SS速報VIP:マリ「わんこくん!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1359277876/
1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 18:11:16.40 ID:xOHrzRaZ0
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1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 18:11:16.40 ID:xOHrzRaZ0
シンジ「あっマリさん。どうも」ペコッ
マリ「どもどもっ!学校帰りかい?」
シンジ「そうです。これからちょっと夕飯のお買い物行こうと思ってて」
マリ「そっかー!ってあれ?姫は?」
シンジ「今日は洞木さんの家に泊まるみたいです。」
マリ「ほうほう...てことは今日h プルル・・・プルル
シンジ「あっ!ごめんなさい僕です!ちょっと待ってて下さいね」
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2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 18:15:21.20 ID:xOHrzRaZ0
シンジ「はい...はいそうですか...お仕事頑張ってくださいね。ではっ」ピッ
マリ「終わったー?」ヒョイ
シンジ「はい、ミサトさんが今日は仕事で帰れないって」
マリ「あの人も意外と大変ねー」スタスタ
シンジ「まぁ結構な職に就いてるっぽいですし仕方ないですよ」スタスタ
マリってゆうか
鶴屋さんみたい
>>3
言われてみればw 元気一杯の明るいマリだと思ってくれw
マリ「てかさぁ!さっきの話の続きなんだけど!」ピタッ
マリ「今日わんこくんの家って誰もいない...よね?」
シンジ「アスカもミサトさんもいないので...そうですね、一人です」
マリ「そっかぁ~そうなのかぁ~」ニヤニヤ
シンジ「な、なんですか...?」ジトー
マリ「今日は私がわんこくんのおうちに泊まりに行く日ですね!!」ビシッッ
シンジ「そっ、そんな約束はしてn
マリ「あーーーーーっ!聞こえない聞こえない!聞こえないにゃーー!」ブンブン
シンジ「わ、分かりましたよ...けど着替えとかどうすればいいですか?勝手にアスカの借りれないし...」
マリ「そこはほら、わんこくんが夕飯のお買い物してるあいだに私が取りに行っとくからさ!いいでしょ?」ウワメヅカイー
シンジ「うっ...仕方ないですね...じゃあ夕飯の具材買ってきますからまた後で」テレッ
マリ「はいはーい!」ダッダッダッ
───帰宅中のマリ───
マリ(うわっほおおいい!!なんか押して押して押してたらわんこくんのおうち泊まれることになった・・・!)
マリ(わんこくん今夜はお楽しみだねとか言っとけばまた照れてる顔見れたのかな...あぁわんこくんわんこくんわんこくん...!!!)ドキドキ
マリ(お、落ち着け私...今日わんこくんを落としてみせる!!けど...どうやって...?)シュン
───スーパーに向かうシンジ───
シンジ(今日はマリさんが泊まりに来る...)
シンジ(何作ろう喜ばせたい...あぁマリさんマリさんマリさん...!!!)ドキドキ
シンジ(お、落ち着こう。碇シンジ、僕はエヴァ初号機パイロットだぞ!しっかりしろ!!)キリッ
シンジ(きょ、今日、マリさんに...気持ちを...けどどやって...)ゴクリ
マリ シンジ(どうしよう...)
───ミサト宅───
ピンポーン
シンジ「はーい!」ガチャ
マリ「よっ!わんこくん!」
シンジ「はい、今ご飯作ってる途中なので少し待っててくださいね」
マリ「あいよー!私もなんか手伝おうか?」
シンジ「いや、僕ひとりで大丈夫ですよ。マリさんはお客さんなんですからゆっくりしといてください」
マリ「そっかそっか!それじゃあ私はぁ~~わんこくんの部屋にっ!!」ドタドタ
シンジ「あっ待っt...ちょっ!!」アセアセ
ガラッ
マリ「あれ...ない...」
シンジ「なっ何がですか...人の部屋勝手に入らないでくださいよ...」ドキドキ
マリ「いやぁ~思春期の男の子の部屋だもの...あんな本とかこんな本あってもおかしくないって思ったんだけど...」
マリ(やっぱり純粋なのかな?かわいいなぁわんこくん)キュン
シンジ「とりあえず僕の部屋から出て下さいよ!!リビングでテレビでも見てて下さい!」
マリ「はーい」テクテク
シンジ「...」
シンジ(ケンスケに頼んで撮ってもらったマリさんの写真...隠しといてよかった)ドキドキ
───リビング───
マリ「ふんふーん♪」ゴロゴロ
マリ(結局何も考えずに来ちゃった...とりあえずご飯食べたあとにでも考えようかな?)
マリ(それにしてもわんこくんのエプロン姿...まるで女の子みたい...かわいいなぁもう!)ジッー
───キッチン───
シンジ(なんかマリさんがこっちを見てる気がする...)ドキドキ
シンジ「あっそうだ!マリさーん!」
ハイヨー!
シンジ「何か食べたい物ありますかー?けっこう具材あるんである程度のものはできそうなんですけどー!」
ハンバーグガイイナー!!
シンジ「分かりましたー!もう少し待っててくださいねー!」
ウーイ!
シンジ(ハンバーグか...フフッここで十八番が希望されるなんて運がいいな僕...よし!)メラメラ
───1時間後───
シンジ「おまたせしましたー!」ジャーン
マリ「おおーっ!これはこれはおいしそうな」クンクン
シンジ「ちょっと本気出して作ってみました!食べてください!」テレ
マリ「じゃあいただきます!」パクッ
マリ「おいしーっ!!!わんこくんこれすっごいよ!?お店開けるよ!?!?」モグモグ
シンジ「そ、そんなことないですよ。いつも料理作ってるし慣れてるだけです」テレテレ
マリ「姫ってわんこくんの料理毎日食べてるんだよね?羨ましい...」シュン
シンジ「今度お弁当作りましょうか?ひとり増えただけじゃあんま変わらないですし」
マリ「ほんとにーっ?じゃあお願いしちゃお!」
マリ(これは...!お弁当作ってもらうって願ってたことが簡単に...これはいけるかも?)
シンジ(マリさん喜んでる...?言ってよかったな、マリさんに会える理由もできたし)
シンジ「マリさんって好き嫌いなさそうですね」モグモグ
マリ「そうだねーあんま好き嫌いないし、わんこくんの料理だったらなんでも残さず食べちゃうかにゃ?」サラッ
シンジ「そっそうですか///なんか恥ずかしいな」テレ
マリ「ゲホッゲホッ」
シンジ「まっマリさん!?大丈夫ですか!?」サスサス
マリ「ゲホッ...だ、だいじょぶだいじょぶ」
マリ(わんこくんがかわいすぎて生きるのが辛い)
シンジ「あっ」
マリ「?」
シンジ「ごっごめんなさい!咄嗟に手が動いちゃって」サッ
マリ「あぁ気にしないでいいよっ」
マリ(そういえばずっと背中さすっててくれた...やばいよもう死にそうだよ)キュン
シンジ(無意識に手が背中に...嫌がってなかったかな?大丈夫かな...とりあえず)
シンジ「ご飯も食べ終わったことですし、マリさんお風呂に入りますか?」
マリ「そうだね!じゃあお借りしちゃおっかなぁ~...」
マリ「あっ!」
シンジ「どうかしましたか?」
マリ「一緒に入る?」ニヤッ
シンジ「なっ///いいから早く入っちゃってくださいよ!!!もう!」
マリ「あはは、わんこくんは冗談が通じないねぇ~」ニヤニヤ
マリ(こ れ は ヤ バ イ)
マリ(本格的にわんこくんをいじり倒したいね。これは)
シンジ(マリさんにからかわれてばっかだ...いやじゃ...ないけど///)
───お風呂───
マリ「...」チャポン
マリ(どうしよっかなぁ...ストレートに気持ちを伝える?けどOKしてくれるかな)ブクブクブク
マリ(わんこくんからって、さすがにそれはないか...)ブクブクブク
マリ(姫のこと、どう思ってるのかな?普段話したりしてる分好感度とか...)ブクブクブク
マリ(今は考えない!そう!考えないことにしよう!!)バシャッ!
───キッチン───
シンジ「~♪」フキフキ
シンジ(マリさん...喜んでくれてたな...)フキフキ
シンジ(このあとどうしようかな?何もないってのは失礼だし...)フキフキ
シンジ(っていってももうすぐ寝る時間だなぁ。マリさんに言って今日はもう寝ようってことにしようかな)フキフキ
シンジ「あっ」ピタッ
シンジ(これじゃ...告白ができないじゃないか!!)フキフキフキフキ
シンジ(どどどどうしよう...とととりあえずお風呂に入ってから考えよう)フキフキフキフキバリッ
シンジ「Oh」
ガチャッ
マリ「わんこくんお風呂あがったよー!」フキフキ
シンジ「はーい!ってうわっ///」ビクッ
マリ「悩殺ポーズ!」ウフーン
シンジ「ちょ///いいからパジャマ着てくださいよ!タオル巻いてるだけじゃないですか!!」
マリ「もーわんこくん、少しはこの体を褒めてもいいんじゃないかな?」パジャマキーノ
シンジ「そ、そんなこと言われても...は、恥ずかしいですし...」
シンジ「えーと...綺麗です...マリさんっ//」
マリ「」ズキューン
マリ「わ、私リビング行ってるわー!!!」ドタタ
シンジ「なんか慌ててたような?どうしたんだろ...」
シンジ「まぁいいか...」ヌギヌギ
マリ(あっぶな~...危うく抱きしめるところだったよ)
マリ(?抱きしめ...る?)
───お風呂───
シンジ「...」チャポン
シンジ(この思いをマリさんに...)ブクブクブク
シンジ(でもマリさんは受け取ってくれるかな?)ブクブクブク
シンジ(でもそれ気にしたら始まらないし...)ブクブクブク
シンジ(ええい!もうどうにでもなれ!)バシャッ
お風呂上がり
シンジ「もうこんな時間ですね」ソワッ
マリ「そ、そうだね」ソワッ
シンジ「もう寝ますか?」
マリ「そうしよっか」
シンジ「僕はリビングで寝るんでマリさんは嫌かもしれませんけど僕の部屋で寝てください」
マリ「そこなんだよわんこくん」
シンジ「え?」
マリ「そこが問題なんですよ!」ビシッ
シンジ「は、はぁ。やっぱり僕の部屋で寝るのいやですか?」シュン
マリ「そうじゃないにゃ!だから~」ソロー
マリ「一緒に寝よ?」ジッ
シンジ「」
シンジ「えっ...ええ!?」ドキドキ
マリ「だめ?」
シンジ「だだだだめっていうかそのなんていうか色々アウトな気が...」オロオロ
マリ「何がダメ?私と寝るのイヤ?」ジーッ
シンジ「そっそういうことじゃないですけど...」フイッ
マリ「じゃあいいでしょ?寝よ?わんこくん」
シンジ「は、はい...」
───シンジの部屋───
シンジ(どうしよう...息が上手くできないよ助けてよ父さん...)
