【モバマス安価】凛「いい加減決着をつけようよ」 まゆ「望むところです」【前編】

【モバマス安価】凛「いい加減決着をつけようよ」 まゆ「望むところです」【後編】



SS速報VIP:【モバマス安価】凛「いい加減決着をつけようよ」 まゆ「望むところです」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1516453815/



522: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/04(日) 20:54:07.28 ID:GraScPVs0


――――

ビュンッ

まゆ「もう東京都まで来たんですね」

まゆ「ここはお台場ですか。どんなアイドルの方が待ってるんでしょうか」

???「私よ」

まゆ「きゃっ!」ビクッ

まゆ「か、奏さん……後ろから忍び寄るなんて……」

奏「あら、まゆが私の目の前に現れたのよ? 脅かすつもりなんてなかった」

まゆ「そうだったんですか、すみません」

まゆ「えっと……早速ですけど、勝負の内容を教えてもらえませんか?」

奏「気が早くない? 少し観光していきましょう」

まゆ「嬉しい誘いですけど、またの機会にします」

奏「そうなの、残念」

奏「じゃあ勝負に関するヒントを出すわね」

まゆ「普通に教えてくださいよ……」



523: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/04(日) 21:20:01.21 ID:GraScPVs0

奏「1つ、テレビに関係がある」

奏「2つ、女の子の背中を押す手助けをしてくれる日に関係がある」

まゆ「?」

奏「3つ、とても甘いけど、中にはちょっぴり苦い思い出も生まれる」

奏「どう?」

まゆ「……バレンタイン……?」

奏「ええ、当たってる。バレンタインに関わることよ」

奏「正解を言うわね。今から私たちがやるのは、バレンタインドラマよ」

まゆ「バレンタインドラマ?」

奏「共通するのは、好きな男の子にチョコを渡して告白するという流れ」

奏「ただしシチュエーションは自分で考えるの。学校でも会社でも何でもいいわ」

奏「とにかく胸がときめいてしまうような話と演技を考えて、審査員の前で披露し」

奏「判定してもらうのよ」

まゆ「どちらが良かったかをですね」

奏「そう。発表は3時間後よ」

まゆ「は、早いですね」



524: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/04(日) 21:30:30.88 ID:GraScPVs0

奏「演じるのは自分自身。自分が好きな人にチョコを渡すならどんなシチュが理想か」

奏「よく考えて」

まゆ「はい」

奏「ちなみに、私たちが告白する相手役は涼よ」

スタスタ

涼「よろしく!」

まゆ「よ、よろしくお願いします」ペコリ

まゆ(素敵な男性を演じていただけそうですね)

まゆ(できればプロデューサーさんがいいんですけど……)


↓1 奏のシチュ

↓2 まゆのシチュ


学校の放課後や駅前、または雪の降る公園など 詳細を書いていただいてもOKです



525: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/04(日) 21:34:00.38 ID:fJrGjF8v0

街中での夜のデートの最中、雪が降り始めた頃に



526: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/04(日) 21:34:38.43 ID:erbbmn0d0

放課後の空き教室、夕焼けの中で



529: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/04(日) 21:53:16.93 ID:GraScPVs0


――――

晶葉『凛! 奏とまゆが面白そうな対決をしているぞ!』

晶葉『練習に取り掛かったようだが……凛?』

凛「何」ゴクゴク

晶葉『お茶を飲み過ぎると利尿作用が…』

凛「放っといて」プハー

愛梨「今ヤケお茶をしてるんだよ。飲まなきゃやってられないって」

晶葉『なあ、前にも言ったがそう落ち込むな! まだまだ逆転のチャンスはあるんだぞ!』

凛「だって20以上も離れてるんだよ? 無理じゃない?」

晶葉『大丈夫だ! 1回休みのマスもそこそこあるからな!』

凛「本当!?」

晶葉『本当だ! まゆがそれに引っかかり続ければ』

晶葉『凛がしめしめと追い越すかもしれないぞ?』

凛「そっか……ちょっと元気出たかも」

凛「ありがとう晶葉」ニコッ

晶葉『気にするな!』

愛梨(凛ちゃんも止まる可能性あるんだよね……って言ったらまた落ち込んじゃうよね)

愛梨(黙っておこう)



531: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/04(日) 22:07:45.53 ID:GraScPVs0


――――

奏「3時間ちょうどね。ドラマの出来はどうかしら」

まゆ「出来る限りやりました」

奏「ふふ、楽しみにしてる」

奏「それじゃあ公開の準備に……入る前に、審査員を紹介しておくわね」

奏「まずはかな子」

かな子「2人ともファイト!」グッ

奏「そして加蓮」

加蓮「お客さん気分で観るよー♪」ヒラヒラ

奏「最後は、きらりよ」

きらり「バレンタインの告白だなんて……胸がどきどきすゆ……」ドキドキ

きらり「うっきゃーー☆」ブンブン

まゆ「きらりさん、あんな調子で大丈夫なんですか……?」

加蓮「発表までには落ち着かせておくから」

かな子「きらりちゃん、マカロン食べる?」スッ

きらり「食べゆ! ありがと☆」パクッ

奏「それじゃ、まずは私から……でいいかしら?」

まゆ「どうぞ」

まゆ(奏さんのシチュエーション、どんなのだろう)ソワソワ



532: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/04(日) 22:23:21.90 ID:GraScPVs0


――――

コツコツ

涼「イルミネーション、綺麗だったな」

奏「そうね。とっても」

奏「今日は本当にありがとう。バレンタインって特別な日に」

奏「私とデートしてくれるなんて」

奏「あなたのことだから、色んな女の子から誘いを受けてたんじゃない?」

涼「まあ……。でも奏が1番だったから」

奏「えっ?」

涼「1番最初に、オレと約束したから」

奏「ああ、そういうこと……」

まゆ(これは夜の街中、デートしてる最中ですね)

かな子(今のはダメ、奏ちゃん傷ついちゃったよ)アセアセ

きらり「……」ドキドキ



533: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/04(日) 22:38:08.97 ID:GraScPVs0

涼「どうした?」

奏「何でもないわ」

奏「歩き疲れちゃった。そこのベンチで休憩しない?」

涼「うん、そうしようか」

スッ

奏「……多いわね」

涼「?」

奏「恋人。改めて見ると、とても仲の良さそうなペアが歩いてる」

奏「ずっと付き合ってるのか。今日付き合うことになったのかは分からないけれど」

涼「……」

奏「あ」

奏「見て、雪よ」

涼「え」

涼「本当だ……バレンタインに降るなんて」

奏「こういうのホワイトバレンタインって言うのかしら」クスッ

奏「……涼」



534: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/04(日) 22:47:04.00 ID:GraScPVs0

