1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 04:51:09 ID:jm9xVNWg
モバマスSSです
地の文ありです
2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 04:52:02 ID:jm9xVNWg
ちひろ「ふぅ……、ようやく終わったぁ……」
時計を確認するともう夜の12時近く。私が所属するプロダクションの事務室には誰もいません。
ちひろ「明日はお休みだし、仕事を来週に残すわけにはいかなかったとはいえ……」
ちょっときついです。
普段はこんなに遅くなることはあまりないのですが、色々な事情でアイドルたちのスケジュールが重なってしまい
来週頭までに処理しないといけない書類が大量にでてきてしまったのです。
ちひろ「ずっとパソコン仕事だから肩や背中が痛いなぁ……、お尻も。椅子がもうちょっといいのだったらなぁ」
伸びをしながらそうぼやいた時、事務室の扉が開いてスーツ姿の男性が入ってきました。
我がプロダクションが誇るたった一人のプロデューサーさん。
でもアイドルの子たちみんなから信頼されるとっても敏腕なプロデューサーです。
私も、その、信頼しています。
P「あれ、ちひろさん!まだ残ってたんですか!?」
ちひろ「お帰りなさい、プロデューサーさん。ちょうど全部終わったところですよ」
P「え、あれだけの書類、全部1人で片付けちゃったんですか!?半分くらいやってくれたら俺が明日残りをするって言ったのに」
ちひろ「一応、事務員ですから。こんな遅くまでがんばってるプロデューサーさんに休日出勤はさせられませんよ」
そう伝えるとプロデューサーさんは感極まったようにちょっと涙ぐんでいました。
P「ちひろさん……、ありがとうございます……」
ちひろ「もう、大げさですよ……」
こんなに喜んでくれるなら、がんばった甲斐があったかな。
P「本当にいくら感謝してもしたりないです。おかげで俺も明日は休めますし……
どうお礼をしていいか……、そうだ!ちひろさん、ずっと書類仕事だったんだから肩とか背中とか凝ってるんじゃないですか?」
ちひろ「え、あ、はい、そうですね、けっこう凝っちゃいました」
P「お礼と言っては何ですが、少しマッサージさせてもらえませんか?」
ちひろ「ま、マッサージですか……?」
肩もみかな?
ちょっと恥ずかしい、でもプロデューサーさんに肩を揉んでもらえるなら……
P「だいじょうぶです、俺、実は大学のころは整体師のところに弟子入りをしてまして」
ちひろ「そうだったんですか!?それは知らなかったです」
まさかプロデューサーさんにそんな過去があったなんて。
P「まあ形の上ではアルバイトだったので履歴書にも書いてませんでしたし。
整体のプロを目指してたんですが色々あって結局ここの社長に口説き落とされてプロデューサーになりましたけど」
ちひろ「人に歴史あり、ですねぇ……」
P「それでも技術はプロ並みですよ。
実はダンスレッスン後のアイドルたちにもたまにマッサージをしてあげてるんですが、けっこう評判がいいんです」
へえ。アイドルのダンスレッスンはほんとにハードです。
そんなハードトレーニングをしている彼女らに評判がいいというマッサージ、ちょっと興味が湧いてきました。
どうせ明日は休みだからちょっとくらい帰るのが遅れてもだいじょうぶだし、お願いしてみようかな。
ちひろ「それでしたら、ちょっとだけ……」
P「じゃあ、仮眠室に来てもらえますか。マッサージ器具もそこに常備してるんです」
ちひろ「はい」
さっそく事務室の奥の仮眠室に行きました。
仮眠室のベッドはアイドルたちがレッスン後によく休憩をしたりプロデューサーさんが泊まり込みの際に使ったりしていて
定期的にアイドルの子たちが布団を干したりシーツを洗濯してくれたりします。
とくにプロデューサーさんが泊まり込みをした後はお世話好きな子が多いのか、
アイドルたちの誰かしらが嬉しそうに布団を片付けていますね。
おかげでお布団は仮眠用とは思えないくらいいつもふかふかです。
P「それじゃあ、上着を脱いで貰えますか?」
ちひろ「は、はい……」
ブラウスを着てるんだし、プロデューサーさんには水着姿を披露したこともあるのになんだか妙に恥ずかしいですね……。
たぶん服を脱いでるところをみられるのが恥ずかしいんだと思います。
突然の羞恥心に戸惑いながらも上着を脱いでハンガーにかけました。
P「それでは、まずハンドマッサージから行きましょう。ベッドに仰向けに寝転んで、こっちに右手を出してください」
ちひろ「あ、はい」
あれ、これって上着を脱ぐ意味がなかったんじゃ……?
P「ハンドマッサージが終わったら肩や背中にいきますから。それにハンドマッサージも上着を脱いでリラックスしたほうが効果的なんです」
疑問が顔に出ていたようで、プロデューサーさんが説明してくれました。
流暢で手慣れた説明口調は確かにプロを思わせます。
これは期待できるかも。
P「では失礼します」
そしてプロデューサーさんが私の右手のひらを手で握りました。あ、思ったより手が大きくてしっかりしてる……
ふと、男の人に手を握られていることを急に意識して恥ずかしくなってきました。
P「大丈夫ですよ。マッサージですから」
ちひろ「そ、そうですよね……」
恥ずかしいと感じたことが恥ずかしい。これはマッサージなのに、自意識過剰かも……
P「うーん、確かに凝ってますねぇ……」
ギュッギュとプロデューサーさんの指が私の手のひらを指圧してきます。
あ、きもちいい……
P「手のひらにはね、いろんな内臓に繋がるツボがあって、手だけでなく全身がほぐれるんですよ」
ちひろ「そうなんですね」
さすがプロ並みというだけあって詳しいですね。
P「親指と人差し指の間のヒラは胃、手の甲の中央は腸の疲れを取るんです」
すごい、私の手のひらがグニグニとほぐされて行きます。
普段意識していない体内の筋肉や骨の形がすごく敏感に感じられます。私の手の中ってこんなふうになってたんだ。
P「体が凝るっていうのはね、筋肉を包んでる腱っていう袋が凝り固まってる状態なんです。
普段から無理をしてると筋肉が変な動きをして腱と腱が縮んで動きづらくなる。
これを外部から力を込めて開いていく。
すると、ほら、筋肉の動きがとっても自由になるんです」
ちひろ「はわぁぁ……」
すごい、これがプロのハンドマッサージ、理屈については申し訳ないながらよく分かりませんでしたが、
プロデューサーさんのマッサージは素人の適当な揉みほぐしとは全然違います。
私の手の中の筋肉や骨の配置を理解して、的確にほぐしてきます。
錆びついていた私の手の中の部品を全部ばらして潤滑油を刷り込まれているような、不思議な解放感。
痛みもあるのですが、その痛みは再生と解放のための痛み。単なるイタ気持ちいいよりも高次元のカタルシス。
手のひらを揉まれる。ただそれだけの行為がまるで生まれ変わりのような精神的な解放感を引き起こすなんて……
P「手のひらはこれくらいでいいでしょう。次は手首、そして腕に行きます」
ちひろ「……あ……」
やめないでほしい、もっと手のひらをほぐしてほしい、そんな寂しさが心から湧いてきましたが、
今度は手首や腕からまた新しい快楽の波動が襲ってきました。
普段全然意識してませんでしたが、腕の筋肉にこんなに疲労がたまっていたんですね。
普段滞っていた流れがつながったかのような感覚があります。
P「関節部は構造が複雑なので、ここで体液の流れが滞ってしまうことがよくあるんです」
