1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/04(日) 20:49:06.42 ID:IsyKLNZZ0

セイバー「シロウ、ガラクタいじりですか?」

士郎「うん、一成に頼まれて修理してるんだ」

セイバー「何かお手伝いできますか?」

士郎「あ、じゃあバールのようなものを持ってきてくれ」

セイバー「バールのようなもの?」

セイバー「……」ウーン

セイバー「バールですか?」

士郎「そうそう、バールのようなもの」

セイバー「バールではダメですか?」

士郎「ん?全然いいよ」

セイバー「ではバールを持ってきます」

セイバー「サクラ、バールはどこにありますか?」

桜「えぇっと、バールのようなものなら押入れの中にあったと思います」

セイバー「バールのようなもの……」

セイバー「バールはないのですか?」



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/04(日) 20:51:11.45 ID:IsyKLNZZ0

臓硯「のぅ、桜や」

桜「なんですかお爺様」

臓硯「その、あの、実はじゃな……」

桜「はい」

臓硯「あ、新しい使い魔をな?一匹増やしたいと思ってのぅ……」

臓硯「オカメインコなんじゃが……」

臓硯「飼ってもいいかのぅ……?」

桜「またですか?もうインコは3羽も飼っているでしょう?」

臓硯「……オカメは飼っていないんじゃ」

桜「駄目ですよ、いつも欲しがるだけでお世話はハサンさんがしてるんですから」

桜「それにインコを使い魔に使ったことなんてないでしょう」

桜「駄目です」

臓硯「ちゃんと儂が世話するから……!」

桜「駄目です!!」

臓硯「……うむ……分かった」ショボン



7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/04(日) 20:53:28.13 ID:IsyKLNZZ0

士郎「セイバーはバウムクーヘンってどう食べてる?」

セイバー「普通にもぐもぐ、ですが」

士郎「ふっ、甘いなセイバー甘すぎる」

セイバー「なっ!?どういうことですシロウ!!」

士郎「バウムクーヘンには正しい食べ方があるってことさ」

セイバー「お、教えてください!!」

士郎「んー、どうしよっかなー、秘密の食べ方だしなー」

セイバー「もうシロウ!イジワルしないでくださいー!」ジタバタ

士郎「はは、じゃあ教えてあげるよ、それはな……」

セイバー「ゴクリ」

士郎「ケーキの年輪を1枚ずつ剥がしながら食べる方法さ」

士郎「そしてなんとここに新しいバウムクーヘンがある」

セイバー「おぉっ、なんと、これは!……シ、シロウ」ちらっ

士郎「食べていいよ」ニコニコ

セイバー「はいっ!もぐもぐごくん!!あっ、年輪忘れてました!」



10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/04(日) 20:56:05.52 ID:IsyKLNZZ0

切嗣「いやぁ、おたくのサーヴァントは毛並が素晴らしいなぁ」

時臣「はは、わかりますか、メソポタミアから特別に取り寄せたサーヴァントなんです」

切嗣「なるほど通りで、王者の風格があるよ」

時臣「ありがとう、しかしそういう貴方のところのも気品があって愛らしい」

切嗣「ははは、でも最近じゃ完全に息子に懐いてしまって」

切嗣「僕が近寄ると威嚇するんだ」

時臣「あー、分かります、私のも最初から言うことを全然聞かなくて」

時臣「今は言峰教会のトレーナーに預けてるんですよ」

切嗣「彼らは家庭内での自らの序列を決めて態度を変えるみたいだね」

時臣「らしいですな」

切嗣「うちのは妻と息子の言うことしか聞かなくて」

切嗣「僕なんて昨日手を噛まれたんだ」

時臣「それはお気の毒ですな」

時臣「あ、紅茶のおかわり要りますか?」

切嗣「すいません、お願いします」



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/04(日) 20:58:24.96 ID:IsyKLNZZ0

