1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/18(木) 12:18:13.31 ID:cGZorQ5l0

鈴「このっ、このっ!」

一夏「負けるかっ! あ、ちょっ、まっ、待っ!」

鈴「待てるわけないでしょ、トドメ!」

一夏「あ……負けたー!」ゴロッ

鈴「ふふん、どんなもんよ」

一夏「強くなったなぁ、鈴」

鈴「まぁね、もう昔の私じゃないわよ」ゴロッ

一夏「昔の、か……」

鈴「んー?」

一夏「IS学園来てからが楽しくないわけじゃないけど、中学の頃は楽しかったな……」

鈴「一夏と弾と私でよく遊んでたわよね」

一夏「ああ、あの時は楽だし楽しかった」



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/18(木) 12:26:02.83 ID:cGZorQ5l0

一夏「あの時はよく男子とつるんでたし、今みたいな緊張がなかったしな」

鈴「あ、やっぱり緊張してるんだ」

一夏「そりゃそうだろ、俺以外全員女の子だからさ」

鈴「ふーん」

一夏「だから今は鈴といると一番落ち着くよ」

鈴「えっ?」

一夏「鈴はさばさばしててさ、気心も知れてるから他の子よりも一緒にいて楽なんだよな」

鈴「じゃあ箒は? 箒も幼馴染だし」

一夏「あー、最近の箒は千冬ねぇみたいになってきてて気軽にってわけにはいかないんだよな」

鈴「箒ももうちょっと素直になればいいのに」

一夏「ん?」

鈴「ああうんなんでもない」



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/18(木) 12:34:47.58 ID:cGZorQ5l0

鈴「よいしょっと」

一夏「人の腹を枕にしないでくれ」

鈴「いいじゃない減るものじゃないし」

一夏「そういう問題じゃ……そういや腹減ったな」

鈴「なんか作ろっか? 酢豚?」

一夏「どうしようかな、チンジャオロースとか」

鈴「材料さえあれば作れるわね」

一夏「んー……手間もそんなにかからないしチャーハンかな」

鈴「オッケー、待ってなさい」

一夏「俺も作ろうかな」

鈴「あたしのチャーハンに勝てるかしら?」

一夏「さあ、どうだろうな」



7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/18(木) 12:43:15.47 ID:cGZorQ5l0

一夏・鈴「「完成」」

一夏「じゃあ俺のは鈴に」

鈴「私のは一夏に」

一夏・鈴「「いただきます」」

一夏「やっぱり鈴のは旨いな、敵わないよ」

鈴「そう? 一夏のも美味しいわよ?」

一夏「そうか?」

鈴「はい」

一夏「んっ……んー、でもやっぱり鈴のには劣るかな、ほら」

鈴「んむ……私は一夏のが美味しいと思うけどなぁ」

一夏「やっぱあれか、料理は愛情って言うし、自分の愛情より人の愛情の方がいいのか」

鈴「そうねー、一夏の愛情は美味しいわね」

一夏「鈴の愛情も旨いな」

鈴「……ぷっ」

一夏「ははっ」



11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/18(木) 12:53:25.53 ID:cGZorQ5l0

一夏「食べたら眠くなってきたな……」

鈴「このまま寝ちゃう?」

一夏「それもいいな」

鈴「中学のころも食べたら寝てた気がするわね」

一夏「よし、よいしょ」

鈴「そんな無断で女の子の膝に寝る?」

一夏「減るものじゃないだろ?」

鈴「減らないけど高くつくわよ」

一夏「どのくらい?」

鈴「そうね、これからずっとさっきのチャーハンを作ってもらおうかしら」

一夏「ずっとチャーハンは流石にな、チャーハン以外はダメか?」

鈴「この唐変木め」

一夏「なんでだよ」

鈴「はあ、ほら寝るわよ、膝も良いけど体痛めても困るからベッドでね」

一夏「んー」



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/18(木) 13:00:42.83 ID:cGZorQ5l0

一夏「ん……ふわぁあ……」

鈴「お、おはよ……」

一夏「ん、え、あれ?」

鈴「な、なによ?」

一夏「どうして抱き合ってんの?」

鈴「こっちが聞きたいわよ、寝てるはずなのに一夏は離してくれないし」

一夏「まじで?」

鈴「まじで」

一夏「……なあ、鈴?」

鈴「なに?」

一夏「このままもう一回寝たい」

鈴「私も、なんだか心地好くて」

一夏「よし、それじゃあおやすみ」

鈴「うん、おやすみ」



14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/18(木) 13:12:26.05 ID:cGZorQ5l0

一夏「……ん? ああそっか」

鈴「んぅ……すぅ……すぅ」

一夏「鈴、小さいよな、ラウラもそうだけど、丁度腕にすっぽり収まるというか」

一夏「……結構柔らかいな、鈴」

一夏「ってダメだダメだ、変なこと考えるな」

一夏「相手は鈴だぞ、鈴、そんな変なこと……」

鈴「んん……いちかぁ……」

一夏「」

鈴「あれ? んー?」

一夏「お、おはよう?」

鈴「いちかだ、へへー」

ぎゅうう

一夏「り、鈴?」

鈴「いちか……すぅ、すぅ」

一夏「」



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/18(木) 13:17:54.19 ID:cGZorQ5l0

鈴「んんっ……よく寝たぁ」

鈴「あ、一夏ったらまだ寝てる、全くもう」

鈴「この腕の暖かさ、ずっと感じていたい……なんてね」

鈴「絶対振り向かせてここを私の特等席にするんだから」

鈴「一夏との何気ない触れ合い」

鈴「今はまだたまにしか出来ないけど、いつか毎日こうしてやるんだから!」

鈴「ほら一夏起きなさい、食堂に行くわよ!」


おしまい



22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/18(木) 13:19:22.53 ID:cGZorQ5l0

ぎりぎり一時間以内に終わった、良かった良かった


元スレ
鈴「一夏との何気ない触れ合い」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1350530293/