1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/22(金) 23:06:18.02 ID:70O/OZ0w0

優花里「うぅ……ん……」

優花里「ここ、格納庫? ……私なんでこんなとこで寝てたんでしょう?」

優花里「今日は早めに来て……来て、それから……」

優花里「思い出せない……」

沙織「わあ! 麻子、見て見て! わんちゃんがいるよ」

優花里「え?」キョロキョロ

麻子「犬くらいではしゃぐな」

沙織「だってほら! ウチの制服着てるよ!」

沙織「何かのイベントかな?」

麻子「……確かに着てるな、だがそんな情報はなかったぞ」

沙織「なら、飼い主さんの趣味なのかな?」

優花里「制服……わ、私ですか!!?」

沙織「うわっ吠えた」

優花里「えっ?」



2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/22(金) 23:10:34.80 ID:70O/OZ0w0

沙織「か、噛んだりしてこないよね?」

麻子「落ち着け。今のは威嚇ではないだろう」

優花里「……」

沙織「あ、なんか申し訳なさそうになった」

沙織「ごめんねー。ちょっとびっくりしただけだから」ナデナデ

優花里「ってなんで私を撫でてるんですか!?」

沙織「きゃ!」

麻子「いきなり手をだすからだ」

優花里「冷泉さんもですよ! なにかの悪戯ですか?」

沙織「麻子ー……なんか唸ってるよぉ」

麻子「大丈夫だ。そんなに凶暴そうな犬ではない」

麻子「噛まないとは言い切れないが」

沙織「う~……麻子の意地悪」

優花里「それは私のセリフです!」



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/22(金) 23:14:38.61 ID:70O/OZ0w0

みほ「みんなどうしたの?」

沙織「あ、みぽりんに華」

華「あら? 可愛いわんちゃんですわね」

沙織「でしょ! 私達が来たときにはもういたんだ」

みほ「わんちゃん?」キョロキョロ

麻子「正面にいるだろ。Ⅳ号の隣に」

優花里(その位置って完全に私ですよね? 新手のいじめですか……?)グス

みほ「Ⅳ号の隣って……」

優花里「西住殿ぉ~」ウルウル

沙織「そういえば、ゆかりんいないね」

みほ「え?」

華「そうですわね。お昼もご一緒しましたのに」

沙織「早退しそうには見えなかったけどなぁ」



7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/22(金) 23:18:23.19 ID:70O/OZ0w0

麻子「そもそも早退なら連絡があるだろう。もうすぐ来るんじゃないか?」

みほ「みんな?」

みほ「秋山さんはここにいるよね?」

沙織「え? どこどこ?」キョロキョロ

みほ「いや、正面に。ね?」

優花里「西住殿ぉ!」パァ

華「わんちゃんしか見えませんが……?」

沙織「確かにゆかりん犬っぽいけど……ってそれは酷くない?」

麻子「まぁ、どことなく似ているな。雰囲気が」

優花里「……」

みほ「ええと……」

亜美「お待たせー! 早速始めるわよ」



9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/22(金) 23:22:36.53 ID:70O/OZ0w0

亜美「って言いたいとこだけど、ちょっと急用が出来ちゃって今日の練習は中止ってことで……」

亜美「あら、可愛いわんちゃんじゃない。誰かの飼い犬? 凄い気合い入った衣装ね」

みほ「……」

優花里「……」ボーゼン

沙織「いやーそれが迷い犬らしくて」

亜美「そうなの。首輪もしてないし野良かしら?」

華「野良犬が服を?」

亜美「そうよねぇ……ってこんなことしてる場合じゃなかったわ」

亜美「他の子達には言ってあるから。今日くらい羽を伸ばしておきなさいね。それじゃ」

みほ(みんな本気で犬に見えてる?)

みほ(私が変なのかな……?)



10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/22(金) 23:26:50.86 ID:70O/OZ0w0

優花里(え? え? どういうことですか……?)

優花里(皆さんだけなら冗談かと思いましたけど教官まで)

優花里(私、ホントに犬だと思われてる?)