涼「ん?」

奏「特別な日に、特別なことが起きたんだから」

奏「私、この日をもっと特別にしたいと思ってるの」

奏「はい」スッ

涼「チョコレートか」

奏「予想できてたでしょ? バレンタインだもの」クスッ

涼「まあね。ありがとう、嬉しいよ」フフッ

奏「本命よそれ」

涼「!」

奏「去年あげたような友チョコじゃなくて」

奏「女の子が、大好きな男の子にあげる手作りのチョコ」

涼「……」

奏「受け取ってくれる?」

涼「……」

奏「……言っておくけど」



535: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/04(日) 22:59:02.89 ID:GraScPVs0

奏「フラれたりなんかしたら、私ここで泣いちゃうかも」

涼「奏……」

涼「オレも、好きだよ」

奏「え」

涼「奏のことずっと好きだった。友達以上になりたいと思ってた」

涼「けど、ビビっちゃって踏み出せなかったんだ。男の癖に情けないよな」ハハ…

奏「……」

涼「さっき『奏と1番最初に約束したから』って言ったけどさ」

涼「あれ、嘘だよ。他の女の子にも誘われてたけど、奏とデートしたかったから」

涼「他の誰よりも、奏と一緒に居たかったから」

奏「涼……嬉しい……」

涼「おいで」ニコッ

ギュッ


エンダアアアアア イヤアアアアア


まゆ・かな子・加蓮・きらり「!?」ビクッ

加蓮(び、ビックリしたー)

まゆ(この曲使うんですね……)



537: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/04(日) 23:18:05.67 ID:GraScPVs0


――――

奏「以上よ。言い忘れてたけど、終わったらあの曲が流れるから」

加蓮「忘れないでよー」

奏「ごめんなさい。ドラマはどうだった?」

かな子「胸がキュンってなったよぉ! 奏さんが弱気な表情をした時が特に!」

加蓮「まあまあかな? 涼の演技も光ってたね」

加蓮「あと観てる時に、隣のきらりちゃんが『うきゃー』とか『にょわー』とか」

加蓮「小さく騒いでたのが可愛かった」

きらり「うるさくしちゃってごめんね……? とってもはぴはぴ☆なお話で」

きらり「きらり感動しちゃって……」

加蓮「迷惑じゃないからいいよ」フフ

奏「そんなに評価してもらえるなんて嬉しいわ」

奏「さて、次はまゆね」

かな子「もう準備しに行ったよ」

きらり「どんなお話かなぁ」ワクワク



540: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/04(日) 23:31:50.92 ID:GraScPVs0


――――

涼「ええっと、ここでいいのかな……?」スタスタ

ガラッ

涼「いた。まゆちゃん」

まゆ「先輩……お待ちしてました」

奏(夕焼け色に染まった、放課後の……空き教室かしら)

奏(先輩と後輩の関係で見せているのもポイントなのね)

まゆ「来てくださってありがとうございます」ペコリ

涼「ほったらかしにはできないよ」

まゆ「……せ、先輩……」ドキドキ

まゆ「今日は何の日か、知ってますか?」

涼「もちろん」

まゆ「チョコレート、もらいましたか?」

涼「うん、嬉しいことに」

涼「オレのことを好いてくれる子がいてさ」ハハ

まゆ「当然です! 先輩はカッコよくて、頭も運動神経もよくて」

まゆ「学校のアイドルなんですから」



542: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/04(日) 23:42:03.77 ID:GraScPVs0

涼「あはは、大袈裟だよ……」

まゆ「そうやって自分を飾らない謙虚なところも素敵です」

まゆ「そ、それで……お引き受けしましたか……?」

涼「告白?」

まゆ「はい」

涼「いいや、断ったよ。気持ちはすごく嬉しいけど」

涼「オレには好きな人がいるから」

まゆ「えっ」

まゆ「……そう、なんですか……」シュン

まゆ「り……涼さん……」

涼「何?」

まゆ「それでも……私は……グスッ……」

まゆ「この思いを、伝えたいんですっ……」

涼「!?」



543: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/04(日) 23:55:46.90 ID:GraScPVs0

涼「まゆちゃん、泣いて…」

まゆ「えへ、ごめんなさい。困っちゃいますよね」フキフキ

まゆ「せ、先輩っ!」スッ

まゆ「これ、一生懸命作ったんです。先輩に食べてもらいたくて」

まゆ「私、えっと……本命なんです!」

まゆ「先輩のことが、す、好きですっ。ずっと好きでした」

まゆ「遠い存在で、影から見てるしかなくて。お話もあまりしたことないですし」

まゆ「私のこと、何とも思ってないかもしれないですけど」

まゆ「あたたかくて優しい先輩が、大好きなんです!」

涼「……」

まゆ「私をっ……まゆを、先輩の彼女にしてくださいっ!」

涼「……」


涼「嬉しいよ」

まゆ「!」

涼「まゆちゃんの気持ち、すごく嬉しい」



544: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 00:04:30.05 ID:mPMh+tTl0

まゆ「やっぱり、ダメ……ですよね」

涼「付き合おう」

まゆ「え……?」

涼「オレもまゆちゃんが好きだから」

涼「笑顔が可愛くて、心配して気にかけてくれるまゆちゃんが好きだから」

涼「こんなオレでよければ、よろしくお願いします」ペコリ

まゆ「え? え?」

まゆ「い、いいんですか……? 私なんかで……」

涼「なんか、なんて言わないで。オレが言った好きな人っていうのは」

涼「まゆちゃんのことだし」

まゆ「!!」

まゆ「そんな……私……夢を見てるみたい……!」

涼「まゆちゃん」スッ

まゆ「先輩!」スッ

ギュッ


エンダアアアアア イヤアアアアア


加蓮(今度は大丈夫)

きらり「わぁ……」ウットリ



545: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 00:15:04.61 ID:mPMh+tTl0


――――

まゆ「以上が私の考えたドラマです」

涼「ふー、やりきった!」

奏「よかったわ。涼もお疲れ様、ありがとう」

加蓮「これは助演男優賞ものだね♪」

涼「女優と言え女優と」

かな子「でもでも、どっちも素敵だったよ!」

きらり「うにぃ……すっごく迷うよぉ……」

まゆ「きらりちゃん、悩みすぎですよ」フフ

奏「自分の思うままに決めていいのよ。良かったと思う方の札を上げて」

奏「用意はいいかしら?」

かな子「決まった!」

加蓮「私はこっちだね」

きらり「うーん……よぉし、こっち☆」


↓1 かな子

↓2 加蓮

↓3 きらり

コンマ二桁 1~50が奏票 51~00がまゆ票



546: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 00:15:59.40 ID:W7lODtde0





