4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 14:08:51.26 ID:RW0JgZ8I0

初春「もう、お相撲からなんでそんな方向に行っちゃうんですか」

佐天「いやー、ごめんごめん」

初春「確かにいろんな不祥事があったりしますけれどガチでやってる人もいるんですからまじめに聞いてくださいよ」

佐天「うーん、そんなこと言われてもなあ・・・」

初春「たしかに外国人力士ばかりが目立ちますけど個性的な関取も増えてるんですからね!」

浅香山「お、おじょうちゃん相撲に興味があるのかい?」

初春「え?」

佐天「え?」

浅香山「おっと、悪い悪い、相撲が好きな子がいるのがめずらしくてつい声をかけちまったんだ」

初春「あ、あなたは!!」

佐天「初春、知ってるの?」

初春「元大関魁皇の浅香山親方じゃないですか!!」キラキラ

浅香山「俺のこと知ってるのか、うれしいな」



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 14:16:15.44 ID:RW0JgZ8I0

佐天「すごい人?」

初春「すごいなんてもんじゃないですよ、浅香山親方の打ちたてた記録は数え上げたらきりがないんですからね!」

初春「それに去年の春ニュースで結構やってましたよ?」

佐天「そうなんだ、記憶にないや」

初春「もう!」

浅香山「まあ興味の無い人にとってはそんなもんさ、俺はおじょうちゃんが知っててくれるだけでうれしいよ」

初春「えへへ・・・」

佐天「えっと、浅香山さんはどうして学園都市に?」

初春「佐天さん、”親方”をつけてください」

浅香山「いいっていいって、ここは相撲部屋じゃないんだし好きに呼んでくれよ」




7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 14:23:33.45 ID:RW0JgZ8I0

佐天「うーん、じゃああさかん」

初春「もう、失礼ですよ!」

浅香山「はっはっはっは、あさかんか、そりゃいいな」ゲラゲラ

佐天「あれ、うけてる?」

初春「おおらかな人ですからね、でも失礼なことにかわりはありませんよ?」

佐天「えっと、すみませんでした浅香山親方」ペコリ

浅香山「いや、気にしなくていいよ」

初春「佐天さん、優しそうに見えてもりんごを軽く握りつぶしちゃう怪力の持ち主なんですからね?」

佐天「えっ?」

初春「はあ、相撲は力と技の結晶です、ただ押し合ってるだけじゃないんですよ?」

佐天「へえ・・そうなんだ・・・」ゴクリ



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 14:31:36.91 ID:RW0JgZ8I0

浅香山「こらこら、引退した人間に何を期待してるんだ、もうそこまでの力は無いよ」

浅香山「今日だって現役時代に痛めた腰を治療するために学園都市に来たくらいだ」

佐天「そんなに悪いんですか?」

初春「腰を痛めてなければ・・・という方ですからね」

浅香山「それはどうかな?」

佐天「えっ?」

浅香山「腰を痛めたからじっくりと考えて相撲をとることも覚えたし・・・まあ たられば は言い出したらきりないが」

浅香山「腰を痛めてもこれだけ長く相撲を続けることができたんだ、俺は幸せなほうだよ」

佐天「そういうものなんですか?」

浅香山「ああ、どれだけ才能を持っていてもどうしょうもない怪我をして泣く泣く引退するやつは山ほどいる」

浅香山「相撲を愛してる人間にやめたくなったからやめるなんて人間はいないんだ、みんなやめなくてはならなくなるからやめるんだ」

初春「私・・・・浅香山親方がもっと土俵に立ってる姿が見たかったです・・・」

浅香山「ありがとう、そう言ってもらえるとがんばってきた甲斐があるってもんだ」



9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 14:42:42.49 ID:RW0JgZ8I0

佐天「でも、あたし相撲のどこを見ればいいのかわからないしなぁ・・・」

浅香山「どんなスポーツだって最初はそんなもんさ、サッカーだろうが野球だろうがな」

浅香山「だから好きな選手をみつけたりするのがいいんじゃないか」

佐天「それじゃあ浅香山親方としては誰がおすすめなんですか?」

浅香山「まあ立場上はうちの部屋の魁聖や五月に優勝した旭天鵬を応援してくれと言いたいところだが・・・」

