1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/09(火) 22:16:48.12 ID:b7ipM4ziO

テレビ『ご覧頂いた映像はNYのタイムズスクエアに隕石が降り注ぐ模様です』

テレビ『政府の発表では今回の隕石群は局地的なものであり、今後同じようなことは数百年起きないだろうとのこと』

テレビ『ただNYの被害は深刻なものであり~~』



一夏「怖いなあ・・・死傷者何人だって?」

シャル「数十万人らしいよ」

一夏「まじでか・・・」

セシリア「でも本当にこれで終わりなのでしょうか?」

箒「どういう意味だ?」

ラウラ「もしこれがなにかの前兆だとしたら、パニックを避ける為に政府が嘘の発表をしているかもしれんな」

一夏「まさかそんな、そりゃないだろ」

鈴「恐竜が絶滅した時みたいにでっかい隕石落ちて来たりして」



3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/09(火) 22:26:09.28 ID:b7ipM4ziO

一夏「でかい隕石か・・・ガンダムみたいだな」

シャル「もうっ、本当に落ちて来たらそんなこと言ってる場合じゃないよ?」

一夏「たかが石ころ一つ、白式で押し返してやる!みたいな」

セシリア「流石にISでもそんなことはできませんわ」

鈴「ほんとガキねー」

ラウラ「嫁がいくのであればわたしも一緒にいこう」

シャル「真に受けなくていいよラウラ」

ガチャッ

千冬「入るぞ」

一夏「そういうのは入る前に言ってくれよ」

千冬「そんなことを言っている場合ではない。ちょうど全員いるな、来い」

一夏「ちょっ、どうしたんだよ千冬ねえ」

千冬「緊急事態だ。早くしろ」



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/09(火) 22:32:31.99 ID:b7ipM4ziO

 


セシリア「そ・・・そんな・・・」

一夏「地球に巨大隕石が・・・?」

ラウラ「・・・」

シャル「人類が・・・絶滅・・・」

箒「ね、姉さんは?」

千冬「あの馬鹿は連絡が取れない。そして人類にはもう時間が残されていない」

千冬「このままいけば16日後には終わりだ」

一夏「なんとかならないのか!?」

千冬「その為にお前達を呼んだんだ」



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/09(火) 22:46:52.51 ID:b7ipM4ziO

千冬「ISが元々宇宙での活動を目的として作られたのは知っているな」

千冬「そして現在世界に存在しているISのコアは467機。うち研究や訓練用ではなく実戦で使えるのが61機、つまり専用機といわれるものだ」

セシリア「まさか・・・」

千冬「そうだ。国連はこの事態に対応する為に国を問わず全ての専用機の出動を決定した」

一夏「出動って、いくらISだって巨大隕石を破壊なんか出来ないだろ!?」

千冬「確かに表面をいくら爆撃したところで破壊は出来ない」

ラウラ「・・・内部から破壊しろと」

千冬「そうだ。掘削して内部に爆弾をしかけ、破壊する」



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/09(火) 22:55:20.14 ID:b7ipM4ziO

千冬「ISでその作業にあたる、というわけだ」

鈴「・・・」

シャル「・・・成功する見込みはあるんですか?」

千冬「これ意外に方法がないそうだ」

箒「そんな・・・」

千冬「失敗すれば地球が滅びる。それだけだ」

ラウラ「わかりました。作戦はいつ始まるのですか」

一夏「ラウラ!?」

ラウラ「なんだ?」

一夏「行くつもりなのか!?」

ラウラ「当然だ。軍人は命令に従うのみ」

一夏「だって成功するかどうかもっ、失敗したら死ぬんだぞ!?」



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/09(火) 23:02:04.59 ID:b7ipM4ziO

ラウラ「行かなくてもどうせ死ぬ。それに・・・誰かの為に任務をこなせるなんて今までの人生にはなかったことだ」

ラウラ「それが人類の為ともなれば、これ以上のことはない」ニコッ

一夏「ラウラ・・・でも」

鈴「あたしも行きます」

一夏「鈴!」

シャル「仕方ないね」

セシリア「えぇ。人類を救えるなんてこんな名誉なことはありませんわ」

箒「・・・」

一夏「名誉って、なに言ってんだ!?」

セシリア「わたくしたちも軍属ですから、それにラウラさんが言った通りなにもしないで死を待つなんてしょうに合いません」

シャル「失敗するって決まったわけじゃないしね」

鈴「隕石なんか吹っ飛ばしてやるわよ」



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/09(火) 23:13:14.99 ID:b7ipM4ziO

