前作
【モバマス】凛「原子番号15番はなんでしょう?」



SS速報VIP:モバP「ど、どどどどどど、童貞じゃねぇーし」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1498398884/



1: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/06/25(日) 22:54:44.93 ID:z48vasbk0

まゆ「プロデューサーさんは童貞ですよねぇ」

凛「いや、逆に童貞以外ありえないでしょ」

加蓮「そうそう。少し抱き着いただけで顔を真っ赤にしちゃってさ」

P(……な、なぜだ。トイレから帰ってきたら、なんて会話してやがる!!)

響子「そこに隠れてるプロデューサーさんに訊いてみるのが一番だと思いますっ」

凛「本当だ。プロデューサーの匂いだ」

P(やだこの子達怖い)



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1498398884




2: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/06/25(日) 22:56:34.85 ID:z48vasbk0

P「べ、別に隠れてねぇーし。出るタイミングをうかがってただけだし」

まゆ「で、どうなんですかぁ?」

P「な、なにがァ?なんの話ィ?」

加蓮「プロデューサーが童貞か童貞じゃないかって話」

P「なんでそんな話してんだよ!トイレ行く前は普通に女子トークしてたじゃんか!!」

凛「そんなのはいいの」

まゆ「童貞ですよねぇ?ねぇ?」

P「え、あ……」

P(これはヤバい。童貞であることがバレたら、色々と進んでる最近の若者だ!)

P(「童貞が許されるのは小学生まで」って事務所内でいぢめられて、辱められる!!!)

P(お婿に行けない身体にされちゃうゥッ!!!)




3: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/06/25(日) 22:57:51.28 ID:z48vasbk0

P「……ど、どどどどどど、童貞じゃねぇーし」

まゆ 響子「え?」ピキーン

凛 加蓮「は?」ピキーン

凛「ちょっとさ、意地はらなくてもいいんだよ?」ハイライトオフ

P「は、はははははは、はってねぇーし、真実だし」

まゆ「プロデューサーさんの童貞を奪った泥棒猫はどこの女ですかぁ?」ハイライトオフ

P「ほ、ほほほほほほ、星の数ほどやったから、覚えてねぇーし」

響子「それじゃあ、プロデューサーさんのおちんちん汚いですね」ハイライトオフ

P「ま、まままままま、まっくろくろすけだけどォ?」

加蓮「初めてはいつなの?」ハイライトオフ

P「えぇーと」

P(具体的に言うと嘘だとバレてしまう!!上手く誤魔化そう!)

P「こ、ここここここ、これ以上はプライバシーの侵害だろ?言えねぇーなァ」

加蓮「そう」

P「う、うん、そう」

まゆ「うふふ……」

P(や、やべぇ、怖い)




4: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/06/25(日) 22:59:29.90 ID:z48vasbk0

凛「ふーん、じゃあさ、プロデューサー。私の処女、貰ってよ」

P「え?あぁ、いいぜ。って、よくないよくない!!!」

P「え?なぜ?その異常な話の飛躍は!?」

凛「だって沢山の人を抱いたんでしょ?私はダメなの?」

P「ダメとかじゃなくて!俺とお前はアイドル!!そんなのダメ!!」

まゆ「星の数ほどの女の人とヤるのはいいんですかぁ?」

P「え、あ、その、よくはないけど、悪くもないようなぁ――」

響子「大丈夫ですよっ!私がプロデューサーさんを綺麗にしますから♪」

P「ど、どどどどどど、どうしようっ!」

加蓮「それとも何?私たちみたいな、お子様は相手出来ないってこと?」

P「え、あの、その」

ガチャ

P(あっ、誰か来た!!助けてもらおう!!!)



5: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/06/25(日) 23:01:58.24 ID:z48vasbk0

楓「あ、プロデューサー。昨日は遅くまで相手をしてくれてありがとうございます」

凛(お、遅くまで相手!!?)

楓「昨日のことを話したら、瑞樹さんも一緒に行きたいって」

加蓮(一緒にイキたい!!?)

楓「あー、でも私、今度は久しぶりにプロデューサーの家がいいです」///

響子(プロデューサーさんの家!!?それも久しぶりに!!?)

楓「だってプロデューサーの家なら皆で集まって少しうるさくなっても大丈夫ですし……」

まゆ(そんなうるさい声が出る程、プロデューサーさんはテクニシャンなんですかぁ!!?)

楓「あ、では私はそろそろ撮影の時間なので行ってきますね」

P「え?ちょっ!ま――」

まゆ「プロデューサーさん?」

凛「アイドルに手出してるじゃん」

P「ち、違う!!お酒のことだよ!!」

響子「お酒の席で酔っているところを襲ったんですか?」

加蓮「それも家まで連れ込んでたなんてね」

P「家で飲んだのは確かだけど、押しかけて来たから仕方なく!!」

凛「仕方なくヤッたんだ」

まゆ「じゃあまゆのことも仕方なく抱いてくれていいんですよぉ?」

P(怖い怖い怖い怖い)ガタガタブルブル



6: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/06/25(日) 23:04:40.77 ID:z48vasbk0

響子「プロデューサーさん、青ざめてますけど大丈夫ですか?」

加蓮「違うよ、性欲魔人だってバレて震えてるんだよ」

P「こ、ここは、取り敢えず逃げる!!」ダッシュ!

凛「え、ちょっと!」

まゆ「なんで逃げるんですかぁ?」ウフフ

響子「待ってくださいよ、プロデューサーさん!」

加蓮「ちょっと!ここ四階だよッ!?」

パリーン!!

