1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/26(土) 22:59:03.30 ID:RzxSRMQC0

山田「あ……あの……」

山田「……自己紹介を」

一夏「……ッチ。織斑一夏だ。別にてめぇらと慣れ合う気はねぇ」

ヒソヒソ……

ヤダー コワーイ

アレガ……

一夏「……」

一夏「(これがIS学園……見事に女しかいねぇな)」

一夏「(世界最強の兵器を扱うエリートどもの養成学校と聞いていたが……ガキの集まりじゃねぇか)」

一夏「チッ……」

箒「……」



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/26(土) 23:04:19.69 ID:RzxSRMQC0

山田「あ、あのー……」

一夏「あ?何だよ」

山田「さ、流石に授業中にタバコは……どうかなーって……」

一夏「ああああァ!?」

山田「ひぃ!す、すみませんっ!!」

一夏「てめェ自分の立場が……」


ごちんっ


一夏「あっでェェっ!?おい、誰だ、この野郎ッ……」

一夏「!!!」

千冬「……」

一夏「ち……千冬!!」

千冬「学校では織斑先生と呼べ!!」

ごつんっ!!

一夏「いだだ!す!すまん!織斑先生!」



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/26(土) 23:06:06.77 ID:RzxSRMQC0

千冬「よろしい」

一夏「クソが……」

千冬「あと何で教室でタバコ吸ってんだお前は!!」

ごちんっ!

一夏「ごめんなさい!」

チフユサマカッコイー

ステキィィー!!

箒「……(やっぱ変わらないなぁ)」



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/26(土) 23:11:10.22 ID:RzxSRMQC0

一夏「……ッチ、朝から散々な目にあったぜ」

箒「おい」

一夏「……ん?何だてめぇは」

一夏「……お前、箒か」

箒「変わらないな、お前は」

一夏「ハン、お前もな。相も変わらず剣道続けてるみてぇだな」

箒「まぁな」

一夏「いい事だ。そのまま続けてれば最強も夢じゃねぇな」

箒「最強か……ならいつかお前を倒さないとな」

一夏「ハッ!笑わせてくれるぜ!
まぁルールがありゃあ負けるかもしれねぇな」

箒「いや……お前とは、ルール無用の無差別剣道で戦いたい」

一夏「死を覚悟するってんなら付き合うぜ」

箒「ふん……私を舐めるなよ」

一夏「舐めてねぇよ。単純な実力差だ」



11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/26(土) 23:15:01.67 ID:RzxSRMQC0

千冬「……しかし」

千冬「アイツが、ISに適合するとはなぁ……」

千冬「世界とは……なんて不思議なつくりをしているのか」

千冬「……いや、必然なのかもしれないな」


―――――――――

数日前

一夏「ヒャッハァアアアアア!!オラオラオラァァァ!!テメェら虫どもは地べたに這いつくばって死んでろォォォ!!」

ドガガガガガガガガッ!!

一夏「たわいねぇな。この程度の戦場、援軍なんざいらねぇぜ」

『コール!コール!!聞こえるかコードネーム OS!』

一夏「あァ?何だ?分け前ならやらねぇぜ?」

『今すぐそこから撤退しろ!!』

一夏「……あ?どういう事だ。説明しろ!」

『奴らだ……奴らが来たんだ!!』

一夏「奴ら……だと?」



14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/26(土) 23:19:58.50 ID:RzxSRMQC0

ドガガガガガガガガッ!!

一夏「うおおおおおおっ!?」

一夏「なん……何だこの射撃は!」

『奴らだ……!”IS”どもがきやがったんだ!』

一夏「……IS!!」

一夏「(IS……だと……!?現状世界最強、最速兵器と言われてるあれか……!)」

一夏「(何故か女にしか使えねぇ、トンデモなシロモノ……)」

一夏「(その特異性から……オカルト兵器とまで言われている……あの)」

ドガガガガガガッ!!

一夏「チィッ!!やっぱただの軍事ヘリじゃ勝てねぇか!」

一夏「ここはいったん引いて……」

一夏「ッ!?」

ドガァッ!!!

一夏「ッグ……ァァ……!!」

ヒュルルルルル……  ズガンッ



15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/26(土) 23:23:19.93 ID:RzxSRMQC0

一夏「……ガ」

一夏「……クソ……、俺はこんなところで」

一夏「……あ゛?」

一夏「……なんだ、ありゃ」

一夏「……いや、あれは、もしかして」

スッ

ピキィィィンッ!!

一夏「……これは」

一夏「……クク」

一夏「ククク……ハーッハッハッ!!!」

一夏「まさか……まさかなぁ!!」

一夏「おう神様って奴!!今日だけはてめぇの事を信じてやるよ!!」

一夏「まさか俺が……ISの適合者だとはなぁ!!」

ハーハッハッハッハ!!



17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/26(土) 23:28:18.31 ID:RzxSRMQC0

―――――――

千冬「……まぁ色々あって、あいつは学園で保護することになったが」

千冬「……あいつの兵器の扱いは天才的だ」

千冬「面倒事を起こさなければ、良いのだがな……」

―――――――

山田「というわけでー!一組の代表者を決めたいと思います!」

一夏「……(早く専用機もらえねぇかな。暴れてぇ)」

クラスメイトA「はーい!私織斑君がいいと思います!」

クラスメイトB「私もそう思います!」

一夏「……あ?何の話だメス共」

山田「もー、織斑君聞いてなかったんですか?
クラス代表戦の事ですよ?」

一夏「ああ?何だそりゃ。めんどくせーのは俺はごめんだ」

千冬「真面目に参加しろ」

一夏「うおっ!?千冬!す、すまん!悪かった」



18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/26(土) 23:33:16.67 ID:RzxSRMQC0