セイバー「コンビニの弁当おいしくないです……もぐもぐ」ショボン

バゼット「シロウくんたちは学校の行事でいないのですから仕方がないでしょう」

バゼット「我慢してください」

セイバー「ではサクラのご飯が食べたいです……もぐもぐ」ショボン

バゼット「サクラさんは今日は間桐の家にいるから仕方ありません」

バゼット「我慢してください」

セイバー「で、ではアーチャーのご飯を……!」

バゼット「リンさんでないと居場所が分からないので仕方ありません」

バゼット「我慢してください」

セイバー「もぐもぐ……もぐもぐ……グスッ……ヒック」

セイバー「もぐもぐ……おいしくないです……グスッ」

バゼット「食料など別になんでもいいでしょう、燃料ですよ燃料」

セイバー「雑です……アーチャー……アーチャー……アーチャーのご飯……もぐもぐ」

アーチャー「なんだセイバー、呼んだかね?」

セイバー「アーチャ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!」



14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/04(日) 21:00:17.43 ID:IsyKLNZZ0

ワカメ「おい桜!飯はまだかよ!おい!」

臓硯「のぅ桜、先日のオカメインコの件じゃが……」

桜「……」

ワカメ「聞いてるのかよ桜、僕はお腹が空いたんだ!」

臓硯「やっぱり飼っていいかのぅ……アサシンも世話してくれるって言っておるし……」

ワカメ「飯だ飯!お腹と背中がくっつきそうだ!」

ワカメ「おい、お腹と背中がくっつくぞ!僕のお腹と背中がくっついてもいいのか!?」

桜「あーもう!」

桜「もう嫌です!実家に帰らせてもらいます!!」

ガチャ バタン!

桜「―――そういう風なことばかりで息が詰まるんです、せんぱぁい」

士郎「よしよし、桜は偉いなぁ」ナデナデ

桜「えへへ、せんぱいっ、えへへ」

士郎「でもおじさんとバーサーカーもいるし、また頑張ろうな?慎二には俺から言っておくよ」ナデナデ

桜「はーい先輩、はーいっ!」



17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/04(日) 21:02:35.14 ID:IsyKLNZZ0

ピンポーン

イスカンダル「はーい!どちらさまかのう?」

イスカンダル「なんだお前か、何の用だ?」

ケイネス「今日はウェイバー・ベルベット君の家庭訪問に来た」

イスカンダル「おおう、それはご苦労、お茶でいいかの?」

ケイネス「5分ほどで済む、構うな」

イスカンダル「で、うちの坊主はどうですか先生?」

ケイネス「駄目だな、駄目駄目だ」

ケイネス「家柄も才能も全部駄目だ」

ケイネス「なにより私のモノを盗んだのが駄目だよ彼は」

イスカンダル「すまんのう、すまんのう」ペコペコ

ケイネス「本当なら警察沙汰だぞ?落第だよ彼は」

イスカンダル「そこを何とかならんかのう先生」ペコペコ

ケイネス「ホント駄目だ彼は、絶対に許さない、落第だ彼は落第」

ケイネス「今度三者面談だ、落第三者面談だ」



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/04(日) 21:04:40.56 ID:IsyKLNZZ0

凛「ライダー、その段ボールは何?」

ライダー「バイト先の倉庫がいっぱいになったので一時的に骨董品を持ってきました」

凛「へぇー、見せて見せて」

ライダー「どうぞ」

凛「ふーん、なかなか良さそうなものもあるのねぇ」

凛「あっ、これ!この壺すっごく高いんじゃない?」

ライダー「おや、流石はリン、お目が高い」ニヤリ

凛「ふふ、まぁねー、この模様がね、中国の明の時代のねー」

ライダー「ほうほう、なるほど」ニヤニヤ

凛「それでこの釉薬の使い方を見てよ、これは有名なあの」

ライダー「なるほど、勉強になります」ニヤニヤ

士郎「おーい、ライダー!そのガラクタ、あっちの土蔵に入れていいぞー」

ライダー「ありがとうございます!……ではリン、このガラクタは持っていきますので」ニヤニヤ

凛「…………」

凛「んにゃあああああああああ///」ゴロゴロゴロ



21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/04(日) 21:06:58.21 ID:IsyKLNZZ0