P「では左手に行きましょう」
そうして、私の両腕はかつてないくらいにほぐされました。
P「さて、これらのハンドマッサージは前準備です。胴体には腕よりも大きくて複雑な筋肉がいっぱい詰まっていますからね
これらをほぐすために、まずリラックスするのが大事なんです。心がリラックスできていないと体をいくらほぐしても
全然効果がありませんからね」
ちひろ「は、はい……」
ハンドマッサージだけでもこんなに気持ちいいのに、胴体のマッサージはこれ以上だなんて、いったい私はどうなってしまうのでしょうか……
P「そこで、なんですが……」
プロデューサーさんが急に口ごもりました。
ちひろ「どうしたんですか?」
P「その、ですね、ちひろさん、マッサージは精密なものなんです。体の中の構造を指先の感覚で的確に把握しながらやらないと
効果を100%発揮できません」
ちひろ「はい」
P「それで、ですが、ちひろさんが良ければ、ブラウスも脱いでもらえませんか?」
ちひろ「はい……って、え?」
P「やはり服の上からだとどうしても不完全になるんです。直接皮膚の上から触れないと凝りを上手く感じられないので」
ちひろ「えぇ……」
ど、どうしましょう……、ブラウスを脱ぐ、つまり下着姿ですか……、さすがにそれは恥ずかしい……
P「大丈夫です。アイドル達もやってますよ」
うーん、アイドルの子達もやっているというのなら、そんなに変な行為じゃないのかも。
……そうですね。これはいわばプロによる医療行為なわけです。
医者の前で服を脱ぐことを恥ずかしがる必要はないですよね……
ちひろ「そ、それじゃあ、お願いします……」
私はブラウスを脱いで壁のハンガーにかけました。
今日のブラは淡いブルーのちょっと可愛いめのです。子供っぽいって思われたりするかしら……
って、プロデューサーさんはそんな不純な気持ちで私を脱がせたわけじゃないのに。
P「それではベッドにうつ伏せになって下さい」
ちひろ「はい」
うつ伏せになった私の横にプロデューサーさんが立ちました。
P「それじゃ、まずは首筋と肩からです」
ちひろ「……あっ」
すっかり敏感になった私の体は、指で軽く触れられただけで反応してしまいました。
P「こちらも凝ってますねぇ。でもだいじょうぶ。しっかりほぐしてあげますよ」
首筋の側面に指が食い込みます。自分でもかたまってるなー、と思っていた首の肉に信じられないほど深く、
プロデューサーさんの指が食い込みました。
すごい、自分で揉んでみてもこんなに喰い込まないのに……
P「首筋もね、いろんな筋肉が組み合わさってるんです。その筋と筋の隙間を見切って的確に指を入れれば……」
ちひろ「はうっ……」
P「ゴリゴリってなるでしょ。筋肉を包む腱がこわばってる証拠です。これを割り開くようにじっくりと……」
ちひろ「あ、あぁぁぁ……」
すごい、首筋からゴリゴリと響く、なんなんでしょう、音が鳴ってるわけではないですが、確かに体内から響いてきます。
P「人間の頭は重たいですからね。常に頭を支えるために首の筋肉には負担がかかってるんです。もうちょっと前もいきましょうか」
ちひろ「うんん……」
プロデューサーさんの指が頸動脈の付近や声帯の周りも押してきます。でも苦しくはありません。
不思議と気持ちがいい……
P「頸動脈の周りも筋肉が多いですからね。血管に負担がかからないように注意すればマッサージ効果は高いんです。
それに、実は喉仏もマッサージ効果があるんですよ。デリケートなところだから強くしたらいけませんけど
適切に揉んでやると喉にいいんです」
そのままプロデューサーさんの手が前のほうにも進んできて鎖骨周りもグニグニと揉まれました。
体がとろけるようです……
P「ふーむ、これから肩に行こうと思うのですが、ちょっと上半身が緊張してますね……」
ちひろ「え、そうなんですか?すっかり力が抜けてる気がするんですが」
P「はい。ちひろさん自体の問題ではなくて、これはブラジャーのサイズが合ってないせいですね」
ちひろ「え!?」
P「おっと、勘違いしないでくださいね。これはあくまでも人体工学に基づく話なんです。
ブラジャーの紐で背中が圧迫されて肩から背中の筋肉が緊張してしまってるんです。
ちょっと紐が短いのかもしれませんね」
ちひろ「な、なるほど……」
P「その、もしも胸のカップの話かと思われたら失礼しました」
ちひろ「い、いえ……、気にしないでください……」
ちょっとドキドキしました。でも、そうですよね。今のプロデューサーさんはそんな嫌らしい目線でみたりしませんよね。
P「それですね……、せっかくです。この際、ブラジャーとスカート、ストッキングも脱いでください」
ちひろ「は、え、えぇぇぇ!?」
ど、どういうことですか!?さすがに、それは……
P「マッサージのためですから、大丈夫です」
ちひろ「で、でも……」
P「こういう体を締め付ける服はどうしても筋肉を緊張させて、全身のマッサージ効果を低下してしまうんです。
大丈夫です。アイドルのみんなもやってますよ」
ちひろ「う、うーん……」
P「トレーナーさんたちからも俺のマッサージは高く評価されています。だから俺を信じてください」
アイドルのみんなばかりか体育学の専門家のトレーナーさんたちからも評価されてるなんて……
P「このマッサージは痩身効果や美肌効果もあるんです。筋肉の血流がよくなることで全身が綺麗になるんです」
そんなに凄い効果が!?で、でも、胸やショーツを晒すのは恥ずかしいです……。
思春期以降はまだお母さん以外に見せたことはないのに……
P「大丈夫ですよ。うつ伏せですから俺からは見えません。それに腰にはタオルをかけておきますから」
ちひろ「うーん、それなら……」
P「じゃあ時間がもったいないんで、脱がしていきますね」
ちひろ「え、あ、ちょっと……」
P「マッサージだから大丈夫です」
手慣れた様子でプロデューサーさんがブラのホックを外しました。
そして私が驚いて上半身を持ち上げた瞬間にするりと抜かれてしまいました。
ちひろ「あ……」
P「こっちに置いておきますね」
そして部屋にあるちゃぶ台の上に置かれます。これじゃ手が届きません……
P「スカートも……、よっと」
ちひろ「あう……」
やっぱり手慣れた様子でスカートのファスナーと留め金を外され、さらにストッキングも一緒にさっと脱がされてしまいました……
抵抗しようにも揉みほぐされた腕や首筋に力が入りません……
P「では、せっかく脱いだわけですから、このマッサージオイルを使いましょう。マッサージ効果がぐんと高まるんです」
プロデューサーさんがシャンプーボトルのような容器を取り出しました。
P「ちょっとぬるっとしますが大丈夫です」
ちひろ「ひゃっ……」
背中にぬるりとそのマッサージオイルを塗られます。あ、なんだか気持ちがいい……、背中が熱くなってきます。
P「塗られたところが暖かくなってきたでしょう。血流をよくする成分が入ってるんですよ」
そして、肩のマッサージが始まりました。すごい、ただの肩もみとは比較になりません……
リズミカルに、そして力強く肩が解体されていきます……、ゴリゴリと音を立てて指先が肩の中に埋没します……
痛みもあるのですが、それがまた快感に繋がる無限ループ。肩もみってこんなにすごかったんだ……
P「やっぱり凝ってますね。肩って実は腕ではなく肩甲骨を支えてるんです。肩甲骨と肩の繋がりを意識して揉みほぐします」
肩甲骨の隙間にずぶりと指が入り込みます……、凄い、肩甲骨ってこんなに動くんだ……
自分の体のことなのに初めて知りました。
