1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:34:16.44 ID:3/CxCE1g0
<ミサト宅>
アスカ「ふー、今日も疲れたわ。通常訓練の後の呼び出すなんて、ミサトも人使いが荒いわねぇ」
アスカ「まぁ、シンジとファーストの戦闘データを2号機に置き換えての仮想シミュレーションなんてのも
私と二号機への期待の現われ、って事だししょうがないわね」
アスカ「ただいまー」ガチャ
シーン
アスカ「……あれ?」
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:37:34.22 ID:3/CxCE1g0
アスカ「ただいまー。シンジ、いないの?」
シンジ「……」カシャカシャ
アスカ「(なんだ、いるじゃない)」
シンジ「……」カシャカシャ
アスカ「……らー!!」
シンジ「わわっ、あっ、なんだアスカかぁ。おかえり」
アスカ「なんだ、とは失礼ね。ただいま。ご飯は?」
シンジ「もうできてるよ。ミサトさんは遅くなるみたいだけど、どうする?」
アスカ「すぐにでも先に食べたいわ。おなかすいちゃった」
…………
……
…
アスカ「んー、ご飯食べてお風呂に入って、つかの間の休息ね~」
シンジ「フンフーン♪」
アスカ「(……珍しいわね。アイツが食器を洗いながらイヤホンして鼻歌なんて)」
シンジ「ふぅ、これでよしっと」
アスカ「ねぇ」
シンジ「どうしたの、アスカ」
アスカ「なんだかイヤにご機嫌じゃない。何かあったの?」
シンジ「うん、今日買ってきたモバマスのCDを聞いてたんだ」
アスカ「モバマス?」
シンジ「あ……ごめん、何でもない」
アスカ「歯切れが悪いわね。いいじゃない、減るもんじゃないし」
シンジ「アスカには多分向かないよ」
アスカ「何よ、ごまかしちゃって…はっは~ん、さてはエッチなものなんでしょ」
シンジ「そ、そんなんじゃないよ!」
アスカ「やーいやーい、スケベシンジ~」
シンジ「違うよ! かな子はそんなんじゃないよ!!」
アスカ「…………誰よ、かな子って」
シンジ「……わかった、話すよ」
※かな子…三村かな子(14)キュート
おかし好きで、ふくよかな女の子。先日CDデビューした
シンジ「はい、これが言ってた“モバマス”のCD」
アスカ「ふーん、普通のCDじゃない。アニメか何かの曲なの?」
シンジ「違うよ。さっきも言ってた“モバマス”──『アイドルマスター シンデレラガールズ』って無料携帯ゲーム」
アスカ「ゲームなのにCDを出してるなんて日本も変わってるわねぇ」
シンジ「プレイヤーが女の子をスカウトしてアイドルに育てていくんだ。アイドルでチームを組んで、
他のプレイヤーのチームと対戦したりする事もできるよ」
アスカ「へー」ニヤニヤ
シンジ「今日はかな子…この子も含めて5枚発売されてね。帰りにトウジやケンスケや委員長と買ってきたんだ」
アスカ「ヒカリもやってるの?! てっきりモテない男連中だけだと……」
シンジ「そんな事ないよ。アイドルマスターは女子小学生の間でも大人気なんだ」
アスカ「・・・日本はよくわからないわね」
シンジ「委員長もそうだけど、男女問わず今じゃクラスのほとんどがやってるよ」
アスカ「(そういえば……)」
~回想~
女子1「東郷様かっこいいわよね~」カチャカチャ
女子2「ううん、やっぱり拓海の姐さんよ」カチャカチャ
アスカ「ねぇねぇ、携帯もって何の話してるの~」
女子1「あ…アスカさんにはつまらない話よ…」
~回想おわり~
アスカ「そんなに人気あるゲームなのに何で誘ってくれないのよ。おかしいわ!
これってイジメ? 冗談じゃないわ!」
シンジ「だって……」
シンジ「アスカは携帯を持ってないじゃないか!!」
アスカ「」
※東郷様…東郷あい(23)クール
ボーイッシュな形のイケメソなセリフが一部女性の間で人気
※拓美の姐さん…向井拓海(18)パッション
元ヤン系アイドル。さらしをまいた胸は全アイドル中ナンバー2の95センチ。『特攻の拓』
~翌日~
アスカ「フンフ~ン♪」
ミサト「……船の上で“携帯電話は束縛されてる気がするからいらない”、って言ってたのは誰だったっけ」
アスカ「昨日は昨日、今日は今日よ」
シンジ「(調子がいいなぁ)」カチャカチャ
アスカ「それにしてもミサトったら気がきくわねー。『学校の友達もできただろうから』って、
こっそり準備してくれるなんて。グッドタイミングだわ」
ミサト「いいのいいの。シンちゃんのもそうだけど、無許可で課金とかできないようになってるからね」
アスカ「無料ゲームなのに課金ってどういう事よ?」
シンジ「そのうちわかるよ……よし、モバゲーに登録できたよ」
アスカ「ありがと。それじゃあ早速モバマスを…」
シンジ「待って。はじめるのは後のほうがいいよ」
アスカ「いいじゃない。善は急げっていうし」
シンジ「いいからいいから、ほら。そろそろ学校にいかないと。学校でやればいいよ」
アスカ「それもそうね。それじゃミサト、いってくるわ」
ミサト「いってらっさ~い」
ミサト「……」
ミサト「あっ、また盗まれてるー!!」
~昼休み~
ケンスケ「くーっ、やっぱ楓さんはいい曲だった! 杏もいい感じに電波ってたし、2枚買った価値があったよ」
トウジ「妹ケ崎もなかなかよかったで。来月の姉ちゃんのほうも楽しみやわ」
ヒカリ「しぶりんも素敵だったわ。はい、碇君。約束してたしぶりんのCDね」
シンジ「うん。それじゃあかな子のCDはケンスケに……」
ケンスケ「オッケー。この2枚はトウジに……シリアルはもう取ってるから」
トウジ「わーっとるわ。ほい、委員長」
ヒカリ「ありがとう、大事に聞くわ。」
アスカ「お待たせー。今日は3バカも一緒なのね」
※楓さん…高垣楓(25)クール
優雅なイラストなのに中身はオッサンなアイドル。
※杏…双葉杏(17)キュート
印税生活を企むニート。モバマスオリキャラの中でもトップクラスの人気を誇る
※妹ケ崎…城ヶ崎莉嘉(12)パッション
ギャル姉妹の妹。かぶとむしマスター。最近Sレア化したこともあり、総選挙暫定3位に
※しぶりん…渋谷凛(15)クール
モバマスの中心的アイドル。「あんたがプロデューサー?」はCMでも使われた名文句
ケンスケ「お邪魔してるよ」
ヒカリ「お帰りアスカ。日直当番ご苦労様」
シンジ「それじゃあご飯にしよっか」
トウジ「待ちくたびれて死ぬかと思ったわ」
アスカ「ふっふっふ…じゃーん!」
ケンスケ「あっ、最新型!」
ヒカリ「アスカ携帯買ったんだ。後でアドレス教えてね」
アスカ「もちろん。これで念願のモバマスを始められるわ」
クラスメイト達「「「「「「「「「「 」」」」」」」」ビクン
トウジ「ほー、転校生もモバマスやるんか」
アスカ「当たり前よ。CDだって昨日聞いたし、イチからはじめてクラス1を目指すわ」
ヒカリ「それじゃあこのクラスのプロダクションに誘うわ。ID教えてもらってもいい?」
アスカ「待って、今はじめる。ID取得したら教えるわ」
ヒカリ・ケンスケ・クラスメイト達「「「「「ちょっとまてー!!」」」」」
アスカ「」ビクッ
シンジ・トウジ「(やっぱり…)」
ヒカリ「待って待って! 今わたしが招待するわ」
ケンスケ「いや、僕に招待させて。クローゼットあげるから!」
クラスメイト「50000マニー出す。だから俺のところから・・・」
クラスメイト「アスカ、私はエナドリ出すから招待させて!」
アスカ「ちょ、ちょっと。どうなってるのシンジ」
シンジ「…新規プレイする人を既存のプレイヤーが招待すると、レアアイドルがもらえるんだ」
ケンスケ「じゃんけんぽん!あいこでしょ、あいこでしょ!」
クラスメイト「畜生…」
ヒカリ「やったわ! さぁ、アスカ。私と契約してプロデューサーになりましょう」
アスカ「え、えぇ…」
シンジ「……これがアイドル選抜ジャンケン大会か」
トウジ「あんまおもろないで、センセ」
アスカ「……さぁて、いろいろあったけど早速スタートね。まずは名前を…『アスカ』っと」
シンジ「『アスカP』の誕生だね」
アスカ「P?」
ケンスケ「アスカP(プロデューサー)、ね。モバマスやアイマスのプレイヤーは基本みんなP付けなんだ」
アスカ「ふぅん」
ヒカリ「次はタイプ決めね。『キュート』『クール』『パッション』から選ぶの」
ケンスケ「一度きめたら変更できないから注意して」
アスカ「これね。3つのタイプはどう違うの?」
トウジ「基本的にジャンケンやな。キュートはクールに、クールはパッションに、パッションはキュートに強い」