キャス子「次の方ー?」

ディル「失礼します、ここに冬木の母と名高い占い師がいると聞いたのですが」

キャス子「えぇそうよ、私の神殿にようこそいらっしゃい」

キャス子「恋愛運金運その他なんでもござれ、私の作った開運お守りで人生バラ色よ」

ディル「実は恋愛運に関することで見て頂きたいのですが」

キャス子「あら?貴方は見たところ魅了の呪いがかかっているのではなくて?」

キャス子「女なんてイチコロでしょうに」

ディル「いえ、この魔貌を封じるお守りを作って欲しいのです」

キャス子「……なるほど、意思に反する魅了ですもの、色々あるわよね……」

キャス子「いいわ、魔貌封じを作ってあげる」

ディル「おお!ありがたい!」

キャス子「はい出来たわ、もう出来たわ、我ながら早いわね」

キャス子「ニット帽とサングラスとマスクよ、全て魔封じの効果があるわ」

ディル「おお!これは素晴らしい!!しかもかっこいい……!」

ディル「全部つけたらすごくかっこいい……!」キラキラ



23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/04(日) 21:09:24.49 ID:IsyKLNZZ0

士郎「って訳でさ、あんまり桜をいじめるなよ慎二」

ワカメ「なんで衛宮がうちの問題に口出してくるんだ?黙っててよ」

士郎「慎二!桜だっていろいろ大変なんだよ、わかってやれよ」

ワカメ「うるさいなぁ、だったら衛宮が桜の代わりにうちの家事をしてくれるのか?」

士郎「そりゃまぁたまに飯作るぐらいならいいけどさ」

ワカメ「えっ!?ほ、本当か衛宮?」

士郎「毎日って訳にはいかないけどな、桜を休ませてやるためにもそれぐらいならいいぞ」

ワカメ「お前は桜より忙しいんじゃないのか?体は大丈夫なのか?」

士郎「俺は桜より丈夫だからな」

ワカメ「そ、そうか!で?いつくるんだ?」

士郎「桜と相談して決めるよ」

ワカメ「約束だぞ、お前が飯を作りにこいよ!」

士郎「はいはい」

ワカメ「プレステとか要るかなぁ、衛宮は桃鉄とか好き?」

ワカメ「コントローラーとか買っておかないとなぁ、絶対来いよ!」



27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/04(日) 21:11:53.38 ID:IsyKLNZZ0

ディル「ケイネス殿、見てください」

ケイネス「なんだ?今私は忙し……うわっ」ビクッ

ケイネス「どうしたんだランサー、その格好は……?」

ディル「とある御仁に作成して頂いた魔貌封じのニット帽、サングラス、マスクです」

ケイネス「魔貌封じ……?」

ディル「はい!どうですか、しかもかっこいいときました……!」

ケイネス(かっこいい?これがか……?)

ケイネス(だが魔貌が封じられるのは助かる、すごい助かる)

ケイネス「……ははは、なかなか決まっているではないかランサー」

ディル「そうでしょうそうでしょう」ウンウン

ディル「私も気に入っているのです、私の時代には無かったセンスです」

ケイネス「ははは……そうか、うむ、いいんじゃないか?」

ケイネス「ずっとその格好でいるんだよな?」

ディル「はい!」

ケイネス「ははは!よくやった我が友よ、さぁワインを飲もう!」



30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/04(日) 21:14:12.94 ID:IsyKLNZZ0

キャス子「次の方ー?」

時臣「貴方が冬木の母と名高い占い師か?」

キャス子「そうよ、私の神殿にようこそいらっしゃい」

キャス子「開運を始めとしたあらゆる悩みにお答えして、解決するわ」

時臣「ほう、それは頼もしい」

キャス子「で?悩みは何かしら?」

時臣「我が一族にかかった遺伝的な呪いを解いて欲しいのです」

キャス子「どういった内容か聞いてもいいかしら?」

時臣「極めて重要なときに必ずミスをする、いわゆるうっかり癖ですな」

時臣「これを治す薬が欲しいのです」

キャス子「無理ね、馬鹿は死んでも治らないわ」

時臣「馬鹿じゃなくてうっかりです、失礼ですな、この寺を焼き払いますよ」

キャス子「同じよ、重要な場面で軽率なミスをするなんて馬鹿でなくて何なのかしら?」

時臣「馬鹿じゃなくてうっかりですよ、うっかり」

時臣「うっかり時臣ですよ」



32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/04(日) 21:16:37.12 ID:IsyKLNZZ0