山田「というわけでー。全クラスで代表を募って!どのクラスが一番強いかを決める戦いなんですよ!」

クラスメイト「なんだかんだで織斑君って唯一の男子だしー」

クラスメイトB「面白いところもあるしね!」

一夏「はぁ?なれなれしいんだよメ……」

千冬「……」ゴゴゴゴ

一夏「そ……そうかもなハハハ」

山田「じゃあ、やってくれますか?」

一夏「まぁ、学校のお済付きでドンパチできるなら俺に異論はねぇな。早く火薬の臭いをかぎたいぜ」

山田「じゃあ、織斑君にけっ……」

「おまちになってください」

一夏「……あぁ?何だ?」

セシリア「……おほん。我一組の代表を、そのような野蛮な男にやらせる気ですの?」

一夏「……何だ金髪、アメ公が何の用だ。戦争ならやってやんぞ」

セシリア「誰がアメ公ですの!?わたくしはイギリスの代表候補性ですわよ!?
貴方とは実力も気品も大違いですわ!」



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/26(土) 23:36:23.96 ID:RzxSRMQC0

一夏「……あ゛?」

セシリア「全く。男だからという理由だけで代表を決めるなど安直すぎますわ。
ここはやはり、唯一の専用機持ちである私が」

一夏「あああああああああ゛ッ!?テメェふざけてんのかあぁ!?」

セシリア「ひっ」

セシリア「……い、いきなり声を荒げるなど、野蛮ですわ!やはり貴方のような人は、
代表には向いて」

一夏「向いてねぇかどうかテメェの体に解らせてやろうか!?これだから外人はよォ!!
その生意気な口無理やり犯してやろうかぁぁあっ!?」

セシリア「の、望むところですわ!そのへらず口を……」

千冬「おい」

一夏「ひっ」

セシリア「ひっ」



21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/26(土) 23:40:00.73 ID:RzxSRMQC0

千冬「事情はわかった。なら……一週間後に模擬戦を行う」

一夏「俺とこのクソアマのか?」

千冬「そうだ。お前のために専用機も用意してやろう」

セシリア「ちょ、ちょっと!わたくしの事今なんと!?」

一夏「ヒャッハァ!!マジかよ!さっそく専用機たぁ、気前がいいなぁ織斑センセー」

千冬「お前はイレギュラーだからな。学校としてもデータが欲しい」

一夏「わかったぜ……望むところだ。おいアメ公!首洗って待ってろォ!」

セシリア「誰がアメ公ですの!?」



23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/26(土) 23:43:55.58 ID:RzxSRMQC0

一夏「ハァッ!!」

ビュンビュオッ!!ガキィッ!!

箒「……(重い!)」

一夏「そらそらそら!どうしたぁ!?」

ビュンビュン!! ヒュンッ

バシィッ!!

一夏「ガァっ!?」

箒「……一本、だ」

一夏「……へへ、強くなったじゃねぇか」

箒「……また、私の負けか」

一夏「……あ?」

箒「……確かに剣道なら勝てる。お前に負ける気はしない。
しかし今お前は、目つぶしも使っていない、両手両足の仕込みナイフも使っていない。
蹴りや喉突き等、一切使ってこなかった。そんなお前に勝ったところで……」

一夏「……わかってんじゃねぇか。お前、成長したな」

箒「お前に追いつきたくてな……いつかは、一夏を超えるために」



24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/26(土) 23:46:31.75 ID:RzxSRMQC0

一夏「……いやぁ、お前はそのままでいいんじゃねぇのか?」

箒「だが、私たちは曲がりなりにも軍事兵器を使っているんだ。
戦争では相手は、ルール等守ってくれないだろう?」

一夏「……まぁな」

箒「お前は……それが良くわかっているはずだ。ひたすら、兵器の扱いに特化したお前なら」

一夏「……ハン」



26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/26(土) 23:48:45.49 ID:RzxSRMQC0

―――――

セシリア「今ならまだ、土下座して負けを認めれば、許して差し上げますわよ?」

一夏「はっ。素敵な提案だな。だがな、土下座して俺に犯してくださいって懇願するのはテメェだよ」

セシリア「くっ……下劣な!」

山田「織斑くーん、専用機が届きましたよー」

一夏「おっせぇな!早くしろよ!」

千冬「お前が早くしろ!試合が始まるぞ!」

一夏「お、おうすまん!」

セシリア「(何故か本当に織斑先生には弱いですわねぇ……)」



29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/26(土) 23:51:00.61 ID:RzxSRMQC0

千冬「フォーマットとフィッティングは戦闘中に適当にやれ。お前ならできるだろ」

一夏「ああ……ずいぶんと俺を買ってくれるんだな織斑センセー」

千冬「……まぁな」

一夏「ハン。まぁサクっとぶち殺してきてやるよ!」

ジャキンッ

ドンッ!!


千冬「……アイツ……あんなエネルギー使って」

千冬「戦闘中に切れても知らんぞ……」



32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/26(土) 23:55:41.07 ID:RzxSRMQC0

一夏「よう金髪豚!俺に負けてみじめに犯される準備はできたか!?」

セシリア「……貴方のような人がISを使うことを、私は認めませんわ!」


ビーッ!


一夏「(始まったか)」

セシリア「……どうぞ、この一撃で沈んでいただきますわ!」

ジャキキキンッ!!

一夏「あぁっ!?何だそりゃあ!?ファングか!?」

セシリア「(ファング……?)私のブルー・ティアーズ……その特徴は、超遠距離型!」


ビシュシュシュシュシュッ!!

一夏「(空中に浮かんだ砲台からの、一斉射撃だと!?)」

一夏「チィッ!!」

ディンッ!!

セシリア「おーほほほ!そのままじわじわとなぶり殺しにしてさしあげますわ!!」



37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/26(土) 23:59:30.43 ID:RzxSRMQC0

一夏「……(なるほどな、自由に方向変換)」

一夏「……(しかも視覚に頼ってねぇな。オートか?)」

一夏「……(なんにせよやっかいなのは確かだな。
まともにやりあって……勝てる『機体』じゃねぇな)」

一夏「だが……」

セシリア「……そのまま何もできないまま、落ちてくださいまし!」

一夏「パイロットがそれじゃあせっかくの機体もなぁ!?」

ガキィンッ!