ヒカリ「仲間にしたアイドルが自分と同じだと能力ボーナスがもらえるわ」
ケンスケ「あとは最初にもらえるアイドルの違いだね。高槻やよい・如月千早・萩原雪歩。
これが画像だよ」
アスカ「ふーん。で、どれが一番強いの?」
シンジ「最初の3人にそんなに違いはないし、フィーリングでいいんじゃないかな」
アスカ「そう。それじゃあ……キュートにするわ」
ヒカリ「私や碇君と一緒ね」
トウジ「意外やな。てっきりクール(千早)を選ぶ思っとったわ」
アスカ「それも考えたんだけどね。なんかこの娘幸薄そうだし…」
シンジ「(鋭い…)」
如月千早。絶壁といっても差し支えない残念な胸ネタにまぎれてしまっているが、
彼女の本質はすがりついて心を閉ざしたその生き様にある。
試験管児であるアスカが彼女をあえて回避したのは、果たして偶然なのだろうか──
※高槻やよい(14) 本家アイマスキャラ。もやし。
※如月千早(16) 本家アイマスキャラ。72。
※萩原雪歩(16) 本家アイマスキャラ。ドリル。
アスカ「よし、高槻やよいが仲間になったわ。この子私たちと同じ年なのね・・・うっうー?」
ヒカリ「うっうーはうっうーよ。後はチュートリアルの通りにレッスンして、ボス戦をして…」
アスカ「やった、みくを倒したわ。はじめてなのにこれだけ楽勝だなんて流石あたしね!」
ケンスケ「(チュートリアルだからなぁ…)」
アスカ「ライブバトルでちひろも倒したし……なるほど、だいたいわかったわ」
シンジ「あとはどんどんレッスンやイベントをこなして……」
ヒカリ「ファンを集めてアイドルと仲良くなって……」
トウジ「目指すはアイドルマスター、っちゅうワケや!」
アスカ「なるほど。見てなさい、いつかこのクラスのトップになってやるんだから!!」
みく…前川みく(15)キュート
チュートリアルで最初に戦うボス。猫系アイドル。えいっ、猫ぱんち☆
ちひろ…千川ちひろ(?)事務員
原作の音無小鳥ポジ。ガチャやショップ等様々な手段でプレイヤーに課金を迫る運営の犬。
<放課後・教室>
アスカ「……」カチャカチャ
ヒカリ「アスカー、帰らないの?」
アスカ「ちょっと待って……よし、スタミナ使い切ったわ。行きましょ」
ヒカリ「……はい、私の番号とメール赤外線で送信したから」
アスカ「ありがとっ、ネルフ以外じゃヒカリが最初ね。あっちじゃ携帯なかったし」
ヒカリ「そうなんだ。はじめてか……ふふっ、なんかうれしいな」
アスカ「そう?」
ヒカリ「うん。やっぱり最初は大切よ。ほら見て」
アスカ「ん、モバマスのアイドル……まだ見た事ない子ね」
ヒカリ「奥山沙織。キュートタイプのアイドルね。ノーマルアイドルとしては中程度かな」
※奥山沙織(19)キュート
ぐるぐる眼鏡の方言娘だが、覚醒させると大変身するアイドル。ノーマルにしては防御が硬い
アスカ「ノーマル、ってこのアイドルの名前の横に書いてあるヤツよね。レアとか+とか…」
ヒカリ「そうよ。アイドルには『ノーマル』『レア』『Sレア』の3種類があるの。後にいけばいくほど強力になるわ」
アスカ「で、同じアイドルを合体させて“プラス”にすれば姿もかわって能力も高くなるのよね」
アスカ「この子がどうしたの?」
ヒカリ「うん……」
ヒカリ「今でこそクラスのプロダクションの社長な私だけど、はじめたのはけっこー後なんだ」
ヒカリ「他の友達に誘われてはじめたときにね、私もまだよわっちくて…」
~回想~
ヒカリ「ちょっとトウジ君。殴る(※バトルをしかける)なんてひどいじゃない」
トウジ「ええやんええやん、挨拶みたいなもんや。しかし貧弱なメンバーやなぁ」
ヒカリ「まだそんなにやってないから仕方ないじゃない」
トウジ「ふーん……ほな、この子やるわ」
ヒカリ「えっ……」
トウジ「はじめたばっかやったら十分守りのフロントになれるで。なんか委員長に似とるしな」
ヒカリ「あ、ありがと……」カアッ
~回想おわり~
ヒカリ「……って事があったのよ」
アスカ「(ただのノロケじゃない)」
~夕食後~
アスカ「……やった、これでこのエリアもクリアね」カチカチ
シンジ「意外ですね、あそこまでアスカがハマるなんて」
ミサト「なんだかんだいって、あの子も今時の学生って事ね」
アスカ「…ねー、この“シンジP”ってシンジの事よね。レベル30の」
シンジ「うん。かな子をリーダーにしてるのは僕のだよ」
アスカ「よし、それじゃあいっちょバカシンジを叩きのめしてやりますか」
シンジ「……」
~1分後~
アスカ「なんで勝てないのよ!」
シンジ「そりゃレベル差が4倍、コスト30差あったら勝てないって」
アスカ「くーっ、今に見てなさいよ!」
~(その晩) AM1:00~
アラーム<ココロヨゲンシニモドレー
アスカ「」ムクリ
アスカ「スタミナ消費して……よし、次に全回復するのは2時半ね。アラームセットして…」
アスカ「」Zzz
~AM2:30~
アラーム<オーカエリナサイーッ
アスカ「」ムクリ
アスカ「次はレベルアップあるから1時間後か…眠いけど、負けてられないわね」
ミサト「(……)」
…………
……
…
<翌日・ネルフ本部>
ミサト「……ってな事があったのよ」
リツコ「わかるわ」
リツコ「スタミナが少ない頃はそうやって時間を計算してプレイしてたわよね、春菜」カチカチ
マヤ「(なんで先輩「わかるわ」で区切ったんだろう…)」カチカチ
マコト「……やった、クレーンでマストレさん引いた!これで茜を強化できる」カチカチ
シゲル「すげー。うちのだりーなも負けてられないな」カチカチ
マヤ「うーん、なかなか目当てのトレーナーさんが来ませんね。待っててね都ちゃん」カチカチ
ミサト「(ここもか)」
※春菜…上条春菜(18)クール
メガネを前面に押し出したアイドル。前述のみくと足して割ると真希波・マリ・イラストリアスになる。
※茜…日野茜(17)パッション
元気いっぱいなラグビー娘。通常レアなのに異様な攻撃力を誇る、無課金Pの味方
※だりーな…多田李衣菜(17)クール
ロックなアイドル(笑)を目指している。人気投票中間順位TOP10と、意外と人気が高い。
※都ちゃん…安斎都(16)キュート
ミル○ィホームズに似た探偵アイドル。探偵のくせに現在死亡フラグがたっている
…………
……
…
~一週間後~
アスカ「ふぅ、よーやくレベル25になったわ」
ヒカリ「一週間でレベル25ってかなりすごいじゃない」
アスカ「まぁ、うちのやよい・伊織・歌鈴・きらり・穂乃香にかかれば余裕よ」
ケンスケ「ヒソヒソ(シンジがあげたわけじゃないんだよな?)」
シンジ「ヒソヒソ(うん…全部ローカルガチャ)」
トウジ「ヒソヒソ(すげぇ…)」
※伊織…水瀬伊織(13)パッション
本家アイマスキャラ。デコツンデレ。くぎゅ。サークル登録すると誰でもらえる“レア”キャラ
※歌鈴…道明寺歌鈴(17)キュート
ドジっ娘属性を持った脇巫女。無料ガチャだとほとんどでない“レア”のキャラ
※きらり・・・諸星きらり(17)パッション
独特のキャラで二次創作にも(ネタ的な意味で)大人気にょわー☆はぴはぴ。無料ガチャだと(以下略)
※穂乃香…綾瀬穂乃香(17)クール
バレエ経験者でディフェンスに定評があり、心が豊かになるアイドル。無料(以下略)
アスカ「ふっふっふー、平行して聖闘士星矢やバハムートもやってるもんね。
マイスタドリも貯まったし、実はほら……じゃーん!」
トウジ「……これはレア以上のアイドルが間違いなく出るプラチナガチャやん!」
ケンスケ「ログインボーナスや課金以外では基本的に手に入らないプラチナガチャ……」
ヒカリ「現在キャンペーンで同じモバゲーの『聖闘士星矢』『バハムート』等をある程度プレイしたら
運営からもらえるプラチナガチャが10枚も!!」
シンジ「(説明くさいなぁ……)」
アスカ「ふっふっふ~使いたいのをずっと我慢してたんだから。一気にいくわよ!」ガチャガチャ
楊菲菲「フェイフェイダヨー」
楊菲菲「フェイフェイダヨー」
楊菲菲「フェイフェイダヨー」
楊菲菲「フェイフェイダヨー」
楊菲菲「フェイフェイダヨー」
楊菲菲「フェイフェイダヨー」
楊菲菲「フェイフェイダヨー」
楊菲菲「フェイフェイダヨー」
楊菲菲「フェイフェイダヨー」
アスカ「……プラチナガチャ、ってこの子しか出ないの…?」イライラ
4人「(ないわー)」
※楊菲菲(ヤン・フェイフェイ)(15)キュート
香港出身の中華娘。プラチナガチャで異様にたくさん出る。フェイフェイダヨー
アスカ「くっ……ま、まだよ。最後の一枚でとんでもないの引いてやるわ!!」ガチャガチャ
