1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/16(土) 23:32:08.29 ID:Y/fmf7ND0
零号機「……」
初号機「零号機さん?」
零号機「……」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/16(土) 23:36:17.29 ID:Y/fmf7ND0
初号機「零号機さん……寝ちゃってるの?」
零号機「……」
初号機「……」
零号機「……」
初号機「……」
零号機「……」
初号機「……」
零号機「……」
初号機「(零号機さん反応してくれない……他にエヴァいたら皆こんな人?たちだけなの?)」
初号機「(じゃあなぜ私はこうやって心を持っているの?)」
弐号機がやって来ました
初号機「はじめまして弐号機さん」
弐号機「……」ピク
零号機「……」
初号機「弐号機さん?」
弐号機「……ぁ」
初号機「弐号機さん!?」
弐号機「……」
零号機「……」
初号機「やっぱり初日だから緊張してるの?大丈夫、シンジたちは良くしてくれるから」
弐号機「……」コク
――その頃ミサト宅――
シンジ「エヴァって喋るのかな」
アスカ「はぁ?何言ってるの?」
シンジ「だってエヴァって人の形してるじゃないか。それになんかただのロボットじゃない気がするんだ」
アスカ「エヴァはただの兵器よ」
シンジ「そんなはずないって!今度エヴァに話しかけてみようよ!」
アスカ「いやよ!」
――エヴァ格納庫――
シンジ「初号機!」
初号機「(え、どうしたんだろ)」
シンジ「初号機って話せるの?」
初号機「(これって話していいのかしら?いきなり大きな声でびっくりさせないかしら)」
シンジ「あの時瓦礫から守ってくれたよね?もしかしたら話せるのかなって思ったんだけど……やっぱだめだよね」
アスカ「ほら行くわよ。整備員に変な目で見られるのアンタなんだから」スタスタ
シンジ「ちょっと待ってよ」スタスタ
初号機『ちょっとまって!』
シンジ「(……?なにか聞こえたような……気のせいだよね)」スタスタ
初号機『グスン』
初号機「あの子たちに私達の声は聞こえないの……?乗ってくれないとダメなの?」
弐号機「……あの」
零号機「……」
初号機「弐号機さん……私、シンジに気づいて貰えないのでしょうか」
弐号機「……たぶん出来る日が来ると想います」
零号機「……」
初号機「そうでしょうか?あ、弐号機、話せるようになったんですね」
弐号機「……えぇ……貴女みたいに流暢に話せないけど……少しだけ」
初号機「貴女は……アスカちゃんのことどう思ってるの?」
弐号機「……とても大切な子よ」
初号機「あの子たちに私たちのこと気づいてもらえるまで頑張りましょうね」
弐号機「……そうね」
零号機「……」
初号機「零号機さんは無口なのでしょうか?」
弐号機「……そういうわけではないと……思うような気がする」
後のゼルエル戦
シンジ「動け動け動け動け!」
初号機「(このままだとシンジが!守らなきゃ守らなきゃ!)」
初号機「ウォォォォォォォォン!」
初号機「なんか勢いで使徒を食べちゃってた……なんでだろう」
初号機「そういえばシンジは無事なの?……よかった無事みたい。まだシンジが中にいる。生きてる」
初号機「それより、なんだか格納庫の外が騒がしい……なぜかしら」
初号機「……シンジは良くやってるのね。仲がいい人も増えて嬉しい」
初号機「なぜこんなこと思うのかしら……私はエヴァと言う名前の兵器のはず。それとも私はただの兵器じゃないの……?」
初号機「シンジがなにか考えてる、怯えてる……私は……私は……」
初号機「シンジ……大丈夫よ……」
シンジ「……母さん?母さんどこにいるの?」
初号機「シンジ!」
シンジ「母さん!?」
ザパァーン
初号機「今まで私の中で溶けていたのね……シンジは……」
弐号機「……初号機さん」
初号機「弐号機さん、どうしたのですか?」
弐号機「……最近アスカがこっちを見てくれなくて」
初号機「どういうこと?」
弐号機「……アスカが私の中にいるとき……すごく不安定で……ちゃんと私を見れてなくて」
初号機「アスカちゃんって思いつめちゃいそうな子よね、シンジくんみたいに。しかもあの子気が強いから本音をさらけ出せないし」
初号機「いつか……私みたいに何かあればいいのにね」
弐号機「……でも、あの娘を危険な目には合わせたくないわ」
初号機「そうよね……どうして私達ってあの子たちと直接話せないのかしらね……」
零号機「……」
弐号機「……アスカちゃんが私に乗れなくなっちゃった」
初号機「大丈夫なのかしら?」
