1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 18:24:19.74 ID:RNlZfYnO0

ー生徒会室ー
絵里「悪いわね、また手伝わせちゃって」

海未「いえ、このくらいは大丈夫ですよ」

絵里「そう言ってもらえると助かるわ」

希「練習しながら生徒会だと、どうしても時間が足りなくなるしなあ」

絵里「ええ、本当感謝してるわ」

海未「ふふ、お役に立てているなら私も嬉しいですよ。
さぁ、早く終わらせてしまいましょう」

希「はーい」



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 18:28:25.52 ID:RNlZfYnO0

絵里「ん、もうこんな時間……海未、帰らなくていいの?」

海未「もう少しだけなら大丈夫ですよ」

希「穂乃果ちゃんが待っとるんやないの?」

海未「穂乃果も二人の手伝いということなら許してくれるでしょう」

絵里「悪いわね……」

希「じゃあ、頑張って終わらせんとね!」

絵里「そうね」

海未「ええ、頑張りましょう」

海未 (連絡は……まぁ入れなくても大丈夫でしょう)



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 18:32:25.33 ID:RNlZfYnO0

希「んー!やっと終わったー!」

絵里「お疲れ様。海未も……ありがとう、助かったわ」

海未「またいつでも呼んでください。お手伝いしますよ」

絵里「ありがとう」

希「今日はもう遅いし、お礼はまた今度でいいかな?」

海未「ええ。私も早く帰らなくてはいけませんから。穂乃果を待たせてますし」

絵里「そういえば同棲してるんだっけ?学生で同棲なんて変わってるわね」

海未「親がいい機会だから、と言うものですから……おっと、それではまた明日」

絵里「ええ、また明日」

希「ばいばーい」






海未「すっかり遅くなってしまいました……穂乃果、怒ってるでしょうか」



9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 18:37:14.82 ID:RNlZfYnO0

ガチャ

海未「ただいま……?」

海未 (おかしいですね、家の中が真っ暗……)

海未「穂乃果?」

パチッ

穂乃果「……」

海未「あっ、穂乃果!すみません遅くなって……」

バシッ

海未「っ!?ほ、穂乃果!?」

穂乃果「海未ちゃん……遅くなるなら連絡くらいしてって言ったよね?」



11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 18:43:34.59 ID:RNlZfYnO0

海未「す、すみません。絵里たちの手伝いをしていて……」

穂乃果「別に手伝いするのはいいよ。
でもさ、なんで連絡してくれなかったの?穂乃果すごく心配したんだからね?」

海未「は、はい。すみません……」

穂乃果「ん、わかったならいいよ。
……それじゃあ海未ちゃん、ごはんにする?それともお風呂にする?」

海未「えっと、ではお腹が空いたのでごはんで」

穂乃果「オッケー!今日はね、穂乃果カレー作ったんだー!」

海未「穂乃果はカレー好きですね」

穂乃果「えへへ。さぁ、手を洗って!一緒に食べよ?」

海未「待っててくれたんですか?」

穂乃果「一緒に食べた方がおいしいからねっ!だからもうお腹ペコペコ!」

海未「ありがとうございます……じゃあ洗ってきますね」

穂乃果「うん!準備しとくねー」



15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 18:49:26.98 ID:RNlZfYnO0

穂乃果「はい!チキンカレー!」

海未「やはりカレーは鶏肉に限りますね」

穂乃果「だよねー!いただきまーす!」

海未「いただきます」

モグモグ…

穂乃果「どう?」

海未「美味しいですよ」

穂乃果「もー、そうじゃなくってどこが美味しいか言ってよー」

海未「そうですね、にんじんが……」

穂乃果「むぅ……海未ちゃんの鈍感ー」

海未「穂乃果の愛情が篭ってて美味しいですよ?」

穂乃果「!……も、もう!不意打ちはだめだよ!」

海未「ふふふ、でも事実ですから」

穂乃果「もう……そんなこと言っても許してあげないからね?」

海未「すみません」



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 18:56:01.34 ID:RNlZfYnO0

海未、穂乃果「「ごちそうさまでした」」

海未「さてと」スッ

穂乃果「あっ、穂乃果片付けとくからお風呂入ってきていいよ」

海未「え?でも今日の当番は私ですが……」

穂乃果「いいのいいの!絵里ちゃんと希ちゃんの手伝いして疲れてるでしょ!」

海未「でもそれで穂乃果に心配かけましたし……」

穂乃果「じゃあその代わり今日は……ね?」

海未「!……ふぅ、わかりましたよ。じゃあ入ってきますね」

穂乃果「はいはーい!準備して待ってるね!」

海未 (そっちの方が疲れますがね……)



21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 19:01:05.36 ID:RNlZfYnO0

ー次の日 朝ー
チュンチュン…

海未「……」ボー

海未 (眠い……でももうこんな時間、起きなければ)

海未「穂乃果!起きてください!穂乃果!」ユッサユッサ

穂乃果「うーん、海未ちゃんあと10分……」

海未「遅刻しますよ!……ふふっ」

海未 (同棲を始めたばかりの時は、雪穂、とかお母さん、って言ってましたね)

