1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 03:15:28.21 ID:BH2IG+Wl0

時臣「抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」

ギルガメッシュ「いでっ!な、なんだ!?」

時臣「お初にお目にかかります英雄王、私がこの度の聖杯戦争における王のマスターです」

ギルガメッシュ「あ?な、なんだ?どこだここは!?確か俺は次元の狭間に……」 キョロキョロ

綺礼「……我が師よ、これが本当にギルガメッシュなのですか?」

ギルガメッシュ「ん!?なんだそこの!俺を呼んだか!?」 バッ

時臣「ふふ、どうやらそうらしい……勝ったぞ綺礼!この戦い我々の勝利だ!」

ギルガメッシュ「ええいやかましい!それよりバッツはどこだ!」



3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 03:21:35.65 ID:BH2IG+Wl0

時臣「ふむ、通常は召喚する際に現世の情報も伝わる筈ですが……恐れながら私から説明させて頂きましょう」

ギルガメッシュ「お、おう、しっかしどうしたんだお前、やけにへりくだって」

時臣「いえ、英雄王に万が一にも無礼があってはいけませんので」

ギルガメッシュ「ふふふ、何だか知らんが良い気分だな!くるしゅうない!話せぇい!」

時臣「はっ、実はかくかくしかじか」

(中略)

ギルガメッシュ「ふうむ、要するにその聖杯がありゃ願い事が叶うんだな」

時臣「はい、何卒、英雄王の力の程を私にお貸し願いたいと……」

ギルガメッシュ「ふっふっふ、上等だ!それがあればバッツとも戦えるしな!」

ギルガメッシュ「ん?いや、それよりも伝説の武器を沢山貰った方が良いのか……ええい悩む!!」

綺礼「……」



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 03:26:44.51 ID:BH2IG+Wl0

ギルガメッシュ「そうとなれば他のサーヴァントとやらを狩りにでも出かけるか!とうっ!」 ダッ

時臣「なっ……英雄王!」

綺礼「勝手に出かけてしまったようですが」

時臣「うむ、恐らくギルガメッシュは単独行動スキルを持つアーチャークラスとして現界したのだろう」

時臣「しかし計画に変わりは無い、彼が戻ってきた時に予定通りアサシンを差し向けてくれ」

綺礼「承知しました、我が師よ」



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 03:32:01.60 ID:BH2IG+Wl0

ギルガメッシュ「うお、な、なんだあ!この町は!!」

ギルガメッシュ「ううむ、どこを見ても凄まじい建物ばかりだな……まあいい」

ギルガメッシュ「とにかく例のサーヴァントとやらを……む、ただならぬ気配!!待て待てぇーい!!」

アイリ「あら?ねえセイバー、何か聞こえないかしら?」 ブロロロロ

ギルガメッシュ「待てぇぇぇぇぇーーーい!!!」

セイバー「いえ、空耳ではありませんか?」 ブロロロロ

アイリ「そうね、それにしてもタクシーも良いけど今度は自分で運転したいわ」 ブロロロロ

ギルガメッシュ「まっ……待てぇぇ……い……はぁ……はぁ……」

ブロロロロロロロロ……

ギルガメッシュ「はぁ……く、くそっ!今日のところはこのくらいにしといてやる!覚えときな!ぺっ!」



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 03:41:09.17 ID:BH2IG+Wl0

ランサー(サーヴァントを誘い出せと言われたものの……どうしたものか……ん?)

ギルガメッシュ「か、帰るにはどっちの道を行けばいいんだ……!?」 ウロウロ

ランサー(あれはサーヴァント!?しかしここでやりあうのはマズいな……)

ギルガメッシュ「むうう……お、おいそこの!何かこう、ここらでデカい屋敷を知らんか!?」

通行人「ひっ、わ、私忙しいので!」 ダッ

ギルガメッシュ「お、おい!逃げるな!くそー!」

ランサー「……」

ギルガメッシュ「おい!そこの奴はどうだ!?この辺でデカい屋敷を……」

通行人「……」 スタスタ

ギルガメッシュ「うおおい!む、無視するな!置いてかないでくれぇ~!!」

ランサー「……やれやれ、どこに行きたいんだ?」

ギルガメッシュ「!?」



10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 03:46:12.04 ID:BH2IG+Wl0

冬木市・郊外

ランサー「いいか、遠坂邸ならこの道を真っ直ぐ行った所だ」

ギルガメッシュ「うおお!恩に着る!」

ランサー「なあに、それよりも……」 ブオン

ギルガメッシュ「むっ!?」

ランサー「ここなら人に見られる心配もない、ここは一つ決闘と行こうじゃないか」

ギルガメッシュ「なにぃっ!き、貴様サーヴァントだったのか!」

ランサー「いかにも、クラスはランサー、いざ尋常に勝負!」 ダッ

ギルガメッシュ「ぬおっ!!?」 ガチィンッ

ランサー「固い……なるほど、その鎧が貴様の宝具か?」

ギルガメッシュ「ほ、宝具?」



11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 03:51:30.32 ID:BH2IG+Wl0

ギルガメッシュ「よく分からんが……ふん、貴様の槍も随分と良さそうな物じゃねぇか!」

ランサー「当然だ、我が槍を甘く見てもらっては困る」

ギルガメッシュ「ふっふっふ、気に入ったぞ、その宝具!この俺様が頂く!」 ビョーン

[ジャンプ]

ランサー「なにっ!?」

ギルガメッシュ「とおうっ!!」 ゴシャアンッ

ランサー「くっ!」 サッ

ギルガメッシュ「まだまだ!うおりゃあっ!」 ブオンッ

ランサー「ふっ……重い、なんて攻撃だ」 ガンッ

ギルガメッシュ「ふっふっふ、刀のサビにしてくれるわ!」



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 04:00:50.85 ID:BH2IG+Wl0

ランサー(一旦距離を……)

ギルガメッシュ「そうはいかんぞ!かまいたちぃ!!」 ブオッ

ランサー「!」

ギルガメッシュ「はーっはっはっは!このギルガメッシュ様は魔法にも堪能だということを思い知ら」

ランサー「ゲイジャルグ!」 ズバッ

ギルガメッシュ「なっ、なにぃ!?かまいたちを……」

ランサー「隙有りっ!!」 ズバシュッ

ギルガメッシュ「うぎゃああーーーっ!!」



14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 04:04:43.60 ID:BH2IG+Wl0

ランサー「まだまだ……」

ギルガメッシュ「ひー、すまん!俺が悪かった!命だけは見逃してくれぇ!」

ランサー「は……?」

ギルガメッシュ「すまん!本当にすまんかった!だから命だけはお助けを~!!」

ランサー「お、おい、その、俺は……」

ギルガメッシュ「このとお~り!どうか勘弁してくれぇ!お願いだぁぁ!!」

ランサー「はあ……勝手にしろ、貴様の様な奴は殺す価値も……」

ギルガメッシュ「ありがてぇ!それじゃあな!!今度会ったら覚えとけよ!!」 シュタタッ!