ビシュッ!

ズガンッ!!

セシリア「!?」

セシリア「……(射撃!?どこから!?)」

セシリア「……(彼の手に射撃兵器はない、はず!?)」

セシリア「……ちっ!やっかいな事をされる前に!ビット!集中砲火!!」

一夏「そこだよォ!!」

ガガガキィンッ!!!



41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 00:02:35.13 ID:TMqAHvqB0

ビシュシュシュシュッ!!

ドガガガァァン!!

セシリア「きゃあああっ!?」

山田「ほえー……織斑君すごいですねぇ。あの機体って近接ブレード一本ですよね?」

千冬「そうだな……あんな芸当、奴にしかできないだろうな」

セシリア「……い、今何をしましたの!?」

一夏「これから殺す相手によぉーッ!!殺し方をゆっくり教える奴がいるかぁあぁぁぁあ!?」

ギュアッ!!」

セシリア「ひぃっ!?」

セシリア「……!!」キッ

セシリア「(こんな野蛮な人に……!)」

一夏「……!?」ピクッ



45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 00:07:15.99 ID:TMqAHvqB0

セシリア「ビット!最大展開!!」

バシュシュシュッ!!

ドガガッ!!

一夏「ちぃぃっ!?」

一夏「(腹部に隠し玉だと……!?なんて機体だ)」

一夏「……だがなぁ」

セシリア「貴方には負けません、貴方のような……野蛮な人には!」

一夏「戦争ではなぁ!!野蛮かどうかは生死にかかわんねぇんだよっ!!」

ガキィンッ!!

ビシュッ!!

セシリア「……っ!!」

セシリア「……な、まさか!」

一夏「ほう!?気づいたか!だがテメェにもう勝ち目はねぇよ!!」

セシリア「……(この人は、こっそり射撃をしてるわけじゃなかったのですのね)」



48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 00:12:01.29 ID:TMqAHvqB0

セシリア「(ありえないとは思いましたが……)」

セシリア「(さっきので確信しましたわ、この人は……)」

セシリア「(あろうことか、『私のビットを殴り』私に砲門を向けさせ、発射させている……!)」

セシリア「(ビット発射の細かなタイミングがわかっていなければできない芸当……)」

セシリア「(この人は一体……!?)」

一夏「そら行くぜぇぇっ!!」

ガキィンッ!!

セシリア「きゃあっ!?」

一夏「ほう!?とっさに獲物を構えるたぁ、なかなかの反応速度じゃねぇか!
気に入ったぜ姉ちゃん!!」

セシリア「は、はぁ!?何を言ってますの!?私は代表候補性!この程度できてとうぜんですわ!」

一夏「ほうそうかい!じゃあこいつはどうだい!?」

セシリア「そうはさせませんわ!ビット!彼の眼前に!」

一夏「わかってんだよそんな事ァ!!」



49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 00:14:59.21 ID:TMqAHvqB0

一夏「そうら目つぶしだ!」

ガキィンッ!!

セシリア「……!?」

ビュンッ

セシリア「(ビットを殴ってこっちに飛ばすだなんて……また無茶苦茶な攻撃を!」

パカァンッ!!

セシリア「!?」

セシリア「(ビットが眼前で爆発!?一体何を!?」

一夏「スキだらけだぜぇえぇ!!」

セシリア「甘いですわ!ISは肉眼だけじゃありません!この程度!センサーを使えば!」

ギュンッ

セシリア「(すぐそこに熱源!……これは、剣を振りかぶって……!)」

セシリア「なら、インターセプターで受ければ!」

バキィッ!!

セシリア「がっ!?」



53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 00:18:49.97 ID:TMqAHvqB0

セシリア「……(蹴り!?)」

一夏「銃を持ってる敵が殴ってこないなんてどこで習ったんだ!?
学校の教育かよ!?ああっ!?」

セシリア「あ……貴方!何者ですの!?」

一夏「言わなかったかァ!?一年一組、織斑一夏くんだよぉぉッ!!」

ギュオッ!!

セシリア「……(まずい!やられる!!!)」


ビーッ


セシリア「へ」

一夏「へ」


『織斑一夏、エネルギー切れ  勝者 セシリア・オルコット』


一夏「ああああああああああっ!?」

セシリア「……い、命拾いしましたわ」



55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 00:21:32.88 ID:TMqAHvqB0

千冬「……お前は馬鹿か」

一夏「どういうことだよ!おい!」

セシリア「ほへぇ……」←安堵

千冬「一瞬でフォーマットとフィッティングを行い、瞬時加速(イグニッションブースト)をマスターしたところまでは褒めてやる。
しかし、全ての移動に瞬時加速はないだろう……動いてるだけでエネルギー切れになるぞ」