547: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 00:18:22.18 ID:laVOckD+o





548: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 00:21:42.43 ID:fD/lpeQWO

ストレート負けかどうか



549: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 00:44:30.51 ID:mPMh+tTl0

奏「一斉に札を上げて」

バンッ

奏・まゆ「!!」

涼「へー、奏のストレート勝ちか」

まゆ「負けた……このゲームで初めて……」

まゆ「しかも完敗だなんて……!」ガクッ

かな子「あっ、ガッカリしないで! まゆちゃんのもすごく良かったんだよ!?」

加蓮「うんうん、演技も上手だったし」

まゆ「では何故……」

加蓮「奏のギャップにやられたかな。小悪魔が弱さを見せた感じがさ」

加蓮「あと、恋愛映画が苦手なのにああいう演技はできるんだなーって思って」

奏「それとこれとは別よ」

かな子「私もギャップにやられました! 胸にキュンときた度合いで言えば」

かな子「僅差で奏さんに軍配が上がりますね」

きらり「きらりはね? ホントにギリギリまで悩んで」

きらり「ホントにどっちもすごく良くて……こんなことしちゃいけないかもって思ったんだけど」

きらり「」最後の判断は、運に任せることにしたの……」

きらり「目をつむって、2つの札をぐるぐる回して、ここだ! って思った方を上げたんだぁ……ごめんね」

まゆ「謝らなくていいですよ。そう思ってもらえただけで、充分ですから」ニコッ



550: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 00:56:45.16 ID:mPMh+tTl0

まゆ「これでサイコロ-2かぁ……だいぶ差をつけてるからいいですけど」

奏「まゆ。あなたの演出、すごく良かったわ」

奏「なんて言ったら嫌味に聞こえちゃうかしら」

まゆ「いいえ、嬉しいです! 奏さんもとても素晴らしいドラマでした」

まゆ「涼さんもありがとうございます。おかげで皆さんに、こんなに褒めていただけました」

涼「アタシはちょこっと手助けしただけだよ」フフ

かな子「チョコレートだけに?」

「……」

かな子「こんなに静まり返る!?」

加蓮「楓さんを思い出したよ……」

涼「かな子も才能ありそうだな」

かな子「喜んでいいのかなぁ」

まゆ「うふふ」ニコニコ



551: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 00:59:35.67 ID:mPMh+tTl0


――――

凛「っしゃ、ようやく来たよ」パキポキ

愛梨「意気込んでるね!」

晶葉『まゆの長いターンが終わったからな! やってやれ凛!』

凛「うん! ここから私が主役だよ!」スッ

凛「ゆけ! サイコロ!」ポイッ

コロコロコロ


【進行状況】

   秋田  山形  福島  茨城
凛  ○●○ ○○○ ○○○ ○○○

   埼玉  千葉  東京  神奈川
まゆ ○○○ ○○○ ●○○ ○○○


↓1 コンマ一桁 0は10 特技を使う場合は使用のレスを加えてください



552: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 01:02:51.34 ID:kxkl02j6O

スキルを使用しよう



553: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 01:20:19.45 ID:mPMh+tTl0


凛:4マス進む+2


【進行状況】

   栃木  群馬  埼玉  千葉
凛  ●○○ ○○○ ○○○ ○○○

   埼玉  千葉  東京  神奈川
まゆ ○○○ ○○○ ●○○ ○○○


凛「4……! むぅ、なかなか良い目が出ないね」

凛「けど、愛梨との勝負で目は+2され!」

凛「そして特技『超嗅覚』を発動! これでさらに+5!」

凛「合計11の大進行だよ!」

愛梨「すごい凛ちゃん! 行ってらっしゃい!」

凛「ありがとう愛梨、お茶美味しかったよ」

ビュンッ

――――

ビュンッ

凛「栃木か……これでもまだまゆとの差は開いてる」

凛「どんどん勝負に勝ってどんどん進もう。勢いを削いじゃいけない」


???「勢いなら私も負けませんよ!!」

凛「……こ、この声って……」



554: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 01:34:08.92 ID:mPMh+tTl0

凛「まさか茜?」

茜「大当たり!!」シュバッ

凛「あんた何回私たちの勝負に絡んでくるの。いやいいんだけどさ」

茜「これで3回目ですね!! 楽しいです!!」

茜「しかし今回はもっと楽しいですよ!!」

凛「オッケー、勝負だね。始めようか」

凛「この場所を見るに、スキー対決でしょ」

茜「その通り!! 丸沼高原スキー場でスキー対決です!!」

凛「茜が有利だよね」

茜「やってみないと分からないじゃないですか!!」

茜「スキーで使用するものは一式揃えたので、着てくださいね!!」

凛「了解」

――――

茜「おお、ブルーが似合ってますね!!」

凛「茜もオレンジ色が似合ってて可愛いよ」

茜「ありがとうございます!!」

凛(ゼロ距離で叫ばないで欲しいな)キーン



561: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:48:02.98 ID:mPMh+tTl0

凛「んーと、確認するけど」

凛「スタートは向こうの坂の上で、ゴールはここのコテージ前でいいんだよね?」

茜「はい!! 先に着いた方が勝ちです!! 真剣勝負ですよ!!」

凛「手を抜かれて勝っても嬉しくないしね」

凛「まあ茜に限ってそんなことはないだろうけどさ」フフ

茜「凛ちゃーん!! リフトに乗りますよー!!」

凛「聞いてないし……っていうか、いつの間にあんな遠くに?」

凛「今行くよー!」

――――

茜「いいですか!? 先にあのコテージ前に着いた方が勝ちですからね!?」

凛「もう何度も確認したってば……」

茜「お互いに怪我しないことを祈りながら!! 位置について!!」スッ

凛(この世界じゃ怪我もなんかしなさそうだけど)スッ

茜「よぉぉぉい……」


茜「GO!!」シャッ

凛「……!!」シャッ


↓1 茜

↓2 凛

コンマ二桁 数字を足していって先に200を越えた方が勝ち



562: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:48:17.33 ID:/e5oSIYZ0

うり



563: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:51:49.64 ID:Eipaihlpo





564: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:58:29.56 ID:mPMh+tTl0


茜:33

凛:64


茜「のわっ!!」ゴロゴロゴロ

凛「茜!?」

凛(派手に転んだ! 大丈夫かな……)


茜「あはははは!!」

凛「!」ピクッ

凛(うわっ、もう復活してる! 笑いながら追いかけてくる!)

茜「ひゃほぉぉぉう!!」

凛(怖い!!)


