1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 21:27:14.83 ID:MzRvj/D+0

俺は765プロのプロデューサー
現在12人のアイドルをプロデュースしているが、彼女達は俺の事をプロデューサーとは思っておらず
俺は日々悪質な嫌がらせを受けている

―Pの部屋―

P「~♪」カチカチ

どうも、プロデューサーのPです。
何で事務所じゃなくて俺の部屋からのスタートなのか…それは、今日は仕事が休みだからだ。
本来、プロデューサー業に休日など無いのだが、俺は週に一度は休日を設けている。ズル休みというやつさ。

刹那「動けエクシア、動いてくれ…ガンダァ――ムッ!!」

P「あ"ーイライラする…フルクロス多すぎだろ…」ビキビキ

ピンポーン

P「誰だよ、こんな朝っぱらから…」スタスタ

P「んだよオラァ!!」ガチャ

美希「おはようなの、ハニー♪」

P「帰れ」

ガチャ




2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 21:30:54.65 ID:MzRvj/D+0

ハニーハニーハニーハニーハニー!!!

P「うるせぇ…勘弁してくれ…」カチカチ

プルルルルル

P「……」ピッ

美希『ハニー…』

P「今日は無理だ、諦めて帰れ」

美希『そんなのってないの…せっかく電車とバスを乗り継いできたのに…』グスッ

P「残念だったな…また来週」ピッ

ハニーハニーハニーハニーハニー!!!

P「ひぃぃぃぃぃっ!!!」ガタガタ

常識の通用しない中学生の恐怖をPは身をもって痛感した(美希だけかもしれんが)




3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 21:35:28.75 ID:MzRvj/D+0

P「絶対に出んぞ…!」カチカチ

ドンドン

大家「P君、P君、ちょっと!」ドンドン

P「ん…大家さん?」ガチャ

大家「ちょっと君、騒々しいと思って来てみれば…女の子を外に締め出すなんて可哀そうじゃないか!」

美希「ハニー…」ヒョコ

P「ぐっ…(このクソガキ…)」ビキビキ

P「じ、冗談っすよ!なぁ、美希?」ギュウ

美希「はにぃ…///」ポー

大家「冗談も程々にしてくれよ?(うらやまけしからん…)」スタスタ

P「……」




5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 21:39:47.33 ID:MzRvj/D+0

P「ウ"ォーイッッッ!!」バチーン

美希「きゃあっ!」ドテ

Pが勢いよく美希に平手打ちをかます。美希は思わず尻餅をついた。

P「駄目言うたら駄目なんや!何でそれが分からんのやっ!!」イライラ

美希「どうして"もハ"ニーに会いたかったのぉ"ぉ"ぉ!!」ブワッ

P「いつも事務所で会ってるだろうがぁぁぁぁっ!!お前は俺の休日まで奪うというのか!?」

美希「違うの…そんなんじゃないのぉ…」グスッ

P「じゃあ…何?」

美希「ミキはハニーと一緒に映画を見たり街でショッピングしたいの…」

P「俺はなぁ…そんなデートらしいデートは嫌いなんだ」

美希「じ、じゃあ…どこならデートしてくれるの?」

P「ゲーセンとか?」

美希「……」



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 21:43:58.62 ID:MzRvj/D+0

美希「♪」ギュウ

P「結局、部屋でゲームかよ」カチカチ

美希「ハニーと二人っきりなら、それでもいいの♪」ギュウウ

P「抱きつくな!操作しにくい―――――あ、負けた」

非常に激しいやり取りだが、実は、結構な頻度で行われている。
なんせ美希と出会った日以来、俺達は殆ど毎日一緒にいる。美希には結局、何を言っても意味が無いのだ。

Chihaya72
機動戦士ガンダム EXVS
プレイヤーマッチ(チームシャッフル)で対戦しませんか?

