提督「という訳なんだ、うむ」 ビスマルク「……」【前編】
提督「という訳なんだ、うむ」 ビスマルク「……」【中編】
提督「という訳なんだ、うむ」 ビスマルク「……」【後編】
SS速報R:提督「という訳なんだ、うむ」 ビスマルク「……」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1476205490/
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/12(水) 02:04:51.27 ID:4HniWxFD0
提督「という訳なんだ、うむ」 ビスマルク「……」【中編】
提督「という訳なんだ、うむ」 ビスマルク「……」【後編】
SS速報R:提督「という訳なんだ、うむ」 ビスマルク「……」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1476205490/
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/12(水) 02:04:51.27 ID:4HniWxFD0
艦これSS、二次・三次創作、エログロ、駄文注意です
良ければ読んでいってください
どうぞよろしくお願いします
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/12(水) 02:06:40.74 ID:4HniWxFD0
提督(ビスマルクは目を閉じて腕を組み、仁王立ちのまま瞑想するかのように俺の弁解を聞いていた)
提督(しかし、その体は怒りからか小刻みに震えていた。どうしてこうなってしまったのか……)
提督(俺はすべての始まりを思い出していた)
~
提督「……ふぅ。いやぁ最高だったな、ワルイユ○。艦これNTR同人の中でも最高レベルだ」
提督「さて、執務に戻るかなっと……」
コンコン
提督「うん、誰が戻ってきたのか?どうぞ!」
ビスマルク「アトミラール、今戻ったわ!」ニコッ
提督「っ!!出たなクソビッチめ!!お前のような人間の屑、俺は知らん!!」
ビスマルク「……は?」ギロリ
提督「ま、待て!貴様、上官に手をあげるのか!?」
ビスマルク「……」
提督「だ、誰かー!!誰かいないか!?」
ビスマルク「……黙りなさ、いえ、落ち着きなさい」プルプルプル
提督「止めろ!!人殺しめ!!」
ビスマルク「黙りなさいといっているでしょう!!」
提督「は、はいっ!!」ビクッ
ビスマルク「……なにがあったの?」
提督「……はい?」
ビスマルク「何があったのかって聞いているのよ。私にはビッチなんて言われること、身に覚えがないわ」
提督「え、えっとそれは……」
ビスマルク「……それは?」
提督「それは……お前がキモデブ整備士に整備だって騙されていろいろエロい事されて開発されてるし」
ビスマルク「!?」
提督「一目惚れしていた提督に妻子がいると知って自暴自棄になって、キモデブのマジカル☆ちん○拒まなくて挿入されるし」
ビスマルク「……」プルプルプル
提督「そいつにさんざん突れて専用まん○に調教されて、そのうち自分から腰振り始めて最後には妊娠して快楽堕ちしかけちゃうし」
ビスマルク「っ!!」ガーン
提督「けどそこで提督の妻子がもう亡くなっているって言われて再婚を申し込まれたら、お腹の子がどちらの子かは考えないようにしたとか言って受けちゃうし」
ビスマルク「……っ」ウルッ
提督「そうしたと思ったら提督とのSEXが全然イケなくて、妊婦検診の時に現れたキモデブを拒めずに受け入れたと思ったら快楽堕ちするし」
ビスマルク「……」ポロポロ
提督「そこで割って入った提督の目の前で挿入して、貴方じゃいけない。私はこの人専用だしお腹の子もこの人の子とかのたまうし」
ビスマルク「ぐすっ……ぐすっ……」
提督「最終的に提督を捨ててそいつと結婚とかするような対魔忍に勝るとも劣らないビッチ具合だろお前」
ビスマルク「うぅ……うううう!!ふぅぐぅ……!!うわああああん!!」ボロボロボロ
提督「ちょ、ビスマルク!?どうしたんだいきなり!!」
ビスマルク「私は!!そんなことしてないわよぉ!!ぐすっ……意味わからないわよぉ!!」
提督「ま、待て!!違うんだこれは!!」
ビスマルク「アトミラール!!私はそんなことしてないからぁ!!信じて!!嫌いにならないで!!」
提督「落ち着けビスマルク!!話を聞けって!!」
ビスマルク「私は知らない男に抱かれたり、そいつの子供を妊娠したりなんて絶対しないわ!!」
ビスマルク「私が体を許すのは貴方だけだし、身籠るのは貴方の赤ちゃんだけよ!!絶対に!!」
提督「……」ムラッ
提督「ってそんな場合じゃない!どうすれば……!!」
ビスマルク「私はビッチじゃない!!うわああん!!」
提督「そうだ!ビスマルク!!」ダキッ
ビスマルク「ああああん!! っ!!」ハッ
提督「落ち着け、ビスマルク」ナデナデ
ビスマルク「うぅ……アトミラール……」
提督「全部現実じゃない。ウ=ス異本の内容なんだ!」
ビスマルク「……ウ=ス異本?」
提督「これだ!」つエロ同人
ビスマルク「これ?……ナニコレ?」
提督「ウ=ス異本だ!」
ビスマルク「……詳しく話してくれるかしら?」ギロッ
提督「ひっ!!」
提督説明中
提督(こうして、冒頭のやり取りに戻るのだ)
提督「という訳なんだ、うむ」
ビスマルク「……」
提督「ごくっ」
ビスマルク「つまり、私はこの下劣なウ=ス異本とやらに書かれた誰かの妄想の私がした、頭の中にウジ虫でも詰まってるみたいな行動について避難された訳?」
提督「妄想!?ふざけるな!!これはな……可能性のひとつだろうが!!あり得るかもしれない世界だろうが!!」
ビスマルク「……」バンッ
提督「っ!」
ビスマルク「……黙りなさい」
提督「ちょっ!!待て!!落ち着け!!話せばわかる!!」
ビスマルク「貴方は私が本当にそんなことするかもしれないと思っているのかしら?」
提督「かもしれないわけないよなぁ!?分かってるぞ!!」
ビスマルク「はぁ……だいたい世の中に、そんな風にNTRなんてされるやついるわけないでしょ?」
提督「なんだと…… じゃあ浮気やら不倫やらはどう説明するんだ?そうだな……」
~
赤城《私は赤城、愛する夫と幸せな家庭を築いています。私の人生はまさに順風満帆、幸せの絶頂です!》
赤城《そんな私は今、同窓会に出席しています。かつての級友たちと会えてとても懐かしい気分に浸っています》
男級友A『カンパーイ!!』
『『『『カンパーイ!!』』』』
ワイワイ ザワザワ
女級友A『赤城って専業主婦なんだっけ?』
赤城『ええ、そうですよ』
男級友B『そうだったの!?残念だったなぁ、オタク!お前のあこがれの赤城さんはもう結婚してるってよ!』
オタク『え、あ……』
女級友B『えー!!オタク君って赤城のこと好きだったの!?』
オタク『えっと、その……』
男級友B『残念だったな!まあ、お前はもっと痩せてそのダセエ身なりを何とかする所からスタートしなくちゃいけないけどなw』
女級友B『男級友Bひどーいwww』
オタク『……』
赤城『……あの、オタク君。お気持ち、うれしかったですよ。ありがとう』ニコッ
オタク『赤城さん……!!』
~
男級友A『さて、とりあえず今回はここでしめようか!二次会とかは各自でね!』
女級友A『赤城ー、私達カラオケ行くけど来る?って無理そうか』
赤城『かりゃおけですかー?けどおっとがまっているのでー、こんかいはかえらせてもらいますー……』フラフラ
男級友B『あちゃー、飲ませすぎたなこれ……誰かタクシー拾ってやんなくちゃな』
オタク『そ、それなら僕がやるよ。僕も今日はこのまま帰るし』
女級友A『え……オタク君が……?』
女級友B『いいじゃん!!最後の思い出作ってきなよー!』
男級友B『よし、じゃあ頼んだわ!』
オタク『う、うん……』ニタァ
女級友A『……よかったのかな。何か変な事したりしない?』
女級友B『大丈夫でしょー。あいつに何かできるような度胸ないって。ネクラだしw』
~
オタク『ふう……ようやく帰って来たぞ』
赤城『すぅ……すぅ……』
オタク『赤城さん……結婚したと聞いたときは絶望したけど……ようやく取り返すチャンスが来た……!!』
オタク『とりあえず下着姿にして、起きても抵抗できないように手錠をして、と』シュルシュルシュル ガチャン
オタク『っ!!なんて背徳的なんだ!!もう待ちきれない!!赤城さん!!』ブチュゥ
赤城『ん……ふぅ……』
オタク『むちゅ……にゅち……ずちゅ……ぷはぁ……僕のファーストキス、赤城さんに捧げられた……!!』
オタク『ふひひ!……さて、じゃあ下着を脱がそうかな……』
赤城『ん……すぅ……』スル
オタク『ああ……赤城さんのブラに……赤城さんのパンツだ……!!飾り気のない純白なんて、やっぱり赤城さんは天使だよ!!すーはーすーはー』
オタク『すごい……とても大きくて柔らかそうなおっぱいに……桜色のまん○だ……!!』シコシコシコ
オタク『赤城さん赤城さん赤城さん赤城さん赤城さん!!うっふぅ……』ビュルルルル
赤城「んぅ……すぅ……すぅ……」
オタク『すごい……僕のが……赤城さんに……!!』
オタク『よし、次はおっぱいとまん○を虐めて気持ち良くさせてあげる……!!』
オタク『すごい柔らかい!そしてすごく熱い!』モミモミ クリクリ クチュクチュ
赤城『あ……ふぅん……』ピク ピク
オタク『!! たってきたし、濡れてきた……!!ちゅば……あぁ、これが赤城さんの……!!おいしぃ!!』
オタク『赤城さんの蜜壺、もう我慢できない!!ぶちゅぅ』
オタク『レロレロレロレロ、じゅるるるる』
赤城『んっ……ふぅ……はぁ……!』ピクンピクン
オタク『ずちゅ、にゅるるるる、ぺろぺろぺろ』モミモミ クリクリ
赤城『ん……ふぅ……ぁ、ぁああん!!』ビクンビクン
オタク『!? 赤城さん……イったんだね!!』
赤城『うぅん……あれ、ここは……オタク君?』
オタク『おはよう、赤城さん』
赤城『おはようございます……え?手が……!? わ、私なんで裸で!!……!!これって……!!』
オタク『うん、僕のザーメンだよ』
赤城『嘘……いや!!止めてください!!』ガシャガシャ
オタク『無駄だよ!』
赤城『うぅ、なにこれ……っ!!』ハッ
赤城《手錠されているんだ!!どうしよう……怖い……》
赤城『だ、誰か!!助けて!!あなたぁ!!』
オタク『っ!!僕の前で他の男を口にするな!!塞いでやる!!』
赤城『んむぅ!!んーーーー!!』
オタク『むちゅ、レロレロレロ』
赤城《強引に、こんな野獣みたいなディープキス……!!オタクの唾液が私の中に入ってくる……!!》
オタク『ぷはぁ、待っててね、すぐまた気持ち良くさせてあげるから。ちゅぅ』
赤城『っはぁ!!ぺっ!!ぺっ!!いやぁ!!んむぅ!!』
オタク『にゅるにゅるにゅる』クチュクチュクチュ サワサワサワ
赤城《あ、あそことお尻を……いや!!気持ち悪い、はずなのに……!!》
赤城『んぅ……!!んふぅうううう!!んん……!!んんんん!!んふぅ……!!』ジュン
赤城《どうして……あの人より……うまい……きもちいい……!!》
赤城『んふぅ……んぁああああ!!』ビクンビクン
オタク『ぷはぁ……どうだい、凄いだろう……ネットでずっと勉強していたんだ』
赤城『誰が……気持ち悪いだけです!!』
オタク『なっ!?じゃあどうしてこんなに大洪水になっているんだい!?本当のことを言いなよ!!』
赤城『本当に気持ち悪いだけです!!だれがあなたなんか!!』
オタク『そうかい、素直にならないんなら……コレで素直にさせてあげるよ!!』ボロン
赤城『!?』
赤城《お、大きい……あの人の倍ぐらいあるかも……》ゴクン
オタク『僕が唯一自分の体で誇れるところさ!』ブルン
赤城『お、夫の方が大きいわ!』
オタク『そ、そんな……!!け、けど、テクは僕の方が上だ!!高いラブドールで鍛えたんだ!!』
赤城『気持ち悪い!!そんなことしてる暇があればまっとうに自分を磨いたらどうなの!?この犯罪者!!』
オタク『黙れええええ!!』ガシッ ピトッ ズプン
赤城『いやぁ!!止めて!!放しっ!? かっはぁ……!!』ズチュン ビクンビクン
赤城《……一番奥の、あの人も届かない所まで、貫かれちゃった……刻み込まれちゃった……》
オタク「黙れ黙れ黙れ!!」ズチュンズチュンズチュンズチュン
赤城『あぁ、くぅ、ふぅ、つぅ!!』
オタク『どうだ赤城!!僕のテクは!!』グリングリングリン ズッチュズッチュズッチュ
赤城『んふぅ!!あぁん!!あ、ああああ!!』ピクンピクン
オタク『ほ、ほら!!見てみろ!!感じてるんだろ!!分かるぞ!!』
赤城『だ、誰があああ!!ふ、ふぅう!!くぅうう!!』ギリッ
オタク『我慢するなよ!!認めろ!!僕の方があいつよりでかいしうまいだろ!!』ドチュンドチュンドチュン
赤城『みと、めないわぁ!!あの人の方が、いいんだからぁ!!』ピクンピクン
赤城《悔しけど、オタクのモノは今まであの人が届かなかったところを侵略したばかりか、私の中の形まで拡張して、占領してしまった》
赤城《それからずっと、オタクは正常位で私を責めたてた。激しく動き、手で私の陰核や胸、そしてその先端の突起を指や口で虐める》
赤城《この人……本当にうまい……》
赤城《夫とのSEXでは感じたことがなような、激しく新しい快楽に押しつぶされる》
赤城《永遠のような時間を快楽漬けにされて、何度も絶頂させられて、女としての本能がオタクを受け入れ、欲して、好きになってしまっていた》
赤城《けど、心はまだあの人への愛が勝っており、頭では肉欲より理性が勝っていた》
赤城《あなた……私は……負けないからね……》ギリッ
オタク『うっ……そろそろ……でる……』
赤城《やっと終わる……っ!!ま、まさか中で出すつもりじゃ!?》
オタク『だめだぁ、耐えられない!!でる、でちゃう!!』パンパンパンパン
赤城『だ、だめ!!中に出さないで!!外に出してぇ!!』ジタバタ
オタク『嫌だ!!一番奥でだす!!赤城の子宮まで僕で染めるんだ!!』
赤城『いやああああ!!やめてええええ!!』
オタク『孕んで、赤城!!僕の子供を産んで!!』
赤城『やだやだやだやだ!!ていとくの!!あのひとの赤ちゃんじゃないとやだあ!!』
オタク『い、いく、いくぅ!!』ドチュン ビュルルルルルルルル
赤城『あっだめぇ!!いやああああああん!!』ビクンビクン
オタク『はぁ……はぁ……いっぱい出たね……!!』
赤城『あっはぁ……うぅ……ぐすっ……』ブピュッ タラァ
赤城《オタクが絶頂を迎えるとともに、ひときわ強く押し込まれ、その衝撃で私もまた、達した》
赤城《私の子宮口にオタクの亀頭が押し付けられ、直接その精液を受け入れていれてしまった》
赤城《それでも入りきらなかった分が私の膣を満たし、秘所からあふれ出る》
オタク『ふぅ……さて、次いくよ』ギンギン
赤城『ぐすっ……!?そ、そんな……!!』ビクッ
赤城《男の人って、一度出したらしばらくはできないものじゃないの!?あんなので今もう一度されたら、私……!!》
赤城『いやぁああああ!!もういやああああ!!たすけてあなたぁ!!』ズリズリズリ
オタク『ふひ!やっぱり僕の方が良かったんだね!安心して、朝までたっぷり愛して、全部僕で上書きしてあげるから!!』ガシッ
赤城『あなたぁああああああ!!』ボロボロボロ
~
チュンチュンチュン
赤城『あん!あん!あん!あん!』ヌチャッヌチャッヌチャッ
オタク「も、もうすぐ出るよ……!!」
赤城『あぁん!きてぇ!!私の中、貴方で満たしてぇ!!』
オタク『うっでる!!』ドチュン ビュルルルルルルルル
赤城『んはぁああああ!!』ビクンビクン プシャァッ
オタク『はは、あこがれの赤城が僕に足と手で絡みついて、僕の精液を受け入れたぞ!!』
赤城『はぁ……はぁ……だって……すごいんだもん……んっ』ヌポッ ブプッ タラァ
オタク『……!! ……赤城、口で綺麗にして』ゾクゾク
赤城『ん、はい……むちゅ、れろれろれろ、じゅるるるる』
オタク『赤城、僕とお前の夫、どっちが上手い?』
赤城『じゅるる、ぷはぁ。……あなたです///』
オタク『じゃあ、僕とあいつ、どっちが好きだい?』
赤城「それは……あなたです……///」
オタク『よし、じゃあこれからもずっと愛してあげよう!!』
赤城『はい!赤城を末永くよろしくお願いしますね///たくさん愛してください///』
~
提督『よし、じゃあ行ってくる』
赤城『はい。いってらっしゃい、提督』
提督《……数か月前から、赤城が俺の呼び方を提督にもどした。理由を聞いたら、今はまだ提督だからということだった》
提督《見送りも前までは玄関前まで出てきてくれて、見えなくなるまでずっと手を振ってくれていたのに。今では玄関までだ》
提督《ひどいときにはリビングから出てきてくれないこともある……って普通はそんなものか?》
提督《それにキスも夜も全然してくれなくなった。普段の態度は変わらないんだが、何か怒らせるような事でもしただろうか?》
提督《身に覚えがないんだが…… すこし、いや、とても悲しい》
提督《けど、いいこともあった。赤城が妊娠した!》
提督《この前、一度だけ体を許してくれた時があった。それでも一回で終わってしまったんだが、まさかそれが中るとは!》
提督《今日はあいつの好きなケーキでも買って帰るとしよう。早く機嫌を治してもらいたいからな》
~
ピンポーン
赤城『!! はい!!』
オタク『ただいま、赤城』
赤城『おかえりなさい、旦那様!むちゅっ』
オタク『んっ、にゅる、れろお』
赤城『……ぷはぁ。あなた、お腹の赤ちゃんが安定期に入りました!』
オタク『そうか!俺たちのかわいい子供だ!生まれてくるのが楽しみだ!』
赤城『はい!……それで、その///』
オタク『分かってるよ。今日は久しぶりにいれてあげよう。ふひひ!』
赤城「ありがとうございます///」ジュン
オタク『それにしても、あの男も哀れなものだな。自分の妻がとっくに快楽堕ちして、NTRれているのに。おまけにお腹の子も自分の子じゃないときた』
赤城『大丈夫ですよ。あの人は、そこらへんは鈍いので。本当に、仕事しかできない哀れな人……』
オタク『すまないな。本当は君とちゃんと結婚してやりたいんだけど……』
赤城『あなたの手を煩わせるわけにはいけませんから。耐えられます』
オタク『最近は子供を育てるのにもお金がすごくかかるからなぁ……』
赤城『あの人、稼ぎだけはいいですから。私達家族のために、せいぜい稼いでもらいましょう』
オタク『そうだな、よし!じゃあ寝室へ行くか』
赤城『はい///』
~
提督「このクソアマがぁ!!ふざけやがって!!何が私は負けないからねだ!!負けてるじゃないか!!」
提督「本当に愛してるなら、そもそも同窓会で泥酔しないよう気を付けろ!!あと夫より上手いぐらいで心まで堕ちるな!!ってか体も堕ちるな!!」
提督「挙句の果てには哀れな人だとぉ!?お前の頭の方が哀れだわ!!犬の方がまだ賢いし律儀だね!!」
提督「自分が悪いのに相手のせいにしてる感があるところも気に食わない!!この狂おしいほどの憤怒!!どうしてくれようか!?」
ビスマルク「……」タジッ
提督「はぁ……はぁ……こんのぉ……!!赤城いいいいいい!!」
赤城「提督、呼びましたか?」
提督「貴様!!亭主を軽んじるどころか卑劣な裏切りをしておいてあの態度は何事だ!!」
赤城「は、はい!?み、身に覚えがありません!!そもそも、私はまだ結婚していませんよ!!」
提督「なんだとぉ!?では人違いだ!!すまなかった!!これで好きなものを食べてきてくれ!!」つ間宮券
赤城「ええ!?いったい何なんですか…… まあ、とりあえずこれは頂いておきますね」サッ
提督「うむ」
赤城「提督、もし何か御用がありましたら、いつでもお申し付けください。一航戦の誇りにかけて、期待に応えて見せます」
提督「それは心強い。頼りにしているぞ!」
赤城「はい!……では、失礼します」
提督「ご苦労だった。……どうだ、ビスマルク?こういったことがありえないのか?そんなわけないだろう!」
ビスマルク「……そうね、そういった本にならありふれているのかもね。けど、現実と妄想を混同しないようにした方がいいわ」
提督「何故だ!ではどのようにして女は不倫やら浮気やらするんだ!」
ビスマルク「……愛が尽きていて、きっかけがあればそうなるんじゃない?そうね……」
~
加賀《私は加賀、専業主婦よ。夫とは恋愛結婚だったけれど、熱かったのは最初だけ。彼は仕事ばっかりで、私のことなんて忘れているみたい》
加賀《そんな私は今、同窓会に出席している。久しぶりの級友たちとの再会に、最近沈みがちだった気分も晴れる》
イケメン『やあ加賀さん。久しぶり』
加賀『ああ、イケメン君。久しぶりね、元気だった?』
イケメン『ああ、それなりに元気でやっているよ』
加賀『そう、それは良かったわ』
イケメン『はは、ありがとう。……本当に結婚したんだね』
加賀『ええ、まあ……』
イケメン『……もしかして、あまりうまく行ってない感じ?』
加賀『……なんでそう思うの?』
イケメン『……あまりうれしそうじゃなかったから』
加賀『そんなことないわ。あの人は良くしてくれるし、生活も安定しているし』
イケメン『そうなんだ……俺さ、加賀さんのこと、好きだったんだよね』
加賀『!?』
イケメン『驚いた顔、初めて見たかも。やっぱり美人はどんな表情でも映えるね』
加賀『……からかっているのかしら?』
イケメン『そんなことないさ……けどさ、俺、実は君が好きだったんだよね。結婚の話も信じられなかった』
加賀『……そう』
イケメン『加賀さん、俺、君が好きだ。君が幸せそうなら大人しく身を引こうと思ってた。けど、そんな憂いを帯びた顔してるんなら……』
イケメン『俺が、それを笑顔にしたくなる。どうか考えてみてくれないか?』
加賀『分からないわ……そんな事、急に言われても』
幹事『じゃあそろそろお開きにして、二次会とかは各自でお願いしまーす!』
イケメン『……いい店を知ってるんだ。行かないかい?』
加賀『でも……』
イケメン『行こうよ、もっと話したい』テツナギ
加賀『あっ……』
~
加賀《今の生活に対する不満、なのかしら。ともかく、イケメン君が私を好いてくれていることを悪く思わなかった》
加賀《そして少しの躊躇い、いえ、それすらもただのポーズで、本当は強引にそうされたかっただけ》
加賀《私はイケメン君につれられるがままに、彼のお気に入りのおしゃれなバーに入る。そして……》
イケメン『加賀さん……いや、加賀、好きだ。キスしたい』
加賀『駄目よ、私には夫が……』
イケメン『嫌なら、抵抗して』スッ
加賀『あ、だ、だめ……んっ』チュッ
加賀《彼の唇が優しく私の唇を愛撫する。抵抗したという免罪符のために閉じていた唇が開かれ、舌と舌が絡み合う。心と理性が溶けていく》
加賀《彼のキスを受け入れた。そこからはもう、理性の歯止めが消え去った》
加賀《つれられるがままにホテルへ入る。無言のままシャワーを浴びた。そして、彼がシャワーを浴びている間に指輪を外して財布にしまう》
イケメン『灯り、常夜灯はつけていていいかな』
加賀『……』コクン
イケメン『ありがとう。……加賀、顎あげて』
加賀『……んっ』クイッ チュッ
加賀《優しく、しかし力強いキスから始まった。決して強引ではない、私を思いやったキス。けど、とても丁寧で彼の私が好きだという意志の強さを感じる》
イケメン『……』ギンギン
加賀『……///』
加賀《しばらくキスを交わして、離れる。そして、彼に後ろから抱きかかえられた。お尻に彼の大きくたったアレがあたる。それがさらに私を興奮させた。》
イケメン『……』モミモミ
加賀『んっふぅ……』ピクッ
加賀《後ろから抱きしめるように腕を回され、胸を愛撫される。丁寧な手つきは変わらないけれど、存在を主張している先端をあえて触れずに焦らしてくる》
加賀『あ……ぁあ……手馴れて……いるわね……』ピク ピク
イケメン『そうかな』スー
加賀『ふぅ……くっ……あ、そ、それは……あん!』ビクン
加賀《そして、彼の指が私の胸からお腹を通って、とうとう私のはしたなく濡れてしまっている秘所へ到達した。達しそうになったところで止められ、体勢をかえられた》
加賀『これでいい?』
イケメン『ああ、ありがとう』
加賀『……すごい、恥ずかしいわ』
イケメン『暗いからよく見えないよ』
加賀『でも……んはぁ、ひぁ……』ピクンピクン
加賀《彼の舌が私の秘所をチロチロと舐め、一番弱いところを責め立てる》
加賀『だ、もうだめ……!!イケメン君、まって……!!』
イケメン『……』ペロペロペロ ジュルル
加賀『あ、はぁああ!!ふぅうううう!!』ビクンビクン
加賀《イってしまった私は、ベッドの上で荒い息をついていた。久しぶりの絶頂とその余韻を堪能する》
イケメン『加賀、足開いて』
加賀『……』
イケメン『頼むよ、加賀』
加賀『…………』スッ
イケメン『……ありがとう。いくよ』ピト
加賀『……んっ……はぁっ!!』ズププププ
イケメン『加賀、動くよ』
加賀『……』コクン
イケメン『ふっ……う……』ズリュ ズリュ ズリュ
加賀『あっはぁああ……んん……!!』ピクンピクン
加賀《ゆっくりと動き始め、徐々に激しくなっていく。いつのまにか唇を重ね、舌を絡み合わせる。互いの体を貪りあう、最近ずっとしていなかった情熱的なSEX》
イケメン『加賀、愛してる!おかしくなりそうなほどに!』パンパンパン
加賀『ふっ!はぁ!つぅ!』ギュッ
イケメン『俺のこと、好き……!?』
加賀『ぁん!ええ!好きよ!』
イケメン『加賀!!じゃあ俺と結婚してくれ!!今の夫と別れて!!』
加賀『つぁ!!ふぅ!!くぅ!!ああっ!!』
イケメン『くっ、締ま、でる……!!』ビュルルルル
加賀『ああああ!!はぁあ……!!』ビクンビクン
イケメン『加賀、愛してる……』ギュッ
加賀『……』ギュッ チュッ
加賀《私は、どうすればいいのか分からなかった。彼を抱きしめ、唇を貪る。そのまま数回混じりあって、彼の腕に抱かれながら眠りに落ちた》
チュンチュン
加賀『……』
イケメン『これ、俺の連絡先』スッ
加賀『……』カサッ
イケメン『……ごめん、怒ってるよな。けど、俺は本気なんだ。いつでも連絡してくれ。ただ会うだけでもいい』
加賀『……』
イケメン『……そろそろ、出ようか。駅までタクシーでも捕まえるよ』
加賀『……』
~
加賀《私は、少しだけ後悔していた。なんだかんだ言って夫のことを愛していたのだ。無言で駅まで一緒に行き、無言で別れた》
加賀『ただいま』
提督『ん、泊りとは聞いていなかったが?』
加賀『……女友達の家でつもる話をしていたら、終電なくしちゃって。止めてもらっていたわ』
提督『そうか』
加賀『……』
加賀《同窓会に行って、泊りで帰って来たのに少しも疑わないの?それどころかそもそも気にしていないみたいだわ》
加賀『……ねえ、あなた。久しぶりに今日の午後、買い物に行かないかしら』
提督『勘弁してくれ。疲れてるし、重要な作戦会議があって明日朝早いんだ。行くなら一人で行ってくれよ』
加賀『そう……』
加賀《私は言われた通り一人で買い物に出かけた。新しい、とびっきり派手な下着とピル、そして新しい化粧品を購入した。そして喫茶店に入ってコーヒーを注文する》
加賀《席について一口コーヒーを飲んでから、スマホを手に取り番号を入力する。相手は数コールですぐ出た》
イケメン『もしもし、加賀?』
加賀『ええ。その、……次の週末に食事でもどうかしら?』
~
加賀《その一回目を皮切りに、私はイケメン君と月に数回会う関係になった。食事だけの時もあれば、肌を重ねるときもある》
加賀《会う回数はだんだん増えて行く。外出が増える私に、夫はやはり無関心の様だった。女友達と出かけると言えばもう追及してくることはない》
加賀『ちょっと出かけてくるわね』
提督『友達と食事か?』
加賀『ええ、女友達とね』
提督『そうか、いってらっしゃい』
加賀『……行ってきます』
加賀《……女友達と一緒にでかけるだけで、こんなに着飾って化粧するわけないじゃない》
加賀《なんで気がついてくれないの?私を見ていないの?あの頃は口紅をかえただけでもすぐ気がついてくれていたのに……》ジワァ
イケメン『加賀!』
加賀『イケメン君』
イケメン『あれ、口紅かえた?』
加賀『……!!』
イケメン『あ、あれ?ごめん、違ったかな』
加賀『……いえ、かえたわ』
イケメン『やっぱり?薔薇色も良かったけど、そういう桜色も似合ってるよ』
加賀『……』ジワァ
提督【口紅をかえたのか?前のピンクも良かったけど、その紅の方が似合っているよ】
加賀【そ、そうかしら……///】
加賀『ぐすっ』ポロポロポロ
イケメン『か、加賀!?大丈夫かい!?』
加賀『っ!!』ダキッ
イケメン『!!……どうしたの?』ナデナデ
加賀『しばらく……そうしていて』
~
加賀《私はまだあの人を愛していると思う。でも、その愛は少しずつ、いや、かなりのスピードでイケメン君の方に流れている》
提督『おや、新しいイヤリングを買ったのか?』
加賀『!!』
イケメン【これ、あげるよ】
加賀【イヤリングかしら】
イケメン【いい感じでしょ?絶対に似合うと思ってさ】
加賀【そう……ありがとう】
加賀『……ええ』
提督『そうか』
加賀『……』
提督【君にプレゼントだ。どうか受け取ってくれ】
加賀【あ、ありがとう/// これは、イヤリング?】
提督【君に似合うと思ったら、いつの間にか買っていたんだ】
加賀【そう///】
加賀『……!』ブーンブーン
携帯画面『加賀、次の土曜日会えないかな?』
加賀『……』ポチポチ
携帯画面『よろこんで。楽しみにしているわ、イケメン』
加賀《夫への愛が尽きて、彼の元へ行くのか。それとも、夫がまた私を気に掛けるようになるのか。どっちが早いのかは分からない》
~
ビスマルク「これなら違和感のない不倫ね」
提督「なるほどな……ってただ夫がクズなだけじゃないか!」
ビスマルク「そうよ。浮気やら不倫ってのは、愛し合っている二人には起こりえないのよ」
提督「加賀は愛しているって言っていただろ!!」
ビスマルク「愛し合っているっていったでしょ?提督の方は愛していなかったじゃない」
提督「まあな……だが態度に出さなかっただけじゃないかもしれないだろ?不倫に走る前にもっと直接かつ強引に甘えろ、加賀!!」
ビスマルク「女がどんな時も自分に尽くしてくれるとは考えない方がいいわよ?特に愛について不安がある時は試したくなるものよ」
提督「そうなのか……って重要なのはそこではない!!そんなことはどうでもいいんだ!!」
提督「要は女なんて、結局は気持ちよければ相手がイケメンだろうがキモデブや汚っさんだろうが関係ないんだろう!?違うのはそこに至る過程だけだ!!」
ビスマルク「何言ってるのよ!?イケメンならまだしもキモデブとか汚っさんだとかそんなのはごく一部の頭のおかしいマゾビッチだけよ!!それで女性を一括りにしないで!!」
提督「いいや、口では愛だ愛だ言っておきながら結局は快楽に勝てない、浅ましく愚かな存在なんだ!!お前だって加賀だってきっとそうだ!!」
加賀「呼んだかしら?提督」
提督「加賀!!お前、もし自分の愛する人よりはるかにSEXが上手いキモデブや中年のおっさんに強姦されてイかされ続けたら、そいつを好きになるか!?」
加賀「……頭がおかしくなったようね?そんなわけないでしょう。そもそも、人を好きになることに、その……せ、SEXの上手さは関係ないわ」
加賀「人を好きになる時に大切なのは、その人の人柄と日頃の行いよ。……まあ、取り繕わなければ外見もそれなりに重要だけど」
ビスマルク「……」ドヤァ
加賀「ともかく、SEXなんて痛くなくて気持ちよければいいなって程度よ。ヘンに上手くて遊んでそうな人よりも一緒にステップアップしていける人の方が嬉しいわ」
加賀「SEXが上手ければ女は堕ちるとか下劣なことしか考えていない愚かな男には、そのことをよく知っておくことをお勧めするわ。まあ、貴方はそんな人じゃないと思っているけれど」
提督「そうか……ああ、そうだ。もちろんだ。変なことを聞いたな。悪かった、加賀」
加賀「……どうやら疲れているようね。……提督、私は感情表現が苦手だけど……あなたにはとても感謝しているわ」
提督「それは光栄だ」
加賀「だから、もし何かあるのなら遠慮せずに相談して頂戴。きっとあなたの力になるから」
提督「ありがとう。とても心強いよ」
加賀「……では、何もなければ失礼するわ」
提督「ああ、じゃあな。……まさか。そんなことがありえるのか……?」
ビスマルク「だから、少なくともそのマンガみたいにキモデブやら汚い中年やらに無理矢理されて、その人が好きになるなんてありえないわ」
提督「っ!!じゃあ痴漢されたらどうなる!?」
~
ガタンゴトン ガタンゴトン
翔鶴《買い物をしていたらすっかり帰宅ラッシュに巻き込まれてしまったわ……すごい人ね》
キモデブ『……』サワッ
翔鶴『……!?』
翔鶴《この感じ……いや、でも、こんなに混んでいるんだし……わざとじゃないのかも……》
キモデブ『……』ニヤァ サワサワ
翔鶴『うぅ……』カァッ
翔鶴《……やっぱりおかしいわ。手が……クロッチにあたりそう……こんなの、そのつもりじゃないとそうそう当たらないもの》
翔鶴『あ、あn』
キモデブ『おっとごめんよ、この混み具合だからね。手があたって……』
翔鶴『えっ!?あ、いや……大丈夫ですよ』
キモデブ『こんなデブがくっついて暑苦しいよね……ごめんね……』
翔鶴『いえ、そんなこと……』
翔鶴《あれ?やっぱりきのせいだったのかしら……》
プシュゥー ゾロゾロゾロゾロ
翔鶴『きゃっ』
キモデブ『おっとっと』
翔鶴『!!』
翔鶴《多くの人が下りたり乗り込んできたりしたせいで、私の体勢は大変なことになっていた》
翔鶴《ドアに押し付けられて、太った男の人と面と向かって抱き合ってるような体勢だ……》
キモデブ『今日はすごい混むねぇ……』サワサワ
翔鶴『ひゃん……!』
翔鶴《男の人の手が私のお尻を鷲掴みにしている!どうやら袴がめくれて下着が丸見えになってるみたい……》
キモデブ『う~ん。ドアと挟まっているみたいで手が抜けないや。よいしょっと』サワサワサワ
翔鶴『んっ……やぁ……!!』
翔鶴《男の人指が私のお尻を揉みしだく。けど手を抜こうとしているみたいだし……》
キモデブ『ごめんねぇ、抜こうとしているんだけど……』
翔鶴『あん、も、もういいですから!』
キモデブ『そうかい?ならしかたないねぇ』
翔鶴《指が下着の中に入り込みそうになり、慌てて男の人を制止する。今や私の下着は食い込んでおり、Tバックのようになってしまっている》
翔鶴『ふぅ……!!んっ……!!』
キモデブ『大丈夫かい?苦しそうだけど』
翔鶴『あ、大丈夫です』
翔鶴《電車の揺れがダイレクトに私の秘所に伝わってきて変な気分になる。男の人の手が触れているのも落ち着かない》
ブーン ブーン
翔鶴『はぁん……!!』
キモデブ『おっと……電話かな?困ったなぁ電車の中なのに……』
翔鶴《男の人の胸ポケットに入っているらしい電話が激しく振動する。設定をかなり高くしているみたい……》
翔鶴《背丈や体勢の関係でそれがちょうど私の胸に押し付けられていた。その先端の少し硬くなり始めていた突起に鋭い快感を与えてくる》
キモデブ『仕方がないなぁ……キャンセルしようっと……あれぇ?』
翔鶴『っ!!』
翔鶴《男の人の手が道着の隙間から入ってきた。ブラ越しに胸を揉まれる》
キモデブ『おかしいなぁ……何だろうこれは、凄く柔らかいぞぉ?』ニヤニヤ
翔鶴『ちょっ、待ってください……!!』
キモデブ『ああ、ごめんねぇ……』
翔鶴《震える声で何とかそれだけ伝える。男の人はすぐに気がついてくれたみたいで、手を引き抜いてくれた》
キモデブ『よいしょっと……ふう、とれたとれた』
翔鶴『んぁあ……はぁ……!!』
翔鶴《とるのに苦労したみたいで、服越しに胸を触られているような感覚がしばらく続いた。特に先端の突起はもう完璧にたってしまっていて、鈍い快感を伝えてくる》
キモデブ『よし、キャンセルっと。さっきみたいになるのは良くないからズボンのポケットにしまおうか』
翔鶴『……っ!!あ、その……っ!!』
翔鶴《け、携帯が秘所に押し付けられている……!!パンティ越しにちょうど……スジに挿し込まれるようになってる……!!》
キモデブ『う~ん?どうかしたかい?』
翔鶴『け、携帯が……そこは違いmひゃぁん!!』
ブーンブーン
キモデブ『また着信かな?大丈夫かい、君?すごい声出したけど』
翔鶴『だ、だいじょう……あぁん!!』
翔鶴《秘所に思いっきり押し付けられた携帯が再び激しく振動する。それだけでもまずいのに、引き抜くためにスライドされたことで、信じられないほどの快楽が私を襲った》
キモデブ『うーん、もう電源を切っておこう……おやぁ?ケータイがなんか濡れてるなぁ……?』ニタァ
翔鶴『……!!』カァッ
キモデブ『うーん、まあいいかぁ。ちゃんとポケットを確認しないと。どこかなぁ?』クチュクチュクチュ
翔鶴『ふぅぁ……はぁん……んぁあ……!!』
翔鶴《男の人の手が下着の中に滑り込んできて、秘所を虐めてくる。こんな、電車の中で周りに人がたくさんいる状況ということも私をおかしくした》
翔鶴《気がついたらドアとお尻に挟まれていた手まで私のお尻を愛撫してきたり、下着を食い込ませてきたりする。挙句の果てにふつうに引き抜いてブラの中に突っ込み、胸を揉んできた》
翔鶴《でも、おかしくなっていた私は、指摘することも周りに助けを求めることもできない。いつもより感じやすい体は快楽を求めていた。そして》
翔鶴『ふぅっ!!!!』ビクンビクン プシッ
キモデブ『おやぁ……?本当に大丈夫かい?ちょっと次の駅で降りて休憩しようか?』ダキッ
翔鶴『ぅぅ……』
翔鶴《ついに達してしまった私は、男の人に駅の公衆トイレに連れ込まれた。そこで……》
翔鶴『あん!!はぁん!!だ、だめぇ!!イく!!イっちゃうからぁ!!』パンパンパンパンパン
キモデブ『こんな可愛い子と!!生ハメできるなんて!!幸せだなぁ!!ほら、そろそろ中に!!出すからね!!んふぅ!!』ビュルルルル
翔鶴『ああああああん!!』ビクンブクン
キモデブ『ふぅ……さて、二回戦目と行こうか』ギンギン
翔鶴『らめぇ……おかしく……なっひゃう……ぁあん!!』ピクッ ピクッ ズプゥ
翔鶴《その後、私はあの人にたくさん気持ちいいことをしてもらって、ホテルにまで連れ込まれてしまった。けど、とてもすごかった……///》
キモデブ『いいよぉ、もっと腰でのの字を書くようにグラインドさせてみなぁ?』
翔鶴『ひゃ、ひゃい……んっ!!ふぅ!!……はぁん!!』グリングリン
キモデブ『うっ僕もそろそろ限界だ。このまま突き上げて中で出すよ』ドチュン
翔鶴『なからし!!なからしいいのぉ!!すごいのぉ!!ふぁああん!!』グリングリン パンパンパンパンパン
キモデブ『こんな美人が僕の上で腰振ってるなんて最高だねぇ!!おっぱいもいい形で大きいし!!』モミモミモミ
翔鶴『おっぱいらめぇ!!こわれちゃう!!』プルンプルン パンパンパン
キモデブ『イくよ……ふぅっうううう!!』ビュルルルル
翔鶴『んぅううううう!!はぁあっ!!ああ……』ビクンビクン ヌポォ ダラリ
キモデブ『おいで、翔鶴ちゃん』
翔鶴『はぁい……んっふぅ……むちゅう……にゅるにゅる』
キモデブ『……ふぅ。だしただした』
翔鶴『あっ///まだ大きい……!!』
キモデブ「おやぁ?まだ満足できないかい?エロい子だなぁ」
翔鶴『だって……気持ちいいんですもの///』
キモデブ『よし、じゃあ翔鶴ちゃんが僕の性奴隷になってくれるなら好きな時にいつでもやってあげる』
翔鶴『ほ、本当ですか……!?』
キモデブ『その代わり、もう二度と僕以外の人とエッチできないけど、いいよね?』
翔鶴『はい!!なります!!貴方様のおちん○奴隷にしてください!!』
キモデブ『いいよぉ!!じゃあさっそく入れてあげよう』ゾクゾクゾク
翔鶴『はぁい!!……きたぁ!!』ヌププププ
翔鶴《女としての悦び、今までに味わった事のないほどの快楽を与えられた私は、あの人の性奴隷になる事を喜んで受け入れた》
~
提督『おや、しまったな……コーヒーを切らしてしまった。少し遠くだが、お気に入りのあの店でブレンドを買ってくるかな』
翔鶴『でしたら、私が行きますよ』
提督『そうか、毎回すまないな。だが、今度は寝過ごして終点まで行かないようにな』
翔鶴『はい、気を付けます。ふふっ』ピッピッピッ
携帯画面[今日は抜け出せそうです。5時にこの前のホテルでどうですか?プレゼントして下さった下着も着て行きますよ///]
提督『うん?どうしたんだ翔鶴?やけに機嫌がよさそうだな』
翔鶴『そうですか?』ブーブー
携帯画面[分かったよ。今日は夜までずっと愛してあげるからね。次はアナ○も教えてあげよう]
翔鶴『そうかもしれませんね……!!』ジュン
提督「ってなるのが当たり前だろう!!」
ビスマルク「本気で言ってるの?そんなのこうなるに決まってるじゃない」
~
翔鶴《……やっぱりおかしいわ。手が……クロッチにあたりそう……こんなの、そのつもりじゃないとそうそう当たらないもの》
翔鶴『あ、あn』
キモデブ『おっとごめんよ、この混み具合だからね。手があたって……』
翔鶴『えっ!?あ、いや……大丈夫ですよ』
キモデブ『こんなデブがくっついて暑苦しいよね……ごめんね……』
翔鶴『いえ、そんなこと……』
翔鶴《あれ?やっぱりきのせいだったのかしら……》
プシュッゥー ゾロゾロゾロゾロ
翔鶴『きゃっ』
キモデブ『おっとっと』
翔鶴『!!』
翔鶴《多くの人が下りて、乗り込んできたせいで私の体勢は大変なことになっていた》
翔鶴《ドアに押し付けられて、太った男の人と面と向かって抱き合ってるような体勢だ》
キモデブ『今日はすごい混むねぇ……』サワサワ
翔鶴『ちょっと、止めてください。今、貴方は明らかに意図的に触りましたよね?』
キモデブ『い、いや、違うよぉ……混んでるからちょっと当たっちゃっただけだよぉ……』
翔鶴『そうですか。なら、貴方の左手が私のお尻に触れているので早急にどかしてください』
キモデブ『いや、混んでて抜けな』
翔鶴『いわけないですよね?少し手を動かすだけですよ。もぞもぞと動かせるのなら抜けるはずです。それとも、わざとですか?』
乗客A『おい、痴漢だって?』ヒソヒソ
乗客B『マジかよ!?あのすごい美人さんにか!?許せねえな!!どいつだよ?』ヒソヒソ
キモデブ『ち、違うよぉ!ほら、抜けた抜けた!ね?痴漢じゃないでしょ?』
翔鶴『そうですね、疑って申し訳ありませんでした。ありがとうございます』
~
提督「馬鹿な!!あの翔鶴がそんな強い対応できるわけない!!」
ビスマルク「ショーカクって言ったら芯の通ったしっかり者じゃない。むしろ最初に触れられた時点で警戒してもおかしくないわよ」
提督「嘘だ!翔鶴は優しすぎて、たとえ相手がどんなに怪しくても強く出れないはずだ!だってあの翔鶴だぞ!?」
翔鶴「あの……お呼びでしょうか?」
提督「翔鶴、いいところに来た!君はもし電車で痴漢に会ったらどうする!?」
翔鶴「ど、どうしたんですかいきなり……?」
提督「答えるんだ、翔鶴!」
翔鶴「は、はい!捕まえて警察を呼びます!」
提督「ば……かな……」
翔鶴「えっと……提督?」
提督「もう退出していい…… 翔鶴、君は普段は遠慮がちで優しい女性だが、必要とあれば毅然と振舞うこともできる大和撫子の鏡だ」
翔鶴「は、はい!ありがとうございます!……提督、何かあったんですか?」
提督「いやなに、私の常識が音を立てて崩壊していっているのさ」
翔鶴「そうですか……提督、もし私の助けが必要ならどうぞ遠慮なく申し付けください。微力ながらお役に立ちたいと思います」
提督「翔鶴、ありがとう。君にはずっと助けられているよ」
翔鶴「いえ、そんな事は……では提督、失礼します」
提督「ああ、ではまた」
提督「……」
ビスマルク「さて、これで納得したかしら?」
提督「っ!!いや、待て!!脅迫されたらどうだ!?」
~
瑞鶴『ふんふんふーん♪ お、これ新しいのだ!』
瑞鶴《私はコンビニが好きだ。何でもあるし、新しい商品を探して見ているだけでもすごく楽しい!》
瑞鶴『へ~なかなかよさげ!でも今日はアイスの気分だからまた今度ね』
汚っさん『……!!』
瑞鶴『さ~て、ど・れ・に・し・よ・う・か・な?……ってパピコの抹茶味がでてる!!へぇ~!!』
瑞鶴『ふむふむ、なるほどなるほど……提督さんって抹茶アイス好きだったよね?』
瑞鶴【はい、提督さん!パピコの新しい味出てたからあげる。一緒に食べよ】
提督【お、抹茶味か!いいセンスだ】
瑞鶴【抹茶好きだったでしょ?ん~……うん、おいしい!】
提督【よし、頂こう!…………うむ、おいしかった】
瑞鶴【えっ!?もう食べ終わったの?】
提督【知らないのか?パピコは揉んで少し温めてから食べれば一瞬で食べ終えることができるんだぞ?】
瑞鶴【いや、そんな事常識みたいに言われても……アイスの早食いなんて興味ないし】
提督【そうか。……うーん。やはりパピコの弱点はそのサイズだな。あと二倍は欲しい】
瑞鶴【これで十分でしょ……あ、駄目だよ!これは私のだから!】
提督【一口ぐらいいいだろう?上官命令だぞ】
瑞鶴【拒否します!んちゅ~~。っ!!あたまいたーい!!】
提督【アイスクリーム頭痛だな】
瑞鶴【いたい~!もう、最悪……ほら、残りはあげるわよ】
提督【ありがたいが、しかし俺もアイスクリーム頭痛になりそうだからなぁ……そうだ、ならもう温まっているのを頂こうか】
瑞鶴【え、どういうこtんっ!!】チュッ
提督【……うん、堪能した】
瑞鶴【い、いきなり何をしてるのよ!】
提督【嫌だったか?】
瑞鶴【嫌じゃないけどさ!もっとこう……あるじゃん!】
提督【そうか、悪かった。お詫びにこのアイスを食べさせてやるから許してくれ。ん】チュー
瑞鶴【え!それってもしかして……!?】ドキドキ
提督【ん】
瑞鶴【あ……ちゅぅ……ふぅ……】
提督【……どうだ?】
瑞鶴【……甘かった】
提督【そうか。もう一口、どうだ?】
瑞鶴【……】コクン
瑞鶴『えへへ……』
汚っさん『すいません』ガシッ
瑞鶴『いっ!!な、何よアンタ!!って店員さん?』
汚っさん『はい。そうです』
瑞鶴『えっと……何か御用ですか?』
汚っさん『さっきそこの棚で万引きしたよね』
瑞鶴『万引き!?していません!!』
汚っさん『そうかい、分かった。じゃあ荷物検査しても問題ないよね?』
瑞鶴『ええ、もちろんです!!』
汚っさん『じゃあ、ちょっと裏の事務所に来てもらえる?』
瑞鶴『はい』
おっさん《ひひ!うまくいったぞ!今日この時間帯はもう一人のバイトがバックレたおかげで俺一人だけだ!》
汚っさん《この時間帯じゃ客も来ないし、いよいよ計画を実行するときだ!》
汚っさん『じゃあ、ちょっと見せてもらうね』
瑞鶴『どうぞ……っ!?嘘!!』
汚っさん『これは……新商品のグミだね。ちょうどさっき君が立っていた所にあったものだよ?』
瑞鶴『そ、そんな……なんで……』
汚っさん『うん?この身分証は……君は艦娘なのかい?』
瑞鶴『は、はい……』
汚っさん『駄目だよ、軍人さんがこんなことしちゃあ……とりあえず警察に電話させてもらうね』
瑞鶴『うぅ……』
汚っさん『きっと君の基地にまで話がいって大変なことになるんだろうね……司令官が罷免されたり』
瑞鶴『提督さんが!?』
汚っさん『……そうだよ?君のせいで提督さんが路頭に迷うことになるかもね……』ニヤァ
瑞鶴『そんな!私、何もやっていないのに!!』
汚っさん『嘘はダメだよ~実際にここに証拠があるんだから』
瑞鶴『お、お願いします!!どうか警察には通報しないでください!!お金ならいくらでも払いますから!!』
汚っさん『そんなこといわれてもね~』
瑞鶴『何でもしますから!!』
汚っさん『何でも、ねぇ……じゃあ、』サワッ
瑞鶴『な!?』
汚っさん『こういうことでもいいなら、通報しないであげるよ』
瑞鶴『っ……!!好きにしなさいよ……!!』
汚っさん『じゃあ、下着姿になって』
瑞鶴『……!!くっ……!!』シュル シュル
汚っさん『いいねぇ~』サワサワ
瑞鶴『んっ……!!』ピクン
汚っさん『さすが若い子だ。風俗のババアとは肌の質が違うね』モミモミモミ ナデナデナデ
瑞鶴《このエロオヤジ……!!そいつは私の下着の上から暫く秘所や胸を愛撫してきた。気持ち悪いくて吐き気がする》
瑞鶴『んっ……くっ……』ピクンピクン
汚っさん『う~ん、瑞鶴ちゃんって結構控えめな胸だね』クリクリクリ クチュクチュクチュ
瑞鶴『チッ!!うるさいわよ!!黙ってできないの!?』
汚っさん『なんだい、偉そうに……その気になれば俺は通報することも可能なんだよ!?』
瑞鶴『っ……』
汚っさん『それに見ろよ!!こんなにはしたなく濡らしやがって!!本当は悦んでいるんだろ!!』
瑞鶴『ちがっ!!それは生理現象で……』
汚っさん『言い訳するなよ!!社会はそんなに甘くないぞ!!分かったらさっさとやるべきことをやったらどうなんだ!?』
瑞鶴『……や、やるべきことって?』
汚っさん『目上の人間には敬語で話しなよ!!謝罪するんだよ!!』
瑞鶴『は、はい……すいませんでした……』
汚っさん『そんなんじゃだめだよ!!私は万引きして警察に通報されるのを止めてもらうかわりに体を許すビッチで、今もはしたなく感じています。ごめんなさいって言いな!!』
瑞鶴『うぅ……くっ……ぐすっ……わ、私は、万引きして、警察に通報されるのを止めてもらうかわりに……か、……うぅ』ポロポロポロ
汚っさん『通報されたいみたいだね』
瑞鶴『い、いいます!!……ぐすっ……か、体を許す……び、ビッチですぅ……今も、はしたなく、感じています……ごめんなさい……ぐすっ』
汚っさん『ほう、じゃあお詫びのしるしに口でやってもらおうかな?』ボロン
瑞鶴『ひっ!?』
瑞鶴《こ、これが男の人のアレなの……!?こんなんがあそこに入るなんて無理よ!!》
汚っさん『さあ、早く!!』
瑞鶴『む、無理よ……できない……!!』
汚っさん『はぁ……仕方ないな。噛むなよ?』ズボォ
瑞鶴『な、何を……んふぅ!?んんんんんん!!』
瑞鶴《こいつはため息をついて私に近づくと、戸惑う私のツインテ―ルを掴み、強引に口の中に押し込んできた》
瑞鶴《大きすぎるソレが私の喉奥まで突き刺さり、吐きそうになる。まるでセックスのように私の口のなかを前後する》
瑞鶴『んふぅ!!お、おごぉ!!んはぁ!!んん!!』ブチュッ ブチュッ ブチュッ
汚っさん『おお、うまい舌使いじゃないか!いいぞ!』
瑞鶴《ひどく生臭いオスの匂いが私の咥内と肺、そして脳を犯す。頭がボーっとしてきた》
汚っさん『うっ……そろそろイいきそうだ……くっでる!!』ビュルルルル
瑞鶴『んぐっ……んぐっ……んぶぅ!?おええええ!!ぇ……げほっげほっ!!』
汚っさん『ふぅ、本当の強制イマラチオってのは癖になる。……鼻からザーメンたらしてる美少女ってのもなかなかいいものだな』
瑞鶴『うぐぅ……ぐすっ……』
汚っさん『ふむ、濡れ具合はまだまだってところか。仕方ない』
瑞鶴『もうヤダぁ……提督さん……っ!?や、やめてええええ!!』
汚っさん『じゅるるるる!!じゅばっ!!れろれろれろ』
瑞鶴『あっふぅん!!あ、やぁ……だめぇ……!!』ピクンピクン
瑞鶴《呆然として涙を流していた私に、そいつは下着をずらして私の秘所に吸い付いた。一番敏感な場所が無造作にいたぶられる》
瑞鶴《心で嫌がっていても、体は感じる。だってそういう風にできているんだから。自分の意志じゃどうしようもない》
瑞鶴『やめてぇ……!!だめぇ……!!ああっ少しでいいからぁ!!止まってぇ!!い、いちゃう!!イっちゃうからぁああああ!!』ビクンビクン
汚っさん『ふぅ……十分に濡れたね。じゃあそろそろ本番にしようか』スゥ
瑞鶴『はぁ……はぁ……はぁ……』
汚っさん「ふんっ……おー、処女だったのか!素晴らしい締まりだ!」ズプン
瑞鶴『はぁ……いっつ!!……え?え、え!?いやぁああああ!!』ニチィ トロォ
瑞鶴《提督のためにとっておいた私の処女は、この卑劣なオヤジに散らされた。刺すような痛みは耐えられても、その事実には耐えられなかった》
汚っさん『痛いかい?大丈夫、すぐに気持ちよくなるよ。んちゅ』ズップズップズップ
瑞鶴『嘘よぉ!!こんなの!!悪い夢だ!!んぅう!!んんんんんん!!』
瑞鶴《ファーストキスだったのに……この人に奪われちゃった》
瑞鶴《激しく突かれ、舌に口内を蹂躙され、痛みはいつのまにか快楽にかわっている。いつのまにか喘ぎ声を上げ始めている自分に気がつき絶望する》
瑞鶴《こんなの!!こんなのが初エッチだなんて認めない!!感じたりしないんだから!!》
瑞鶴『あっ!ああ!あん!あん!はぁん!』
瑞鶴《全部終わって帰ったら、すぐにうがいしてお風呂に入るんだ!!それで今日のことはなかったことにする!!》
汚っさん『うっふぅう』ビュルルルル
瑞鶴『はぁあん!!……え?』
瑞鶴《この感覚……まさか……》
汚っさん『いやぁ……年甲斐もなくたっぷり生中出ししちゃったよ。まあ、責任は取るからね』
瑞鶴《な か だ し さ れ た》
瑞鶴『う、嘘……嘘……!!うぅ……ふぐぅ……!!』
汚っさん『もう年だなぁ……一回で限界だ』
瑞鶴『もう……帰らして……』
汚っさん『いいよ』
瑞鶴『えっ!?』
汚っさん『じゃあ次にできるのはいつだい?』
瑞鶴『……はっ?』
汚っさん『まさかこれで終わりだとでも思ったのかい?あれを見なよ』
瑞鶴《そこにあったのは、防犯カメラだった》
瑞鶴『……』
汚っさん『今日のことは全部録画してあるからね。もし君が逃げたりしたら、これをネットにアップするからね。提督さんにも送ってあげよう』
~
瑞鶴《その日は、それで帰った。寮について、お風呂に行く。シャワーでうがいして、体を流した》
瑞鶴《ベッドで布団に包まる。涙があふれてきて止まらなかった。目が覚めたら全部なかったことになっていればいいのに》
~