弐号機「……私が声をかけてあげれれば……」
初号機「貴女のせいじゃないはずよ。あの娘は……塞ぎこんじゃっているだけだと思う」
弐号機「……そうよね」
零号機「……」
この後零号機の自爆、戦略自衛隊の攻撃や量産機の攻撃などでエヴァたちはお互いに話せる舞台はなくなってしまった。
おわり
エヴァたちが話してたらいいなと言う妄想の元、スレを勢いで立てたのですが中々筆が遅くて正直満足できるようなものが書けませんでした。
ゆるゆるエヴァたちがお茶飲んで話してたらいいなぁとか考えながらまた書きたいと思ってます。
乙
なんか切ない
元スレ
初号機「零号機さん、起きてますか?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1361025128/
初号機「零号機さん……寝ちゃってるの?」
零号機「……」
初号機「……」
零号機「……」
初号機「……」
零号機「……」
初号機「……」
零号機「……」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/16(土) 23:38:30.59 ID:Y/fmf7ND0
初号機「(零号機さん反応してくれない……他にエヴァいたら皆こんな人?たちだけなの?)」
初号機「(じゃあなぜ私はこうやって心を持っているの?)」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/16(土) 23:41:33.15 ID:Y/fmf7ND0
弐号機がやって来ました
初号機「はじめまして弐号機さん」
弐号機「……」ピク
零号機「……」
初号機「弐号機さん?」
弐号機「……ぁ」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/16(土) 23:43:59.10 ID:Y/fmf7ND0
初号機「弐号機さん!?」
弐号機「……」
零号機「……」
初号機「やっぱり初日だから緊張してるの?大丈夫、シンジたちは良くしてくれるから」
弐号機「……」コク
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/16(土) 23:47:01.00 ID:Y/fmf7ND0
――その頃ミサト宅――
シンジ「エヴァって喋るのかな」
アスカ「はぁ?何言ってるの?」
シンジ「だってエヴァって人の形してるじゃないか。それになんかただのロボットじゃない気がするんだ」
アスカ「エヴァはただの兵器よ」
シンジ「そんなはずないって!今度エヴァに話しかけてみようよ!」
アスカ「いやよ!」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/16(土) 23:52:17.59 ID:Y/fmf7ND0
――エヴァ格納庫――
シンジ「初号機!」
初号機「(え、どうしたんだろ)」
シンジ「初号機って話せるの?」
初号機「(これって話していいのかしら?いきなり大きな声でびっくりさせないかしら)」
シンジ「あの時瓦礫から守ってくれたよね?もしかしたら話せるのかなって思ったんだけど……やっぱだめだよね」
アスカ「ほら行くわよ。整備員に変な目で見られるのアンタなんだから」スタスタ
シンジ「ちょっと待ってよ」スタスタ
初号機『ちょっとまって!』
シンジ「(……?なにか聞こえたような……気のせいだよね)」スタスタ
初号機『グスン』
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/16(土) 23:53:57.35 ID:Y/fmf7ND0
初号機「あの子たちに私達の声は聞こえないの……?乗ってくれないとダメなの?」
弐号機「……あの」
零号機「……」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/16(土) 23:56:55.39 ID:Y/fmf7ND0
初号機「弐号機さん……私、シンジに気づいて貰えないのでしょうか」
弐号機「……たぶん出来る日が来ると想います」
零号機「……」
初号機「そうでしょうか?あ、弐号機、話せるようになったんですね」
弐号機「……えぇ……貴女みたいに流暢に話せないけど……少しだけ」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/16(土) 23:58:55.40 ID:Y/fmf7ND0
初号機「貴女は……アスカちゃんのことどう思ってるの?」