P「マッサージオイルのおかげで滑りがよくなってますね……、次は背骨です。
背骨には姿勢を精密に保つための筋肉がいっぱいついています。
疲労しにくい丈夫な筋肉ですがその分負担が溜まっても自覚しづらいんですよ」
グニグニと背骨の周囲が揉みこまれます。なんだか気付いてなかった重りを少しずつ外されていくような気分です。
P「ふふふ、体の芯が軽くなって来たでしょう?では、次に意外に重要な脇の下を行きます。
実はここには腕を引っ張る筋肉がついていて、ここも効くんです」
プロデューサーさんが脇の内側を揉みこんできます。こんなところ意識したことなんてなかったのに、筋がゴリゴリ言うのを感じます。
体験したことのない快感です。
P「肋骨もしっかりと。肋骨の間には肋骨同士を結ぶ筋肉が走っています。
薄い筋肉ですが呼吸と姿勢を司る大切な筋肉なんですよ」
プロデューサーさんが体の側面を揉みこんできます。凄い、肋骨の隙間にこんなに指が入るんですね……
P「肋骨の動きを滑らかにすると呼吸が楽になるんですよ。前のほうの肋骨もやりますね」
そういってプロデューサーさんは私の背中から前のほうに両手を差し込んで鎖骨の下あたりを揉み始めました。
P「ちょっと上半身を持ち上げてくれますか」
ちひろ「え、でも、そこは……」
P「マッサージだから大丈夫です」
ちょ、ちょっと恥ずかしい。もしもプロデューサーさんが手を下に下げたら……
P「ほらほら、早くしないとできませんよ」
ちひろ「す、すいません……」
慌てて上半身を持ち上げました。うう、布団に包まれていた胸が浮いてしまいます……
P「うーん、ここらへんも凝ってますね……もうちょっとオイルを塗りますか」
ペタぺタとわき腹から体の前面の肋骨のあたりまでオイルが塗られて体の前面を揉みこまれます。
時折プロデューサーさんの指が柔らかいところにも触れています……、
うう、どうしましょう……
「あ、気にしないでください。嫌らしい意味はありませんから。アイドルの子たちも気にしてませんよ」
アイドルの子達も気にしてないんですね……
じゃあもしここで私が恥ずかしがったら私だけがイヤらしいことを考えるえっちな女の子だって
プロデューサーさんに思われちゃうかも……
P「さて、体の前はこれくらいにして、背中に戻りましょう。今度は腰です」
グニグニと腰を揉まれます。ここもちょっと恥ずかしい。アイドルの子たちと比べてスタイルが悪いって思われたりしないかな。
P「うーん、ちひろさん、水着の時も思いましたがこうしてると腰のラインが凄く綺麗ですね。
アイドルたちにも劣ってません」
ちひろ「え、そうですか?えへへ……」
お世辞かもしれないけど嬉しいな……
P「腰はほぼ筋肉だけで体重を支えないといけないところです。
だからとても負担がかかりやすい。
ほら、ここ気持ちいいでしょ」
そういってプロデューサーさんは腰の背骨周りをほぐします。
P「ここは内臓の働きをよくする効果もあるんです」
プロデューサーさんの指先が潜り込んできてお腹の中からマッサージされてるみたいです……
もっと体の内側まで揉んでほしい、ついそう思ってしまいました。
だんだんプロデューサーさんの手が下の方に下がってきました。
あ、このままだとお尻に……
ど、どうしましょう……!?
P「ふむ、腰はこれくらいにして、本来は大殿筋のマッサージをすべきなのですが……」
だ、大殿筋ってお尻ですよね……!?
P「足の先から行きましょうか」
ちひろ「……あ……」
ほっとしたような、残念なような……
P「足裏マッサージは有名ですよね」
プロデューサーさんが足の方に回って足の裏にオイルを塗っています。
あ、足が臭かったりしないかしら……
P「大丈夫ですよ。良い匂いです」
ちひろ「それならよかったです」
P「足の裏には体に良いツボが集中しているのは有名ですが、
単純に足そのものの筋肉をほぐすことも大切です。
全身の体重がかかるところですから負担もかかってますしね」
ちひろ「あつつ……」
プロデューサーさんが足の親指をグニグニと揉みこんでいます。ちょっと痛いけど気持ちいい……
指の腹だけでなく爪や側面、関節部などとてもきめ細やかにほぐされていきます。
P「足の裏が綺麗なアーチですね。指の大きさもバランスがいい。足タレもできそうですね」
ちひろ「そ、そんな……、お世辞はよしてくださいよ……」
P「いえいえ、アイドル達の足にも劣りませんよ」
そんなことを話している時も、足の裏がぐりぐりと揉みこまれます。
親指の付け根、小指側、足のへこみの中、踵側、丁寧に揉まれて、イタ気持ちいい……
踵のアキレス腱の周りも揉まれました。ここも普段意識していませんでしたが、気持ちいいんですね。
P「ちょっと足を延ばしましょう」
ぐっと足首を引っ張られます。アキレス腱が気持ちよく伸びる……
両足ともに足首から先を丁寧にほぐされました。
P「次はふくらはぎですね。ここの筋肉は歩いたり走ったりするときに体を前に押し出す筋肉です。
大切なんですよ」
ふくらはぎの筋肉の中に指がぐいぐい入り込んできます。不思議と痛くありません。
P「ここも腕や肩と同じですね。筋肉の繋ぎ目をほぐして腱を緩ませる。するとベタベタくっついてた筋肉同士が
バラバラに動けるようになって楽になるんです」
腕の時も感じた快感。体を分解して潤滑油をさしてもらったような解放感。気持ちいい……
P「太腿は他の場所よりも筋肉が大きくてちょっと大変なんですよね」
そういってプロデューサーさんはぐっと踏ん張って太腿を抱きしめるようにして揉みほぐします。
あ、あれ?
今後ろを振り返って気が付きましたが、プロデューサーさん、スーツを脱いでる?
黒いビキニパンツ一丁です。
えっ、どういうことですか!?
P「ああ、この格好のことなら気にしないでください。
マッサージオイルがスーツにつきますし、このほうが力が入りやすいんですよ。
アイドル達も気にしてませんから」
ちひろ「あ、はい……」
ちゃんとした理由があるのなら仕方ないですね。それにアイドルの子たちが気にしてないのに
私が気にしてたら私がイヤらしいことばかり考える女だって思われるかもしれないですし……
プロデューサーさん、けっこう筋肉質なんですね……、って何を考えてるのちひろ!
P「さて、だいたいほぐれてきましたが、まだ重要なところがあるんですよね」
ちひろ「重要なところ、ですか?」
P「はい。大殿筋と鼠蹊部です」
ちひろ「そ、そこって……、でも……」
P「大殿筋は足と胴体をつなぐ重要な筋肉ですし、鼠蹊部は負担の溜まりやすいところなんです」
ちひろ「さ、さすがにそれはちょっと……」
P「大丈夫です。アイドルの子たちもやってますから。安心してください。」
アイドルの子たちもやってもらってるのか……
なら安心かな……?でも、さすがに恥ずかしいです……
ちひろ「け、けしてプロデューサーさんを疑ってる訳ではないですが……、うぅ……」
P「このマッサージにはスタイルを良くする効果もあるんです。
アイドルたちにもいますよね。以前よりもスタイルが良くなった子たちが」
ちひろ「え、まさか、プロデューサーさんのマッサージのおかげなんですか!?」
P「はい。もちろん彼女らのトレーニングの賜物でもあるんですが、
単にトレーニングするだけじゃ筋肉が付くだけですからね。
適切に体型を整えて上げる必要があるんです」
すごい……、確かに最近ますます綺麗になったなって思う子はいますが、まさかそんな理由があったなんて……
ちひろ「それなら……、でも……」
P「大丈夫ですよ。お尻の上からバスタオルをかけて俺から見えないようにしますから」
それなら、いいかな?