シンジ(でもこれってチャンスだよね...勇気を振り絞れば思いを伝えられる)ゴクッ
マリ(わんこくんを抱きしめて好きって言うわんこくんを抱きしめて好きって言うわんこくんを抱きしめて好きって言う!)
マリ(強引にここまできたけど...これは絶好のチャンス!いくしかない!)ゴクッ
マリ シンジ「あの!」
マリ「わんこくんからどーぞっ」
シンジ「マ、マリさんからで」
マリ「私はいいからわんこくんから!」
シンジ「う、うん...じゃあ」
シンジ「...」スッー
シンジ「...」ハァー
シンジ(行くぞ、碇シンジ。僕ならできる!隣で寝てるマリさんに...一言...!)
シンジ「あのですね、僕、実は前からマリさんのことg
マリ「すとおおおおっぷ!!!!」バシー
シンジ「ングッ!?」
シンジ「ぷはぁ」ハァハァ
シンジ「ど、どうしたんですか?」
マリ「そこから先のセリフは私に言わせて」
シンジ「えっ?」
マリ「好き。私、わんこくんのことが好きだよ」ジッ
シンジ「えっと...え?」ポカーン
シンジ「ほ、ほんとに?」ジッ
マリ「こればっかはからかったりしてないよ。私、わんこくんのことが好き」ジッー
マリ「だから...」
マリ「...」ギュッ
マリ「今度はわんこくんの番。はい、気持ち、聞かせて?」
シンジ「う、うん」ドキドキ
シンジ「僕も、マリのことが───
───翌日───
アスカ「んで、アンタたちは何してたわけ?」ギロッ
アスカ「おんなじ部屋で抱き合って寝てるなんてほんっと信じらんない!!!」
アスカ「少し目を離したらこんなことするんだから盛りのついた犬は大変ね!」フンッ
マリ「ま、まぁまぁ姫~~そこは堪忍堪忍~」ギュー
アスカ「だっ抱きつくな!アンタもこんな犬に...趣味悪すぎよ!」
アスカ「私だったら檻に入れて監視するわよ!」
シンジ「あ、あはは...」
マリ「檻に入れて監視したいほど心配なのかにゃ?」ニヤリ
アスカ「~~~~っ!」
アスカ「知らないわよ!勝手に言ってなさい!!」バタン!
マリ「行っちゃったね、姫」
シンジ「そうだね...なんかごめん...」
シンジ「早起きするつもりだったんだけど、その...///」テレテレ
マリ「私も、一緒に寝るのがこんなにも...//」
マリ「なんていうのかにゃ~?ぽかぽかする?っていうか...」
シンジ「そうだね、ぽかぽかした。おかげでぐっすり眠っちゃったよ」ニコッ
シンジ「とりあえず、僕は朝ごはんの用意しないと」
シンジ「一緒に食べてく?」
マリ「いんや、姫の機嫌も悪いしさっさと帰るにゃ」スタッ
マリ「その前にっ」
シンジ「?」
マリ「ほれっ」ホッペニチュー
シンジ「!?///」
シンジ「なっななな///」カッー
マリ「私たち、もう恋人どうし」
マリ「これからよろしくねっわんこくん!」ニコッ
終わり
シンジ「マリー!」スタスタ
───デート当日───
マリ「んっ!よーすわんこくん~!」フリフリ
シンジ「またせちゃったかな?」
マリ「ううん平気平気!」
シンジ「ごめんね、じゃあ行こうか」スッ
マリ「う、うん」ギュッ
マリ(ほっぺにちゅーした日からわんこくん、なんだか積極的になったなぁ///)
───1週間前───
リツコ「はい、みんなお疲れ様」
ミサト「今回のトップは...アスカよ。頑張ったわね」
アスカ「当然よ!こんなやつらに負けてらんないわよまったく!」フン
ミサト「ちょっとアスカ!みんなも頑張ってるし、数値も悪くないわよ」
マリ「姫がだらだらしてるうちに追い抜いちゃうにゃ?」ニヤ
アスカ「フンッ!やれるもんだったらやってみなさいよ!」
シンジ「ま、まぁまぁ」アハハ
アスカ「バカシンジ、あんたも少しは恥を知りなさい!」
シンジ「う、うん...」シュン
レイ「...」
ミサト「とりあえず、今日のシンクロテストはこれでおしまい。みんなもうかえっていいわ」
アスカ「あーあ、お腹減った。バカシンジ、今日ハンバーグね」スタスタ
シンジ「わかったよアスカ」
───女子更衣室───
アスカ「まったくあのバカシンジ、ほんとにへこへこしてるわね」ヌギヌギ
マリ「わんこくんはそこがいいんだよ」ヌギヌギ
マリ(私の前では、ちゃんと男の子もやってるけどね♪)
アスカ「なによ、コネメガネ。アンタあいつの肩持つの?」イラッ
アスカ「ていうかアンタ達最近ミョーに仲いいわね」ジトー
マリ「なになに?姫~もしかして気になっちゃう?」ニヤ
アスカ「っ!んなわけないでしょコネメガネ!何言ってんのよ!」ギロッ
マリ「ごめんにゃさい」ヘコッ
アスカ「フ、フンッ。早くかえってゲームしよっと」
アスカ「んじゃ」ウィーン
レイ「...」
レイ「さよなら」ウィーン
マリ「...」
マリ(わんこくんのところいこっと♪)ウィーン
───男子更衣室───
シンジ「...」ヌギヌギ
シンジ(今日はマリと手を繋いで帰る今日はマリと手を繋いで帰る今日はマリと手を繋いで帰る!)
シンジ(最近みんなにバレないように二人きりになって、一緒に帰ったりとかはしてたけど、まだ手をつないでない...)
シンジ(それに、キスされた日以来長時間二人きりってのも、唇に...チューもしてない)
シンジ(デートに...誘わないと!)ゴクリ
シンジ(でもどこに行こうかな...マリと考えよっかな)
シンジ(マリ、まだいるかな?)ウィーン
───NERV内廊下───
マリ「...」カベニヨリカカリー
ウィーン
マリ シンジ「あっ」
マリ「わんこくん今から帰り?」
シンジ「うん、マリ...待っててくれたんだね」
マリ「一緒に帰りたかったにゃ」シュン
シンジ「っ//あ、ありがとう」テレテレ
シンジ「じゃあ一緒に帰ろっか」
シンジ「...」(行くぞ...!)
シンジ「はいっ」スッ
マリ「にゃ?」
シンジ「手、つなごう///」カーッ
マリ「あ、うっ...うん///」カーッ
マリ「...」ギュッ
シンジ「じゃあ、行こうか」スタスタ
マリ「うん」スタスタ
??「あんのメガネ...!!」メラメラ
───帰り道───
シンジ「...」スタスタ
マリ「...」スタスタ
シンジ(普段の二人の時は会話しながら楽しく帰ってるけど、手を繋いだだけでここまで緊張するなんて...)ドキドキ
シンジ(と、とりあえずデートのお誘いを...)
マリ(わんこくんから手をつなごうだなんて...)ドキドキ
マリ(私からもなんかしないと...)
マリ(デート!デートのお誘いを!)
マリ シンジ「あの!」ピタッ
マリ「わんこくんからどーぞ!」
シンジ「ダメだよ。今度はマリが言う番だよ」ジッ
マリ「っ!...///」
マリ(なんかほんとに...男の子になっちゃってるなぁ///)
マリ「わっ私たち、最近二人でいることは多いけど長い時間は一緒じゃないじゃん?」モジモジ
マリ「だから...デートなんてどうかにゃ~なんて思ったり」チラ
シンジ「じっ実は僕もデートしたかったんだ!」キラキラ
シンジ「どこか行きたい場所はある?」
マリ「う~ん...私はわんこくんがいるところならどこでもいいけどにゃ~」
シンジ「っ!// う、嬉しいけどやっぱり具体的な場所をさ...」
マリ「あ!お買い物デートっていうのは?」
シンジ「そういえば近場に大きなお店ができたんだっけ?」
マリ「そうそう!洋服とかアクセサリーとかいっぱいあるんだって!私あんまりお買い物いかないし、行くならわんこくんとがいいしさ!」
シンジ「じゃあそこで。そのあとは僕が考えとくよ」
マリ「うんうん!じゃあ来週の休みに行こっ!」
シンジ「うん!」
シンジ マリ「...」スタスタ
シンジ「あっ、僕はここで」ピタ
マリ「はいよー」
マリ(ここでわんこくんに!)
マリ「んっ」
シンジ「ん?」
マリ「んっー!」
シンジ「マ、マリ?」アセアセ
マリ「両手を前に出してるんだから、抱きしめて欲しかったにゃ...」シュン
シンジ「あぅ...ごっごめん!」
シンジ「じゃ、じゃあ...」ギュー
マリ「にゃ~」ニコニコ
シンジ「ね、ねぇマリ?」
シンジ「も、もういい?」
マリ「もちょっと」スリスリ
シンジ「さ、さすがに道のど真ん中はまずいよ...今は人がいないからいいけどもし来たら大変だよ」
マリ「んもー...分かったにゃ」
マリ「じゃあねー!わんこくん!」
シンジ「うん!気をつけてね~!」スタスタ
マリ「さてと...帰りますか」スタスタ
電柱
アスカ「...」ノソリ
アスカ「...」プルプル
───ミサト宅───
ミサト「たっだいま~!」
シンジ「おかえりなさい、ミサトさん。今日は早かったんですね」
ミサト「運良くお仕事早く切り上げられたのよ」
シンジ「そうですか、おつまみ用意しときますね」
ミサト「あらっシンちゃんったら気が利くわね~」ドサッ
ミサト「」プシュッ
ミサト「」ゴクゴクッ
ミサト「くうぅぅぅっ!仕事が終わってからのビールは格別ね~!」プハァー
ミサト「そういえばアスカの姿が見えないわねぇ」キョロキョロ
シンジ「アスカなら部屋にいますよ。なんだか機嫌悪いみたいで」
シンジ「僕、なんかしちゃったのかなぁ...」シュン
ミサト「まぁアスカはそういうところがあるから、気にするほどでもないんじゃないかしら」
ミサト「明日になったらきっと機嫌直ってるわよ♪」
シンジ「そう...だといいんですけど...」
───アスカの部屋───
アスカ(なんであのコネメガネとバカシンジが...)イライラ
アスカ(私のほうが美人のはずだし...胸は...人並み...いやもしくはそれ以上あるはずよ!)イライラ
アスカ(奪われた...私のバカシンジ...)シュン
アスカ(ちっ違うわ!!何考えてるのよ私ったら!あんなやつ...)