瑞鶴『提督さん、終わったよー!!』
提督『おお、ありがとう瑞鶴。ちょうどこっちも終わったところだ。今日はもう終わりにしようか』
瑞鶴『本当!?やったぁ!!……!』ブーンブーンブーン
提督『? どうした?なにかあったのか?』
瑞鶴『いや、何でもないよ!あはは……じゃあ私、コンビニ行ってこようかな。なんか買ってきてあげようか?』
提督『え、うーん……じゃあ何かオススメのアイスでも買ってきてもらおうかな』
瑞鶴『うん、まかせて』
提督『おう、気を付けてな!……やれやれ、いつになったらディナーに誘えるようになるのか……』
~
汚っさん『来たね、早速始めようか』
瑞鶴『……』キッ
~
汚っさん「はぁ、はぁ、はぁ、うっでる!!」ビュルルルル
瑞鶴『んっ……くぅ……!!』ビクンビクン
汚っさん『ふぅ……ひくひく痙攣してるよ?イけるようになってきたみたいだね。開発のした甲斐があってよかったよ』
瑞鶴『っ……!』
~
瑞鶴『……あ、コンビニ』
瑞鶴《そういえば提督さんがアイス欲しいって言ってたっけ。正直、もうコンビニなんて嫌だ。行きたくない。けど買ってきてあげるって言っちゃったし》
店員『いらっしゃいませー』
瑞鶴『……あ、パピコ』
提督【ありがたいが、しかし俺もアイスクリーム頭痛になりそうだからなぁ……そうだ、ならもう温まっているのを頂こうか】
瑞鶴【え、どういうこtんっ!!】チュッ
提督【……うん、堪能した】
瑞鶴『……』
汚っさん【はぁ……仕方ないな。噛むなよ!?】ズボォ
瑞鶴【な、何を……んふぅ!?んんんんんん!!】
汚っさん【うっ……そろそろイいきそうだ……くっでる!!】ビュルルルル
瑞鶴【んぐっ……んぐっ……んぶぅ!?おええええ!!ぇ……げほっげほっ!!】
汚っさん【ふぅ……鼻と口からザーメンたらしてる美少女ってのもなかなかいいものだな】
瑞鶴『提督さんと……一緒に食べたかったな……私の口、もう汚されちゃったよ』ポロポロ
瑞鶴《結局、普通のカップアイスを買って帰った。提督さんが喜んでくれてよかった》
~
瑞鶴『……来たわよ』
汚っさん『ようこそ。じゃあさっそく楽しもうか』
~
瑞鶴『んっ!あぁ!はぁう!つぅ!』パンパンパンパンパン
汚っさん『ふひひ、喘ぎ声を隠さなくなったね』
瑞鶴『っ!!』
~
汚っさん『うーん。やっぱブルマはいいねぇ……』
瑞鶴『こんなの、いまどきどこも使ってないわよ。変態じゃないの』
汚っさん『おやぁ?その割には君も嫌がらなかったけどねぇ』
瑞鶴『それはっ……』
~
瑞鶴《とうとうホテルにまでついて行くようになっちゃった。二人でお風呂なんて……すごいドキドキする》
汚っさん『んっちょっと催してきたな……そうだ瑞鶴。お前、俺の小便のめよ』
瑞鶴『はぁ!?そんなの嫌よ!!本当に頭おかしいんじゃない!?』
汚っさん『……ちっ』
瑞鶴『!!わ、分かったわよ……飲めばいいんでしょ、飲めば……』
汚っさん『よし、じゃあ口開けろよ。……お、出るぞ』ズポッ チョロロロロ
瑞鶴『んぐっ……おごぉ!!うぐぅ!!』ゴクンゴクン
汚っさん『ふぅ……俺の小便まで飲むとか。お前本当は俺のこと好きなんじゃないか?』
瑞鶴『げほっ……だ、誰があんたのことなんか……』
汚っさん『ふーん。そんなこと言うのか。頭にきた。じゃあ今日は罰として生ハメだから』
瑞鶴『な、生ハメ……』
~
汚っさん『くっ、出そうだ……!!お前のマン○に俺の濃厚なザーメンをぶちまけてやるからな!!』ドッチュドッチュドッチュ
瑞鶴『いあやぁ!!やめて!!妊娠しちゃう!!』
汚っさん『うっ!!ふぅ……』ビュルルルルルルルル
瑞鶴『あああああああ!んはぁ…… で、出てる……私の中に……濃いのがたっぷり……』ビクンビクン
汚っさん『これからは生ハメしていくから妊娠したくないならちゃんとピル飲んでおけよ?まあ、責任とってやってもいいけど』
瑞鶴『はい……』
瑞鶴《とうとう最後の砦まで堕ちちゃった……私の全部、あいつのものにされちゃった……》
~
提督『お、瑞鶴。またコンビニか?』
瑞鶴『提督さん!うん、そうだよ』
提督『気を付けてな』
瑞鶴『ありがとう! ふふふふふ~ふふ~ふふふ~ふふ~ん♪』
提督『瑞鶴の奴、元気なくて心配したけど、元気になったみたいだな。よかった』
~
瑞鶴『あっ!!あっ!!あっ!!あっ!!』ズチュッ ジチュッ ズチュッ
汚っさん『おいおい、俺は腰を振ってないぞ?』
瑞鶴『い、言わせないでよ!!気持ちいいのよ!!』
汚っさん『アナ○が気持ちいいとかお前もどすけべになったな』
瑞鶴『そんなのないんだから!!私はどすけべじゃないもん!!』
汚っさん『鏡見てから言えよ。……ふぅ、でる!!』ビュルルルル
瑞鶴『ああああん!!はぁっ!!んふぅ……』ビクンビクン
汚っさん『ふぅ……瑞鶴』
瑞鶴『ん……むちゅっ、れろれろれろ』
汚っさん『そんな愛おしそうな顔でお掃除フェ○するようになるとはな。どうだ?そろそろ俺の彼女になるか?』
瑞鶴『れろれろれろ……ちゅぽん。そんなの、絶対にお断りよ///』
~
提督「ってことになるだろう!?そうだろう!!」
ビスマルク「……あり得るわけないじゃない」ジトォ
提督「嘘だそんなことぉ!!」
ビスマルク「こうなるわよ」
~
汚っさん『きっと君の基地にまで話がいって大変なことになるんだろうねぇ……司令官が罷免されたり』
瑞鶴『提督さんが!?』
汚っさん『……そうだよぉ?君のせいで提督さんが路頭に迷うことになるかもねぇ……』
瑞鶴『そんな!!私、何もやっていないのに!!』
汚っさん『嘘はダメだよぉ~実際にここに証拠があるんだから』
瑞鶴『お、お願いします!!どうか警察には通報しないでください!!お金ならいくらでも払いますから!!』
汚っさん『そんなこといわれてもねぇ~』
瑞鶴『何でもしますから!!』
汚っさん『何でも、ねぇ……じゃあ、』サワッ
瑞鶴『な!?』
汚っさん『こういうことでもいいなら、通報しないであげるよ』
瑞鶴『っ!!ダメ!!』バッ
汚っさん『なっ!?いいのかい!?警察に通報するからな!!』
瑞鶴『っ!!で、でも!!それだけはダメ!!それをしていいのは……提督さんだけなんだから……』
汚っさん『この万引き犯め!!提督がどうなってもいいみたいだな!?』
瑞鶴『万引犯じゃない!!私、やってないもん!!絶対に!!……そうよ、やってないわ!!だから警察でも何でも呼べばいいじゃない!!』
汚っさん『こいつぅ!!』
瑞鶴『私も提督に連絡するから!!』
汚っさん《なんだと!?くそ!!予想外の展開だ!!大事になったら監視カメラの映像をチェックされて、俺が入れたのがばれてしまう!!》
汚っさん『ふざけるな!!やめろ!!』
瑞鶴『なんでよ!!別に逃げたりしないから!!こっちは国家に属する組織なのよ!?』
汚っさん『わ、分かった!!もういい!!今日の所は勘弁してやるからもう帰れ!!二度とやるんじゃないぞ!!』
瑞鶴『!?……あやしい!!』
汚っさん『はぁ!?』
瑞鶴『いきなり態度が変わりすぎじゃない!!もし私が本当にやったと思っているなら警察を呼べばいいだけだわ!!』
汚っさん『だ、だから勘弁してやるって言ってるだろ!?』
瑞鶴『すぅ~はぁ~。ふぅ…… なんでいきなり勘弁したのよ?何か警察を呼んだら困る事でもあるのかしら?』
汚っさん『な、何もねぇよ!』
瑞鶴『ないなら、提督を呼んでも構わないわね?』
汚っさん『くっクソアマめ!!』スッ
瑞鶴『止まれ!!』
汚っさん『!?』
瑞鶴『私は毎日のように深海棲艦と戦ってるのよ?艤装の力が無くても一般人なんかに負けるわけがないでしょう?』スッ
汚っさん『ひい!?』
瑞鶴『分かったら大人しくしていなさい。いい?』
汚っさん『わ、分かりました……』
~
提督『うん?電話か?瑞鶴からか』モーシモーキーミーガー
提督『もしもし?』
瑞鶴『提督さん?私だけど、ちょっとコンビニまで来てくれない?』
提督《声の調子がおかしい……何かあったのか?》
提督『分かった。すぐに行く』
瑞鶴『ありがとう!提督さん……私、万引きしたって言われて……けどやってないの!!本当だよ!!』
提督『なに?馬鹿な。お前がそんな事するわけないってわかってるよ』
瑞鶴『提督さん……!!私、怖くて……警察に通報されたくなければ……エッチな事させろとか言われるし……ぐすっ』
提督『なん、だと…… すぐに行く!!電話はつないだままにしておけ!!』
瑞鶴『提督さん……!!うん!!』
提督『吹雪!!警察の手配を頼む!!すぐそこのコンビニだ!!』
吹雪『えぇ!?は、はい!!分かりました!!』
~
瑞鶴『提督さん!!』ダキッ
提督『瑞鶴!!』ダキッ
瑞鶴『怖かったよぉ……!!警察に通報したら提督さんが路頭に迷うことになるとか言われて、私、どうすればいいか分からなくて……!!』ポロポロポロ
提督『もう大丈夫だ……で?うちの瑞鶴が何をしたって?』
汚っさん『そ、その……万引きを……』
提督『ほぅ……で、証拠はあるのか?』
汚っさん『いえ、その……カバンの中からグミが出てきて』
提督『本当か?』
瑞鶴『うん……でも、本当にやってないの!!』
提督『そうか、分かった。……それでは、監視カメラの映像を見せてもらおうか?』
汚っさん『い、いくら軍人とはいえ、見せるわけにはいきません…… 警察でもないと……』
警察『すいませーん!!通報があって来ましたー!!』
提督『いいタイミングだ。じゃあ監視カメラの映像を見せてもらおうか』
汚っさん『は、はい……』
瑞鶴【ふーん♪】
汚っさん【……】スッ
提督『……決まり、みたいだな』
汚っさん『……』
警察『はい、午後8時54分36秒、脅迫罪及び強制わいせつ罪で現行犯逮捕』
瑞鶴『提督さん、提督さん!!』ギュッ
提督『瑞鶴、怖かったろうな。今日はもう帰ろう。アイスなら俺が買ってやる。どれがいい?』
瑞鶴『うん、ありがとう!!じゃあその抹茶パピコをお願い』
提督『なんとまあ!!抹茶味が出たのか!?俺も買おうかな』
瑞鶴『あ、大丈夫だよ、パピコだし。二人ではんぶんこしてたべよ?』
提督『瑞鶴……ああ、分かった』
瑞鶴『……♪』スリスリ
~
提督「……自分の好きな人が路頭に迷うと言われたら、受け入れざるを得ないものではないか?」
ビスマルク「いや、普通に助けを求めるでしょう。それしかないのならそうするかもしれないけど」
提督「普通に助けを求めるだと……?しかし、助けを求めるなら警察を呼ぶと言われても呼ぶと思うか?」
ビスマルク「ええ、もちろん。一万円払ってもらおうかとかなら払う子もいるかもしれないけど。それが体の関係ともなれば受け入れる子なんていないわよ」
ビスマルク「女としての一番大切なものが危機にさらされているんだから、頼れる男性に助けを求めるのは当り前よ。そもそも、身に覚えがないしね」
提督「!! じゃあ身に覚えがあるならどうだ!?」
ビスマルク「はぁ?貴方、ズイカクがそんな事すると思っているの?」
提督「まさか!!たとえばの話だ!!」
~
瑞鶴《ほんの出来心だった。ただ、悪いことをしてみたいとか、そういった特に意味のない理由からだった》
汚っさん『何か弁解することはあるかい?』
瑞鶴『……』
瑞鶴《まさかこうなるなんて……》
汚っさん『何もないかい?じゃあ警察に通報させてもらうね』
瑞鶴『……』
汚っさん『はぁ、それにしても提督さんも可哀そうに。これで処分確定だな』
瑞鶴『え!?』
汚っさん『……もちろんそだろう。部下が犯罪行為をしたなら、それが上司の教育が悪かったにつながるのはごく自然だ』
瑞鶴『そんな……け、警察へ通報するのだけは止めてください!!』
汚っさん『へぇ……じゃあ、もしおじさんとセックスするなら通報しないでいてあげる』
瑞鶴『セックス!?』
汚っさん『どうする?俺はどっちでもいいよ?』
瑞鶴『お金払うじゃダメなの……!?』
汚っさん『もちろん』
瑞鶴『……っ!!分かったわよ……』
汚っさん『いいね!ふひ!じゃあさっそくやろうか』
瑞鶴『っ……!!』
~
提督『ほら、これなら隙が無い!!』
ビスマルク『……うーん。かもね。けど、こういった事で関係を持っても、心まで靡かないから』
~
汚っさん『ふぅ……でたでた』
瑞鶴『……終わったのなら帰るわよ?』
汚っさん『もう?』
瑞鶴『だって、貴方と話すことないし』
汚っさん『瑞鶴ちゃん、もっと仲良くなろうよ~』
瑞鶴『お断りね。私が貴方に抱かれるのは、提督さんの為だけだから』
汚っさん『え~コレの虜になるのはいつなんだろう』ボロン
瑞鶴『ならないわよ。多少平均より大きくても、いれた具合はそんなに変わらないから。大切なのは愛でしょ』
~
提督「そんなバカな……!?」
ビスマルク「それからこうつながるわね」
~
汚っさん『ふぅ……何度抱いても飽きないね』
瑞鶴『……』
汚っさん『……それで、次に会えるのはいつなんだい?』
瑞鶴『これが最後よ、ケダモノ』
汚っさん『……は?』
瑞鶴『最後って言ったの。もう二度と会わないわ』
汚っさん『自分の立場が分かってないの?』
瑞鶴『それは貴方の方でしょ?』
汚っさん『はぁ?』
瑞鶴『あれからもう一週間。少し調べたけれど、防犯カメラの記録はもう上書きされてるでしょ』
汚っさん『なるほどねぇ……まあ、考えたみたいだけど。生憎、個別に保存してあるから』
瑞鶴『私が万引きしたところを?それとも、強姦しているところを?』
汚っさん『あれは和姦だろ?』
瑞鶴『音声なしで、そう思ってくれるかしらね?』
汚っさん『……』
瑞鶴『まあ、どちらにせよ、大切なのはコンビニの関係者がもうその映像を確認できない事だから』
汚っさん『つまり?』
瑞鶴『もうあんたに従う必要はないってこと』
汚っさん『いいのか?俺が保存している動画を使うぞ?』
瑞鶴『そうすればお前も破滅するわよ?防犯カメラの映像を勝手にコピーしたり、私に脅迫や強姦したりしたんだもの』
汚っさん『なっ……!?』
瑞鶴『一週間、付き合ってあげたでしょ?このことはなかったことにするわ。互いにとって悪くない取引でしょう?私にとっては、これでもう自由になる』
瑞鶴『お前にとっては、一週間私を自由に楽しんだうえに、何のリスクもなく手を引けるのよ?』
汚っさん『……』
瑞鶴『ここが潮時よ。どうすればいいかは一目瞭然だと思うけど』
汚っさん『……ちっ。分かった。もう終わりにしてやろう』
瑞鶴『交渉成立ね。じゃあさようなら』
~
提督「……なんとまあ。いや、確かにそうなのか?しかし……そんなわけ……」
ビスマルク「少なくとも、ヤられ続けるようなことはないわね」
瑞鶴「提督さーん、ピノ買って来たんだけど一つ食べない?」
提督「瑞鶴!!ちょうどいいところに!!お前、もし万引きしたことを隠す代わりに汚っさんバイトにセックスさせろって言われたらどうする?」
瑞鶴「はぁっ!?って、え?せっ……何!?」
提督「ちなみに、もし警察に通報されるとお前の愛する人まで一緒に破滅するとしたらだ」
瑞鶴「意味不明よ!!本当にどうしたのよ!?」
提督「大事な質問だ。答えてくれ」
瑞鶴「わ、私……そんなことしたことないよ?本当に。何かあったの?」オドオド
提督「いや、本当に仮定の話だ。ただ自分の意見を言ってくれればいい」
瑞鶴「……わかった。そうね、もし、万引きがばれて提とkゴホン!!……愛する人を破滅させるか、相手の言いなりになって体を許すとしたら……」
提督「……!」ゴクン
ビスマルク「……」
瑞鶴「……目撃者を殺してなかったことにする。かな……」クスッ
提督&ビスマルク「「!?」」ゾクッ
瑞鶴「なんて!冗談だよ、あはは!考えてみたけどそういうことはよくわからないから、力になれないわね」
提督「そ、そうか。ははは!驚いたぞ」
瑞鶴「うふふ!提督さんが変な事聞くからいけないんだからね!罰としてピノはお預けです!」
提督「一つくらいいいだろう」
瑞鶴「駄目です!」
提督「……仕方ないか。すまなかったな、瑞鶴。特に意味はないから気にしないでくれ」
瑞鶴「分かった。じゃあ、失礼するね」
提督「うむ」
瑞鶴「……」チラッ
ビスマルク「……」
提督「……? ビスマルク?瑞鶴?どうしたんだ」
瑞鶴「……何でもない。じゃね」
提督「あ、ああ。……何だったんだ?」
ビスマルク「……さあ?ともかく、これで脅されてもそういうことはないってわかったわね?」
提督「くっ!まだだ!まだ終わらんよ!合コンでチャラ男にNTRれるのはどうだ!?」
~
ギャル『マジでお願い~!!このまえ大和っちの写真見せたらみんなが呼べ呼べうるさくてさ~人助けだと思ってお願い!』
大和『しょうがないなぁ……分かったわ』
大和《昔の友人から強引に合コンに誘われた私は、つい断れず参加することにしてしまった》
大和《高校デビューしてから雰囲気が変わって近づき難くなり、艦娘になってからは疎遠になっていた子だ。今頃連絡してくるとは思わなかった》
大和《私は合コンが初めてだ。けど、実は少女漫画で読んだことで、ちょっと興味を持っていた。少しだけ楽しみだったけど……今は後悔している》
キャハハ エーマジ? マジマジ オレッテマジワルイヤツダカラサァ
大和『……』
大和《私以外の人は、男も女もみんな遊んでいるって一目見れば分かる外見だった。この場のノリにもついて行けない》
大和《やっぱり漫画とかにあるようにはならないよね。いや、帰りが遅い私を心配して提督が来てくれたりするかも》
チャラ男『そろそろ頃合いだわ。ちょっと大和ちゃん堕としてくる』
ヤンキー『マジやべーわwいけたら画像送れよw』
チャラ男『おう、任せろよw』
大和『……そろそろ帰ろうかな』ズズズ
チャラ男『大和ちゃーん飲んでるぅ?さっきからちょっと静かだよねぇ?おしとやかな子な感じ?』
大和『え?あ、チャラ男さん。いえ、ちょっとこの雰囲気に慣れなくて』
チャラ男『あ~分かるわぁ~大和ちゃん真面目そうだもんねぇ~けど、こういう時ぐらいハメ外した方がいいって』
大和『あははは……』
チャラ男『お、これただのジュースじゃん!俺が奢ってあげるからさ、これ飲んでみなよ』
大和『いや、悪いですから…… なんですか、これ?』
チャラ男『これ?スクリュードライバーっていうの。オレンジジュースみたいなもん!アルコールも強くないし、試してみ?』
大和《それは本当にただのオレンジジュースみたいで、少し興味のあった私は飲んでみることにした》
大和『じ、じゃあいただきます。ん……っ!』
チャラ男『どう?うまいっしょ』
大和『はい、お酒ってこんなに美味しいものなんですね』
チャラ男『カクテルはマジでいろいろな味あるから好みの奴探してみ?ほら、こっちはカシスソーダ。炭酸大丈夫?』
大和『大丈夫ですよ。なんかワインみたい』
チャラ男『ワインベースのカクテルもあっからさ、今日はいろいろ試してみて好みの奴見つけようぜ』
大和『へぇ~すごいですね』
~
大和『ひっく……』クラクラ
チャラ男『よし、一丁できあがり。じゃあオレこの子介抱して家に送っから先抜けるわ』
ヤンキー『やべーwマジでやりやがったw』
ギャル『気を付けてね~』
チャラ男『大和ちゃ~ん立てる~?』
大和『は~い、たてますよぉ~大和はぁ~大丈夫ですぅ~』
チャラ男『じゃあ肩貸してあげるから行こうか~』
~
ズッチュズッチュズッチュ
大和『んぅ……』
大和《あれ、私どうなったんだっけ?頭とあそこがじんじんする……》
大和《……え?あそこ?》パチッ
チャラ男『ふぅ……!!ふぅ……!!』ズッチュズッチュズッチュ
大和『……え?え!?』サァ
チャラ男『お、ほぉっ……!!起きた大和ちゃん?』
大和『な、あん!なんで……!!』ピクン
チャラ男『どう?感じるようになってきたっしょ?初めてでもちゃんと前戯してローション使えば普通に気持ちよくなれっから』
大和『そ、そんなことどうでもいいです!なんでこんなことになって……!?』
チャラ男『え~何でって俺ら付き合い始めたじゃん。あっ別に突き合うとかけてるわけじゃないからな?』
大和『何を言って……そんな事言われても知りません!!』
チャラ男『知らないって傷つくわ~まあ、証拠はあとで見せてあげるからとりあえず一回イかせて』ズチュズチュズチュズチュ
大和『や、止めて!!止めてぇ!!』
大和《私の初めて。提督にあげたかったのに、奪われちゃった…… 意識のないうちになんて…… 大切に、守ってきてたのに……こんな……!!》ツゥ
チャラ男『くぅ、出る』ビュルルルル
大和『っ!?いやぁああああ!!』
チャラ男『うっ……ふぅ……いやぁ気持ちよかったわ~大和ちゃんまじ名器、顔も胸も今までの女の中で最高だし、ついてるわ~』
大和『うぅ……ぐすっ……!!』ポロポロポロ
チャラ男『おいおいおい、泣いちゃうそこ?せっかく彼女を悦ばそうと思って頑張ったのにガチで傷つくわ』ズルッ ドロッ
大和『彼女!?……な!?……ひ、避妊せずに……ぐすっ……したんですか!?』
チャラ男『だって俺、そんなつもりなかったからゴム持ってきてないし。アフターピル飲めば大丈夫っしょ』
大和『なんて無責任な!!』キッ
チャラ男『……さっきから被害者ぶってっけどさ、そもそも誘ってきたのはそっちだからな?』
大和『嘘ですよ!!そんなことする訳ありません!!』
チャラ男『じゃあこれ見てみろよ』つスマホ
大和『!!??』
大和《そこに写っていたのは、どこかの道端でこの男とキスしている私だった。全く記憶がない》
大和《私は提督さんにそうしたいと妄想していたように、首に手を回して唇を重ねている。いや、それだけじゃない》
大和《開いた口からして、とても濃厚なディープキスをしているとしか思えない。ありえない》
大和《こんな肌を焼いて金髪に染めてピアスを付けたような奴!!私の好みはアトミラールさんのような真面目で誠実な人なのに!!》
大和『こんな、酔ってr』
チャラ男『これだけじゃねぇからな?ほら』
大和『なっ!!そんな……!?』
大和《その男が見せてきたのはありえない写真の数々だった》
大和《その男に胸を揉まれている私、スカートをたくし上げて下着を露出している私、チャックを下ろして露出している猛った男の性器を手で握っている私》
大和『言っとくけどこれ全部お前が自分からやってきたんだからな?動画もとってあるから見ろよ』
大和『……』マッサオ
チャラ男【はい、じゃあもう一度どうぞ~】
大和【はい!私は、貴方が好きです!あなたがしたいことなら何でもします!】
チャラ男【マジで?エロい事も?】
大和【ウェルカムです///】
チャラ男【いいねぇ~じゃあそういう時はどうすればいいんだっけ?】
大和【こういう時は、あそこにあるホテルでぇ、少し休んでいきませんか?】
チャラ男【マジか~そうなったら俺、我慢できなくなるかもしれないけどいいの?】
大和【はい!もちろん!】
チャラ男【おほっ!!実は俺もお前のこと結構かわいいと思ってたんだよねぇ!】
大和【嬉しいです!私も会った時からカッコいい人だなって思っていました!……私と付き合ってくれませんか?】
チャラ男【余裕でOKだわ。じゃあ行こうか】
大和【あ、ありがとうございます!】
チャラ男『ここで終わりなんだけどさ、まだいうことなんかある?』
大和『そん……な……』
大和『はぁ~マジで傷ついたわ。ぜってー許さねえから。ギャルに頼んでこの事周りに言いふらさせるからな?もちろんお前の今のダチとかにも全員な?』
大和『や、止めて!!』
チャラ男『ふざけんなよ。お前自分がそういうことされたら許せるのかよ』
大和『そ、それは……お酒のせいで……』
チャラ男『酒のせいにすんのかよ。マジで最悪だな。分かったらさっさとどっか消えろよ』
大和『……』グスッ
チャラ男『……んだよぐすぐすぐすぐすと。うぜえから早く消えてくれない?』
大和『ごめんなさい……お願いですから許してください……酔ってたんです……』
チャラ男『だからぁそれで許せるわけないっての!!さっさと消えろよもう』
大和『何でもしますから!!何でもしますから言いふらすのだけは止めてください!!』
チャラ男『何でもかよ……じゃあ俺と付き合ってくれる?』
大和『えっ……』
チャラ男『俺もさ、ああ言われてカッとなっちまったけど、酒の間違いってのはまあ分かるわけよ』
チャラ男『でも俺は大和ちゃんのことマジで好きになったからさ、はい、そうですかで見逃せないわけ』
大和『……』
チャラ男『だからこれから一ヵ月俺と付き合ってくれよ』
大和『えっ一ヵ月?』
チャラ男『そう、一ヵ月。その間に俺は大和ちゃんを惚れさせてみせるからさ、だからその間だけ俺にアピールさせてくれよ』
チャラ男『もし一か月たっても俺のことが好きになれなかったらその時はまあ別れるのも仕方ねえからさ』
大和『一ヵ月……』
チャラ男『な、悪くないだろ?』
大和《ここで断れば、こんな痴態をみんなに知られちゃう……お酒に呑まれた私の自業自得よね……こんな奴に惚れるとありえないし、受けるしかない》
大和『分かりました……それでお願いします』
チャラ男『よっしゃ!!じゃあさっそく二回戦突入しようか』
大和『え!?』
チャラ男『付き合ってるオトコとオンナは、ヤるのが当たり前だろ?』
大和『……っ!!……分かりました』
チャラ男『よし、じゃあ気持ちよくさせてやっから期待してな』
チャラ男《うまくいったぜ!あの画像は泥酔しててよくわかってないところでああやってとっただけだからなぁ》
チャラ男《動画も大和ちゃんが好きな提督とかいう奴が喜ぶからやってみ?俺が練習相手になってやるよって撮ったやつだ》
チャラ男《記憶がとんでなかったらどうしようかと思っていたが、うまくいったな》
チャラ男『にしてもホント大和ちゃんって理想の女だよなぁ。顔はもちろん、体つきも最高!挙句の果てにはこういった評価が下がりやすい所まで完璧だもん』サワッ
大和『っ……』
大和《そういうと男は私の恥丘に薄く茂った陰毛を撫でつける。こんな所まで見られて、悲しみと羞恥に打ちのめされる……》
チャラ男『脱毛してるような面白味のない奴とは違うし、ケツの穴の周りまでびっしりなゴリラ女でもない。剃らずにこれなの?それともちゃんと処理してるの?』
大和『……処理は、していません。もともとそんな生えない体質みたいで』
チャラ男『いいねぇ~最高だよ』クチュッ
大和『んっ……はぁ……ああ……』
大和《男はひとしきり私を褒めると、おもむろに私の秘所を愛撫してきた。生理的な現象はどうしようもなく反応してしまう》
大和《一番気持ちのいいところをあえて放置するいやらしい触り方、悔しいけどこいつは上手い。自分で触るのとは比べものにならないぐらいに昂る》
大和『はぁ……つぅぁ……ああん!!』ピクン
大和《声が漏れちゃう!!こんなの……駄目なのに》
チャラ男『おし、十分焦らしたっしょ。イかせてやるよ。普通にやった時とは比べものにならないから期待してな』クチュクチュクリクリ
大和『んっ!!はぁあ!!だ、だめええええ……!!』ビクンビクン
チャラ男『おっと、まだ終わりじゃねえぞ?』ジュプジュプジュプ
大和『ああああ!!イったばかりだから!!イったばかりだからやめてぇ!!』
大和《ただただ女をおかしくするだけが目的の乱暴な指使い。敏感になっている私の肉芽に無造作に快楽を送り込んでくる》
大和『いやぁああああ!!おかしくなっちゃう!!おかしくなるぅ!!』プシャァア ビクンビクン
大和《そのまま再び絶頂を迎えるまでされてしまった。脱力して何もできなくなってしまう》
チャラ男『どう?気持ちよかったっしょ?』
大和『……知りません』
チャラ男『いやいや、潮吹いてたのに強がっても無駄だからw』
大和『……!!』ギュッ
チャラ男『おし、じゃあ今度は俺が気持ちよくしてもらおうかな』ビンビン
大和『!?』
大和《これが男性のあれ……!!なんて大きさなのかしら……こんなのがここに入っていたなんて信じられない》
大和『……』ゴクン
チャラ男『ガン見し過ぎだだろw まあ、俺のはすげえでかいから気持ちはわかるわ。今までの女も虜になってたし』
大和『そ、そんな事!!じゃあなぜ貴方に彼女がいないのかしら?』
チャラ男『あ?ああ、それは俺が振ったから』
大和『……なぜ?』
チャラ男『俺って結構純情だからさ、体の関係が第一とか無理なんだわ。けど今までの女はこれの虜になっちまってセックスばっか求めてきやがんの』
チャラ男『だから振ってやった。まあ、どうしてもっていうからセフレ程度にはしてやってっけどなw』
大和『なんてことを……最低です!!私は、そんな人に惚れたりなんてしません!!』
チャラ男『怒んなってw 被害者は俺だから。まあ、大和ちゃんは違うって信じてっから安心だけど』
大和『当たり前です!!私はそんな風にはなりません!!』
チャラ男『分かってるって。とにかく待ちきれねぇからさ、続けようぜ?早くしごいてくれよ』
大和『っ……こ、こうですか?』ナデナデナデ
チャラ男『うーん、悪くはねえけどやっぱ物足りねえなぁ。もっと強く握って緩急着けろよ』
大和『……』シュッシュッシュッシュッ
チャラ男『おほ!!いいわこれ!!後は裏スジとかカリ裏とかも忘れずにな?』
大和『……』グニグニグニ
チャラ男『やっべぇ……すげえよコレ……そのまま、そのまま……うっ!!』ビュルルルル
大和『きゃあ!?』ビチャ
チャラ男『ふぅ……すっげぇ良かったわ。じゃあ舐めてもう一度たたせて』
大和『うぅ……顔だけじゃなくて、髪にまで……はっ!?何、言ってるのよ!?』
チャラ男『普通だから!フェ○ぐらい普通だから!はやくしてくれよぉ。じゃないと皆に言いふらすぞ?』フリフリ
大和『くっ……あむ』
チャラ男『ちゃんと根元まで咥え入れろよ?それで舌と唇で愛撫すんの。……あぁ、そこそこ。それいいわ』
大和『ちろちろ……んじゅっじゅるるるる、ずちゅぅ、ぶちゅう』
チャラ男『おしおしおし……おし、ストップ』
大和『んはぁっ……ぺっ』
チャラ男『行儀わりいなぁ。じゃあこっち来いよ。俺の膝の上に向かい合ってまたがれ』ギシギシギシ ボスン
大和『……』
大和《そういうと、男はベッドの端に腰かけ、膝を叩いてくる。従わざるを得ない。黒光りする猛々しいアレがぴくぴくと痙攣している》
チャラ男『あ、普通に足は俺にまわせよ?あと何があっても俺を抱きしめて手をはなすな。危ないからな』
大和『えっ……何をするつもりなの?』
チャラ男『快感で頭ぶっ飛ばしてやろうとしてんの。ほら、はやく。自分でいれろよ』
大和『……んっはぁ』ギシッ ジュプププ
チャラ男『おほっ……よし、じゃあ行くぜ?』ズチュンズチュンズチュンズチュン
大和『んっふぅ!?はぁん!!ああああ!!だめぇええええ!!』
大和《男はベッドのスプリングを利用して、ばね仕掛けの人形のようにありえない激しさで私を突き立てる》
大和『しきゅう!!しきゅうこわれちゃうからぁ!!』
チャラ男『大丈夫だって!!怖がらないで受け入れな!!ポルチオ覚え込ましてやるよ!!』パンパンパンパンパン
大和『いやぁああああ!!』
大和《今まで感じたことのない、疼くような快楽を一番奥で感じる。長く太いアレが私の子宮を突き上げ、膣の中をそれの形に拡張していく》
大和《体が作り替えられていることを感じた。この男専用の女になっていくことに抗えない。すでに手遅れだ。耐え難い快楽に思わず男を強く抱きしめてしまう》
チャラ男『ノってるみたいだねぇ!!んちゅ』
大和『んぅ!!ふぅん!!はぁ!!れろおれろおれろお、じゅるじゅる』
大和《唇を重ねられ、舌が侵入してくる。私は自分の舌を絡ませ、熱いディープキスを交わす》
男『んはぁ……やべえ、そろそろ出るわ……!!大和!!お前を孕ましてやる!!』パンパンパンパンパン
大和『はぁん!!染まっちゃう!!全部あなたに染まっちゃう!!』
チャラ男『染まれ!!大和!!俺に染まれ!!くぅ!!』ビュルルルル
大和『ああああああああ!!』ビクンビクン
チャラ男『ぅ……ふぅ……最高だったわ』
大和『あひぃ……』ビクッ ビクッ
チャラ男『な?どうだったよ。めっちゃ良かったろ?俺の彼女になるってもう決めねぇ?』
大和『ら、らめぇ……まだ決められないのぉ……』
チャラ男『そうかよ。まあ、あと一ヵ月あるし、じっくり考えてくれや』
~
提督『大和、ちょっといいか?次の出撃についてなんだが』
大和『提督、はい。大丈夫ですよ』キラッ
提督『よし。……ん?お前、ピアスなんてしてたのか?』」
大和『え?あ、はい。ちょっといいなって思って』
提督『そうか……それで次の出撃なんだが』
~
ザワザワザワ
提督『ん?重巡たちが騒いでるな……どうした?』
筑摩『あ、提督さん。こんにちは』
利根『おお、提督!なに、大和の下着がえぐいって話をしとっただけじゃ』
提督『!?』
古鷹『ちょっと利根!!提督さんとは言え男の人なんだから!!』
利根『む、確かにのう……済まんが忘れてほしいのじゃ』
提督『いや、無理言うな』
青葉『まあまあまあ!図らずとも提督に知られてしまったわけですし、この際これが男性からしてみてどの程度のレベルか聞きましょうよ』
古鷹『青葉!』
加古『まあいいんじゃない?ちょっと気になるし』
衣笠『確かに』
青葉『決まりですね。じゃあこれを見てください』スッ
提督『全く。盗撮は止めろとあれほぶほっ!!??』
筑摩『盛大に吹き出しましたね……やはりあれは男性としてもなかなかえぐい一品の様ですね』
利根『まあ分かってたのじゃ』
提督『まさか……あの大和がこんなのを?』
提督《青葉が渡してきたのは、大和のスカート内の盗撮画像だった。大和が穿いているのは……かなりえぐい下着だった》
提督《そもそも、下着としての役割を果たしていない。青葉の手で黒く塗りつぶされてはいるが、実際は秘所が露出しているだろう》
提督 《男を興奮させる以外の目的が全く分からない。そんな下着をあの大和が穿いているなんて……》
衣笠『少し前までは普通だったのにねぇ……』
加古『ははぁ~ん……これは男でもできたかな』
提督『なん……だと……』
~
大和『提督、艦隊が帰投しました』
提督『ご苦労様!ゆっくり休んでくれ。……ん、肩になんかついてるぞ?ってお前、入れ墨してるのか?』
大和『え、あ、はい。そうですよ?』
提督『いつからだ!?』
大和『少し前からです。……えっと、駄目ですか?』
提督『……いや、そういうわけではないが』
大和『そうですか、良かった。じゃあ失礼しますね』
提督『ああ』
~
武蔵『提督』
提督『武蔵か。どうした?』
武蔵『貴様は口が堅いと思ってるがどうだ?』
提督『なんだ藪から棒に……まあ、約束は破らんよ』
武蔵『では、これから相談することは絶対に秘密にしてくれ』
提督《あのいつも凛々しい武蔵がこんな不安そうにするなんて!何があったんだ……?》
提督『分かった。話してくれ』
武蔵『ああ。……提督、これは私も信じがたいのだが』
提督『……』ゴクッ
武蔵『大和がピアスをしている』
提督『……ピアスゥ!?そんなの一か月くらい前からだろ』
武蔵『それは耳につけている奴だろう?』
提督『そうだ』
武蔵『私が言っているのはそれではない。……大和は、乳首にピアスをしているんだ』
提督『はぁ!?』
武蔵『私も信じられなかった!だがそれが真実だ。誰かに変に影響されたに違いない!』
武蔵『あいつは誰にも言っていないみたいなんだが、誰か男が出来たという話は聞いているか?』
提督『……いいや、聞いていない』
武蔵『そうか……なあ、提督。私はどうすればいい?あいつがおかしくなってしまったようで……とても嫌だ』
提督『……とりあえず、明日にでも大和と話をしてみよう』
~
提督『大和!!』
大和『はい?なんですか?私この後出かけるんですけど』
提督『出かけるってどこへだ?』
大和『どこでもいいじゃないですか。それより、何のようなんですか?』
提督『っ!?……お前、最近何か変わったことはないか?』
大和『はぁ?特にないですけど』
提督『……お前が胸にピアスのようなものをつけているという話を聞いてな』
提督『以前のお前からしてみたら考えられない行動だったから気になったのだ。そんなものつけてないよな?』
大和『そんなものぉ!?ちっ!!提督、マジでうざいですよ!!』
提督『!?』
大和『イかしてるじゃないですか。これだからダサイ連中は……』
提督『大和……?』
大和『とりあえず私は急いでいるのでこれで失礼します』
提督『待て!!何処へ行くんだ!?』
大和『……しつこい!!関係ないでしょ!?』
提督『っ』
大和『ふん!!』タッタッタッ
提督『ま、待て!!』
提督《追いかけたが、鎮守府のすぐ外に泊まっていた趣味の悪い改造車に乗り込んでしまい追いかけることができなかった》
~
提督《その後、大和は二日間の休暇の間、戻ってくることはなかった。そして》
大和『提督、失礼します』
提督『あ、ああ、大和か。戻ったか』
大和『はい、ただいま戻りました。そして、もう二度と戻って来ません』つ辞表
提督『……は?』
大和『私、妊娠したんで結婚することにしたんです』
提督『妊……娠……?結婚??』
大和『はい。チャラ男くん、来て』
チャラ男『おうおう、マジで偉い人じゃんw やっべぇ~わw』
提督『何だお前は?』
チャラ男『はっ?お前とか初対面の人間に言う言葉じゃなくね?』
提督『質問に答えろ……!!』ギロッ
チャラ男『ちっ……分かったよ。俺はこいつの夫。わかる?夫!』ガシッ クチュクチュ
提督『!!??』
大和『あん!!ダメだよ、人前じゃん///』ピクン
チャラ男『この失礼な奴にお前が誰のモノか知らしめてやんの』
大和『大丈夫だよ。私あんな礼儀のなってないダサい奴とかマジで無理だし』
チャラ男『おいおいw 面と向かって言っていいのかよ?好きだったんだろw』
大和『止めてよ!私が世間知らずだっただけだからw』
提督『やま……と……』
チャラ男『うわぁひでぇw まあ、とりあえずそういうわけだから。二度とこいつにちょっかい出すなよ。行くぞ』
大和『うん///』
提督『そんな……馬鹿な……』
~
提督「ぐわああああ!!」ガン ガン
ビスマルク「ちょっ!?何やってるのよ!?」ガシッ
提督「はぁ……はぁ…… ふざけるなよ大和ぉ……貴様そんなクソ野郎に靡くだけでなく、命を懸けて戦っている皆を置いていくのか……!?」
提督「いや、しかしそれは……解体申請は艦娘の権利……だが、こんなこと……おのれぇ……大和ぉ……!!」
提督「そもそも提督のことが好きでチャラい奴は嫌いじゃなかったのか!?そんな奴を好きになるとかお前まで頭のネジとんでるぞ!!」
提督「やはり、ただ快楽があればいいだけのクソビッチだったんだ!!これだから女は信用ならない!!」
ビスマルク「お、落ち着いて提督!!それもあなたの妄想だから!!ありえないから!!」
提督「何がありえないんだ!?」
ビスマルク「そんなことになれば普通に警察沙汰だからね!?ほら、こうなるわよ!!」
~
チャラ男『だからこれから一ヵ月俺と付き合ってくれよ』
大和『えっ一ヵ月?』
チャラ男『そう、一ヵ月。その間に俺は大和ちゃんを惚れさせてみせるからさ、だからその間だけ俺にアピールさせてくれよ』
チャラ男『もし一か月たっても俺のことが好きになれなかったらその時はまあ別れるのも仕方ねえよ』
大和『一ヵ月……』
チャラ男『な、悪くないだろ?』
大和《ここで断ればこんな痴態をみんなに知られちゃう…… けど一ヵ月付き合うなんて、そんなのいや…… とりあえず受けると言って油断させよう》
大和《そしてこのまま帰ったら全部提督に言うんだ。提督は話に聞くような強姦されたからっ穢れたとか言う人間じゃない》
大和《そうだ、提督なら助けてくれる!提督なら……提督……ぐすっ……助けてよぅ……!!》
大和『分かりました……それでお願いします』
チャラ男『よっしゃ!!じゃあさっそく二回戦突入しようか』
大和『え!?』
チャラ男『付き合ってるオトコとオンナは、ヤるのが当たり前だろ?』
大和『……っ!!そんなの!!そもそも付き合ったその日になんていうのが異常です!!』
チャラ男『そんなの古いってwいいからやろうぜ。それとも、やっぱり言いふらされるのがいいのか?』
大和『っ!!……や、やります』ポロポロポロ
チャラ男『よし、じゃあ気持ちよくさせてやっから期待してな』
~
チャラ男『染まれ!!大和!!俺に染まれ!!くぅ!!』ビュルルルル
大和『ああああああああ!!』ビクンビクン
チャラ男『ぅ……ふぅ……最高だったわ』
大和『あひぃ……』ビクッ ビクッ
チャラ男『な?どうだったよ。めっちゃ良かったろ?俺の彼女になるってもう決めねぇ?』
大和『ら、らめぇ……まだ決められないのぉ……』
チャラ男『そうかよ。まあ、あと一ヵ月あるし、じっくり考えてくれや』
大和『あふぅ……』
~
提督『……』カキカキカキ
コンコン
提督『どうぞ』
大和『……』ガチャッ
提督『ん?大和?どうしたんだ?』
大和『提督……』
提督『大和?』
大和『ぐすっ……ふぐぅ……うぅ、うううううううう!!』ボロボロボロ
提督『ど、どうしたんだ!?』
大和『提督……!!私、汚されちゃいました……!!』エグエグ
提督『何……だって?』
~
ヤンキー『うほっやべえw』
チャラ男『だろw今までで一番の女だわ』
ヤンキー『今度俺にもやらせろよ』
チャラ男『はっ?普通に無理だからw』
バンッ
憲兵A『動くな!!憲兵だ!!』
ナ、ナンダヨ キャァアー ウタナイデクレ
ヤンキー『え、な、なんなんだよこれ……』
チャラ男『け、憲兵?』
提督『……!!』キョロキョロ ハッ
ヤンキー『……なんかこっち見てね?』
提督『……? ……』ボソボソ
チャラ男『あ、ああ。何だよあいつ……誰と通話してるんだ?』
提督『……』コク ボソボソ
憲兵隊長『……? …… 道をあけろ!!』
ヤンキー『こっちに来るぜおい……!?ホントになんなんだよ……』
チャラ男『知らねえよ!そんなのこっちが聞きてえよ……』
提督『お前がチャラ男か?』
チャラ男『えっ?は、はい……』
提督『貴様には強姦罪、脅迫罪、暴行罪、名誉毀損罪の疑いがある。ついてきてもらおうか?』
チャラ男『な、何なんだよ……ふざけやがって!!任意同行かよ!?ついて行くわけねえだろ!!』
提督『はっ……はははははは!!』
憲兵隊長『はははははは!!』
憲兵『『『『はははははは!!』』』』
チャラ男『何、笑ってんだよお前ら!!あぁん!?ぶっ殺すぞ』
憲兵隊長『構え銃!!』カツン
カチャカチャカチャ
ヤンキー『ひっ!?』
チャラ男『ひ、ひいいいい!!??』チョロチョロチョロ
提督『憲兵が警察と同じだとでも思ったか?今回の件では必要とあれば発砲や殺害も許可されている』
憲兵隊長『来い、人間の屑め。お前はしてはならないことをしたのだ』
チャラ男『ま、待てって!!いや、待ってください!!俺が何をしたって言うんですか!?』
提督『自分の行いを顧みてみろ。心あたりがあるだろう?』
チャラ男『ないです!!本当に何もないんです!!』
憲兵隊長『こいつを連れていけ!!』
憲兵A『了解であります!!』
チャラ男『や、やめてくれええええ!!』
提督『……隊長』
憲兵隊長『はい?』
提督『改めて言うが、射殺は許可されている。必要とあれば容赦するな』
憲兵隊長『はい、分かりました。分かったな?発砲をためらうな』ニヤッ
憲兵A『はい!!』
チャラ男『ひっ!?ま、待ってくれ!!助けてくれヤンキー!!あの女なら抱かしてやるから!!』
提督『ほぅ……お前も関係者か?』
ヤンキー『ち、違います!!』
提督『本当か?怪しいな……隊長』
憲兵隊長『はい。こいつも連れていけ!!』
憲兵B『了解です!!』
ヤンキー『はああああ!?ふざけんなよお前!!ぶっ殺すからな!!ひぃ!?違います!!本当に何も知らないんです!!』
提督『よし、後は任せたぞ』
憲兵隊長『分かりました、お任せください』
~
提督『大和!!』
大和『提督……』メマッカ
提督『奴は無事に逮捕された。国家機密に関わる事だからな。しばらくは、もしかしたら二度と出てこれないだろう』
大和『……提督、本当にありがとうございました』
提督『当たり前だろ?お前のためなら何でもしてやれる』
大和『提督……私、提督が好きです』
提督『!!』
大和『本当はずっと前から好きでした。けど、恥ずかしかったのと、断られたらあの関係が壊れちゃうと思って。……言い出せませんでした』
提督『大和……』
大和『提督と二人で笑い合っていたあの時間が好きでした。ずっと続けばよかった。……けど、私は穢された』
大和『提督とがいいって思っていた初めてのキスも、純潔も。全部奪われちゃいました』ポロポロ
大和『こんなに汚い私ですけど……どうか私を選んでくれませんか?私と結婚を前提にお付き合いをしてくれませんか?』ジッ
提督《大和は震える声でそう告げる。上目遣いの目は涙に溢れており、肩が弱々しく揺れていた。もう限界だった》
提督『大和!!んっ……』
大和『!?んふぅ……ちゅ……』
提督《大和の唇を強引に奪う。驚いた大和は目を見開いたが、やがて求めるように唇を押し付けてくる》
大和《求める私に対して、提督はゆっくりと口を開く。私も恐る恐ると口を開いた。舌を伸ばすと、提督の舌に触れる》
提督《本当に、ファーストキスのような初々しい舌使い。何度か確かめるように舌で触れ合う》
大和《自然と舌を絡ませる。あの男にされたような、乱暴で蹂躙するようなものとは違う愛に溢れたキス》
提督《……》
大和《あっ……》
提督《しばらくしてから唇をはなす。大和の口から名残惜しそうな吐息が漏れた。紅潮した頬と、先ほどとは違う意味でうるむ瞳でこちらを見つめる》
提督『大和』
大和『はい』
提督『結婚してくれ』
大和『……!!!!はい……はい!!提督、愛しています!!どうか大和を末永くよろしくお願いします!!』ダキッ
~
ビスマルク「ふぅ……ちょっと気分がのりすぎちゃったけど。だいたいこんな感じの流れよ」
ビスマルク「泥酔からの強姦とか普通に警察沙汰だからね、あと何度でも言うけれど快楽堕ちとかないから」
提督「そんなの、お前の妄想だろ!!分からないじゃないか!!」
ビスマルク「なっ!?そう言う!?あなたn」
提督「ともかく!!この胸の奥にたまったどす黒い感情をどうしてくれようか!?うぐぅうううう……!!大和ぉおおおおおおおお!!」
大和「はい、提督!!大和ただいま参りました!!何か御用事でしょうか?」
提督「大和!!貴様、あんなゲスを好きになってその子供を産むのか?結婚するのか!?ええ!?」
大和「えっ……えっと」
ビスマルク「ちょっ、アトミラール、止めて。それは貴方のm」
提督「黙っていろ、ビスマルク!!……私がウザイか。お前たちのためを思って小言を言うこともあるから、それは覚悟している」
大和「そ、その……」
ビスマルク「アトミラーr」
提督「ダサいか!まあ、それは否定できないかもしれん!そんなつもりはないが、もしかしたらそうかもな!だが下品なピアスがいけてるなら俺はダサいままでいい!」
大和「ぴ、ピアス?あの……」
ビスマルク「ちょっと!」
提督「礼儀のなってないか!!そうか、まあ至らぬこともあるだろうがな!!だが少なくともお前の夫とやらよりはましなはずだがな!!」
大和「夫!?な、何の話なんですか!?」
提督「黙れ!!……失せろ、売女め。二度と私の前に姿を見せるな……!!」
提督「黙れ!!……失せろ、売女め。二度と私の前に姿を見せるな……!!」
大和「……っ!!うっ……ぐすっ……ふぐぅ……!!」ポロポロポロ
ビスマルク「アトミラール!!」
提督「っ!!……俺は、何を」
ビスマルク「貴方、本当にどうしちゃったのよ!?おかしいわよ!?」
提督「すまない……俺はなんてことを…… 大和、すまない。今のはつい妄想のせいで自分を見失ってしまっただけなんだ」
大和「ぐすっ……妄想ですか?」
提督「君が、肌を焼いて金髪に染め、タトゥーを入れているようなチャラチャラしたゲスに……泥酔している間に犯されてしまって……」
提督「それで快楽に堕ちて、いつのまにか子供まで作って、……俺をののしって出ていくというやつだ」
大和「……私はそんな事、絶対に、絶対に、ぜーったいにしません!!」
大和「そんなやつの前で泥酔なんてしませんし、もし襲いかかってきたら叩き潰してやりますから!!」
提督「そうか、そうだよな。ああ、そうだ。君がそんな事するはずがない。すまない、俺がおかしかったんだ」
提督「何故だろうか。子供の頃に何か悪いことをしたときのように、変に興奮してしまったんだ。実に恐ろしきはNTRの怪しい魅力だな」
大和「提督……おかしくなってしまったのは、その子のせいじゃないですか?」キッ ハイライトオフ
ビスマルク「……!!」
提督「何!?それは違うぞ!!俺が自爆しただけだ!!……ビスマルクだって、さっき俺が巻き込んでしまっただけなんだ」
大和「でも!!」
提督「大和!!」ダキッ
ビスマルク「!」
大和「あっ!?……提督?」
提督「すまなかった。もう大丈夫だ。だから落ち着いてくれ」ナデナデナデ
大和「あふぅ……提督、本当にどうしちゃったんですか?どうか一人で抱え込まないで私に話してください」
大和「私なら……大和ならきっと提督の力になります。だから!」
提督「ああ、分かってる。だがな、これは俺が決着させなくてはならない、いわば決戦なんだ。危険すぎて君を巻き込むわけにはいかない」
大和「そんなに危険なら、それこそ私を頼ってください!!」
提督「大丈夫なんだ、本当に。これは普通の戦いじゃない。君まで私と同じ業を背負う必要はないんだ」
大和「業……」
提督「それに私にとっては、危険はそこまでない。必ず打ち勝って戻ってくる。だから、それまで少し待っていてくれ」
大和「……必ず、ですか?」
提督「ああ、約束する」
大和「……」チラッ
ビスマルク「……」ジッ
大和「……では、もう少しだけ待ちます。ですが、本当にもう少しだけですよ?」
提督「ありがとう、大和」
大和「はい。……では、失礼しますね」
提督「うむ」
ビスマルク「……さて、どうやって言い訳するのかしら?」
提督「滅相もない……」
ビスマルク「最初に私が入ってきたときも興奮しておかしくなっていたわね?もうやめた方がいいんじゃないかしら」
提督「……実は、俺もそれを望んでいるのかもしれない。もうやめたいんだ、こんなことは。……だが、止められない!」
提督「俺のこの狂った妄想は、誰かに完膚なきまでに否定されることでしか止まらない!このおぞましい魂の牢獄から抜け出すにはそれしかない……」
提督「そうか、俺は解放されたいんだ。だが、ここで逃げてしまっては、俺はまた最奥に囚われてしまう」
提督「だから、今ここでどんなに苦しくても戦わなくてはならない。……ああ、今わかった。俺は君に倒されるために今ここにいるんだ」
ビスマルク「アトミラール……」
提督「どうか俺を倒してくれ。そして背徳の茨に囚われた俺の魂を救ってくれ。それだけが俺にとっての救いだ」
ビスマルク「……ええ、必ず」
提督「ふっ、ありがとう、ビスマルク…… ともかく、これでDQNに泥酔レイ○からの調教を受けての快楽堕ちNTRは、否定された……!!」
提督「だから、次に行くぞ。この俺に打ち勝って見せろ!!」
ビスマルク「かかって来なさい、アトミラールに巣食う狂気の幻影よ。もはや貴方は救いようはないけれど、せめて私の腕の中で息絶えるがいいわ」
ビスマルク「そしてその時こそ目を覚ましてね、アトミラール……」
ありえた世界の話
加賀(イケメンと別れ、家へ向かう帰り道、足取りも気分も重い。会話もなく、ただただ無言が続く空間だ)
加賀(最近は、なんであの人と結婚したのか分からなくなってきた。愛していたことさえ忘れそうになる)
加賀(私の心はもうイケメンに流れていた。いつ離婚を切り出そうかということまで考え始めている)
加賀(あの人は何をしてもまったく私の変化に気がついてくれない。髪を少しだけ茶に染めても、いつの間にか結婚指輪をつけていなくてもだ)
加賀(あの人は私に興味がない。だから私も興味がない。すべてが冷めきった崩壊した家庭)
加賀(そんな家に帰るのに、どうして気分がよくなろうか)
加賀「ただいま」
提督「……お帰り、加賀。大事な話があるんだ」
加賀「!?……何かしら」
提督「まあ、ついてきてくれないか」
加賀「……はい」
加賀(いつもと違う反応。心がざわつくのはやはり悪いことをしたせいか。落ち着いて、まだそうと決まった訳じゃないわ)
加賀(バレるわけない。今まで気がつかなかったもの。きっと何か別の話よ。そう、例えば出張で家を空けるとか。きっとそう……)
加賀(提督は普段使わない和室へ入る。何があるというのか。いぶかしげな私に振り向いた提督は何故か儚い笑みを浮かべる)
提督「これだ、気に入ってくれると嬉しいのだが」
加賀「……!!」
加賀(そこにあったのは見事な色留袖だった。青と白、あの頃の私の装いを彷彿とさせる、本当に見事な色留袖)
加賀(さらに足袋や裾除け、肌襦袢、長襦袢、衿、丸帯、帯揚げ、帯締め、簪、草履、扇子など。正装が一式すべて用意されていた)
加賀「……綺麗」
提督「本加賀友禅の色留袖だ。君に絶対に似合うと思ってな。かの人間国宝に頼み込んで作ったものだ」
加賀「……!」
提督「……向こうで待ってる。着てみてくれないか」
加賀「……はい」
加賀(提督は無言で外に出ていく。留袖は何度か着る機会があったが、ここまでの逸品は初めてだった)
加賀(恐る恐ると触れると、今まで触れてきたものとはまるで別物の肌触り。足袋をはいて、裾除けと肌襦袢を身につける)
加賀(補正をして、上から長襦袢を着た。小物の類いまですべてが最高級品、いったいいくらかかったのか)
加賀(そしていよいよ留袖に袖を通し、丸帯を二重太鼓に締める。手が震えるのを何とか抑える)
加賀(帯揚げと帯締めを結んだ。ようやく着付けられたところで簪を手に取る)
加賀(美しい青い螺鈿の格調高いもの。正式な髪にしようか迷ったが、いつも通りに左で垂らして、簪を合わせた)
加賀(帯に扇子をさして、鏡を見る。そこにいたのは確かに私だった。かつて海で戦っていたころ、あの頃の幻影が見えた)
加賀(だからこそ目立つ違和感、暗い茶色に染まった髪。今すぐ黒に染めたくなった)
加賀(そこでふと気がつく。一つ大きな漆の千両箱があった。何が入っているのだろう?)