弐号機「……とても大切な子よ」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 00:01:39.24 ID:MXxuygYg0
初号機「あの子たちに私たちのこと気づいてもらえるまで頑張りましょうね」
弐号機「……そうね」
零号機「……」
初号機「零号機さんは無口なのでしょうか?」
弐号機「……そういうわけではないと……思うような気がする」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 00:04:32.31 ID:MXxuygYg0
後のゼルエル戦
シンジ「動け動け動け動け!」
初号機「(このままだとシンジが!守らなきゃ守らなきゃ!)」
初号機「ウォォォォォォォォン!」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 00:07:36.65 ID:MXxuygYg0
初号機「なんか勢いで使徒を食べちゃってた……なんでだろう」
初号機「そういえばシンジは無事なの?……よかった無事みたい。まだシンジが中にいる。生きてる」
初号機「それより、なんだか格納庫の外が騒がしい……なぜかしら」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 00:12:13.30 ID:MXxuygYg0
初号機「……シンジは良くやってるのね。仲がいい人も増えて嬉しい」
初号機「なぜこんなこと思うのかしら……私はエヴァと言う名前の兵器のはず。それとも私はただの兵器じゃないの……?」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 00:14:42.12 ID:MXxuygYg0
初号機「シンジがなにか考えてる、怯えてる……私は……私は……」
初号機「シンジ……大丈夫よ……」
シンジ「……母さん?母さんどこにいるの?」
初号機「シンジ!」
シンジ「母さん!?」
ザパァーン
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 00:19:20.45 ID:MXxuygYg0
初号機「今まで私の中で溶けていたのね……シンジは……」
弐号機「……初号機さん」
初号機「弐号機さん、どうしたのですか?」
弐号機「……最近アスカがこっちを見てくれなくて」
初号機「どういうこと?」
弐号機「……アスカが私の中にいるとき……すごく不安定で……ちゃんと私を見れてなくて」
初号機「アスカちゃんって思いつめちゃいそうな子よね、シンジくんみたいに。しかもあの子気が強いから本音をさらけ出せないし」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 00:21:46.32 ID:MXxuygYg0
初号機「いつか……私みたいに何かあればいいのにね」
弐号機「……でも、あの娘を危険な目には合わせたくないわ」
初号機「そうよね……どうして私達ってあの子たちと直接話せないのかしらね……」
零号機「……」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 00:28:09.67 ID:MXxuygYg0
弐号機「……アスカちゃんが私に乗れなくなっちゃった」
初号機「大丈夫なのかしら?」
弐号機「……私が声をかけてあげれれば……」
初号機「貴女のせいじゃないはずよ。あの娘は……塞ぎこんじゃっているだけだと思う」
弐号機「……そうよね」
零号機「……」
この後零号機の自爆、戦略自衛隊の攻撃や量産機の攻撃などでエヴァたちはお互いに話せる舞台はなくなってしまった。
おわり
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 00:30:39.22 ID:MXxuygYg0
エヴァたちが話してたらいいなと言う妄想の元、スレを勢いで立てたのですが中々筆が遅くて正直満足できるようなものが書けませんでした。
ゆるゆるエヴァたちがお茶飲んで話してたらいいなぁとか考えながらまた書きたいと思ってます。
35: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 2013/02/17(日) 00:32:58.34 ID:Y+eOlHux0
乙
なんか切ない
初号機「零号機さん、起きてますか?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1361025128/