海未「早く起きないと穂乃果のお弁当に苺入れてあげませんよ!」

穂乃果「イチゴっ!」ガバッ

海未「起きましたか?」

穂乃果「うん……おはよう海未ちゃん」

海未「おはようございます」

穂乃果「イチゴあるの?」

海未「ありません」

穂乃果「嘘つきー」



26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 19:05:42.52 ID:RNlZfYnO0

海未「それに、お昼ごはんはいつもランチパックでしょう?」

穂乃果「そうだけど……あ、じゃあイチゴサンド買おう!」

海未「高いからだめです。早く準備してください」

穂乃果「海未ちゃんのけちー!」

海未「早く準備できたらイチゴクリームサンド買ってあげます」

穂乃果「了解!」










穂乃果「できました隊長!」

海未「朝ごはんも食べましょう」



29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 19:11:37.69 ID:RNlZfYnO0

ー教室ー
海未「おはようございます、ことり」

穂乃果「おはよーことりちゃん」

ことり「おはよう海未ちゃん、穂乃果ちゃん。今日も……」チラッ

ことり「ギリギリだね」

海未「はい……」

穂乃果「昨日海未ちゃんが激しくするから……///」

海未「なっ!?///穂乃果がもう一回、あと一回と何度も」

ことり「はいはいその話はここまで!授業始まるから準備した方がいいと思うなぁ」

海未「!うっかりしてましたね……」

穂乃果「じゃあ穂乃果はちょっと疲れたから寝るね」

海未「ちゃんと受けないとイチゴクリームサンド没収しますよ」

穂乃果「はーい」



32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 19:18:49.72 ID:RNlZfYnO0

ー放課後ー
穂乃果「ねぇ海未ちゃん」

海未「はい?」

穂乃果「今日も練習終わったら絵里ちゃんと希ちゃんのお手伝いするの?」

海未「いえ、昨日だいたい片付けたので大丈夫ですよ」

穂乃果「そっか!じゃあ今日は」

海未「疲れてるので休ませてください」

穂乃果「むぅ……」

海未「代わりに今日の夕飯は穂乃果の好きなもの作ってあげますから」

穂乃果「ホントに?じゃあ海未ちゃんの餃子!」

海未「……それはより疲れるような」

穂乃果「穂乃果も手伝うからさ!ね、いいでしょ?」

海未「仕方ありませんね……」

穂乃果「やったー!じゃあさっそく買い物行こ!」

海未「穂乃果、練習はまだ始まってすらいませんよ!」

穂乃果「あ、忘れてた」



34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 19:24:46.38 ID:RNlZfYnO0

ー練習後ー
穂乃果「練習終わりー!買い物行こっ!」

海未「あの……ちょっと休憩を……」

穂乃果「いいからいいから!」ズルズル

海未「うう……」

絵里「海未、大変そうね」

花陽「あの海未ちゃんがあんなにぐったりしてるなんて……」

真姫「でも、あそこまで目の前でいちゃいちゃされると同情できないわね」

にこ「あんたたち!もうちょっとTPOをわきまえなさい!」

希「まあ、うちは見てる分には好きよ?」

凛「みんな一ヶ月前はあんなにびっくりしてたのに、すっかり慣れてるねー」

ことり「確かに、あの時はびっくりしたよねぇ」

穂乃果「それじゃあみんな!またね!」

海未「お疲れ様でした……」

絵里「あ、うん。お疲れ様」



36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 19:30:55.54 ID:RNlZfYnO0

穂乃果「で、何買うのー?」

海未「えっと、確か白菜はありましたからニラと挽肉があればいいですかね」

穂乃果「イチゴは?」

海未「イチゴは買いません」

穂乃果「むぅ……」









海未「穂乃果、さらっとカゴにイチゴを入れるのはやめてください」

穂乃果「てへっ」

海未「はぁ……穂乃果の餃子は少なめにするしかないようですね」

穂乃果「ごめんごめん!戻してくるから!」

海未「冗談ですよ」

穂乃果「ほっ……へへ、ありがとー♪」



37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 19:34:50.15 ID:RNlZfYnO0

ー家ー
穂乃果「ただいまー」

海未「誰も居ませんよ?」

穂乃果「海未ちゃんがいるじゃん」

海未「今帰ってきたところですよ?」

穂乃果「つまり家にいるじゃん」

海未「でも穂乃果と同時ですから穂乃果がただいまと言う意味は」

穂乃果「もー、海未ちゃんにただいま、って言いたかったの!」

海未「おかえりなさい」

穂乃果「!……た、ただいま」



40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 19:40:09.54 ID:RNlZfYnO0

海未「いちごの品種はちゃんとさがほのかにしましたか?」

穂乃果「ううん、べにほっぺ」

海未「いつもさがほのかにしてくださいと言っているでしょう」

穂乃果「なんで?ほのかって入ってるから?」

海未「ま、まあそうですね」

穂乃果「じゃあ直接穂乃果を食べればいいじゃない……」









海未「……」

穂乃果「ごめん海未ちゃん今のなしで」

海未「早く作りましょう」

穂乃果「はい」



43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 19:46:16.81 ID:RNlZfYnO0

穂乃果「餃子ってさー」

海未「はい」

穂乃果「変な読み方だよねー。もしかして中国語?」

海未「いえ、中国ではジャオズと言いますね」

穂乃果「へー」

海未「と言っても、向こうでは水餃子が一般的です。
焼き餃子のことはゴウティェと言うそうですね」

穂乃果「詳しいんだね」

海未「にこに

「アイドルたるもの、自分の得意料理のうんちく位語れるようにしなさい!」

と言われましたからね」

穂乃果「じゃあ穂乃果はいちごのうんちく?」

海未「品種全種類とか」

穂乃果「うわぁめんどくさいなー……いちご好きやめようかな……」

海未「じゃあ今日のいちごは」

穂乃果「いるよ!」



44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 19:52:09.20 ID:RNlZfYnO0

海未、穂乃果「「ごちそうさまでしたー」」

海未「では今日こそ私が」ガタッ

穂乃果「いや、穂乃果やるよ」

海未「しかし3日連続はさすがに」

穂乃果「海未ちゃんを休ませる代わりに餃子って約束でしょ?さー休んだ休んだ!」

海未「穂乃果……」










海未「寝る前にお風呂入っていいですか?」

穂乃果「もうっ!揚げ足取らないでよっ!」

海未「冗談ですよ、ではお先に失礼しますね」

穂乃果「はいはーい」



60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 20:26:57.37 ID:RNlZfYnO0

海未「ふー、お先でした」

穂乃果「ちゃんとお湯に浸かったー?」

海未「ええ、ゆっくりと」

穂乃果「ふーん……」

海未「あ、手が荒れてますね。お風呂入ったらクリームを塗らないと」

穂乃果「じゃあ海未ちゃん塗ってくれる?」

海未「ええ、いいですよ。でもちゃんと入ってきてくださいね」

穂乃果「はーい」



61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 20:31:25.67 ID:RNlZfYnO0

海未「……」ウトウト

海未「はっ!」ビクッ

海未 (いけません、ついつい眠気が……穂乃果が上がるまで待たないと)