優花里(でもさっき、西住殿は……)

みほ「え、ええと、どうしよう、このわんちゃん」

優花里(あれ……)グス

沙織「そのうち帰るんじゃない?」

華「でも、迷子だったらどうしましょう」

麻子「飼い犬かどうかも分からないしな」

沙織「野良だったらみんなで飼っちゃおうよ」

麻子「ここでか?」

沙織「広いし、先生とかは滅多に来ないから大丈夫だよ」

華「いいですわね」



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/22(金) 23:30:09.02 ID:70O/OZ0w0

優花里「西住殿……気づいてください」グスン

みほ「!?」

みほ(やっぱり犬なんかじゃない……よね)

華「どうされました?」

みほ「ううん。なんでもない、なんでもないよ」ソ~

麻子「だが、飼い主がいたらどうする?」

沙織「そしたら、見つかるまで預かるってことで」

みほ「あ、秋山さん、なの?」ヒソヒソ

優花里「西住殿……西住殿ぉ」ギュ

みほ「どういうことなの?」ヒソヒソ

優花里「わかんないです……」

沙織「あ、そういえばゆかりん遅いね」

麻子「そうだな」

華「電話してみましょうか?」



14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/22(金) 23:33:24.89 ID:70O/OZ0w0

みほ「秋山さん携帯は?」ヒソヒソ

優花里「ポケットに」

みほ「電源切って」ヒソヒソ

優花里「は、はい」ピ

華「……繋がりませんわ」

沙織「そう……みぽりんにも連絡来てない?」

沙織「あ! みぽりんずるい! 私もわんちゃんと仲良くしたい!」

沙織「さぁおいで~怖くないよ~」

優花里「ど、どうしましょう?」

みほ「とりあえず、犬の振りしてて。なにか考えてみる」ヒソヒソ

優花里「は、はい」スタ

華「まあ」

麻子「おお」



17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/22(金) 23:38:38.00 ID:70O/OZ0w0

沙織「すごーい! サーカスとかに居たのかな?」

みほ「あ、秋山さん、立っちゃダメだよ」ヒソヒソ

優花里「えっあ、すみません」

沙織「あー……歩けたりはしないか、やっぱり」

華「残念ですわ」

優花里(はぁ……四つん這いで動くしかありませんね)ノソノソ

沙織「よしよーし」ナデナデ

優花里「わ、わん……」

みほ(とりあえず、みんなと秋山さんを離さないと)

麻子「お手」

優花里「わん……」ポフ

華「伏せ」

優花里「……」サッ

沙織「賢いねー」ナデナデ

優花里(恥ずかしい……)



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/22(金) 23:42:32.69 ID:70O/OZ0w0

みほ「あ、あの!」

沙織「なーにーみぽりん?」

みほ「今日は戦車道ないみたいだけど、みんなどうするのかなって」

沙織「う~ん、私はもうちょっとこの子と遊んでようかな」

麻子「私も」

華「私もそうしたいですわ」

みほ「そ、そう……」

優花里「あうう……」ショボン

 ・
 ・
 ・



22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/22(金) 23:46:21.05 ID:70O/OZ0w0

みほ「み、みんな。そろそろ暗くなってきたし」

沙織「そうだね。帰ろっか」

華「それでは、また明日お会いしましょうね」ナデナデ

優花里「はぅ~……」ヘロヘロ

麻子「では行くか」

みほ「わ、私ちょっと寄るところがあるからみんな先に帰ってて」

沙織「わかった。また明日ねー」

麻子「また明日」

華「それでは」

みほ「うん。それじゃね」

みほ「……ふぅ」

みほ「大丈夫? 秋山さん」

優花里「なんとか……」



23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/22(金) 23:48:13.58 ID:70O/OZ0w0

みほ「それにしても……このままじゃお家に帰れないよね」

優花里「そう、ですね」

みほ「……私の部屋、来る?」

優花里「いいんですか!?」パァ

みほ「うん」

優花里「ありがとうございます」ウルウル

 ・
 ・
 ・



26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/22(金) 23:52:27.68 ID:70O/OZ0w0