アスカ(そう!奴隷!奴隷が奪われちゃ大変だわ!取り返さなくちゃ...)ガタッ
アスカ「必ず...取り戻すんだから...」ボソッ
アスカ「それにしてもお腹へっ コンコン
アスカ「!?」ビクッ
シンジ「アスカー?」
アスカ「な、なによバカシンジ!」
シンジ「い、いや...ごはん食べてないでしょ?いらないってアスカは言ったけどお腹、減ってるんじゃないかなって」
シンジ「ここに置いとくから。よかったら食べてね」
シンジ「じゃ...」スタスタ
アスカ「...」
ガラッ
アスカ「...ハンバーグじゃ...ないじゃない」
アスカ「ばか」
───再びデート当日───
ワイワイガヤガヤ
シンジ「うわぁ~さすがにオープンしたてだから混んでるね」
マリ「だにゃ~」
シンジ「はぐれないように手、はなさないでね」ギュッ
マリ「うん///」ギュ
少し離れたところ
アスカ(あいつら...バカシンジが妙に衣服や髪型に気を使ってたからまさかと思ってつけてきたけど...)
アスカ(で、デートってわけね...)
アスカ(いや!!きっとこれはバカシンジがコネメガネに買い物に付き合わされてるだけだわ!)
アスカ(このままバレないようにつけてあいつらがどういう関係だか確かめてやる!!)
アスカ「ほら、アンタも早く来なさいよ」
レイ「...」
レイ「なぜ、碇君と弐号機の人の後をつけたりするの?」
アスカ「アンタバカァ?アンタいつも弁当作ってもらってるんでしょ?あのメガネにバカシンジ取られたらもうメガネにつきっきりになって弁当作ってもらえなくなるわよ?」
アスカ「そ!れ!に!弐号機のパイロットはこの私なんだから、コネメガネのこと弐号機の人って呼ぶのやめなさい!」フン
レイ「...」
レイ「碇君、曲がったわ」
アスカ「え?あ、うん...そうね」
レイ「行きましょう」ドスドスドス
アスカ(なんかスイッチ押しちゃった気がする)
マリとシンジ
シンジ「ここは...洋服屋だね」
マリ「かわいい服がたくさんあるにゃ!」
シンジ「ちょっと見てみよっか」
イラッシャーセードーゾゴランクダサー
シンジ「服だけじゃなくて帽子やらいろんなのがあるね」キョロキョロ
マリ「あっ!わんこくんわんこくん!」タッタッタッ
マリ「これつけてみてよ」スッ
シンジ「ん?メガネ?」
マリ「これはいわゆるダテメガネというやつだにゃ」ニヤリ
シンジ「メガネかぁ...似合わないと思うんだけどなぁ」カチャッ
マリ「...!!」ドキッ
シンジ「? どうしたの?マリ」
マリ「な、なんでもないにゃ...」ドキドキ
マリ(からかおうとしたつもりが...全然かっこいいじゃん...)キュン
シンジ「そう?違和感があったりしてあんまつけるの好きじゃないんだよなぁ」
シンジ「マリはいっつもメガネしてるよね」ジー
マリ「これがないとわんこくんが見れなーい」ギュー
シンジ「うわっ//だからこういうところではダメだって...!」
マリ「はーい」パッ
シンジ「あれ?随分と聞き分けがいいね?」
マリ「だって後で二人きりになれる場所、連れてってくれるんでしょ?」ジッ
シンジ「っ!//」
シンジ「そ、それは...お楽しみだよ」フイッ
マリ「あー!わんこくんが逃げた~!」
シンジ「あはは、ごめんごめん」
シンジ「まぁ今はお店の中回ろうよ」
マリ「ふーん、いいけどっ。楽しみにしてるよん?わんこくん♪」
アスカとレイ
アスカ「あっ、あいつら店に入ってったわ!」タッタッタッ
アスカ「ここは...洋服屋ね」
アスカ「コネメガネのやつ、どーせセンスのないバカシンジに洋服選んでもらおうとしてんでしょーね」イライラ
アスカ(私もシンジに、服選んでもらいたいのに...)
レイ「行きましょう。目標を見失うわ」ズカズカ
アスカ「え、えぇ」スタスタ
アスカ(あいつ...結構大胆なのね)
アスカ(いたいた...こっからじゃ声は聞こえないわね)
シンジ「~~~」カチャッ
アスカ レイ「!?」
レイ「碇君の、メガネ...」
アスカ「にっ似合ってないわね...」
レイ「」ギロッ
アスカ「っ!」ビクッ
アスカ「ま、まぁ少しはいいんじゃないかしら?冴えない顔が少し隠れていい感じになってるわ」
アスカ(な、なによ今の...)
マリ「~~~」ギュー
アスカ レイ「!?!?」
レイ「私以外の人が碇君に抱きつく。それはとてもとてもいけないこと」
レイ「許さない」ズンズン
アスカ「ちょっバカ待ちなっ...さい!」グイグイ
アスカ「もうアンタったら...今日は偵察に来ただけなんだから。バレちゃいけないのよ」
レイ「いけないこと...いけないこと...」ブツブツ
アスカ「」
アスカ「とりあえず、バレない程度の距離まで下がるわよ」グイーグイー
マリとシンジ
シンジ(あれ?今綾波とアスカがいたような...)
シンジ(気のせいかな?)
マリ「わんこくんわんこくん!」スソヒッパリ
シンジ「ん?」
マリ「見て見て!これ綺麗だね!」
シンジ「おそろいになってるネックレスだね」
マリ「いくらだろ」チラ
マリ「に゛ゃっ!」
シンジ「今の手持ちじゃ買えないね...」
マリ「諦めるか...」シュン
シンジ「...」
シンジ「ねぇねぇ。僕ちょっと回りたいところあるからその間に服選んでてくれないかな?」
マリ「乙女を置いてどこ行く気だにゃ」ブー
シンジ「あはは、ちょっとね」
マリ「ふーん。ま、いいよっ じゃあ選んでくるからすぐ来てね?」
シンジ「ありがとう!すぐ戻ってくるよ」ニコッ
マリ「はいさー」スタスタ
シンジ「...」
シンジ「行ったかな」
シンジ「さっきのネックレス...あった。これだ」
シンジ「すみませーん」
─────────────────────
マリ「わんこくん何しに行ったんだろーなー」
マリ「あっ!この服いいかも♪」
マリ「どうせならわんこくんに選んでもらおっかな」
マリ「でも全部『いいんじゃないかな』で終わりそうだから...」
マリ「候補をあげておこっ!」
マリ「これとー、これとー、あとー...」
マリ「」ニヤリ
マリ「これもっと」ニヤニヤ
シンジ「」スタスタ
マリ「あっ、ちょーどいい。わんこくーん!」
シンジ「」キョロキョロ
マリ「こっちきてー!」
シンジ「ごめんごめん」タッタッ
シンジ「もう着替えてるの?頭だけカーテンから出してるけど」
マリ「うんうん」
マリ「いっくよーん?」
マリ「じゃーん!」ガララ
シンジ「っ!!!」
マリ「どうどう?似合ってる?」ヒラヒラ
シンジ「に、似合ってるよ...」ドキドキ
マリ「ん~その反応だと点数はあげられないにゃ~」
シンジ「ご、ごめん」
シンジ(マリがかわいすぎて生きるのが辛いよ父さん)ジーン
シンジ「これ、全部買うの?」カゴニドッサリ
マリ「う~ん...わんこくんが気に入ったやつを買うよ」
シンジ「マリならなんでも似合うと思うから選べないよ」ボソッ
マリ「ん~?聞こえなかったにゃ!もういっかい!」
シンジ「えーと...これ!」
マリ「ほうほう...わんこくんは胸元がガッツリあいた服がお好き...」
シンジ「えっ!!?うわっ!ちっ違うよ!これはっ...」
マリ「分かってるよわんこくん!わんこくんも男の子だもんね!」ウンウン
シンジ「違うってばぁ...」ガックシ
マリ(ほんとはさっきの小声聞こえてたけどね♪)
マリ「まぁこれは置いといて...さっきの試着したやつでいいかにゃ」
マリ「お会計してくるねー!」スタスタスタ
シンジ「はぁ...」
シンジ(適当に選ぶんじゃなかった...)
シンジ「とりあえずある程度店まわったし、服も買ったから出ようか」
マリ「お腹減ったにゃ」グー
シンジ「そうだね...もうこんな時間か、何か食べに行こう」
マリ「あそこがいいー!」
シンジ「うん。じゃあ行こっか」スタスタ
アスカとレイ
アスカ「あいつらは~...きっとご飯を食べn」グー
アスカ「...」
レイ「...」ジッー
アスカ「なっなにみてんのよエコヒイキ!」カッー
アスカ「さっさとあいつらの後ついていくわよ!」タッタッタッ
レイ「...」クスッ
───店内───
カランコロン
イラッシャイマセー
シンジ「あれ?周りがカップルだらけ...」アセアセ
マリ「あ~どうやらアレのせいみたいだね」スッ
シンジ「本日カップル割引...?」
マリ「半額になっちゃうらしいにゃ」
シンジ「お財布的には嬉しいけど、なんだか恥ずかしいね」
店員「お客様2名でよろしいですか?」
シンジ「はい」
店員「ではご案内します。こちらへどうぞ」スタスタ
シンジ「結構綺麗なお店だね」キョロキョロ
マリ「なんかまさにカップル向けって感じがするにゃ」
シンジ「こういうところで食事するの、初めてだ」
マリ「私もだにゃ」
店員「こちらの席になります。ご注文がお決まりになったらこのボタンを押してください。」スタスタ
シンジ「なにか食べたい物ある?」
マリ「...」ジーッ
シンジ「マリ?」
マリ(メニューに書いてあるこれ...)