加賀「……!!」パカッ
加賀(中に入っていたのは札束、おそらく二百万はくだらないだろう。それに加えて一枚の手紙が入っていた)
[まずはご無礼をお許しください。ただその価値のみを目的として私の作品を求める輩が多く、私の誇りに賭けてその様な人間に作品を渡すわけにはいかないのです。
しかしあなたは違いました。他のそういった類の人間が諦めるような高値を提示した私に対して、貴方様は何も言わずただその金額を払っていきました。
私は自らの浅はかさに顔から火が出んばかりでした。貴方様のような方に私の作品を選んでいただけたことは無上の喜びです。
ここに多くいただいた分のご料金を返金致します。
貴方様の最愛の奥様へとのことでしたので、ふさわしい作品になればと微力を尽くさせていただきました。
キャンセルされた紋入れの方も、必要とあればいつでも入れさせていただきます。
また和服が入用でしたら、どうぞご連絡下さい。]
加賀「……」ジワァ
加賀(頭の中が真っ白になった。最愛の奥様……最愛の…… 涙が溢れ、嗚咽が漏れそうになる。駄目だ、泣いてはいけない)
加賀(何とかして今すぐこの髪を染めたくなる。けど無理…… はっと気がつき、財布からこのところつけていなかった結婚指輪を出す)
加賀(暫くじっと耐えて、平静を取り繕えるようになる。覚悟を決めてリビングへ、提督の元へ向かう)
加賀「提督、着替え終わったわ。失礼するわね」
提督「ああ。……とても似合っているよ」
加賀「あ、ありがとう」
提督「気に入ったか?」
加賀「ええ、とても。……けど、良かったの?とても高かったと思うけれど」
提督「まあな。これのために君のことを疎かにしてしまった。本末転倒だ」
加賀「……なんで、買ったの」
提督「君に似合うと思ったら、いつの間にか買っていたんだ」
加賀「っ!!」
加賀《いつかの提督とシンクロする。あの頃の気持ちが蘇ってきて、酷い裏切り行為をした自分への嫌悪感と怒りが湧きたつ》
加賀「てい……とく……」
提督「最後に、君のその姿が見れてよかった」
加賀「えっ」
提督「全部俺が悪いことは分かってる。寂しい思いをさせてすまなかった。慰謝料や財産分与については全部君の言う通りでいい」
加賀「な、なに……を……」
提督「これを。あとは君のサインだけだ」スッ
加賀「ぁ……」ドクン
加賀《そうして提督から渡されたのは緑色の紙、離婚届だった》
提督「名前は知らないが悪い奴ではないらしいじゃないか。俺と違ってきっと君を幸せにしてくれる」
加賀「あ……その……」ガクガクガク
提督「もしそれに紋を入れたければ、私が頼んだところに君が頼んでくれればやってくれる。本当に上等なものだ。大事にしてくれると嬉しい」
加賀「て、提督……」ウルッ
提督「俺は明日から最前線の基地へ移動することになる。この家も君のものだ。このまま住み続けるなり、売るなり好きにしてくれ」
加賀「ま、まって……」ジワッ
提督「申し訳ないが列車の時間がある。今サインをしてくれないか?これは俺が提出したいんだ」
加賀「まってぇ!!ぅ、ぐすぅ……」ポロポロポロ
提督「……」
加賀「……ごめんなさい、ごめんなさい。知らなかったの……私は、っく、貴方が……私のことをどうでもいいと思っていると思って……」
提督「加賀」
加賀「ぐすっ……」
提督「俺が君のことをそんな風に思うとでも思っていたのかい」
加賀「!!ごめんなさぁい……!!ごめんなさぁい……!!お願い、どうか許して……!!」
提督「それは俺のセリフだ。甲斐性が無くてすまない。どうか許してくれ」
加賀「違う!!違うの!!全部私が悪かったの!!」
提督「違う。君があの日、朝帰りしてきたときに話をしていればこんなことにはならなかったのかもしれない」
提督「すまなかった。君がそういうことをするなんて思っていなかったし……思いたくなかったんだ。恐ろしかった」
加賀「うぅうううう……!!ふぐぅうううう……!!」ボロボロボロ
提督「俺にもう少し勇気があれば……黙って背中で語るだけが男ではないな。だがそれが俺の信じた道だ。最後まで貫かせてもらう」
加賀「お願いします!!どうか、どうかそんなことを言わないで!!もう二度とやりません!!絶対に!!」
加賀「イケメンとももう二度と会いません!!もう二度とあなたを疑いません!!だからそんなことを言わないでください……!!」
提督「……そう言われても、困る」
加賀「私が愛しているのは貴方だけなんです!!お願いです!!分かってください!!」
提督「……そうか、なら、俺の願い事を聞いてくれるかい?」
加賀「はい!!何でもします!!」
提督「なら、俺と離婚してくれ。そしてどうか君は君の幸せを追いかけて、手にしてくれ」
加賀「っ!!うぅ!!いやぁああああ……!!」
提督「どちらにせよ、俺は明日からラバウルだ。激戦続く最前線には何があっても君を連れてはいけない」
加賀「ぅあああああん!!ていとくぅ!!捨てないでくださいぃ!!お願いですぅ!!」
提督「馬鹿な、捨てる気なんてないさ。少なくとも、俺から君を捨てるようなことはしてないよ」
加賀「ふぐぅ……!!ど、どうすれば……!!ゆ、許してくれますか!?」
提督「もうとっくに許しているよ」
加賀「ならぁ!!くっ……ど、どうすれば!!あ、貴方と別れずに……済みますか……!?」
提督「……それは無理だ。俺はもう決断してしまった。俺たちは、もう終わったんだよ」
加賀「わああああ!!あああああ!!」
提督「……」
提督(泣くという行為はすべてをリセットさせる。そのうち加賀も落ち着くだろう。しばらく待つ)
提督(かなり長い間加賀は号泣していたが、それもようやく収まった。今はもうすすり泣き程度だ)
提督「……加賀、落ち着いたかい」
加賀「……はい」
提督「……書けるかい?」
加賀「……どうしても、なの?」
提督「ああ」
加賀「……何があっても断りますと言ったらどうするのかしら?」
提督「書いてくれるまで何を対価にしても頼み続ける」
加賀「……書きますから離婚しないで、やり直させてくださいと言ったら?」
提督「それは……できない」
加賀「っ……なら、書くぐらいなら死んでやるって言ったらどう?」
提督「死なせないさ。それでも死にたいのなら先に俺が死ぬ。君が死ぬところは見たくない」
加賀「……どうしても、終わりなんですか」
提督「俺のせいだ。恨んでくれて構わない」
加賀「……書かないと、駄目なんですか」
提督「書いてくれないと困るな。頼むよ」
加賀「……分かりました」
加賀(もはや何もできることはなかった。私がこの人のためにできることは唯一つ。……離婚届にサインして、この人を解放することだけだった)
加賀(手が震えてうまく字が書けない。吐き気が酷くて今すぐにでも戻してしまいたい。冬の日本海にいるように心も体も凍えていた)
加賀(全部が悪い夢のようだ。それなら早く醒めてくれないだろうか。そんな意味のないことを考える)
加賀(何とか書き終えた書類を提督に手渡す。提督は軽く確認した)
提督「よし、いいぞ。ありがとう。」
加賀「……死にたい気分」
提督「たぶん俺よりはマシさ」
加賀「……」
提督「そうだ、忘れていた。これを君にあげよう」
加賀「!!」
加賀(そう言って、提督は左手薬指の結婚指輪を引き抜き手渡ししてきた。指にくっきりと残る指輪の跡。私の指輪をしていたのか分からない指と比べて、また泣きたくなった」
提督「売ればいい値段になる。役立ててくれ」
加賀「……売れるわけ、ないでしょう」
提督「そうかな?いいものなのだが」
加賀「分かってないわ」
提督「……そっちの意味かい?なら、私にとっては聞くまでもないのだが」
加賀「っ」
提督「では、お別れの時だ、加賀。良い人生を。どうか元気で」
加賀「まって!最後に……抱きしめて、くれませんか?」
提督「悪いが……それは無理だ。君の愛する人に頼んでくれ」
加賀「だから頼んだの」
提督「ははっ、いいジョークだ。かなり笑えたよ。……さようなら。ずっと愛していたよ」
加賀「……」ストン
加賀(寂しく笑ったあの人の横顔が脳裏に刻まれる。足に力が入らずに座り込んでしまった。待ってという声さえだせない)
加賀(もう何も考えたくない。ただ一つ言えるのは私の愚かさのせいで本当に大切なものをすべて失ってしまったということだった)
加賀(掌の、あの人の指輪に残るあの人の温もり。私はそれを握りしめる。堪えられなくなった涙と嗚咽、悲しみと絶望に押しつぶされた)
提督「では参る。残念ながら、世の中には上司に騙されたり脅されたりすることでNTRれるような頭の緩いビッチがいるそうだ。そう、例えばこんな奴だ」
~
提督『では、行ってくるよ』
長門『ああ。いってらっしゃいだ、貴方……』シュン
提督『そんな悲しそうな顔をしないでくれ。たった一週間だ』
長門『そうだな……退役してから弱くなってしまったみたいだ。貴方がいないとダメだ』
提督『そういわれると男冥利に尽きるな。愛いやつめ』ナデナデ
長門『ん/// ……早く帰ってきてくれよ?』
提督『ああ。ちゅっ、じゃあ行ってくるよ』
長門『んふ。行ってらっしゃい』フリフリ
長門《私は長門、誇り高いビッグ7の一角、戦艦長門の艦娘だ。2ヵ月ほど前に憎からず思っていた提督にプロボーズされて、それを受けた》
提督【長門、俺と結婚してくれないか】
長門【っ!!……はい///】
長門《ほどなくして籍を入れ、今では銃後を守っている。まさか、提督が私を選んでくれるとは思っていなかった》
長門《艦隊には金剛や鳳翔といった私よりも女らしくてかつ提督を好いていた者も多く、女らしくない私なぞと半ば諦めていたのだ》
長門《だが、選ばれたのは私だ。この幸福に勝るものはない!!こうして私は提督と幸せな新婚生活を送っていた》
長門『これから1週間か……寂しい日々になりそうだ』
長門《今日、提督は一週間の出張に出かけて行ってしまった。新しい作戦のための会議だ。少しでも離れたくないが、仕方がない》
長門《それに、これはチャンスでもある。女らしいことに疎かった私はこれを機会に女らしさを磨くのだ》
長門《とりあえず、編み物や裁縫、料理といったことをもっと学ぶ。もちろん、裁縫と料理はそれなりにはできる》
長門《だが、手作りのかわいい感じの小物が作れた方がいいに決まっているし、誰に見せても恥ずかしくないような愛妻弁当をつくってあげたい》
長門《編み物は初めてだったが、手編みのセーターでペアルックや長いマフラーを二人で巻くとかそういうことをしてみたい///頑張らなくては》
長門《それに加えて、恋愛ものの映画やドラマを見てみる。私は恥ずかしながら手を握るタイミングやら腕を組むタイミングがよく分からないからだ》
長門《恋愛とかそういうのに興味は持っていても、経験がなかったのだから仕方がない。はずだ。果たして意味があるのかはよくわからないが、やらないよりましだろう》
長門『よし。では早速適当なものを見つつ編み物を始めるか。あの人が帰ってくるまでに、せめてマフラーぐらい作れるようになりたいな』
長門《提督、喜んでくれるだろうか。……きっと喜んでくれるよな》
長門『……』モクモク
~
アァン ハァン
長門『!?』ギョッ
長門《編み物に集中していたら、いきなり聞こえる嬌声に驚く。見ると映画が濡れ場に差し掛かっていた》
長門『ごくり……///』
長門《もちろん、私とて女であるし、人だ。そういったことに興味がある。……だが果たして私は、提督を喜ばせてあげられているのだろうか?》
長門《ちゃんと女らしくできているか?体に何か変なことはないだろうか?筋肉質すぎはしないだろうか?》
長門《っ!!そうだ!!私の胸は果たしてちゃんと柔らかいのか!?》
長門『ん……///』モミモミ
長門《……たぶん柔らかいはずだ。だが、これが一般的な柔らかさから見てどうなのかは判断しかねるな》
長門《愛宕や加賀のように、すごく柔らかいというわけではない気がする……気になるぞ……!!どうやって調べればいいのだ!?》
ピンポーン
提督『!? あっ、は、はい!』
長門《端から見たら自慰をしていると思われかねない行為中に鳴り響くインターホン。心臓が飛び出そうになった。あわてて玄関まで行き、扉をあける》
長門『どちら様でしょうか? ……!! 元帥閣下!!』
元帥『やあ。久しぶりだね、長門くん』
長門《恰幅のいい体型を窮屈に軍服に押し込めた、少し禿げ上がった中年の男性は元帥閣下だ。私たちの結婚式でもスピーチをしてくださった方だ》
長門《しかし、元帥ともあろう方がいったい何の用なのだろうか?身に覚えがない……》
長門『一体どうされたのですか?……まさか、夫に何か!?』
元帥『少しな。何、安心してくれ。君が思っているようなことではないはずだ』
長門『そうですか……』
元帥『ここで話すのもあれだ。少し上がらせてもらえるかね?』
長門『あっ、申し訳ありません!どうぞお上がりください』
元帥『うむ』
長門《元帥を客間まで通す。お茶を入れて、茶菓子と共に持っていく》
長門『どうぞ、粗茶ですが』
元帥『おお、ありがとう。……そうだ!実はいい羊羮を持ってきているんだ。これも出してくれないか?』つ間宮羊羹
長門『これは……!ありがとうございます。切り分けて来ますので少々お待ち下さい』
長門《間宮羊羮は久しぶりだ!アイスの方が恋しいが、羊羮もまた嬉しい♪》スタスタスタ
元帥『……』ニヤッ キュポン トポポポポポ
長門『……お待たせいたしました。元帥、どうぞ』
元帥『いやあ、ありがたい!復員してから間宮の羊羮は食べる機会がなかっただろう?恋しいかと思って持ってきたんだ』
長門『そうですね。しかしこれは、前線で戦う者のためにあるべきものですから』
元帥『素晴らしい考え方だ。けどまあ、今回は棚ぼたと思って堪能してくれ』
長門『はい、ありがとうございます。あむ……♪』フニャァ
元帥『喜んでもらえたようで何よりだ』
長門『これは!お恥ずかしいところを見せてしまいました……』カァッ
元帥『なに、年頃の女性なら当たり前のことだろう』
長門『……そう言ってもらえると、幸いです』モジモジ
元帥『ははは!持ってきたかいがあるというものだ。最近は戦況もいいからな』
長門『そうなのですか?』
元帥『ああ、南方では~』
長門『なるほど、では~』
長門《最近の戦況について話し合っているうちに、気がついたら時間がたっていた。話が一区切りついたころには、お茶も飲みほしてしまっていた》
長門『おや、もう空いてしまいましたね。新しいお茶を用意してきます』
元帥『いや、大丈夫だよ』
長門『そうですか。……それで元帥、本日は何用でいらっしゃったのですか?』
元帥『ああ、それか。いや、本当に身構えることじゃない。ちょっと提督に相談されてね』
長門『相談ですか……?』
元帥『まあ、少しテレビでもつけようか』ピッ
長門『あっ!!ちょっとお待ちください!!』
元帥『これは……』
長門『っぁ!!』カァッ
長門《テレビに映っていたのは先程見ていた映画だった。そう、つまりは濡れ場だ》
長門《落ち着け、これはただの映画だし、濡れ場なんてちょっとだけだ!けして変な目的で見ていたわけではない》グルグルメ
長門『こ、これは映画でして、決して何かいかがわしいものでは!!』アタフタ
元帥『ふむ……』ピッ
元帥《これは……欲求不満なのか?ともかく、悪くないぞ。もしかしたらことはすんなりいくのかもしれない》
長門『!?』
長門《元帥が映画を再生させる。なんて気まずいのだ!?しかもこの映画、なんで濡れ場がこんなに濃くて長い!?》
長門《最悪だ……元帥に絶対、変態だと思われてしまった……こんな屈辱、耐えられん……》マッシロ
元帥『驚いたな。まさか君がこのようなものを見るとは』
長門『ち、違うんです!!男女の関係に疎いので、それを何とかしたいと思い恋愛ものの映画やドラマを見て勉強しているんです!!』
長門『これもその一つで、たまたまこういうシーンがちょっと激しくて長いだけなのです!!決して変な意味で見ていたわけでは……!!』
元帥『そうか。……時に長門くん、君たちの夜の生活はどうだね?』
長門『……はい?』
元帥『夜の生活だ。まあ、平たく言ってしまえば、セックスだよ』
長門『なぁ!?』
長門《いきなり何を言っているんだ、この人は!?》
元帥『おっと、誤解しないでくれ。実は提督に相談されたことというのは、そのことなんだ』
長門『えっ!?』
元帥『どうやら、君とのセックスが物足りないらしくてね』
長門『……!!』ガーン
長門《馬鹿な……!!そんなこと、一言も言ってくれなかったじゃないか……!!》
長門【んっふぅ……はぁん……ていとくぅ……気持ちいいか……?】ズチュズチュズチュ
提督【くぅ……ああ……すごくいいぞ、長門……!!】
長門《なんでちゃんと言ってくれないのだ……?あれは嘘だったのか?》
長門【提督、その……は、初めてなんだ。不手際があると思うが、いろいろ教えてくれ。貴方のためならどんなことだってして見せる///】
提督【そ、そうか……わかった……】ゴクリッ
長門《言ったじゃないか。経験がないから、どうすればいいか分からない。いろいろ教えてくれと》
元帥『性生活の不一致は、離婚の原因になる事もままある。それに、提督は周りに魅力的な女性が多いからな』
長門『ま、まさか……!!』
元帥『誘惑に負けて他の子に手を出さないとも限らない』
長門『そんな!!提督に限ってそんなこと!!ありえません!!』
長門《そうだ!!ありえない!!いや、しかし……》
~
金剛【テイトク……便利な女でもいいネ……私を抱いてくれませんカ?】ウルウル
提督【な、なにを……!!】
金剛【迷惑をかけたりしまセン。ただ、ほんの少し。本当にほんの少しだけ、ティースプーン一杯ほどのお情けがほしいだけなんデス】ハラリ
提督【こ、金剛!!】ガバッ
金剛【あっ……テイトク///】
~
金剛【テイトク……私、今とっても幸せデス】
提督【金剛……すべてなんとかする。だから、俺と結婚してくれないか】
金剛【えっ……!?で、でも……テイトクは長門と……】
提督【何とかすると言っただろう?俺は自分の本当の気持ちに気がついたんだ】
金剛【嬉しいですケド……長門に悪いデス……】
提督【すべてのしがらみ、業は俺が背負うから。君は君の気持に素直になってくれ】
金剛【テイトク……!!わ、私も結婚したいデス……!!】
提督【金剛……!!ちゅっ】ダキッ
金剛【んふぅ……ん……】ギュッ
~
長門《まさか!!ありえない!!だが、私は提督を満足させられているか確証が持てない……もしかしたら……》ブルブルブル
元帥『信じられないのも分かる。しかし、男というのは女には滅法弱い。本能がそうできているのだ』
長門『本能……!!』
元帥『しかし、儂も目をかけている大事な部下が、万が一そんな理由で破局を迎えてしまったらと思うと不憫でならない』
元帥『そのためには君が提督を満足させられるようになるしかない。だから、何か力になれないかとここへ来たのだ』
長門『元帥……』
元帥『何でもいい。何か心当たりなどはないか?』
長門『心当たり……』
長門《このような事、いくら元帥とはいえ赤の他人に話すなど……しかし、もはや四の五の言っていられない……》
長門『……実は、私はそういった経験が全くなくて……提督を満足させられているのか分からないのです……』カァッ
長門『それに、私は女らしくありませんし……この体も鍛えぬいていて、決して恥ずかしい体ではありません』
長門『だからこそ、そういう観点からするとよくないのかもしれません……』
元帥『なるほど……なら、まずは君たちのセックスの流れを教えてくれ』
長門『え!?流れですか……?』
元帥『恥ずかしいだろうが、必要なことだ。何か間違っていたり、おかしな点があるかもしれない』
長門『……分かりました』
元帥『うむ、では頼んだぞ』
長門『そういうことは、まずキスから始まります。大体、ベッドの上でです』
長門『……初めは軽く唇を合わせるだけのライトなものですが、だんだん舌を絡ませ合ったディープなものになります』
元帥『ほぅ……』
長門《なんていう辱めだ、これは……もう……穴があったら入りたい……》
長門『そ、そこで提督が、その……私の体に……触れ始めます』
元帥『体というのは、具体的にどこだ?』
長門『えっ!?そ、その……初めは顔とかお腹とかなのですが……じょ、徐々に……胸とか、お尻とか、……せ、性器に移っていきます……』カァッ
元帥《羞恥に顔を赤らめ、瞳を潤わせている長門か……素晴らしいな。特にどうすればいいのか分からないという表情と上目遣いが最高だ》
元帥『ふむ。続けたまえ……』
長門『そのあたりで、提督が私の服を脱がし始めて、体を愛撫し続けます。……そ、そのうち、提督が私の体を舐めたりしてくれます……』
元帥『なるほど。舐められるのは?』
長門『……先ほどと同じです』
元帥『続けて』
長門《な、何故だ……体が熱い…… 火照りと疼きが耐えがたいほどだ……》ジュン
長門《こんな、男性の前で自分の情事について話すことで興奮しているとでもいうのか……?ばかな……》ドキドキ
長門『それで、私の準備ができたら、いよいよ本番になります』
元帥『準備ができたらというのは?』
長門『そ、それは!!……私のアソコが、濡れたらです……』
元帥『ふむ。では、本番というのは?』
長門『わ、分かるでしょう!?』
元帥『察しはつくがね。だが、確証はない。もしかしたら考えていることが全く違うかもしれない』
長門『っ!……て、提督が服を脱いで、だ、男性器を私の女性器に、……挿入します』
元帥『それで?』
長門『……提督が動いて、限界を迎えるまでそのまま、その……性行為を続けます』
元帥『限界とは?そして性行為とは?恥ずかしいのは十分わかっているが、これは重要なことだ。報告は明確かつ分かりやすく頼む』
長門『は、はい……限界というのは、提督が、しゃ、射精することです。……性行為というのは、提督が腰を動かして、……男性器をピストンさせること、です……』ドキドキドキ
元帥『よろしい、続けたまえ』
長門『はい……そして、限界を迎えた後は、日によります。そのまま軽く体を愛撫し合って少し話をして終わる日もあれば、二回目を始めることもあります』
長門『最大では……四回ほどしたことがありますね。流れは大体そんな感じです』
元帥『ふむふむ。……ちなみにだ、長門くん。君は提督に愛撫しているかね?』
長門『えっ?それは……あまりしていませんね。たまに体に触れる程度です』
元帥『なぜだ?』
長門『それは……するべきだと思わなかったからです』
元帥『なんと信じがたい……君は自分が愛撫されて気持ちいいし、うれしい、愛されていると感じることがあるだろう?』
長門『!!はい……』
元帥『それは男も同じなのだ。女性に愛撫されることで快感と愛されているという自覚を得る。君の話では、提督は今までそういった感情を得られてはいないということになるな』
長門『……!!』ガーン
元帥『話を変えるが、挿入時の体位はどうなんだ?』
長門『……たいい?』
元帥『体位も知らんのかね!?挿入しているときの互いの姿勢だ!!まさかずっと正常位、正面から君が覆いかぶされるようになっているのか?』
長門『ああ、そういうことですか。大体はそうです。たまに私が四つん這いになって後ろから、その……挿入されることもあります』
元帥『なるほどな。おおよそは掴めた。提督が不満を感じるのは当たり前だ。はっきり言って、子供レベルのお粗末なセックスだ』
長門『そんな……提督…… 元帥、どうすればいいのですか!?』ウルッ
元帥『その前にもう一つだけ確認しよう』
長門『……な、何をですか?』
元帥『君の体つきだ。服を脱いで、そこに立ってくれ』
長門『そ、それは!!それは少々やり過ぎなのではないでしょうか……?』
長門《提督の、旦那様の前以外で肌をさらすなど!!できるわけがないし、したくない!!》
元帥『何を言っているのだ!!ちゃんと今確認しないでどうする!?あとで後悔してからでは遅いぞ!!』
長門『!!』
元帥《……まだそこまでは早いか?いや、今日中に楔をうちこんでおきたいな。よし、まずは……》
元帥『無論、全裸になれと言っているわけではない。下着姿になれということだ。そうすれば大体わかる』
長門《それぐらいなら……これも提督のためだ》
長門『……分かりました。けど、せめて脱ぐのは別室でさせてください』
元帥『……わかった』
長門『あ、ありがとうございます!』
~
長門『……』シュルシュル
長門《体の火照りが収まらないばかりか、むしろひどくなってきている……正直に言うと、性的に非常に興奮している……》
長門《まさか私はそういう趣味が……?いや、そんなことない!!馬鹿なことを考えるな!!》
長門『……何だこれは!?』
長門《ばかな。ショーツがこんなにシミになるほど濡れている…… と、とりあえず拭いて新しい下着に変えなくては!》
長門《……この白の飾り気のない奴がいいだろう。万が一濡れても、シミが目立たないしな……》
長門《……よし、これで大丈夫なはずだ。行くとするか》
~
長門『し、失礼します。準備ができました』
元帥『どれ……!!』
元帥《なんという美しい肉体なのだ!!しなやかに引き締まった体はだらしないところが一か所もない!!》
元帥《しかしながら決して筋肉質すぎるわけではなく、女性的な柔らかさとの調和が素晴らしい!!》
元帥《胸と腰回りの丸みと、胴体の引き締まり加減はまさに女体の黄金律と言うべきか!!》
元帥《飾り気のない清楚な白下着に包まれた、つんと張った釣鐘型の胸とプリッとした尻は儂が期待していた通りだ!!目をつけていてよかった!!》
元帥《だからこそ、あの若造に掻っ攫われたことが口惜しい!!この肉体を味わったのが許せん!!》
元帥『よし、気を付けだ。いいというまでそのままだ』
長門『っ!!……はい』
元帥『ふむふむ』
長門『……!!』カァッ
長門《み、見られている……私の肌が提督以外の男に……っ!!》
元帥『……』ギンギン
長門《あ、あれはまさか……しかし、そうだとしたらなんという大きさなのだろうか……?》ジュン
長門《わ、私の体を見てああなったのか?っ!!いや、くそ!!変なことを考えるな!!今日の私は何かがおかしい!!》ドキドキドキ
長門『はぁ……はぁ……』ジッ
元帥『!』
元帥《明らかに儂のモノを凝視しているな。それに荒い息に上気した肌、おまけに熱っぽい瞳だ。あの薬が効いてきたようだな》ニタァ
元帥『……』ピトッ
長門『あふん……っ!!元帥、何を!!』
元帥『いやなに、君の体の柔らかさを調べるのだよ。提督のためだ、たえるんだ』
長門《て、提督のため、か……なら、なら仕方がないよな……?》
長門『……は、はい』
元帥《よしよし!いいぞ!》
元帥『よろしい。……』ツゥー
長門『んぅ……ふっ……はぁ……!!』
長門《あたまがぼんやりとする……すごく気持ちがいい……!!》
元帥『ふむ、長門くん』
長門『つぅ……っ!は、はい』
元帥『……どうやら君の体は十分女性的だ。問題はない』
長門『ほ、本当ですか……!?』
元帥『ただし、見える所だけだ。全部確認してほしかったら下着も脱いでもらおうか』
長門『え、それは……』
長門《もっと触れてほしい……この体の疼きを快感で鎮めてほしい……けど、提督以外の男になど……》
元帥『無論、強制しているわけではない。君次第だ。……しかし、ここまでしたのだからな。全部しておくべきではないか?勿論、提督のために』
長門『提督のため……そうだ、提督のためだ……』
元帥『そうとも』
長門『提督のためだから……問題ないな……』シュルシュル
元帥『いいだろう。では、調べさせてもらう』サワサワ
長門『あん……はぁ……んふぅ……』ピク
長門《元帥は私の胸に息がかかるくらいに顔を寄せ、その手が私の胸に触れる》
長門《撫でまわされ、それが段々と胸の中心へと近づいてくる。気たるべき快楽を想像し、震えた》
長門『はぁ……はぁ……んぅ……ぁあ、ああん!!』ピクン
長門《とうとうそこへ到達した手は、まるで私を悦ばそうとしているかのように先端の突起へ快楽を与えてきた》
元帥『よし、胸は問題ない。次はこっちだな』グニッ
長門『んああ!!はぁ……はぁ……あぁっ!!』ビク
長門《さんざん私の胸を虐めつくした元帥は私の後ろに回りこんで、屈んだ。覆うものがなくなった私の秘所が丸見えだろう》
長門《手が私の腰回りにまわされ、無遠慮にお尻の肉を掴まれる。いけないことをしているということが私をさらに興奮させた》
元帥『ふむ、素晴らしい。問題ないぞ。次はこっちだ』キュッ クニクニ
長門『ふぁああ!!』
長門《元帥が前に回り込み、とうとうその手が私の秘所に触れる。いきなり敏感な突起をつままれ鋭い痛みのような快楽が体を貫く》
長門『ああ……んはぁ……くぅ……んふぅ……!!』
長門《そして一転、今度は焦らすようにそこ以外を責め立ててくる。じんじんとした性感がいっそう私を高ぶらせ、先ほどのような激しい快楽を要求する》
長門《とうとう元帥は指を私の中に差し入れ、内側からも私を責めたてた。大洪水になっている自覚がある。こんな快楽は知らなかった》
元帥《よし、もう勝ちは確定だ。一回イかせておくとするか》クチュクチュクチュ
長門『あ、ま、待って……!!あん、ふぅう!!くぅううううう!!』ビクンビクン
元帥『よし、終わった。大丈夫だ。君は全身余すことなく女性的で魅力的な体だった』
長門『んはぁ……はぁ……はぁ……ありがとう……ございました……』
元帥『だが、長門くん。儂が確認している間に君は感じていたな?挙句の果てには絶頂したとみる』
長門『そ、それは……元帥がそうさせるから……』
元帥『私はそんなつもりはなかった。君が頼むから確認しただけだった』
長門『でも……』
元帥『だが勘違いしないでくれ。責めているわけじゃない。むしろ逆だ。そこまで乱れる素養があるのならば、絶対に提督を満足させられるようになる』
長門『ほ、本当ですか……?』
元帥『もちろん。しかし、そのためにはそういった技術、性技の習得が必要だ』
長門『性技……』
元帥『それを教えてあげてもいいのだが、こればっかりは実際にやって見なくては劇的な向上は見込めない』
元帥『どうする?君が望むのなら、このまま続けて私が知るすべてを教え込んでやるが?』
長門『そ、そんな事……』
長門《駄目だ、これ以上は絶対に。これ以上すると戻れなくなる。提督への明確な裏切り行為、浮気だ》
元帥『さてと……』ボロン
長門『!!』
長門《なんという……!!服を脱ぎ、全裸になった元帥の、いきり立った男性器はありえない形をしていた。提督の倍近くはあろうかという巨根は、まああり得る》
長門《しかし、その巨根の陰茎にはぶつぶつとした異様な膨らみが浮き出ている。よく知りはしないが、少なくとも医学的な書物にそのようなことは書いていなかった》
元帥『ああ、これが気になるか?』
長門『えっ……いや……』
元帥『これはね、シリコンボールだ』
長門『シリコンボール?』
元帥『要するに、セックスの時に相手を悦ばせることを目的に整形したということさ』
長門『整形……』
元帥『誰でも初めて見るときは驚くが、実際に味わってみれば癖になっていたよ』
長門『……ごくっ』
元帥『さあ、どうする?まあ、提督のためを思えば答えは分かるが。悦ばせたいのだろう?』
長門《!! そうだ。これは提督のためなのだ……だから、浮気にはならない。けして私がしたいからという訳ではないのだ》
長門『よ、よろしくお願いします』
元帥『さあ、まずは男に対する愛撫だ。基本的には体をなでるがちゃんと性感ポイントを押さえておくんだ』
長門『性感ポイント?』
元帥『君で言うと女性器や尻、胸、脇腹だ。性的快感を得ただろう』
長門『……は、はい』
元帥『男も大体は変わらん。流れも一緒だ。キスから体を愛撫し、どんどんと触れる場所を性感ポイントへ移す。自分がやられたようにやってみろ』
長門『はい。んちゅ……ん……はっ。こうですか?』なでなで
元帥『そうだ……』
長門《ベッドに寝そべった元帥にキスをする。そして手でわき腹や背中を愛撫した。口を離し、胸を撫でつけ、揉み、乳首を刺激する》
長門《しばらくすると、元帥も私を愛撫し始めた。まるで恋人同士のように愛撫し合う》
長門『男も乳首がたつのか……』
元帥『よし、まて』
長門《そんな感動を覚えつつ、手がいよいよ元帥の性器に触れたところで声をかけられる》
元帥『乳首を舐めたり吸ったりして、刺激しつつ扱け。扱くときはワンパターンにならないよう緩急をつけて裏スジ、カリを重点的に刺激するようにしろ。玉も忘れるな』
長門『はい……ちろちろ、ちゅぅちゅぅ』シコシコシコシコ
元帥『うっはぁ……いいぞ、その調子だ』
長門《言われたようにする。手がねとねとし始め、元帥の喘ぎ声が男の人を悦ばせているという事実を認識させてくれる》
長門《細かい指示に従いつつ、必死に元帥へ奉公する。ビクビクと痙攣するソレは火傷しそうなほど熱い》
元帥『よし、いいぞ。次はフェラチ○だ。そこに跪け』
長門『分かりました……ごくっ』
長門《ソファに足を開いて座った元帥の目の前の床に跪く。二十数センチはあろうかというソレに目が釘付けになる》
長門《雄の生臭い匂いをまき散らし、先端から少し白みがかった透明な液体をたらすそれは、提督のものとはまったく違う》
元帥『よし、これを咥えろ。最初は亀頭へ口づけしてそれを口に含んで唇と舌で愛撫するように。カリと裏スジが重要だぞ』
長門『はい。んちゅ……はむぅ……れろれろ』
長門《口いっぱいに雄の味がひろがり、肺がそれの匂いで満たされる。思考が溶けそうだ。元帥の指示に従ってソレに奉公する》
長門《こうして私は男を悦ばす性技を仕込まされた。元帥のモノがビクビクと快感に震えるのを感じる》
元帥『よし、そこまでだ。そろそろ本番だ』
長門『あの……避妊を』
元帥『ああ、何、心配いらんよ。もうすでに種がないからね』
長門『えっ?あっ……』
元帥『よし、じゃあいこうか』ズドブン
長門『はぁああああん!!』ビクンビクン
長門《思考をすべて焼き尽くされる。散々いじめられ、じらされていた秘所は太く、熱く、長く、そしてシリコンボールの入った肉棒に貫かれた》
長門《一番敏感な突起はもちろん、膣壁、そして子宮までがズダズダにされ、押しつぶされ、マグマのような快感を伝えてくる》
元帥『くぉ……!!これは、素晴らしい締まりだ。流石に鍛えているだけあるな』ズリズリ
長門『やぁ!!お、押しつぶされちゃう!!しきゅうおしつぶされちゃう!!』ビクンビクン
元帥『よし、では動くか』ドチュン ドチュン ドチュン
長門『んはぁああああああああ!!』ギュウ
長門《もはや快楽地獄だった。元帥はただただ自分の性感を優先させた乱暴な突き方をしている。ただただ女をモノのように扱う性行為》
長門《何度達していしまったのだろうか。かすかに残っていた理性がすべて押し流されてしまった頃に、いきなり元帥は動きを止めた》
長門『げ、げんすい……?』
元帥『長門くん、されるがままじゃなくてちゃんと自分でも動くんだよ。ほら、止まっていてやるからやってみな』
長門『はい。んっ……こ、こうですか?』クリグリグリ
元帥『そうだ。くっ……素晴らしい。見事なグラインドだよ』
長門『あ、ありがとうございます』
元帥『さらに自分や相手に愛撫しなさい。自分にするときは男を誘うように艶めかしく、相手にするときは愛しむように』
長門『分かりました。んっ……はぁん……!』
元帥『ぐっ……いいぞ、そのまま続けろ。儂も動き出そう』ドッチュ ドッチュ
長門『くぅうううう!!はぁ!!やぁ!!』グリグリ モミモミ
長門《元帥が動きだし、私も天井知らずの快楽を求めて言われた通りに自分でも動き、愛撫する》
長門《もはや私の頭に提督のためという免罪符は残っていなかった。今はただ、この雄として優秀な人に雌として愛されたい》
長門《互いに快楽を貪りあう淫らな混じり合い。私の心と体は歓喜に震えた》
元帥『くっ……そろそろ、イくぞ!!』
長門『わ、私もイきそうです!!』
元帥『くっ!!孕め!!』ドチュン ビュルルルル
長門『ああっ!!はぁああああああ!!くはぁ……はぁ……』ギュ ビクンビクンビクン
元帥『ふぅ……よかったよ長門くん。これで大分改善されたはずだ』
長門『えっ?……あっ、はいぃ…… ありがとうございますぅ……』
元帥『よし、では二回戦目だ。コレを舐めてもう一度たたせるんだ』
長門『わ、分かりました///あむ』
長門《こうして口淫で元帥の立派な男根をもう一度臨戦態勢にする。私の胸は来るべき快楽に震えた》
元帥『次はバックを教えてやろう。と言っても普通のバックは経験済みか。なら立ちバックだ』
長門『たちばっく?』
元帥『そこに立って壁に手をついて腰を突き出せ』
長門『えっと……こうですか?』グイ
元帥『もっと深く……よし、いいぞ。ぶち込んでやろう』ガシッ ズプン
長門『き、きたぁああああ///』ビクン
元帥『ふっ……ふっ……自分でも腰を振れ。さっきよりやりやすいだろ』パンパンパンパン
長門『はぁいい!!んはぁ!!ああん!!』パンパンパンパン
長門《容赦なく腰が打ち付けられ、立っていることが困難なほどの快楽に襲われる。いつのまにか私は、壁にしなだれかかり、元帥もまた私の胸を揉んでいた》
元帥『……くっでるぞ!!お前の中を満たしてやる!!』
長門『たてない!!もうたってられにゃい!!おかしくなっちゃう!!』ガクガクガク
元帥『うっ……はぁ……!!』ビュルルルル
長門『にゃああああああ!!』ビクンビクンビクン
長門《絶頂を迎えた私は壁と元帥に挟まれ、潰された状態で快楽を流し込まれた。そのまま元帥に抱え込まれ、唇を奪われる》
長門『んちゅ……れろれろれろ』
長門《まるで恋人同士のように濃厚なディープ。求め合うように唇を絡ませる》
長門《そしてベッドの上で愛撫し合った。互いを労わるように撫でまわす》
元帥『ふぅ……さて、今日はここまでだ。また明日お邪魔するよ』
長門『は、はいぃ……』
~
長門『……』グスッ
長門《きのう、私はとんでもないことをしてしまった。まさか、元帥と肌を重ねてしまうなんて……》
長門《明白な裏切り行為だ。許されない愚行だ。提督に……なんといえばいいのだ……》
ピンポーン
長門『!!』
長門『……はい?』
元帥『やあ、長門くん。来たよ』
長門『げ、元帥……』
元帥『早速今日のレッスンを始めようか』
長門『元帥……もう、止めましょう。こんなこと、許される事ではありません』
元帥『……と、言うと?』
長門『提督に申し訳なくないのですか!?貴方はあの人のことを大事にしていると言っていたではありませんか!!』
元帥『そうだとも。だから君が彼をセックスで満足させられるようにレッスンしてあげているのではないか』
長門『こんなこと!!不貞と何が違うのですか!?』
元帥『全く違うとも。私は彼のためを思ってしているのだ。……まあ、はしたなく濡らしてしまう君は違ったのかもしれないが』
長門『なあ!?』
元帥『ばれていないとでも思っていたのかね?まあいい。こんな話、ここでしていたらお互いよくないのではないか?』
長門『っ!!……おあがりください』
元帥『うむ』
~
長門『……』トポポポポポ
長門《とにかく、こんなこともうやめにしてもらわなくては!!私はお茶を入れながらそう決意した》
長門『……どうぞ、粗茶ですが』
元帥『ありがたい。そういえば間宮アイスを持ってきたのだが、今は食べている暇が無いようだ。あげるから冷凍庫に仕舞ってきなさい』
長門『!!……ありがとうございます』
元帥『うむ。……』ニヤッ キュポン トポポポポポ
~
長門『くぅ……はぁ……!!』パンパンパン
元帥『いいぞ、騎乗位はそうするんだ。艶めかしく胸を揉んで見せるのもいい』
長門《なんでこんな事に……お茶を飲んで昨日の話をしていたら、また体が熱くなってしまって……》
長門《下着を濡らしていることがばれてしまい、強引に迫られて、流された結果がこの現状だ》
長門《私は全裸で同じく全裸の元帥の腰にまたがり、その立派な男性器を女性器で包み込んでいた》
長門《はしたなく腰が動くのが止まらない。頭が焼ききれそうになる。いや、もう焼き切れているのだろう》
長門《ただただ、抗い難い快楽への渇望という本能と、その本能を満足させる快楽に支配されている》
長門《もはや私は、そしておそらく元帥も提督のためだなんて、これっぽちも思ってはいないだろう》
長門《互いを満足させるためだけに腰を振り、快楽を与えあい、本能をむき出しにしている》
長門《ただ罪悪感や抵抗感をなくすためだけの免罪符だ。しかし、そんなものでも、なくては私は壊れてしまう》
元帥『そろそろイくぞ……くぅ!!』ビュルルルル
長門『あ、いやぁ、きたああああああ!!す、すごいの……きたぁ……んむぅ』ビクンビクン
長門《絶頂の余韻のままに、元帥へしなだれかかり、濃厚なキスを交わす。もはや罪悪感や嫌悪感は消え去り、幸福感や元帥へ対しての恋慕の感情すら抱き始めていた》
元帥『ぷはぁ……長門くん、よかったよ』
長門『はぁい……ありがとうござます……』
元帥『強引にしてしまってすまない。けど、これも君たちのためを思ってなんだ』
長門『……』
元帥『誰だって何かを上達させたかったら練習するだろう。セックスだって同じだ』
長門『練習……』
元帥『君の心は提督のモノだろう?だから問題ない。これは浮気じゃなくて提督への愛ゆえの行動なのだ』
長門『提督への……』
元帥『だから深刻に考えるな。ただのレッスンだと割り切ってくれ』
長門『……はい。分かりました』
元帥『よろしい、ではこれからも一緒に頑張っていこうではないか。提督のために』
長門『はい。提督のために……///』
~
提督『ただいま、長門!』
長門『提督、お帰りなさい』
提督『寂しい思いをさせてしまったな。申し訳ない』
長門『大丈夫だ。私も子供ではないからな』
提督『そうか。長門、こっちにおいで』
長門『どうしたんだ?』
提督『んちゅ……』
長門『んふ……』
提督『……』サワ
長門『っ!!ま、待って!!』
提督『な、長門?』
長門『その、……せ、生理なんだ!申し訳ないが今日はできない……』
提督『そ、そうか。それはすまない……』
長門『こちらこそだ……そのかわり、今日はごちそうを作るから期待していてくれ!』
提督『それはいい!!期待して待っているよ!!』
長門『ああ、では料理に戻るよ』
提督『分かった』
長門《危ないところだった……今肌を重ねてしまったら、元帥の精液に気がついてしまうだろうしな……》ブピュッ トロォ
~
長門『では、行ってくる』
提督『ああ、先生の所だっけ』
長門『そうだ。花嫁修業を頑張ってこよう』
提督『先生にもよろしく伝えておいてくれ。行ってらっしゃい』
長門『ああ』
~
元帥『ふっ……そうか……よろしく言っていたか……くっ……』パンパンパン
長門『はぁい!!そういってましたぁ!!』
元帥『じゃあ今日は念入りにやっておくか』
長門『あぁん!!ありがとうございますぅ!!』ビクンビクン
~
提督『よし、じゃあ行ってくるよ』
長門『ああ、行ってらっしゃい。それにしても、提督もとうとう中将か。胸が熱くなるな』
提督『えっ!?俺、君に言ってたっけ!?』
長門『うん?ああ、酔っていたから記憶がないのか。昨日寝る前に嬉しそうに話していたじゃないか』
提督『あっちゃぁ……サプライズで驚かせようと思ていたのに……』
長門『そうだったのか。ははっ』ニコッ
提督『ともかく、行ってくるよ』
長門『気を付けて』
~
ピンポーン
長門『!! お帰りなさい、元帥!!』
元帥『ただいま、長門。さっき鎮守府で会った提督が君へのサプライズへ失敗したとか言っていたぞ』
長門『ああ、それですか。貴方から聞いていたのでつい言ってしまって。危うく怪しまれるところでしたよ』
元帥『次から気を付けたまえ。罰として今日は一日これを付けたまま暮らしてもらおうかな。もちろん、あの若造が帰ってきた後もだ』ブーン
元帥『もちろん、これも彼のためだ。彼を満足させられるように快楽に堪えるレッスンだからな』
長門『はい///んっふぅ……』ピクン
元帥『では、本レッスンを始めようか』
長門『よろしくお願いします///』
長門《これは裏切りじゃない。提督のためなんだ。私が気持ちよくなるのはたまたまあった副産物だ。けして快楽のためにしているわけではない》
長門《今日は一体何を教えてくれるのだろうか?そう考えると心身が昂り、期待に心臓が早鐘を打った》
長門《まるで恋人同士のように絡み合い、愛し合う。たぶん肌を重ねた回数ではとっくに提督より元帥の方が上だ》
長門《けど、問題ないな。だって、これは提督のためなのだから》
元帥『長門、愛しているよ』
長門『私もあなたが好きだ///愛している……んはぁ!!』ズチュン
~
提督「なんという裏切り!!何が提督のためだ!!ようは自分の不貞行為を正当化したかっただけだろう!!」
提督「だがな、本人がどう考えていようとそれは間違いなく唾棄すべき裏切りなのだ!!低俗な雌豚め!!地獄で己の罪業を知り、永遠に苦しみ続けるがいい!!」
提督「それに、よく考えたら愛していると言いやがったな最後!!どういうことだ!?ええ!?そのうち完堕ちするんだろうが!!」
提督「そして最後にはそいつの子供を孕んだりするんだろう!!そうなんだろう!!そうなんだろう!?どうなんだビスマルク!!」
ビスマルク「……安心しなさい、ありえないんだから。こうなるに決まってるじゃない」
~
元帥『信じられないのも分かる。しかし、男というのは女には滅法弱い。本能がそうできているのだ』
長門『本能……!!』
元帥『しかし、儂も目をかけている大事な部下が、万が一そんな理由で破局を迎えてしまったらと思うと不憫でならない』
元帥『そのためには君が提督を満足させられるようになるしかない。だから、何か力になれないかとここへ来たのだ』
長門『元帥……』
元帥『何でもいい。何か心当たりなどはないか?』
長門『心当たり……』
長門《このような事、いくら元帥とはいえ赤の他人に話すなど!!と、とりあえず元帥には帰ってもらおう。ありがた迷惑という奴だ》
長門《そして陸奥に相談しよう。あいつなら適確なアドバイスをくれるはずだ。私よりもそういったことに詳しいからな》
長門『……特にはないですね。大丈夫です。元帥のお手を煩わせはしません』
元帥『し、しかし!このままでは提督が浮気をしてしまうかもしれないんだぞ!!それでもいいのか!?』
長門『!?……よくはありませんが、私は夫を信じています。それに、いくら元帥とはいえこのようなことを話すのは良くないかと』
元帥『なっ!?』
長門『ご心配いただきありがとうございました。このことは私達で解決します。どうぞご安心ください』
元帥『し、しかし……!!』
長門《なんだ……どうしてここまで強引なのだ?普通は引き下がるべき場面ではないのか……》
長門『げ、元帥?どうされたのですか?どうしてそこまで……』
元帥《ま、まずいな……怪しまれている……これ以上強引にいくのは危険か。ここは引いておこう》
元帥『いや、なに。それだけ提督を気にかけているのだ。離婚歴はよくないからな、ははっ…… すまない、熱くなり過ぎたようだ』
長門『いえ、大丈夫です。それだけ目にかけて貰って、夫は幸せ者です』
元帥『そう言ってもらえると助かるよ。さて、今日はこれで失礼しようか』
長門『お見送りします』
~
提督「馬鹿な……その発想はなかった……」
ビスマルク「むしろその発想しかないわよ。大体、職場の上司、しかも男性に自分たちの性生活を相談する女なんていないから。強引に聞いてくるならセクハラ事案ね」
提督「いるかもしれないだろう」
ビスマルク「自分から言うならまだしも、相手から聞かれて答える女はいないわよ。その後は、たぶんこんな感じになるわ」
~
陸奥【もしもし、長門?】
長門【……陸奥か】
陸奥【そうよ。貴女が掛けてきたんじゃない】
長門【陸奥……むつぅ……ぐすっ】
陸奥【ちょっ!?どうしたのよ!?】
長門【て、提督が……離婚するかもしれない……ひくっ】
陸奥【はぁ!?どういうことなの……】チラッ
提督『よし、これだ!』
曙『はぁ!?本気で言ってんの!?長門さんがそんなの貰ったって喜ぶわけないじゃない!!第一、何よ盆栽セットって!!』
提督『いや、植物を育てるのは手軽だし、心が和むだろ』
漣『いや、そりゃそうだけどさ……そこで盆栽セットを選ぶってところがご主人さまのセンスの無さですわこれは。やべぇ、脳が震える……!!』
提督『なん……だと…… 長門は大和撫子だからこれの方がいいんじゃないか?』
潮『あの、こっちのチューリップとかの方がいいんじゃないかなって思うんですけど……』
朧『沢蟹飼育セットとかおすすめですよ。かわいいし、見ていて和みます。そして植物と違って動きますし』
陸奥【……そんな事ないと思うけど、どうしてそう思ったのよ?】
長門【今日元帥が来て、提督が私との……セックスに不満を言っていたと言われたのだ……】
長門【このままじゃ提督に愛想をつかされてしまうかもしれない……陸奥ぅ……どうすればいいのだ……?】
陸奥【元帥……?元帥か…… 長門】
長門【なんだ……ぐすっ……】
陸奥【その元帥はね……】
~
ビスマルク「こうして元帥の本性を知ったナガトは提督に相談したりして、少なくとも貴方の言うようなNTR展開にはならないから」
ビスマルク「もしムツがそういう噂を知らなくても、どうにかして提督とナガトは話をするでしょう。そうなればNTR展開にならない事だけは変わらないわ」
提督「馬鹿な……だが、不安に思って相談しちゃうぐらいはあるんじゃないか?」
ビスマルク「……もしそうしたとしても、服を脱いで体を確認とかはしてもらわないわよ。言葉で説明ぐらいね」
提督「くっ……馬鹿な!!信じられん!!」
長門「提督、失礼する。少し話があるのだが」
提督「長門!!お前好きな人はいるか!?」
長門「なぁっ……!?」ボンッ
提督「いるのか!?」
長門「ど、どうしてそんなことを聞くのだ!?」カオマッカ
提督「大事なことなんだ!!頼む、答えてくれ!!」
長門「あぁ……うぅ……くっ……い、いるぞ……///」モジモジ
提督「よし、ではそいつと君が結婚したとしよう!!」
長門「!!??」
提督「しかしある日、夫がいない間に中年の上司が家にやってきて、夫から君との夜の生活に不満を持っていると言われた」
長門「えっ……」
提督「そして上司が君たち夫婦のために何かしてやりたいと言ってきた。どうする!?」
長門「ほ、本当にどうしたのだ!?どうしてそんなことを……!?」
提督「大事なことなんだ!!頼む、長門……!!俺の、魂をかけた戦いなんだ……!!」
長門「……!!……分かった。いや、よくわかりはしないのだが、とりあえず貴方にとって大事な問であることは分かった」
提督「長門……!!」
長門「全力で答えさせてもらおう。……そう、だな。 例えば、夫の好みを聞くとかだな」
提督「なるほどな……では、例えば自分の体が魅力的か不安を覚えていたら、そのことを確認してもらったりするか?」
提督「そこで触られて感じてしまい、雰囲気に流されて性技を仕込んでもらったりはどうだ?」
長門「なに!?まさか!!そんなことはするわけない!!」
提督「なん……だと……」
長門「第一、そんなの浮気ではないか!!それにいくらアレがあまりうまくないからと言って、他人とそういうことをされるよりはずっとマシだろう!!」
提督「そ、そうだ!!」
提督(……だが、それをちゃんと分かっているだと!?)
長門「て、提督……まさか、貴方は私がそんなことをするとでも思っていたのか……!?」ウルッ
提督「いや、違う!!違うぞ!!」
長門「ではなんでそんなことを聞くのだ……!?納得のいく答えを言ってもらう!!」
提督「……ふ、不安になったんだ」
長門「……不安?」
提督「分かっていても言葉で確認したい時があるだろう……?」
長門「……」
提督「……すまない、俺は今、少し不安定なんだ。理由は分からないのだが。本当に申し訳ない」
長門「……提督。一体何があったというのだ?普段の貴方からは全く想像がつかない状態だぞ」
提督「……分からないんだ。すまない」
長門「……私にできることがないだろうか?この長門、貴方のためにならできることは何でもする」
長門「だから、もっと私を頼りにしてくれていいのだぞ?私もその方が嬉しい」
提督「長門…… ありがとう。だが、今は大丈夫だ。いつか助けが必要になったら頼らせてもらおう」
長門「っ……!! ……分かった」
提督「本当にありがとう。……それで、話というのは何だ?」
長門「いや、また今度にする。今はそれどころじゃなさそうだからな。では、失礼する」
提督「そうか、分かった。ありがとうな。じゃあまた後で」
ビスマルク「……ほらね?分かったかしら?」
提督「ああ、ここは俺の負けだ。だが、まだだ。まだ終ってない」
提督「……よし、では次にいこうか。……教師とは聖職だ。未熟な子供たちに、一人前の大人になるための術を教える者たちだ」
ビスマルク「……そうね」
提督「しかし、世の中にはそんないたいけな少女を欲望のままに貪るような輩がいる……!!」
提督『そして哀れな少女たちも調教され、快楽に溺れ、取り返しのつかない娼婦になってしまう!!たとえばこんな感じだ!!』
~
川内『提督ー!!』
提督『……川内、戻ったか』
川内『ただいま!!大勝利だよ!!』
提督『うむ、素晴らしい。だがな……』
川内『ん?なに?』
提督『朝四時に叩き起こすのは止めてくれ……』
川内『えー!?愛しの川内ちゃんが戻ってきたんだよ!?もっと喜びこそすれ、それは酷いんじゃないの!?』
提督『もちろん嬉しいが、眠気には勝てぬ……』
川内『もう!!』
提督『ほら、おいで』グイッ
川内『おお!?』ボスッ
提督『一緒に寝よう』
川内『んっ仕方ないなぁ……すごく暖かい』
提督『君のために温めておいたんだよ』
川内『そっか。ありがとね、提督……』
川内《暖かい布団の中ですぐにまどろむ。ふわふわしていて、とても気持ちがいい》
川内《提督と付き合い始めて一ヵ月ほどたつ。夜戦帰りはこうするのが習慣になった》
川内《布団の柔らかさと提督の温もりと匂いに包まれて眠りに落ちていく。至福の一瞬だ》
~
提督『……だい、起きろ。川内』ユサユサ
川内『んっ……提督?』モゾモゾ
提督『そうだ。そろそろ時間だぞ。食事と身支度を済ませておけ』
川内『時間……?ああ、あれか』
提督『そうだ。教育プログラムだ』
川内『【学校】ね、分かった。……あと5分』
提督『駄目だ』
川内『ケチ……じゃあおはようのキスは?』
提督『!……』チュッ
川内『んっ……よし、目が覚めた』
提督『食事は運んである。シャワーも使っていいぞ』
川内『ありがとうね、提督』
川内《今日から教育プログラム、通称【学校】が始まる。これは、勝利は目前の戦況を踏まえて政府から戦後に向けての、艦娘の復員支援のプログラムだ》
川内《私達艦娘は、本来なら学校に通っている年齢だ。けど、前線で戦っているのだから一般の学校で学ぶようなことを学んでいない》
川内《このままでは戦後に困るということで、年齢的に必要な学力を【学校】で獲得する。そして、終戦後に一般人たちと同じ学校へ戻ることができるようにするらしい》
川内《正直、私はそこまで学校に行きたいわけじゃない。どちらかといえばこのまま軍に残って提督を支えたい》
川内《しかし、普通の生活を体験してからでも遅くないという提督の助言で、とりあえず行ってみることにした》
川内『もぐもぐ……おいし』
川内《まあ、それなりにやっていくとしようか。そろそろ12時だ。夜戦に出ていた私は午後から参加なのだ》
川内『神通たちが午前から受けてたっけ。話を聞いてみよ』
~
川内『ただいま!!』
提督『おお、川内、お帰り。どうだった?』
川内『んーまあまあかな?数学とかは簡単だけど理化社会が意味不明だよ……あんなの知らなくても問題ないでしょ』
提督『そんなことない。雑学が増えるぞ』
川内『そんなの欲しくないし……』
提督『まあ、そう言うな。俺も学生の頃はそう思っていた。皆が通る道だ』
川内『んー……』
提督『ほら、頑張った川内へプレゼントだ。これをあげよう』
川内『間宮アイスじゃん!!いいの!?』
提督『その代わり授業をがんばれよ』
川内『うん、頑張るよ!!だから、あーんして?』
提督『しょうがないな……ほら、あーん』
川内『あむ……んー!!おいし!!』
提督『ほれ、もう一口』
川内『はむ!ほうだ、へいほふほはへはほ(そうだ、提督も食べなよ)』
提督『え、何だって?んっ』
川内『んちゅ……れろれろれろ……はぁ、おいしかった?』
提督『……今まで食べてきた物の中で一番だ。もう一口頂こうかな』
川内『どうしようかな~ あむ!?んふぅ!!ん……』
川内《提督に口の中へアイスを突っ込まれる。そして間髪入れずに唇が重なって、入ってきた舌が私の口の中のアイスを舐めとっていく》
提督『……癖になりそうだ』
川内『しょうがないにゃぁ……いつでもやってあげてもいいよ?』
提督『頼もうか』
川内《提督と一緒にいるときが一番安心する。この人のことが世界で一番好きだ。そんな人と両想いになれるなんて、私は何て幸せ者なのだろう》
川内《そんな提督が私に普通の生活を知ってもらいたいなら。とりあえず体験してみるのも悪くはないかも》
川内《あまり気乗りしなかったけど、学校頑張ろう。一番の成績をとって提督に喜んでもらうんだ》
~
ゴリマッチョ『ほぅ……アレが艦娘か。美人だらけじゃねえか。軍隊は見た目で採ってるんじゃないか?』
ゴリマッチョ《体育科の教師として鎮守府で教えろと言われた時はどうなるかと思ったが、こいつはついてるな》
ゴリマッチョ《今まで何人もの女子生徒を喰ってきたが、これほどの上玉はそうそう見たことねえ》
ゴリマッチョ《とりあえず今のうちはまだ値踏みの段階だな。いただくときが楽しみだ》
ゴリマッチョ『時間か……全員集合!!これより体育の授業を始める!!』
『『『『はい!!』』』』
ゴリマッチョ『まずは基礎体力テストからだ。お前たちの体力を見させてもらう!!』
『『『『はい!!』』』』
~
川内『提督!!聞いて聞いて!!』
提督『ん?お帰り川内。どうしたんだ?』
川内『ただいま!!あのね、提督。私、陸上の大会に出るかもしれない!!』
提督『何?どういうことだ?』
川内『なんか体育の先生がね、有名な陸上の先生だったんだ。それで体力テストの時、50m走やった後に100m走も走ってみろって言われてね?』
川内『だから走ったら、陸上の才能があるって言われたんだ!!それで、次の全国大会を目指してみないかって言われたの!!』
提督『なんとまあ!けど、お前はまだ艦娘だぞ?許可は下りるだろうか。それにそういう大会に出るには実績がないとダメなんじゃないか?』
川内『それがね、なんか偶然プログラムの視察に来てたお偉いさんたちが見てたらしくてね』
川内『海軍のイメージアップにちょうどいいって許可出してくれたんだ。陸上の人も先生の推薦であれば特例で許可するって』
川内『だから出ようと思えば出られるよ!!すぐに提督にも連絡が来ると思う』
提督『そうか、分かった。川内は出たいのか?』
川内『もちろん!!……これで優勝したら、きっと私も胸を張って提督の隣にいられるようになるから』
提督『川内……?』
川内『もちろん誰かにそう言われたわけじゃないよ?けど、やっぱり金剛さんとかと比べると私ってさ、釣り合ってないかもって』
提督『そんなことない!気にするな』
川内『気にしないようにしたいけどさ、やっぱ無理だよ。けど、優勝できればそれが私の自信になるから』
川内『だから、応援してくれると嬉しいなって。……ダメかな?』
提督《正直に言って、川内がそう考えていることが納得できないというか……悲しい気分になる。けど、それが川内にとって重要なことならば……》
提督『……もちろん応援するよ。頑張れ』
川内『提督……!うん、頑張る』ダキッ
提督『……』ナデナデ
~
ゴリマッチョ『よし、今のはなかなかよかったぞ。その調子でいくんだ』
川内『はい』
川内《あれから数週間。私は【学校】で授業を受け、放課後は夜まで練習に打ち込んだ》
那珂【えー!!それってもう普通の人と変わらない生活じゃん!!いいなー!!】
川内《那珂たちはそう言ってうらやましがるけど、私はあまり楽しいとは思わなかった》
川内《戦場で戦っているときの高揚感、特に夜戦の時のあのゾクゾクした感じが懐かしい。生きるか死ぬか。うっとりする》
川内《最初の頃は新鮮でよかったけどね。でも今は、退屈な勉強に毎日のように繰り返される練習。もううんざりだ。何の楽しみもない》
川内《タイムが少しずつ上がってきてもそこまで嬉しくはない。なんでこんなことに打ち込む人が大勢いるのか》
川内『提督のためじゃなきゃ、こんなことやってられないや……』ボソッ
ゴリマッチョ『……』サワッ
川内『きゃあ!?』ビクッ
川内《いきなりお尻を触られた!!振り向くとコイツがいた》
川内『っ!!やめて!!』
ゴリマッチョ『勘違いするな。これはお前の筋肉を調べているだけだ』
川内『何言ってるの!?こんなのセクハラじゃん!!』
ゴリマッチョ『違う。俺はお前が真剣に取り組んでいるのを見て、できる限りのことをしてやろうと思っただけだ』
川内『なにそれ!!意味わかんないから!!』
ゴリマッチョ『ふん、まあいい。片付け終わったら俺の部屋に来い。それと教師に向かって話すときはちゃんと敬語を使えよ』
川内『チッ』
川内《最初の頃は気がつかなかったけど、コイツの私を見る目は獲物を見定めているようで気に食わなかった。いやらしい目で胸やらお尻やら脚を見てくるし!》
川内《とうとう本性を現したか、このエロオヤジめ!次やったら許さないから!》
~
ゴリマッチョ《やれやれ、一番センスがあるうえに美人だったから選んだが、性格に難ありだったな》
ゴリマッチョ《だが、そんなじゃじゃ馬を堕とすのもまた醍醐味だ。予定通り今日にでもしかけるか》
~
川内『……』コンコン
ゴリマッチョ『入れ』
川内『失礼します』ムスッ
ゴリマッチョ『教師に随分な態度だな。筋肉を確認しただけだと言ったろうが』
川内『どうだか。セクハラ教師にはこれで十分でしょ?』
ゴリマッチョ『まったく。ともかく、ほれ。これが全国大会の詳細の書類だ。ちゃんと確認しておけよ』
川内『……分かりました』ブスッ
川内《ちょうど一か月後か……うえ、明後日から大会まで合宿!?》
川内『合宿って……聞いてない!!』
ゴリマッチョ『今頃、他の選手たちはみんな合宿や激しい練習に打ち込んでいるんだ。夏休みだからな』
ゴリマッチョ『それに、お前はここでしか走ったことがない。ちゃんとした競技場の雰囲気にできるだけ慣れてもらう』
川内『きょ』
ゴリマッチョ『もちろん許可は取ってあるからな』
川内『っ……!!』
ゴリマッチョ『それと川内、マッサージしてやるからジャージを脱げ』
川内『はぁっ!?何よマッサージって!!絶対セクハラ目的でしょ!!』
ゴリマッチョ『馬鹿を言うなよ。さっき確認したがやはり筋肉が固まってる。そのままじゃ怪我するぞ』
川内『っ!!でも……』
ゴリマッチョ『ふん、そうか。俺はお前が真剣に頑張るから見てやっているのに、やれセクハラだのでもだの。もういい』
川内『!』
ゴリマッチョ『才能はあるがそんな態度じゃもう無理だ。お偉いさん方に話をして、このことはなかったことにしてもらう』
川内『!!』
川内《そんな……それだけは駄目!!提督だって応援してくれているのに!!》
川内『ま、待って!』
ゴリマッチョ『……なんだ?』
川内『分かった!マッサージ受けるから!』
ゴリマッチョ『セクハラだの言われるのはこりごりでな』
川内『っ!!……す、すみませんでした。お願いですからこれからもよろしくお願いします……』ペコリ
ゴリマッチョ『……はぁ、仕方がない。ならこれからも指導してやろう。ただし、俺の指導にはちゃんと従えよ?』
ゴリマッチョ『今回の件では俺のメンツもかかってるんだ。これで無様な成績を残したりすればこれからに響く』
川内『分かりました……』
~
川内『くっ……ふぅ……』ピクン ピクン
ゴリマッチョ『こわばっているぞ、リラックスしろ』グイ グイ
川内『っ!!はぁ……』ビクッ
川内《何がリラックスしろだ……際どいとこばっかり触って……ほとんどお尻どころか、一番大事な所に触りそうじゃん……!!》
川内『んっふぅ……』
川内《っ!!もし触ったら、問答無用で殴り飛ばしてやるっ……!!》
ゴリマッチョ『どうだ、気持ちがいいだろう?そうやって素直に俺の手を受け入れろ』
川内『はぁ……はぁ……き、気持ちよくなんか……くぅ……ないから……』ピクン
ゴリマッチョ『……強情な奴め。次は仰向けになれ』
川内『は、はい……』ゴロン ギシリ
ゴリマッチョ『よし、いくぞ』グニグニ
川内『はぁ……つぅ……』
川内《胸……揺れちゃう……こんな……熱いよ……》
川内《扇風機だけじゃなくて……クーラーつけないの……?汗で濡れて……ウェアが引っ付いて……気持ち悪い……》
川内《なんか頭がぼぅっとしてきて……でも体が敏感になってきて……すごく変な気分》
川内《こんなエロオヤジに全身まさぐられてるのに……気持ち悪いのに……気持ちいいなんて……おかしいよ……》ゾク
ゴリマッチョ『……川内、お前』ズル
川内『えっ?』プルン
ゴリマッチョ『感じているな』ニヤリ
川内『なっ……!?』カァッ
川内《ボーっとしていた所を突然レーシングトップを上にずらされる。胸を丸出しにされた》
ゴリマッチョ『ほう……発展途上にしてはなかなか……こんなに乳首をたたせて、俺は真面目にマッサージしてやっていたというのに』モミモミ
川内『は、離せ変態!!っ!?』
川内《て、手が足で抑え込まれていて動けない!?そんな……このままじゃ!!》
川内『どけぇぇぇぇ!!』ジタバタ
ゴリマッチョ『お前らが、艤装とやらを展開していなければ身体能力が普通の人間に戻るのは知っているんだよ』
川内『こんなことして、ただで済むと思ってるの!?』
ゴリマッチョ『勘違いするなよ?これも指導だ。性欲がたまってたら集中を妨げる。だから俺が一肌脱いで発散させてやろうってんだよ』クリクリ
川内『ひゃんっ!!やっ……やめっ……ぇ……!!』ビクン
川内《か、体に力が入んない……!!いつの間にこんな体が……まずい、こんなの……!!》
川内『あっあん……ふぅ……んぁ……!!』
ゴリマッチョ『気持ちいいみたいだな?だんだんと大人しくなってきやがって』
川内『ち、違う!!そんなんじゃ……あん!』
ゴリマッチョ『さて、もっと女を悦ばせるのには、やはりこれしかないな』ボロン
川内『!?』
川内《な、なにそれ……男の人のあれって、そんな大きくなるの……?わ、私で興奮してるの……?》
ゴリマッチョ『初めて見るのか?まあそうだろうな。よく見ておけ。これがお前を子供から女にするんだ』
川内『……』ゴクリ
ゴリマッチョ『お前の胸なら挟めそうだな。ほれ、ついでに男を悦ばす技も教えてやろう』ピト ギュッ
川内《クソオヤジは私の胸の谷間にあれを挟むようにした。そして私の胸を左右から谷間を作るように押し付け、あれを圧迫するようにする》
川内《胸に感じる熱いモノ、それはぬめっていて、とても臭い。汚い、穢らわしい。そんなものが、私の胸に挟まれてる……》ゾクゾク
川内『な、なにを……』
ゴリマッチョ『ほら、こうして挟んで胸で扱く。これがパイズリだ。今は俺が動いてるが本来はお前が動いて扱くんだからな』ピタンピタンピタン
川内『うぅ……ふぅ……こ、これが……?』ドキドキドキ
川内《肉と肉がぶつかる音が響く。か、体がおかしい……こんなの変だ……あそこが疼く……》キュン キュン
川内《これが……エッチなの……?こんな大きいのが……あそこに入るの……?》
川内《そ、そんなことされたら……私……どうなっちゃうの……?》
ゴリマッチョ『ふんっふんっ』ピタンピタン
川内『!!』ピト
川内《先生のアレが私の唇に触れた。何か熱い、とても臭い液体が唇にくっつく。私、今あれにキスしちゃったんだ》
ゴリマッチョ『いいぞぉ……まずは一発目、浴びせてやる!!うぅ……!!』ビュルルルル ギュッ
川内『うあっ!!ぷはっ、あっ、くぁああああ!!』ビチャ ビクンビクン
川内《白いどろりとした液体が先端の穴から吹き出てきた。顔一面に飛び散って、口にまで入ってくる》
川内《汚された。けど、なぜかその事実が私を変に興奮させた。先生のが私の口に……酷い味、酷い匂い。これが男の人のせいえきなんだ……》
川内《初めてする男の人とのエッチなこと。自分がそれをしていて、相手の男の人をイかせたという事実が私を興奮させる》
川内《それに加えて、強くつままれた私の胸の先端が鋭い痛みと焼き切れるくらいの快感を伝えてきた》
川内《気がついたら、イっていた。頭の中が真っ白になっている。今までに感じたことのない感覚に意識が飛びかける》
川内『あふぅ……はーっ……はーっ……』ピクンピクン
ゴリマッチョ『強引にパイズリされて、乳首を抓られ、顔射されてイくか。お前はかなりのマゾだな』
川内《嘘だ……こんなこと……私は、マゾじゃない……!!》
ゴリマッチョ『よし、次は本番だ。お前をメスガキから女にしてやる』ギシッ
川内『や、やだぁ!もう、やめて……!!』バッ
川内《こいつがどいて動けるようになる。私は少し戻った理性で逃げることを選択した》
川内《私の好きな人は提督だ。こういうことは提督としたい!!絶対にこんな筋肉ダルマのエロオヤジなんかとなんていや……!!》
ゴリマッチョ『初めてなのにバックがいいのか?まったく。マゾなうえに変態か』ガバッ ガシッ グリグリ
川内『やぁ!ちがうっ……!!』
川内《けれど力が入らない。這って出口まで逃げようとするけど、ベッドから逃げる前にのしかかられてしまう》
川内《勃起したこいつのアレがレーシングショーツ越しに私のお尻に押し付けられる》
ゴリマッチョ『ほら、川内。もう少し腰を浮かせろ』グイッ
川内『んはぁ……ふぅ……!!』
川内《ランニングパンツがずらされる。あそこが丸見えになってる。こんな奴に見られちゃった……》
川内『そんなモノ押し付けるなぁ……!!私はそんなの入れられたくない……!!初めては提督とだもん……!!』
ゴリマッチョ『好きな奴がいるのか?だが認めろ、川内。お前の体はこれを入れられたくてたまらないんだよ。その証拠に大洪水じゃないか』ネチョ ネチョ トロリ
川内『ふぅ……!!くぅ……!!』ピク ピク
ゴリマッチョ『川内、これは指導だ。ここで終わらせればお前はさらに悶々として今まで以上に練習に身が入らなくなるだろう』
ゴリマッチョ『そうならないためにも、ここで俺とセックスして性欲を解消しないといけないんだ。そうしなきゃ全国大会で戦うことは不可能だ』
川内『はぁ……はぁ……』
ゴリマッチョ『それにな、これはお前とその提督とやらのためでもある』
川内『何言って……』
ゴリマッチョ『処女ってのは嫌われるんだ。痛がったり手際が悪かったりして面倒だからな』
川内『……!』
ゴリマッチョ『だからここで俺がお前をそういう意味でも指導してやる。そうすればきっとそいつとのセックスでもうまくいくぞ?』
川内『……』
ゴリマッチョ『俺はお前の教師だ。お前がどう思おうと教師に従うのが生徒だろう。俺のいうことは聞かなくちゃならん。殺気もそういったはずだ。……あとは分かるな?』
川内『はぁ……はぁ……』
川内『っ…………』クイッ
川内《何が決定打となったのかは分からない。優勝の為?提督の為?先生の言うことだから?それとも……》
川内《ホントは、期待してたから?》ドクン ドクン
ゴリマッチョ『そうだ、それでいい。お前は俺の指示に従っていればいいんだ』ツプ グッ ズブッ ヌププププ
川内『っ……うっ、ぎぃ……はっあぁ!!うぁああああっ!!』ビクンビクン
川内《先端が当たるのを感じた。ぬるりとそれが私の中を押し開きながら入ってくる。一瞬の痛み、だけど、それよりも興奮が勝る》
川内《そしてそれが私の体の奥へ到達した。こんっと叩かれたような感じ。熱い異物感がソレを自覚させるさせる》
ゴリマッチョ『処女喪失おめでとう。これでお前は俺の女だ』モミモミ クチクチ
川内『なっはぁん!!ああ!!くぅ……!!』
川内《手で胸とクリトリスをいやらしく責められる。頭が飛びそうだ。おかしい、ヤバイ、このままじゃ……》
ゴリマッチョ『よし、そろそろ動き始めるぞ。お前の中を俺の形にしてやる』ズップズップズップ
川内『んっ!!あっ!!あぁ!!やぁ!!』パンパンパン
川内《激しく突かれ、理性が消し飛ぶ。ただこの快楽が欲しい。もっと、もっと!》
川内《先生は私の理性が消え去った後もずっと激しく腰を打ち付けてきた。まるで、私に自分を刻むこむように》
ゴリマッチョ《このよがり具合、こいつはもう堕ちたな》ニヤリ
ゴリマッチョ『俺ばかりに任せるな。お前も腰を使え。ピストンするだけじゃなくて円を描くようにしてみろ』
川内『はぁん!!あっ!!あっ!!あぁん!!』グリン グリン
ゴリマッチョ『そうだ、いいぞ。だが、忘れるなよ川内。これは指導だ。ちゃんと返事しろ』