加蓮「窓を割って行っちゃった……」

P「これは最高にヤベェぜ!一体どこで間違えちまったんだ!?」タッタッタッタッタッタッ

P「このまま純粋に逃げ切れるワケがない。誰かに助けを求めるか……」

P(いや、それで女の子だったら余計な誤解が生まれるのは必然!)

P(で、ではどうする!?処女のように、処女だと証明できる膜がなれば証明書もない!)

P「知り合いの所に転がり込んでも奴らだ、絶対に特定される!!」



8: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/06/25(日) 23:40:22.77 ID:z48vasbk0

P「頼れるちひろさんは女だし」

P「警察なんか行っちゃったらスキャンダル……」

P「えぇえい!内部で収まるなら多少勘違いやすれ違いがあってもいい!」

P「ちひろさんに助けを求めよう!」

P「今日はちひろさん家にいるらしいし、女の人の家に行くなんて初めての経験だが……よしっ!行くぞぉ~」

=数分後=

P「ここがちひろさんの家。マンションとかかと思ったが、一軒家で一人暮らしか」

P「ちーひーろーさーんー」ピンポーン

ちひろ「はい。千川ですけど……って、プロデューサーさんっ!?」

P「ちょっと匿ってくれ!」

ちひろ「そんなことより早く中に!!」グイッ

P「え?」

トビラバタン





9: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/06/25(日) 23:49:14.36 ID:z48vasbk0

ちひろ「プロデューサーさん……」

P「なんでごぜーますか?」

ちひろ「プロデューサーさんが童貞じゃないって本当ですか?」

P「え?なぜ急に?というか、どうしてそれを!!?」

ちひろ「」ズイッ

P(え?スマホ?これ内の事務所の女子だけのLINEグループ?)

P(なになに『【悲報】プロデューサーが童貞じゃなかった』ってオイ!)

ちひろ「本当なんですか?」ウルウル

P(なぜ涙目?)

P「え?そ、そんなのどうでもいいじゃ――」

ちひろ「よくありません!!」

P「え」ビクッ!

ちひろ「あ……、大声出しちゃってすみません」

P「あ、いえ、こちらこそ」

ちひろ「で、でも信じられないんです……」

P「え?なにが?」

ちひろ「私は将来プロデューサーさんと身を固めるつもりでいました」

P「身を固めるって、えぇーーー!!えぇぇぇーーーーー!!?」(驚愕)




22: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/06/26(月) 20:34:54.88 ID:CVkYK5Qg0

P「身を固めるってさ、物理的にカチンコチンってこと??」

ちひろ「違います」

P「え、じゃあ、もしかすると小生とご結婚をお望みで?」

ちひろ「は、はい……」///

P「ら、らららららら、乱世でゴザルゥゥゥゥッッ!!!!!」

P(ワケわかんねーぜ!あの搾取の悪魔が俺と結婚!!?本気で俺をATMに仕立て上げようと考えてやがるのか!?)

ちひろ「プロデューサーさんとの結婚生活の足しになればいいなって思って、必死に貯金して……」

P「いや結婚資金を俺から搾取してたら意味ないから」

ちひろ「こんなにもプロデューサーさんの為に必死で尽くしているのに……!!」

ちひろ「プロデューサーさんは非童貞で、しかも股間にまっくろくろすけを飼っているらしいじゃないですか!!」

ちひろ「私は持ちつ持たれつ、付かず離れず、理想の間柄でプロデューサーさんとお互いだけを愛すつもりでいたのに!!」

P「ちひろさん。疲れてんだよね。最近のアシスタント業は素晴らしかったよ」

P「だから、少し休もうよ……、休んでも良いんだよッ!!」

ちひろ「プロデューサーさんは、まだ、そんな、こと、を……」

ちひろ「だったら、いいです。私も、本気です……」ハイライトオフ

P(この目は、三ヶ月間ドリンク代を滞納した俺を見ていた時の目と同じだ!!)

P(こ、こりゃあヤベェ雰囲気だな……。言葉にゃ、出来ねぇ恐ろしさを感じるぜッ!!?)




26: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/06/26(月) 21:42:02.89 ID:CVkYK5Qg0

シュバッ!!

P「な、なななななな、なんじゃこりゃあぁぁぁ!!!」

P「訳が分からねぇ!首輪が飛んできて、俺の首にィィィ!!!」

ちひろ「私が“お嫁さん”として、Pさんの悪いところは躾けてあげますねっ♪」

P「何が起こるか分からねぇ点において、ショッカーに捕まって改造されるより遥かに怖えよ!!」

ちひろ「さあ。二人の愛の巣になる部屋が待っていますよ」ジャラジャラズルズル

P「い、いやだぁ!!もっと自由にアイドルプロデュースしていたぁい!!」モガモガ

ちひろ「もう他の女になんて興味が湧かないほどに愛してあげますので、期待してくださいねっ」

P(ちひろさんのことだ、恐ろしいおクスリで『ンハァァァ、グフゥゥゥ!!』『アヘッェアヘッェ』って、なって)

P(『やっぱ、童貞でしたねー』って、なって童貞ゆえに差別され、それで事務所のATMどころか、事務所の性処理玩具にされちゃうッ!!)