マリ(二人で一緒に飲むジュースだよね?ストローがハート型のやつ)
マリ(これは今度でも...いやでも数量限定って書いてあるしこんなチャンスないかも)
マリ(じゃあいつ飲むの??)
マリ「今だにゃ!!!!」ビシッ
シンジ「!?」ビクッ
シンジ「き、急にどうしたの?」
マリ「わんこくん。これたのもう」ビシッ
シンジ「これって...」
シンジ「一緒に飲むやつ...だよ...ね?//」
マリ「そうだにゃ」
マリ「今だにゃ」ビシッ
シンジ「気になってたんだけどそれ、なに?」
マリ「わからないけどなんか体が勝手に!」ビシッ
シンジ「座ろうか、マリ」
マリ「にゃ」スッ
シンジ「じ、じゃあ頼むよ?//」ピンポーン
アスカとレイ
アスカ「なによこれ...周りがカップルだらけじゃない」
レイ「...あそこ」
アスカ「コネメガネとバカシンジね」
店員「お客様2名でよろしいですか?」
アスカ「えぇ」
アスカ「席はあっちにするわ」
アスカ「行くわよ、エコヒイキ」スタスタ
レイ「...」スタスタ
店員「あっ...まぁいいかめんどくさいし」
スミマセーン
店員「はい!少々お待くださ~い!」
─────────────────────
アスカ「なんとかあいつらからは見えにくいところに座れたわね」
アスカ「バカシンジのやつ、楽しそうにしちゃって」ボソッ
マリ「~~!」ビシッ
シンジ「!?」ビクッ
アスカ「な、なにやってんのかしらあのメガネ...」
アスカ「ちょっと、アンタもメニュー見てないで監視しなさいよ」
レイ「...」
レイ「...これ」スッ
アスカ「?」
アスカ「こっ...これは!//」
アスカ「ダメよ!!これは。あいつらに絶対注文させるもんですか!」
レイ「でも、どうやって?」
アスカ「ア、アンタバカァ?残りを全部注文して品切れにさせればいいのよ!!」バン
レイ「そう...それがいいわ」パァァ
アスカ「そうと決まればっ!」カチッ
アスカ「ええい!早くこーい!!」ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン
店員「お、お客様?ボタンは一回でm
アスカ「このジュース、全部よこしなさい!!」
店員「えっ...?ですが、お客様...これh
アスカ「いいから早く持って来なさいよ!!全部飲みきるから!」
店員「はい、かしこまりました」イラッ
店員(これ、写真にはないけどアイスも付いてるのよね...)
店員(アイス多めに入れたろ...)
アスカ「ふー...これで万事解決っ」
シンジ「~~~」ピンポーン
アスカ「間に合ったみたいだしね」
数分後...
店員「こちらになります」スッ
アスカ「あら、意外と小さいじゃない」
アスカ「アイスもついてるけど...」
アスカ「5個ぐらいよね?」
店員「いえ、これがあと...20個ほどあります」ニコッ
アスカ「」
店員「ごゆっくり」ニコニコ
アスカ「...」
レイ「...」
アスカ「なによ、その目」
レイ「私、アイス嫌いなの」
アスカ「アンタこの前普通に食べてたじゃない」
レイ「私は食べないわ。あなたが食べるもの」
アスカ「ごたごたぬかしてないでさっさと処理するわよ!!」
レイ「...」
シンジとマリ
シンジ「じ、じゃあ頼むよ?//」ピンポーン
店員「お待たせしました」
シンジ「こ、このジュース下さい//」
店員「すみません。こちらの商品たった今売り切れてしまいました」ペコリ
シンジ「えっ...」
マリ「そんにゃぁ...」シュン
店員「ス、ストローだけでもいりますか?」
マリ「下さい」
シンジ「即答!?」
マリ「わんこくんが今度私の家で飲み物作ったときに使うにゃ」
シンジ「う、わかったよ...考えとく」
店員「」イライラ
シンジ「すみません、じゃあこれとこれ下さい」
マリ「私はこれ~」
店員「」ピッピッピッ
店員「では少々お待ちください」スタスタ
店員(目の前でラブラブされるのがこんなにも...)イライラ
店員(この店やめよ)ハァ...
1時間後
アリガトウゴザイマシター
シンジ「おいしかったねー」スタスタ
マリ「私はわんこくんの料理のほうがおいしいと思うにゃ」
シンジ「あははっ、ありがとうマリ」ニコッ
シンジ「日が暮れてきてるね」
シンジ「あそこの公園に行こうよ」
マリ「りょーかいにゃ~」
アスカとレイ
アリガトウゴザイマシター
アスカ「胃の中がちゃぽちゃぽする...」ヨロヨロ
アスカ「おまけに頭がずっとキンキンするし...」ヨロヨロ
レイ「...」ヨロヨロ
アスカ「あっ...あいつら公園に行くつもりね...」
レイ「私は...もう帰るわ...」
アスカ「ちょっ...ちょっとアンタ何言ってんのよ」
レイ「あなたも気づいてるはず」
レイ「あれはどう見ても恋人どうし。私たちでどうにかできるものではないわ」
レイ「碇君が幸せなら、私はいい」
レイ「さよなら」スタスt...ヨロヨロ
アスカ「...」
アスカ「っざけんじゃないわよ...」
アスカ(私だって最初っから、気づいてたわよ...けど認めたくなかった)
アスカ(私のシンジが他の人間になつくのがいやで仕方がなかった)
アスカ(どこかで邪魔してやろうって思ってた)
アスカ(けど)
アスカ(あいつの言うとおりね...バカシンジの顔見たら、いいかなって思ってしまったわ)
アスカ「お幸せに...」ボソッ
マリとシンジ
シンジ「ここに寝っ転がってごらん?」ゴロン
マリ「にゃ?」ゴローン
マリ「あっ!」
マリ「星が綺麗だにゃ...」ジーン
シンジ「ここ、前に友達と一緒に来て綺麗だったからマリにも見せたかったんだ」
シンジ「...」
マリ「...」
シンジ「これ、あげるよ」スッ
マリ「えっ?」
シンジ「開けてみて」
マリ「これ...」
マリ「あのお店のネックレス...」
マリ「高くて買えなかったんじゃ...」
シンジ「あはは、僕だけあの時なにも買わなかったからね。実はあったんだよお金」
シンジ「これがあれば、二人がいつどこにいても安心してられる」
シンジ「ずっと、一緒だよ」
シンジ「あの時はマリからだったけど、今度は僕からね」ジッ
マリ「わ、わんこくん?」ドキッ
シンジ(行くぞ...)
シンジ「...」スッ
シンジ「...」チュー
マリ「んっ」チュー
シンジ「...」スッ
シンジ「いきなりごめん...//」テレテレ
マリ「...」
マリ「わんこくん」
シンジ「え?」
マリ「もういっかいだにゃー!!!!」ガバッ
シンジ「うっうわっ!!!」
チョットマッテヨ!
マタナイニャ!モウイッカイダニャー!!
ウワー!!!
終わり
途中ID変わったの気づかなくてすまぬ 読んでくれた人ありがとうね!
乙
いちゃいちゃしやがって…
乙でした
元スレ
SS速報VIP:マリ「わんこくん!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1359277876/
シンジ「はい...はいそうですか...お仕事頑張ってくださいね。ではっ」ピッ
マリ「終わったー?」ヒョイ
シンジ「はい、ミサトさんが今日は仕事で帰れないって」
マリ「あの人も意外と大変ねー」スタスタ
シンジ「まぁ結構な職に就いてるっぽいですし仕方ないですよ」スタスタ
3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 18:18:35.75 ID:vpIbHwH+0
マリってゆうか
鶴屋さんみたい
5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 18:23:31.75 ID:xOHrzRaZ0
>>3
言われてみればw 元気一杯の明るいマリだと思ってくれw
4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 18:20:43.41 ID:xOHrzRaZ0
マリ「てかさぁ!さっきの話の続きなんだけど!」ピタッ
マリ「今日わんこくんの家って誰もいない...よね?」
シンジ「アスカもミサトさんもいないので...そうですね、一人です」
マリ「そっかぁ~そうなのかぁ~」ニヤニヤ
シンジ「な、なんですか...?」ジトー
6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 18:25:39.56 ID:xOHrzRaZ0
マリ「今日は私がわんこくんのおうちに泊まりに行く日ですね!!」ビシッッ
シンジ「そっ、そんな約束はしてn
マリ「あーーーーーっ!聞こえない聞こえない!聞こえないにゃーー!」ブンブン
シンジ「わ、分かりましたよ...けど着替えとかどうすればいいですか?勝手にアスカの借りれないし...」
マリ「そこはほら、わんこくんが夕飯のお買い物してるあいだに私が取りに行っとくからさ!いいでしょ?」ウワメヅカイー
シンジ「うっ...仕方ないですね...じゃあ夕飯の具材買ってきますからまた後で」テレッ
マリ「はいはーい!」ダッダッダッ
7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 18:30:02.70 ID:xOHrzRaZ0
───帰宅中のマリ───
マリ(うわっほおおいい!!なんか押して押して押してたらわんこくんのおうち泊まれることになった・・・!)
マリ(わんこくん今夜はお楽しみだねとか言っとけばまた照れてる顔見れたのかな...あぁわんこくんわんこくんわんこくん...!!!)ドキドキ
マリ(お、落ち着け私...今日わんこくんを落としてみせる!!けど...どうやって...?)シュン
8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 18:35:21.28 ID:xOHrzRaZ0
───スーパーに向かうシンジ───
シンジ(今日はマリさんが泊まりに来る...)
シンジ(何作ろう喜ばせたい...あぁマリさんマリさんマリさん...!!!)ドキドキ
シンジ(お、落ち着こう。碇シンジ、僕はエヴァ初号機パイロットだぞ!しっかりしろ!!)キリッ
シンジ(きょ、今日、マリさんに...気持ちを...けどどやって...)ゴクリ
10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 18:38:29.11 ID:xOHrzRaZ0
マリ シンジ(どうしよう...)