川内『は、はいぃ……ありがとうございますぅ……んぁ!!』ゾクゾク
ゴリマッチョ『ほら、気持ちいいように動くんだ。相手に任せっきりになるな』
川内『はぁい!!んはぁ!!あぁん!!』
川内《自分が支配されていくのを感じる。この人を悦ばせるために、指示に従う。私がこの人のモノにされていく》
川内『ふぅ……くぅ……いやぁ……だ、あっ、だめ、だ、んはぁああああ!!』ビクンビクン
ゴリマッチョ『イったか。……よし、次は騎乗位だ。俺が横になるから自分で入れてみろ』
川内『あぁ……はぁ……』ピクンピクン
ゴリマッチョ『ほら、休んでる暇はないぞ。早くしろ』
川内『はい……んぅ……ふぅう!!』ツプ ズブブブブ
ゴリマッチョ『よし、この体位はお前がメインで動くんだ。やってみろ』
川内『はぃ……んふぅ……はぁ……あぁん……!!』ズリズリズリ
ゴリマッチョ『違う。もっとピストンを使え。こうだ』ヌボッヌボッヌボッ
川内『あぅ!!はぁん!!んぁあ!!』
川内《頭がおかしくなっちゃった。この人の指示に従うのがたまらなく気持ちいい。ぞくぞくする。興奮する》
川内《もっとしてほしい。もっと私を犯して、汚く穢してほしい。この人のモノにされるのが、従わされることが快感になる》
ゴリマッチョ『発情しきった顔だな。俺に犯されてよかっただろう』パンパンパン
川内『はい!』
ゴリマッチョ『ほら、こっちに倒れてこい。キスだ』
川内『はぁい!んふぅ……んちゅ、れろれろれろ、くちゃくちゃ』
ゴリマッチョ『この瑞々しい弾力のある胸に、引き締まった体。そしてこの締まり具合。最高だ……!!』
川内『ありがとうございますぅ……!!』キュン
川内『っぁあ!!だ、駄目……またイっちゃう!!イっちゃう!!おかしくなっちゃう!!』
川内《淫らに絡み合い、新しく覚え込まされた快楽を求め続ける。激しい行為に、再び私の体が絶頂を迎えそうになった》
ゴリマッチョ『もう限界か?仕方ない、俺もイってやろう……もちろん中出しだ。嬉しいか?』
川内『はぁい!!』
ゴリマッチョ『よし、中で出されたら孕むかもしれんぞ?俺の子種でお前の卵子が受精するんだ』
川内『あぁん!!』
ゴリマッチョ『つまり俺はお前を征服する。お前に好きな人が居るとしても、それは俺になる。いいな?』
川内『そ、それはぁ……!!』
ゴリマッチョ『俺のモノになればこれからもこうして満足させてやる。だから俺のモノになれ。いや、お前が何と言おうとお前は俺のモノだ』
川内『あぁ!!はぁっ!!は、はいぃ!!分かりましたぁ!!私は、先生のモノですぅ!!』
ゴリマッチョ『よく言った!くっ……一番奥で……出してやる……ぞぉっ!』ビュルルルルルルルル
川内『あぁ、んふぁぁああああ!!ふぅぁああああ……!!』ビクンビクン
ゴリマッチョ『くっ……ふぅ……』ズルリ
川内『あん……はぁ……はぁ……』ピクンピクン
ゴリマッチョ『これは本当にできたかもしれんな。だがまだお前には妊娠してもらうわけにはいかない。あとでこれを飲んでおけ』ポイッ
川内『はぁい……』
ゴリマッチョ『さて、明後日からは合宿だ。明日中に準備を済ませておけよ。合宿中はつきっきりでサポートしてやる。ありがたく思え』
川内『ありがとうございますぅ……』
ゴリマッチョ『もちろん、マッサージもしてやるつもりだが、お前しだいだ。考えておけよ。あと、俺はポニーテールの方が好みだ』
川内『はぁ……はぁ……』
~
提督《川内が全国大会出場とその直前合宿のために鎮守府を離れてから約一ヵ月、大会本番まであと数日だ》
提督《あいつのことだからケロッとしているのだろうが、心配なことに変わりはない。電話でもしてみるか。通じればいいが……》
提督《実は何回か電話したのだが一回も通じなかった。昼間は練習に忙しいのかもしれない。だが、夜にでもかけなおしてほしかったのだが……》
提督《まあ、練習に疲れてすぐに寝ているのだろう。仕方のない事だ》
提督《……あいつの声を聴きたい。大会を目指し始めたころから練習ばかりでまともに会話できていなかったからな》
提督『……』ピッ プルルルル プルルルル プルルルル プルルルル プルルルル
提督《……長いな。もう寝ちゃったかな……っ!!》
川内【も、もしもし?】
提督【川内、俺だ】
川内【っ……提督。どうしたの?】
提督【何、声が聞きたくなってな。最近、君も練習で忙しくてな】
川内【そう、なんだぁ……】
提督【川内?どうかしたのか?随分と苦しそうだが】
川内【そ、そんなことないよ……ちょっと今日の練習で、張り切り過ぎただけ。んっ……】
提督【そうか、ほどほどにな】
川内【あ、ありがとう……】
提督【川内、忙しいのは分かるが、たまには電話したりできると嬉しい】
川内【提督、私、た、大会に集中したいから、さ……っ】
提督【そうか、分かった…… そういえば、近くに新しいカフェができたんだ。今度戻ってきたら一緒に行かないか?】
川内【……提督】
提督【なんだ?】
川内【私達、さ…… 別れよう】
提督【……何だって?】
川内【……別れよう】
提督【……っ!!すぅー、はぁー…… な、何故なんだ。いきなり、こんな……】
川内【私達、はぁっ、急ぎ過ぎたんだよ。もっと慎重に考えるべきだった……】
提督【意味が分からないぞ!】
川内【んぅ……ごめんね。もう切るよ。れ、練習と大会にぃ、集中したいからさ。もうかけてこないで】
提督【せ、川だ】ブツッ プープープー
提督『川内!?おい!!くそっ……いったいどうしたっていうんだ!!』
~
ゴリマッチョ『よく言ったぞ、川内』クチュクチュクチュ
川内『んっはぁ……!!せ、先生……!!もうだめぇ……!!入れてください……!!』ピクンピクン シコシコシコ
ゴリマッチョ『いいだろう。ご褒美だ。ほら、足をあげろ』
川内『はい///……あぁ!!んはぁ!!』ツプッ ヌプププププ
ゴリマッチョ『くぅ……相変わらずいい締まりだ。この締まりといいすべすべの肌といい、やはり教え子を喰うのは止められんな』グリグリグリ
川内『んぁ……はぁ……うぅ……くぅ……』ギュッ
ゴリマッチョ『よし、ではご褒美本番だ。今日は提督と正式に別れて俺の女になった記念の日だからな。朝まで犯してやろう』
川内『あ、ありがとうございますぅ……んぁあ!!はあぁ!!あぁん!!』ズチュズチュズチュズチュ
~
提督《今日、川内が戻ってくる。長かった。本当に長かった……》
提督《大会はテレビでも中継されていた。戦闘に臨むときのような真剣な横顔、スタートしてからゴールするまでの華麗な身のこなし》
提督《そしてゴールし、見事自分が新記録を出しての1位であることを知った時の、喜びの表情。本当に素晴らしかった》
川内【全部先生の教え方が良かったおかげです!先生にはとても感謝しています!】ニコッ
提督《インタビューの時の彼女の花のような笑顔。かつてそれが自分へ向けられていたころが懐かしい》
提督《複雑な気分だった。いまだに信じられないという気持ちがほとんど。理不尽な別れへの怒りと悲しみがそれなりだ》
提督『……!!』
提督《向こうから歩いてくる、スーツケースを引いた川内を見つける。いろいろと悩んでいたすべてが吹き飛んだ》
提督《川内は俺に気がつくと暫し迷った後、はにかんで見せた。目頭が熱くなるのを何とか抑える》
提督『川内、会うのは久しぶりだな。っていうかお前、髪型変えたんだな』
川内『提督、久しぶり。うん、そうだよ』
提督『そうか……まあ、お帰り』
川内『うん、ただいま』
提督『なんか大人びたな。本当に……』
川内『そうかな』
提督『……あの時のこと、話し合わないか?』
川内『……いや、話し合うことは無いよ』
提督『っ…… いきなり、なんでなんだ?』
川内『言ったじゃない。私達、ちょっと急ぎ過ぎだたんだよ』
提督『……どうしてそう思ったんだ?俺はお前と一緒にいて楽しかった。それ以外に何もいらないってほどに』
川内『私も楽しかったよ。けど、世の中にはそれ以上に楽しいこともあるんだよ。私はそれを知ったの』
提督『それは何なんだ……!?』
川内『いろいろだよ……もうこの話は終わりにしよう。これ以上話し合っても意味ないよ』
提督『川内……』
川内『これから提督と私は、ただの上司と部下だよ。それ以上でも、それ以下でもない。帝国海軍の艦娘、軽巡川内として提督の命令に従います』
提督『……』
川内『私は、提督のことが嫌いになったわけじゃないから。だから、仲良くしてくれると嬉しいかな』
提督『……わかった。改めて、お帰り川内。これからもよろしく頼むぞ』
川内『はい、よろしくお願いします』ニコッ
~
神通《姉さんは陸上の大会に出てから変わりました。もちろん、かつての面影は残っていますが、だいぶ大人っぽくなりました》
神通《夜に騒がなくなったし、普段の生活でも落ち着いている感じです。瑞鶴さんたちも感心しています》
神通《ですが、前まではずっと務めていた提督の秘書艦を全く務めなくなりました》
神通《提督との関係も少し違和感があるようです。別れたという話もありますが、何があったのでしょう……》
神通《そして、以前はまったく取らなかった休暇をよく取得するようになりました》
神通《休暇の間にはどこかへ行っているようなのですが、果たしてどこへ行っているのか……》
神通《ともかく、いい事か悪い事か一概には言えませんが、陸上の経験は姉さんに何らかの変化をもたらしたようです》
神通《姉さんは今でも陸上を続けています。週に3.4回ほど先生が来られて練習を見ていてくれているようです》
神通『姉さん、先生が来られましたよ』
川内『ホント?行かなくちゃ。じゃあ後お願いね、神通』ニコッ
神通『はい。……』
~
川内『先生』
ゴリマッチョ『川内。ちゃんと自主トレはしたんだろうな?』
川内『もちろん。ほら……///』ズリッ ヴィィィィ
ゴリマッチョ『よし、いいだろう。えらいぞ』
川内『切なくて、おかしくなるところだった』トロン
ゴリマッチョ『それにしても、こんなものずっとつけていたとか救いようのない変態になったな』
川内『そうしたのは先生じゃん。セキニン、とってよね』
ゴリマッチョ『完全にメスの顔になったな。安心しろ。今日はたっぷり扱いてやるからな』グイッ ブチュッ
川内『はい、お願いします。……んちゅぅ///』ジュン
~
提督「ははは、馬鹿みたいだ!好きなのは人じゃなくて快感だろう?女なんぞそんなものだ!」
提督「結局はそういうことだろう?恋愛感情なんてまやかしだ!ただの勘違いだ!だから対象がころころ変わる!」
ビスマルク「確かに好きな人は変わったりするわ。けど、それは決して人を好きという心が勘違いだからじゃない!」
ビスマルク「そして何より、こんなセクハラどころか強姦までするような奴に女性は靡かないわよ!」
ビスマルク「普通に警察へ通報とか……ともかく、そういうことになるわ!そうね、この場合には……」
~
ゴリマッチョ『……川内、お前』ズル
川内『えっ?』プルン
ゴリマッチョ『感じているな』ニヤリ
川内『なっ……!?』カァッ
川内《ボーっとしていた所を突然レーシングトップを上にずらされる。胸を丸出しにされた》
ゴリマッチョ『ほう……発展途上にしてはなかなか……こんなに乳首をたたせて、俺は真面目にマッサージしてやっていたというのに』モミモミ
川内『は、離せ変態!!っ!?』
川内《て、手が足で抑え込まれていて動けない!?そんな……このままじゃ!!》
川内『どけぇぇぇぇ!!』ジタバタ
ゴリマッチョ『お前らが、艤装とやらを展開していなければ身体能力が普通の人間に戻るのは知っているんだよ』
川内『こんなことして、ただで済むと思ってるの!?』
ゴリマッチョ『勘違いするなよ?これも指導だ。性欲がたまってたら集中を妨げる。だから俺が一肌脱いで発散させてやろうってんだよ』クリクリ
川内『ひゃんっ!!やっ……やめっ……ぇ……!!』ビクン
川内《か、体に力が入んない……!!いつの間にこんな体が……まずい、こんなの……!!》
川内『あっあん……ふぅ……んぁ……!!くそぉ!!放せええええ!!』ジタバタジタバタ
ゴリマッチョ《チッ、案外本気で抵抗してきやがるな。流石は軍人と言うところか?だが所詮少女だ。なんとでもなる》
ゴリマッチョ『川内、これは指導だ。ここで終わらせればお前はさらに悶々として今まで以上に練習に身が入らなくなるだろう』ガシッ
ゴリマッチョ『そうならないためにも、ここで俺とセックスして性欲を解消しないといけないんだ。そうしなきゃ全国大会で戦うことは不可能だ』グググググッ
川内『ふざけるなぁ!!何が指導だぁ!!』グググググッ
ゴリマッチョ『それにな、これはお前とその提督とやらのためでもあるぞ?』
川内『な、何言ってぇ……!!』
ゴリマッチョ『処女ってのは嫌われるんだ。痛がったり手際が悪かったりして面倒だからな』
川内『はぁ!?』
ゴリマッチョ『だからここで俺がお前をそういう意味でも指導してやる。そうすればきっとそいつとのセックスでもうまくいくぞ?』
川内『ふざけるなぁ!!提督はそんな人じゃない!!そもそも、好きな人以外とそんな事するわけないでしょ!!』
ゴリマッチョ『聞き分けのないやつめ!!俺はお前の教師だ。お前がどう思おうと教師に従うのが生徒だろう。俺のいうことは聞かなくちゃならん。分かるな?』
川内『知るかそんな事!!死んでもいや!!お前が言っていることは全部でたらめだ!!』
ゴリマッチョ『クソ、強情なメスガキが!!大人しくしていろ!!』
川内『やめろぉ!!放せ!!放してぇ!!』
川内《強姦魔は私の腕を強引に掴んでくる。鍛えていると言っても、同じく鍛えている大人の男に勝てるはずもなかった》
川内《奴は私の手を縛ると、今度は口に布を噛ませてくる。大声で叫んでいた私はされるがままに口を塞がれる》
ゴリマッチョ『よし、これでいいだろう。さて、観念したらどうだ?』
川内『んーーーー!!んんーーーー!!ふーーーー!!ふーーーー!!』ギロリ
ゴリマッチョ『ふん、ベッドの支柱と手を結ばれては、いくら艦娘といえどもなにもできないようだな?』
川内『っ!!』
ゴリマッチョ『さて、大人の階段をのぼる時だぞ、ほぅ……生えかけといった所か』シュルシュル
川内《下着を下ろされ、一番大切な所が晒されてしまう。やだ……絶対……!!このままじゃ……助けて、提督……!!》
ゴリマッチョ『安心しろ。すぐにお前もコイツの虜になる』ビキィィィィン
川内『んふっ!?んん……!!んんーーーーーー!!』ブンブン
ゴリマッチョ『涙流すほど嬉しいか?まあ俺ほどの巨根は、そうそういないだろうがな。ついでに言うと絶倫でもあるぞ』
川内『……!!』ギロリ
川内《よくも私にこんなことを……殺してやる……!!殺してやる!!》
ゴリマッチョ『よし……ではそろそろいただくとするか。……ふんっ』ガシッ ピトッ ズプン
川内『んっふぅ……!!っ……!!』ズキン
ゴリマッチョ『くっ、いい締まりだ……鍛えているだけあるな?今は痛いだろうがすぐに良くなる。楽しみにしていろ』
川内『……!!』キッ
川内《絶対に声をだしてやるものか……!!絶対に!!何があっても……!!》
~
川内『……』グッタリ ピクン ピクン
ゴリマッチョ『ふぅ……どうだった?初めてのセックス……絶頂の感覚は?初めてにしてはイキやすかったが……』
ゴリマッチョ『よほど一人遊びが好きだったようだな?ははは!まあ、これからは俺が付き合ってやるよ』
川内『……』
ゴリマッチョ『頭がまわらんか?まあいい。だが忘れるなよ。お前は最後にはよがり狂っていた』
ゴリマッチョ『お前を女にしたのはこの俺だ。……安心しろ、俺に任せていれば大会も優勝させてやるし、これからも悦ばせてやる』
川内『……』チラッ
ゴリマッチョ『……誰かに言いふらしたりするんじゃないぞ?お前も自分の初体験が全世界に公開されたくはないだろ?』
川内『……』スッ
ゴリマッチョ『目を逸らす、か。ふん……まあいい。誰かのおさがりなんて知られたら大好きな提督に嫌われることになるぞ』
川内『っ』
ゴリマッチョ『分かったな?明後日は朝六時に正門に来い。車を出す』
川内『……』ツゥー
ゴリマッチョ『……遅れるなよ?じゃあな』ガチャン
ゴリマッチョ《一時はどうなるかと思ったが、なんとかなったな。合宿中に調教して俺の女にしてやろう!》
~
川内『……』ツゥー
川内《強姦された。受け入れがたい事実を前に、涙があふれるのを堪えきれなかった。純潔は提督に捧げるはずだったのに……》
川内《穢された……絶対に許さない。何よりも、あんな奴に強姦されたのにイってしまった自分が許せない》
ゴリマッチョ『……遅れるなよ?じゃあな』ガチャン
川内『……!』バッ
川内《奴は出て行った。すぐにそこらにあったタオルで軽く体を拭く。何度擦っても汚れが取れない気がして……最悪の気分だ》
川内《適当に切り上げて、そして脱がされたユニフォームを素早く着た。流石に全裸で追いかけるわけにはいかない》
川内『報いを受けさせてやる……!!逃がさない……どこだ?どこに行った?』ガチャン ハイライトオフ
~
神通『あ、先生、こんにちは。姉さんを探しているのですが、どこにいるかご存知ですか?』
ゴリマッチョ『神通だったな?川内は今ストレッチ中だ。悪いが用事なら後にしてやってくれ』
神通『そうですか。分かりました』
川内『……死ねぇ!!』バギッ
ゴリマッチョ『っ!?』
神通『なっ!?姉さん!?』
神通《ありのまま今起こったことを話すと、『すぐそこの曲がり角を飛び出て音もなく走り寄ってきた姉さんが、先生を本気で殴り飛ばした……』》
神通《何を言っているのか分からないと思いますが、私も何があったのかわかりません……》
川内『死ね!!死ねぇ!!』バキッ バキッ
神通『ちょっ!!姉さん!!待ってください!!どうしたというのですか!?』ガバッ
川内『放して神通!!こいつだけは!!こいつだけは殺さないとダメなの!!』ハーッ ハーッ
ゴリマッチョ『……』ピク ピク
神通『意味が分かりません!!止めてください姉さん!!このままでは本当に殺してしまいますよ!!』
川内『いいの!!殺すためにやってるんだから!!こんな奴!!よくも……ぶっころしてやる!!』
神通『姉さん!?っ、錯乱しきっているようですね……致し方ありません。御免!!』グイッ
川内『あっ!?ぐぅ……じ、神通……放……せ……!!』
神通『放しません!!一度眠って冷静になってください!!』
川内『うっ……てい……とく……』ガクッ
神通『……いったい、何がどうなっているの?』
~
川内『っ!?』バッ
提督『起きた?』
川内『……? 提督?』
提督『君は何があったのか覚えているかい?』
川内『何が……あったのか…… っ!!』ビクッ
提督『川内!?』
川内『うっ……おえぇ……』ゲボッ
提督『川内!!大丈夫か!?』ダキッ ナデナデ
川内『おげぇ……げほっげほっ……うぅ……提督……提督!!』ガシッ
提督『川内、どうしたんだ……?』
川内『私……私、穢されちゃったよ……!!』グスグス
提督『!!??』
~
ビスマルク「こうして無事に強姦魔は逮捕されて『めでたしめでたし』よ。まあ、めでたいと言えるかは微妙だけど……とにかく、過程が変わっても結論はそれ以外ありえないわ」
提督「馬鹿な……!!女は巨根と絶倫と快楽には勝てないんじゃないのか!?」
ビスマルク「……もし本当にそうならそもそも生身の男よりもそういう……あの、何て言えばいいのかしらね……」
ビスマルク「……そう!大人の玩具!ああいうののほうが良いに決まってるじゃない」
ビスマルク「そういう行為に大切なのは何よりもまず愛だから。好きでもない人としても何の意味もないわ」
提督「嘘だ!!ならなんで不倫やら略奪愛が存在するんだ!?」
ビスマルク「だから言ったでしょう?それはそういう下地があってこそのモノよ!!」
ビスマルク「そんなよくわからない、しかも汚い中年やらチャラい男やらなんかに何されようとも女性は靡かないわよ!!」
提督「何をっ!!」
川内「提督?今ちょっといいかな?」コンコン ガチャッ
提督「川内!!君は自分の先生が教育だとかいってセクハラしてきたらどうする!?」
川内「!?ホントにおかしなこと言ってるんだね……それで、何だって?」キロッ
提督「っ!?う、うむ……教師からセクハラされたらどうするって聞いたんだが……」
川内「……もちろん通報してやるに決まっているじゃん」
提督「なっ」
川内「何か問題でもあるの?当たり前でしょ?それとも……何か別の答えが欲しかったの?」
提督「!? い、いや……そういう訳じゃ……」
川内「……ところでさ、次の作戦の準備は出来てるの?また攻勢作戦の指揮を執るんでしょ?」
提督「そ、それはもちろん順調に進んでいる。任せてくれ」
川内「作戦の資料、見せてもらってもいいかな?」ニコッ
提督「っ!! ……構わない。これがそうだ」ゾクッ
川内「ありがと。……」ジッ ペラ ペラ
提督「……」チラッ
ビスマルク「……」チラッ
提督「何か川内がすごい怖いんだが……」ボソボソ
ビスマルク「そんなの、あなたがおかしなことを言ってるからじゃない」ボソボソ
提督「おかしなことか……だが俺よりも簡単にNTRれる女の方がおかしいと思わないか?」ボソボソ
ビスマルク「……」
川内「……うん!」
提督&ビスマルク「「!」」ビクッ
川内「さすが提督だね!やっぱ私なんかじゃ思いつかないぐらい良い作戦だよ!これを一から練り上げられるのは本当にすごい」
提督「そうか、そう言ってもらえるとありがたい」
川内「だからさ……すごい気になるんだよね。提督……本当に何があって、どうしてそんなおかしなこと言い始めたの?」
提督「え!?いや、それはだな……」
川内「……」ジッ
提督(なんて説明すればいいのだろうか……それに、よく考えたら川内は年齢的にはそう言うのはダメじゃないか……)
提督「っ……!!」
川内「……」ウルッ
提督「!? どうした川内!?」
川内「本当に……何があったの?教えてよ。きっと助けになるよ……?」ツゥー
提督「川内……?」
川内「前まではすごくカッコよくて、とても頼りになるって思ってたのにっ!!突然おかしくなっちゃったじゃん……」ポロポロ
川内「よくわからないけど、何かあったのなら一人で抱え込まないで話してよ!!私は絶対に提督の味方だから!!」
提督「……」
川内「……そんなに私は頼りにならない?」ズキン
提督「そういう訳じゃないんだ。だが……」
川内「なら!!」
提督「……(年齢的に)君に話せない事なんだ、すまない」
川内「っ!!……そう、なんだ。……っく……ど、どうしてか、聞いてもいい?」ギリッ
提督「……君を巻き込むわけにはいかない」
川内「……分かった。じゃあ、失礼するね。……っ」 ダッ
提督「川内!!……」
ビスマルク「……まだ、納得できないの?」
提督「……この場合はそうなるのだろうな。ああ、川内も言った通りだ。通報だよな、ははっ……俺が、おかしいんだ」
ビスマルク「だったら!」
提督「待て。……じゃあ、義父はどうだ?接する時間は長いし、そういう間違えが起こっても不思議ではないだろう」
ビスマルク「っ……」
提督「そう、こんな感じだ」
~
提督『では頼むよ、愛宕』
愛宕『はぁい、任せてぇ』
愛宕《私は愛宕。元艦娘で今は提督のお嫁さんになったわ。幸せな新婚生活を送っています。と言いたいところだけど、提督の仕事が忙しいのが残念ね……》
愛宕《結婚したのだからもう少し一緒の時間があってもいいと思うのだけど、今が一番大切な時だからってあの人は仕事にかかりっきり……》
愛宕《もちろん、終戦間際の今こそ気を引き締めてかからなくちゃいけないのは分かるんだけど……寂しい》
愛宕《子供が欲しいわぁって伝えても、今は忙しくて君一人に家事を任せっきりになってしまうからって断られちゃうし……》
愛宕《私の事を考えてくれてるってのはよくわかるけど、それでも悲しいわ……》
愛宕《夜の回数も最近凄く減ったし、私の事を心配してくれるのならもっと私の事を考えてこんな寂しい思いをさせないで欲しいわねぇ……》
愛宕《そんなことを考えながら家事をこなして、時計を見たらもうお昼前だった。お昼御飯を軽く済ませて準備をする》
愛宕『さて、じゃあ私も行くとしましょうか……』
愛宕《これから向かうのは提督のお父さんの家。この前、倒れて救急車で病院に搬送されてしまったの》
愛宕《入院するほどではなかったけれど、夫に頼まれて完全に回復するまで私が週に一度お義父さんのところへ行くようにしたの》
愛宕《とても陽気で元気な人だったからまさか倒れるなんて思っていなかったわ。早く良くなってくれるといいのだけれど……》
~
義父『おお、愛宕さんか。どうぞどうぞ』
愛宕『はぁい、お邪魔しますねぇ~お義父さん』
義父『いやぁ~すまないねぇ……迷惑をかけてしまって……』
愛宕『いえ、そんなこと言わないでください』
義父『ありがたい。ささ、上がって上がって』
愛宕『失礼しまぁ~す』スタスタスタ
義父『……』ネットリッ
~
愛宕《まず初めにたまった洗濯物を洗う。それが終わったら部屋を掃除して、終わった頃にはちょうど洗濯物を干す頃合い》
愛宕『ふん~ふんふんふん~』
義父『……』コソッ
愛宕『あら、電気のひもスイッチが上に上がっちゃってるわね……えい!えい!』ピョンピョン ユサユサ
義父『おぉ……』
愛宕『えい!よし、戻ったわね。さてさて、続き続きと』
義父『愛宕さん、いつみてもいい体をしている……』ボソリ
~
愛宕《全部終わったらお買い物に行って、帰ってきたらお風呂を洗っていつでも沸かせるように準備しなくちゃ》
愛宕『よいしょよいしょ』ゴシゴシ フリフリ
義父《おお、たまらん!あの大きな尻を鷲巣かみにしてやりたい。あんなに振って誘っているんじゃないか?》
愛宕『ふぅ……よし!』
~
愛宕『ずずっ……ん、美味しい!義父さんがお風呂に入ってる間に終わらせられそうねぇ』
義父『愛宕さん、すまないが来てくれないかい!?』
愛宕『あ、はぁ~い!今行きますよ~』
愛宕《この声、お風呂からかしら?》
愛宕『お待たせしました、どうしましたぁ?』
義父『いやぁ、弱ったことに手が痺れて動かなくてね……背中を流してくれないかい?』
愛宕『背中ですか?分かりましたぁ』
義父『おお、ありがたい!』
愛宕《今日はズボンだし、靴下を脱いで裾と袖を捲れば大丈夫よね?》
愛宕『失礼しますねぇ~』
義父『よろしく頼むよ』
愛宕『はぁ~い……っ!?』
義父『うん?どうかしたかい?』ギンギン
愛宕『い、いえ……なんでもありませんよぅ?』
愛宕《やだ、お義父さんの……たってる……気がついてない、訳ないわよねぇ……?》
愛宕『じゃあ洗いますよ』
義父『お願いするよ』
愛宕『……』ゴシゴシ
義父『あぁ~いいねぇ~』
愛宕『……はい、終わりましたよぉ』
義父『ありがとう。……おっと』
愛宕『どうしましたぁ?』
義父『ちょっと調子が悪いみたいだね……すまないが、全身をお願いできないかい?』
愛宕『えっ!?』
義父『頼むよ、手が思い通りに動かないんだ』
愛宕《それはちょっとだけど……でも、仕方ないわよね。病気のせいなんだし……困っているんだもの》
愛宕『……はぁい、わかりましたぁ』
義父『おお、ありがとう!では頼むよ」
愛宕『じゃあ失礼しますねぇ……』
義父『……おっと、いやぁ申し訳ない。恥ずかしいところを見られてしまったね……愛宕さんほどの美人といるとちょっとねぇ……まあ、気にしないでね』
愛宕『あははは……はぁい……』
愛宕『……』ゴシゴシ
義父『あぁ~いいねぇ~』
愛宕《体を洗って、それから腕、脚を綺麗にする。そして……》
愛宕『……さすがにここはちょっとアレですよねぇ?動くようになりましたぁ?』
義父『うーん……ちょっと無理そうだ……頼めるかい?』
愛宕『そ、そうですかぁ、分かりましたぁ』
愛宕《……仕方ないわよね》
愛宕『……』ゴシゴシ
義父「ふぅ……」ピクッ ピクッ
愛宕『っ!?』ジッ
愛宕《やだ……これって……それにしても、大きいわねぇ……お年なのにちょっと意外……》ドキドキ ゴクリ
義父《おやおや、興味津々のようだね。息子は忙しくて、帰りが遅いどころか泊まり込むことも多いいそうじゃないか》
義父《この反応からして間違いない。愛宕さんは欲求不満だ。そうと分かれば……》ニヤッ
~
愛宕《ちょっとアレだったけど入浴介助も無事に終わらせて、食事の準備もできた》
義父『おお、今日もおいしそうだ!本当にありがとう』
愛宕『うふふ、当たり前のことをしただけですよぅ』
愛宕《そして食事も終わって食後のお茶を入れる。さて、そろそろ帰らなくちゃ》
義父『今日も本当にありがとうね、愛宕さん』
愛宕『どういたしまして。そういってもらえて私も嬉しいですよ』
義父『……ところでだね、聞きたいことがあるんだが』
愛宕『はい?なんですか?』
義父『この前来てくれた時のことなのだがね』
愛宕『この前、ですかぁ?』
義父『息子の部屋の掃除をしてくれていた時だよ』
愛宕『あぁ、あの時ですかぁ……』ピクッ
~
愛宕【へぇ~ここがあの人が子供の時に過ごしてた部屋なのねぇ……あら、アルバム。見ちゃいましょうかぁ~】スッ
愛宕【やぁん!可愛い~!……このころになると今の面影が出てくるわねぇ。……高校生の時のあの人ってこんな感じだったんだ】ペラ ペラ
愛宕【……もしこの世界が平和で、このころに会えていたら私達ってどうなってたのかしらねぇ】ボスッ ゴロン
愛宕【……この布団、あの人の匂いがする】クンクン
愛宕【……】ムラ
愛宕≪お義父さんは下だし。体の調子が悪いから上まで来たりしないわよね?≫
愛宕【……んっ】スルリ クチュッ
愛宕≪少しだけ……少しだけだから……≫クチュクチュ
愛宕【んっ……あなたぁ……寂しいよぅ……】
~
愛宕『それで、あの時がどうかしましたかぁ?』
義父『愛宕さん、息子の部屋で何をしていたんだい?』
愛宕『っ!?えっ?そ、それは……もちろん部屋の片づけをしていただけですけど……?』ドキン ドキン
義父『……いや、隠さなくてもいい。実は見てしまってな……』
愛宕『……っ!!そ、その……あれは……』カァッ
義父『愛宕さん……息子とセックスはちゃんとしているのかい?』
愛宕『はい!?せっ……なんて言いましたぁ!?』
義父『セックスだよ』
愛宕『そ、そんなこと……!!』ボンッ
義父『あれは何かに夢中になると他を疎かにするからね。愛宕さんに寂しい思いをさせているだろう』
愛宕『っ……』
義父『あんな風に儂がいるところで自慰してしまうほど溜まっているのだろう?だからね、愛宕さん』
愛宕『な、なんですかぁ……?』
義父『儂に愛宕さんを慰めさせてくれ』ガシッ
愛宕『な、何を言っているんですか!?駄目ですよそんな事!!』
義父『愛宕さんだってその気があるからああしてこの家でオナ○ーしていたんじゃないかい!?』ガバッ
愛宕『違います!!ちょっ!!やめてください!!』
義父『ここまで来てしまったら止められないよ!!ぶちゅ』
愛宕『んふぅ!?んー!!』
義父『じゅるじゅる……』モミモミ クチュクチュ
愛宕《お義父さんに強引に押し倒され、キスされて舌をねじ込まれる。手がお尻と秘所を愛撫してきた》
愛宕《経験の差なのかしら?夫よりも上手くて、あっという間に体ができあがってしまう》
愛宕《……もともと溜まっていた私は、久しぶりの快楽に抵抗する力を奪われてしまった。そしてついには……》
義父『ほれ、見てみなさい!!こんなにはしたなく濡らして……大洪水じゃないか!!』クチュクチュ
愛宕『あぁん!!ダメです!!止めてくれないと!!私……っぁああああ!!』ビクンビクン プシャッ
義父『盛大にイったね。見事な潮吹きだったよ』
愛宕『あぁ……ふぅ……』
義父『さて、では本番といこうか』
愛宕『そ、それは本当に駄目です!!』
義父『頼むよ愛宕さん、一回だけだ!!一回だけ!!このままじゃ生殺しでおかしくなってしまう!!』
愛宕『あの人に言いますよ!?』
義父『そんなことをしたらあいつも悲しむぞ!!儂とはもちろん絶縁するだろうし、裏切られたと感じたあいつは愛宕さんとも離婚するかもしれない!!』
愛宕『そんな……止めてください!!お願いですから……!!』
義父『嫌よ嫌よも好きのうちというだろう?抵抗しなかった愛宕さんも実は望んでいたんじゃないかい?』
愛宕『そんな事……っはぁああ!!』ズプププ
義父『おふぅ……なんという締まり……まるで処女じゃないか……!!こんな別嬪さんとできるなんて男冥利に尽きるわい!!』
愛宕『抜いてください!!っはぁん!!』
義父『ほれ、儂のは息子より大きいだろう?上書きしてやろう。きっとあれじゃ満足できなくなるぞ』パンパンパン
愛宕『いやぁああああ!!』
義父『元はと言えば愛宕さんを顧みないアレが悪い。ほら、素直になりなさい』ズッチュズッチュ
愛宕『止めてええええ!!』
~
義父『……どうだい、愛宕さん?』パンパンパン
愛宕『はぁい!!気持ちいですぅ!!』
義父『ふぅ……くぅ……出るぞぉ……!!』ビュルルルル
愛宕『ぁああああん!!っぷはぁ……はぁ……はぁ……』ビクンビクン
義父『愛宕さん』
愛宕『……はぁい』
義父『これからは来る日を増やしなさい』
~
提督『大丈夫かい、愛宕?』
愛宕『大丈夫よぉ』
提督『親父を気にかけてくれるのは嬉しいけど、君の負担を増やしたくない』
愛宕『むしろ週に一度の方が一度にやることが多くて大変よぅ。ほら、夏休みの宿題とかもそうでしょ?』
提督『なるほど……それもそうだな。じゃあよろしく頼むよ』
愛宕『任せておいて!』
~
義父『どうぞ』
愛宕『失礼します。……んふぅ!?むちゅ……』
義父『じゅるじゅる……れろれろ……』カチャカチャ スッ
愛宕『んっ……脱がされちゃう……こんな、玄関でですかぁ?』スルリ パサッ
義父『愛宕さんも期待していただろ?』ギンギン
愛宕『もぅ……んはぁ///』ヌプププ
~
提督『悪いな……よほど苦労を掛けているみたいだ』
愛宕『大丈夫よぉ。どうせあなたが帰ってくるまでやることもないし、ならお義父さんの所に行った方が何かあった時も安心でしょう?』
提督『ああ、本当にありがとう』チュッ
愛宕『んっ……いってらっしゃい』
~
愛宕『んちゅ……じゅるじゅる……んぐぅ!!』
義父『おふぅ……っはぁ……よし、そろそろこっちの準備もできたか』ズプッ
愛宕『こくん……あっ……本当にそっちでするんですかぁ?』
義父『癖になるぞ?』
愛宕『う~ん……』
~
愛宕『あんっ!!はぁん!!だめぇ!!おかしくなっちゃうぅ!!』ピクッ ピクッ
義父『どうだい?こっちの処女を失った感想は?』パンパンパンパン
愛宕『サイコーですぅ!!んはぁあ!!』
義父『くっ……出るぞ……!!』ビュルルルル
愛宕『あぁん!!』ビクンビクン
義父『ふぅ……愛宕、良かったぞ……』ナデナデ
愛宕『んはぁっ……えへへへ……///』
~
提督『とうとう最後の作戦か……つかの間の休息だな。やれることは全部やったし、これで長かった戦争もきっと終わる』
愛宕『ねぇ、提督』
提督『愛宕、どうした?』
愛宕『あの……久しぶりにどうかしら……?』
提督『!……そうだな、ああ。いいアイデアだ』
~
提督『そろそろ……かな。ゴムゴムっと』クチュクチュ
愛宕『あ、提督!その……そろそろ戦争も終わりでしょう?……赤ちゃん欲しいなぁ……なんて……』
提督『愛宕……』
愛宕『今授かればきっと全部終わった頃にちょうどいいタイミングになってるわ。だから…… ダメ、かしら……?』
提督『……分かった、愛宕』
愛宕『!!』パァッ
提督『愛しているよ』
愛宕『私もよ……本当に』
~
提督『っく!!はぁ……!!』ビュルルルル
愛宕『んふぅ……つぅ……』
提督『愛宕……』チュッ
愛宕『んっ……』
提督『愛してるよ、誰よりも』
愛宕『うふふ、ありがとう……』ニヤッ
~
提督『ただいま愛宕!!』
愛宕『提督、お帰りなさぁい!!』
義父『おお、帰ったか』
提督『親父!?来てたの!?』
義父『ああ、こんな日だからな』
提督『そうか……やっと終わったよ。長く苦しい戦いも、これで終わりだ』
愛宕『おめでとうございます、提督!!』
義父『よくやった』
提督『ありがとう……!!』
愛宕『それでぇ、私からも一つ報告があります!』
提督『報告?』
愛宕『ぱんぱかぱーん!!私、妊娠しましたぁ!!』
提督『!!そうか……そうか!!』
愛宕『戦後処理で忙しいかもしれないけど、そう言うのが一段落つく頃にはきっと生まれてくるわ!!』
提督『ああ、しかしいろいろと大変だろう?なるべく帰ってくるようにするから』
義父『安心しなさい、愛宕さんにはお世話になったからね。全快した今、私が愛宕さんの面倒を見よう』
提督『親父……ありがとう』
義父『気にすることは無いよ』
提督『うん、じゃあ荷物を置いてくるよ』スタスタスタ
愛宕『はぁい、リビングで待ってるわ。……んちゅぅ!?んふぅ……』ダキッ
義父『ずちゅ……れろれろれろ……ちゅぽっ……ゆっくり休んで、疲れを癒しなさい。儂とお前との子供のためにも、な』ギュッ
~
提督「死n」
ビスマルク「もちろん!!……ありえないからね?」ジッ
提督「っ!?」
~
義父『儂に愛宕さんを慰めさせてくれ』ガシッ
愛宕『な、何を言っているんですか!?駄目ですよそんな事!!』
義父『愛宕さんだってその気があるからああしてこの家でオナ○ーしていたんじゃないかい!?』ガバッ
愛宕『違います!!ちょっ!!やめてください!!』
義父『ここまで来てしまったら止められないよ!!ぶちゅ』
愛宕『んふぅ!?んー!!』
義父『じゅるじゅる……』モミモミ クチュクチュ
愛宕《お義父さんに強引に押し倒され、キスされて舌をねじ込まれる。手がお尻と秘所を愛撫してきた》
愛宕『んー!!……っ!!』ガリッ
義父『っぐ!?』バッ
愛宕『ぷはっ……はぁ……はぁ……お義父さん、このことは報告させてもらいますからね?』ギロッ
義父『つぅ……この!!』ガバッ
愛宕『んっ!!』グイッ ゴロン
義父『ぐはっ!?』ドサッ
愛宕『巴投げぐらい知っていますよね?私は艦娘ですよ?つまりは軍人です。……言いたいこと、分かりますよねぇ?』
義父『うっ……ぐぅ……』
愛宕『では、失礼しますね』
義父『ま、待ってくれ……!!』
愛宕『……何ですかぁ?』
義父『儂が悪かった、謝る……!!だから、許してくれ……!!どうか息子には言わないでくれ……!!』
愛宕『……』
愛宕《……もしこのことを知ったら、あの人はきっと悲しむわ。だって、実の父親がこんなことするなんて。私なら知りたくなかったって思うほど嫌だもの》
愛宕『はぁ……分かりました。けど、次はありませんからね?それと、もう私がここに来る必要はないとちゃんと言ってくださいね?』
義父『し、しかしだね?儂はまだ』
愛宕『……』ニコッ
義父『っ!!わ、分かった……』ガクリ
愛宕『あは、ありがとうございますねぇ?ではそういうことでお願いします。お義父さんが約束を守る限り、私も夫には言わないでおくと約束しますから』
~
ビスマルク「ってなるわね。いくら欲求不満でも、無理矢理されて断れないとかないから」
提督「っ!!っ……!!」
ビスマルク「いい加減認めたらどうなの?そんなことはありえないんだって」
提督「……」
愛宕「ちょっと提督?今いいかしら?失礼するわよ」ガチャッ
提督「愛宕!!」
愛宕「っ!!……許可前に入室したことを怒ってるのかしら?それは悪かったわよ……けど私だって怒っているのよ!?」
提督「それについては後で話を聞く!!質問に答えてくれ!!」
愛宕「っ!?……な、何かしらぁ?」
提督「……君が結婚したとしよう」
愛宕「えっ!?……誰と、かしら?」カァッ
提督「君が一番好きな人間だ」
愛宕「そう……それ、で……?」ドキドキ
提督「その人間は君を心から愛している。だが、仕事が忙しくて夜の営みができないとする。君はそれについてどう思う?」
愛宕「よ、夜の営みって……/// な、なんで私にそんなことを聞くのよ?もしかして……?」モジモジ
提督「深く考えないでくれ。君はどう思う?」
愛宕「そ、そうね、分かったわ。んー…… それはもちろん寂しくて嫌だけど……頑張って耐えるわ!」
提督「そうか。そこで君は、夫の父から息子の代わりに慰めてあげたいと強引に迫られる。……どうする?」
愛宕「……はぁい?」
提督「義父から迫られたらどうするんだと聞いているんだ。関係を持って、そっちを好きになってしまうのか?」
愛宕「……何言ってるのよ。そんなわけないじゃない」ワナワナワナ
提督「……じゃあ、どうする?」
愛宕「もちろん突っぱねるわよ!!そして夫に相談するわ!!」
提督「……そうか、分かった」ガクッ
愛宕「何のつもりなのよ!?どうしてそんな変なことを言うの!?私は真面目な話をしようと思ってここに来たのに!!」
提督「……真面目な話か、なんだ?」ジロッ カスレゴエ
愛宕「っ!……提督、川内ちゃんに何かしたでしょ?」ビクッ キッ
提督「……かもな」
愛宕「かもなって……川内ちゃんは泣いていたわよ!?何をしたのよ!!」
提督「川内が、俺に何か助けになれないかと聞いてきたんだ。それを断ったら、泣いて去ってしまった……」
愛宕「……なんで断ったのよ?」
提督「……川内は、巻き込むわけにはいかないんだ。川内は幼すぎる」
愛宕「……なら、私ならどう?私なら大丈夫じゃない?……もう、結婚できる年齢よ?」
提督「……いや、やっぱり年齢は関係ないな。そうだ。誰であろうと、みだりに巻き込むわけにはいかないんだ」
愛宕「っ!!なら!!どうしてその子は巻き込んでいるのかしら!?」ビシッ
ビスマルク「……」
提督「ああ、ビスマルクは秘書艦だからな。迷惑をかけさせてもらっている」
愛宕「ビスマルクは秘書官だからなって……意味わかんないわよ!!どういうこと!?何の関係があるの!?秘書官はいいなら私が秘書官になるわ!!」
提督「……その気持ちは本当にありがたい。だが、遠慮させてもらう」
愛宕「っ!!どうして……?何がダメなの……?提督にとって私は……私たちはそんなに信用に足らない存在なの……?」
提督「違う!!……それだけは本当だ。信じてくれ。俺は、本当に君たちを巻き込みたくないだけで……」
愛宕「貴方の様子がおかしいのを、黙って見てなんかいられないわ……!!ここにいる皆がそう思っているのよぉ?」
提督「……ありがとう」
愛宕「……けど、頼る気はないってことかしらぁ?立場が逆だったら、あなたはどう思う?」
提督「俺ならなんとかしようとするが、一つ大事なことを忘れている。君たちはか弱い少女で俺は大人の男だ。……わかるだろう?」
愛宕「そんなの、些細な問題よ!!」
提督「そうか…… 愛宕、本当に君の助けが必要となったら、迷わず頼らせてもらう。だから……だから今は見守っていてくれ」
愛宕「っ!!……」
提督「……」ジッ
愛宕「……ぜったい?」
提督「もちろんだ」
愛宕「……分かったわ。だけど、その時を間違えないでね?手遅れだったって言うのは、絶対に嫌よ?」
提督「俺も、そんなのは嫌だよ」
愛宕「……じゃあ、失礼するわね」
提督「ああ」
ビスマルク「……アトミラール」
提督「ふっ、ふふふ……ふはははは!!」
ビスマルク「ど、どうしたのよ?」
提督「清々しい気分だ……素晴らしい、心のモヤモヤが晴れたようだ……!!」
提督「これ以上、これ以上俺はそういったシチュエーションを考えることができない!!あっても誤差の範囲だ!!」
提督「俺が問題にしたかったのは、その気がないのに無理やりされてという奴だからな!!お前が言ったような双方からというのではない!!」
ビスマルク「!じ、じゃあ……?」
提督「ビスマルク!!キモデブやら汚っさんやらにレイポゥされたとしてもそんな事には……NTRれたりはしないのだな!?」
~
那智『くっ!?何をする!!……な、や、止めてくれ……!!いやぁああああ!!』
~
那智『はぁい!!わらひはぁ!!ご主人様専用の肉便器ですぅ!!』パンパン
~
提督「みたいなことにはならないのだな!?」
ビスマルク「そうよ!!やられることはそうそうないし、仮にやられてしまったとしても普通に警察沙汰とかよ!!」
~
那智『提督……助けてくれ……私は……汚されてしまった……』ポロポロポロ
~
ビスマルク「この流れよ!!」
提督「その発想はなかった。だが、それが正しいのだな!?」
ビスマルク「そうよ!!あと、私はそうなる前に普通に相手を叩きのめすから」
~
男『お前を俺のモノにしてやる!!』ガバッ
ビスマルク『しっ!!』シュバッ ゴスッ
男『』ドサッ
~
ビスマルク「これが私の場合の流れね」
提督「……なるほど。もしそうできないようにされていても、それを超越するんだよな?」
ビスマルク「意味わかんないわよ。なにされたらそうなるのよ」
提督「ほら、さっき言ったろ?万引犯に仕立て上げられたり、あとは自慰してたところを盗撮されて、それをばらまかれたくなければいうこと聞けと言われるとか」
~
汚っさん『潮ちゃん、ちょっといいかな?これを見てよ』
潮『えっ?はい……?何ですか……っ!?』
~
提督「ってやつだ」
ビスマルク「超越って……当たり前のことでしょう?そこで何か性的なことをされそうになったら普通に拒否するわよ」
~
汚っさん『いいかい?これをばらまかれたくなかったらおじさんと恋人になってね』
潮『……!!い、嫌です!!』タッ
~
提督「全世界に自分の自慰の様子が公開されるぐらいなら、キスとかした方がいいとか考えたりしないんだな?そこから流れでやられたりはしないんだな?」
ビスマルク「ないわね」
提督「即答か、素晴らしい!……じゃあ、普通のか弱い女ならどうだ?そんな考えに至らないも知れないだろう」
ビスマルク「うーん……それぐらいならって考えるかもしれないけど。けどそれから強姦に発展したとしてもそいつの……///」カァッ
ビスマルク「その……アレがすごいからって『嫌だけど我慢できないの』って体から好きになるなんてないわよ!!その後警察沙汰ね」
提督「(照れて、上目遣いでぼかした言い方するのはすごく……いいな)……そうだよな?」
ビスマルク「そもそも、男だってその……女性のアレが特別凄いとか、そんなのないでしょ?」
提督「ふぅ~む……俺は経験豊富ではないが、確かにな」
ビスマルク「女だってそうよ。大事なのは愛なの。特に女にとってはね?」
提督「そうなのか……あ、じゃあ風俗で働いているのは?」
ビスマルク「肉体労働はお金という対価のために、たとえ辛くても自分の体を提供するのよ。それがものを運ぶことであれ、誰かとSEXすることであれね」
提督「なるほど、確かにな…… 最後に、これを一緒に読んでくれ」
ビスマルク「……はっ?」ギロッ ギュッ
提督「か、顔は止めてくれ!!」
ビスマルク「殴らないわよ!!っていうか何でそうなるのよ!?」
提督「これこそが、俺を狂わせた根源だ。実際に読んで、否定しきってくれ!!そうすれば俺に巣食う狂気の、最後の砦が陥落する」
ビスマルク「嫌よ、気持ち悪い…… ありえないという結論になったでしょ?」
ビスマルク「そもそも、貴方は自分がクソデブキモ女に誰かからNTRれているのを、例えフィクションでも見たいと思う?」
提督「……うへぇ。……ん?」
~
鈴谷『そんな、鈴谷の提督がこんなやつに……だめ!!頑張って!!いやぁ!!』
鈴谷『そんな……鈴谷のよりそんなやつの方がいいの……?鈴谷のより気持ちがいいの……?』ゾクゾクゾク
鈴谷『やめてぇ!!提督の赤ちゃんは鈴谷が産むの!!そいつじゃないのぉ!!止めてえぇぇぇぇ!!中に出さないでえぇぇぇ!!』
鈴谷『子供ができたからそいつと結婚する……?そんな……提督があんなババアにNTRれるなんて……でも、何なの?すごく体が……火照る……』ハァ ハァ
鈴谷『こんなことってぇ……鈴谷の提督があんなのにNTRれたのに……興奮するなんてぇ……!!』クチュクチュ
鈴谷『っふぅ……はぁ……はぁ……鈴谷、おかしくなっちゃったのかな?』ネトォ
~
提督「ほぅ……」
~
曙『なによ……これ…… クソ提督がこんな気持ち悪い奴と……? だめよ! クソ提督は……ぁ、あたしの提督なんだからぁ!!』
曙『何そんな事信じてるのよ!!嘘に決まってるじゃない、馬鹿!!早く誰かに知らせなさいよ!!』
曙『だめ!だめ!だめなんだからぁ!いやぁ!!そいつに挿入れないでぇ!!』
曙『ぐすっ……そんな! あたしよりキスが上手いって……大きいおっぱいって……きついまん○って……!!』ゾクゾクゾク
曙『提督……私を捨てて……そいつのものになるって……』クチュクチュ クリクリ
曙『ぅう……んっ……はぁっ……あ、あ、あ!っぅ!!』ビクンビクン
曙『クソ提督……けど、……あたしもクソだ……』ネトォ
~
提督「……けど、もしそれを読んで鈴谷とか曙とかが歪んだ性癖に目覚めるなら、それはそれで興奮するかもな、ははっ」
ビスマルク「……頭、おかしいんじゃない? 知り合いにメンゲレ博士っていう腕のいい医者がいるから、紹介するわよ?」
提督「だが断る」
ビスマルク「はぁ……とにかく、私は読みたいかと聞いているのよ」
提督「自分で読むとなるとなぁ…… っ!!」ピロリロリーン
~
提督『ほぅ……榛名はこんなものを隠し持っていたのか?』
榛名『ち、違うんです、提督!これは、その……』アセアセ
提督『何が違うんだ?』ペラッ
榛名『駄目です!!見ないでください!!』
提督『ふむふむ……これは……』
榛名『ごめんなさい……ごめんなさい……』
提督『まったく……榛名はド変態のエロエロ艦娘だったわけか』
榛名『っ!!違うんです!!榛名は……榛名は普通に提督のことが好きで……!!変態じゃありません!!』
提督『よし、榛名。ここに座れ』ポンポン
榛名『えっ!?て、提督の……膝にですか?』ドキドキ
提督『嫌か?残念だ……』
榛名『嫌じゃありません!!榛名、参ります!!』ポスッ
提督『よし。……じゃあここを読んでみろ』
榛名『えっ!?そ、そんな……』
提督『どうした?何か問題でもあるか?変態じゃないんなら、こんなの読んでも変な気分になったりはしないだろ?』
榛名『あ、ありません!!しません!!で、では……読みます……』ゴクリ
榛名『ぶふぅ……どうだい?私のお、おまん○は?お前の恋人、戦艦榛名よりもいい具合だろう?』
榛名『あぁ、いい…… 榛名よりキュッと締まって……天国みたいだ……』
榛名《提督の前で、こんな、榛名のド変態提督NTR同人誌を朗読するなんて……榛名は頭が沸騰してしまいそうです……》
提督『ふむ……』ネチョッ クニッ
榛名『んはぁ!!て、提督……?』
提督『榛名……お前は何故こんなに乳首をたてて、ここを濡らしているんだ?』
榛名『そ、それは……!!』
提督『それは、何だ?』
榛名『……わ、分かりません』
提督『本当にか?』
榛名『はい……』
提督『そうか、続けろ』
榛名『はい……っ!?提督?』
提督『……どうした?続けろ』サワッ
榛名『その……そのようにパンティやブラのトップを触られていると……』
提督『ああ、これか?大丈夫だ。これは榛名がド変態じゃないことを調べるためだ。もし榛名が変態じゃないならこれ以上たたないし、濡れないからな』
榛名『んふぅ……そ、その』
提督『それとも……嫌か?だが、そうなると自分がド変態だと自白するようなものだが……』
榛名『!?だ、大丈夫です!!』
提督『よし、よく言った。続けろ』
榛名『はい……』
榛名《いけない……変な気分になったら提督に失望されちゃう……けど……》
榛名『そうかい、だが、ここまでだ。な、何で止めるんだ。これじゃ生殺しだ。あたしゃ……愛がないのは……嫌なのさ……』
榛名《提督の前ってだけで……こんなにいけない気分になっちゃう……体が熱くなっちゃう……!!》
榛名『どうしても動いてほしいなら……は、榛名より貴女様の方が……お、女として優秀です。そんなあなたに……中出し……させてくださいと、いいな』
榛名《ああ、提督!!榛名よりも、そんな醜い化物みたいな女を選ぶんですか!?榛名より女として優秀なんですか!?》ジュン
榛名『はい。は、榛名みたいな欠陥女より、貴女様の方が……女として優秀です。そんな貴女に……な、中出しさせてください』
榛名《提督!!そんな!!そんな化物の方が榛名よりも!?榛名よりも女として優秀だと認めちゃうんですか!?榛名は女として駄目なんですか!?》ピクン ジュン
提督『榛名……』
榛名『は、はい……?』
提督『これを見てみろ』ネトォ
榛名『……!!』サーッ
提督『それにこの胸の先端の突起……お前は、やはり変態だ』
榛名『これは、何かの間違いで……!!違うんです!!提督、榛名はまともです!!』
提督『嘘を吐くな!!このどすけべ戦艦め!!』
榛名『うぅ……ぐすっ……ひっく……』メソメソ
提督『泣いても無駄だ、変態!!』
榛名『提督ぅ……ごめんなさい……許してください……』
提督『ほぅ……じゃあ認めるんだな?榛名は、自分がどすけべ変態エロエロ戦艦娘だと認めるんだな?』
榛名『そ、それはぁ……ぐすっ……』
提督『……嘘つきは嫌いなんだが?』
榛名『うぅ……そう、です……榛名は……大好きな提督が、NTRれることを妄想して興奮するどすけべ変態エロエロ戦艦娘です……』
榛名『正直に言いましたから……嫌いにならないでください……!!お願いします……!!』ツゥー ハイライトオフ
提督『……さて、どうしたものか』
榛名『お願いします!!お願いします!!榛名にできることなら何でもしますから!!』スガリ
~
提督「……目覚めちゃったいけない子と一緒に、相手を言葉攻めしながらとかだといいかもな。個人的には榛名みたいな真面目系がいい」
ビスマルク「……」
提督「そんな目で俺を見るな!!お前だって考えてみろ!?もし俺が、お前のそういうところを見て興奮しているとしたら!?」
ビスマルク「……百年の恋も冷めるわね」
提督「……やっぱり今のなしで頼む」
ビスマルク「はぁ……仕方ないから、読んであげるわよ」
提督「ほう……?口ではそういうことを言いながらほんとうは興味津々か?」
ビスマルク「……」ギロッ
提督「何でもない!」
ビスマルク「……まあ、貴方の性癖を知っておくべきだと思ったのよ。けど、そこら辺の変態に抱かれてこいとか言われたら本気で見損なうからね?」
提督「当たり前だ!現実でそんな事するわけない!お前は俺だけのものだ!」
ビスマルク「そ、そう……///」
提督「そうだ、誰にも渡さないぞ。もしお前を失うときが来るのなら、それはお前が自分の意志で俺の元を離れる時だ。よし、じゃあさっそく読んでいくか」
ビスマルク「分かったわ」
パラッ パラッ
ビスマルク「私達は愛に生きているってのはいいわね!ロマンティックだわ」
提督「確かに」
ビスマルク「……はい、この時点で頭おかしいわ」
提督「整備のくだりか?」
ビスマルク「ええ。明らかにおかしいでしょう!こんなことを整備だと言われても拒否するわよ」
提督「そうか?」
ビスマルク「そうよ。……ほら、このビスマルクも、もう耐えられないって拒否したじゃない。まあ、そこまで我慢する時点でおかしいけど」
提督「ふーん。でも好きでもない奴でもこういうことされたら感じるのか?」
ビスマルク「……それはまあ、誰にくすぐられてもくすぐったいのはどうしようもないわよ。けど好きになるはおかしいわ」
提督「まあこのビスマルクもまだ堕ちてないけどな」
ビスマルク「まだって……もういいわ、気分も悪いしさっさと終わらせましょう」
提督「了解」
ビスマルク「……命令されたからって何も言わずにされるがままもおかしいわ。上官にちゃんと確認しなさいよ」
提督「ここまでされて今更イかされてましたとか言えないんじゃないか?恥ずかしくて言えないとかな」
ビスマルク「だからそうなる前に拒否するんでしょ」
提督「なるほどな」
ビスマルク「……ああ、ここはまあ、そうなるわね」
提督「自分の好きな人が実は結婚してましたとか言われたらどうする?」
ビスマルク「ショックを受けるわよ、もちろん」
提督「まあ、そうなるな」
ビスマルク「むしろ、そこでそんなショックじゃないなら、その人のことは好きだったとかじゃないわね」
提督「ふむ。で、そこでこう続くわけなんだが」
ビスマルク「……まあ、確かに失恋のショックでヤケクソになって誰かに抱かれるって人もいるでしょうけど」
ビスマルク「でも、相手がこちらのことを好いていたり、凄くカッコイイ人でかつ知り合いとかじゃないとないんじゃないかしら」
提督「けど行きずりの関係でSEXする人もいるじゃないか」
ビスマルク「それでもよほど好みの人ならまだしも、こんな……言っちゃ悪いけど不細工な人は、いくらビッチでも抱かれないと思うわ」
提督「所詮、イケメンか!」
ビスマルク「男だって所詮、かわいい子でしょ?」
提督「まあな。……そういえば、相手がただのチャラ男じゃなくてイケメンだけどチャラい感じの男だったらどうなんだ?たとえばバンドマンとか(偏見)」
ビスマルク「あの人カッコイイでホイホイついて行くなら、世の中、一夫多妻制になってるでしょうね」
ビスマルク「あと、いくら見た目が良くても、遊んでるってだけで一部の売春婦みたいな輩以外からは大幅マイナスポイントだから」
提督「そして、その一部のビッチはそもそもNTRとかそういう次元じゃないと」
ビスマルク「そういうこと」
提督「じゃあそういうビッチはどうやってビッチになるんだろうか?やはり最初はNTRから始まるのでは?」
ビスマルク「いや、ただ単に軽犯罪とかを自慢してるバカの同類なだけでしょ。世の中には経験人数=ステータスと思ってるのもいるけど、普通にドン引きだから」
提督「確かにな……」
ビスマルク「さて、続き行くわよ。……日本のこういったポルノは理解できないわね。とりあえず、さっきも言ったように、こいつの形になっちゃったとかないから」
提督「けど短すぎると感じないとかはないのか?」
ビスマルク「それは……あるんでしょうね」
提督「だろう?」
ビスマルク「けど、心の快楽でなくて体の快楽が欲しいなら玩具でやった方が男のアレより気持ちいいらしいわよ」
提督「……誰から聞いたんだ?」
ビスマルク「それは別に関係ないでしょ?個人の名誉にかかわる問題だから、これ以上追求しないように。いいわね?」
提督「アッハイ」
ビスマルク「……ともかく、アレが小さいと物足りないとかあっても、それより相手が誰かが問題なの」
提督「なるほどな……」
ビスマルク「こいつ用になっちゃった……気持ちいい……何でもいいからもっとして、ねぇ……」
提督「それについての解説からのコメントは?」
ビスマルク「……バカみたい。そりゃ、強姦でも気持ちいいのかもしれないけど、それより恐怖心とかあるいは怒りとかでそれどころじゃないでしょ」
ビスマルク「挙句の果てにもっとしてぇとか自分で腰を振るとか!ありえないわね。自由に動けるなら相手をぶん殴るか逃げるわよ」
提督「なるほどな」
ビスマルク「この精液じゃないとダメとか!誰のじゃなきゃダメとか、普通に好きな人に言うセリフでしょ。それに、そんな判別できないから。心の問題よ、これは」
提督「だろうな。けど、やられたらこいつが好きになっちゃったとかあるらしいじゃないか」
ビスマルク「心に確固たる人が居るなら、たとえその人に妻子がいたとしてもそれを割り切るまではないわね」
ビスマルク「仮に好きなっちゃうとしても、それはもともと体を許す程度にはある程度好きだったんでしょ?」
ビスマルク「例えば、『こいつとは友達だと思ってたけど、やっぱ異性として好きなんだなーそうなっちゃったんだなー』てのぐらいよ」
提督「そこでなんで北上の物真似……?」
ビスマルク「……特に理由はないわ」
提督「そう……」
ビスマルク「まあ、もし仮に初対面だったとしても、やった方がイケメンでやられた方が彼氏募集中とかだったらそうなるんじゃない?そんなの、長続きしないでしょうけどね」
提督「確かにな。よし、次いくか」ペラ
ビスマルク「……こうなったら、すべて隠してなかったことにするか、正直に打ち明けるかね」
提督「結婚の下りか。隠すはまだわかるけどな。打ち明けるってのはどうなんだ?」
ビスマルク「隠し事したくないとか、後でバレると大変とかね。けどまあ、もしそう打ち明ける子がいたとしたらその子はいい子かもしれないから一回目は許してあげた方がいいわね」
提督「確かになぁ……その後浮気とか絶対にしなさそう」
ビスマルク「それか何回も繰り返す尻軽かね。もしそうだったらすぐに捨てて、新しい人を探したほうが良いわ。もっとも、男女が逆でも同じことが言えるけど」
提督「なるほど。さて、2冊目に行くか」
ビスマルク「続編があるの!?」
提督「個人的には、こっちの方が君の意見を聞きたい」
ビスマルク「はぁ……」
提督「さて、読み始めますよ」
ビスマルク「……ああ、結婚式はいいわね!女の子の夢よ!個人的には立派な教会とか、お城でやってみたいわね!」
提督「高くつきそうだな……」
ビスマルク「一生に一度なのよ?男性諸君には、多少無理しても頑張ってもらいたいところだわ」
提督「努力しよう……」
ビスマルク「あと、日本にシンゼンシキも興味があるの!そっちでもいいわね!」
提督「金髪美人は和服も似合うと彼の高名なモネ先生も証明してるからな。ビスマルクにも絶対に似合うだろうよ」
ビスマルク「そう?仕方がないから両方ともやってあげてもいいのよ?」
提督「考えておくよ」
ビスマルク「前向きに検討しておいて。……あぁ、これは……いないとは言えないわね」
提督「何とも胸くそ悪い話だろう!?」
ビスマルク「現にそういう人もいるからね。けど、強姦の果てにとかはないんじゃないかしら。例えばもともとそのつもりとかね」
提督「じゃあもし強姦されて妊娠したらどうする?」
ビスマルク「考えたくもない問題ね。それに、ほぼありえないわ。世の中にはアフターピルがあるもの。もしやられたらそれ飲むわよ」
提督「確かに。けどまあ、その話に突っ込んでいくとNTRから離れるからな。次だ次」
ビスマルク「……こうなるのなら、たぶん前戯をちゃんとやってないんじゃないかしら。少なくとも、それをちゃんとやってくれたらちゃんと感じるし、濡れるわよ」
提督「つまり、テクを鍛えろってことだな?」
ビスマルク「ええ、初めてならしょうがないけど。それでもちゃんとネットとか書籍である程度勉強するのが男の甲斐性でしょう?」
提督「俺はそういうことしたことなかったな」
ビスマルク「そうなの?けど、相手のためにもちゃんと勉強してほしいわね。男はすぐ気持ちよくなれるけど女の子はそうもいかないの」
提督「頑張ってみよう」
ビスマルク「まあ、私も少しは勉強してるからね」
提督「なんと!ビスマルクがそういうことを勉強してるとか考えるとぐはぁ!!」ドゴッ
ビスマルク「……恥ずかしいから言わないで」カァッ
提督「ああ……でも、意外だな。……っていうかそういうのって勉強したりするものじゃないと思っていた」
ビスマルク「本気で言っているの?何の知識もなかったり、付け焼刃程度で十分って思っているなら考え直して」
ビスマルク「セックスは本当に大事なことなのよ?失敗してトラウマになる人もいるんだから」
提督「聞いたことがあるにはあるが……」
ビスマルク「勉学と同じよ。上手くいくか行かないかは事前準備にかかっているの。それに、好きな女のためならそれぐらいこなして満足させなさい」
提督「なるほど、確かにな!考えを改めよう!」
ビスマルク「ま、まあこの話はここまで!次いくわよ」
提督「うむ!」
ビスマルク「……まあ、同じくらいの好きな人がいて迷っていたら、うまいほうがいいとはなるんじゃない?」
ビスマルク「けど、レイパーは論外よ。それに、眼中にも入らない不細工は、そもそもヤったりしないし選択肢に上がらないわ」
提督「幸辛い世の中だ」
ビスマルク「もし外見に自信がないなら、ちゃんとそこを磨きなさいってことね。何もせずに所詮イケメンが~って言ってるような奴、誰も相手にしないわよ」
提督「これはひどい」
ビスマルク「男だってそうでしょ?」
提督「……まあな」
ビスマルク「ふぅ……じゃあ続きを読みますか」
提督「ああ」
ビスマルク「……もし強姦魔が再び目の前に現れたら、恐怖で動けなくはなるかもね。けど目の前にアレを出されてもこんなにはならないわよ」
提督「そうかな?」
ビスマルク「そうよ。嫌悪感しか抱かないでしょうね。好きな人のなら興奮するだろうけど、不細工な強姦魔を好きになる奴なんていないもの」
提督「そうか。だが、恋人募集中で相手がイケメンなら好きになるかもだなんて、何とも……」
ビスマルク「男だって彼女がいないときに好みの子が逆レイプとかして来たら好きになっちゃうんじゃないの?」
提督「……そうかもしれないが、俺にはお前がいるからな」
ビスマルク「っ!!……次、いくわよ」ドキッ
提督「お、照れてる照れてる」
ビスマルク「うるさい!……これは、レイプされてるならチャンスね」
提督「ま、まさか……噛んだり?」
ビスマルク「いえ、噛み切るのよ」
提督「うわぁ…… でも、ナイフとか突きつけられて噛んだら殺すとか言われていたら?」
ビスマルク「その時は、仕方ないこともあるかもね。けど簡単に突っ込まれるように口をこういう風に開けたりなんてしないわよ」
提督「そうか」
ビスマルク「……味、とかはよくわからないけど。でもそんなに変わらないんじゃないの?肉とかだって、同じランクなら別の固体のものでもほとんど同じ味だし」
提督「こればっかりは想像するしかないからな……だが、俺もそう思うよ」
ビスマルク「でしょ?やっぱり心の問題ね。そして、」
提督「こんなやつので興奮したりはしない、と」
ビスマルク「そうよ。分かってきたじゃない」
提督「まあな」
ビスマルク「……上書きしてってのもよくわからないけど、レイプされた後に恋人に言うのなら違和感ないわね」
ビスマルク「だから、この場合はこの強姦魔にヤられた後に、そいつをしかるべき処刑を施してから『テイトク』へ言うのが正しい使い方ね」
提督「ってことは、この時点ではすでに提督より整備士の方が好きになっているんじゃ」
ビスマルク「そこが理解不能な点よ」
提督「なるほどね」
ビスマルク「……これなしじゃ生きられないとか。男のアレは麻薬か何かだと思っているのかしら?」
提督「実際のところどうなんだ?」
ビスマルク「好きな人のなら、そうかもね」
提督「おぉ……」
ビスマルク「ヘンな顔しないで!……ああ、ここら辺は理解不能ね。ありえないわ。普通なら助けてっていうところよ」
提督「このビスマルクの気持ち、わからない?」
ビスマルク「イミフよ、イ・ミ・フ!そもそも、愛してる人を傷つけるようなことを言う訳ないもの!!」
提督「そうなのか」
ビスマルク「……うわぁ、今更だけど、もしこんなのが好きなら、あなたすごく歪んでるわよ?うわぁ……ってプリンツ!!なんでプリンツがこんな扱いなの!?」
提督「ん?うーん……いつもビスマルク姉さまビスマルク姉さま言ってるからじゃないか?」
ビスマルク「なんですって…… はぁ……まあ、もう読み終わったし、終わりでいいでしょ?」
提督「ああ、そうだな」
ビスマルク「それで、アトミラール。貴方の中に巣食う狂気とやらは倒せたのかしら?」
提督「ああ、本当に清々しい気分だ。もう何も怖くない。もう大丈夫だよ、ビスマルク」
ビスマルク「そう?なら良かったわ。本当に、ね」
提督「変なことに付き合わせて悪かった」
ビスマルク「2回目はないから、肝に銘じておきなさい」
提督「肝に銘じるよ。……こんなことしている間にもう夕方だ。まあ、スケジュール調整すればいいから問題ない。夕食まで執務に戻るか」
ビスマルク「ん~疲れた……どうでもいいけど、こんなこと二度と止めてよね」
ビスマルク「知らない人間が何を考えていようとどうでもいいけど、あなたが変な性癖をしていたら私はすごく困るわ」
提督「安心してくれ、俺はそんなんじゃない。今回はちょっと今までに触れたことのない背徳感におかしくなっていただけなんだ」
提督「もう正気に戻ったから大丈夫だ。安心してくれ」
ビスマルク「ん。じゃあ仕事に戻りましょう。……それと、後でみんなにもう大丈夫と言っておくように!!あなたのことを心配していたんだから」
提督「ああ、本当に悪いことをした。もちろんそう伝えておくよ」
提督(こうして、俺は執務に取り掛かった。ちらりと隣を見ると黙々と書類の確認をしているビスマルクがいる)
提督(本当に馬鹿なことをしてしまった。ビスマルクにも言われたが、皆にも謝らなくてはな。そんなことを考えながら執務をこなしていく)
提督(深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ。これからは気を付けよう。……夕方までまだまだ時間がある。頑張らなくてはな)
~
提督「……ん、そろそろ時間だな。今日は終わりにしようか」
ビスマルク「そう?じゃあお疲れ様ね、アトミラール」
提督「ああ。久しぶりにこの後食事でもどうだ?……ん?久しぶりだっけか?」
ビスマルク「……どうかしら?でも、Abendessen(夕食)は歓迎よ!」
提督「そうか……そうか!よし、じゃあレストランでも行くか!」
ビスマルク「いいわね!じゃあ準備してくるから待ってて」
提督「ああ、表に車をまわしておくからそこに来てくれ」
ビスマルク「Ja!」
提督「という訳なんだ、うむ」 ビスマルク「……」【中編】に続く
元スレ
SS速報R:提督「という訳なんだ、うむ」 ビスマルク「……」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1476205490/
提督(ビスマルクは目を閉じて腕を組み、仁王立ちのまま瞑想するかのように俺の弁解を聞いていた)
提督(しかし、その体は怒りからか小刻みに震えていた。どうしてこうなってしまったのか……)
提督(俺はすべての始まりを思い出していた)
~
提督「……ふぅ。いやぁ最高だったな、ワルイユ○。艦これNTR同人の中でも最高レベルだ」
提督「さて、執務に戻るかなっと……」
コンコン
提督「うん、誰が戻ってきたのか?どうぞ!」
ビスマルク「アトミラール、今戻ったわ!」ニコッ
提督「っ!!出たなクソビッチめ!!お前のような人間の屑、俺は知らん!!」
ビスマルク「……は?」ギロリ
提督「ま、待て!貴様、上官に手をあげるのか!?」
ビスマルク「……」
提督「だ、誰かー!!誰かいないか!?」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/12(水) 02:07:57.93 ID:4HniWxFD0
ビスマルク「……黙りなさ、いえ、落ち着きなさい」プルプルプル
提督「止めろ!!人殺しめ!!」
ビスマルク「黙りなさいといっているでしょう!!」
提督「は、はいっ!!」ビクッ
ビスマルク「……なにがあったの?」
提督「……はい?」
ビスマルク「何があったのかって聞いているのよ。私にはビッチなんて言われること、身に覚えがないわ」
提督「え、えっとそれは……」
ビスマルク「……それは?」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/12(水) 02:09:07.35 ID:4HniWxFD0
提督「それは……お前がキモデブ整備士に整備だって騙されていろいろエロい事されて開発されてるし」
ビスマルク「!?」
提督「一目惚れしていた提督に妻子がいると知って自暴自棄になって、キモデブのマジカル☆ちん○拒まなくて挿入されるし」
ビスマルク「……」プルプルプル
提督「そいつにさんざん突れて専用まん○に調教されて、そのうち自分から腰振り始めて最後には妊娠して快楽堕ちしかけちゃうし」
ビスマルク「っ!!」ガーン
提督「けどそこで提督の妻子がもう亡くなっているって言われて再婚を申し込まれたら、お腹の子がどちらの子かは考えないようにしたとか言って受けちゃうし」
ビスマルク「……っ」ウルッ
提督「そうしたと思ったら提督とのSEXが全然イケなくて、妊婦検診の時に現れたキモデブを拒めずに受け入れたと思ったら快楽堕ちするし」
ビスマルク「……」ポロポロ
提督「そこで割って入った提督の目の前で挿入して、貴方じゃいけない。私はこの人専用だしお腹の子もこの人の子とかのたまうし」
ビスマルク「ぐすっ……ぐすっ……」
提督「最終的に提督を捨ててそいつと結婚とかするような対魔忍に勝るとも劣らないビッチ具合だろお前」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/12(水) 02:10:06.07 ID:4HniWxFD0
ビスマルク「うぅ……うううう!!ふぅぐぅ……!!うわああああん!!」ボロボロボロ
提督「ちょ、ビスマルク!?どうしたんだいきなり!!」
ビスマルク「私は!!そんなことしてないわよぉ!!ぐすっ……意味わからないわよぉ!!」
提督「ま、待て!!違うんだこれは!!」
ビスマルク「アトミラール!!私はそんなことしてないからぁ!!信じて!!嫌いにならないで!!」