黒セイバー「シロウ、見ろ、ほら」

士郎「ん?どうした?」

黒セイバー「さっきからずっとミカンを食べていたのだが」

黒セイバー「爪の間が真っ黄色だ」

士郎「本当だ、食べすぎなんじゃないか?」

士郎「口開けてみな?」

黒セイバー「……?」あーん

士郎「はは、舌も真っ黄色だ」

黒セイバー「ほう、舌までか、ふはは」

黒セイバー「このまま食べていると体中黄色くなるかもしれんな!」

士郎「ははは、そうだな」

黒セイバー「ってそんなわけなかろう!」ビシッ

黒セイバー「ははは!テレビで覚えたノリツッコミだ」

黒セイバー「昨日からずっと試したかった」

黒セイバー「うまくいった!」ニコニコ



35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/04(日) 21:18:45.47 ID:IsyKLNZZ0

ディル「ソラウ様、見てください」

ソラウ「なんでしょうランサー、えっ」ビクッ

ソラウ「貴方……ランサーですか?」

ディル「はい」

ソラウ「どうしてしまったのランサー!そのような格好をして!」

ディル「は……?」

ソラウ「その変な変装を解いてお顔を見せてください」

ディル「むっ……!」ムスッ

ディル「やはりこのセンスは女人には分からなかったか……」

ソラウ「ランサー?」

ディル「貴方はもう私の呪いから解放されているはずだ」

ディル「……では、私はもう行きます!」ムスッ

ソラウ「ラ、ランサー……」

ディル「まったく、こんなにかっこいいというのに」ムスッ

ディル「ケイネス殿と飲みなおそう」ムスッ



36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/04(日) 21:20:56.28 ID:IsyKLNZZ0

セイバー「あっち行って下さいギルガメッシュ!しっしっ!」

ギル「むか!」

ギル「セイバーよ、お前……我を怒らせる気か?」

セイバー「あーあー聞こえませーん」

ギル「むかむか!」

ギル「怒ったら怖いんだぞ?天地乖離す開闢の星とか出すぞ!」

セイバー「あー!あー!聞こえません!」

ギル「乖離剣エアって知らないのか?セイバー?」

セイバー「……」ポイッ ポイッ

ギル「痛っ、痛い!石を投げるな!!くっ……!」

ギル「もう怒ったぞ!!エヌマ……!!」ギュイイイイン

セイバー「……」ポイッ ポイッ

ギル「エリシュ痛っ痛い!石を投げるのはやめろセイバー!!」

セイバー「……」シュバッ シュバッ

ギル「砂もやめろ!くっ、目に入った!見えないからやめろ!!」ゴシゴシ



39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/04(日) 21:23:16.57 ID:IsyKLNZZ0

イスカンダル「おう、そこの!ランサーではないか!?」

ディル「ライダーか、なんだ?」

イスカンダル「おおやはりお主か、いいものを身につけておるのう!」

ディル「ふっ、分かるか?」

イスカンダル「うむ!その帽子もサングラスもかっこいいではないか!」

ディル「それだけではないぞ……ふふ」

イスカンダル「何と、まだあるのかっ!?」

ディル「これを」スッ

イスカンダル「それは……マスク!」

ディル「これを装備すると……?」スッ

イスカンダル「お、おおっ!かっこいい!イカすではないか!」

ディル「そうだろう、やはり武人には分かってしまうか」

イスカンダル「羨ましい、羨ましいのう、余も欲しいのう」

ディル「そうだろう、そうだろう」ウンウン

ディル「それぐらいかっこいい」ウンウン



42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/04(日) 21:25:35.77 ID:IsyKLNZZ0

ウェイバー「このスーパーはそろそろ特売タイムが始まるらしい」

イスカンダル「ほう?」

ウェイバー「店員が配る特売商品を僕たちは奪い合わなければならないんだ」

イスカンダル「面白い、競争というわけだな?」

ウェイバー「頼んだぞ、ライダー」

イスカンダル「おう!余に任せよ!」

ピンポンパンポーン えー5番搬入口にて国産牛肉ロースが100g1円~

ウェイバー「ライダー!5番だ!!」

イスカンダル「おう!!アラララララララララーイ!!!!」ドドドドド

イスカンダル「――――――ふぅ、まったく、どうなっておるのだ、この店は」

イスカンダル「あの騎士王やコルキスの魔女まで奪い合いに参加しておったぞ……!」

ウェイバー「だ、ダメだったのか?」

イスカンダル「余を誰だと思っておる!取ってきたに決まっておろう!」ニッ

イスカンダル「肉3キロ、どうだ坊主!わっはっはっは、全部取ってきたわ!!」

ウェイバー「どうしてそんなに取ってきた?馬鹿なのか?」



45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/04(日) 21:27:52.14 ID:IsyKLNZZ0

