あたしも一緒に世話してあげるわよ!」

一夏「俺の家で?」

鈴「そう、あんたの家で」コクコク

一夏「・・・それもいいなー」

鈴「ね、ね! そうしましょ!」パアァー



73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 06:01:14.65 ID:EYoIrIjI0

ラウラ「私はイヌがいい、大きい奴」ヒョコ

シャル「僕もイヌがいいなー」ヒョコ

箒「ネコもいいものだぞ」ヒョコ

セシリア「インコも慣れると可愛いですわよ」ヒョコ

鈴「・・・」

鈴「んがっ!? いつの間に!?」ガビーン

セシリア「ふふふ・・・。 抜け駆けは許さないと言ったはずですわ」

鈴「ぐぬぬぬ」



74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 06:05:09.17 ID:EYoIrIjI0

一夏「そうだなあ」

一夏「みんなで一緒に暮らすのもいいなあ」ニコッ

5人『・・・』ズキューン

箒「うむ」

鈴「ま、最初はそれもいいか」

セシリア「なんだか楽しそうですわね」

ラウラ「一夏は私の嫁だしな」

シャル「あ、なんかそれ久しぶりに聞いた」



一夏「その時は、よろしくな」

5人『うん!』



おわり



76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 06:08:27.85 ID:EYoIrIjI0

おわりました
鈴ちゃんに「にゃー」って言わせるつもりでえらく方向が変わってしまった
オチが弱いけど気にしなーい
支援してくれた方、読んでくれた方、ありがとうございました!



77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 06:09:40.86 ID:YxG8hR+80





80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 06:19:38.92 ID:6cpVg8Xc0

こういうの大好き
ほんわかした


元スレ
一夏「ペット飼いたいな」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1337354229/