P「じゃあ脱がしますね」
ちひろ「あ、きゃっ……」
プロデューサーさんがショーツに手をかけてきました。
でも、揉みほぐされた全身に力が入らなくてどっちみち抵抗はできそうにありません……
ちひろ「あの、ゴムが伸びないようにお願いします……」
そう、力なく言う以外にありませんでした……
P「分かってますよ。あ、すこし足を開いてください。足を通りません」
ちひろ「は、はい……」
するすると、ゆっくりショーツが下ろされて行きます……
恥ずかしい……、こんなところを他人に見られるのは幼稚園以来です……
でも、これからどんな凄いマッサージがまっているのかという期待も実はありました。
私もアイドルたちみたいに綺麗になれるのかな……
P「じゃあタオルをかけますね」
ふわりとお尻にバスタオルがかけられます。すーすーする……
P「ではまずはオイルから」
タオルの端がめくられてそこからオイルが塗られたプロデューサーさんの手が入ってきました。
うう、マッサージとはいえ、お尻に直接触られるのは恥ずかしすぎます……
ぬるぬるとオイルが塗られていき、そしてついに力強く揉んできます。
ちひろ「ん……あ、ん……」
あ……、それはマッサージの快感とは明らかに別の感覚……
もちろんマッサージ的な気持ちよさもあります。
お尻の奥深くの筋肉をほぐされる感覚は今までのマッサージに劣らない快楽です。
でも、それとは別の感覚があるのも事実……
ちひろ「んぅ……」
ダメ……、声が漏れちゃう……
P「声が出るなら気にせず出してください。リラックスしたほうが効果的ですから」
ちひろ「そんな、あぅ……、うぅん……」
恥ずかしい……、もみもみとリズミカルにお尻の肉がもまれます……
ただ揉むだけじゃありません、お尻をぐっと左右に割り開いたり、太腿の付け根を指で圧迫してきたりします……
だめ、もう少しずれたら、大事なところが……
P「アイドル達も気にせず声を出してますから大丈夫ですよ」
タオルが取られ、オイルがお尻にどろりと垂らされました。
あ、タオル……
ちひろ「あの、見えちゃってますよね……?」
P「大丈夫ですよ。気にしないでください」
ちひろ「あ、はい……」
P「では臀部中央に行きますからね」
ちひろ「あぁ……!あぅ……!」
えっ?えっ?プロデューサーさんの指がお尻の割れ目の奥に侵入してきます。
そ、そこは……!
P「括約筋は常に活動していてとても負担がかかってるんです。こういう機会によくほぐしてあげないと」
ちひろ「あ、あ、あ、いや、あぁん!」
プロデューサーさんの指が、とても敏感なところをリズミカルにグニグニとほぐしてきます!
ダメ!そこはダメ!でも、気持ちいい……!ああ……!
P「本来はもっと太いもののほうがいいんですが、ちひろさんは初めてで慣れてないので指でしますね」
ちひろ「や、やめてください、そ、そこは汚い……」
P「大丈夫です。ここに入れる時は指にゴムを付けますので。オイルも塗ってますから痛くありませんよ」
ちひろ「そ、そういう問題じゃ……」
P「マッサージだから大丈夫ですよ」
ずぷりと、以外にもスムーズにプロデューサーさんの指がそこへ侵入してきました。
ちひろ「あ、あ、あぁぁぁぁぁ!」
いた……、くない……?
P「ちゃんと事前によくもみほぐしましたし、括約筋をリラックスさせる成分がオイルに含まれてますから」
そして、プロデューサーさんは指をリズミカルに出し入れします。
うう、なんでしょう、この感覚は……
なんで、気持ちいいんですか……?私、頭がおかしくなったんでしょうか……
P「気持ちいいでしょう?排泄の感覚というのは気持ちいいものなんです。
赤ちゃんや動物が排泄をスムーズにできるのは快楽を感じるからなんです。
だからその感覚を疑似的に、なおかつ括約筋の負担なしで味わえるこのマッサージが気持ちいいのは当然なんです」
ああ、これが気持ちいいのは当然なんだ……、私が変なんじゃないんだ……
ぬるりとオイルまみれの指が奥まで突っ込まれます。オイルのおかげなのか不思議と苦痛はありません。
そこから指が引き抜かれると、どこかもどかしく、どこかむずがゆい不思議な快感が走り抜けます。
でも指は全て引き抜かれずに再び押し込まれ、また抜かれて、このもどかしい快感は何度も繰り返されます……
なんだか頭がぼうっとしてきます……
そして体の奥から何かが高ぶってきて、それは背筋を走って頭の中で真っ白に弾けました。
何か叫んでいた気がします。でもよく分からないまま、何もかもが真っ白になりました。
・
・
・
P「ちひろさん、ちひろさん、大丈夫ですか?」
ちひろ「……、え、あ、プロデューサー、さん……?」
ふと気が付くとベッドにうつ伏せになったまま気を失っていたようです。
ちひろ「あの、私は……」
P「初めてだったのでちょっと刺激が強かったようですね。でも大丈夫ですよ。みんな最初はそうなります」
あんなところをいじくられて、あんな風になっちゃうなんて……、恥ずかしすぎる……
いまさらですが羞恥心がぶり返してきました……
P「さて、最後のマッサージが残っていますが、どうしますか?」
ちひろ「さ、最後ですか……?」
P「はい。鼠蹊部の中からツボを刺激するすごく気持ちの良いマッサージです。さっきの以上にすごいですよ」
さっきのあれ以上……、いったいどれほどなのか想像も付きません……
そんなことをされたら私はどうなってしまうのか……
ちひろ「……、でも……」
P「アイドルのみんなもやってるから大丈夫ですよ」
ちひろ「……」
みんながやっているのなら……
どのみち私は体に全然力が入りません。だから、どうしようもないんです。
P「それじゃあ、始めましょうか」
ちひろ「はい……」
プロデューサーさんはぐったりしている私をくるりと引っ繰り返して仰向けにしました。
全部終わったらシーツを洗濯しないと、とそんなことがふと頭をよぎります。
そして……
ちひろ「ちょっと、どこ……、触ってるんですか……」
P「大丈夫です。マッサージですから」
以上になります
ふぅ...