ランサー「早い……何なんだあいつは……」



17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 04:09:56.26 ID:BH2IG+Wl0

ギルガメッシュ「くっそぉ~、あのホクロ野郎めぇ~」

時臣「王よ、どうかなされましたか?」

ギルガメッシュ「いや、ちょっとサーヴァントと戦って傷をな、うむ」

時臣「なるほど……では……」 キュピピーン

ギルガメッシュの傷が回復した!

ギルガメッシュ「うおっ、な、何だ!?ケアルが使えるのか!?」

時臣「ケアル……?」

ギルガメッシュ「そういうことならさっさと言えよ!ありがとよ!へへっ!」

時臣「英雄王、少々お待ちを、実は……」 ゴニョゴニョ



18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 04:16:09.96 ID:BH2IG+Wl0

綺礼(というわけでギルガメッシュに計画を伝えた上でアサシンを送りこんだのだった)

アサシン「というわけで遠坂邸に来たのだった」 ガサガサ

アサシン「おー、いるいる使い魔達が、ははは、もっと俺を見ろー」 ガサガサ

アサシン「まあどうせ死ぬんですけどね俺、ええ、私が死んでも代わりはいるもの」 サッ サッ

時臣「来たようだな、英雄王、先程伝えた手筈通りに……」

ギルガメッシュ「ぐおおおおお……すぴー……うごごごご……」 ZZZ...

時臣「……綺礼」

アサシン「あれ?アーチャー寝てんじゃん、これって俺もしかして普通に生きて帰」

綺礼「自害せよアサシン(一人だけ)」

アサシン「ぐっはああああああああああああああああああああ!!!!」 ブシャーッ



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 04:27:17.96 ID:BH2IG+Wl0

冬木港

セイバー「その槍……貴様はランサーだな?」

ランサー「そういう貴様はセイバーか、相手にとって不足は無い!」

ギルガメッシュ「ふっふっふ、そしてこの俺は伝説の剣豪!ギルガメッシュ!!」 ドーン

セイバー「!?」 ビクッ

ランサー「!?」 ビクッ

ギルガメッシュ「ふっ、港でサーヴァントをずっと待っていたぞ!」

ランサー「……さあセイバー、剣を抜け!」

セイバー「ああ、いざ尋常に勝負……」

ギルガメッシュ「誰も来なかったらどうしようかと思っていたところだ!!」

セイバー・ランサー「の前に!!」 ズバッシュ

ギルガメッシュ「ぐわああああーーーーーっ!!!!」



21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 04:30:28.37 ID:BH2IG+Wl0

ギルガメッシュ「おのれぇぇぇ!!不意打ちとは卑怯なぁぁぁ!!!」

ランサー「これで邪魔者は片付いたなセイバー」

セイバー「ああ、一対一で勝負だ!」

ギルガメッシュ「ぐふう、ち、血も涙も無い奴らめ……だが……」 キュリリーン

ギルガメッシュの体力が回復した!

ギルガメッシュ「ふはははは!ギルガメッシュ復活ーーっ!!」

ギルガメッシュ「さあ!セイバー、それにランサー!この俺と勝負だ!!」

セイバー(ええい、さっきから何者だこの男は!鬱陶しい!!)

ランサー(ゲイボウで突いておくべきだった……俺としたことが……!)



22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 04:37:09.82 ID:BH2IG+Wl0

時臣「分かった……分かったぞ綺礼!」

綺礼「どうなさったのですか、我が師よ」

時臣「うむ、実は私はまだサーヴァントを召喚していなかったのだ」

綺礼「……言っていることがよく分かりませんが」

時臣「あのギルガメッシュは偽者……というよりも、恐らくは同名の別人だ」

時臣「次元の狭間を通じて別世界から偶然私のところへ落ちてきたらしい」

綺礼「は?」

時臣「何故か魔力供給もされないし零体化しないしで不思議だと思っていたのだが、ようやく謎が解けた」

時臣「と、いうわけでこれから再びサーヴァント召喚を行おうと思う」

アサシン(うっかりしすぎだろこいつ)



23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 04:44:04.17 ID:BH2IG+Wl0

ギルガメッシュ「うおっ、ちょ、おい!騎士が二対一なんて卑怯だぞぉーーっ!!」 ガンッ ギンッ

セイバー「黙れ!騎士の決闘を穢してただで済むと思うな!!」 ザンッ

ランサー「抉れ!ゲイジャルグ!!」 ザシュッ

ギルガメッシュ「うおーったったった!ちょ、タンマ!タンマっておぉーい!!」

ライダー「ふうーむ、何だろうなあ、アレは」

ウェイバー「ど、どうしたんだよライダー……」 ガクガク

ライダー「どいつもこいつも腕は達者なんだろうが、いかんせん読めんなあ」

ライダー「よおし、坊主!ここはわしらも馳せ参じようではないか!」

ウェイバー「ちょっ、ばっ、お前!あんなワケの分からないところに飛び込むなんて正気か!?」

ライダー「なあに、近くで見れば実力の程も掴めるというものよ、行くぞぉ!!」



24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 04:56:10.95 ID:BH2IG+Wl0

ライダー「ララララーイ!!」 ドガッシャアアアン

セ・ラ・ギ「「「!!?」」」

ライダー「全員剣を納めろ!王の前である!!」

ギルガメッシュ「な、なんだこの赤くてデカいオッサンは!!?」

ランサー(貴様がそれを言うか)

ライダー「我が名は征服王イスカンダル!此度の聖杯戦争ではライダーのクラスで現界した!!」

ライダー「うぬらとは聖杯を巡って剣を交える間柄だが、その前に一つ問うておくことがある」

ライダー「貴様らここは一つ……我が軍門に降り共に聖杯を狙ってみる気は無いか!!?」

ランサー「ふん……悪いがその提案には承諾しかねる」

セイバー「そもそも貴様は、そのような戯言を言う為に我らの勝負を邪魔立てしたと……」

ギルガメッシュ「し、従ったら剣をくれるのか!!?」ソワソワ

ライダー「おう、その程度ならいくらでもくれてやるぞ!はっはっは!!」

アイリ(ゆ、揺れてる!?)