海未「……」

海未「…………」ウトウト

海未 (辛い……ちょっと、ちょっと背もたれに寄っかかるだけ……)

海未「……」



62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 20:36:18.64 ID:RNlZfYnO0

穂乃果「ふーっ、お待たせー」

穂乃果「……海未ちゃん?」








海未「すぅ……すぅ……」

穂乃果「……嘘つき」

海未「すぅ……すぅ……」

穂乃果「……」グイッ

穂乃果 (海未ちゃん軽いなー。前はもうちょっとあったような)

穂乃果「海未ちゃーん。こんなところで寝てたら風邪引くよー」

海未「すぅ……すぅ……」

穂乃果 (……疲れてるし、運んであげよ)グイッ



65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 20:43:54.33 ID:RNlZfYnO0

ー次の日ー
海未「う……(あれ、昨日は……)」

穂乃果「すぅ……すぅ……」

海未「……」

海未 (ベッドまで運んできてくれたんですね……)

海未「ありがとうございます、穂乃果」ナデナデ

穂乃果「すぅ…………えへへ」

海未 (今の内に朝ごはんを作ってしまいましょう)



66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 20:46:54.34 ID:RNlZfYnO0

穂乃果「うーん……」

穂乃果「……」ゴシゴシ

穂乃果「あれ?海未ちゃん?」








<海未ちゃーん!?

海未「!」

海未「どうしましたー!?」

<あ、居たんだ。ならよかった……

海未「……はぁ」



67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 20:50:02.26 ID:RNlZfYnO0

ー教室ー
穂乃果「で、今日は?」

海未「今日はちょっと手伝いを頼まれているので……すみません」

穂乃果「ふーん……いいよ。遅くなりそうだったら連絡してね?」

海未「はい、ありがとうございます」

穂乃果「じゃあ今日のお夕飯はすぐ作れるものがいいね……」

海未「そうですね」



69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 20:59:53.31 ID:RNlZfYnO0

穂乃果「じゃあ、お手伝い終わったらすぐ帰ってきてね!」

海未「はい、わかりました」

穂乃果「頑張ってねー!」



ー生徒会室ー
絵里「今日も悪いわね」

海未「大丈夫ですって。そんなに気にしないでください。ところで希は?」

絵里「ちょっと風邪引いちゃったみたいで……いつもより負担を掛けるかも」

海未「そうですか……」

絵里「あ、でもその分私が頑張るし、仕事量も一昨日ほどじゃないから安心して!」

海未「……そうですね、頑張りましょう」

絵里「ええ」



72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 21:10:25.54 ID:RNlZfYnO0

ー数時間後ー
海未 (っ!もうこんな時間に!穂乃果に連絡しなくては)

絵里「海未?どうしたの?」

海未「少し穂乃果に連絡してきます」

絵里「……今日はもう帰っても大丈夫よ?あとは私一人でも」

海未「何を言ってるんですか。まだ1/5も残ってます。私も手伝いますよ」

絵里「ごめんなさいね……」

海未「では、連絡してきます」



74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 21:18:11.97 ID:RNlZfYnO0

海未「もしもし」

穂乃果『あ、海未ちゃん?』

海未「すみません、穂乃果。今日はもう少し時間がかかりそうです」

穂乃果『……そっか。どのくらい?』

海未「一時間位ですかね……」

穂乃果『そう……じゃあ、穂乃果待ってるから頑張ってね』

海未「はい、すみません」

穂乃果『じゃあね』プツッ

ツーッ、ツーッ、ツーッ、ツーッ

海未「……よし!もう一頑張りです!」



78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 21:28:16.06 ID:RNlZfYnO0

ー1時間後ー
海未「よしっ!終わりました!」

絵里「こっちもよ!」

海未「これで今日は終わりですね……さすがに疲れました……」

絵里「ちょっと休みましょう」

海未「いえ、穂乃果が待ってますから」

絵里「ジュース飲むくらい大丈夫でしょ。これはお礼ってわけじゃないけど……はい」

海未「あ、ありがとうございます」



81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 21:36:50.49 ID:RNlZfYnO0

プシュ

海未「……」ゴクッ

海未「っ!?げほっ!げほっ!」

絵里「う、海未!?どうしたの?」

海未「す、すみませっ……炭酸だめなんです……」

絵里「あ……ごめんなさい、知らなくて」

海未「い、いえ。いいんです……」

絵里「でも服ビショビショよ?
このまま帰ったら風邪引くし……確か部室棟にシャワーあったはず、浴びてきたら?」

海未「え……でも穂乃果が」

絵里「私から説明しておくわよ。着替えも私のジャージを貸してあげるから」

海未「あ、ジャージならあります」

絵里「そう……まあ、とりあえず浴びてきなさい」

海未「はい、すみません……」



99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 22:17:46.18 ID:RNlZfYnO0

絵里「もしもし、穂乃果?」

穂乃果『絵里ちゃん?海未ちゃんは?』

絵里「ごめんなさい、ちょっと飲み物を飲んでいたら零してしまって……。
びしょ濡れになってしまったからシャワーを浴びてもらってるのよ」

穂乃果『海未ちゃんがこぼしたの?』

絵里「いや、私が炭酸飲ませちゃって」

穂乃果『あー……』

絵里「ごめんなさい、海未のこと待ってたんでしょう?」

穂乃果『うん、まあいいよ。海未ちゃんに風邪引かれるよりはね』

絵里「ごめんなさい」

穂乃果『そんなに謝らなくていいって。じゃあね』

絵里「うん、それじゃあ」

プツッ



101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 22:22:37.10 ID:RNlZfYnO0

ーシャワールームー
キュッ

海未「ふぅ……」

海未 (あ、先にジャージを持ってくるのを忘れてました。これでは出られませんね……)

海未「はぁ……」

<海未ー?