浅香山「チェコ出身で軽量の隆の山、逆に200kg近い臥牙丸、十両だが小さくてハゲてる磋牙司が覚えやすいんじゃないか?」

初春「どれも個性的な力士ばかりですね」

浅香山「ああ、隆の山には舞の海さんのような相撲を期待するし臥牙丸は受け止められて揺さぶられる動きに弱いところはあるが」

浅香山「立会いからの電車道は見ごたえがある、磋牙司はハゲてるところも愛嬌があるしあいつなりに考えて相撲をとってるからな」

佐天「えっと・・・名前一回で覚えられないな・・・」

初春「仕方ありませんね、画像つきのデータ送ってあげます」

佐天「さんきゅー」



10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 14:52:58.49 ID:RW0JgZ8I0

佐天「でもさ・・・その・・・」

初春「何ですか?」

佐天「失礼かもしれませんけど・・・八百長・・・・とか・・・」

初春「・・・・」

浅香山「ああ、それに対しては土俵に上がった人間として頭を下げなきゃならないところだな」

初春「浅香山親方・・・」

浅香山「まあ力士っていうのは勝てば天国負ければ地獄ってもんさ、勝てないことで腐っていく人間もいる」

浅香山「逆に少し勝ったくらいで満足する人間もいる・・・それに勝負の世界にいるとどうしても勝てないとか」

浅香山「苦手な相手っていうのはどうしてもいるもんさ、それがだんだんこいつに負けてもいいやって思うようになり」

浅香山「そこを悪用したりするような人間も出てきちまうってことだ」

佐天「・・・・」

初春「・・・・」

浅香山「そういった迷いは勝ち負けの世界にいる以上どうしても付きまとってしまうもんさ・・・相撲に限らずな」

佐天「そういえば、イタリアとか韓国のサッカーで八百長が表ざたになってたね」

初春「確かに・・・相撲だけの問題ではないのかもしれませんね」




11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 15:00:50.30 ID:RW0JgZ8I0

浅香山「まあ俺たち指導者がなんとかしないといけない問題だからな、気を引き締めていくつもりだ」

神裂「あ、あなたは!!」

浅香山「ん?」

佐天「え?」

初春「あれ・・・刀ですかね?」

神裂「浅香山親方ではありませんか!?」

浅香山「ああ、そうだ」

神裂「あの、私ずっと応援してたんです!!握手してください!!」

浅香山「ああ、俺なんかでよければいくらでもな」ギュッ

神裂「はあああぁぁ~~、幸せです・・・」

浅香山「感激してもらえるとこっちもうれしいんだが・・・」

佐天「すごい格好してるね」

初春「ええ、あんなに露出させる必要があるんでしょうか?」



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 15:09:32.89 ID:RW0JgZ8I0

神裂「えっと、これはちょっと・・事情があってですね、普段からこういう格好をしているわけではないのですよ!?」アセアセ

浅香山「まあ深くは聞かないがあんまりそういう格好で表に出るもんじゃないぞ?」

神裂「は、はい!!その、普段は着物なんですよ!!本当ですよ!?」

浅香山「ほお、そりゃ似合いそうだな、えらい別嬪さんだし絵になりそうだ」

神裂「いえ、そう言っていただけると・・・うれしいです・・・」

佐天「なんか照れてるね」

初春「あれが刀だったとしたら事情を聞かないといけないんですけどね・・・」

佐天「一人でできる?」

初春「無理です」



14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 15:21:06.03 ID:RW0JgZ8I0

神裂「も、もう行かなくてはならないのが名残惜しいのですが・・・」

浅香山「そうか、残念だな」

神裂「そのうち朝稽古を見学しに行ってもいいですか?」

浅香山「ああいいぞ、その時は着物で来てくれると部屋に華があるみたいで若い者も張り切るだろうな」

神裂「は、はい!!それでは!!」タタッ

佐天「行っちゃいましたね」

初春「あれはきっと刀なんかじゃなかったんですよ」

浅香山「いや、あれは紛れもなく日本刀だ、しかもかなりの業物だな」

佐天「わかるんですか?」

浅香山「まあな」

初春「じゃあ、危ないんじゃないですか?」

浅香山「覚悟は持っていたようだがむやみに人を傷つけるようなことをする感じは無かったから大丈夫じゃないか?」