25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 05:08:45.26 ID:BH2IG+Wl0

ギルガメッシュ「うぐぐ……しかし……」

ライダー「はっはっは、我が軍には名剣名槍がいくらでもあるぞ!どうだ!ここは一つ!」

セイバー「下賎な……物で人を釣るなど王としての在り方ではない!」

ライダー「ほお、貴様が噂に名高い騎士王か、こりゃ驚いた、まさかこんな小娘だとは!」

セイバー「その小娘の一太刀を浴びてみるか!征服王!」

ギル「ふん、この我を差し置いて王を名乗る不届き者が一夜に二匹も沸くとはな」

ライダー「ほおう、それでは貴様もまた王であると?」

ギル「否、王とは天上天下にこの我ただ一人、他は有象無象の雑種に過ぎん」

ギル「だがそんなことはどうでも良い、我が今、許せんのは……貴様だ!!雑種!!!」

ギルガメッシュ「なっ……い、いきなりどういうことだ?」



27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 05:15:10.42 ID:BH2IG+Wl0

ギル「まさか雑種風情が、王たるこの我と同じ名を名乗るとはな……」

ギル「その不敬は万死に値する!死んで償え雑種!!」 ブオン

ランサー「あれが奴の宝具か!」

ギルガメッシュ「うおっ!あ、あんなに武器が……ええい!羨ましい奴め!少しよこせ!!」

ギル「ふん、欲しいのならくれてやる」 ドンッ

ギルガメッシュ「うおっ、ちょっ……ウボァー!!!!」 チュドオオオン

セイバー「ギルガメッシュ!」

ギル「奴にその名で呼ぶな!汚らわしい!!」

ギルガメッシュ「うう……げほっ、お、俺が悪かった……さ、流石に4人で来られちゃ……」[ヘイスト][プロテス]

ギルガメッシュ「手も足も出ないぜ……」[シェル]

ギル「ふん……」

ギルガメッシュ「……ってのはウソだけどな!!!」[ジャンプ]

ギル「なっ、なにぃ!!?」



29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 05:24:44.09 ID:BH2IG+Wl0

ギルガメッシュ「とりゃああっ!!」 ズガァンッ

ギル「ちぃっ!」 スタッ

ギルガメッシュ「ふっふ、アレを避けるとは中々やるな!」

ギル「雑種風情が……天に仰ぎ見るべきこの俺を……同じ大地に立たせるか!!!」

ギルガメッシュ「うおっ!ちょっ、お、多過ぎじゃ……」

ギル「死ねぇぇぇぇぇい!!!」

ズドドドドドドドドドド……

ウェイバー「やったか!?」

ギル「ふん……痴れ者が、地獄で後悔を……む!?」

バーサーカー「■■■■■■―――――ッ!!!」

ギルガメッシュ「うおっつつ……へへへ、ありがとよ!助かったぜ!」

ギル「……」 ビキビキ



33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 05:31:28.38 ID:BH2IG+Wl0

ギル「おのれぇぇぇーーーっ!!!」 ドン ドン

バーサーカー「■■■■―――ッ!!」 ガン ガン

舞弥「なぜバーサーカーが今ここに?」

切嗣「まともな思慮のあるマスターならこんな混沌のただ中にサーヴァントを放とうとはしまいがな……」

ギル「ええい!最早許さんぞ雑種共!!」

ギルガメッシュ「うおお……こりゃあ良い剣だぜぇ……」

ギル「汚らわしい手で我が宝物に……ぐっ!時臣か!貴様如きの諫言で王たるこの俺に退けと!?」

ギルガメッシュ「んお?どうしたんだあいつ?貰っちまうぞ?」

ギル「チッ……命拾いしたな雑種共!今日のところはここまでにしておいてやる!!」 シュウウ……

ギルガメッシュ「うおっ!剣が!俺の剣が消える!!うおおおおお!!!」

ランサー「貴様の剣ではないだろう」



36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 05:38:29.72 ID:BH2IG+Wl0

ギルガメッシュ「俺の剣が……」

ライダー「やれやれ、アレも去ったところで改めて……」

バーサーカー「■■■―――■■■■―――ッ!!!」 バキンバキン

セイバー「っ!!?」 ガキィッ

アイリ「セイバー!?」

セイバー「くっ、こいつ何故……!」 ガッ ガンッ

バーサーカー「■■■■■■――――――ッッ!!!」 ブオンッ

セイバー「しまっ……!!」

ギルガメッシュ「デスクロー!!」 ガッシャアアアン

バーサーカー「■■■――――ッ!!?」

セイバー「ぎ、ギルガメッシュ……?」

ギルガメッシュ「へっ、あんたがこいつに倒されちゃあ、俺がその剣をブン盗れないからな!!」



37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 05:46:29.08 ID:BH2IG+Wl0

バーサーカー「■■……」

ランサー「悪いが、そこのセイバーとはこの俺が先約でな、どうしてもというならば……」 チャ

バーサーカー「……」 シュウウ……

ギルガメッシュ「おっ、あいつ帰って行ったぞ!」

セイバー「すまないランサー、ギルガメッシュ、助かった」

ランサー「なに、俺と貴様は騎士の戦いを誓った仲だ、また会おう、騎士王」 シュウウ……

ライダー「ふうむ、と、いったところで今日の戦はお開きと言ったところだな?」

セイバー「結局、貴様は何をしに来たんだ征服王」

ライダー「はっはっは、まあ良いではないかセイバーよ!我が軍門に下りたくばいつでも来い!!」

セイバー「さて……それでは貴様はどうする、ギルガメッシュ、望むならもう一度剣を交えても……」

ギルガメッシュは にげだした!