海未「絵里!いいところに」

<ジャージここ置いとくからね

海未「あ、ありがとうございます……」

<私が悪いんだからいいわよ。じゃあ外で待ってるから

海未「はい、わかりました」



102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 22:27:23.05 ID:RNlZfYnO0

海未「お待たせしました」

絵里「送るわ。夜は危ないからね」

海未「すみません、お願いします」

絵里「まあ、危ないのはこっちも同じなんだけど」

ー外ー
海未 (ジャージと体操着だけだと寒い……)ブルルッ

絵里「……コート着る?」

海未「い、いえ!大丈夫ですよ」

絵里「無理しなくていいわよ。私下にも着込んでるから。はい」バサッ

海未「すみません……」

絵里「私のせいなんだから謝らなくていいって」

海未「はい……ありがとうございます」



105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 22:31:22.01 ID:RNlZfYnO0

ー家前ー
海未「あ、ここまででいいですよ。コートもお返しします」バサッ

絵里「あらそう。大丈夫?」

海未「ええ、目の前ですから。それでは」

絵里「うん、じゃあまた明日。風邪引かないように気をつけてね」

海未「はい。さようなら」









ガチャ



108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 22:35:08.43 ID:RNlZfYnO0

海未「すみません穂乃果、遅くなりました」

海未「!……(また部屋が真っ暗……嫌な予感が)」

パチッ

穂乃果「おかえり」

海未「た、ただいま」ザッ

穂乃果「ねぇ」

海未「は、はい?」








穂乃果「なんで今一歩下がったの?」

海未「っ!こ、これはその」

穂乃果「穂乃果、そんなに怖い顔してた?傷ついちゃうな」

海未「す、すみません(大丈……夫?)」



111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 22:41:34.16 ID:RNlZfYnO0

穂乃果「とにかく、早く入りなよ。玄関じゃ寒いでしょ?」

海未「は、はい……すみません」

穂乃果「謝るようなことじゃないよ」

海未「はい……」スッ

穂乃果「夜ごはん、今から作るね」

海未「ありがとうございます。穂乃果はもう」

穂乃果「まだ食べてないよ」

海未「え?」

穂乃果「穂乃果、待ってるからって言ったじゃん」

海未「すみません……」

穂乃果「お風呂入ったんでしょ?じゃあリビングでゆっくりしてて」

海未「はい、すみません……」



113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 22:46:19.88 ID:RNlZfYnO0

ガシッ

海未「!?ほ、穂乃果……?」

穂乃果「……絵里ちゃんの匂いがする」

海未「え?」

穂乃果「絵里ちゃんと二人で何してたの?」

海未「え?し、仕事を」

穂乃果「嘘」

海未「う、嘘ではありません!本当に仕事を」

穂乃果「本当に?」

海未「本当です!」

穂乃果「じゃあなんで絵里ちゃんの匂いがするの?」

海未「それは……先程絵里にコートを借りたんです」

穂乃果「なんで?」



115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 22:52:39.57 ID:RNlZfYnO0

海未「ジャージだけだと寒かったので絵里が……」

穂乃果「ふーん。
穂乃果はお腹減ってるの我慢してたのに、海未ちゃんは寒いのも我慢できなかったんだ」

海未「そ、それとこれとは話が」

穂乃果「それに、
穂乃果が待ってるって言ったのに海未ちゃんジュース飲んで帰ろうとしてたんだってね」

海未「う……ご、ごめんなさい」

穂乃果「いいよ別に」

海未「え?」

穂乃果「悪いのは海未ちゃんだけじゃないからね」

海未「それは……どういう意味です?」







穂乃果「穂乃果の海未ちゃんを取ろうとした絵里ちゃんだって悪いよ」

海未「!?」



117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 22:56:23.02 ID:RNlZfYnO0

海未「ま、待ってください!その理屈はおかしいです!」

穂乃果「??なんで?」

海未「なんでって……絵里にそんな気は」

穂乃果「ないって言い切れるの?」

海未「……言い切れます」

穂乃果「最近やたらと海未ちゃんを手伝わせるのに?」

海未「はい。それに元々は私から申し出たことですから。絵里に非はありません」

穂乃果「ふーん……絵里ちゃんを庇うんだあ……」

海未「庇うとかではありません。単純に間違っているから言っているのです」

穂乃果「そっかあ……」



122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 23:07:05.89 ID:RNlZfYnO0

穂乃果「じゃあさ」グイッ

海未「きゃっ」

ドンッ

海未「いたたた……ほ、穂乃果?」

穂乃果「海未ちゃんに責任取ってもらおっかな♪」

海未「な、何をするつもりですか?」

穂乃果「えー?海未ちゃん穂乃果に言わせる気?」

海未「っ!ま、待ってください!明日は体育がありますからせめて着替えてから!」

穂乃果「だーめ♪穂乃果のこと待たせた罰なんだから」

海未「そんなあ……」

穂乃果「ふふふふっ、いただきまーす……」



124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 23:09:43.90 ID:RNlZfYnO0

