1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 21:58:26.98 ID:te++iDMI0
綾波「自分でもよくわからないけど、ムラムラする」
アスカ「……いや、そんな事言われても」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 22:04:27.29 ID:te++iDMI0
綾波「アナタはならないの?」
アスカ「なる訳ないじゃないの!! バッカじゃないの?」
綾波「そう」
アスカ「……ったく、なんであんな奴にそんな劣情及ぼさなきゃなんないのよあり得ないわよ」
綾波「そう、でも私はムラムラする」
アスカ「………あっそう」
綾波「碇君と話してると視線が下につい行ってしまうの」
綾波「どうして?」
アスカ「だからあたしに聞くな!!!!」
綾波「じゃあ、誰に聞けば分かるの?」
アスカ「…知らないわよ」
綾波「碇君に直接聞けば、分かるかしら」
アスカ「……いや、それは止めときなさいエコヒイキ」
綾波「どうして?」
アスカ「そんな事本人に言ったら変態扱いされるわよ?」
綾波「……………そう」
アスカ「…ちょっと待って、なんか瞳が一瞬輝いてなかった?」
綾波「……自分ではわからないわ」
アスカ「………アンタ、もしかしてちょっとそっちの気があるの? うわー…」
綾波「…そっちのって、何?」
アスカ「………どうしたものかしら」
綾波「………?」
アスカ「…いや、あたしもさ…自分が原因で変態に目覚められでもしたらなんかやだし」
綾波「………」
アスカ「………」
綾波「……変態って、何?」
アスカ「…………だから、あたしに聞かないでってば」
綾波「知らないの?」
アスカ「…えと、そ…そうよ知らないっ!!」
綾波「そう」スタスタ
アスカ「…何処へ行くのよ?」
綾波「碇君に聞いてくる」スタスタ
アスカ「はいはいはいはいストップストッーープ!! だからそれは止めときなさいって言ったでしょ!?」
綾波「…でも、私知りたい」
綾波「碇君を見て、変態の私がムラムラするって意味を」
アスカ「あんたわざと言ってない?」
綾波「…?」
綾波「知らないから…知りたい、それはおかしい事?」
アスカ「時と場合と内容によるのよ!! いいから止めときなさい!!」
綾波「そう」
アスカ「………はぁ」グッタリ
綾波「わかったわ、碇君に聞くのやめる」
アスカ「そうしなさい、それがあんたの為よ」
綾波「代わりに碇司令に聞いてくる」
アスカ「聞きに行くのは止めないのね…まあ良いけどそれなら」
綾波「そう」
…………
綾波「聞いてきたわ」
アスカ「いや、なんであたしに報告するの…まぁそれは別にいいけどさ」
綾波「アナタにも言っておくべきだと思ったから」
アスカ「あっそう、で?わかったの?」
綾波「………」フルフル
アスカ「……ちなみに、どういう風に聞いたのよ」
………
ゲンドウ『…………今、なんと言ったんだ、レイ』
綾波『碇君…初号機パイロットを見ていると、ムラムラします…その理由を教えて下さい』
ゲンドウ『…………』クイッ
綾波『碇司令、教えて下さい』
ゲンドウ『………時にレイ、私を見てムラムラするか?』
綾波『いいえ、しません』
ガチャ
ゲンドウ『冬月、初号機パイロットを即時拘束、尋問室へ連行しろ…私もすぐに向かう』
綾波『………?』
アスカ「………ちょ…もしかしてあのバカ今尋問されてるの!?」
綾波「いいえ? 副司令が必死で止めていたからそれは平気よ」
アスカ「……そ、そう…しかし………ロリコンじゃんキッモー…!!」
綾波「そう…そうね」
アスカ「あ、やっぱりあんたもキモいとは思ったんだ、まあそりゃあねー」
綾波「ええ、少しだけ」
綾波「でも、結局わからないままだから」
アスカ「………ああ、その話は続けんのね」
綾波「自分の心がわからないままなのは嫌だから」
アスカ「……そう言われても」
綾波「やっぱり碇君に聞いて良い?」
アスカ「ダメ!! ぜっっっっっっったいにダメ!!!!!」
綾波「……どうして?」
アスカ「どうしてもっ!! バカシンジに聞くのだけはダメ!!」
綾波「なら、どうすれば良いの?」
アスカ「自分で考えなさいよ!!」
綾波「自分で考えて、たくさん考えたけれど…答えが出ないの」
綾波「考えていると、何故か碇君の裸が思い浮かぶの」
綾波「どうして?」