P「ん?千早から誘いか…」カチカチ

美希「駄目なの!千早さんの所に行っちゃ嫌なのっ!!」ギュウウウ

P「バーロー、ゲームの誘いだっつーの」コツン

美希「なーんだ…でも、千早さんってゲームするんだ~意外なの」

だが、この瞬間に美希は悟った。千早が何を考え、何が目的でEXVSをやっているのかを…




8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 21:47:33.04 ID:MzRvj/D+0

【キャラクター紹介】

・P
765プロのプロデューサー。極悪非道で自分勝手、アイドル達より自分を優先する。
アイドル達に陰湿な苛めを受けている。普段は美希達をゴミの様に扱うが、本当は優しい心を持つ。

・星井 美希(ほしい みき)
本作のメインヒロイン。中学三年生の15歳。Pとは恋人関係。
春香達に苛められていたPの最初の味方。Pから一番の信頼を得ている。
容姿端麗で運動神経抜群の天才肌。一日に30人以上の男子から告白される程の美少女。

・如月 千早(きさらぎ ちはや)
本作もう一人のメインヒロイン。高校一年生の16歳。Pの第二の味方。
性格は真面目で冷静だが、Pに関しては異常なまでの執着を見せる。
人との関わりを避けるが、実は寂しがり屋。Pの優しさに触れた事で惹かれていった。

・水瀬 伊織(みなせ いおり)
水瀬財閥のお嬢様。中学三年生の15歳。Pの第三の味方。
春香達より年下ながら精神年齢は高い。気持ちを素直に伝えられない。ツンデレ。
Pの見え隠れする優しさに興味を持ち、少しずつ好意を寄せていく。

・秋月 律子(あきづき りつこ)
765プロのもう一人のプロデューサー。野心家。プライドが高い。
働かないPに厳しい態度を取るが、ここ最近の急激な成長に苛立ちを感じている。
安月給で生活が厳しいので、副業としてローソンで働いているよ。




10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 21:51:27.05 ID:MzRvj/D+0

―千早の部屋―

千早「ふふっ、ようやく中佐に辿りついた…プロデューサーに報告しよう」カチカチ

プロデューサーは褒めてくれるだろうか…?ここ三日間の私の血の滲むような努力を…

producer765
きもっ…暇人乙

千早「……」ジワ

あまりに想定外の返事に、千早はショックを受けた。目頭が熱くなる。

producer765
ゲームしてる暇があったら歌のレッスンでもしてろ

千早「くっ…」グスッ

やる事なす事が全て裏目。少しでも距離を…と始めたEXVSさえPの機嫌を損ねてしまった。

千早「とりあえず対戦だけでも…」カチカチ





11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 21:56:57.00 ID:MzRvj/D+0

テレレレーテレレレテーレー

P「なんの因果か千早とはよくペアになるなぁ…」カチカチ

トビア「ここは…! なんてデカい世界なんだ!」

千早『よろしくお願いします』

千早『ハイドンの名による』

千早『メヌエット』

千早『E4 G4 D3 B3』

美希「ハニー、これはどういう意味なの?」

P「知らん、組む度に送って来るんだよ。多分、ナゾナゾなんだろうけど…」カチカチ

美希「ハイドンの名によるメヌエット…ふ~ん」

彼女の天才的な閃き、直感がこの謎の答えを導き出した。

美希(…実に千早さんらしいの…けど、ハニーは一生気づかないって思うな)ニヤ

P「あ、千早上手い」カチカチ



15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 22:01:34.35 ID:MzRvj/D+0

千早が10連勝した頃……

トビア「集中砲火!」

アスラン「やられるわけにはっ…!」

千早「私とプロデューサーのコンビネーション…///」ドキドキ

producer765
美希と出かけてくる。おつかれ!

千早「えっ!?」ガタッ

Chihaya72
今、美希と一緒にいるんですか?

千早「……」

producer765
ミキなの。今からハニーとデートなの♪

千早「くっ…」ギリッ

このメッセージが届いてから一分後、千早は部屋を飛び出した。




16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 22:04:52.46 ID:MzRvj/D+0

―公園―

P「デートっていっても公園だがな」スタスタ

美希「こうやって腕を組んで歩いてるとデートって感じがするの♪」ギュ

P「朝っぱらから公園で散歩とは…柄じゃないよなぁ…」

美希「ぎゅ~~~っなの///」ギュウウ

公園を半周したあたりで……

美希「あっ!カモの先生なの!!」

P「カモの…先生?」

カモ先生「……」スィー

美希「そうなの。美希の先生なの」

P「ふーん」ジャラ

Pは地面に落ちていた石を数個拾って…そして



17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 22:08:07.00 ID:MzRvj/D+0

P「オラァ!!」ブン

Pはカモの先生に向けて石を全力投球した!!

