過去作
八幡「なんだ、かわ……川越?」沙希「川崎なんだけど、ぶつよ?」【前編】

八幡「なんだ、かわ……川越?」沙希「川崎なんだけど、ぶつよ?」【後編】

八幡「なんだ、かわ……川越?」沙希「川崎なんだけど、ぶつよ?」2

八幡「川崎家に居候することになった」沙希「遠慮しないでいいから」

八幡「川なんとかさんの好感度が上がる機械?」小町「うん」

八幡「川崎の誕生日パーティー?」小町「そう」

八幡「クリスマスイベントが中止?」

八幡「三つの謎?」

八幡「ゴールデンウィークか」

大志「姉ちゃんが嫁イビリされてるって聞いたんすけど」八幡「え?」

八幡「初詣」

【R18】八幡「…………しっぽ?」沙希「……見た?」【俺ガイル】【前編】

【R18】八幡「…………しっぽ?」沙希「……見た?」【俺ガイル】【後編】



SS速報R:【R18】八幡「…………しっぽ?」沙希「……見た?」【俺ガイル】
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527: ◆zO7AQfurSQ 2016/01/25(月) 21:03:22.51 ID:wXNFZuXAO

 色んな快楽の経験をしたあとでしばらくそれらを禁止され、数日は悶々として何も手に着かない。
 なんてことはなかった。寝る前にムラムラするのを堪えるくらいで、普段は授業も予習復習もきっちり捗っている。
 多分モチベーションの違いだろう。この前の昼休みの告白事件。あれのせいだ。
 今は適当に誤魔化せているが、何かの拍子に俺と川崎が恋人同士のフリをしないといけない時がくるかもしれない。
 その時に少しでも川崎に相応しくなれるように、相手が俺だということで起こるであろう川崎に対する悪評が少しでも減るように。
 とんちんかんなことをしているのかもしれないが、俺はそんなふうに考え、行動しているのだった。
 しばらく何事もない日々が続く。
 川崎との接点は昼休みに弁当をもらって一緒に食べることと予備校の送り迎えだけだった。もちろん色事なんてない。
 奉仕部も特に変わりなく、あえて言うなら俺の読書が減って勉強時間が増えたことか。
 そしてやってきた週末。
 土曜日。
 川崎との、約束の日。



528: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/25(月) 21:04:51.62 ID:wXNFZuXAO

「あれ、お兄ちゃん今日もどこか行くの? こんな朝早く」

 玄関で靴を履いていると小町に声を掛けられた。
 そういやこの前も出掛けたもんな。

「あー、ちょっと人と会ってくるから。多分夕飯もいらない」

「え、誰々? 雪乃さん? 結衣さん?」

「どっちでもねえよ。気にすんな」

「むー、そう言ってこの前のも教えてくれなかったし…………やっぱりデートなんでしょ」

「デート…………だったらいいんだけどな」

「え?」

「何でもない。行ってくる」

「あ、うん。行ってらっしゃい」

 俺は小町に手を振って家を出る。
 結構早めに待ち合わせ場所に来たが、ちょうど川崎もやってくるところだった。

「よう、川崎。早いな」

「おはよ比企谷。あんたもね」

「ご主人様を待たせるわけにはいかないからな」

「ふふっ。あんたを待つのは嫌いじゃないけどね」

 そう言って川崎は柔らかく微笑んだ。
 身体の関係を結んだあの日から何度か見ているが、いまだにドキッとしてしまう。
 まあ知り合ってからだいぶ経つけど笑顔は滅多に見たことなかったからな。



529: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/25(月) 21:06:16.38 ID:wXNFZuXAO

 ちなみに前回とは打って変わって川崎はホットパンツにニーソだった。
 ついついその太腿に目が行ってしまう。

「ふふ、どこ見てんのさ」

「あ、いや…………」

「もうちょっと我慢しなって。あとで好き放題にしていいから」

「お、おう」

 俺は思わず唾を飲み込む。
 川崎はその様子に満足げに頷き、ごく自然な振る舞いで俺の腕に自分のを絡めた。

「行こ、比企谷」

「……ああ」

 俺達は目的地に向かって歩き出した。目的地とはもちろんラブホテルのことなのだが。
 うん。やっぱりデートじゃねえよなこれは。

「あ、途中でお昼ご飯買って行こっか。あそこで頼むと割高でしょ?」

「そうだな。コンビニかどっかに寄るか」

「あたしは比企谷からエネルギー貰えるから無くても良いけどね。それだとあんたが死んじゃいそうだし」

「精力回復って俺の体力消費すんだよな…………ちゃんと食っとかないとヤバいぜ」

「今日もいっぱい搾り取るからね。あんたあれから出してない?」

「ああ。結構溜まってる…………その、早く川崎に、出したい」

「ふふ、うん。あたしも早く比企谷のが欲しい」

 俺達は自然と少し歩くペースを早めた。



530: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/25(月) 21:07:32.60 ID:wXNFZuXAO

 手元しか見えないホテルの受付で手続きをし、代金を支払う。
 適当に選んだ部屋に入るなり俺は川崎を抱き締めた。

「わっ…………何、もう我慢できなくなった?」

「ああ…………悪い。もう少し力入れていいか?」

「ん、いいよ。思いっきりぎゅってして」

 俺は痛いんじゃないかと思うほどに川崎を強く抱き締める。
 だけど川崎は嫌がる素振りも抵抗もせず、荷物を傍らに置いて俺の背中に腕を回して抱き返してきた。

「あは、服の上からでもわかるよ。あんたの固いモノ、あたしのお腹に当たってる」

「そりゃ、な。お前の柔らかい身体を抱きしめてるんだし」

「あたしの身体に欲情してる?」

「当たり前だ。むしろお前以外には欲情しないまである」

「それは男としてどうかと思うけど…………でも、ん、嬉しい。何でもしてあげるよ、どうして欲しい?」

「ああ、えっと……とりあえず暴発しないようにしてくれねえか。その、実はこうしてるだけでも結構ヤバい」

「ふふ、ギンギンだもんね…………ほら、これであたしの中に入れるまで出せないよ」

「おう」

「で、どうする? 口でしてあげようか? それとも早く入れたい?」



531: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/25(月) 21:08:31.61 ID:wXNFZuXAO

 その質問に答えず、俺はゆっくりと川崎に顔を近付ける。
 その意図を察したか、川崎は目を閉じて顎を上げた。

「ん……っ」

 二人の唇が触れ合う。
 しばらくお互いの唇の柔らかさを堪能し、一旦離れる。川崎の目尻が下がり、頬が上気しているのが見て取れた。
 もう一度重ねる。今度は触れ合うだけじゃない、口を開いて互いの舌を絡ませる激しいキス。
 くちゅくちゅと唾液の音が響き、快感を与え合う。
 正直なところ川崎に制御してもらっていなかったらこれだけで射精していたかもしれない。

「ん……ん……んんっ」

 川崎が呻く。
 俺の手が尻に伸びて撫でたからだろう。
 そのままホットパンツの上からむにむにと揉むと川崎は身をよじらせた。
 俺の背中に回っていた腕を解き、腰付近でごそごそと動かす。
 何を、と思う前に川崎はホットパンツを下ろして、下半身を下着姿にした。
 そして離れた俺の手を後ろ手に掴み、下着の中に滑り込ませる。
 直に触れる川崎の尻。そのきめ細やかで吸い付くような肌と柔らかさに俺は夢中になって揉みしだく。

「ん……はぁ……ね、身体熱くなってきちゃったよ。脱ご?」

「…………ああ」



532: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/25(月) 21:10:01.50 ID:wXNFZuXAO

 名残惜しかったがずっとそのままなわけにもいかない。
 俺達は一旦身体を離し、自分の服に手をかけて脱ぎ捨てる。

「ふふ、チンポおっきぃ……美味しそう…………」

 川崎が淫靡な表情で俺の股間を見ながら呟く。
 しかしそういった意味じゃ川崎だってむしゃぶりつきたくなるような身体つきだ。出るところはしっかり出てるし、女性にとってかなり理想的なスタイルだろう。
 俺は川崎の身体に手を伸ばし、横抱きにする。いわゆるお姫様抱っこだ。

「わ……大丈夫? 重くない?」

「こんくらい何ともねえよ」

 そのままベッドに運び、横に寝かせる。
 その上にのしかかるようにし、また唇を重ねた。

「ん…………比企谷、あたしもう濡れちゃってるから、入れていいよ」

「…………いや」

「え?」

「川崎…………俺、お前の身体を愛したい。慈しみたい」

「…………どういうこと?」

「とりあえず俺のしたいようにさせてくれないか?」

「……………………うん、いいよ。あたしの身体、好きにして」

 川崎の許可がおり、俺は頬に口付ける。



541: ◆zO7AQfurSQ 2016/01/26(火) 19:12:43.22 ID:scwkAxjAO

 シュシュを外して解かれた川崎の髪を指で梳くように頭を撫でながら、顔にキスの雨を降らせる。
 額に。こめかみに。目蓋に。鼻に。頬に。唇に。顎に
 少しずつ下に降りていき、首筋に舌を這わせると、ぴくんと川崎の身体が震えた。
 声が出ないようにきゅっと唇を結んでいる。

「川崎。その、嫌だったら言ってくれ。それと、もし気持ち良く感じてくれたなら、声、聞かせてほしい」

「…………うん」

 短い返事が来たのを確認し、俺は再び首筋に舌と唇を這わせる。
 時折軽く吸ってみたりもした。

「んっ…………ああ…………」

 切なげな声が聞こえたが、嫌がっているふうではない。
 そのまま鎖骨から右肩口へと舌を移動させる。
 腋の下、二の腕、肘、腕、手首、手の平、手の甲。
 余すところなく丹念に舌を這わせ、指を一本一本くわえてしゃぶりつくす。
 それを終えて今度は反対の腕へ向かい、同じようにじっくりと愛撫していく。
 川崎の腕からはすっかり力が抜けていて俺のされるがままになっていた。



542: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 19:13:24.22 ID:scwkAxjAO

 腕への愛撫を終え、今度は下から持ち上げるように両胸を揉む。
 ものすごく柔らかいのに張りがあって、沈んだ指をしっかりと押し返してくる。
 その動作を続けながらわき腹やへその周りに舌を這わせると、川崎の口からため息のような声が漏れた。
 そこから下腹へと向かい、胸から手を離して両膝を掴み、脚をぐいっと開く。
 その中心、しとどに濡れた性器を目の当たりにして俺はごくりと唾を飲み、ゆっくりとそこに顔を近付ける。
 強烈な雌の匂いに頭がくらくらしてきたが、何とか理性を保ち、脚の付け根、内腿に唇を付けた。
 そこから足先に向かって唇と舌を這わしながら少しずつ移動していく。

「あ…………」

 ちょっと残念そうな、非難するような声を出す川崎。
 それを無視して膝、ひかがみ、ふくらはぎ、くるぶしと順番に丹念に右足を口で愛撫していく。
 かかとを軽く甘噛みし、足の指も手と同じように口に含んでしゃぶり、指の股に舌を差し込んで舐め回す。

「あ、ああ……そんな、とこまで…………」

 右足を終え、今度は左足を掴む。
 逆に指先から同じように愛撫を始め、少しずつ付け根に向かって上がっていく。



543: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 19:14:06.62 ID:scwkAxjAO

 やがて辿り着く、蜜が新たにとろとろと分泌されている秘口。
 そこにためらいなく唇を付けてその蜜をすする。

「あっ! ああああっ!」

 びくんっと川崎の身体が跳ねた。
 俺は両手でしっかり腰を掴んで動かないようにし、すすりながら舌を這わせる。
 秘口に舌をねじ込み、中で暴れさせるとどぷっと更なる蜜が溢れ出てきた。
 俺は夢中でその蜜を嚥下していく。
 ビキビキと肉棒が悲鳴をあげているのがわかる。舌の代わりにここに突っ込み、早く射精させてくれと懇願している。
 その欲望を何とか抑えつけ、今度は少し上にある小さな突起。いわゆるクリトリスを舌で舐め上げた。

「っ! あっ! あっ! あああっ!」

 ぐうっと川崎の身体がのけぞり、俺の頭に手が添えられる。
 退けようとしたのか、それとももっとしてほしいのかわからないが結局力は入っておらず、俺は構わずに続けた。
 唇で陰核を挟み、ちゅうっと吸う。

「あっ! あっ! ダメ! やっ…………ああああああっ!」

 ひときわ大きく川崎の身体が震え、びくんびくんと激しく痙攣する。
 おそらく絶頂に達したのだろう。俺は川崎がイき終わるまで優しく性器を愛撫してやった。



544: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 19:15:17.36 ID:scwkAxjAO

「はぁっ…………はぁっ…………」

 ようやくイき終わったか、川崎の声が収まり、ぱたりと手足が投げ出される。
 身体を起こして川崎の顔を覗き込むと、その表情はだらしなく弛緩していた。
 こんなにも気持ち良くなってくれたのが嬉しくて更に川崎が愛おしくなり、覆い被さって頭を撫でながら頬にキスをする。
 そこで川崎が背中に腕を回して抱き付いてきたので、俺は全身で体温を感じるべく身体を密着させた。

「はあ…………イっちゃった……恥ずかしい…………」

 落ち着いたのか川崎がぽつりと呟く。

「何でだよ、今までだって何回もイったことあるだろ」

「うん、そうなんだけどさ……そうじゃなくて…………」

「ま、わかってるけどな。俺が性的快感を得てないのにイったのは初めてってことだろ?」

「えっ!?」

「性奴隷である俺が近くで性的快感を感じるとご主人様であるお前にもそれが分け与えられる、んだよな?」

「し、知ってたの?」

「前にも言ったけど何となくわかる、ってやつだ。ま、イってくれたのは嬉しい計算外だけどな。俺はただ川崎の身体を愛したかっただけだし」



545: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 19:16:45.82 ID:scwkAxjAO

「うう……あんたから分け与えられる快感なしにイっちゃうとは思わなかったよ…………でも、すごく気持ちよかった…………いろんなとこをあんたの口と手で愛されて、身体、すごい喜んじゃってる…………」

「そりゃ光栄です、っと」

「ふふ、でもさ」

 川崎は一旦そこで言葉を切る。
 さらに力を込めて俺を抱き締めながら耳元で囁く。

「気持ち良くはなったけど、まだあたしは満足してないよ。何が欲しいかわかってるでしょ?」

「ああ。もう最初からずっと出したくて我慢し続けてたから、すっげえ濃いのがたくさん出ると思う」

「ん…………早くあたしの子宮に、比企谷の精液飲ませて……」

 俺は身体を起こし、開かれた川崎の足の間に腰を進めて肉棒を秘口に押し当てる。

「あ…………チンポ熱くて脈打ってるのがわかる……先っぽだけなのに…………」

「川崎のまんこもヒクヒク蠢いてるのが感じられるぜ。早く欲しいって言ってる」

「うん、入れて…………そして一番奥で出して」

「ああ。多分入れた瞬間に出ちまうから、しっかり受け止めてくれ」

「うん。全部飲むから、いっぱい出して」

 俺はゆっくりと腰を沈め、川崎の膣内に侵入していった。



552: ◆zO7AQfurSQ 2016/02/02(火) 20:26:19.51 ID:RgpfvamAO

 少しキツめの膣内を肉棒でかき分け、最奥部に亀頭が押し付けられる。

「ん……ああっ……来たぁ…………っ」

 川崎が身体を捩りながら呻く。
 俺は歯を食いしばり、一瞬で果てそうになるのを何とか堪えた。

「はぁ……ん…………比企谷、我慢しないで。イっていいよ…………」

「い、いやだっ…………まだ、このまま川崎の中、感じていたいっ…………」

 数日間振りの川崎の中は途方もなく気持ちいい。例えまたあとで味わえるとしても、すぐに出すのは勿体無さすぎる。
 しかし川崎はニヤリと笑い、ぐいっと俺の首に腕を回して抱き寄せてきた。

「比企谷のチンポ、気持ちいい」

「っ!」

 川崎が耳元に口を寄せて囁いてくる。
 一言だけでなく次々と。

「ちょっと動くだけでもあたしのおまんこの気持ちいいとこ、ゴリゴリこすれてさ、意識トんじゃいそう」

「……っ」

「比企谷の濃くて美味しい精液、びゅっびゅって出してほしいな。おまんこの一番奥にぐりぐり押し付けながらさ」

「う、ああ…………も、もう……イきそ……」

「ふふ、比企谷はこういうの言われると興奮するもんね。いいよ、イって。あたしの中に出して」



553: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/02(火) 20:28:19.26 ID:RgpfvamAO

 川崎の声が脳に響き、下半身を刺激する。
 俺はもう我慢出来ず、腰を振って肉棒を出し入れし始めた。

「んっ、あっ、あっ! あんっ! いいっ! 気持ちいいっ!」

「俺もっ、気持ちいいっ! もう、出ちまう!」

「いいよ出して! あたしもイくから、一緒にイこう!」

「さ、沙希ぃっ!」

 俺は川崎の名前を叫ぶように呼び、唇を重ねる。
 すぐに二人とも舌を突き出し、絡め合う。
 川崎の唾液を啜りながら抽送を繰り返し、俺は限界を迎えた。

「んっ! んんっ! んんんんんっ!」

 繋がった唇の端から漏れ出るくぐもった声はどちらのものか。あるいは二人とものものなのか。
 俺達は身体を震わせながら盛大に絶頂に達した。

「っ! ……っ! …………っ!」

 精液が尿道を通って放たれるたびに俺は声にならない声をあげる。
 それを一番奥で受け止めるたびに川崎も身体を痙攣させた。
 長い射精が終わり、全身の力が抜けていく。が、突っ伏すのをかろうじて堪え、川崎の背中に手を回してぐるんと身体を入れ替える。
 体勢を変えて俺が下になったのだ。

「はぁっ……はぁっ……」

 唇が離れ、俺は酸欠になったように荒い呼吸をした。実際に酸素が足りてないのかもしれないが。



554: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/02(火) 20:29:19.34 ID:RgpfvamAO

 川崎の様子を窺うと、手足をだらしなく放り出してぐったりしていた。どうしたんだ?
 顔は肩付近に伏せているので表情は見えない。俺は手を川崎の頭に添え、そっと撫でてやる。

「ん…………はあぁ…………」

 しばらくすると川崎が大きく息を吐く。
 俺は頭から手をどかし、ぎゅっと背中に回して抱きしめた。
 川崎は顔だけ起こして俺と目を合わせてくる。

「…………あんたさ、我慢しすぎじゃない? 確かに我慢すればするほど美味しくなるって言ったけど限度ってもんがあるよ」

「えっと…………美味しくなかったってことか?」

 やべえ!
 川崎専用精液製造機が廃業の危機に!?

「いや、逆…………美味しすぎて気が狂いそうだったよ…………前回以上だったかも」

「何だ、そりゃ良かった。頑張った甲斐があったぜ」

「頑張ったって、何したの?」

「あれから毎晩寝る前にお前のこと思い出して勃起させてた」

「え?」

「そんで普段ならオナニーしないと気が済まないとこまで気分高めてから我慢してたんだ。川崎により良いものを出してやりたいと思って」

「あんた…………どんだけあたしに尽くすつもりなのさ」



555: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/02(火) 20:30:21.66 ID:RgpfvamAO

「まああれだ、自分のためでもある。そんだけ我慢して川崎の中に出したらさぞかし気持ちいいだろうと思ってな。出た時は意識ぶっ飛びそうなほど気持ちよかったぜ」

「あたしも気持ちよかったけど…………ちょっとやり過ぎでしょ。少し控えて」

「じゃあ今後はしないほうがいいか?」

「……………………たまになら」

「はは、了解。ご主人様」

 俺は頭を少し上げて川崎とキスをする。
 すぐに離れてはまたくっつけ。ついばむように何度も。
 だけど少しずつそれが濃厚なものに変わっていく。
 唇を強く押し付け。
 舌が絡み。
 唾液を啜り合う。

「はぁ…………あたしの中でおっきいまんま……ね、このままもう一回いける?」

「違うだろ」

「え?」

「俺はお前の性奴隷なんだから、俺の許可なんかいらないだろ。気にせず満足するまで俺を犯してくれよ」

「ふん、言ったね。泣いて謝ってもやめてあげないよ?」

「一回出されただけでびくびく痙攣してた可愛らしいご主人様が何か言ってるな」

「なっ……このっ……」

 川崎はきゅうっと膣の締め付けを強くしてきた。
 敏感な肉棒が刺激されて思わずのけぞってしまう。

「搾り取ってやるから、覚悟しなよ」



563: ◆zO7AQfurSQ 2016/02/13(土) 19:03:25.77 ID:7xzMO0iAO

 川崎はゆっくりと腰を上下させ、俺の肉棒を膣で擦り始める。

「んあっ…………」

 あったかくてドロドロで。
 柔らかいのにキツくて。
 全体で吸い付いてきながら締め付けてくる肉襞に思わず声が出た。

「ふふ。比企谷、可愛い」

 川崎が俺の頬に唇をつける。
 いや、頬だけじゃない。先ほど俺がしたように顔中にキスの雨を降らせてきた。
 こんな腐った目でも愛してくれるのか、瞼や目元にも慈しむように。
 やべ。嬉しくて泣きそう。んなことしたらドン引きされるから泣かないけど。
 川崎はそのまま小刻みに腰を動かしていたが、しばらくすると身体を起こして奥深くまで肉棒を飲み込む。

「んっ……ああ……」

 亀頭が子宮口に当たり、擦られる快感に脳がじんじんと痺れる。
 俺の腹に手を付き、腰の動きを大きくし始めた。
 肉棒が激しく蜜壷を出入りし、快感が高まっていく。
 腰を振るたびに大きく揺れる川崎の胸に俺は両手を伸ばし、鷲掴みにするように少し乱暴に揉む。



564: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/13(土) 19:04:04.35 ID:7xzMO0iAO

「んっ…………」

 小さく悲鳴をあげた川崎の動きが止まる。
 痛いとか嫌がっているふうではない。与えられる快感に酔いしれている感じだ。
 俺はその柔らかな胸をむにゅむにゅと揉みしだき、ピンと尖った乳首を指でつまむ。

「あっ……はぁ……ん……」

 ため息のような甘い声が川崎の口から漏れる。
 その表情はとても淫靡で美しくて、俺の心を打つ。

「ああ…………比企谷のチンポ突っ込みながらおっぱいいじられるの、気持ちいい…………」

 多分俺に聞かせようと思ってじゃない、無意識に出た言葉だろう。
 だけどそれは俺の脳と肉棒に激しく刺激を与えてきた。
 プツンと俺の中で何かが切れる。おそらく理性をつなぎ止めていたものだと思う。

「沙希っ!」

「わっ……」

 胸から手を離してぐいっと川崎の身体を抱き寄せる。
 片腕を首に、もう片腕を腰に回し、力の限り思いっきり抱き締めた。

「沙希っ! 沙希っ! 気持ちいいっ! 好きだっ! 誰にも、渡さないっ!」

 支離滅裂に頭に思い浮かんだことをそのまま叫びながら、ベッドのスプリングを利用して横たわったまま下から腰を突き上げる。



565: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/13(土) 19:04:55.12 ID:7xzMO0iAO

 川崎も何かを言っているようだったが、今の俺の耳には一切入ってこなかった。
 回した手に力を入れて抑えつけ、腰を振りたくって肉棒で膣内をぐちゃぐちゃに掻き回す。
 そうしているうちに射精感がこみ上げてくる。出し入れしていた肉棒を一番奥まで突っ込み、小刻みに揺すって亀頭で最奥部を刺激する。
 きゅううっと膣全体が締まり、うねうねと蠢いて、射精を促すように快感を与えてきた。

「ぐ……う…………ああっ……!」

 俺は逆らわず、小さく呻きながら思うがままに精を解き放った。
 出した。出した。大量に出した。
 出る。出る。まだ出る。
 多幸感と快感に包まれながら川崎の膣内に精液を注ぎ込む。

「あっ……あっ……ああ…………幸せだ……生きてて、良かった…………」

 身体を震わせながらすべて出し切り、ぎゅっと川崎を抱き締めながら俺は余韻に浸る。
 川崎の、暖かくて柔らかい身体。触れ合ってるだけでも心地いい…………。



566: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/13(土) 19:06:12.91 ID:7xzMO0iAO

 しかし段々と絶頂後の余韻が醒め、冷静になってくるのと同時に冷や汗が出そうになる。
 もしかして、俺、やらかしてしまったのではなかろうか?

