1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 01:37:52.58 ID:g6atemDN0

セシリア「ろまん?」

一夏「うむ、素敵性能ともいうが、ともかく浪漫が足りない!」

箒「お前……ISに一体なにを望んでいるんだ?」

一夏「生身には到底扱えないような巨大武器だよ、巨大武器!
    ハンドレールガンとか心惹かれるんだよ! オトコのコは! わかるだろ?シャル!?」

シャル「え、あ、いやボクは……(男の子って浪漫を求めるものなの? わからない!わからないよ!)」

鈴「確かに、アタシの青龍刀とかね~(ドヤッ」

一夏「くっ、違う、微妙に違うんだ!あえてリスキーな近距離戦闘を挑むのも浪漫だが、そうじゃないんだ!」

鈴「」

ラウラ「ちょっと待て嫁、身の丈にあわん武器はただ足を引っ張るだけだぞ」

一夏「うーむ、その現実重視のその思考もミリタリー的素敵の一部ではある、一理も二理もある。
     だが、だがしかし! そのリスクを受け入れてこその浪漫なんだよ!」

一夏「つまりはだ! 俺は、俺の生き様をもって! 女性だらけのIS界に、オトコの浪漫を伝導する!」

ヒロイン一同「( ゚д゚)ポカーン」



32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 02:53:06.13 ID:T7sJWFpH0

一夏「というわけで巨大武器を使わせてください」

セシリア「わ、わたくしですの?」

シャル「一夏のソード……雪片弐型も結構大きいと思うよ?」

一夏「だめだ、もっと大きくないと」

鈴「あ、あたしの双天牙月もかなり大きいと思うわよ」

一夏「それも捨てがたいけど、まずはスターライトmkIII。これを使ってみたい」

ラウラ「なぜだ」

一夏「巨大な銃……それはな、男の浪漫なんだよ。……な?」

箒「……私に聞くな」



34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 02:59:17.16 ID:T7sJWFpH0

一夏「ってわけでセシリアさん頼みます」

セシリア「わたくしは構いませんけれど、大丈夫ですの?」

一夏「何がだ?」

セシリア「やっぱりその、扱いは難しいと思いますわ。言う通り大きいですし、わたくしは最初の頃は的に全く当たりませんでしたもの」

鈴「そうそう、身の程を知らないとね」

一夏「なるほど。浪漫は一日にしてならずというわけか」

シャル「その顔、誰の真似なの?」

箒「……日本のアニメだ」



35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 03:03:00.67 ID:T7sJWFpH0

一夏「とりあえず。練習しないとな……セシリア、お願いできるか?」

セシリア「ええ、あまり気は進みませんけれど……一夏さんの頼みですもの、お付き合いいたしますわ」

一夏「よし……じゃあ、早速」

セシリア「はい」

キュウン

セシリア「ではまず、これを持って」

一夏「おお……これが浪漫……」

鈴「ただの銃でしょ」

一夏「シャラップ!」



36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 03:07:37.20 ID:T7sJWFpH0

箒「まず似合ってないな」

シャル「たしかに」

一夏「浪漫を理解できないやつらめ……で、次はどうすればいいんだセシリア」

セシリア「そうですわね。とりあえずちょっと構えてくださる?」

一夏「こうか?」

セシリア「腰を引きすぎですわ。重心を落として、手をもっと前に」

一夏「こう?」

セシリア「いえ、そうじゃなくもっと腕を」

一夏「……わからん。悪いけどもっとくっついてくれないか?」



37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 03:11:03.95 ID:T7sJWFpH0

鈴「…………」

セシリア「え、ええ。わかりましたわ」

一夏「で、どうだ? こうか」

セシリア「いえ、もっとこう」

シャル「…………」

一夏「セシリア、何遠慮してるんだ。もっと積極的に頼む。俺は浪漫のためなら何でもするつもりだ」

セシリア「わ、わかりましたわ。では……」

ムギュ

箒「くっつきすぎじゃないか」

ラウラ「のしかかっているな。セシリアが嫁に」



38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 03:14:52.36 ID:T7sJWFpH0