40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 05:52:20.79 ID:BH2IG+Wl0

遠坂邸

ギルガメッシュ「ふう、いやあ疲れたぜ、おーい時臣ー!」

ギル「ほお、どうやら貴様がここに召喚されたというのは本当らしいな?」

ギルガメッシュ「 」

時臣「英雄王、彼は畏れ多くも王の名を語る不埒者です、どうか存分にお裁きを」

ギル「良いだろう、我としてもこの雑種だけは生かしておくわけにはいかんからな」 パチン

ギルガメッシュ「うっ!急用を思い出したぜ!か、必ず戻ってくるからな!」 ダッ

ギル「逃がさん!ゲートオブバビロン!!」 ドン ドン

ギルガメッシュ「うおおおお!!助けてくれバッツゥゥゥ!!!」



バッツ「へっくし」



43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 06:00:51.27 ID:BH2IG+Wl0

数日後・冬木市商店街

セイバー「サーヴァントの姿は無いな、当然か……む?」

ギルガメッシュ「頼むぅ!!これで食えるだけの食料をぉぉぉ!!!」

店員「ダメに決まってんだろ!飯が食いたいならちゃんとした金持ってきな!!」

ギルガメッシュ「ぐぐ……そ、それじゃあコレだ!この斬鉄剣を買ってくれ!!頼むぅぅ!!」

警官「ええと、不審者がいるって通報を受けてきたんだけど」

ギルガメッシュ「あっ、ち、違うんです!私は怪しい者では無いんです!!」

警官「えー、もしもし、こちら冬木市商店街、刀を持った筋肉モリモリマッチョマンの変態を発見」

ギルガメッシュ「む、無実だ!俺は何もやってないんだぁぁ~~~!!」

警官「ええい!やかましい奴め!警察署へ行くがいい!!」

ギルガメッシュ「あ~れ~」


セイバー「 」



47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 06:07:34.01 ID:BH2IG+Wl0

アインツベルン城

切嗣「……」

アイリ「き、切嗣、セイバーを怒らないであげてちょうだい?ね?」

セイバー「す、すみません切嗣、しかし騎士として放っておくことも……」

切嗣「アイリ、別に僕は怒っていないよ、ただ驚いていただけさ」

切嗣「むしろこれは僕らにとってはチャンスだ、彼は当然、遠坂の内情を知っているだろうからね」

ギルガメッシュ「ええもう!売れと言われれば何でも喋りますぜ~!!?」

切嗣「それに彼がサーヴァントではないのも明らかになった、というわけで舞弥、取調べに当たってくれ」

ギルガメッシュ「うおっ!さ、さっき警官にもされたのに……そ、それだけはご勘弁を~!!」

舞弥「こちらです、来てください」

ギルガメッシュ「あ~れ~」

セイバー(口癖なのだろうか)



49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 06:15:11.99 ID:BH2IG+Wl0

ギルガメッシュ「出せー!ここから出してくれぇーい!!」 ドンドン

切嗣「舞弥、鍵はしっかり掛けておいたな?」

舞弥「はい、しかし彼が本気になれば破られてもおかしくないと思いますが……」

切嗣「気休めにはなるだろう、それに敵が攻めてきた時に悪戯に出てこられても困る」

セイバー「切嗣!結界の中にキャスターが……」

切嗣「言ったそばからコレだ、舞弥、アイリを連れて避難を、僕はここで迎え撃つ」

舞弥「分かりました」

ギルガメッシュ「ここを開けてくれぇぇ~~!!誰か~~!!」 ドン ドン

切嗣「……閉じ込めていなければ眉間を撃ち抜いているところだ」

ギルガメッシュ「うおお~~い!!聞こえないのか~~~!!!助けてくれぇぇ~~~い!!!」 ドン ドン



51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 06:21:04.67 ID:BH2IG+Wl0

城内

ケイネス「ケイネス・エルメロイ・アーチボルト、ここに推参した」

ケイネス「さあ、心置きなく魔術の競い合いと行こうではないか!!」

水銀「プルプル」

ケイネス「ふん、魔術師の面汚しが……よろしい、それではこれは決闘ではなく誅罰だ!」

水銀「!」 バシューン

ケイネス「やれやれ、またしてもこのような玩具か……アインツベルンは余程の……」

ギルガメッシュ「うおーーい!!誰かーー!!誰か出してくれぇぇーい!!!」 ドン ドン

ケイネス「!!?」 ビクッ



54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 06:24:30.01 ID:BH2IG+Wl0

ギルガメッシュ「おーーいおーーい!!!」 ドン ドン

ケイネス(何だコレは、コレもアインツベルンの仕掛けた罠か?)

ケイネス(いや、しかし罠だとしたらここまで分かりやすくはしまい)

ケイネス(念の為に調べさせるか……)

水銀「……」 プルプル

ケイネス(反応は無し……罠ではないのか……?)

ギルガメッシュ「誰かそこにいるのか!?お願いだ!開けてくれぇぇー!!」

ケイネス「ああ、仕方あるまい、今……」 ガチャ



ズドォォォォォォォォン



56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 06:35:37.68 ID:BH2IG+Wl0

切嗣「……まさか、アレに引っかかってくれるとはな、正直期待していなかったんだが」

ギルガメッシュ「 」 プシュー

ケイネス「やれやれ、ヴォールメン・ハイドラグムがいなければ危なかったぞ、アインツベルンの魔術師め……」

切嗣「なるほど、それで爆発を防いだのか……」 チャッ

ケイネス「Automatoportum defensio!!」 ガガガガガガ

切嗣「くっ……固有時制御・三倍速!!」 シュバッ

ケイネス「ふん!隠れたところで無駄だ!」 

水銀「!」 シュピピピッ

ギルガメッシュ「うう~む、いててて、何が……」

切嗣「ちっ!」 ズダダダダ

ギルガメッシュ「うおおおおいっ!!?」 ガガガガガ



57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 06:41:07.03 ID:BH2IG+Wl0

ケイネス「ほう、気がついたか」

ギルガメッシュ「むあっ!切嗣!どういうつもりだ貴様ーっ!!」

切嗣「固有時結界・二倍速!」 シュバッ

ギルガメッシュ「うぐっ!お、おのれぇ~!あいつめぇ~!!」

ケイネス「ほほう、貴様も思うところは同じのようだな、よろしい、ここは一つ手を組もうではないか」

ギルガメッシュ「おうよ!ところでよ、あんた名前なんていうんだ?」

ケイネス「ケイネス・エルメロイ・アーチボルトだ、ケイネスで構わん」

ギルガメッシュ「長い名前だな、ふっふっふ、とにかくお前はあっちから切嗣を追い詰めてくれ」

ケイネス「何か策があるのか?」

ギルガメッシュ「ふっふっふ、まあとにかく俺に任せておけぇい!」



61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 06:48:30.65 ID:BH2IG+Wl0

切嗣「ふっ」 ッタァン

ケイネス「ぐっはああああああああ!!!」 ブシャアアッ

切嗣(起源弾は当てることに成功した、これで奴はこれを警戒するだろう)