海未「ううっ……ひぐっ……」

穂乃果「ふーっ!海未ちゃん成分補給完了!これで明日も頑張れるよ!」

海未「うう……これでは明日体育ができません……」

穂乃果「そ、そんなに泣かなくても……ごめんって……」

海未「うう……」

穂乃果「ほ、ほら!ぐしゃぐしゃになっちゃったしお風呂入ってきて!
その間に洗濯機回してコインランドリー行けば間に合うって!」

海未「は、はい……ぐすっ」

穂乃果「じゃあほら!早く脱いだ脱いだ!」



126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 23:14:46.59 ID:RNlZfYnO0

ー風呂ー
海未「……」

海未 (明らかに穂乃果の様子がおかしいです。
一昨日叩かれたときも変だとは思いましたが、嫌がってるのに襲うような人では……)

海未 (やはり私が絵里の手伝いをし過ぎて穂乃果に構わなかったから?
さっき成分補給とも言ってましたし、もう少し考えるべきでしょうか……)

海未「うーん……」ブクブクブク



129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/23(日) 23:23:27.31 ID:RNlZfYnO0

ガチャ

穂乃果「あ、おかえり海未ちゃん」

海未「!」ビクッ

穂乃果「あ……さ、さっきは、ごめんね」

海未「い、いえ」

海未 (いつも通りの穂乃果なのに、なぜ私は……)

穂乃果「ごはん作ったから、よかったら食べてね。変なものとか入ってないから」

海未「っ!い、いえ!決してそんなこと思ってません!」

穂乃果「ううん、大丈夫。じゃあコインランドリー行ってくるね」タッ

バタン

海未「あ……」

海未 (私は……私は最低です……)



143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 00:00:58.18 ID:Y0pd17eQ0

海未 (とりあえず今は追い掛けずにごはんを頂くべきでしょう。
ここで手をつけていなかったら穂乃果に申し訳ないですから)









海未「こ、これはっ!」

海未 (オムライスに……『ごめんね』の文字が……)

海未「すみません……穂乃果。頂きます」

海未 (ん?箸?)

海未「穂乃果、オム焼きそばにケチャップは合いませんよ……いただきます」



146: オム焼きそばにケチャップは合わない 2014/02/24(月) 00:04:14.80 ID:RNlZfYnO0

ズルズル

海未「……」

海未 (穂乃果には申し訳ないですが別々にして食べましょう)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーー

海未「ごちそうさまでした」

海未 (穂乃果のところへ行かなくては)



153: すまんついカッとなって 2014/02/24(月) 00:20:12.66 ID:Y0pd17eQ0

~コインランドリー~
ゴウンゴウンゴウン

穂乃果「……」

海未「穂乃果っ!」

穂乃果「あ、海未ちゃん」

海未「ふぅ……先程はすみませんでした」

穂乃果「ん、いいのいいの。穂乃果がついカッとなっちゃったんだから」

海未「しかしあの反応で穂乃果を傷付けてしまったのも事実です」

穂乃果「そんなの気にしなくていいよ。穂乃果だって海未ちゃんのこと傷付けたし」

海未「しかし、穂乃果はお詫びをしてくれました。私からも何かお詫びを」

穂乃果「うーん……じゃあ」

海未「……」ゴクリ



156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 00:27:26.12 ID:Y0pd17eQ0

穂乃果「今度の土曜日、穂乃果とずっと一緒に居てくれる?」

海未「一緒に、ですか?」

穂乃果「うん、ずっと一緒に。だめかな?」

海未「いえ、大丈夫ですよ(予定はないはずです……)」

穂乃果「やったあ!じゃあ、土曜日楽しみにしてるね」

海未「はい……でも、それだけでいいんですか?」

穂乃果「全然大丈夫!穂乃果は、海未ちゃんのこと世界でいちばん好きだからね!」

海未「そ、そうですか……ありがとう、ございます……///」

ゴウンゴウンゴウン

穂乃果「海未ちゃんは……」

海未「!」

穂乃果「海未ちゃんは……穂乃果のこと、世界でいちばん好き?」



158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 00:34:10.10 ID:Y0pd17eQ0

海未「ふふっ。ええ勿論。世界で一番、穂乃果のことが大好きですよ」

穂乃果「……」

海未「穂乃果?」

穂乃果「……えへへへへへへへへ」

海未「?」

穂乃果「うふふふふふふふ……ごめん海未ちゃん、ちょっと笑いがっ、ふふふ」

海未「なっ!笑うなんて酷いですよ!」

穂乃果「えへへへ……違うの。ふふっ、違うの海未ちゃん。うへへへへへ」

海未「ど、どういうことですか?」

穂乃果「ニヤけちゃって……へへへ……」

海未「……ふぅ、まったく、穂乃果は」

穂乃果「えへへ……ありがと、海未ちゃん」



163: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 00:42:32.38 ID:Y0pd17eQ0

ピーッ!ピーッ!

穂乃果「ん」

海未「できたみたいですね」

穂乃果「そうだね……よっと」

海未「帰りましょう。持ちますよ」

穂乃果「二人で持と!」

海未「いいですよ。行きましょうか」

穂乃果「うん」



166: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 00:49:40.30 ID:Y0pd17eQ0

ー次の日 音ノ木坂学院ー
穂乃果「海未ちゃーん!ペア組もー!」

海未「はい!」













ことり「……」

フミコ「ことり、一緒にやらない?」

ことり「あ、ごめんね」

ミカ「まあ、あの二人は完全に二人の世界に入っちゃってるから……」

ことり「二人が幸せそうなら、ことりはそれでいいかなぁって」

ヒデコ (いい子だ)



169: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 01:00:43.35 ID:Y0pd17eQ0