アスカ「…………」
アスカ「……っふっふっふ…」
シンジ「何が出たの?」
ヒカリ「見せてよアスカ」
アスカ「…じゃーん!」 つ『[自称・カワイイ]輿水幸子(Sレア)』
4人「すげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
※輿水幸子(14)キュート
自分をカワイイと言ってはばからないボクっ娘。SにもMにも人気。
出現率は極端に低く、(一部を除いて)Sレアのアイドルを無課金がGETするのはほぼ不可能。
アスカ「ふふん、“自称”とかいうけどけっこーおもしろい子じゃない。
きめたわ! あたし、この子と一緒にトップを目指すわ!」
事実、その後行われたイベント『アイドル水泳大会』でアスカは個人順位TOP3000、
ヒカリが代表をつとめる「2-Aプロダクション」においてその頂点を極めることになる。
ヒカリ「やったわね、アスカ」
アスカ「ありがとう」
トウジ「(この短期間でここまでってどないやねん…)」
ケンスケ「(別に疑ってるわけじゃないけど、本当に無課金なんだよな?)」
シンジ「(うん…ボク達の携帯ってやろうと思ってもできないし)」
クラスメイト「くやしいなぁ、おめでとう」
ク
ラスメイト「すごいなーあこがれちゃうなー」
アスカ「いやいや、それほどでもないわよー……ん?」
レイ「……」
アスカ「……んっふっふっ」
シンジ「(なんかイヤな予感……)」
アスカ「こんにちは。いつものように暗いわね」
レイ「……」
アスカ「ファーストみたいなネクラが少しでもクラスにとけこめるよう、
モバマスクラス第1位のこのアスカ様が招待してあげるわ」
レイ「結構。間に合ってる」
アスカ「ッ……アンタもモバマスやってるの? 見せてみなさいよ」
レイ「……」つ携帯
アスカ「……れっ、レベル334?!」
レイ「……」
アスカ「どっ、どうせひとりでさみしくちまちまレベルあげてただけでしょ。何よ、『綾波レイ個人事務所』って」
レイ「独りで十分。他のPがきても邪魔になるだけ」
アスカ「ッ、いいわ。[自称・カワイイ]の攻撃力を見せてやるんだから!!」
攻撃:アスカP 攻撃コスト:130 総攻撃発揮値:77444
防御:レイP 防御コスト:230 総防御発揮値:137564
レイP WIN!!
アスカ「」
ヒカリ「(やっぱり……)」
アスカ「……っ卑怯よ! たいしたアイドルもいないくせに、コストばっかり高いなんて!!」
レイ「……なら私が攻める」
アスカ「なっ!」
レイ「現在、私の攻撃コストは回復中でおよそ100程度。これは貴女と同程度のはず。
これであなたが負けたら静かにしてもらえるかしら」
アスカ「の、望むところよ!! 見てなさい!!」
アスカ「(バックフロントのメンバーを(輿水)幸子・レナ・ウサミン・小梅に穂乃香に変更。
いける…理論上の総防御値は77777。ATフィールド全開ッ!!)」
アスカ「さぁ、来なさいっ!」
レイ「……」
※レナ…兵藤レナ(27)キュート
防御に長けたレアアイドル。どうみてもパチスロのRIOである。
※ウサミン…安部奈々(永遠の17歳←公式)キュート
メイド服姿のアイドル。出身地は会社から電車で2時間圏内のウサミン星。
※小梅…白坂小梅(13)クール
怪談やホラー映画が大好きなゲゲゲ……少女アイドル。圧倒的守備力に加え、相手の攻撃力を落とす鬼特性。
防御:アスカP 防御コスト:115 総防御発揮値:69159
攻撃:レイP 攻撃コスト:99 総攻撃発揮値:110721
【レイPフロント】
[天使な堕天使]神崎蘭子 Sレア+(リーダー)
[だらだら妖精]双葉杏 Sレア+
[ラブリープリンセス]諸星きらり Sレア+
[聖夜の使者]イヴ・サンタクロース Sレア+
[幸運の女神]鷹富士茄子 Sレア+
アスカ「」
トウジ「(アカン)」
※神崎蘭子(14)クール
厨二秒を患ったゴシック少女。芝居がかった話し方をするが、根は優しいいい子。
通常レアと反対に、Sレアはクール最強クラスの攻撃力を誇る
※イヴ・サンタクロース(19)パッション
身包みをはがされた正真正銘のサンタクロース。モバマスで最もレアなアイドル。
Sレアを2枚集めるためには、ドリンク1万本(現在の貨幣価値にしておよそ100万円園)必要
てかもう公の場に流通しないような気がする。
※]鷹富士茄子(20)クール
正月のイベント上位に配られた安直な名前の神様(?) イヴの次に希少。
アスカ「な、何あれ…見たことないのがいっぱい……え、コスト100未満で10万オーバー?!」
レイ「……サービス開始から初日から欠かさずやってるだけ。ここ数ヶ月やってる素人府風情が突っかからないほうがいい」
ヒカリ「(なにそれ怖い)」
レイ「じゃあ碇君。今日の訓練遅れないように」
シンジ「う、うん…」
レイ「……」
レイ「闇に飲まれよ!(訳:お疲れ様)」ドヤァ
トウジ「(うわ、綾波の奴めっさええ笑顔しとる……)」
ケンスケ「(綾波さんあんな風に笑えるんだ…)」
ヒカリ「あ、アスカ。気をしっかり持つの。あんな廃課金Pに勝てるはずないわ……」
アスカ「……強くなりたい…みくにゃんでもいいです……」
アスカ「……」
<ネルフ・リツコの研究室>
ミサト「大変よ、リツコ」
リツコ「どうしたのよミサト…あら、シンジ君とアスカも一緒なのね」
ミサト「アスカが、モバマスに課金したいっていうのよ!」
リツコ「何ですって?!!」
シンジ「(騒ぎすぎじゃないかな…)」
アスカ「……」
ミサト「正気なの、アスカ」
アスカ「えぇ、あたしが甘かった。頂点を取るためにはもっとやらないとダメなのよ」
シンジ「ヒソヒソ(実は綾波と直接闘ってショック受けたみたいなんですよ)」
リツコ「ヒソヒソ(なるほどね…)」
ミサト「アスカ。あなたは課金がどういう事かわかってるの。下手すれば人生が狂うわよ」
アスカ「かまわないわ。アイドルを育てる事で、私は私でいられるのよ」
シンジ「(えっ)」
リツコ「…アスカ。貴女はレイだけを見てるわ。もっと残念な課金厨もいるのよ…」ポチッ
ウィーン
アスカ「これは…」
リツコ「司令室の隠しカメラよ。さっき副司令が行くっていってたし…ちょうど来たわ」
シンジ「(父さん…ずっと携帯をいじってるけど……まさか?!!)」
<司令室(隠しカメラ)>
コウゾウ「碇。またカード会社から催促が来ているぞ。今月でもう3件目だ」
ゲンドウ「…かまわん。それより、もう5万モバコインを課金しておいてくれ」
コウゾウ「先週預かったキャッシュカードの限度額はもう一杯だ。加持や他の職員からの借金も貯まっているだろう」
ゲンドウ「フン。仕方ない、新しいカードを作るか」
コウゾウ「できるのか? もうすでに貸付履歴は真っ赤だろうに」
ゲンドウ「そのためのネルフだ。先週垢BANされた分を一刻も早くとりもどさねばならん」
コウゾウ「もうダミーシステム(自動巡回ツール)は…」
ゲンドウ「あぁ、わかっている。留守を頼むぞ」
<再びリツコの研究室>
シンジ「」
ミサト「うっわー、あのオヤジがハマってるのは知ってたけど、ここまでとは…」
アスカ「し、シンジ。大丈夫。私はあんなマダオみたいにはならないから大丈夫よ!」
リツコ「課金をする、っていうのはこうなる可能性もあるってことよ。それはわかっているのかしら?」
アスカ「…覚悟はできているわ」
ミサト「……そこまで腹を括っているなら仕方ないわね。でも借金はダメよ」
アスカ「やりぃ♪ わかってるわよ!」
こうして課金をはじめたアスカはものすごい勢いでアイドルを集めはじめた。
並のPが持っていないアイドルでフロントを固め、他人の3倍でイベントを駆け抜ける。
その勢いはエヴァの操縦にもあらわれ……
<ジオフロント>
加持「シンジ君。俺はここでちゃんみおを育てる事しか…」
ゼルエル<んあー
アスカ(2号機)「使徒殲滅!!」
加持「」
シンジ「(アスカはすごいなぁ…)」
※ちなみにトウジが4thに選ばれる前にバルディエルはJAを乗っ取り、アスカらに撃退されました※
※ちゃんみお…本田未央(15)パッション
モバマスアイドル御三家のひとり…のハズが同じ御三家の島村卯月・渋谷凛からひとりだけ置いていかれている。
<とある海岸沿い>
シンジ「(アスカはあれから前にもましてモバマスに打ち込むようになった)」
シンジ「(レイも同じように必死で続けている)」
シンジ「(トウジ達は疎開したし、それにともなってプロダクションも解散…か。なんかさみしいな…)」ガチャ
シンジ「あ、及川雫だ。はじめてみた」