アスカ「…………うわぁ…ちょっと引くわそれ…」
アスカ「……あのバカの裸なんか別になんの魅力もないじゃないのよ」
綾波「………そう、なの?」
アスカ「えーだってそうじゃん、お風呂入った後とかよく見るけどただのひょろっちいガキんちょよアイツ?」
綾波「お風呂? 碇君の湯上がり?」ガシッ
アスカ「あぅ!?」ビクッ
綾波「碇君、お風呂を出たら裸のままなの?いつも見てるの?教えて2号機の人」ユサユサユサユサユサユサ
アスカ「あぅあぅあぅあぅゆりゃさないでよちょっと?!」カクンカクンカクンカクン
綾波「…ごめんなさい」
アスカ「…はぁ…はぁ…ま、まさか万年ポーカーフェイスのアンタがそこまで食い付くとはね…」
綾波「自分で自分を抑えられないのなんて、初めてかもしれない」
アスカ「……とりあえずアンタがそうとう重症なのは分かった」
綾波「そう…」
綾波「私、どうすれば良いの?」
アスカ「だから、あたしに聞くなってば……ああもう」
綾波「他に聞ける人、居ないもの」
アスカ「てきとーにミサト辺りにでも聞いたら良いでしょ!? あたしは知らないわよ!!」
綾波「…もう聞いたもの」
アスカ「えっ、そうなの?」
綾波「………」コクリ
…………
ミサト『』
リツコ『…………ちょっと、それ本気なの?』
綾波『はい、事実です』
リツコ『………なんて言ったら良いかしら?』
ミサト『えーと…』
綾波『どうして、碇君と居るとムラムラするのか知りたいんです』
リツコ『…………ミサト、あんたに任せるわね』スタスタ
ミサト『ちょ…リツコ!? それって卑怯じゃないの!?』
マヤ『が…頑張って下さい!!』ソソクサ
ミサト『は、薄情者―ーー!!!!』
綾波『………?』
ミサト『……………』
綾波『…………』ジィ
ミサト『………………………』ダラダラ
綾波『…………』ジィー
ミサト『…れ、レイ? そういう事はね、そのうちきっと…自分自身で分かる時がきっと来るわ』
綾波『今知りたいんです』
ミサト『焦ったらダメよ?絶対に、そのうち分かるから、ね?』ニコリ
綾波『………はい』
アスカ「…てきとーに良いこと言ったっぷりして逃げた訳か…流石ミサト汚いホンット汚い」
綾波「それと、これを渡されたわ」
アスカ「……えっ、なにそれ」
綾波「風船、だと思う」
アスカ「………………うん、今度からミサトの事軽蔑しなきゃ、なんてもん渡してんのよ」
綾波「これ、どう使うの?」ビッ…ミョンミヨン
アスカ「…膨らましてあそんでなさいそんなもん!!」
綾波「そう、わかったわ」プクー
綾波「…べたべたする、どうして風船にオイルみたいなものが塗ってあるの?」
アスカ「破けづらくする為らしいわね…ってどうでも良いわよそんなの!!」
綾波「………やっぱり碇君に」
アスカ「だからダメって言ってるでしょ!?しつこい!!」
綾波「…………そう」
アスカ「………はぁぁぁぁ~」グッタリ
綾波「話が進まない」
アスカ「………だって、ぶっちゃけ他人がどうこう言う事じゃないし」
綾波「でも、聞かないとわからないもの」
アスカ「………はぁ、もうちょっと自分で考えられないの?」
綾波「ずっと考えてるわ、アナタと話してる時もずっと」
アスカ「………それで?」
綾波「今、16人目の碇君がおもむろに下着に手をかけた所よ」
アスカ「うん、予想以上だったわ、んで意外と妄想力高いのねあんた」
綾波「そう」
綾波「ちなみに一人目の碇君は制服(脱衣済)、二人目はプラグスーツ(脱衣済)、三人目は裸(元から)、それと…」
アスカ「聞いてない聞いてないそんなの細かく聞きたくないからホントに!!」
綾波「……………そう」
アスカ「いや、残念そうにすんなっつの…聞かせたいなら別の奴にして」
綾波「なら、碇君(制服)と碇君(プラグスーツ)の脱がしあいっこの話とか…」
アスカ「そういう事でもないから、やめてホントにやめて」
アスカ「あたしが言いたいのはね? そういうのはあたしじゃない別の誰かにしてって事よ!!」
綾波「……そう」
アスカ「わかったならさっさとどっか行きなさいよね、いい加減めんどくさいし」
綾波「もうした事あるわ」
アスカ「……………誰に?」
綾波「加持リョウジ、たまに聞かせて欲しいって言われてる」
アスカ「ちょっ」
…………
加持『………うん、レイは意外と発想豊かだな』
綾波『そう』
加持『………よし、じゃあ俺が男ならではの情報を教えてやろう!! 興味ある?』