提督「落ち着けビスマルク!!話を聞けって!!」
ビスマルク「私は知らない男に抱かれたり、そいつの子供を妊娠したりなんて絶対しないわ!!」
ビスマルク「私が体を許すのは貴方だけだし、身籠るのは貴方の赤ちゃんだけよ!!絶対に!!」
提督「……」ムラッ
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/12(水) 02:11:34.52 ID:4HniWxFD0
提督「ってそんな場合じゃない!どうすれば……!!」
ビスマルク「私はビッチじゃない!!うわああん!!」
提督「そうだ!ビスマルク!!」ダキッ
ビスマルク「ああああん!! っ!!」ハッ
提督「落ち着け、ビスマルク」ナデナデ
ビスマルク「うぅ……アトミラール……」
提督「全部現実じゃない。ウ=ス異本の内容なんだ!」
ビスマルク「……ウ=ス異本?」
提督「これだ!」つエロ同人
ビスマルク「これ?……ナニコレ?」
提督「ウ=ス異本だ!」
ビスマルク「……詳しく話してくれるかしら?」ギロッ
提督「ひっ!!」
提督説明中
提督(こうして、冒頭のやり取りに戻るのだ)
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/12(水) 02:12:39.92 ID:4HniWxFD0
提督「という訳なんだ、うむ」
ビスマルク「……」
提督「ごくっ」
ビスマルク「つまり、私はこの下劣なウ=ス異本とやらに書かれた誰かの妄想の私がした、頭の中にウジ虫でも詰まってるみたいな行動について避難された訳?」
提督「妄想!?ふざけるな!!これはな……可能性のひとつだろうが!!あり得るかもしれない世界だろうが!!」
ビスマルク「……」バンッ
提督「っ!」
ビスマルク「……黙りなさい」
提督「ちょっ!!待て!!落ち着け!!話せばわかる!!」
ビスマルク「貴方は私が本当にそんなことするかもしれないと思っているのかしら?」
提督「かもしれないわけないよなぁ!?分かってるぞ!!」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/12(水) 02:14:48.18 ID:4HniWxFD0
ビスマルク「はぁ……だいたい世の中に、そんな風にNTRなんてされるやついるわけないでしょ?」
提督「なんだと…… じゃあ浮気やら不倫やらはどう説明するんだ?そうだな……」
~
赤城《私は赤城、愛する夫と幸せな家庭を築いています。私の人生はまさに順風満帆、幸せの絶頂です!》
赤城《そんな私は今、同窓会に出席しています。かつての級友たちと会えてとても懐かしい気分に浸っています》
男級友A『カンパーイ!!』
『『『『カンパーイ!!』』』』
ワイワイ ザワザワ
女級友A『赤城って専業主婦なんだっけ?』
赤城『ええ、そうですよ』
男級友B『そうだったの!?残念だったなぁ、オタク!お前のあこがれの赤城さんはもう結婚してるってよ!』
オタク『え、あ……』
女級友B『えー!!オタク君って赤城のこと好きだったの!?』
オタク『えっと、その……』
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/12(水) 02:16:40.99 ID:4HniWxFD0
男級友B『残念だったな!まあ、お前はもっと痩せてそのダセエ身なりを何とかする所からスタートしなくちゃいけないけどなw』
女級友B『男級友Bひどーいwww』
オタク『……』
赤城『……あの、オタク君。お気持ち、うれしかったですよ。ありがとう』ニコッ
オタク『赤城さん……!!』
~
男級友A『さて、とりあえず今回はここでしめようか!二次会とかは各自でね!』
女級友A『赤城ー、私達カラオケ行くけど来る?って無理そうか』
赤城『かりゃおけですかー?けどおっとがまっているのでー、こんかいはかえらせてもらいますー……』フラフラ
男級友B『あちゃー、飲ませすぎたなこれ……誰かタクシー拾ってやんなくちゃな』
オタク『そ、それなら僕がやるよ。僕も今日はこのまま帰るし』
女級友A『え……オタク君が……?』
女級友B『いいじゃん!!最後の思い出作ってきなよー!』
男級友B『よし、じゃあ頼んだわ!』
オタク『う、うん……』ニタァ
女級友A『……よかったのかな。何か変な事したりしない?』
女級友B『大丈夫でしょー。あいつに何かできるような度胸ないって。ネクラだしw』
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/12(水) 02:18:31.73 ID:4HniWxFD0
~
オタク『ふう……ようやく帰って来たぞ』
赤城『すぅ……すぅ……』
オタク『赤城さん……結婚したと聞いたときは絶望したけど……ようやく取り返すチャンスが来た……!!』
オタク『とりあえず下着姿にして、起きても抵抗できないように手錠をして、と』シュルシュルシュル ガチャン
オタク『っ!!なんて背徳的なんだ!!もう待ちきれない!!赤城さん!!』ブチュゥ
赤城『ん……ふぅ……』
オタク『むちゅ……にゅち……ずちゅ……ぷはぁ……僕のファーストキス、赤城さんに捧げられた……!!』
オタク『ふひひ!……さて、じゃあ下着を脱がそうかな……』
赤城『ん……すぅ……』スル
オタク『ああ……赤城さんのブラに……赤城さんのパンツだ……!!飾り気のない純白なんて、やっぱり赤城さんは天使だよ!!すーはーすーはー』
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/12(水) 02:19:56.36 ID:4HniWxFD0
オタク『すごい……とても大きくて柔らかそうなおっぱいに……桜色のまん○だ……!!』シコシコシコ
オタク『赤城さん赤城さん赤城さん赤城さん赤城さん!!うっふぅ……』ビュルルルル
赤城「んぅ……すぅ……すぅ……」
オタク『すごい……僕のが……赤城さんに……!!』
オタク『よし、次はおっぱいとまん○を虐めて気持ち良くさせてあげる……!!』
オタク『すごい柔らかい!そしてすごく熱い!』モミモミ クリクリ クチュクチュ
赤城『あ……ふぅん……』ピク ピク
オタク『!! たってきたし、濡れてきた……!!ちゅば……あぁ、これが赤城さんの……!!おいしぃ!!』
オタク『赤城さんの蜜壺、もう我慢できない!!ぶちゅぅ』
オタク『レロレロレロレロ、じゅるるるる』
赤城『んっ……ふぅ……はぁ……!』ピクンピクン
オタク『ずちゅ、にゅるるるる、ぺろぺろぺろ』モミモミ クリクリ
赤城『ん……ふぅ……ぁ、ぁああん!!』ビクンビクン
オタク『!? 赤城さん……イったんだね!!』
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/12(水) 02:21:56.85 ID:4HniWxFD0
赤城『うぅん……あれ、ここは……オタク君?』
オタク『おはよう、赤城さん』
赤城『おはようございます……え?手が……!? わ、私なんで裸で!!……!!これって……!!』
オタク『うん、僕のザーメンだよ』
赤城『嘘……いや!!止めてください!!』ガシャガシャ
オタク『無駄だよ!』
赤城『うぅ、なにこれ……っ!!』ハッ
赤城《手錠されているんだ!!どうしよう……怖い……》
赤城『だ、誰か!!助けて!!あなたぁ!!』
オタク『っ!!僕の前で他の男を口にするな!!塞いでやる!!』
赤城『んむぅ!!んーーーー!!』
オタク『むちゅ、レロレロレロ』
赤城《強引に、こんな野獣みたいなディープキス……!!オタクの唾液が私の中に入ってくる……!!》
オタク『ぷはぁ、待っててね、すぐまた気持ち良くさせてあげるから。ちゅぅ』
赤城『っはぁ!!ぺっ!!ぺっ!!いやぁ!!んむぅ!!』
オタク『にゅるにゅるにゅる』クチュクチュクチュ サワサワサワ
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/12(水) 02:23:54.77 ID:4HniWxFD0
赤城《あ、あそことお尻を……いや!!気持ち悪い、はずなのに……!!》
赤城『んぅ……!!んふぅうううう!!んん……!!んんんん!!んふぅ……!!』ジュン
赤城《どうして……あの人より……うまい……きもちいい……!!》
赤城『んふぅ……んぁああああ!!』ビクンビクン
オタク『ぷはぁ……どうだい、凄いだろう……ネットでずっと勉強していたんだ』
赤城『誰が……気持ち悪いだけです!!』
オタク『なっ!?じゃあどうしてこんなに大洪水になっているんだい!?本当のことを言いなよ!!』
赤城『本当に気持ち悪いだけです!!だれがあなたなんか!!』
オタク『そうかい、素直にならないんなら……コレで素直にさせてあげるよ!!』ボロン
赤城『!?』
赤城《お、大きい……あの人の倍ぐらいあるかも……》ゴクン
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/12(水) 02:26:44.46 ID:4HniWxFD0
オタク『僕が唯一自分の体で誇れるところさ!』ブルン
赤城『お、夫の方が大きいわ!』
オタク『そ、そんな……!!け、けど、テクは僕の方が上だ!!高いラブドールで鍛えたんだ!!』
赤城『気持ち悪い!!そんなことしてる暇があればまっとうに自分を磨いたらどうなの!?この犯罪者!!』
オタク『黙れええええ!!』ガシッ ピトッ ズプン
赤城『いやぁ!!止めて!!放しっ!? かっはぁ……!!』ズチュン ビクンビクン
赤城《……一番奥の、あの人も届かない所まで、貫かれちゃった……刻み込まれちゃった……》
オタク「黙れ黙れ黙れ!!」ズチュンズチュンズチュンズチュン
赤城『あぁ、くぅ、ふぅ、つぅ!!』
オタク『どうだ赤城!!僕のテクは!!』グリングリングリン ズッチュズッチュズッチュ
赤城『んふぅ!!あぁん!!あ、ああああ!!』ピクンピクン
オタク『ほ、ほら!!見てみろ!!感じてるんだろ!!分かるぞ!!』
赤城『だ、誰があああ!!ふ、ふぅう!!くぅうう!!』ギリッ
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/12(水) 02:29:29.37 ID:4HniWxFD0
オタク『我慢するなよ!!認めろ!!僕の方があいつよりでかいしうまいだろ!!』ドチュンドチュンドチュン
赤城『みと、めないわぁ!!あの人の方が、いいんだからぁ!!』ピクンピクン
赤城《悔しけど、オタクのモノは今まであの人が届かなかったところを侵略したばかりか、私の中の形まで拡張して、占領してしまった》
赤城《それからずっと、オタクは正常位で私を責めたてた。激しく動き、手で私の陰核や胸、そしてその先端の突起を指や口で虐める》
赤城《この人……本当にうまい……》
赤城《夫とのSEXでは感じたことがなような、激しく新しい快楽に押しつぶされる》
赤城《永遠のような時間を快楽漬けにされて、何度も絶頂させられて、女としての本能がオタクを受け入れ、欲して、好きになってしまっていた》
赤城《けど、心はまだあの人への愛が勝っており、頭では肉欲より理性が勝っていた》
赤城《あなた……私は……負けないからね……》ギリッ
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/12(水) 02:32:22.72 ID:4HniWxFD0
オタク『うっ……そろそろ……でる……』
赤城《やっと終わる……っ!!ま、まさか中で出すつもりじゃ!?》
オタク『だめだぁ、耐えられない!!でる、でちゃう!!』パンパンパンパン
赤城『だ、だめ!!中に出さないで!!外に出してぇ!!』ジタバタ
オタク『嫌だ!!一番奥でだす!!赤城の子宮まで僕で染めるんだ!!』
赤城『いやああああ!!やめてええええ!!』
オタク『孕んで、赤城!!僕の子供を産んで!!』
赤城『やだやだやだやだ!!ていとくの!!あのひとの赤ちゃんじゃないとやだあ!!』
オタク『い、いく、いくぅ!!』ドチュン ビュルルルルルルルル
赤城『あっだめぇ!!いやああああああん!!』ビクンビクン
オタク『はぁ……はぁ……いっぱい出たね……!!』
赤城『あっはぁ……うぅ……ぐすっ……』ブピュッ タラァ
赤城《オタクが絶頂を迎えるとともに、ひときわ強く押し込まれ、その衝撃で私もまた、達した》
赤城《私の子宮口にオタクの亀頭が押し付けられ、直接その精液を受け入れていれてしまった》
赤城《それでも入りきらなかった分が私の膣を満たし、秘所からあふれ出る》
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/12(水) 02:35:32.25 ID:4HniWxFD0
オタク『ふぅ……さて、次いくよ』ギンギン
赤城『ぐすっ……!?そ、そんな……!!』ビクッ
赤城《男の人って、一度出したらしばらくはできないものじゃないの!?あんなので今もう一度されたら、私……!!》
赤城『いやぁああああ!!もういやああああ!!たすけてあなたぁ!!』ズリズリズリ
オタク『ふひ!やっぱり僕の方が良かったんだね!安心して、朝までたっぷり愛して、全部僕で上書きしてあげるから!!』ガシッ
赤城『あなたぁああああああ!!』ボロボロボロ
~
チュンチュンチュン
赤城『あん!あん!あん!あん!』ヌチャッヌチャッヌチャッ
オタク「も、もうすぐ出るよ……!!」
赤城『あぁん!きてぇ!!私の中、貴方で満たしてぇ!!』
オタク『うっでる!!』ドチュン ビュルルルルルルルル
赤城『んはぁああああ!!』ビクンビクン プシャァッ
オタク『はは、あこがれの赤城が僕に足と手で絡みついて、僕の精液を受け入れたぞ!!』
赤城『はぁ……はぁ……だって……すごいんだもん……んっ』ヌポッ ブプッ タラァ
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/12(水) 02:37:14.15 ID:4HniWxFD0
オタク『……!! ……赤城、口で綺麗にして』ゾクゾク
赤城『ん、はい……むちゅ、れろれろれろ、じゅるるるる』
オタク『赤城、僕とお前の夫、どっちが上手い?』
赤城『じゅるる、ぷはぁ。……あなたです///』
オタク『じゃあ、僕とあいつ、どっちが好きだい?』
赤城「それは……あなたです……///」
オタク『よし、じゃあこれからもずっと愛してあげよう!!』
赤城『はい!赤城を末永くよろしくお願いしますね///たくさん愛してください///』
~
提督『よし、じゃあ行ってくる』
赤城『はい。いってらっしゃい、提督』
提督《……数か月前から、赤城が俺の呼び方を提督にもどした。理由を聞いたら、今はまだ提督だからということだった》
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/12(水) 02:39:07.21 ID:4HniWxFD0
提督《見送りも前までは玄関前まで出てきてくれて、見えなくなるまでずっと手を振ってくれていたのに。今では玄関までだ》
提督《ひどいときにはリビングから出てきてくれないこともある……って普通はそんなものか?》
提督《それにキスも夜も全然してくれなくなった。普段の態度は変わらないんだが、何か怒らせるような事でもしただろうか?》
提督《身に覚えがないんだが…… すこし、いや、とても悲しい》
提督《けど、いいこともあった。赤城が妊娠した!》
提督《この前、一度だけ体を許してくれた時があった。それでも一回で終わってしまったんだが、まさかそれが中るとは!》
提督《今日はあいつの好きなケーキでも買って帰るとしよう。早く機嫌を治してもらいたいからな》
~
ピンポーン
赤城『!! はい!!』
オタク『ただいま、赤城』
赤城『おかえりなさい、旦那様!むちゅっ』
オタク『んっ、にゅる、れろお』
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/12(水) 02:40:34.13 ID:4HniWxFD0
赤城『……ぷはぁ。あなた、お腹の赤ちゃんが安定期に入りました!』
オタク『そうか!俺たちのかわいい子供だ!生まれてくるのが楽しみだ!』
赤城『はい!……それで、その///』
オタク『分かってるよ。今日は久しぶりにいれてあげよう。ふひひ!』
赤城「ありがとうございます///」ジュン
オタク『それにしても、あの男も哀れなものだな。自分の妻がとっくに快楽堕ちして、NTRれているのに。おまけにお腹の子も自分の子じゃないときた』
赤城『大丈夫ですよ。あの人は、そこらへんは鈍いので。本当に、仕事しかできない哀れな人……』
オタク『すまないな。本当は君とちゃんと結婚してやりたいんだけど……』
赤城『あなたの手を煩わせるわけにはいけませんから。耐えられます』
オタク『最近は子供を育てるのにもお金がすごくかかるからなぁ……』
赤城『あの人、稼ぎだけはいいですから。私達家族のために、せいぜい稼いでもらいましょう』
オタク『そうだな、よし!じゃあ寝室へ行くか』
赤城『はい///』
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/13(木) 03:09:10.56 ID:CCDwvwWZ0
~
提督「このクソアマがぁ!!ふざけやがって!!何が私は負けないからねだ!!負けてるじゃないか!!」
提督「本当に愛してるなら、そもそも同窓会で泥酔しないよう気を付けろ!!あと夫より上手いぐらいで心まで堕ちるな!!ってか体も堕ちるな!!」
提督「挙句の果てには哀れな人だとぉ!?お前の頭の方が哀れだわ!!犬の方がまだ賢いし律儀だね!!」
提督「自分が悪いのに相手のせいにしてる感があるところも気に食わない!!この狂おしいほどの憤怒!!どうしてくれようか!?」
ビスマルク「……」タジッ
提督「はぁ……はぁ……こんのぉ……!!赤城いいいいいい!!」
赤城「提督、呼びましたか?」
提督「貴様!!亭主を軽んじるどころか卑劣な裏切りをしておいてあの態度は何事だ!!」
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/13(木) 03:10:58.63 ID:CCDwvwWZ0
赤城「は、はい!?み、身に覚えがありません!!そもそも、私はまだ結婚していませんよ!!」
提督「なんだとぉ!?では人違いだ!!すまなかった!!これで好きなものを食べてきてくれ!!」つ間宮券
赤城「ええ!?いったい何なんですか…… まあ、とりあえずこれは頂いておきますね」サッ
提督「うむ」
赤城「提督、もし何か御用がありましたら、いつでもお申し付けください。一航戦の誇りにかけて、期待に応えて見せます」
提督「それは心強い。頼りにしているぞ!」
赤城「はい!……では、失礼します」
提督「ご苦労だった。……どうだ、ビスマルク?こういったことがありえないのか?そんなわけないだろう!」
ビスマルク「……そうね、そういった本にならありふれているのかもね。けど、現実と妄想を混同しないようにした方がいいわ」
提督「何故だ!ではどのようにして女は不倫やら浮気やらするんだ!」
ビスマルク「……愛が尽きていて、きっかけがあればそうなるんじゃない?そうね……」
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/13(木) 03:15:57.37 ID:CCDwvwWZ0
~
加賀《私は加賀、専業主婦よ。夫とは恋愛結婚だったけれど、熱かったのは最初だけ。彼は仕事ばっかりで、私のことなんて忘れているみたい》
加賀《そんな私は今、同窓会に出席している。久しぶりの級友たちとの再会に、最近沈みがちだった気分も晴れる》
イケメン『やあ加賀さん。久しぶり』
加賀『ああ、イケメン君。久しぶりね、元気だった?』
イケメン『ああ、それなりに元気でやっているよ』
加賀『そう、それは良かったわ』
イケメン『はは、ありがとう。……本当に結婚したんだね』
加賀『ええ、まあ……』
イケメン『……もしかして、あまりうまく行ってない感じ?』
加賀『……なんでそう思うの?』
イケメン『……あまりうれしそうじゃなかったから』
加賀『そんなことないわ。あの人は良くしてくれるし、生活も安定しているし』
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/13(木) 03:17:24.97 ID:CCDwvwWZ0
イケメン『そうなんだ……俺さ、加賀さんのこと、好きだったんだよね』
加賀『!?』
イケメン『驚いた顔、初めて見たかも。やっぱり美人はどんな表情でも映えるね』
加賀『……からかっているのかしら?』
イケメン『そんなことないさ……けどさ、俺、実は君が好きだったんだよね。結婚の話も信じられなかった』
加賀『……そう』
イケメン『加賀さん、俺、君が好きだ。君が幸せそうなら大人しく身を引こうと思ってた。けど、そんな憂いを帯びた顔してるんなら……』
イケメン『俺が、それを笑顔にしたくなる。どうか考えてみてくれないか?』
加賀『分からないわ……そんな事、急に言われても』
幹事『じゃあそろそろお開きにして、二次会とかは各自でお願いしまーす!』
イケメン『……いい店を知ってるんだ。行かないかい?』
加賀『でも……』
イケメン『行こうよ、もっと話したい』テツナギ
加賀『あっ……』
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/13(木) 03:18:59.88 ID:CCDwvwWZ0
~
加賀《今の生活に対する不満、なのかしら。ともかく、イケメン君が私を好いてくれていることを悪く思わなかった》
加賀《そして少しの躊躇い、いえ、それすらもただのポーズで、本当は強引にそうされたかっただけ》
加賀《私はイケメン君につれられるがままに、彼のお気に入りのおしゃれなバーに入る。そして……》
イケメン『加賀さん……いや、加賀、好きだ。キスしたい』
加賀『駄目よ、私には夫が……』
イケメン『嫌なら、抵抗して』スッ
加賀『あ、だ、だめ……んっ』チュッ
加賀《彼の唇が優しく私の唇を愛撫する。抵抗したという免罪符のために閉じていた唇が開かれ、舌と舌が絡み合う。心と理性が溶けていく》
加賀《彼のキスを受け入れた。そこからはもう、理性の歯止めが消え去った》
加賀《つれられるがままにホテルへ入る。無言のままシャワーを浴びた。そして、彼がシャワーを浴びている間に指輪を外して財布にしまう》
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/13(木) 03:28:49.69 ID:CCDwvwWZ0
イケメン『灯り、常夜灯はつけていていいかな』
加賀『……』コクン
イケメン『ありがとう。……加賀、顎あげて』
加賀『……んっ』クイッ チュッ
加賀《優しく、しかし力強いキスから始まった。決して強引ではない、私を思いやったキス。けど、とても丁寧で彼の私が好きだという意志の強さを感じる》
イケメン『……』ギンギン
加賀『……///』
加賀《しばらくキスを交わして、離れる。そして、彼に後ろから抱きかかえられた。お尻に彼の大きくたったアレがあたる。それがさらに私を興奮させた。》
イケメン『……』モミモミ
加賀『んっふぅ……』ピクッ
加賀《後ろから抱きしめるように腕を回され、胸を愛撫される。丁寧な手つきは変わらないけれど、存在を主張している先端をあえて触れずに焦らしてくる》
加賀『あ……ぁあ……手馴れて……いるわね……』ピク ピク
イケメン『そうかな』スー
加賀『ふぅ……くっ……あ、そ、それは……あん!』ビクン
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/13(木) 03:32:15.33 ID:CCDwvwWZ0
加賀《そして、彼の指が私の胸からお腹を通って、とうとう私のはしたなく濡れてしまっている秘所へ到達した。達しそうになったところで止められ、体勢をかえられた》
加賀『これでいい?』
イケメン『ああ、ありがとう』
加賀『……すごい、恥ずかしいわ』
イケメン『暗いからよく見えないよ』
加賀『でも……んはぁ、ひぁ……』ピクンピクン
加賀《彼の舌が私の秘所をチロチロと舐め、一番弱いところを責め立てる》
加賀『だ、もうだめ……!!イケメン君、まって……!!』
イケメン『……』ペロペロペロ ジュルル
加賀『あ、はぁああ!!ふぅうううう!!』ビクンビクン
加賀《イってしまった私は、ベッドの上で荒い息をついていた。久しぶりの絶頂とその余韻を堪能する》
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/13(木) 03:33:37.38 ID:CCDwvwWZ0
イケメン『加賀、足開いて』
加賀『……』
イケメン『頼むよ、加賀』
加賀『…………』スッ
イケメン『……ありがとう。いくよ』ピト
加賀『……んっ……はぁっ!!』ズププププ
イケメン『加賀、動くよ』
加賀『……』コクン
イケメン『ふっ……う……』ズリュ ズリュ ズリュ
加賀『あっはぁああ……んん……!!』ピクンピクン
加賀《ゆっくりと動き始め、徐々に激しくなっていく。いつのまにか唇を重ね、舌を絡み合わせる。互いの体を貪りあう、最近ずっとしていなかった情熱的なSEX》
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/13(木) 03:36:11.17 ID:CCDwvwWZ0
イケメン『加賀、愛してる!おかしくなりそうなほどに!』パンパンパン
加賀『ふっ!はぁ!つぅ!』ギュッ
イケメン『俺のこと、好き……!?』
加賀『ぁん!ええ!好きよ!』
イケメン『加賀!!じゃあ俺と結婚してくれ!!今の夫と別れて!!』
加賀『つぁ!!ふぅ!!くぅ!!ああっ!!』
イケメン『くっ、締ま、でる……!!』ビュルルルル
加賀『ああああ!!はぁあ……!!』ビクンビクン
イケメン『加賀、愛してる……』ギュッ
加賀『……』ギュッ チュッ
加賀《私は、どうすればいいのか分からなかった。彼を抱きしめ、唇を貪る。そのまま数回混じりあって、彼の腕に抱かれながら眠りに落ちた》
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/13(木) 03:38:54.83 ID:CCDwvwWZ0
チュンチュン
加賀『……』
イケメン『これ、俺の連絡先』スッ
加賀『……』カサッ
イケメン『……ごめん、怒ってるよな。けど、俺は本気なんだ。いつでも連絡してくれ。ただ会うだけでもいい』
加賀『……』
イケメン『……そろそろ、出ようか。駅までタクシーでも捕まえるよ』
加賀『……』
~
加賀《私は、少しだけ後悔していた。なんだかんだ言って夫のことを愛していたのだ。無言で駅まで一緒に行き、無言で別れた》
加賀『ただいま』
提督『ん、泊りとは聞いていなかったが?』
加賀『……女友達の家でつもる話をしていたら、終電なくしちゃって。止めてもらっていたわ』
提督『そうか』
加賀『……』
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/13(木) 03:40:12.55 ID:CCDwvwWZ0
加賀《同窓会に行って、泊りで帰って来たのに少しも疑わないの?それどころかそもそも気にしていないみたいだわ》
加賀『……ねえ、あなた。久しぶりに今日の午後、買い物に行かないかしら』
提督『勘弁してくれ。疲れてるし、重要な作戦会議があって明日朝早いんだ。行くなら一人で行ってくれよ』
加賀『そう……』
加賀《私は言われた通り一人で買い物に出かけた。新しい、とびっきり派手な下着とピル、そして新しい化粧品を購入した。そして喫茶店に入ってコーヒーを注文する》
加賀《席について一口コーヒーを飲んでから、スマホを手に取り番号を入力する。相手は数コールですぐ出た》
イケメン『もしもし、加賀?』
加賀『ええ。その、……次の週末に食事でもどうかしら?』
~
加賀《その一回目を皮切りに、私はイケメン君と月に数回会う関係になった。食事だけの時もあれば、肌を重ねるときもある》
加賀《会う回数はだんだん増えて行く。外出が増える私に、夫はやはり無関心の様だった。女友達と出かけると言えばもう追及してくることはない》
加賀『ちょっと出かけてくるわね』
提督『友達と食事か?』
加賀『ええ、女友達とね』
提督『そうか、いってらっしゃい』
加賀『……行ってきます』
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/13(木) 03:41:22.00 ID:CCDwvwWZ0
加賀《……女友達と一緒にでかけるだけで、こんなに着飾って化粧するわけないじゃない》
加賀《なんで気がついてくれないの?私を見ていないの?あの頃は口紅をかえただけでもすぐ気がついてくれていたのに……》ジワァ
イケメン『加賀!』
加賀『イケメン君』
イケメン『あれ、口紅かえた?』
加賀『……!!』
イケメン『あ、あれ?ごめん、違ったかな』
加賀『……いえ、かえたわ』
イケメン『やっぱり?薔薇色も良かったけど、そういう桜色も似合ってるよ』
加賀『……』ジワァ
提督【口紅をかえたのか?前のピンクも良かったけど、その紅の方が似合っているよ】
加賀【そ、そうかしら……///】
加賀『ぐすっ』ポロポロポロ
イケメン『か、加賀!?大丈夫かい!?』
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/13(木) 03:49:13.89 ID:CCDwvwWZ0
加賀『っ!!』ダキッ
イケメン『!!……どうしたの?』ナデナデ
加賀『しばらく……そうしていて』
~
加賀《私はまだあの人を愛していると思う。でも、その愛は少しずつ、いや、かなりのスピードでイケメン君の方に流れている》
提督『おや、新しいイヤリングを買ったのか?』
加賀『!!』
イケメン【これ、あげるよ】
加賀【イヤリングかしら】
イケメン【いい感じでしょ?絶対に似合うと思ってさ】
加賀【そう……ありがとう】
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/13(木) 03:50:35.58 ID:CCDwvwWZ0
加賀『……ええ』
提督『そうか』
加賀『……』
提督【君にプレゼントだ。どうか受け取ってくれ】
加賀【あ、ありがとう/// これは、イヤリング?】
提督【君に似合うと思ったら、いつの間にか買っていたんだ】
加賀【そう///】
加賀『……!』ブーンブーン
携帯画面『加賀、次の土曜日会えないかな?』
加賀『……』ポチポチ
携帯画面『よろこんで。楽しみにしているわ、イケメン』
加賀《夫への愛が尽きて、彼の元へ行くのか。それとも、夫がまた私を気に掛けるようになるのか。どっちが早いのかは分からない》
43: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/14(金) 01:41:18.54 ID:ThV4qJ7x0
~
ビスマルク「これなら違和感のない不倫ね」
提督「なるほどな……ってただ夫がクズなだけじゃないか!」
ビスマルク「そうよ。浮気やら不倫ってのは、愛し合っている二人には起こりえないのよ」
提督「加賀は愛しているって言っていただろ!!」
ビスマルク「愛し合っているっていったでしょ?提督の方は愛していなかったじゃない」
提督「まあな……だが態度に出さなかっただけじゃないかもしれないだろ?不倫に走る前にもっと直接かつ強引に甘えろ、加賀!!」
ビスマルク「女がどんな時も自分に尽くしてくれるとは考えない方がいいわよ?特に愛について不安がある時は試したくなるものよ」
提督「そうなのか……って重要なのはそこではない!!そんなことはどうでもいいんだ!!」
提督「要は女なんて、結局は気持ちよければ相手がイケメンだろうがキモデブや汚っさんだろうが関係ないんだろう!?違うのはそこに至る過程だけだ!!」
ビスマルク「何言ってるのよ!?イケメンならまだしもキモデブとか汚っさんだとかそんなのはごく一部の頭のおかしいマゾビッチだけよ!!それで女性を一括りにしないで!!」
提督「いいや、口では愛だ愛だ言っておきながら結局は快楽に勝てない、浅ましく愚かな存在なんだ!!お前だって加賀だってきっとそうだ!!」
44: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/14(金) 01:46:25.11 ID:ThV4qJ7x0
加賀「呼んだかしら?提督」
提督「加賀!!お前、もし自分の愛する人よりはるかにSEXが上手いキモデブや中年のおっさんに強姦されてイかされ続けたら、そいつを好きになるか!?」
加賀「……頭がおかしくなったようね?そんなわけないでしょう。そもそも、人を好きになることに、その……せ、SEXの上手さは関係ないわ」
加賀「人を好きになる時に大切なのは、その人の人柄と日頃の行いよ。……まあ、取り繕わなければ外見もそれなりに重要だけど」
ビスマルク「……」ドヤァ
加賀「ともかく、SEXなんて痛くなくて気持ちよければいいなって程度よ。ヘンに上手くて遊んでそうな人よりも一緒にステップアップしていける人の方が嬉しいわ」
加賀「SEXが上手ければ女は堕ちるとか下劣なことしか考えていない愚かな男には、そのことをよく知っておくことをお勧めするわ。まあ、貴方はそんな人じゃないと思っているけれど」
提督「そうか……ああ、そうだ。もちろんだ。変なことを聞いたな。悪かった、加賀」
加賀「……どうやら疲れているようね。……提督、私は感情表現が苦手だけど……あなたにはとても感謝しているわ」
提督「それは光栄だ」
加賀「だから、もし何かあるのなら遠慮せずに相談して頂戴。きっとあなたの力になるから」
提督「ありがとう。とても心強いよ」
加賀「……では、何もなければ失礼するわ」
提督「ああ、じゃあな。……まさか。そんなことがありえるのか……?」
45: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/14(金) 01:47:59.58 ID:ThV4qJ7x0
ビスマルク「だから、少なくともそのマンガみたいにキモデブやら汚い中年やらに無理矢理されて、その人が好きになるなんてありえないわ」
提督「っ!!じゃあ痴漢されたらどうなる!?」
~
ガタンゴトン ガタンゴトン
翔鶴《買い物をしていたらすっかり帰宅ラッシュに巻き込まれてしまったわ……すごい人ね》
キモデブ『……』サワッ
翔鶴『……!?』
翔鶴《この感じ……いや、でも、こんなに混んでいるんだし……わざとじゃないのかも……》
キモデブ『……』ニヤァ サワサワ
翔鶴『うぅ……』カァッ
翔鶴《……やっぱりおかしいわ。手が……クロッチにあたりそう……こんなの、そのつもりじゃないとそうそう当たらないもの》
翔鶴『あ、あn』
キモデブ『おっとごめんよ、この混み具合だからね。手があたって……』
翔鶴『えっ!?あ、いや……大丈夫ですよ』
キモデブ『こんなデブがくっついて暑苦しいよね……ごめんね……』
翔鶴『いえ、そんなこと……』
翔鶴《あれ?やっぱりきのせいだったのかしら……》
46: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/14(金) 01:50:05.98 ID:ThV4qJ7x0
プシュゥー ゾロゾロゾロゾロ
翔鶴『きゃっ』
キモデブ『おっとっと』
翔鶴『!!』
翔鶴《多くの人が下りたり乗り込んできたりしたせいで、私の体勢は大変なことになっていた》
翔鶴《ドアに押し付けられて、太った男の人と面と向かって抱き合ってるような体勢だ……》
キモデブ『今日はすごい混むねぇ……』サワサワ
翔鶴『ひゃん……!』
翔鶴《男の人の手が私のお尻を鷲掴みにしている!どうやら袴がめくれて下着が丸見えになってるみたい……》
キモデブ『う~ん。ドアと挟まっているみたいで手が抜けないや。よいしょっと』サワサワサワ
翔鶴『んっ……やぁ……!!』
翔鶴《男の人指が私のお尻を揉みしだく。けど手を抜こうとしているみたいだし……》
キモデブ『ごめんねぇ、抜こうとしているんだけど……』
翔鶴『あん、も、もういいですから!』
キモデブ『そうかい?ならしかたないねぇ』
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/14(金) 01:51:28.12 ID:ThV4qJ7x0
翔鶴《指が下着の中に入り込みそうになり、慌てて男の人を制止する。今や私の下着は食い込んでおり、Tバックのようになってしまっている》
翔鶴『ふぅ……!!んっ……!!』
キモデブ『大丈夫かい?苦しそうだけど』
翔鶴『あ、大丈夫です』
翔鶴《電車の揺れがダイレクトに私の秘所に伝わってきて変な気分になる。男の人の手が触れているのも落ち着かない》
ブーン ブーン
翔鶴『はぁん……!!』
キモデブ『おっと……電話かな?困ったなぁ電車の中なのに……』
翔鶴《男の人の胸ポケットに入っているらしい電話が激しく振動する。設定をかなり高くしているみたい……》
翔鶴《背丈や体勢の関係でそれがちょうど私の胸に押し付けられていた。その先端の少し硬くなり始めていた突起に鋭い快感を与えてくる》
キモデブ『仕方がないなぁ……キャンセルしようっと……あれぇ?』
翔鶴『っ!!』
翔鶴《男の人の手が道着の隙間から入ってきた。ブラ越しに胸を揉まれる》
キモデブ『おかしいなぁ……何だろうこれは、凄く柔らかいぞぉ?』ニヤニヤ
翔鶴『ちょっ、待ってください……!!』
キモデブ『ああ、ごめんねぇ……』
48: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/14(金) 01:53:19.98 ID:ThV4qJ7x0
翔鶴《震える声で何とかそれだけ伝える。男の人はすぐに気がついてくれたみたいで、手を引き抜いてくれた》
キモデブ『よいしょっと……ふう、とれたとれた』
翔鶴『んぁあ……はぁ……!!』
翔鶴《とるのに苦労したみたいで、服越しに胸を触られているような感覚がしばらく続いた。特に先端の突起はもう完璧にたってしまっていて、鈍い快感を伝えてくる》
キモデブ『よし、キャンセルっと。さっきみたいになるのは良くないからズボンのポケットにしまおうか』
翔鶴『……っ!!あ、その……っ!!』
翔鶴《け、携帯が秘所に押し付けられている……!!パンティ越しにちょうど……スジに挿し込まれるようになってる……!!》
キモデブ『う~ん?どうかしたかい?』
翔鶴『け、携帯が……そこは違いmひゃぁん!!』
ブーンブーン
キモデブ『また着信かな?大丈夫かい、君?すごい声出したけど』
翔鶴『だ、だいじょう……あぁん!!』
翔鶴《秘所に思いっきり押し付けられた携帯が再び激しく振動する。それだけでもまずいのに、引き抜くためにスライドされたことで、信じられないほどの快楽が私を襲った》
キモデブ『うーん、もう電源を切っておこう……おやぁ?ケータイがなんか濡れてるなぁ……?』ニタァ
翔鶴『……!!』カァッ
49: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/14(金) 01:57:06.79 ID:ThV4qJ7x0
キモデブ『うーん、まあいいかぁ。ちゃんとポケットを確認しないと。どこかなぁ?』クチュクチュクチュ
翔鶴『ふぅぁ……はぁん……んぁあ……!!』
翔鶴《男の人の手が下着の中に滑り込んできて、秘所を虐めてくる。こんな、電車の中で周りに人がたくさんいる状況ということも私をおかしくした》
翔鶴《気がついたらドアとお尻に挟まれていた手まで私のお尻を愛撫してきたり、下着を食い込ませてきたりする。挙句の果てにふつうに引き抜いてブラの中に突っ込み、胸を揉んできた》
翔鶴《でも、おかしくなっていた私は、指摘することも周りに助けを求めることもできない。いつもより感じやすい体は快楽を求めていた。そして》
翔鶴『ふぅっ!!!!』ビクンビクン プシッ
キモデブ『おやぁ……?本当に大丈夫かい?ちょっと次の駅で降りて休憩しようか?』ダキッ
翔鶴『ぅぅ……』
翔鶴《ついに達してしまった私は、男の人に駅の公衆トイレに連れ込まれた。そこで……》
翔鶴『あん!!はぁん!!だ、だめぇ!!イく!!イっちゃうからぁ!!』パンパンパンパンパン
キモデブ『こんな可愛い子と!!生ハメできるなんて!!幸せだなぁ!!ほら、そろそろ中に!!出すからね!!んふぅ!!』ビュルルルル
翔鶴『ああああああん!!』ビクンブクン
キモデブ『ふぅ……さて、二回戦目と行こうか』ギンギン
翔鶴『らめぇ……おかしく……なっひゃう……ぁあん!!』ピクッ ピクッ ズプゥ
50: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/14(金) 02:11:37.79 ID:ThV4qJ7x0
翔鶴《その後、私はあの人にたくさん気持ちいいことをしてもらって、ホテルにまで連れ込まれてしまった。けど、とてもすごかった……///》
キモデブ『いいよぉ、もっと腰でのの字を書くようにグラインドさせてみなぁ?』
翔鶴『ひゃ、ひゃい……んっ!!ふぅ!!……はぁん!!』グリングリン
キモデブ『うっ僕もそろそろ限界だ。このまま突き上げて中で出すよ』ドチュン
翔鶴『なからし!!なからしいいのぉ!!すごいのぉ!!ふぁああん!!』グリングリン パンパンパンパンパン
キモデブ『こんな美人が僕の上で腰振ってるなんて最高だねぇ!!おっぱいもいい形で大きいし!!』モミモミモミ
翔鶴『おっぱいらめぇ!!こわれちゃう!!』プルンプルン パンパンパン
キモデブ『イくよ……ふぅっうううう!!』ビュルルルル
翔鶴『んぅううううう!!はぁあっ!!ああ……』ビクンビクン ヌポォ ダラリ
キモデブ『おいで、翔鶴ちゃん』
翔鶴『はぁい……んっふぅ……むちゅう……にゅるにゅる』
キモデブ『……ふぅ。だしただした』
翔鶴『あっ///まだ大きい……!!』
キモデブ「おやぁ?まだ満足できないかい?エロい子だなぁ」
翔鶴『だって……気持ちいいんですもの///』
キモデブ『よし、じゃあ翔鶴ちゃんが僕の性奴隷になってくれるなら好きな時にいつでもやってあげる』
翔鶴『ほ、本当ですか……!?』
キモデブ『その代わり、もう二度と僕以外の人とエッチできないけど、いいよね?』
翔鶴『はい!!なります!!貴方様のおちん○奴隷にしてください!!』
キモデブ『いいよぉ!!じゃあさっそく入れてあげよう』ゾクゾクゾク
翔鶴『はぁい!!……きたぁ!!』ヌププププ
翔鶴《女としての悦び、今までに味わった事のないほどの快楽を与えられた私は、あの人の性奴隷になる事を喜んで受け入れた》
51: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/14(金) 02:13:02.55 ID:ThV4qJ7x0
~
提督『おや、しまったな……コーヒーを切らしてしまった。少し遠くだが、お気に入りのあの店でブレンドを買ってくるかな』
翔鶴『でしたら、私が行きますよ』
提督『そうか、毎回すまないな。だが、今度は寝過ごして終点まで行かないようにな』
翔鶴『はい、気を付けます。ふふっ』ピッピッピッ
携帯画面[今日は抜け出せそうです。5時にこの前のホテルでどうですか?プレゼントして下さった下着も着て行きますよ///]
提督『うん?どうしたんだ翔鶴?やけに機嫌がよさそうだな』
翔鶴『そうですか?』ブーブー
携帯画面[分かったよ。今日は夜までずっと愛してあげるからね。次はアナ○も教えてあげよう]
翔鶴『そうかもしれませんね……!!』ジュン
60: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/15(土) 23:23:04.36 ID:J40GlEFW0
提督「ってなるのが当たり前だろう!!」
ビスマルク「本気で言ってるの?そんなのこうなるに決まってるじゃない」
~
翔鶴《……やっぱりおかしいわ。手が……クロッチにあたりそう……こんなの、そのつもりじゃないとそうそう当たらないもの》
翔鶴『あ、あn』
キモデブ『おっとごめんよ、この混み具合だからね。手があたって……』
翔鶴『えっ!?あ、いや……大丈夫ですよ』
キモデブ『こんなデブがくっついて暑苦しいよね……ごめんね……』
翔鶴『いえ、そんなこと……』
翔鶴《あれ?やっぱりきのせいだったのかしら……》
プシュッゥー ゾロゾロゾロゾロ
翔鶴『きゃっ』
キモデブ『おっとっと』
翔鶴『!!』
翔鶴《多くの人が下りて、乗り込んできたせいで私の体勢は大変なことになっていた》
翔鶴《ドアに押し付けられて、太った男の人と面と向かって抱き合ってるような体勢だ》
キモデブ『今日はすごい混むねぇ……』サワサワ
61: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/15(土) 23:25:08.70 ID:J40GlEFW0
翔鶴『ちょっと、止めてください。今、貴方は明らかに意図的に触りましたよね?』
キモデブ『い、いや、違うよぉ……混んでるからちょっと当たっちゃっただけだよぉ……』
翔鶴『そうですか。なら、貴方の左手が私のお尻に触れているので早急にどかしてください』
キモデブ『いや、混んでて抜けな』
翔鶴『いわけないですよね?少し手を動かすだけですよ。もぞもぞと動かせるのなら抜けるはずです。それとも、わざとですか?』
乗客A『おい、痴漢だって?』ヒソヒソ
乗客B『マジかよ!?あのすごい美人さんにか!?許せねえな!!どいつだよ?』ヒソヒソ
キモデブ『ち、違うよぉ!ほら、抜けた抜けた!ね?痴漢じゃないでしょ?』
翔鶴『そうですね、疑って申し訳ありませんでした。ありがとうございます』
62: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/15(土) 23:27:25.52 ID:J40GlEFW0
~
提督「馬鹿な!!あの翔鶴がそんな強い対応できるわけない!!」
ビスマルク「ショーカクって言ったら芯の通ったしっかり者じゃない。むしろ最初に触れられた時点で警戒してもおかしくないわよ」
提督「嘘だ!翔鶴は優しすぎて、たとえ相手がどんなに怪しくても強く出れないはずだ!だってあの翔鶴だぞ!?」
翔鶴「あの……お呼びでしょうか?」
提督「翔鶴、いいところに来た!君はもし電車で痴漢に会ったらどうする!?」
翔鶴「ど、どうしたんですかいきなり……?」
提督「答えるんだ、翔鶴!」
翔鶴「は、はい!捕まえて警察を呼びます!」
提督「ば……かな……」
翔鶴「えっと……提督?」
提督「もう退出していい…… 翔鶴、君は普段は遠慮がちで優しい女性だが、必要とあれば毅然と振舞うこともできる大和撫子の鏡だ」
翔鶴「は、はい!ありがとうございます!……提督、何かあったんですか?」
提督「いやなに、私の常識が音を立てて崩壊していっているのさ」
翔鶴「そうですか……提督、もし私の助けが必要ならどうぞ遠慮なく申し付けください。微力ながらお役に立ちたいと思います」
提督「翔鶴、ありがとう。君にはずっと助けられているよ」
翔鶴「いえ、そんな事は……では提督、失礼します」
提督「ああ、ではまた」
提督「……」
ビスマルク「さて、これで納得したかしら?」
提督「っ!!いや、待て!!脅迫されたらどうだ!?」
63: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/15(土) 23:31:49.61 ID:J40GlEFW0
~
瑞鶴『ふんふんふーん♪ お、これ新しいのだ!』
瑞鶴《私はコンビニが好きだ。何でもあるし、新しい商品を探して見ているだけでもすごく楽しい!》
瑞鶴『へ~なかなかよさげ!でも今日はアイスの気分だからまた今度ね』
汚っさん『……!!』
瑞鶴『さ~て、ど・れ・に・し・よ・う・か・な?……ってパピコの抹茶味がでてる!!へぇ~!!』
瑞鶴『ふむふむ、なるほどなるほど……提督さんって抹茶アイス好きだったよね?』
瑞鶴【はい、提督さん!パピコの新しい味出てたからあげる。一緒に食べよ】
提督【お、抹茶味か!いいセンスだ】
瑞鶴【抹茶好きだったでしょ?ん~……うん、おいしい!】
提督【よし、頂こう!…………うむ、おいしかった】
瑞鶴【えっ!?もう食べ終わったの?】
提督【知らないのか?パピコは揉んで少し温めてから食べれば一瞬で食べ終えることができるんだぞ?】
瑞鶴【いや、そんな事常識みたいに言われても……アイスの早食いなんて興味ないし】
提督【そうか。……うーん。やはりパピコの弱点はそのサイズだな。あと二倍は欲しい】
瑞鶴【これで十分でしょ……あ、駄目だよ!これは私のだから!】
提督【一口ぐらいいいだろう?上官命令だぞ】
瑞鶴【拒否します!んちゅ~~。っ!!あたまいたーい!!】
提督【アイスクリーム頭痛だな】
瑞鶴【いたい~!もう、最悪……ほら、残りはあげるわよ】
64: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/15(土) 23:33:36.73 ID:J40GlEFW0
提督【ありがたいが、しかし俺もアイスクリーム頭痛になりそうだからなぁ……そうだ、ならもう温まっているのを頂こうか】
瑞鶴【え、どういうこtんっ!!】チュッ
提督【……うん、堪能した】
瑞鶴【い、いきなり何をしてるのよ!】
提督【嫌だったか?】
瑞鶴【嫌じゃないけどさ!もっとこう……あるじゃん!】
提督【そうか、悪かった。お詫びにこのアイスを食べさせてやるから許してくれ。ん】チュー
瑞鶴【え!それってもしかして……!?】ドキドキ
提督【ん】
瑞鶴【あ……ちゅぅ……ふぅ……】
提督【……どうだ?】
瑞鶴【……甘かった】
提督【そうか。もう一口、どうだ?】
瑞鶴【……】コクン
65: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/15(土) 23:37:38.57 ID:J40GlEFW0
瑞鶴『えへへ……』
汚っさん『すいません』ガシッ
瑞鶴『いっ!!な、何よアンタ!!って店員さん?』
汚っさん『はい。そうです』
瑞鶴『えっと……何か御用ですか?』
汚っさん『さっきそこの棚で万引きしたよね』
瑞鶴『万引き!?していません!!』
汚っさん『そうかい、分かった。じゃあ荷物検査しても問題ないよね?』
瑞鶴『ええ、もちろんです!!』
汚っさん『じゃあ、ちょっと裏の事務所に来てもらえる?』
瑞鶴『はい』
おっさん《ひひ!うまくいったぞ!今日この時間帯はもう一人のバイトがバックレたおかげで俺一人だけだ!》
汚っさん《この時間帯じゃ客も来ないし、いよいよ計画を実行するときだ!》
汚っさん『じゃあ、ちょっと見せてもらうね』
瑞鶴『どうぞ……っ!?嘘!!』
汚っさん『これは……新商品のグミだね。ちょうどさっき君が立っていた所にあったものだよ?』
66: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/15(土) 23:44:18.55 ID:J40GlEFW0
瑞鶴『そ、そんな……なんで……』
汚っさん『うん?この身分証は……君は艦娘なのかい?』
瑞鶴『は、はい……』
汚っさん『駄目だよ、軍人さんがこんなことしちゃあ……とりあえず警察に電話させてもらうね』
瑞鶴『うぅ……』
汚っさん『きっと君の基地にまで話がいって大変なことになるんだろうね……司令官が罷免されたり』
瑞鶴『提督さんが!?』
汚っさん『……そうだよ?君のせいで提督さんが路頭に迷うことになるかもね……』ニヤァ
瑞鶴『そんな!私、何もやっていないのに!!』
汚っさん『嘘はダメだよ~実際にここに証拠があるんだから』
瑞鶴『お、お願いします!!どうか警察には通報しないでください!!お金ならいくらでも払いますから!!』
汚っさん『そんなこといわれてもね~』
瑞鶴『何でもしますから!!』
汚っさん『何でも、ねぇ……じゃあ、』サワッ
瑞鶴『な!?』
汚っさん『こういうことでもいいなら、通報しないであげるよ』
瑞鶴『っ……!!好きにしなさいよ……!!』
汚っさん『じゃあ、下着姿になって』
瑞鶴『……!!くっ……!!』シュル シュル
汚っさん『いいねぇ~』サワサワ
瑞鶴『んっ……!!』ピクン
67: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/15(土) 23:48:54.27 ID:J40GlEFW0
汚っさん『さすが若い子だ。風俗のババアとは肌の質が違うね』モミモミモミ ナデナデナデ
瑞鶴《このエロオヤジ……!!そいつは私の下着の上から暫く秘所や胸を愛撫してきた。気持ち悪いくて吐き気がする》
瑞鶴『んっ……くっ……』ピクンピクン
汚っさん『う~ん、瑞鶴ちゃんって結構控えめな胸だね』クリクリクリ クチュクチュクチュ
瑞鶴『チッ!!うるさいわよ!!黙ってできないの!?』
汚っさん『なんだい、偉そうに……その気になれば俺は通報することも可能なんだよ!?』
瑞鶴『っ……』
汚っさん『それに見ろよ!!こんなにはしたなく濡らしやがって!!本当は悦んでいるんだろ!!』
瑞鶴『ちがっ!!それは生理現象で……』
汚っさん『言い訳するなよ!!社会はそんなに甘くないぞ!!分かったらさっさとやるべきことをやったらどうなんだ!?』
瑞鶴『……や、やるべきことって?』
汚っさん『目上の人間には敬語で話しなよ!!謝罪するんだよ!!』
瑞鶴『は、はい……すいませんでした……』
汚っさん『そんなんじゃだめだよ!!私は万引きして警察に通報されるのを止めてもらうかわりに体を許すビッチで、今もはしたなく感じています。ごめんなさいって言いな!!』
瑞鶴『うぅ……くっ……ぐすっ……わ、私は、万引きして、警察に通報されるのを止めてもらうかわりに……か、……うぅ』ポロポロポロ
汚っさん『通報されたいみたいだね』
瑞鶴『い、いいます!!……ぐすっ……か、体を許す……び、ビッチですぅ……今も、はしたなく、感じています……ごめんなさい……ぐすっ』
68: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/15(土) 23:53:39.20 ID:J40GlEFW0
汚っさん『ほう、じゃあお詫びのしるしに口でやってもらおうかな?』ボロン
瑞鶴『ひっ!?』
瑞鶴《こ、これが男の人のアレなの……!?こんなんがあそこに入るなんて無理よ!!》
汚っさん『さあ、早く!!』
瑞鶴『む、無理よ……できない……!!』
汚っさん『はぁ……仕方ないな。噛むなよ?』ズボォ
瑞鶴『な、何を……んふぅ!?んんんんんん!!』
瑞鶴《こいつはため息をついて私に近づくと、戸惑う私のツインテ―ルを掴み、強引に口の中に押し込んできた》
瑞鶴《大きすぎるソレが私の喉奥まで突き刺さり、吐きそうになる。まるでセックスのように私の口のなかを前後する》
瑞鶴『んふぅ!!お、おごぉ!!んはぁ!!んん!!』ブチュッ ブチュッ ブチュッ
汚っさん『おお、うまい舌使いじゃないか!いいぞ!』
瑞鶴《ひどく生臭いオスの匂いが私の咥内と肺、そして脳を犯す。頭がボーっとしてきた》
汚っさん『うっ……そろそろイいきそうだ……くっでる!!』ビュルルルル
瑞鶴『んぐっ……んぐっ……んぶぅ!?おええええ!!ぇ……げほっげほっ!!』
汚っさん『ふぅ、本当の強制イマラチオってのは癖になる。……鼻からザーメンたらしてる美少女ってのもなかなかいいものだな』
瑞鶴『うぐぅ……ぐすっ……』
69: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/16(日) 00:02:25.44 ID:WwwitrrL0
汚っさん『ふむ、濡れ具合はまだまだってところか。仕方ない』
瑞鶴『もうヤダぁ……提督さん……っ!?や、やめてええええ!!』
汚っさん『じゅるるるる!!じゅばっ!!れろれろれろ』
瑞鶴『あっふぅん!!あ、やぁ……だめぇ……!!』ピクンピクン
瑞鶴《呆然として涙を流していた私に、そいつは下着をずらして私の秘所に吸い付いた。一番敏感な場所が無造作にいたぶられる》
瑞鶴《心で嫌がっていても、体は感じる。だってそういう風にできているんだから。自分の意志じゃどうしようもない》
瑞鶴『やめてぇ……!!だめぇ……!!ああっ少しでいいからぁ!!止まってぇ!!い、いちゃう!!イっちゃうからぁああああ!!』ビクンビクン
汚っさん『ふぅ……十分に濡れたね。じゃあそろそろ本番にしようか』スゥ
瑞鶴『はぁ……はぁ……はぁ……』
汚っさん「ふんっ……おー、処女だったのか!素晴らしい締まりだ!」ズプン
瑞鶴『はぁ……いっつ!!……え?え、え!?いやぁああああ!!』ニチィ トロォ
瑞鶴《提督のためにとっておいた私の処女は、この卑劣なオヤジに散らされた。刺すような痛みは耐えられても、その事実には耐えられなかった》
汚っさん『痛いかい?大丈夫、すぐに気持ちよくなるよ。んちゅ』ズップズップズップ
瑞鶴『嘘よぉ!!こんなの!!悪い夢だ!!んぅう!!んんんんんん!!』
瑞鶴《ファーストキスだったのに……この人に奪われちゃった》
瑞鶴《激しく突かれ、舌に口内を蹂躙され、痛みはいつのまにか快楽にかわっている。いつのまにか喘ぎ声を上げ始めている自分に気がつき絶望する》
瑞鶴《こんなの!!こんなのが初エッチだなんて認めない!!感じたりしないんだから!!》
70: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/16(日) 00:09:02.92 ID:WwwitrrL0
瑞鶴『あっ!ああ!あん!あん!はぁん!』
瑞鶴《全部終わって帰ったら、すぐにうがいしてお風呂に入るんだ!!それで今日のことはなかったことにする!!》
汚っさん『うっふぅう』ビュルルルル
瑞鶴『はぁあん!!……え?』
瑞鶴《この感覚……まさか……》
汚っさん『いやぁ……年甲斐もなくたっぷり生中出ししちゃったよ。まあ、責任は取るからね』
瑞鶴《な か だ し さ れ た》
瑞鶴『う、嘘……嘘……!!うぅ……ふぐぅ……!!』
汚っさん『もう年だなぁ……一回で限界だ』
瑞鶴『もう……帰らして……』
汚っさん『いいよ』
瑞鶴『えっ!?』
汚っさん『じゃあ次にできるのはいつだい?』
瑞鶴『……はっ?』
汚っさん『まさかこれで終わりだとでも思ったのかい?あれを見なよ』
瑞鶴《そこにあったのは、防犯カメラだった》
瑞鶴『……』
汚っさん『今日のことは全部録画してあるからね。もし君が逃げたりしたら、これをネットにアップするからね。提督さんにも送ってあげよう』
~
瑞鶴《その日は、それで帰った。寮について、お風呂に行く。シャワーでうがいして、体を流した》
瑞鶴《ベッドで布団に包まる。涙があふれてきて止まらなかった。目が覚めたら全部なかったことになっていればいいのに》
71: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/16(日) 00:21:46.34 ID:WwwitrrL0
~
瑞鶴『提督さん、終わったよー!!』
提督『おお、ありがとう瑞鶴。ちょうどこっちも終わったところだ。今日はもう終わりにしようか』
瑞鶴『本当!?やったぁ!!……!』ブーンブーンブーン
提督『? どうした?なにかあったのか?』
瑞鶴『いや、何でもないよ!あはは……じゃあ私、コンビニ行ってこようかな。なんか買ってきてあげようか?』
提督『え、うーん……じゃあ何かオススメのアイスでも買ってきてもらおうかな』
瑞鶴『うん、まかせて』
提督『おう、気を付けてな!……やれやれ、いつになったらディナーに誘えるようになるのか……』
~
汚っさん『来たね、早速始めようか』
瑞鶴『……』キッ
~
汚っさん「はぁ、はぁ、はぁ、うっでる!!」ビュルルルル
瑞鶴『んっ……くぅ……!!』ビクンビクン
汚っさん『ふぅ……ひくひく痙攣してるよ?イけるようになってきたみたいだね。開発のした甲斐があってよかったよ』
瑞鶴『っ……!』
~
瑞鶴『……あ、コンビニ』
瑞鶴《そういえば提督さんがアイス欲しいって言ってたっけ。正直、もうコンビニなんて嫌だ。行きたくない。けど買ってきてあげるって言っちゃったし》
店員『いらっしゃいませー』
瑞鶴『……あ、パピコ』
提督【ありがたいが、しかし俺もアイスクリーム頭痛になりそうだからなぁ……そうだ、ならもう温まっているのを頂こうか】
瑞鶴【え、どういうこtんっ!!】チュッ
提督【……うん、堪能した】
瑞鶴『……』
汚っさん【はぁ……仕方ないな。噛むなよ!?】ズボォ
瑞鶴【な、何を……んふぅ!?んんんんんん!!】
汚っさん【うっ……そろそろイいきそうだ……くっでる!!】ビュルルルル
瑞鶴【んぐっ……んぐっ……んぶぅ!?おええええ!!ぇ……げほっげほっ!!】
汚っさん【ふぅ……鼻と口からザーメンたらしてる美少女ってのもなかなかいいものだな】
瑞鶴『提督さんと……一緒に食べたかったな……私の口、もう汚されちゃったよ』ポロポロ
瑞鶴《結局、普通のカップアイスを買って帰った。提督さんが喜んでくれてよかった》
72: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/16(日) 00:24:49.90 ID:WwwitrrL0
~
瑞鶴『……来たわよ』
汚っさん『ようこそ。じゃあさっそく楽しもうか』
~
瑞鶴『んっ!あぁ!はぁう!つぅ!』パンパンパンパンパン
汚っさん『ふひひ、喘ぎ声を隠さなくなったね』
瑞鶴『っ!!』
~
汚っさん『うーん。やっぱブルマはいいねぇ……』
瑞鶴『こんなの、いまどきどこも使ってないわよ。変態じゃないの』
汚っさん『おやぁ?その割には君も嫌がらなかったけどねぇ』
瑞鶴『それはっ……』
~
瑞鶴《とうとうホテルにまでついて行くようになっちゃった。二人でお風呂なんて……すごいドキドキする》
汚っさん『んっちょっと催してきたな……そうだ瑞鶴。お前、俺の小便のめよ』
瑞鶴『はぁ!?そんなの嫌よ!!本当に頭おかしいんじゃない!?』
汚っさん『……ちっ』
瑞鶴『!!わ、分かったわよ……飲めばいいんでしょ、飲めば……』
汚っさん『よし、じゃあ口開けろよ。……お、出るぞ』ズポッ チョロロロロ
瑞鶴『んぐっ……おごぉ!!うぐぅ!!』ゴクンゴクン
汚っさん『ふぅ……俺の小便まで飲むとか。お前本当は俺のこと好きなんじゃないか?』
瑞鶴『げほっ……だ、誰があんたのことなんか……』
汚っさん『ふーん。そんなこと言うのか。頭にきた。じゃあ今日は罰として生ハメだから』
瑞鶴『な、生ハメ……』
73: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/16(日) 00:27:39.66 ID:WwwitrrL0
~
汚っさん『くっ、出そうだ……!!お前のマン○に俺の濃厚なザーメンをぶちまけてやるからな!!』ドッチュドッチュドッチュ
瑞鶴『いあやぁ!!やめて!!妊娠しちゃう!!』
汚っさん『うっ!!ふぅ……』ビュルルルルルルルル
瑞鶴『あああああああ!んはぁ…… で、出てる……私の中に……濃いのがたっぷり……』ビクンビクン
汚っさん『これからは生ハメしていくから妊娠したくないならちゃんとピル飲んでおけよ?まあ、責任とってやってもいいけど』
瑞鶴『はい……』
瑞鶴《とうとう最後の砦まで堕ちちゃった……私の全部、あいつのものにされちゃった……》
~
提督『お、瑞鶴。またコンビニか?』
瑞鶴『提督さん!うん、そうだよ』
提督『気を付けてな』
瑞鶴『ありがとう! ふふふふふ~ふふ~ふふふ~ふふ~ん♪』
提督『瑞鶴の奴、元気なくて心配したけど、元気になったみたいだな。よかった』
74: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/16(日) 00:29:00.29 ID:WwwitrrL0
~
瑞鶴『あっ!!あっ!!あっ!!あっ!!』ズチュッ ジチュッ ズチュッ
汚っさん『おいおい、俺は腰を振ってないぞ?』
瑞鶴『い、言わせないでよ!!気持ちいいのよ!!』
汚っさん『アナ○が気持ちいいとかお前もどすけべになったな』
瑞鶴『そんなのないんだから!!私はどすけべじゃないもん!!』
汚っさん『鏡見てから言えよ。……ふぅ、でる!!』ビュルルルル
瑞鶴『ああああん!!はぁっ!!んふぅ……』ビクンビクン
汚っさん『ふぅ……瑞鶴』
瑞鶴『ん……むちゅっ、れろれろれろ』
汚っさん『そんな愛おしそうな顔でお掃除フェ○するようになるとはな。どうだ?そろそろ俺の彼女になるか?』
瑞鶴『れろれろれろ……ちゅぽん。そんなの、絶対にお断りよ///』
79: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/18(火) 00:46:25.54 ID:1mPqGvJA0
~
提督「ってことになるだろう!?そうだろう!!」
ビスマルク「……あり得るわけないじゃない」ジトォ
提督「嘘だそんなことぉ!!」
ビスマルク「こうなるわよ」
~
汚っさん『きっと君の基地にまで話がいって大変なことになるんだろうねぇ……司令官が罷免されたり』
瑞鶴『提督さんが!?』
汚っさん『……そうだよぉ?君のせいで提督さんが路頭に迷うことになるかもねぇ……』
瑞鶴『そんな!!私、何もやっていないのに!!』
汚っさん『嘘はダメだよぉ~実際にここに証拠があるんだから』
瑞鶴『お、お願いします!!どうか警察には通報しないでください!!お金ならいくらでも払いますから!!』
汚っさん『そんなこといわれてもねぇ~』
瑞鶴『何でもしますから!!』
汚っさん『何でも、ねぇ……じゃあ、』サワッ
瑞鶴『な!?』
汚っさん『こういうことでもいいなら、通報しないであげるよ』
80: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/18(火) 00:48:30.90 ID:1mPqGvJA0
瑞鶴『っ!!ダメ!!』バッ
汚っさん『なっ!?いいのかい!?警察に通報するからな!!』
瑞鶴『っ!!で、でも!!それだけはダメ!!それをしていいのは……提督さんだけなんだから……』
汚っさん『この万引き犯め!!提督がどうなってもいいみたいだな!?』
瑞鶴『万引犯じゃない!!私、やってないもん!!絶対に!!……そうよ、やってないわ!!だから警察でも何でも呼べばいいじゃない!!』
汚っさん『こいつぅ!!』
瑞鶴『私も提督に連絡するから!!』
汚っさん《なんだと!?くそ!!予想外の展開だ!!大事になったら監視カメラの映像をチェックされて、俺が入れたのがばれてしまう!!》
汚っさん『ふざけるな!!やめろ!!』
瑞鶴『なんでよ!!別に逃げたりしないから!!こっちは国家に属する組織なのよ!?』
汚っさん『わ、分かった!!もういい!!今日の所は勘弁してやるからもう帰れ!!二度とやるんじゃないぞ!!』
瑞鶴『!?……あやしい!!』
汚っさん『はぁ!?』
瑞鶴『いきなり態度が変わりすぎじゃない!!もし私が本当にやったと思っているなら警察を呼べばいいだけだわ!!』
汚っさん『だ、だから勘弁してやるって言ってるだろ!?』
瑞鶴『すぅ~はぁ~。ふぅ…… なんでいきなり勘弁したのよ?何か警察を呼んだら困る事でもあるのかしら?』
汚っさん『な、何もねぇよ!』
81: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/18(火) 00:49:44.40 ID:1mPqGvJA0
瑞鶴『ないなら、提督を呼んでも構わないわね?』
汚っさん『くっクソアマめ!!』スッ
瑞鶴『止まれ!!』
汚っさん『!?』
瑞鶴『私は毎日のように深海棲艦と戦ってるのよ?艤装の力が無くても一般人なんかに負けるわけがないでしょう?』スッ
汚っさん『ひい!?』
瑞鶴『分かったら大人しくしていなさい。いい?』
汚っさん『わ、分かりました……』
~
提督『うん?電話か?瑞鶴からか』モーシモーキーミーガー
提督『もしもし?』
瑞鶴『提督さん?私だけど、ちょっとコンビニまで来てくれない?』
提督《声の調子がおかしい……何かあったのか?》
提督『分かった。すぐに行く』
瑞鶴『ありがとう!提督さん……私、万引きしたって言われて……けどやってないの!!本当だよ!!』
提督『なに?馬鹿な。お前がそんな事するわけないってわかってるよ』
瑞鶴『提督さん……!!私、怖くて……警察に通報されたくなければ……エッチな事させろとか言われるし……ぐすっ』
提督『なん、だと…… すぐに行く!!電話はつないだままにしておけ!!』
瑞鶴『提督さん……!!うん!!』
提督『吹雪!!警察の手配を頼む!!すぐそこのコンビニだ!!』
吹雪『えぇ!?は、はい!!分かりました!!』
82: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/18(火) 00:51:06.60 ID:1mPqGvJA0
~
瑞鶴『提督さん!!』ダキッ
提督『瑞鶴!!』ダキッ
瑞鶴『怖かったよぉ……!!警察に通報したら提督さんが路頭に迷うことになるとか言われて、私、どうすればいいか分からなくて……!!』ポロポロポロ
提督『もう大丈夫だ……で?うちの瑞鶴が何をしたって?』
汚っさん『そ、その……万引きを……』
提督『ほぅ……で、証拠はあるのか?』
汚っさん『いえ、その……カバンの中からグミが出てきて』
提督『本当か?』
瑞鶴『うん……でも、本当にやってないの!!』
提督『そうか、分かった。……それでは、監視カメラの映像を見せてもらおうか?』
汚っさん『い、いくら軍人とはいえ、見せるわけにはいきません…… 警察でもないと……』
83: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/18(火) 00:53:56.00 ID:1mPqGvJA0
警察『すいませーん!!通報があって来ましたー!!』
提督『いいタイミングだ。じゃあ監視カメラの映像を見せてもらおうか』
汚っさん『は、はい……』
瑞鶴【ふーん♪】
汚っさん【……】スッ
提督『……決まり、みたいだな』
汚っさん『……』
警察『はい、午後8時54分36秒、脅迫罪及び強制わいせつ罪で現行犯逮捕』
瑞鶴『提督さん、提督さん!!』ギュッ
提督『瑞鶴、怖かったろうな。今日はもう帰ろう。アイスなら俺が買ってやる。どれがいい?』
瑞鶴『うん、ありがとう!!じゃあその抹茶パピコをお願い』
提督『なんとまあ!!抹茶味が出たのか!?俺も買おうかな』
瑞鶴『あ、大丈夫だよ、パピコだし。二人ではんぶんこしてたべよ?』
提督『瑞鶴……ああ、分かった』
瑞鶴『……♪』スリスリ
84: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/18(火) 00:54:59.27 ID:1mPqGvJA0
~
提督「……自分の好きな人が路頭に迷うと言われたら、受け入れざるを得ないものではないか?」
ビスマルク「いや、普通に助けを求めるでしょう。それしかないのならそうするかもしれないけど」
提督「普通に助けを求めるだと……?しかし、助けを求めるなら警察を呼ぶと言われても呼ぶと思うか?」
ビスマルク「ええ、もちろん。一万円払ってもらおうかとかなら払う子もいるかもしれないけど。それが体の関係ともなれば受け入れる子なんていないわよ」
ビスマルク「女としての一番大切なものが危機にさらされているんだから、頼れる男性に助けを求めるのは当り前よ。そもそも、身に覚えがないしね」
提督「!! じゃあ身に覚えがあるならどうだ!?」
ビスマルク「はぁ?貴方、ズイカクがそんな事すると思っているの?」
提督「まさか!!たとえばの話だ!!」
85: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/18(火) 00:56:33.29 ID:1mPqGvJA0
~
瑞鶴《ほんの出来心だった。ただ、悪いことをしてみたいとか、そういった特に意味のない理由からだった》
汚っさん『何か弁解することはあるかい?』