バゼット「フラガラックー、フラガラックいりませんかー?」

バゼット「新製品!フラガラックおにぎり始めました!」

雁夜「なんだ、これは?」

バゼット「いらっしゃいませ、これはフラガラックでこっちはフラガラックおにぎりです」

雁夜「フラガラックっていうのはどんな食べ物なんだ?」

バゼット「食べ物ではありません」キッパリ

雁夜「えっ、おにぎりじゃないのか?」

バゼット「おにぎりは食べられますけど、フラガラックは食べられません」

雁夜「食べられるものの中に食べられないものを入れたのか?」

バゼット「はい、そうです」キッパリ

バゼット「まぁ、丸くてつやつやですからね、それは仕方ないと思って下さい」

雁夜「……あんた危ないんじゃないか?」

バゼット「えっ、殴っていいですか?」

雁夜「あっいや、ごめん、じゃあおにぎりをくれ」

雁夜「硬っ、これは食えない、いくらなんでも硬すぎる」



48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/04(日) 21:30:10.08 ID:IsyKLNZZ0

時臣「来てたのか」

雁夜「ああ、今日はお前にお土産があるんだ」

時臣「……これは?」

雁夜「駅前で売っていたフラガラックおにぎりだ」

時臣「フラガラック……あのフラガラックか?」

雁夜「それは知らんが、変な女が売っていたのでひとつ買ってきた」

時臣「食えるのか?」

雁夜「あぁ、なかなか美味いらしい」

時臣「ふむ、では折角だからひとくち食べてみるか」

ガリッ

時臣「硬っ……!」

雁夜「ははははは!ひっかかったな!」

時臣「むか!」ポイッ

雁夜「ぐはっ!おい、それ結構重いんだぞ……!」

雁夜「痛くてテンション下がった……」



50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/04(日) 21:32:35.42 ID:IsyKLNZZ0

ウェイバー「~♪」シャー

ウェイバー「んん~♪」バシャ

ウェイバー「ん、シャンプーもう無くなりそうだな」ピュッピュッ

ウェイバー「~~♪♪」ゴシゴシ

ウェイバー「……」ゴシゴシ

ウェイバー(頭洗ってるときって後ろに気配する気がするよなぁ)ゴシゴシ

ウェイバー「~♪」ジャー バシャー

ハサン♀「……ハァハァ」

ウェイバー「ふぇっ!?」ビクッ

ウェイバー「い、今のは確実に誰かいたような……!」

ウェイバー「ラ、ライダー?霊体化でもして隠れてるのか?」

ハサン♀(危ない危ない、見つかるところでした)

ウェイバー「こ、怖くなんかないぞぅっ!おいっ!」

ウェイバー「本当だぞっ!いるんだろっ!ライダーっ!」

キャス子(水晶玉越し)「いいわ!あの子すっごくいいわ!録画録画!うふふ!」



52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/04(日) 21:34:58.68 ID:IsyKLNZZ0

セイバー「ランスロット、ここからはこの塀の上を歩きます」

セイバー「落ちたら鮫に食べられることにしましょう」

ランスロット「……!」コクコク

セイバー「余裕ですね」てくてく

ランスロット「■■■」てくてく

セイバー「おや、ランサー……ですか?」

ディル「セイバーか、塀の上で会うとはな」

セイバー「その格好はどうしたのですか?」

ディル「ふむ、まぁ女人には分からないだろうがこれは」

セイバー「すごく決まっていますねぇ」

ランスロット「■■■……!」コクコク

ディル「なんと、やはり貴殿らは武人だな、このセンスが分かるとは」

セイバー「そういえばどうして塀の上を?」

ディル「落ちたら鮫に食べられるからな」

セイバー「そうですよねぇ」



55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/04(日) 21:37:11.90 ID:IsyKLNZZ0