「か、川崎…………」

「…………なに?」

 すぐ横で顔を伏せているので表情は窺えない。
 声からは怒っていることはなさそうだったが、とりあえず謝っておこう。

「えっと、すまん…………」

「何が?」

「その、川崎の意向とかを無視して勝手に動いてイっちまって…………あと、よく覚えてねえけど変なことを口にしちまったかも……」

「ふうん…………悪いと思ってる?」

「あ、ああ」

「じゃあさ」

 川崎はひょいと顔を上げる。
 その表情は悪戯っぽく笑っていた。

「チンポ、口で綺麗にしてくださいって奴隷らしくおねだりしてみなよ。そしたら許してあげる」

「…………っ!」

「ほら、早く」

 川崎はニヤニヤしながら先を促す。
 俺は躊躇いながら口を開いた。



567: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/13(土) 19:07:18.38 ID:7xzMO0iAO

「お、俺の…………」

「うん」

「俺の、汚らしい精液にまみれた奴隷チンポ……御主人様の口で綺麗にしてくださいっ…………」

「口で綺麗にされるの、好き?」

「好きですっ……大好きですっ…………」

「どうして? やっぱり気持ちいいから?」

「それもあるけど…………そんなことまでしてくれるんだったら、御主人様に嫌われてないんだって実感できるからっ…………」

「ふふ、あたしがあんたを嫌うわけないでしょ」

 川崎はチュ、と俺の頬に唇を付ける。

「よくできました。チンポ、綺麗にしてあげる」

 腰を上げて肉棒を抜いた川崎は身体を下げ、俺の股間に顔を寄せる。
 そのままぬらぬらとテカっている肉棒に舌を這わせ、付着している体液を舐め取り始めた。

「ああっ…………」

 舌の感触に声が漏れ出る。
 まだある程度の硬度を保っていた肉棒がびくんと跳ね、ぺちんと川崎の顔を叩いてしまう。

「あ、す、すまん」

「ふふ、まだ元気いっぱいだね…………えい」

 川崎は嬉しそうにはにかんで肉棒を一気に口に含んだ。
 唾液を絡ませ、くちゅくちゅと舌を這わせながら吸ってくる。
 あっという間に全開時の硬さになってしまった。



568: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/13(土) 19:08:23.70 ID:7xzMO0iAO

 ずるるっと唇の輪っかが根元から先端へ移動し、先っぽで唇をすぼめる。
 そこは、敏感な尿道口。
 俺はとっさに歯を食いしばった。

「う……ぐ……っ」

 中に残っていた精液を吸い出され、腰が抜けるような快感が全身を襲う。
 なんとか情けない声が出るのは抑えたが、頭の中がチカチカしてしまった。
 そうしている間も川崎は再び全体に舌を這わせ、精液をすべて舐め取ってしまう。
 最後に肉棒の裏筋の辺りにキスをしてくる。

「お疲れさま。少し休んでなよ」

 俺でなく、肉棒にいたわりの言葉をかけた。
 いや、川崎のせいでまたビンビンになってしまってるんだけど…………。

「じゃ、比企谷」

「お、おう」

「少しリフレッシュしよっか。お風呂、入ろ?」



574: ◆zO7AQfurSQ 2016/02/20(土) 18:02:19.15 ID:nC9kQWfAO

 川崎は身体を起こしてベッドから降り、風呂の準備のためにバスルームへと向かう。俺も後ろからついて行く。
 別に今から入るわけではないから着いていく必要はないのだが、何となく手持ち無沙汰だったしな。

「えっと…………」

 川崎が浴槽の傍の機械を操作する。
 それを終えたと同時にお湯が溜まり始めた。

「よし、と。ある程度溜まったら自動的に止まるからいちいち確認しなくても大丈夫だよ」

「おう。ところで川崎、ちょっと頼みあるんだけど」

「え、何?」

「尻尾、触らせてくれねえか?」

「? いいけど…………ほら」

 川崎は俺に背中を向けて、尻尾をこちらに伸ばしてくる。
 俺はその場でしゃがみ、そっとその尻尾を撫でた。

「んっ…………尻尾がどうかしたの?」

「いや、川崎の身体を愛したいって言ったけどさ、尻尾やってなかったなって」

 正確には身体の背面側を、だが。
 さっきは背中や腰の後ろやお尻にはあまり触れていなかったのを、川崎の後ろ姿を見て思い当たったのだ。

「あん…………普通の人間にはない器官だよ……それでも、愛してくれるの…………?」

 くすぐったいのか感じているのか川崎は身をよじる。



575: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 18:03:17.82 ID:nC9kQWfAO

「当たり前だろ。そもそもこの尻尾がきっかけで俺は川崎とこういう関係になれたんだ。だったらなおさらな」

 そう言ってハート型の先端にキスをする。
 そのまま指先でつうっと尻尾全体を撫で回す。

「ん……なんか…………いい…………ぞくぞくって、する」

「嫌じゃないか?」

「ううん。もっとして…………」

「ああ。でも本当に嫌だったら言ってくれな」

「うん……あっ…………」

 かぷりと甘噛みすると川崎が身体を仰け反らす。
 そのまま唇でじっくりと愛撫しながら先端から根元へと向かう。

「う、嘘…………尻尾をされるのが、こんな、気持ちいいなんて…………ああっ……」

 唇と手を離すと川崎は少しふらついて壁に手を付いた。
 俺はそのまま再び尻尾の根元を軽く甘噛みしたあと、つううっと舌を川崎の背中に這わせる。

「んんっ!」

 ぴくんと川崎の身体が仰け反った。
 その身体を掴んで押さえつけ、唇と舌でたっぷりと背中全体を愛する。
 少しずつ上っていき、うなじまでたどり着いたところで一旦唇を離した。

「川崎、その…………吸って、しるし付けていいか? 服で見えないところにするから…………」



576: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 18:04:04.40 ID:nC9kQWfAO

「ん、いいよ……あんたのキスマーク、付けて…………」

 川崎の許可を得て俺は肩甲骨の間あたりに唇を付け、ちゅぅっと強めに吸うとそこに赤い斑点が出来た。
 少し下りて腰の付近にもう一つ刻む。
 そのまま程よく肉の付いた尻に舌を這わせると、ぷるんと揺れる。

「はあ……ん…………比企谷っ…………」

 川崎が切なそうに俺を呼ぶ。
 ふりふりと尻尾が振られる。
 太腿の内側にはつうっと愛液が伝わって濡れていた。

「もう、こんなになってんのか」

「比企谷に色々してもらって……あたしの身体悦んじゃってる…………見て……」

 川崎が足を開き、性器を見せ付けてくる。

「ああ。濡れてて、ヒクヒクしてる。川崎のまんこ、すげえエロい…………舐めていいか?」

「ダメ…………それより、比企谷のチンポ、欲しい…………このまま入れて。後ろから犯してよ…………」

「わかった。俺も早く入れたかったから」

 俺は立ち上がって川崎の臀部を掴み、肉棒を秘口に押し当てる。
 そのまま腰を突き出して膣内に侵入していった。

「んんっ…………きたぁっ……」

「ぐ、う……っ…………入ったっ……川崎のまんこ、気持ちいいっ…………」



577: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 18:05:16.06 ID:nC9kQWfAO

「うれ、しいっ…………比企谷のチンポが、あたしのまんこで気持ちよくなってくれてるっ…………」

「ああ……でも、もっと気持ち良くなりたい。動いて、いいか?」

「うんっ…………また、あたしの名前呼びながら突いてっ…………あたしのまんこ気持ちいいって言いながら突いてっ…………」

「沙希っ……沙希っ……沙希のまんこ、気持ちいいっ…………」

「あっ……あっ……八幡のチンポ、気持ちいいっ…………」

 腰を前後に動かして肉棒を出し入れすると、きゅうきゅうと肉襞が絡み付いてきた。
 一番奥まで突っ込んでぐりぐりと擦らせると、ぎゅぎゅっと締め付けが強くなる。

「ああっ、あっ! いいっ! いつもと違う角度で刺激されて、感じちゃうっ!」

「沙希っ、沙希っ、沙希っ。沙希のまんこ後ろから犯すの、気持ちいいっ! 沙希は、気持ちよくなってくれてるかっ!?」

「うん! 気持ちいい! 八幡のチンポでバックで犯されるの、気持ちいいっ! イっちゃいそうっ!」

「イってくれよ沙希! 俺の奴隷チンポで、イってしまえよご主人様!」

 俺は腰の動きを早める。
 パンパンと肉のぶつかる音が風呂場に響く。



578: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 18:06:43.58 ID:nC9kQWfAO

「あ、あ、イく、イく…………八幡も、イってよ」

「ああ。もう出そうだ。沙希の中に、奴隷精液出すからな」

「うん! 中で出しちゃって! 一番奥に全部注いで!」

「沙希っ! 沙希っ!」

 俺は腰の動きを限界まで早めてスパートをかける。
 頭が空っぽになって何も考えられなくなり、ただ本能のままに快楽を求めた。

「沙希っ、沙希ぃっ…………あっ! ああっ!」

 びくんっと全身が震え、俺は川崎の中で射精する。
 気持ちいい。気持ちいい。
 びゅるびゅると精液が放たれるたびに俺は快感に呻き、最後の一滴まで注ぎ込むべく腰を揺する。

「うっ……うっ…………ああ…………」

 すべて出し切り、俺は大きく息を吐く。
 力を抜くと、膣圧に負けた肉棒がずるりと蜜壷から追い出された。

「はあ……気持ち、よかった……」

 川崎が壁を背にしてそう呟き、ずるずると崩れ落ちるようにしゃがみ込む。

「おい、大丈夫か川崎?」

「うん。何とかね…………それより、さ」

 川崎は口を開けてそこを指差した。
 その意図を察した俺は近付いて肉棒を川崎の顔の前に寄せる。



579: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 18:07:30.42 ID:nC9kQWfAO

「ん……あむ……ちゅ、れろ……」

 川崎は舌を這わせたり唇を付けて吸ったりと、体液にまみれた肉棒を綺麗にしていく。
 尿道の中まで吸い出してもらい、俺も川崎の隣に腰を下ろした。

「ふふ、休んでなって言っておきながらすぐに使わせちゃったね」

「おまけに少しリフレッシュするために風呂場に来たのにな」

 俺達は顔を見合わせて笑い合う。
 川崎が身体を寄せてきて頭を俺の肩に乗せてくる。
 浴槽にお湯が張られるタイマーが鳴るまで、俺達は無言でそのまま身体をくっつけていた。



586: ◆zO7AQfurSQ 2016/02/22(月) 00:20:28.79 ID:fHQpmvjAO

 ピー、という音と共にお湯の供給が止まる。
 どうやら設定した分が溜まったようだ。

「じゃ、ちょっと先に入ってて。あたし髪の毛結ってくるから」

「おう」

 二人とも立ち上がり、川崎が俺の身体に手を当てる。
 直後に訪れる奇妙な感覚。身体の汚れを弾くサキュバスの能力だ。
 本当便利だよなこれ。シャンプーとか石鹸とかいらねえじゃん。

「お待たせ。入るよ」

「おう、来い来い」

 湯船に浸かっていると、髪をアップにした川崎がやってくる。
 俺の脚の間に座り、背中を預けてもたれかかってきた。

「腕、回すぞ」

「うん」

 川崎の腹の位置に腕を巻き付け、ぎゅっと抱き締める。
 はぁ、と小さな吐息が漏れ出た。

「んー…………極楽極楽、ってやつかな。お風呂は心の洗濯とはよく言ったもんだね」

「身体の方はどうだ? 良ければあとでマッサージとかしてやるけど」

「あ、何かエロいこと考えてる?」

「違えよ。こうみえても上手いんだぜ俺」

「へえ、普段から誰かにしてるの?」

「家族にな。小町と違っていつでも無条件で小遣いが貰えるわけじゃないから」

「ふうん。あとでしてもらおっかな」

「おう、任せろ」



587: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/22(月) 00:21:01.21 ID:fHQpmvjAO

 ところで、さっきから俺には気になっているものがあった。
 アップにした川崎の髪の毛が顔に当たりそうなので少し横によけているのだが、必然的に川崎の横顔が目に入る。
 いや、正確には川崎の耳に注目しているのだ。

「…………」

「ひゃっ…………もう、いきなり何すんのさ」

 その耳に舌を軽く這わすと、川崎が敏感に反応する。

「あー……なんとなく?」

「何それ…………えい」

「うあっ……」

 きゅうっと肉棒が握られて、思わず声が出た。
 手でじゃない、尻尾でだ。

「ふふ、気持ちよさそうな顔しちゃって。バックでした時は顔見えなかったもんね」

「まあ実際すげえ気持ちいいし。お前の尻尾ってぱっと見ツルツルしてそうだけど、体毛みたいなのでふわふわなんだよな」

「うん。自分で触った時結構びっくりした」

「なんつーか、あれだ。ペンギンの時と同じ衝撃だったわ。ペンギン触ったことあるか?」

「あ、ないけど知ってる。なんかフカフカしてるんだってね」

「仮にも鳥だからな…………んっ……あまり、しごかないでくれ……もう少しこのまま川崎を抱き締めていたい…………」

「うん…………」



588: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/22(月) 00:22:22.40 ID:fHQpmvjAO

 川崎は尻尾の動きを止め、肉棒全体を優しくくるんできた。
 俺は抱き締める力を少し強くする。

「はあ……尻尾、気持ちいい…………」

「ふふ、生きてて良かった?」

「あー…………それはさすがに言い過ぎじゃね?」

「あんたさっき自分でそう言ったじゃないのさ」

「え?」

「やっぱり覚えてないか。ベッドで二回目の時にあたしに中出ししながらそう言ったんだよ」

「マ、マジか……?」

 覚えがない。しかし川崎が嘘を言ってるようにも見えない。
 つまり快感のあまり、無意識に俺が口走ったのだろう。
 猛烈に恥ずかしくなって顔を逸らしてしまった。

「比企谷、ご主人様からの命令だよ。顔、こっちに向けて」

 悪魔かこいつは!?
 いや、悪魔だったな。
 真っ赤になっているであろう顔を向けるが、川崎はこっちを見ていなかった。
 正確にはこっちを向いて目を閉じていた。少しだけ顎を上げながら。

「………………」

 俺は川崎の唇にそっと自分のを重ねる。
 しばらくそのままでいて、離れた時にはもう恥ずかしさは消えていた。

「ね、比企谷」

「何だ?」

「あたしは生きてて良かったって思ってる」

「え?」



589: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/22(月) 00:23:22.98 ID:fHQpmvjAO

「今だから言うけど最初こんなふうになったはさ、自暴自棄になって変な考えもしたんだよ」

「!」

「でもまだ小さい下の子達や親のことを考えると、ね…………」

「…………」

「なるたけ隠していこうと思ってたんだ。今まで以上に人を避けて、関わらないようにして。他人なら外見からはわからないし、能力だって人前で使うものでもないし、バレるはずはないんだけど。なのに放課後だからって油断したとき、よりにもよってあんたに見られちゃった」

「あん時の尻尾、か」

「うん。あんたには特に注意してたんだけどね。尻尾見えるのあんただけだったし。いつもならもう奉仕部部室にいるはずだったから」

「ちょっと飲み物買いに行ってたんだよ。タイミング悪かったな、俺が通りかかるなんて」

「でも、まあ、おかげで開き直っちゃったからね。そんで最後の賭けでもあったよ」

「賭け?」

「もし、比企谷に拒絶されたらあたしは消えようって思ってた」

「なっ…………」

「あ、今は大丈夫だから。もう一人になっても変な考えは起こさないよ。あん時はなんだかんだそのくらい追い詰められてたからね」

「…………そうか」



590: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/22(月) 00:24:48.43 ID:fHQpmvjAO

「うん。だからあたしが嫌になったら捨ててくれていいからね。それで変な考え起こしたりしないから」

「ああ…………でも、捨てねえよ……いや、違うな」

「え」

「お前は俺のものじゃない。俺がお前のものなんだから、俺から捨てるなんて有り得ないだろ。むしろお前が死んだら俺も死ぬまである」

「ふふ、何それ。プロポーズみたいじゃない」

「ずっと一緒にいるんだったら似たようなもんだろ。それともお前は将来俺以外に性奴隷作るつもりかよ?」

「っ…………もう、さらっと言うんだから……」

「あん?」

「何でもない。ま、そういうわけだからさ、生きてて良かったなって。あんたがあたしのこ…………せ、性奴隷になってくれて」

「こ? 今何て言いかけたんだ?」

「き、気にしなくていいの!!」

「お、おう」

 川崎の剣幕に思わず頷く。
 そこでざばっと川崎は立ち上がった。

「ん、もう出るのか?」

 ちょっとだけ肉棒を包んでてくれた尻尾が名残惜しい。

「ううん、せっかくだからここでしてもらおうかなって」

「何をだ?」

「マッサージ。してくれるんでしょ?」

 そう言って川崎は備え付けのマットを広げ始めた。



599: ◆zO7AQfurSQ 2016/02/22(月) 23:53:53.11 ID:fHQpmvjAO

 マットを準備した川崎がその上にうつ伏せになる。
 俺はそのそばにしゃがみ込んだ。

「それじゃ、お世話させていただきます。ご主人様」

「うん。よろしく」

 まずは両手で背中を撫でたあと、軽く押し始める。

「ん…………」

「あ、強かったり弱かったりしたら言ってくれ」

「うん」

 ちょっと張ってる箇所を手のひらで強めに押し、親指で凝りやすい部分を圧する。
 肩や首周りを揉んでやると川崎の口から溜め息が出た。

「はあ……気持ちいい…………」

「ちょっと凝ってるな。やっぱり家事手伝いとか大変なのか?」

「どっちかっていうと重いもん二つぶら下げてるからだろうね」

「そういやお湯に浮くから風呂入ってるときは楽だとか言ってたな」

 柔らかいマットならともかく普通の床にうつ伏せ寝とかしにくいんだろうなあ。
 俺は揉む手を肩から移動させ、二の腕や手のひらまで丹念にマッサージする。
 両腕を終えるとそのまま背中から腰に行き、臀部へと向かう。
 エロ目的でなく、ちゃんとマッサージとしてお尻を揉み、太腿からふくらはぎ、足の裏まで丹念に揉みほぐした。



600: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/22(月) 23:54:28.77 ID:fHQpmvjAO

「とりあえず一通りやってみたがどうだ? もっとしてほしいとこあるか?」

「うん、上手だね……もっかい肩と首をやってくれる?」

 川崎はそう言って身体を起こした。その方がやりやすいと判断したのだろう。
 俺は座る川崎の後ろから肩と首を強めに擦るように撫でる。

「あんまり揉みすぎるのもよくないからな。これやっとくと凝りが早くなくなりやすいらしいぜ」

「へえ」

 しばらく撫でたあと、再び首と肩を揉む。
 しかしホント触ってる方も心地良いなこいつの肌。

「はあ…………ありがと、もういいよ」

「ん、そうか。他は大丈夫か?」

「じゃあ、重くておっぱいが凝っちゃってるかもしれないから、揉んでくれる?」

 くすりと川崎が挑発的に笑う。
 俺もにやりと笑い返し、腕を脇の間から通して胸を鷲掴みにした。

「んっ……どう、凝ってる?」

「いや、張りはあるけどすげえ柔らけえ。固いのは先っぽくらいだな」

 むにゅむにゅと胸を揉みしだき、時折指で乳首をきゅっとつまむ。

「あんっ…………触り方、やらしい…………」

「嫌か?」

「ううん、いっぱい触って…………」

「ああ。ここならこの前みたいにのぼせねえから」



601: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/22(月) 23:55:10.93 ID:fHQpmvjAO

 俺は夢中になって川崎の胸を揉む。
 いつまでも飽きそうにないな本当に。

「あ、ん…………ね、比企谷……」

「何だ?」

「今度は、あたしがマッサージしてあげるよ」

「え、いや、俺は別に」

「いいから。そこに座んな」

 促されるままに俺はマットに腰を下ろす。
 川崎はなぜかボディソープを手に取り、泡立て始めた。

「少し身体後ろに倒して、足伸ばして開いて…………そうそう。じゃ、いくよ」

 言うなり川崎は泡立てたボディソープを自分の胸に塗りたくり、俺の足の間に身体を入れてくる。
 むにゅぅっと俺の肉棒がその柔らかな胸の間に挟まれた。

「うわっ、わわっ!」

 思いも寄らない展開に驚いて声が出たが、川崎は意に介さず身体を動かす。
 泡まみれの胸で肉棒が擦られ、快感を与えてくる。

「あっ! ああっ……!」

 ヤバいヤバい!
 感触もさることながら、その視覚情報が特にヤバい!
 自分の肉棒が大きな胸の間で擦られている光景に興奮が高まる。
 二の腕でぎゅっと左右から強く挟まれた時は理性が吹っ飛びそうだった。

「ふふ、こんなに凝っちゃってるよ。しっかり揉みほぐさないとね」

「ま、待って! 待って!」



602: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/22(月) 23:56:20.20 ID:fHQpmvjAO

 俺は情けない声をあげながら川崎の身体を押しのけ、かろうじて胸の間から肉棒を脱出させる。

「はあっ……はあっ……」

「どしたの? 気持ちよくなかった?」

「ち、違う……興奮して、気持ちよくて…………一瞬で出そうになっちまった」

「出しちゃえばよかったのに」

「…………撒き散らしたりしたら無駄撃ちになるだろ。俺の精液はお前のためだけにあるんだから」

「ふふ、さすがあたしの性奴隷だこと。殊勝な心掛けだね。じゃ、その奴隷精液、飲ませてもらうよ」

 川崎はシャワーを手に取り、俺と自分の身体のボディソープを洗い流す。
 シャワーの刺激だけでもピクピク反応した肉棒を川崎は口いっぱいに頬張った。

「あ、あ、ああ……ああっ…………」

 先ほどのパイズリでイく直前まで押し上げられた俺は、口内の粘膜に包まれる感触に我慢ができなかった。
 上目遣いでこちらを窺う川崎の表情を見て一気に限界が訪れる。

「あ、あ、もう、出る……出る…………飲んで……俺の奴隷精液、飲んでっ…………」

 川崎の舌が激しく亀頭を這い回る。
 唇をぎゅむぎゅむと締め付けられ、ついに俺は射精した。



603: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/22(月) 23:57:30.23 ID:fHQpmvjAO

「ああっ! あっ! あっ! あっ……! あっ……! ああ…………っ!」

 びゅくびゅくと精液が川崎の口内に放たれ、凄まじい快感が全身を襲う。
 身体を震わせながら幾度も精を吐き出し、俺は情けない声を上げ続けた。

「んっ……んっ……ん…………ふう、ごちそうさま」

 喉を鳴らして全て飲み干し、尿道の中まで吸い出した川崎が顔を上げる。
 が、俺は余韻に浸っていて言葉を返す余裕がなかった。

「ふふ、だらしない顔しちゃって…………可愛い……」

 ちゅ、と頬にキスをしてきた。
 それを受けてようやく落ち着いてくる。

「あー…………気持ち、よかった……」

「四発目なのにまだ濃くて量も出たね」

「…………胸でしてもらったのですげえ興奮したからな。ちょっともったいなかったか」

「ふふ、もっと余裕あるときにじっくりしてあげる」

「ああ、頼むわ」

 それから俺達はもう一度湯船に入って温まり、そろそろ昼飯にしようかと相談しながらバスルームをあとにしたのだった。



611: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/25(木) 18:24:05.71 ID:qHvXTpfAO

 川崎の能力で二人の身体の余計な水分を弾き、バスルームから出る。
 女性の長髪は乾かすのに時間がかかるはずだが、川崎はすでに髪をまとめてポニーテールにしていた。この手間が省かれるだけでも他の女から羨ましがられるんじゃないだろうか。
 俺達はソファーに並んで座り、買ってきたメシを目の前のテーブルに出す。

「しかし本当にサラダだけで足りるのか?」

「うん。これも食べなくてもいいくらいだけどね。あんたからいっぱいエネルギーもらってるし」

「そ、そうか…………ところで、エネルギーってどれくらい分になるんだ? 一回出した分で一食事くらいか?」

「んー、質や相性にもよるけど普通なら三日くらいは保つよ」

「えっ?」

「比企谷のは濃くて美味しいし何もしなければ一週間は保つんじゃないかな」

「…………あんだけヤってて逆に過剰摂取にならねえのか?」

「取りすぎで身体がどうこうってのはないけど、活力が満ち溢れちゃってるね。でもあんたが好きだからあんたのならいくらでも欲しくなっちゃう」

「え、えっと…………光栄、です」

「ふふ、うん。さ、食べよっか」

「…………おう」



612: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/25(木) 18:25:18.09 ID:qHvXTpfAO

 俺達は食事を始める。
 箸を動かしながらも俺は嬉しさに包まれていた。
 サキュバスの栄養源として必要だから、でなく。好きだから俺から搾り取ってくれてる。
 必要とされるよりも嬉しいことだった。やむを得ず、とか仕方なく、ではないのだから。
 弾む心を誤魔化すように俺は川崎に話し掛ける。

「そういやサキュバスの能力って制限とかあんのか? 一日何回までとか」

「ううん、特には。一応精液が生命力とは別に能力のエネルギー源でもあるからそれが尽きれば使えなくなるけど、むしろ供給過多状態だからね。一定量までしか溜めとくことできないからガンガン使わないともったいなくて」

「普段から使ってんの?」

「うん。綺麗にするやつなんか特に。あまり人前じゃ使えないけど、あれって対象が人じゃなくても出来るんだよ」

「動物とか?」

「じゃなくて物。食器洗いや洗濯が捗ってしょうがない」

「ああ、なるほど」

「時間も家計も大助かりだね。洗剤とか水道代とか」

「親御さんに怪しまれたりしないか?」

「家事関係はだいたいあたしが管理してるから平気。今日の家事もぱぱっと終わらせちゃったし」



613: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/25(木) 18:26:11.37 ID:qHvXTpfAO

 そんな雑談をしながら昼飯を食べ終わる。
 ゴミを片し、川崎に口の中を能力で綺麗にしてもらった。

「さ、どうする? する?」

「メシ食った直後はねえって。少し休もうぜ…………ほら」

「え…………」

 太腿を叩くと川崎が少し驚く。

「その、嫌でなけりゃ少し横になっていいぜ」

「ふふ、甘やかしてくれるんだ…………お邪魔します」

「おう」

 川崎はソファーに横たわり、頭を俺の太腿に乗せる。
 俺はその頭をそっと撫でた。

「ん…………」

 心地良さそうな声があがる。
 空いたもう片方の手を伸ばし、川崎の手を握った。

「……………………」

 それをきゅっと握り返してきたが、川崎は黙ったままだった。
 しばらくすると規則正しい息が聞こえてくる。

「おい、川崎? …………寝ちまったのか」

 多分今日のために早起きして家事を片付けてきたのだろう。
 ベッドに連れて行こうかとも思ったが、下手に起こしてしまうのもあれだしこのままでいいか。何よりこの状況をやめるのが惜しいしな。

「お休み、沙希。ゆっくり寝てくれよ」



619: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/26(金) 21:46:36.63 ID:zTQq/ROAO

「ん…………」

 横になっていた川崎が身じろぎをした。
 目が覚めたようだ。

「起きたか?」

「あ、比企谷……ごめん、あたし眠っちゃったみたいだね」

 寝返りを打って仰向けになった川崎はすまなそうな表情をした。
 俺は黙ったままそっと頭を撫でる。

「ん…………あれ、上着?」

「ああ、空調効いてるっていっても裸のまんま寝るのは良くないだろ。毛布の方がいいんだろうけど手が届く範囲には俺の上着しかなかったから」

「ううん、ありがと。今何時くらい?」

「五時過ぎってとこかな。チェックアウトまであと二時間はあるぞ」

「え、ほんと!? うわ、結構寝ちゃった…………ごめん!」

「謝るなよ。ご主人様がぐっすり眠れたんならいいって」

「うう……今回は寝かさないとか言っといてこのザマなんて…………」

「なんだかんだ疲れてたんだろ。むしろ俺の前ではリラックスして休んでくれたほうが嬉しいさ」

「あんたのマッサージが効いたのかもね。身体、いつもより軽い気がする…………でも、あんたのこれ、すっかり小さくなっちゃった」

「そりゃそうだ。んな長時間立ちっぱなしにできねえっての」

「ふうん…………」



620: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/26(金) 21:47:37.35 ID:zTQq/ROAO

 川崎は身体を起こし、通常状態の肉棒をじっと見つめる。
 それも顔を寄せて至近距離で。いや、そんなにマジマジと見られると…………。

「ふふ、だんだん大きくなった」

「は、恥ずかしいから見てんなよ…………」

「恥ずかしいのに大きくなっちゃったの? 変態」

「まあ変態なのは認めるが…………勃起すんのは見られてんのが川崎だからだよ…………」

「ん、嬉しい」

 ちゅ、とそそり立った肉棒にキスをしてくる。
 柔らかな唇の感触にぴくんと身体が跳ねてしまった。

「そういえばあたしが寝てる間は何もしなかったの? おっぱい揉みながらしごいたりとか」

「んなことしてねえよ、起きちまうだろうが…………あ」

「ん? やっぱり何かした?」

「あー、えっと…………すまん、写メ撮った」

「え、どこを?」

「変なとこじゃねえよ。その、寝顔…………」

「見せて」

「ああ」

 俺はテーブルに置いてあったスマホを操作して川崎に渡す。
 綺麗な寝顔だったのでつい撮ってしまったのだ。

「んー、もっと過激なのかと思ったのに」

「勝手にそんなの撮らねえって」



621: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/26(金) 21:49:37.21 ID:zTQq/ROAO

「…………」

 川崎は俺のスマホを持ったまま少しうつ伏せ気味になる。
 何か操作していたかと思うと、スマホを身体の下に隠すようにした。何だ?