↓1 茜

↓2 凛

コンマ二桁をプラス 200を越えたら勝利



565: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:59:49.54 ID:W7lODtde0





566: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 23:01:38.71 ID:aXMDlfAn0





568: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 23:09:51.16 ID:mPMh+tTl0


茜:87

凛:135


凛(怖い怖い怖い!)バシュッ

茜「むっ、スピードアップしましたね!?」

茜「凛ちゃんあんなこと言ってたのに、すごい上手じゃないですか!! 私も負けられません!!」

茜「ファイヤァァァ!!」

凛「ひっ」


↓1 茜

↓2 凛

コンマ二桁をプラス 200を越えたら勝利



569: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 23:14:29.87 ID:kxkl02j6O

うい



570: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 23:16:50.80 ID:W7lODtde0

逃げ切れ



572: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 23:27:57.03 ID:mPMh+tTl0


茜:174

凛:215


茜「待てぇぇぇ!!」ゴォォォ

凛(急加速した!? でも)

凛「負けるわけにはいかない!!」

茜「はぁぁぁ!!」

凛(あと少し……! あと少し……!)


凛「よしっ! ゴール!! 私の勝ちだよ茜」

茜「うわぁぁぁぁぁぁ!!」シュウウウウウ

凛「!? ちょっ、止まって! 茜止まって!」

茜「スピード出しすぎましたぁぁぁ!!」

凛「何やってんの! 私が受け止めるよ!」スッ

ドシーン!

茜「きゃっ!?」

凛「むぐっ!」



573: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 23:36:58.03 ID:mPMh+tTl0


ゴロゴロゴロ

ピタッ

茜「ありがとうございます凛ちゃん……助かりました……!」

凛「」

茜「凛ちゃん? 凛ちゃん!? た、大変です!! 息してません!!」

茜「待っててくださいね、今人工呼吸を…」

凛「し……してるから、息……」

茜「よかった!! てっきり殺めてしまったのかと!!」

凛「そんな心配はないみたいだよ。痛みとかないし」

凛「ビックリして心臓止まりかけたけど」

茜「そういえば転んだ時も痛くなかったです!!」

凛「今気づいたんだ……」

茜「話は変わりますが、スキーの滑りお見事でした!!」

茜「師匠と呼ばせてください!!」

凛(あれは茜の迫力に恐怖を抱いただけなんだけどね)

凛「呼ばなくていいから。あといい加減上から降りてよ」

茜「はっ!? すみません!!」ササッ



574: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 23:52:13.76 ID:mPMh+tTl0

凛「ありがとう。本題だけど、この勝負は私の勝ちでいいよね?」スッ

茜「文句のつけようがないです!! 文句なんてつけませんけどね!!」

茜「凛ちゃん、お願いがあるんですけど!!」

凛「何?」

茜「もう一度滑りませんか!? 勝負は抜きで!!」

凛「いいよ。どのみちまゆのターンが終わるまで待ってなきゃいけないし」

凛「スキーを楽しもうか」

茜「やったぁぁぁ!!」

――――

まゆ「凛ちゃん、順調のようですね」スッ

奏「もう行くの?」

涼「恋愛話、次はまゆの番なのに」

まゆ「ごめんなさい。私はまだ戦いの最中なので……」

まゆ「倒さねばならない相手がいるんです」

かな子「カッコいい!」

きらり「サイコロ、良い目が出るといいね☆」

まゆ「はい! いきますよぉ」

まゆ「えい」ポイッ コロコロコロ

加蓮「じゅーう! じゅーう! じゅーう!」


【進行状況】

   栃木  群馬  埼玉  千葉
凛  ●○○ ○○○ ○○○ ○○○

   埼玉  千葉  東京  神奈川
まゆ ○○○ ○○○ ●○○ ○○○


↓1 コンマ一桁 0は10 特技を使う場合は使用のレスを加えてください



575: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 23:54:47.61 ID:hWha3YgDO

いけー



576: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 00:11:03.66 ID:a8bOoa2O0


まゆ:1マス進む-2

【進行状況】

   栃木  群馬  埼玉  千葉
凛  ●○○ ○○○ ○○○ ○○○

   埼玉  千葉  東京  神奈川
まゆ ○○○ ○○○ ○●○ ○○○


まゆ「1……」ガクッ

まゆ「あれ? 勝負に負けて-2になって」

まゆ「サイコロで1が出た、ということは」

まゆ「まさか-1で、1マス戻らなきゃいけないんですか!?」

晶葉『いや、0以下にはならない! サイコロで1か2が出て、-2の効果がついた場合は』

晶葉『-2をしない! つまりまゆは1マス進むんだ!』

まゆ「なるほど……進むだけいいですよね」

まゆ「それでは皆さん、私はこれで」ペコリ

奏「応援してるわ」ニコッ

ビュンッ



577: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 00:33:09.86 ID:a8bOoa2O0


――――

ビュンッ

まゆ「ここ……秋葉原、ですよね?」

まゆ「どのアイドルの方が、どんな勝負を挑んでくるんでしょうか」

まゆ「あっ。あれって……」


李衣菜「……」

まゆ(チラシ配りのメイドさんをじっと見てる)

まゆ(もしかして李衣菜ちゃんが相手?)

李衣菜「!」

スタスタ

まゆ(あ、気づいてこっちに来た)

李衣菜「まゆちゃん、来たなら来たって言ってよ!」

まゆ「ごめんなさい。私と勝負するのって李衣菜ちゃんなんですか?」

李衣菜「うん……何故かここに配置されたんだ」

李衣菜「それでコスプレ勝負しろって」

まゆ「コスプレ?」



578: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 00:43:17.95 ID:a8bOoa2O0

李衣菜「おかしいよね!? ギターとかロックな勝負なら分かるけど」

李衣菜「どうしてコスプレ!?」

まゆ「考えようによってはロックなんじゃないですか?」

李衣菜「!」ピクッ

李衣菜「ロック……かなぁ? ロックなのかなぁ」

まゆ「知りませんけど……」

李衣菜「まあやれって言われたからにはやるしかないし」

李衣菜「始めよっか」

まゆ「ルールは?」

李衣菜「お客さんの前でコスプレを披露して、どっちがいいか決めてもらうんだ」

李衣菜「勝負は3回。先に2回勝った方が勝者だよ」

まゆ「シンプルですね。コスプレはあらかじめ指定されてるんですか?」

李衣菜「ううん、自分で決めるんだって」

李衣菜「よく分からないなら、他のアイドルからアドバイスをもらうのもアリ」

李衣菜「開始は2時間後だから、じっくり選んでね」

まゆ「了解です」



579: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 00:48:08.61 ID:a8bOoa2O0