ケイネス「おのれ……アインツベルンめ……魔術師の恥晒しめ!」

切嗣(だが念の為だ、マシンガンを一つ取りに行くとするか、ここならすぐそこだ)

切嗣(もし次の起源弾が外れたとしても、敬遠してから3発目を……) ガチャ

ギルガメッシュ「ファファファ!こいつの中身は俺様が持ってるぜ!」 デデーン

切嗣「……」

ギルガメッシュ「ふっふっふ……って、これどうやって使」

切嗣「……」 ッタァン

ギルガメッシュ「ぐわーーー!!」 ブシュウッ



62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 06:53:31.62 ID:BH2IG+Wl0

切嗣「しまった、つい起源弾を……」

ケイネス「見つけたぞアインツベルン!ヴォールメン・ハイドラグラム!」

水銀「!」 ビシュシュッ

切嗣「くっ……固有時結界!三倍速!」

ケイネス「避けたか!だがそう何度もさせるか!」

切嗣(起源弾……!) チャッ

ケイネス「ふん、二度と同じ手は食わん!」 

ギルガメッシュ「ふははは!その通り!ケイネスを撃つ前にまずはこの俺を倒してみせ」

切嗣「……」ッタァン

ケイネス「ウボァー」 ゲボォ

ギルガメッシュ「ケイネスゥゥゥーーーッ!!!!」



65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 07:02:44.46 ID:BH2IG+Wl0

切嗣「ふぅ……」 スパー

ケイネス「ゲホッ……ゴホッ……ヒュー……」

ギルガメッシュ「ケイネス死ぬな!ケアルガ!」

切嗣「……」 コッ コッ

ギルガメッシュ「うぬぬ……切嗣貴様ぁ!!」

切嗣「……!」

ランサー「ギルガメッシュ!主は!?」 ザァッ

ギルガメッシュ「おおランサー!まだ生きてるぜ!連れてってやんな!」

ランサー「セイバーのマスターよ……ゆめゆめ忘れるな、貴様の命があるのは騎士王の高潔さ故だということを!」 ダッ

ギルガメッシュ「そういうことだ!覚えていろよー!!」 シュタタタタッ

切嗣「……」



66: >>63 マジか、にわかですまんこ 2012/07/07(土) 07:07:58.12 ID:BH2IG+Wl0

ケイネス「はっ!こ、ここは……」

ギルガメッシュ「おっ、起きたかケイネス!良かったな!」

ソラウ「そうね、心配したのよケイネス」

ギルガメッシュ「いやあ本当だぜ!一時はもう駄目かと思っ」

ソラウ「……ねえギルガメッシュ、ちょっとあなた外に出ていてくれない?」

ギルガメッシュ「ん、い、いやしかしよ……」

ソラウ「いいから、ね、邪魔だって言ってるのよ……?」

ケイネス「そ、ソラウ……私は……」

ギルガメッシュ「あ、ああ、おう、まあ夫婦だしな、仕方ねえな!」

ギルガメッシュ「へっ、それじゃあ幸せになんな!あばよ!」 ダッ


ポキッ

< ぎにゃあああああ!!!



67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 07:13:06.49 ID:BH2IG+Wl0

ギルガメッシュ「そんなこんなで再び宿無しになったのだった」

ライダー「む?なんだ、貴様はギルガメッシュではないか、どうしたのだ、こんなところで」

ギルガメッシュ「おおう!王様!助かったぜ!実は今行くところなくてよ!」

ウェイバー「お前……まさか僕らのところに来るつもりか?もう居候がいるってのに……」

ライダー「まあ小さいことを言うな坊主、一人や二人ぐらい養ってやれば良かろう」

ウェイバー「養うのはお前じゃなくて、お爺さん達だろ」

ギルガメッシュ「はっはっは、細かいこと気にしてるとデカくなれんぞ小僧!」

ライダー「然り!」

ウェイバー「うるさいなお前らは!ちょっとデカいからって調子に乗るなよ!!」



68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 07:20:15.74 ID:BH2IG+Wl0

マッケンジー宅

ギルガメッシュ「うわっはっはー!うーむイケる!!」

ウェイバー「……」

マッケンジー「わはははは、良い飲みっぷりじゃわい、ささ、もう一杯!」

ライダー「おお、かたじけない、はっはっは!」

ウェイバー「……」

ギルガメッシュ「うーい!へっへっへ、こう楽しいと歌でも歌いたくなってくるなあ!!」[カエルのうた]

マッケンジー「いやあ、こんな楽しく飲むのはいつぶりかのう」

ライダー「はっは!いやしかしこれは良い酒ですなあ!まるで心が澄み渡」

ウェイバー「お前らいい加減にしろよーーっ!!」



71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 07:30:28.47 ID:BH2IG+Wl0

ギルガメッシュ「そしてマッケンジー宅も追い出されたわけだが」

ギルガメッシュ「うう、寂しいよう、ひもじいよう」 グー

ギルガメッシュ「もう今日はこの橋の下で身を休めるしかないかぁ~……」

雁夜「 」

ギルガメッシュ「うぐぐ……天下のギルガメッシュ様がなぜこんなことに……」 グニッ

雁夜「うぐ……」

ギルガメッシュ「うおっと、すまん!」

雁夜「 」

ギルガメッシュ「……うう……バッツやファリスが恋しいぜ」



バッツ「へっくし!」

ファリス「へぷしっ!」



72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 07:35:21.22 ID:BH2IG+Wl0

ギルガメッシュ「うむむ……ふああ……なんだもう夕方か……む?」

龍之介「だーんなー!」

キャスター「ご照覧あれ!!龍之介ェェーーー!!!」

ギルガメッシュ「うおお、なんだなんだ、随分とヘンテコな奴がいるもんだなあ」

キャスター「ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるう るるいえ うがふなぐる ふたぐん」 ゴボゴボ