P(童貞からすればそれもそれでアリだが、きっと次第に身体が持たなくなって飽きられ捨てられたりしたら……)サッーー ←青ざめ

P「だ、誰かァ!この窮地から救ってくれェ!!」



29: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/06/26(月) 22:17:45.01 ID:CVkYK5Qg0

??「うふふ……」

P「こ、この声は!!?」

まゆ「あなたのまゆですよぉ」

ちひろ「ゲゲゲ!!」

P「鬼太郎?」

まゆ「はっ!」リボンシュルシュル

ちひろ「な、動けない!!」ギチギチ

まゆ「さあ、Pさん逃げてください!!」

P「お、おう助かっ――」

P(ま、待てよ。今、まゆがここにいるという事は他の猛者もこの近くにっ!!?)

P(と、取り敢えず奴らの連絡を少しでも把握するために、ちひろさんのスマホはさり気なく持っていく!!)

P(そして、ここまで考えて窓から逃げることは計算されている筈!ここは普通にドアから逃げる!!)

P「――よ。ありがとう!」タッタッタッタッタッタッ

まゆ「別に良いんですよぉ♪」ニコォ



30: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/06/26(月) 23:52:47.21 ID:CVkYK5Qg0

P「よしっ!ドアだ!!」ガチャ

凛「あ、プロデューサー!」

P「ゲゲゲ!」

凛「鬼太郎?」

P「よく俺がお前らの裏をかくと思ったな」

凛「いや二手に分かれて待機してただけだけど……」

P「( ˘•ω•˘ )」

凛「それにしてもさ、その首輪?どうしたの?」

P「あぁ、これか。これはちひろさんが……、えぇー、……誕生日プレゼントにってくれた」

凛「プロデューサーの誕生日って一月だよね?」

P「俺の誕生日は一月と六月にあるの!」

凛「そんなバレバレな嘘つかなくていいから」

P「う、嘘じゃないもん!復活祭的な第二の誕生日だもん!」

凛「だから嘘はいいって、それよりもさ」

P「ん?」

凛「その首輪はプロデューサーの趣味でしょ?」

P「……!!?――それは違うよ!」



34: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/06/27(火) 19:33:47.10 ID:Aiz9qrvB0

P「よーく、考えろ?ちひろさんが俺にプレゼントしたってことは、どちらかというと、ちひろさんの趣味だろ!」

凛「い、言われてみればそうかも……」

凛(よかった。だ、だって私はプロデューサーに首輪を付けて飼いならすよりも、プロデューサーに首輪を付けられて飼われる方が好みだし……///)

凛「じゃあ、今回だけは信じてあげる」

P「今回とか言われても、今後はねぇーし」

凛「それよりも首輪」

P「何?首輪のことならさっき説明したろ?鶏並みの記憶力かよ」

凛「違うよ、そういうことじゃなくて、ちょうだい……その、首輪」

P「え?でもなんか、特殊なカギが……」

凛「あ、それなら大丈夫」カチャカチャ

P「え!!?凛がピッキング出来るだなんて……!」

凛「これくらい今時の女子高生なら出来て当然だよ」

P「いくら俺にでもそんな嘘は通用しないよ」ハッハッ

凛「嘘じゃないかな」

凛(少なくとも内の事務所のアイドルは、ほぼ全員プロデューサーの家に入るために修得したし嘘ではない)



38: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/06/27(火) 22:24:52.67 ID:Aiz9qrvB0

P(まあ、首輪も取れて逃げやすくはなったかな)

凛(プロデューサー、なんか真剣そうに考えてる)

P(少しコミュニケーションを取ったから童貞についての言及が出ないな)

P(これは凛が忘れているうちに逃げるのが勝ちなのでは……)

凛(この首輪を私に付けてもらう為にはどうしたらいいのかを真剣に考えてるのかな?)

P(なぜだろう。発想の飛躍を感じた)

凛(なら、ここは行動に出て、プロデューサーを落としに掛かる!!)

凛「ほら、プロデューサー。首輪、付けたよ」

P(な、なんだ!?凛が急に首輪を自分に着けた!??)

P(何を狙っているんだ?俺の油断を誘っているのか?)

凛「リード、持ってよ///」ハァハァ

P「お、おう」

P(むむ、もしやこれはチャンス?)

P「凛、ちょっと目を閉じてくれ」

凛(え、ちょ、プロデューサー?目を閉じろって、女子高生には見せられないようなコトを……!!?)///

凛「へ、はわわ……!!」///



41: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/06/27(火) 23:41:43.62 ID:Aiz9qrvB0

ジャラジャラ

凛(鎖のリードで私を強引に股間へ引っ張るつもりだ!!)///

P(玄関の取っ手に括り付けとけば、足止めできるよな)

P(少しでも時間を稼げるように複雑に……)

P(でけた!)

凛「ぷ、プロデューサー?へ、変なコトしたら……許さないからねっ」///

凛(早く、早く、早く、早く、早く、早く、早く!!!!)

P「変なコトか、極力しないように気を付けるなー(棒)」

P(これからどうするのか考えるのに集中してるのに話しかけんなよな……)

凛(すごく棒読みだ!!変なコトやる気満々じゃん!)

P(やっぱり逃げるとき足音でバレるかな……?)

P「それじゃあ、凛、犬みたいに吠えててよ」

凛「ほ、吠えるの?」

P「そう。わんっ、て」

凛「わ、わんっ!」

P「もっとだ!もっと!!」

凛「わんっ!わんっ、わんっ、わんっ……」

P(今の内に逃ッげるんだよォ~~!!)