瑞鶴『……』
瑞鶴《まさかこうなるなんて……》
汚っさん『何もないかい?じゃあ警察に通報させてもらうね』
瑞鶴『……』
汚っさん『はぁ、それにしても提督さんも可哀そうに。これで処分確定だな』
瑞鶴『え!?』
汚っさん『……もちろんそだろう。部下が犯罪行為をしたなら、それが上司の教育が悪かったにつながるのはごく自然だ』
瑞鶴『そんな……け、警察へ通報するのだけは止めてください!!』
汚っさん『へぇ……じゃあ、もしおじさんとセックスするなら通報しないでいてあげる』
瑞鶴『セックス!?』
汚っさん『どうする?俺はどっちでもいいよ?』
瑞鶴『お金払うじゃダメなの……!?』
汚っさん『もちろん』
瑞鶴『……っ!!分かったわよ……』
汚っさん『いいね!ふひ!じゃあさっそくやろうか』
瑞鶴『っ……!!』
86: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/18(火) 00:58:19.41 ID:1mPqGvJA0
~
提督『ほら、これなら隙が無い!!』
ビスマルク『……うーん。かもね。けど、こういった事で関係を持っても、心まで靡かないから』
~
汚っさん『ふぅ……でたでた』
瑞鶴『……終わったのなら帰るわよ?』
汚っさん『もう?』
瑞鶴『だって、貴方と話すことないし』
汚っさん『瑞鶴ちゃん、もっと仲良くなろうよ~』
瑞鶴『お断りね。私が貴方に抱かれるのは、提督さんの為だけだから』
汚っさん『え~コレの虜になるのはいつなんだろう』ボロン
瑞鶴『ならないわよ。多少平均より大きくても、いれた具合はそんなに変わらないから。大切なのは愛でしょ』
87: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/18(火) 00:59:47.15 ID:1mPqGvJA0
~
提督「そんなバカな……!?」
ビスマルク「それからこうつながるわね」
~
汚っさん『ふぅ……何度抱いても飽きないね』
瑞鶴『……』
汚っさん『……それで、次に会えるのはいつなんだい?』
瑞鶴『これが最後よ、ケダモノ』
汚っさん『……は?』
瑞鶴『最後って言ったの。もう二度と会わないわ』
汚っさん『自分の立場が分かってないの?』
瑞鶴『それは貴方の方でしょ?』
汚っさん『はぁ?』
瑞鶴『あれからもう一週間。少し調べたけれど、防犯カメラの記録はもう上書きされてるでしょ』
汚っさん『なるほどねぇ……まあ、考えたみたいだけど。生憎、個別に保存してあるから』
瑞鶴『私が万引きしたところを?それとも、強姦しているところを?』
汚っさん『あれは和姦だろ?』
瑞鶴『音声なしで、そう思ってくれるかしらね?』
汚っさん『……』
88: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/18(火) 01:03:59.35 ID:1mPqGvJA0
瑞鶴『まあ、どちらにせよ、大切なのはコンビニの関係者がもうその映像を確認できない事だから』
汚っさん『つまり?』
瑞鶴『もうあんたに従う必要はないってこと』
汚っさん『いいのか?俺が保存している動画を使うぞ?』
瑞鶴『そうすればお前も破滅するわよ?防犯カメラの映像を勝手にコピーしたり、私に脅迫や強姦したりしたんだもの』
汚っさん『なっ……!?』
瑞鶴『一週間、付き合ってあげたでしょ?このことはなかったことにするわ。互いにとって悪くない取引でしょう?私にとっては、これでもう自由になる』
瑞鶴『お前にとっては、一週間私を自由に楽しんだうえに、何のリスクもなく手を引けるのよ?』
汚っさん『……』
瑞鶴『ここが潮時よ。どうすればいいかは一目瞭然だと思うけど』
汚っさん『……ちっ。分かった。もう終わりにしてやろう』
瑞鶴『交渉成立ね。じゃあさようなら』
89: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/18(火) 01:07:10.76 ID:1mPqGvJA0
~
提督「……なんとまあ。いや、確かにそうなのか?しかし……そんなわけ……」
ビスマルク「少なくとも、ヤられ続けるようなことはないわね」
瑞鶴「提督さーん、ピノ買って来たんだけど一つ食べない?」
提督「瑞鶴!!ちょうどいいところに!!お前、もし万引きしたことを隠す代わりに汚っさんバイトにセックスさせろって言われたらどうする?」
瑞鶴「はぁっ!?って、え?せっ……何!?」
提督「ちなみに、もし警察に通報されるとお前の愛する人まで一緒に破滅するとしたらだ」
瑞鶴「意味不明よ!!本当にどうしたのよ!?」
提督「大事な質問だ。答えてくれ」
瑞鶴「わ、私……そんなことしたことないよ?本当に。何かあったの?」オドオド
提督「いや、本当に仮定の話だ。ただ自分の意見を言ってくれればいい」
瑞鶴「……わかった。そうね、もし、万引きがばれて提とkゴホン!!……愛する人を破滅させるか、相手の言いなりになって体を許すとしたら……」
提督「……!」ゴクン
ビスマルク「……」
瑞鶴「……目撃者を殺してなかったことにする。かな……」クスッ
90: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/18(火) 01:08:03.72 ID:1mPqGvJA0
提督&ビスマルク「「!?」」ゾクッ
瑞鶴「なんて!冗談だよ、あはは!考えてみたけどそういうことはよくわからないから、力になれないわね」
提督「そ、そうか。ははは!驚いたぞ」
瑞鶴「うふふ!提督さんが変な事聞くからいけないんだからね!罰としてピノはお預けです!」
提督「一つくらいいいだろう」
瑞鶴「駄目です!」
提督「……仕方ないか。すまなかったな、瑞鶴。特に意味はないから気にしないでくれ」
瑞鶴「分かった。じゃあ、失礼するね」
提督「うむ」
瑞鶴「……」チラッ
ビスマルク「……」
提督「……? ビスマルク?瑞鶴?どうしたんだ」
瑞鶴「……何でもない。じゃね」
提督「あ、ああ。……何だったんだ?」
94: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/19(水) 02:49:43.98 ID:zNi9TXab0
ビスマルク「……さあ?ともかく、これで脅されてもそういうことはないってわかったわね?」
提督「くっ!まだだ!まだ終わらんよ!合コンでチャラ男にNTRれるのはどうだ!?」
~
ギャル『マジでお願い~!!このまえ大和っちの写真見せたらみんなが呼べ呼べうるさくてさ~人助けだと思ってお願い!』
大和『しょうがないなぁ……分かったわ』
大和《昔の友人から強引に合コンに誘われた私は、つい断れず参加することにしてしまった》
大和《高校デビューしてから雰囲気が変わって近づき難くなり、艦娘になってからは疎遠になっていた子だ。今頃連絡してくるとは思わなかった》
大和《私は合コンが初めてだ。けど、実は少女漫画で読んだことで、ちょっと興味を持っていた。少しだけ楽しみだったけど……今は後悔している》
キャハハ エーマジ? マジマジ オレッテマジワルイヤツダカラサァ
大和『……』
大和《私以外の人は、男も女もみんな遊んでいるって一目見れば分かる外見だった。この場のノリにもついて行けない》
大和《やっぱり漫画とかにあるようにはならないよね。いや、帰りが遅い私を心配して提督が来てくれたりするかも》
95: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/19(水) 02:51:27.81 ID:zNi9TXab0
チャラ男『そろそろ頃合いだわ。ちょっと大和ちゃん堕としてくる』
ヤンキー『マジやべーわwいけたら画像送れよw』
チャラ男『おう、任せろよw』
大和『……そろそろ帰ろうかな』ズズズ
チャラ男『大和ちゃーん飲んでるぅ?さっきからちょっと静かだよねぇ?おしとやかな子な感じ?』
大和『え?あ、チャラ男さん。いえ、ちょっとこの雰囲気に慣れなくて』
チャラ男『あ~分かるわぁ~大和ちゃん真面目そうだもんねぇ~けど、こういう時ぐらいハメ外した方がいいって』
大和『あははは……』
チャラ男『お、これただのジュースじゃん!俺が奢ってあげるからさ、これ飲んでみなよ』
大和『いや、悪いですから…… なんですか、これ?』
チャラ男『これ?スクリュードライバーっていうの。オレンジジュースみたいなもん!アルコールも強くないし、試してみ?』
大和《それは本当にただのオレンジジュースみたいで、少し興味のあった私は飲んでみることにした》
96: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/19(水) 02:53:01.50 ID:zNi9TXab0
大和『じ、じゃあいただきます。ん……っ!』
チャラ男『どう?うまいっしょ』
大和『はい、お酒ってこんなに美味しいものなんですね』
チャラ男『カクテルはマジでいろいろな味あるから好みの奴探してみ?ほら、こっちはカシスソーダ。炭酸大丈夫?』
大和『大丈夫ですよ。なんかワインみたい』
チャラ男『ワインベースのカクテルもあっからさ、今日はいろいろ試してみて好みの奴見つけようぜ』
大和『へぇ~すごいですね』
~
大和『ひっく……』クラクラ
チャラ男『よし、一丁できあがり。じゃあオレこの子介抱して家に送っから先抜けるわ』
ヤンキー『やべーwマジでやりやがったw』
ギャル『気を付けてね~』
チャラ男『大和ちゃ~ん立てる~?』
大和『は~い、たてますよぉ~大和はぁ~大丈夫ですぅ~』
チャラ男『じゃあ肩貸してあげるから行こうか~』
97: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/19(水) 02:54:34.79 ID:zNi9TXab0
~
ズッチュズッチュズッチュ
大和『んぅ……』
大和《あれ、私どうなったんだっけ?頭とあそこがじんじんする……》
大和《……え?あそこ?》パチッ
チャラ男『ふぅ……!!ふぅ……!!』ズッチュズッチュズッチュ
大和『……え?え!?』サァ
チャラ男『お、ほぉっ……!!起きた大和ちゃん?』
大和『な、あん!なんで……!!』ピクン
チャラ男『どう?感じるようになってきたっしょ?初めてでもちゃんと前戯してローション使えば普通に気持ちよくなれっから』
大和『そ、そんなことどうでもいいです!なんでこんなことになって……!?』
チャラ男『え~何でって俺ら付き合い始めたじゃん。あっ別に突き合うとかけてるわけじゃないからな?』
大和『何を言って……そんな事言われても知りません!!』
チャラ男『知らないって傷つくわ~まあ、証拠はあとで見せてあげるからとりあえず一回イかせて』ズチュズチュズチュズチュ
98: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/19(水) 02:56:50.24 ID:zNi9TXab0
大和『や、止めて!!止めてぇ!!』
大和《私の初めて。提督にあげたかったのに、奪われちゃった…… 意識のないうちになんて…… 大切に、守ってきてたのに……こんな……!!》ツゥ
チャラ男『くぅ、出る』ビュルルルル
大和『っ!?いやぁああああ!!』
チャラ男『うっ……ふぅ……いやぁ気持ちよかったわ~大和ちゃんまじ名器、顔も胸も今までの女の中で最高だし、ついてるわ~』
大和『うぅ……ぐすっ……!!』ポロポロポロ
チャラ男『おいおいおい、泣いちゃうそこ?せっかく彼女を悦ばそうと思って頑張ったのにガチで傷つくわ』ズルッ ドロッ
大和『彼女!?……な!?……ひ、避妊せずに……ぐすっ……したんですか!?』
チャラ男『だって俺、そんなつもりなかったからゴム持ってきてないし。アフターピル飲めば大丈夫っしょ』
大和『なんて無責任な!!』キッ
チャラ男『……さっきから被害者ぶってっけどさ、そもそも誘ってきたのはそっちだからな?』
大和『嘘ですよ!!そんなことする訳ありません!!』
チャラ男『じゃあこれ見てみろよ』つスマホ
大和『!!??』
99: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/19(水) 02:58:31.66 ID:zNi9TXab0
大和《そこに写っていたのは、どこかの道端でこの男とキスしている私だった。全く記憶がない》
大和《私は提督さんにそうしたいと妄想していたように、首に手を回して唇を重ねている。いや、それだけじゃない》
大和《開いた口からして、とても濃厚なディープキスをしているとしか思えない。ありえない》
大和《こんな肌を焼いて金髪に染めてピアスを付けたような奴!!私の好みはアトミラールさんのような真面目で誠実な人なのに!!》
大和『こんな、酔ってr』
チャラ男『これだけじゃねぇからな?ほら』
大和『なっ!!そんな……!?』
大和《その男が見せてきたのはありえない写真の数々だった》
大和《その男に胸を揉まれている私、スカートをたくし上げて下着を露出している私、チャックを下ろして露出している猛った男の性器を手で握っている私》
大和『言っとくけどこれ全部お前が自分からやってきたんだからな?動画もとってあるから見ろよ』
大和『……』マッサオ
100: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/19(水) 02:59:58.32 ID:zNi9TXab0
チャラ男【はい、じゃあもう一度どうぞ~】
大和【はい!私は、貴方が好きです!あなたがしたいことなら何でもします!】
チャラ男【マジで?エロい事も?】
大和【ウェルカムです///】
チャラ男【いいねぇ~じゃあそういう時はどうすればいいんだっけ?】
大和【こういう時は、あそこにあるホテルでぇ、少し休んでいきませんか?】
チャラ男【マジか~そうなったら俺、我慢できなくなるかもしれないけどいいの?】
大和【はい!もちろん!】
チャラ男【おほっ!!実は俺もお前のこと結構かわいいと思ってたんだよねぇ!】
大和【嬉しいです!私も会った時からカッコいい人だなって思っていました!……私と付き合ってくれませんか?】
チャラ男【余裕でOKだわ。じゃあ行こうか】
大和【あ、ありがとうございます!】
チャラ男『ここで終わりなんだけどさ、まだいうことなんかある?』
大和『そん……な……』
大和『はぁ~マジで傷ついたわ。ぜってー許さねえから。ギャルに頼んでこの事周りに言いふらさせるからな?もちろんお前の今のダチとかにも全員な?』
大和『や、止めて!!』
チャラ男『ふざけんなよ。お前自分がそういうことされたら許せるのかよ』
101: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/19(水) 03:01:20.54 ID:zNi9TXab0
大和『そ、それは……お酒のせいで……』
チャラ男『酒のせいにすんのかよ。マジで最悪だな。分かったらさっさとどっか消えろよ』
大和『……』グスッ
チャラ男『……んだよぐすぐすぐすぐすと。うぜえから早く消えてくれない?』
大和『ごめんなさい……お願いですから許してください……酔ってたんです……』
チャラ男『だからぁそれで許せるわけないっての!!さっさと消えろよもう』
大和『何でもしますから!!何でもしますから言いふらすのだけは止めてください!!』
チャラ男『何でもかよ……じゃあ俺と付き合ってくれる?』
大和『えっ……』
チャラ男『俺もさ、ああ言われてカッとなっちまったけど、酒の間違いってのはまあ分かるわけよ』
チャラ男『でも俺は大和ちゃんのことマジで好きになったからさ、はい、そうですかで見逃せないわけ』
大和『……』
チャラ男『だからこれから一ヵ月俺と付き合ってくれよ』
大和『えっ一ヵ月?』
チャラ男『そう、一ヵ月。その間に俺は大和ちゃんを惚れさせてみせるからさ、だからその間だけ俺にアピールさせてくれよ』
チャラ男『もし一か月たっても俺のことが好きになれなかったらその時はまあ別れるのも仕方ねえからさ』
大和『一ヵ月……』
チャラ男『な、悪くないだろ?』
102: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/19(水) 03:03:44.58 ID:zNi9TXab0
大和《ここで断れば、こんな痴態をみんなに知られちゃう……お酒に呑まれた私の自業自得よね……こんな奴に惚れるとありえないし、受けるしかない》
大和『分かりました……それでお願いします』
チャラ男『よっしゃ!!じゃあさっそく二回戦突入しようか』
大和『え!?』
チャラ男『付き合ってるオトコとオンナは、ヤるのが当たり前だろ?』
大和『……っ!!……分かりました』
チャラ男『よし、じゃあ気持ちよくさせてやっから期待してな』
チャラ男《うまくいったぜ!あの画像は泥酔しててよくわかってないところでああやってとっただけだからなぁ》
チャラ男《動画も大和ちゃんが好きな提督とかいう奴が喜ぶからやってみ?俺が練習相手になってやるよって撮ったやつだ》
チャラ男《記憶がとんでなかったらどうしようかと思っていたが、うまくいったな》
チャラ男『にしてもホント大和ちゃんって理想の女だよなぁ。顔はもちろん、体つきも最高!挙句の果てにはこういった評価が下がりやすい所まで完璧だもん』サワッ
大和『っ……』
大和《そういうと男は私の恥丘に薄く茂った陰毛を撫でつける。こんな所まで見られて、悲しみと羞恥に打ちのめされる……》
チャラ男『脱毛してるような面白味のない奴とは違うし、ケツの穴の周りまでびっしりなゴリラ女でもない。剃らずにこれなの?それともちゃんと処理してるの?』
大和『……処理は、していません。もともとそんな生えない体質みたいで』
チャラ男『いいねぇ~最高だよ』クチュッ
大和『んっ……はぁ……ああ……』
103: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/19(水) 03:06:01.93 ID:zNi9TXab0
大和《男はひとしきり私を褒めると、おもむろに私の秘所を愛撫してきた。生理的な現象はどうしようもなく反応してしまう》
大和《一番気持ちのいいところをあえて放置するいやらしい触り方、悔しいけどこいつは上手い。自分で触るのとは比べものにならないぐらいに昂る》
大和『はぁ……つぅぁ……ああん!!』ピクン
大和《声が漏れちゃう!!こんなの……駄目なのに》
チャラ男『おし、十分焦らしたっしょ。イかせてやるよ。普通にやった時とは比べものにならないから期待してな』クチュクチュクリクリ
大和『んっ!!はぁあ!!だ、だめええええ……!!』ビクンビクン
チャラ男『おっと、まだ終わりじゃねえぞ?』ジュプジュプジュプ
大和『ああああ!!イったばかりだから!!イったばかりだからやめてぇ!!』
大和《ただただ女をおかしくするだけが目的の乱暴な指使い。敏感になっている私の肉芽に無造作に快楽を送り込んでくる》
大和『いやぁああああ!!おかしくなっちゃう!!おかしくなるぅ!!』プシャァア ビクンビクン
大和《そのまま再び絶頂を迎えるまでされてしまった。脱力して何もできなくなってしまう》
チャラ男『どう?気持ちよかったっしょ?』
大和『……知りません』
チャラ男『いやいや、潮吹いてたのに強がっても無駄だからw』
大和『……!!』ギュッ
104: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/19(水) 03:06:46.65 ID:zNi9TXab0
チャラ男『おし、じゃあ今度は俺が気持ちよくしてもらおうかな』ビンビン
大和『!?』
大和《これが男性のあれ……!!なんて大きさなのかしら……こんなのがここに入っていたなんて信じられない》
大和『……』ゴクン
チャラ男『ガン見し過ぎだだろw まあ、俺のはすげえでかいから気持ちはわかるわ。今までの女も虜になってたし』
大和『そ、そんな事!!じゃあなぜ貴方に彼女がいないのかしら?』
チャラ男『あ?ああ、それは俺が振ったから』
大和『……なぜ?』
チャラ男『俺って結構純情だからさ、体の関係が第一とか無理なんだわ。けど今までの女はこれの虜になっちまってセックスばっか求めてきやがんの』
チャラ男『だから振ってやった。まあ、どうしてもっていうからセフレ程度にはしてやってっけどなw』
大和『なんてことを……最低です!!私は、そんな人に惚れたりなんてしません!!』
チャラ男『怒んなってw 被害者は俺だから。まあ、大和ちゃんは違うって信じてっから安心だけど』
大和『当たり前です!!私はそんな風にはなりません!!』
チャラ男『分かってるって。とにかく待ちきれねぇからさ、続けようぜ?早くしごいてくれよ』
105: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/19(水) 03:08:17.50 ID:zNi9TXab0
大和『っ……こ、こうですか?』ナデナデナデ
チャラ男『うーん、悪くはねえけどやっぱ物足りねえなぁ。もっと強く握って緩急着けろよ』
大和『……』シュッシュッシュッシュッ
チャラ男『おほ!!いいわこれ!!後は裏スジとかカリ裏とかも忘れずにな?』
大和『……』グニグニグニ
チャラ男『やっべぇ……すげえよコレ……そのまま、そのまま……うっ!!』ビュルルルル
大和『きゃあ!?』ビチャ
チャラ男『ふぅ……すっげぇ良かったわ。じゃあ舐めてもう一度たたせて』
大和『うぅ……顔だけじゃなくて、髪にまで……はっ!?何、言ってるのよ!?』
チャラ男『普通だから!フェ○ぐらい普通だから!はやくしてくれよぉ。じゃないと皆に言いふらすぞ?』フリフリ
大和『くっ……あむ』
チャラ男『ちゃんと根元まで咥え入れろよ?それで舌と唇で愛撫すんの。……あぁ、そこそこ。それいいわ』
大和『ちろちろ……んじゅっじゅるるるる、ずちゅぅ、ぶちゅう』
チャラ男『おしおしおし……おし、ストップ』
大和『んはぁっ……ぺっ』
チャラ男『行儀わりいなぁ。じゃあこっち来いよ。俺の膝の上に向かい合ってまたがれ』ギシギシギシ ボスン
大和『……』
大和《そういうと、男はベッドの端に腰かけ、膝を叩いてくる。従わざるを得ない。黒光りする猛々しいアレがぴくぴくと痙攣している》
チャラ男『あ、普通に足は俺にまわせよ?あと何があっても俺を抱きしめて手をはなすな。危ないからな』
大和『えっ……何をするつもりなの?』
チャラ男『快感で頭ぶっ飛ばしてやろうとしてんの。ほら、はやく。自分でいれろよ』
106: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/19(水) 03:09:53.71 ID:zNi9TXab0
大和『……んっはぁ』ギシッ ジュプププ
チャラ男『おほっ……よし、じゃあ行くぜ?』ズチュンズチュンズチュンズチュン
大和『んっふぅ!?はぁん!!ああああ!!だめぇええええ!!』
大和《男はベッドのスプリングを利用して、ばね仕掛けの人形のようにありえない激しさで私を突き立てる》
大和『しきゅう!!しきゅうこわれちゃうからぁ!!』
チャラ男『大丈夫だって!!怖がらないで受け入れな!!ポルチオ覚え込ましてやるよ!!』パンパンパンパンパン
大和『いやぁああああ!!』
大和《今まで感じたことのない、疼くような快楽を一番奥で感じる。長く太いアレが私の子宮を突き上げ、膣の中をそれの形に拡張していく》
大和《体が作り替えられていることを感じた。この男専用の女になっていくことに抗えない。すでに手遅れだ。耐え難い快楽に思わず男を強く抱きしめてしまう》
107: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/19(水) 03:10:21.23 ID:zNi9TXab0
チャラ男『ノってるみたいだねぇ!!んちゅ』
大和『んぅ!!ふぅん!!はぁ!!れろおれろおれろお、じゅるじゅる』
大和《唇を重ねられ、舌が侵入してくる。私は自分の舌を絡ませ、熱いディープキスを交わす》
男『んはぁ……やべえ、そろそろ出るわ……!!大和!!お前を孕ましてやる!!』パンパンパンパンパン
大和『はぁん!!染まっちゃう!!全部あなたに染まっちゃう!!』
チャラ男『染まれ!!大和!!俺に染まれ!!くぅ!!』ビュルルルル
大和『ああああああああ!!』ビクンビクン
チャラ男『ぅ……ふぅ……最高だったわ』
大和『あひぃ……』ビクッ ビクッ
チャラ男『な?どうだったよ。めっちゃ良かったろ?俺の彼女になるってもう決めねぇ?』
大和『ら、らめぇ……まだ決められないのぉ……』
チャラ男『そうかよ。まあ、あと一ヵ月あるし、じっくり考えてくれや』
108: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/19(水) 03:11:39.38 ID:zNi9TXab0
~
提督『大和、ちょっといいか?次の出撃についてなんだが』
大和『提督、はい。大丈夫ですよ』キラッ
提督『よし。……ん?お前、ピアスなんてしてたのか?』」
大和『え?あ、はい。ちょっといいなって思って』
提督『そうか……それで次の出撃なんだが』
~
ザワザワザワ
提督『ん?重巡たちが騒いでるな……どうした?』
筑摩『あ、提督さん。こんにちは』
利根『おお、提督!なに、大和の下着がえぐいって話をしとっただけじゃ』
提督『!?』
古鷹『ちょっと利根!!提督さんとは言え男の人なんだから!!』
利根『む、確かにのう……済まんが忘れてほしいのじゃ』
提督『いや、無理言うな』
青葉『まあまあまあ!図らずとも提督に知られてしまったわけですし、この際これが男性からしてみてどの程度のレベルか聞きましょうよ』
古鷹『青葉!』
加古『まあいいんじゃない?ちょっと気になるし』
衣笠『確かに』
青葉『決まりですね。じゃあこれを見てください』スッ
提督『全く。盗撮は止めろとあれほぶほっ!!??』
筑摩『盛大に吹き出しましたね……やはりあれは男性としてもなかなかえぐい一品の様ですね』
利根『まあ分かってたのじゃ』
提督『まさか……あの大和がこんなのを?』
提督《青葉が渡してきたのは、大和のスカート内の盗撮画像だった。大和が穿いているのは……かなりえぐい下着だった》
提督《そもそも、下着としての役割を果たしていない。青葉の手で黒く塗りつぶされてはいるが、実際は秘所が露出しているだろう》
提督 《男を興奮させる以外の目的が全く分からない。そんな下着をあの大和が穿いているなんて……》
衣笠『少し前までは普通だったのにねぇ……』
加古『ははぁ~ん……これは男でもできたかな』
提督『なん……だと……』
109: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/19(水) 03:13:10.14 ID:zNi9TXab0
~
大和『提督、艦隊が帰投しました』
提督『ご苦労様!ゆっくり休んでくれ。……ん、肩になんかついてるぞ?ってお前、入れ墨してるのか?』
大和『え、あ、はい。そうですよ?』
提督『いつからだ!?』
大和『少し前からです。……えっと、駄目ですか?』
提督『……いや、そういうわけではないが』
大和『そうですか、良かった。じゃあ失礼しますね』
提督『ああ』
~
武蔵『提督』
提督『武蔵か。どうした?』
武蔵『貴様は口が堅いと思ってるがどうだ?』
提督『なんだ藪から棒に……まあ、約束は破らんよ』
武蔵『では、これから相談することは絶対に秘密にしてくれ』
提督《あのいつも凛々しい武蔵がこんな不安そうにするなんて!何があったんだ……?》
提督『分かった。話してくれ』
武蔵『ああ。……提督、これは私も信じがたいのだが』
提督『……』ゴクッ
武蔵『大和がピアスをしている』
提督『……ピアスゥ!?そんなの一か月くらい前からだろ』
武蔵『それは耳につけている奴だろう?』
提督『そうだ』
武蔵『私が言っているのはそれではない。……大和は、乳首にピアスをしているんだ』
提督『はぁ!?』
武蔵『私も信じられなかった!だがそれが真実だ。誰かに変に影響されたに違いない!』
武蔵『あいつは誰にも言っていないみたいなんだが、誰か男が出来たという話は聞いているか?』
提督『……いいや、聞いていない』
武蔵『そうか……なあ、提督。私はどうすればいい?あいつがおかしくなってしまったようで……とても嫌だ』
提督『……とりあえず、明日にでも大和と話をしてみよう』
110: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/19(水) 03:15:25.71 ID:zNi9TXab0
~
提督『大和!!』
大和『はい?なんですか?私この後出かけるんですけど』
提督『出かけるってどこへだ?』
大和『どこでもいいじゃないですか。それより、何のようなんですか?』
提督『っ!?……お前、最近何か変わったことはないか?』
大和『はぁ?特にないですけど』
提督『……お前が胸にピアスのようなものをつけているという話を聞いてな』
提督『以前のお前からしてみたら考えられない行動だったから気になったのだ。そんなものつけてないよな?』
大和『そんなものぉ!?ちっ!!提督、マジでうざいですよ!!』
提督『!?』
大和『イかしてるじゃないですか。これだからダサイ連中は……』
提督『大和……?』
大和『とりあえず私は急いでいるのでこれで失礼します』
提督『待て!!何処へ行くんだ!?』
大和『……しつこい!!関係ないでしょ!?』
提督『っ』
大和『ふん!!』タッタッタッ
提督『ま、待て!!』
提督《追いかけたが、鎮守府のすぐ外に泊まっていた趣味の悪い改造車に乗り込んでしまい追いかけることができなかった》
111: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/19(水) 03:16:59.80 ID:zNi9TXab0
~
提督《その後、大和は二日間の休暇の間、戻ってくることはなかった。そして》
大和『提督、失礼します』
提督『あ、ああ、大和か。戻ったか』
大和『はい、ただいま戻りました。そして、もう二度と戻って来ません』つ辞表
提督『……は?』
大和『私、妊娠したんで結婚することにしたんです』
提督『妊……娠……?結婚??』
大和『はい。チャラ男くん、来て』
チャラ男『おうおう、マジで偉い人じゃんw やっべぇ~わw』
提督『何だお前は?』
112: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/19(水) 03:18:02.61 ID:zNi9TXab0
チャラ男『はっ?お前とか初対面の人間に言う言葉じゃなくね?』
提督『質問に答えろ……!!』ギロッ
チャラ男『ちっ……分かったよ。俺はこいつの夫。わかる?夫!』ガシッ クチュクチュ
提督『!!??』
大和『あん!!ダメだよ、人前じゃん///』ピクン
チャラ男『この失礼な奴にお前が誰のモノか知らしめてやんの』
大和『大丈夫だよ。私あんな礼儀のなってないダサい奴とかマジで無理だし』
チャラ男『おいおいw 面と向かって言っていいのかよ?好きだったんだろw』
大和『止めてよ!私が世間知らずだっただけだからw』
提督『やま……と……』
チャラ男『うわぁひでぇw まあ、とりあえずそういうわけだから。二度とこいつにちょっかい出すなよ。行くぞ』
大和『うん///』
提督『そんな……馬鹿な……』
125: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/21(金) 00:17:02.94 ID:Rwl49TBi0
~
提督「ぐわああああ!!」ガン ガン
ビスマルク「ちょっ!?何やってるのよ!?」ガシッ
提督「はぁ……はぁ…… ふざけるなよ大和ぉ……貴様そんなクソ野郎に靡くだけでなく、命を懸けて戦っている皆を置いていくのか……!?」
提督「いや、しかしそれは……解体申請は艦娘の権利……だが、こんなこと……おのれぇ……大和ぉ……!!」
提督「そもそも提督のことが好きでチャラい奴は嫌いじゃなかったのか!?そんな奴を好きになるとかお前まで頭のネジとんでるぞ!!」
提督「やはり、ただ快楽があればいいだけのクソビッチだったんだ!!これだから女は信用ならない!!」
ビスマルク「お、落ち着いて提督!!それもあなたの妄想だから!!ありえないから!!」
提督「何がありえないんだ!?」
ビスマルク「そんなことになれば普通に警察沙汰だからね!?ほら、こうなるわよ!!」
126: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/21(金) 00:18:45.16 ID:Rwl49TBi0
~
チャラ男『だからこれから一ヵ月俺と付き合ってくれよ』
大和『えっ一ヵ月?』
チャラ男『そう、一ヵ月。その間に俺は大和ちゃんを惚れさせてみせるからさ、だからその間だけ俺にアピールさせてくれよ』
チャラ男『もし一か月たっても俺のことが好きになれなかったらその時はまあ別れるのも仕方ねえよ』
大和『一ヵ月……』
チャラ男『な、悪くないだろ?』
大和《ここで断ればこんな痴態をみんなに知られちゃう…… けど一ヵ月付き合うなんて、そんなのいや…… とりあえず受けると言って油断させよう》
大和《そしてこのまま帰ったら全部提督に言うんだ。提督は話に聞くような強姦されたからっ穢れたとか言う人間じゃない》
大和《そうだ、提督なら助けてくれる!提督なら……提督……ぐすっ……助けてよぅ……!!》
大和『分かりました……それでお願いします』
127: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/21(金) 00:19:30.54 ID:Rwl49TBi0
チャラ男『よっしゃ!!じゃあさっそく二回戦突入しようか』
大和『え!?』
チャラ男『付き合ってるオトコとオンナは、ヤるのが当たり前だろ?』
大和『……っ!!そんなの!!そもそも付き合ったその日になんていうのが異常です!!』
チャラ男『そんなの古いってwいいからやろうぜ。それとも、やっぱり言いふらされるのがいいのか?』
大和『っ!!……や、やります』ポロポロポロ
チャラ男『よし、じゃあ気持ちよくさせてやっから期待してな』
128: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/21(金) 00:20:04.58 ID:Rwl49TBi0
~
チャラ男『染まれ!!大和!!俺に染まれ!!くぅ!!』ビュルルルル
大和『ああああああああ!!』ビクンビクン
チャラ男『ぅ……ふぅ……最高だったわ』
大和『あひぃ……』ビクッ ビクッ
チャラ男『な?どうだったよ。めっちゃ良かったろ?俺の彼女になるってもう決めねぇ?』
大和『ら、らめぇ……まだ決められないのぉ……』
チャラ男『そうかよ。まあ、あと一ヵ月あるし、じっくり考えてくれや』
大和『あふぅ……』
129: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/21(金) 00:21:30.33 ID:Rwl49TBi0
~
提督『……』カキカキカキ
コンコン
提督『どうぞ』
大和『……』ガチャッ
提督『ん?大和?どうしたんだ?』
大和『提督……』
提督『大和?』
大和『ぐすっ……ふぐぅ……うぅ、うううううううう!!』ボロボロボロ
提督『ど、どうしたんだ!?』
大和『提督……!!私、汚されちゃいました……!!』エグエグ
提督『何……だって?』
130: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/21(金) 00:25:08.49 ID:Rwl49TBi0
~
ヤンキー『うほっやべえw』
チャラ男『だろw今までで一番の女だわ』
ヤンキー『今度俺にもやらせろよ』
チャラ男『はっ?普通に無理だからw』
バンッ
憲兵A『動くな!!憲兵だ!!』
ナ、ナンダヨ キャァアー ウタナイデクレ
ヤンキー『え、な、なんなんだよこれ……』
チャラ男『け、憲兵?』
提督『……!!』キョロキョロ ハッ
ヤンキー『……なんかこっち見てね?』
提督『……? ……』ボソボソ
チャラ男『あ、ああ。何だよあいつ……誰と通話してるんだ?』
提督『……』コク ボソボソ
憲兵隊長『……? …… 道をあけろ!!』
ヤンキー『こっちに来るぜおい……!?ホントになんなんだよ……』
チャラ男『知らねえよ!そんなのこっちが聞きてえよ……』
131: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/21(金) 00:28:10.44 ID:Rwl49TBi0
提督『お前がチャラ男か?』
チャラ男『えっ?は、はい……』
提督『貴様には強姦罪、脅迫罪、暴行罪、名誉毀損罪の疑いがある。ついてきてもらおうか?』
チャラ男『な、何なんだよ……ふざけやがって!!任意同行かよ!?ついて行くわけねえだろ!!』
提督『はっ……はははははは!!』
憲兵隊長『はははははは!!』
憲兵『『『『はははははは!!』』』』
チャラ男『何、笑ってんだよお前ら!!あぁん!?ぶっ殺すぞ』
憲兵隊長『構え銃!!』カツン
カチャカチャカチャ
ヤンキー『ひっ!?』
チャラ男『ひ、ひいいいい!!??』チョロチョロチョロ
提督『憲兵が警察と同じだとでも思ったか?今回の件では必要とあれば発砲や殺害も許可されている』
憲兵隊長『来い、人間の屑め。お前はしてはならないことをしたのだ』
チャラ男『ま、待てって!!いや、待ってください!!俺が何をしたって言うんですか!?』
提督『自分の行いを顧みてみろ。心あたりがあるだろう?』
チャラ男『ないです!!本当に何もないんです!!』
憲兵隊長『こいつを連れていけ!!』
憲兵A『了解であります!!』
チャラ男『や、やめてくれええええ!!』
提督『……隊長』
憲兵隊長『はい?』
提督『改めて言うが、射殺は許可されている。必要とあれば容赦するな』
憲兵隊長『はい、分かりました。分かったな?発砲をためらうな』ニヤッ
憲兵A『はい!!』
132: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/21(金) 00:28:52.92 ID:Rwl49TBi0
チャラ男『ひっ!?ま、待ってくれ!!助けてくれヤンキー!!あの女なら抱かしてやるから!!』
提督『ほぅ……お前も関係者か?』
ヤンキー『ち、違います!!』
提督『本当か?怪しいな……隊長』
憲兵隊長『はい。こいつも連れていけ!!』
憲兵B『了解です!!』
ヤンキー『はああああ!?ふざけんなよお前!!ぶっ殺すからな!!ひぃ!?違います!!本当に何も知らないんです!!』
提督『よし、後は任せたぞ』
憲兵隊長『分かりました、お任せください』
133: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/21(金) 00:30:36.34 ID:Rwl49TBi0
~
提督『大和!!』
大和『提督……』メマッカ
提督『奴は無事に逮捕された。国家機密に関わる事だからな。しばらくは、もしかしたら二度と出てこれないだろう』
大和『……提督、本当にありがとうございました』
提督『当たり前だろ?お前のためなら何でもしてやれる』
大和『提督……私、提督が好きです』
提督『!!』
大和『本当はずっと前から好きでした。けど、恥ずかしかったのと、断られたらあの関係が壊れちゃうと思って。……言い出せませんでした』
提督『大和……』
大和『提督と二人で笑い合っていたあの時間が好きでした。ずっと続けばよかった。……けど、私は穢された』
大和『提督とがいいって思っていた初めてのキスも、純潔も。全部奪われちゃいました』ポロポロ
大和『こんなに汚い私ですけど……どうか私を選んでくれませんか?私と結婚を前提にお付き合いをしてくれませんか?』ジッ
134: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/21(金) 00:33:00.30 ID:Rwl49TBi0
提督《大和は震える声でそう告げる。上目遣いの目は涙に溢れており、肩が弱々しく揺れていた。もう限界だった》
提督『大和!!んっ……』
大和『!?んふぅ……ちゅ……』
提督《大和の唇を強引に奪う。驚いた大和は目を見開いたが、やがて求めるように唇を押し付けてくる》
大和《求める私に対して、提督はゆっくりと口を開く。私も恐る恐ると口を開いた。舌を伸ばすと、提督の舌に触れる》
提督《本当に、ファーストキスのような初々しい舌使い。何度か確かめるように舌で触れ合う》
大和《自然と舌を絡ませる。あの男にされたような、乱暴で蹂躙するようなものとは違う愛に溢れたキス》
提督《……》
大和《あっ……》
提督《しばらくしてから唇をはなす。大和の口から名残惜しそうな吐息が漏れた。紅潮した頬と、先ほどとは違う意味でうるむ瞳でこちらを見つめる》
提督『大和』
大和『はい』
提督『結婚してくれ』
大和『……!!!!はい……はい!!提督、愛しています!!どうか大和を末永くよろしくお願いします!!』ダキッ
135: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/21(金) 00:36:11.74 ID:Rwl49TBi0
~
ビスマルク「ふぅ……ちょっと気分がのりすぎちゃったけど。だいたいこんな感じの流れよ」
ビスマルク「泥酔からの強姦とか普通に警察沙汰だからね、あと何度でも言うけれど快楽堕ちとかないから」
提督「そんなの、お前の妄想だろ!!分からないじゃないか!!」
ビスマルク「なっ!?そう言う!?あなたn」
提督「ともかく!!この胸の奥にたまったどす黒い感情をどうしてくれようか!?うぐぅうううう……!!大和ぉおおおおおおおお!!」
大和「はい、提督!!大和ただいま参りました!!何か御用事でしょうか?」
提督「大和!!貴様、あんなゲスを好きになってその子供を産むのか?結婚するのか!?ええ!?」
大和「えっ……えっと」
ビスマルク「ちょっ、アトミラール、止めて。それは貴方のm」
提督「黙っていろ、ビスマルク!!……私がウザイか。お前たちのためを思って小言を言うこともあるから、それは覚悟している」
大和「そ、その……」
ビスマルク「アトミラーr」
提督「ダサいか!まあ、それは否定できないかもしれん!そんなつもりはないが、もしかしたらそうかもな!だが下品なピアスがいけてるなら俺はダサいままでいい!」
大和「ぴ、ピアス?あの……」
ビスマルク「ちょっと!」
提督「礼儀のなってないか!!そうか、まあ至らぬこともあるだろうがな!!だが少なくともお前の夫とやらよりはましなはずだがな!!」
大和「夫!?な、何の話なんですか!?」
提督「黙れ!!……失せろ、売女め。二度と私の前に姿を見せるな……!!」
136: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/21(金) 00:40:31.28 ID:Rwl49TBi0
提督「黙れ!!……失せろ、売女め。二度と私の前に姿を見せるな……!!」
大和「……っ!!うっ……ぐすっ……ふぐぅ……!!」ポロポロポロ
ビスマルク「アトミラール!!」
提督「っ!!……俺は、何を」
ビスマルク「貴方、本当にどうしちゃったのよ!?おかしいわよ!?」
提督「すまない……俺はなんてことを…… 大和、すまない。今のはつい妄想のせいで自分を見失ってしまっただけなんだ」
大和「ぐすっ……妄想ですか?」
提督「君が、肌を焼いて金髪に染め、タトゥーを入れているようなチャラチャラしたゲスに……泥酔している間に犯されてしまって……」
提督「それで快楽に堕ちて、いつのまにか子供まで作って、……俺をののしって出ていくというやつだ」
大和「……私はそんな事、絶対に、絶対に、ぜーったいにしません!!」
大和「そんなやつの前で泥酔なんてしませんし、もし襲いかかってきたら叩き潰してやりますから!!」
提督「そうか、そうだよな。ああ、そうだ。君がそんな事するはずがない。すまない、俺がおかしかったんだ」
提督「何故だろうか。子供の頃に何か悪いことをしたときのように、変に興奮してしまったんだ。実に恐ろしきはNTRの怪しい魅力だな」
大和「提督……おかしくなってしまったのは、その子のせいじゃないですか?」キッ ハイライトオフ
138: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/21(金) 00:41:49.25 ID:Rwl49TBi0
ビスマルク「……!!」
提督「何!?それは違うぞ!!俺が自爆しただけだ!!……ビスマルクだって、さっき俺が巻き込んでしまっただけなんだ」
大和「でも!!」
提督「大和!!」ダキッ
ビスマルク「!」
大和「あっ!?……提督?」
提督「すまなかった。もう大丈夫だ。だから落ち着いてくれ」ナデナデナデ
大和「あふぅ……提督、本当にどうしちゃったんですか?どうか一人で抱え込まないで私に話してください」
大和「私なら……大和ならきっと提督の力になります。だから!」
提督「ああ、分かってる。だがな、これは俺が決着させなくてはならない、いわば決戦なんだ。危険すぎて君を巻き込むわけにはいかない」
大和「そんなに危険なら、それこそ私を頼ってください!!」
提督「大丈夫なんだ、本当に。これは普通の戦いじゃない。君まで私と同じ業を背負う必要はないんだ」
大和「業……」
提督「それに私にとっては、危険はそこまでない。必ず打ち勝って戻ってくる。だから、それまで少し待っていてくれ」
大和「……必ず、ですか?」
提督「ああ、約束する」
大和「……」チラッ
ビスマルク「……」ジッ
大和「……では、もう少しだけ待ちます。ですが、本当にもう少しだけですよ?」
提督「ありがとう、大和」
大和「はい。……では、失礼しますね」
提督「うむ」
140: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/21(金) 00:49:49.69 ID:Rwl49TBi0
ビスマルク「……さて、どうやって言い訳するのかしら?」
提督「滅相もない……」
ビスマルク「最初に私が入ってきたときも興奮しておかしくなっていたわね?もうやめた方がいいんじゃないかしら」
提督「……実は、俺もそれを望んでいるのかもしれない。もうやめたいんだ、こんなことは。……だが、止められない!」
提督「俺のこの狂った妄想は、誰かに完膚なきまでに否定されることでしか止まらない!このおぞましい魂の牢獄から抜け出すにはそれしかない……」
提督「そうか、俺は解放されたいんだ。だが、ここで逃げてしまっては、俺はまた最奥に囚われてしまう」
提督「だから、今ここでどんなに苦しくても戦わなくてはならない。……ああ、今わかった。俺は君に倒されるために今ここにいるんだ」
ビスマルク「アトミラール……」
提督「どうか俺を倒してくれ。そして背徳の茨に囚われた俺の魂を救ってくれ。それだけが俺にとっての救いだ」
ビスマルク「……ええ、必ず」
提督「ふっ、ありがとう、ビスマルク…… ともかく、これでDQNに泥酔レイ○からの調教を受けての快楽堕ちNTRは、否定された……!!」
提督「だから、次に行くぞ。この俺に打ち勝って見せろ!!」
ビスマルク「かかって来なさい、アトミラールに巣食う狂気の幻影よ。もはや貴方は救いようはないけれど、せめて私の腕の中で息絶えるがいいわ」
ビスマルク「そしてその時こそ目を覚ましてね、アトミラール……」
143: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/21(金) 03:50:58.05 ID:Rwl49TBi0
ありえた世界の話
加賀(イケメンと別れ、家へ向かう帰り道、足取りも気分も重い。会話もなく、ただただ無言が続く空間だ)
加賀(最近は、なんであの人と結婚したのか分からなくなってきた。愛していたことさえ忘れそうになる)
加賀(私の心はもうイケメンに流れていた。いつ離婚を切り出そうかということまで考え始めている)
加賀(あの人は何をしてもまったく私の変化に気がついてくれない。髪を少しだけ茶に染めても、いつの間にか結婚指輪をつけていなくてもだ)
加賀(あの人は私に興味がない。だから私も興味がない。すべてが冷めきった崩壊した家庭)
加賀(そんな家に帰るのに、どうして気分がよくなろうか)
加賀「ただいま」
提督「……お帰り、加賀。大事な話があるんだ」
加賀「!?……何かしら」
提督「まあ、ついてきてくれないか」
加賀「……はい」
加賀(いつもと違う反応。心がざわつくのはやはり悪いことをしたせいか。落ち着いて、まだそうと決まった訳じゃないわ)
加賀(バレるわけない。今まで気がつかなかったもの。きっと何か別の話よ。そう、例えば出張で家を空けるとか。きっとそう……)
加賀(提督は普段使わない和室へ入る。何があるというのか。いぶかしげな私に振り向いた提督は何故か儚い笑みを浮かべる)
提督「これだ、気に入ってくれると嬉しいのだが」
144: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/21(金) 03:53:54.81 ID:Rwl49TBi0
加賀「……!!」
加賀(そこにあったのは見事な色留袖だった。青と白、あの頃の私の装いを彷彿とさせる、本当に見事な色留袖)
加賀(さらに足袋や裾除け、肌襦袢、長襦袢、衿、丸帯、帯揚げ、帯締め、簪、草履、扇子など。正装が一式すべて用意されていた)
加賀「……綺麗」
提督「本加賀友禅の色留袖だ。君に絶対に似合うと思ってな。かの人間国宝に頼み込んで作ったものだ」
加賀「……!」
提督「……向こうで待ってる。着てみてくれないか」
加賀「……はい」
加賀(提督は無言で外に出ていく。留袖は何度か着る機会があったが、ここまでの逸品は初めてだった)
加賀(恐る恐ると触れると、今まで触れてきたものとはまるで別物の肌触り。足袋をはいて、裾除けと肌襦袢を身につける)
加賀(補正をして、上から長襦袢を着た。小物の類いまですべてが最高級品、いったいいくらかかったのか)
加賀(そしていよいよ留袖に袖を通し、丸帯を二重太鼓に締める。手が震えるのを何とか抑える)
加賀(帯揚げと帯締めを結んだ。ようやく着付けられたところで簪を手に取る)
加賀(美しい青い螺鈿の格調高いもの。正式な髪にしようか迷ったが、いつも通りに左で垂らして、簪を合わせた)
145: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/21(金) 03:56:37.19 ID:Rwl49TBi0
加賀(帯に扇子をさして、鏡を見る。そこにいたのは確かに私だった。かつて海で戦っていたころ、あの頃の幻影が見えた)
加賀(だからこそ目立つ違和感、暗い茶色に染まった髪。今すぐ黒に染めたくなった)
加賀(そこでふと気がつく。一つ大きな漆の千両箱があった。何が入っているのだろう?)
加賀「……!!」パカッ
加賀(中に入っていたのは札束、おそらく二百万はくだらないだろう。それに加えて一枚の手紙が入っていた)
[まずはご無礼をお許しください。ただその価値のみを目的として私の作品を求める輩が多く、私の誇りに賭けてその様な人間に作品を渡すわけにはいかないのです。
しかしあなたは違いました。他のそういった類の人間が諦めるような高値を提示した私に対して、貴方様は何も言わずただその金額を払っていきました。
私は自らの浅はかさに顔から火が出んばかりでした。貴方様のような方に私の作品を選んでいただけたことは無上の喜びです。
ここに多くいただいた分のご料金を返金致します。
貴方様の最愛の奥様へとのことでしたので、ふさわしい作品になればと微力を尽くさせていただきました。
キャンセルされた紋入れの方も、必要とあればいつでも入れさせていただきます。
また和服が入用でしたら、どうぞご連絡下さい。]
加賀「……」ジワァ
加賀(頭の中が真っ白になった。最愛の奥様……最愛の…… 涙が溢れ、嗚咽が漏れそうになる。駄目だ、泣いてはいけない)
加賀(何とかして今すぐこの髪を染めたくなる。けど無理…… はっと気がつき、財布からこのところつけていなかった結婚指輪を出す)
146: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/21(金) 03:57:47.27 ID:Rwl49TBi0
加賀(暫くじっと耐えて、平静を取り繕えるようになる。覚悟を決めてリビングへ、提督の元へ向かう)
加賀「提督、着替え終わったわ。失礼するわね」
提督「ああ。……とても似合っているよ」
加賀「あ、ありがとう」
提督「気に入ったか?」
加賀「ええ、とても。……けど、良かったの?とても高かったと思うけれど」
提督「まあな。これのために君のことを疎かにしてしまった。本末転倒だ」
加賀「……なんで、買ったの」
提督「君に似合うと思ったら、いつの間にか買っていたんだ」
加賀「っ!!」
加賀《いつかの提督とシンクロする。あの頃の気持ちが蘇ってきて、酷い裏切り行為をした自分への嫌悪感と怒りが湧きたつ》
加賀「てい……とく……」
提督「最後に、君のその姿が見れてよかった」
加賀「えっ」
提督「全部俺が悪いことは分かってる。寂しい思いをさせてすまなかった。慰謝料や財産分与については全部君の言う通りでいい」
加賀「な、なに……を……」
147: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/21(金) 04:00:14.24 ID:Rwl49TBi0
提督「これを。あとは君のサインだけだ」スッ
加賀「ぁ……」ドクン
加賀《そうして提督から渡されたのは緑色の紙、離婚届だった》
提督「名前は知らないが悪い奴ではないらしいじゃないか。俺と違ってきっと君を幸せにしてくれる」
加賀「あ……その……」ガクガクガク
提督「もしそれに紋を入れたければ、私が頼んだところに君が頼んでくれればやってくれる。本当に上等なものだ。大事にしてくれると嬉しい」
加賀「て、提督……」ウルッ
提督「俺は明日から最前線の基地へ移動することになる。この家も君のものだ。このまま住み続けるなり、売るなり好きにしてくれ」
加賀「ま、まって……」ジワッ
提督「申し訳ないが列車の時間がある。今サインをしてくれないか?これは俺が提出したいんだ」
加賀「まってぇ!!ぅ、ぐすぅ……」ポロポロポロ
提督「……」
加賀「……ごめんなさい、ごめんなさい。知らなかったの……私は、っく、貴方が……私のことをどうでもいいと思っていると思って……」
提督「加賀」
加賀「ぐすっ……」
提督「俺が君のことをそんな風に思うとでも思っていたのかい」
148: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/21(金) 04:01:52.89 ID:Rwl49TBi0
加賀「!!ごめんなさぁい……!!ごめんなさぁい……!!お願い、どうか許して……!!」
提督「それは俺のセリフだ。甲斐性が無くてすまない。どうか許してくれ」
加賀「違う!!違うの!!全部私が悪かったの!!」
提督「違う。君があの日、朝帰りしてきたときに話をしていればこんなことにはならなかったのかもしれない」
提督「すまなかった。君がそういうことをするなんて思っていなかったし……思いたくなかったんだ。恐ろしかった」
加賀「うぅうううう……!!ふぐぅうううう……!!」ボロボロボロ
提督「俺にもう少し勇気があれば……黙って背中で語るだけが男ではないな。だがそれが俺の信じた道だ。最後まで貫かせてもらう」
加賀「お願いします!!どうか、どうかそんなことを言わないで!!もう二度とやりません!!絶対に!!」
加賀「イケメンとももう二度と会いません!!もう二度とあなたを疑いません!!だからそんなことを言わないでください……!!」
提督「……そう言われても、困る」
加賀「私が愛しているのは貴方だけなんです!!お願いです!!分かってください!!」
提督「……そうか、なら、俺の願い事を聞いてくれるかい?」
加賀「はい!!何でもします!!」
提督「なら、俺と離婚してくれ。そしてどうか君は君の幸せを追いかけて、手にしてくれ」
加賀「っ!!うぅ!!いやぁああああ……!!」
149: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/21(金) 04:04:23.95 ID:Rwl49TBi0
提督「どちらにせよ、俺は明日からラバウルだ。激戦続く最前線には何があっても君を連れてはいけない」
加賀「ぅあああああん!!ていとくぅ!!捨てないでくださいぃ!!お願いですぅ!!」
提督「馬鹿な、捨てる気なんてないさ。少なくとも、俺から君を捨てるようなことはしてないよ」
加賀「ふぐぅ……!!ど、どうすれば……!!ゆ、許してくれますか!?」
提督「もうとっくに許しているよ」
加賀「ならぁ!!くっ……ど、どうすれば!!あ、貴方と別れずに……済みますか……!?」
提督「……それは無理だ。俺はもう決断してしまった。俺たちは、もう終わったんだよ」
加賀「わああああ!!あああああ!!」
提督「……」
提督(泣くという行為はすべてをリセットさせる。そのうち加賀も落ち着くだろう。しばらく待つ)
提督(かなり長い間加賀は号泣していたが、それもようやく収まった。今はもうすすり泣き程度だ)
提督「……加賀、落ち着いたかい」
加賀「……はい」
提督「……書けるかい?」
加賀「……どうしても、なの?」
提督「ああ」
150: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/21(金) 04:05:45.79 ID:Rwl49TBi0
加賀「……何があっても断りますと言ったらどうするのかしら?」
提督「書いてくれるまで何を対価にしても頼み続ける」
加賀「……書きますから離婚しないで、やり直させてくださいと言ったら?」
提督「それは……できない」
加賀「っ……なら、書くぐらいなら死んでやるって言ったらどう?」
提督「死なせないさ。それでも死にたいのなら先に俺が死ぬ。君が死ぬところは見たくない」
加賀「……どうしても、終わりなんですか」
提督「俺のせいだ。恨んでくれて構わない」
加賀「……書かないと、駄目なんですか」
提督「書いてくれないと困るな。頼むよ」
加賀「……分かりました」
加賀(もはや何もできることはなかった。私がこの人のためにできることは唯一つ。……離婚届にサインして、この人を解放することだけだった)
加賀(手が震えてうまく字が書けない。吐き気が酷くて今すぐにでも戻してしまいたい。冬の日本海にいるように心も体も凍えていた)
加賀(全部が悪い夢のようだ。それなら早く醒めてくれないだろうか。そんな意味のないことを考える)
加賀(何とか書き終えた書類を提督に手渡す。提督は軽く確認した)
提督「よし、いいぞ。ありがとう。」
加賀「……死にたい気分」
151: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/21(金) 04:13:10.98 ID:Rwl49TBi0
提督「たぶん俺よりはマシさ」
加賀「……」
提督「そうだ、忘れていた。これを君にあげよう」
加賀「!!」
加賀(そう言って、提督は左手薬指の結婚指輪を引き抜き手渡ししてきた。指にくっきりと残る指輪の跡。私の指輪をしていたのか分からない指と比べて、また泣きたくなった」
提督「売ればいい値段になる。役立ててくれ」
加賀「……売れるわけ、ないでしょう」
提督「そうかな?いいものなのだが」
加賀「分かってないわ」
提督「……そっちの意味かい?なら、私にとっては聞くまでもないのだが」
加賀「っ」
提督「では、お別れの時だ、加賀。良い人生を。どうか元気で」
加賀「まって!最後に……抱きしめて、くれませんか?」
提督「悪いが……それは無理だ。君の愛する人に頼んでくれ」
加賀「だから頼んだの」
提督「ははっ、いいジョークだ。かなり笑えたよ。……さようなら。ずっと愛していたよ」
加賀「……」ストン
加賀(寂しく笑ったあの人の横顔が脳裏に刻まれる。足に力が入らずに座り込んでしまった。待ってという声さえだせない)
加賀(もう何も考えたくない。ただ一つ言えるのは私の愚かさのせいで本当に大切なものをすべて失ってしまったということだった)
加賀(掌の、あの人の指輪に残るあの人の温もり。私はそれを握りしめる。堪えられなくなった涙と嗚咽、悲しみと絶望に押しつぶされた)
182: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/23(日) 14:40:11.34 ID:kJIuOaaY0
提督「では参る。残念ながら、世の中には上司に騙されたり脅されたりすることでNTRれるような頭の緩いビッチがいるそうだ。そう、例えばこんな奴だ」
~
提督『では、行ってくるよ』
長門『ああ。いってらっしゃいだ、貴方……』シュン
提督『そんな悲しそうな顔をしないでくれ。たった一週間だ』
長門『そうだな……退役してから弱くなってしまったみたいだ。貴方がいないとダメだ』
提督『そういわれると男冥利に尽きるな。愛いやつめ』ナデナデ
長門『ん/// ……早く帰ってきてくれよ?』
提督『ああ。ちゅっ、じゃあ行ってくるよ』
長門『んふ。行ってらっしゃい』フリフリ
長門《私は長門、誇り高いビッグ7の一角、戦艦長門の艦娘だ。2ヵ月ほど前に憎からず思っていた提督にプロボーズされて、それを受けた》
提督【長門、俺と結婚してくれないか】
長門【っ!!……はい///】
長門《ほどなくして籍を入れ、今では銃後を守っている。まさか、提督が私を選んでくれるとは思っていなかった》
長門《艦隊には金剛や鳳翔といった私よりも女らしくてかつ提督を好いていた者も多く、女らしくない私なぞと半ば諦めていたのだ》
長門《だが、選ばれたのは私だ。この幸福に勝るものはない!!こうして私は提督と幸せな新婚生活を送っていた》
183: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/23(日) 14:43:44.83 ID:kJIuOaaY0
長門『これから1週間か……寂しい日々になりそうだ』
長門《今日、提督は一週間の出張に出かけて行ってしまった。新しい作戦のための会議だ。少しでも離れたくないが、仕方がない》
長門《それに、これはチャンスでもある。女らしいことに疎かった私はこれを機会に女らしさを磨くのだ》
長門《とりあえず、編み物や裁縫、料理といったことをもっと学ぶ。もちろん、裁縫と料理はそれなりにはできる》
長門《だが、手作りのかわいい感じの小物が作れた方がいいに決まっているし、誰に見せても恥ずかしくないような愛妻弁当をつくってあげたい》
長門《編み物は初めてだったが、手編みのセーターでペアルックや長いマフラーを二人で巻くとかそういうことをしてみたい///頑張らなくては》
長門《それに加えて、恋愛ものの映画やドラマを見てみる。私は恥ずかしながら手を握るタイミングやら腕を組むタイミングがよく分からないからだ》
長門《恋愛とかそういうのに興味は持っていても、経験がなかったのだから仕方がない。はずだ。果たして意味があるのかはよくわからないが、やらないよりましだろう》
長門『よし。では早速適当なものを見つつ編み物を始めるか。あの人が帰ってくるまでに、せめてマフラーぐらい作れるようになりたいな』
長門《提督、喜んでくれるだろうか。……きっと喜んでくれるよな》
長門『……』モクモク
184: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/23(日) 14:44:48.96 ID:kJIuOaaY0
~
アァン ハァン
長門『!?』ギョッ
長門《編み物に集中していたら、いきなり聞こえる嬌声に驚く。見ると映画が濡れ場に差し掛かっていた》
長門『ごくり……///』
長門《もちろん、私とて女であるし、人だ。そういったことに興味がある。……だが果たして私は、提督を喜ばせてあげられているのだろうか?》
長門《ちゃんと女らしくできているか?体に何か変なことはないだろうか?筋肉質すぎはしないだろうか?》
長門《っ!!そうだ!!私の胸は果たしてちゃんと柔らかいのか!?》
長門『ん……///』モミモミ
長門《……たぶん柔らかいはずだ。だが、これが一般的な柔らかさから見てどうなのかは判断しかねるな》
長門《愛宕や加賀のように、すごく柔らかいというわけではない気がする……気になるぞ……!!どうやって調べればいいのだ!?》
185: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/23(日) 14:47:11.78 ID:kJIuOaaY0
ピンポーン
提督『!? あっ、は、はい!』
長門《端から見たら自慰をしていると思われかねない行為中に鳴り響くインターホン。心臓が飛び出そうになった。あわてて玄関まで行き、扉をあける》
長門『どちら様でしょうか? ……!! 元帥閣下!!』
元帥『やあ。久しぶりだね、長門くん』
長門《恰幅のいい体型を窮屈に軍服に押し込めた、少し禿げ上がった中年の男性は元帥閣下だ。私たちの結婚式でもスピーチをしてくださった方だ》
長門《しかし、元帥ともあろう方がいったい何の用なのだろうか?身に覚えがない……》
長門『一体どうされたのですか?……まさか、夫に何か!?』
元帥『少しな。何、安心してくれ。君が思っているようなことではないはずだ』
長門『そうですか……』
元帥『ここで話すのもあれだ。少し上がらせてもらえるかね?』
長門『あっ、申し訳ありません!どうぞお上がりください』
元帥『うむ』
長門《元帥を客間まで通す。お茶を入れて、茶菓子と共に持っていく》
長門『どうぞ、粗茶ですが』
元帥『おお、ありがとう。……そうだ!実はいい羊羮を持ってきているんだ。これも出してくれないか?』つ間宮羊羹
長門『これは……!ありがとうございます。切り分けて来ますので少々お待ち下さい』
長門《間宮羊羮は久しぶりだ!アイスの方が恋しいが、羊羮もまた嬉しい♪》スタスタスタ
元帥『……』ニヤッ キュポン トポポポポポ
186: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/23(日) 14:51:11.82 ID:kJIuOaaY0
長門『……お待たせいたしました。元帥、どうぞ』
元帥『いやあ、ありがたい!復員してから間宮の羊羮は食べる機会がなかっただろう?恋しいかと思って持ってきたんだ』
長門『そうですね。しかしこれは、前線で戦う者のためにあるべきものですから』
元帥『素晴らしい考え方だ。けどまあ、今回は棚ぼたと思って堪能してくれ』
長門『はい、ありがとうございます。あむ……♪』フニャァ
元帥『喜んでもらえたようで何よりだ』
長門『これは!お恥ずかしいところを見せてしまいました……』カァッ
元帥『なに、年頃の女性なら当たり前のことだろう』
長門『……そう言ってもらえると、幸いです』モジモジ
元帥『ははは!持ってきたかいがあるというものだ。最近は戦況もいいからな』
長門『そうなのですか?』
元帥『ああ、南方では~』
長門『なるほど、では~』
長門《最近の戦況について話し合っているうちに、気がついたら時間がたっていた。話が一区切りついたころには、お茶も飲みほしてしまっていた》
187: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/23(日) 14:52:45.56 ID:kJIuOaaY0
長門『おや、もう空いてしまいましたね。新しいお茶を用意してきます』
元帥『いや、大丈夫だよ』
長門『そうですか。……それで元帥、本日は何用でいらっしゃったのですか?』
元帥『ああ、それか。いや、本当に身構えることじゃない。ちょっと提督に相談されてね』
長門『相談ですか……?』
元帥『まあ、少しテレビでもつけようか』ピッ
長門『あっ!!ちょっとお待ちください!!』
元帥『これは……』
長門『っぁ!!』カァッ
長門《テレビに映っていたのは先程見ていた映画だった。そう、つまりは濡れ場だ》
長門《落ち着け、これはただの映画だし、濡れ場なんてちょっとだけだ!けして変な目的で見ていたわけではない》グルグルメ
長門『こ、これは映画でして、決して何かいかがわしいものでは!!』アタフタ
元帥『ふむ……』ピッ
元帥《これは……欲求不満なのか?ともかく、悪くないぞ。もしかしたらことはすんなりいくのかもしれない》
長門『!?』
長門《元帥が映画を再生させる。なんて気まずいのだ!?しかもこの映画、なんで濡れ場がこんなに濃くて長い!?》
長門《最悪だ……元帥に絶対、変態だと思われてしまった……こんな屈辱、耐えられん……》マッシロ
元帥『驚いたな。まさか君がこのようなものを見るとは』
長門『ち、違うんです!!男女の関係に疎いので、それを何とかしたいと思い恋愛ものの映画やドラマを見て勉強しているんです!!』
長門『これもその一つで、たまたまこういうシーンがちょっと激しくて長いだけなのです!!決して変な意味で見ていたわけでは……!!』
188: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/23(日) 14:54:25.16 ID:kJIuOaaY0
元帥『そうか。……時に長門くん、君たちの夜の生活はどうだね?』
長門『……はい?』
元帥『夜の生活だ。まあ、平たく言ってしまえば、セックスだよ』
長門『なぁ!?』
長門《いきなり何を言っているんだ、この人は!?》
元帥『おっと、誤解しないでくれ。実は提督に相談されたことというのは、そのことなんだ』
長門『えっ!?』
元帥『どうやら、君とのセックスが物足りないらしくてね』
長門『……!!』ガーン
長門《馬鹿な……!!そんなこと、一言も言ってくれなかったじゃないか……!!》
長門【んっふぅ……はぁん……ていとくぅ……気持ちいいか……?】ズチュズチュズチュ
提督【くぅ……ああ……すごくいいぞ、長門……!!】
長門《なんでちゃんと言ってくれないのだ……?あれは嘘だったのか?》
長門【提督、その……は、初めてなんだ。不手際があると思うが、いろいろ教えてくれ。貴方のためならどんなことだってして見せる///】
提督【そ、そうか……わかった……】ゴクリッ
長門《言ったじゃないか。経験がないから、どうすればいいか分からない。いろいろ教えてくれと》
189: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/23(日) 14:55:40.11 ID:kJIuOaaY0
元帥『性生活の不一致は、離婚の原因になる事もままある。それに、提督は周りに魅力的な女性が多いからな』
長門『ま、まさか……!!』
元帥『誘惑に負けて他の子に手を出さないとも限らない』
長門『そんな!!提督に限ってそんなこと!!ありえません!!』
長門《そうだ!!ありえない!!いや、しかし……》
~
金剛【テイトク……便利な女でもいいネ……私を抱いてくれませんカ?】ウルウル
提督【な、なにを……!!】
金剛【迷惑をかけたりしまセン。ただ、ほんの少し。本当にほんの少しだけ、ティースプーン一杯ほどのお情けがほしいだけなんデス】ハラリ
提督【こ、金剛!!】ガバッ
金剛【あっ……テイトク///】
~
金剛【テイトク……私、今とっても幸せデス】
提督【金剛……すべてなんとかする。だから、俺と結婚してくれないか】
金剛【えっ……!?で、でも……テイトクは長門と……】
提督【何とかすると言っただろう?俺は自分の本当の気持ちに気がついたんだ】
金剛【嬉しいですケド……長門に悪いデス……】
提督【すべてのしがらみ、業は俺が背負うから。君は君の気持に素直になってくれ】
金剛【テイトク……!!わ、私も結婚したいデス……!!】
提督【金剛……!!ちゅっ】ダキッ
金剛【んふぅ……ん……】ギュッ
~
長門《まさか!!ありえない!!だが、私は提督を満足させられているか確証が持てない……もしかしたら……》ブルブルブル