――――

まゆ「コスプレ……マンガやアニメのキャラはそんなに分からないですし」

まゆ「比奈さんに聞いてみましょうか」ピッピッ

プルルル プルルル

まゆ「もしもし、まゆです。実はご相談があって……」

――――

李衣菜「奈緒ちゃんにこっそり聞いて、見繕ってくれたけど」

李衣菜「本当にこれで勝てるのかな……」ウーン


↓1、2、3 李衣菜がするコスプレ

↓4、5、6 まゆがするコスプレ

複数安価、連取りありです



580: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 00:50:38.93 ID:4o2i1OVf0

ウサミンコス



581: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 00:55:45.23 ID:JtBQzARio

ツインテール装備の電子のアイドル



582: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:06:16.17 ID:UD3BKg03O

ばくだん岩



583: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:10:20.64 ID:qeopDONH0

龍田



584: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:14:58.55 ID:lbDnRng9O

巫女服



585: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:15:46.18 ID:OyeL6DfIo

樽美酒研二



587: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:36:33.46 ID:a8bOoa2O0


――――

晶葉「お集まりのお客様、大変お待たせいたしました!」

晶葉「ただいまより、クールなロックアイドル多田李衣菜と」

晶葉「キュートな可愛いアイドル佐久間まゆのコスプレ対決を開始いたします!」

ウォォォォォ

まゆ(晶葉ちゃん実体化できたんですね)

晶葉「司会は、天才こと池袋晶葉が務めます!」

晶葉「では早速参りましょう! まずは第一回戦」

晶葉「多田李衣菜の、ウサミンコス!!」

ジャーン

李衣菜「うう……」モジモジ

晶葉「どうした? 早くこっちに来てお客様に見せないと」

李衣菜(は、恥ずかしー……!)スタスタ

李衣菜「う……うーさみんっ……!」ニコッ

ウォォォォォ

晶葉「愛くるしいウサミンポーズを決めていただきました!」

晶葉「これは自分で選んだのか?」

李衣菜「いや、アイドル仲間の奈緒ちゃんにアドバイスを」

李衣菜「身近に見てるし、仕草も何となく分かるだろって」



588: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:47:34.52 ID:a8bOoa2O0

晶葉「なるほど、的確なアドバイスだな!」

晶葉「一回転してみてくれ」

李衣菜「……」クルクル

カワイイー!

李衣菜「あ、ありがとー……!」ニコッ

晶葉「以上、多田李衣菜でした!」

晶葉「そして対戦相手、佐久間まゆが扮装するのは」

晶葉「艦隊これくしょんのキャラクター・龍田です!」

ジャーン

まゆ「うふふ」スタスタ

晶葉「ほう、これは再現度が高いな!」

まゆ「ありがとうございます~♪」

まゆ「天龍ちゃんはどこかしらぁ?」

ウォォォォォ

李衣菜(ノリノリだ)

晶葉「セリフもそれっぽいな、素晴らしい!」



594: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 22:30:53.49 ID:uQCqsQs+0

晶葉「このコスプレは自分で考えたのか?」

まゆ「アイドルの比奈さんに電話をして、助言をもらったんです」

まゆ「そしたら、まゆちゃんならこういうのとかどうっスかねーと」

晶葉「ふむ。李衣菜同様、良い相手にアドバイスをもらったな」

晶葉「一回転して全身を見せてくれないか?」

まゆ「はい~」クルクル

ウォォォォォ!!

李衣菜(歓声が大きくなった!?)

晶葉(見えそうで見えない感じが唆るようだな)

晶葉「さあ、以上が第一回戦の戦いです! 皆さんはどちらのコスプレがいいのか」

晶葉「ボタンを押してもらいたい……ところですが!」

晶葉「審査は第二、第三回戦が終了してから行いますのでよろしくお願いします!」

まゆ「何でですか?」

晶葉「どちらかが2連勝してしまったら、せっかく用意したコスプレが全部見られないだろう?」

李衣菜(余計なことをぉ……!)

晶葉「第二回戦を始めるぞ。準備してくれ」

まゆ「分かりました」スタスタ

李衣菜「次はあのコスプレか……」スタスタ



597: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 22:55:00.57 ID:uQCqsQs+0


――――

裕子「サイキックパワー!」ジャン

晶葉「これはすごい! ミカンが宙に浮いているー!」

晶葉「まあその実態は、ただ指を刺して動かしてるだけですが」

裕子「ち、違いますよ!? 超能力です!!」アセアセ

ハハハハ イイゾー!

晶葉「以上、サイキックアイドルのマジックショーでした!」

晶葉「ありがとう裕子!」

裕子「手品じゃないですからね、それだけは言っておきます……!」スタスタ

晶葉「さあ場が暖まったところで、皆さんお待ちかね」

晶葉「第二回戦のコスプレの準備ができました! いってみよう!」

ウォォォォォ!

晶葉「今度はまゆから披露だー! 巫女服です!」

ジャーン

まゆ「♪」スタスタ

カワイイー! マユチャーン!

まゆ「うふ」ニコッ

晶葉「早くもお客さんを虜にしているな!」



598: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:05:52.66 ID:uQCqsQs+0

晶葉「可愛らしい巫女さんだ! これも比奈から?」

まゆ「ええ。まゆちゃんならとっても似合うと思うっスと言われたので」

晶葉「比奈に感謝しなければな。こんな貴重で可愛いまゆを見ることができたのだから」

まゆ「褒めすぎですよー」ニコニコ

カワイイー! モエー

まゆ「一回転しますね」クルクル

晶葉「後ろ姿もいいな! ありがとう!」

晶葉「果たして、この強敵に李衣菜はどんなコスプレで対抗するのか!?」

晶葉「登場していただきましょう、李衣菜です!」

ジャーン

李衣菜「……っ」スタスタ

ウォォォォォ!!

まゆ「これは……」

晶葉「初音ミクだな! 一世を風靡したボーカロイドだ!」

李衣菜(スカート短すぎじゃないこれ?)カァァ



599: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:23:44.87 ID:uQCqsQs+0

晶葉「おっと、ここでスカートを抑えるという可愛い仕草を披露だ!」

李衣菜「ただ見えないようにしてるだけだよ」

晶葉「いいだろ見えたって。見せパンだろ?」

李衣菜「ち、違う……」

李衣菜「水色と、白の……縞パン……」モジモジ

ウォォォォォ!