ギルガメッシュ「うむむ?なんだ?魔法か?うーむ……うおっ!?」

海魔「ギュシャーッ!」

ギルガメッシュ「ぬあっ!魔物め!あっちいけぇーい!」 ゲシゲシ

海魔「ギュシャーッ!」

ギルガメッシュ「うおうっ、い、いっぱい出てきた……あいつ召喚士か何かか!?」



76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 07:52:02.06 ID:BH2IG+Wl0

セイバー「キャスター」

キャスター「ようこそ聖処女よ、再びお目にかかれたのは恐悦の極み……」

キャスター「不肖ジル・ド・レイめが催す死と退廃の共演をどうか心行くまで満喫されますよう!」 ズゴゴゴゴ……

アイリ「キャスターが吸収されていく!?」

ライダー「よう騎士王!」

セイバー「征服王!」

ライダー「よーせよせ、今夜ばかりは休戦だ、今いろんな奴らに共闘を呼びかけて回っておるのだ」

セイバー「なるほど、分かった、今日だけは共に戦うことを誓おう」

ギルガメッシュ「ぬおー!ぬあんだこのタコどもはー!!オルトロスかぁーっっ!!?」 ブンブン

海魔「キシャアア!」

セイバー「……征服王、まさか奴にも声をかけたのか?」

ライダー「いやあ、かけておらん筈だが、どこから沸いて出たんだかなあ」



77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 07:57:00.82 ID:BH2IG+Wl0

アイリ「っていうことで、とにかく速攻で倒すしかないわ!」

ギルガメッシュ「ぬおー!こいつめこいつめ!」 バシバシ

海魔「キシャー」

ライダー「なるほど、しかし当のキャスター本人は分厚い肉の奥底ときた、さあて、どうする?」

ランサー「引きずり出せばいい、そうすれば俺のゲイジャルグは一撃で術式を破壊できる」

ギルガメッシュ「あだっ!うぬぬ!こいつめぇぇ!!」

海魔「ギシャアアア!」

ライダー「然り!ならば一番槍は頂くぞ!」

セイバー「ライダー、良かったらついでに奴を助けてやってくれ」

ライダー「はっはっは!おうとも!了解したぁ!!」

ギルガメッシュ「くそー!覚えていろよー!ゥがばゥ、ガボォ、ぶくゥ……」 ゴボゴボ

アイリ「沈んだわ」

ランサー「不憫だな」



81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 08:02:28.31 ID:BH2IG+Wl0

ライダー「ふんっ!」 ザバァッ

ギルガメッシュ「げほっ!ライダー!?ライダーじゃねえか!!」

ギルガメッシュ「ここの化け物はおっかねえしデカいのは出てくるし俺もう泣きそうだよ……」

ライダー「はっはっは、時にギルガメッシュよ、どうだ?あのデカブツを一緒に倒さんか?」

ギルガメッシュ「あ、あいつをか!?」

ライダー「どうした?怖いのか?」

ギルガメッシュ「な、なにおう!このギルガメッシュ様を甘く見るなよ!?で、攻略法は!?」

ウェイバー「とにかく速攻で倒せってさ、あんたに何か策はあるか?」

ギルガメッシュ「速攻か……ふっふっふ、とうとう俺の真の姿を見せる時が来たようだな……!」

ライダー「ほおう?というと?」

ギルガメッシュ「こういうことよ!!行くぜ!!ギルガメッシュチェーーンジ!!!」



83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 08:08:13.95 ID:BH2IG+Wl0

セイバー「なんだあの姿は……!」

ランサー「8本の腕に大量の武器、まるで鬼神と言ったところだな……」

ライダー「ほほう、これはまた稀有な奴、本気で我が軍に加えたくなるわい」

ギルガメッシュ「ふふふ、さあて!速攻で決めさせてもらうぜ!デスクロー!」

巨大海魔「ぐごごご」 ザシュウッ

ギルガメッシュ「ジャンプ!」 ビョーン

巨大海魔「ぐごごごご」 ドガァァッ

ギルガメッシュ「ミサイル!」 バビューン

巨大海魔「ぐごごごごご」 ドカァァァン

ギルガメッシュ「そしてこいつでトドメよ!最強の剣!エクスカリバァーーッ!!」 ジャキーン

セイバー「えっ」



92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 08:28:23.04 ID:BH2IG+Wl0

ギルガメッシュ「とうっ!」 ポコッ

巨大海魔「……」

ギルガメッシュ「でいっ!」 ポコッ

ライダー「……」

ギルガメッシュ「ほっ!」 ポコッ

ランサー「……」

ギルガメッシュ「ずえりゃああっ!!」 ポコッ

セイバー「……」 ピクピク

ギルガメッシュ「はぁはぁ……な、なんだこれは……さ、最強の剣じゃないのかーっ!!」 ブンッ

巨大海魔「ウギャアアアアアアアア」 ドズゴォォォン

アイリ「効いたわ!」

ウェイバー「なんで!!?」



96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 08:37:16.26 ID:BH2IG+Wl0

ギルガメッシュ「投げたら効いたぞ!」

セイバー「……貴様!」

ギルガメッシュ「うおっ!びっくりしたぁ!な、なんだ急に!」

セイバー「冗談にも程がある!あれがエクスカリバーだと!?ふざけるな!!」

ギルガメッシュ「何だと!?あれはちゃんと最強の剣だと……」

セイバー「黙れ!次元の狭間に落ちろ!」

ギルガメッシュ「な、なんだときさ……ぐわあああああああ!!!」 ベシーン

巨大海魔「フシュルルルル」

ランサー「あれだけ傷つけても即座に回復するのか」

アイリ「チマチマした攻撃じゃ効果は薄いってことかしら」

ギルガメッシュ「お……俺の心配も少しは……ぐふっ!」 ドサッ



97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 08:43:44.56 ID:BH2IG+Wl0

ギル「ふん……見物しに来たつもりが、中々愉快なことになっているではないか」

時臣「英雄王、何卒彼らにご尽力を」