???「………・・・ねぇ」
シンジ「(…にしても、ちょっとこれはエロすぎないかなぁ)」カアッ
???「……牛乳(うしぢち)はいいねぇ。リリンの生み出した文化の極みだよ」
※及川雫(16)パッション
(千早と同じ)16歳にしてバスト105・趣味が(牛の)乳しぼりというとんでもアイドル。
シンジ「ん?(誰だろう、あの人…)」
???「やぁ。待っていたよシンジ君」
シンジ「えっと…すいません、どこかで会いましたっけ」
???「いや、まだだけどね。でも僕は君をずっと待っていた」
カヲル「ボクはカヲル、渚カヲル。さぁモバマスの話をしよう、シンジ君」
シンジ「(こうして僕はカヲル君とモバ友になった)」
シンジ「(カヲル君はいろんなアイドルを持っていて、強いアイドルもいっぱいプレゼントしてもらった)」
シンジ「(カヲル君のプロダクション『ANGEL’s P』はいろいろおもしろい人が多いプロダクションだった)」
シンジ「(“サンダルP”が携帯をマグマに落とした話とか“ぜるえるP”が折りたたみ携帯を使っている話は爆笑モノだった)」
シンジ「(でも…)」
シンジ「何で……カヲル君は僕の十時んを詐欺で持っていってしまったんだ」
※十時ん…十時愛梨(18)パッション
天然巨乳で裸エプロンというあざとさが魅力。先日のシンデレラガールズ総選挙中間発表で見事第1位に輝いた
シンジ「……はぁ」
警報<ヴーッヴーッ
シンジ「!!」
マヤ「パターン青、使徒です!!」
ミサト「シンジ君はいるわね。アスカとレイは?!」
リツコ「アスカはこっちにむかってる。レイは昨日携帯をトイレに落としたショックで行方不明よ」
ミサト「……シンジ君、行けるわね」
シンジ「はいっ!!」
リツコ「マヤ、目標は」
マヤ「はい、目標は……そんな、まさか!!」
ミサト「どうしたの」
マヤ「攻撃対象…第17使徒は、エヴァの格納庫にいます!!」
全員「?!!」
シンジ「(十時んのことは気になるけど、まずは使徒を……)」
カヲル「……」
シンジ「……」
カヲル「やぁ、シンジ君。久しぶりだね」
シンジ「カヲル君、何でこんなところに?!!」
カヲル「僕の本当の名前はタブリス。最後の使徒さ」
シンジ「嘘…裏切ったな、父さんと同じで裏切ったな」
カヲル「その件についてはわるかったよシンジ君。でも、僕はSレア状態でもエロい十時んが
Sレア+になったらどれだけエロくなるかを君に見せたくて君から拝借させてもらったんだ」
マヤ「ダメです、エヴァ初号機制御不能!!」
カヲル「でもそれは失敗だった。Sレア+になって、逆に露出度は減ってしまったんだ。嘘じゃない」
シンジ「そ、そんな……」
カヲル「本当さ。だから、僕は死ぬことにした」
シンジ「なんでさ!」
カヲル「“作者の心が闇に飲まれてきた”ってて事さ、シンジ君」ガシイッ
シンジ「だ、ダメだよ!!」
カヲル「……ありがとう、シンジ君」
グシャア
──君と、モバマスに出会えて本当によかった──
シンジ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
…………
……
…
ここはどこなんだろう────
──何もない世界
(中略)
輿水幸子「あなた、バカですか? このかわいいボクや他のアイドルがいるじゃないですか。
本当ならボク以外を気にかけるなんて問題外ですけど、三村さんだって貴方を待っているはずですよ」
シンジ「そっか……みんないるんだ」
シンジ「僕には三村かな子がいる」
シンジ「僕にはかな子がいる」
シンジ「僕はプロデュースしてもいいんだ!!!」バサァァ
葛城ミサト「おめでとう」
輿水幸子「このかわいいボクに祝ってもらえるなんて、めでたいですね」
神崎蘭子「解き放たれた天使の高らかなる角笛よ!(訳:おめでとうございます)」
上条春菜「おめでとう。まぁまぁメガネどうぞ」
本田未央「おめでとう」
奥山沙織「お、おめでとうごぜぇますだ」
双葉杏「あーはいはいおめおめ」
城ヶ崎莉嘉「めでたいねっ、シンジP君」
ペンペン <クエッ、クエッ
日野茜「おめでとうっ!」
多田理衣奈「おめでとうっすねー」
安菜都 「おめでとうございます、って何でですかー」
冬月コウゾウ 「おめでとう」
市原仁奈「「おめでとーでごぜーますよ」」碇ユイ
シンジ「……」
シンジ「ありがとう」
※市原仁奈(9)パッション
独特な喋り方をする着ぐるみアイドル。幼女。ゲンドウのお気に入り(という設定)
課金ガチャに、ありがとう
千川ちひろに、さようなら
そして全てのアイマス/モバマスP(チルドレン)に
お め で と う
終わり
孤独投下→闇に飲まれる=心が疲れる
”やみのま”の意味が言葉じゃなく心で理解できました。
元スレ
アスカ「シンデレラガールズ?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1343054056/
アスカ「ただいまー。シンジ、いないの?」
シンジ「……」カシャカシャ
アスカ「(なんだ、いるじゃない)」
シンジ「……」カシャカシャ
アスカ「……らー!!」
シンジ「わわっ、あっ、なんだアスカかぁ。おかえり」
アスカ「なんだ、とは失礼ね。ただいま。ご飯は?」
シンジ「もうできてるよ。ミサトさんは遅くなるみたいだけど、どうする?」
アスカ「すぐにでも先に食べたいわ。おなかすいちゃった」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:38:56.05 ID:3/CxCE1g0
…………
……
…
アスカ「んー、ご飯食べてお風呂に入って、つかの間の休息ね~」
シンジ「フンフーン♪」
アスカ「(……珍しいわね。アイツが食器を洗いながらイヤホンして鼻歌なんて)」
シンジ「ふぅ、これでよしっと」
アスカ「ねぇ」
シンジ「どうしたの、アスカ」
アスカ「なんだかイヤにご機嫌じゃない。何かあったの?」
シンジ「うん、今日買ってきたモバマスのCDを聞いてたんだ」
アスカ「モバマス?」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:40:39.36 ID:3/CxCE1g0
シンジ「あ……ごめん、何でもない」
アスカ「歯切れが悪いわね。いいじゃない、減るもんじゃないし」
シンジ「アスカには多分向かないよ」
アスカ「何よ、ごまかしちゃって…はっは~ん、さてはエッチなものなんでしょ」
シンジ「そ、そんなんじゃないよ!」
アスカ「やーいやーい、スケベシンジ~」
シンジ「違うよ! かな子はそんなんじゃないよ!!」
アスカ「…………誰よ、かな子って」
シンジ「……わかった、話すよ」
※かな子…三村かな子(14)キュート
おかし好きで、ふくよかな女の子。先日CDデビューした
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:42:23.10 ID:3/CxCE1g0
シンジ「はい、これが言ってた“モバマス”のCD」
アスカ「ふーん、普通のCDじゃない。アニメか何かの曲なの?」
シンジ「違うよ。さっきも言ってた“モバマス”──『アイドルマスター シンデレラガールズ』って無料携帯ゲーム」
アスカ「ゲームなのにCDを出してるなんて日本も変わってるわねぇ」
シンジ「プレイヤーが女の子をスカウトしてアイドルに育てていくんだ。アイドルでチームを組んで、
他のプレイヤーのチームと対戦したりする事もできるよ」
アスカ「へー」ニヤニヤ
シンジ「今日はかな子…この子も含めて5枚発売されてね。帰りにトウジやケンスケや委員長と買ってきたんだ」
アスカ「ヒカリもやってるの?! てっきりモテない男連中だけだと……」
シンジ「そんな事ないよ。アイドルマスターは女子小学生の間でも大人気なんだ」
アスカ「・・・日本はよくわからないわね」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:45:26.10 ID:3/CxCE1g0
シンジ「委員長もそうだけど、男女問わず今じゃクラスのほとんどがやってるよ」
アスカ「(そういえば……)」
~回想~
女子1「東郷様かっこいいわよね~」カチャカチャ
女子2「ううん、やっぱり拓海の姐さんよ」カチャカチャ
アスカ「ねぇねぇ、携帯もって何の話してるの~」
女子1「あ…アスカさんにはつまらない話よ…」
~回想おわり~
アスカ「そんなに人気あるゲームなのに何で誘ってくれないのよ。おかしいわ!