一夏「ああ……?アレそんな消耗激しいのかよ……畜生が」

セシリア「……助かったですわぁ」

一夏「おい金髪!!もう一回やるぞ!!」

セシリア「もももう二度とごめんですわ!」



60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 00:27:28.40 ID:TMqAHvqB0

山田「というわけで一組代表は織斑君に決定しましたー。一繋がりでいい感じですね」

一夏「あ?おい、勝者は金髪だぞ?」

セシリア「わたくし、辞退しましたの」

一夏「……は?どういうことだ」

セシリア「……はぁ。当然ですわよ。代表候補生であるわたくしが、
IS歴一日のド素人に刀一本でボコボコにされたんですわよ?
恥ずかしくって代表など名乗れませんわ」

一夏「……まぁ構わねぇよ。俺は戦えりゃ十分だからな」

山田「じゃあ決定でーす!わーおめでとー!」

一夏「寄るな!」



68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 00:36:11.73 ID:TMqAHvqB0

―――――――

一夏「……転校生だぁ?」

セシリア「ですわ。どうやら専用機持ちだとかそういう噂も流れているみたいで」

一夏「ほう。そいつは楽しめそうだな」ニタァ

セシリア「(笑顔が黒い)」

箒「そうか……ならその転校生が今回の代表戦に出てくることもありえるのか」

鈴「ふふん、その情報……って、え?」

一夏「なるほどな。ならその転校生とやらをグチャグチャにして、
二度と笑えない顔にしてやればいいのか」

一夏「話が早いな」

鈴「……えっと、あの」

一夏「……ああ?何だメス」

一夏「あ?お前もしかして……」

鈴「あ、はいそうです……鈴です。一夏の幼馴染の、凰鈴音です。二組に転校してきました。よろしくお願いします」ペコリ

一夏「なんか丁寧になったなお前……」

箒「(どう考えてもさっきのが原因だろ……)」



69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 00:38:59.74 ID:TMqAHvqB0

鈴「えーと……一応私二組の代表なんですが、お手柔らかに」

一夏「……そうか、お前をグシャグシャにしなきゃならないのか。
悪いな」

鈴「ひぃぃぃっ!!一夏が言うと冗談に聞こえないよぉ!」

セシリア「その方は?」

箒「誰だ?幼馴染と言ったな」

一夏「箒、お前がファースト幼馴染ならこいつはセカンド幼馴染って奴だ。
俺につきまとってきたうぜぇ虫だ」

鈴「ひどくない!?」

一夏「事実だろ」

鈴「うう……」



70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 00:41:37.76 ID:TMqAHvqB0

――――――数年前

こども「やーいお前ん家中華人民共和国!」

こども2「中国に帰れー!」

鈴「うええ……」

一夏「……」

スタスタ

こども「なんだよお前!」

こども2「おれたちとやるのか!?」

一夏「……は?何だお前ら、もしかして死にたいのか?」

こども「うっせー!ぶんなぐるぞ!」

ヒュンッ

スカッ

一夏「……あ?もしかして俺を殴ろうとしたのか?」

こども2「ちょうしのってんじゃねーぞ!」

こども「そうだてめー!」



72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 00:43:23.69 ID:TMqAHvqB0

一夏「おら」

ゴギッ

こども「あああああああああああああああ!!」

こども2「大丈夫かああああああああ!?」

一夏「あぁ……?正しい殴り方を教えてやっただけだろうが。オラ這いつくばってんじゃねぇよ蹴られたいのかさっさと失せろ!!」

こども「ひぃぃ!!」

こども2「ごめんなさい!!」

鈴「……あ」

一夏「……ッチ」

鈴「ありが……」

一夏「てめーも俺の邪魔をする気か!右腕粉砕して観葉植物のエサにしてやろうか!?」

鈴「ひぃごめんなさいなんでもないです!!!」



75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 00:45:40.62 ID:TMqAHvqB0

―――――――

一夏「ということがあってな」

箒「(一体どこが幼馴染なんだ……)」

セシリア「(一体いつから暴君ですのこの方……)」

鈴「まさか一夏が代表だなんてなぁ……嫌だなぁ戦いたくない」

一夏「いいじゃねぇか。お前も代表候補生だろ?すくなくとも俺を楽しませてくれるよな?」

鈴「近接で一夏の相手したくないよー!」

セシリア「ここまで勝負の見えている戦いも珍しいですわねぇ……」

箒「いじめっ子といじめられっこにしか見えんぞ……」



84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 00:55:13.52 ID:TMqAHvqB0

――――――代表戦。

鈴「お、お手柔らかにお願いします……」

一夏「まぁ、楽しく殺し合おうぜ」

鈴「冗談に聞こえないよー!!」

ビーッ

一夏「オラァアァァッ!!」

ギュンッ

鈴「ヒィ!!」

ドゴォッ!!

鈴「やった!当たった!」

一夏「何ィッ!?」


箒「ほう、一撃目を譲るとは」

セシリア「いやぁ……なんかくらいそうだとは思いましたわ」



87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 00:59:33.94 ID:TMqAHvqB0

一夏「(全く砲撃が見えなかった……!?)」

一夏「(おそらく、砲撃が見えない圧縮気圧弾か何かか)」

一夏「(本当にISってのはチート揃いだなぁ……)」

鈴「あ、あれこれもしかして、私勝てる!?」

鈴「い、行くわよ!龍砲!!」

一夏「(わざわざ攻撃する前に言うヤツがいるかよ……)」

ドンッ

ドンッ  ドンッ

鈴「あれ!?当たらない!?」

一夏「なるほどなぁ」

鈴「ヒィ!?」

一夏「そういう訳か」

鈴「い、一夏……ねぇ近いよ」

一夏「知ってるよおおおぉ!!」

ギィンッ!!



91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 01:03:57.62 ID:TMqAHvqB0

箒「止めた!」

セシリア「遠近両用……中々にハイスペックな機体ですのね」

鈴「あたしの甲龍は、近接と中距離!両方できるのが売りなんだから!」

セシリア「(言っちゃった……)」

箒「(あー……)」

一夏「それはすばらしいなぁ」ニヤァ

鈴「ひ!」

一夏「ならぁっ!!こいつはどうだぁっ!?」

ギュンッ!!」

鈴「(間合いを詰めてきた!なら近接でいなし……)」

鈴「(ちゃダメな気がする!!)」

ギュンッ

箒「引いた!」

セシリア「流石ですわね。いじめられっこの記憶が彼女を救いましたわ」

一夏「ちぃっ!」



94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 01:09:03.68 ID:TMqAHvqB0

鈴「そこからっ……!」

ドン! ドンッ!

ドンッ! ドンッ!