元スレ
SS深夜VIP:ちひろ「ちょっと、どこ触ってるんですか!」P「大丈夫です」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1501444269/
ちひろ「ふぅ……、ようやく終わったぁ……」
時計を確認するともう夜の12時近く。私が所属するプロダクションの事務室には誰もいません。
ちひろ「明日はお休みだし、仕事を来週に残すわけにはいかなかったとはいえ……」
ちょっときついです。
普段はこんなに遅くなることはあまりないのですが、色々な事情でアイドルたちのスケジュールが重なってしまい
来週頭までに処理しないといけない書類が大量にでてきてしまったのです。
ちひろ「ずっとパソコン仕事だから肩や背中が痛いなぁ……、お尻も。椅子がもうちょっといいのだったらなぁ」
伸びをしながらそうぼやいた時、事務室の扉が開いてスーツ姿の男性が入ってきました。
我がプロダクションが誇るたった一人のプロデューサーさん。
でもアイドルの子たちみんなから信頼されるとっても敏腕なプロデューサーです。
私も、その、信頼しています。
3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 04:52:50 ID:jm9xVNWg
P「あれ、ちひろさん!まだ残ってたんですか!?」
ちひろ「お帰りなさい、プロデューサーさん。ちょうど全部終わったところですよ」
P「え、あれだけの書類、全部1人で片付けちゃったんですか!?半分くらいやってくれたら俺が明日残りをするって言ったのに」
ちひろ「一応、事務員ですから。こんな遅くまでがんばってるプロデューサーさんに休日出勤はさせられませんよ」
そう伝えるとプロデューサーさんは感極まったようにちょっと涙ぐんでいました。
P「ちひろさん……、ありがとうございます……」
ちひろ「もう、大げさですよ……」
こんなに喜んでくれるなら、がんばった甲斐があったかな。
P「本当にいくら感謝してもしたりないです。おかげで俺も明日は休めますし……
どうお礼をしていいか……、そうだ!ちひろさん、ずっと書類仕事だったんだから肩とか背中とか凝ってるんじゃないですか?」
ちひろ「え、あ、はい、そうですね、けっこう凝っちゃいました」
P「お礼と言っては何ですが、少しマッサージさせてもらえませんか?」
ちひろ「ま、マッサージですか……?」
4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 04:53:49 ID:jm9xVNWg
肩もみかな?
ちょっと恥ずかしい、でもプロデューサーさんに肩を揉んでもらえるなら……
P「だいじょうぶです、俺、実は大学のころは整体師のところに弟子入りをしてまして」
ちひろ「そうだったんですか!?それは知らなかったです」
まさかプロデューサーさんにそんな過去があったなんて。
P「まあ形の上ではアルバイトだったので履歴書にも書いてませんでしたし。
整体のプロを目指してたんですが色々あって結局ここの社長に口説き落とされてプロデューサーになりましたけど」
ちひろ「人に歴史あり、ですねぇ……」
P「それでも技術はプロ並みですよ。
実はダンスレッスン後のアイドルたちにもたまにマッサージをしてあげてるんですが、けっこう評判がいいんです」
へえ。アイドルのダンスレッスンはほんとにハードです。
そんなハードトレーニングをしている彼女らに評判がいいというマッサージ、ちょっと興味が湧いてきました。
どうせ明日は休みだからちょっとくらい帰るのが遅れてもだいじょうぶだし、お願いしてみようかな。
ちひろ「それでしたら、ちょっとだけ……」
P「じゃあ、仮眠室に来てもらえますか。マッサージ器具もそこに常備してるんです」
ちひろ「はい」
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 04:54:36 ID:jm9xVNWg
さっそく事務室の奥の仮眠室に行きました。
仮眠室のベッドはアイドルたちがレッスン後によく休憩をしたりプロデューサーさんが泊まり込みの際に使ったりしていて
定期的にアイドルの子たちが布団を干したりシーツを洗濯してくれたりします。
とくにプロデューサーさんが泊まり込みをした後はお世話好きな子が多いのか、
アイドルたちの誰かしらが嬉しそうに布団を片付けていますね。
おかげでお布団は仮眠用とは思えないくらいいつもふかふかです。
P「それじゃあ、上着を脱いで貰えますか?」
ちひろ「は、はい……」
ブラウスを着てるんだし、プロデューサーさんには水着姿を披露したこともあるのになんだか妙に恥ずかしいですね……。
たぶん服を脱いでるところをみられるのが恥ずかしいんだと思います。
突然の羞恥心に戸惑いながらも上着を脱いでハンガーにかけました。
6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 04:55:22 ID:jm9xVNWg
P「それでは、まずハンドマッサージから行きましょう。ベッドに仰向けに寝転んで、こっちに右手を出してください」
ちひろ「あ、はい」
あれ、これって上着を脱ぐ意味がなかったんじゃ……?
P「ハンドマッサージが終わったら肩や背中にいきますから。それにハンドマッサージも上着を脱いでリラックスしたほうが効果的なんです」
疑問が顔に出ていたようで、プロデューサーさんが説明してくれました。
流暢で手慣れた説明口調は確かにプロを思わせます。
これは期待できるかも。
P「では失礼します」
そしてプロデューサーさんが私の右手のひらを手で握りました。あ、思ったより手が大きくてしっかりしてる……
ふと、男の人に手を握られていることを急に意識して恥ずかしくなってきました。
P「大丈夫ですよ。マッサージですから」
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 04:56:13 ID:jm9xVNWg
ちひろ「そ、そうですよね……」
恥ずかしいと感じたことが恥ずかしい。これはマッサージなのに、自意識過剰かも……
P「うーん、確かに凝ってますねぇ……」
ギュッギュとプロデューサーさんの指が私の手のひらを指圧してきます。
あ、きもちいい……
P「手のひらにはね、いろんな内臓に繋がるツボがあって、手だけでなく全身がほぐれるんですよ」
ちひろ「そうなんですね」
さすがプロ並みというだけあって詳しいですね。
P「親指と人差し指の間のヒラは胃、手の甲の中央は腸の疲れを取るんです」
すごい、私の手のひらがグニグニとほぐされて行きます。
普段意識していない体内の筋肉や骨の形がすごく敏感に感じられます。私の手の中ってこんなふうになってたんだ。
8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 04:56:48 ID:jm9xVNWg
P「体が凝るっていうのはね、筋肉を包んでる腱っていう袋が凝り固まってる状態なんです。
普段から無理をしてると筋肉が変な動きをして腱と腱が縮んで動きづらくなる。
これを外部から力を込めて開いていく。
すると、ほら、筋肉の動きがとっても自由になるんです」
ちひろ「はわぁぁ……」
すごい、これがプロのハンドマッサージ、理屈については申し訳ないながらよく分かりませんでしたが、
プロデューサーさんのマッサージは素人の適当な揉みほぐしとは全然違います。
私の手の中の筋肉や骨の配置を理解して、的確にほぐしてきます。
錆びついていた私の手の中の部品を全部ばらして潤滑油を刷り込まれているような、不思議な解放感。
痛みもあるのですが、その痛みは再生と解放のための痛み。単なるイタ気持ちいいよりも高次元のカタルシス。
手のひらを揉まれる。ただそれだけの行為がまるで生まれ変わりのような精神的な解放感を引き起こすなんて……
P「手のひらはこれくらいでいいでしょう。次は手首、そして腕に行きます」
ちひろ「……あ……」
9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 04:57:19 ID:jm9xVNWg
やめないでほしい、もっと手のひらをほぐしてほしい、そんな寂しさが心から湧いてきましたが、
今度は手首や腕からまた新しい快楽の波動が襲ってきました。
普段全然意識してませんでしたが、腕の筋肉にこんなに疲労がたまっていたんですね。
普段滞っていた流れがつながったかのような感覚があります。
P「関節部は構造が複雑なので、ここで体液の流れが滞ってしまうことがよくあるんです」
P「では左手に行きましょう」
そうして、私の両腕はかつてないくらいにほぐされました。
P「さて、これらのハンドマッサージは前準備です。胴体には腕よりも大きくて複雑な筋肉がいっぱい詰まっていますからね
