1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 20:28:35.20 ID:X9Vwl+tN0

真姫「先着20名様向けの10000円のバレンタイン用チョコを、偶然通りがかって、きまぐれに買っただけ。別にあげる相手は誰でも良かったっていうか…。だから、はい」

にこ「…じゃあ、にこになんかじゃなく、真姫ちゃんの好きな子にあげればいいよ」

真姫「えっ?」

にこ「そんな高級な物を適当な相手に渡したらもったいないと思うんだけど」

真姫「あ、あの…」

にこ「真姫ちゃん、これあげる」

真姫「これ…もしかしてチョコ…?」

にこ「にこの手作りだから200円もしないんだけど…。それじゃね。さよなら」

真姫「…」



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 20:37:02.22 ID:X9Vwl+tN0

真姫「待って!」

にこ「…何?」

真姫「…にこちゃんは他に誰かにチョコあげるの?」

にこ「にこにそんなお金あるように見える?」

真姫「そ、それは…アイドルグッズとかに使わなきゃあると…思うけど…」

にこ「にこは家の生活とかも管理してるからギリギリなの。真姫ちゃんみたいに適当な相手に高級なチョコをあげれたりしないの」

真姫「…」

にこ「もういい?今日は一緒に遊ぶ予定だったけどにこは帰る。真姫ちゃんはそのチョコ、好きな子にでも渡してきたらいいんじゃない?せっかくのバレンタインデーだし。じゃあね」

真姫「あっ…」



13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 20:49:01.58 ID:X9Vwl+tN0

真姫「帰っちゃった…。ほんとなら今日はチョコ渡して告白するつもりだったのに…」

真姫「はぁ…」

真姫「…にこちゃんがくれたチョコ、どんなのだろ」バリバリッ

真姫「ハート型…。きっとこの型も手作りなんだろうな…」

真姫「…」

真姫「…にこちゃんが悪い。…私の気持ちに本当は気付いてるくせにあんな意地悪言って」

真姫「…とりあえず会いに行こう」



18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 21:01:17.17 ID:X9Vwl+tN0

穂乃果「やっほー」

真姫「何で穂乃果がにこちゃんと一緒にいるの!?」

穂乃果「えっ?にこちゃんと音信普通だからどこにいるか知らないかってメール着たから、うちに遊びに来てるよって教えてあげたのに…。何で怒ってるの?」

にこ「…」

真姫「…」

穂乃果「あの、真姫ちゃんも遊びに来たの…?来るなんて聞いてないよ…?もういい?にこちゃんと一緒に二人きりの部屋に戻りたいんだけど…」

真姫「今日はバレンタインでしょ!」

穂乃果「えっ…そうだけど…」

真姫「お店忙しいんでしょ!」

穂乃果「いや、お店は妹が手伝ってるし…」

真姫「お店手伝いなさいよ!」

穂乃果「…真姫ちゃん、今日は誰かと予定あるって前に言ってたのに。ここで時間潰してていいの?そっちに行かなくていいの?バレンタインなのに好きな人待たせてるんじゃないの?」

真姫「!?」



22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 21:10:11.29 ID:X9Vwl+tN0

穂乃果「もしかしてフラれたとか…」

真姫「な、何言って…」

穂乃果「だって、機嫌悪くて怒ってるし、今日は予定があるってみんなに言ってたのにうちにいきなり来てるし…」

真姫「ち、違…」

穂乃果「あれ、もしかして…」

真姫「くっ…」

穂乃果「穂乃果に会いにきてくれたんでしょ!」

真姫「は…?」

穂乃果「真姫ちゃんって素直じゃないなー。えへへ、いきなり会いにきてくれたのってサプライズ?もしかしてにこちゃんと一緒だったから怒ってた?真姫ちゃん、本当は穂乃果と一緒に過ごしたかったから」

にこ「なるほど、そうだったんだ。じゃあにこは帰るね。お邪魔したら悪いし」

真姫「えっ…?えっ…?」

穂乃果「あれ?その包みって穂乃果へのチョコ?えへへ、嬉しいな…///」

にこ「お邪魔しました。それじゃまたね、二人とも」

穂乃果「うん、またねー」

真姫「あっ…」



23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 21:18:24.21 ID:X9Vwl+tN0

真姫(結局、穂乃果にチョコを取られた…)

真姫(にこちゃんは帰っちゃうし、ついてないな…)

穂乃果「ん~っ、美味し~い♪このチョコ、有名店の限定のでしょ?穂乃果の為にこんなのを用意してくれてたなんて…///」

真姫(穂乃果、どうも私に気があるみたいだし、もう穂乃果でいいかな…)

穂乃果「あ、あのね、穂乃果も真姫ちゃんのこといいなって思ってたんだけど…///」チラッ

真姫(にこちゃんは貧しいし、プライド高いし、我儘なとこもあるし、歌は下手だし、アイドルオタクだし…)

真姫(穂乃果はμ'sの中心、みんなから人気がある、可愛い、スタイルも悪くない、家もしっかりしてる…)