一夏「腰は? このぐらい重心を落としたのでいいか?」

セシリア「ええ。それでかまいませ……いえ、もっと引いてくださる? そう、そうですわ」

シャル「…………………」

鈴「……やーらしい……」

一夏「よし、完璧だな」

セシリア「最初の数発はわたくしが一夏さんの手を上から添えさせてもらいますわね」

ギュ

ラウラ「なんだこれは」

箒「……」



40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 03:20:11.77 ID:T7sJWFpH0

一夏「よし、打つぞセシリア!」

セシリア「お待ちになって! スターライトmkIIIは反動も半端ではありませんわよ。それに備えて練習をしておくべきですわ」

一夏「おお、そうだな。それも浪漫だ。それだけに気を付けなければならない。銃弾を出すわけだからな。何をすればいい」

セシリア「腰を引いてくださいますわね?」

一夏「ああ、ちょっと大げさなくらいに」

セシリア「それでOK。では銃を発射した時に備えて、まずゆっくりと腰を前に出してください。そして一気に引いてみる」

一夏「こうか!」

カク!

セシリア「あぁ!」

鈴「!!」

シャル「!!」



43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 03:23:44.47 ID:T7sJWFpH0

ラウラ「……今」

箒「私は何も見ていない」

一夏「ど、どうしたセシリア」

セシリア「お気になさらずに。あまりにも一夏さんがお上手なので驚いてしまっただけですから」

一夏「おお、そうか! それじゃあ、次こそ発射を……」

セシリア「油断はいけませんわ! まだまだ練習しないと!」

鈴「セシリア、あんた」

シャル「いくらなんでも」

セシリア「外野は黙って!」

一夏「そうだ、俺たちは浪漫を謳歌しようとしてるんだぞ」



44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 03:27:45.00 ID:T7sJWFpH0

セシリア「そうですわ。……うーん、これではいささか指導しにくいですわね。正面に回ってもよろしくて?」

一夏「ああ、それも浪漫だ。抱きつくくらいに接近してくれても構わないぞ!」

シャル「……いつもの一夏からは到底出てこないセリフ……」

鈴「……本人は冗談のつもりなんでしょ」

セシリア「では失礼して」

ダキッ

ラウラ「なぜ寝転んで、股を開く必要が?」

箒「馬鹿だからさ」



45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 03:31:58.22 ID:T7sJWFpH0

セシリア「では一夏さん、練習しましょうか。1で腰を引いて、2で突き出してください」

一夏「わかった!」

シャル「……止めないの?」

鈴「うーん……どうしようか迷ってるの」

シャル「迷う?」

鈴「うん。切るか千冬さんのとこに突き出すか」

シャル「とりあえず録画だね」

鈴「間違いないわ」

一夏「1! 2!」

セシリア「んっ! んっ!!」

パン! パン!



46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 03:35:37.29 ID:T7sJWFpH0

ラウラ「あれが俗にいう……」

箒「ん?」

ラウラ「男女の……」

箒「漫才だ。いや、ジョークか?」

セシリア「ああ、一夏さん! いいですわ!」

一夏「ああ、俺もなんかうまくなってきた気がする!」

セシリア「そうですわ、最高ですわ!」

パンパンパン!

鈴「撮れてる?」

シャル「うん。あの豚のよだれたらした顔もばっちりね」

鈴「そう」



48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 03:41:05.11 ID:T7sJWFpH0

一夏「よし、そろそろ(銃を)発射するぞ!」

セシリア「ええ、構いませんわ! ですが(グラウンドの)外は(危険ですので)駄目ですわよ! 中で!」

一夏「わかった! 中だな! セシリア! 中で出すぞ!」

セシリア「はい!」


ドォーーン!


一夏「セシリアどうだった!?」

セシリア「ええ……最高に素敵でしたわ」



千冬「織斑、オルコット。覚悟はいいか?」


セシリアEND


元スレ
一夏「ISには浪漫が足りない!」
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