カモ先生「くぇっ!!」ヒュ

命中こそしなかったものの、石はカモ先生の頭部の毛をかすめ取った。

美希「ハニー!?なんて事するの!!」グイ

P「ガキの頃よくやってた遊びだよww石当てゲームwww」ブン

カモ先生「クワッ!!」シュン

P「くぅ~惜しいっ!」パチン

美希「指パッチンしてる場合じゃないの!お願いだから止めてなのっ!!」グイイ

P「ガーベラストレートォォォォッ!!」ブン

カモ先生「ぐえっ」ゴカン



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 22:11:57.82 ID:MzRvj/D+0

P「よし、HITォォォォ!!」グッ

美希「うっ…ひどいのぉ…最低なのぉ…」ポロポロ

P「美希…泣いてるのか?」

美希「いくらハニーでもひどすぎなのぉ」グスッ

P「…俺のことが嫌いになったか?」

美希「っ……」フルフル

P「そうか…カモの先生を見てみな?」スッ

カモ先生「~♪」スィー

美希「えっ…全然ピンピンしてるの!!」

P「殺す秘孔もあれば生かす秘孔もある…そういうことだ」キリッ

美希「ハニー///」ドキドキ

P「おい」

その後もデートは続いたのだが…どうも強い視線を感じた。一体なんだったのだろうか?





20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 22:17:39.44 ID:MzRvj/D+0

~次の日~

―765プロ事務所―

千早「っくしゅん!」クシッ

P「どうした、風邪引いたか?」

千早「いえ…仕事には全然影響はない程度なので、大丈夫です(風に当たりすぎたかしら…)」

P「そうか…どれ」ピト

Pは千早の額に手を当てた。熱を測ろうとしてるんだね。

千早「ひゃっ///」カァァ

P「ん~どれぐらいが平熱なのかわからん」

美希「あはっ、それじゃ意味無いの」アハハ

P「小鳥さんなら分かるんだろうけどなぁ」アハハ

千早(せっかくのムードが…美希……)ギリッ

P「それじゃあ、行くか!」

千早「はいっ!」



21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 22:19:41.61 ID:MzRvj/D+0

―河川敷―

千早「美希が大人しく言う事を聞くなんて珍しいですね」ギュウ

P「俺の部屋に一泊で手を打っておいたのさ」キコキコ

千早「そうですか…」

千早(私も美希ぐらい積極的だったら…ワガママを……)