ー放課後 部室ー
凛「えっ?今日は練習お休みなの?」

真姫「そうよ。希だけじゃなくて絵里も風邪でダウンしちゃったし……」

にこ「体調管理はアイドルの基本なのに……みんなも気をつけるのよ?」

花陽「絵里ちゃんも風邪かぁ……心配だね」

ことり「そうだね。お見舞いに行く?」

穂乃果「お見舞い行こっか。絵里ちゃんも希ちゃんも辛いだろうし……」

海未「そうですね……」

にこ「待ちなさいあんたたち」

ことほのうみぱな「「「「?」」」」

にこ「人の話聞いてなかったの?体調管理しなさいって言ったでしょ」

凛「えー!じゃあお見舞い行っちゃダメなの??」

にこ「そうは言ってないでしょ。
行くとしても部屋には入らないこと、下手に起こしても治りが遅くなるしね」

真姫「細かいわね」

にこ「さっ、そうと決まれば行くわよー!」



171: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 01:05:26.91 ID:Y0pd17eQ0

海未「とは言っても、全員で押し掛けては邪魔になりますね……」

ことり「じゃあ希ちゃんの家と絵里ちゃんの家にわけよっか」

にこ「そうね。じゃあこのくじで」

真姫「準備いいわね」





凛「じゃあ凛たちは希ちゃんの家行くね!」

花陽「じゃあ、また明日ね」

真姫「ええ、じゃあまた」

海未「ごきげんよう」

穂乃果「またね!」

にこ「さ、行くわよー」

ことり「はぁい♪」



185: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 01:25:41.07 ID:Y0pd17eQ0

穂乃果「海未ちゃん、お土産に何持ってく?」

海未「そうですね……」

穂乃果「あ、いちご!いちごにしよ!」

海未「それは穂乃果が食べたいだけでしょう」

穂乃果「ば、バレてる……」

海未「バレバレです。ここは絵里が好きなチョコにしましょう」

穂乃果「む、なんで絵里ちゃんの好きなもの知ってるの?」

海未「前言ってましたから」

穂乃果「ホントに~?」

海未「本当です」

穂乃果「むむむ……」





真姫 (帰りたい)



186: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 01:29:04.65 ID:Y0pd17eQ0

真姫 (そもそもなんでこの組分けなのよ……順当にことりで……あっ)

真姫 (ことりはいつもこんな辛い思いをしてるのね……かわいそう)

海未「真姫は何がいいと思います?」

真姫「えっ?」

穂乃果「いちごとチョコ、どっちがいいと思う?」

海未「穂乃果、真姫の意見も聞いてください」

穂乃果「はーい……」

真姫「両方買ってけば?」



189: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 01:35:40.42 ID:Y0pd17eQ0

ー絢瀬家ー
ピンポーン♪ ガチャ

亜里沙「はーい」

海未「こんにちは」

亜里沙「海未さん!?……と、穂乃果さんと真姫さん?お姉ちゃんなら寝てますけど」

真姫「起こすのも悪いし、お土産だけでもって」

穂乃果「これ、絵里ちゃんにあげといてもらっていいかな?」

亜里沙「あっはい。わかりました!中身はなんですか?」

海未「チョコといちごです。皆さんで食べて頂いても構いませんから」

亜里沙「あ、すみません。ありがとうございます」ペコリ

真姫「あと、絵里にお大事にって」

亜里沙「はい!わかりました!」

穂乃果「それじゃ、お邪魔しましたー!」

亜里沙「はい!ありがとうございます!」

バタン



190: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 01:39:58.07 ID:Y0pd17eQ0

穂乃果「どっか寄ってく?」

海未「どうしましょうか」

真姫「私帰るから」

穂乃果「えー?真姫ちゃんもどこか行こうよー」

真姫「嫌よそんなの」

穂乃果「えー……」

海未「まあまあ穂乃果、無理に引き止めるのも悪いですから」

穂乃果「そっかあ……じゃあ、またね」

真姫「ええ、また明日」

海未「さようなら」










真姫 (あー辛かった)



191: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 01:44:47.04 ID:Y0pd17eQ0

穂乃果「じゃあどこか寄る?」

海未「うーん。今月は厳しいですし、今日は帰りましょう」

穂乃果「はーい……」

ー家ー
穂乃果「ただいまー」

海未「おかえりなさい」

穂乃果「ほら、海未ちゃんも」

海未「はいはい。ただいま、穂乃果」

穂乃果「えへへへ……おかえり、海未ちゃん」

海未「今日は早めにごはんにしましょうか」

穂乃果「そうだね。……そうだ、お風呂一緒に入ろ!」

海未「いいですよ。まずはお湯を張りましょう」

穂乃果「うん!」



193: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 01:50:59.27 ID:Y0pd17eQ0

ー風呂ー
穂乃果「海未ちゃんてさー」

海未「はい」ワシャワシャ

穂乃果「髪縛らないの?」

海未「縛った方がいいですか?」

穂乃果「ううん、全然」

海未「そうですか」ワシャワシャ

穂乃果「……」









穂乃果「あなたは、もう」

海未「ここは家のお風呂です」



194: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 01:55:42.93 ID:Y0pd17eQ0

キュッ

海未「はい、シャワー空きましたよ」

穂乃果「……」ブクブクブク

海未「穂乃果?」

穂乃果「ちょっとくらい一緒に入ろうよー」

海未「ちょっと狭いですけどね」

穂乃果「じゃあ穂乃果水底のシリウスになるよ」

海未「それはなんか違う気がします」



195: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 01:59:30.77 ID:Y0pd17eQ0

キュッ

穂乃果「ふぅ……なんか」

海未「?」

穂乃果「一緒に入ってるって感じしなかったね」

海未「そうですね。前はよく洗い合ったりしたものですが」

穂乃果「次入るときやろっか」

海未「はい……では、のぼさそうなので出ますね」

穂乃果「あっ、穂乃果も」



196: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 02:02:40.11 ID:Y0pd17eQ0