初春「・・・・私浅香山親方に会った感激で何があったのかよく覚えてません」

浅香山「・・・そうか」



15: >>13 暇つぶしというやつだ、気にするな 2012/09/09(日) 15:25:47.27 ID:RW0JgZ8I0

浅香山「それにしても学園都市ってのはいろんなもんがあるんだな」

佐天「そりゃ科学が外よりずっと進んでますから」

初春「ここにいるとそれが当たり前になっちゃうんですよね」

浅香山「これだけ便利だとここから抜け出せなくなっちまいそうだな」

佐天「あー、それわかります」

初春「便利ですからねえ」

浅香山「おや?」

上条「くっ・・・はぁ・・・・」ヨタヨタ

佐天「どうしたんでしょうかあの人、あれだけの怪我で外を歩き回るなんて・・・」

初春「ただ事じゃりませんね・・・」



16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 15:37:48.13 ID:RW0JgZ8I0

浅香山「よう、そこの少年」

上条「えっと、俺ですか?」

浅香山「そんな状態でとこに行くっていうんだ?」

上条「まあちょっと、行かなきゃいけないところがあるんですよ」

浅香山「どう見ても病院で入院してなきゃいけないような傷にしか見えないけどな、車にでも轢かれたか?」

上条「ははは、まあそんなとこかもしれませんね」

佐天「えっと、病院に行ったほうがいいと思いますよ?」

上条「その病院から出てきたところだよ、心配しなくても大丈夫さ」

初春「どう見ても大丈夫じゃありません」



17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 15:51:29.27 ID:RW0JgZ8I0

浅香山「しょうがねえな、少年、どこの病院から出てきた?」

上条「え?ほら、あそこの・・・あれです」

浅香山「ほう、結構でかいんだな」

上条「ええ、よくお世話になるんですけど医者の腕は確かですよ」

浅香山「少年、名前は?」

上条「え?上条当麻って言います」

浅香山「よし、おじょうちゃんたちは病院に行ってこの上条君が戻ってくることを伝えててくれ」

上条「え?」

初春「あの、浅香山親方は?」

浅香山「これだけ無茶をしようって言うんだ、特別な事情があるんだろうな」

佐天「でも、どう見ても無理ですよ!!」

浅香山「だから俺が着いていくんだよ、なあに、これ以上上条君に怪我をさせるようなことはしない」





18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 15:55:27.53 ID:RW0JgZ8I0

浅香山「そうだな、これで何かうまいものでむ食って待っててくれ」ポン

初春「わっ!!」ズシ

佐天「うわ・・・すごく分厚い・・・」

浅香山「俺の財布だ、何か必要なものがあったらそれでまかなっててくれ」

初春「え?え?」

佐天「これ、どう見ても・・・」ゴクリ

浅香山「そうだな、ついでにこの上条君の治療費も払っててくれ」

上条「あ、あの、俺そこまで困って・・・なくもないけど・・・そこまでしていただかなくても」 浅香山「いいんだよ」

上条「でも・・・」

浅香山「他生の縁ってやつだ、気にするこたあない」

上条「あ、はい・・」

浅香山「それじゃあ行こうか、こっちでいいんだよな?」ヒョイ

佐天「男の人を軽々と肩にかついだよ!?」

初春「さすが浅香山親方です」



22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 16:07:28.52 ID:RW0JgZ8I0

上条「あれー?」

浅香山「どうした?」

上条「一応俺も年頃の男なんですけど・・・なんでそんなに軽々と持ち上げられるんですか?」

浅香山「こう見えても、まあどう見えてるかわからんが去年の春まで力士をやってたもんでな」

上条「力士っていうと・・・相撲?」

浅香山「そうだ」

上条「力士ってこんなに力あったんだな・・・」

浅香山「ま、この程度は楽にできるくらいはあるさ」

上条「すげぇ・・・」



25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 16:15:17.48 ID:RW0JgZ8I0

浅香山「で、ここでいいのか?」

上条「ああ・・・」

浅香山「おいおいずいぶんと無茶苦茶になっちまってるな・・・」

上条「なんてことだ・・・・」

浅香山「おや?あれは・・・」


ギイィン!!! ガキィン!!