P「…千早?」キコキコ

千早「は、はい!」ビク

P「今日の仕事はちとハードだぜ?大丈夫か?」

千早「だ、大丈夫です。どんなに厳しい仕事でもやり遂げて見せます!」

P「そっか…じゃあ、頑張ってもらおうか」ニヤ

千早「?」




22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 22:23:03.18 ID:MzRvj/D+0

―スタジオ―

千早「ぜ、絶対無理ですっ///」カァァ

P「どんな仕事でもやり遂げるんじゃなかったのか?」

千早「で、でも…これは……///」

P「瑠璃色の歌姫セット…これを着て台本通り台詞を言ってくれるだけでいい。簡単なお仕事だ」

千早「くっ…」

今回は千早が一番嫌がりそうな仕事をチョイスしてみた…嫌がらせとかじゃなくて、単純に千早の「きゅん」が聞きたかったのだ。

千早「やっぱり…無理です」

P「そうか…この衣装を着た千早が見たかったんだがなぁ…残念だ」シュン

千早「プロデューサー…(あんなに悲しそうな顔をしたプロデューサーは見た事が無い…///)」キュン

千早「そ、それじゃあ…この仕事をやり終えたら…私をプロデューサーのお宅に……泊めてくれますか…///」カァァ

P「いいだろう。その代わり、中途半端は許さないからな(つーか、ドタキャンとか許されないからな…否が応でもやってもらうさ)」

千早(やった…苦し紛れで言ったのに……嬉しくて意識が半分飛んでしまった……)グッ



24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 22:29:39.99 ID:MzRvj/D+0

https://livedoor.blogimg.jp/qmanews/imgs/9/0/901b86fd.jpg

千早「ち、ちーにゃんラブリービーム、発射きゅんっ…///」カァァ

P「ぁ……」ガタッ

あまりの衝撃に、俺は手に持っていたPSPを地面に落してしまった。

千早「うぅ、取り返しのつかないことをしている気が……」

P「おぉぉぉぉぉぉぉ…千早ぁ…」ダキッ

千早「ひゃぅ///」ドキッ

P「あがががががががが可愛いぞ…可愛すぎる……」ギュウウ

千早「ぷ、ぷぷぷぷぷぷプロデューサー///」ガクガク

P「これがギャップの力という奴か…!最高に可愛いぞ、千早」ポン

千早「可愛い…私が…可愛い……プロデューサーが…可愛い…///」クラクラ

P「おーい、しっかりしろ」



26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 22:32:35.53 ID:MzRvj/D+0

千早「くっ…こんな片言じゃ……まだまだ…」

P「おいおい、その恥じらいが良いんだろうよ!恥じらいを忘れてはいけない」

千早「そ、そうなんですか?」

P「せや、ファンが持つ千早のクールなイメージを根底から覆すんだ!!」

P「そうすれば、世界中の男がお前の虜だ!」

千早「わ…私は…プロデューサーさえ一緒にいてくれれば、それで……」

P「ふぅ…嬉しいこと言ってくれるじゃないの…ちーにゃん」

千早「ち、ちーにゃんっ///」ドキドキ

P「よしっ、届けるぞ!ファンの皆に、ちーにゃんラブリービーム(愛)を!!」

千早「くっ…///」カァァ



29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 22:40:29.20 ID:MzRvj/D+0

千早「ちーにゃんラブリービーム、発射きゅん…///」


冬馬「……」ジー

北斗「可愛いね、あの娘。声かけちゃおうかな☆」

冬馬「明らかに無理してねぇか?それなのに仕事をさせるなんて…黒井のオッサンの言う通り酷ぇ事務所だな」

北斗「ん?冬馬、社長から何て聞かされたんだ?」

冬馬「プロデューサーがアイドルに手を出したり…うんぬん」

翔太「そりゃ黒ちゃんの嘘でしょ~騙されてるよ、冬馬君ww」

冬馬「えっ!?そうなのか?」

北斗「とても悪さをする事務所には見えない…」チラッ


P「ちーにゃん最高!ふっふー!!」ドンチャカ


北斗「…どうだろうね」

冬馬「やっぱり相当な事務所なんじゃねーのか…」




30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 22:44:52.99 ID:MzRvj/D+0

―765プロ事務所―

P「ほらっ、見てくださいよ!超可愛いでしょ?」サッ

小鳥「かかかかかかか可愛いっ!!これ、本当に千早ちゃんですか!?」キラキラ

千早「……///」カァァ

美希「ぷー、ミキはもっと可愛いの!ね、ハニー?」

P「んーお前には、あの可愛さは表現できないだろうな」

千早「プロデューサー…///」

美希「……もういいの。ハニー、早く帰ろ?」ダキッ

P「あ、ああ」

千早「待ってください。約束、守ってもらいますよ?」グイ

とりあえず、お泊まりの件は後々に決める事となった。



31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 22:47:46.28 ID:MzRvj/D+0

~とある休日~