まゆ「何てこと聞いてるんですか!」

李衣菜「私のじゃないからね!? 用意されたやつだから!!」

まゆ「答える李衣菜ちゃんも李衣菜ちゃんですよ!?」

晶葉「サービスしすぎたな、すまない。しかし似合ってはいるが」

晶葉「奈緒が初音ミクのコスプレを勧めたという事実に少し驚いている」

李衣菜「ううん、奈緒ちゃんもあんまりよく分かってなかったみたいだよ」

李衣菜「ただコスプレとして代表的なものを挙げただけだって」

晶葉(それなら普通ナースとか、まゆのしている巫女のコスプレが先に出そうなものだが)

晶葉「回転してみてくれ」

李衣菜「うう……」クルクル

晶葉「ありがとう! よければ一曲歌ってくれるか?」

李衣菜「よくない!」



600: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:41:26.70 ID:uQCqsQs+0

晶葉「断られてしまったので、第二回戦はこれで終了します!」

晶葉「第三回戦の準備ができるまで夏樹のギターショーをお楽しみください!」

夏樹「はは、どうもー」スタスタ

李衣菜(なつきち!? どうしてなつきちが……!)

夏樹「んじゃ、アイドルたちの曲をアタシが勝手にアレンジしたやつを」スッ

―♪ ―♪

ワァァァァァ!

李衣菜「めっちゃ盛り上がってるし! 私もああいうのやりたいー!」スタタタッ

まゆ「我慢してください李衣菜ちゃん。コスプレしないと」ガシッ

李衣菜「ロックやりたい! ロックロックロックー!」

ズザザザ

――――

ギュイーンギュルリルギュルリルギュルリル

ギュィーー…ン

夏樹「ありがとー!」

ワアアアアア!!

晶葉「えー、盛り上がり過ぎてコスプレ対決が薄れてしまいそうなので」

晶葉「キリのいいところで終わりましょう! 夏樹、ありがとう!」

夏樹「楽しかったよ! だりーとまゆのコスプレ、期待してくれ!」

ウォォォォォ!



601: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:53:07.35 ID:uQCqsQs+0

晶葉「すごかったですね、聞き惚れてしまいました!」

晶葉「一方、これから出てくる2人のコスプレは見惚れてしまうに違いないので」

晶葉「皆さん盛大な拍手をお願いします!」

まゆ(ハードル上がりすぎです)

李衣菜(……)

晶葉「それでは第三回戦、李衣菜に登場していただきます!」

晶葉「どうぞ!」

ジャーン

李衣菜「……」

晶葉「え?」

李衣菜「……」

晶葉「……李衣菜? その格好は……」

李衣菜「……」ゴロゴロゴロ

晶葉(転がってきた)

ゴロゴロゴロ

ピタッ

李衣菜「……」

晶葉「李衣菜?」



602: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 00:11:58.83 ID:pe0wYoUS0

晶葉「えっと、確認したいんだが」

晶葉「それはドラクエに出てくるモンスターのばくだん岩でいいのか?」

李衣菜「……」ジー

晶葉(ようすをみてる、間違いない)

晶葉(しかしこんなコスプレをして、お客が沸くわけが…)

スゲー カンセイドタケー

晶葉(沸いてはいないが受けは良いようだ)

晶葉(顔も似せてきて、ちょっと面白いしな)

李衣菜「メガンテ」

晶葉「は?」

ボンッ

晶葉「うわ!? 自爆した!!」

晶葉(と言っても、周囲を覆うくらいの煙が出た程度か)

晶葉(って、あれ? いないぞ?)

晶葉(……煙が立ち込めているうちに撤収したのか?)

晶葉「話は聞けませんでしたが、見事なばくだん岩でした!」

晶葉「皆さん拍手をお願いします!」

パチパチパチパチ



603: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 00:29:24.89 ID:pe0wYoUS0

晶葉(第三回戦にどんなコスプレをするかを教えなかったのはこういうことか)

晶葉(いや、どういうことだ。私も驚かせたかったのか?)

晶葉(……次のまゆも内容を知らないから不安だが)

晶葉「こほん、次に参りましょうか!」

晶葉「第三回戦、ラストを飾るのはまゆ! どうぞ!」

ジャーン

まゆ「女々しくて! 女々しくて! 女々しくて!」

まゆ「つーらーいよーおおおー」ピョンピョン

晶葉「!?」

晶葉(踊りながら出てきた!)

晶葉「こ、これは……樽美酒! まゆがしているのはゴールデンボンバーのドラム」

晶葉「樽美酒研二のコスプレだぁー!」

ウォォォォォ!!

晶葉(歓声沸くのか。私は少し戸惑ってるのに)

――――

まゆ「あーいさーれたいねっ きっとみすごしたー」ピョンピョン

まゆ「きみのしぐなる もういちどー」ピョンピョン

晶葉(踊りがキレっキレだ)



604: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 00:39:16.75 ID:pe0wYoUS0


――――

まゆ「ふぅ……ありがとうございました!」

パチパチパチパチ

晶葉「一曲丸ごと踊ったな」

まゆ「はい、楽しかったです」

晶葉「それは何よりだが、何故このコスプレを?」

まゆ「比奈さんに、1つくらいウケを狙いにいくっスよと」

晶葉「まあお客さんの楽しんでいたからいいけども」

晶葉「メイクや踊りは全部自分で?」

まゆ「そうですね」

晶葉「2時間でよく間に合わせたな……」

晶葉「さて、ここで李衣菜にも出てきてもらいましょう! 李衣菜ー?」

李衣菜「ちょっと待って」ゴロゴロゴロ

晶葉「まだそのままなのか!?」

李衣菜「うん。これについても話してなかったしさ」

晶葉「ああ、私もすごく気になってたんだ」

晶葉「何故ばくだん岩のコスプレを?」

李衣菜「奈緒ちゃんに、1個だけウケ狙いしようぜって勧められたんだ」

晶葉「まゆと同じアドバイスの暴走か」



605: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 00:58:12.09 ID:pe0wYoUS0

李衣菜「あとばくだん岩=ロックってのもかかってるんだ」

まゆ「あー」

晶葉(ダジャレか!)

晶葉「これでコスプレ披露が終わったが、2人とも自信はあるか?」

まゆ「分かりませんね」

李衣菜「お客さんが決めることだしねー、見守るしかないよ」

晶葉「そうか……では、いよいよ審査を始めるぞ!」

晶葉「皆さん、お手元のボタンを押してどちらが良かったかを決めてください!」

晶葉「結果はここの大きな画面に出ます! 3回勝負のうち2つ勝てばコスプレ対決の勝者となります!」

李衣菜・まゆ「……」ドキドキ

晶葉「集計が終わったようです! 運命の瞬間!」

晶葉「結果をどうぞ!」


↓1、2、3 李衣菜

↓4、5、6 まゆ

コンマ二桁 1と4、2と5、3と6で比べて数字の大きかった方が勝利



606: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 00:59:46.07 ID:YzyG4vd70

はい



607: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 01:00:38.24 ID:0DGT6mxf0

うっひょー!