凛「わんっ、わんっ、わんっ、わんっ!!」

凛(プロデューサーって結構特殊な性癖だったんだ)

凛「わんっ、わんっ、わんっ、わんっ……」

===

P「随分と走ったな……」

P「それにしても昼間なのに、どっかの犬かな?うるさいなぁー、躾けくらいちゃんとしろよな」

P「……にしても、だ。今度は何処へ行けばいいのやら」




49: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/06/28(水) 23:39:45.26 ID:gybfL9w00

P「年少組に話せる内容ではないし、ちひろさんはダークサイドだし」

P「頼れるアダルトは……、不安分子しかいない」

P「ん?待てよ……、こんな状態にした楓さんに責任をとってもらえばいいじゃない!」

P「時間的に撮影も終わり、事務所に戻る頃だろう」

P「そうと決まれば、レッツラゴー!」

===

P「というワケで楓さん!」

楓「なんですか?あ、今夜付き合っていただけるんですか?」

P「あ、いえ、そうじゃなくて」

楓「ああ、明後日にですか……」

P「飲みに行く話じゃありません」

楓「……シュン」

P「匿ってください!!!」

楓「匿う、ですか?」




50: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/06/28(水) 23:50:22.04 ID:gybfL9w00


===

P「案外あっさり匿ってくれた」

楓「匿えば一緒に飲んでくれるというお話だったので」

楓「それにしても、私の家に来たければ来たいと言えばいいじゃないですか」

楓「なんでわざわざ匿ってくれ、なんて言い訳を言うんですか?」

P「言い訳じゃないよ!本当だよ!」

P「そもそも楓さんのせいで生じた状態だって言っても、過言じゃない!」

楓「私のせい、ですか?」

P「そうです」

楓「……高垣、ですけど?」

P「そっちの姓じゃないからね。分かってるでしょ?」

楓「……――……?」

P「熟考した末、答え出ないのかよ」

楓「思い当たる節がありません」

P「楓さんがまゆたちに思わせぶりな言い方で飲みにいった時の話をしたから!」

楓「したから?」

P「あの、その、お、追われてるんです!」




53: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/06/29(木) 16:59:45.85 ID:x2xqZcZ90

P「ど、童貞じゃない、って言ったら――」

楓「……。すみません。もう一度、言ってもらっていいですか?」

P「い、いや、そのですね。ど、どどどどどど、童貞じゃない、って言ったらですね、なぜか急に問い詰められて――」

楓「あの、最後に確認ですけど、もう一度言ってもらってもよろしいですか?」

P「だから!童貞じゃねぇ!って、言ったら!なぜか!――」

楓「……もういいです」

P「ハァハァ……なんか今日は声をよく張り上げるな。小学生の時の運動会以来だ」

楓「それで非童貞のプロデューサーさんは、私の家に何が目的で上がったんですか?」

P(ん?これ詰んでね?)

P(童貞であると打ち明けたら『許されない童貞ルート』、ヤリチンマンであることにしたら『楓さん強姦未遂ルート』で、どの道事務所に居られなくなる)

P(な、なにか、打開策は……。……あっ!ひらめいた!)

P「いえ、安心してください。私のポリシーは互いの合意の上の性交渉ですから、襲うなんていう下衆なことはしませんよ」

P(そう!これこそ第三ルート!!その名も『誠実なヤリチンルート』!!!)

楓「本当なんですね」

P「えぇ!本当ですよ!声高らかに言えます!なんせ自分は誠実なヤリチンですから!」





68: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/06/30(金) 18:11:05.52 ID:mLntQ/5C0

楓「そういうことじゃないんです」

P「え?じゃあどういう」

楓「本当にプロデューサーは童貞じゃないんですね」

P「ええ!でも誠実なヤリチ……」

楓「……。もう、その話はいいですから。それよりも、お酒。飲まないんですか?」ハイライトオフ

P「あ、飲んでもいいんですか?」

楓「そのために匿いましたしいいんです。それでは、瓶を取りに行ってきますのでくつろいでてください」

P(唐突に俺の話を切ったな……。怪しい……)

P(なーんてな、楓さんは大人だから物分かりがいいんだな!!)

===

P「んーー、え?あれ?もう朝?」

P「それに俺、どこで寝て――」キョロキョロ

P「……。ありゃりゃ?」

楓「……スゥ……スゥ」

P「か、楓さんが俺の隣で寝ている!!しかも服が乱れてるし、俺の記憶もねぇ!!」

P「や、ヤバい!!誠実なヤリチンと打ち明けたらすぐこれだよ!!」

P「楓さんの信頼を失ってしまった……確実に……」



69: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/06/30(金) 18:29:37.33 ID:mLntQ/5C0

P「か、楓さん!!起きて!!」ホッペペチペチ

楓「……あ、プロデューサー。……!?」

楓「わ、私寝てましたか?」

P「寝てたから起こしたんだけど」

楓(プロデューサーにまゆちゃんから貰った睡眠薬を飲ませて寝かしてから、私もちょこっとだけお酒を飲んで……)

楓「プロデューサーと逃れられないアイドルとの既成事実を作ろう思っていたのに、私も寝てしまいました……」

P「うちのアイドルはさ、たまに理解できないことしでかそうとかするよね、しでかす奴も稀にいるけど」

P(良かった。知らない内に童貞を奪われていなくって、あ、でも童貞のままだから悪いのか?)

楓「今、こんな雰囲気の中で言うのなんて嫌ですけど、言います」

楓「プロデューサーと一緒に飲んだり、プロデューサーさんと既成事実を作ろうとしたのも全て、好きだからです」

楓「私はプロデューサーが好きです。愛して――」

P「ぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああ!!!ここも安全ではなかったぁぁぁぁぁ!!!!」

P「楓さん!酔いから覚めてくださいね!!後で話は聞きますから!!!あと匿っていただいてありがとうございました!!!」

楓(はぐらかされてしまいましたが、言ってしまいました……)///

P(こ、今度は何処へ行けばいいんだぁ!!)