優花里「西住殿……手と膝が痛いです」ヨロヨロ

みほ「もうちょっとだから頑張って」

優花里「こんな大通りで四つん這いなんて恥ずかしい……」

みほ「大丈夫、みんな犬にしか見えてないから」

優花里「それちょっとショックです」

みほ「ほら、そこ曲がったら寮が見えるから」

優花里「頑張ります……」ヨタヨタ

みほ「着いたよ」

優花里「はぁ……はぁ……」クター

優花里「あの体勢で……ずっと歩くの、しんどいですね」

みほ「お疲れ様。お風呂沸かしちゃうからちょっとまってね」

優花里「はい。ありがとうございます……」

みほ「さてと、それじゃ色々質問していいかな?」

優花里「答えられる範囲なら」



28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/22(金) 23:57:22.49 ID:70O/OZ0w0

みほ「えっと、どうしてみんな秋山さんって気づかないのか分かる?」

優花里「いえ、私も全然見当が……」

みほ「なにかないの?」

優花里「何かと言われましても……授業終わりにハンガーに行って」

優花里「それから……」

みほ「それから?」

優花里「思い出せないんです。ハンガーに入ってから記憶がなくて」

優花里「気づいたらⅣ号の脇で寝ていたみたいで、武部殿達が……」

みほ「そう……」

 ピピピ

みほ「あ、お風呂沸いたみたい。秋山さんどうぞ」

優花里「え、ですが……」

みほ「いいのいいの」

優花里「それじゃあ、お言葉に甘えて」



30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/23(土) 00:03:08.51 ID:S+TqOjVI0

 チャポン……

優花里「ふぅ……気持ちいい」

みほ「お湯加減どうかな」

優花里「は、はい。ちょうどいいです」

みほ「そう。よかった」ガラ

優花里「へっ……///」

みほ「一緒に入ろ」

優花里「あ、あああ、あの……」

みほ「ダメ?」

優花里「いえ、そんなことは」

みほ「えへへ」

優花里「あぅぅ///」

みほ「♪~~」ゴシゴシ



33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/23(土) 00:09:02.78 ID:S+TqOjVI0

優花里(あうぅ…2人きりだと変に意識してしまいます……)

優花里「/////」チラ

みほ「ん?」

優花里「っ///」サッ

みほ「♪~~」ワシャワシャ

優花里「わ、私もう出ますね」ワタワタ

みほ「う、うん。タオル置いてあるから」

ガラ…

みほ「ふふっ可愛い」

みほ「いつもみんなで入ってるのに」

みほ「でも、今は私しか秋山さんって分かってないんだよね……」

みほ「私だけの優花里さん……」

みほ「うふふ」



38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/23(土) 00:14:47.84 ID:S+TqOjVI0

みほ「お待たせー」

みほ「あれ? また制服着たの?」

優花里「はい。今はこれしかありませんし、さすがに着替えを取りには戻れませんから」

みほ「なら、私のパジャマ着て良いよ。替えのがあるから」

みほ「あ、下着も同じのじゃ気持ち悪いよね」

みほ「たしか使ってないのがあったはず……ブラは合わないと思うから我慢してね」

優花里「そ、そんな。私は泊めていただけるだけでも……」

みほ「遠慮しないの」ゴソゴソ

みほ「あった。はい、これ」

優花里「あ、ありがとうございます」

優花里「着替えて来ますね」

みほ「洗濯物はカゴに入れておいて」

優花里「はい」

みほ「その間にご飯作っちゃお」



40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/23(土) 00:18:09.23 ID:S+TqOjVI0

優花里「お待たせしました」

 トントントン

みほ「お帰りなさい」ニコ

みほ「晩ご飯カレーでもよかった?」

優花里「はい、すみません……」

みほ「気にしなくて良いよ。好きでやってるんだし」

優花里「何かお手伝いできることは」

みほ「なら、材料切るの手伝って」

優花里「はい!」

みほ「あ……」

優花里「どうしました?」

みほ「秋山さん、タマネギ大丈夫?」

優花里「タマネギ……って西住殿まで犬扱いしないでくださいよ!」

みほ「あはは、冗談冗談」

優花里「もう」



42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/23(土) 00:22:15.74 ID:S+TqOjVI0