これらをほぐすために、まずリラックスするのが大事なんです。心がリラックスできていないと体をいくらほぐしても
全然効果がありませんからね」
ちひろ「は、はい……」
ハンドマッサージだけでもこんなに気持ちいいのに、胴体のマッサージはこれ以上だなんて、いったい私はどうなってしまうのでしょうか……
10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 04:58:08 ID:jm9xVNWg
P「そこで、なんですが……」
プロデューサーさんが急に口ごもりました。
ちひろ「どうしたんですか?」
P「その、ですね、ちひろさん、マッサージは精密なものなんです。体の中の構造を指先の感覚で的確に把握しながらやらないと
効果を100%発揮できません」
ちひろ「はい」
P「それで、ですが、ちひろさんが良ければ、ブラウスも脱いでもらえませんか?」
ちひろ「はい……って、え?」
P「やはり服の上からだとどうしても不完全になるんです。直接皮膚の上から触れないと凝りを上手く感じられないので」
ちひろ「えぇ……」
ど、どうしましょう……、ブラウスを脱ぐ、つまり下着姿ですか……、さすがにそれは恥ずかしい……
P「大丈夫です。アイドル達もやってますよ」
うーん、アイドルの子達もやっているというのなら、そんなに変な行為じゃないのかも。
……そうですね。これはいわばプロによる医療行為なわけです。
医者の前で服を脱ぐことを恥ずかしがる必要はないですよね……
11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 04:58:57 ID:jm9xVNWg
ちひろ「そ、それじゃあ、お願いします……」
私はブラウスを脱いで壁のハンガーにかけました。
今日のブラは淡いブルーのちょっと可愛いめのです。子供っぽいって思われたりするかしら……
って、プロデューサーさんはそんな不純な気持ちで私を脱がせたわけじゃないのに。
P「それではベッドにうつ伏せになって下さい」
ちひろ「はい」
うつ伏せになった私の横にプロデューサーさんが立ちました。
P「それじゃ、まずは首筋と肩からです」
ちひろ「……あっ」
すっかり敏感になった私の体は、指で軽く触れられただけで反応してしまいました。
P「こちらも凝ってますねぇ。でもだいじょうぶ。しっかりほぐしてあげますよ」
首筋の側面に指が食い込みます。自分でもかたまってるなー、と思っていた首の肉に信じられないほど深く、
プロデューサーさんの指が食い込みました。
すごい、自分で揉んでみてもこんなに喰い込まないのに……
12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 04:59:34 ID:jm9xVNWg
P「首筋もね、いろんな筋肉が組み合わさってるんです。その筋と筋の隙間を見切って的確に指を入れれば……」
ちひろ「はうっ……」
P「ゴリゴリってなるでしょ。筋肉を包む腱がこわばってる証拠です。これを割り開くようにじっくりと……」
ちひろ「あ、あぁぁぁ……」
すごい、首筋からゴリゴリと響く、なんなんでしょう、音が鳴ってるわけではないですが、確かに体内から響いてきます。
P「人間の頭は重たいですからね。常に頭を支えるために首の筋肉には負担がかかってるんです。もうちょっと前もいきましょうか」
ちひろ「うんん……」
プロデューサーさんの指が頸動脈の付近や声帯の周りも押してきます。でも苦しくはありません。
不思議と気持ちがいい……
P「頸動脈の周りも筋肉が多いですからね。血管に負担がかからないように注意すればマッサージ効果は高いんです。
それに、実は喉仏もマッサージ効果があるんですよ。デリケートなところだから強くしたらいけませんけど
適切に揉んでやると喉にいいんです」
そのままプロデューサーさんの手が前のほうにも進んできて鎖骨周りもグニグニと揉まれました。
体がとろけるようです……
13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 05:00:15 ID:jm9xVNWg
P「ふーむ、これから肩に行こうと思うのですが、ちょっと上半身が緊張してますね……」
ちひろ「え、そうなんですか?すっかり力が抜けてる気がするんですが」
P「はい。ちひろさん自体の問題ではなくて、これはブラジャーのサイズが合ってないせいですね」
ちひろ「え!?」
P「おっと、勘違いしないでくださいね。これはあくまでも人体工学に基づく話なんです。
ブラジャーの紐で背中が圧迫されて肩から背中の筋肉が緊張してしまってるんです。
ちょっと紐が短いのかもしれませんね」
ちひろ「な、なるほど……」
P「その、もしも胸のカップの話かと思われたら失礼しました」
ちひろ「い、いえ……、気にしないでください……」
ちょっとドキドキしました。でも、そうですよね。今のプロデューサーさんはそんな嫌らしい目線でみたりしませんよね。
P「それですね……、せっかくです。この際、ブラジャーとスカート、ストッキングも脱いでください」
ちひろ「は、え、えぇぇぇ!?」
ど、どういうことですか!?さすがに、それは……
14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 05:01:10 ID:jm9xVNWg
P「マッサージのためですから、大丈夫です」
ちひろ「で、でも……」
P「こういう体を締め付ける服はどうしても筋肉を緊張させて、全身のマッサージ効果を低下してしまうんです。
大丈夫です。アイドルのみんなもやってますよ」
ちひろ「う、うーん……」
P「トレーナーさんたちからも俺のマッサージは高く評価されています。だから俺を信じてください」
アイドルのみんなばかりか体育学の専門家のトレーナーさんたちからも評価されてるなんて……
P「このマッサージは痩身効果や美肌効果もあるんです。筋肉の血流がよくなることで全身が綺麗になるんです」
そんなに凄い効果が!?で、でも、胸やショーツを晒すのは恥ずかしいです……。
思春期以降はまだお母さん以外に見せたことはないのに……
P「大丈夫ですよ。うつ伏せですから俺からは見えません。それに腰にはタオルをかけておきますから」
ちひろ「うーん、それなら……」
15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 05:01:40 ID:jm9xVNWg
P「じゃあ時間がもったいないんで、脱がしていきますね」
ちひろ「え、あ、ちょっと……」
P「マッサージだから大丈夫です」
手慣れた様子でプロデューサーさんがブラのホックを外しました。
そして私が驚いて上半身を持ち上げた瞬間にするりと抜かれてしまいました。
ちひろ「あ……」
P「こっちに置いておきますね」
そして部屋にあるちゃぶ台の上に置かれます。これじゃ手が届きません……
P「スカートも……、よっと」
ちひろ「あう……」
やっぱり手慣れた様子でスカートのファスナーと留め金を外され、さらにストッキングも一緒にさっと脱がされてしまいました……
抵抗しようにも揉みほぐされた腕や首筋に力が入りません……
16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 05:02:29 ID:jm9xVNWg
P「では、せっかく脱いだわけですから、このマッサージオイルを使いましょう。マッサージ効果がぐんと高まるんです」
プロデューサーさんがシャンプーボトルのような容器を取り出しました。
P「ちょっとぬるっとしますが大丈夫です」
ちひろ「ひゃっ……」
背中にぬるりとそのマッサージオイルを塗られます。あ、なんだか気持ちがいい……、背中が熱くなってきます。
P「塗られたところが暖かくなってきたでしょう。血流をよくする成分が入ってるんですよ」
そして、肩のマッサージが始まりました。すごい、ただの肩もみとは比較になりません……
リズミカルに、そして力強く肩が解体されていきます……、ゴリゴリと音を立てて指先が肩の中に埋没します……
痛みもあるのですが、それがまた快感に繋がる無限ループ。肩もみってこんなにすごかったんだ……
P「やっぱり凝ってますね。肩って実は腕ではなく肩甲骨を支えてるんです。肩甲骨と肩の繋がりを意識して揉みほぐします」
肩甲骨の隙間にずぶりと指が入り込みます……、凄い、肩甲骨ってこんなに動くんだ……
自分の体のことなのに初めて知りました。
17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 05:03:06 ID:jm9xVNWg
P「マッサージオイルのおかげで滑りがよくなってますね……、次は背骨です。
背骨には姿勢を精密に保つための筋肉がいっぱいついています。