「何してんだ?」

「ん……はい、これあげる」

「いや、あげるって、これ俺の」

 そこで気付いた。直前までカメラが起動していたようだ。
 俺はスマホを受け取り、フォトフォルダを開く。

「っ! お、おい! これ……!」

「あれ、いらない?」

 画面には川崎の局部が大きく写されていた。
 それも指で開いて中まで見えるような状態でだ。

「そ、その…………」

「比企谷になら別にいいし。あ、でも誰彼構わず見せるのは勘弁ね」

「しねえよ! 大金貰ったって誰にも見せねえ!」

「そう? じゃ、うっかり誰かに見られないようにね」

「………………いや、悪いけど消すわ」

「気に入らない? 撮り直す?」

「じゃなくて、こんなもん持ってたら家で絶対オカズにする。さすがに我慢できる自信がない」

「してもいいのに」

「前にも言っただろ。川崎のいないとこで出したくないんだよ」

「ふうん…………じゃ、ここで使ってよ」

「え?」

「比企谷のオナニー、見せて」



628: ◆zO7AQfurSQ 2016/02/28(日) 01:25:04.75 ID:l2wEItWAO

 川崎の言葉に俺は固まった。
 え、いやいや、オナニー見せろって…………。

「な、何言ってんだよ」

「誰にも見せられないようなとこ、あたしには見せてほしいな」

「っ……」

「あたしじゃなくてそのスマホの画像見て、それをオカズにしてさ」

 そう言って川崎は並んで座っていたソファーから立ち上がり、ベッドに座ってこっちを見つめる。
 しねえから。そんなことしたらドン引きされるに決まってるだろうが!
 ………………。
 …………だけど。川崎が。ご主人様がそれを望むなら。
 俺は足を広げて左手のスマホを目の前に持ってき、画面を見ながら右手でそそり立った肉棒を握る。

「んっ…………」

 自分で、握っただけなのに。
 すげえ気持ちいい。興奮しちまってんのか俺は?

「っ……う……」

 無意識に手が上下し、肉棒がしごかれる。
 声が唇の端から漏れる。
 理性がどんどん剥がれ落ちていく。

「ああ…………っ」

 川崎が見ているのに。見られているのに。
 動きがだんだん大胆になっていく。
 画面に写る川崎の秘口。そこに挿入するのを妄想しながら手を激しく動かした。



629: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/28(日) 01:25:59.69 ID:l2wEItWAO

「さ…………」

 普段だったら絶対に声を出すことはない。
 だけど、その誘惑に耐えきれず、俺は口にした。

「沙希っ……沙希っ……」

 …………ああ。
 名前を呼びながらオナニーするのが、こんなにも気持ち良いなんて。
 先走りの液が俺の手を汚していく。
 もう絶頂までそんなにもたない。

「沙希っ……沙希っ……出る……もうすぐ、沙希の中に出すっ…………」

 脳内で川崎の中に射精するのを想像しながら俺は手の動きを早める。
 あと少しでイく、といったところで肉棒の先端に柔らかいものが押し付けられた。
 視界の端に川崎の左手が写る。どうやら先っぽが手のひらに包まれれたようだ。
 それでも俺はスマホから目を離さなかったのだが。

「比企谷、イく時はこっち向きなよ。もう出るんでしょ?」

 その通りだった。
 俺は画面から目を離し、正面を向く。

「!!!」

 川崎は自分のスマホをこちらに向けていた。
 カメラが。起動している。
 撮られる。撮られてしまう。
 誰にも見せられない、こんな情けないところを。

「あ、あ、あああっ! あっ……! あっ……!」



630: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/28(日) 01:26:43.34 ID:l2wEItWAO

 俺は顔も逸らさず、しっかりとスマホの方を見ながら精を吐き出した。
 どぷどぷと出る精液が川崎の手を白く汚す。

「あっ……あっ…………ああ…………」

 身体を震わせながら射精を終え、俺はぐったりとソファーにもたれかかった。
 川崎は無言のままスマホをテーブルに置き、俺の肉棒から手を離す。
 そのまま手のひらに精液を溜めるようにしながらベッドの方に向かった。

「え…………」

 いつもなら肉棒を口で綺麗にしてくれるはずなのに。さ、さすがに名前呼びながらするのはキモくて愛想を尽かされたか?
 少し冷や汗をかきながら川崎の動向を見ていると、ベッドの上でこちらを向くように座った。
 そのまま足を大きく広げ、右手をその中心部に持っていく。

「!!」

「ん……ん…………」

 もぞもぞとその右手が動き、川崎の口から呻き声が出る。時折左手に溜まった精液を舌で掬い取りながら。
 つまり、今度は川崎がオナニーを始めたのだ。おそらく俺の精液と先程の痴態をオカズにして。

「んっ……ああ…………八幡の指、気持ちいい……」

 自分の右手を俺のに見立てているのだろうか。
 秘口に出入りしたり陰核をいじる指がせわしなく動く。



631: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/28(日) 01:29:50.43 ID:l2wEItWAO

 ごくりと唾を呑む俺と目が合い、川崎は淫靡な笑みを浮かべながら手のひらの精液をすする。
 しばらくしてすべて舐め取ってしまったか、少し名残惜しそうに左手を眺めたあと、その手で自分の胸を揉み始めた。

「八幡っ……八幡っ……」

 川崎の口から呼ばれる俺の名前に誘われ、俺もベッドに近付いて上がる。
 そのまま川崎の身体を押し倒し、足の間に割って入った。
 固さを取り戻して自分の先程の精液でぬるぬるになった肉棒と愛液でぐっしょりに濡れた蜜壷。
 抵抗なく一つになり、最奥部まで一気に挿入する。

「「ああっ……!」」

 二人が同時に呻く。
 ここで腰を振りたくりたい欲求を堪えて、俺は動きを止める。
 その意図を察したか、川崎は再び陰核をいじりはじめた。

「ああ……っ…………八幡のチンポ……入れながら、オナニー…………気持ち、いい……っ」

 川崎の指の動きが激しくなる。表情から余裕がなくなる。
 さっきのお返しと言わんばかりに俺は川崎の顔をしっかりと覗き込む。
 それに気付いたか、川崎は俺と目を合わせてき、そのまま一気に上り詰めた。

「ああっ! あっ! あっ! ああああっ!」

 びくんっと川崎の身体が大きく震える。



632: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/28(日) 01:31:43.09 ID:l2wEItWAO

 膣内が蠢き、襞が肉棒を様々な形で締め付けてくる。
 川崎はしばらく身体を痙攣させていたが、やがてぱったりと手足を投げ出した。

「あ……ん…………ね、あたしイったよ…………見てて、くれた?」

「ああ、すげえエロくて可愛かった」

「うん……気持ち、よかった…………」

「俺も、川崎のイきまんこ気持ちよかった。いつもは俺も余裕なかったりしててなかなかじっくり味わえないからな」

「ふふ、うん…………ね、比企谷」

「わかってるよ」

「え?」

「また中に出して欲しいんだろ? まんこがぎゅうぎゅう締め付けてきて要求してるぜ」

「でも、もうあんだけ出しちゃってるでしょ。精力回復を」

「いらねえよ。こんくらいで根を上げてちゃスケベなご主人様の性奴隷は務まらねえからな」

 言うなり俺は川崎の足を肩に乗せ、そのまま腰を掴んで膣内を肉棒で抉り始めた。
 達した直後で敏感になっていたか大きな嬌声をあげたが、俺は構わずに何度も突き続けて川崎を犯す。
 最後は身体を密着させ、キスをして強く抱きしめ合いながら膣内に射精した。

「ん、よかった…………ね、時間ぎりぎりまで、このままぎゅってしてて…………」

「ああ」



633: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/28(日) 01:33:04.22 ID:l2wEItWAO

「んー…………気持ちよかったー…………」

 ラブホテルから出て川崎は伸びをする。
 この光景、前にも見たな。

「このあとはどうする? 夕飯は帰ってから食うのか?」

「一応遅くなるとは言ってあるから。どっかで食べてこっか。比企谷は平気?」

「おう、大丈夫だ。んじゃまた駅前にでも行くか」

「うん」

 川崎は頷いたあと俺の腕に自分のを絡める。
 これは予想して身構えていた。つまり他に対しての警戒が疎かになっていたわけで。
 いや、そもそもここに二人でいる時点で誤魔化しようがなかっただろう。

「待ちたまえ…………見回りをしていて、まさかとは思ったが…………やはり比企谷と川崎か」

 突然後ろから声がかけられる。
 おそるおそる振り向くと、いや、振り向かずともわかる聞き慣れた声。
 そこには奉仕部の顧問で生活指導担当の平塚先生の姿があった。



658: ◆zO7AQfurSQ 2016/03/08(火) 21:57:06.32 ID:WbMocDMAO

「君達二人がこんなところから出てくるような関係だったとはな…………多少どころではなく驚いたよ」

 俺の頭は混乱する。
 え、何で?
 どうして平塚先生がここに?
 高校生がラブホに来るのはまずかったか?
 停学?
 内申に響く?

「……っ」

 駄目だ。
 俺のことなんかどうだっていい。
 だけど川崎は推薦も狙おうかという立場だったはずだ。
 何とかしないと!

「せ、先生! これは俺が…………あぐっ」

 川崎に足を踏まれた。
 言い切る前に中断してしまう。

「あんたは黙ってな」

 小さな声で釘を刺される。
 何か川崎に考えでもあるのだろうか?

「偶然ですね先生。こんなところで会うなんて」

「そうだな…………そして見つけてしまった以上、見逃すわけにもいくまい」

「あたし達は見逃してもらうようなことしてないつもりだけど」

「これでも私は教師でな。世間一般の道徳を守らせなければならない立場にあるのだよ」

「ふうん…………なら場所を変えようか。ここじゃ先生もまずいでしょ」

「そう言って逃げるつもりではないだろうな?」

「まさか。むしろ先生の名誉のためだよ」



659: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/08(火) 21:58:15.45 ID:WbMocDMAO

「私の?」

「今日の先生、随分若く見える格好じゃない。学生同士が比企谷を取り合ってる三角関係だなんて見知らぬ人に誤解されたら面倒くさいでしょ?」

「な、なに、そうか?」

「修羅場っぽく見えて目立つのは先生にとってもよろしくないんじゃない?」

「そ、そうだな。学生同士の痴話喧嘩なんかと思われたら迷惑だものな。場所を変えようか」

 ちょろっ!
 いくらなんでもちょろすぎだろ平塚先生…………。まあ少し若く見える格好をしているのは認めるが。

「となるとどこに行くか…………」

「先生の家でいいんじゃない? 誰にも見られることも話聞かれることもないし」

「何、私の…………? ふむ、まあ良かろう。もう私の見回りの時間も終わりだし、ここから遠くもない…………逃げるなよ?」

「逃げませんよ」

「逃げないって」

「よし。こっちだ。ついてきたまえ」

 平塚先生が歩き出し、俺と川崎があとを追う。
 確かにいきなり走ればこのまま逃げれないこともなかったが、どうするつもりなんだ川崎は?
 ちら、と表情を窺うと平然としている。なら奴隷の俺はそれに従うのみだな。



660: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/08(火) 21:59:29.08 ID:WbMocDMAO

「ちょっと散らかってるが気にせずあがってくれ」

「………………」

「………………」

 平塚先生がドアを開けて俺たちの目に入ったのは散らかりまくった部屋だった。
 …………いやいや! 普通こんな部屋に人を招かないって! 全然ちょっとどころじゃねえ!

「どうした?」

「…………先生、お話の前に三十分ほど時間をください」

 川崎が呆れたような声で言う。
 そこからの行動は早かった。
 取り込んでそのままと思われる洗濯物を畳み、そこかしこにあるゴミとゴミ袋をまとめ、流しで水に浸けてあるだけの積まれた食器を洗う。
 そのテキパキとした動きにあっという間に部屋が綺麗になっていった。

「うおお…………あんなに散らかっていた私の部屋がどんどんすっきりしていく」

「わかってんなら普段からちゃんとしましょうよ」

「いやあ、忙しくてなかなかなあ…………」

 俺と平塚先生は卓袱台の前で川崎に出されたお茶を飲みながら座っているだけだ。
 手伝おうとしても却って邪魔になるだけだしな。

「先生、夕御飯は食べた?」

「いや、まだだが?」

「ならあたしが作ってもいい? 冷蔵庫、賞味期限ギリギリのが多いよ」



661: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/08(火) 22:00:34.13 ID:WbMocDMAO

「ほう、川崎は料理も出来るのか。なら頼もう。食材も食器も適当に使って構わないぞ。三人分くらいはあるはずだ」

「承ったよ」

 そう言って顔だけ出した川崎は再び台所に引っ込む。
 というか。

「家で生徒にメシ作らせる教師ってどうなんですかね?」

「気にするな、交流も大事だろう。他人の手作り料理なんて久々だしな」

「先生は料理出来るんすか?」

「一通りは。面倒くさいので焼く、炒める、茹でる、がメインだが」

「オトコメシじゃないっすか…………」

「いいんだよ、食べさせる相手がいるわけでもないし…………いるわけでも…………くうう……」

「ちょっ、何泣きそうになってんですか!? ほら、もうすぐ川崎のメシができますから! あいつのメシすっげえ旨いんですよ! ね、だから元気出して!」

「うん…………」

 おかしい。
 ラブホ出てきたのを咎めてくるはずの相手を何で慰めてんだ俺は。

「しかし比企谷はそれを知ってるんだな。やはり川崎とはそういう関係なのか?」

「あー、なんていうか…………」

 いや、説明がホント難しい。



662: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/08(火) 22:01:37.45 ID:WbMocDMAO

 以前人に聞かれたら適当に言っとけばいいみたいに言われたが、今回みたいなケースはまた違うだろう。
 言葉に詰まっていると台所から声を掛けられた。

「比企谷ー、ちゃんと家に遅くなるって連絡しときなよー」

「あ、そうだった。先生すんません、ちょっと家族にメールしますんで」

「ああ。何か言われたら私の名前を出しても構わんぞ。君達二人の進退にも関わるしじっくり話を聞かんといかんからな」

 ぎゅっと平塚先生は表情を引き締めた。
 川崎がこんだけやってんだから少しくらい恩情くんねえかなあ。
 しばらくすると台所から良い匂いが漂ってきた。やべえ、腹が鳴りそうだ。
 先生も同じなのかそわそわし始める。

「じゃ、比企谷、できたのから運んでくれる?」

「おう、任せろ」

「あ、私も」

「家主はどっしり座っててください。そんなに人手もいらないんで」

「そ、そうか」

 やがて色とりどりの料理が卓袱台の上に並べられる。
 よくもまああの短時間でここまで作ったものだ。

「ほ、本当に冷蔵庫にあったやつだけでこんなに?」

「結構色々あったよ。安いからってまとめ買いとかし過ぎたパターンだよね多分」



663: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/08(火) 22:02:43.93 ID:WbMocDMAO

 最後に川崎はチャーハンを持ってきた。
 米を炊く時間はなかったらしく、冷凍物を使ったようだ。

「あれ、私の分はないのか?」

「先生はこっちがいいでしょ、はい」

「ビ、ビール! いや、しかし…………」

「味付けはそれに合うように少し辛目に作ってあるよ」

「う、ぐぐ…………い、一本だけ」

「あ、その前に」

 俺と先生の間に座った川崎は先生の伸ばした手を避け、ビールを自分の傍らに置く。

「先にあたし達の事を説明しとこっか。気になることがあったら食事に集中できないでしょ」

「え…………」

「ちょっと長い話になるけど、大事なことなので最後まで聞いてくださいね」

 おいおいマジかよ。この料理を前にしてお預けなんて。我慢できねえぞ。
 しかし平塚先生はもっとそうなようで、目線がビールと食卓を行ったり来たりしている。

「先生、聞いてる?」

「え、あ、う…………その、食事のあとにしないか? ほら、せっかく作ってくれたのに冷めたら申し訳ないだろ」

「先生はあたし達の話と夕御飯のどちらが大切なの?」

「ぐ、うう…………」

「でもお腹空いてたら確かにこっちも気になるね。先に食べよっか」



664: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/08(火) 22:03:52.64 ID:WbMocDMAO

 待ってましたと言わんばかりに差し出されたビールのプルタブを開け、飲みながら川崎の料理を食べ始める。
 俺と川崎も箸を取った。

「旨っ! なんだこれ! 旨あっ!」

「誰も盗ったりしないからもうちょっとゆっくり食べなよ先生…………」

 いや、気持ちはわかる。
 俺は同じ食材でも絶対同じように作れる自信はない。

「う、飲み干してしまった…………か、川崎、もう一本飲んでいいか?」

「まあ先生んちだし……好きにすればいいんじゃない?」

 平塚先生は新たなビールを求めて冷蔵庫に向かっていった。
 その隙に俺は川崎に尋ねる。

「なあ、結局このあとどうすんだ?」

「ん。簡単にいえば先生を懐柔するよ」

「メシでか?」

「まさか。もっと別の方法さ」

 そこまで言って先生が戻ってきたので会話は中断される。
 やがて三人で綺麗に全部食べ終えた。

「いやー、旨かった…………もう同性でもいいや。川崎、私の嫁にならないか?」

「! 駄目ですよ! 川崎は俺の…………っ!」

 そこまで言い掛けて俺は慌てて自分の口を塞ぐ。



665: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/08(火) 22:05:55.94 ID:WbMocDMAO

「俺の……何?」

 食器を洗い終え、食後のお茶を淹れた川崎がニヤニヤしながら聞いてくる。
 俺は無言でぷいっと顔を逸らした。
 …………っていかんいかん。これじゃまた平塚先生が怨みがましい目で見てくるぞ。

「………………」

 あれ?
 さっきまでの陽気さはどこへやら、先生はうつむいてもじもじし始めていた。

「どうしたんすか?」

「あ、いや、その…………二人とも、今日のことは見なかったことにしておいてやろう。食事の礼もあるしな。もう帰っていいぞ」

 え? なんだこの心変わりは?
 ひょっとして川崎の狙い通りなのか?
 しかし川崎は先生の方に近寄る。

「先生、顔赤いよ。熱でもあるの? それともあたしの料理、ちょっと辛過ぎた?」

「そ、そういうわけじゃなくてな」

 平塚先生の額に手を当てる川崎。
 だけど俺は見てしまった。いや、俺にしか見えないものだったか。
 川崎の尻尾が平塚先生の下半身に伸びる。目で追うと、先端が股間部を撫で回しているのが見てとれた。
 おいおい、まさか!

「先生、どうしたの? 息が荒いよ」

 平塚先生の頬が上気しているのがわかった。
 川崎の表情がにぃっと淫靡なものに歪む。



682: ◆zO7AQfurSQ 2016/03/19(土) 22:35:56.91 ID:eo+Dn31AO

「ちょ、ちょっとすまん! 御手洗い行ってくる!」

 平塚先生はガバッと立ち上がり、少しふらついた足取りでトイレに向かって歩き出した。
 その後ろ姿を見て川崎はくすくすと笑う。

「おい川崎。お前平塚先生に出した料理に…………」

「うん、少しね。人間って快楽にはそうそう抗えないもんだし」

「でも男相手みたいに身体で誑かすとかできなくねえか?」

「ま、見てなって…………もちろんあんたにも手伝ってもらうけど」

「え、俺?」

「そりゃそうでしょ。竿役がいないでどうすんのさ」

「いやいやいやいや、色々まずいだろ。立場としても倫理的にも。それに、その……川崎は俺がお前以外を相手するのって嫌じゃないのか?」

 ここで『別に』とか言われたらちょっとショックだぞ。
 いや、たかだか奴隷がうぬぼれんなって話だけど。

「あたしの関与しないところでは嫌だね。でもあたしの指示でするなら構わない」

「…………でも」

「だいたいここで先生をしっかり懐柔しとかないと後々困るよ。ホテルから出るとこ見られてるんだから」

「う…………」

「いいからあたしの言うこと聞いてな。うまくいったら素敵な御褒美あげるから、ね」



683: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/19(土) 22:37:13.47 ID:eo+Dn31AO

 最後のセリフは耳元で囁かれ、身体がぞくぞくと震える。
 ご、御褒美って…………。

「ふふ、何を想像したの?」

「あ、いや…………」

「んー?」

 触れ合いそうなほど間近で顔を覗き込まれ、思わず横に目線を逸らしてしまう。
 川崎はそのまま俺の頬にキスをして離れた。

「う…………ひ、平塚先生遅いな」

「ああ、たぶん自分で慰めてるんだと思うよ。だいぶ発情してたし」

「いや、お前がさせたんだろ…………てかそれだと自分で満足しちゃうんじゃねえの?」

「大丈夫。自分でするのじゃイけないようにしてるから」

「地獄だな……悪魔かお前は」

 いや、悪魔なんだけど。
 正直罪悪感があるが、今の俺はよほどのことがない限り川崎に逆らえない。

「ところで比企谷は? 先生とそういうことをするのは嫌?」

「…………」

「ふふ、いいんだってば。色んな女としたいってのは男として当然のことさ。でも」

 川崎は一旦そこで言葉を切り、すぅっと目を細める。

「あたしの性奴隷でいる限り、あたしの目の届かないところで浮気したらお仕置きだからね」

「っ…………!」



684: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/19(土) 22:38:02.23 ID:eo+Dn31AO

「何? 束縛キツいとか思ってる?」

「いや…………むしろ嬉しい」

「は? 何で?」

「好き勝手に浮気してろ、なんて言われたら逆にショック受けちまう。御主人様に嫌われちまったんじゃないかって。御主人様にはもっと束縛してほしい」

「な、何言って…………」

「俺は、お前のものなんだよ。身も心も、全部」

 俺は川崎の方に寄り、さっきされたように至近距離で川崎の目を見つめる。
 川崎の驚いていた目が潤みを帯び始め、わずかな距離を詰めて唇を合わせてきた。

「ん…………」

 しばらく触れ合わせたあと、少し呼吸を荒くしながら顔を離す。
 その目の前にある表情はとても淫靡で。わずかに開かれた唇にむしゃぶりつきたくてたまらなかった。
 川崎の許可さえ出ればもうこのまま押し倒して川崎の身体を蹂躙したい。もしくは俺を蹂躙してほしい。
 だけどそこでトイレの方から物音が響き、俺達は我に返る。

「…………ちょっとヤバかったね。このままおっ始めるとこだったかも」

「…………だな。ここが平塚先生んちだってこと、すっかり忘れてた」

「こういうの自重しないとまたヘマをしちゃうかもね」

 川崎は気を取り直して立ち上がる。



685: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/19(土) 22:39:19.59 ID:eo+Dn31AO

 そのままトイレの前に行き、ドアをノックした。

「先生、大きな音がしたけど大丈夫? 具合でも悪い?」

『だ、大丈夫。大丈夫だから』

「本当に? 何かあったらすぐに聞こえる距離にいるからね」

『そ、その、もう出るから大丈夫だ』

 そう言って平塚先生は宣言通りしばらくしてトイレから出てくる。
 しかし顔は真っ赤になって切なげな表情をしているし、足取りも覚束ない。
 何より衣服が乱れているのだが、自分で気付いていないのだろうか?
 息を荒くしながら卓袱台の前に座り直した平塚先生の横に川崎は腰を下ろす。

「やっぱり具合悪いの? 無理は禁物だよ」

「んうっ…………」

 心配するセリフを吐きながら平塚先生の太腿を撫でる川崎。
 普段ならすぐに払いのけられるんだろうが、小さく呻いただけで抵抗はされない。
 それを見届けて川崎はそっと平塚先生の耳元で囁く。

「ね、先生。今日見たことを秘密にしてくれるなら、先生を気持ち良くしてあげるよ」

 それはまさに悪魔の囁きだった。



696: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/20(日) 23:42:15.27 ID:YxpAVZrAO

「な、何を言って…………」

「今日のことはお互い明日になったら忘れようよ先生。そうすれば、今あたし達が何をしてもなかったことになるよ」

「か、川崎、君は…………あっ……」

 川崎の手が平塚先生の内腿をなぞる。
 しかしそれでも抵抗する素振りは見せない。

「ふふ、綺麗だよ先生。そんな顔見せたらそこらの男なんて一瞬で落ちるって」

 それは間違いないな。元々造形の整ってる平塚先生の『女』の顔を見て何も思わないやつはホモかEDだ。
 川崎一筋のはずの俺ですらドキドキしちまってる。

「んっ」

「!」

 川崎が。
 平塚先生と。
 キス、した。

「ん……ちゅ……んむ…………」

 美少女クラスメイトと、美人教師の、舌を絡めるほどのディープキス。
 その非日常的な光景に俺は凄まじいまでの興奮を覚える。

「あ……あ……」

 唇が離れても平塚先生は目がとろんとしたままだった。
 もしかしてまた唾液で何らかの効果を与えているのだろうか?