アックア「無駄である」

神裂「このっ!!」


上条「神裂!!」

浅香山「あの別嬪さんと知り合いか?」

上条「ああ、くそっ・・・押し込められてる・・・」

浅香山「簡単でいい、事情を教えてくれ」

上条「え?」

浅香山「早くしてくれ、久々に血が沸騰しちまいそうだ」イライラ




28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 16:24:38.59 ID:RW0JgZ8I0

上条「ごくり・・・・」

浅香山「で、どういうことなんだ?」ギロッ

上条「うっ!!」

上条(なんて威圧感なんだ・・・押しつぶされちまいそうだ・・・・)

上条「えっと・・・あの男が・・・・俺を・・・・・」タジタジ


アックア「さて、命までは取らん、ここから引くがよい」

神裂「くっ・・・まだまだ・・・・」ゼエゼエ

アックア「まだわからないのであるか、このまま戦い続けても万に一つも勝ち目はないぞ?」

神裂「さあ・・・どうでしょう・・・・かね・・・・」ゼェゼェ

アックア「まだやるつもりであるか・・・・」フゥ

神裂「そうやって・・・余裕でいられるのも・・・・今の・・・うちです・・・」ゼェゼェ

アックア「もう休んだほうがいいと思うのであるがな?」

神裂「ふざけたことを・・・」

浅香山「いや、ふざけてないと思うぞ?」



29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 16:33:20.24 ID:RW0JgZ8I0

アックア「何奴!?」

浅香山「通りすがりのもんだ」

神裂「浅香山親方!!」

浅香山「また会っちまったな別嬪さん」

神裂「ここは危険です!!すぐに離れてください!」

浅香山「そんな危険なところのボロボロの別嬪さんをおいておけるわけないだろうが」

アックア「・・・・このまま引くというのであれば私は何も言わないのである・・・」

浅香山「そういうわけにもいかなくなっちまってな」

アックア「ほう?」



30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 16:39:14.94 ID:RW0JgZ8I0

浅香山「お前上条っていう少年の右手を切り落とすためにここにいるんだってな?」

アックア「・・・知っているならば話は早い、今すぐ幻想殺しを引渡しここから去れ」

浅香山「ふう、いちいち俺の神経を逆撫でするやつだな、そんなことさせるわけがないだろうが」

アックア「なら、力ずくで」浅香山「おい」

ビリッ!!

アックア(なんだ・・・この全身に走る・・・感覚は・・・)

浅香山「いい加減にしろよ?ここまでやってることに対しても我慢がならねえっていうのに」

浅香山「これ以上はもう俺も我慢できないぞ?」

アックア「・・・・貴様・・・何者だ・・・」

浅香山「親方だ」



34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 16:48:23.19 ID:RW0JgZ8I0

アックア「猪口才なあああああ!!!」ブン

轟!!!!