綾波『碇君も、同じなら』
加持『同じだろうさ、男はきっとみんなそうさ』
綾波『それは、なに?』
加持『それはな』
加持『男は尻の方が気持ちいいんだ、実は』
アスカ「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?!!?!?!」
綾波「確かにそう言ってたわ」
アスカ「ちょっと!?いい加減な言わないでよ!!」
綾波「言ってないわ」
アスカ「ウソようそよ嘘よウソっぱちよ!!それだと加持さんがほ…!!!!」
綾波「………?」
アスカ「……う…そんな…加持さんが……」ヨロッ
綾波「そんなにショックなの?」
アスカ「当たり前でしょ!?そんな話聞きたくなかったわよバカ!!」
綾波「…ごめんなさい」
シンジ「……あれ、二人が話してるなんて珍しいね、どうしたの?」
綾波「碇君…」
シンジ「なんの話してたの綾波?」
綾波「…………」チラッ
アスカ「………もうしらないもん」グスッ
シンジ「……アスカ、なんで泣いてるの?」
綾波「碇君」
シンジ「あ、うん何?」
綾波「……………」ジッ
シンジ「……綾波?」
綾波「お尻出して?」
シンジ「えっ」
アスカ「ちょっ」
シンジ「な、なんで?」
綾波「気持ちいいらしいから」
シンジ「………え?」
アスカ「ちょっと待ちなさいよ!? なんで!! いきなり!! さらにぶっ飛んだ事言い出すのよ!?」
綾波「でも、確かめないと」
シンジ「な、なにを…?」ビクッ
アスカ「いやいやいやいやいやいや!! 自分の心とか言ってたのは何処へ行ったのよ!?」
綾波「優先順位の問題、それはいずれ聞くわ」
シンジ「い、嫌だよ…何言ってるのさ綾波…」
綾波「……どうしても知りたいの」
綾波「碇君の事、もっと知りたい」
アスカ「やめなさいよ!!シンジ困ってんでしょエコヒイキ!!」
綾波「………でも」
ポトリ
シンジ「ん…? なにこれ?」ヒョイ
アスカ「あ、それは…」
綾波「風船、さっきの」
シンジ「…これ、コンドームだよね…しかも使った後の」
綾波「ええ、それを使って遊んだわ」コクリ
アスカ「ちょっ…」
シンジ「」
シンジ「……綾波、これ使ったのは…キミなの?」
綾波「ええ、そうよ」コクリ
シンジ「……アスカと?」
アスカ「」
綾波「ええ」
シンジ「………だから、アスカ泣いてたのか…」
綾波「碇君?」
シンジ「……最低だ…最低だよ綾波!!」
綾波「っ!?」ビクッ
シンジ「綾波が何を考えてるのかわからないよ!!」
綾波「えっ…」オロオロ
シンジ「嫌がるアスカのお尻を無理矢理弄くりかえしたんだろ!? お尻が気持ちいいなんて、普通はあり得ないのなんて当たり前だよ…そんなの、痛いだけだよ!!」
綾波「え…ちが…」
シンジ「アスカが可哀想だよ…なんで…!!」
アスカ「」
ゲンドウ「…シンジ」
シンジ「…父さん!?」
綾波「………」オロオロ
アスカ「」
ゲンドウ「…レイに命令したのは私だ、責めるなら私を責めろ」
シンジ「っ!?」
綾波「えっ」
アスカ「」
ゲンドウ「………」クイッ
シンジ「………どういう事?」ギリッ
ゲンドウ「………シンジ、分からんか?」
シンジ「何をだよ父さん!!」
ゲンドウ「百合の素晴らしさがわからないのかと聞いている」
シンジ「………っ!!」
綾波「……百合?」
アスカ「もうなにがなんだか」
ゲンドウ「どうなんだ、シンジ」
シンジ「……わかる訳ないよっ!! こんな無理矢理…命令で仕方なく襲った綾波も…襲われて泣いてるアスカも可哀想だよ…!! こんな酷いの…百合なんて言わないよ!!」ワナワナ
ゲンドウ「…お前には失望した、陵辱系百合の素晴らしさも分からんとはな」クイッ
シンジ「……僕もだよ…父さん…!!」ギリッ
ゲンドウ「…帰れ、この世界はお前にはまだ早い…!!」
シンジ「………っ!!」スタスタ
…………
ゲンドウ「…………ふっ」
綾波「……あの、碇司令」
アスカ「……なんで、只の勘違いなのに余計拗らせるような事…」
ゲンドウ「……全ての罪は俺が背負う、それで何も問題は無い」
綾波「…………」
アスカ「…………」
ゲンドウ「…レイ、改めて聞こう…私をどう思う」
綾波「気持ち悪いです、凄く」
アスカ「なんでこんな余計な事したんですか? もしかしてファーストに好かれたいとかそんな気持ち悪い考えで?」
ゲンドウ「…………」クイッ
綾波「……行きましょう、同じ場所に居たくないわ」スタスタ