「先生、口開けて舌出して。あたしと比企谷の二人でしゃぶってあげるよ」

 え? 俺も?
 しかし平塚先生はもう操り人形のごとく素直に舌を突き出してくる。

「ほら比企谷、そんなとこで股間膨らましてないでこっちに来なよ」

 川崎に誘われるまま、俺は二人ににじり寄っていった。



709: ◆zO7AQfurSQ 2016/03/30(水) 21:59:50.29 ID:dTe/lwCAO

 煙草の臭いがするかな、と思ったが一切なかった。川崎が何かしたのだろうか?
 俺は川崎と同時に平塚先生の舌を唇で挟み込む。

「んっ…………」

 平塚先生の身体がぴくっと震える。そのまま唾液をすすり、舌先を擦り合わせた。
 時折川崎とも舌を絡め、唾液を飲み込む。
 その唾液に何か効果を与えているのか、頭がぼうっとしてくる。しかし構わずに俺は二人と舌を激しく絡め合う。
 しばらくして川崎が一旦離れた。が、俺の後頭部を押さえられたので、俺はまだ続けろということなのだろう。
 平塚先生と唇を合わせて舌を口内にねじ込む。

「んんっ」

 驚いたような声をあげたが、抵抗はされない。
 両手で平塚先生の頭を掴んで押さえ、口内を舌で陵辱していく。
 舌の付け根や歯茎、頬の内側。
 たっぷりと蹂躙して唇を離すと、平塚先生はいつもの学校で見るのからはまったく想像もできない表情になっていた。
 だらしなく口は開き、目がとろんとして頬が緩みっぱなしだ。
 呼吸だけが荒くなり、少し肩で息をしている。



710: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/30(水) 22:04:24.59 ID:dTe/lwCAO

 そしていつの間にか。
 平塚先生の上半身は一糸纏わぬ姿になっていた。
 どうやら川崎の仕業らしい。その川崎にも負けない豊満な胸に思わず俺は目を釘付けにしてしまう。

「ほら比企谷、見てるだけじゃなくて触ってみなよ」

「お、おう…………えっと、触りますね先生」

 今の虚ろな平塚先生から返事があるとは思わなかったが、一応許可をもらっておく。
 その胸に腕を伸ばして触れると、やはり川崎に負けず劣らずの弾力だった。
 いや、柔らかさでいえば川崎以上だ。たぶん年齢の違いによるものだろうが。

「はう…………ああ…………」

 下から持ち上げるように揉みしだき、ビンビンに立った乳首を指で挟むと、切なそうな声が平塚先生の口から漏れた。
 それを聞いて俺はごくりと唾を飲む。

「ほら先生も。触ってもらうばっかりじゃなくて触ってあげなよ」

 川崎が平塚先生の手を取ってズボンの上から俺の股間に触れさせてき、思わず声が出そうになるのをなんとかこらえる。
 手を離しても平塚先生がそこから動かさなかったのを見届け、川崎は俺の服を脱がしにかかった。
 あっという間にズボンとトランクスを脱がされ、下半身がさらけ出されてしまう。



711: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/30(水) 22:07:53.55 ID:dTe/lwCAO

「うっ……!」

「あ……固い…………すごく、熱い…………」

 あらわになった肉棒に触れられたかと思うと、きゅっと握られて俺は呻いてしまった。
 昼間に川崎としまくってなかったら今のだけで出ていただろう。

「ね、先生。あたしと比企谷がホテルで何をしていたか教えてあげようか?」

 川崎が平塚先生の耳元で囁いた。
 小声ではあったが、距離が近いために俺にも聞こえる。

「今、先生が握ってる比企谷のチンポをさ、あたしの中に入れてもらってたの」

「こ、これを…………?」

「そう。あたしのおまんこにその固くて大きいのを入れてもらって、中をぐちゃぐちゃにかき回してもらったよ。それがすごく気持ちよくて、頭が真っ白になって何度もイっちゃった」

「あ……うう……」

「先生も、比企谷のチンポでイってみたい?」

「イ…………」

「イ?」

「イきたいっ…………イかせて、ほしいっ…………!」

「ふふ、あたしじゃなくて比企谷におねだりしないと駄目だよ先生」

「ひ、比企谷っ…………」

 平塚先生は俺の方を切なげに見つめる。
 無言で何かを訴えるような目だったが、俺は言葉の続きを待った。

「何ですか先生。言わなきゃわかりませんよ?」



712: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/30(水) 22:11:55.47 ID:dTe/lwCAO

「ひ、比企谷の…………」

「俺の?」

「比企谷のペニス……私に入れてくれぇ……っ」

「いいんですか? 俺は生徒で平塚先生は教師ですよ?」

「いいからっ…………お願いだっ…………私を、イかせてくれ……っ」

「それじゃ先生、下も脱いでくださいよ」

「あ、ああ」

 平塚先生は俺の言葉に従い、スカートに手をかける。
 俺と、さらに川崎も服を脱ぎ捨てて全裸になった。

「ふふ、先生もう濡れてるじゃない。そんなに興奮したの?」

 内腿の付け根辺りを撫で、愛液を確認したのか川崎がくすりと笑う。
 というかさっきまで平塚先生はトイレでオナってたのを知ってるだろうに。

「ほら、脚大きく開いて。そうそう…………えい」

 平塚先生がおずおずと脚を左右に広げた瞬間、カシャリと機械音が鳴った。
 内腿を撫でていた川崎の右手には、いつの間にかスマホが握られている。

「なっ……か、川崎、君はっ…………」

「ほら、こんなに濡れちゃってますよ」

「な、あ……み、見せるなっ…………」

 画面を平塚先生に向けると、平塚先生は顔を真っ赤にしながら背けた。
 てかあのスマホ、俺のじゃね?

「ふふ。じゃ、比企谷、そろそろ入れてあげなよ。先生のおまんこ、待ちわびてるから」



725: ◆zO7AQfurSQ 2016/04/03(日) 21:29:57.89 ID:/PjgCDKAO

 俺は横たわった平塚先生の足の間に割って入り、肉棒を秘口に押し当てる。
 そのままゆっくり動かして擦り付け、愛液でまぶす。

「あ、ん…………ひんっ……!」

 陰核と擦れた瞬間、平塚先生の身体がびくんっと跳ねた。
 入口がヒクヒク蠢いているのがわかる。俺はそこに亀頭を当て、少しずつ侵入していく。

「はいストップ」

 が、先っぽだけ入ったところで川崎に止められてしまった。
 ええー……これはちょっとつらいんだけど…………。
 しかし俺のことは意に介さず、川崎は平塚先生に話し掛ける。

「先生、比企谷は避妊具を着けてないよ。やっぱりやめとこう。さすがに教師が生徒に孕ませられるってのは良くないでしょ?」

「え……」

「そりゃ比企谷のチンポをナマで入れてもらってかき回されるのはすごく気持ち良いけどさ。でもあたしと比企谷はお互い納得済みの関係なんだ。勢いでってのは良くない」

「う……あ……」

「比企谷、抜いて。先生に迷惑はかけられないでしょ」

「あ、ああ」

 どういうつもりなんだ? いやまあ俺には従うしか選択肢がないんだが。
 俺は川崎の指示通りに腰を引こうとする。



726: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/03(日) 21:32:01.96 ID:/PjgCDKAO

「ま、待ってくれ!」

 平塚先生が慌てたように俺の腕を掴んできた。

「ひ、人にここまでしておいてそれはないだろう」

「でも先生だって中に出されちゃったりしたら嫌でしょ? ましてや教え子の精液をさ」

「い、いいっ……中で出しちゃってもいい、からっ…………入れてっ……」

「先生、それだと比企谷が先生の中に出したがってるみたいじゃない。あたし達は先生に迷惑かけられないからこう言ってるの」

「そ、そんな」

「ま、先生が精液中出ししてほしいっていうなら話は別だけど」

「!!」

「今日あたし達がホテルから出てきたのを見逃す代わりに膣内射精しろっていうなら仕方ないかな」

「あ、うう……」

「ほら比企谷、早く抜きなって」

「待てっ! だ、出して欲しいっ……!」

「何を?」

「何をですか?」

 俺と川崎が同時に尋ねる。
 平塚先生は少し逡巡した後、開き直ったように叫んだ。

「ひ、比企谷の精液、私の中に出してくれっ!」

「比企谷の精液欲しいの?」

「欲しいっ! 欲しいっ!」

「デキちゃっても責任なんか取らないよ?」

「いいからっ! いいから入れてくれぇっ!」

「ん、じゃ、比企谷。思う存分先生を犯してあげな」



727: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/03(日) 21:34:22.89 ID:/PjgCDKAO

 川崎の言葉を受けて俺は腰を深く沈めた。
 一気に肉棒が平塚先生の蜜壷に埋められる。

「はうっ! ああああっ!」

 ぐうっと平塚先生の身体がのけぞった。
 蜜壷は待ち焦がれていたように肉棒を締め付けてくる。
 というか。
 同じ女性器でもこんなにも違うものなのか。川崎に入れたのとはまた違う快感に包まれた。
 二、三発出してた程度じゃたぶん我慢できず、理性がトんで平塚先生を蹂躙していたかもしれない。
 幸いまだ余裕があるので、俺は平塚先生の足を掴みながらゆっくりと抽送を繰り返す。
 角度を変えながら平塚先生の感じるところを探り当てにいく。
 感度を上げてるとはいえ、何でも気持ち良くなってくれる川崎とは違うんだからな。
 そして。見つけた。

「はううっ! ひ、比企谷っ、そこ、あまり擦らないでくれ!」

 平塚先生の腹の裏側。そこに敏感なポイントはあった。
 カリ首で擦るように前後に腰を振る。

「あっ! あっ! だめっ! 何か、くるっ! いつもと、違う!」

「先生、ひょっとして中イキしたことないの?」

 川崎が平塚先生の両腕を抑えつけながら聞く。
 もう逃げることも、顔を隠すことすらも許されない。



728: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/03(日) 21:35:33.34 ID:/PjgCDKAO

「な、ないっ! 怖いっ! だ、だから……」

「じゃあ比企谷が初めての相手になるね。そのまま身を任せなよ。すっごく気持ち良くなれるから」

「あ……あ……あ……あ…………」

 平塚先生はもう限界のようだ。
 俺は速度を早める。

「ほら、イきなよ先生。教え子のチンポで気持ちいいとこ擦られてイっちゃいなよ」

「あっ、あっ、ああっ! ああああああっ!」

 びくんっ、と平塚先生の身体が一際大きく跳ね、嬌声をあげる。
 ついに達してしまったようだ。

「ふふ、イってるイってる。先生、すごい綺麗…………」

 確かにそうだった。
 卑猥なはずのその光景はなぜか美しくすらある。
 …………とはいっても川崎もイく時はすげえ綺麗で可愛いけどな。
 やがてイき終わったか、平塚先生はぱたりと四肢を投げ出して脱力した。

「はあっ…………はあっ…………すご、かった……」

 平塚先生が満足そうにぽつりと呟く。
 それを聞いて川崎がちらりと俺に目線をやった。
 それの意味するところを理解した俺は再び腰を動かし始める。



729: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/03(日) 21:37:01.24 ID:/PjgCDKAO

「あっ! ああっ! ま、待て比企谷! 今、イったばっかりでっ……!」

「何言ってるんですか先生。俺の精液欲しいんでしょう?」

「昼間にあたしが結構搾り取っちゃったから時間がかかると思うけど、ちゃんと比企谷が中出しするまで続けてあげるからね」

「え……」

 平塚先生の顔が恐怖に歪む。しかしそれはすぐに淫靡なものに変わった。
 俺が動きを早めるのと同時に川崎が平塚先生の両乳首をいじり始めたからだ。
 両手を解放したのに抵抗されないのはおそらく脱力系の能力を仕込んだのだろう。なら俺も足を抑えつけとく必要はないな。

「な、何だ、力が入らないっ…………あっ、ああああっ!」

 俺は自分の唾液で濡らした指を結合部に持っていき、陰核をいじりまわす。
 一切抵抗できない平塚先生はそれを受け止めるしかなく、あっさりと絶頂に達してしまう。
 その声が出る口も川崎の唇によって塞がれ、くぐもった声が聞こえるのみとなった。
 口内や舌は川崎の舌に、両乳首は川崎の指に、陰核は俺の指に、膣内は俺の肉棒に責められ続け、幾度となく達し続ける。
 やがて声すら発しなくなったところで様子を窺うと、平塚先生は気を失っていた。



730: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/03(日) 21:39:18.24 ID:/PjgCDKAO

「あー…………やり過ぎちまったか?」

「かもね、白目むいちゃってる…………てかあんたはまだイかないの?」

「いや、もうギリギリいっぱいいっぱいだ。今にも出ちまいそうなのをなんとか堪えてる」

「じゃあイっちゃいなよ。意識なくしてる女教師に中出ししちゃう鬼畜なところ、見ててあげるから」

 川崎は楽しそうに笑いながら平塚先生の身体に覆い被さるようにし、結合部付近に顔を寄せてくる。
 鼻息が当たりそうなほどの至近距離。
 川崎の、顔が、俺の肉棒の、そばに。

「う、あ、あ……イく…………出る…………」

「ん、いいよ。いっぱい気持ち良くなりな」

 川崎は平塚先生の腹の上から指で押して肉棒を刺激してくる。
 もう、限界だ!

「う、ああっ!」

「むぐっ!?」

 俺は平塚先生の膣内から肉棒を引き抜き、川崎の唇に亀頭を押し当てた。
 頭を抑えつけて口内に押し込み、柔らかくて暖かい感触に包まれながら俺はびゅくびゅくと射精する。

「あうっ! うっ! ううっ!」

「んんっ!? んっ……んっ……」

 川崎は驚いて目を見開いたが、すぐに唇を締め付けながら喉を鳴らして放たれた精液を嚥下していく。



731: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/03(日) 21:41:02.87 ID:/PjgCDKAO

「あっ……あっ……ああー…………」

「んっ…………んっ…………ぷは……いきなり何すんのさ」

 出したものを飲み干した川崎が口を離して抗議してくる。
 とはいえそこまで怒ってもいないようだが。

「す、すまん」

「先生の中に出しちゃって良かったのに。あたしなら妊娠させないようにできるよ」

「ああ、たぶんそうだと思ったけど……その…………」

「何?」

「か、川崎の顔が近くにあって、唇見てたら、そ、そっちに出したいって思っちまって…………」

「えっ……」

 ぽかんとした表情になる川崎。
 そりゃそうだ。自分でも何言ってんだって思うもんな。
 だけど川崎はクスッと笑って身体を起こす。

「ん、ならいい」

 いいのかよ。

「でもあんたも平塚先生とセックスできて興奮したでしょ?」

「…………まあ、な」

 たぶん隠したって無駄だろう。
 俺は正直に返事をする。

「だろうね。精液、すっごく美味しかったし。さすがに量は少なかったけど、あたしとしてるときにこんなの飲まされたらそれだけでイっちゃってたかも」

 そう言って自分の唇と腹を撫でる川崎。
 俺はそんな川崎を愛しく思い、そっとその頬に唇をつけた。



753: ◆zO7AQfurSQ 2016/04/18(月) 19:10:30.25 ID:vN7hzmzeO

「…………で、これからどうすんだ?」

 俺はちらりと平塚先生に目線をやって川崎に聞く。
 川崎はもっともらしくあごに手を添え、ぽつりと言った。

「とりあえずそうだね……脅し用の写真でも撮っとこうか?」

「鬼かお前は!?」

 とんでもねえことを呟きやがったぞこのご主人様は!
 しかし川崎は澄ました表情で返してくる。

「あたし悪魔だよ?」

「そうでしたね」

「ま、それはさておき、これはあたしじゃなくてあんたのためだよ」

「俺?」

「うん。先生は今後比企谷に今回のことで絡んでくると思う。その時用の保険さ」

「なんだかよくわかんねえけど…………まあお前が言うんなら従っとく。あ、でも何かあったらちゃんと俺の責任にしろよ。俺ならどうとでもなるから」

「別にあんただけに責任を押し付けるつもりはないけどね…………えーっと」

 なにやら川崎は先ほど脱がした平塚先生の服を漁り出す。
 何してんだ?

「あったあった」

「何を探して……って、教員免許証か、それ?」

「うん、そう」

 どうするつもりなのかと見ていると、川崎はそれを未だ仰向けに寝ている平塚先生の下腹に置く。
 そして脚を開かせて性器をさらけ出させた。

「んー、絶景かな絶景かな」

「お、おい、何を…………」

「言ったでしょ、脅しの写真を撮るって。さ、あたしのスマホ取ってよ」

「鬼畜にも程があんだろ…………ならせめて俺のを使えよ。何かあったときには俺の責任に出来るようにな」

「あんたがそうしたいならいいけど…………」




754: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/18(月) 19:11:50.60 ID:vN7hzmzeO

 俺は自分のスマホを取る。
 てかさっきも平塚先生のあそこ撮ってたよなこれで。

「はい、撮っていいよ」

 まだ濡れててかっている秘所を川崎は指し示す。
 うーん、本当にこんなことしていいんだろうか。

「先生とセックスしてる時点で相当いけないことでしょ。もう毒喰わば皿までってやつさ」

「まあそうなんだけど」

「それにこっちから何かするわけじゃないよ。先生の方から何もしてこなければいいだけの話」

「さいですか」

 俺はスマホのカメラを起動する。
 こうして画面越しに見るとまたそそるものがあるな…………ごくりと唾を呑み込みながら俺はシャッターを切った。

「これでいいのか?」

 画面には平塚先生の局部と教員免許証がはっきりわかるように写っていた。
 それを川崎に見せる。

「んー、でもこれだと先生本人だってわからないね。顔も撮っとこうか」

「あいよ」

 なんだかんだ俺もノリノリだった。
 立ち上がって平塚先生の全裸を撮る。

「こんなもんかな」

「ん、おっけ。じゃ、布団敷いて寝かせてあげようか。このままだと風邪引いちゃうからね」



755: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/18(月) 19:12:40.24 ID:vN7hzmzeO

 川崎は押入れから布団を出して準備し、俺は平塚先生を抱えあげてその上に寝かす。
 服は…………いいか別に。

「でも先生って本当におっぱい大きいよね。あたしも結構自信あったけどちょっとかなわないかな」

「そんで形も崩れてねえんだよな。スタイルは相当レベル高いぜ」

 毛布をかける前に二人して平塚先生の胸をむにゅむにゅと揉みしだく。
 ひとしきり柔らかさを堪能して毛布をかけた。

「じゃ、書き置きして帰ろっか。いつ目が覚めるかわからないのにいてもしょうがないしね」

「それもそうだな。あわよくば夢と思ってくれるかもしんねえし」

「さすがにそれは無理でしょ……」

 俺達は脱ぎ散らかされた服を着て、平塚先生にメモを残す。
 鍵をかけてポストに放り込み、帰路についた。

「あー、今度からもう少し気を付けねえとな。ちょっと油断し過ぎてたわ」

「ホテル出入りするときくらいは注意しないとね」

 川崎の家に向かう道すがらに、並んで歩きながらそんな会話をする。
 って、そういえば。

「なあ、川崎。お前の尻尾のことなんだけど」

「ん、何?」

「それってさ、その…………そういうことしたい相手に見えるんだよな?」

「? うん」

「じゃあ、平塚先生としたいとか思ったら平塚先生にも見えんのか?」

「ああ、それはないよ。これは一番したい相手にしか見えないからね。だから他にばれることはないかな」



756: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/18(月) 19:13:35.60 ID:vN7hzmzeO

「っ……そ、そうか」

 ああ。
 川崎は。
 俺を一番だと思っててくれてんのか…………。

「どうしたの?」

「な、何でもない」

「そう?」

 いかんいかん。
 ちょっと挙動不審になってしまった。
 しかし…………俺は川崎以外の女性としちまったんだよな………。

「…………なあ、川崎」

「何?」

「その…………以前あんなこと言っちまったけど、もし川崎が他の男としたいっていうなら、別に俺に止める権利はないって言うか…………」

「……………………」

「俺も川崎の性奴隷の分際で他の女性としちゃったわけだし…………」

「あんたはあたしが他の男とヤっても嫌じゃないの?」

「嫌に決まってんだろ!」

 反射的に出た言葉に自分で驚いた。
 ここが街中だというのを忘れて大声を出したので、近くにいた人達が何事かとこちらを見る。




757: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/18(月) 19:14:49.92 ID:vN7hzmzeO

「す、すまん。その…………」

「ううん」

 川崎は腕を組んでき、再び俺達は歩き出す。
 …………やべ。なんか気まずい。

「ね、比企谷」

「お、おう、何だ?」

「男ってさ、とりあえず女の胸に目が行くよね?」

「あん? 突然何を……」

「行くよね?」

「……………………はい」

 いや、仕方ないでしょ! もう本能に刻み込まれてるもん!
 でもそれがどうしたんだ?

「あたしもサキュバスの本能ってのがあってさ、つい男をそういう目で見ることはあるんだよね」

「そう、か…………」

「それでサキュバスの能力の一つに、自分との相性や精の美味しさを推し量ることができる、ってのがあるんだけど。あ、最近使えるようになったんだよ」

「へえ」

「あたしにとってはあんたがずば抜けて一番だった」

「!!」

「あんた以外は全然美味しそうに見えないし、欲しくもならない。しろって言われても、比企谷の味を知っている身としては苦痛なだけだよ」



758: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/18(月) 19:16:12.86 ID:vN7hzmzeO

「お、俺は、川崎の性奴隷として優秀か?」

「これ以上ないくらいにね」

「ご主人様の、専用精液製造機として充分か?」

「最高級の品質なのはあたし自身が保証するよ」

 川崎はそう言って絡める腕の力を強め、くすりと笑う。
 ああ。
 もう、駄目だ。
 完全に俺は堕ちたことを自覚した。

「でもここまでってのも珍しいんだけどね」

「何がだ?」

「普通サキュバスって言ったらさ、常に男をひぃひぃ言わせて搾り取ってるイメージじゃない?」

「あー、まあそうだな。というか初めてん時はそうだったような…………」

「うん。だけど身体重ねて、開発されていったらあたしが言わされることも結構あるよね。通常そこまでのことにはならないんだよ。世界にただ一人ってレベルの相性でない限り」

「世界でって…………」

「好きになった男が最高の相性だなんて、運命かも。なんてね」

 ふふっと笑う川崎にどぎまぎし、好きと言われて戸惑ってしまう。
 今更ながら気恥ずかしくなり、俺は顔をそらした。

「あ、そういえば」

 しかし川崎の方は何でもないように続ける。



759: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/18(月) 19:17:10.74 ID:vN7hzmzeO

「さっきご褒美あげるって約束してたっけ。何がいい?」

「俺が決めていいのか?」

「うん、いいよ。あたしにできることなら何でも」

「…………じゃあ、その……明日、時間あるか?」

「え? 午後からなら大丈夫だけど…………またひぃひぃ言わせてくれるの?」

「じゃねえよ。えっと、その」

「何? はっきり言いなよ」

「お、お、お前と、デート、したい」

「え?」

「プランもねえし楽しいとこを知ってるわけでもねえけど、川崎と、一緒にいたい」

 勢いよくそう告げると、川崎はぽかんとした表情になる。
 や、やっぱり調子に乗りすぎたか?

「す、すまん。今のは…………」

「いいよ」

「え?」

「デートしよっか。本格的じゃなくていい、行き当たりばったりで適当にぶらつくようなやつをさ」



760: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/18(月) 19:18:34.62 ID:vN7hzmzeO

 川崎を家まで送り届け、明日の待ち合わせをして別れる。
 今度は間違いなくデート、だよな…………。
 別れ際に頬にキスされたのもあり、ついつい顔がほころんでしまう。

「うわお兄ちゃん気持ち悪っ! よく職質されずに帰ってこれたね」

 帰宅早々俺の顔を見た小町がひどいことを言う。
 いや、自覚はあるが。

「ていうかお兄ちゃんどこに行ってたの? 先週もどっか行ってたよね」

「あー…………まあいろいろあるんだよ。いずれ話してやるから」

「ふうん…………で、明日もその人とデート?」

「おう、ついにな……………………あっ」

「うわーうわー! お兄ちゃんがデート!? 相手は誰?」

 誘導尋問に嵌まった!
 注意しようって決めたばかりなのに…………。

「小町」

「え、な、何?」

 なるたけ真面目な表情で小町に話しかける。
 小町も神妙な顔つきになった。

「ちょっといろいろ訳ありなんだ。できれば誰にも言わないでそっとしといてくれ」

「え…………う、うん。わかった」

 何かを納得したように頷く小町。
 その後もその話を蒸し返すことはしなかった。これなら誰かに漏れることはないだろう。
 そして次の日。
 待ち合わせ場所に向かう途中、俺のスマホに着信があった。
 予想外というべきか予想通りというべきか。
 画面には平塚先生の名前が表示されていた。



777: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/29(金) 17:01:20.82 ID:nJGcSTEtO

「で、何の用ですか?」

 平塚先生の家に訪れた俺は少し憮然としながらそう言い、テーブルの前に座る。
 一方、平塚先生は苦笑しながら俺の対面に腰を下ろした。

「そう不機嫌になるな。どうせ君に休日の予定などないだろう?」

「決め付けないでください。そりゃひと昔の俺ならそうかもしれませんけど」

「川崎かね?」

「……………………ご想像にお任せします」

 まずいな。どうも冷静になれていない。
 落ち着かないと。

「用件は昨晩のことだ」

「昨晩は何もなかったと記憶していますが?」

「私をあんなにしておいてそれはないだろう」

 平塚先生は苦笑しながら言葉を続ける。

「それにやはり教師としては生徒の不純異性行為を見逃すわけにもいかんしな」

「……………………」

「だが、比企谷。君の行動次第では見逃してやらないこともない」

「脅迫、ですか?」

「まさか。ちょっと私の言うことを聞いてくれればいいだけだ」

「まんま脅迫じゃないですか…………俺に何をさせようってんですか? 専業主夫希望ですから連帯保証人にはなれませんよ?」

「その前に高校生だろうが君は…………なあに、大したことじゃない……その…………」

 突然平塚先生はうつむいて両手の指をつつきあわせてもじもじし始めた。
 やだ。しずかわいい。



778: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/29(金) 17:02:07.36 ID:nJGcSTEtO

「わ、私の相手をしてくれっ」

「…………話相手、ってことですか?」

「カマトト振るのはやめたまえ。わかるだろう?」

 カマトトぶってんのはいい大人なのに顔赤らめてる平塚先生の方じゃねえかなあ。
 というか。

「先生は俺に先生のものになれって言うんですか?」

「まあそういうことだな。なに、川崎との付き合いをやめろとは言わんよ。ただ、私の方を優先してもらう」

「お断りします。だいたい俺の所有権はもう川崎にありますから、俺の一存で決められることでもない」

「生々しいな…………なあに、黙っていればわからん。それにもし私が昨晩見たことを公にすれば川崎もただではすまなくなるぞ」

「…………その場合は先生も無事ではすみませんよ」

「ふふ、教師と生徒、世間はどちらの言うことを信じるか試してみるか?」

 ああ。なるほど。川崎はこれを予測していたのか。
 俺はこっそりとスマホを操作する。

「さあ比企谷、観念して私を…………ん? メール?」

 テーブルの脇に置かれていた平塚先生のスマホがメール着信音を鳴らす。
 一旦話を中断し、平塚先生はそのメールを確認した。

「んなっ!? なっ……! なっ……!」

「どうしました? エロい迷惑メールでも来ましたか?」

「ひ、比企谷っ、君はっ……!」

 言うまでもなく差出人は俺である。
 文章はなく、画像が添付されているだけのメール。
 しかし効果は抜群なようだ。

「世間はどちらの言うことを信じるか、でしたっけ? 試してみましょうか?」

「ま、待てっ!」



779: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/29(金) 17:03:03.41 ID:nJGcSTEtO

 平塚先生は慌てたような声を出す。
 俺はそれをスルーし、言葉を続ける。

「先生、俺にとって川崎は誰よりも大事なやつなんです」

「そ、そうか」

「川崎に何かしようというのなら、俺は徹底的に対抗しますよ。例え俺自身がどうなっても」

「っ…………! すまなかった、調子に乗りすぎたようだ。さっきのも本気ではないんだ」

「……本当ですか?」

「当然だろう。この先も私と関係したとなったらそれがバレた時に一番危ういのは私の方だ」

 それはまあ確かに。
 生徒同士より生徒と教師という方が世間の目も冷たいだろうな。

「まったく…………からかわないでくださいよ」

「いや、たぶん関係したいってのは本音だと思うよ」

 俺の言葉に応えたのは平塚先生ではなかった。
 玄関の方を向くといつの間にか川崎がそこにいた。

「か、川崎。君はいつからそこに…………?」

「お邪魔します。ん、比企谷の『川崎は誰よりも大事なやつなんです』の少し前辺りからかな」

「うぐっ!」

 なんてタイミングなんだよ!?
 顔が熱くなって紅潮するのが自分でもわかる。

「先生、あたし達に脅迫は無意味だよ。むしろ先生がされる方の立場と言ってもいい」

「う…………」

 川崎は俺の隣に座りながら話を続ける。
 こっからは任せとくか。



780: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/29(金) 17:03:41.71 ID:nJGcSTEtO

「な、何が望みだ?」

「そんな大したことは要求しないよ。ただ今までと同じ関係でいようってだけのこと」

「え…………」

「昨晩も言ったけど、昨日はお互い何もなかった。それだけ」

「わ、私に要求することとかはないのか? 成績とか金とか」

「先生はあたし達をどう見てんのさ…………」

「ひ、比企谷はどうだ? 私の身体を好きにするとか」

「しませんてば…………平塚先生の身体が魅力的なのは認めますけど」

「じゃあ」

「いや、さっきも言った通り俺は川崎のものなんで……ていうか好きにされたいんですか?」

「ぐ…………その…………」

「ふふ、先生は昨夜のが忘れられないんでしょ?」

 え?
 どういうことだ?