 ・
 ・
 ・

優花里「ごちそうさまでした」

みほ「お粗末様でした」

みほ「ところで、お家の人は大丈夫なの?」

優花里「西住殿のところで作戦会議ってメールをしておきました」

みほ「そう、でもさすがにこの土日が限界だね」

優花里「このまま誰にも気づいて貰えなかったら……」

優花里「私はどうすれば……」

みほ「だ、大丈夫だよ。きっとなんとかなるから」

優花里「西住殿ぉ」ウルウル

みほ「今日は色々あって疲れたでしょ? もう寝よう?」

優花里「はい……そうします」



45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/23(土) 00:27:06.79 ID:S+TqOjVI0

みほ「どうぞ」ポフ

優花里「えっ」ドキ

みほ「お、お布団これしかないから」

優花里「わ、私は毛布か何かあればその辺で」

みほ「風邪引いちゃうよ?」

優花里「いや、でも……」ドキドキ

みほ「いいから」グイ

優花里「わっ」ボフ

みほ「ね?」

優花里「あうぅ///」

みほ「狭くない? その、もうちょっとこっち来てもいいよ?」

優花里「だ、大丈夫であります」

みほ「寝てる間に落ちたら大変だし」

優花里「……なら、少しだけ」モソモソ



46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/23(土) 00:31:14.69 ID:S+TqOjVI0

みほ「おやすみ」

優花里「お、おやすみなさい」

みほ(優花里さんがすぐ隣に……ああ、触りたい撫でたい抱きしめたい)

みほ(もっと近くに……)ノソノソ

優花里「っ///」ドキン

みほ(ぎゅってしたい、でもさすがにこれ以上は我慢しなきゃ)

優花里「/////」

みほ(そうだよ。明後日までは一緒にいられるし)

みほ(焦って行動したらだめ)

みほ(我慢、我慢……)

 ・
 ・
 ・



49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/23(土) 00:36:06.67 ID:S+TqOjVI0

優花里「んん……ふあぁ~……」

みほ「おはよう秋山さん」

優花里「あ、お、おはようございます」

みほ「よく眠れた?」

優花里「はい、お陰様で……ふわぁ~」

みほ「朝ご飯、準備出来てるから顔洗って、歯を……」

みほ「そうそう、歯ブラシ新しいの開けるね」

優花里「すみません……」

みほ「だから、そう気負わないで」ニコ

優花里「でも……」

みほ「朝なんだから、シャキッとしていこ!」

優花里「はい」



52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/23(土) 00:41:52.28 ID:S+TqOjVI0

 ・
 ・
 ・

みほ「う~ん……」

優花里「こうなった原因が分からないと、どうしようもありませんね」

みほ「人が犬に見える薬、とかないのかな」

優花里「そんなのがあったら世の中大混乱ですよ」

みほ「だよねー」

優花里「はぁ……もしこのまま戻らなかったら」

優花里「私は犬として生きていくんでしょうか」

みほ(……それもいいかも)

みほ「な、なんとかなるよ……たぶん」

優花里「たぶん……」シュン



53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/23(土) 00:45:31.26 ID:S+TqOjVI0

みほ「もしかしたら、もう戻ってるかも知れないし」

みほ「誰か呼んでみて……」

 ピンポ~ン

優花里「お、お客さんですか?」

みほ「みたいだね」

みほ「はーい」ガチャ

沙織「みぽりん! あの子がいなくなっちゃった!」

みほ「あの子?」

沙織「わんちゃんだよ! 昨日格納庫にいた」

みほ「あ……」

沙織「もし野良だったらこっそり飼っちゃおうって、準備して行ったのに」

沙織「野良じゃなくても飼い主さんが見つかるまでって……」

みほ「そ、その子なんだけど……えっと……」

沙織「何か知ってるの?」



56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/23(土) 00:49:26.87 ID:S+TqOjVI0