バゼット「フラガラックー、フラガラックおにぎりー」

バゼット「大人気!冷やしフラガラックもあります!」

イリヤ「あー、バゼットじゃない、何やってるの?」

バゼット「イリヤスフィールとバーサーカーですか、これを見てください」

バゼット「大人気、冷やしフラガラックです!」

バーサーカー「■■■■■■■■■!!」

イリヤ「食べたいの?バーサーカー」

バーサーカー「………!」コクコク

イリヤ「じゃあそれ全部ちょうだい」

バゼット「全部ですか!これは大人気なだけありますね」

バゼット「どうぞ好きなだけ食べてください」

バーサーカー「ガリガリボリボリガリガリ」

イリヤ「おいしい?」

バーサーカー「■■■■■■■■■!!」

バゼット「これは天下をとれる」



56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/04(日) 21:39:21.51 ID:IsyKLNZZ0

イスカンダル「おう、うぬら!揃いも揃って何をやっておる?」

セイバー「歩道と車道を隔てるこの白線を見てください」

イスカンダル「うむ、それがどうした?」

ディル「分からないか?……ここから落ちたら溶岩に飲み込まれて死ぬのだ」

ランスロット「……!」コクコク

イスカンダル「なるほどのう、鮫に食われるやつではないのか」

セイバー「貴方は牛の散歩ですか?」

イスカンダル「うむ、本来は坊主が当番なのだが嫌がりおってのう」

ディル「ふふ、その牛は危険すぎるからな」

ランスロット「……!」コクコク

セイバー「では、私たちはこの白線の上を歩かねばなりませんので」

イスカンダル「おう、またな!」

セイバー「……」てくてく

セイバー「……むっ」てくてく

セイバー「横断歩道です、白い部分の上しか歩いてはいけませんよっ」てくてく



57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/04(日) 21:41:31.66 ID:IsyKLNZZ0

士郎「あ、言峰だ」

凛「ジョギングしてるわね」

言峰「フッフッ、ハァーハァー」タッタッタッ

言峰「フッフッ、ハァーハァー」タッタッタッ

言峰「おや、小僧にリン、学校帰りかね?」

士郎「ああ、あんたもジョギングなんてするんだな」

言峰「歳が歳だからな」

言峰「メタボが怖いのでな」

凛「フォームが無駄に綺麗よねぇ」

言峰「綺礼なだけにか」

士郎「おい、遠坂ー」

凛「えぇっ?私?今の私?」

言峰「リン、悪くない駄洒落だったぞ、ではな」

言峰「フッフッ、ハァーハァー」タッタッタッ

凛「待ちなさいよ!私が滑ったみたいにしないでよ!」



60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/04(日) 21:43:54.50 ID:IsyKLNZZ0

時臣「でだ、結局君はどちらにするのかな?」

士郎「えーっと」

時臣「凛は文武に万能で情も深く魔術の才も世界で希に見る域に達している」

時臣「その上、容姿も優れていて私に似てうっかりしているところも可愛いだろう」

士郎「は、はい、じゃあ凛さんに……」

時臣「可愛い桜を振るのかね!!」ダンッ!!

士郎「ひっ!」

時臣「桜も類希なる属性と才を持っているだけでなく健気で周りを和ませる愛らしさがある」

時臣「君の妻になればきっと生涯傍らで尽くす良妻になれるだろう」

士郎「は、はい、じゃあ桜さんを……」

時臣「可愛い凛を振るのかね!!」ダンッ!!

士郎「ひっ!」

時臣「私としてはどちらも幸せにしてやって欲しいんだよ、士郎君」

士郎「え?じ、じゃあ二人を……」

時臣「二股だと!?燃やすぞクソガキ!!」ダンッダンッ!!