75: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/06/30(金) 19:51:31.87 ID:mLntQ/5C0

P(一旦落ち着け、ちひろさんのスマホで女子のLINEを少し確認しよう)

P(……!!?プロデューサー包囲網だとっ!?)

P「この会話に参加してないアイドルは……、割といるな。でもこの位置だと、美嘉と莉嘉の所が一番近いかな」

===

P「という事で、来たわけだ」

美嘉「莉嘉なら友達の家に遊びに行ってるよ?」

P「そりゃ、好都合だわ。莉嘉がいたら少し話しづらいしな」

美嘉(え!?なにそれ、なにそれ!!も、もしかして、こ、告白ぅっ!!?)

P「埼玉県の誇るギャル(笑)に相談があるんだけどさ、匿ってくれない?」

美嘉「頼み方を少し考えてから、出直して来たら?」

P「すまんかった!ギャルでも処女だもんな!言い直すよ!埼玉県の誇る処女ギャル(笑)に折り入ってたの――」

美嘉「そーゆ―ことじゃないッ!!」

美嘉「そ、それに、しょ、しょしょしょしょしょしょ、処女じゃないし!!」

美嘉(最近のJKギャルは皆、非処女らしいから。ギャルの先陣切るアタシが処女ってことじゃ話になんないじゃん!)

P「ほう。アイドルがそんなんでいいのか?」

美嘉「そ、そういう、ぷ、プロデューサーだって……ゴニョニョ……って噂じゃん!」

P「え?ヤリチンだって??(大声)」

美嘉「そ、そうそれ!で、でも、お母さん今はいないからいいけど、もし近所に聞こえたら変な風に思われるからヤメて!」

P「プロデューサーだから大丈夫だよォ。それに誠実だからさ」

美嘉「ごめん。何言ってるか全然分からない」



87: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/07/01(土) 16:45:28.42 ID:7gy/b6Dv0

===

P「まあ、匿ってくれるあたりが美嘉の優しさですな」

美嘉「勝手に上がっちゃったんだから、しょうがないじゃん」

P「勝手じゃないし、美嘉は口に出してないだけで心では同意してた。ゆえに上がった」

美嘉「プロデューサーが人の心、分かるなんて初めて聞いたよ。エスパーかなんかのつもり?」

裕子「エスパーのはn――

P「うん。違う」

裕子「……そうですか」トボトボ

美嘉「でもさ、なんでプロデューサーが追われてるワケ?」

P「いやー、うちのアイドルに童貞ではないって言ったら、なぜか……、ね」

美嘉(でも、この感じ……。プロデューサーも私と同じ感じが……)

P「童貞って言ったら、蔑まれ。ヤリチンと言ったら、追われる」

P「俺は一体どうすれば……」

美嘉「……打ち明ける、とかは?」

P「な、なんだってー!?」




97: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/07/05(水) 20:57:54.19 ID:ri6FinA70

P「そ、それは俺が童貞であると、打ち明けるのかい?」

美嘉「そ、そうだよ。それ以外にないじゃん」

P「で、でも、俺、ど、どどどどどど、童貞じゃねーし」

美嘉「強がってないでさ、いい加減素直になりなよッ!」

美嘉「私たち別に、プロデューサーがど、ど、……ゴニョゴニョ……でも嫌ったりしないよ!」

P「そ、そんな発想はなかった!!受け入れてくれるのか?哀れな童貞でも」

美嘉(むしろ皆、喜びそう……)

美嘉「う、うん」

P「じゃあ言うゾ!声高らかに!!俺は、童貞だぁぁぁぁ!!!!」

美嘉「走って出て行っちゃった……」




104: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/07/09(日) 14:41:50.81 ID:RXoKUvGQ0

===

凛「プロデューサーが童貞じゃないことが判明して早一日が経過した」

まゆ「まゆたちは、童貞ではなかったプロデューサーとどう接して、どこまでがセーフになるのか検討しなくてはなりません」

加蓮「悲しいけど、現実なんだよね……」

菜々「長い事生きてきましたが、こんな喪失感初めてです……。!!あ、な、菜々は17才ですけどねっ!?」

藍子「プロデューサーさん……。プロデューサーさん……」

バンッッ!!!!!

P「おぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉぉ、れぇぇぇぇぇぇえぇぇぇぇぇ、はぁぁぁぁぁぁぁ!!」

P「俺はー!!!童ーーー貞----だぁぁ!!!!!!!!!」

P「でもォォォッ!!……絶ッ対、卒業してやるぞォォォォォォォ!!!!!」

P「待ってろ!!!ヤリチンライフゥゥゥッッ!!!!!!!」

P(決まった!!これは決まった。最高にイケてるぜ)

アイドル一同「…………」

凛「ねぇ、プロデューサー?」

P「なんだね」

まゆ「本当、……なんですかぁ?」

P「ああ」

加蓮「嘘じゃ、ないんだよね?」

P「真実だよ」

卯月「今の情報。拡散しておきましたっ!!」

P「え?」



106: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/07/09(日) 21:42:57.13 ID:RXoKUvGQ0

P「拡散……」

P「!?おい!卯月ッ!スマホ貸せッ!!」

P(その拡散された情報にアイドルがどう食いつくかが問題だ)

卯月『【朗報】プロデューサーどうやら童貞だった模様』

未央『それ本当!!?』

瑞樹『今、事務所よね?すぐ行くわ』

楓『私も今すぐそちらへ向かいます』

留美『婚姻届を用意してから行きます』

奈緒『よかった』

美穂『安心したので今日はプロデューサーさんと寝たいです』





P(秒単位で更新されていく……)

P(多くのアイドルが非童貞をいぢめに向かっているのか?)