アスカ「そうね、権力さえなければ確実に通報してるのにな、残念」スタスタ
ゲンドウ「………」シュン
綾波「碇君にどう説明しようかしら」
アスカ「…んー、それはあたしの名誉も掛かってるから一緒に考えるわ」
綾波「そう、ありがとう」
アスカ「良いわよ別に、さて…とりあえずシンジの何処へ行きましょ?」
綾波「ええ、わかったわ」
…………
シンジ「………最低だ、僕って」
カヲル「どうしたんだいシンジ君?」
シンジ「………怒ったふりして、実は凄い興奮してたんだ…だって…アスカと綾波のイチャイチャとか…誰だってムラムラするだろ!?」
カヲル「そうかい?」
シンジ「でも、父さんと同じだなんて…あんな父親と同じ趣味なんて認めたくなかったんだ!!だから!!」
カヲル「…良いんだよシンジ君、キミは間違ってなんかいないさ」
シンジ「…カヲル君…」
カヲル「…さあ慰めてあげるよ、力を抜いて…」
シンジ「…うん」
アスカ「」
綾波「………」
終劇
ねる
じゃーな
おめでとう
元スレ
綾波「碇君と居るとムラムラする」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1355576306/
綾波「アナタはならないの?」
アスカ「なる訳ないじゃないの!! バッカじゃないの?」
綾波「そう」
アスカ「……ったく、なんであんな奴にそんな劣情及ぼさなきゃなんないのよあり得ないわよ」
綾波「そう、でも私はムラムラする」
アスカ「………あっそう」
綾波「碇君と話してると視線が下につい行ってしまうの」
綾波「どうして?」
アスカ「だからあたしに聞くな!!!!」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 22:10:43.85 ID:te++iDMI0
綾波「じゃあ、誰に聞けば分かるの?」
アスカ「…知らないわよ」
綾波「碇君に直接聞けば、分かるかしら」
アスカ「……いや、それは止めときなさいエコヒイキ」
綾波「どうして?」
アスカ「そんな事本人に言ったら変態扱いされるわよ?」
綾波「……………そう」
アスカ「…ちょっと待って、なんか瞳が一瞬輝いてなかった?」
綾波「……自分ではわからないわ」
アスカ「………アンタ、もしかしてちょっとそっちの気があるの? うわー…」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 22:16:55.22 ID:te++iDMI0
綾波「…そっちのって、何?」
アスカ「………どうしたものかしら」
綾波「………?」
アスカ「…いや、あたしもさ…自分が原因で変態に目覚められでもしたらなんかやだし」
綾波「………」
アスカ「………」
綾波「……変態って、何?」
アスカ「…………だから、あたしに聞かないでってば」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 22:22:23.55 ID:te++iDMI0
綾波「知らないの?」
アスカ「…えと、そ…そうよ知らないっ!!」
綾波「そう」スタスタ
アスカ「…何処へ行くのよ?」
綾波「碇君に聞いてくる」スタスタ
アスカ「はいはいはいはいストップストッーープ!! だからそれは止めときなさいって言ったでしょ!?」
綾波「…でも、私知りたい」
綾波「碇君を見て、変態の私がムラムラするって意味を」
アスカ「あんたわざと言ってない?」
綾波「…?」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 22:29:12.13 ID:te++iDMI0
綾波「知らないから…知りたい、それはおかしい事?」
アスカ「時と場合と内容によるのよ!! いいから止めときなさい!!」
綾波「そう」
アスカ「………はぁ」グッタリ
綾波「わかったわ、碇君に聞くのやめる」
アスカ「そうしなさい、それがあんたの為よ」
綾波「代わりに碇司令に聞いてくる」
アスカ「聞きに行くのは止めないのね…まあ良いけどそれなら」
綾波「そう」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 22:33:37.65 ID:te++iDMI0
…………
綾波「聞いてきたわ」
アスカ「いや、なんであたしに報告するの…まぁそれは別にいいけどさ」