ギル「断る、我の宝はあのような汚物に使う物ではない」

ギルガメッシュ「ぬあっ!あいつめ!あんな空の上に!こらァ!お前だけ汚いぞ!」

ギル「黙れ雑種」 パチン

ギルガメッシュ「あっぶねえええええ!!」ドン ドン

ギル「はっはっは!無様だぞ雑種め!!」

ギルガメッシュ「ぐぬぬ、あいつめぇ~……む!こいつは!」

セイバー「ライダー!少し時間を稼いでくれ!私が奴を倒してみせる!」

ライダー「そいつは構わんが少しばかり骨が折れるな、仕方あるまい、王の軍勢を……」

ギルガメッシュ「待て待てーーーい!!」

ライダー「む?」



100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 08:50:04.60 ID:BH2IG+Wl0

ギルガメッシュ「ふっふっふ、足止めはこのギルガメッシュ様に任せときな!とうっ!」 ダッ

ライダー「あやつめ、何をする気だ?」

ギル「……あの雑種、まさか!」

ギルガメッシュ「ハーッハッハ!さっき金ぴかが降らしてくれたこの宝具!!」

ギルガメッシュ「早速この俺が使い心地を試させてもらうぜぇぇぇ!!!」

ギル「雑種!貴様我の法具を……ぬうっ!?」 ガンッ

バーサーカー「■■■■■―――ッ!!!」 ドドドドド

ライダー「よおし!今だギルガメッシュ!」

ギルガメッシュ「でりゃあああああーーっ!!!」 ズシャアアアッ

巨大海魔「キギャアアアア」 ブチブチブチ

アイリ「やった!効いてるわ!」

ギルガメッシュ「ふっはっは、良い剣だ、偽・螺旋剣と名付けよう!」



102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 08:56:59.24 ID:BH2IG+Wl0

ライダー「よおし!準備は出来たか騎士王よ!」

セイバー「ああ、退いていろ征服王!」

ギルガメッシュ「ごはっ!ちょ、ちょっと待てえい!セイバー!この俺様がまだ……」

セイバー「はあああああああああ……」 キュイイイイン

ギルガメッシュ「やべぇ!ええい!ギルガメッシュスイミング!がぼっ!げほっ!」 バッシャバッシャ

ウェイバー「いけっ!セイバー!」

セイバー「エクス―――」

ギルガメッシュ「なにっ!?エクス……」

セイバー「カリバァァァァーーーーーーッッ!!!」 カッ


ズドオオオオオオオオンッッ



103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 09:03:50.19 ID:BH2IG+Wl0

アイリ「どうにか倒せたわね」

セイバー「ええ、それではアイリスフィール、私は少し……」

アイリ「あら、どうしたの?」

セイバー「恐らく今日・明日は誰も動きはしないでしょう、ですから今のうちにランサーとの決着を……」

ギルガメッシュ「あ、待て待てぇぇーい!」 ドンッ

セイバー「ギルガメッシュ!何の用だ!」

ギルガメッシュ「ふっふっふ、セイバーよ、決めたのだ、俺は貴様と戦うとな!」

セイバー「なんだと……?」

ギルガメッシュ「最強の剣エクスカリバーを持つ貴様との勝負、このギルガメッシュとして、これは避けては通れまい」

ギルガメッシュ「というわけで午前2時頃、冬木大橋で待つ!絶対来いよ!絶対だぞ!!」

セイバー「……」



104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 09:09:03.76 ID:BH2IG+Wl0

ギルガメッシュ「ファファファ、よく来たなセイバーよ!来なかったらどうしようかと思ったぞ!」

セイバー「騎士として挑戦を受けないわけにはいかない、そうだろうギルガメッシュ」

ギルガメッシュ「ふふん、俺は騎士ではないからよくは分からんが……その心意気や良し!」

ギルガメッシュ「さあセイバーよ!来い!貴様の持つエクスカリバー、この俺が貰い受ける!!」

セイバー「そう簡単に行くと思うなギルガメッシュ」

ギルガメッシュ「ふふふ、では……いざ!」

セイバー「尋常に!」

セイバー・ギルガメッシュ「勝負!!」



107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 09:18:34.96 ID:BH2IG+Wl0

ギルガメッシュ「ギルガメッシュチェーンジ!!!」

セイバー「来たか!」

ギルガメッシュ「ふはは!こうなった俺は一筋縄ではいかんぞセイバー!!」

ギルガメッシュ「食らえ!斬鉄剣!!」 ザンッ

セイバー「ッ!」 シュバッ

ギルガメッシュ「ふっふっふ、よくぞ避けた!だがこれはどうだ!」

ギルガメッシュ「ギルガメッシュフラーッシュ!!」 ピカーッ

セイバー「くあっ!?」 くらやみ

ギルガメッシュ「ふふふ見えなければどうしようもあるまい!終わりだセイバー!」 ブンッ

セイバー「……そこだっ!」 ガキンッ

ギルガメッシュ「ぬあにっ!?」

セイバー「卑怯な手を使わずに真正面から来いギルガメッシュ!」

ギルガメッシュ「うぬぬ、言わせておけば!」



109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 09:23:29.55 ID:BH2IG+Wl0

ギルガメッシュ「ジャンプ!!」 ビョーンッ

セイバー「なんの!」 ガキッ

ギルガメッシュ「デスクロー!!」 ザシュウッ

セイバー「はぁっ!」 バウッ

ギルガメッシュ「かまいたちぃぃ!!」 ブオンッ

セイバー「ストライク・エア!!」 ブアッ

ギルガメッシュ「はあ、ふっふっふ、互角といったところか!」

セイバー「ああ、だがもう終わりにするぞギルガメッシュ!」

ギルガメッシュ「おうとも!来い最強の剣!!」

セイバー・ギルガメッシュ「エクス――――」

セイバー・ギルガメッシュ「カリバァァァァーーーーッッ!!!!」



114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 09:31:19.18 ID:BH2IG+Wl0