P「否!これはアイドルから(プロデューサーとして)愛されている故!」

P(前向きに考えられるようにしてくれた美嘉には感謝だな)

凛「うん。愛してるよ(異性として)」///

まゆ「愛してますよぉ(運命の相手として)」///

加蓮「愛してるに決まってるじゃん(未来の夫婦として)」///



112: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/07/11(火) 20:39:14.36 ID:h3y315zN0

P「いやー、アイドルに(プロデューサーとして)愛される喜びは計り知れないものがあるな」

ガチャ

留美「なら、その喜びに乗じて結婚して欲しいわ」

P「まあ身を固めないといけないわな」(←別に留美との結婚とは思っていない)

瑞樹「わかるわ。私なんてどうかしら?」

P「そんなことアイドルが言うような台詞じゃありませんよ」(←あくまで社交辞令だと思っている)

楓「告白もしましたし、段階的に一番ふさわしいのは私だと思いますけど」

P「そ、そんなこともありましたね」(←少しアイドルたちが本気かもしれないと思い始めてきた)



113: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/07/11(火) 22:14:21.73 ID:h3y315zN0

ちひろ「そんなこと言ったら、私もじゃないですか」

P「な、なぜにちひろさんは窓から入ってきた……」

P(プロデューサーとして愛されていると思ってたのに、……なんだかあまり知りたくない事実だったな)

P(だいたい大勢のアイドルに愛されるって、どこのエロゲだよっ!)

凛「それなら私も告白するけど」

まゆ「まゆとプロデューサーさんとの間には言葉は不要です。行動で示しましょう?」

留美「こ、告白すれば結婚してくれるのね」

P「ダメだァーーーー!!これ以上の誘惑に俺は耐えられないィィ!!!!」

美穂「事務所に来たら、プロデューサーさん走ってっちゃいました……。照れてるのかな?」

茜「私も走りに行ってきますね!!」



114: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/07/12(水) 14:08:36.48 ID:s+JSSuOu0

===

P「ハァ……ハァ……、疲れた……」

P「ど、どうするか。アイドルに頼るのにはもう希望はない……」

P「一旦家に戻るか?……。」

P「!そうだよ、なんで今まで家に逃げなかったんだ!安住の地であるマイホームに戻れば良かったんだよ!!」

P「ここからだと駅も近いし、すぐ帰ろう!今日は幸い、事務的な業務で家でも出来る!」

P「久しぶりの家だなァ、掃除でもするか」

===

まゆ「だ、そうです」

凛「まゆの盗聴器、私のやつより音質がいい……」

ちひろ「その盗聴器いくらしたんですか?」

まゆ「クリスマスに盗聴器が欲しいって言ったら、プロデューサーさんが買ってくれたもので値段はわかりません」

凛(今度プロデューサーと一緒に盗聴器とか買いに行こ)

ちひろ「……アレ?皆さん何処へ行っちゃったんですか?」

美穂「プロデューサーが帰るって聞いたら、皆、出てっちゃいました」

凛「あ、先越された!!」



127: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/07/13(木) 13:48:52.91 ID:FfWjDm4i0

===

ガチャ

P「ただいまー。って、言っても誰もいないんだけどな」

――ワイワイガヤガヤ

P「……。」

バタン

P「少し落ち着こう。最近、賑やかなものに慣れてたし、幻覚とか幻聴かもしれん」

ガチャ

――シーーーーーーーーーン

P「おぉ!!まさか本当に幻であったか!!!」



130: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/07/13(木) 21:22:08.03 ID:FfWjDm4i0

P「~♪久っしぶりっの我っが家~♪」

P「!!?」

P「暖かいご飯だ!!リビングに入ったら美味しそうな肉じゃがの香りだ!!!」

『~~♪お風呂が沸けました』

P「長らく聞いてなかったお風呂が沸けた時の音楽だ!!」

P「こ、こいつはヤベーぜ!!」

P「ま、まさか――……」

P「うちにも白雪姫の小人のような働き者の小人さんがいたなんて!!!」

===

響子「プロデューサーさん喜んでます!ご飯を作ったかいがあります!」

===

瑞樹「定番はやっぱり、ご飯かお風呂か……わ・た・し、よね」

===

文香(…今の内に、…プロデューサーの布団を暖めておかないとですね…)///

===

凛(プロデューサーのクローゼット。プロデューサーの匂いが籠ってて……、永住権を得たい……)スーハースーハー

===

P「なぜだろう。近くの誰かが過呼吸になっている気がする。もしかして――」

裕子「もしかして、エスパー――」シュバ!!

P「ではない。」

裕子「そうですか……」トボトボ

P「まったく……。油断も隙も無い」

===

まゆ「隙だらけですっ♪」

===

P「もしかして、うちから流れる肉じゃがの香りに誰かが過呼吸になってるのかな?」




137: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/07/15(土) 15:44:38.53 ID:CjySBFWY0

P「まあ、ご飯を頂いてからお風呂に入るかな」

P「まあ例の通り、ご飯も炊けてるし冷めない内に召し上がるよ」

P「いただきまーす」

P「……もきゅもきゅ」

P「(*´ω`*)」

P「うまい……。」

P「この身体に染み込む美味さ。懐かしい香り。何よりも愛情を感じる味」

P「……。この肉じゃが、何処かで食べたことがあるような……」

P「具体的に言うと、夜が明けても仕事してて朝ごはん食べてなった俺に響子が作ってくれたアノ時の肉じゃがのようだ」


===

響子(き、気付いちゃった?)