真姫「私は…」



31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 21:27:39.29 ID:X9Vwl+tN0

真姫「うん。私も前から穂乃果のこといいなって思ってた」

穂乃果「えへへ、面と向かってそんな事言われると照れるな~///」

真姫「穂乃果」

穂乃果「ん、何?」

チュッ

穂乃果「えっ…、えぇ~っ…、キ、キス…///」

真姫「バレンタインだし…。ね、いいでしょ…?」

穂乃果「…///」

真姫(にこちゃんが悪いんだから…。だから私は…)



32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 21:34:42.69 ID:X9Vwl+tN0

翌日

穂乃果「は~い、みんなちゅうも~く。今日はμ'sのみんなに穂乃果と真姫ちゃんから重大発表がありま~す」

凛「なになに~?」

花陽「もしかして新曲ができたんですか?」

真姫「違うわ。私と穂乃果が付き合う事になったから、一応みんなに教えておこうと思って」

穂乃果「えへへ…///」

ことり「えっ…?」

海未「そんな…」

絵里「ハラショー!」

にこ「ふーん…。良かったわね」

希「せやかて工藤…。ええんか?」

にこ「誰が工藤よ。いいんじゃない?当人同士がそれでいいなら」

真姫「…それじゃあ練習に」

絵里「そうね」



33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 21:44:20.68 ID:X9Vwl+tN0

真姫(結局、穂乃果とは長続きしなかった…)

真姫(ことりが進級したら留学すると穂乃果の気持ちを揺さぶり、横から奪っていった…)

真姫(結局、私がしたのはにこちゃんへのあてつけにさえならなかった…)

真姫(私と穂乃果が別れ、ことりと穂乃果が付き合うようになったらμ'sでの居心地も悪くなった…)

真姫(にこちゃんたちが卒業したらμ'sも…)

真姫(あの時私が素直な気持ちになれてたらこんな事には…)

真姫(今はただ、あの時のにこちゃんのチョコみたいに何もかもが苦い…)



37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 21:49:03.23 ID:X9Vwl+tN0

にこ「何て顔してるの?」

真姫「にこちゃん…」

にこ「にこ、今日で卒業するんだけど」

真姫「うん…」

にこ「…何か言うことあるんじゃないの?」

真姫「…」

にこ「まあいいわ。これ、あげる」

真姫「これ…」

にこ「にこの制服の第二ボタンだけど?にこはファンからも人気あるからね。それ、プレミア付くわよ?大事にしなさいよね」

真姫「あの…私…その…」

にこ「何?制服ならあげられないわよ?妹にお下がりにするんだから」

真姫「違うの!本当は…本当は…」



40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 21:55:53.48 ID:X9Vwl+tN0

真姫「本当はずっとにこちゃんが好きだったの!」

にこ「…」

真姫「ごめんなさい、今更だよね…」

にこ「にこは知ってたけどね」

真姫「えっ」

にこ「…けど、真姫ちゃんが素直じゃないから。だからずっと待ってたんだけどね」

真姫「うわぁぁぁぁん、ごめんなさい…ごめんなさい…」

にこ「はいはい」ナデナデ

真姫「うぅ…」

にこ「にこは高校卒業したら働きに出るからお別れだけど」

真姫「そんな…」

にこ「でも、真姫ちゃんが卒業したらにこを迎えにきてくれるんでしょ?」

真姫「うん…。うん!待ってて!一年なんてあっという間だから!だから…」

にこ「うん…。にこはずっと待ってるから」



49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 22:07:02.42 ID:X9Vwl+tN0

そして一年後
生徒A「あの、西木野先輩の第二ボタン下さいっ!」
生徒B「ずるい!私に下さい!」

真姫「ごめんね。これはもう予約済みだから」

生徒A・B「そんなーっ」

真姫(私もこれでにこちゃんを迎えにいける…)
真姫(早く帰らないと…)

校門

真姫(何、あの車…。って、あれ…)

にこ「にこ、待ってる間暇だったから車の免許取ったんだけど」

真姫「えっ…カレラ…ポルシェ…」

にこ「働いてお金稼いで、もう青山に家も建てて待ってたんだけど」

真姫「もう、待ってるって言っておいて迎えに来てるじゃない…」

にこ「それで、どうするの?」

真姫「にこちゃんの前では素直になるって決めてるの。もう言わなくてもわかるでしょ?私がにこちゃんのお嫁さんになるんだから!」

にこ「えっ…?にこが真姫ちゃんのお嫁さんになるんじゃなかったの?」





51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 22:07:59.65 ID:X9Vwl+tN0

多少の事は目を瞑って欲しい
眠いから仕方が無い
おやすみなさい



52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 22:08:15.52 ID:LYaV0HcU0

カイエン乗りてぇ。



55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 22:10:54.85 ID:gWrg3bqN0

やっぱりにこは持ってるわー


元スレ
にこ「にこにチョコくれるの…?」真姫「たまたま人気のお店の」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1392118115/