「先生。正直に話したら比企谷を貸すことを考えてもいいよ」

「何、ほ、本当か!?」

 貸すって…………いや、そりゃ俺は川崎のものだけどさ。
 川崎はにやつきながら平塚先生に質問する。

「先生の男性経験ってどうなの? 昨晩の感じだとそこまで豊富ってわけでもなさそうだけど」

「お、おい川崎、何を聞いてんだよ」

「あー…………それなり、のつもりではあったんだがな。どうも思い返せば相手の独りよがりのセックスだったようだ」

 あ、普通に答えるんですね。



781: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/29(金) 17:04:25.97 ID:nJGcSTEtO

「正直、その、セックスがあんなに気持ちいいものだとは思わなかった。私が経験してきたのは何だったんだろうな…………」

「先生って男運低いんだろうね…………で、比企谷にされたことが忘れられなくて、あわよくばって今日呼び出したわけだ」

「ま、まあそんなところだ」

「ふふ、良かったじゃない比企谷。あんたのチンポが気持ちいいってさ。男として嬉しいでしょ?」

「俺にふるなよ。返事しにくいだろうが…………」

 それに俺のテクだけの話じゃない。
 川崎の能力あってのことだろうしな。

「さすがに気を失うほどのあれは勘弁してほしかったがな」

「確かにそれはちょっとやり過ぎたかも。でも満更でもなかったりとか?」

「う…………」

「ふふ、先生も女だもんね」

「そ、それでだな、その…………」

「比企谷、あんたはどう? 先生とヤるのに抵抗ある?」

「え、いや、俺は別に…………川崎に従うよ」

「そう? じゃあ先生、条件付きで比企谷を貸してあげる」

「ほ、本当か!?」

「うん。条件としては、あたしのいないとこでは貸さない。あたしの許可なしでは貸さない。この関係は他言無用」

 そこまで言って川崎は立ち上がる。
 そのまま平塚先生の前に移動し、さらに続けた。

「交換条件や脅迫は受け付けない。変なことしたら先生の痴態が世界中にばらまかれるよ」

「わ、わかっているさ。そんなバカな真似はしない」

「ん。それと先に言っておくね」

「何だ?」

「今日は貸せないよ」



782: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/29(金) 17:05:13.13 ID:nJGcSTEtO

 俺と川崎は平塚先生の家を出て並んで歩き出す。

「なんか平塚先生、すげえがっかりした表情だったな」

「もう絶望ってレベルだったねあれは。あの流れだとそのままヤれそうな雰囲気だったし」

「…………なあ、川崎」

「ん、何?」

「その、気のせいだったら悪いんだが…………お前、機嫌悪かったりする?」

「………………そう見える?」

「ちょっとだけな。違ったらすまん」

「ううん。合ってる」

「そうか…………その、俺、何かやらかしちまったか?」

「違うよ、比企谷のせいじゃない」

 川崎は俺に寄り、腕を絡めてきた。
 少し強めに組んでき、匂いや柔らかさが伝わってくる。

「せっかくのあんたとのデートだったのに水を差されちゃったからね」

「っ……! そ、そうか」

 やべえ。すげえ嬉しい。川崎が俺と同じ気持ちだったなんて。
 俺は周囲に人の気配がないのを確認し、その場で立ち止まる。
 訝しげな表情をする川崎の顎に手を添え、そのまま顔を寄せて唇を合わせた。

「んっ…………ふふ、こんなとこでしてくるなんて」

「我慢出来なかった。悪い」

「ん……ね、比企谷。デートコース、変更していい?」

「え? ああ。もともとあってないようなもんだし」

「先生とあんな話をして、今のキスでスイッチ入っちゃった…………ホテル、行こ?」



790: ◆zO7AQfurSQ 2016/05/01(日) 01:52:16.63 ID:E0w7dqAqO

「あっ…………ん……」

 フロントで手続きをし、部屋に入るなり俺は川崎を抱き締めた。
 少し驚いたような声をあげるが、すぐに川崎も俺の背中に腕を回してくる。
 俺達はしばらくそのまま抱き締め合う。

「ん…………ね、比企谷。結局デート出来なかったし、他に何かしてほしいことない? 何でもしてあげるよ」

「…………いらねえ」

「え?」

「ご主人様の、川崎沙希のそばに俺を置いてくれるなら、それでいい。今まで以上に欲しいものなんてない」

「…………うん」

 また俺達は無言で抱き合う。
 さっきより力を入れて。

「はあ…………ね、服、邪魔じゃない?」

「……そうだな」

 一旦身体を離し、手早く服を脱ぐ。
 川崎は全身を上気させて息が荒くなっているし、俺も肉棒をギンギンに固くさせている。
 唇を重ねながら俺は川崎の胸を揉み、川崎は俺の肉棒をしごく。

「んっ……んんっ…………んうっ…………」

 どちらのものともわからぬ呻き声が唇の間から漏れ、僅かに開いた隙間から互いに舌を出して絡め合う。
 呼吸が疎かになるほど激しく擦り合わせ、唾液を啜った。

「ん…………ね、ベッド行こ?」

「ああ」

 俺達は身体を離し、ベッドに移動する。
 が、二人ともベッドに座ったところで動きを止めてしまった。

「……………………」

「……………………」



791: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/01(日) 01:53:03.22 ID:E0w7dqAqO

「比企谷、早く横になんなよ」

「いや、川崎こそ」

「あたしがあんたにしてあげるの。早く」

「先にご主人様にさせる奴隷なんてダメすぎんだろ。俺が川崎にするんだよ」

「むう…………」

「ぬう…………」

「はあ…………じゃ、同時にしよっか。上と下、どっちがいい?」

「え? あ…………」

 その意図を読んだ俺はその場に横たわる。こういう時は奴隷が下だよなやっぱり。
 川崎は俺の顔を跨ぎ、身体を重ねる。俗に言うシックスナインってやつだ。
 腰に腕を回して引き寄せ、口をつけた秘所からとろとろと溢れ出る蜜を啜る。

「はぁ……んっ…………そんなに音、立てないでってば…………」

 下半身の方から川崎の切なげな声がする。
 が、それは逆効果だ。
 蜜壺に舌をねじ込み、じゅるじゅると音を立てながら吸う。

「んんっ! もう…………あむっ」

 肉棒が温かくてぬるぬるした感触に包まれる。
 川崎の口内に含まれたかと思うと、亀頭やカリ首に舌が這い回ってきた。
 俺は快感で声が出そうになるのを堪えながら蜜壺を責める。
 互いに競い合うように性器を口で愛撫するが、もとより人間がサキュバスに、奴隷がご主人様に敵うはずもない。

「あっ、ああっ! も、もう出そうっ……!」

 口を離して叫ぶように言う。
 それを聞いて川崎も一旦口を離した。

「ふふ。ねえ、覚えてる? 初めての時、この体勢でイきたくてもイけなくしてたことあったよね」

「あ、ああ。童貞卒業直前だっけか」

「今度はちゃんとイかせてあげるよ。あたしの口に、いっぱい出して」

 そう言って川崎は起こした頭を再び俺の下半身に伏せようとする。



792: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/01(日) 01:53:47.34 ID:E0w7dqAqO

「ま、待ったっ。嫌だっ!」

「え?」

「そ、その、出すなら、川崎の中に出したい…………」

 それを聞いて川崎は再び身体を起こす。

「ふふ、ね、あたしのおまんこ見てよ。どう?」

「え…………」

「チンポ、欲しいって言ってる?」

「! あ、ああ。すげえ濡れててヒクヒクしてて…………早く入れてほしそうにしてる」

「チンポ欲しがってる淫乱まんこに入れたい?」

「入れたいっ…………ご主人様の柔らかくてぬるぬるなまんこに包まれたいっ…………」

「入れるだけでいいの? そこからどうしてほしい?」

「ご主人様まんこに締め付けてもらってっ、しごきたいっ…………中をかき回してっ、いっぱい気持ちよくなりたいっ…………」

「うん。それで最後は?」

「奥に押し付けて、先っぽでぐりぐりしながら出したい…………ご主人様まんこの一番奥で、中出しさせてくださいっ…………!」

「ん、いいよ」

 川崎は身体の前後を入れ替え、騎乗位の体勢になる。
 肉棒を蜜壺の入口に押し当て、ぐっと腰を下ろして一気に飲み込んでしまった。

「はあ、んっ…………いいよ好きに動いて。出したい時に思いっきり出しちゃって」

 熱くてドロドロの膣に締め付けられ、理性が飛びそうになる。
 俺は川崎の身体を抱き寄せ、腰と背中に手を回しながら自分の腰を突き上げた。

「ああっ! 気持ちいいっ! 川崎のまんこ気持ちいいっ!」

「あんっ! なっ、名前っ、名前呼んで! 沙希って呼んでぇっ!」

「沙希っ! 沙希っ!」

 二人とも既に余裕はなく、快楽を求めて身体を動かす。



793: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/01(日) 01:54:46.24 ID:E0w7dqAqO

 腰の動きが合うと、快感が何倍どころか何乗にもなって全身を襲う。
 もう、限界だ。

「沙希っ! 沙希っ! 出る! 沙希の中で出すからっ!」

「いいよ! 出して! 八幡の精液飲ませてっ!」

「さ、沙希ぃっ!」

 俺は背中に回していた手を川崎の後頭部に添え、唇に吸い付く。
 舌を絡め、上下で繋がりながら腰を振りたくる。
 そして。ついに俺は川崎の一番奥で射精した。

「んんっ! んっ! んっ!」

 俺は精を放つたび、川崎はそれを受け止めるたびに声をあげる。
 最後の一滴まで注ぎ込もうと腰を揺すり、全身を震わせながら快感を甘受した。

「んっ…………あっ…………ああー…………」

 最後は脱力して唇が離れ、大きく息を吐く。
 俺は奥を突くべく浮かしていた腰を下ろし、両足を投げ出した。

「はあ…………気持ち……良かった…………」

「ん……あたしも、良かった…………すごく濃くて、美味しい…………」

 川崎は力が入らないのかすっかり俺に体重を預けてきている。手足も尻尾もぺたんと投げ出したままだ。
 頭と背中を撫でてやると、心地好さそうな溜め息をした。



794: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/01(日) 01:55:31.21 ID:E0w7dqAqO

 結局その一回だけでセックスは終わりだった。
 部屋を借りたのが短時間コースだったというのもあるが、今回は抱き締めあっているだけで満足感があったからだ。
 まあ昨日散々ヤったし、硬度を保ったままの肉棒は川崎に入れっぱなしだったけども。
 もちろん最後は口で綺麗にしてもらった。
 我慢するなと命令されたので、尿道の中に残ってたのを吸い出された時には恥ずかしいほどにはしたない声を出してしまったが。

「…………よし、大丈夫だ」

 ホテルの出口で周囲を伺い、誰もいないのを確認してから二人で通りに出る。
 少し離れてから川崎が腕を組んできた。

「はあ。今日はしないつもりだったんだけどね」

「いいんじゃねえか別に。その、俺だってお前と出来るのは嬉しいし」

「それはあたしもなんだけど…………やっぱりホテル代がかかるのはね。もうこれからは平塚先生の家でヤろっか?」

「恐ろしいことを言うな…………生活指導の教師の家をラブホ代わりにするのかよ」

「ま、それは冗談だとして…………平日はあの屋上でもいいんだけど休日に忍び込むわけにもいかないし」

「いや、今更だけどあそこでやんのも結構リスク高いからな? そもそも学校でヤってる時点でかなりアウトだから」

「ふふ、本当に今更だね。じゃあ学校ではやめとく?」

「俺の軟弱な意志じゃやめられねえだろうなあ…………この前みたいに誰もいないとかならウチでもいいんだろうけど」

「うん。また比企谷の部屋でもしたいな。初体験の場所だしね」

「まあ、機会があればな」

 そんな会話をしつつ駅前の方に向かう。
 あと一時間くらいしか一緒にいられないが、それでもデートっぽいことをしようとしたのだ。
 適当にぶらつきながらウィンドウショッピングをし、少しだけ買い食いをする。
 時間になり、俺は川崎を家に送り届けた。

「ん、ありがと。また明日ね」

「おう、また明日な」

「ね…………キス、してくれる?」

「……ああ」

 俺は顔を寄せて川崎と唇を触れ合わせる。
 一瞬のことだったが川崎は嬉しそうにはにかみ、手を振りながら家の中に入っていく。
 軽く手を振り返しながらそれを見届け、俺も帰路についた。



812: ◆zO7AQfurSQ 2016/05/23(月) 01:37:11.45 ID:QJHzy6X+O

 月曜日とは憂鬱なものだ。友人と会うなど学校に来る楽しみがあるリア充どもはいざ知らず、少なくともぼっちにとっては。
 しかし最近の俺はその気持ちが随分薄れているように思う。
 原因は言わずもがな、このいつもの屋上で俺と一緒に昼飯を食っている川崎沙希だ。

「? どうかした?」

 ついつい見つめてしまったのを不思議に思ったか川崎が疑問符を浮かべた。
 俺は何でもない、と誤魔化して川崎の作ってくれた弁当に再びがっつき始める。

「ふう……ご馳走さま」

「ん、お粗末さまでした。あんたって本当に美味しそうに食べてくれるよね」

「そりゃ旨いからな。こんなのを作られちゃ俺が専業主夫になるなんて言えねえぜこりゃ」

「え…………?」

「ん?」

 川崎が呆けたような顔をする。何か変なことを言ったか俺?
 しかし自分の発言を思い出す前に川崎は弁当箱を片付けて身体を寄せてくる。

「ね、比企谷。あたしも、ごはん食べたいな」

 ここで言う『ごはん』とはもちろん今の弁当のことではない。もはや川崎の所有物である俺自身のことだ。
 俺達は顔を寄せて唇を合わせ、舌を絡め合う。
 唾液を吸い合う音が脳内に響き、身体が熱くなる。

「はぁ…………あたし、もう身体の準備が出来ちゃってる…………いい?」

「ああ。俺も、こんなになっちまった」

「ん……おっきくて、固い…………」

 俺は川崎の手を掴み、ズボンの上から肉棒に触れさせた。
 しばらくうっとりとした表情で撫で回していたが、ベルトやファスナーをまさぐって屹立した肉棒をさらけ出させる。

「ああ……美味しそ…………はむっ」

「んぅっ…………」

 生暖かい感触に思わず呻く。
 顔を俺の下腹部に持っていった川崎が肉棒を口に含んだのだ。



813: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/23(月) 01:38:25.24 ID:QJHzy6X+O

 さすがにここで声を出すわけにもいかず、かといってこの快感から逃げるなんて気も起きず、ただただ川崎の舌が肉棒を這う感触を甘受する。
 充分に唾液がまぶされて濡れそぼった頃に川崎は顔を離して身体を起こす。
 いつの間にか下着を脱いでいたらしく、俺の身体を跨いで対面座位の体勢になって熱く濡れた秘口を亀頭に押し当ててきた。
 大きな声が出ないように唇同士を押し付けながら抱き締め合い、ゆっくりと川崎は腰を下ろしていく。

「んんっ…………」

 肉棒が膣内に飲み込まれていく。
 気持ちいい。
 気持ちいい。気持ちいい。
 きゅうきゅうといろんな方向から吸い付きながら締め付けられる。
 早く射精しろと、精液を寄越せと言わんばかりに凄まじい快感を与えてきた。
 川崎の背中に回した腕に力を込め、強く抱き締めてそれに耐える。
 一番奥まで挿入され、川崎は俺に身体を預けてきた。どうにかこうにか一瞬で果てることだけは回避できたようだ。
 動きが止まり、一旦唇が離れる。

「はあっ…………はあっ…………」

「ふふ、もうイく寸前だね?」

「お前の身体が気持ち良すぎるから…………てか、わかるのか?」

「うん。あんたの奴隷チンポ、中でビクビクしてるし、あんたの目もイく直前のかわいい目になってるし」

 かわいいって…………どんな目だよ?
 基本腐ってんだぞ。

「正直そんなに長く堪えられそうにない。もう、出ちまいそうだ…………ご主人様まんこで、イっていいか?」

「ん、いいよ。あんまり時間かけられるとあたしの腰が抜けちゃうし。午後の授業に差し支えても何だしね…………あんたの奴隷精液ちょうだい。美味しいの飲ませてよ…………んむっ」

 川崎の許可が出るや否や俺は川崎と再び唇を重ねる。声が出ないようにだ。
 そのまま身体を揺すって性器を刺激する。自分のと、川崎のを。
 元々イく直前まで追いやられていた俺はあっという間に限界を迎えた。
 片腕を川崎の腰に回して自分の腰を突き出し、亀頭を子宮口に押し付けながら俺は射精する。

「んんっ! んっ…………! んっ…………! ん…………っ!」

 どぷどぷと精液を川崎の身体の中に注ぎ込む。
 最後の一滴まで残すまいと俺は腰を揺すり、川崎の膣は快感を与えてくる。



814: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/23(月) 01:39:33.23 ID:QJHzy6X+O

 やがて射精が終わり、ふっと俺の身体に巻き付かれていた川崎の両手両足から力が抜けて唇が離れる。

「はあ…………すごい濃くって……美味しい…………ありがと、ご馳走さま」

 ちゅ、と頬にキスをし、腰を浮かして肉棒を抜こうとする。
 俺は川崎を抱き寄せるようにしてそれを押し留めた。

「わ……何?」

「悪い…………もうちょっとだけ、お前と一つになっていたい…………いいか?」

「ん…………ぎゅって、して」

「おう」

 俺は川崎を抱き締める。
 ああもう。服が邪魔だ。もっと川崎の身体を感じたい。
 そう思ったせいか、無意識に川崎と再び唇を重ねる。舌を絡めたり強く押し付けあったりしない、触れるだけのキス。
 そろそろ予鈴が鳴るか、という頃にようやく離れた。

「ん……ふふ、授業サボってこのままここにいる?」

「魅力的な提案だけど、そういうわけにもいかんだろ」

 まだこの前のことで俺達を疑っている連中もいるだろう。
 二人揃ってサボりなどと目立つことをするわけにもいくまい。

「んうっ…………」

 体液にまみれた肉棒に川崎の舌が這う。
 お掃除フェラで綺麗にされ、尿道に残ったものも吸い出される。
 最後に川崎の能力で二人の身体や服を綺麗にし、衣服を整えた。
 校舎内に戻る前にもう一度キス。
 そこで予鈴が鳴る。



815: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/23(月) 01:40:23.46 ID:QJHzy6X+O

「ねえヒッキー、ちょっと聞いていい?」

 放課後の部室。
 この前から借りているホームズシリーズを読んでいると由比ヶ浜に声を掛けられた。
 ちょうど一事件分を読んだところだし相手してやるか。

「何だ? 千葉の歴史なら何でも答えてやるぞ」

「いや、受験に関係ない歴史なんかどうでもいいし」

「ほう、受験に関わる歴史なら学ぶ気はあるんだな? この前の小テストの結果を教えてもらおうか」

「ど、どうでもいいじゃんそんなの!」

「良くない点数だったのね…………」

 焦る由比ヶ浜を見て呆れる雪ノ下。
 しかし俺に聞きたいことって何だ?

「えっと、ヒッキー最近何かあった?」

「…………抽象的過ぎてわからん。何が言いたいんだ?」

「うーん、上手く言えないんだけどさ、最近ヒッキーが変わったように感じるの」

「変わった?」

「なんか態度というか雰囲気というか…………余裕があるっていうのかな、そんな感じ」

「…………よくわかんねえな」

 とは言うものの思い当たることはないでもない。当然川崎とのことだ。
 思春期の男子が童貞を捨てた、というだけでも大きな変化だろう。それに加えて普通なら持て余し気味の性欲を解消でき、恋人というわけではないもののそれほどかけ離れていない(と思いたい)存在がいるのだから無理もない。
 自分でもそう思うのだから周りからもそう見えてもおかしくはないか。まあ俺の周りに俺を見てくれる人なんてほとんどいないが。
 それはさておき、そんな川崎とのことを馬鹿正直に話すわけにもいかない。
 適当にお茶を濁しとくか、と思ったところで部室のドアが開く。

「失礼する。比企谷はいるか? ちょっと借りていきたいのだが」

 入るなりそう言ったのは奉仕部顧問である平塚先生だった。



832: ◆zO7AQfurSQ 2016/06/03(金) 01:58:14.69 ID:T0EunSOOO

「いったい何の用なんですか?」

 俺は平塚先生の後ろを着いていきながら尋ねる。
 平塚先生は階段前で足を止め、周囲を見回して誰もいないことを確認した。

「ひ、比企谷、その、私の相手、してくれないか?」

 もじもじと顔を赤らめ、指を胸の前でつつき合わせながら俺に言ってくる。
 やだ、可愛い…………じゃなくて。

「…………それは、エロい意味でってことですか?」

「も、もちろん」

「俺に言わないでくださいよ。言ったでしょう、川崎の許可が必要だって。あと川崎のいないとこではやりません」

「だ、だからそれは君が黙っていれば」

「先生」

「う…………そ、その、もう自分でしても全然満足出来なくて……」

「はあ…………ちょっと川崎に連絡してみます」

「え…………」

 俺はスマホを取り出し、川崎に電話をかける。
 出なかったらもう平塚先生との話は終わりにしようと思ったが、幸か不幸かすぐに応答があった。

『はい、もしもし』

「あ、川崎か。今ちょっといいか?」

『うん。どしたの?』

「あー、実はな…………」

 俺は簡単に今の状況を説明する。



833: ◆zO7AQfurSQ 2016/06/03(金) 01:58:58.60 ID:T0EunSOOO

「…………ってわけなんだが。正直平塚先生が今にも襲いかかってきそうで怖い」

『うーん……ちょっといろいろやり過ぎちゃったかもね。散々快感を味わわせておきながらお預けとかしちゃってるし…………よし、比企谷。あんた相手してあげなよ。ただし最後までヤっちゃダメ。指とか口で満足させてあげること』

「待て待て。俺がお前以外を満足させられるようなテクニックを持ってるわけないだろ。あん時はお前が能力使ってたわけだし」

『そんなことないと思うけど…………じゃあちょっと先生に替わってよ』

 俺は川崎に促され、平塚先生にスマホを渡す。
 少しの間小声で話していたかと思うと、平塚先生は期待に満ちた目になりながら俺にスマホを返してきた。

「もしもし?」

『あー、あんたの手とか目を貸してやってよ』

「あん? どういうことだ?」

『平塚先生が自分でするのを手伝ってあげるってこと』

「レベル高えなおい…………」

『あたしたちだってやったでしょ?』

「そうなんだけど…………それで話が付いたんだな? というかお前いないとこでそういうことしていいのか?」

『うん、まあ今回はあたし達にも責任あるしね。我慢出来なくなって街中で男漁りとかされるよりいいでしょ』

「平塚先生を痴女みたいに言うなよ」

『今は似たようなもんじゃない? 生徒に手を出そうとしてるんだし』

「そういやそうだな…………」

『あんたも我慢出来なかったら平塚先生の手とか借りて出してもいいから』

「おいおい。俺は川崎の専用奴隷だぞ。お前のいないとこで無駄撃ちなんかしねえっての……………………たぶん」

「ふふ、別に怒ったりしないよ。じゃ、また後で連絡ちょうだい」

「あいよ」



834: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/03(金) 02:00:03.06 ID:T0EunSOOO

 考えてみればこの時の俺の倫理観や危機感は甘かったと思う。学校内で教師とふしだらなことをしようというんだからな。
 まあ正直なところ平塚先生の『女』の顔に心が揺さぶられてしまったのだ。まったく、理性なんて何の役にも立たん。

「いいですよ、こっち来てください」

 ほぼ人の来ない男子トイレの中を確認し、手招きして入口にいた平塚先生を誘う。
 周囲に注意を払いながら平塚先生は小走りで駆け寄ってき、二人で個室に入る。

「ひ、比企谷ぁ……」

「何ですかその物欲しそうな目は。教え子に向けるもんじゃないですね」

 そう言いながら俺は平塚先生の膝上辺りを撫でた。
 声こそ出なかったものの、ぴくんと身体を震わせる。

「いつもはパンツルックなのに今日はスカートなんですね。こうされることを最初から望んでたんですか?」

「ち、ちがっ……たまたま…………」

「本当ですか? これっぽっちも考えなかったですか?」

「い、意地悪だな君は…………」

「平塚先生が可愛い顔してるからついいじめたくなるんですよ」

「っ……! と、年上をからかうんじゃない……っ」

「からかってるつもりなんかないですけどね」

 俺は少しずつ撫でる手を上にずらしていく。
 正面側だけでなく、太ももの内側や後ろにも腕を伸ばして撫で回していった。

「今ストッキング穿いてないのは期待していたんでしょう? 川崎がいなくてももしかしたらって。朝の授業の時は穿いてましたもんね?」

「あっ……うう…………」

 平塚先生は艶やかな声をあげ、されるがままになりながらぎゅっと目を瞑ってしまった。
 が、俺は動きを続けず、内腿を撫でていた手を離す。

「え…………?」

 平塚先生は訝しげにこちらを見る。
 何かを懇願するかのような視線でもあったが、俺はそれをばっさりと切り捨てた。



835: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/03(金) 02:00:36.77 ID:T0EunSOOO

「先生、俺は先生を手伝うためにここにいるんですよ。先生にしてあげるためじゃありません」

「…………!!」

「先生が自分でしないというのであれば俺はお役御免ですね。部活に戻ります」

「ま、待ってくれ!」

「なんですか? あとあまり大きい声出すと外に聞こえますよ」

「ひ、比企谷…………」

「はい」

「わ、私が自分でするのを、て、手伝って、くれ」

「いいですよ。学校の男子トイレなんかでオナニーする平塚先生を、教え子の俺がしっかり見てて手伝ってあげます」

「そ、そういうことを言うな……ぁっ」

 平塚先生はスカートを捲って下着を下ろし、自ら股間を弄り始める。
 すぐさま俺も右手をそこに持っていった。

「うわ、もうぐしょぐしょじゃないですか…………そんなに興奮してるんですか?」

「んっ! んんっ! んんっ!」

 片手で自分の口を塞ぎ、声が出ないようにしているから答えはなかった。
 俺の指を掴んできて愛液をまぶし、上部の陰核に擦らせるようにする。

「先生はクリオナ派なんですね。そういえば中イキしたのはこの前が初めてだって言ってましたっけ」

「んんっ! んんんっ! んんっ!」

 俺の言葉に平塚先生の返事はない。
 それでもその言葉に反応して指の動きが速くなり、くぐもった声が変わる。

「早いですね、もうイきそうなんですか?」

 その問いにはこくこくと頷いてくる。



836: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/03(金) 02:01:25.78 ID:T0EunSOOO