608: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 01:01:23.49 ID:w9pM9v2yo

デケデケデケデケデケデン!



609: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 01:06:45.22 ID:rM7hdjPMo





610: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 01:08:08.21 ID:61/ZXNtB0

ほい



611: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 01:15:40.57 ID:SJ1xRHBko

やー



612: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 01:27:28.65 ID:pe0wYoUS0

ジャンッ

晶葉「出ました! 第一回戦はまゆの勝ち! 第二回戦は李衣菜の勝ち!」

晶葉「そして第三回戦は……まゆの勝ち!」

晶葉「コスプレ対決の勝者はまゆだ!!」

パチパチパチパチ

まゆ「よ、よかった……」

李衣菜「おめでとうまゆちゃん。握手しよう」スッ

まゆ(手が出せるんですねそれ)ギュッ

まゆ「ありがとうございます。李衣菜ちゃんのコスプレ」

まゆ「ウサミンも初音ミクもばくだん岩も、全部良かったです」

李衣菜「まゆちゃんの龍田と巫女さんと樽美酒研二も、可愛くて面白かった」

まゆ「コスプレ、初めてしましたけど楽しいですね」

まゆ「また一緒にしましょう」ニコッ

李衣菜「……」

まゆ「嫌ですか?」

李衣菜「か、考えとく……」

まゆ「はい」ニコニコ



613: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 01:43:14.90 ID:pe0wYoUS0

晶葉「まゆ、優勝賞品としてコスプレ衣装を現実世界に送っておくぞ」

まゆ「そんなことできるんですか!?」

晶葉「できるんだ、私は天才だからな」

晶葉「李衣菜も奨励賞として、1つだけコスプレを送るからな」

李衣菜「いいよ別に!」

晶葉「遠慮するな。何がいい?」

李衣菜「……」

ゴニョゴニョ

晶葉「よし、初音ミクだな」

李衣菜「言わないでよ!?」

まゆ「あんなに恥ずかしがってたのに、気に入ってるんですね♪」

李衣菜「ち、違っ……!」カァァ

――――

凛「まゆったらあんなに楽しそうにして」

凛「これを勝負だってこと忘れてるんじゃないの? やれやれ」フッ

茜「凛さん!! もう1回ソリで滑りましょう!! もう1回!!」

凛「いいね賛成」



614: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 01:53:50.98 ID:pe0wYoUS0


――――

凛「あー楽しかった」

茜「もー1回!! もー1回!!」ブンブン

凛「ごめんね茜……そろそろサイコロを振って次のマスに行かなきゃいけないんだ」

凛「また今度遊ぼう」

茜「そうですか……残念です……」シュン

茜「頑張ってくださいね凛ちゃん!! スキーしながら応援してます!!」ギュッ

凛「頑張るよ」ギュッ

晶葉『終わったか?』

凛「晶葉、ごめん。待たせちゃった」

晶葉『気にするな! まゆのマスまであと13だ!』

晶葉『ここで10を出せば、一気に距離を詰められるぞ!』

凛「ふーん、そうなんだ」

凛「でもなぁ、10なんて出るわけないよ」ハァ…

凛「そりゃ10出たら嬉しいけど、どうせ1とか2が出るよ」

晶葉『……』

晶葉(フラグを立てているのか?)



615: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 01:58:51.41 ID:pe0wYoUS0

凛「いいよ1とか2でも、現実を受け入れるからさ」スッ

凛「よっ」ポイッ

コロコロコロ

凛「はいはい1ね。それとも2? 」

晶葉『……』


【進行状況】

   栃木  群馬  埼玉  千葉
凛  ●○○ ○○○ ○○○ ○○○

   東京  神奈川 新潟  富山
まゆ ○●○ ○○○ ○☆○ ○☆○


↓1 コンマ一桁 0は10 特技を使う場合は使用のレスを加えてください



616: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 02:00:29.40 ID:GupZgEJ8O

特技使用



618: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 02:13:53.59 ID:pe0wYoUS0


凛:10マス進む+2

【進行状況】

   東京  神奈川 新潟  富山
凛  ○○○ ○○● ○☆○ ○☆○

   東京  神奈川 新潟  富山
まゆ ○●○ ○○○ ○☆○ ○☆○


凛「よし! よしよし!」グッ

晶葉『ま、まさか本当に10を出すとはな』

晶葉『これで12マス進み、まゆが目の前に…』

凛「まだだよ。ここで抜いておく」

凛「特技を使用して+5をすれば17進むでしょ?」

晶葉『ほう、もう使い切ってしまうのか!』

晶葉『これが吉と出るか凶と出るか!』

凛「吉にしてみせる。自分の力を信じるよ」

ビュンッ

――――

ビュンッ

凛「東京を越して神奈川か。誰が相手かな」

凛「誰でもいいや、絶対に倒してみせる」



625: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 23:03:49.00 ID:pe0wYoUS0


???「おー、しぶりんちゃんハッスルしてんねー♪」

凛「……この声は」


里奈「ちょりーす☆ アタシだよ」ニコッ

凛「里奈……あんたが相手なんだ」

里奈「意外だったん? 出身は湘南なんだけど」

凛「いや、予想の範囲内。ただ里奈との勝負が何なのかを考えると」

凛「腕力が必要になってくるのかなって……」

里奈「大丈夫! 力は一切使わないから」

里奈「あ、待った。やっぱ使うかも?」

凛「ほら当たりだった」

里奈「まあ力は力でもインスタ映え力だけどね♪」

凛「は?」

里奈「説明するぽよー☆ 今からやるのは、インスタ映え写真対決ー!」パチパチパチ

里奈「まずはここ、横浜赤レンガ倉庫内でインスタ映えするような写真をたくさん撮るぢゃん?」

里奈「その中から1枚を選んで評価してもらって、勝ち負けを決めるってお話♪」



627: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 23:30:19.17 ID:pe0wYoUS0

凛「へー、楽しそう」

里奈「でしょー! んで誰に評価してもらうのかっていうとー」

美里「私だよぉ♪」ヒョコッ

凛「うわっ!?」

里奈「そんなに驚いたら美里っちが可哀想ぢゃん」

凛「だって急に出てくるから……すみません美里さん」

美里「こっちこそ、ビックリさせちゃってごめんね?」

里奈「美里っちはね、旅行で色んなところを見て回ってるから」

里奈「インスタに載せてる写真もいっぱいあるんだー☆ まぢすごい!」

凛「なるほど、厳しい目で見てくれそうだね」

美里「持ち上げられるほどじゃないけど、精一杯審査するねぇ♪」

凛「よろしくお願いします」ペコリ

里奈「質問がなければもう始めちゃうけど?」

凛「写真は何枚撮ってもいいんだよね」

里奈「うん、美里っちに提出するのは1枚だけだけどね」

凛「オッケー、始めよう」

里奈「制限時間は1時間だぽよー☆ メモっといて☆」



628: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 23:44:16.63 ID:pe0wYoUS0