アックア「言わんことではない・・・出てこなければよかったものを・・・」

浅香山「おい」

アックア「何!?」

浅香山「ふんっ!!」ガシッ

メキッ

アックア「がああああああああああああ!!!!!!」メキメキ

神裂「すごい・・・アックアの腕を・・・締め上げてる・・・」

上条「神裂!!大丈夫か!?」

神裂「上条当麻!!」



35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 16:53:54.04 ID:RW0JgZ8I0

浅香山「お前の目的なんぞ知ったことじゃない」メキメキ

アックア「がああああああぐ、うおおおおお!!!!」

浅香山「だがお前が誰かを傷つけるためにしか力を使うことしかしないっていうのなら」

浅香山「俺はお前を許さない」メキメキ

アックア「馬鹿なあああ!!!神の力を宿すこの私がああああ!!!!」

浅香山「神? それならこの俺も幾度となく神の力を宿してぶつかりあってきたぞ?」ギリギリ

アックア「馬鹿なあ・・・・馬鹿なあああ!!!」

浅香山「お前この国の人間じゃないか・・・なら知らなくて当然だよな、この国の人間もほとんど忘れかけてるんだからな・・」

アックア「はっ!!まさか・・・貴様・・・・・RIKISHI!!!!」

浅香山「正確には 元 だがな」



40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 17:08:47.01 ID:RW0JgZ8I0

上条「か、神裂、どういうことだ?」

神裂「浅香山親方は元力士・・・大関まで行った方です・・」

上条「それが何で聖人のアックアを押してるんだよ!!」

神裂「やはりご存知ないのですね、SUMOUのすごさを」

上条「えっ?」

神裂「SUMOUとは一般的ににささげる演舞とされていますが実はそうではありません」

上条「どういうことだ?」

神裂「SUMOUとは神をその身に宿し、神同士が人間界で本気でぶつかり合い楽しむための儀式なのです」

上条「そんなにすごいことなら観客とかただですむわけがないじゃねーか」

神裂「そのために土俵のすぐ下に五人の勝負審判がいるのです」

上条「えっ?」



41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 17:15:29.20 ID:RW0JgZ8I0

神裂「土俵の中には神の審判を司る GYOUJI と神をその身に降臨させた RIKISHI が立つのが基本です」

神裂「その力は呼吸をするだけでその辺の建物にヒビが入るくらいなのです」

上条「な、なんだよそれ・・・」

神裂「そう、神をその身に宿し続けてはじめてなれるのが OYAKATA です、そしてそのOYAKATAにしか」

神裂「土俵を支える決壊をつくることはできません」

上条「ってことは・・・・」

神裂「浅香山親方が本気を出せば・・・それこそ現役時代のように髷を結ってまわしを締めていれば・・・」

神裂「アックアなど腕をつかまれただけでつかまれた腕が消滅するでしょうね」

上条「なん・・・だと・・・」



44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 17:22:41.89 ID:RW0JgZ8I0

神裂「先日ヴェントが学園都市を襲撃しましたよね?」

上条「ああ」

神裂「あの時日本全土にヴェントの力が及ばないように陰ながら尽力したのがRIKISHIとOYAKATAです」

上条「そうだったのか・・・」

神裂「ええ、彼らはこの国に危機が陥ったとき確実に動き出します」

上条「ごくり・・・」

神裂「第二次世界大戦で天皇陛下を守護し、諸外国が天皇陛下を罪に問おうとすればその力で・・・いえ、これはやめましょう」

上条「と、とにかく、あの人はすごい人なんだよな!?」

神裂「ええ・・・私など話にならないくらいに・・・」



45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 17:30:56.08 ID:RW0JgZ8I0

浅香山「お前はもう少し心身共に鍛えなおしたほうがいいな」パッ

アックア「ぐっ、ぐううううううう・・・・・」

浅香山「俺が稽古をつけてやる、ほら、かかってこい」

アックア「相手が誰であろうと私は負けるわけにはいかん!!世界中の十字教徒の幸せのために!!」

アックア「おおおおおおおお!!!!!」

浅香山「ふぅ、稽古だって言ってるのに馬鹿でかいハンマーふりかざすやつがどこにいる」

浅香山「むん!!」ガシッ

アックア「なっ!?」

神裂「あの体制は!!」

上条「え?アックアがメイスを持った手をかかえこまれて・・・」

ゴキィ!!

アックア「があっ!!」

浅香山「そいっ!!」

メキメキメキィィィィィィィ!!!!!

アックア「あぁ・・・・・・・あ・・・」




46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 17:36:21.88 ID:RW0JgZ8I0

ドスゥゥゥゥゥ!!!!