海未「明日は土曜日ですけど、何する予定なんですか?」

穂乃果「え~?ひ・み・つ!」

海未「まあ、あんまり無茶なことはやめてくださいね?」

穂乃果「もちろんだよ!穂乃果は海未ちゃんのこと世界でいちばん大好きだからね!」

海未「ふふっ、そうでしたね。夕飯も食べましたし、今日はもう休みましょうか」

穂乃果「うん。おやすみ、海未ちゃん」

海未「おやすみなさい、穂乃果」



199: >>198無理せず寝るんだ 2014/02/24(月) 02:07:13.37 ID:Y0pd17eQ0

ー土曜日ー
海未「ふわぁ……」

海未 (早く寝たからでしょうか。まだ外が暗いですね……4時ですか)

穂乃果「すやすや……」

海未「ん」

海未 (メール……?絵里から)スッ



201: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 02:14:07.63 ID:Y0pd17eQ0

絵里『昨日はありがとう。いちごとチョコ美味しかったわ。
また今度、みんなにお礼させてね』

海未「……ふふふ」

『礼には及びませんよ。私達はお見舞いに行っただけですから』

海未「これでよし、と」

海未 (まだ早いですし、久々に走り込みでもしますか)

海未「えっと朝ごはんは……」



204: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 02:20:18.63 ID:Y0pd17eQ0

ー道 AM6:00ー
海未「ふぅ、結構走りましたね……」

ことり「ん、あれ?海未ちゃん?」

海未「おや、ことり。奇遇ですね。どうしたんですか?こんな時間に」

ことり「ちょっとお散歩してたの。海未ちゃんは……」

海未「見ての通り走り込みを」

ことり「あはは……やっぱり海未ちゃんは頑張り屋だね」

海未「そうでもありませんよ。もう終わりにするつもりでしたし」

ことり「あ、ジュース飲む?」

海未「炭酸ですか?」

ことり「さすがに海未ちゃんにそれは出せないよ。オレンジュースだけど飲む?」

海未「あ、頂きます」

ことり「うふふ。はい、どうぞ♪」



210: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 02:35:52.52 ID:Y0pd17eQ0

海未「ふぅ、ありがとうございました」

ことり「全部飲んでいいんだよ?」

海未「あ、いえ。大丈夫ですよ」

ことり「遠慮しなくても……あ、ジュースだと喉乾いちゃうもんね」

海未「あはは……すみません、せっかく頂いたのに」

ことり「ううん、いいのいいの。それじゃあそろそろ朝ごはんだから帰るね」

海未「はい、ありがとうございました」

ことり「またね♪」

海未「はい、ではまた」



212: >>211クリアすればもらえる 2014/02/24(月) 02:41:18.16 ID:Y0pd17eQ0

ー家ー
ガチャ

海未「ただいまー」

海未「……」

海未 (また電気が……いや、でも朝ですし普通……?)

海未「穂乃果ー?」

穂乃果「……」

海未「穂乃果?どうかしましたか?」

穂乃果「……」

海未「穂乃果?」









穂乃果「うそつき」

海未「!?」



222: >>221無理はだめだ、寝た方がいい 2014/02/24(月) 03:10:45.20 ID:Y0pd17eQ0

穂乃果「穂乃果言ったよね?土曜日、ずっと穂乃果と一緒に居てって」

海未「あ……」

穂乃果「なのに朝起きたら隣に海未ちゃんがいないんだよ?
穂乃果がどんな気持ちだったか分かる?ねえ?」

海未「す、すみませ」

穂乃果「もう聞き飽きたよそれはっ!」

バシッ……!!

海未「っ!……ご、ごめんなさい」

穂乃果「海未ちゃんったら何かあるとすぐ『すみません』『ごめんなさい』
本当に悪いと思ってる?穂乃果の気持ち考えた上で謝ってる?」

海未「!……す、すみません」

穂乃果「禁止っ!」ドゴォ!

海未「うぐっ……げほっ!げほっ!」

穂乃果「あ、溝入っちゃった?でも穂乃果の怒りはこんなもんじゃないよ?」

海未「ご、ごめんなs」

穂乃果「禁止って言ったよねっ!」



229: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 03:19:01.79 ID:Y0pd17eQ0

ーーーーそれから穂乃果は、床に横たわっている私を蹴り続けました。
何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も何度も何度も何度も何度も。


海未「う……あ……」

穂乃果「ああ、もうこんな時間。お昼ごはん作らないとね」

海未「……く……げほっ!ごほっ!」

穂乃果「海未ちゃんはそこで寝てていいよ。穂乃果がごはん食べさせてあげるからね」

海未「ほの……か……。なんで……こんな……こと……」

穂乃果「なんでって……そんなの海未ちゃんのことが世界でいちばん大好きだからだよ」

海未「?????(????????????)」

穂乃果「でもね、海未ちゃんが穂乃果のこと裏切ったり、穂乃果に嘘吐いたら。
その時は、海未ちゃんに振り向いて欲しいからこんなことするの。
ごめんね?痛くしちゃって。ごはんの前に応急処置しちゃおっか」

海未 (穂乃果は……何を言ってるんですか?何のことだがさっぱり……)



231: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 03:23:55.78 ID:Y0pd17eQ0

穂乃果「じっとしててねー?すっごく痛いところとか、
海未ちゃんが死んじゃうかもしれないところはちゃんと避けてるから、
ちょっと応急処置すればすぐよくなるからね」

海未「……」

穂乃果「~♪~♪」

海未 (穂乃果は……何をしてるんですか?壊したおもちゃを自分で組み直す?
いや、でも私に振り向いてもらうために、と先程……穂乃果にとっての愛情表現?)