チュンチュンチチチ

P「あふぅ…良く寝た…」ムニャ

ピンポーン

P「ん…誰だ?まだ8時じゃねーか!!」スタスタ

ガチャ

………………

P「ん?誰もいねぇ…聞き違いか?」スタスタ

ピンポーン

P「あ"あん?」スタスタ

ガチャ

………………

P「にゃろう…」ビキ



33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 22:51:32.24 ID:MzRvj/D+0

P「幻聴かー(棒読み)」スタスタ

Pはその場から動かず、テンポを下げながら足踏みをした…すると

ピンポーン

P「はい、らっしゃーせー、ご注文をどうぞぉ!!」ガチャ

真美「わっ!?」亜美「うあっ!?」ビクッ

P「誰かと思えば貴様等かぁ…覚悟は出来てるんだろうな…」ビキビキ

真美「ど、どうしよ亜美!!」アタフタ

亜美「…」ダッ

P「片方は賢いみたいだぜ?」ズイ

真美「あ、亜美っ!待ってよぅ!!」ダダッ

P「貴様は逃がさんっ!!」ガシッ

Pは真美のサイドポニーを思いっきり引っ張った。



34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 22:56:50.04 ID:MzRvj/D+0

真美「痛いよぉ"ぉお"ぉ"ぉぉ!!」ジタバタ

P「暴れんなクソガキ!!見事に撲殺してくれるわ!!」グググ

Pは真美を押し倒し、馬乗りの状態になる。

真美「亜美っ!亜美ぃ!!助けて"よ亜美ー!!」ブワッ

亜美「……」ダダッ

P「はっはー!こいつは傑作だぜww見捨てられてやんのwww」グイイイ

真美「うぐぅ"ぅ"ぅ亜美のばかぁ"ぁ"ぁ"ぁ!!」ポロポロ

P「さぁ、神様への最後のお祈りは済んだか?トイレは済ませたか?がたがた震えて命乞いをする準備はできたか?」

真美「うっ…ぐすっ…」エグッ

大家「ちょっと待ちたまえよ!!」

P「お、大家さん…(またこのオッサンかよ…邪魔すんなハゲ!!)」ビク



36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 23:01:53.01 ID:MzRvj/D+0

大家「大丈夫かい?」スッ

真美「うん……」グス

大家「締め出した次は暴行かい?君への印象は悪くなるばっかりだな…(しかも前の娘と違うっ!!)」

P「ち、違うんですよ!!このガキが悪さを…」

大家「嘘をついてるんじゃないのか?お嬢ちゃん、彼の言ってる事は本当なのかい?」

真美「…本当だよ。真美がイタズラしたんだ……」エグ

大家「う~ん…だとしても殴るのはやり過ぎじゃないか?仮にも相手は子供、しかも女の子じゃないか」

P「うっぐ…」

真美「ありがと、おっちゃん…でも悪いのは真美だから…兄ちゃんは悪くないよ」

P「……」

大家「…今回は、この子に免じてこれ以上は何も言わないが…気を付けてくれよ?」スタスタ

P(こいつ…意外と正直でいい奴なのかもしれん)



38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 23:08:09.50 ID:MzRvj/D+0

―Pの部屋―
P「まぁ、上がれよ」スタスタ

真美「う、うん…」

P「あの時さぁ…俺の所為にできたと思うんだけど…何で正直に言ったんだ?」

真美「考え方が捻くれてるよ兄ちゃん…真美は別にやりたくてやった訳じゃないんだ…」

P「どういう意味だ?」

真美「真美は嫌だって言ったんだ…でも、亜美がやらないと殴るって言うから…」

P「苛め…?双子って喧嘩しないのが俺のイメージだったんだけど…違うのか?」

真美「そんなことないよ…双子ったって、兄弟や姉妹と全然変わらないよ」

P「でも、中学生の時に同じクラスだった山田君は双子だけど喧嘩なんて一度もしてなかったぞ!?」

真美「そんな訳ないよ!山田君だって影じゃ喧嘩してるかもしれないじゃん!!」

P「じゃあ、山田君は家では喧嘩していたというのか…」ガクガク

真美「きっと弱い方は今も苛められてるよ…真美みたいに」

P「多分、一郎の方だろうな…次朗の方が若干強かったし…」

P「デュエマの時も次朗は当時最強だった超竜バジュラが切り札だったのに対して一郎は闘匠メサイヤだったしな」

真美「それは知らないけど…」



41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 23:15:10.34 ID:MzRvj/D+0

真美「へぇ~兄ちゃんは沢山ゲーム持ってるんだね」ジー

P「ゲーマーを自称しております」

真美「あっ、ダークソウルだー!!真美も持ってるよ!」

P「良いセンスしてるな。でも、途中で投げたんだろ?厨房には過ぎたゲームだからな」ドヤ

真美「んっふっふ~真美を甘く見てもらっちゃいけませんな~トロフィーコンプしてるよん」ニヤリ

P「何ィ!!(俺は86パーセントだぞ…!)」

P「じ、じゃあ、アヴェリンの取り方を教えてくれ!!どうしても取れないんだ!」

真美「仕方がありませんな~では、公爵の書庫へ参るとしましょうか」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