疲労しにくい丈夫な筋肉ですがその分負担が溜まっても自覚しづらいんですよ」
グニグニと背骨の周囲が揉みこまれます。なんだか気付いてなかった重りを少しずつ外されていくような気分です。
P「ふふふ、体の芯が軽くなって来たでしょう?では、次に意外に重要な脇の下を行きます。
実はここには腕を引っ張る筋肉がついていて、ここも効くんです」
プロデューサーさんが脇の内側を揉みこんできます。こんなところ意識したことなんてなかったのに、筋がゴリゴリ言うのを感じます。
体験したことのない快感です。
P「肋骨もしっかりと。肋骨の間には肋骨同士を結ぶ筋肉が走っています。
薄い筋肉ですが呼吸と姿勢を司る大切な筋肉なんですよ」
プロデューサーさんが体の側面を揉みこんできます。凄い、肋骨の隙間にこんなに指が入るんですね……
P「肋骨の動きを滑らかにすると呼吸が楽になるんですよ。前のほうの肋骨もやりますね」
そういってプロデューサーさんは私の背中から前のほうに両手を差し込んで鎖骨の下あたりを揉み始めました。
18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 05:03:44 ID:jm9xVNWg
P「ちょっと上半身を持ち上げてくれますか」
ちひろ「え、でも、そこは……」
P「マッサージだから大丈夫です」
ちょ、ちょっと恥ずかしい。もしもプロデューサーさんが手を下に下げたら……
P「ほらほら、早くしないとできませんよ」
ちひろ「す、すいません……」
慌てて上半身を持ち上げました。うう、布団に包まれていた胸が浮いてしまいます……
P「うーん、ここらへんも凝ってますね……もうちょっとオイルを塗りますか」
ペタぺタとわき腹から体の前面の肋骨のあたりまでオイルが塗られて体の前面を揉みこまれます。
時折プロデューサーさんの指が柔らかいところにも触れています……、
うう、どうしましょう……
19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 05:04:26 ID:jm9xVNWg
「あ、気にしないでください。嫌らしい意味はありませんから。アイドルの子たちも気にしてませんよ」
アイドルの子達も気にしてないんですね……
じゃあもしここで私が恥ずかしがったら私だけがイヤらしいことを考えるえっちな女の子だって
プロデューサーさんに思われちゃうかも……
P「さて、体の前はこれくらいにして、背中に戻りましょう。今度は腰です」
グニグニと腰を揉まれます。ここもちょっと恥ずかしい。アイドルの子たちと比べてスタイルが悪いって思われたりしないかな。
P「うーん、ちひろさん、水着の時も思いましたがこうしてると腰のラインが凄く綺麗ですね。
アイドルたちにも劣ってません」
ちひろ「え、そうですか?えへへ……」
お世辞かもしれないけど嬉しいな……
P「腰はほぼ筋肉だけで体重を支えないといけないところです。
だからとても負担がかかりやすい。
ほら、ここ気持ちいいでしょ」
そういってプロデューサーさんは腰の背骨周りをほぐします。
P「ここは内臓の働きをよくする効果もあるんです」
プロデューサーさんの指先が潜り込んできてお腹の中からマッサージされてるみたいです……
20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 05:05:14 ID:jm9xVNWg
もっと体の内側まで揉んでほしい、ついそう思ってしまいました。
だんだんプロデューサーさんの手が下の方に下がってきました。
あ、このままだとお尻に……
ど、どうしましょう……!?
P「ふむ、腰はこれくらいにして、本来は大殿筋のマッサージをすべきなのですが……」
だ、大殿筋ってお尻ですよね……!?
P「足の先から行きましょうか」
ちひろ「……あ……」
ほっとしたような、残念なような……
P「足裏マッサージは有名ですよね」
プロデューサーさんが足の方に回って足の裏にオイルを塗っています。
あ、足が臭かったりしないかしら……
21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 05:06:05 ID:jm9xVNWg
P「大丈夫ですよ。良い匂いです」
ちひろ「それならよかったです」
P「足の裏には体に良いツボが集中しているのは有名ですが、
単純に足そのものの筋肉をほぐすことも大切です。
全身の体重がかかるところですから負担もかかってますしね」
ちひろ「あつつ……」
プロデューサーさんが足の親指をグニグニと揉みこんでいます。ちょっと痛いけど気持ちいい……
指の腹だけでなく爪や側面、関節部などとてもきめ細やかにほぐされていきます。
P「足の裏が綺麗なアーチですね。指の大きさもバランスがいい。足タレもできそうですね」
ちひろ「そ、そんな……、お世辞はよしてくださいよ……」
P「いえいえ、アイドル達の足にも劣りませんよ」
22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 05:06:57 ID:jm9xVNWg
そんなことを話している時も、足の裏がぐりぐりと揉みこまれます。
親指の付け根、小指側、足のへこみの中、踵側、丁寧に揉まれて、イタ気持ちいい……
踵のアキレス腱の周りも揉まれました。ここも普段意識していませんでしたが、気持ちいいんですね。
P「ちょっと足を延ばしましょう」
ぐっと足首を引っ張られます。アキレス腱が気持ちよく伸びる……
両足ともに足首から先を丁寧にほぐされました。
P「次はふくらはぎですね。ここの筋肉は歩いたり走ったりするときに体を前に押し出す筋肉です。
大切なんですよ」
ふくらはぎの筋肉の中に指がぐいぐい入り込んできます。不思議と痛くありません。
P「ここも腕や肩と同じですね。筋肉の繋ぎ目をほぐして腱を緩ませる。するとベタベタくっついてた筋肉同士が
バラバラに動けるようになって楽になるんです」
腕の時も感じた快感。体を分解して潤滑油をさしてもらったような解放感。気持ちいい……
P「太腿は他の場所よりも筋肉が大きくてちょっと大変なんですよね」
そういってプロデューサーさんはぐっと踏ん張って太腿を抱きしめるようにして揉みほぐします。
23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 05:08:00 ID:jm9xVNWg
あ、あれ?
今後ろを振り返って気が付きましたが、プロデューサーさん、スーツを脱いでる?
黒いビキニパンツ一丁です。
えっ、どういうことですか!?
P「ああ、この格好のことなら気にしないでください。
マッサージオイルがスーツにつきますし、このほうが力が入りやすいんですよ。
アイドル達も気にしてませんから」
ちひろ「あ、はい……」
ちゃんとした理由があるのなら仕方ないですね。それにアイドルの子たちが気にしてないのに
私が気にしてたら私がイヤらしいことばかり考える女だって思われるかもしれないですし……
プロデューサーさん、けっこう筋肉質なんですね……、って何を考えてるのちひろ!
24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 05:08:47 ID:jm9xVNWg
P「さて、だいたいほぐれてきましたが、まだ重要なところがあるんですよね」
ちひろ「重要なところ、ですか?」
P「はい。大殿筋と鼠蹊部です」
ちひろ「そ、そこって……、でも……」
P「大殿筋は足と胴体をつなぐ重要な筋肉ですし、鼠蹊部は負担の溜まりやすいところなんです」
ちひろ「さ、さすがにそれはちょっと……」
P「大丈夫です。アイドルの子たちもやってますから。安心してください。」
アイドルの子たちもやってもらってるのか……
なら安心かな……?でも、さすがに恥ずかしいです……
ちひろ「け、けしてプロデューサーさんを疑ってる訳ではないですが……、うぅ……」
25: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 05:09:30 ID:jm9xVNWg
P「このマッサージにはスタイルを良くする効果もあるんです。
アイドルたちにもいますよね。以前よりもスタイルが良くなった子たちが」
ちひろ「え、まさか、プロデューサーさんのマッサージのおかげなんですか!?」
P「はい。もちろん彼女らのトレーニングの賜物でもあるんですが、
単にトレーニングするだけじゃ筋肉が付くだけですからね。
適切に体型を整えて上げる必要があるんです」
すごい……、確かに最近ますます綺麗になったなって思う子はいますが、まさかそんな理由があったなんて……
ちひろ「それなら……、でも……」
P「大丈夫ですよ。お尻の上からバスタオルをかけて俺から見えないようにしますから」
それなら、いいかな?