セシリア「中距離の龍砲!砲身も砲撃も見えない凶悪な武装ですわね」

箒「遠近両方にかなり幅が効く機体だな……普通のISでは傷一つ負わせられないな」


千冬「普通のISでは、な……」ニヤリ


一夏「素晴らしい、素晴らしいぜェ鈴」

鈴「えっ、あ、ありがと……?」

一夏「だがなぁ!!!」

鈴「ひゃあああああっ!?」ビクッ!!

一夏「甘ぇえよ!!甘すぎる!!」

鈴「な、なななにが!!?」

ドンッドンッドンッドンッドン!!

一夏「拳銃ってのは何発も打つ必要はねぇんだよ!」



98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 01:11:33.82 ID:TMqAHvqB0

ギュンッ!!

ドギャアアッ!!

鈴「きゃああああああっ!?」

箒「(瞬時加速からの、ただの蹴り……)」

一夏「終わりだァ!!」

ジャキンッ……!

セシリア「(最強装備、零落白夜……。これは、決まりましたわね)」

ガシャアアアアアアンッ!!

一夏「何だァ!?」

鈴「きゃ!?」



101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 01:14:31.03 ID:TMqAHvqB0

『ステージ中央に熱源。所属不明のISと断定。ロックされています』

千冬「……何!?」

山田「織斑先生!」

千冬「わかっている!!おい!織斑!凰!早く逃げろ!!」

鈴「は、はいい!!」

一夏「鈴!!アイツに向かってできる限りの集中砲火だ!」

鈴「えええええええっ!?」

千冬「お前ら何をやっている!?」

一夏「千冬!」

千冬「だから学校では織斑先生と呼べと!」

一夏「男にはなぁ……負けられない戦いってもんがあるんだよぉっ!!」

鈴「もうどうにでもなーれぇぇっ!!」

ドガガガガガガガガッ!!



106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 01:20:07.33 ID:TMqAHvqB0

『……』ブォンッ

鈴「無傷ーー!?」

千冬「ちっ!想像以上にやっか……はぁ!?」

一夏「チェイサー!!」

ドギャアッ!!ドカンッ!!

セシリア「あ、ISを蹴り飛ばすなんて……」

箒「もう何をやってるのかわからん……」

一夏「鈴!!刀貸せ!!」

鈴「は、はい!!」ブンッ!

一夏「よし!」

セシリア「刀を受けとって……何をする気ですの?」

箒「まさか」

『……」ギュンッ

一夏「そこだァ!!」

ビュンッ!



115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 01:25:55.96 ID:TMqAHvqB0

ズガァンッツ!!!

『……!!』

一夏「ヒャッハァー!!貰ったァ!!」

ギギィンッ!

千冬「……(二段階瞬時加速を使って最速の投擲、こんな馬鹿みたいな事ができるのはアイツだけだ)」

一夏「そらそらそら!ここだ!」

ドガァッ! バキッ! グシャアッ!
ガギンッ!

鈴「(殴る、蹴る、ひじ打ち……、シールド展開時に零落白夜……なにこれ格ゲーじゃない……)」

一夏「留めだァッ!!」

ズギャアアッ!!

シュウウ……ウン

一夏「……」

『敵機、シールドエネルギー0 活動限界です』

一夏「ハン……たわいねぇな」



117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 01:28:28.92 ID:TMqAHvqB0

鈴「……(こ、これが実戦の一夏)」

セシリア「(正直……私と戦ったときとは、段違いの強さですわ……)」

箒「(その場にあるものを、最大限利用した……まさに野戦最強……)」

千冬「(……これが、織斑一夏か)」

一夏「俺は風呂入って寝る。このゴミ片づけとけよ!」

鈴「え、ええ!?ま、待ってよー!!」



125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 01:36:25.22 ID:TMqAHvqB0

シャルル「転校してきた、シャルル・デュノアです。よろしくおねがいします」

一夏「……ほう」

キャー!オトコノコー!!

カワイー!!

シャルル「よろしくおねが……ひっ」

一夏「ああ……よろしくな『デュノア』」

セシリア「(ああ、一夏さんのあの目……)」

箒「(ご愁傷様だ、シャルルとやら……)」



129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 01:39:02.55 ID:TMqAHvqB0

一夏「同部屋か」

シャルル「ま、まあ唯一の同性だしね。仕方ないよ!」

一夏「そうだな」

シャルル「さてと……ごめんね、ちょっと荷物広げても構わない?」

一夏「ああ」

シャルル「ありがと。いやぁ、来たばっかで荷物の整理してなくってさぁ……」

ゴリッ

一夏「服を脱げ、全部だ。パンツもな」

シャルル「……え、……は?」



139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 01:45:06.12 ID:TMqAHvqB0

シャルル「じょ、冗談だよね……何をいきなり」

一夏「殺されてぇのか?まだ両手両足自由にしてるだけありがたいと思えよ。
で、目的はなんだ?俺の暗殺か?」

ゴリリッ

シャルル「ぬ、!脱ぐ!!脱ぐよ!!だから待って!銃を押し付けないで!?」

一夏「それでいいんだ。テメェが全て話すって言うなら脱ぐのは許してやっても構わねぇぞ」

シャルル「……ッ!」ピク

一夏「まるわかりなんだよスパイ野郎。俺を舐めるな」

シャルル「……誰だよ、こいつがただの戦闘狂って言った奴は!」ギィンッ!