11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 18:41:46.07 ID:xOHrzRaZ0
───ミサト宅───
ピンポーン
シンジ「はーい!」ガチャ
マリ「よっ!わんこくん!」
シンジ「はい、今ご飯作ってる途中なので少し待っててくださいね」
マリ「あいよー!私もなんか手伝おうか?」
シンジ「いや、僕ひとりで大丈夫ですよ。マリさんはお客さんなんですからゆっくりしといてください」
マリ「そっかそっか!それじゃあ私はぁ~~わんこくんの部屋にっ!!」ドタドタ
シンジ「あっ待っt...ちょっ!!」アセアセ
12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 18:50:00.96 ID:xOHrzRaZ0
ガラッ
マリ「あれ...ない...」
シンジ「なっ何がですか...人の部屋勝手に入らないでくださいよ...」ドキドキ
マリ「いやぁ~思春期の男の子の部屋だもの...あんな本とかこんな本あってもおかしくないって思ったんだけど...」
マリ(やっぱり純粋なのかな?かわいいなぁわんこくん)キュン
シンジ「とりあえず僕の部屋から出て下さいよ!!リビングでテレビでも見てて下さい!」
マリ「はーい」テクテク
シンジ「...」
シンジ(ケンスケに頼んで撮ってもらったマリさんの写真...隠しといてよかった)ドキドキ
13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 18:55:29.58 ID:xOHrzRaZ0
───リビング───
マリ「ふんふーん♪」ゴロゴロ
マリ(結局何も考えずに来ちゃった...とりあえずご飯食べたあとにでも考えようかな?)
マリ(それにしてもわんこくんのエプロン姿...まるで女の子みたい...かわいいなぁもう!)ジッー
17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 19:36:50.91 ID:xOHrzRaZ0
───キッチン───
シンジ(なんかマリさんがこっちを見てる気がする...)ドキドキ
シンジ「あっそうだ!マリさーん!」
ハイヨー!
シンジ「何か食べたい物ありますかー?けっこう具材あるんである程度のものはできそうなんですけどー!」
ハンバーグガイイナー!!
シンジ「分かりましたー!もう少し待っててくださいねー!」
ウーイ!
シンジ(ハンバーグか...フフッここで十八番が希望されるなんて運がいいな僕...よし!)メラメラ
19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 19:41:04.62 ID:xOHrzRaZ0
───1時間後───
シンジ「おまたせしましたー!」ジャーン
マリ「おおーっ!これはこれはおいしそうな」クンクン
シンジ「ちょっと本気出して作ってみました!食べてください!」テレ
マリ「じゃあいただきます!」パクッ
20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 19:45:03.35 ID:xOHrzRaZ0
マリ「おいしーっ!!!わんこくんこれすっごいよ!?お店開けるよ!?!?」モグモグ
シンジ「そ、そんなことないですよ。いつも料理作ってるし慣れてるだけです」テレテレ
マリ「姫ってわんこくんの料理毎日食べてるんだよね?羨ましい...」シュン
シンジ「今度お弁当作りましょうか?ひとり増えただけじゃあんま変わらないですし」
マリ「ほんとにーっ?じゃあお願いしちゃお!」
マリ(これは...!お弁当作ってもらうって願ってたことが簡単に...これはいけるかも?)
シンジ(マリさん喜んでる...?言ってよかったな、マリさんに会える理由もできたし)
21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 19:51:13.14 ID:xOHrzRaZ0
シンジ「マリさんって好き嫌いなさそうですね」モグモグ
マリ「そうだねーあんま好き嫌いないし、わんこくんの料理だったらなんでも残さず食べちゃうかにゃ?」サラッ
シンジ「そっそうですか///なんか恥ずかしいな」テレ
マリ「ゲホッゲホッ」
シンジ「まっマリさん!?大丈夫ですか!?」サスサス
マリ「ゲホッ...だ、だいじょぶだいじょぶ」
マリ(わんこくんがかわいすぎて生きるのが辛い)
22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 19:56:07.84 ID:xOHrzRaZ0
シンジ「あっ」
マリ「?」
シンジ「ごっごめんなさい!咄嗟に手が動いちゃって」サッ
マリ「あぁ気にしないでいいよっ」
マリ(そういえばずっと背中さすっててくれた...やばいよもう死にそうだよ)キュン
シンジ(無意識に手が背中に...嫌がってなかったかな?大丈夫かな...とりあえず)
23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 20:01:26.77 ID:xOHrzRaZ0
シンジ「ご飯も食べ終わったことですし、マリさんお風呂に入りますか?」
マリ「そうだね!じゃあお借りしちゃおっかなぁ~...」
マリ「あっ!」
シンジ「どうかしましたか?」
マリ「一緒に入る?」ニヤッ
シンジ「なっ///いいから早く入っちゃってくださいよ!!!もう!」
マリ「あはは、わんこくんは冗談が通じないねぇ~」ニヤニヤ
マリ(こ れ は ヤ バ イ)
マリ(本格的にわんこくんをいじり倒したいね。これは)
シンジ(マリさんにからかわれてばっかだ...いやじゃ...ないけど///)
24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 20:07:49.71 ID:xOHrzRaZ0
───お風呂───
マリ「...」チャポン
マリ(どうしよっかなぁ...ストレートに気持ちを伝える?けどOKしてくれるかな)ブクブクブク
マリ(わんこくんからって、さすがにそれはないか...)ブクブクブク
マリ(姫のこと、どう思ってるのかな?普段話したりしてる分好感度とか...)ブクブクブク
マリ(今は考えない!そう!考えないことにしよう!!)バシャッ!
25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 20:11:45.78 ID:xOHrzRaZ0
───キッチン───
シンジ「~♪」フキフキ
シンジ(マリさん...喜んでくれてたな...)フキフキ
シンジ(このあとどうしようかな?何もないってのは失礼だし...)フキフキ
シンジ(っていってももうすぐ寝る時間だなぁ。マリさんに言って今日はもう寝ようってことにしようかな)フキフキ
シンジ「あっ」ピタッ
シンジ(これじゃ...告白ができないじゃないか!!)フキフキフキフキ
シンジ(どどどどうしよう...とととりあえずお風呂に入ってから考えよう)フキフキフキフキバリッ
シンジ「Oh」
26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 20:16:50.81 ID:xOHrzRaZ0
ガチャッ
マリ「わんこくんお風呂あがったよー!」フキフキ
シンジ「はーい!ってうわっ///」ビクッ
マリ「悩殺ポーズ!」ウフーン
シンジ「ちょ///いいからパジャマ着てくださいよ!タオル巻いてるだけじゃないですか!!」
マリ「もーわんこくん、少しはこの体を褒めてもいいんじゃないかな?」パジャマキーノ
シンジ「そ、そんなこと言われても...は、恥ずかしいですし...」
27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 20:23:41.10 ID:xOHrzRaZ0
シンジ「えーと...綺麗です...マリさんっ//」
マリ「」ズキューン
マリ「わ、私リビング行ってるわー!!!」ドタタ
シンジ「なんか慌ててたような?どうしたんだろ...」
シンジ「まぁいいか...」ヌギヌギ
マリ(あっぶな~...危うく抱きしめるところだったよ)
マリ(?抱きしめ...る?)
28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 20:28:19.00 ID:xOHrzRaZ0
───お風呂───
シンジ「...」チャポン
シンジ(この思いをマリさんに...)ブクブクブク
シンジ(でもマリさんは受け取ってくれるかな?)ブクブクブク
シンジ(でもそれ気にしたら始まらないし...)ブクブクブク
シンジ(ええい!もうどうにでもなれ!)バシャッ
29: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 20:34:35.54 ID:xOHrzRaZ0
お風呂上がり
シンジ「もうこんな時間ですね」ソワッ
マリ「そ、そうだね」ソワッ
シンジ「もう寝ますか?」
マリ「そうしよっか」
シンジ「僕はリビングで寝るんでマリさんは嫌かもしれませんけど僕の部屋で寝てください」
30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 20:41:19.95 ID:xOHrzRaZ0
マリ「そこなんだよわんこくん」
シンジ「え?」
マリ「そこが問題なんですよ!」ビシッ
シンジ「は、はぁ。やっぱり僕の部屋で寝るのいやですか?」シュン
マリ「そうじゃないにゃ!だから~」ソロー
マリ「一緒に寝よ?」ジッ
32: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 20:46:14.87 ID:xOHrzRaZ0
シンジ「」
シンジ「えっ...ええ!?」ドキドキ
マリ「だめ?」
シンジ「だだだだめっていうかそのなんていうか色々アウトな気が...」オロオロ
マリ「何がダメ?私と寝るのイヤ?」ジーッ
シンジ「そっそういうことじゃないですけど...」フイッ
マリ「じゃあいいでしょ?寝よ?わんこくん」
シンジ「は、はい...」
33: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 20:51:12.62 ID:xOHrzRaZ0
───シンジの部屋───
シンジ(どうしよう...息が上手くできないよ助けてよ父さん...)
シンジ(でもこれってチャンスだよね...勇気を振り絞れば思いを伝えられる)ゴクッ
マリ(わんこくんを抱きしめて好きって言うわんこくんを抱きしめて好きって言うわんこくんを抱きしめて好きって言う!)
マリ(強引にここまできたけど...これは絶好のチャンス!いくしかない!)ゴクッ
34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 20:53:55.79 ID:xOHrzRaZ0
マリ シンジ「あの!」
35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 20:56:07.53 ID:xOHrzRaZ0
マリ「わんこくんからどーぞっ」
シンジ「マ、マリさんからで」
マリ「私はいいからわんこくんから!」
シンジ「う、うん...じゃあ」
シンジ「...」スッー
シンジ「...」ハァー
シンジ(行くぞ、碇シンジ。僕ならできる!隣で寝てるマリさんに...一言...!)