穂乃果「ちょっと染みるから我慢してねー」

海未「っ!」

穂乃果「あ、こら。我慢してねって言ったのに」

海未「……(でも愛情表現とは違う?裏切った時……わからない……)」

穂乃果「これでよしっと!お昼ごはん作るからそこで寝てていいよ」



232: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 03:28:57.11 ID:Y0pd17eQ0

穂乃果「今日のお昼はパスタだよっ」

穂乃果「~♪~~♪」

海未 (穂乃果のやってることがさっぱり……思考がループしてますね……)

海未 (頭……回りませんし……少し休みますか……)

海未「……ん……すぅ」

穂乃果「~♪♪~~♪」



234: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 03:35:56.64 ID:Y0pd17eQ0

穂乃果「海未ちゃんー!パスタ上がったよー!」

海未「ん……む……」

穂乃果「ありゃりゃ、寝ちゃってたかあ……」

穂乃果 (オリーブオイルかけとけば大丈夫なんだっけ?かけとこ)

穂乃果 (ナポリタンとミートソースと……ペペロンチーノ、どれにしよっかな)

穂乃果 (あ、でも唐辛子って傷口に染みるのかな?じゃあナポリタンかミートソースかぁ)

穂乃果「いいや、どっちも作っちゃえ」



235: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 03:48:30.31 ID:Y0pd17eQ0

穂乃果「海未ちゃーん」ユサユサ

海未「ん……穂乃果……?」

穂乃果「ごはんできたよー」

海未「はい……」グッ

海未「うっ」ガクッ

穂乃果「あ、立てないなら無理しなくていいよ!穂乃果が食べさせてあげる!」

海未「す、すみません……」

海未 (えっと、私は……そうだ、怒った穂乃果に蹴られて、それで)

穂乃果「はい、まずはナポリタンだよ!あーん」

海未「い、いただきます……あーん」パクッ

海未 (それなのに優しくしてくれてる?)

穂乃果「どう?」

海未「おいしいです……」

穂乃果「えへへ」

海未 (不思議です、今の気持ち……)



238: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 03:56:40.30 ID:Y0pd17eQ0

海未「ごちそうさまでした」

穂乃果「お粗末様でしたー♪」

海未「ん」

穂乃果「海未ちゃんの真似してみたけど……似てた?」

海未「(……いつもの純粋な穂乃果と何も変わらない)うーん、似ては居ませんでしたね」

穂乃果「えー?」

海未「言ってることが同じなだけでは、真似とは言えないでしょう」

穂乃果「じゃあ海未ちゃんやってよー」

海未「わかりました……お粗末様でした」

穂乃果「前言った時の海未ちゃんはもっと可愛く言ってたよ!」

海未「そ、そうですか?」

穂乃果「うん!というわけでもう一回!」

海未「え、えーと……お粗末様でした♪」

穂乃果「そうそれ!そんな感じ!」



240: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 04:02:27.33 ID:Y0pd17eQ0

海未「こんな感じでしたっけ?」

穂乃果「うん!あの時の海未ちゃんすっごく可愛かったんだから!」

海未「そ、そんなに言われると照れてしまいます……」

穂乃果「照れてる海未ちゃんもかわいいよ!」

海未「も、もう!からかわないでください!」

穂乃果「ごめんごめん。でも海未ちゃんがかわいいのはホントだからね?」

海未「穂乃果……」






この時見た穂乃果の目は、とても優しい輝きを秘めていました。



242: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 04:09:01.63 ID:Y0pd17eQ0

そして私は悟ったのです。
ああ、おかしかったのは私の方だったのか……と。

だってこんなにも優しい穂乃果が私に過剰な暴力を振るうわけがありませんから。

穂乃果「海未ちゃん。
傷が染みるだろうから今日はお風呂入れないけど、穂乃果が拭いてあげるね」

海未「はい、お願いします」

穂乃果「脱脂綿取ってくるねー」

海未「はい!」





穂乃果 (海未ちゃん、やっと前までの海未ちゃんに戻ってくれたみたい!
最近穂乃果に構ってくれなかったから寂しかったけど……
やっぱり穂乃果のやり方は間違ってなかったんだね)

穂乃果 (また海未ちゃんとらぶらぶできる……!)



243: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 04:13:46.47 ID:Y0pd17eQ0

ー月曜日 放課後 部室ー
穂乃果「海未ちゃん!先屋上行ってるね!」

海未「はい!」

凛「海未ちゃんと穂乃果ちゃん、そこまでいちゃいちゃしなくなったにゃー」

花陽「そうかな?結構いちゃいちゃしてると思うけど……」

にこ「ほら、喋ってないで行くわよ!」

りんぱな「「はーい」」

希「よし、じゃあうちも!」

ことり「先行ってるね?」

真姫「早く支度終わらせなさいよ?」

海未「はい」

絵里「わかってるわよ」



245: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 04:24:31.18 ID:Y0pd17eQ0

海未「私たちも早く着替えなくては」バサッ

絵里「そうね……ッ!?ど、どうしたのよその痣!」

海未「ああ、これですか?」

絵里「たくさんあるわよ!?何かあったの!?」

海未「……ふふ、秘密です♪」

絵里「秘密って……」

海未「さあ、早くしないと練習に遅れてしまいますよ。行きましょう」

絵里「……(どういうことなの……?)」



246: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 04:25:17.95 ID:Y0pd17eQ0

ー夜 家ー
「んっ……ちゅる……ッ……じゅるっ……ぷはっ///」

「んっ……はぁっ、はぁっ、はぁっ……///」

「ねえ、海未ちゃん」

「……はい?」

「噛んでいい?」

「それはまた、どうしてです?」

「きっと気持ちいいよ?」

「穂乃果がそういうのなら、きっとそうなんでしょう。さぁ、どうぞ」

「うん、いただきます……」

(このまま……二人で一生一緒に……)

ガリッ



おわり



247: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 04:26:52.91 ID:Y0pd17eQ0

やりたいことができなかったけど疲れました
度重なる離席申し訳ない

お付き合いグラッツェ



コンマ



249: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 04:32:46.24 ID:t70oTTEDi

おつ



251: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/24(月) 04:43:41.34 ID:jpSLF1Z2P

おつ

こういうのも好き


元スレ
海未「穂乃果と付き合い始めて一ヶ月」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1393147459/