一夏「!」

シャル「そうだよ、僕はシャルロット・デュノア。君の知ってる通り、女で、君の事を調べに来た。
こうなってしまったなら仕方がない、力づくでも、情報を吐いてもらうよ」 シャキ

一夏「……メス風情が、ずいぶんと大きな口を叩くな」

シャル「強気だね。でも君の武器は地面、拾ってる間に、僕の仕込みナイフで―――ゲフッ!?」

ドシャアッ

一夏「……何言ってんだ雌豚。俺の武器が何か知らないのか?」



143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 01:48:23.09 ID:TMqAHvqB0

シャル「……え?は?」

一夏「俺の武器……両手両足をフリーにするなんざ、喧嘩覚えたての小学生でもそんな危険なことしねーよ」

シャル「うぐっ……(頭が、くらくらする……!)」」

一夏「……なんだてめぇ、スパイ初心者かよ。
いいか、教えてやる。人間ってのは、案外脆い生き物なんだよ」

ズダン

シャル「うぐっ」

一夏「こうやって相手の上に乗ってな?」

シャル「えっ……ちょっ」

一夏「こう腕をこうするだけで」

シャル「あっ……がああああああああっ!!い、痛いっ!!痛いよぉ!!」

一夏「拷問慣れもしてねーのかよ……おいどういうことだ!?」

シャル「な、何が!?」

一夏「お前はおかしい!」

シャル「君に言われたくないよ!!」



144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 01:51:36.94 ID:TMqAHvqB0

一夏「……何がおかしいって、お前の演技が異常にうまかったことだ。
それから俺は、お前をプロの刺客だと思い込んだんだ」

シャル「……」

一夏「……なのにお前は、あっさりと背後をとられるし、武器は仕込みナイフのみだし、両手両足が自由な相手に何もしない」

一夏「ふつうなら、俺の銃をはじいた時点で手か足が一本やられてたはずだ」

一夏「お前はアンバランスなんだよ……戦闘センスや技術があるはずなのに、ロクに使えてねぇ」

一夏「まるで、箱入り娘な殺人鬼みたいなんだよ」

シャル「……ッ」

一夏「……話だけなら聞いてやる。別にテメェを殺そうとは思ってねぇ。
欲しけりゃ名前もくれてやるよ」



149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 01:53:49.29 ID:TMqAHvqB0

シャル「……名前?」

一夏「ああ、一時期とある場所の村長をやっててな。あとは軍で働いてたことも……」

シャル「(本当何者なんだろう)実は……」


――――――


一夏「なるほどな」

シャル「それが……僕の知る全てだよ」

一夏「……」

グイッ

シャル「ひゃ!何!?顔近いよ!」

一夏「……嘘をついてる目の動きじゃねぇな……事実か」

シャル「だ、だからそうだって言ってるじゃん……」

一夏「……まぁいい。好きにしろ」

シャル「へ」



153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 01:56:39.67 ID:TMqAHvqB0

一夏「俺の情報くらいなら好きに調べろ。リクルート……じゃなくリークするのもテメェの自由だ。
寝首をかこうってんなら容赦はしないけどな」

シャル「……え!?」

一夏「テメェは……」

シャル「……」

一夏「いや、なんでもねぇ」

シャル「何!?気になるよ!」

一夏「……(おかしい)」



158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 01:59:42.56 ID:TMqAHvqB0

一夏「(俺は高校生……もちろん未婚だ)」

一夏「(だが……何故かコイツをボコボコにできねぇ)」

一夏「(まるで……娘か何かがいたような気分だぜ)」

一夏「……ッチ」

シャル「ねぇ……一夏!」

一夏「うるせぇ!さっさと寝ろ!!」

シャル「ひゃあ!ごめんなさい!」



165: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 02:04:38.73 ID:TMqAHvqB0

―――――――


山田「また転校生でーす!」

ラウラ「……ラウラ・ボーデヴィッヒだ」

山田「そっけないですね……。ボーディヴィッヒさんの席はあち……」

ラウラ「……」

スタスタスタ

山田「あー、織斑くんが気になるんですか?そりゃあわが校唯一の男の子ですからね
(昨日シャルルくんがシャルロットさんになりましたし)」


バチィンッ!!


山田「え」


一夏「……」ニヤ

ガタッ

バキィッ!!!



169: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 02:09:04.17 ID:TMqAHvqB0

ラウラ「……どこまでも、下劣な輩だ」ギリッ

一夏「初対面でいきなり殴りかかってくるヤツに言われたくねぇなぁ?」

ラウラ「貴様……!!」

千冬「そこまでだ」

一夏「おわっ」

ラウラ「きょ、教官!?」

千冬「ここでは織斑先生と呼べ。二人とも、喧嘩がしたいなら私が相手になってやろう」

一夏「じょ、冗談だよ織斑先生……俺はちょっとアレだよ……手が滑ったんだよ」

ラウラ「私もです教官」

千冬「……全く。貴様らという奴らは」



174: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 02:13:06.02 ID:TMqAHvqB0

千冬「丁度喧嘩がしたいなら……学年別トーナメントというものがある。
それに参加して存分に殺しあえ」

セシリア「殺し……」

箒「……(相変わらず恐ろしいお方だ)」

ラウラ「ありがとうございます」

一夏「……へっ、ここも戦闘狂が多いねぇ」

――――

鈴「わん」

セシリア「つー」

鈴「わん」

セシリア「つー」

鈴「……ふぅ、構えて撃つかっこする訓練なんて本当に必要なのかしら」

セシリア「でも一夏さんがおっしゃったのですから……」

ドカァァァァァンッ!!



176: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 02:15:01.93 ID:TMqAHvqB0

ラウラ「……ふむ、雑魚しかいないな。残念だ」

鈴「……雑魚!?」

セシリア「貴方……!」

ラウラ「ふん……その程度で逆上するようではな……所詮……」

鈴「でも言われてみれば雑魚かもしれない……」

ラウラ「え」

セシリア「そうですわよねぇ……殴る蹴るに負ける長距離ISなんて……所詮雑魚かもしれませんわ」

ラウラ「おい、どうしたんだお前ら、何があったんだ……むしろ大丈夫か、代表候補生がそれでいいのか」



183: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 02:18:46.44 ID:TMqAHvqB0

一夏「何やってんだお前ら……と」

ラウラ「……貴様」

一夏「これはこれはパピーちゃん。エサでもねだりに来たのか?」

ラウラ「……!」ピクッ

ラウラ「……死ね!!」ジャキンッ!!