P「じゃあ脱がしますね」
ちひろ「あ、きゃっ……」
26: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 05:10:10 ID:jm9xVNWg
プロデューサーさんがショーツに手をかけてきました。
でも、揉みほぐされた全身に力が入らなくてどっちみち抵抗はできそうにありません……
ちひろ「あの、ゴムが伸びないようにお願いします……」
そう、力なく言う以外にありませんでした……
P「分かってますよ。あ、すこし足を開いてください。足を通りません」
ちひろ「は、はい……」
するすると、ゆっくりショーツが下ろされて行きます……
恥ずかしい……、こんなところを他人に見られるのは幼稚園以来です……
でも、これからどんな凄いマッサージがまっているのかという期待も実はありました。
私もアイドルたちみたいに綺麗になれるのかな……
27: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 05:11:10 ID:jm9xVNWg
P「じゃあタオルをかけますね」
ふわりとお尻にバスタオルがかけられます。すーすーする……
P「ではまずはオイルから」
タオルの端がめくられてそこからオイルが塗られたプロデューサーさんの手が入ってきました。
うう、マッサージとはいえ、お尻に直接触られるのは恥ずかしすぎます……
ぬるぬるとオイルが塗られていき、そしてついに力強く揉んできます。
ちひろ「ん……あ、ん……」
あ……、それはマッサージの快感とは明らかに別の感覚……
もちろんマッサージ的な気持ちよさもあります。
お尻の奥深くの筋肉をほぐされる感覚は今までのマッサージに劣らない快楽です。
でも、それとは別の感覚があるのも事実……
28: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 05:12:01 ID:jm9xVNWg
ちひろ「んぅ……」
ダメ……、声が漏れちゃう……
P「声が出るなら気にせず出してください。リラックスしたほうが効果的ですから」
ちひろ「そんな、あぅ……、うぅん……」
恥ずかしい……、もみもみとリズミカルにお尻の肉がもまれます……
ただ揉むだけじゃありません、お尻をぐっと左右に割り開いたり、太腿の付け根を指で圧迫してきたりします……
だめ、もう少しずれたら、大事なところが……
P「アイドル達も気にせず声を出してますから大丈夫ですよ」
タオルが取られ、オイルがお尻にどろりと垂らされました。
あ、タオル……
ちひろ「あの、見えちゃってますよね……?」
P「大丈夫ですよ。気にしないでください」
ちひろ「あ、はい……」
29: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 05:13:22 ID:jm9xVNWg
P「では臀部中央に行きますからね」
ちひろ「あぁ……!あぅ……!」
えっ?えっ?プロデューサーさんの指がお尻の割れ目の奥に侵入してきます。
そ、そこは……!
P「括約筋は常に活動していてとても負担がかかってるんです。こういう機会によくほぐしてあげないと」
ちひろ「あ、あ、あ、いや、あぁん!」
プロデューサーさんの指が、とても敏感なところをリズミカルにグニグニとほぐしてきます!
ダメ!そこはダメ!でも、気持ちいい……!ああ……!
P「本来はもっと太いもののほうがいいんですが、ちひろさんは初めてで慣れてないので指でしますね」
ちひろ「や、やめてください、そ、そこは汚い……」
P「大丈夫です。ここに入れる時は指にゴムを付けますので。オイルも塗ってますから痛くありませんよ」
ちひろ「そ、そういう問題じゃ……」
P「マッサージだから大丈夫ですよ」
30: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 05:14:15 ID:jm9xVNWg
ずぷりと、以外にもスムーズにプロデューサーさんの指がそこへ侵入してきました。
ちひろ「あ、あ、あぁぁぁぁぁ!」
いた……、くない……?
P「ちゃんと事前によくもみほぐしましたし、括約筋をリラックスさせる成分がオイルに含まれてますから」
そして、プロデューサーさんは指をリズミカルに出し入れします。
うう、なんでしょう、この感覚は……
なんで、気持ちいいんですか……?私、頭がおかしくなったんでしょうか……
P「気持ちいいでしょう?排泄の感覚というのは気持ちいいものなんです。
赤ちゃんや動物が排泄をスムーズにできるのは快楽を感じるからなんです。
だからその感覚を疑似的に、なおかつ括約筋の負担なしで味わえるこのマッサージが気持ちいいのは当然なんです」
ああ、これが気持ちいいのは当然なんだ……、私が変なんじゃないんだ……
31: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 05:14:55 ID:jm9xVNWg
ぬるりとオイルまみれの指が奥まで突っ込まれます。オイルのおかげなのか不思議と苦痛はありません。
そこから指が引き抜かれると、どこかもどかしく、どこかむずがゆい不思議な快感が走り抜けます。
でも指は全て引き抜かれずに再び押し込まれ、また抜かれて、このもどかしい快感は何度も繰り返されます……
なんだか頭がぼうっとしてきます……
そして体の奥から何かが高ぶってきて、それは背筋を走って頭の中で真っ白に弾けました。
何か叫んでいた気がします。でもよく分からないまま、何もかもが真っ白になりました。
・
・
・
P「ちひろさん、ちひろさん、大丈夫ですか?」
ちひろ「……、え、あ、プロデューサー、さん……?」
32: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 05:16:02 ID:jm9xVNWg
ふと気が付くとベッドにうつ伏せになったまま気を失っていたようです。
ちひろ「あの、私は……」
P「初めてだったのでちょっと刺激が強かったようですね。でも大丈夫ですよ。みんな最初はそうなります」
あんなところをいじくられて、あんな風になっちゃうなんて……、恥ずかしすぎる……
いまさらですが羞恥心がぶり返してきました……
P「さて、最後のマッサージが残っていますが、どうしますか?」
ちひろ「さ、最後ですか……?」
P「はい。鼠蹊部の中からツボを刺激するすごく気持ちの良いマッサージです。さっきの以上にすごいですよ」
さっきのあれ以上……、いったいどれほどなのか想像も付きません……
そんなことをされたら私はどうなってしまうのか……
ちひろ「……、でも……」
P「アイドルのみんなもやってるから大丈夫ですよ」
33: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 05:16:46 ID:jm9xVNWg
ちひろ「……」
みんながやっているのなら……
どのみち私は体に全然力が入りません。だから、どうしようもないんです。
P「それじゃあ、始めましょうか」
ちひろ「はい……」
プロデューサーさんはぐったりしている私をくるりと引っ繰り返して仰向けにしました。
全部終わったらシーツを洗濯しないと、とそんなことがふと頭をよぎります。
そして……
ちひろ「ちょっと、どこ……、触ってるんですか……」
P「大丈夫です。マッサージですから」
34: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 05:17:39 ID:jm9xVNWg
以上になります
36: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/07/31(月) 08:36:32 ID:MZRP5nNg
ふぅ...
SS深夜VIP:ちひろ「ちょっと、どこ触ってるんですか!」P「大丈夫です」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1501444269/