「先生、目を開けてください」

 俺の言葉に平塚先生は瞑っていた目を開くと、かちりと俺達の視線が絡み合う。
 とっさに逸らそうとした顔を俺は空いた手で抑えた。

「いいですよイって。こんな腐った目でよければ先生のイくところ、ちゃんと見ていてあげますから」

 覚悟を決めたか平塚先生の指の動きがさらに忙しなくなる。
 俺は指の動きを合わせながら陰核に刺激を与えていく。
 そしてついに。

「ーーーーーーっ!!」

 びくんびくんっと身体をくねらせながら痙攣させ、平塚先生は絶頂に達した。
 俺は平塚先生がイき終わるまで陰核を優しく責め立ててやる。

「はあっ…………はあっ…………」

 やがてイき終わった平塚先生は両手をだらんと下げ、ずるずると崩れ落ちそうになる。
 俺はその身体を支え、便座に座らせてやった。

「どうです? スッキリしましたか?」

「…………ああ」

「俺も経験ありますけどね、同じオナニーでも完全に一人でするのとは全然違うでしょう?」

「そう、だな…………」

「じゃ、先生、脚開いてください。綺麗にしてあげますよ」

「え? い、いや、そんなことまで……」

「ほら、早く」

「う…………」

 平塚先生はおずおずと脚を開き、俺はトイレットペーパーで局部周りを拭いてやる。



837: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/03(金) 02:02:43.88 ID:T0EunSOOO

「んっ…………ひ、比企谷はいいのか? その、出さなくても……」

「え、ああ。まあ」

「そうか……いや、女としてそれはちょっとショックだな…………」

「いやいや、普通だったら理性ぶっ飛んで平塚先生襲ってますよ。俺だって川崎の存在がなかったらそうしてますし。そもそも勃起くらいは当然してますからね?」

「しかし……」

「まああれです。昼休みにいろいろあったんで」

「…………教師としては問い詰めるべきことなんだろうが、今の私が言っても説得力がないな」

「まったくです」

 やがて後始末まで終え、衣服の乱れを整える。
 ぼっちスキルの一つ、気配読みを使って人がいないことを確認してトイレを出た。

「…………今更ながらに恥ずかしくなってきたな。私は何てことをしてしまったのだろうかと」

「じゃあお互い忘れますか? この前のことも含めて」

「本当に意地悪だな君は…………」

「ひねくれてますしねじれてますよ俺は。平塚先生はいい女なんですから俺なんかよりすぐいい男見つかりますって」

「だといいがな。それでも時々は相手をしてもらいたいものだ」

「…………せめてちゃんと川崎を通してください。俺は、あいつのものなんで」

「ま、善処するよ。私も川崎と君には逆らえん身だからな」

 いや、あの写真でどうこうするつもりはないんだけどね。
 しかし平塚先生は挨拶をしてすぐにその場から去ってしまった。
 仕方ない。俺も部室に戻るか。
 ……………………この勃起が収まったら。



845: ◆zO7AQfurSQ 2016/06/07(火) 23:42:26.17 ID:LyJyO5LFO

「…………とまあ昨日はそんな感じだったな」

 翌日の昼休み、いつもの場所で川崎と昼食を摂りながら前日のことを話す。
 うん、今日の弁当もめっちゃ旨い。

「最後までどころか手でしただけなの? もうちょっと何かしてあげればよかったのに」

「いや、あのあと部室戻ったからな。何かやってた痕跡残ってたらまずいだろ。いつもみたいにお前の能力で汚れやら匂いやらを消せるなら別だけど」

「ふうん。で、先生どうだった? エロかった?」

「まあ、な…………前の男って勿体ないことしてるよな。あんな平塚先生と別れるなんて」

「見る目が無かったのと独りよがりのセックスばっかりだったからでしょ」

「もし川崎とこうなってなかったら俺がもらっちゃう未来もあったかもな…………ご馳走さまでした」

「ん。お粗末さまでした…………で、結局先生の時は出してないんでしょ? 家に帰って自分でした?」

 弁当箱を片付けながらとんでもないことを聞いてきやがる。
 と、思ったらその前の会話も大概だな。

「してねえよ。お前の許可も貰ってないし」

「別にいいのに…………じゃ、今日は口でしてあげよっか?」

 ふふ、と笑いながらあー、と口を開ける川崎。
 そのピンク色の口内に心がぐらついてしまったが、どうにか理性を働かせる。

「いや、今日はいい」

「え?」

「それよりさ、その……俺のなんかで良かったら膝貸すから、少し寝たらどうだ?」

「…………あたしそんなに眠そうな顔してる?」

「授業中に舟漕いでるの見てた。あとさっき欠伸噛み殺してたよな」

「うーん。わからないようにしてたつもりだったんだけど…………授業中のを見られてたとはね」



846: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/07(火) 23:43:15.21 ID:LyJyO5LFO

「夜更かしでもしてたのか?」

「うん。昨夜京華がちょっと熱出しちゃってさ、ずっと看病してたから」

「え、大丈夫だったのか?」

「朝には熱も引いてたし、念のため園は休ませて母さんが仕事行かないで一緒にいるから。何かあったら連絡くることになってる」

「そうか、なら良かった。あとはお前の寝不足解消だな。まだ三十分くらいは寝れるだろ。ちゃんと予鈴前には起こすから」

 俺はぽんぽんと自分の太ももを叩く。
 しかし川崎は逡巡してそこから動かなかった。

「あ、えっと…………余計なお世話、だったか?」

「あ、ううん。そうじゃなくて……あんた昨日から出してないんでしょ? あたしにしてもらうの期待してたんじゃないかって…………」

「あー……まあしてなかったと言えば嘘になるが、どうでもいいよそんなもん。御主人様に快適に過ごしてもらうのが奴隷の務めだろ」

 なお躊躇う川崎の身体を引き寄せ、やや強引気味に膝枕の体勢にさせる。
 そこまでしたらさすがに抵抗してくることもなく、おとなしく俺の脚に頭を乗っけた。

「ん、ありがと…………じゃあちょっとだけ寝かせてもらうよ」

「おう。遠慮なんかすんな」

「手持ち無沙汰になったらおっぱいとか触ってていいからね」

「いや、しねえから…………今から両手塞がっちまうし」

 俺は片手で川崎の手を握り、もう片手で川崎の頭を撫でる。
 川崎は満足そうにはにかみ、その手を握り返してきながら目を閉じた。
 しばらくして寝息が聞こえてくる。あとで起こすのが心苦しいくらいリラックスした表情してんな…………。



847: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/07(火) 23:44:12.79 ID:LyJyO5LFO

「ん…………」

 そろそろ予鈴が鳴る頃か、と思った途端、川崎が身動ぎする。
 そのまま目を開け、俺の方を見上げてきた。

「起きたか。もうすぐ昼休み終わるぞ」

「ん。ありがと」

 川崎は俺と繋いでいた手を離し、身体を起こす。腕を上げてストレッチをするように伸びをした。
 うん。その際に強調される胸に目が行っちゃうのも男子なら仕方ないよね。

「んー…………短時間なのにものすごいスッキリした。比企谷の身体から癒し成分でも出てるのかな?」

「どんな体質だよ…………ん?」

 ポケットの中でスマホが震える。メールが届いたようだ。
 つっても俺に来るメールなんてほとんどがメルマガか迷惑メールだが。一応確認しておくか。

「あ、あたしにも来てる」

「え…………ああ、なるほど」

 予備校からの連絡だった。電気配線の故障で一部の教室が使用できないらしい。
 それに伴って本日中止する講義があり、それを受ける連中に知らせてるとのことだ。

「なら今日の予備校は行かなくていいな。受ける講義がないし」

「あたしもだね…………ねえ、比企谷」

「あん?」

「今日さ、部活休める?」



848: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/07(火) 23:45:33.35 ID:LyJyO5LFO

 放課後、部室に寄って予備校の講義の時間が変更になったから今日は奉仕部を休むことを伝える。一応ギリギリ嘘は言ってない。
 一旦帰宅して着替え、小町に似たようなことを伝えてから待ち合わせ場所に向かう。

「うす。待たせたか?」

「ううん。あたしも来たばっかり」

「なら良かった…………で、どこに行くんだ?」

「決まってるじゃないのさ」

 川崎は俺の手を取って歩き出す。
 いや、うん。期待してなかったわけじゃないよ。
 予想通りいつも使っているラブホへと向かっている。

「まだ夕方なのに」

「あたしたちが夜遅くまでってのは逆に無理でしょ。むしろ日曜日とかは朝っぱらからしてるじゃない」

「そうなんだけど……」

「それにあんただってしたいんじゃないの?」

「当たり前だっての。四六時中、おはようからお休みまで、なんなら夢の中でだって川崎のことを考えてるまである」

「うぐ…………」

「?」

「と、とにかく。あたしが欲しくなったからいいの! それとあんたへのご褒美ってことで」

「え? 俺なんかしたっけか?」

「平塚先生に対して我慢したことと、昼にあたしを寝かせてくれたこと」

 いや、そのくらいのことは全然いつも川崎が俺にしてくれてることに対して釣り合ってないんだけど。
 性欲に関してはお互い様と言っても、めっちゃ旨い弁当を作ってきてくれることに関しては本当にありがたく思ってる。
 それでもまあ、川崎とするというのに水を差すものでもないな。俺は辺りを警戒しながらラブホテルの入口をくぐった。



849: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/07(火) 23:47:56.42 ID:LyJyO5LFO

 受付で手続きと支払いを済ませて、部屋に入る。

「んっ…………」

 靴を脱ぐや否や川崎は俺の首に腕を回して唇を重ねてきた。俺はそれに抵抗せず、こちらからも抱き締め返す。
 唇が離れてしばらく見つめ合い、川崎の服に手をかける。が、腕を掴まれてそれを止められてしまった。

「ダメ。言ったでしょ、ご褒美あげるって。あたしがあんたにしてあげるの」

「…………えっと、何をしてくれんの?」

 俺がそう聞くと川崎はにぃっといたずらっぽく笑い、俺の耳に口を寄せて囁く。

「比企谷の玉、イジメてあげる」

「!!」

「横になって開いたあんたの脚の間にあたしの顔を埋めてさ、口と舌でいっぱいねぶったりしゃぶったりしてあげるよ」

「あ、う…………」

「ふふ、可愛い声聞かせてよ。これでもかってくらい鳴かせてあげるから」



864: ◆zO7AQfurSQ 2016/06/11(土) 23:51:39.29 ID:8iySNETrO

 俺は手早く服を脱ぎ捨てる。
 川崎も同様に裸になり、惜しげもなくその身体をさらけ出した。
 俺はその美しいとすら思える肉体にしばらく見とれてしまう。

「何してんのさ。早くベッドで横になんなよ」

「あ、ああ」

 川崎に促され、俺はベッドに上がって横たわった。
 やべえ。すげえ心臓が早くなってる。期待しちまってる。

「ほら、脚広げて」

 俺は女の子みたいに脚を開げ、局部を晒す。
 川崎はその間に顔を寄せて埋めてきた。

「んうっ…………」

 ぬるんとした生暖かい感触が陰嚢に走る。その快感に思わず呻いたが、歯を食いしばって堪えた。
 だけど川崎にはそれが不満なようだ。

「比企谷、我慢しないで。声出してよ」

「う…………」

「学校じゃ出せないでしょ。あんたの声、聞きたい」

 そう言って川崎は再び俺の股間に顔を埋めた。
 舌が這い、玉がコロコロと転がされる。

「あうっ…………ああっ…………」

 俺は我慢することなく声を出す。
 それを聞いて気を良くしたか、川崎の舌の動きが大胆になっていく。
 最初は舌先だけで刺激していたのを、舌全体を使い始めてきた。
 大きく下から上に舐め上げられ、快感で身体がうち震える。

「はあっ……気持ちいい…………っ」



865: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/11(土) 23:52:58.12 ID:8iySNETrO

 快感を与えられて素直に声を出す。が、俺はちょっとだけそれに不満だった。
 ……………………思い切って聞いてみるか。

「な、なあ、川崎」

「ん、何?」

「その…………な、名前、呼んでいいか?」

「うん、好きなだけ呼びなよ」

 顔を上げて返事をしたあと、今度は舌でなく唇を付けてきた。
 慈しむようにキスを繰り返し、様々な角度から刺激されて脳が蕩けそうになる。

「っ…………ああっ…………沙希の口、気持ちいいっ…………」

 無意識のうちに足が上がり、自分で膝裏に手を回して抱えるようにした。
 それに応じてか川崎は陰嚢の裏側まで唇と舌を這わせてくる。

「はあっ…………そんな、とこまで…………」

「ふふ、ちょっと激しくいくよ」

「うああっ!」

 片方の玉を頬張られ、じゅるるっと吸われて思わず身体が仰け反った。
 舌を這わせながら唇を滑らせたり吸われたりし、俺は何度もはしたない声をあげてしまう。
 ふやけてしまったであろう頃にようやく唇が離され、俺は息がすっかり荒くなっていた。

「ふふ。可愛い顔に可愛い声、可愛い格好だね。反対側もたっぷり気持ち良くしてあげる」

「あっ、ああっ…………気持ちいい…………沙希っ……沙希ぃっ…………」

 もう片方の玉も思う存分にしゃぶられ、俺は川崎の名前を呼びながらその快感を甘受する。
 内腿や尻を川崎の手で撫で回されるのも予想外の気持ち良さで、そそり立った肉棒がびくんびくんと痙攣し、先端から溢れ出る先走りの汁が俺の腹を汚していた。
 射精への欲求がこれでもかと高まり、身体をくねらせて悶える。



866: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/11(土) 23:53:53.06 ID:8iySNETrO

「ん…………そろそろ出したいかな? 比企谷、おねだりしてよ」

「え…………」

「イかせてくださいって言いなよ。そしたら玉をしゃぶりながらチンポしごいてあげる。それで射精したら全部綺麗に舐め取ってあげるから」

 その言葉に俺はおねだりを口にしそうになるが、すんでのところで自分の脚に爪を立てて堪える。
 出したい。けど、出したくない。俺は首を振った。

「…………イきたくないの?」

「イ、イきたい……っ」

「なら」

「な、中がいいっ…………」

「え?」

「昨日から我慢して、玉、イジメてもらって、きっと、すげえ濃いのが出る…………頑張って作った精液、御主人様まんこで飲んでほしい…………っ」

 俺の言葉に川崎はしばらく呆けたが、すぐにくすりと笑顔を浮かべる。
 身体を起こし、顔を寄せて俺の頬にキスをしてきた。

「ん、飲ませて。八幡の精液、あたしのおまんこで飲んであげる」

 下腹部を跨ぎ、蜜壺の入口に肉棒の先端を押し当ててくる。
 すでにそこは充分に濡れていて熱さとともに亀頭に刺激を与えてき、俺の理性を奪っていく。

「ああっ…………沙希っ……沙希ぃっ…………」

「まだ出しちゃダメだからね。一番奥まで入れてからだよ」

「う、ぐ、ううっ…………」

 川崎がゆっくりと腰を下ろしていき、肉棒が柔らかな膣内に飲み込まれていく。
 出したい。出したい出したい。
 射精したい射精したい。
 絶頂の悦楽への誘惑に唇を噛んで力を入れて耐える。



867: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/11(土) 23:55:26.36 ID:8iySNETrO

「ほら、あと少し…………んっ……全部入ったよ。奥まで届いてる」

「あっ、あっ、もう…………」

 いくらも持たない。
 川崎は俺の身体に覆い被さり、耳元で囁いてくる。

「いいよ出して。精液びゅっびゅってあたしの中に出しちゃって」

「出るっ…………出すっ…………沙希……沙希ぃっ! ああっ!」

 俺は川崎の身体に腕を回してしがみつくように抱き締め、ついに限界を迎えた。
 今まで我慢して溜めていたものを一気に解き放つ。

「あっ! ああっ! ああっ! あっ…………あっ…………」

 びゅくっびゅくっと精液を川崎の体内に放ち、そのたびに俺は悶える。
 気持ちいい。
 頭がおかしくなっちまいそうだ。
 しかしそれでも構わないとばかりにその快感に身を任せ、腰を揺すった。

「ん……はあ…………出てる……美味しい…………」

 川崎はうっとりとした表情を浮かべ、俺の精液を受け止めた。
 その表情にまた心を牽かれながら最後の一滴まで注ぎ込む。

「はあっ…………はあっ…………」

 全て出し切り、俺はふっと脱力して両足を投げ出す。
 両腕は川崎の背中と首に回し、きゅっと抱き締める。

「御主人様まんこ…………気持ち、良かった…………」

「ん。あたしも奴隷チンポ気持ち良かった。奴隷精液も美味しかったよ、御馳走様」

「…………沙希、キスしていいか?」

「うん」

 若干名前を呼ぶのに躊躇ったが、特に川崎は気にした素振りも見せず俺と唇を合わせてくる。
 ああ…………すっげえ幸せ…………。
 俺達は上下で繋がり、しばらくの間抱き締め合っていた。



868: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/11(土) 23:56:06.88 ID:8iySNETrO

「ん…………じゃあ抜くよ」

「ああ」

 川崎は身体を起こし、腰を浮かして肉棒を引き抜く。
 びぃん、とまだ硬度を保ったままの肉棒が震えた。

「御主人様…………御主人様の口で、綺麗にしてください…………」

「うん、綺麗にしたげる」

 言うが早いか川崎は肉棒に顔を寄せ、舌を這わせてくる。
 付着していた体液が次々に舐め取られていく。

「あっ…………いいっ…………御主人様のお掃除、気持ちいい……………………あああっ!」

 先っぽをくわえられて尿道内に残っていたものを吸い出され、文字通り腰が抜ける程の快感に思わず仰け反ってしまう。
 お掃除が終わった頃には俺は身体を起こせないほど骨抜きにされていた。

「ふふ、聞くまでもないって表情だけど、ご褒美どうだった?」

「最高、だった…………もう、言葉なんかじゃ説明できないくらいだ」

「うん、喜んでくれたなら嬉しいね。で、まだ時間あるけどどうする? もっかいヤる?」

「いや、その…………性奴隷として情けないけど、少し休ませてほしい」

「あは、この中からっぽになっちゃった? いいよ、昼休みはあたしを寝かせてくれたもんね。膝枕しようか?」

「眠くはねえけど…………頼んでいいか?」

「うん、おいで」

 俺は女の子座りをした川崎の太ももに頭を乗せる。
 時々お互いの身体をまさぐりながら、時間いっぱいまで俺達はじゃれあっていた。



884: ◆zO7AQfurSQ 2016/06/19(日) 22:46:23.09 ID:CqkQREFXO

 時間ギリギリで俺達はホテルを出た。
 以前の轍を踏まないよう辺りを注意し、人目がないのを確認する。

「…………よし、行こうぜ。家まで送ってくから」

「いいの? 歩きだとウチからあんたの家まで結構遠いよ?」

「御主人様のためならどんなことだって苦になんねえって。送らせてくれよ」

「奴隷なのはベッドの上だけでいいのに…………でも、ありがと。じゃ、送ってってもらおうかな」

「おう」

 俺達は並んで歩き出す。
 すぐに川崎は俺の腕に自分のを絡めてき、身体を寄せてきた。
 …………この光景を誰かに見られたら、とも思ったが、川崎は構わないようだった。前にも言ってた通り、したいことをしているだけなのだろう。
 もちろん俺だって振りほどく理由なんてない。そのまま川崎家に向かう。

「あ、そういえばあたしがバイト始めたの言ったっけ?」

「そうなのか? また前みたいな深夜のとかじゃないだろうな」

「違うってば。家でできるやつだよ、内職みたいなね」

「そか…………まあ俺に出来ることあったら言ってくれ。手伝えるもんあったら手伝うし」

「ん、ありがと。でも平気だから。ホテル代稼ぐからその分エネルギーちょうだい」

「うぐ…………」

 耳元でそう囁かれて俺は言葉に詰まる。頑張る、と返すのも気恥ずかしくて、俺は無言のまま川崎家に向かって歩く。
 その様子に川崎はおかしそうにくすりと笑い、絡めている腕の力を強めてきた。



885: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/06/19(日) 22:47:24.80 ID:CqkQREFXO

 翌日、いつもの屋上で川崎の弁当を受け取って昼食を済ませたあと、俺は話を切り出す。

「なあ、川崎。今週末って予定あるか?」

「あたし? ないよ。家事とか内職とかするくらい」

「そうか…………」

「何? またホテル行って色々イジメてほしいとか?」

「あ、いや、えっと…………」

「はっきり言いなよ」

「こ、今週末、夜までウチに誰もいねえんだけど」

「! …………うん」

「そ、その、ウチに来てくれねえかなって」

「ん、いいよ」

「ほ、本当か!?」

「そんな驚くことじゃないでしょ…………じゃ、夕御飯はわかんないけどお昼御飯は作ってあげる」

「やった……また川崎の出来立ての料理が食えるんだな…………」

「しみじみ言うものでもないと思うけど…………」

「いやいや、この前のハンバーグとかヤバかったから。もうあれだ、俺の身体が川崎の出来立て料理を全力で欲してるから」

「そう言ってもらえると作りがいがあるね。もちろん見返りはもらうけど」

「ああ。何でもするぞ。それと材料費はちゃんと出すから」

「ん。じゃあ今週末まで出すの禁止ね。あんたの美味しいの、あたしのお腹の中に飲ませるまで溜めといて」

「う………………お、おう。頑張るわ」

 うーむ、しまったな。今日の分出してから言えば良かった。
 ま、御主人様のために頑張りますかね。



886: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/06/19(日) 22:51:37.69 ID:CqkQREFXO

「ねーヒッキー、あの噂知ってる?」

 奉仕部部室で本を読んでいると、思い出したように由比ヶ浜が話し掛けてくる。
 雪ノ下も読書の手を止めてこちらを向いた。

「比企谷くん、また何かやらかしたのかしら? 今なら情状酌量の余地はあるわよ」

「何で俺なんだよ。何もしてねえから…………噂って何だ?」

 まさか本当に俺の事じゃないよな。最近だと川崎関連でしか心当たりはないぞ?
 ちょっと戦々恐々としたが、どうやら俺の事ではないらしい。

「平塚先生にさー、恋人ができたんじゃないかって」

 バサッと本の落ちる音がした。俺の足元と雪ノ下の机の上と二ヶ所で。
 俺はどうにか声を絞り出す。

「すまん…………幻聴が聞こえた。もう一回言ってくれ」

「いやいや、そんなにビックリすること?」

「そうよ比企谷くん。平塚先生だって妙齢の女性よ」

「お前だって驚いたじゃねえか。誤魔化そうとしてっけど拾った本が逆さまなんてベタなことになってんぞ」

「というか由比ヶ浜さん、それは本当のことなの?」

「わかんない。けど女子の間では噂になってるよ」

「何でそんな噂流れてんだ? 男といるのを目撃されたのか?」

「ううん。そうじゃなくて、最近平塚先生の態度が柔らかくなってるし、ちょっとこう、綺麗になってるというか色っぽくなってるでしょ? だから恋人でもできたんじゃないかなって」

「そんな変化あったか? 全然気付かんが」

「あなたは周囲に無頓着だものね」

「逆だ逆。周囲が俺に無頓着なんだ。だからお互い空気扱いしているだけだ」

「結局気にしてないんじゃん…………」



887: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/06/19(日) 22:55:01.09 ID:CqkQREFXO

 しかし…………うーん。そんな噂が流れてたのか。
 態度が柔らかくなったのはともかく、色っぽくなったってのは多分俺と川崎が原因だろう。
 …………いやいや、実は本当に男ができたという可能性が微レ存。
 実際あの乱れた姿を見たらそんじょそこらの男は落とせると思う。俺だって川崎の性奴隷やってなかったらアプローチしかけてただろうし。
 まあ川崎とそういう関係じゃなかったらあの姿を見れることもなかったんだが。

「で、誰か平塚先生に確認したのか?」

「ううん。もし違ってたらちょっと怖いし」

「そうね。藪をつついて蛇を出すこともないわ」

「でもさ、何で先生って恋人いなかったんだろうね? 美人だしスタイルもいいしちゃんと働いているのに」

「理想が高い、というわけでもないのよね…………一応の性別がオスである比企谷くん、何かその立場として意見はあるかしら?」

「おいこら。ちゃんと俺は人間の男だっての…………まあ正直平塚先生は相当優良物件だと思うぞ。ただ、いくつかの欠点が目に付くのは確かだ」

「えーと、タバコとか?」

「まあそうだな。あと色んなとこで男らしいし。部屋が散らかりっぱなしなのもどうかと思う…………こ、この前愚痴ってたんだよ。全然片付かなくて足の踏み場がどんどんなくなっていくって」

「あー、そんなイメージあるかも」

 あ、危ねえ。平塚先生の家に行ったことがバレちまうとこだった。
 別にそのくらいならいくらでも誤魔化せそうだが、そこから川崎との関係が明るみになるかもしれないしな。

「もし本当に先生に恋人できてたらどんな男の人なのかなあ?」

「そうね、例えば…………」

 雪ノ下と由比ヶ浜は平塚先生の相手を想像しながら会話に花を咲かす。こんな話に乗ってくるとは、やはり雪ノ下も女子ということか。
 いつものように空気と化した俺は読書の続きをし始める。できれば今週中に借りたホームズシリーズを読み終えてしまいたい。
 週末になったら。
 川崎と過ごすのだから。



895: ◆zO7AQfurSQ 2016/06/22(水) 20:36:57.75 ID:F5CX+CyOO

「じゃ、小町そろそろ出掛けてくるから」

「おう。帰りは何時くらいになる?」

「んー、夕御飯前くらいかな。どして?」

「あ、いや、遅くなるようだったら迎えに行こうかと思ってな」

「おおー、その気遣いポイント高いよ! 多分大丈夫だけど遅くなりそうだったらお願いするね。行ってきまーす」

「ああ」

 小町は手を振って家を出ていった。さて、俺も準備しないとな。
 そう。今日は待ちに待った週末。
 川崎がウチに来る日だ。

「えっと、掃除はよし。キッチンの整理整頓もオーケー…………んじゃ行くかな」

 ウチで出迎えるわけではなく、料理の材料を一緒に買ってからここに戻ってくるのだ。
 財布とスマホを持って俺も家を出る。
 少し早いかと思ったが、待ち合わせ場所に到着してすぐに川崎もやってきた。

「おはよ、比企谷。早いね、待った?」

「いや、俺も来たばっかだ」

「そう? なら良かった。じゃ、スーパー行こっか」

「おう」

 俺達は食材を買いにスーパーに向かう。
 隣に並んではきたが、腕を組んできたりとかはしない。ちょっと残念。
 ………………お、俺から手を繋ぎにいってもいいんだろうか?
 いや、奴隷の分際で弁えないのは良くないか? でもそこまで自分を下げることはないって川崎も言ってくれたし。でも…………。



897: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/06/22(水) 20:40:29.35 ID:F5CX+CyOO