ドガガガガッ!!!

一夏「……なるほどな。素晴らしい武装だな」

ラウラ「ふざけるなよ戦闘屋風情が!!」

一夏「ただの軍の犬よりはよっぽどいいがな!」

千冬「おい」

ラウラ「あっ」

一夏「あっ」



げんこつ!!!



184: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 02:20:28.98 ID:TMqAHvqB0

一夏「すまん」

ラウラ「大変申し訳ありませんでした」

千冬「一夏、次何かしたら小遣い減らす」

一夏「止めてくれ!!死んじまう!!」

セシリア「(お小遣いもらってたんですのね……)」

千冬「まったくお前らと言う奴は……こらえ性のない」

一夏「学年別で決着をつけます」

千冬「よろしい」

ラウラ「(八つ裂きにしてやる……!)」



190: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 02:25:49.53 ID:TMqAHvqB0

――――――学年別トーナメント

箒「……一夏、お前と戦うために」

ラウラ「……八つ裂きにしてやる」



一夏「……ほう?箒と子犬ちゃんか。少しやっかいだな」

シャル「少しやっかいってレベルなの……?」

一夏「なんせ、お前とペアだからな」

シャル「ええ!?一夏僕を過信しすぎ……」

一夏「遠距離兵器が使える」

シャル「……てないね。ごめんね、ほんと」

一夏「……まぁなんだ。すまん」



192: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 02:28:52.02 ID:TMqAHvqB0

――――――


ビーッ!

一夏「シャルロット!!手筈通りになァ!!」

ラウラ「即刻、ケリを付けるぞ!」

箒「行くぞ一夏!!」

シャル「ヘイパス!」

一夏「オッケイ!ナイスパス!」

ラウラ「……む?」

箒「……まずい!!!」

一夏「行けよォォ!!ビット!!」

セシリア「えええ!?」

鈴「い、一夏がビット!?」



197: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 02:30:24.29 ID:TMqAHvqB0

一夏「セシリアのとはすこーし違うがな。俺が持ち主じゃねぇんだ。
無理やり割り込んで操作してる感じよォ!!」

ラウラ「は!馬鹿か貴様は!
遠隔独自自立兵器を運用しながらまともにうごけるも―――」

箒「ラウラ!!!気をつけろ!!」

ビシュッ!!

ラウラ「……は?」

一夏「ひゃああああああはははははははははあ!!!」

シャル「(いちかこわい)」



201: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 02:33:35.09 ID:TMqAHvqB0

ラウラ「……ふざけるなよ!私のシュヴァルツェア・レーゲンを舐めるな!!」

ギュワンッ!!

一夏「ヒャーハッハッハッハァ!!!」

ヒュンッ!!

ラウラ「なっ……躱した!?だがな!私のワイヤーブレードはただ躱し続けているだけでは……ッ!?」

ズガガッ!!

ラウラ「……何ぃ!?」

箒「まずはビットを狙うんだラウラ!!今の一夏とまともにやりあって、勝てる訳がない!!」

ラウラ「うるさい!!黙っていろ!!」

一夏「(完全に……箒の方がわかってやがんな)」

一夏「(流石ファースト幼馴染……だが相方があれじゃあな)」



206: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 02:36:04.83 ID:TMqAHvqB0

ラウラ「(ビットごとき……!!AICで!!)」

ラウラ「はっ!」

ギュワンッ!!

スカッ   スカッ

ズガンッ!!

ラウラ「何っ……!?シャルロット!!」

シャル「ごめんね」

ラウラ「ちっ……相変わらず卑怯だな貴様は!」

一夏「これはチーム戦だぜぇ!?
あと、卑怯とは心外だな!より優雅に戦略と言ってくれよ!」

箒「(ビットを使用しながらの高速移動による連撃、正直な話……連携なしに一夏を倒すのは不可能だ)」

箒「(どうする……!)」



213: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 02:41:10.26 ID:TMqAHvqB0

ラウラ「くっそおおおおおお!たった、たった二つのビットごときで!!」

ギュワッ! ギュワッ!

箒「駄目だ!そっちにワイヤーブレードを撃つな!!
ビットになんてあたるわけがない!しかもワイヤーブレードを撃ち過ぎたら……!!」

一夏「おいおいィ……テメェは何と戦ってんだよ?」

ラウラ「……はっ!?」

一夏「俺の武装、教えてなかったか?」

ズギャアアアンッ!!

ラウラ「ぐあああああああああああっ!!」

箒「!!」

シャル「これであとは箒さんだけだね!」

一夏「あっちの方がやっかいなんだがな」

箒「(いや……それでも、二人を相手に、さらに今の一夏に勝てる訳がない)」

箒「(ビット武装など……冗談でも戦いたくないというのに)」

ラウラ「うああああああああああああ!!!!」

ドロォッ……



216: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 02:43:54.66 ID:TMqAHvqB0

一夏「……おいおい、マジかぁ?」

箒「こ、これは……!?」

シャル「な、なにこれ……」

千冬「……!」

ザワ……ザワ……

ラウラ「……」

一夏「……そう来たか。テメーがそこまで腐ってやがるとは。
……いや、これは違うか」

シャル「ど、どういうこと!?」

一夏「シャルロット、今すぐ全ての武装を俺に渡して戦線離脱、箒を連れていけ」

箒「はぁ!?何を言っている!?」

一夏「うるせぇ!!テメェらを死なせるわけにはいかねぇんだよ!!」

シャル「……!?」



221: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 02:49:02.31 ID:TMqAHvqB0

ギュンッ!!!

一夏「ッチィィ!!」

ガキィッ!!

一夏「早く逃げろォォォ!!!」

シャル「……嫌だ!!」

ドガガガガガガッ!!!