===

加蓮(さっきまで私が舐めてた箸でご飯食べてる……///)

===


P「――そして何処となく加蓮を感じる……」


===

加蓮「」

===


P「……。やっぱり――」

P「――美味い。(*´ω`*)」


===

奈緒(流石に気づけよっ!)

===



139: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/07/15(土) 16:38:14.21 ID:CjySBFWY0

P「ごちそうさまでしたー」

P「よし!お風呂に入るかな」

P「で、脱衣所に来たわけだが」

P「このカメラは一体全体なんなんだ。明らかに動いてるけど、本体にボタンとかがない……」

P「明らかに盗撮用の遠距離操作カメラだ……」


===

まゆ(あ、あっさりバレちゃいましたぁ……)

===


P「俺は、買った記憶はないなぁー……」

P「誰かが持ち込んだ?いやいや、アイドルは上げたことないし……」

P「でもこれ、まゆの誕生日プレゼントに買ったのと同じに見える……」

P「うーむ。謎が深まるばかりだ」



142: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/07/15(土) 16:53:32.33 ID:CjySBFWY0

チャプチャプ

P「!?お風呂から音が……」

?「~~♪」

P「は、鼻歌も聞こえる……」

P「ポ、ポルターガイスト!!?」

P「い、いや、落ち着け。もう小中学生じゃないんだ。れっきとした社会人である。それがポルターガイストなんて……」

?「お風呂で酔いを吹き飛バス……ふふっ」

P「ああ、誰だか皆目見当がついてしまった」

P「はぁ、追い出すかな……」

P(ま、待てよ?相手は裸かもしれん!そうなると、ここで入るのはまずいのでは?)




145: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/07/15(土) 17:15:54.12 ID:CjySBFWY0

P(取り敢えずカメラはバスタオルに包んでおいて……)

P(で、だ。どうするか、童貞が女体の神秘に敵わないことは当たり前!)

P(童貞の女体に対する妄想は宇宙が膨張するかのように膨れ上がるが、今俺はその絶頂にいる!!)

P(このあまりにも薄い扉を開けば、真実が……、女体がある……)

P(それでも女体と童貞の間には大きな隔たりがあり、到底俺のような、ちっぽけな童貞では手が届かないどころか手が出せない)

P(それこそ、足し算じゃ足りない。掛け算。そう、命でもかけなければ届かない……!!)

P(模索しろ、最強の策を!!そして思い出せ!!今まで培ってきたこの日の為の知識を!!!)

P「……ハンムラビ法典、」ボソッ

P(……!!そうだよ!!目には目を歯には歯を、裸には裸を……)

P(裸には裸で対抗すればいい!!こんな万人が万人すぐ思いつくようなことが何故思いつかなかったんだ!!)

P「ゆえに脱ぐ!!」バサッー


===

まゆ「赤外線でも撮れるんですよねぇー」ニヤニヤ

===


P「推して参る!!」



147: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/07/15(土) 17:32:35.28 ID:CjySBFWY0

===

P「……。」

P「後日談をしようか……。あの後、お風呂に突入した裸の俺は、楓さんと対面した……」

P「だが、楓さんは……。か、楓さんは……、ば、バスタオルを……、巻いていたんだ……」

P「楓さんは俺のムスコを見るなり、身体を震わせ失神した……」

P「……、それで済めばまだよかった……」

P「何故か、数えきれないアイドルが風呂場に押し寄せ……」

P「俺の一物を拝んだり、写真をとったりで大騒ぎ……」

P「童貞であるか否かは志希が匂いを嗅いで、俺が純童貞であると公表したことで収まったが……」

P「――だが、その後抗争が始まった。……俺の童貞をめぐっての抗争だ……」

P「その争いは……、壮絶である……」

P「現在もその渦中にある……」

P「それを踏まえ言えることは童貞争奪抗争はこの後も過激化・拡大し、決着のつかない抗争の末、俺が童貞のまま死を迎えるということだ」



148: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/07/15(土) 17:45:39.12 ID:CjySBFWY0

P「だが、そんなことを受け入れてしまっては男ではない……」

P「でも、俺には誰かを選ぶような権利も勇気もない……」

P「それを相談できる相手はもうこの事務所に居ない……、俺は日々、抗争に揉まれながら最善の手を思案し続けている……」

===

ちひろ「今回、集まって貰ったのは他でもありません」

ちひろ「プロデューサー童貞争奪抗争がこのまま続けられても、永久に解決はしません」

ちひろ「なので、ここは争うのではなく。どういう風な落としどころを作るか。と、いう事を議題に会議を開きます」

ちひろ「意見がある方は挙手をしてから発言してください」




155: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/07/17(月) 22:32:36.54 ID:7f+F5WWz0

美穂「は、はいっ!」

ちひろ「はい。美穂ちゃん。意見をどうぞ」

美穂「そ、その、皆で結婚しちゃえばいいかな、って……」

ちひろ「誰か、反対意見は――」

まゆ「はい」

ちひろ「ま、まゆちゃん」

まゆ「それでは、根本的な解決にはなりません。結婚しても結局はまた誰が初夜の相手になるか、奪い合いが始まることは容易に予想できます」

ちひろ「美穂ちゃん。反論は?」

美穂「あ、ありません」

美穂(この案が通れば言い出した私が童貞を貰う。っていう計画だったのに……)