みほ「知ってるっていうか……家にいるっていうか」

沙織「え?」

みほ「昨日別れた後に、このままだと凍えちゃうかなって思って」

みほ「連れてきちゃった」エヘヘ

沙織「ええー!」

沙織「じゃ、じゃあいまあの子いるの?」

みほ「う、うん」

沙織「よかったぁ~」ヘタ

沙織「いま会ってもいいかな?」

みほ「うん。どうぞ上がって」

沙織「お邪魔しまーす」

優花里「……」チラ

みほ「……」ドキドキ



58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/23(土) 00:53:50.89 ID:S+TqOjVI0

沙織「きゃー会いたかったよわんちゃん!」キャッキャ

優花里「あぅぅ……」グス

みほ「あはは……」

沙織「ここってペットOKなんだっけ?」

みほ「ホントはダメなんだけど、お休みの間だけ」

みほ「月曜に学校でみんなに相談しようと思って」

沙織「昨日は結構冷え込んだしね。ナイスだよみぽりん!」

沙織「そうそう、今日はね」ゴソゴソ

沙織「じゃーん。首輪を買ってきました! 百均だけど」

みほ「首輪……」

沙織「付けてもいいかな?」

みほ(優花里さんに首輪……)

みほ「……それくらいなら」

優花里「ちょっ……西住殿!?」



59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/23(土) 00:57:16.27 ID:S+TqOjVI0

沙織「やった」

優花里「わ、私は嫌ですからね」

沙織「みぽりんの後ろに隠れちゃった。すごい懐いてるみたいだね」

沙織「押さえといて」ニコ

みほ「うん」ガシ

優花里「に、西住殿! い、いや」

みほ「ごめんね」

沙織「さあ! 大人しくするのだ!」カチャカチャ

優花里「武部殿もちょっとストップ! 待って! お願いですから!」

沙織「こうして、留めてっと」

優花里「うぅ……ヒドイです」



62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/23(土) 01:00:20.43 ID:S+TqOjVI0

沙織「可愛い~」

みほ「そうだね」

優花里「かわ///……ってそんなんじゃ騙されませんよ!」

沙織「あんなにはしゃいで、喜んでるのかな?」

みほ「きっとそうだね」

優花里「西住殿は聞こえてますよね!?」

沙織「でも何でパジャマ着てるの?」

みほ「えっ」

沙織「昨日帰った後に調べたんだけどさ」

沙織「確かに可愛いけど、家の中とか暖かいところならあんまり必要ないんだって」

沙織「抜け毛が散らないようにってのもあるみたいだけど、生え替わりの時期は過ぎちゃったし」

みほ「そ、それは……」

沙織「ってことで、脱がしちゃおう!」ガバッ

優花里「うわ! 武部殿! ダメです、無理!」



63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/23(土) 01:04:11.59 ID:S+TqOjVI0

沙織「ほらほらー逃げちゃダメだよ」

優花里「逃げますよー」

沙織「さあ、もう逃げ場はないぞ-」

優花里「西住殿ぉ」フルフル

みほ(昨日一緒にお風呂入ったけど……今は……)

みほ(首輪で裸の優花里さん……いい///)

みほ「秋山さん、こっちこっち」ヒソヒソ

優花里「あ、ありがとうございます」ウルウル

沙織「あれ、どこ行くの!? 脱衣所?」

優花里「助かりました、西住殿」

みほ「ね、脱いじゃおう」

優花里「はい」

優花里「え? えぇえええ!!」

優花里「さすがにまずいです! 出来ませんよ!!」



65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/23(土) 01:07:57.33 ID:S+TqOjVI0

みほ「沙織さん真面目に言ってるみたいだし」

優花里「そこは寒さに弱いとか理由を付けて……」

みほ「部屋は暖かいし」

優花里「そんな……恥ずかしいですよ////」

みほ「一緒にお風呂にも入ったんだから、気にしなくても」

優花里「で、では、西住殿は脱げますか!?」

みほ「……恥ずかしいかな」

優花里「ですよね? ですよね?」ウルウル

みほ「でも、今は秋山さん、わんちゃんだし」

優花里「西住殿ぉ~」グス

みほ「秋山さん」テヲトッテ

優花里「うぅ/////」

みほ「お願い」ウワメヅカイ

優花里「あぅっ////」ドキッ



67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/23(土) 01:12:31.36 ID:S+TqOjVI0