浅香山「ふぅ・・・・・」

アックア「がああああああ!!!!!あっあああがああああ!!!!」

神裂「これが・・・・KOTENAGE・・・・」

上条「おい・・アックアの腕が紙で作られたみたいにぺらぺらしてるぞ・・・・」

神裂「それだけではありません、浅香山親方の力でたたきつけられた地面にヒビが入っています」

上条「本当だ・・・なんて力なんだ・・・」



48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 17:44:14.85 ID:RW0JgZ8I0

アックア「この、化け物があああああ!!!!」

轟!!!!

神裂「!!!」

上条「何が起こってるんだ!?」

浅香山「これは・・・・水か?」

アックア「いかにRIKISHIといえど大質量の水で沈めてしまえばああああ!!!」

上条「おい、俺たちここにいたらまずいんじゃないか!?」

神裂「大丈夫です、あの程度・・・・浅香山親方の敵ではありません」

アックア「沈むがいいいいいいい!!!!!」

浅香山「すううううう・・・・ふううううう・・・・・・」

浅香山「むん!!!」クワッ



49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 17:50:39.99 ID:RW0JgZ8I0

轟!!!

アックア「ごっがあああああああああ!!!!!!」

浅香山「ふぅぅぅぅ・・・・・・」スーハー

上条「な、何が起こったんだ・・・」

神裂「KI を高めて放出したにすぎません、と、言ってもあれは神の一撃に匹敵しますね・・・・」

上条「なんてことだ・・・これが・・・RIKISHI」

神裂「いえ、正確にはOYAKATAの力ですね」

上条「なんにしてもすげえよ、こんな強大な力を持っている人がこの国にいたなんて・・・」

神裂「この国が宗教で争うことのない理由のひとつでもありますからね」

上条「そうだったのか・・・・・」



50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 17:57:46.60 ID:RW0JgZ8I0

アックア「私は・・・私は・・・負けるわけにはいかん・・・・ので・・ある・・・」ヨロヨロ

浅香山「まだ立ちあがってくるのか?俺は腰が痛いからほどほどにしてほしいんだけどな?」

アックア「ぐっ・・・・」

浅香山「こうなったらお前が気のすむまで相手をしてやる、思う存分かかってこい」

アックア「おおおおおおおお!!!!」

ガシィ!!!