36: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 21:01:43.82 ID:xOHrzRaZ0
シンジ「あのですね、僕、実は前からマリさんのことg
マリ「すとおおおおっぷ!!!!」バシー
シンジ「ングッ!?」
シンジ「ぷはぁ」ハァハァ
シンジ「ど、どうしたんですか?」
マリ「そこから先のセリフは私に言わせて」
シンジ「えっ?」
マリ「好き。私、わんこくんのことが好きだよ」ジッ
37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 21:06:44.42 ID:xOHrzRaZ0
シンジ「えっと...え?」ポカーン
シンジ「ほ、ほんとに?」ジッ
マリ「こればっかはからかったりしてないよ。私、わんこくんのことが好き」ジッー
マリ「だから...」
マリ「...」ギュッ
マリ「今度はわんこくんの番。はい、気持ち、聞かせて?」
シンジ「う、うん」ドキドキ
シンジ「僕も、マリのことが───
38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 21:12:38.01 ID:xOHrzRaZ0
───翌日───
アスカ「んで、アンタたちは何してたわけ?」ギロッ
アスカ「おんなじ部屋で抱き合って寝てるなんてほんっと信じらんない!!!」
アスカ「少し目を離したらこんなことするんだから盛りのついた犬は大変ね!」フンッ
マリ「ま、まぁまぁ姫~~そこは堪忍堪忍~」ギュー
アスカ「だっ抱きつくな!アンタもこんな犬に...趣味悪すぎよ!」
アスカ「私だったら檻に入れて監視するわよ!」
シンジ「あ、あはは...」
39: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 21:17:27.87 ID:xOHrzRaZ0
マリ「檻に入れて監視したいほど心配なのかにゃ?」ニヤリ
アスカ「~~~~っ!」
アスカ「知らないわよ!勝手に言ってなさい!!」バタン!
マリ「行っちゃったね、姫」
シンジ「そうだね...なんかごめん...」
40: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 21:23:34.79 ID:xOHrzRaZ0
シンジ「早起きするつもりだったんだけど、その...///」テレテレ
マリ「私も、一緒に寝るのがこんなにも...//」
マリ「なんていうのかにゃ~?ぽかぽかする?っていうか...」
シンジ「そうだね、ぽかぽかした。おかげでぐっすり眠っちゃったよ」ニコッ
シンジ「とりあえず、僕は朝ごはんの用意しないと」
シンジ「一緒に食べてく?」
マリ「いんや、姫の機嫌も悪いしさっさと帰るにゃ」スタッ
マリ「その前にっ」
シンジ「?」
41: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 21:25:38.10 ID:xOHrzRaZ0
マリ「ほれっ」ホッペニチュー
シンジ「!?///」
シンジ「なっななな///」カッー
マリ「私たち、もう恋人どうし」
マリ「これからよろしくねっわんこくん!」ニコッ
終わり
70: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/29(火) 22:27:23.60 ID:EJk7sfBa0
シンジ「マリー!」スタスタ
72: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/29(火) 22:30:09.44 ID:EJk7sfBa0
───デート当日───
マリ「んっ!よーすわんこくん~!」フリフリ
シンジ「またせちゃったかな?」
マリ「ううん平気平気!」
シンジ「ごめんね、じゃあ行こうか」スッ
マリ「う、うん」ギュッ
マリ(ほっぺにちゅーした日からわんこくん、なんだか積極的になったなぁ///)
73: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/29(火) 22:34:02.28 ID:EJk7sfBa0
───1週間前───
リツコ「はい、みんなお疲れ様」
ミサト「今回のトップは...アスカよ。頑張ったわね」
アスカ「当然よ!こんなやつらに負けてらんないわよまったく!」フン
ミサト「ちょっとアスカ!みんなも頑張ってるし、数値も悪くないわよ」
マリ「姫がだらだらしてるうちに追い抜いちゃうにゃ?」ニヤ
アスカ「フンッ!やれるもんだったらやってみなさいよ!」
シンジ「ま、まぁまぁ」アハハ
アスカ「バカシンジ、あんたも少しは恥を知りなさい!」
シンジ「う、うん...」シュン
レイ「...」
ミサト「とりあえず、今日のシンクロテストはこれでおしまい。みんなもうかえっていいわ」
アスカ「あーあ、お腹減った。バカシンジ、今日ハンバーグね」スタスタ
シンジ「わかったよアスカ」
74: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/29(火) 22:37:21.74 ID:EJk7sfBa0
───女子更衣室───
アスカ「まったくあのバカシンジ、ほんとにへこへこしてるわね」ヌギヌギ
マリ「わんこくんはそこがいいんだよ」ヌギヌギ
マリ(私の前では、ちゃんと男の子もやってるけどね♪)
アスカ「なによ、コネメガネ。アンタあいつの肩持つの?」イラッ
アスカ「ていうかアンタ達最近ミョーに仲いいわね」ジトー
マリ「なになに?姫~もしかして気になっちゃう?」ニヤ
アスカ「っ!んなわけないでしょコネメガネ!何言ってんのよ!」ギロッ
マリ「ごめんにゃさい」ヘコッ
アスカ「フ、フンッ。早くかえってゲームしよっと」
アスカ「んじゃ」ウィーン
レイ「...」
レイ「さよなら」ウィーン
マリ「...」
マリ(わんこくんのところいこっと♪)ウィーン
75: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/29(火) 22:41:23.88 ID:EJk7sfBa0
───男子更衣室───
シンジ「...」ヌギヌギ
シンジ(今日はマリと手を繋いで帰る今日はマリと手を繋いで帰る今日はマリと手を繋いで帰る!)
シンジ(最近みんなにバレないように二人きりになって、一緒に帰ったりとかはしてたけど、まだ手をつないでない...)
シンジ(それに、キスされた日以来長時間二人きりってのも、唇に...チューもしてない)
シンジ(デートに...誘わないと!)ゴクリ
シンジ(でもどこに行こうかな...マリと考えよっかな)
シンジ(マリ、まだいるかな?)ウィーン
76: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/29(火) 22:44:02.84 ID:EJk7sfBa0
───NERV内廊下───
マリ「...」カベニヨリカカリー
ウィーン
マリ シンジ「あっ」
マリ「わんこくん今から帰り?」
シンジ「うん、マリ...待っててくれたんだね」
マリ「一緒に帰りたかったにゃ」シュン
シンジ「っ//あ、ありがとう」テレテレ
シンジ「じゃあ一緒に帰ろっか」
シンジ「...」(行くぞ...!)
シンジ「はいっ」スッ
マリ「にゃ?」
シンジ「手、つなごう///」カーッ
マリ「あ、うっ...うん///」カーッ
マリ「...」ギュッ
シンジ「じゃあ、行こうか」スタスタ
マリ「うん」スタスタ
77: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/29(火) 22:47:32.48 ID:EJk7sfBa0
??「あんのメガネ...!!」メラメラ
78: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/29(火) 22:50:17.48 ID:EJk7sfBa0
───帰り道───
シンジ「...」スタスタ
マリ「...」スタスタ
シンジ(普段の二人の時は会話しながら楽しく帰ってるけど、手を繋いだだけでここまで緊張するなんて...)ドキドキ
シンジ(と、とりあえずデートのお誘いを...)
マリ(わんこくんから手をつなごうだなんて...)ドキドキ
マリ(私からもなんかしないと...)
マリ(デート!デートのお誘いを!)
79: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/29(火) 22:53:09.03 ID:EJk7sfBa0
マリ シンジ「あの!」ピタッ
80: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/29(火) 22:56:17.84 ID:EJk7sfBa0
マリ「わんこくんからどーぞ!」
シンジ「ダメだよ。今度はマリが言う番だよ」ジッ
マリ「っ!...///」
マリ(なんかほんとに...男の子になっちゃってるなぁ///)
マリ「わっ私たち、最近二人でいることは多いけど長い時間は一緒じゃないじゃん?」モジモジ
マリ「だから...デートなんてどうかにゃ~なんて思ったり」チラ
シンジ「じっ実は僕もデートしたかったんだ!」キラキラ
シンジ「どこか行きたい場所はある?」
81: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/29(火) 23:00:36.82 ID:EJk7sfBa0
マリ「う~ん...私はわんこくんがいるところならどこでもいいけどにゃ~」
シンジ「っ!// う、嬉しいけどやっぱり具体的な場所をさ...」
マリ「あ!お買い物デートっていうのは?」
シンジ「そういえば近場に大きなお店ができたんだっけ?」
マリ「そうそう!洋服とかアクセサリーとかいっぱいあるんだって!私あんまりお買い物いかないし、行くならわんこくんとがいいしさ!」
シンジ「じゃあそこで。そのあとは僕が考えとくよ」
マリ「うんうん!じゃあ来週の休みに行こっ!」
シンジ「うん!」
82: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/29(火) 23:03:11.96 ID:EJk7sfBa0
シンジ マリ「...」スタスタ
シンジ「あっ、僕はここで」ピタ
マリ「はいよー」
マリ(ここでわんこくんに!)
マリ「んっ」
シンジ「ん?」
マリ「んっー!」
シンジ「マ、マリ?」アセアセ
マリ「両手を前に出してるんだから、抱きしめて欲しかったにゃ...」シュン
シンジ「あぅ...ごっごめん!」
シンジ「じゃ、じゃあ...」ギュー
マリ「にゃ~」ニコニコ
83: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/29(火) 23:06:05.28 ID:EJk7sfBa0
シンジ「ね、ねぇマリ?」
シンジ「も、もういい?」
マリ「もちょっと」スリスリ
シンジ「さ、さすがに道のど真ん中はまずいよ...今は人がいないからいいけどもし来たら大変だよ」
マリ「んもー...分かったにゃ」
マリ「じゃあねー!わんこくん!」
シンジ「うん!気をつけてね~!」スタスタ
マリ「さてと...帰りますか」スタスタ
84: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/29(火) 23:09:14.16 ID:EJk7sfBa0
電柱
アスカ「...」ノソリ
アスカ「...」プルプル
86: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/29(火) 23:13:18.51 ID:EJk7sfBa0
───ミサト宅───
ミサト「たっだいま~!」
シンジ「おかえりなさい、ミサトさん。今日は早かったんですね」
ミサト「運良くお仕事早く切り上げられたのよ」
シンジ「そうですか、おつまみ用意しときますね」
ミサト「あらっシンちゃんったら気が利くわね~」ドサッ
87: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/29(火) 23:16:00.95 ID:EJk7sfBa0
ミサト「」プシュッ
ミサト「」ゴクゴクッ
ミサト「くうぅぅぅっ!仕事が終わってからのビールは格別ね~!」プハァー
ミサト「そういえばアスカの姿が見えないわねぇ」キョロキョロ
シンジ「アスカなら部屋にいますよ。なんだか機嫌悪いみたいで」
シンジ「僕、なんかしちゃったのかなぁ...」シュン
ミサト「まぁアスカはそういうところがあるから、気にするほどでもないんじゃないかしら」
ミサト「明日になったらきっと機嫌直ってるわよ♪」
シンジ「そう...だといいんですけど...」
88: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/29(火) 23:19:06.15 ID:EJk7sfBa0
───アスカの部屋───
アスカ(なんであのコネメガネとバカシンジが...)イライラ
アスカ(私のほうが美人のはずだし...胸は...人並み...いやもしくはそれ以上あるはずよ!)イライラ
アスカ(奪われた...私のバカシンジ...)シュン
アスカ(ちっ違うわ!!何考えてるのよ私ったら!あんなやつ...)