優花里「わ、分かりました……脱ぎますから、その……///」

みほ「わんちゃんはひとりで脱げないよ?」

優花里「じゃ、じゃあせめて後ろを向いて……」

みほ「うん」クル

優花里「あぅぅ……恥ずかしい///」シュルシュル

みほ「もう大丈夫?」

優花里「はぃ///」

沙織「みぽりーん? 何やってるの?」

みほ「す、すぐ戻るよ!」

みほ「行こ、秋山さん」

優花里「あうぅ~////」

沙織「あ、服脱がせてたんだ」

みほ「うん」

優花里「私は犬・・・・・・犬///////」カアァ



69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/23(土) 01:18:01.34 ID:S+TqOjVI0

みほ(裸で首輪して四つん這いの優花里さん////)

みほ(ああもう・・・・・・襲いたい///)

沙織「でも何で脱衣所で?」

みほ「えっ・・・・・・それは、ほら、毛とか舞っちゃったら掃除大変だし」アセアセ

優花里「毛なんてないですよ!!!!」

沙織「なんて犬かな~」

みほ「さ、さあ」アハハ

沙織「可愛いなぁ~わんちゃんってお腹撫でられると喜ぶんだよね」

みほ「そうなの?」

沙織「そうそう。ほらーおいでー」

優花里「む、無理ですよぉ///見られてるだけでも恥ずかしいのに///」

みほ「おいで」ニコニコ

優花里「西住殿ぉ助けてくださいぃ//」



71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/23(土) 01:22:54.13 ID:S+TqOjVI0

沙織「ああん。またみぽりんのところに隠れちゃった」

みほ「ごめんね」グイ

優花里「え」コテン

みほ「気持ちいいかな?」ナデナデ

優花里「え・・・・・・な、なにして/////」

沙織「おお、手慣れてる・・・・・・」

優花里「待ってください///い、いろんなとこ丸見え////」ジタバタ

沙織「私にもやらせて」ナデナデ

優花里「ひゃうん///あっ//待って・・・・・・くすぐったあはははは」

みほ(優花里さん可愛い優花里さん可愛い優花里さん・・・)ナデナデ

優花里「あはははははっ・・・んあっ///に、西住殿っそこお腹じゃなくて内ももぉっ///」カアァ

優花里「胸もだめっ・・・です・・・・・・ぁ///」

優花里「んんぅっ///ホントにだめですっ・・・・・・よ///」ピクン

沙織「なんかすごいキュウキュウ言ってるけど大丈夫かな・・・・・・」

沙織「もしかして撫ですぎた?」



73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/23(土) 01:29:04.80 ID:S+TqOjVI0

みほ(優花里さんの肌きれい・・・・・・可愛い、大好き)ナデナデ

優花里「ん・・・・・・あっ////」

沙織「みぽりん?」

みほ「あっ・・・・・・なに? 沙織さん」ピタ

沙織「わんちゃん大丈夫かな?」

優花里「はぁ・・・・・・ふぅ・・・・・・////」クター

みほ「う、うん大丈夫大丈夫」

みほ(つい夢中になっちゃった・・・・・・///)

沙織「なら良かった」

沙織「さて、もうこんな時間」

沙織「私はそろそろ帰るよ。これから麻子とデートなんだ」エヘヘ

みほ「デート!?」

沙織「映画観に行くだけなんだけどね」



75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/23(土) 01:37:37.26 ID:S+TqOjVI0

みほ「そっか。楽しんできてね」

沙織「うん! それじゃね。バイバーイ」

みほ「また学校で」

みほ「だ、大丈夫、秋山さん?」

優花里「酷いですよぉ・・・・・・いきなりあんなこと///」

みほ(もう、いいよね・・・・・・///)

みほ「ごめんね」ギュ

優花里「え///あの//」

みほ「優花里さん・・・・・・///」ペロ

優花里「はぅっ///に、西住殿?」

みほ(優花里さんの匂い・・・・・・)スンスン

優花里「ちょ、は、恥ずかしいですよ////」

みほ「嫌? 嫌ならやめるよ」ペロ

優花里「そんな・・・・・・卑怯です・・・・・・」フルフル



78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/23(土) 01:42:48.50 ID:S+TqOjVI0