これってイジメ? 冗談じゃないわ!」
シンジ「だって……」
シンジ「アスカは携帯を持ってないじゃないか!!」
アスカ「」
※東郷様…東郷あい(23)クール
ボーイッシュな形のイケメソなセリフが一部女性の間で人気
※拓美の姐さん…向井拓海(18)パッション
元ヤン系アイドル。さらしをまいた胸は全アイドル中ナンバー2の95センチ。『特攻の拓』
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:47:12.39 ID:3/CxCE1g0
~翌日~
アスカ「フンフ~ン♪」
ミサト「……船の上で“携帯電話は束縛されてる気がするからいらない”、って言ってたのは誰だったっけ」
アスカ「昨日は昨日、今日は今日よ」
シンジ「(調子がいいなぁ)」カチャカチャ
アスカ「それにしてもミサトったら気がきくわねー。『学校の友達もできただろうから』って、
こっそり準備してくれるなんて。グッドタイミングだわ」
ミサト「いいのいいの。シンちゃんのもそうだけど、無許可で課金とかできないようになってるからね」
アスカ「無料ゲームなのに課金ってどういう事よ?」
シンジ「そのうちわかるよ……よし、モバゲーに登録できたよ」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:48:43.84 ID:3/CxCE1g0
アスカ「ありがと。それじゃあ早速モバマスを…」
シンジ「待って。はじめるのは後のほうがいいよ」
アスカ「いいじゃない。善は急げっていうし」
シンジ「いいからいいから、ほら。そろそろ学校にいかないと。学校でやればいいよ」
アスカ「それもそうね。それじゃミサト、いってくるわ」
ミサト「いってらっさ~い」
ミサト「……」
ミサト「あっ、また盗まれてるー!!」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:50:10.74 ID:3/CxCE1g0
~昼休み~
ケンスケ「くーっ、やっぱ楓さんはいい曲だった! 杏もいい感じに電波ってたし、2枚買った価値があったよ」
トウジ「妹ケ崎もなかなかよかったで。来月の姉ちゃんのほうも楽しみやわ」
ヒカリ「しぶりんも素敵だったわ。はい、碇君。約束してたしぶりんのCDね」
シンジ「うん。それじゃあかな子のCDはケンスケに……」
ケンスケ「オッケー。この2枚はトウジに……シリアルはもう取ってるから」
トウジ「わーっとるわ。ほい、委員長」
ヒカリ「ありがとう、大事に聞くわ。」
アスカ「お待たせー。今日は3バカも一緒なのね」
※楓さん…高垣楓(25)クール
優雅なイラストなのに中身はオッサンなアイドル。
※杏…双葉杏(17)キュート
印税生活を企むニート。モバマスオリキャラの中でもトップクラスの人気を誇る
※妹ケ崎…城ヶ崎莉嘉(12)パッション
ギャル姉妹の妹。かぶとむしマスター。最近Sレア化したこともあり、総選挙暫定3位に
※しぶりん…渋谷凛(15)クール
モバマスの中心的アイドル。「あんたがプロデューサー?」はCMでも使われた名文句
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:52:44.42 ID:3/CxCE1g0
ケンスケ「お邪魔してるよ」
ヒカリ「お帰りアスカ。日直当番ご苦労様」
シンジ「それじゃあご飯にしよっか」
トウジ「待ちくたびれて死ぬかと思ったわ」
アスカ「ふっふっふ…じゃーん!」
ケンスケ「あっ、最新型!」
ヒカリ「アスカ携帯買ったんだ。後でアドレス教えてね」
アスカ「もちろん。これで念願のモバマスを始められるわ」
クラスメイト達「「「「「「「「「「 」」」」」」」」ビクン
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:54:20.74 ID:3/CxCE1g0
トウジ「ほー、転校生もモバマスやるんか」
アスカ「当たり前よ。CDだって昨日聞いたし、イチからはじめてクラス1を目指すわ」
ヒカリ「それじゃあこのクラスのプロダクションに誘うわ。ID教えてもらってもいい?」
アスカ「待って、今はじめる。ID取得したら教えるわ」
ヒカリ・ケンスケ・クラスメイト達「「「「「ちょっとまてー!!」」」」」
アスカ「」ビクッ
シンジ・トウジ「(やっぱり…)」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:55:50.01 ID:3/CxCE1g0
ヒカリ「待って待って! 今わたしが招待するわ」
ケンスケ「いや、僕に招待させて。クローゼットあげるから!」
クラスメイト「50000マニー出す。だから俺のところから・・・」
クラスメイト「アスカ、私はエナドリ出すから招待させて!」
アスカ「ちょ、ちょっと。どうなってるのシンジ」
シンジ「…新規プレイする人を既存のプレイヤーが招待すると、レアアイドルがもらえるんだ」
ケンスケ「じゃんけんぽん!あいこでしょ、あいこでしょ!」
クラスメイト「畜生…」
ヒカリ「やったわ! さぁ、アスカ。私と契約してプロデューサーになりましょう」
アスカ「え、えぇ…」
シンジ「……これがアイドル選抜ジャンケン大会か」
トウジ「あんまおもろないで、センセ」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:58:24.26 ID:3/CxCE1g0
アスカ「……さぁて、いろいろあったけど早速スタートね。まずは名前を…『アスカ』っと」
シンジ「『アスカP』の誕生だね」
アスカ「P?」
ケンスケ「アスカP(プロデューサー)、ね。モバマスやアイマスのプレイヤーは基本みんなP付けなんだ」
アスカ「ふぅん」
ヒカリ「次はタイプ決めね。『キュート』『クール』『パッション』から選ぶの」
ケンスケ「一度きめたら変更できないから注意して」
アスカ「これね。3つのタイプはどう違うの?」
トウジ「基本的にジャンケンやな。キュートはクールに、クールはパッションに、パッションはキュートに強い」
ヒカリ「仲間にしたアイドルが自分と同じだと能力ボーナスがもらえるわ」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:00:27.39 ID:pd6WSnf+0
ケンスケ「あとは最初にもらえるアイドルの違いだね。高槻やよい・如月千早・萩原雪歩。
これが画像だよ」
アスカ「ふーん。で、どれが一番強いの?」
シンジ「最初の3人にそんなに違いはないし、フィーリングでいいんじゃないかな」
アスカ「そう。それじゃあ……キュートにするわ」
ヒカリ「私や碇君と一緒ね」
トウジ「意外やな。てっきりクール(千早)を選ぶ思っとったわ」
アスカ「それも考えたんだけどね。なんかこの娘幸薄そうだし…」
シンジ「(鋭い…)」
如月千早。絶壁といっても差し支えない残念な胸ネタにまぎれてしまっているが、
彼女の本質はすがりついて心を閉ざしたその生き様にある。
試験管児であるアスカが彼女をあえて回避したのは、果たして偶然なのだろうか──
※高槻やよい(14) 本家アイマスキャラ。もやし。
※如月千早(16) 本家アイマスキャラ。72。
※萩原雪歩(16) 本家アイマスキャラ。ドリル。
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:02:27.30 ID:pd6WSnf+0
アスカ「よし、高槻やよいが仲間になったわ。この子私たちと同じ年なのね・・・うっうー?」
ヒカリ「うっうーはうっうーよ。後はチュートリアルの通りにレッスンして、ボス戦をして…」
アスカ「やった、みくを倒したわ。はじめてなのにこれだけ楽勝だなんて流石あたしね!」
ケンスケ「(チュートリアルだからなぁ…)」
アスカ「ライブバトルでちひろも倒したし……なるほど、だいたいわかったわ」
シンジ「あとはどんどんレッスンやイベントをこなして……」
ヒカリ「ファンを集めてアイドルと仲良くなって……」
トウジ「目指すはアイドルマスター、っちゅうワケや!」
アスカ「なるほど。見てなさい、いつかこのクラスのトップになってやるんだから!!」
みく…前川みく(15)キュート
チュートリアルで最初に戦うボス。猫系アイドル。えいっ、猫ぱんち☆
ちひろ…千川ちひろ(?)事務員
原作の音無小鳥ポジ。ガチャやショップ等様々な手段でプレイヤーに課金を迫る運営の犬。