一夏「!?」

シャル「一夏……ぼ、僕も戦うよ!」

箒「……私もだ!」ジャキン

一夏「ハァァア!?テメェらなにふざけたこと抜かしてやがんだ!!」

シャル「……大丈夫、僕のISには、切り札があるから!」

一夏「……ッチ!!ビット!!」

ビシュシュッ!! ドガガッ!!

箒「(す、すごいな……まるで生き物のようだ)」

一夏「ああああああああああああッ!!」



222: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 02:50:58.77 ID:TMqAHvqB0

箒「……(だがな)」

箒「(見ていてくれ、一夏……!!)」

ラウラ「……」

スッ

ギュンッ!!

一夏「……(この軌道!ビットか!!)」

ジャギッ!!!

一夏「!?」

箒「剣の技にはな……受け流し、というものもあるんだ」

ドゴォッ!!!

ラウラ「!?」

シャル「やったよ!当たったよ一夏!!」

一夏「……テメェら」



224: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 02:53:09.63 ID:TMqAHvqB0

一夏「ありがてぇな……おかげで時間が稼げたぜ!!」

一夏「ビット、行くぜェェ!!黒野郎ォォ!!」

カシャンカシャンカシャンカシャン!!

シャル「(ビットが6つ……!!)」

箒「(こ、ここまでの精神力を持っていたとは……!!)」

一夏「ヒャハハハハハァ!!」

ドシュウドシュウドシュウドシュウドシュドシュウ!!

ラウラ「……!!!」

シャル「び、ビームガンを撃ちながらビットを操りながら高速移動……」

箒「もうわけがわからん」



235: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 02:59:18.82 ID:TMqAHvqB0

ラウラ「……!!」

ギュンッ!!

シャル「早い!?」

箒「まずい!?一夏の剣よりも早く、敵の剣が!!」

ラウラ「……!!」ブォンッ!!


一夏「とぉぉころがぎっちょん!!」

ガキィィンッ!!


ラウラ「!?」

箒「忘れてた……」

シャル「そうだったよね、一夏の最強の武器……」

一夏「そうら!!」

バギャアァッ!!!

ゴシャアッ!!



245: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 03:02:52.75 ID:TMqAHvqB0

一夏「そうら!そうら!!
そら!そら!そオオオオェェラァア!!」

ボギィ!!  グシャアァッ!!

メギィッ!! ベギャアァアッ!!


箒「凄い音がしてる!!!」

シャル「ボーデヴィッヒさんを助けないと!!」


千冬「おいお前ら!!」

千冬「……え」

千冬「何この状況」


シャル「先生!!ボーデヴィッヒさんが!!」

箒「早くしないと死んでしまいます!」

千冬「う、うん」

バギィ  ドゴッ

グシャアッ



252: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 03:06:08.47 ID:TMqAHvqB0

――――――――

ラウラ「……!!」

ガバッ!!

千冬「起きたか」

ラウラ「わ、私は……」

千冬「……もういい、お前は」

ラウラ「……私は」

千冬「お前は、これから、どう生きたい?」

ラウラ「……え?」

千冬「……私の弟はな、強くなりたいと切に願った。
惜しまぬ努力もしてきた。結果的に、強さを手に入れた」

ラウラ「……」

千冬「……しかしな」

千冬「奴はもう、戦いの中でしか生きられないんだ」

ラウラ「……」



260: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 03:08:28.60 ID:TMqAHvqB0

千冬「……いや、少し言い方が違ったな」

ラウラ「……?」

千冬「奴はもう……戦いの世界に、身を投じざるを得ない」

ラウラ「……」

――――――

キーン……コーン……カーン……コーン

ラウラ「……」キョロキョロ

ラウラ「……」キョロキョロ

セシリア「一夏さんをお探しですか」

ラウラ「……ッ!」

シャル「わかるよ。僕らはきっと同じだから」

ラウラ「同じ……?」



265: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 03:11:00.83 ID:M+5WDatx0

ガララ

鈴「一夏……はまだかぁ」

箒「……あぁ」

ラウラ「……どういうことだ」

シャル「一夏はね、今ドイツに行ってるんだ」

ラウラ「……は?」

箒「お前のISに搭載されていた……VTシステム」

ラウラ「……」

鈴「あれを、『根本から叩き潰してくる』って言ったっきり、帰ってこないの」

ラウラ「な……!?」



271: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 03:14:28.78 ID:M+5WDatx0

箒「……あいつからすれば、許せなかったんだろうな。自分の大切な家族を、汚すような真似は」

ラウラ「……」

鈴「一夏は昔から……家族を侮辱する人間は、誰であろうと許さなかったからね」

シャル「ラウラのVTシステムは、織斑先生のISを模してたんだ」

ラウラ「!」

セシリア「……あんな恐ろしい顔の一夏さん、見たことありませんでしたわ」

ラウラ「(そうか……?この前も漏らしてまいそうになるほど怖かったが……)」

千冬「……」

ガララ

セシリア「……あ」

千冬「……お前ら、何をしている。早く席につけ」

鈴「……じゃね」

シャル「……うん」



275: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 03:19:33.45 ID:M+5WDatx0

千冬「お前らも知っていると思うが、織斑はしばらく戻ってこない」

千冬「そのため……本日、代わりの一組代表を……」


『あァ……?なぁに勝手な事抜かしてんだカスども』


ラウラ「!?」

箒「!」

シャル「……!」

セシリア「……この、声は」

千冬「……まさか」





一夏「……そうよ。そのまさかよ。さぁお前ら、次のクラス代表戦も、最高の戦争にしようぜ」






                                       終わりだよぉォォ!!



276: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 03:20:11.57 ID:IQLbVqsc0

>>275
乙!
面白かったぞ



278: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 03:20:44.50 ID:P+UY36g50


かっこいい



280: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/27(日) 03:21:10.24 ID:mrI3fq/J0

おっつおっつ
戦闘狂っぷりがよかったよ


元スレ
一夏「あァ!?俺がISの適合者だと!?」(CV:藤原啓二)
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1359208743/