アスカ(そう!奴隷!奴隷が奪われちゃ大変だわ!取り返さなくちゃ...)ガタッ
アスカ「必ず...取り戻すんだから...」ボソッ
89: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/29(火) 23:22:55.45 ID:EJk7sfBa0
アスカ「それにしてもお腹へっ コンコン
アスカ「!?」ビクッ
シンジ「アスカー?」
アスカ「な、なによバカシンジ!」
シンジ「い、いや...ごはん食べてないでしょ?いらないってアスカは言ったけどお腹、減ってるんじゃないかなって」
シンジ「ここに置いとくから。よかったら食べてね」
シンジ「じゃ...」スタスタ
アスカ「...」
ガラッ
アスカ「...ハンバーグじゃ...ないじゃない」
アスカ「ばか」
91: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/29(火) 23:25:17.80 ID:EJk7sfBa0
───再びデート当日───
ワイワイガヤガヤ
シンジ「うわぁ~さすがにオープンしたてだから混んでるね」
マリ「だにゃ~」
シンジ「はぐれないように手、はなさないでね」ギュッ
マリ「うん///」ギュ
92: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/29(火) 23:28:32.22 ID:EJk7sfBa0
少し離れたところ
アスカ(あいつら...バカシンジが妙に衣服や髪型に気を使ってたからまさかと思ってつけてきたけど...)
アスカ(で、デートってわけね...)
アスカ(いや!!きっとこれはバカシンジがコネメガネに買い物に付き合わされてるだけだわ!)
アスカ(このままバレないようにつけてあいつらがどういう関係だか確かめてやる!!)
アスカ「ほら、アンタも早く来なさいよ」
93: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/29(火) 23:31:20.49 ID:EJk7sfBa0
レイ「...」
レイ「なぜ、碇君と弐号機の人の後をつけたりするの?」
アスカ「アンタバカァ?アンタいつも弁当作ってもらってるんでしょ?あのメガネにバカシンジ取られたらもうメガネにつきっきりになって弁当作ってもらえなくなるわよ?」
アスカ「そ!れ!に!弐号機のパイロットはこの私なんだから、コネメガネのこと弐号機の人って呼ぶのやめなさい!」フン
レイ「...」
レイ「碇君、曲がったわ」
アスカ「え?あ、うん...そうね」
レイ「行きましょう」ドスドスドス
アスカ(なんかスイッチ押しちゃった気がする)
94: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/29(火) 23:34:06.92 ID:EJk7sfBa0
マリとシンジ
シンジ「ここは...洋服屋だね」
マリ「かわいい服がたくさんあるにゃ!」
シンジ「ちょっと見てみよっか」
イラッシャーセードーゾゴランクダサー
シンジ「服だけじゃなくて帽子やらいろんなのがあるね」キョロキョロ
マリ「あっ!わんこくんわんこくん!」タッタッタッ
マリ「これつけてみてよ」スッ
シンジ「ん?メガネ?」
マリ「これはいわゆるダテメガネというやつだにゃ」ニヤリ
シンジ「メガネかぁ...似合わないと思うんだけどなぁ」カチャッ
95: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/29(火) 23:37:19.88 ID:EJk7sfBa0
マリ「...!!」ドキッ
シンジ「? どうしたの?マリ」
マリ「な、なんでもないにゃ...」ドキドキ
マリ(からかおうとしたつもりが...全然かっこいいじゃん...)キュン
シンジ「そう?違和感があったりしてあんまつけるの好きじゃないんだよなぁ」
シンジ「マリはいっつもメガネしてるよね」ジー
マリ「これがないとわんこくんが見れなーい」ギュー
シンジ「うわっ//だからこういうところではダメだって...!」
マリ「はーい」パッ
シンジ「あれ?随分と聞き分けがいいね?」
マリ「だって後で二人きりになれる場所、連れてってくれるんでしょ?」ジッ
96: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/29(火) 23:40:28.34 ID:EJk7sfBa0
シンジ「っ!//」
シンジ「そ、それは...お楽しみだよ」フイッ
マリ「あー!わんこくんが逃げた~!」
シンジ「あはは、ごめんごめん」
シンジ「まぁ今はお店の中回ろうよ」
マリ「ふーん、いいけどっ。楽しみにしてるよん?わんこくん♪」
97: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/29(火) 23:43:04.13 ID:EJk7sfBa0
アスカとレイ
アスカ「あっ、あいつら店に入ってったわ!」タッタッタッ
アスカ「ここは...洋服屋ね」
アスカ「コネメガネのやつ、どーせセンスのないバカシンジに洋服選んでもらおうとしてんでしょーね」イライラ
アスカ(私もシンジに、服選んでもらいたいのに...)
レイ「行きましょう。目標を見失うわ」ズカズカ
アスカ「え、えぇ」スタスタ
アスカ(あいつ...結構大胆なのね)
98: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/29(火) 23:46:33.51 ID:EJk7sfBa0
アスカ(いたいた...こっからじゃ声は聞こえないわね)
シンジ「~~~」カチャッ
アスカ レイ「!?」
レイ「碇君の、メガネ...」
アスカ「にっ似合ってないわね...」
レイ「」ギロッ
アスカ「っ!」ビクッ
アスカ「ま、まぁ少しはいいんじゃないかしら?冴えない顔が少し隠れていい感じになってるわ」
アスカ(な、なによ今の...)
99: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/29(火) 23:49:31.81 ID:EJk7sfBa0
マリ「~~~」ギュー
アスカ レイ「!?!?」
レイ「私以外の人が碇君に抱きつく。それはとてもとてもいけないこと」
レイ「許さない」ズンズン
アスカ「ちょっバカ待ちなっ...さい!」グイグイ
アスカ「もうアンタったら...今日は偵察に来ただけなんだから。バレちゃいけないのよ」
レイ「いけないこと...いけないこと...」ブツブツ
アスカ「」
アスカ「とりあえず、バレない程度の距離まで下がるわよ」グイーグイー
102: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/29(火) 23:54:07.06 ID:EJk7sfBa0
マリとシンジ
シンジ(あれ?今綾波とアスカがいたような...)
シンジ(気のせいかな?)
マリ「わんこくんわんこくん!」スソヒッパリ
シンジ「ん?」
マリ「見て見て!これ綺麗だね!」
シンジ「おそろいになってるネックレスだね」
マリ「いくらだろ」チラ
マリ「に゛ゃっ!」
シンジ「今の手持ちじゃ買えないね...」
マリ「諦めるか...」シュン
シンジ「...」
103: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/29(火) 23:57:28.92 ID:EJk7sfBa0
シンジ「ねぇねぇ。僕ちょっと回りたいところあるからその間に服選んでてくれないかな?」
マリ「乙女を置いてどこ行く気だにゃ」ブー
シンジ「あはは、ちょっとね」
マリ「ふーん。ま、いいよっ じゃあ選んでくるからすぐ来てね?」
シンジ「ありがとう!すぐ戻ってくるよ」ニコッ
マリ「はいさー」スタスタ
シンジ「...」
シンジ「行ったかな」
シンジ「さっきのネックレス...あった。これだ」
シンジ「すみませーん」
─────────────────────
104: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/30(水) 00:00:08.45 ID:4oZfCBzv0
マリ「わんこくん何しに行ったんだろーなー」
マリ「あっ!この服いいかも♪」
マリ「どうせならわんこくんに選んでもらおっかな」
マリ「でも全部『いいんじゃないかな』で終わりそうだから...」
マリ「候補をあげておこっ!」
マリ「これとー、これとー、あとー...」
マリ「」ニヤリ
マリ「これもっと」ニヤニヤ
シンジ「」スタスタ
マリ「あっ、ちょーどいい。わんこくーん!」
105: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/30(水) 00:03:19.31 ID:4oZfCBzv0
シンジ「」キョロキョロ
マリ「こっちきてー!」
シンジ「ごめんごめん」タッタッ
シンジ「もう着替えてるの?頭だけカーテンから出してるけど」
マリ「うんうん」
マリ「いっくよーん?」
マリ「じゃーん!」ガララ
シンジ「っ!!!」
マリ「どうどう?似合ってる?」ヒラヒラ
シンジ「に、似合ってるよ...」ドキドキ
マリ「ん~その反応だと点数はあげられないにゃ~」
シンジ「ご、ごめん」
シンジ(マリがかわいすぎて生きるのが辛いよ父さん)ジーン
106: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/30(水) 00:06:10.09 ID:4oZfCBzv0
シンジ「これ、全部買うの?」カゴニドッサリ
マリ「う~ん...わんこくんが気に入ったやつを買うよ」
シンジ「マリならなんでも似合うと思うから選べないよ」ボソッ
マリ「ん~?聞こえなかったにゃ!もういっかい!」
シンジ「えーと...これ!」
107: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/30(水) 00:09:16.43 ID:4oZfCBzv0
マリ「ほうほう...わんこくんは胸元がガッツリあいた服がお好き...」
シンジ「えっ!!?うわっ!ちっ違うよ!これはっ...」
マリ「分かってるよわんこくん!わんこくんも男の子だもんね!」ウンウン
シンジ「違うってばぁ...」ガックシ
マリ(ほんとはさっきの小声聞こえてたけどね♪)
マリ「まぁこれは置いといて...さっきの試着したやつでいいかにゃ」
マリ「お会計してくるねー!」スタスタスタ
シンジ「はぁ...」
シンジ(適当に選ぶんじゃなかった...)