P「ほぉ~上手くやるもんだな」ジー

真美「はいGET!do-dai兄ちゃん?」カチカチ

P「凄いよお前!素直に尊敬するわ(俺より普通に上手ぇ……)」」



43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 23:21:11.42 ID:MzRvj/D+0

―マクドナルド―

P「俺が奢っちゃる、じゃんじゃん頼みんしゃい」

真美「やったー、兄ちゃん太っ腹だネ!」キャッキャ

P「お前のおかげでアヴェリンが取れたからな、本当に感謝してるよ」キリッ

真美「そ、そんな真剣に感謝されると照れるよ…///」カァァ

P「注文頼むけど、真美はハッピーセットでいいよな?」

真美「え"っ!?」

P「おもちゃはスポンジボブか…種類は選べないらしいぞ」

真美「いや…真美もう中二だし…ハッピーセット頼まないし……」

P「そうなのか、この歳になるとハッピーセットの適応年齢が分からんね」




47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 23:26:28.75 ID:MzRvj/D+0

P「ソルトレモンこれ絶対小さくなってるだろ!」モグモグ

真美「売れ行き悪いのかな?」パクパク

P「ナゲット100円にするぐらいだから景気はいいだろ。単にケチってるのさ」

店内で堂々と店の批判を吐きまくる、そんな状況。そして、批判のネタが切れた頃…

真美「……兄ちゃんってさ…案外いい人だよね」ボソッ

P「…どうした?いきなり」

いつものPなら、きっと「当然、今更気付いたか?」こんな事を言うに違いないだろう。だが、自分と同じ境遇を生きる真美に、あえて問い返した。

真美「やっぱりさ…苛められてる身としては、他人を苛める事に抵抗があるんだ」

P「……」

真美「ましてや苛める理由が“自分が苛められたくないから”だなんて、最低だよね…」

P「俺も苛められてた経験あるからさ…っても、今も苛められてんだけど…分かるんだよ、お前の考えが…物凄く」

真美「兄ちゃん…」




48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 23:31:52.12 ID:MzRvj/D+0

P「苛められてる側は手段を選んでられねぇんだよな、我が身、我が身ってさ」

P「罪悪感はあるけど、他人を犠牲にしてでも助かろうとする。そんで、その後に後悔する…その繰り返し」

真美「ごめんなさい…ごめんなさいっ……」ポロポロ

P「罪の意識で泣けるなら十分さ、お前はいい奴だよ(店の中で泣くな…)」ナデナデ

真美「でも…兄ちゃんに……えぐっ」グスッ

P「そりゃ殺意も沸いたさ…でも、今は相手が俺でよかったと思ってる」

真美「えっ…何で…?」

P「経験上、俺がお前にしてやれる事は他人より多いはずだ…それに」

P「俺はお前のプロデューサーだ、担当アイドルが困ってるなら助けてやらなきゃ…だろ?」

真美「ありがと…兄ちゃん」ウルッ

P「俺はお前が気に入った!これからは困った時はいつでも頼れ、いいな?」

真美「うんっ!」コクリ




49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 23:35:27.85 ID:MzRvj/D+0

―双海家―

ガチャ

真美「ただいま…」スタスタ

亜美「あっ、おかえり~どうしたの?めちゃ遅かったじゃん」

真美「…ちょっとね」

亜美「もしかして見捨てたの怒ってる?」

真美「…別に」

亜美「ごめんみ~あん時の兄ちゃんの顔、激怖だったからさ~逃げちゃった」テヘペロ

真美「アントキの猪木だか何だか知らないけど…疲れたからもう寝るよ」スタスタ

亜美「…明日は絶対に見つからないようにやろうね」ニヤ

真美「……真美は、もう兄ちゃんを苛めるのやめるから」キッ

亜美「ふーん…亜美に逆らうんだ……」スタ

真美「っ…!」ビク

亜美「あの兄ちゃんに上手い様に言われたんだね…真美は本当に馬鹿だよっ!」ドカ




51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 23:40:07.84 ID:MzRvj/D+0

~次の日~

―765プロ事務所―

P「よっ!」

真美「おはよう、兄ちゃんっ」ニコ

P「って、お前…その怪我……」

一目見た瞬間に気付いた。目に見える部位あちこちに擦り傷や痣がある。

真美「あはは…昨日は酷くやられちゃった…」

P「こんなに怪我して…痣まで……」ウルウル

Pは真美の手を取りながら摩った。不意に涙がこぼれる。

真美「ごめんね…真美、一応アイドルなのに、痣なんて作っちゃった」グスッ

P「それ以前にお前は女の子だろうが…怪我が残ったらどうする……」ギュウ

真美「うっ…えぐっ…兄ちゃん…」ポロポロ

P(亜美の野郎……許さねぇ…)ビキビキ



53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 23:45:48.33 ID:MzRvj/D+0

亜美「でさぁ~ポセ学がさぁ~」ケラケラ

春香「あははっ、言ってる意味全然わかんないよ~」ケラケラ

バタン!