綾波「アナタにも言っておくべきだと思ったから」
アスカ「あっそう、で?わかったの?」
綾波「………」フルフル
アスカ「……ちなみに、どういう風に聞いたのよ」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 22:41:33.98 ID:te++iDMI0
………
ゲンドウ『…………今、なんと言ったんだ、レイ』
綾波『碇君…初号機パイロットを見ていると、ムラムラします…その理由を教えて下さい』
ゲンドウ『…………』クイッ
綾波『碇司令、教えて下さい』
ゲンドウ『………時にレイ、私を見てムラムラするか?』
綾波『いいえ、しません』
ガチャ
ゲンドウ『冬月、初号機パイロットを即時拘束、尋問室へ連行しろ…私もすぐに向かう』
綾波『………?』
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 22:47:16.69 ID:te++iDMI0
アスカ「………ちょ…もしかしてあのバカ今尋問されてるの!?」
綾波「いいえ? 副司令が必死で止めていたからそれは平気よ」
アスカ「……そ、そう…しかし………ロリコンじゃんキッモー…!!」
綾波「そう…そうね」
アスカ「あ、やっぱりあんたもキモいとは思ったんだ、まあそりゃあねー」
綾波「ええ、少しだけ」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 22:53:15.92 ID:te++iDMI0
綾波「でも、結局わからないままだから」
アスカ「………ああ、その話は続けんのね」
綾波「自分の心がわからないままなのは嫌だから」
アスカ「……そう言われても」
綾波「やっぱり碇君に聞いて良い?」
アスカ「ダメ!! ぜっっっっっっったいにダメ!!!!!」
綾波「……どうして?」
アスカ「どうしてもっ!! バカシンジに聞くのだけはダメ!!」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 22:58:21.02 ID:te++iDMI0
綾波「なら、どうすれば良いの?」
アスカ「自分で考えなさいよ!!」
綾波「自分で考えて、たくさん考えたけれど…答えが出ないの」
綾波「考えていると、何故か碇君の裸が思い浮かぶの」
綾波「どうして?」
アスカ「…………うわぁ…ちょっと引くわそれ…」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 23:05:22.43 ID:te++iDMI0
アスカ「……あのバカの裸なんか別になんの魅力もないじゃないのよ」
綾波「………そう、なの?」
アスカ「えーだってそうじゃん、お風呂入った後とかよく見るけどただのひょろっちいガキんちょよアイツ?」
綾波「お風呂? 碇君の湯上がり?」ガシッ
アスカ「あぅ!?」ビクッ
綾波「碇君、お風呂を出たら裸のままなの?いつも見てるの?教えて2号機の人」ユサユサユサユサユサユサ
アスカ「あぅあぅあぅあぅゆりゃさないでよちょっと?!」カクンカクンカクンカクン
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 23:09:41.30 ID:te++iDMI0
綾波「…ごめんなさい」
アスカ「…はぁ…はぁ…ま、まさか万年ポーカーフェイスのアンタがそこまで食い付くとはね…」
綾波「自分で自分を抑えられないのなんて、初めてかもしれない」
アスカ「……とりあえずアンタがそうとう重症なのは分かった」
綾波「そう…」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 23:14:05.68 ID:te++iDMI0
綾波「私、どうすれば良いの?」
アスカ「だから、あたしに聞くなってば……ああもう」
綾波「他に聞ける人、居ないもの」
アスカ「てきとーにミサト辺りにでも聞いたら良いでしょ!? あたしは知らないわよ!!」
綾波「…もう聞いたもの」
アスカ「えっ、そうなの?」
綾波「………」コクリ
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 23:21:43.00 ID:te++iDMI0
…………
ミサト『』