みほ「し、しちゃうよ?」ドキドキ

優花里「はぃ・・・////」

みほ「好き」チュ

優花里「んぅ///・・・・・・ん・・・・・・んぁ///」

みほ「ん・・・・・・んちゅ・・・・・・///」ソッ

優花里「あっんんぅ///そこはぁ//はぅっ//」ビク

みほ「もう濡れてる・・・・・・優花里さんってえっちだね」

優花里「だって・・・んっ・・・さっきから変なぁっ・・・とこ//」

みほ「ってことは、沙織さんの前でこんなになっちゃってたのかな?」サスサス

優花里「ひゃっ・・・い、言わないでぇ・・・////」ピク

みほ「可愛いよ優花里さん///」クイ

優花里「んんーっ・・・あっ・・・ああっ///」ビクビク

みほ「我慢しなくてもいいんだよ。もっと、声聴かせて」クリ

優花里「そんな・・・ぁ・・・恥ずかし・・・ぃっ・・・んああ!//」



80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/23(土) 01:49:13.28 ID:S+TqOjVI0

みほ「大丈夫。私にしか聞こえないから」クチュクチュ

優花里「ああっ・・・んっ・・・はぅっ・・・・・・ぁあああっ///」ビク

みほ「イっていいよ//」クチュクチュ

優花里「だっ・・・め゛ぇ! ああ゛あ゛っ・・・・・・っ・・・・・・っ゛・・・あああっ///」ビクン

みほ「もっと、もっとたくさん///」クリュ

優花里「イ゛ってましゅぅ!! イって・・・ましゅからぁ!」ガクガク

優花里「ま、またぁ!! くるっ//イ゛っ・・・んぁああっ・・・・・・あっ・・・・・・っ・・・////」

みほ「えへへ・・・・・・床がびしょびしょだよ」

優花里「はぁ・・・はぁ・・・らってぇ・・・に、西住殿がぁ・・・」クター

みほ「優花里さんって感じやすいんだね…でもまだこれからだよ」ヌギヌギ

みほ「私もこんなになっちゃった////」ツー

優花里「っ//////」凝視

みほ「人のこと言えないなぁ///」

みほ「一緒に、気持ちよくなろ///」カアァ



82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/23(土) 01:56:19.83 ID:S+TqOjVI0

優花里「西住殿!」ガバ

みほ「きゃっ」

優花里「西住殿、西住殿ぉ////」ペロペロ

みほ「くすぐったいよぉ…優花里さんほんとのわんちゃんみたいだよ」

優花里「ご主人様ぁ~////」スリスリ

みほ「っ////」ドキ

みほ(い、いますごいドキッとした……)

優花里「大好きです///西住殿//」ギュウ

みほ「わ、私だって優花里さんのこと、大好きだよ」

優花里「はうぅ///」キュウン

みほ(ご主人様……優花里さんの……///)

みほ「ね、優花里さん…今のもう一回言って//」モジモジ

優花里「す、好きです//」

みほ「その前の…///」

優花里「……ご、ご主人様?///」カアァ



84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/23(土) 02:00:51.92 ID:S+TqOjVI0

みほ「優花里さんっ//」ギュウ

優花里「ふぇっ///」

みほ「それいい////」キュン

優花里「えっ…あの、あれは勢いっていうか…く、首輪してるせいでしょうか」アハハ

みほ「今日だけ、お願い…///」

優花里「うぅ……ほんとに、今日だけですからね」

優花里「ご、ご主人様///」

みほ「優花里さん///」ナデナデ

優花里「はうぅ……////」

みほ「続き、しよ?」

優花里「はい、ご主人様////」チュ

みほ「んっ……んむ…」

優花里「ぷはっ……今度は私が可愛がってあげます」

 ・
 ・
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85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/23(土) 02:04:43.75 ID:S+TqOjVI0