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:04:53.92 ID:pd6WSnf+0
<放課後・教室>
アスカ「……」カチャカチャ
ヒカリ「アスカー、帰らないの?」
アスカ「ちょっと待って……よし、スタミナ使い切ったわ。行きましょ」
ヒカリ「……はい、私の番号とメール赤外線で送信したから」
アスカ「ありがとっ、ネルフ以外じゃヒカリが最初ね。あっちじゃ携帯なかったし」
ヒカリ「そうなんだ。はじめてか……ふふっ、なんかうれしいな」
アスカ「そう?」
ヒカリ「うん。やっぱり最初は大切よ。ほら見て」
アスカ「ん、モバマスのアイドル……まだ見た事ない子ね」
ヒカリ「奥山沙織。キュートタイプのアイドルね。ノーマルアイドルとしては中程度かな」
※奥山沙織(19)キュート
ぐるぐる眼鏡の方言娘だが、覚醒させると大変身するアイドル。ノーマルにしては防御が硬い
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:08:05.57 ID:pd6WSnf+0
アスカ「ノーマル、ってこのアイドルの名前の横に書いてあるヤツよね。レアとか+とか…」
ヒカリ「そうよ。アイドルには『ノーマル』『レア』『Sレア』の3種類があるの。後にいけばいくほど強力になるわ」
アスカ「で、同じアイドルを合体させて“プラス”にすれば姿もかわって能力も高くなるのよね」
アスカ「この子がどうしたの?」
ヒカリ「うん……」
ヒカリ「今でこそクラスのプロダクションの社長な私だけど、はじめたのはけっこー後なんだ」
ヒカリ「他の友達に誘われてはじめたときにね、私もまだよわっちくて…」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:10:27.93 ID:pd6WSnf+0
~回想~
ヒカリ「ちょっとトウジ君。殴る(※バトルをしかける)なんてひどいじゃない」
トウジ「ええやんええやん、挨拶みたいなもんや。しかし貧弱なメンバーやなぁ」
ヒカリ「まだそんなにやってないから仕方ないじゃない」
トウジ「ふーん……ほな、この子やるわ」
ヒカリ「えっ……」
トウジ「はじめたばっかやったら十分守りのフロントになれるで。なんか委員長に似とるしな」
ヒカリ「あ、ありがと……」カアッ
~回想おわり~
ヒカリ「……って事があったのよ」
アスカ「(ただのノロケじゃない)」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:13:38.50 ID:pd6WSnf+0
~夕食後~
アスカ「……やった、これでこのエリアもクリアね」カチカチ
シンジ「意外ですね、あそこまでアスカがハマるなんて」
ミサト「なんだかんだいって、あの子も今時の学生って事ね」
アスカ「…ねー、この“シンジP”ってシンジの事よね。レベル30の」
シンジ「うん。かな子をリーダーにしてるのは僕のだよ」
アスカ「よし、それじゃあいっちょバカシンジを叩きのめしてやりますか」
シンジ「……」
~1分後~
アスカ「なんで勝てないのよ!」
シンジ「そりゃレベル差が4倍、コスト30差あったら勝てないって」
アスカ「くーっ、今に見てなさいよ!」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:15:38.10 ID:pd6WSnf+0
~(その晩) AM1:00~
アラーム<ココロヨゲンシニモドレー
アスカ「」ムクリ
アスカ「スタミナ消費して……よし、次に全回復するのは2時半ね。アラームセットして…」
アスカ「」Zzz
~AM2:30~
アラーム<オーカエリナサイーッ
アスカ「」ムクリ
アスカ「次はレベルアップあるから1時間後か…眠いけど、負けてられないわね」
ミサト「(……)」
…………
……
…
<翌日・ネルフ本部>
ミサト「……ってな事があったのよ」
リツコ「わかるわ」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:17:47.61 ID:pd6WSnf+0
リツコ「スタミナが少ない頃はそうやって時間を計算してプレイしてたわよね、春菜」カチカチ
マヤ「(なんで先輩「わかるわ」で区切ったんだろう…)」カチカチ
マコト「……やった、クレーンでマストレさん引いた!これで茜を強化できる」カチカチ
シゲル「すげー。うちのだりーなも負けてられないな」カチカチ
マヤ「うーん、なかなか目当てのトレーナーさんが来ませんね。待っててね都ちゃん」カチカチ
ミサト「(ここもか)」
※春菜…上条春菜(18)クール
メガネを前面に押し出したアイドル。前述のみくと足して割ると真希波・マリ・イラストリアスになる。
※茜…日野茜(17)パッション
元気いっぱいなラグビー娘。通常レアなのに異様な攻撃力を誇る、無課金Pの味方
※だりーな…多田李衣菜(17)クール
ロックなアイドル(笑)を目指している。人気投票中間順位TOP10と、意外と人気が高い。
※都ちゃん…安斎都(16)キュート
ミル○ィホームズに似た探偵アイドル。探偵のくせに現在死亡フラグがたっている
…………
……
…
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:20:44.77 ID:pd6WSnf+0
~一週間後~
アスカ「ふぅ、よーやくレベル25になったわ」
ヒカリ「一週間でレベル25ってかなりすごいじゃない」
アスカ「まぁ、うちのやよい・伊織・歌鈴・きらり・穂乃香にかかれば余裕よ」
ケンスケ「ヒソヒソ(シンジがあげたわけじゃないんだよな?)」
シンジ「ヒソヒソ(うん…全部ローカルガチャ)」
トウジ「ヒソヒソ(すげぇ…)」
※伊織…水瀬伊織(13)パッション
本家アイマスキャラ。デコツンデレ。くぎゅ。サークル登録すると誰でもらえる“レア”キャラ
※歌鈴…道明寺歌鈴(17)キュート
ドジっ娘属性を持った脇巫女。無料ガチャだとほとんどでない“レア”のキャラ
※きらり・・・諸星きらり(17)パッション
独特のキャラで二次創作にも(ネタ的な意味で)大人気にょわー☆はぴはぴ。無料ガチャだと(以下略)
※穂乃香…綾瀬穂乃香(17)クール
バレエ経験者でディフェンスに定評があり、心が豊かになるアイドル。無料(以下略)
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:23:28.59 ID:pd6WSnf+0
アスカ「ふっふっふー、平行して聖闘士星矢やバハムートもやってるもんね。
マイスタドリも貯まったし、実はほら……じゃーん!」
トウジ「……これはレア以上のアイドルが間違いなく出るプラチナガチャやん!」
ケンスケ「ログインボーナスや課金以外では基本的に手に入らないプラチナガチャ……」
ヒカリ「現在キャンペーンで同じモバゲーの『聖闘士星矢』『バハムート』等をある程度プレイしたら
運営からもらえるプラチナガチャが10枚も!!」
シンジ「(説明くさいなぁ……)」
アスカ「ふっふっふ~使いたいのをずっと我慢してたんだから。一気にいくわよ!」ガチャガチャ
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:27:07.64 ID:pd6WSnf+0
楊菲菲「フェイフェイダヨー」
楊菲菲「フェイフェイダヨー」
楊菲菲「フェイフェイダヨー」
楊菲菲「フェイフェイダヨー」
楊菲菲「フェイフェイダヨー」
楊菲菲「フェイフェイダヨー」
楊菲菲「フェイフェイダヨー」
楊菲菲「フェイフェイダヨー」
楊菲菲「フェイフェイダヨー」
アスカ「……プラチナガチャ、ってこの子しか出ないの…?」イライラ
4人「(ないわー)」
※楊菲菲(ヤン・フェイフェイ)(15)キュート
香港出身の中華娘。プラチナガチャで異様にたくさん出る。フェイフェイダヨー
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:29:43.96 ID:pd6WSnf+0
アスカ「くっ……ま、まだよ。最後の一枚でとんでもないの引いてやるわ!!」ガチャガチャ
アスカ「…………」
アスカ「……っふっふっふ…」
シンジ「何が出たの?」
ヒカリ「見せてよアスカ」
アスカ「…じゃーん!」 つ『[自称・カワイイ]輿水幸子(Sレア)』
4人「すげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