アックア「お、おおおおお・・・・」ギリギリ

浅香山「ったく、片手だけでたいした根性だ、もう少し若ければうちの部屋にほしいくらいだな」

浅香山「だが、人を傷つけるために平気で力をつかうやつには容赦はしないぞ!!」



51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 18:02:33.27 ID:RW0JgZ8I0

アックア「 」

浅香山「ふう、ちょっとやりすぎちまったか?」

神裂「浅香山親方!!」

上条「大丈夫か!?」

浅香山「すまん、こいつの腕ちょっとやりすぎたかもな」

神裂「まあ・・・・」

上条「神裂、なんとかなりそうか?」

神裂「そうですね・・・・元通りになるかはわかりませんが日常生活を送るくらいには回復できそうです」

浅香山「やれやれ、いい年してやりすぎちまったな・・・」ポリポリ

上条「あ、浅香山親方!!」

浅香山「ん?」

上条「ありがとうございました!!」ペコリ



54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 18:10:45.75 ID:RW0JgZ8I0

浅香山「なーに、気にするな、腰は少し痛くなっちまったけどな」ガハハ

上条「すげぇ・・けろっとしてる」

神裂「さすがOYAKATAですね」

浅香山「じゃこいつのことは別嬪さんにまかせちまっていいのか?」

神裂「はい、私、神裂火織が責任を持ちます」

浅香山「そっか、いい名前だな」

神裂「へ?」

浅香山「朝稽古の見学、楽しみにしてるからな?」

神裂「い、いえいえいえ、私こそ・・・失礼にならないようにと・・・・」モジモジ

浅香山「そのきれいな顔をみるだけで若い奴は発奮するってもんだ、よろしくな」

神裂「は・・はい・・・」モジモジ



56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 18:19:11.23 ID:RW0JgZ8I0

佐天「なんかあっちのほうですごい音とかしてるよね?」

初春「・・・・」

佐天「えっと・・・浅香山親方・・・・大丈夫かな?」

初春「大丈夫ですよ」

佐天「え?」

初春「浅香山親方があの程度でどうにかなるわけがありません」

佐天「そういうものなの?」

初春「そういうものです」



57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 18:22:37.83 ID:RW0JgZ8I0

佐天「って言われてもすごく心配なんだけど・・・」

初春「大丈夫ですってば・・・ほら」

佐天「え?」


浅香山「おーい!!おじょうちゃーん!!」

上条「何か男の人に担がれてるってかっこ悪く感じるんですけどね?」

浅香山「おお、そうかそうか、じゃあここからは自分で歩いてみるか?」ストン

上条「くっ・・・」ズキズキ

浅香山「ははは、まあ本当に無理ならまたかついでやる、女の子の前で強がるのも男の宿命だな」ガハハ

上条「こ、このくらいのことで・・・・」



59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 18:27:49.02 ID:RW0JgZ8I0

初春「おかえりなさい、浅香山親方」

浅香山「ただいま」

佐天「うわ、服がボロボロじゃないですか」

浅香山「だろ?みっともないったらありゃしないよな」

初春「でも、怪我はひとつもありませんね」

浅香山「ま、ちょっとした稽古みたいなものだったからな」

上条「マジぱねぇ」




60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 18:33:07.37 ID:RW0JgZ8I0

翌日

浅香山「さて、腰のほうも診てもらったしそろそろ部屋に戻らないとな」

佐天「もう行っちゃうんですか?」

初春「もう少し一緒にいたかったです」

浅香山「うれしいこと言ってくれるね、だけど俺も立場上弟子の面倒をみないといけないからな」

佐天「あの・・・また会えますよね!?」

浅香山「ああ、もちろんだ」

初春「私、親方が関取を育てるって信じてますから!!」

浅香山「ああ、期待に応えられるように指導するつもりだ」

上条「浅香山親方!!」

浅香山「よう、上条君」

上条「俺、絶対に親方みたいな強い男になってみせるぜ!!」

浅香山「そうかそうか、俺の弟子になって稽古についてこれたら俺を超えられるかもしれないぞ?」

上条「親方の・・・稽古・・・・」ゴクリ



61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 18:36:01.41 ID:RW0JgZ8I0

浅香山「稽古ってだけでしり込みしてるようじゃまだまだだな」ニヤニヤ

上条「くっ、ちくしょう・・・」

佐天「まあ一般人には・・・」

初春「きついものがありますよね・・・」

浅香山「君が俺の弟子になりたいと本気で願うなら面倒は見るぞ、だが個人的にはうちの部屋に同情破りに来るくらいの意気込みがほしいがな」ガハハ

上条「なる!!絶対に親方に並ぶ、いやそれ以上の男になってやるぜ!!」

浅香山「楽しみにしてるぞ!」

上条「おう!!」



62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 18:41:14.74 ID:RW0JgZ8I0

佐天「こうして、浅香山親方は友綱部屋へ帰っていった・・・」

初春「私にも親方が何をされたのかわかりませんが風のうわさで学園都市を襲撃した人を懲らしめたみたいです」

佐天「これまでも・・・そしてこれからも・・・」

初春「浅香山親方は戦い続ける・・・」

佐天「土俵の上で戦うだけがRIKISHIじゃない・・・」

初春「土俵を降りてからも・・・RIKISHIは日本とRIKISHIを志す若者を守り続けている・・・」

佐天「ありがとう浅香山親方」

初春「私たちはこれからも浅香山親方を応援し続けます」

佐天「この国を守る人たちの勇姿を!」

初春「その目に刻みつけながら!!」


おわり




63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 18:43:40.20 ID:72wuCrUvi

>>1ごっつぁんです!


元スレ
佐天「え?今日から巨乳たちのM字開脚祭りが始まるの?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1347166757/