千冬「織斑、篠ノ乃、お前達は軍属ではない専用機を持っている世界でも他にない存在だ」

千冬「参加するかどうかは本人の意思に任せるとのことだ。自分達で決めろ」

一夏「・・・」

箒「・・・」

千冬「ただし時間がない。そうだな、5分で戻るからそれまでに決めておけ」


バタン

一夏「・・・」

箒「わたしは・・・」

ラウラ「二人が参加する必要はない」

セシリア「お二人はわたくし達が華麗に隕石を撃破するのを地球で待っていて下さいまし」

鈴「そうね。あたし達がいけば隕石なんて一発よ一発」

シャル「お土産に隕石のかけらもってきてあげる!なんちゃって」

一夏「・・・みんな・・・」



14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/09(火) 23:23:46.19 ID:b7ipM4ziO

 
千冬「決まったか?」

一夏「あぁ。俺も行くよ」

シャル「一夏!?」

鈴「死ぬかもしれないのよ!?」

セシリア「一夏さんは地球でわたくしの帰りを待っていて下さい!!」

一夏「はは、女の子が命かけてんのに男が見てるわけにはいかないだろ」

ラウラ「よく言った。それでこそわたしの嫁だ」

セシリア「誰が嫁ですか!」

鈴「そうよ!一夏はあたしの夫になるの!」

一夏「えっ?」

鈴「あっ、じょ、冗談よあはは」

千冬「篠ノ乃、お前はどうする」

箒「・・・わたしも行きます。待っているなんて出来ません」

千冬「そうか・・・わかった。では必要な物だけ持って15分後に正門に集合しろ」

「「「「「「はい!」」」」」」



16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/09(火) 23:30:39.23 ID:b7ipM4ziO

千冬「織斑、ちょっと来い」

一夏「はい?」



千冬「・・・」

一夏「どうしたんだ?」

千冬「・・・許してくれ」ギュッ

一夏「っ!?な、なにが?」

千冬「お前を死地に向かわせてわたしは・・・!」

一夏「仕方ないだろ。千冬ねえには専用機ないんだし」

千冬「・・・っ」

一夏「それに今まで守られてばっかりだったからさ。今度は俺が守るよ、なんて」

千冬「ふっ・・・生意気を言うようになったな」



17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/09(火) 23:32:57.84 ID:b7ipM4ziO

一夏「背だってもう俺のが高いからな」

千冬「・・・絶対に生きて帰ってこい。絶対に」

一夏「うん・・・約束する」

千冬「破ったら今までに味わったことのない罰を与えるからな。覚えておけ」

一夏「わかった」




こうして一夏や5人を含む専用機持ち11人がIS学園からNASAへ出立した



20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/09(火) 23:44:53.43 ID:b7ipM4ziO

そして厳しい訓練を終え、地球滅亡の23時間前シャトルは隕石にたどり着いた


掘削が終わり、爆弾を仕掛け終わる頃にはIS乗りの数は半分以下になっていた

シャルは隕石群に襲われ宇宙の塵と消えた

ラウラは掘削作業中に弾き飛ばされ、大気圏で燃え尽きた


一夏「くそっ・・・くそぉぉぉ!!」

箒「くっ・・・」

セシリア「お二人は・・・立派でした」

鈴「泣くのは地球に戻ってからに・・・ぅっ・・・」

一夏「そうだな。みんなの為にも・・・今は任務遂行を優先しよう」



21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/09(火) 23:50:04.63 ID:b7ipM4ziO