※輿水幸子(14)キュート
自分をカワイイと言ってはばからないボクっ娘。SにもMにも人気。
出現率は極端に低く、(一部を除いて)Sレアのアイドルを無課金がGETするのはほぼ不可能。
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:31:47.49 ID:pd6WSnf+0
アスカ「ふふん、“自称”とかいうけどけっこーおもしろい子じゃない。
きめたわ! あたし、この子と一緒にトップを目指すわ!」
事実、その後行われたイベント『アイドル水泳大会』でアスカは個人順位TOP3000、
ヒカリが代表をつとめる「2-Aプロダクション」においてその頂点を極めることになる。
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:34:20.35 ID:pd6WSnf+0
ヒカリ「やったわね、アスカ」
アスカ「ありがとう」
トウジ「(この短期間でここまでってどないやねん…)」
ケンスケ「(別に疑ってるわけじゃないけど、本当に無課金なんだよな?)」
シンジ「(うん…ボク達の携帯ってやろうと思ってもできないし)」
クラスメイト「くやしいなぁ、おめでとう」
ク
ラスメイト「すごいなーあこがれちゃうなー」
アスカ「いやいや、それほどでもないわよー……ん?」
レイ「……」
アスカ「……んっふっふっ」
シンジ「(なんかイヤな予感……)」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:35:59.88 ID:pd6WSnf+0
アスカ「こんにちは。いつものように暗いわね」
レイ「……」
アスカ「ファーストみたいなネクラが少しでもクラスにとけこめるよう、
モバマスクラス第1位のこのアスカ様が招待してあげるわ」
レイ「結構。間に合ってる」
アスカ「ッ……アンタもモバマスやってるの? 見せてみなさいよ」
レイ「……」つ携帯
アスカ「……れっ、レベル334?!」
レイ「……」
アスカ「どっ、どうせひとりでさみしくちまちまレベルあげてただけでしょ。何よ、『綾波レイ個人事務所』って」
レイ「独りで十分。他のPがきても邪魔になるだけ」
アスカ「ッ、いいわ。[自称・カワイイ]の攻撃力を見せてやるんだから!!」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:40:35.10 ID:pd6WSnf+0
攻撃:アスカP 攻撃コスト:130 総攻撃発揮値:77444
防御:レイP 防御コスト:230 総防御発揮値:137564
レイP WIN!!
アスカ「」
ヒカリ「(やっぱり……)」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:41:34.34 ID:pd6WSnf+0
アスカ「……っ卑怯よ! たいしたアイドルもいないくせに、コストばっかり高いなんて!!」
レイ「……なら私が攻める」
アスカ「なっ!」
レイ「現在、私の攻撃コストは回復中でおよそ100程度。これは貴女と同程度のはず。
これであなたが負けたら静かにしてもらえるかしら」
アスカ「の、望むところよ!! 見てなさい!!」
アスカ「(バックフロントのメンバーを(輿水)幸子・レナ・ウサミン・小梅に穂乃香に変更。
いける…理論上の総防御値は77777。ATフィールド全開ッ!!)」
アスカ「さぁ、来なさいっ!」
レイ「……」
※レナ…兵藤レナ(27)キュート
防御に長けたレアアイドル。どうみてもパチスロのRIOである。
※ウサミン…安部奈々(永遠の17歳←公式)キュート
メイド服姿のアイドル。出身地は会社から電車で2時間圏内のウサミン星。
※小梅…白坂小梅(13)クール
怪談やホラー映画が大好きなゲゲゲ……少女アイドル。圧倒的守備力に加え、相手の攻撃力を落とす鬼特性。
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:45:04.62 ID:pd6WSnf+0
防御:アスカP 防御コスト:115 総防御発揮値:69159
攻撃:レイP 攻撃コスト:99 総攻撃発揮値:110721
【レイPフロント】
[天使な堕天使]神崎蘭子 Sレア+(リーダー)
[だらだら妖精]双葉杏 Sレア+
[ラブリープリンセス]諸星きらり Sレア+
[聖夜の使者]イヴ・サンタクロース Sレア+
[幸運の女神]鷹富士茄子 Sレア+
アスカ「」
トウジ「(アカン)」
※神崎蘭子(14)クール
厨二秒を患ったゴシック少女。芝居がかった話し方をするが、根は優しいいい子。
通常レアと反対に、Sレアはクール最強クラスの攻撃力を誇る
※イヴ・サンタクロース(19)パッション
身包みをはがされた正真正銘のサンタクロース。モバマスで最もレアなアイドル。
Sレアを2枚集めるためには、ドリンク1万本(現在の貨幣価値にしておよそ100万円園)必要
てかもう公の場に流通しないような気がする。
※]鷹富士茄子(20)クール
正月のイベント上位に配られた安直な名前の神様(?) イヴの次に希少。
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:49:21.74 ID:pd6WSnf+0
アスカ「な、何あれ…見たことないのがいっぱい……え、コスト100未満で10万オーバー?!」
レイ「……サービス開始から初日から欠かさずやってるだけ。ここ数ヶ月やってる素人府風情が突っかからないほうがいい」
ヒカリ「(なにそれ怖い)」
レイ「じゃあ碇君。今日の訓練遅れないように」
シンジ「う、うん…」
レイ「……」
レイ「闇に飲まれよ!(訳:お疲れ様)」ドヤァ
トウジ「(うわ、綾波の奴めっさええ笑顔しとる……)」
ケンスケ「(綾波さんあんな風に笑えるんだ…)」
ヒカリ「あ、アスカ。気をしっかり持つの。あんな廃課金Pに勝てるはずないわ……」
アスカ「……強くなりたい…みくにゃんでもいいです……」
アスカ「……」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:51:57.42 ID:pd6WSnf+0
<ネルフ・リツコの研究室>
ミサト「大変よ、リツコ」
リツコ「どうしたのよミサト…あら、シンジ君とアスカも一緒なのね」
ミサト「アスカが、モバマスに課金したいっていうのよ!」
リツコ「何ですって?!!」
シンジ「(騒ぎすぎじゃないかな…)」
アスカ「……」
ミサト「正気なの、アスカ」
アスカ「えぇ、あたしが甘かった。頂点を取るためにはもっとやらないとダメなのよ」
シンジ「ヒソヒソ(実は綾波と直接闘ってショック受けたみたいなんですよ)」
リツコ「ヒソヒソ(なるほどね…)」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:54:35.02 ID:pd6WSnf+0
ミサト「アスカ。あなたは課金がどういう事かわかってるの。下手すれば人生が狂うわよ」
アスカ「かまわないわ。アイドルを育てる事で、私は私でいられるのよ」
シンジ「(えっ)」
リツコ「…アスカ。貴女はレイだけを見てるわ。もっと残念な課金厨もいるのよ…」ポチッ
ウィーン
アスカ「これは…」
リツコ「司令室の隠しカメラよ。さっき副司令が行くっていってたし…ちょうど来たわ」
シンジ「(父さん…ずっと携帯をいじってるけど……まさか?!!)」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:57:17.87 ID:pd6WSnf+0
<司令室(隠しカメラ)>
コウゾウ「碇。またカード会社から催促が来ているぞ。今月でもう3件目だ」
ゲンドウ「…かまわん。それより、もう5万モバコインを課金しておいてくれ」
コウゾウ「先週預かったキャッシュカードの限度額はもう一杯だ。加持や他の職員からの借金も貯まっているだろう」
ゲンドウ「フン。仕方ない、新しいカードを作るか」
コウゾウ「できるのか? もうすでに貸付履歴は真っ赤だろうに」
ゲンドウ「そのためのネルフだ。先週垢BANされた分を一刻も早くとりもどさねばならん」
コウゾウ「もうダミーシステム(自動巡回ツール)は…」
ゲンドウ「あぁ、わかっている。留守を頼むぞ」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:59:40.65 ID:pd6WSnf+0