リツコ『…………ちょっと、それ本気なの?』
綾波『はい、事実です』
リツコ『………なんて言ったら良いかしら?』
ミサト『えーと…』
綾波『どうして、碇君と居るとムラムラするのか知りたいんです』
リツコ『…………ミサト、あんたに任せるわね』スタスタ
ミサト『ちょ…リツコ!? それって卑怯じゃないの!?』
マヤ『が…頑張って下さい!!』ソソクサ
ミサト『は、薄情者―ーー!!!!』
綾波『………?』
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 23:27:54.15 ID:te++iDMI0
ミサト『……………』
綾波『…………』ジィ
ミサト『………………………』ダラダラ
綾波『…………』ジィー
ミサト『…れ、レイ? そういう事はね、そのうちきっと…自分自身で分かる時がきっと来るわ』
綾波『今知りたいんです』
ミサト『焦ったらダメよ?絶対に、そのうち分かるから、ね?』ニコリ
綾波『………はい』
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 23:35:33.37 ID:te++iDMI0
アスカ「…てきとーに良いこと言ったっぷりして逃げた訳か…流石ミサト汚いホンット汚い」
綾波「それと、これを渡されたわ」
アスカ「……えっ、なにそれ」
綾波「風船、だと思う」
アスカ「………………うん、今度からミサトの事軽蔑しなきゃ、なんてもん渡してんのよ」
綾波「これ、どう使うの?」ビッ…ミョンミヨン
アスカ「…膨らましてあそんでなさいそんなもん!!」
綾波「そう、わかったわ」プクー
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 23:39:54.80 ID:te++iDMI0
綾波「…べたべたする、どうして風船にオイルみたいなものが塗ってあるの?」
アスカ「破けづらくする為らしいわね…ってどうでも良いわよそんなの!!」
綾波「………やっぱり碇君に」
アスカ「だからダメって言ってるでしょ!?しつこい!!」
綾波「…………そう」
アスカ「………はぁぁぁぁ~」グッタリ
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 23:47:43.89 ID:te++iDMI0
綾波「話が進まない」
アスカ「………だって、ぶっちゃけ他人がどうこう言う事じゃないし」
綾波「でも、聞かないとわからないもの」
アスカ「………はぁ、もうちょっと自分で考えられないの?」
綾波「ずっと考えてるわ、アナタと話してる時もずっと」
アスカ「………それで?」
綾波「今、16人目の碇君がおもむろに下着に手をかけた所よ」
アスカ「うん、予想以上だったわ、んで意外と妄想力高いのねあんた」
綾波「そう」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/15(土) 23:56:09.60 ID:te++iDMI0
綾波「ちなみに一人目の碇君は制服(脱衣済)、二人目はプラグスーツ(脱衣済)、三人目は裸(元から)、それと…」
アスカ「聞いてない聞いてないそんなの細かく聞きたくないからホントに!!」
綾波「……………そう」
アスカ「いや、残念そうにすんなっつの…聞かせたいなら別の奴にして」
綾波「なら、碇君(制服)と碇君(プラグスーツ)の脱がしあいっこの話とか…」
アスカ「そういう事でもないから、やめてホントにやめて」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 00:02:45.35 ID:FLxLqNyO0
アスカ「あたしが言いたいのはね? そういうのはあたしじゃない別の誰かにしてって事よ!!」
綾波「……そう」
アスカ「わかったならさっさとどっか行きなさいよね、いい加減めんどくさいし」
綾波「もうした事あるわ」
アスカ「……………誰に?」
綾波「加持リョウジ、たまに聞かせて欲しいって言われてる」
アスカ「ちょっ」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 00:10:59.80 ID:FLxLqNyO0
…………
加持『………うん、レイは意外と発想豊かだな』
綾波『そう』