一夏「あとはこの遠隔装置を起動して」カチッ

シーン……

一夏「お、おい嘘だろ!?」カチッカチッ

箒「遠隔装置が起動しない!?」

セシリア「そんな!!ここまで来てどうしてですの!?」

鈴「どうして・・・」

一夏「ん・・・あっ!これ中国製じゃねえか!!」

セシリア「なんてことですの・・・!」

箒「誰がこんな大事な装置を中国に作らせたんだ!!」

鈴「・・・」

一夏「今はそんなことを言ってる場合じゃない!どうやって爆破するか考えないと」



25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/09(火) 23:54:54.13 ID:b7ipM4ziO

 

一夏「このクジで当たった奴が残って直接起爆させる。いいな?」

箒「あぁ」

セシリア「はい」

鈴「・・・じゃあ、せーのっ」




一夏「・・・はは。大体こういうのって言い出しっぺが引くよな」

箒「一夏・・・いやだっ!いやだあああ!!」

一夏「男の仕事だからな。これでいい」

箒「うあああああああああああああ!!」

セシリア「箒さんっ!」ガシッ



13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/09(火) 23:15:34.94 ID:22ql8bfN0

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/10(水) 00:10:09.25 ID:QOQcMG8nO

BGMは>>13



一夏「あんまりしんみりした別れもあれだし・・・みんなと過ごした学園生活、楽しかったよ」

箒「いやだああああああああああ!!」

鈴「セシリア、箒のことお願い。あたしが見送って来る」

セシリア「ぐすっ、はい・・・っ」




一夏「しかし俺が人類救うことになるなんてなあ」

鈴「ほんと、冗談みたいね」

一夏「千冬ねえには勇敢だったって伝えといてくれよ?」

鈴「最後まで千冬さんとか・・・ほんとシスコン」



29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/10(水) 00:11:41.21 ID:QOQcMG8nO

鈴「ねえ・・・知ってる?」

一夏「なんだ?」

鈴「あたしね、小学校の時からずーっと一夏のこと好きだったんだ」

一夏「・・・今そんなこと言うなよ」

鈴「今じゃないと言えないでしょ。最後なんだし」

一夏「まあそっか・・・俺は」

鈴「いい。あたしが言いたかっただけだから」

一夏「・・・わかった。さて、もう時間ないし」

鈴「うん・・・元気でね」

一夏「元気でって、もう俺は」

鈴「ふんっ!」バキッ

一夏「かはっ!?」



30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/10(水) 00:15:20.86 ID:QOQcMG8nO

鈴「一夏は地球で誰かと結婚して、幸せに暮らしてね」

一夏「なに・・・を・・・」ドサッ

鈴「爆発っていったらあたしの仕事でしょ。じゃあね」

一夏「鈴っ・・・!!りーーーーーーーーーーーーん!!」



セシリア「一夏さん!?鈴さんは」

一夏「あいつ、無理矢理俺を!!早くリフト下げてくれ!」

セシリア「もう時間がありませんわ!脱出しないと!」

箒「鈴・・・」



鈴「・・・地球綺麗だなぁ」

鈴「ったくなにもたもたしてんの?早く脱出しなさいよ」



32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/10(水) 00:17:38.37 ID:QOQcMG8nO

ドシュウウウ!!


鈴「やっといった・・・」

鈴「さてと」

鈴「ふんふんふんふーん」


鈴「ふんふーん」


鈴「ふんふーんふふーん」


鈴「・・・幸せにね」カチッ

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35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/10(水) 00:21:28.49 ID:QOQcMG8nO

地球


千冬「一夏!!!」ダダッ

一夏「ただいま」


鈴と多くのIS乗りの犠牲により地球は救われた


一夏「・・・みんなも見てくれてるかな」

セシリア「空から見守ってくれていますわ」

一夏「みんなの分も幸せになろうな」

セシリア「はいっ」

千冬「いちかが嫁にいってしまううううわああああん!」ボロボロ

山田「もう飲み過ぎですよぉ」


一夏はセシリアと末永く幸せに暮らした

終わり



37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/10(水) 00:23:36.34 ID:QOQcMG8nO

鈴ちゃんの爆発オチを打ち切り仕様じゃなくてちゃんとやりたかったんや



38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/10(水) 00:24:25.05 ID:e5s1U9DJ0

また鈴が………


元スレ
一夏「地球に巨大隕石が・・・?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1365513408/