セイバー「はぁ……はっ……」

ギルガメッシュ「ごはっ……な、なかなかやるじゃねえかセイバー……」

ギル「クックック……どうした?もう終わりか?」

セイバー「アーチャー!?」

ギル「なんとも無様なものだなセイバー、雑種、だが中々面白い見世物ではあったぞ」

ギル「褒美だ、貴様は特別にこの我自身が存在を消し去ってやろう」 ズズ……

ギルガメッシュ「うお、な、なんだ?あの剣は……」

ギル「『天地乖離す開闢の星』!!!」 ズオッ

ギルガメッシュ「ぬがっ!く、空間に穴が!?」



116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 09:35:48.97 ID:BH2IG+Wl0

ギル「ハーッハッハ!さあ!次元の狭間に消え去るがいい!!」

ギルガメッシュ「そ、それだけは、ご勘弁をぉぉぉぉ!!!」

セイバー「ギルガメッシュ!」

ギル「どうしたセイバー?この我を呼んだか?」

ギルガメッシュ「ぬ、ま、まずい!また次元の狭間に戻される!!」

セイバー「ギルガメッシュ!掴まれ!」

ギル「おっと、そうはさせんぞセイバーよ」

セイバー「くっ……」

ギルガメッシュ「せ、セイバーよ……生きてたらまた会おうぜ……いや、また会える気がするぜ……」

ギルガメッシュ「その時はオレも仲間……ふっなんでもねえよ……!」

セイバー「ぎ……ギルガメッシュ!!」


\あーれー/



118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 09:43:19.27 ID:BH2IG+Wl0

ギルガメッシュ「はっ!ここは……ぬあっ!?」

バッツ「ん?なんだあいつ、どこかで……あっ!」

ギルガメッシュ「バァァーーッツ!!はっはっは!見つけたぞ!ここで会ったが百年目!!」

バッツ「ギルガメッシュか!?生きてたのかよ!?」

ギルガメッシュ「ふっふっふ、この俺様があの程度でくたばるとでも思ってか!」

ギルガメッシュ「しかし、貴様と別れてからの俺の旅路は本当に辛い物だった、正に語るも涙、聞くも涙の……」

バッツ「あれ?おいギルガメッシュ、お前そこ、後ろになんか……」

ギルガメッシュ「うん?後ろ……って……うおおお!?ま、まさか次元の狭間がまだ!!?」

ギルガメッシュ「やだ!助けて!うおおお!くそぉぉ!覚えていろバッツ!俺は必ず戻ってくるぞぉぉぉ!!!」

バッツ「ちょっ、おい待てよギルガメッシュ!!ギルガメッシューーー!!!!」

\あーれー/

バッツ「……また行っちまったよ」

ファリス「おいバッツ何してんだ!昼飯できたって言ってるだろ!」

バッツ「あ、おう、へへっ、ありがとうなファリス!」

ファリス「ばっ、う、うっさいな!早く食べろよ!バカ!」



121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 09:51:20.69 ID:BH2IG+Wl0

というわけで……

言峰「ギルガメッシュ、ランサー、そいつらを始末しておけ」

セイバー「士郎!私の傍から離れないでください!」

士郎「分かった!」

ギル「ふん」 ドンッ

セイバー「っ!」

ランサー「おっとお!」 ガキィンッ

セイバー「ランサー!?」

ギル「ほお……貴様の獲物はそこの雑種の筈だが?」

ランサー「へっ、悪いが俺は降ろさせてもらうぜ!!」



122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 09:58:33.08 ID:BH2IG+Wl0

ギル「ふん、聖杯が目の前にありながら、みすみすそれを逃すとはな」

ランサー「英霊なんて連中はなあ!元々二度目の生なんぞに興味はねえんだよ!!」 ブンッ

セイバー「ランサー!しかしあなた一人では!」

「おおっと!間に合ったぁ!!」 

http://www.youtube.com/watch?v=7DuUT15c8SE



士郎「!?」

ギル「なっ……貴様は!!」

セイバー「な……あ、貴方は……なぜ今ここに!」

「へっ、あのまんま帰ったんじゃあ、カッコ悪いまま歴史に残っちまうからな!」

ギル「貴様ぁぁっ!一度ならず二度までも……この我の前に立ち塞がるか!!」



128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 10:04:43.85 ID:BH2IG+Wl0

ギルガメッシュ「おいセイバー、ところでそいつらは?」

セイバー「こちらは今度の聖杯戦争でのランサー、こっちは衛宮士郎です」

ギルガメッシュ「そうか……ランサー!そいつらのことは頼んだぜ!」

ランサー「お、おう!任せときな!」

ギルガメッシュ「士郎!お前の爺さん……強かったぜ!」

士郎「おっさん……」

ギルガメッシュ「セイバー!恋でもしてちったあ 女らしくなりな!」

セイバー「ギルガメッシュ……」

ギル「遺言は済んだか?ならば……死ねい!!」 ドン ドンッ

ギルガメッシュ「それはこっちのセリフだぜ!!」 ダッ

ギル「なっ……き、貴様!!」


[自爆]



132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 10:10:33.16 ID:BH2IG+Wl0

その後―――

ギルガメッシュがどうなったか知る者はいない。

だがしかし我々は信じている、あの愉快でドジでマヌケな

だけど何故かカッコいい、そんな彼がまた再び我々の前に現れることを。


「うおっ、どこだここは!?バッツ!バッツはどこだーーっ!!!」


おわり



135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 10:12:32.45 ID:BH2IG+Wl0

ぶっちゃけfateシリーズはアニメ見た程度のにわかなので
細かい設定とか色々アレしてるかもしれない、ごめんな、てへぺろ

ギルガメッシュの方は時間軸的に5での自爆後っていうか
DDFFやったらなんだか自爆後も生きてるっぽいこと書いてあったので書いた

正直今は反省している、すいませんでした



137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 10:13:56.37 ID:9p4NJU/Y0





141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 10:29:45.87 ID:6lZ65ahrO

まともに召喚されてたらこんな感じかな

筋力A 魔力B 耐久A+ 敏捷C 幸運C

逃げ足はやたら早いから敏捷もっと高いかもな
宝具は……源氏装備とエクスカリパーか


元スレ
ギルガメッシュ「なに!?聖杯戦争だとぉ!?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1341598528/