加持『………よし、じゃあ俺が男ならではの情報を教えてやろう!! 興味ある?』
綾波『碇君も、同じなら』
加持『同じだろうさ、男はきっとみんなそうさ』
綾波『それは、なに?』
加持『それはな』
加持『男は尻の方が気持ちいいんだ、実は』
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 00:19:18.29 ID:FLxLqNyO0
アスカ「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?!!?!?!」
綾波「確かにそう言ってたわ」
アスカ「ちょっと!?いい加減な言わないでよ!!」
綾波「言ってないわ」
アスカ「ウソようそよ嘘よウソっぱちよ!!それだと加持さんがほ…!!!!」
綾波「………?」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 00:24:09.37 ID:FLxLqNyO0
アスカ「……う…そんな…加持さんが……」ヨロッ
綾波「そんなにショックなの?」
アスカ「当たり前でしょ!?そんな話聞きたくなかったわよバカ!!」
綾波「…ごめんなさい」
シンジ「……あれ、二人が話してるなんて珍しいね、どうしたの?」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 00:28:42.65 ID:FLxLqNyO0
綾波「碇君…」
シンジ「なんの話してたの綾波?」
綾波「…………」チラッ
アスカ「………もうしらないもん」グスッ
シンジ「……アスカ、なんで泣いてるの?」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 00:32:34.83 ID:FLxLqNyO0
綾波「碇君」
シンジ「あ、うん何?」
綾波「……………」ジッ
シンジ「……綾波?」
綾波「お尻出して?」
シンジ「えっ」
アスカ「ちょっ」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 00:37:13.43 ID:FLxLqNyO0
シンジ「な、なんで?」
綾波「気持ちいいらしいから」
シンジ「………え?」
アスカ「ちょっと待ちなさいよ!? なんで!! いきなり!! さらにぶっ飛んだ事言い出すのよ!?」
綾波「でも、確かめないと」
シンジ「な、なにを…?」ビクッ
アスカ「いやいやいやいやいやいや!! 自分の心とか言ってたのは何処へ行ったのよ!?」
綾波「優先順位の問題、それはいずれ聞くわ」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 00:43:32.01 ID:FLxLqNyO0
シンジ「い、嫌だよ…何言ってるのさ綾波…」
綾波「……どうしても知りたいの」
綾波「碇君の事、もっと知りたい」
アスカ「やめなさいよ!!シンジ困ってんでしょエコヒイキ!!」
綾波「………でも」
ポトリ
シンジ「ん…? なにこれ?」ヒョイ
アスカ「あ、それは…」
綾波「風船、さっきの」
シンジ「…これ、コンドームだよね…しかも使った後の」
綾波「ええ、それを使って遊んだわ」コクリ
アスカ「ちょっ…」
シンジ「」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 00:46:46.48 ID:FLxLqNyO0
シンジ「……綾波、これ使ったのは…キミなの?」
綾波「ええ、そうよ」コクリ
シンジ「……アスカと?」
アスカ「」
綾波「ええ」
シンジ「………だから、アスカ泣いてたのか…」
綾波「碇君?」
シンジ「……最低だ…最低だよ綾波!!」
綾波「っ!?」ビクッ
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 00:53:27.26 ID:FLxLqNyO0
シンジ「綾波が何を考えてるのかわからないよ!!」
綾波「えっ…」オロオロ
シンジ「嫌がるアスカのお尻を無理矢理弄くりかえしたんだろ!? お尻が気持ちいいなんて、普通はあり得ないのなんて当たり前だよ…そんなの、痛いだけだよ!!」
綾波「え…ちが…」
シンジ「アスカが可哀想だよ…なんで…!!」