64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/04(日) 21:46:28.48 ID:IsyKLNZZ0

切嗣「イリヤは可愛いなぁ」

アイリ「そうね、可愛いわよねぇ」

切嗣「僕思うんだけどさ」

アイリ「はい」

切嗣「イリヤってもしかして第六魔法なんじゃないかな」

アイリ「え?」

切嗣「あの可愛さはどう考えても異常だよ!」

切嗣「僕の予想ではイリヤの可愛さが第六魔法なんだと思う」

アイリ「そ、そんな!」

切嗣「しっ、このことは誰にも言っちゃいけないよ」

切嗣「これが知られたらイリヤが世界中の魔術組織から狙われることになる」

アイリ「……!」

切嗣「いいね?」

アイリ「はい……!」コクリ

切嗣「とんでもない発見だよこれは……!緊張してきた……!」



68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/04(日) 21:48:47.71 ID:IsyKLNZZ0

ワカメ「ははは衛宮ははは!」

桜「うふふ先輩うふふ!」

臓硯「桜、儂オカメインコ買ってしもうた」

桜「あっそうなんですか?良かったですねぇうふふ」

桜「せんぱーい、うふふ」

ワカメ「あはは!衛宮!あははは!」

雁夜「桜ちゃん、あはは」

桜「おじさんうふふ、おじさん」

ワカメ「衛宮衛宮あはは」

桜「先輩うふふ先輩」

臓硯「小僧がいると捗るのぅ」

士郎「ん?」

臓硯「ずっとうちに住んでてくれんか……」

臓硯「次は九官鳥が欲しくてのぅ」

臓硯「クワガタの部屋も増やしたいんじゃ」



71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/04(日) 21:51:06.98 ID:IsyKLNZZ0

士郎「セイバーって口笛吹ける?」

セイバー「指を使っていいなら吹けますが」

士郎「指は使っちゃダメだ」

士郎「ピュー♪ピュー♪……出来るか?」

セイバー「ふーっ、ふーっ、む!」

セイバー「ふー!ふー!むむっ!」

セイバー「ふーふーふーふーーー!シロウ!」

士郎「あはは、あんまり力んだら音が出ないぞ」

士郎「唇の形はあってるからそーっと吹いてみな」

セイバー「ふぉ~っ、ふぉ~っ」

セイバー「ふぉ~っ、ふぉ~っ」

凛「ただいまー」

士郎「おかえり、すぐに飯作るから待っててくれ」

凛「はーい……セイバー?何やってるの?」

セイバー「ふぉ~っ、ふぉ~っ?」



74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/04(日) 21:53:31.41 ID:IsyKLNZZ0

凛「ねぇ士郎?」

士郎「ん?」

凛「最近、街に変な格好したサーヴァント増えてない?」

桜「あ、私も見ました」

士郎「どんな格好してるんだ?」

凛「ニット帽にサングラスとマスクつけてるのよ」

桜「……不審者が目撃されてるって回覧板に書いてありましたけどもしかして」

凛「でしょうねぇ、まったくみんなして何やってるのよ」

士郎「ふーん、そうなのかぁ」

士郎「それはかっこいいけど、確かに怪しいな、ははは」

凛&桜「えっ、かっこいい?」

士郎「だって、顔を隠してると正義のヒーローみたいじゃないか」

凛「いや、ただの不審者でしょ」

士郎「そうかなぁ」

士郎「かっこいいと思うけどなぁ……」



76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/04(日) 21:54:53.13 ID:IsyKLNZZ0

ギル「―――遅かったな、セイバーと贋作者よ」

士郎「悪い悪い、サングラス選びに手間取ってさ」

セイバー「しかし納得のいくモノを選べました」

ディル「私から始まったこの流行もこうして多くの同志たちが集うまでになったか……」

イスカンダル「わはは、この格好はかっこいいからのう!」

ランスロット「……!」コクコク

アーチャー「おい貴様ら、集まったのなら早く行くぞ」

ランサー「なぁ、今日はどこを歩くんだ?」

切嗣「うーん、初めて新都に出てみるっていうのはどうだろうか?」

バーサーカー「■■■■■■■■■!!」

セイバー「新都ですか、私とシロウは今日が初参加なので些か緊張しますね」

イスカンダル「それ、新都に行くぞ皆の者!!アラララララララーイ!!」

ギル「勝手に気勢を上げるな痴れ者が!」

士郎「セイバー、頼んだ」

セイバー「はい!では今日は塀の上から落ちたら底なし沼に落ちるやつで行きますよ!しゅっぱつです!!!」ドーン



77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/04(日) 21:55:53.15 ID:IsyKLNZZ0

終わりです
おやすみなさい


元スレ
セイバー「バールはないのですか?」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1322999346/