凛「『この案が通れば言い出した私が童貞を貰う。っていう計画だったのに……』ていう考えがありありと伝わる案だったね」

奈緒(雰囲気がピリピリしてて、居るだけでもツラい……)

ちひろ「他に意見がある人はいますか?」



161: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/07/18(火) 21:58:18.67 ID:1gfDEbkh0

===

ちひろ「なかなかいい案が出ませんね……」

凛「まぁ、すぐ考え付く程度のことは既に皆考えてるよね」

まゆ「なにか画期的な案はありませんかぁー?」

ちひろ「そ、その……。ないことは、ないんですが……」

美穂「あ、あるんなら先に言ってくださいよぉ!」

ちひろ「その、プロデューサーさんの童貞をコレに奪わせるんです」

加蓮「そ、それは!!?」

凛「お、オナホ!!?」

瑞樹「わ、わかるわー」

まゆ「で、でも、それは無機物ですし……」

ちひろ「形式だけでもこのオナホがプロデューサーの童貞を奪ったことにしても、他の案に比べてこれ以上状況の悪化はしないはずです」

凛「それに世の中の童貞の数も激減するし、男の人は童貞を捨てるハードルが低くなるから喜ぶはず」

奈緒(そんなんでいいのか男たちはっ!?)

まゆ「でも肝心なのは誰がそのオナホでプロデューサーさんの童貞を奪うかです」

ちひろ「そんなの決まってるじゃないですか、“プロデューサーさん自身です”」

奈緒(おいおい!公開オナニーかよ!?流石に可哀そうだろっ!……見たくないワケでもないいけど……)

ちひろ「誰か反論はありますか?」



183: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/07/21(金) 11:41:36.03 ID:shQxJyvl0

===

P「なに?そんな会議開いたのにそんな案しか出なかったの?」

凛「そんな案って、失礼だよ。ちひろさんの案なのに……」

ちひろ「そうですよー?」

P「あの、すみません。素晴らしい案だと思います」

まゆ「今の録音しましたぁ♪」

P「」

ちひろ「さぁ、この中から好きなオナホをポチって下さい!」

P「……」ポチッ

凛「へぇ。TENGAを選んだんだぁ」

まゆ「きっと、まゆのことを思いながらデキるように紅のオナホを選んだんですよねぇー?」

P「そうではない……。ただメジャーなのを選んだだけ」

ピンポーン

ちひろ「あ!届きました!」

P「日本の宅配が優秀過ぎてツラい……」




185: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/07/21(金) 16:09:37.99 ID:shQxJyvl0

凛「さあ!開けるところからプロデューサーがやって!」

まゆ「さあっ!さあっ!」

P「……。本当にしないとダメ?」

ちひろ「……」

P(無言の圧力か……)

P「さぁ、開けたぞ……」

P(なぜこんな姿を大勢のアイドルに晒さないといけないんだ……)

加蓮「次は服を脱ぐんだよ」

P「……。脱がなくちゃいけないのか?」

加蓮「当たり前じゃん」

P「……。流石に恥ずかしいから、見つめるのは止めてくれよ……」

凛「まぁそれくらいなら……」

加蓮「うん。いいよ、皆、見るのは止めるよ」



192: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/07/22(土) 02:43:19.65 ID:EJolUIFY0

P(と、言ったものの。楓さんは未成年ではなかったから裸を許したが)

P(ここには結婚できる年齢に到達していない子もいる。見せるワケにはいくまい!)

P(ならば口先の魔術師と言われたこの私が!!ここで皆を納得させて全てを元通りにする!)

P「皆。着替える前に言いたいことがある……」

アイドル達「ざわ・・・ざわ・・・」

P「お前らは!本当にこんなことでいいのか!!?」

P「お前らはアイドルだ!」

ちひろ「あの、私h――」

P「アイドルならば、欲しい物くらい自分の力で得て当然だろ!!?」

P「こんな打開策ではなくて、しっかりケリを付けてみろ!!」

P「俺もプロデューサーとしての意地がある。だからそう簡単に童貞はあげられない!!」

P「だがな、いつの日か日本国民全員が、いや世界が!!宇宙が!!……認めるようなアイドルに、お前らがなれた暁には……」

P「なんでも欲しいモノを言ってみろ。何だろうが受け入れよう……」



203: ◆NNLEs6yYIM0f 2017/07/23(日) 01:03:21.49 ID:c7JU1Cfq0

===

P「それからの話をしよう……」

P「そしてアイドルたちは今まで以上に活動に精を出している」

P「ただ、変わったこともある」

P「それはちひろさんのお財布搾取が激化したことと――」

P「何かの間違いで女狐に俺の童貞が盗られぬようにと、何処かの誰かの力で建てられた豪邸に仕事以外は軟禁されていることだ」

P「それで終わればいいが、なんとアイドルたちの多くも同じ屋根の下で暮らしている」

P「うん、勿論あれだけの演説したのに毎日誘惑してくるよ」

P「因みに今は朝である。ベットの中で天上を見てるよ。……辺りをみればァ~~」

アイドル一同「スゥ…スゥ…」

P「」


―完―



207: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/23(日) 10:37:17.99 ID:cdi55B5h0

P業始める時点で結婚してれば
…不倫・略奪何でもありの修羅場endになるだけか


元スレ
SS速報VIP:モバP「ど、どどどどどど、童貞じゃねぇーし」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1498398884/