 結局何もないままスーパーに到着してしまった。
 本当に自分のヘタレっぷりが嫌になるな…………。

「比企谷、お昼御飯のリクエスト何かある?」

「あー、何も考えてなかった…………何か案を出した方がいいか?」

「ううん。ないならないで売り場見て適当に決めるよ」

「そうか。んじゃ行こうぜ」

 二人並んでスーパー内に入る。
 材料を余らさず、それなりなものとなるとなかなか難しい。紆余曲折の末、メニューはシチューに決まった。
 ま、シチューなんて誰が作っても似たような味になるけどな。なんてフラグを心の中で立てておこう。

「よし、オッケ。行こっか」

「おう」

 精算を済ませ、袋詰めをしてスーパーを出る。
 ギリギリ一袋に収まったので片手は空いているのだが…………やはり俺には何も言えなかった。

「ね、比企谷」

「何だ?」

「今さ、疑問に思ってることとかない?」

「え」

「あたしの今の行動とかで」

「…………その、腕、組んでくれねえのかな、くらいは」

「なんだわかってるじゃないのさ。あんたから組んできてもいいんだよ?」

「いや、俺の方からして嫌がられたらとか思っちまって…………」

「気を遣いすぎだっての…………ま、確かにいつもあたしの方から組んでたもんね」

「……………………」

 俺は無言で隣に並び、空いた手で川崎の手を握る。

「あ…………ふふ」

 川崎は嬉しそうに笑い、きゅっと俺の手を握り返してきた。
 うう…………手を繋ぐなんて正直今更なのに恥ずかしい。



898: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/06/22(水) 20:44:22.14 ID:F5CX+CyOO

 何の会話もなしに家に着く。
 少し気恥ずかしかったが気まずいわけではなかった。
 信号待ちなどで立ち止まった時は身体を寄せてきたりしたし。

「お邪魔します」

「おう。言った通り夜まで誰もいねえから寛いでくれ」

 玄関で靴を脱ぎ、買ったものを冷蔵庫にしまおうとキッチンに向かう。
 が、後ろから川崎に抱き付かれ、動きが止まってしまった。

「か、川崎?」

「何?」

「何って、その」

「嫌?」

「…………嫌だ。このまんまじゃ、俺が川崎に抱き付けない」

「ん」

 川崎の腕の力が緩む。
 俺は荷物を足元に置き、身体の向きを変えて川崎の背中に腕を巻く。

「ね、もっと強く抱いて…………」

「ああ」

 ぎゅっと川崎を抱き締める。
 俺の。腕の中に。川崎がいる。
 あれから一緒にいることは昼休みや予備校などとそれなりにあったが、こうして密着するのは久しぶりだ。我慢できなくなったらってことでな。
 しばらくの間、俺は全身で川崎を感じていた。



899: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/06/22(水) 21:00:29.80 ID:F5CX+CyOO

 少し時間が経ってようやく俺達は身体を離し、キッチンに向かう。
 本当はキスくらいはしたかったのだが、お互いそこから止まれないことを確信しており、なんとか自制したのだ。

「じゃ、もう作り始めちゃうね」

「おう、よろしく。食器や調理器具は適当に使っていいから。何か手伝うか?」

「ん、ありがと。今は平気だから」

 そう言って川崎は持参したエプロンを着け、てきぱきと準備していく。
 下手に手伝うと逆に邪魔になりかねない。俺はリビングで待つことにする。
 テレビでどうでもいい番組やニュースを垂れ流しのまま見ていると、キッチンの方から良い匂いがしてきた。
 ちょっと我慢できず、キッチンに向かう。

「良い匂いだな。そろそろか?」

「うん、あと10分ちょっとかな。テーブルの上、片付けといて」

「おう」

 布巾で綺麗にして、準備を整える。
 しばらくして川崎から声がかかり、出来たものを食卓に並べていく。

「それじゃ、いただきますか」

「うん」

 川崎がエプロンを外して座ったところでいただきますの挨拶をする。
 さて、川崎のシチューの味は如何程のものか。



900: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/06/22(水) 21:07:34.42 ID:F5CX+CyOO

「ああー…………幸せ…………」

「ふふ、食べてすぐ横になると太っちゃうよ」

 昼食を終えてソファーに寝そべっていると、食器洗いを終えた川崎がキッチンから戻ってくる。
 食器洗いくらいは俺がやると言ったのだが、片付けまでが料理だと譲らなかったのだ。

「しかし本当に旨かったぜ。俺が作ってもああはいかねえ。何が違うんだろうな…………?」

「ま、そこは経験の差かな…………よいしょっと」

 川崎は俺の頭を持ち上げてソファーに座り、そのまま太ももに乗せて膝枕をしてくれる。
 っておいおい。ダメだろ、俺の方が奴隷なんだぞ。
 そう思って身体を起こそうとしたが、川崎に抑えられる。

「いいから。あたしの好きなようにさせなよ」

 そう言って俺の頭を撫でてくる。
 くっ。心地よくて逆らえん…………。

「ちなみに眠かったりする? 少し寝とく?」

「いや…………それより早く川崎を抱きたい」

「!!」

「俺の部屋、行かないか?」

「…………うん」



908: ◆zO7AQfurSQ 2016/06/26(日) 21:03:04.02 ID:GwfjHwIiO

 二人で俺の部屋に向かい、入るなり川崎は俺の首に腕を回して唇を合わせてきた。
 舌を突き出してきたのでそれを口内に受け入れ、自分のと絡めながら川崎を抱き締める。

「んっ…………んぅ…………」

「ん…………はぁ…………」

 唇を離すとつうっと唾液の糸が引く。
 普段は吊り気味の川崎の目がとろんとしており、頬が上気していた。

「服、脱ご…………?」

「ああ」

 自分の服に手を掛け、俺達は全裸になる。
 目の前の川崎はとても美しく輝いて見えた。
 俺はそっとその身体を抱き締める。

「御主人様の身体、すごく綺麗だ…………」

「ん…………今日は……御主人様、禁止…………」

「沙希の身体、綺麗だ…………」

「うん、嬉しい…………いいよ、この身体好きにして…………」

 川崎を抱き上げ、そっとベッドに横たわらせる。
 そのまま覆い被さるように身体を重ね、唇を合わせて舌を擦り合わせると、くちゅくちゅと二人の唾液の絡む音が響く。
 
「沙希…………沙希…………」

 俺は唇から離れ、名前を呼びながら顔中にキスの雨を降らせる。
 川崎は心地好さそうにそれを受け止めた。

「はあ……ん…………はち、まん…………好きぃ…………」

 ごく自然に漏れ出たその言葉に心臓がどくんと跳ねる。
 俺はもう一度唇を合わせた。
 今度は触れるだけの、キス。



909: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/06/26(日) 21:10:07.87 ID:GwfjHwIiO

 顔を離してしばらく見つめ合い、更にもう一度。
 そこからゆっくりと下にずれていく。
 首筋や鎖骨にうなじ。
 肩から腕、手のひらへと唇を這わしていく。
 両手で全身を愛撫し、様々な箇所を舌で刺激する。
 両胸、腰、臍回り、腹、陰核、秘所、太もも、脚。
 爪先に至るまで余すとこなく愛し、川崎はくったりと四肢を投げ出していた。

「沙希。気持ちよくなってくれたか?」

「うん…………イってないけど…………頭、ふわふわしちゃってる…………」

「ああ。すっげえ可愛い顔になってるもんな」

「もう…………よっ、と」

 ようやく落ち着いたか川崎は身体を起こした。
 そのまま俺の頬にキスをし、俺を押し倒してくる。

「今度はあたしがするから」

「あ、いや、えっと…………」

「何?」

「その、もう結構限界でさ、沙希の中に出したい…………」

「…………ダメ」

「え…………んむっ」

 川崎が唇を合わせてき、俺の口内に唾液を流し込んできた。
 俺はそれを受け入れ、躊躇わずに嚥下する。

「出せなく、したのか…………?」

「うん。ま、どうしても耐えられなくなったら言いなよ、解除するから」

 そう言って川崎はさっき俺がしたように顔にキスの雨を降らせてくる。
 ああ…………嬉しい…………すげえ幸せ…………。



910: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/06/26(日) 21:16:49.61 ID:GwfjHwIiO

「ふふ、気持ち良さそうな顔…………でもまだまだこれからだよ」

 耳元でそう囁くと、そのまま俺の耳たぶに舌を這わせ、穴の中をかき回してきた。
 ぐちゅぐちゅと頭の中に唾液の音が響く。

「あっ……あっ……ああっ…………!」

 何だこれ。何だよこれ。
 耳が。こんなに感じるなんて。
 聴覚と触覚で責められて一気に興奮が高まる。
 目一杯刺激されて頭がぼうっとしてくる。
 反対側も同じように責められ、それだけで俺はもう骨抜きにされてしまった。
 川崎はその様子を見てクスッと笑い、今度は首筋に舌を這わせてくる。
 そこから少しずつ下に移動しながら身体の様々な箇所を舐められた。

「んっ! …………ああ、っ!」

 知らなかった。
 男も。乳首で感じるんだ。
 思わず声が出て身体が跳ねる。
 そこから更に移動し、そそり立った肉棒を避けながら脚へ向かう。
 俺がしたように太ももから膝、ふくらはぎから爪先までじっくりと愛してくれた。

「ああ…………沙希…………沙希…………」

 俺は無意識に川崎の名前を呼んでしまう。
 脚の指の間まで舐められ、一本一本しゃぶり尽くされてようやく川崎の口が離れた。
 が。

「…………どうした?」

「ううん、何でもない」

 川崎があらぬ方向を見ていた。
 訝しんで声をかけたが、明確な返事はなかった。
 気になってもう一度尋ね直してみようと思ったが、その前に肉棒に舌が這わされて脳内は快感で埋め尽くされてしまった。

「う、ああっ! 沙希っ、沙希ぃっ!」

 根元から裏筋、亀頭に尿道口。
 舌の這う刺激に普通なら一瞬で果ててしまいかねない快感が与えられ、俺は悲鳴をあげるように川崎の名前を叫んだ。



911: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/06/26(日) 21:21:44.72 ID:GwfjHwIiO

「もう…………あんたなんなのさ」

 川崎が顔を上げて苦笑する。
 な、何かやらかしたか?

「え? お、俺何かしたか?」

「ん。今からさ、あんたのをくわえて唇でしごいたり口の中でぐちゅぐちゅしてあげようと思ったんだけど」

 あー、とピンク色の口内を見せつけてくる川崎。
 それだけで俺の肉棒がぴくんと反応してしまう。

「あんたの可愛い声聞いてたら、あたしが我慢出来なくなってきちゃった。もう、八幡のチンポ入れていい?」

「ああ。俺も早く、沙希のまんこに入れたい…………」

「ん」

 川崎が身体を起こす。
 そのまま俺の身体を跨いでくるかと思ったが、ベッドの端っこに寄った。
 どうしたんだ?

「こっち。ここで横になって」

 その指示の意図が掴めない。
 つっても俺が川崎に逆らうなんて基本的にありえないからな。
 俺は川崎の示す場所まで移動して横たわる。
 川崎はくるりと身体を反転させ、俺に背中を向けて跨いでくる。
 これは、背面騎乗位、だっけか?
 何でこの体位に、と聞く前に焦点を合わせて腰を下ろされ、肉棒が膣内に飲み込まれていった。

「あ、んん…………かた……おっき…………」

「ああっ…………あつ……やわらかくて…………ぬるぬる…………」

 気持ちよくて思わず声が出る。
 やがて根元まですべて埋まると、川崎が首をひねって顔だけこちらを向けた。

「八幡、いっぱい突いて…………あたしの腰掴んで、下からガンガン突き上げて」

「おう」



912: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/06/26(日) 21:26:38.57 ID:GwfjHwIiO

 俺は言われた通り川崎の腰を掴み、肉棒で幾度も最奥部を突く。

「あっ! あんっ! 当たってる! あたしの気持ちいいとこに、八幡のチンポ当たってる!」

「沙希っ! 沙希っ! 沙希のまんこ、気持ちいい! 締め付け強くて、どろどろで、俺、もう出ちまう!」

「いいよ出して! 八幡の精液、全部あたしの中に出して!」

 俺は川崎の許可を得て、精液を中に注ぎ込むべく動きを速める。
 すぐに限界が訪れ、肉棒の先端を子宮口に押し付け、ついに俺は射精した。

「あ、あ、あ…………あうっ! ううっ! うっ! うあっ…………あっ…………あっ…………」

 出る。出る。まだ出る。
 鈴口から飛び出た精液が川崎の膣内に注ぎ込まれていく。
 ああ……気持ちいい…………。
 最後の一滴まで残らず出そうと俺は腰を揺する。

「ん…………はあ……すご……美味し…………」

 後ろを向いているので表情は見えないが、艶っぽい声で川崎が言う。
 そのまま背中から俺の方に倒れ込んできたので、それを受け止めて腕を回して抱き締める。

「沙希…………すげぇ気持ち良かった…………」

「うん、あたしも…………でも八幡のチンポ、まだおっきいまんまだね」

「そりゃしばらくお預け喰らってたからな。このままもう一回していいか?」

「あ、その前に一度口でさせてよ。最近飲んでないし」

「わかった。お願いするぜ」

 川崎は身体を起こして顔を俺の股間に持っていく。



920: ◆zO7AQfurSQ 2016/07/04(月) 15:22:54.38 ID:s9WYimeOO

「う……ああっ…………」

 達した直後でまだ敏感な肉棒に舌が這い、俺は呻き声を漏らす。
 川崎はまとわりついた精液を次々に舐め取り、喉を鳴らして飲み込んでいく。
 本来なら俺が奴隷で川崎が御主人様だ。だけどさっき今日は御主人様禁止と言われた。
 なら、ちょっとくらい俺が労るようなことしても構わないよな…………?

「ん…………ふふ…………」

 腕を伸ばして川崎の頭を撫でる。
 川崎は嬉しそうに笑い、啄むように肉棒にキスをしてきた。
 ジン、と痺れるような快感に脳が焼かれそうだ。

「んっ…………ふう……綺麗になったよ」

「ああ、サンキュ」

「じゃ、改めて…………の前に」

 川崎は一旦ベッドから降り、タオルを手に取った。
 何だ、と思う間もなくそれを俺の顔に巻く。要するに目隠しされたのだ。

「おい、何だよ?」

「ん、気持ちいいことしてあげる。ちょっと準備するからそれ外さずに待ってなよ」

「わ、わかった」

 俺がそう答えると川崎が離れる。
 準備って何だ?
 …………ま、すぐにわかるか。
 目隠しされたまま横になって川崎を待つ。
 しばらくするとぎしっとベッドが軋む。川崎が戻ってきたのだろう。

「んっ…………」

 肉棒にぬるんとした感触が走る。
 さっきまでと違い、舌先だけで刺激されていた。視覚を封じられて触覚が鋭敏になっているのか、気持ちよさが半端ない。

「ああ…………気持ち、いい…………」



921: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/04(月) 15:23:44.72 ID:s9WYimeOO

「ふふ、いっぱい気持ちよくなりなよ」

 川崎の声がじんじんと脳内に響く。
 耳元で囁かれながら肉棒を舐められ、快感でどうにかなってしまいそうだ。
 ……………………え?
 何で。
 肉棒を舐められてるのに。
 川崎の声が耳元で?
 俺は目隠しを外して下腹部を確認する。

「!! こ、小町!?」

 そう。
 今俺の肉棒に舌を這わせているのは川崎沙希でなく。
 俺の最愛の妹、比企谷小町だった。

「な、何で…………むぐっ」

 俺が小町を問い詰める前に川崎が俺の唇を塞いできた。
 そのまま流し込まれてくる唾液を嚥下してしまう。

「ん…………うっ…………」

 な、何だ?
 身体が、重い。
 これは。あの初めての時にもされた、脱力系の能力か。
 手足に力が入らず、上手く喋れない。
 唇が離れても荒く呼吸をするくらいしか出来なかった。
 目線を向けると小町と目が合ったが、すぐに恥ずかしそうに逸らされる。

「ふふ。この子さ、ずっとドアのとこから覗いてたんだよ」

「え…………」

「そんで途中からあたしがドアを開けるまでこっちに気付かないくらいオナニーに夢中になってたの。だから一緒に交ざる?って聞いたら二つ返事だったよ」

「こ、こま…………んっ」

 再び川崎に唇を塞がれる。
 またもや唾液を流し込まれ、俺は喉を鳴らしてそれを飲む。



922: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/04(月) 15:24:38.75 ID:s9WYimeOO

 今度は媚薬的な効果でも乗せているのだろうか?
 唾液を飲むたびにどんどん快感の度合いが上がっている気がする。
 悦楽に抗えない。
 快楽を拒否できない。
 思考が定まらず、ただ気持ちよさだけを求めてしまう。

「う…………ああっ…………」

 唇が離れ、声が出る。
 川崎は俺の表情を見てくすりと笑い、小町の方を向く。

「小町、八幡気持ちいいってさ。もっといっぱい気持ちよくしてあげなよ」

「は、はい」

「こことここら辺が特に感じるとこだから重点的に責めて…………そうそう」

 川崎が指し示した箇所に舌を這わせる小町。
 動きは拙かったが感度を底上げされているためにすさまじい快感が襲ってくる。

「ううっ…………う、ああっ…………」

「ふふ。小町が舐めるの気持ちよくってもう精液出ちゃいそうみたいだよ。先っぽくわえて口の中で受け止めてあげな」

「うん…………」

 肉棒の先端が温かいものに包まれる。
 小町の口内だ。

「つるつるしたとことか割れ目を舐め回して…………唇も締めて…………もうすぐ出るけど八幡がイき終わるまで口を離しちゃダメだからね」

 その指示通りに小町が動き、射精感が高まっていく。
 川崎は片手で肉棒を掴んでしごき、もう片手を俺の後頭部に回して頭を起こさせる。

「八幡、妹の口の中に精液出しちゃうとこ、しっかり見てなよ。小町、八幡が一番気持ちよくなるとこ、見ててあげな」

 かちりと二人の視線が絡み合う。
 小町に、見られてる。
 小町の口に、出しちまう。



923: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/04(月) 15:26:13.49 ID:s9WYimeOO

「あ、あ、あ…………ああっ! あっ! あっ!」

 俺はついに限界を迎えた。
 びくんっと身体が震え、小町の口内に精液をぶちまける。

「んっ!? んんっ…………」

「あっ…………あっ…………ああっ…………」

 その勢いと量に小町が驚きの声をあげるが、逃げたりはしなかった。
 俺は幾度も精液を放つ。
 ああ…………実の妹の、口の中に……精液、出しちまった…………。
 罪悪感や背徳感が襲うが、それとは裏腹に快感や射精量も半端なかった。

「あ…………ああ…………」

「ん…………」

 射精が終わり、小町が口を離す。
 川崎も手を離して小町に寄る。

「ほら、寄越しなよ。濃くて量が多いから飲めないでしょ」

「んん…………っ」

 !?
 川崎が、小町とキスをした。
 そのまま舌を絡めて精液を移していく。
 妹が。御主人様に。俺の精液を口移しして。御主人様がそれを飲み込む。
 そんな光景に俺の肉棒が硬度を保ったままぴくりと反応する。
 川崎は横目でそれを見て陰嚢や内腿を指先でそっと撫でてきた。



931: ◆zO7AQfurSQ 2016/07/13(水) 00:39:40.90 ID:h5en3CKMO

「ん…………あ…………」

 しばらくして川崎と小町の唇が離れるが、小町はぼうっとした表情で動かない。
 目もとろんとして焦点が合っておらず、余韻に浸っているようだった。
 また川崎が何かしたのかもしれないが、それを小町の前で聞くわけにもいかないな。

「ん、お待たせ。あんたのもすぐ綺麗にしてあげる」

「う、ああっ…………」

 肉棒に舌が這って体液が舐め取られ、先っぽをくわえられて尿道に残ったのを吸い出される。
 その時に出てしまった声で我に返ったか、小町がこちらをまじまじと見つめてきた。
 さすがに恥ずかしいのだが、まだ身体が麻痺していてどうにもならない。

「ん……んく…………ふう」

 口に含んだものを全て飲み干し、川崎は身体を起こす。
 それを見た小町が感心したように言う。

「うわあ…………沙希さん、すごくエッチな顔してます」

「何言ってんのさ。小町だってコレくわえてたときはエロい表情だったよ」

「あうう…………」

「こ、小町…………」

 効果が薄れてきたのか、ようやく喋れるくらいにはなってきた。
 俺は少し恥ずかしがっている小町に声をかける。

「その、どうしてここに? 今日は友達と出掛けるんじゃなかったのか?」

「あ、うん。何人かで映画見に行く予定だったんだけど、一人体調良くない子がいて来週にしたの。だから残った子でお昼だけ食べて解散しちゃった」

「そんで帰ってきたらあたし達が、ってことね」

「はい。玄関で見慣れない靴があるなーって思ってそっとお兄ちゃんの部屋まで来たら…………」

「どの辺から覗いてたの?」

「え、えっと…………お兄ちゃんの耳を沙希さんが舐めてたあたり…………」



932: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/13(水) 00:40:37.57 ID:h5en3CKMO

 うわマジか。結構長いこと見られてんじゃねえか。
 そこですぐに思ったことは恥ずかしいとか小町が何を考えていたのかとかそういうことではなく、俺と川崎の会話についてだった。
 川崎が普通の人間ではないことについて匂わせる言葉はあっただろうか?
 御主人様呼びを禁止したのも能力のことを口にしたのもそれより前だけだったと思うのだが…………。
 黙って少し考え込んだ俺に小町は何を勘違いしたか謝ってきた。

「お兄ちゃん、その…………ごめんなさい」

「ん? 何がだ?」

「覗いたり、こんなことしちゃったりして…………最近お兄ちゃん休みの日も出掛けてて全然小町に構ってくれなかったから…………」

「あ、いや、えっと…………悪かったな」

「ごめんね小町。あたしが八幡を独り占めしちゃってて」

「いえ、いいんです。お兄ちゃんに、その、そういうことをする相手がいるのは妹として喜ばしいことですから!」

「でも寂しかったんでしょ? 大丈夫、あたし達は小町を仲間外れになんかしないよ」

「え…………? んむっ……」

 川崎は小町を抱き締め、唇を合わせた。
 小町もそれに抵抗することなく、積極的に川崎の舌を受け入れている。
 というか正直川崎の舌技に逆らえる気がしない。
 まがりなりにもサキュバスだしな。耐性のない小町ならなおさらだろう。

「……………………」

 いやいや。
 何で俺はこの展開を受け入れてんだよ。
 平塚先生とはわけが違う。小町は妹なんだぞ。

「は…………ん…………んむ…………」

「ん…………ちゅ…………あむ…………」

 だけど目の前で繰り広げられる二人のキスシーンに俺は何も言えず、ごくりと唾を飲んだ。
 普段なら見慣れていて欲情なんかしない妹の肌がやけに艶かしく見える。



933: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/13(水) 00:41:39.06 ID:h5en3CKMO

 それでもなけなしの理性をかき集めてなんとか止めようと口を開く。
 だけど言葉を発する前に俺の様子に気付いた川崎は小町の手を取り、俺の肉棒をきゅっと握らせる。

「っ…………!」

「ん…………」

 かろうじて声が出るのは堪えられたが、その肉棒の熱さに驚いたかのように小町が呻く。
 そういえばさっきは口と舌だけだったか。

「うあ…………ああっ…………」

 その柔らかい手で握られるだけでいっぱいいっぱいだったのだ。
 軽く上下にしごかれるだけで声が我慢出来なくなってしまう。

「んっ……んんっ…………んうっ…………!」

 小町がさらに大きな声をあげた。
 川崎が小町の身体をまさぐり始めたのだ。
 小振りな胸や尻を揉みしだき、背中や太ももを撫で回す。

「ふあっ…………ああ、んっ…………」

 身体をびくんと仰け反らせ、合わせていた唇が離れた。
 それでも川崎は容赦なく小町を責め立てる。
 片手を腰に回して逃がさないようにして、太ももを撫でていた手を股間に持っていく。

「あっ! あっ! ああっ!」

「小町、気持ちいい?」

「き、気持ちいいです! ああっ!」

「自分でするのとどっちが気持ちいい?」

「さっ、沙希さんに! して、もらうほうが、気持ちいい、ですっ!」

「もうこれから自分でしても満足できなくなるかもしれないよ。それでももっと気持ちよくなりたい?」

「は、はいっ! 小町を、気持ちよくして、ください!」



934: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/13(水) 00:44:11.89 ID:h5en3CKMO

 位置的に見えないが、川崎が小町の言葉を受けて指の動きを激しくしていってるようだ。
 小町があげる声が甲高くなっていく。

「ほら小町、もうイきそうなんでしょ? いいよ、イきなよ。おまんこ気持ちいいって言いながらイきなよ」

「あ、あ、おまんこ、気持ちいい! 自分でするよりずっと気持ちいいです! イく、イっちゃう!」

「いいよイって。あたしと八幡がしっかり見ていてあげる」

「え…………あ、あ、あ」

 川崎の言葉で俺の存在を思い出したらしく、小町が一瞬強張る。
 しかし川崎から与えられる快感に逆らうことができず、一気に小町は絶頂まで上り詰めた。

「あっ、あっ、あっ…………ああああああああっ!」

 ぐうっと身体が仰け反り、その体躯をびくんびくんと痙攣させて達する。
 小町がイき終わるまで川崎は小町の股間をまさぐり続けた。

「あっ…………あっ…………ああー…………」

 やがてイき終わったか、小町は身体を脱力させる。
 そして今度は俺の方がヤバかった。ずっと小町に肉棒を握られていて、不規則にしごかれたり強弱をつけて揉まれたりして刺激され続けたのだ。
 さらに小町の絶頂シーンというオカズ付きなのだから無理もないだろう。
 それに気付いたか、川崎はくすりと笑ったあと、小町の手を肉棒から離させて俺の身体をまたぐ。
 そのまま焦点を合わせて腰を下ろし、一気に肉棒を膣内に飲み込んだ。

「う、ああっ! 沙希っ、出る! 精液出る!」

「いいよ我慢しないで。おもいっきり出しちゃいな」

「う、あ、あ…………ああっ! あうっ! うっ! ううっ!」

 長く堪えるほどの力も出ず、俺はあっさりと川崎の膣内に射精した。
 その様子を余韻から抜け出した小町がまじまじと見つめている。

「うっ……うっ…………」

「あ……ん…………中出し、気持ちいい…………八幡の、いっぱい…………」

「うわあ…………沙希さんもお兄ちゃんも、すっごい気持ちよさそう…………」

「ん……ふふ、小町も出してもらってみる?」

「え…………?」



944: ◆zO7AQfurSQ 2016/07/20(水) 23:27:36.27 ID:IU8Xxs0nO

 イった直後で快感の余韻に酔いしれていた俺だが、さすがにその川崎の言葉は聞き逃せない。
 が、何か言う前にまだ硬くて川崎の中に入れっぱなしの肉棒がきゅううっと柔肉に締め付けられる。

「あうっ…………」

 敏感な状態だったので思わず呻く。
 これは黙ってろということなのだろうか?