アスカ「」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 00:57:49.99 ID:FLxLqNyO0
ゲンドウ「…シンジ」
シンジ「…父さん!?」
綾波「………」オロオロ
アスカ「」
ゲンドウ「…レイに命令したのは私だ、責めるなら私を責めろ」
シンジ「っ!?」
綾波「えっ」
アスカ「」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 01:01:08.72 ID:FLxLqNyO0
ゲンドウ「………」クイッ
シンジ「………どういう事?」ギリッ
ゲンドウ「………シンジ、分からんか?」
シンジ「何をだよ父さん!!」
ゲンドウ「百合の素晴らしさがわからないのかと聞いている」
シンジ「………っ!!」
綾波「……百合?」
アスカ「もうなにがなんだか」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 01:05:44.49 ID:FLxLqNyO0
ゲンドウ「どうなんだ、シンジ」
シンジ「……わかる訳ないよっ!! こんな無理矢理…命令で仕方なく襲った綾波も…襲われて泣いてるアスカも可哀想だよ…!! こんな酷いの…百合なんて言わないよ!!」ワナワナ
ゲンドウ「…お前には失望した、陵辱系百合の素晴らしさも分からんとはな」クイッ
シンジ「……僕もだよ…父さん…!!」ギリッ
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 01:09:10.07 ID:FLxLqNyO0
ゲンドウ「…帰れ、この世界はお前にはまだ早い…!!」
シンジ「………っ!!」スタスタ
…………
ゲンドウ「…………ふっ」
綾波「……あの、碇司令」
アスカ「……なんで、只の勘違いなのに余計拗らせるような事…」
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 01:16:10.41 ID:FLxLqNyO0
ゲンドウ「……全ての罪は俺が背負う、それで何も問題は無い」
綾波「…………」
アスカ「…………」
ゲンドウ「…レイ、改めて聞こう…私をどう思う」
綾波「気持ち悪いです、凄く」
アスカ「なんでこんな余計な事したんですか? もしかしてファーストに好かれたいとかそんな気持ち悪い考えで?」
ゲンドウ「…………」クイッ
綾波「……行きましょう、同じ場所に居たくないわ」スタスタ
アスカ「そうね、権力さえなければ確実に通報してるのにな、残念」スタスタ
ゲンドウ「………」シュン
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 01:20:48.61 ID:FLxLqNyO0
綾波「碇君にどう説明しようかしら」
アスカ「…んー、それはあたしの名誉も掛かってるから一緒に考えるわ」
綾波「そう、ありがとう」
アスカ「良いわよ別に、さて…とりあえずシンジの何処へ行きましょ?」
綾波「ええ、わかったわ」
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 01:27:52.85 ID:FLxLqNyO0
…………
シンジ「………最低だ、僕って」
カヲル「どうしたんだいシンジ君?」
シンジ「………怒ったふりして、実は凄い興奮してたんだ…だって…アスカと綾波のイチャイチャとか…誰だってムラムラするだろ!?」
カヲル「そうかい?」
シンジ「でも、父さんと同じだなんて…あんな父親と同じ趣味なんて認めたくなかったんだ!!だから!!」
カヲル「…良いんだよシンジ君、キミは間違ってなんかいないさ」
シンジ「…カヲル君…」
カヲル「…さあ慰めてあげるよ、力を抜いて…」
シンジ「…うん」
アスカ「」
綾波「………」
終劇
83: しょーちゃん ◆sho/Nrx0p2 2012/12/16(日) 01:28:36.48 ID:FLxLqNyO0
ねる
じゃーな
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 01:28:31.54 ID:HgcDhNJp0
おめでとう
綾波「碇君と居るとムラムラする」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1355576306/