<再びリツコの研究室>
シンジ「」
ミサト「うっわー、あのオヤジがハマってるのは知ってたけど、ここまでとは…」
アスカ「し、シンジ。大丈夫。私はあんなマダオみたいにはならないから大丈夫よ!」
リツコ「課金をする、っていうのはこうなる可能性もあるってことよ。それはわかっているのかしら?」
アスカ「…覚悟はできているわ」
ミサト「……そこまで腹を括っているなら仕方ないわね。でも借金はダメよ」
アスカ「やりぃ♪ わかってるわよ!」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 01:01:54.55 ID:pd6WSnf+0
こうして課金をはじめたアスカはものすごい勢いでアイドルを集めはじめた。
並のPが持っていないアイドルでフロントを固め、他人の3倍でイベントを駆け抜ける。
その勢いはエヴァの操縦にもあらわれ……
<ジオフロント>
加持「シンジ君。俺はここでちゃんみおを育てる事しか…」
ゼルエル<んあー
アスカ(2号機)「使徒殲滅!!」
加持「」
シンジ「(アスカはすごいなぁ…)」
※ちなみにトウジが4thに選ばれる前にバルディエルはJAを乗っ取り、アスカらに撃退されました※
※ちゃんみお…本田未央(15)パッション
モバマスアイドル御三家のひとり…のハズが同じ御三家の島村卯月・渋谷凛からひとりだけ置いていかれている。
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 01:04:26.03 ID:pd6WSnf+0
<とある海岸沿い>
シンジ「(アスカはあれから前にもましてモバマスに打ち込むようになった)」
シンジ「(レイも同じように必死で続けている)」
シンジ「(トウジ達は疎開したし、それにともなってプロダクションも解散…か。なんかさみしいな…)」ガチャ
シンジ「あ、及川雫だ。はじめてみた」
???「………・・・ねぇ」
シンジ「(…にしても、ちょっとこれはエロすぎないかなぁ)」カアッ
???「……牛乳(うしぢち)はいいねぇ。リリンの生み出した文化の極みだよ」
※及川雫(16)パッション
(千早と同じ)16歳にしてバスト105・趣味が(牛の)乳しぼりというとんでもアイドル。
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 01:08:20.37 ID:pd6WSnf+0
シンジ「ん?(誰だろう、あの人…)」
???「やぁ。待っていたよシンジ君」
シンジ「えっと…すいません、どこかで会いましたっけ」
???「いや、まだだけどね。でも僕は君をずっと待っていた」
カヲル「ボクはカヲル、渚カヲル。さぁモバマスの話をしよう、シンジ君」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 01:11:20.31 ID:pd6WSnf+0
シンジ「(こうして僕はカヲル君とモバ友になった)」
シンジ「(カヲル君はいろんなアイドルを持っていて、強いアイドルもいっぱいプレゼントしてもらった)」
シンジ「(カヲル君のプロダクション『ANGEL’s P』はいろいろおもしろい人が多いプロダクションだった)」
シンジ「(“サンダルP”が携帯をマグマに落とした話とか“ぜるえるP”が折りたたみ携帯を使っている話は爆笑モノだった)」
シンジ「(でも…)」
シンジ「何で……カヲル君は僕の十時んを詐欺で持っていってしまったんだ」
※十時ん…十時愛梨(18)パッション
天然巨乳で裸エプロンというあざとさが魅力。先日のシンデレラガールズ総選挙中間発表で見事第1位に輝いた
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 01:13:17.86 ID:pd6WSnf+0
シンジ「……はぁ」
警報<ヴーッヴーッ
シンジ「!!」
マヤ「パターン青、使徒です!!」
ミサト「シンジ君はいるわね。アスカとレイは?!」
リツコ「アスカはこっちにむかってる。レイは昨日携帯をトイレに落としたショックで行方不明よ」
ミサト「……シンジ君、行けるわね」
シンジ「はいっ!!」
リツコ「マヤ、目標は」
マヤ「はい、目標は……そんな、まさか!!」
ミサト「どうしたの」
マヤ「攻撃対象…第17使徒は、エヴァの格納庫にいます!!」
全員「?!!」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 01:16:00.65 ID:pd6WSnf+0
シンジ「(十時んのことは気になるけど、まずは使徒を……)」
カヲル「……」
シンジ「……」
カヲル「やぁ、シンジ君。久しぶりだね」
シンジ「カヲル君、何でこんなところに?!!」
カヲル「僕の本当の名前はタブリス。最後の使徒さ」
シンジ「嘘…裏切ったな、父さんと同じで裏切ったな」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 01:19:21.82 ID:pd6WSnf+0
カヲル「その件についてはわるかったよシンジ君。でも、僕はSレア状態でもエロい十時んが
Sレア+になったらどれだけエロくなるかを君に見せたくて君から拝借させてもらったんだ」
マヤ「ダメです、エヴァ初号機制御不能!!」
カヲル「でもそれは失敗だった。Sレア+になって、逆に露出度は減ってしまったんだ。嘘じゃない」
シンジ「そ、そんな……」
カヲル「本当さ。だから、僕は死ぬことにした」
シンジ「なんでさ!」
カヲル「“作者の心が闇に飲まれてきた”ってて事さ、シンジ君」ガシイッ
シンジ「だ、ダメだよ!!」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 01:21:52.39 ID:pd6WSnf+0
カヲル「……ありがとう、シンジ君」
グシャア
──君と、モバマスに出会えて本当によかった──
シンジ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
…………
……
…
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 01:25:36.19 ID:pd6WSnf+0
ここはどこなんだろう────
──何もない世界
(中略)
輿水幸子「あなた、バカですか? このかわいいボクや他のアイドルがいるじゃないですか。
本当ならボク以外を気にかけるなんて問題外ですけど、三村さんだって貴方を待っているはずですよ」
シンジ「そっか……みんないるんだ」
シンジ「僕には三村かな子がいる」
シンジ「僕にはかな子がいる」
シンジ「僕はプロデュースしてもいいんだ!!!」バサァァ
55: >>54訂正 2012/07/24(火) 01:30:54.81 ID:pd6WSnf+0
葛城ミサト「おめでとう」
輿水幸子「このかわいいボクに祝ってもらえるなんて、めでたいですね」
神崎蘭子「解き放たれた天使の高らかなる角笛よ!(訳:おめでとうございます)」
上条春菜「おめでとう。まぁまぁメガネどうぞ」
本田未央「おめでとう」
奥山沙織「お、おめでとうごぜぇますだ」
双葉杏「あーはいはいおめおめ」
城ヶ崎莉嘉「めでたいねっ、シンジP君」
ペンペン <クエッ、クエッ
日野茜「おめでとうっ!」
多田理衣奈「おめでとうっすねー」
安菜都 「おめでとうございます、って何でですかー」
冬月コウゾウ 「おめでとう」
市原仁奈「「おめでとーでごぜーますよ」」碇ユイ
シンジ「……」
シンジ「ありがとう」
※市原仁奈(9)パッション
独特な喋り方をする着ぐるみアイドル。幼女。ゲンドウのお気に入り(という設定)
56: 終劇 2012/07/24(火) 01:32:23.77 ID:pd6WSnf+0
課金ガチャに、ありがとう
千川ちひろに、さようなら
そして全てのアイマス/モバマスP(チルドレン)に
お め で と う
終わり
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 01:35:07.09 ID:pd6WSnf+0
孤独投下→闇に飲まれる=心が疲れる
”やみのま”の意味が言葉じゃなく心で理解できました。
アスカ「シンデレラガールズ?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1343054056/