「さ、沙希さん、それって…………」

「ん、そうだよ。今あたしの中に入ってるコレ、小町の中に入れるの」

「あ…………う…………」

「それで腰を振りまくって何度も出し入れしてアソコ擦って、さっき口の中に出したみたいにびゅっびゅってお腹の中に精液注いでもらうのさ」

「き……気持ち、いいんですか…………?」

「良くなってるとこ、二回も見せてあげたでしょ。一回目は覗きやすいようにしてあげたし」

 ああ。ベッド移動してから背面騎乗位になったやつか。今思えばドアから小町が覗いてたってことなんだな。
 …………え、なに? 繋がってるとことか中に出すとことかわざわざ見せ付けてたの?
 それに対してなど色々言いたいこともあったが、川崎が指を俺の口に突っ込んできているので喋る事ができない。
 仕方ないので喋る代わりにその指をしゃぶる。

「んっ…………ま、あたしが八幡を好きだから気持ちいいのは当然だけどね。身体だけの関係だったらそこまでじゃないかも」

「わあ…………お兄ちゃん、愛されてるなぁ」

 ……………………。
 うん。恥ずかしい。
 だけど、それ以上に嬉しくなる。
 何かを誤魔化すためでもなく、純粋に好きだと第三者に言ってくれた。
 川崎を疑っていたわけではないが、そう聞いてちょっと泣きそうになってしまう。



945: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/20(水) 23:31:31.23 ID:IU8Xxs0nO

「だから小町には悪いけど、八幡はもうあたしのものだよ」

「いえいえ悪いなんてそんな、まさかお兄ちゃんを貰ってくれる御方がいるとは思いもよりませんで」

「ふふ、八幡はいい男さ。少なくともあたしにとっては最高のね。でも小町、あんたが八幡をコレを味わいたいって言うならあたしも貸すのは吝かでないよ」

 そう言って川崎は俺の口から指を抜き、自分の下腹を撫でる。
 ちょうど俺の肉棒があるところだ。
 小町は嫌悪感や忌避感をこれっぽっちも持たず、好奇心と期待に満ちた視線を俺に向けてきた。

「だ…………駄目だ小町…………俺達は…………兄妹、なんだぞ。そういうのは、好きな男と…………」

 どうにかこうにか声を振り絞る。
 しかし小町はそれに反論せず、顔を寄せて唇を合わせてきた。

「んっ…………」

「ん…………お兄ちゃん、小町はお兄ちゃんが好きだよ」

「そ、そりゃ俺だって小町が好きだ…………でも」

「ううん、違うの。小町は一人の男性としてお兄ちゃんを見てた」

「なっ…………!」

「駄目だってわかっててもいつもお兄ちゃんを見てた。小町を甘やかしてくれて、小町のために色々してくれて、小町に優しいお兄ちゃんが大好きだった」

「こ、小町…………」

「お兄ちゃんの恋人とかにはなれないけど…………初めてはお兄ちゃんがいい…………」

 少し悲しげで、それでいてしっかりと意志を持った瞳で小町は俺を見る。
 その強さに俺は思わず口をつぐんだ。

「八幡、覚悟決めなよ。女にここまで言わせておいて恥をかかせるつもり?」

 川崎は腰を浮かして肉棒を解放し、とん、と俺の額を指でつつく。
 能力を解除したのか身体に自由が戻ってき、俺は身体を起こした。



946: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/20(水) 23:42:43.61 ID:IU8Xxs0nO

「小町」

「ん」

「やめるなら今だぞ。し始めたら、もう止まらない」

「うん、いいよ…………お兄ちゃん、小町の初めてをもらって…………」

 俺は顔を寄せ、小町とキスをする。
 指を下半身に触れさせると、そこはすでにぐっしょりだった。
 さっき川崎にイかされていたしもう準備は充分だろう。小町から身体を離す。

「小町、こっちにおいで」

「はい…………」

 小町は呼ばれた川崎に背中を預けるように横になる。
 川崎は後ろから抱き締めるように小町の身体に腕を回し、小町の耳元で囁いた。

「ほら、脚開いて。今から入れてもらう小町の大事なところ、八幡に見せてあげな」

「は、はい…………お兄ちゃん、見て…………」

 小町が脚を開き、局部をさらけ出す。
 愛液がたっぷりと溢れ、受け入れる準備万端といったところか。

「小町、入れるぞ。ちょっと痛いかもしれねえけど我慢な」

「う、うん」

 俺は開かれた脚の間に身体を入れて小町の腰を掴み、ギンギンに固くなっている肉棒を秘口に押し当てる。
 そのまま少しずつ腰を進め、亀頭が小町の膣内に侵入していく。

「ほら、もうすぐだよ小町。八幡のが小町の処女奪っちゃうよ」

「ああっ…………お兄ちゃん……きてっ…………」

「小町っ、小町っ…………」



947: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/20(水) 23:46:25.52 ID:IU8Xxs0nO

 小町の秘口はきつく、気を抜くと押し戻されそうになる。
 俺は小町が息を吐いた瞬間を見計らって一気に肉棒を突き入れた。

「はうっ! ああああっ!」

 びくんっと小町の身体が仰け反り、悲鳴のような声が上がる。
 肉棒は膜を突き破り、一番奥までぴっちりと侵入していた。

「小町、全部入ったぞ。大丈夫か?」

「お、お兄ちゃん……小町、ヘン…………」

「え?」

「全然痛くなくて、ちょっと気持ちいい…………」

 まさか。
 川崎を窺うと、くすりと悪戯っぽく笑う。
 やっぱりか。川崎の能力か何かで痛みを感じなくさせているのだろう。

「ふふ、処女卒業おめでとう小町。でも初めてで痛みより快感を感じるなんて、小町はスケベだね」

「え、そ、そんな…………」

「ま、あたしもそうだったけどね。今からもっともっと気持ちよくなるよ」

 川崎はそう言って小町の腹を撫でる。おそらく快感を強める能力でも使っているのだろう。
 なら、そこまで気遣わなくても大丈夫か?

「小町、動くぞ。痛かったら言えよ」

「う、うん」

 俺は少し腰を引き、ぐっと奥を突く。
 そんな小さな動きでも小町は敏感に反応した。

「ああっ!」

「痛いか?」

「ううん! 気持ちいいの! お兄ちゃんのが中で擦れて、気持ちいい!」



948: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/20(水) 23:51:50.92 ID:IU8Xxs0nO

「そうか。ならもっと激しくしても大丈夫だな」

「ま、待って! 気持ち良すぎて、怖い!」

「大丈夫だよ小町。あたしがこうやって抱き締めててあげるから、怖がらずに快感を受け入れて」

「は、はいっ」

 小町は回された川崎の腕にしがみつくようにする。
 俺は肉棒を小町の中で激しく暴れさせた。

「あっ! あっ! あっ!」

「小町、八幡のチンポ気持ちいいって言って」

「おっ、お兄ちゃんのチンポ気持ちいい!」

「どんなふうに気持ちいい?」

「お腹の中かき回されて! 気持ちいいとこ擦れて! もう、イきそうです!」

「いいよ、イっちゃおっか。そんで八幡の精液、中出ししてもらいなよ」

「で、でも」

「ああ、妊娠なら気にしないで。後でアフターピルあげる。だから思う存分精液受け止めてあげな」

「は、はいっ…………お兄ちゃん! 小町を気持ちよくして! 小町で気持ちよくなって!」

「小町っ! 小町っ!」

 抽送のペースが速くなる。
 俺も限界が近い。

「ほら小町、八幡ももうイきそうだって。おまんこに中出ししてっておねだりしなよ」

「お兄ちゃんっ! 出して! 小町のおまんこにお兄ちゃんの精液出してっ!」

「小町っ! 小町っ! 出るっ! 小町の中に出すぞ!」



949: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/20(水) 23:55:28.65 ID:IU8Xxs0nO

 俺は絶頂を向かえるべく腰を振りたくる。
 そしてついにその時はやってきた。

「あ…………あ…………ああっ! あっ! あっ!」

「んんっ! お兄ちゃんっ! 好き! 好きっ! あっ! あんっ!」

 俺は大きく身体を震わせて射精し、小町は身体を仰け反らせて絶頂に達する。
 ただでさえキツかった小町の蜜壷の締め付けがさらに強くなり、更なる射精を促すように肉襞が蠢いた。

「あっ…………あっ…………ああっ…………」

 俺はそれに抵抗せず、求められるままに精液を小町の中に吐き出す。
 …………ああ。
 やっちまった。
 小町と。実の妹とセックスして。
 最後まで、してしまった。
 後悔などはないが、やはり背徳感はある。
 しかしそれが薄暗い悦楽を呼び、快感にうち震えてしまう。
 いつもとは全然違う、雌の表情をした小町の顔を見ながら俺は最後の一滴まで精液を小町の中に注ぎ込んだ。



961: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/26(火) 01:47:36.24 ID:TX3efYOwO

「お疲れさま小町」

 四肢を投げ出し、くったりして体重を預けてくる小町に川崎が話し掛ける。
 抱き締められながら頭を撫でられて小町は心地好さような表情を浮かべた。

「初体験はどうだった?」

「その、すごく…………良かった、です」

「痛くなかった?」

「はい……ちょっと痺れるみたいな感覚ありましたけど…………その、それ以上に気持ちよくって…………」

「ふふ、得したね。そういうの人によって個人差はあるみたいだけど。あ、もしかして八幡が上手いのかな?」

 やめて!
 俺がテクニシャンみたいな言い方しないで!

「それにちょっと怖かったですけど沙希さんが抱き締めててくれて安心出来ましたし」

「ん、それは良かった。初めてが失敗するとトラウマになることもあるからね」

「はい、ありがとうございます沙希さん。それと、お兄ちゃんも」

「お、おう…………えっと、じゃあ抜くぞ」

「あ、ちょっと待って」

 俺が腰を引こうとすると川崎からストップが入る。
 横たわらせた小町から離れ、結合部付近に顔を寄せてきた。

「ん、いいよ」

 川崎の意図を察した俺はゆっくりと小町の中から肉棒を引き抜き、二人の体液と破瓜の証にまみれたそれをさらけ出す。
 躊躇いなく川崎はその肉棒を口に含み、舌を這わせる。

「ん…………ちゅ…………んく…………」



962: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/26(火) 01:51:40.57 ID:TX3efYOwO

 舌で舐め取ったものを次々と飲み込み、尿道の中のものまで残らず吸い出される。
 小町の手前恥ずかしかったので歯を食い縛り、何とか声を抑えることが出来た。
 すっかり肉棒が綺麗にされたあと、今度は小町の性器に顔を埋める。

「ひああっ! さっ、沙希さん!?」

「ん、じゅる…………れろ…………」

「だ、ダメです! そんな! ああっ!」

 川崎は小町の秘口から収まりきらずに溢れ出る俺の精液を啜っている。
 これも川崎にとっての食事なのだろう。だったら俺も協力しないわけにはいかないか。
 小町にのしかかって川崎は身体を抑え、俺は小町の両足を掴んで暴れないように押さえ付けた。

「あ、あ、あ、ダメ! ダメぇ! あ…………あ…………ああああああっ!」

 びくんっと小町の身体が跳ねる。どうやらまたもや絶頂に達してしまったようだ。
 そういえば小町の感度上げっぱなしのまんまじゃないのか?
 爪先がぴんと伸び、びくんびくんと身体を震わせて小町が嬌声をあげる。
 川崎が顔を上げたときには、小町の表情はだらしなく弛緩しており、目の焦点が合っていなかった。

「…………やりすぎてねえか?」

「ちょっとそうかも」

 一応平塚先生とは違い、気を失ったりはしていないようだが。
 川崎が軽く小町の頬を撫でるが、それに対しての反応が薄かった。

「んー、じゃああたしが小町を見てるからあんたは一回シャワー浴びてきなよ」

「ああ、わかった」

 小町がいるから川崎の能力を使うわけにはいかないか。
 ベッドから降りて風呂場に向かう…………と、その前に。
 俺は川崎に顔を寄せる。
 すぐに川崎も察し、俺達は唇を重ねた。
 一瞬だけ触れ合う程度だったが、川崎は満足そうに微笑み、俺は気恥ずかしくなってそそくさと部屋を出ていった。



963: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/26(火) 01:55:19.19 ID:TX3efYOwO

「ふう」

 俺はシャワーを終え、服を纏う。
 いくらか冷静になり、小町といたしてしまったことに色々思うことはあるが、まあなるようにしかならないか。
 半ば開き直って部屋に戻り、二人に声を掛ける。

「出たぞ。お前らも入ってこいよ」

「はーい。あ、沙希さん、一緒に入りましょうよ」

「ん、いいよ。行こっか」

 復活した小町が川崎を誘う。キマシタワーってか。
 二人は裸のまま部屋を出ていこうとする。恥じらいとかないもんなんかね? 服や下着は持ってってるけど。
 小町が出ていき、続いて川崎が出る直前、尻尾で机の方を指し示して行った。何だ?
 気のせいなんかではないと思うが…………二人がいなくなったのを確認して机に向かう。

「つっても変わったとこなんかねえよな…………?」

 さっき使ったタオルと俺のスマホがあるくらいだ。
 一応スマホを開くが、着信があった形跡もない。

「まあ中身いじられたりしててもわかんねえけどさ…………あれ?」

 アプリの使用履歴にカメラがあった。
 何か撮ったのかと思ってフォトフォルダを開いてみる。

「…………!!?」

 思わず叫びそうになってしまう。
 そこにはあられもない小町が撮られている写真が複数あった。
 状況からしてさっき撮ったものだろう。目線がこっちを向いているものもあるので隠し撮りとかではないようだが。
 とても公にできないポーズや被写体もあり、俺はごくりと唾を飲む。
 …………とりあえず隠しフォルダにしまっておくか。どういう意図で俺のスマホ使ったのかわからないし。



964: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/26(火) 01:59:18.51 ID:TX3efYOwO

 しばらく部屋の換気や乱れたベッドの直しをしたりしていたが、一向に二人が戻ってくる気配がない。
 女の風呂は長いと聞くが、シャワーだけでもそうなのだろうか? というか小町の入浴時間なんて気にしたことないから知らないが。川崎のはまた事情が違うし。
 何か飲みがてら様子を窺ってみるか。

「あれ、出てたのか?」

「ん」

 リビングのソファーにすでに服を着た川崎が座っていた。
 そして小町が膝枕してもらっており、少しぐったりしている。のぼせた…………わけじゃないよな。シャワーだし。

「どうした小町。眠いのか?」

「ううー…………沙希さんに襲われた…………」

「は?」

「何言ってんのさ。先に手を出してきたのはそっちでしょ」

「ああ…………」

 多分小町が川崎にイタズラするとかちょっかい出すとかして反撃を喰らったんだろう。
 何せサキュバスだからな、相手が悪い。

「水か何か飲むか?」

「うん、お願い…………」

 俺は冷蔵庫に向かい、三人分の麦茶をコップに注いでリビングに戻る。
 それらをテーブルに置いて川崎の隣の空いたスペースに腰掛けた。

「ん」

 自分の分のコップに手を伸ばそうとする前に川崎がこっちを向いて顎を上げて目を瞑る。
 えっと…………。
 小町の前だが断る権利はないんだろうなあ。
 俺は顔を寄せて川崎と唇を合わせた。



965: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/26(火) 02:03:00.98 ID:TX3efYOwO

「でもお兄ちゃん、沙希さんを射止めるなんてやることやってたんだねー。色々聞かせてもらったよ」

「何だよ色々って。あんまり言いふらすなよ? 面倒事はごめんだからな」

「二人の関係は誰も知らないの?」

「比企谷と出掛けた時に平塚先生に見つかったけどそれくらいかな? あ、あとウチの母親が知ってるかな」

 そういえばららぽーとうろついてる時に会ったっけ。
 いつか家に遊びに来いと誘われもしたが、行くことはあるのだろうか。

「まあ俺も川崎も人付き合い薄いからな。そもそも言う相手がいない」

「そっかなー…………てかお二人とも、何で苗字で呼んでるの? さっき名前呼び合ってなかった?」

「素面だと恥ずかしいんだよ察しろ」

「あたしは比企谷が呼んでほしいならいつも名前で呼ぶよ?」

「うぐ…………や、やめておこう。誰かに何か言われたら面倒だし」

「そう? ま、呼びたいときは勝手に呼ぶけどね…………あ、小町。これ飲んどきな」

 川崎は錠剤を小町に渡す。
 多分ビタミン剤か何かだろう。小町はアフターピルだと思っているみたいだが。
 身体を起こしてコップを取り、それを飲み込む。

「んく…………はあー、もしこれ飲まなかったらお兄ちゃんとの子供が出来てたかもね」

「恐ろしいことを言うんじゃない。物理的にも社会的にも抹殺されるわ」

「大丈夫。その時はあたしが養ってあげるから」

「おおー、お兄ちゃん愛されてるなあ…………そういえば今日お昼ご飯はどうしたの?」

「川崎の手料理を食ったぞ。めっちゃ旨いから俺が是非にと頼んだ」

「そう言われると嬉しいね。どうする? 夕飯も作ってあげようか?」

「あ、小町からもお願いします! 沙希さんの料理食べてみたいです」

「じゃあ、頼んでいいか?」

「ん、任されたよ」



973: ◆zO7AQfurSQ 2016/07/31(日) 23:24:57.20 ID:waQQLmmjO

「じゃ、そろそろ帰ろうかな」

 夕飯を終え、しばらくくつろいだあと川崎がそう口にする。
 確かにそろそろいい時間だな。

「え、泊まっていかないんですか?」

「さすがに泊まりの準備はしてないしね。それとも夜の方を期待してた?」

「も、もう! 沙希さんっ!」

「ふふ、また今度可愛がってあげるよ」

「うう…………」

 隣に座って頭を撫でられて小町は恥ずかしそうに俯く。
 仲良いなお前ら。嫉妬しちまうぜまったく。

「んじゃ準備できたら送っていくから」

「ん、ありがと。ちょっと荷物まとめるだけだから」

 川崎は帰り支度をし、俺達は玄関に向かう。
 靴を履き、川崎は小町に振り返る。

「じゃ、お邪魔しました。またね小町」

「はい! 夕御飯美味しかったです、ありがとうございました! そ、それと…………」

 小町は顔を赤らめてモジモジし始めた。まああっちの話は恥ずかしいだろうな。
 それを見てくすくすと川崎は笑い、小町の頭を撫でてから手を振って玄関を出ていき、俺はそれを追う。

「じゃ、ちょっと送ってくるわ」

「はーい、行ってらっしゃい」



974: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/31(日) 23:29:47.97 ID:waQQLmmjO

 歩くには少し距離があるが、もう暗いし自転車というわけにもいかない。
 川崎も異存は無いようなので俺達は歩き始める。
 ……………………。

「か、川崎」

「ん、何? …………ああ」

 俺が隣に並んで肘を出すと、川崎はそれに腕を回してくる。
 はあ…………勇気出してよかった…………。

「ふふ、そんなほっとしちゃって。別に断ったりしないってば」

「う、うっせ」

 目線を逸らしながら歩く。
 この暗さなら余程近くない限り誰かに見られても俺達だとわからないだろう。一応人通りの多くないルートを選んではいるが。
 …………別に少しでも長く一緒にいたいから遠回りをしているわけではない。

「しかしあれだな、目隠し取ったら小町がいたときはすげえびっくりした」

「あたしも気付いてどうごまかすかとか言いくるめるかとか考えたけど、部屋の外で一人でおっ始めたからもう仲間にしちゃえってね」

「結果的にはうまくいったが…………まだ子供だと思ってたけど小町も女なんだなあ」

「ま、あたし達のこともそんな長く隠し通せるものでもなかったろうしいいんじゃない? 肝心なことだけバレなかったら」

「サキュバスでした、なんて言えねえしな…………そういや小町の中に出しちまったけど、妊娠しないよな? 能力使ってるよな?」

「ん、それは大丈夫。保証するよ」

「それは良かった…………あ、あと、悪かったな」

「何の話?」

「その、俺の精液、お前のものなのに、小町に出したから」

「別に怒らないって」

「でも」

「それに」



975: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/31(日) 23:35:18.15 ID:waQQLmmjO

 ぎゅっと川崎は組んでる腕の力を強める。
 あまり大声で言えないことなのか、耳に口を寄せてきた。

「一応女からもエネルギー摂取は出来るんだよね、男に比べて効率悪いけど」

「あ、そうなのか?」

「うん、イった時の性的エネルギーをね。でもちょっと予想外のことがあったよ」

「予想外?」

「あんたの精液と小町の愛液のブレンド、すっごく美味しかった」

「…………っ!」

「前に平塚先生とヤったときに最後飲まされた時にも思ったけど、他の女で出した精液だと美味しさの質が変わるみたい」

「そ、そうか」

「それに小町の口に出したのよりも美味しかったし、女側の状況でも変わるのかな? その辺はあたしも知らなかった、というかサキュバスの知識になかった…………つまり」

「つ、つまり…………?」

「色々試してみなきゃねってことさ。時々は誰か交ぜてヤろ?」

「うぐ…………」

「嫌?」

「嫌、ではない…………」

「ふふ、何だかんだ興奮してたもんね。小町の時も平塚先生の時も」

「実の妹と教師ってのが倫理に外れてるけどな…………今さらだが」

「ま、お互いに合意の上だし」

「ああ」

 そこで一旦会話は途切れ、沈黙のまま歩く。
 特に居心地が悪いわけでもなかったが、会話内容が内容がなだけにどう繋げていいのかわからんし。



976: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/31(日) 23:39:06.05 ID:waQQLmmjO

 あ、そういえば。
 ちょっと確認しておかないとならないことを思い出し、俺は川崎に声を掛ける。

「なあ川崎、聞きたいことあるんだけどいいか?」

「ん、何?」

「さっき見たら俺のスマホに見覚えのない画像っつうか写真があったんだけど…………」

「ああ、あれ。あんたがシャワー浴びてる間に撮ったんだよ」

「いや、それくらいはわかってる。気になってんのは撮った経緯と理由だ」

「んー、理由らしい理由なんかないよ。あんたのスマホがあって、小町に撮っていいか聞いたらオーケーもらったから撮っただけさ」

「何でオーケーしてんだあいつは…………普通そういうの嫌がるんじゃねえか?」

「普通じゃないんでしょ。実の兄を好きだなんて言うくらいだし」

「関係あんのかそれ…………ま、小町が嫌がってないならいいけどな」

「シスコン」

「うるせえブラコン」

「失礼な。弟だけでなく妹も大好きだよ」

「じゃあ…………ブラシスコン?」

「新しい単語が生まれちゃったね…………あ、着いた」

 川崎との会話をしているうちにいつの間にか目的地に到着したようだ。
 川崎家の前で俺達は立ち止まる。

「ウチ寄ってく? お茶くらい出すよ」

「いや、遠慮しとく」

「そう? ところで明日はどうする?」

「…………川崎さえよければ、その、会いたい」

「ふふ、うん。じゃ、またあとでメールするよ」

「わかった」

 目を瞑った川崎に顔を寄せ、唇を合わせて俺はそこを離れた。



977: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/31(日) 23:43:04.23 ID:waQQLmmjO

「ただいま」

 ドアを開けて靴を脱いでると、小町がパタパタとやってくる。

「お帰りなさいお兄ちゃん」

「おう、ただいま小町」

 昼にあんなことがあったというのにごく普通に小町は接してくる。
 いや、俺の考えすぎなだけかもしれないが。
 冷蔵庫からマッ缶を取り出し、ソファーに座った。

「ねえお兄ちゃん、明日も沙希さんとデート?」

「まあ…………そのつもりだ」

「じゃあさ…………その、今晩は小町の相手してくれると嬉しいなー、なんて…………」

「おう、いいぞ。ゲームでもするか?」

「違うよ、そうじゃなくて…………えっと…………」

 あ、これ平塚先生と同じパターンだ。
 なんかラノベのチョロインみたいに簡単に堕ちてるけど、よっぽど川崎のアレがすげえんだろうなあ。

「小町。川崎から聞いてないか? 俺は川崎のものだからあいつがいないとこでそういう事は出来ない」

「だ、黙ってればわかんないって! それとも、小町の身体じゃ不満なの?」

「小町の身体は気持ち良かったけどそういうことじゃねえよ。俺が川崎を裏切る事はないって言ってるんだ」

「はあー…………やっぱりダメだったかぁ」

「やっぱり?」

「うん。沙希さんに言われたよ。『八幡とヤりたかったら、無理矢理は駄目だけど小町が八幡を誘惑して手を出させるのは構わないよ。出来るもんならね』って」

「……………………」

「ま、いいか。また二人がするときに交ぜてくれるって言ってたし。それまでは小町も我慢しますか」

 何を言ってるんだ川崎のやつは…………。
 俺は文句でも言ってやろうかと思い、スマホを取り出しながら自室に戻る。



991: ◆zO7AQfurSQ 2016/08/07(日) 00:21:21.36 ID:vIqL1VwtO

 俺は部屋に戻るなり川崎に電話をかける。
 さすがにもう寝たりしていないだろう。メールもまだ来てないし。

「はい、もしもし」

「あー、比企谷だけど」

「うん、どうしたの?」

「いや、小町に誘惑されたんだけど…………お前小町に何を言ったんだよ?」

「あれ? もう行動したんだ。思い切りがいいね」

「一応断ったけどさ、あんな可愛い妹に迫られたら理性吹っ飛ぶとこだったぞ」

「むしろよく耐えたね。シスコンのあんたなら一発で堕ちるかと思ったんだけど」

「川崎の存在がなければ一瞬でアウトだったろうな。お前の奴隷だっていう立場がギリギリ俺を踏み止どませた」

「別に小町だったらいいけどね…………あ、でも少しは相手してあげなよ。適度にガス抜きさせとかないと却って危険だから」

「ガス抜きって…………」

「平塚先生相手したみたいにすればいいさ。充分満足するよ」

「あー、そうか…………でもお前がいないとこでは絶対最後までしないから」

「ん、わかった。でも万が一誘惑に負けてしちゃったらすぐに連絡しなよ。妊娠しないように処置するから」

「まあ…………そん時はよろしく頼む」

「うん。ところで明日は少し早くてもいい?」

「え、ああ。大丈夫だけど」

「じゃ、駅前に朝九時に集合ね」

「わかった」

「それと」

「あん?」

「小町の誘惑を我慢出来た御褒美に明日はたっぷりサービスしてあげる。してほしいプレイとかあったら今のうちに考えといてよ」



992: ◆zO7AQfurSQ 2016/08/07(日) 00:22:16.79 ID:vIqL1VwtO

今回はこれだけ
今週末にコミケあるので新スレ建ては来週になると思います。ただし、売り子中に暇を持て余していたら日中に建てるかも
>>1000までリクエストを募集します。八幡と沙希にさせたい、してほしいプレイとかあったら遠慮なくどうぞ

それではまたノシ



997: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/08/07(日) 03:08:08.74 ID:QnifLY9ho

おつ




【R18】八幡「…………しっぽ?」沙希「……見た?」京華「みたー?」【俺ガイル】に続く




元スレ
SS速報R:【R18】八幡「…………しっぽ?」沙希「……見た?」【俺ガイル】
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