108: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/30(水) 00:13:10.62 ID:4oZfCBzv0
シンジ「とりあえずある程度店まわったし、服も買ったから出ようか」
マリ「お腹減ったにゃ」グー
シンジ「そうだね...もうこんな時間か、何か食べに行こう」
マリ「あそこがいいー!」
シンジ「うん。じゃあ行こっか」スタスタ
109: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/30(水) 00:16:52.27 ID:4oZfCBzv0
アスカとレイ
アスカ「あいつらは~...きっとご飯を食べn」グー
アスカ「...」
レイ「...」ジッー
アスカ「なっなにみてんのよエコヒイキ!」カッー
アスカ「さっさとあいつらの後ついていくわよ!」タッタッタッ
レイ「...」クスッ
110: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/30(水) 00:19:19.60 ID:4oZfCBzv0
───店内───
カランコロン
イラッシャイマセー
シンジ「あれ?周りがカップルだらけ...」アセアセ
マリ「あ~どうやらアレのせいみたいだね」スッ
シンジ「本日カップル割引...?」
マリ「半額になっちゃうらしいにゃ」
シンジ「お財布的には嬉しいけど、なんだか恥ずかしいね」
111: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/30(水) 00:22:04.16 ID:4oZfCBzv0
店員「お客様2名でよろしいですか?」
シンジ「はい」
店員「ではご案内します。こちらへどうぞ」スタスタ
シンジ「結構綺麗なお店だね」キョロキョロ
マリ「なんかまさにカップル向けって感じがするにゃ」
シンジ「こういうところで食事するの、初めてだ」
マリ「私もだにゃ」
店員「こちらの席になります。ご注文がお決まりになったらこのボタンを押してください。」スタスタ
112: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/30(水) 00:25:09.14 ID:4oZfCBzv0
シンジ「なにか食べたい物ある?」
マリ「...」ジーッ
シンジ「マリ?」
マリ(メニューに書いてあるこれ...)
マリ(二人で一緒に飲むジュースだよね?ストローがハート型のやつ)
マリ(これは今度でも...いやでも数量限定って書いてあるしこんなチャンスないかも)
マリ(じゃあいつ飲むの??)
マリ「今だにゃ!!!!」ビシッ
シンジ「!?」ビクッ
113: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/30(水) 00:28:20.85 ID:4oZfCBzv0
シンジ「き、急にどうしたの?」
マリ「わんこくん。これたのもう」ビシッ
シンジ「これって...」
シンジ「一緒に飲むやつ...だよ...ね?//」
マリ「そうだにゃ」
マリ「今だにゃ」ビシッ
シンジ「気になってたんだけどそれ、なに?」
マリ「わからないけどなんか体が勝手に!」ビシッ
シンジ「座ろうか、マリ」
マリ「にゃ」スッ
シンジ「じ、じゃあ頼むよ?//」ピンポーン
115: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/30(水) 00:31:44.99 ID:4oZfCBzv0
アスカとレイ
アスカ「なによこれ...周りがカップルだらけじゃない」
レイ「...あそこ」
アスカ「コネメガネとバカシンジね」
店員「お客様2名でよろしいですか?」
アスカ「えぇ」
アスカ「席はあっちにするわ」
アスカ「行くわよ、エコヒイキ」スタスタ
レイ「...」スタスタ
店員「あっ...まぁいいかめんどくさいし」
スミマセーン
店員「はい!少々お待くださ~い!」
─────────────────────
116: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/30(水) 00:34:30.64 ID:4oZfCBzv0
アスカ「なんとかあいつらからは見えにくいところに座れたわね」
アスカ「バカシンジのやつ、楽しそうにしちゃって」ボソッ
マリ「~~!」ビシッ
シンジ「!?」ビクッ
アスカ「な、なにやってんのかしらあのメガネ...」
アスカ「ちょっと、アンタもメニュー見てないで監視しなさいよ」
117: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/30(水) 00:37:45.57 ID:4oZfCBzv0
レイ「...」
レイ「...これ」スッ
アスカ「?」
アスカ「こっ...これは!//」
アスカ「ダメよ!!これは。あいつらに絶対注文させるもんですか!」
レイ「でも、どうやって?」
アスカ「ア、アンタバカァ?残りを全部注文して品切れにさせればいいのよ!!」バン
レイ「そう...それがいいわ」パァァ
アスカ「そうと決まればっ!」カチッ
アスカ「ええい!早くこーい!!」ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン
119: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/30(水) 00:40:24.76 ID:4oZfCBzv0
店員「お、お客様?ボタンは一回でm
アスカ「このジュース、全部よこしなさい!!」
店員「えっ...?ですが、お客様...これh
アスカ「いいから早く持って来なさいよ!!全部飲みきるから!」
店員「はい、かしこまりました」イラッ
店員(これ、写真にはないけどアイスも付いてるのよね...)
店員(アイス多めに入れたろ...)
アスカ「ふー...これで万事解決っ」
シンジ「~~~」ピンポーン
アスカ「間に合ったみたいだしね」
120: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/30(水) 00:43:19.07 ID:4oZfCBzv0
数分後...
店員「こちらになります」スッ
アスカ「あら、意外と小さいじゃない」
アスカ「アイスもついてるけど...」
アスカ「5個ぐらいよね?」
店員「いえ、これがあと...20個ほどあります」ニコッ
アスカ「」
店員「ごゆっくり」ニコニコ
121: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/30(水) 00:47:04.78 ID:4oZfCBzv0
アスカ「...」
レイ「...」
アスカ「なによ、その目」
レイ「私、アイス嫌いなの」
アスカ「アンタこの前普通に食べてたじゃない」
レイ「私は食べないわ。あなたが食べるもの」
アスカ「ごたごたぬかしてないでさっさと処理するわよ!!」
レイ「...」
122: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/30(水) 00:50:41.08 ID:4oZfCBzv0
シンジとマリ
シンジ「じ、じゃあ頼むよ?//」ピンポーン
店員「お待たせしました」
シンジ「こ、このジュース下さい//」
店員「すみません。こちらの商品たった今売り切れてしまいました」ペコリ
シンジ「えっ...」
マリ「そんにゃぁ...」シュン
店員「ス、ストローだけでもいりますか?」
マリ「下さい」
シンジ「即答!?」
マリ「わんこくんが今度私の家で飲み物作ったときに使うにゃ」
シンジ「う、わかったよ...考えとく」
店員「」イライラ
123: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/30(水) 00:53:09.09 ID:4oZfCBzv0
シンジ「すみません、じゃあこれとこれ下さい」
マリ「私はこれ~」
店員「」ピッピッピッ
店員「では少々お待ちください」スタスタ
店員(目の前でラブラブされるのがこんなにも...)イライラ
店員(この店やめよ)ハァ...
124: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/30(水) 00:56:33.19 ID:4oZfCBzv0
1時間後
アリガトウゴザイマシター
シンジ「おいしかったねー」スタスタ
マリ「私はわんこくんの料理のほうがおいしいと思うにゃ」
シンジ「あははっ、ありがとうマリ」ニコッ
シンジ「日が暮れてきてるね」
シンジ「あそこの公園に行こうよ」
マリ「りょーかいにゃ~」
125: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/30(水) 01:00:26.84 ID:4oZfCBzv0
アスカとレイ
アリガトウゴザイマシター
アスカ「胃の中がちゃぽちゃぽする...」ヨロヨロ
アスカ「おまけに頭がずっとキンキンするし...」ヨロヨロ
レイ「...」ヨロヨロ
アスカ「あっ...あいつら公園に行くつもりね...」
レイ「私は...もう帰るわ...」
126: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/30(水) 01:03:29.47 ID:4oZfCBzv0
アスカ「ちょっ...ちょっとアンタ何言ってんのよ」
レイ「あなたも気づいてるはず」
レイ「あれはどう見ても恋人どうし。私たちでどうにかできるものではないわ」
レイ「碇君が幸せなら、私はいい」
レイ「さよなら」スタスt...ヨロヨロ
127: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/30(水) 01:07:14.46 ID:4oZfCBzv0
アスカ「...」
アスカ「っざけんじゃないわよ...」
アスカ(私だって最初っから、気づいてたわよ...けど認めたくなかった)
アスカ(私のシンジが他の人間になつくのがいやで仕方がなかった)
アスカ(どこかで邪魔してやろうって思ってた)
アスカ(けど)
アスカ(あいつの言うとおりね...バカシンジの顔見たら、いいかなって思ってしまったわ)
アスカ「お幸せに...」ボソッ
128: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/30(水) 01:10:53.20 ID:4oZfCBzv0
マリとシンジ
シンジ「ここに寝っ転がってごらん?」ゴロン
マリ「にゃ?」ゴローン
マリ「あっ!」
マリ「星が綺麗だにゃ...」ジーン
シンジ「ここ、前に友達と一緒に来て綺麗だったからマリにも見せたかったんだ」
シンジ「...」
マリ「...」
シンジ「これ、あげるよ」スッ
マリ「えっ?」
シンジ「開けてみて」
マリ「これ...」
129: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/30(水) 01:13:58.22 ID:4oZfCBzv0
マリ「あのお店のネックレス...」
マリ「高くて買えなかったんじゃ...」
シンジ「あはは、僕だけあの時なにも買わなかったからね。実はあったんだよお金」
シンジ「これがあれば、二人がいつどこにいても安心してられる」
シンジ「ずっと、一緒だよ」
シンジ「あの時はマリからだったけど、今度は僕からね」ジッ
マリ「わ、わんこくん?」ドキッ
シンジ(行くぞ...)
130: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/30(水) 01:16:09.73 ID:4oZfCBzv0
シンジ「...」スッ
シンジ「...」チュー
マリ「んっ」チュー
シンジ「...」スッ
シンジ「いきなりごめん...//」テレテレ
マリ「...」
マリ「わんこくん」
シンジ「え?」
131: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/30(水) 01:18:59.74 ID:4oZfCBzv0
マリ「もういっかいだにゃー!!!!」ガバッ
シンジ「うっうわっ!!!」
チョットマッテヨ!
マタナイニャ!モウイッカイダニャー!!
ウワー!!!
終わり
132: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/30(水) 01:19:53.53 ID:4oZfCBzv0
途中ID変わったの気づかなくてすまぬ 読んでくれた人ありがとうね!
133: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/30(水) 01:38:03.71 ID:DEtsP0Ys0
乙
いちゃいちゃしやがって…
137: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/30(水) 13:00:11.12 ID:wr++UH7so
乙でした
SS速報VIP:マリ「わんこくん!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1359277876/