P「オイコラ!亜美ゴラァァァァァ!!!」ズンズン

亜美「…何?」ギロ

P「おっ、オメェ真美に暴力振るっただろオラァァァァァッ!!」

真美「……」ヒョコ

亜美「はぁ…昨日あれだけ教えてあげたのに…真美は騙されてるって」

真美「騙されてないよ…兄ちゃんは真美を大事にしてくれてるよ……」ギュ

亜美「だってさ。真美は兄ちゃんより今の兄ちゃんが好きなんだって~」ニヤ

春香達「……」ギロ

真美「そ、そんなの…亜美が兄ちゃんの事が本気で好きだっただけで…真美は別に…」





55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 23:49:42.48 ID:MzRvj/D+0

真美「それが苛める理由にはならないよ…はるるんもそう思うよね?」

春香「…私は亜美が正しいと思う」

真美「えっ…」

春香「私達にはプロデューサーさんが全てなんだよ…それを裏切るなら…真美が間違ってる」

P(なんだこれ……狂ってやがる…宗教かよ)ゾク

P「…真美はな、健気でべっぴんの娘やねん。毎日、けったくそのわるい亜美や春香達に、ぼろくそに苛め抜かれて…苛める理由がそれかよ」

春香「それって…私達には大事な事なんですよ」

P「大事なのは大いに結構、文句は無い。だが、私情で真美を苛めるな。自分の意見を周りに強要するんじゃねぇ」

春香・亜美「っ……」

P「苛める奴ってのは、何で、苛められる側の痛みを理解してやれないんだ…」ギュウ

真美「兄ちゃん…///」ドキドキ

この日、珍しくPの叫びがP嫌い派の心に届いた…


56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/28(土) 23:53:41.79 ID:MzRvj/D+0

伊織「アンタにしては、良いこと言ったじゃない」

P「せやろ、俺の悲痛の叫び…沁みるだろ?」

美希「ハニー…カッコいいの///」ポー

伊織「あんた…本当に単純よね(まぁ…確かにちょっとキュンと来たけど//)」

真美「本当にありがとうね、兄ちゃん…///」ニギ

美希「さりげなくハニーの手を握らないでほしいの!」グイ

P「いいじゃないの、減るもんじゃあるまいし」ギュ

真美「っ…///」カァァ

美希「ぷー」イライラ

P「俺にとっての美希みたいにさ…一人くらい、いたっていいじゃん?心から頼れる人がさ」

美希「ハニー…///」ギュウウ

真美(真美も兄ちゃんにとってのミキミキみたいな…特別な存在になれるように頑張るよ…!)



58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/28(土) 23:57:08.38 ID:MzRvj/D+0

P「よしっ!皆でカラオケに行くか!!小鳥さんの奢りで!」

小鳥「ぴっ!?い、嫌ですよ!!私はプロデューサーさんの財布じゃないんですからね!」

P「小鳥…奢ってくれたら…○☆△×してやるよ」ボソッ

小鳥「ぴぃ…///」コクコク

P「よっしゃー!フリータイムで朝まで行くぞ―――――!!」

伊織「ちょ、ちょっとぉ!仕事はどうすんのよ!?」

P「んなことどうでもいいんだよ!ほらっ行くぞ!」ギュ

伊織「ひゃっ///」ドキッ

美希「ハニー、早く行くのー!」ダキッ

キャッキャワハハ!ウフフピヨー!

―千早の部屋―

千早「大佐になったわ…今度こそプロデューサーに…」カチカチ

何気なくゲームをしている千早だが…この数日後に彼女は瑠璃色の歌姫として知らぬ者のいない人気アイドルとなる…

おわり



元スレ
美希「おはようなの、ハニー♪」P「帰れ」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1327753634/