190: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/23(日) 14:56:45.91 ID:kJIuOaaY0
元帥『信じられないのも分かる。しかし、男というのは女には滅法弱い。本能がそうできているのだ』
長門『本能……!!』
元帥『しかし、儂も目をかけている大事な部下が、万が一そんな理由で破局を迎えてしまったらと思うと不憫でならない』
元帥『そのためには君が提督を満足させられるようになるしかない。だから、何か力になれないかとここへ来たのだ』
長門『元帥……』
元帥『何でもいい。何か心当たりなどはないか?』
長門『心当たり……』
長門《このような事、いくら元帥とはいえ赤の他人に話すなど……しかし、もはや四の五の言っていられない……》
長門『……実は、私はそういった経験が全くなくて……提督を満足させられているのか分からないのです……』カァッ
長門『それに、私は女らしくありませんし……この体も鍛えぬいていて、決して恥ずかしい体ではありません』
長門『だからこそ、そういう観点からするとよくないのかもしれません……』
191: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/23(日) 14:57:56.18 ID:kJIuOaaY0
元帥『なるほど……なら、まずは君たちのセックスの流れを教えてくれ』
長門『え!?流れですか……?』
元帥『恥ずかしいだろうが、必要なことだ。何か間違っていたり、おかしな点があるかもしれない』
長門『……分かりました』
元帥『うむ、では頼んだぞ』
長門『そういうことは、まずキスから始まります。大体、ベッドの上でです』
長門『……初めは軽く唇を合わせるだけのライトなものですが、だんだん舌を絡ませ合ったディープなものになります』
元帥『ほぅ……』
長門《なんていう辱めだ、これは……もう……穴があったら入りたい……》
長門『そ、そこで提督が、その……私の体に……触れ始めます』
元帥『体というのは、具体的にどこだ?』
長門『えっ!?そ、その……初めは顔とかお腹とかなのですが……じょ、徐々に……胸とか、お尻とか、……せ、性器に移っていきます……』カァッ
元帥《羞恥に顔を赤らめ、瞳を潤わせている長門か……素晴らしいな。特にどうすればいいのか分からないという表情と上目遣いが最高だ》
192: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/23(日) 14:59:30.35 ID:kJIuOaaY0
元帥『ふむ。続けたまえ……』
長門『そのあたりで、提督が私の服を脱がし始めて、体を愛撫し続けます。……そ、そのうち、提督が私の体を舐めたりしてくれます……』
元帥『なるほど。舐められるのは?』
長門『……先ほどと同じです』
元帥『続けて』
長門《な、何故だ……体が熱い…… 火照りと疼きが耐えがたいほどだ……》ジュン
長門《こんな、男性の前で自分の情事について話すことで興奮しているとでもいうのか……?ばかな……》ドキドキ
長門『それで、私の準備ができたら、いよいよ本番になります』
元帥『準備ができたらというのは?』
長門『そ、それは!!……私のアソコが、濡れたらです……』
元帥『ふむ。では、本番というのは?』
長門『わ、分かるでしょう!?』
元帥『察しはつくがね。だが、確証はない。もしかしたら考えていることが全く違うかもしれない』
長門『っ!……て、提督が服を脱いで、だ、男性器を私の女性器に、……挿入します』
193: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/23(日) 15:01:21.61 ID:kJIuOaaY0
元帥『それで?』
長門『……提督が動いて、限界を迎えるまでそのまま、その……性行為を続けます』
元帥『限界とは?そして性行為とは?恥ずかしいのは十分わかっているが、これは重要なことだ。報告は明確かつ分かりやすく頼む』
長門『は、はい……限界というのは、提督が、しゃ、射精することです。……性行為というのは、提督が腰を動かして、……男性器をピストンさせること、です……』ドキドキドキ
元帥『よろしい、続けたまえ』
長門『はい……そして、限界を迎えた後は、日によります。そのまま軽く体を愛撫し合って少し話をして終わる日もあれば、二回目を始めることもあります』
長門『最大では……四回ほどしたことがありますね。流れは大体そんな感じです』
元帥『ふむふむ。……ちなみにだ、長門くん。君は提督に愛撫しているかね?』
長門『えっ?それは……あまりしていませんね。たまに体に触れる程度です』
元帥『なぜだ?』
長門『それは……するべきだと思わなかったからです』
元帥『なんと信じがたい……君は自分が愛撫されて気持ちいいし、うれしい、愛されていると感じることがあるだろう?』
長門『!!はい……』
元帥『それは男も同じなのだ。女性に愛撫されることで快感と愛されているという自覚を得る。君の話では、提督は今までそういった感情を得られてはいないということになるな』
長門『……!!』ガーン
194: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/23(日) 15:03:10.20 ID:kJIuOaaY0
元帥『話を変えるが、挿入時の体位はどうなんだ?』
長門『……たいい?』
元帥『体位も知らんのかね!?挿入しているときの互いの姿勢だ!!まさかずっと正常位、正面から君が覆いかぶされるようになっているのか?』
長門『ああ、そういうことですか。大体はそうです。たまに私が四つん這いになって後ろから、その……挿入されることもあります』
元帥『なるほどな。おおよそは掴めた。提督が不満を感じるのは当たり前だ。はっきり言って、子供レベルのお粗末なセックスだ』
長門『そんな……提督…… 元帥、どうすればいいのですか!?』ウルッ
元帥『その前にもう一つだけ確認しよう』
長門『……な、何をですか?』
元帥『君の体つきだ。服を脱いで、そこに立ってくれ』
長門『そ、それは!!それは少々やり過ぎなのではないでしょうか……?』
長門《提督の、旦那様の前以外で肌をさらすなど!!できるわけがないし、したくない!!》
元帥『何を言っているのだ!!ちゃんと今確認しないでどうする!?あとで後悔してからでは遅いぞ!!』
長門『!!』
元帥《……まだそこまでは早いか?いや、今日中に楔をうちこんでおきたいな。よし、まずは……》
元帥『無論、全裸になれと言っているわけではない。下着姿になれということだ。そうすれば大体わかる』
長門《それぐらいなら……これも提督のためだ》
長門『……分かりました。けど、せめて脱ぐのは別室でさせてください』
元帥『……わかった』
長門『あ、ありがとうございます!』
195: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/23(日) 15:05:31.45 ID:kJIuOaaY0
~
長門『……』シュルシュル
長門《体の火照りが収まらないばかりか、むしろひどくなってきている……正直に言うと、性的に非常に興奮している……》
長門《まさか私はそういう趣味が……?いや、そんなことない!!馬鹿なことを考えるな!!》
長門『……何だこれは!?』
長門《ばかな。ショーツがこんなにシミになるほど濡れている…… と、とりあえず拭いて新しい下着に変えなくては!》
長門《……この白の飾り気のない奴がいいだろう。万が一濡れても、シミが目立たないしな……》
長門《……よし、これで大丈夫なはずだ。行くとするか》
~
長門『し、失礼します。準備ができました』
元帥『どれ……!!』
元帥《なんという美しい肉体なのだ!!しなやかに引き締まった体はだらしないところが一か所もない!!》
元帥《しかしながら決して筋肉質すぎるわけではなく、女性的な柔らかさとの調和が素晴らしい!!》
元帥《胸と腰回りの丸みと、胴体の引き締まり加減はまさに女体の黄金律と言うべきか!!》
元帥《飾り気のない清楚な白下着に包まれた、つんと張った釣鐘型の胸とプリッとした尻は儂が期待していた通りだ!!目をつけていてよかった!!》
元帥《だからこそ、あの若造に掻っ攫われたことが口惜しい!!この肉体を味わったのが許せん!!》
196: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/23(日) 15:06:18.48 ID:kJIuOaaY0
元帥『よし、気を付けだ。いいというまでそのままだ』
長門『っ!!……はい』
元帥『ふむふむ』
長門『……!!』カァッ
長門《み、見られている……私の肌が提督以外の男に……っ!!》
元帥『……』ギンギン
長門《あ、あれはまさか……しかし、そうだとしたらなんという大きさなのだろうか……?》ジュン
長門《わ、私の体を見てああなったのか?っ!!いや、くそ!!変なことを考えるな!!今日の私は何かがおかしい!!》ドキドキドキ
長門『はぁ……はぁ……』ジッ
元帥『!』
元帥《明らかに儂のモノを凝視しているな。それに荒い息に上気した肌、おまけに熱っぽい瞳だ。あの薬が効いてきたようだな》ニタァ
197: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/23(日) 15:07:15.89 ID:kJIuOaaY0
元帥『……』ピトッ
長門『あふん……っ!!元帥、何を!!』
元帥『いやなに、君の体の柔らかさを調べるのだよ。提督のためだ、たえるんだ』
長門《て、提督のため、か……なら、なら仕方がないよな……?》
長門『……は、はい』
元帥《よしよし!いいぞ!》
元帥『よろしい。……』ツゥー
長門『んぅ……ふっ……はぁ……!!』
長門《あたまがぼんやりとする……すごく気持ちがいい……!!》
元帥『ふむ、長門くん』
長門『つぅ……っ!は、はい』
元帥『……どうやら君の体は十分女性的だ。問題はない』
長門『ほ、本当ですか……!?』
元帥『ただし、見える所だけだ。全部確認してほしかったら下着も脱いでもらおうか』
長門『え、それは……』
長門《もっと触れてほしい……この体の疼きを快感で鎮めてほしい……けど、提督以外の男になど……》
元帥『無論、強制しているわけではない。君次第だ。……しかし、ここまでしたのだからな。全部しておくべきではないか?勿論、提督のために』
長門『提督のため……そうだ、提督のためだ……』
元帥『そうとも』
長門『提督のためだから……問題ないな……』シュルシュル
元帥『いいだろう。では、調べさせてもらう』サワサワ
長門『あん……はぁ……んふぅ……』ピク
198: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/23(日) 15:08:53.90 ID:kJIuOaaY0
長門《元帥は私の胸に息がかかるくらいに顔を寄せ、その手が私の胸に触れる》
長門《撫でまわされ、それが段々と胸の中心へと近づいてくる。気たるべき快楽を想像し、震えた》
長門『はぁ……はぁ……んぅ……ぁあ、ああん!!』ピクン
長門《とうとうそこへ到達した手は、まるで私を悦ばそうとしているかのように先端の突起へ快楽を与えてきた》
元帥『よし、胸は問題ない。次はこっちだな』グニッ
長門『んああ!!はぁ……はぁ……あぁっ!!』ビク
長門《さんざん私の胸を虐めつくした元帥は私の後ろに回りこんで、屈んだ。覆うものがなくなった私の秘所が丸見えだろう》
長門《手が私の腰回りにまわされ、無遠慮にお尻の肉を掴まれる。いけないことをしているということが私をさらに興奮させた》
元帥『ふむ、素晴らしい。問題ないぞ。次はこっちだ』キュッ クニクニ
長門『ふぁああ!!』
長門《元帥が前に回り込み、とうとうその手が私の秘所に触れる。いきなり敏感な突起をつままれ鋭い痛みのような快楽が体を貫く》
長門『ああ……んはぁ……くぅ……んふぅ……!!』
長門《そして一転、今度は焦らすようにそこ以外を責め立ててくる。じんじんとした性感がいっそう私を高ぶらせ、先ほどのような激しい快楽を要求する》
長門《とうとう元帥は指を私の中に差し入れ、内側からも私を責めたてた。大洪水になっている自覚がある。こんな快楽は知らなかった》
元帥《よし、もう勝ちは確定だ。一回イかせておくとするか》クチュクチュクチュ
長門『あ、ま、待って……!!あん、ふぅう!!くぅううううう!!』ビクンビクン
199: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/23(日) 15:10:12.50 ID:kJIuOaaY0
元帥『よし、終わった。大丈夫だ。君は全身余すことなく女性的で魅力的な体だった』
長門『んはぁ……はぁ……はぁ……ありがとう……ございました……』
元帥『だが、長門くん。儂が確認している間に君は感じていたな?挙句の果てには絶頂したとみる』
長門『そ、それは……元帥がそうさせるから……』
元帥『私はそんなつもりはなかった。君が頼むから確認しただけだった』
長門『でも……』
元帥『だが勘違いしないでくれ。責めているわけじゃない。むしろ逆だ。そこまで乱れる素養があるのならば、絶対に提督を満足させられるようになる』
長門『ほ、本当ですか……?』
元帥『もちろん。しかし、そのためにはそういった技術、性技の習得が必要だ』
長門『性技……』
元帥『それを教えてあげてもいいのだが、こればっかりは実際にやって見なくては劇的な向上は見込めない』
元帥『どうする?君が望むのなら、このまま続けて私が知るすべてを教え込んでやるが?』
長門『そ、そんな事……』
長門《駄目だ、これ以上は絶対に。これ以上すると戻れなくなる。提督への明確な裏切り行為、浮気だ》
200: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/23(日) 15:11:08.96 ID:kJIuOaaY0
元帥『さてと……』ボロン
長門『!!』
長門《なんという……!!服を脱ぎ、全裸になった元帥の、いきり立った男性器はありえない形をしていた。提督の倍近くはあろうかという巨根は、まああり得る》
長門《しかし、その巨根の陰茎にはぶつぶつとした異様な膨らみが浮き出ている。よく知りはしないが、少なくとも医学的な書物にそのようなことは書いていなかった》
元帥『ああ、これが気になるか?』
長門『えっ……いや……』
元帥『これはね、シリコンボールだ』
長門『シリコンボール?』
元帥『要するに、セックスの時に相手を悦ばせることを目的に整形したということさ』
長門『整形……』
元帥『誰でも初めて見るときは驚くが、実際に味わってみれば癖になっていたよ』
長門『……ごくっ』
元帥『さあ、どうする?まあ、提督のためを思えば答えは分かるが。悦ばせたいのだろう?』
長門《!! そうだ。これは提督のためなのだ……だから、浮気にはならない。けして私がしたいからという訳ではないのだ》
長門『よ、よろしくお願いします』
201: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/23(日) 15:12:39.51 ID:kJIuOaaY0
元帥『さあ、まずは男に対する愛撫だ。基本的には体をなでるがちゃんと性感ポイントを押さえておくんだ』
長門『性感ポイント?』
元帥『君で言うと女性器や尻、胸、脇腹だ。性的快感を得ただろう』
長門『……は、はい』
元帥『男も大体は変わらん。流れも一緒だ。キスから体を愛撫し、どんどんと触れる場所を性感ポイントへ移す。自分がやられたようにやってみろ』
長門『はい。んちゅ……ん……はっ。こうですか?』なでなで
元帥『そうだ……』
長門《ベッドに寝そべった元帥にキスをする。そして手でわき腹や背中を愛撫した。口を離し、胸を撫でつけ、揉み、乳首を刺激する》
長門《しばらくすると、元帥も私を愛撫し始めた。まるで恋人同士のように愛撫し合う》
長門『男も乳首がたつのか……』
元帥『よし、まて』
長門《そんな感動を覚えつつ、手がいよいよ元帥の性器に触れたところで声をかけられる》
元帥『乳首を舐めたり吸ったりして、刺激しつつ扱け。扱くときはワンパターンにならないよう緩急をつけて裏スジ、カリを重点的に刺激するようにしろ。玉も忘れるな』
長門『はい……ちろちろ、ちゅぅちゅぅ』シコシコシコシコ
元帥『うっはぁ……いいぞ、その調子だ』
長門《言われたようにする。手がねとねとし始め、元帥の喘ぎ声が男の人を悦ばせているという事実を認識させてくれる》
長門《細かい指示に従いつつ、必死に元帥へ奉公する。ビクビクと痙攣するソレは火傷しそうなほど熱い》
202: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/23(日) 15:13:44.51 ID:kJIuOaaY0
元帥『よし、いいぞ。次はフェラチ○だ。そこに跪け』
長門『分かりました……ごくっ』
長門《ソファに足を開いて座った元帥の目の前の床に跪く。二十数センチはあろうかというソレに目が釘付けになる》
長門《雄の生臭い匂いをまき散らし、先端から少し白みがかった透明な液体をたらすそれは、提督のものとはまったく違う》
元帥『よし、これを咥えろ。最初は亀頭へ口づけしてそれを口に含んで唇と舌で愛撫するように。カリと裏スジが重要だぞ』
長門『はい。んちゅ……はむぅ……れろれろ』
長門《口いっぱいに雄の味がひろがり、肺がそれの匂いで満たされる。思考が溶けそうだ。元帥の指示に従ってソレに奉公する》
長門《こうして私は男を悦ばす性技を仕込まされた。元帥のモノがビクビクと快感に震えるのを感じる》
元帥『よし、そこまでだ。そろそろ本番だ』
長門『あの……避妊を』
元帥『ああ、何、心配いらんよ。もうすでに種がないからね』
長門『えっ?あっ……』
元帥『よし、じゃあいこうか』ズドブン
長門『はぁああああん!!』ビクンビクン
長門《思考をすべて焼き尽くされる。散々いじめられ、じらされていた秘所は太く、熱く、長く、そしてシリコンボールの入った肉棒に貫かれた》
長門《一番敏感な突起はもちろん、膣壁、そして子宮までがズダズダにされ、押しつぶされ、マグマのような快感を伝えてくる》
203: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/23(日) 15:15:04.39 ID:kJIuOaaY0
元帥『くぉ……!!これは、素晴らしい締まりだ。流石に鍛えているだけあるな』ズリズリ
長門『やぁ!!お、押しつぶされちゃう!!しきゅうおしつぶされちゃう!!』ビクンビクン
元帥『よし、では動くか』ドチュン ドチュン ドチュン
長門『んはぁああああああああ!!』ギュウ
長門《もはや快楽地獄だった。元帥はただただ自分の性感を優先させた乱暴な突き方をしている。ただただ女をモノのように扱う性行為》
長門《何度達していしまったのだろうか。かすかに残っていた理性がすべて押し流されてしまった頃に、いきなり元帥は動きを止めた》
長門『げ、げんすい……?』
元帥『長門くん、されるがままじゃなくてちゃんと自分でも動くんだよ。ほら、止まっていてやるからやってみな』
長門『はい。んっ……こ、こうですか?』クリグリグリ
元帥『そうだ。くっ……素晴らしい。見事なグラインドだよ』
長門『あ、ありがとうございます』
元帥『さらに自分や相手に愛撫しなさい。自分にするときは男を誘うように艶めかしく、相手にするときは愛しむように』
長門『分かりました。んっ……はぁん……!』
元帥『ぐっ……いいぞ、そのまま続けろ。儂も動き出そう』ドッチュ ドッチュ
長門『くぅうううう!!はぁ!!やぁ!!』グリグリ モミモミ
204: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/23(日) 15:15:40.20 ID:kJIuOaaY0
長門《元帥が動きだし、私も天井知らずの快楽を求めて言われた通りに自分でも動き、愛撫する》
長門《もはや私の頭に提督のためという免罪符は残っていなかった。今はただ、この雄として優秀な人に雌として愛されたい》
長門《互いに快楽を貪りあう淫らな混じり合い。私の心と体は歓喜に震えた》
元帥『くっ……そろそろ、イくぞ!!』
長門『わ、私もイきそうです!!』
元帥『くっ!!孕め!!』ドチュン ビュルルルル
長門『ああっ!!はぁああああああ!!くはぁ……はぁ……』ギュ ビクンビクンビクン
元帥『ふぅ……よかったよ長門くん。これで大分改善されたはずだ』
長門『えっ?……あっ、はいぃ…… ありがとうございますぅ……』
元帥『よし、では二回戦目だ。コレを舐めてもう一度たたせるんだ』
長門『わ、分かりました///あむ』
長門《こうして口淫で元帥の立派な男根をもう一度臨戦態勢にする。私の胸は来るべき快楽に震えた》
205: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/23(日) 15:18:54.66 ID:kJIuOaaY0
元帥『次はバックを教えてやろう。と言っても普通のバックは経験済みか。なら立ちバックだ』
長門『たちばっく?』
元帥『そこに立って壁に手をついて腰を突き出せ』
長門『えっと……こうですか?』グイ
元帥『もっと深く……よし、いいぞ。ぶち込んでやろう』ガシッ ズプン
長門『き、きたぁああああ///』ビクン
元帥『ふっ……ふっ……自分でも腰を振れ。さっきよりやりやすいだろ』パンパンパンパン
長門『はぁいい!!んはぁ!!ああん!!』パンパンパンパン
長門《容赦なく腰が打ち付けられ、立っていることが困難なほどの快楽に襲われる。いつのまにか私は、壁にしなだれかかり、元帥もまた私の胸を揉んでいた》
元帥『……くっでるぞ!!お前の中を満たしてやる!!』
長門『たてない!!もうたってられにゃい!!おかしくなっちゃう!!』ガクガクガク
元帥『うっ……はぁ……!!』ビュルルルル
長門『にゃああああああ!!』ビクンビクンビクン
長門《絶頂を迎えた私は壁と元帥に挟まれ、潰された状態で快楽を流し込まれた。そのまま元帥に抱え込まれ、唇を奪われる》
長門『んちゅ……れろれろれろ』
長門《まるで恋人同士のように濃厚なディープ。求め合うように唇を絡ませる》
長門《そしてベッドの上で愛撫し合った。互いを労わるように撫でまわす》
元帥『ふぅ……さて、今日はここまでだ。また明日お邪魔するよ』
長門『は、はいぃ……』
206: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/23(日) 15:19:48.69 ID:kJIuOaaY0
~
長門『……』グスッ
長門《きのう、私はとんでもないことをしてしまった。まさか、元帥と肌を重ねてしまうなんて……》
長門《明白な裏切り行為だ。許されない愚行だ。提督に……なんといえばいいのだ……》
ピンポーン
長門『!!』
長門『……はい?』
元帥『やあ、長門くん。来たよ』
長門『げ、元帥……』
元帥『早速今日のレッスンを始めようか』
長門『元帥……もう、止めましょう。こんなこと、許される事ではありません』
元帥『……と、言うと?』
長門『提督に申し訳なくないのですか!?貴方はあの人のことを大事にしていると言っていたではありませんか!!』
元帥『そうだとも。だから君が彼をセックスで満足させられるようにレッスンしてあげているのではないか』
長門『こんなこと!!不貞と何が違うのですか!?』
元帥『全く違うとも。私は彼のためを思ってしているのだ。……まあ、はしたなく濡らしてしまう君は違ったのかもしれないが』
長門『なあ!?』
元帥『ばれていないとでも思っていたのかね?まあいい。こんな話、ここでしていたらお互いよくないのではないか?』
長門『っ!!……おあがりください』
元帥『うむ』
207: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/23(日) 15:21:36.50 ID:kJIuOaaY0
~
長門『……』トポポポポポ
長門《とにかく、こんなこともうやめにしてもらわなくては!!私はお茶を入れながらそう決意した》
長門『……どうぞ、粗茶ですが』
元帥『ありがたい。そういえば間宮アイスを持ってきたのだが、今は食べている暇が無いようだ。あげるから冷凍庫に仕舞ってきなさい』
長門『!!……ありがとうございます』
元帥『うむ。……』ニヤッ キュポン トポポポポポ
~
長門『くぅ……はぁ……!!』パンパンパン
元帥『いいぞ、騎乗位はそうするんだ。艶めかしく胸を揉んで見せるのもいい』
長門《なんでこんな事に……お茶を飲んで昨日の話をしていたら、また体が熱くなってしまって……》
長門《下着を濡らしていることがばれてしまい、強引に迫られて、流された結果がこの現状だ》
長門《私は全裸で同じく全裸の元帥の腰にまたがり、その立派な男性器を女性器で包み込んでいた》
長門《はしたなく腰が動くのが止まらない。頭が焼ききれそうになる。いや、もう焼き切れているのだろう》
長門《ただただ、抗い難い快楽への渇望という本能と、その本能を満足させる快楽に支配されている》
長門《もはや私は、そしておそらく元帥も提督のためだなんて、これっぽちも思ってはいないだろう》
長門《互いを満足させるためだけに腰を振り、快楽を与えあい、本能をむき出しにしている》
長門《ただ罪悪感や抵抗感をなくすためだけの免罪符だ。しかし、そんなものでも、なくては私は壊れてしまう》
元帥『そろそろイくぞ……くぅ!!』ビュルルルル
長門『あ、いやぁ、きたああああああ!!す、すごいの……きたぁ……んむぅ』ビクンビクン
長門《絶頂の余韻のままに、元帥へしなだれかかり、濃厚なキスを交わす。もはや罪悪感や嫌悪感は消え去り、幸福感や元帥へ対しての恋慕の感情すら抱き始めていた》
208: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/23(日) 15:27:27.38 ID:kJIuOaaY0
元帥『ぷはぁ……長門くん、よかったよ』
長門『はぁい……ありがとうござます……』
元帥『強引にしてしまってすまない。けど、これも君たちのためを思ってなんだ』
長門『……』
元帥『誰だって何かを上達させたかったら練習するだろう。セックスだって同じだ』
長門『練習……』
元帥『君の心は提督のモノだろう?だから問題ない。これは浮気じゃなくて提督への愛ゆえの行動なのだ』
長門『提督への……』
元帥『だから深刻に考えるな。ただのレッスンだと割り切ってくれ』
長門『……はい。分かりました』
元帥『よろしい、ではこれからも一緒に頑張っていこうではないか。提督のために』
長門『はい。提督のために……///』
209: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/23(日) 15:28:13.53 ID:kJIuOaaY0
~
提督『ただいま、長門!』
長門『提督、お帰りなさい』
提督『寂しい思いをさせてしまったな。申し訳ない』
長門『大丈夫だ。私も子供ではないからな』
提督『そうか。長門、こっちにおいで』
長門『どうしたんだ?』
提督『んちゅ……』
長門『んふ……』
提督『……』サワ
長門『っ!!ま、待って!!』
提督『な、長門?』
長門『その、……せ、生理なんだ!申し訳ないが今日はできない……』
提督『そ、そうか。それはすまない……』
長門『こちらこそだ……そのかわり、今日はごちそうを作るから期待していてくれ!』
提督『それはいい!!期待して待っているよ!!』
長門『ああ、では料理に戻るよ』
提督『分かった』
長門《危ないところだった……今肌を重ねてしまったら、元帥の精液に気がついてしまうだろうしな……》ブピュッ トロォ
210: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/23(日) 15:29:26.62 ID:kJIuOaaY0
~
長門『では、行ってくる』
提督『ああ、先生の所だっけ』
長門『そうだ。花嫁修業を頑張ってこよう』
提督『先生にもよろしく伝えておいてくれ。行ってらっしゃい』
長門『ああ』
~
元帥『ふっ……そうか……よろしく言っていたか……くっ……』パンパンパン
長門『はぁい!!そういってましたぁ!!』
元帥『じゃあ今日は念入りにやっておくか』
長門『あぁん!!ありがとうございますぅ!!』ビクンビクン
~
提督『よし、じゃあ行ってくるよ』
長門『ああ、行ってらっしゃい。それにしても、提督もとうとう中将か。胸が熱くなるな』
提督『えっ!?俺、君に言ってたっけ!?』
長門『うん?ああ、酔っていたから記憶がないのか。昨日寝る前に嬉しそうに話していたじゃないか』
提督『あっちゃぁ……サプライズで驚かせようと思ていたのに……』
長門『そうだったのか。ははっ』ニコッ
提督『ともかく、行ってくるよ』
長門『気を付けて』
211: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/23(日) 15:31:03.94 ID:kJIuOaaY0
~
ピンポーン
長門『!! お帰りなさい、元帥!!』
元帥『ただいま、長門。さっき鎮守府で会った提督が君へのサプライズへ失敗したとか言っていたぞ』
長門『ああ、それですか。貴方から聞いていたのでつい言ってしまって。危うく怪しまれるところでしたよ』
元帥『次から気を付けたまえ。罰として今日は一日これを付けたまま暮らしてもらおうかな。もちろん、あの若造が帰ってきた後もだ』ブーン
元帥『もちろん、これも彼のためだ。彼を満足させられるように快楽に堪えるレッスンだからな』
長門『はい///んっふぅ……』ピクン
元帥『では、本レッスンを始めようか』
長門『よろしくお願いします///』
長門《これは裏切りじゃない。提督のためなんだ。私が気持ちよくなるのはたまたまあった副産物だ。けして快楽のためにしているわけではない》
長門《今日は一体何を教えてくれるのだろうか?そう考えると心身が昂り、期待に心臓が早鐘を打った》
長門《まるで恋人同士のように絡み合い、愛し合う。たぶん肌を重ねた回数ではとっくに提督より元帥の方が上だ》
長門《けど、問題ないな。だって、これは提督のためなのだから》
元帥『長門、愛しているよ』
長門『私もあなたが好きだ///愛している……んはぁ!!』ズチュン
212: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/24(月) 01:03:39.10 ID:svoCeRVr0
~
提督「なんという裏切り!!何が提督のためだ!!ようは自分の不貞行為を正当化したかっただけだろう!!」
提督「だがな、本人がどう考えていようとそれは間違いなく唾棄すべき裏切りなのだ!!低俗な雌豚め!!地獄で己の罪業を知り、永遠に苦しみ続けるがいい!!」
提督「それに、よく考えたら愛していると言いやがったな最後!!どういうことだ!?ええ!?そのうち完堕ちするんだろうが!!」
提督「そして最後にはそいつの子供を孕んだりするんだろう!!そうなんだろう!!そうなんだろう!?どうなんだビスマルク!!」
ビスマルク「……安心しなさい、ありえないんだから。こうなるに決まってるじゃない」
~
元帥『信じられないのも分かる。しかし、男というのは女には滅法弱い。本能がそうできているのだ』
長門『本能……!!』
元帥『しかし、儂も目をかけている大事な部下が、万が一そんな理由で破局を迎えてしまったらと思うと不憫でならない』
元帥『そのためには君が提督を満足させられるようになるしかない。だから、何か力になれないかとここへ来たのだ』
長門『元帥……』
元帥『何でもいい。何か心当たりなどはないか?』
長門『心当たり……』
213: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/24(月) 01:07:23.84 ID:svoCeRVr0
長門《このような事、いくら元帥とはいえ赤の他人に話すなど!!と、とりあえず元帥には帰ってもらおう。ありがた迷惑という奴だ》
長門《そして陸奥に相談しよう。あいつなら適確なアドバイスをくれるはずだ。私よりもそういったことに詳しいからな》
長門『……特にはないですね。大丈夫です。元帥のお手を煩わせはしません』
元帥『し、しかし!このままでは提督が浮気をしてしまうかもしれないんだぞ!!それでもいいのか!?』
長門『!?……よくはありませんが、私は夫を信じています。それに、いくら元帥とはいえこのようなことを話すのは良くないかと』
元帥『なっ!?』
長門『ご心配いただきありがとうございました。このことは私達で解決します。どうぞご安心ください』
元帥『し、しかし……!!』
長門《なんだ……どうしてここまで強引なのだ?普通は引き下がるべき場面ではないのか……》
長門『げ、元帥?どうされたのですか?どうしてそこまで……』
元帥《ま、まずいな……怪しまれている……これ以上強引にいくのは危険か。ここは引いておこう》
元帥『いや、なに。それだけ提督を気にかけているのだ。離婚歴はよくないからな、ははっ…… すまない、熱くなり過ぎたようだ』
長門『いえ、大丈夫です。それだけ目にかけて貰って、夫は幸せ者です』
元帥『そう言ってもらえると助かるよ。さて、今日はこれで失礼しようか』
長門『お見送りします』
214: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/24(月) 01:31:28.62 ID:svoCeRVr0
~
提督「馬鹿な……その発想はなかった……」
ビスマルク「むしろその発想しかないわよ。大体、職場の上司、しかも男性に自分たちの性生活を相談する女なんていないから。強引に聞いてくるならセクハラ事案ね」
提督「いるかもしれないだろう」
ビスマルク「自分から言うならまだしも、相手から聞かれて答える女はいないわよ。その後は、たぶんこんな感じになるわ」
~
陸奥【もしもし、長門?】
長門【……陸奥か】
陸奥【そうよ。貴女が掛けてきたんじゃない】
長門【陸奥……むつぅ……ぐすっ】
陸奥【ちょっ!?どうしたのよ!?】
長門【て、提督が……離婚するかもしれない……ひくっ】
陸奥【はぁ!?どういうことなの……】チラッ
提督『よし、これだ!』
曙『はぁ!?本気で言ってんの!?長門さんがそんなの貰ったって喜ぶわけないじゃない!!第一、何よ盆栽セットって!!』
提督『いや、植物を育てるのは手軽だし、心が和むだろ』
漣『いや、そりゃそうだけどさ……そこで盆栽セットを選ぶってところがご主人さまのセンスの無さですわこれは。やべぇ、脳が震える……!!』
提督『なん……だと…… 長門は大和撫子だからこれの方がいいんじゃないか?』
潮『あの、こっちのチューリップとかの方がいいんじゃないかなって思うんですけど……』
朧『沢蟹飼育セットとかおすすめですよ。かわいいし、見ていて和みます。そして植物と違って動きますし』
陸奥【……そんな事ないと思うけど、どうしてそう思ったのよ?】
長門【今日元帥が来て、提督が私との……セックスに不満を言っていたと言われたのだ……】
長門【このままじゃ提督に愛想をつかされてしまうかもしれない……陸奥ぅ……どうすればいいのだ……?】
陸奥【元帥……?元帥か…… 長門】
長門【なんだ……ぐすっ……】
陸奥【その元帥はね……】
215: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/24(月) 03:09:49.22 ID:svoCeRVr0
~
ビスマルク「こうして元帥の本性を知ったナガトは提督に相談したりして、少なくとも貴方の言うようなNTR展開にはならないから」
ビスマルク「もしムツがそういう噂を知らなくても、どうにかして提督とナガトは話をするでしょう。そうなればNTR展開にならない事だけは変わらないわ」
提督「馬鹿な……だが、不安に思って相談しちゃうぐらいはあるんじゃないか?」
ビスマルク「……もしそうしたとしても、服を脱いで体を確認とかはしてもらわないわよ。言葉で説明ぐらいね」
提督「くっ……馬鹿な!!信じられん!!」
長門「提督、失礼する。少し話があるのだが」
提督「長門!!お前好きな人はいるか!?」
長門「なぁっ……!?」ボンッ
提督「いるのか!?」
長門「ど、どうしてそんなことを聞くのだ!?」カオマッカ
提督「大事なことなんだ!!頼む、答えてくれ!!」
長門「あぁ……うぅ……くっ……い、いるぞ……///」モジモジ
提督「よし、ではそいつと君が結婚したとしよう!!」
長門「!!??」
提督「しかしある日、夫がいない間に中年の上司が家にやってきて、夫から君との夜の生活に不満を持っていると言われた」
長門「えっ……」
提督「そして上司が君たち夫婦のために何かしてやりたいと言ってきた。どうする!?」
216: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/24(月) 03:11:38.44 ID:svoCeRVr0
長門「ほ、本当にどうしたのだ!?どうしてそんなことを……!?」
提督「大事なことなんだ!!頼む、長門……!!俺の、魂をかけた戦いなんだ……!!」
長門「……!!……分かった。いや、よくわかりはしないのだが、とりあえず貴方にとって大事な問であることは分かった」
提督「長門……!!」
長門「全力で答えさせてもらおう。……そう、だな。 例えば、夫の好みを聞くとかだな」
提督「なるほどな……では、例えば自分の体が魅力的か不安を覚えていたら、そのことを確認してもらったりするか?」
提督「そこで触られて感じてしまい、雰囲気に流されて性技を仕込んでもらったりはどうだ?」
長門「なに!?まさか!!そんなことはするわけない!!」
提督「なん……だと……」
長門「第一、そんなの浮気ではないか!!それにいくらアレがあまりうまくないからと言って、他人とそういうことをされるよりはずっとマシだろう!!」
提督「そ、そうだ!!」
提督(……だが、それをちゃんと分かっているだと!?)
長門「て、提督……まさか、貴方は私がそんなことをするとでも思っていたのか……!?」ウルッ
提督「いや、違う!!違うぞ!!」
長門「ではなんでそんなことを聞くのだ……!?納得のいく答えを言ってもらう!!」
217: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/10/24(月) 03:12:59.58 ID:svoCeRVr0
提督「……ふ、不安になったんだ」
長門「……不安?」
提督「分かっていても言葉で確認したい時があるだろう……?」
長門「……」
提督「……すまない、俺は今、少し不安定なんだ。理由は分からないのだが。本当に申し訳ない」
長門「……提督。一体何があったというのだ?普段の貴方からは全く想像がつかない状態だぞ」
提督「……分からないんだ。すまない」
長門「……私にできることがないだろうか?この長門、貴方のためにならできることは何でもする」
長門「だから、もっと私を頼りにしてくれていいのだぞ?私もその方が嬉しい」
提督「長門…… ありがとう。だが、今は大丈夫だ。いつか助けが必要になったら頼らせてもらおう」
長門「っ……!! ……分かった」
提督「本当にありがとう。……それで、話というのは何だ?」
長門「いや、また今度にする。今はそれどころじゃなさそうだからな。では、失礼する」
提督「そうか、分かった。ありがとうな。じゃあまた後で」
ビスマルク「……ほらね?分かったかしら?」
提督「ああ、ここは俺の負けだ。だが、まだだ。まだ終ってない」
223: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/11/15(火) 00:47:35.98 ID:XXFqbfN20
提督「……よし、では次にいこうか。……教師とは聖職だ。未熟な子供たちに、一人前の大人になるための術を教える者たちだ」
ビスマルク「……そうね」
提督「しかし、世の中にはそんないたいけな少女を欲望のままに貪るような輩がいる……!!」
提督『そして哀れな少女たちも調教され、快楽に溺れ、取り返しのつかない娼婦になってしまう!!たとえばこんな感じだ!!』
~
川内『提督ー!!』
提督『……川内、戻ったか』
川内『ただいま!!大勝利だよ!!』
提督『うむ、素晴らしい。だがな……』
川内『ん?なに?』
提督『朝四時に叩き起こすのは止めてくれ……』
川内『えー!?愛しの川内ちゃんが戻ってきたんだよ!?もっと喜びこそすれ、それは酷いんじゃないの!?』
224: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/11/15(火) 00:48:20.16 ID:XXFqbfN20
提督『もちろん嬉しいが、眠気には勝てぬ……』
川内『もう!!』
提督『ほら、おいで』グイッ
川内『おお!?』ボスッ
提督『一緒に寝よう』
川内『んっ仕方ないなぁ……すごく暖かい』
提督『君のために温めておいたんだよ』
川内『そっか。ありがとね、提督……』
川内《暖かい布団の中ですぐにまどろむ。ふわふわしていて、とても気持ちがいい》
川内《提督と付き合い始めて一ヵ月ほどたつ。夜戦帰りはこうするのが習慣になった》
川内《布団の柔らかさと提督の温もりと匂いに包まれて眠りに落ちていく。至福の一瞬だ》
225: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/11/15(火) 00:49:13.81 ID:XXFqbfN20
~
提督『……だい、起きろ。川内』ユサユサ
川内『んっ……提督?』モゾモゾ
提督『そうだ。そろそろ時間だぞ。食事と身支度を済ませておけ』
川内『時間……?ああ、あれか』
提督『そうだ。教育プログラムだ』
川内『【学校】ね、分かった。……あと5分』
提督『駄目だ』
川内『ケチ……じゃあおはようのキスは?』
提督『!……』チュッ
川内『んっ……よし、目が覚めた』
提督『食事は運んである。シャワーも使っていいぞ』
川内『ありがとうね、提督』
川内《今日から教育プログラム、通称【学校】が始まる。これは、勝利は目前の戦況を踏まえて政府から戦後に向けての、艦娘の復員支援のプログラムだ》
川内《私達艦娘は、本来なら学校に通っている年齢だ。けど、前線で戦っているのだから一般の学校で学ぶようなことを学んでいない》
川内《このままでは戦後に困るということで、年齢的に必要な学力を【学校】で獲得する。そして、終戦後に一般人たちと同じ学校へ戻ることができるようにするらしい》
川内《正直、私はそこまで学校に行きたいわけじゃない。どちらかといえばこのまま軍に残って提督を支えたい》
川内《しかし、普通の生活を体験してからでも遅くないという提督の助言で、とりあえず行ってみることにした》
川内『もぐもぐ……おいし』
川内《まあ、それなりにやっていくとしようか。そろそろ12時だ。夜戦に出ていた私は午後から参加なのだ》
川内『神通たちが午前から受けてたっけ。話を聞いてみよ』
226: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/11/15(火) 00:50:04.28 ID:XXFqbfN20
~
川内『ただいま!!』
提督『おお、川内、お帰り。どうだった?』
川内『んーまあまあかな?数学とかは簡単だけど理化社会が意味不明だよ……あんなの知らなくても問題ないでしょ』
提督『そんなことない。雑学が増えるぞ』
川内『そんなの欲しくないし……』
提督『まあ、そう言うな。俺も学生の頃はそう思っていた。皆が通る道だ』
川内『んー……』
提督『ほら、頑張った川内へプレゼントだ。これをあげよう』
川内『間宮アイスじゃん!!いいの!?』
提督『その代わり授業をがんばれよ』
川内『うん、頑張るよ!!だから、あーんして?』
提督『しょうがないな……ほら、あーん』
川内『あむ……んー!!おいし!!』
提督『ほれ、もう一口』
川内『はむ!ほうだ、へいほふほはへはほ(そうだ、提督も食べなよ)』
提督『え、何だって?んっ』
川内『んちゅ……れろれろれろ……はぁ、おいしかった?』
提督『……今まで食べてきた物の中で一番だ。もう一口頂こうかな』
227: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/11/15(火) 00:51:55.92 ID:XXFqbfN20
川内『どうしようかな~ あむ!?んふぅ!!ん……』
川内《提督に口の中へアイスを突っ込まれる。そして間髪入れずに唇が重なって、入ってきた舌が私の口の中のアイスを舐めとっていく》
提督『……癖になりそうだ』
川内『しょうがないにゃぁ……いつでもやってあげてもいいよ?』
提督『頼もうか』
川内《提督と一緒にいるときが一番安心する。この人のことが世界で一番好きだ。そんな人と両想いになれるなんて、私は何て幸せ者なのだろう》
川内《そんな提督が私に普通の生活を知ってもらいたいなら。とりあえず体験してみるのも悪くはないかも》
川内《あまり気乗りしなかったけど、学校頑張ろう。一番の成績をとって提督に喜んでもらうんだ》
~
ゴリマッチョ『ほぅ……アレが艦娘か。美人だらけじゃねえか。軍隊は見た目で採ってるんじゃないか?』
ゴリマッチョ《体育科の教師として鎮守府で教えろと言われた時はどうなるかと思ったが、こいつはついてるな》
ゴリマッチョ《今まで何人もの女子生徒を喰ってきたが、これほどの上玉はそうそう見たことねえ》
ゴリマッチョ《とりあえず今のうちはまだ値踏みの段階だな。いただくときが楽しみだ》
ゴリマッチョ『時間か……全員集合!!これより体育の授業を始める!!』
『『『『はい!!』』』』
ゴリマッチョ『まずは基礎体力テストからだ。お前たちの体力を見させてもらう!!』
『『『『はい!!』』』』
228: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/11/15(火) 00:53:06.94 ID:XXFqbfN20
~
川内『提督!!聞いて聞いて!!』
提督『ん?お帰り川内。どうしたんだ?』
川内『ただいま!!あのね、提督。私、陸上の大会に出るかもしれない!!』
提督『何?どういうことだ?』
川内『なんか体育の先生がね、有名な陸上の先生だったんだ。それで体力テストの時、50m走やった後に100m走も走ってみろって言われてね?』
川内『だから走ったら、陸上の才能があるって言われたんだ!!それで、次の全国大会を目指してみないかって言われたの!!』
提督『なんとまあ!けど、お前はまだ艦娘だぞ?許可は下りるだろうか。それにそういう大会に出るには実績がないとダメなんじゃないか?』
川内『それがね、なんか偶然プログラムの視察に来てたお偉いさんたちが見てたらしくてね』
川内『海軍のイメージアップにちょうどいいって許可出してくれたんだ。陸上の人も先生の推薦であれば特例で許可するって』
川内『だから出ようと思えば出られるよ!!すぐに提督にも連絡が来ると思う』
提督『そうか、分かった。川内は出たいのか?』
川内『もちろん!!……これで優勝したら、きっと私も胸を張って提督の隣にいられるようになるから』
提督『川内……?』
川内『もちろん誰かにそう言われたわけじゃないよ?けど、やっぱり金剛さんとかと比べると私ってさ、釣り合ってないかもって』
提督『そんなことない!気にするな』
川内『気にしないようにしたいけどさ、やっぱ無理だよ。けど、優勝できればそれが私の自信になるから』
川内『だから、応援してくれると嬉しいなって。……ダメかな?』
提督《正直に言って、川内がそう考えていることが納得できないというか……悲しい気分になる。けど、それが川内にとって重要なことならば……》
提督『……もちろん応援するよ。頑張れ』
川内『提督……!うん、頑張る』ダキッ
提督『……』ナデナデ
229: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/11/15(火) 00:54:23.37 ID:XXFqbfN20
~
ゴリマッチョ『よし、今のはなかなかよかったぞ。その調子でいくんだ』
川内『はい』
川内《あれから数週間。私は【学校】で授業を受け、放課後は夜まで練習に打ち込んだ》
那珂【えー!!それってもう普通の人と変わらない生活じゃん!!いいなー!!】
川内《那珂たちはそう言ってうらやましがるけど、私はあまり楽しいとは思わなかった》
川内《戦場で戦っているときの高揚感、特に夜戦の時のあのゾクゾクした感じが懐かしい。生きるか死ぬか。うっとりする》
川内《最初の頃は新鮮でよかったけどね。でも今は、退屈な勉強に毎日のように繰り返される練習。もううんざりだ。何の楽しみもない》
川内《タイムが少しずつ上がってきてもそこまで嬉しくはない。なんでこんなことに打ち込む人が大勢いるのか》
川内『提督のためじゃなきゃ、こんなことやってられないや……』ボソッ
ゴリマッチョ『……』サワッ
川内『きゃあ!?』ビクッ
川内《いきなりお尻を触られた!!振り向くとコイツがいた》
川内『っ!!やめて!!』
ゴリマッチョ『勘違いするな。これはお前の筋肉を調べているだけだ』
川内『何言ってるの!?こんなのセクハラじゃん!!』
ゴリマッチョ『違う。俺はお前が真剣に取り組んでいるのを見て、できる限りのことをしてやろうと思っただけだ』
川内『なにそれ!!意味わかんないから!!』
ゴリマッチョ『ふん、まあいい。片付け終わったら俺の部屋に来い。それと教師に向かって話すときはちゃんと敬語を使えよ』
川内『チッ』
川内《最初の頃は気がつかなかったけど、コイツの私を見る目は獲物を見定めているようで気に食わなかった。いやらしい目で胸やらお尻やら脚を見てくるし!》
川内《とうとう本性を現したか、このエロオヤジめ!次やったら許さないから!》
230: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/11/15(火) 00:55:16.83 ID:XXFqbfN20
~
ゴリマッチョ《やれやれ、一番センスがあるうえに美人だったから選んだが、性格に難ありだったな》
ゴリマッチョ《だが、そんなじゃじゃ馬を堕とすのもまた醍醐味だ。予定通り今日にでもしかけるか》
~
川内『……』コンコン
ゴリマッチョ『入れ』
川内『失礼します』ムスッ
ゴリマッチョ『教師に随分な態度だな。筋肉を確認しただけだと言ったろうが』
川内『どうだか。セクハラ教師にはこれで十分でしょ?』
ゴリマッチョ『まったく。ともかく、ほれ。これが全国大会の詳細の書類だ。ちゃんと確認しておけよ』
川内『……分かりました』ブスッ
川内《ちょうど一か月後か……うえ、明後日から大会まで合宿!?》
川内『合宿って……聞いてない!!』
ゴリマッチョ『今頃、他の選手たちはみんな合宿や激しい練習に打ち込んでいるんだ。夏休みだからな』
ゴリマッチョ『それに、お前はここでしか走ったことがない。ちゃんとした競技場の雰囲気にできるだけ慣れてもらう』
川内『きょ』
ゴリマッチョ『もちろん許可は取ってあるからな』
川内『っ……!!』
231: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/11/15(火) 00:55:58.99 ID:XXFqbfN20
ゴリマッチョ『それと川内、マッサージしてやるからジャージを脱げ』
川内『はぁっ!?何よマッサージって!!絶対セクハラ目的でしょ!!』
ゴリマッチョ『馬鹿を言うなよ。さっき確認したがやはり筋肉が固まってる。そのままじゃ怪我するぞ』
川内『っ!!でも……』
ゴリマッチョ『ふん、そうか。俺はお前が真剣に頑張るから見てやっているのに、やれセクハラだのでもだの。もういい』
川内『!』
ゴリマッチョ『才能はあるがそんな態度じゃもう無理だ。お偉いさん方に話をして、このことはなかったことにしてもらう』
川内『!!』
川内《そんな……それだけは駄目!!提督だって応援してくれているのに!!》
川内『ま、待って!』
ゴリマッチョ『……なんだ?』
川内『分かった!マッサージ受けるから!』
ゴリマッチョ『セクハラだの言われるのはこりごりでな』
川内『っ!!……す、すみませんでした。お願いですからこれからもよろしくお願いします……』ペコリ
ゴリマッチョ『……はぁ、仕方がない。ならこれからも指導してやろう。ただし、俺の指導にはちゃんと従えよ?』
ゴリマッチョ『今回の件では俺のメンツもかかってるんだ。これで無様な成績を残したりすればこれからに響く』
川内『分かりました……』
232: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/11/15(火) 00:58:22.39 ID:XXFqbfN20
~
川内『くっ……ふぅ……』ピクン ピクン
ゴリマッチョ『こわばっているぞ、リラックスしろ』グイ グイ
川内『っ!!はぁ……』ビクッ
川内《何がリラックスしろだ……際どいとこばっかり触って……ほとんどお尻どころか、一番大事な所に触りそうじゃん……!!》
川内『んっふぅ……』
川内《っ!!もし触ったら、問答無用で殴り飛ばしてやるっ……!!》
ゴリマッチョ『どうだ、気持ちがいいだろう?そうやって素直に俺の手を受け入れろ』
川内『はぁ……はぁ……き、気持ちよくなんか……くぅ……ないから……』ピクン
ゴリマッチョ『……強情な奴め。次は仰向けになれ』
川内『は、はい……』ゴロン ギシリ
ゴリマッチョ『よし、いくぞ』グニグニ
川内『はぁ……つぅ……』
川内《胸……揺れちゃう……こんな……熱いよ……》
川内《扇風機だけじゃなくて……クーラーつけないの……?汗で濡れて……ウェアが引っ付いて……気持ち悪い……》
川内《なんか頭がぼぅっとしてきて……でも体が敏感になってきて……すごく変な気分》
川内《こんなエロオヤジに全身まさぐられてるのに……気持ち悪いのに……気持ちいいなんて……おかしいよ……》ゾク
233: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/11/15(火) 00:59:07.15 ID:XXFqbfN20
ゴリマッチョ『……川内、お前』ズル
川内『えっ?』プルン
ゴリマッチョ『感じているな』ニヤリ
川内『なっ……!?』カァッ
川内《ボーっとしていた所を突然レーシングトップを上にずらされる。胸を丸出しにされた》
ゴリマッチョ『ほう……発展途上にしてはなかなか……こんなに乳首をたたせて、俺は真面目にマッサージしてやっていたというのに』モミモミ
川内『は、離せ変態!!っ!?』
川内《て、手が足で抑え込まれていて動けない!?そんな……このままじゃ!!》
川内『どけぇぇぇぇ!!』ジタバタ
ゴリマッチョ『お前らが、艤装とやらを展開していなければ身体能力が普通の人間に戻るのは知っているんだよ』
川内『こんなことして、ただで済むと思ってるの!?』
ゴリマッチョ『勘違いするなよ?これも指導だ。性欲がたまってたら集中を妨げる。だから俺が一肌脱いで発散させてやろうってんだよ』クリクリ
川内『ひゃんっ!!やっ……やめっ……ぇ……!!』ビクン
川内《か、体に力が入んない……!!いつの間にこんな体が……まずい、こんなの……!!》
川内『あっあん……ふぅ……んぁ……!!』
ゴリマッチョ『気持ちいいみたいだな?だんだんと大人しくなってきやがって』
川内『ち、違う!!そんなんじゃ……あん!』
234: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/11/15(火) 01:00:20.31 ID:XXFqbfN20
ゴリマッチョ『さて、もっと女を悦ばせるのには、やはりこれしかないな』ボロン
川内『!?』
川内《な、なにそれ……男の人のあれって、そんな大きくなるの……?わ、私で興奮してるの……?》
ゴリマッチョ『初めて見るのか?まあそうだろうな。よく見ておけ。これがお前を子供から女にするんだ』
川内『……』ゴクリ
ゴリマッチョ『お前の胸なら挟めそうだな。ほれ、ついでに男を悦ばす技も教えてやろう』ピト ギュッ
川内《クソオヤジは私の胸の谷間にあれを挟むようにした。そして私の胸を左右から谷間を作るように押し付け、あれを圧迫するようにする》
川内《胸に感じる熱いモノ、それはぬめっていて、とても臭い。汚い、穢らわしい。そんなものが、私の胸に挟まれてる……》ゾクゾク
川内『な、なにを……』
ゴリマッチョ『ほら、こうして挟んで胸で扱く。これがパイズリだ。今は俺が動いてるが本来はお前が動いて扱くんだからな』ピタンピタンピタン
川内『うぅ……ふぅ……こ、これが……?』ドキドキドキ
川内《肉と肉がぶつかる音が響く。か、体がおかしい……こんなの変だ……あそこが疼く……》キュン キュン
川内《これが……エッチなの……?こんな大きいのが……あそこに入るの……?》
川内《そ、そんなことされたら……私……どうなっちゃうの……?》
ゴリマッチョ『ふんっふんっ』ピタンピタン
235: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/11/15(火) 01:02:27.94 ID:XXFqbfN20
川内『!!』ピト
川内《先生のアレが私の唇に触れた。何か熱い、とても臭い液体が唇にくっつく。私、今あれにキスしちゃったんだ》
ゴリマッチョ『いいぞぉ……まずは一発目、浴びせてやる!!うぅ……!!』ビュルルルル ギュッ
川内『うあっ!!ぷはっ、あっ、くぁああああ!!』ビチャ ビクンビクン
川内《白いどろりとした液体が先端の穴から吹き出てきた。顔一面に飛び散って、口にまで入ってくる》
川内《汚された。けど、なぜかその事実が私を変に興奮させた。先生のが私の口に……酷い味、酷い匂い。これが男の人のせいえきなんだ……》
川内《初めてする男の人とのエッチなこと。自分がそれをしていて、相手の男の人をイかせたという事実が私を興奮させる》
川内《それに加えて、強くつままれた私の胸の先端が鋭い痛みと焼き切れるくらいの快感を伝えてきた》
川内《気がついたら、イっていた。頭の中が真っ白になっている。今までに感じたことのない感覚に意識が飛びかける》
川内『あふぅ……はーっ……はーっ……』ピクンピクン
ゴリマッチョ『強引にパイズリされて、乳首を抓られ、顔射されてイくか。お前はかなりのマゾだな』
川内《嘘だ……こんなこと……私は、マゾじゃない……!!》
ゴリマッチョ『よし、次は本番だ。お前をメスガキから女にしてやる』ギシッ
川内『や、やだぁ!もう、やめて……!!』バッ
川内《こいつがどいて動けるようになる。私は少し戻った理性で逃げることを選択した》
川内《私の好きな人は提督だ。こういうことは提督としたい!!絶対にこんな筋肉ダルマのエロオヤジなんかとなんていや……!!》
236: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/11/15(火) 01:04:04.46 ID:XXFqbfN20
ゴリマッチョ『初めてなのにバックがいいのか?まったく。マゾなうえに変態か』ガバッ ガシッ グリグリ
川内『やぁ!ちがうっ……!!』
川内《けれど力が入らない。這って出口まで逃げようとするけど、ベッドから逃げる前にのしかかられてしまう》
川内《勃起したこいつのアレがレーシングショーツ越しに私のお尻に押し付けられる》
ゴリマッチョ『ほら、川内。もう少し腰を浮かせろ』グイッ
川内『んはぁ……ふぅ……!!』
川内《ランニングパンツがずらされる。あそこが丸見えになってる。こんな奴に見られちゃった……》
川内『そんなモノ押し付けるなぁ……!!私はそんなの入れられたくない……!!初めては提督とだもん……!!』
ゴリマッチョ『好きな奴がいるのか?だが認めろ、川内。お前の体はこれを入れられたくてたまらないんだよ。その証拠に大洪水じゃないか』ネチョ ネチョ トロリ
川内『ふぅ……!!くぅ……!!』ピク ピク
ゴリマッチョ『川内、これは指導だ。ここで終わらせればお前はさらに悶々として今まで以上に練習に身が入らなくなるだろう』
ゴリマッチョ『そうならないためにも、ここで俺とセックスして性欲を解消しないといけないんだ。そうしなきゃ全国大会で戦うことは不可能だ』
川内『はぁ……はぁ……』
ゴリマッチョ『それにな、これはお前とその提督とやらのためでもある』
川内『何言って……』
ゴリマッチョ『処女ってのは嫌われるんだ。痛がったり手際が悪かったりして面倒だからな』
川内『……!』
ゴリマッチョ『だからここで俺がお前をそういう意味でも指導してやる。そうすればきっとそいつとのセックスでもうまくいくぞ?』
川内『……』
ゴリマッチョ『俺はお前の教師だ。お前がどう思おうと教師に従うのが生徒だろう。俺のいうことは聞かなくちゃならん。殺気もそういったはずだ。……あとは分かるな?』
237: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/11/15(火) 01:05:16.78 ID:XXFqbfN20
川内『はぁ……はぁ……』
川内『っ…………』クイッ
川内《何が決定打となったのかは分からない。優勝の為?提督の為?先生の言うことだから?それとも……》
川内《ホントは、期待してたから?》ドクン ドクン
ゴリマッチョ『そうだ、それでいい。お前は俺の指示に従っていればいいんだ』ツプ グッ ズブッ ヌププププ
川内『っ……うっ、ぎぃ……はっあぁ!!うぁああああっ!!』ビクンビクン
川内《先端が当たるのを感じた。ぬるりとそれが私の中を押し開きながら入ってくる。一瞬の痛み、だけど、それよりも興奮が勝る》
川内《そしてそれが私の体の奥へ到達した。こんっと叩かれたような感じ。熱い異物感がソレを自覚させるさせる》
ゴリマッチョ『処女喪失おめでとう。これでお前は俺の女だ』モミモミ クチクチ
川内『なっはぁん!!ああ!!くぅ……!!』
川内《手で胸とクリトリスをいやらしく責められる。頭が飛びそうだ。おかしい、ヤバイ、このままじゃ……》
ゴリマッチョ『よし、そろそろ動き始めるぞ。お前の中を俺の形にしてやる』ズップズップズップ
川内『んっ!!あっ!!あぁ!!やぁ!!』パンパンパン
川内《激しく突かれ、理性が消し飛ぶ。ただこの快楽が欲しい。もっと、もっと!》
川内《先生は私の理性が消え去った後もずっと激しく腰を打ち付けてきた。まるで、私に自分を刻むこむように》
ゴリマッチョ《このよがり具合、こいつはもう堕ちたな》ニヤリ
ゴリマッチョ『俺ばかりに任せるな。お前も腰を使え。ピストンするだけじゃなくて円を描くようにしてみろ』
川内『はぁん!!あっ!!あっ!!あぁん!!』グリン グリン
ゴリマッチョ『そうだ、いいぞ。だが、忘れるなよ川内。これは指導だ。ちゃんと返事しろ』
川内『は、はいぃ……ありがとうございますぅ……んぁ!!』ゾクゾク
ゴリマッチョ『ほら、気持ちいいように動くんだ。相手に任せっきりになるな』
238: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/11/15(火) 01:06:21.49 ID:XXFqbfN20
川内『はぁい!!んはぁ!!あぁん!!』
川内《自分が支配されていくのを感じる。この人を悦ばせるために、指示に従う。私がこの人のモノにされていく》
川内『ふぅ……くぅ……いやぁ……だ、あっ、だめ、だ、んはぁああああ!!』ビクンビクン
ゴリマッチョ『イったか。……よし、次は騎乗位だ。俺が横になるから自分で入れてみろ』
川内『あぁ……はぁ……』ピクンピクン
ゴリマッチョ『ほら、休んでる暇はないぞ。早くしろ』
川内『はい……んぅ……ふぅう!!』ツプ ズブブブブ
ゴリマッチョ『よし、この体位はお前がメインで動くんだ。やってみろ』
川内『はぃ……んふぅ……はぁ……あぁん……!!』ズリズリズリ
ゴリマッチョ『違う。もっとピストンを使え。こうだ』ヌボッヌボッヌボッ
川内『あぅ!!はぁん!!んぁあ!!』
川内《頭がおかしくなっちゃった。この人の指示に従うのがたまらなく気持ちいい。ぞくぞくする。興奮する》
川内《もっとしてほしい。もっと私を犯して、汚く穢してほしい。この人のモノにされるのが、従わされることが快感になる》
ゴリマッチョ『発情しきった顔だな。俺に犯されてよかっただろう』パンパンパン
川内『はい!』
ゴリマッチョ『ほら、こっちに倒れてこい。キスだ』
川内『はぁい!んふぅ……んちゅ、れろれろれろ、くちゃくちゃ』
ゴリマッチョ『この瑞々しい弾力のある胸に、引き締まった体。そしてこの締まり具合。最高だ……!!』
川内『ありがとうございますぅ……!!』キュン
239: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/11/15(火) 01:12:16.02 ID:XXFqbfN20
川内『っぁあ!!だ、駄目……またイっちゃう!!イっちゃう!!おかしくなっちゃう!!』
川内《淫らに絡み合い、新しく覚え込まされた快楽を求め続ける。激しい行為に、再び私の体が絶頂を迎えそうになった》
ゴリマッチョ『もう限界か?仕方ない、俺もイってやろう……もちろん中出しだ。嬉しいか?』
川内『はぁい!!』
ゴリマッチョ『よし、中で出されたら孕むかもしれんぞ?俺の子種でお前の卵子が受精するんだ』
川内『あぁん!!』
ゴリマッチョ『つまり俺はお前を征服する。お前に好きな人が居るとしても、それは俺になる。いいな?』
川内『そ、それはぁ……!!』
ゴリマッチョ『俺のモノになればこれからもこうして満足させてやる。だから俺のモノになれ。いや、お前が何と言おうとお前は俺のモノだ』
川内『あぁ!!はぁっ!!は、はいぃ!!分かりましたぁ!!私は、先生のモノですぅ!!』
ゴリマッチョ『よく言った!くっ……一番奥で……出してやる……ぞぉっ!』ビュルルルルルルルル
川内『あぁ、んふぁぁああああ!!ふぅぁああああ……!!』ビクンビクン
ゴリマッチョ『くっ……ふぅ……』ズルリ
川内『あん……はぁ……はぁ……』ピクンピクン
ゴリマッチョ『これは本当にできたかもしれんな。だがまだお前には妊娠してもらうわけにはいかない。あとでこれを飲んでおけ』ポイッ
川内『はぁい……』
ゴリマッチョ『さて、明後日からは合宿だ。明日中に準備を済ませておけよ。合宿中はつきっきりでサポートしてやる。ありがたく思え』
川内『ありがとうございますぅ……』
ゴリマッチョ『もちろん、マッサージもしてやるつもりだが、お前しだいだ。考えておけよ。あと、俺はポニーテールの方が好みだ』
川内『はぁ……はぁ……』
240: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/11/15(火) 01:13:50.85 ID:XXFqbfN20
~
提督《川内が全国大会出場とその直前合宿のために鎮守府を離れてから約一ヵ月、大会本番まであと数日だ》
提督《あいつのことだからケロッとしているのだろうが、心配なことに変わりはない。電話でもしてみるか。通じればいいが……》
提督《実は何回か電話したのだが一回も通じなかった。昼間は練習に忙しいのかもしれない。だが、夜にでもかけなおしてほしかったのだが……》
提督《まあ、練習に疲れてすぐに寝ているのだろう。仕方のない事だ》
提督《……あいつの声を聴きたい。大会を目指し始めたころから練習ばかりでまともに会話できていなかったからな》
提督『……』ピッ プルルルル プルルルル プルルルル プルルルル プルルルル
提督《……長いな。もう寝ちゃったかな……っ!!》
川内【も、もしもし?】
提督【川内、俺だ】
川内【っ……提督。どうしたの?】
提督【何、声が聞きたくなってな。最近、君も練習で忙しくてな】
川内【そう、なんだぁ……】
提督【川内?どうかしたのか?随分と苦しそうだが】
川内【そ、そんなことないよ……ちょっと今日の練習で、張り切り過ぎただけ。んっ……】
提督【そうか、ほどほどにな】
川内【あ、ありがとう……】
提督【川内、忙しいのは分かるが、たまには電話したりできると嬉しい】
川内【提督、私、た、大会に集中したいから、さ……っ】
提督【そうか、分かった…… そういえば、近くに新しいカフェができたんだ。今度戻ってきたら一緒に行かないか?】
241: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/11/15(火) 01:14:31.36 ID:XXFqbfN20
川内【……提督】
提督【なんだ?】
川内【私達、さ…… 別れよう】
提督【……何だって?】
川内【……別れよう】
提督【……っ!!すぅー、はぁー…… な、何故なんだ。いきなり、こんな……】
川内【私達、はぁっ、急ぎ過ぎたんだよ。もっと慎重に考えるべきだった……】
提督【意味が分からないぞ!】
川内【んぅ……ごめんね。もう切るよ。れ、練習と大会にぃ、集中したいからさ。もうかけてこないで】
提督【せ、川だ】ブツッ プープープー
提督『川内!?おい!!くそっ……いったいどうしたっていうんだ!!』
242: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/11/15(火) 01:15:04.09 ID:XXFqbfN20
~
ゴリマッチョ『よく言ったぞ、川内』クチュクチュクチュ
川内『んっはぁ……!!せ、先生……!!もうだめぇ……!!入れてください……!!』ピクンピクン シコシコシコ
ゴリマッチョ『いいだろう。ご褒美だ。ほら、足をあげろ』
川内『はい///……あぁ!!んはぁ!!』ツプッ ヌプププププ
ゴリマッチョ『くぅ……相変わらずいい締まりだ。この締まりといいすべすべの肌といい、やはり教え子を喰うのは止められんな』グリグリグリ
川内『んぁ……はぁ……うぅ……くぅ……』ギュッ
ゴリマッチョ『よし、ではご褒美本番だ。今日は提督と正式に別れて俺の女になった記念の日だからな。朝まで犯してやろう』
川内『あ、ありがとうございますぅ……んぁあ!!はあぁ!!あぁん!!』ズチュズチュズチュズチュ
243: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/11/15(火) 01:16:01.30 ID:XXFqbfN20
~
提督《今日、川内が戻ってくる。長かった。本当に長かった……》
提督《大会はテレビでも中継されていた。戦闘に臨むときのような真剣な横顔、スタートしてからゴールするまでの華麗な身のこなし》
提督《そしてゴールし、見事自分が新記録を出しての1位であることを知った時の、喜びの表情。本当に素晴らしかった》
川内【全部先生の教え方が良かったおかげです!先生にはとても感謝しています!】ニコッ
提督《インタビューの時の彼女の花のような笑顔。かつてそれが自分へ向けられていたころが懐かしい》
提督《複雑な気分だった。いまだに信じられないという気持ちがほとんど。理不尽な別れへの怒りと悲しみがそれなりだ》
提督『……!!』
提督《向こうから歩いてくる、スーツケースを引いた川内を見つける。いろいろと悩んでいたすべてが吹き飛んだ》
提督《川内は俺に気がつくと暫し迷った後、はにかんで見せた。目頭が熱くなるのを何とか抑える》
提督『川内、会うのは久しぶりだな。っていうかお前、髪型変えたんだな』
川内『提督、久しぶり。うん、そうだよ』
提督『そうか……まあ、お帰り』
川内『うん、ただいま』
提督『なんか大人びたな。本当に……』
川内『そうかな』
提督『……あの時のこと、話し合わないか?』
244: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/11/15(火) 01:16:41.85 ID:XXFqbfN20
川内『……いや、話し合うことは無いよ』
提督『っ…… いきなり、なんでなんだ?』