みほ「っ…はぁ…はぁ……」クタ

優花里「はぁ……はぁ……っはぁ…」クテ

みほ「今更だけど、ごめん…ね」

優花里「な、何がですか?」

みほ「こんな無理矢理……」

優花里「確かに、順序逆ですね」

みほ「優花里さん、そ、その、もしよかったら……付き合ってください//」カァ

優花里「も、もちろんです///ご主人様//」エヘヘ

みほ「もぅ……////」カアカ

優花里「もし、もしですよ? このまま戻らなくて、みんなから犬としか思われなくても」

優花里「西住殿と一緒にいられるなら、それもいいかな……なんて///」

みほ「大丈夫、きっと戻るよ」ギュ

優花里「でも、そうしたらホントのご主人様ですよ?」

みほ「……このままでもいいよね?」

優花里「身代わり早すぎますよ!」



87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/23(土) 02:09:12.79 ID:S+TqOjVI0

みほ「えへへ///だって、私も優花里さんと一緒にいたいから」

優花里「っ//」

みほ「好き///」

優花里「私も大好きです///」

みほ「私の方が大大大好きだもん//」

優花里「私だって大大大大好きです!//」

みほ「私は大大大大大――」ぐぅ~

みほ「あっ////」カアァ

優花里「あはは。もう夜近いですからね。お昼も食べてませんでしたし」

みほ「夕ご飯にしちゃおっか」

優花里「手伝います」

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89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/23(土) 02:14:16.34 ID:S+TqOjVI0

 ピンポ~ン

みほ「うぅん…もう朝……誰だろ……」モゾモゾ

優花里「くぅ……すぅ……」Zzz

みほ「起こさないようにっと……」ソ~

みほ「あ、服着なきゃ……よしっと」

みほ「はい」ガチャ

沙織「おっはよーみぽりん!」

みほ「沙織さんに……」

麻子「朝からすまんな」

華「私達もあのわんちゃんに会いたくて」ウキウキ

沙織「来ちゃいました!」

麻子「寝起きみたいだし後で出直しても……」

みほ「ううん大丈夫。どうぞ」

沙織「やったーさっすがみぽりん」



91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/23(土) 02:20:46.61 ID:S+TqOjVI0

華「では、お邪魔させて……」

優花里「ご主人様~急に居なくならないでくださいよぉ~」グス

沙織「えっ……」

麻子「……」

華「あらあら……」

沙織「ゆかりん……?」ボーゼン

優花里「えっ! あ……ああ///」カアァ

麻子「そ、その、なんだ……服くらいは着た方がいいというか///」

華「首輪……///」

みほ「あ、あの! これには訳があって、その……///」

沙織「し、失礼しましたー!!!」

麻子「ほ、ほどほどにな……おい待て沙織!」

華「それでは」ペコ



93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/23(土) 02:27:00.59 ID:S+TqOjVI0

みほ「……////」

優花里「……////」

みほ「よ、よかったね、戻って……///」

優花里「あ、明日から学校行けませんよ!!!///」

みほ「わ、私だってすっごく恥ずかしいよぉ!///」

優花里「こうなったら、責任、とってもらいますからね///」

みほ「ゆ、優花里さんこそ、ずっと私の隣にいてもらうんだから//」

 ・
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 ・

沙織「ねぇ麻子」

麻子「んー?」

沙織「実はさ、あのわんちゃんに買った首輪は、もう一個あるんだけど……///」モジモジ



95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/23(土) 02:32:16.19 ID:S+TqOjVI0

麻子「なんだ、そんなことか」

沙織「え? いいの!?」

麻子「まぁ興味がないわけじゃないしな//」

沙織「じゃ、じゃあ////」

麻子「ほら、来てみろ。付けてやるから」

沙織「ちっがーう!! 私じゃなくて麻子が付けるの!」

麻子「断る! なんで私が」

沙織「いいじゃん! いつも私のベッドでにゃあにゃあ言ってるんだから!」

麻子「さ、沙織だって、朝私の布団に潜り込んで身体すりつけてくるだろ!」

沙織「そ、それはいいの!////」

麻子「意味が分からん」

 おわり



100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/23(土) 02:51:43.48 ID:MX2l7U7Y0

すごく興奮した
さおまこも読みたい


元スレ
沙織「わあ! わんちゃんだよ!」優花里「え?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1363961178/