川内『言ったじゃない。私達、ちょっと急ぎ過ぎだたんだよ』
提督『……どうしてそう思ったんだ?俺はお前と一緒にいて楽しかった。それ以外に何もいらないってほどに』
川内『私も楽しかったよ。けど、世の中にはそれ以上に楽しいこともあるんだよ。私はそれを知ったの』
提督『それは何なんだ……!?』
川内『いろいろだよ……もうこの話は終わりにしよう。これ以上話し合っても意味ないよ』
提督『川内……』
川内『これから提督と私は、ただの上司と部下だよ。それ以上でも、それ以下でもない。帝国海軍の艦娘、軽巡川内として提督の命令に従います』
提督『……』
川内『私は、提督のことが嫌いになったわけじゃないから。だから、仲良くしてくれると嬉しいかな』
提督『……わかった。改めて、お帰り川内。これからもよろしく頼むぞ』
川内『はい、よろしくお願いします』ニコッ
245: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/11/15(火) 01:17:16.04 ID:XXFqbfN20
~
神通《姉さんは陸上の大会に出てから変わりました。もちろん、かつての面影は残っていますが、だいぶ大人っぽくなりました》
神通《夜に騒がなくなったし、普段の生活でも落ち着いている感じです。瑞鶴さんたちも感心しています》
神通《ですが、前まではずっと務めていた提督の秘書艦を全く務めなくなりました》
神通《提督との関係も少し違和感があるようです。別れたという話もありますが、何があったのでしょう……》
神通《そして、以前はまったく取らなかった休暇をよく取得するようになりました》
神通《休暇の間にはどこかへ行っているようなのですが、果たしてどこへ行っているのか……》
神通《ともかく、いい事か悪い事か一概には言えませんが、陸上の経験は姉さんに何らかの変化をもたらしたようです》
神通《姉さんは今でも陸上を続けています。週に3.4回ほど先生が来られて練習を見ていてくれているようです》
神通『姉さん、先生が来られましたよ』
川内『ホント?行かなくちゃ。じゃあ後お願いね、神通』ニコッ
神通『はい。……』
246: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/11/15(火) 01:20:02.70 ID:XXFqbfN20
~
川内『先生』
ゴリマッチョ『川内。ちゃんと自主トレはしたんだろうな?』
川内『もちろん。ほら……///』ズリッ ヴィィィィ
ゴリマッチョ『よし、いいだろう。えらいぞ』
川内『切なくて、おかしくなるところだった』トロン
ゴリマッチョ『それにしても、こんなものずっとつけていたとか救いようのない変態になったな』
川内『そうしたのは先生じゃん。セキニン、とってよね』
ゴリマッチョ『完全にメスの顔になったな。安心しろ。今日はたっぷり扱いてやるからな』グイッ ブチュッ
川内『はい、お願いします。……んちゅぅ///』ジュン
255: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/01(木) 22:10:41.91 ID:kjAOTdX90
~
提督「ははは、馬鹿みたいだ!好きなのは人じゃなくて快感だろう?女なんぞそんなものだ!」
提督「結局はそういうことだろう?恋愛感情なんてまやかしだ!ただの勘違いだ!だから対象がころころ変わる!」
ビスマルク「確かに好きな人は変わったりするわ。けど、それは決して人を好きという心が勘違いだからじゃない!」
ビスマルク「そして何より、こんなセクハラどころか強姦までするような奴に女性は靡かないわよ!」
ビスマルク「普通に警察へ通報とか……ともかく、そういうことになるわ!そうね、この場合には……」
256: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/01(木) 22:11:31.76 ID:kjAOTdX90
~
ゴリマッチョ『……川内、お前』ズル
川内『えっ?』プルン
ゴリマッチョ『感じているな』ニヤリ
川内『なっ……!?』カァッ
川内《ボーっとしていた所を突然レーシングトップを上にずらされる。胸を丸出しにされた》
ゴリマッチョ『ほう……発展途上にしてはなかなか……こんなに乳首をたたせて、俺は真面目にマッサージしてやっていたというのに』モミモミ
川内『は、離せ変態!!っ!?』
川内《て、手が足で抑え込まれていて動けない!?そんな……このままじゃ!!》
川内『どけぇぇぇぇ!!』ジタバタ
ゴリマッチョ『お前らが、艤装とやらを展開していなければ身体能力が普通の人間に戻るのは知っているんだよ』
川内『こんなことして、ただで済むと思ってるの!?』
ゴリマッチョ『勘違いするなよ?これも指導だ。性欲がたまってたら集中を妨げる。だから俺が一肌脱いで発散させてやろうってんだよ』クリクリ
川内『ひゃんっ!!やっ……やめっ……ぇ……!!』ビクン
川内《か、体に力が入んない……!!いつの間にこんな体が……まずい、こんなの……!!》
257: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/01(木) 22:13:17.05 ID:kjAOTdX90
川内『あっあん……ふぅ……んぁ……!!くそぉ!!放せええええ!!』ジタバタジタバタ
ゴリマッチョ《チッ、案外本気で抵抗してきやがるな。流石は軍人と言うところか?だが所詮少女だ。なんとでもなる》
ゴリマッチョ『川内、これは指導だ。ここで終わらせればお前はさらに悶々として今まで以上に練習に身が入らなくなるだろう』ガシッ
ゴリマッチョ『そうならないためにも、ここで俺とセックスして性欲を解消しないといけないんだ。そうしなきゃ全国大会で戦うことは不可能だ』グググググッ
川内『ふざけるなぁ!!何が指導だぁ!!』グググググッ
ゴリマッチョ『それにな、これはお前とその提督とやらのためでもあるぞ?』
川内『な、何言ってぇ……!!』
ゴリマッチョ『処女ってのは嫌われるんだ。痛がったり手際が悪かったりして面倒だからな』
川内『はぁ!?』
ゴリマッチョ『だからここで俺がお前をそういう意味でも指導してやる。そうすればきっとそいつとのセックスでもうまくいくぞ?』
川内『ふざけるなぁ!!提督はそんな人じゃない!!そもそも、好きな人以外とそんな事するわけないでしょ!!』
ゴリマッチョ『聞き分けのないやつめ!!俺はお前の教師だ。お前がどう思おうと教師に従うのが生徒だろう。俺のいうことは聞かなくちゃならん。分かるな?』
川内『知るかそんな事!!死んでもいや!!お前が言っていることは全部でたらめだ!!』
ゴリマッチョ『クソ、強情なメスガキが!!大人しくしていろ!!』
川内『やめろぉ!!放せ!!放してぇ!!』
川内《強姦魔は私の腕を強引に掴んでくる。鍛えていると言っても、同じく鍛えている大人の男に勝てるはずもなかった》
川内《奴は私の手を縛ると、今度は口に布を噛ませてくる。大声で叫んでいた私はされるがままに口を塞がれる》
258: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/01(木) 22:14:10.52 ID:kjAOTdX90
ゴリマッチョ『よし、これでいいだろう。さて、観念したらどうだ?』
川内『んーーーー!!んんーーーー!!ふーーーー!!ふーーーー!!』ギロリ
ゴリマッチョ『ふん、ベッドの支柱と手を結ばれては、いくら艦娘といえどもなにもできないようだな?』
川内『っ!!』
ゴリマッチョ『さて、大人の階段をのぼる時だぞ、ほぅ……生えかけといった所か』シュルシュル
川内《下着を下ろされ、一番大切な所が晒されてしまう。やだ……絶対……!!このままじゃ……助けて、提督……!!》
ゴリマッチョ『安心しろ。すぐにお前もコイツの虜になる』ビキィィィィン
川内『んふっ!?んん……!!んんーーーーーー!!』ブンブン
ゴリマッチョ『涙流すほど嬉しいか?まあ俺ほどの巨根は、そうそういないだろうがな。ついでに言うと絶倫でもあるぞ』
川内『……!!』ギロリ
川内《よくも私にこんなことを……殺してやる……!!殺してやる!!》
ゴリマッチョ『よし……ではそろそろいただくとするか。……ふんっ』ガシッ ピトッ ズプン
川内『んっふぅ……!!っ……!!』ズキン
ゴリマッチョ『くっ、いい締まりだ……鍛えているだけあるな?今は痛いだろうがすぐに良くなる。楽しみにしていろ』
川内『……!!』キッ
川内《絶対に声をだしてやるものか……!!絶対に!!何があっても……!!》
259: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/01(木) 22:16:57.50 ID:kjAOTdX90
~
川内『……』グッタリ ピクン ピクン
ゴリマッチョ『ふぅ……どうだった?初めてのセックス……絶頂の感覚は?初めてにしてはイキやすかったが……』
ゴリマッチョ『よほど一人遊びが好きだったようだな?ははは!まあ、これからは俺が付き合ってやるよ』
川内『……』
ゴリマッチョ『頭がまわらんか?まあいい。だが忘れるなよ。お前は最後にはよがり狂っていた』
ゴリマッチョ『お前を女にしたのはこの俺だ。……安心しろ、俺に任せていれば大会も優勝させてやるし、これからも悦ばせてやる』
川内『……』チラッ
ゴリマッチョ『……誰かに言いふらしたりするんじゃないぞ?お前も自分の初体験が全世界に公開されたくはないだろ?』
川内『……』スッ
ゴリマッチョ『目を逸らす、か。ふん……まあいい。誰かのおさがりなんて知られたら大好きな提督に嫌われることになるぞ』
川内『っ』
ゴリマッチョ『分かったな?明後日は朝六時に正門に来い。車を出す』
川内『……』ツゥー
ゴリマッチョ『……遅れるなよ?じゃあな』ガチャン
ゴリマッチョ《一時はどうなるかと思ったが、なんとかなったな。合宿中に調教して俺の女にしてやろう!》
260: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/01(木) 22:19:00.60 ID:kjAOTdX90
~
川内『……』ツゥー
川内《強姦された。受け入れがたい事実を前に、涙があふれるのを堪えきれなかった。純潔は提督に捧げるはずだったのに……》
川内《穢された……絶対に許さない。何よりも、あんな奴に強姦されたのにイってしまった自分が許せない》
ゴリマッチョ『……遅れるなよ?じゃあな』ガチャン
川内『……!』バッ
川内《奴は出て行った。すぐにそこらにあったタオルで軽く体を拭く。何度擦っても汚れが取れない気がして……最悪の気分だ》
川内《適当に切り上げて、そして脱がされたユニフォームを素早く着た。流石に全裸で追いかけるわけにはいかない》
川内『報いを受けさせてやる……!!逃がさない……どこだ?どこに行った?』ガチャン ハイライトオフ
261: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/01(木) 22:22:18.64 ID:kjAOTdX90
~
神通『あ、先生、こんにちは。姉さんを探しているのですが、どこにいるかご存知ですか?』
ゴリマッチョ『神通だったな?川内は今ストレッチ中だ。悪いが用事なら後にしてやってくれ』
神通『そうですか。分かりました』
川内『……死ねぇ!!』バギッ
ゴリマッチョ『っ!?』
神通『なっ!?姉さん!?』
神通《ありのまま今起こったことを話すと、『すぐそこの曲がり角を飛び出て音もなく走り寄ってきた姉さんが、先生を本気で殴り飛ばした……』》
神通《何を言っているのか分からないと思いますが、私も何があったのかわかりません……》
川内『死ね!!死ねぇ!!』バキッ バキッ
神通『ちょっ!!姉さん!!待ってください!!どうしたというのですか!?』ガバッ
川内『放して神通!!こいつだけは!!こいつだけは殺さないとダメなの!!』ハーッ ハーッ
ゴリマッチョ『……』ピク ピク
神通『意味が分かりません!!止めてください姉さん!!このままでは本当に殺してしまいますよ!!』
川内『いいの!!殺すためにやってるんだから!!こんな奴!!よくも……ぶっころしてやる!!』
神通『姉さん!?っ、錯乱しきっているようですね……致し方ありません。御免!!』グイッ
川内『あっ!?ぐぅ……じ、神通……放……せ……!!』
神通『放しません!!一度眠って冷静になってください!!』
川内『うっ……てい……とく……』ガクッ
神通『……いったい、何がどうなっているの?』
262: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/01(木) 22:23:52.54 ID:kjAOTdX90
~
川内『っ!?』バッ
提督『起きた?』
川内『……? 提督?』
提督『君は何があったのか覚えているかい?』
川内『何が……あったのか…… っ!!』ビクッ
提督『川内!?』
川内『うっ……おえぇ……』ゲボッ
提督『川内!!大丈夫か!?』ダキッ ナデナデ
川内『おげぇ……げほっげほっ……うぅ……提督……提督!!』ガシッ
提督『川内、どうしたんだ……?』
川内『私……私、穢されちゃったよ……!!』グスグス
提督『!!??』
263: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/01(木) 22:26:51.50 ID:kjAOTdX90
~
ビスマルク「こうして無事に強姦魔は逮捕されて『めでたしめでたし』よ。まあ、めでたいと言えるかは微妙だけど……とにかく、過程が変わっても結論はそれ以外ありえないわ」
提督「馬鹿な……!!女は巨根と絶倫と快楽には勝てないんじゃないのか!?」
ビスマルク「……もし本当にそうならそもそも生身の男よりもそういう……あの、何て言えばいいのかしらね……」
ビスマルク「……そう!大人の玩具!ああいうののほうが良いに決まってるじゃない」
ビスマルク「そういう行為に大切なのは何よりもまず愛だから。好きでもない人としても何の意味もないわ」
提督「嘘だ!!ならなんで不倫やら略奪愛が存在するんだ!?」
ビスマルク「だから言ったでしょう?それはそういう下地があってこそのモノよ!!」
ビスマルク「そんなよくわからない、しかも汚い中年やらチャラい男やらなんかに何されようとも女性は靡かないわよ!!」
提督「何をっ!!」
川内「提督?今ちょっといいかな?」コンコン ガチャッ
提督「川内!!君は自分の先生が教育だとかいってセクハラしてきたらどうする!?」
川内「!?ホントにおかしなこと言ってるんだね……それで、何だって?」キロッ
提督「っ!?う、うむ……教師からセクハラされたらどうするって聞いたんだが……」
川内「……もちろん通報してやるに決まっているじゃん」
提督「なっ」
264: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/01(木) 22:29:24.14 ID:kjAOTdX90
川内「何か問題でもあるの?当たり前でしょ?それとも……何か別の答えが欲しかったの?」
提督「!? い、いや……そういう訳じゃ……」
川内「……ところでさ、次の作戦の準備は出来てるの?また攻勢作戦の指揮を執るんでしょ?」
提督「そ、それはもちろん順調に進んでいる。任せてくれ」
川内「作戦の資料、見せてもらってもいいかな?」ニコッ
提督「っ!! ……構わない。これがそうだ」ゾクッ
川内「ありがと。……」ジッ ペラ ペラ
提督「……」チラッ
ビスマルク「……」チラッ
提督「何か川内がすごい怖いんだが……」ボソボソ
ビスマルク「そんなの、あなたがおかしなことを言ってるからじゃない」ボソボソ
提督「おかしなことか……だが俺よりも簡単にNTRれる女の方がおかしいと思わないか?」ボソボソ
ビスマルク「……」
265: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/01(木) 22:31:31.38 ID:kjAOTdX90
川内「……うん!」
提督&ビスマルク「「!」」ビクッ
川内「さすが提督だね!やっぱ私なんかじゃ思いつかないぐらい良い作戦だよ!これを一から練り上げられるのは本当にすごい」
提督「そうか、そう言ってもらえるとありがたい」
川内「だからさ……すごい気になるんだよね。提督……本当に何があって、どうしてそんなおかしなこと言い始めたの?」
提督「え!?いや、それはだな……」
川内「……」ジッ
提督(なんて説明すればいいのだろうか……それに、よく考えたら川内は年齢的にはそう言うのはダメじゃないか……)
提督「っ……!!」
川内「……」ウルッ
提督「!? どうした川内!?」
川内「本当に……何があったの?教えてよ。きっと助けになるよ……?」ツゥー
提督「川内……?」
266: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/01(木) 22:34:48.80 ID:kjAOTdX90
川内「前まではすごくカッコよくて、とても頼りになるって思ってたのにっ!!突然おかしくなっちゃったじゃん……」ポロポロ
川内「よくわからないけど、何かあったのなら一人で抱え込まないで話してよ!!私は絶対に提督の味方だから!!」
提督「……」
川内「……そんなに私は頼りにならない?」ズキン
提督「そういう訳じゃないんだ。だが……」
川内「なら!!」
提督「……(年齢的に)君に話せない事なんだ、すまない」
川内「っ!!……そう、なんだ。……っく……ど、どうしてか、聞いてもいい?」ギリッ
提督「……君を巻き込むわけにはいかない」
川内「……分かった。じゃあ、失礼するね。……っ」 ダッ
提督「川内!!……」
ビスマルク「……まだ、納得できないの?」
提督「……この場合はそうなるのだろうな。ああ、川内も言った通りだ。通報だよな、ははっ……俺が、おかしいんだ」
267: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/01(木) 22:38:16.45 ID:kjAOTdX90
ビスマルク「だったら!」
提督「待て。……じゃあ、義父はどうだ?接する時間は長いし、そういう間違えが起こっても不思議ではないだろう」
ビスマルク「っ……」
提督「そう、こんな感じだ」
~
提督『では頼むよ、愛宕』
愛宕『はぁい、任せてぇ』
愛宕《私は愛宕。元艦娘で今は提督のお嫁さんになったわ。幸せな新婚生活を送っています。と言いたいところだけど、提督の仕事が忙しいのが残念ね……》
愛宕《結婚したのだからもう少し一緒の時間があってもいいと思うのだけど、今が一番大切な時だからってあの人は仕事にかかりっきり……》
愛宕《もちろん、終戦間際の今こそ気を引き締めてかからなくちゃいけないのは分かるんだけど……寂しい》
愛宕《子供が欲しいわぁって伝えても、今は忙しくて君一人に家事を任せっきりになってしまうからって断られちゃうし……》
愛宕《私の事を考えてくれてるってのはよくわかるけど、それでも悲しいわ……》
愛宕《夜の回数も最近凄く減ったし、私の事を心配してくれるのならもっと私の事を考えてこんな寂しい思いをさせないで欲しいわねぇ……》
愛宕《そんなことを考えながら家事をこなして、時計を見たらもうお昼前だった。お昼御飯を軽く済ませて準備をする》
268: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/01(木) 22:40:07.27 ID:kjAOTdX90
愛宕『さて、じゃあ私も行くとしましょうか……』
愛宕《これから向かうのは提督のお父さんの家。この前、倒れて救急車で病院に搬送されてしまったの》
愛宕《入院するほどではなかったけれど、夫に頼まれて完全に回復するまで私が週に一度お義父さんのところへ行くようにしたの》
愛宕《とても陽気で元気な人だったからまさか倒れるなんて思っていなかったわ。早く良くなってくれるといいのだけれど……》
~
義父『おお、愛宕さんか。どうぞどうぞ』
愛宕『はぁい、お邪魔しますねぇ~お義父さん』
義父『いやぁ~すまないねぇ……迷惑をかけてしまって……』
愛宕『いえ、そんなこと言わないでください』
義父『ありがたい。ささ、上がって上がって』
愛宕『失礼しまぁ~す』スタスタスタ
義父『……』ネットリッ
269: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/01(木) 22:42:38.97 ID:kjAOTdX90
~
愛宕《まず初めにたまった洗濯物を洗う。それが終わったら部屋を掃除して、終わった頃にはちょうど洗濯物を干す頃合い》
愛宕『ふん~ふんふんふん~』
義父『……』コソッ
愛宕『あら、電気のひもスイッチが上に上がっちゃってるわね……えい!えい!』ピョンピョン ユサユサ
義父『おぉ……』
愛宕『えい!よし、戻ったわね。さてさて、続き続きと』
義父『愛宕さん、いつみてもいい体をしている……』ボソリ
~
愛宕《全部終わったらお買い物に行って、帰ってきたらお風呂を洗っていつでも沸かせるように準備しなくちゃ》
愛宕『よいしょよいしょ』ゴシゴシ フリフリ
義父《おお、たまらん!あの大きな尻を鷲巣かみにしてやりたい。あんなに振って誘っているんじゃないか?》
愛宕『ふぅ……よし!』
270: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/01(木) 22:49:25.23 ID:kjAOTdX90
~
愛宕『ずずっ……ん、美味しい!義父さんがお風呂に入ってる間に終わらせられそうねぇ』
義父『愛宕さん、すまないが来てくれないかい!?』
愛宕『あ、はぁ~い!今行きますよ~』
愛宕《この声、お風呂からかしら?》
愛宕『お待たせしました、どうしましたぁ?』
義父『いやぁ、弱ったことに手が痺れて動かなくてね……背中を流してくれないかい?』
愛宕『背中ですか?分かりましたぁ』
義父『おお、ありがたい!』
愛宕《今日はズボンだし、靴下を脱いで裾と袖を捲れば大丈夫よね?》
愛宕『失礼しますねぇ~』
義父『よろしく頼むよ』
愛宕『はぁ~い……っ!?』
義父『うん?どうかしたかい?』ギンギン
愛宕『い、いえ……なんでもありませんよぅ?』
271: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/01(木) 22:50:10.38 ID:kjAOTdX90
愛宕《やだ、お義父さんの……たってる……気がついてない、訳ないわよねぇ……?》
愛宕『じゃあ洗いますよ』
義父『お願いするよ』
愛宕『……』ゴシゴシ
義父『あぁ~いいねぇ~』
愛宕『……はい、終わりましたよぉ』
義父『ありがとう。……おっと』
愛宕『どうしましたぁ?』
義父『ちょっと調子が悪いみたいだね……すまないが、全身をお願いできないかい?』
愛宕『えっ!?』
義父『頼むよ、手が思い通りに動かないんだ』
愛宕《それはちょっとだけど……でも、仕方ないわよね。病気のせいなんだし……困っているんだもの》
愛宕『……はぁい、わかりましたぁ』
義父『おお、ありがとう!では頼むよ」
272: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/01(木) 23:24:23.78 ID:kjAOTdX90
愛宕『じゃあ失礼しますねぇ……』
義父『……おっと、いやぁ申し訳ない。恥ずかしいところを見られてしまったね……愛宕さんほどの美人といるとちょっとねぇ……まあ、気にしないでね』
愛宕『あははは……はぁい……』
愛宕『……』ゴシゴシ
義父『あぁ~いいねぇ~』
愛宕《体を洗って、それから腕、脚を綺麗にする。そして……》
愛宕『……さすがにここはちょっとアレですよねぇ?動くようになりましたぁ?』
義父『うーん……ちょっと無理そうだ……頼めるかい?』
愛宕『そ、そうですかぁ、分かりましたぁ』
愛宕《……仕方ないわよね》
愛宕『……』ゴシゴシ
義父「ふぅ……」ピクッ ピクッ
愛宕『っ!?』ジッ
愛宕《やだ……これって……それにしても、大きいわねぇ……お年なのにちょっと意外……》ドキドキ ゴクリ
義父《おやおや、興味津々のようだね。息子は忙しくて、帰りが遅いどころか泊まり込むことも多いいそうじゃないか》
義父《この反応からして間違いない。愛宕さんは欲求不満だ。そうと分かれば……》ニヤッ
273: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/01(木) 23:24:51.28 ID:kjAOTdX90
~
愛宕《ちょっとアレだったけど入浴介助も無事に終わらせて、食事の準備もできた》
義父『おお、今日もおいしそうだ!本当にありがとう』
愛宕『うふふ、当たり前のことをしただけですよぅ』
愛宕《そして食事も終わって食後のお茶を入れる。さて、そろそろ帰らなくちゃ》
義父『今日も本当にありがとうね、愛宕さん』
愛宕『どういたしまして。そういってもらえて私も嬉しいですよ』
義父『……ところでだね、聞きたいことがあるんだが』
愛宕『はい?なんですか?』
義父『この前来てくれた時のことなのだがね』
愛宕『この前、ですかぁ?』
義父『息子の部屋の掃除をしてくれていた時だよ』
愛宕『あぁ、あの時ですかぁ……』ピクッ
274: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/01(木) 23:26:33.25 ID:kjAOTdX90
~
愛宕【へぇ~ここがあの人が子供の時に過ごしてた部屋なのねぇ……あら、アルバム。見ちゃいましょうかぁ~】スッ
愛宕【やぁん!可愛い~!……このころになると今の面影が出てくるわねぇ。……高校生の時のあの人ってこんな感じだったんだ】ペラ ペラ
愛宕【……もしこの世界が平和で、このころに会えていたら私達ってどうなってたのかしらねぇ】ボスッ ゴロン
愛宕【……この布団、あの人の匂いがする】クンクン
愛宕【……】ムラ
愛宕≪お義父さんは下だし。体の調子が悪いから上まで来たりしないわよね?≫
愛宕【……んっ】スルリ クチュッ
愛宕≪少しだけ……少しだけだから……≫クチュクチュ
愛宕【んっ……あなたぁ……寂しいよぅ……】
275: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/01(木) 23:30:21.69 ID:kjAOTdX90
~
愛宕『それで、あの時がどうかしましたかぁ?』
義父『愛宕さん、息子の部屋で何をしていたんだい?』
愛宕『っ!?えっ?そ、それは……もちろん部屋の片づけをしていただけですけど……?』ドキン ドキン
義父『……いや、隠さなくてもいい。実は見てしまってな……』
愛宕『……っ!!そ、その……あれは……』カァッ
義父『愛宕さん……息子とセックスはちゃんとしているのかい?』
愛宕『はい!?せっ……なんて言いましたぁ!?』
義父『セックスだよ』
愛宕『そ、そんなこと……!!』ボンッ
義父『あれは何かに夢中になると他を疎かにするからね。愛宕さんに寂しい思いをさせているだろう』
愛宕『っ……』
義父『あんな風に儂がいるところで自慰してしまうほど溜まっているのだろう?だからね、愛宕さん』
愛宕『な、なんですかぁ……?』
義父『儂に愛宕さんを慰めさせてくれ』ガシッ
愛宕『な、何を言っているんですか!?駄目ですよそんな事!!』
義父『愛宕さんだってその気があるからああしてこの家でオナ○ーしていたんじゃないかい!?』ガバッ
愛宕『違います!!ちょっ!!やめてください!!』
義父『ここまで来てしまったら止められないよ!!ぶちゅ』
愛宕『んふぅ!?んー!!』
義父『じゅるじゅる……』モミモミ クチュクチュ
276: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/01(木) 23:31:14.49 ID:kjAOTdX90
愛宕《お義父さんに強引に押し倒され、キスされて舌をねじ込まれる。手がお尻と秘所を愛撫してきた》
愛宕《経験の差なのかしら?夫よりも上手くて、あっという間に体ができあがってしまう》
愛宕《……もともと溜まっていた私は、久しぶりの快楽に抵抗する力を奪われてしまった。そしてついには……》
義父『ほれ、見てみなさい!!こんなにはしたなく濡らして……大洪水じゃないか!!』クチュクチュ
愛宕『あぁん!!ダメです!!止めてくれないと!!私……っぁああああ!!』ビクンビクン プシャッ
義父『盛大にイったね。見事な潮吹きだったよ』
愛宕『あぁ……ふぅ……』
義父『さて、では本番といこうか』
愛宕『そ、それは本当に駄目です!!』
義父『頼むよ愛宕さん、一回だけだ!!一回だけ!!このままじゃ生殺しでおかしくなってしまう!!』
愛宕『あの人に言いますよ!?』
義父『そんなことをしたらあいつも悲しむぞ!!儂とはもちろん絶縁するだろうし、裏切られたと感じたあいつは愛宕さんとも離婚するかもしれない!!』
277: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/01(木) 23:31:50.21 ID:kjAOTdX90
愛宕『そんな……止めてください!!お願いですから……!!』
義父『嫌よ嫌よも好きのうちというだろう?抵抗しなかった愛宕さんも実は望んでいたんじゃないかい?』
愛宕『そんな事……っはぁああ!!』ズプププ
義父『おふぅ……なんという締まり……まるで処女じゃないか……!!こんな別嬪さんとできるなんて男冥利に尽きるわい!!』
愛宕『抜いてください!!っはぁん!!』
義父『ほれ、儂のは息子より大きいだろう?上書きしてやろう。きっとあれじゃ満足できなくなるぞ』パンパンパン
愛宕『いやぁああああ!!』
義父『元はと言えば愛宕さんを顧みないアレが悪い。ほら、素直になりなさい』ズッチュズッチュ
愛宕『止めてええええ!!』
278: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/01(木) 23:32:40.77 ID:kjAOTdX90
~
義父『……どうだい、愛宕さん?』パンパンパン
愛宕『はぁい!!気持ちいですぅ!!』
義父『ふぅ……くぅ……出るぞぉ……!!』ビュルルルル
愛宕『ぁああああん!!っぷはぁ……はぁ……はぁ……』ビクンビクン
義父『愛宕さん』
愛宕『……はぁい』
義父『これからは来る日を増やしなさい』
~
提督『大丈夫かい、愛宕?』
愛宕『大丈夫よぉ』
提督『親父を気にかけてくれるのは嬉しいけど、君の負担を増やしたくない』
愛宕『むしろ週に一度の方が一度にやることが多くて大変よぅ。ほら、夏休みの宿題とかもそうでしょ?』
提督『なるほど……それもそうだな。じゃあよろしく頼むよ』
愛宕『任せておいて!』
~
義父『どうぞ』
愛宕『失礼します。……んふぅ!?むちゅ……』
義父『じゅるじゅる……れろれろ……』カチャカチャ スッ
愛宕『んっ……脱がされちゃう……こんな、玄関でですかぁ?』スルリ パサッ
義父『愛宕さんも期待していただろ?』ギンギン
愛宕『もぅ……んはぁ///』ヌプププ
279: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/01(木) 23:34:21.81 ID:kjAOTdX90
~
提督『悪いな……よほど苦労を掛けているみたいだ』
愛宕『大丈夫よぉ。どうせあなたが帰ってくるまでやることもないし、ならお義父さんの所に行った方が何かあった時も安心でしょう?』
提督『ああ、本当にありがとう』チュッ
愛宕『んっ……いってらっしゃい』
~
愛宕『んちゅ……じゅるじゅる……んぐぅ!!』
義父『おふぅ……っはぁ……よし、そろそろこっちの準備もできたか』ズプッ
愛宕『こくん……あっ……本当にそっちでするんですかぁ?』
義父『癖になるぞ?』
愛宕『う~ん……』
~
愛宕『あんっ!!はぁん!!だめぇ!!おかしくなっちゃうぅ!!』ピクッ ピクッ
義父『どうだい?こっちの処女を失った感想は?』パンパンパンパン
愛宕『サイコーですぅ!!んはぁあ!!』
義父『くっ……出るぞ……!!』ビュルルルル
愛宕『あぁん!!』ビクンビクン
義父『ふぅ……愛宕、良かったぞ……』ナデナデ
愛宕『んはぁっ……えへへへ……///』
280: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/01(木) 23:37:15.36 ID:kjAOTdX90
~
提督『とうとう最後の作戦か……つかの間の休息だな。やれることは全部やったし、これで長かった戦争もきっと終わる』
愛宕『ねぇ、提督』
提督『愛宕、どうした?』
愛宕『あの……久しぶりにどうかしら……?』
提督『!……そうだな、ああ。いいアイデアだ』
~
提督『そろそろ……かな。ゴムゴムっと』クチュクチュ
愛宕『あ、提督!その……そろそろ戦争も終わりでしょう?……赤ちゃん欲しいなぁ……なんて……』
提督『愛宕……』
愛宕『今授かればきっと全部終わった頃にちょうどいいタイミングになってるわ。だから…… ダメ、かしら……?』
提督『……分かった、愛宕』
愛宕『!!』パァッ
提督『愛しているよ』
愛宕『私もよ……本当に』
~
提督『っく!!はぁ……!!』ビュルルルル
愛宕『んふぅ……つぅ……』
提督『愛宕……』チュッ
愛宕『んっ……』
提督『愛してるよ、誰よりも』
愛宕『うふふ、ありがとう……』ニヤッ
282: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/01(木) 23:39:39.43 ID:kjAOTdX90
~
提督『ただいま愛宕!!』
愛宕『提督、お帰りなさぁい!!』
義父『おお、帰ったか』
提督『親父!?来てたの!?』
義父『ああ、こんな日だからな』
提督『そうか……やっと終わったよ。長く苦しい戦いも、これで終わりだ』
愛宕『おめでとうございます、提督!!』
義父『よくやった』
提督『ありがとう……!!』
愛宕『それでぇ、私からも一つ報告があります!』
提督『報告?』
愛宕『ぱんぱかぱーん!!私、妊娠しましたぁ!!』
提督『!!そうか……そうか!!』
愛宕『戦後処理で忙しいかもしれないけど、そう言うのが一段落つく頃にはきっと生まれてくるわ!!』
提督『ああ、しかしいろいろと大変だろう?なるべく帰ってくるようにするから』
義父『安心しなさい、愛宕さんにはお世話になったからね。全快した今、私が愛宕さんの面倒を見よう』
提督『親父……ありがとう』
義父『気にすることは無いよ』
提督『うん、じゃあ荷物を置いてくるよ』スタスタスタ
愛宕『はぁい、リビングで待ってるわ。……んちゅぅ!?んふぅ……』ダキッ
義父『ずちゅ……れろれろれろ……ちゅぽっ……ゆっくり休んで、疲れを癒しなさい。儂とお前との子供のためにも、な』ギュッ
288: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/04(日) 02:51:44.06 ID:nUuoGGn20
~
提督「死n」
ビスマルク「もちろん!!……ありえないからね?」ジッ
提督「っ!?」
~
義父『儂に愛宕さんを慰めさせてくれ』ガシッ
愛宕『な、何を言っているんですか!?駄目ですよそんな事!!』
義父『愛宕さんだってその気があるからああしてこの家でオナ○ーしていたんじゃないかい!?』ガバッ
愛宕『違います!!ちょっ!!やめてください!!』
義父『ここまで来てしまったら止められないよ!!ぶちゅ』
愛宕『んふぅ!?んー!!』
義父『じゅるじゅる……』モミモミ クチュクチュ
愛宕《お義父さんに強引に押し倒され、キスされて舌をねじ込まれる。手がお尻と秘所を愛撫してきた》
289: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/04(日) 02:53:16.99 ID:nUuoGGn20
愛宕『んー!!……っ!!』ガリッ
義父『っぐ!?』バッ
愛宕『ぷはっ……はぁ……はぁ……お義父さん、このことは報告させてもらいますからね?』ギロッ
義父『つぅ……この!!』ガバッ
愛宕『んっ!!』グイッ ゴロン
義父『ぐはっ!?』ドサッ
愛宕『巴投げぐらい知っていますよね?私は艦娘ですよ?つまりは軍人です。……言いたいこと、分かりますよねぇ?』
義父『うっ……ぐぅ……』
愛宕『では、失礼しますね』
義父『ま、待ってくれ……!!』
愛宕『……何ですかぁ?』
義父『儂が悪かった、謝る……!!だから、許してくれ……!!どうか息子には言わないでくれ……!!』
愛宕『……』
愛宕《……もしこのことを知ったら、あの人はきっと悲しむわ。だって、実の父親がこんなことするなんて。私なら知りたくなかったって思うほど嫌だもの》
愛宕『はぁ……分かりました。けど、次はありませんからね?それと、もう私がここに来る必要はないとちゃんと言ってくださいね?』
義父『し、しかしだね?儂はまだ』
愛宕『……』ニコッ
義父『っ!!わ、分かった……』ガクリ
愛宕『あは、ありがとうございますねぇ?ではそういうことでお願いします。お義父さんが約束を守る限り、私も夫には言わないでおくと約束しますから』
290: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/04(日) 02:57:40.75 ID:nUuoGGn20
~
ビスマルク「ってなるわね。いくら欲求不満でも、無理矢理されて断れないとかないから」
提督「っ!!っ……!!」
ビスマルク「いい加減認めたらどうなの?そんなことはありえないんだって」
提督「……」
愛宕「ちょっと提督?今いいかしら?失礼するわよ」ガチャッ
提督「愛宕!!」
愛宕「っ!!……許可前に入室したことを怒ってるのかしら?それは悪かったわよ……けど私だって怒っているのよ!?」
提督「それについては後で話を聞く!!質問に答えてくれ!!」
愛宕「っ!?……な、何かしらぁ?」
提督「……君が結婚したとしよう」
愛宕「えっ!?……誰と、かしら?」カァッ
提督「君が一番好きな人間だ」
愛宕「そう……それ、で……?」ドキドキ
提督「その人間は君を心から愛している。だが、仕事が忙しくて夜の営みができないとする。君はそれについてどう思う?」
愛宕「よ、夜の営みって……/// な、なんで私にそんなことを聞くのよ?もしかして……?」モジモジ
提督「深く考えないでくれ。君はどう思う?」
愛宕「そ、そうね、分かったわ。んー…… それはもちろん寂しくて嫌だけど……頑張って耐えるわ!」
291: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/04(日) 03:01:06.73 ID:nUuoGGn20
提督「そうか。そこで君は、夫の父から息子の代わりに慰めてあげたいと強引に迫られる。……どうする?」
愛宕「……はぁい?」
提督「義父から迫られたらどうするんだと聞いているんだ。関係を持って、そっちを好きになってしまうのか?」
愛宕「……何言ってるのよ。そんなわけないじゃない」ワナワナワナ
提督「……じゃあ、どうする?」
愛宕「もちろん突っぱねるわよ!!そして夫に相談するわ!!」
提督「……そうか、分かった」ガクッ
愛宕「何のつもりなのよ!?どうしてそんな変なことを言うの!?私は真面目な話をしようと思ってここに来たのに!!」
提督「……真面目な話か、なんだ?」ジロッ カスレゴエ
愛宕「っ!……提督、川内ちゃんに何かしたでしょ?」ビクッ キッ
提督「……かもな」
愛宕「かもなって……川内ちゃんは泣いていたわよ!?何をしたのよ!!」
提督「川内が、俺に何か助けになれないかと聞いてきたんだ。それを断ったら、泣いて去ってしまった……」
292: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/04(日) 03:15:24.44 ID:nUuoGGn20
愛宕「……なんで断ったのよ?」
提督「……川内は、巻き込むわけにはいかないんだ。川内は幼すぎる」
愛宕「……なら、私ならどう?私なら大丈夫じゃない?……もう、結婚できる年齢よ?」
提督「……いや、やっぱり年齢は関係ないな。そうだ。誰であろうと、みだりに巻き込むわけにはいかないんだ」
愛宕「っ!!なら!!どうしてその子は巻き込んでいるのかしら!?」ビシッ
ビスマルク「……」
提督「ああ、ビスマルクは秘書艦だからな。迷惑をかけさせてもらっている」
愛宕「ビスマルクは秘書官だからなって……意味わかんないわよ!!どういうこと!?何の関係があるの!?秘書官はいいなら私が秘書官になるわ!!」
提督「……その気持ちは本当にありがたい。だが、遠慮させてもらう」
愛宕「っ!!どうして……?何がダメなの……?提督にとって私は……私たちはそんなに信用に足らない存在なの……?」
提督「違う!!……それだけは本当だ。信じてくれ。俺は、本当に君たちを巻き込みたくないだけで……」
愛宕「貴方の様子がおかしいのを、黙って見てなんかいられないわ……!!ここにいる皆がそう思っているのよぉ?」
提督「……ありがとう」
愛宕「……けど、頼る気はないってことかしらぁ?立場が逆だったら、あなたはどう思う?」
提督「俺ならなんとかしようとするが、一つ大事なことを忘れている。君たちはか弱い少女で俺は大人の男だ。……わかるだろう?」
愛宕「そんなの、些細な問題よ!!」
提督「そうか…… 愛宕、本当に君の助けが必要となったら、迷わず頼らせてもらう。だから……だから今は見守っていてくれ」
愛宕「っ!!……」
提督「……」ジッ
愛宕「……ぜったい?」
提督「もちろんだ」
愛宕「……分かったわ。だけど、その時を間違えないでね?手遅れだったって言うのは、絶対に嫌よ?」
提督「俺も、そんなのは嫌だよ」
愛宕「……じゃあ、失礼するわね」
提督「ああ」
293: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/04(日) 03:19:07.27 ID:nUuoGGn20
ビスマルク「……アトミラール」
提督「ふっ、ふふふ……ふはははは!!」
ビスマルク「ど、どうしたのよ?」
提督「清々しい気分だ……素晴らしい、心のモヤモヤが晴れたようだ……!!」
提督「これ以上、これ以上俺はそういったシチュエーションを考えることができない!!あっても誤差の範囲だ!!」
提督「俺が問題にしたかったのは、その気がないのに無理やりされてという奴だからな!!お前が言ったような双方からというのではない!!」
ビスマルク「!じ、じゃあ……?」
提督「ビスマルク!!キモデブやら汚っさんやらにレイポゥされたとしてもそんな事には……NTRれたりはしないのだな!?」
~
那智『くっ!?何をする!!……な、や、止めてくれ……!!いやぁああああ!!』
~
那智『はぁい!!わらひはぁ!!ご主人様専用の肉便器ですぅ!!』パンパン
~
提督「みたいなことにはならないのだな!?」
ビスマルク「そうよ!!やられることはそうそうないし、仮にやられてしまったとしても普通に警察沙汰とかよ!!」
~
那智『提督……助けてくれ……私は……汚されてしまった……』ポロポロポロ
~
ビスマルク「この流れよ!!」
提督「その発想はなかった。だが、それが正しいのだな!?」
ビスマルク「そうよ!!あと、私はそうなる前に普通に相手を叩きのめすから」
~
男『お前を俺のモノにしてやる!!』ガバッ
ビスマルク『しっ!!』シュバッ ゴスッ
男『』ドサッ
~
ビスマルク「これが私の場合の流れね」
294: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/04(日) 03:23:01.73 ID:nUuoGGn20
提督「……なるほど。もしそうできないようにされていても、それを超越するんだよな?」
ビスマルク「意味わかんないわよ。なにされたらそうなるのよ」
提督「ほら、さっき言ったろ?万引犯に仕立て上げられたり、あとは自慰してたところを盗撮されて、それをばらまかれたくなければいうこと聞けと言われるとか」
~
汚っさん『潮ちゃん、ちょっといいかな?これを見てよ』
潮『えっ?はい……?何ですか……っ!?』
~
提督「ってやつだ」
ビスマルク「超越って……当たり前のことでしょう?そこで何か性的なことをされそうになったら普通に拒否するわよ」
~
汚っさん『いいかい?これをばらまかれたくなかったらおじさんと恋人になってね』
潮『……!!い、嫌です!!』タッ
~
提督「全世界に自分の自慰の様子が公開されるぐらいなら、キスとかした方がいいとか考えたりしないんだな?そこから流れでやられたりはしないんだな?」
ビスマルク「ないわね」
提督「即答か、素晴らしい!……じゃあ、普通のか弱い女ならどうだ?そんな考えに至らないも知れないだろう」
ビスマルク「うーん……それぐらいならって考えるかもしれないけど。けどそれから強姦に発展したとしてもそいつの……///」カァッ
ビスマルク「その……アレがすごいからって『嫌だけど我慢できないの』って体から好きになるなんてないわよ!!その後警察沙汰ね」
提督「(照れて、上目遣いでぼかした言い方するのはすごく……いいな)……そうだよな?」
ビスマルク「そもそも、男だってその……女性のアレが特別凄いとか、そんなのないでしょ?」
提督「ふぅ~む……俺は経験豊富ではないが、確かにな」
ビスマルク「女だってそうよ。大事なのは愛なの。特に女にとってはね?」
295: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/04(日) 03:26:55.91 ID:nUuoGGn20
提督「そうなのか……あ、じゃあ風俗で働いているのは?」
ビスマルク「肉体労働はお金という対価のために、たとえ辛くても自分の体を提供するのよ。それがものを運ぶことであれ、誰かとSEXすることであれね」
提督「なるほど、確かにな…… 最後に、これを一緒に読んでくれ」
ビスマルク「……はっ?」ギロッ ギュッ
提督「か、顔は止めてくれ!!」
ビスマルク「殴らないわよ!!っていうか何でそうなるのよ!?」
提督「これこそが、俺を狂わせた根源だ。実際に読んで、否定しきってくれ!!そうすれば俺に巣食う狂気の、最後の砦が陥落する」
ビスマルク「嫌よ、気持ち悪い…… ありえないという結論になったでしょ?」
ビスマルク「そもそも、貴方は自分がクソデブキモ女に誰かからNTRれているのを、例えフィクションでも見たいと思う?」
提督「……うへぇ。……ん?」
~
鈴谷『そんな、鈴谷の提督がこんなやつに……だめ!!頑張って!!いやぁ!!』
鈴谷『そんな……鈴谷のよりそんなやつの方がいいの……?鈴谷のより気持ちがいいの……?』ゾクゾクゾク
鈴谷『やめてぇ!!提督の赤ちゃんは鈴谷が産むの!!そいつじゃないのぉ!!止めてえぇぇぇぇ!!中に出さないでえぇぇぇ!!』
鈴谷『子供ができたからそいつと結婚する……?そんな……提督があんなババアにNTRれるなんて……でも、何なの?すごく体が……火照る……』ハァ ハァ
鈴谷『こんなことってぇ……鈴谷の提督があんなのにNTRれたのに……興奮するなんてぇ……!!』クチュクチュ
鈴谷『っふぅ……はぁ……はぁ……鈴谷、おかしくなっちゃったのかな?』ネトォ
296: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/04(日) 03:29:26.09 ID:nUuoGGn20
~
提督「ほぅ……」
~
曙『なによ……これ…… クソ提督がこんな気持ち悪い奴と……? だめよ! クソ提督は……ぁ、あたしの提督なんだからぁ!!』
曙『何そんな事信じてるのよ!!嘘に決まってるじゃない、馬鹿!!早く誰かに知らせなさいよ!!』
曙『だめ!だめ!だめなんだからぁ!いやぁ!!そいつに挿入れないでぇ!!』
曙『ぐすっ……そんな! あたしよりキスが上手いって……大きいおっぱいって……きついまん○って……!!』ゾクゾクゾク
曙『提督……私を捨てて……そいつのものになるって……』クチュクチュ クリクリ
曙『ぅう……んっ……はぁっ……あ、あ、あ!っぅ!!』ビクンビクン
曙『クソ提督……けど、……あたしもクソだ……』ネトォ
~
提督「……けど、もしそれを読んで鈴谷とか曙とかが歪んだ性癖に目覚めるなら、それはそれで興奮するかもな、ははっ」
ビスマルク「……頭、おかしいんじゃない? 知り合いにメンゲレ博士っていう腕のいい医者がいるから、紹介するわよ?」
提督「だが断る」
ビスマルク「はぁ……とにかく、私は読みたいかと聞いているのよ」
提督「自分で読むとなるとなぁ…… っ!!」ピロリロリーン
297: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/04(日) 03:30:48.32 ID:nUuoGGn20
~
提督『ほぅ……榛名はこんなものを隠し持っていたのか?』
榛名『ち、違うんです、提督!これは、その……』アセアセ
提督『何が違うんだ?』ペラッ
榛名『駄目です!!見ないでください!!』
提督『ふむふむ……これは……』
榛名『ごめんなさい……ごめんなさい……』
提督『まったく……榛名はド変態のエロエロ艦娘だったわけか』
榛名『っ!!違うんです!!榛名は……榛名は普通に提督のことが好きで……!!変態じゃありません!!』
提督『よし、榛名。ここに座れ』ポンポン
榛名『えっ!?て、提督の……膝にですか?』ドキドキ
提督『嫌か?残念だ……』
榛名『嫌じゃありません!!榛名、参ります!!』ポスッ
提督『よし。……じゃあここを読んでみろ』
榛名『えっ!?そ、そんな……』
提督『どうした?何か問題でもあるか?変態じゃないんなら、こんなの読んでも変な気分になったりはしないだろ?』
榛名『あ、ありません!!しません!!で、では……読みます……』ゴクリ
298: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/04(日) 03:32:27.13 ID:nUuoGGn20
榛名『ぶふぅ……どうだい?私のお、おまん○は?お前の恋人、戦艦榛名よりもいい具合だろう?』
榛名『あぁ、いい…… 榛名よりキュッと締まって……天国みたいだ……』
榛名《提督の前で、こんな、榛名のド変態提督NTR同人誌を朗読するなんて……榛名は頭が沸騰してしまいそうです……》
提督『ふむ……』ネチョッ クニッ
榛名『んはぁ!!て、提督……?』
提督『榛名……お前は何故こんなに乳首をたてて、ここを濡らしているんだ?』
榛名『そ、それは……!!』
提督『それは、何だ?』
榛名『……わ、分かりません』
提督『本当にか?』
榛名『はい……』
提督『そうか、続けろ』
榛名『はい……っ!?提督?』
提督『……どうした?続けろ』サワッ
榛名『その……そのようにパンティやブラのトップを触られていると……』
提督『ああ、これか?大丈夫だ。これは榛名がド変態じゃないことを調べるためだ。もし榛名が変態じゃないならこれ以上たたないし、濡れないからな』
榛名『んふぅ……そ、その』
299: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/04(日) 03:33:59.93 ID:nUuoGGn20
提督『それとも……嫌か?だが、そうなると自分がド変態だと自白するようなものだが……』
榛名『!?だ、大丈夫です!!』
提督『よし、よく言った。続けろ』
榛名『はい……』
榛名《いけない……変な気分になったら提督に失望されちゃう……けど……》
榛名『そうかい、だが、ここまでだ。な、何で止めるんだ。これじゃ生殺しだ。あたしゃ……愛がないのは……嫌なのさ……』
榛名《提督の前ってだけで……こんなにいけない気分になっちゃう……体が熱くなっちゃう……!!》
榛名『どうしても動いてほしいなら……は、榛名より貴女様の方が……お、女として優秀です。そんなあなたに……中出し……させてくださいと、いいな』
榛名《ああ、提督!!榛名よりも、そんな醜い化物みたいな女を選ぶんですか!?榛名より女として優秀なんですか!?》ジュン
榛名『はい。は、榛名みたいな欠陥女より、貴女様の方が……女として優秀です。そんな貴女に……な、中出しさせてください』
榛名《提督!!そんな!!そんな化物の方が榛名よりも!?榛名よりも女として優秀だと認めちゃうんですか!?榛名は女として駄目なんですか!?》ピクン ジュン
300: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/04(日) 03:37:01.06 ID:nUuoGGn20
提督『榛名……』
榛名『は、はい……?』
提督『これを見てみろ』ネトォ
榛名『……!!』サーッ
提督『それにこの胸の先端の突起……お前は、やはり変態だ』
榛名『これは、何かの間違いで……!!違うんです!!提督、榛名はまともです!!』
提督『嘘を吐くな!!このどすけべ戦艦め!!』
榛名『うぅ……ぐすっ……ひっく……』メソメソ
提督『泣いても無駄だ、変態!!』
榛名『提督ぅ……ごめんなさい……許してください……』
提督『ほぅ……じゃあ認めるんだな?榛名は、自分がどすけべ変態エロエロ戦艦娘だと認めるんだな?』
榛名『そ、それはぁ……ぐすっ……』
提督『……嘘つきは嫌いなんだが?』
榛名『うぅ……そう、です……榛名は……大好きな提督が、NTRれることを妄想して興奮するどすけべ変態エロエロ戦艦娘です……』
榛名『正直に言いましたから……嫌いにならないでください……!!お願いします……!!』ツゥー ハイライトオフ
提督『……さて、どうしたものか』
榛名『お願いします!!お願いします!!榛名にできることなら何でもしますから!!』スガリ
301: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/04(日) 03:38:18.88 ID:nUuoGGn20
~
提督「……目覚めちゃったいけない子と一緒に、相手を言葉攻めしながらとかだといいかもな。個人的には榛名みたいな真面目系がいい」
ビスマルク「……」
提督「そんな目で俺を見るな!!お前だって考えてみろ!?もし俺が、お前のそういうところを見て興奮しているとしたら!?」
ビスマルク「……百年の恋も冷めるわね」
提督「……やっぱり今のなしで頼む」
ビスマルク「はぁ……仕方ないから、読んであげるわよ」
提督「ほう……?口ではそういうことを言いながらほんとうは興味津々か?」
ビスマルク「……」ギロッ
提督「何でもない!」
ビスマルク「……まあ、貴方の性癖を知っておくべきだと思ったのよ。けど、そこら辺の変態に抱かれてこいとか言われたら本気で見損なうからね?」
提督「当たり前だ!現実でそんな事するわけない!お前は俺だけのものだ!」
ビスマルク「そ、そう……///」
提督「そうだ、誰にも渡さないぞ。もしお前を失うときが来るのなら、それはお前が自分の意志で俺の元を離れる時だ。よし、じゃあさっそく読んでいくか」
ビスマルク「分かったわ」
302: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/04(日) 03:39:52.86 ID:nUuoGGn20
パラッ パラッ
ビスマルク「私達は愛に生きているってのはいいわね!ロマンティックだわ」
提督「確かに」
ビスマルク「……はい、この時点で頭おかしいわ」
提督「整備のくだりか?」
ビスマルク「ええ。明らかにおかしいでしょう!こんなことを整備だと言われても拒否するわよ」
提督「そうか?」
ビスマルク「そうよ。……ほら、このビスマルクも、もう耐えられないって拒否したじゃない。まあ、そこまで我慢する時点でおかしいけど」
提督「ふーん。でも好きでもない奴でもこういうことされたら感じるのか?」
ビスマルク「……それはまあ、誰にくすぐられてもくすぐったいのはどうしようもないわよ。けど好きになるはおかしいわ」
提督「まあこのビスマルクもまだ堕ちてないけどな」
ビスマルク「まだって……もういいわ、気分も悪いしさっさと終わらせましょう」
提督「了解」
ビスマルク「……命令されたからって何も言わずにされるがままもおかしいわ。上官にちゃんと確認しなさいよ」
提督「ここまでされて今更イかされてましたとか言えないんじゃないか?恥ずかしくて言えないとかな」
ビスマルク「だからそうなる前に拒否するんでしょ」
提督「なるほどな」
ビスマルク「……ああ、ここはまあ、そうなるわね」
提督「自分の好きな人が実は結婚してましたとか言われたらどうする?」
ビスマルク「ショックを受けるわよ、もちろん」
提督「まあ、そうなるな」
ビスマルク「むしろ、そこでそんなショックじゃないなら、その人のことは好きだったとかじゃないわね」
303: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/04(日) 03:41:19.68 ID:nUuoGGn20
提督「ふむ。で、そこでこう続くわけなんだが」
ビスマルク「……まあ、確かに失恋のショックでヤケクソになって誰かに抱かれるって人もいるでしょうけど」
ビスマルク「でも、相手がこちらのことを好いていたり、凄くカッコイイ人でかつ知り合いとかじゃないとないんじゃないかしら」
提督「けど行きずりの関係でSEXする人もいるじゃないか」
ビスマルク「それでもよほど好みの人ならまだしも、こんな……言っちゃ悪いけど不細工な人は、いくらビッチでも抱かれないと思うわ」
提督「所詮、イケメンか!」
ビスマルク「男だって所詮、かわいい子でしょ?」
提督「まあな。……そういえば、相手がただのチャラ男じゃなくてイケメンだけどチャラい感じの男だったらどうなんだ?たとえばバンドマンとか(偏見)」
ビスマルク「あの人カッコイイでホイホイついて行くなら、世の中、一夫多妻制になってるでしょうね」
ビスマルク「あと、いくら見た目が良くても、遊んでるってだけで一部の売春婦みたいな輩以外からは大幅マイナスポイントだから」
提督「そして、その一部のビッチはそもそもNTRとかそういう次元じゃないと」
ビスマルク「そういうこと」
提督「じゃあそういうビッチはどうやってビッチになるんだろうか?やはり最初はNTRから始まるのでは?」
ビスマルク「いや、ただ単に軽犯罪とかを自慢してるバカの同類なだけでしょ。世の中には経験人数=ステータスと思ってるのもいるけど、普通にドン引きだから」
提督「確かにな……」
304: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/04(日) 03:44:06.14 ID:nUuoGGn20
ビスマルク「さて、続き行くわよ。……日本のこういったポルノは理解できないわね。とりあえず、さっきも言ったように、こいつの形になっちゃったとかないから」
提督「けど短すぎると感じないとかはないのか?」
ビスマルク「それは……あるんでしょうね」
提督「だろう?」
ビスマルク「けど、心の快楽でなくて体の快楽が欲しいなら玩具でやった方が男のアレより気持ちいいらしいわよ」
提督「……誰から聞いたんだ?」
ビスマルク「それは別に関係ないでしょ?個人の名誉にかかわる問題だから、これ以上追求しないように。いいわね?」
提督「アッハイ」
ビスマルク「……ともかく、アレが小さいと物足りないとかあっても、それより相手が誰かが問題なの」
提督「なるほどな……」
ビスマルク「こいつ用になっちゃった……気持ちいい……何でもいいからもっとして、ねぇ……」
提督「それについての解説からのコメントは?」
ビスマルク「……バカみたい。そりゃ、強姦でも気持ちいいのかもしれないけど、それより恐怖心とかあるいは怒りとかでそれどころじゃないでしょ」
ビスマルク「挙句の果てにもっとしてぇとか自分で腰を振るとか!ありえないわね。自由に動けるなら相手をぶん殴るか逃げるわよ」
提督「なるほどな」
ビスマルク「この精液じゃないとダメとか!誰のじゃなきゃダメとか、普通に好きな人に言うセリフでしょ。それに、そんな判別できないから。心の問題よ、これは」
提督「だろうな。けど、やられたらこいつが好きになっちゃったとかあるらしいじゃないか」
ビスマルク「心に確固たる人が居るなら、たとえその人に妻子がいたとしてもそれを割り切るまではないわね」
ビスマルク「仮に好きなっちゃうとしても、それはもともと体を許す程度にはある程度好きだったんでしょ?」
ビスマルク「例えば、『こいつとは友達だと思ってたけど、やっぱ異性として好きなんだなーそうなっちゃったんだなー』てのぐらいよ」
提督「そこでなんで北上の物真似……?」
ビスマルク「……特に理由はないわ」
提督「そう……」
ビスマルク「まあ、もし仮に初対面だったとしても、やった方がイケメンでやられた方が彼氏募集中とかだったらそうなるんじゃない?そんなの、長続きしないでしょうけどね」
305: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/04(日) 03:46:36.53 ID:nUuoGGn20
提督「確かにな。よし、次いくか」ペラ
ビスマルク「……こうなったら、すべて隠してなかったことにするか、正直に打ち明けるかね」
提督「結婚の下りか。隠すはまだわかるけどな。打ち明けるってのはどうなんだ?」
ビスマルク「隠し事したくないとか、後でバレると大変とかね。けどまあ、もしそう打ち明ける子がいたとしたらその子はいい子かもしれないから一回目は許してあげた方がいいわね」
提督「確かになぁ……その後浮気とか絶対にしなさそう」
ビスマルク「それか何回も繰り返す尻軽かね。もしそうだったらすぐに捨てて、新しい人を探したほうが良いわ。もっとも、男女が逆でも同じことが言えるけど」
提督「なるほど。さて、2冊目に行くか」
ビスマルク「続編があるの!?」
提督「個人的には、こっちの方が君の意見を聞きたい」
ビスマルク「はぁ……」
提督「さて、読み始めますよ」
ビスマルク「……ああ、結婚式はいいわね!女の子の夢よ!個人的には立派な教会とか、お城でやってみたいわね!」
提督「高くつきそうだな……」
ビスマルク「一生に一度なのよ?男性諸君には、多少無理しても頑張ってもらいたいところだわ」
提督「努力しよう……」
ビスマルク「あと、日本にシンゼンシキも興味があるの!そっちでもいいわね!」
提督「金髪美人は和服も似合うと彼の高名なモネ先生も証明してるからな。ビスマルクにも絶対に似合うだろうよ」
ビスマルク「そう?仕方がないから両方ともやってあげてもいいのよ?」
提督「考えておくよ」
306: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/04(日) 03:48:39.14 ID:nUuoGGn20
ビスマルク「前向きに検討しておいて。……あぁ、これは……いないとは言えないわね」
提督「何とも胸くそ悪い話だろう!?」
ビスマルク「現にそういう人もいるからね。けど、強姦の果てにとかはないんじゃないかしら。例えばもともとそのつもりとかね」
提督「じゃあもし強姦されて妊娠したらどうする?」
ビスマルク「考えたくもない問題ね。それに、ほぼありえないわ。世の中にはアフターピルがあるもの。もしやられたらそれ飲むわよ」
提督「確かに。けどまあ、その話に突っ込んでいくとNTRから離れるからな。次だ次」
ビスマルク「……こうなるのなら、たぶん前戯をちゃんとやってないんじゃないかしら。少なくとも、それをちゃんとやってくれたらちゃんと感じるし、濡れるわよ」
提督「つまり、テクを鍛えろってことだな?」
ビスマルク「ええ、初めてならしょうがないけど。それでもちゃんとネットとか書籍である程度勉強するのが男の甲斐性でしょう?」
提督「俺はそういうことしたことなかったな」
ビスマルク「そうなの?けど、相手のためにもちゃんと勉強してほしいわね。男はすぐ気持ちよくなれるけど女の子はそうもいかないの」
提督「頑張ってみよう」
ビスマルク「まあ、私も少しは勉強してるからね」
提督「なんと!ビスマルクがそういうことを勉強してるとか考えるとぐはぁ!!」ドゴッ
ビスマルク「……恥ずかしいから言わないで」カァッ
提督「ああ……でも、意外だな。……っていうかそういうのって勉強したりするものじゃないと思っていた」
ビスマルク「本気で言っているの?何の知識もなかったり、付け焼刃程度で十分って思っているなら考え直して」
ビスマルク「セックスは本当に大事なことなのよ?失敗してトラウマになる人もいるんだから」
提督「聞いたことがあるにはあるが……」
ビスマルク「勉学と同じよ。上手くいくか行かないかは事前準備にかかっているの。それに、好きな女のためならそれぐらいこなして満足させなさい」
提督「なるほど、確かにな!考えを改めよう!」
307: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/04(日) 03:53:21.88 ID:nUuoGGn20
ビスマルク「ま、まあこの話はここまで!次いくわよ」
提督「うむ!」
ビスマルク「……まあ、同じくらいの好きな人がいて迷っていたら、うまいほうがいいとはなるんじゃない?」
ビスマルク「けど、レイパーは論外よ。それに、眼中にも入らない不細工は、そもそもヤったりしないし選択肢に上がらないわ」
提督「幸辛い世の中だ」
ビスマルク「もし外見に自信がないなら、ちゃんとそこを磨きなさいってことね。何もせずに所詮イケメンが~って言ってるような奴、誰も相手にしないわよ」
提督「これはひどい」
ビスマルク「男だってそうでしょ?」
提督「……まあな」
ビスマルク「ふぅ……じゃあ続きを読みますか」
提督「ああ」
ビスマルク「……もし強姦魔が再び目の前に現れたら、恐怖で動けなくはなるかもね。けど目の前にアレを出されてもこんなにはならないわよ」
提督「そうかな?」
ビスマルク「そうよ。嫌悪感しか抱かないでしょうね。好きな人のなら興奮するだろうけど、不細工な強姦魔を好きになる奴なんていないもの」
提督「そうか。だが、恋人募集中で相手がイケメンなら好きになるかもだなんて、何とも……」
ビスマルク「男だって彼女がいないときに好みの子が逆レイプとかして来たら好きになっちゃうんじゃないの?」
提督「……そうかもしれないが、俺にはお前がいるからな」
308: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/04(日) 03:54:51.55 ID:nUuoGGn20
ビスマルク「っ!!……次、いくわよ」ドキッ
提督「お、照れてる照れてる」
ビスマルク「うるさい!……これは、レイプされてるならチャンスね」
提督「ま、まさか……噛んだり?」
ビスマルク「いえ、噛み切るのよ」
提督「うわぁ…… でも、ナイフとか突きつけられて噛んだら殺すとか言われていたら?」
ビスマルク「その時は、仕方ないこともあるかもね。けど簡単に突っ込まれるように口をこういう風に開けたりなんてしないわよ」
提督「そうか」
ビスマルク「……味、とかはよくわからないけど。でもそんなに変わらないんじゃないの?肉とかだって、同じランクなら別の固体のものでもほとんど同じ味だし」
提督「こればっかりは想像するしかないからな……だが、俺もそう思うよ」
ビスマルク「でしょ?やっぱり心の問題ね。そして、」
提督「こんなやつので興奮したりはしない、と」
ビスマルク「そうよ。分かってきたじゃない」
提督「まあな」
ビスマルク「……上書きしてってのもよくわからないけど、レイプされた後に恋人に言うのなら違和感ないわね」
ビスマルク「だから、この場合はこの強姦魔にヤられた後に、そいつをしかるべき処刑を施してから『テイトク』へ言うのが正しい使い方ね」
提督「ってことは、この時点ではすでに提督より整備士の方が好きになっているんじゃ」
ビスマルク「そこが理解不能な点よ」
提督「なるほどね」
309: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/04(日) 03:56:45.75 ID:nUuoGGn20
ビスマルク「……これなしじゃ生きられないとか。男のアレは麻薬か何かだと思っているのかしら?」
提督「実際のところどうなんだ?」
ビスマルク「好きな人のなら、そうかもね」
提督「おぉ……」
ビスマルク「ヘンな顔しないで!……ああ、ここら辺は理解不能ね。ありえないわ。普通なら助けてっていうところよ」
提督「このビスマルクの気持ち、わからない?」
ビスマルク「イミフよ、イ・ミ・フ!そもそも、愛してる人を傷つけるようなことを言う訳ないもの!!」
提督「そうなのか」
ビスマルク「……うわぁ、今更だけど、もしこんなのが好きなら、あなたすごく歪んでるわよ?うわぁ……ってプリンツ!!なんでプリンツがこんな扱いなの!?」
提督「ん?うーん……いつもビスマルク姉さまビスマルク姉さま言ってるからじゃないか?」
ビスマルク「なんですって…… はぁ……まあ、もう読み終わったし、終わりでいいでしょ?」
提督「ああ、そうだな」
ビスマルク「それで、アトミラール。貴方の中に巣食う狂気とやらは倒せたのかしら?」
提督「ああ、本当に清々しい気分だ。もう何も怖くない。もう大丈夫だよ、ビスマルク」
310: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/04(日) 04:03:36.18 ID:nUuoGGn20
ビスマルク「そう?なら良かったわ。本当に、ね」
提督「変なことに付き合わせて悪かった」
ビスマルク「2回目はないから、肝に銘じておきなさい」
提督「肝に銘じるよ。……こんなことしている間にもう夕方だ。まあ、スケジュール調整すればいいから問題ない。夕食まで執務に戻るか」
ビスマルク「ん~疲れた……どうでもいいけど、こんなこと二度と止めてよね」
ビスマルク「知らない人間が何を考えていようとどうでもいいけど、あなたが変な性癖をしていたら私はすごく困るわ」
提督「安心してくれ、俺はそんなんじゃない。今回はちょっと今までに触れたことのない背徳感におかしくなっていただけなんだ」
提督「もう正気に戻ったから大丈夫だ。安心してくれ」
ビスマルク「ん。じゃあ仕事に戻りましょう。……それと、後でみんなにもう大丈夫と言っておくように!!あなたのことを心配していたんだから」
提督「ああ、本当に悪いことをした。もちろんそう伝えておくよ」
提督(こうして、俺は執務に取り掛かった。ちらりと隣を見ると黙々と書類の確認をしているビスマルクがいる)
提督(本当に馬鹿なことをしてしまった。ビスマルクにも言われたが、皆にも謝らなくてはな。そんなことを考えながら執務をこなしていく)
提督(深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ。これからは気を付けよう。……夕方までまだまだ時間がある。頑張らなくてはな)
315: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/04(日) 16:25:40.76 ID:nUuoGGn20
~
提督「……ん、そろそろ時間だな。今日は終わりにしようか」
ビスマルク「そう?じゃあお疲れ様ね、アトミラール」
提督「ああ。久しぶりにこの後食事でもどうだ?……ん?久しぶりだっけか?」
ビスマルク「……どうかしら?でも、Abendessen(夕食)は歓迎よ!」
提督「そうか……そうか!よし、じゃあレストランでも行くか!」
ビスマルク「いいわね!じゃあ準備してくるから待ってて」
提督「ああ、表に車をまわしておくからそこに来てくれ」
ビスマルク「Ja!」
提督「という訳なんだ、うむ」 ビスマルク「……」【中編】に続く
元スレ
SS速報R:提督「という訳なんだ、うむ」 ビスマルク「……」
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