――――

凛「インスタ……アカウントは作ってるんだけど、あんまりやってないんだよね」

凛「そもそもインスタ映えってどういう感じなのかな。オシャレってこと?」

凛「ちょっと他のアイドルのを参考にしてみよう」タプタプ


↓1、2 参考にするアイドル

コンマ二桁が参考度 評価に響いてきます



629: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 23:45:02.41 ID:lg+rYdcs0

裕美



630: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 23:46:11.13 ID:0DGT6mxf0

藍子



633: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 00:08:06.25 ID:Qj642c0x0


裕美&藍子:参考度54


凛「裕美とかどうだろう」タプタプ

凛「わ、綺麗なアクセサリーだ。こういう写真もありなんだね」

凛「参考になる……」タプタプ

凛「小物の撮影に役立つね」タプタプ

――――

凛「ダメだ、綺麗なアクセばっかでつい見入っちゃう」

凛「違うアイドルのも見てみよう」タプタプ

凛「藍子とかどうだろう? 散歩好きだし、色んな景色の写真とか載せてるかも」タプタプ

凛「……あれ?」

凛「写真がない、っていうかインスタの投稿自体が少ないね」

凛「私と同じでほとんど触れてないのかな?」タプタプ

――――

凛「唯一あるのが、アイドル数人で撮った写真か」

凛「人を被写体にして撮影する時に参考になるね」

凛「さてと、そろそろ撮り始めようかな」


↓1 凛のインスタ写真の腕前 コンマ二桁

参考度とプラスします



634: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 00:11:37.97 ID:A3ySoZhso

えいや



635: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 00:19:11.50 ID:Qj642c0x0


凛の腕前:97+54=151


凛「2人とも特定の物だけ撮ってるから、参考にできる部分は少ないかもしれないけど」

凛「何となくコツを掴んだかもしれない。まずは倉庫全体を……」パシャッ

パシャッ パシャッ

凛「んー、こんな感じかな」

――――

凛「カフェでスイーツを撮影しよう」

店員「お待たせしました。アップルパイです」スッ

凛「ありがとうございます」

凛「うわー美味しそう。写真撮りたくなるよ」

パシャッ パシャッ

凛「……」パシャッ

凛「よし、こんなもんかな。いただきます」パクッ

凛(はぁー……美味しすぎる……)モグモグ



636: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 00:24:16.79 ID:Qj642c0x0


――――

里奈「インスタ映え写真対決! と決めてみたはいいけど」

里奈「そういうのやったことないんだよねー」

里奈「とりま参考になる写真を探してみよー♪」タプタプ


↓1、2 参考にするアイドル

コンマ二桁が参考度



637: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 00:24:37.50 ID:bpcFSgC80

七海



638: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 00:24:51.48 ID:A3ySoZhso

きらりん



639: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 00:44:15.23 ID:Qj642c0x0


七海&きらり:参考度98


里奈「おー、ななみんのインスタ魚でいっぱい♪」タプタプ

里奈「綺麗だったり迫力あったり、撮り方次第で色んな風に見せれるんだー」タプタプ

里奈「あはは、これグロい☆ ウケる☆」

――――

里奈「面白かったー。次は誰のを見ようかなん♪」タプタプ

里奈「あ、きらりんはっけーん! 女子力高いし超期待☆」タプタプ

里奈「スイーツとか食べ物の写真と、風景写真なんかもあるし」

里奈「でもそのうちのほとんどが杏ちゃん込みって、どんだけ好きなん☆」

――――

里奈「参考になったのは数枚かな? 充分充分」

里奈「あとは場面でー」スタスタ


↓1 里奈のインスタ写真の腕前 コンマ二桁

参考度とプラスします



640: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 00:45:58.24 ID:Nrq22BQN0





642: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 01:05:35.49 ID:Qj642c0x0


里奈の腕前:24+98=122


里奈「組み合わせって大切ぢゃね?」

里奈「ショップで良さげなアクセ見繕って、空と合わせて撮ったりさー」

里奈「これくださーい♪」

――――

里奈「うんうん☆ こんな感じぽよー」パシャッ パシャッ

里奈「とりま数打っとけば、奇跡の1枚撮れる的なー♪」パシャッ パシャッ

里奈「あとはー……お腹空いたしレストラン行こ」スタスタ

――――

里奈「オムレツいい匂ーい」クンクン

里奈「これもとりま撮っとけ」パシャッ パシャッ

里奈「はい終わりっと。いただきまーす、はむっ」

里奈「モグモグ……うまっ。やっぱここのオムレツ好き♪」

里奈「はむはむ、もぐもぐ」



643: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 01:15:10.47 ID:Qj642c0x0


――――

凛「時間だね」

里奈「自信ありげな顔してんねー?」

凛「ううん、これはスイーツ食べて満足したから」

凛「そっちも自信ありそうだね」

里奈「オムレツ超美味しかったから」

美里「写真は選びましたかぁ?」

凛「どうぞ」スッ

里奈「奇跡の1枚ぽよー☆」

美里「どれどれ……ふぅん……へぇ……♪」

凛「緊張と恐怖が混じって吐きそう」

里奈「おおげさー♪」アハハ

凛「里奈はよく平気だね」

里奈「それなりにドキドキしてるぽよ♪」


↓1 里奈

↓2 凛

美里の評価 コンマ二桁をそれぞれの数値とプラス



644: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 01:16:10.36 ID:4JjEHiaf0

ぽよ



645: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 01:16:50.43 ID:6EAP6aN/O





646: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 01:31:25.39 ID:Qj642c0x0


里奈:122+36=158

凛:151+43=194


美里「……なるほどぉ」

凛「ど、どうでしょうか……」ドキドキ

美里「どうしたら映えるかを意識して撮ったんだなって、努力が伝わってくるよぉ」

美里「まず2人に伝えるのは、頑張ったねって言葉だね♪」

里奈「高評価っぽい?」

美里「とっても良い写真だと思うよぉ」ニコニコ

凛「……ということは、技術的には残念ってことだね……」

美里「ざ、残念っていう言い方はないけどね。もっとこうした方が映えるなってポイントはいくつかあるかなぁ」

里奈「奇跡は起こせなかったかー」

美里「落ち込まないで? 私は2人の写真大好きだからぁ♪」

美里「里奈ちゃんらしさ、凛ちゃんらしさが出てて、すごく良いよぉ♪」

里奈「どっちかっていうと、どっちが良い?」

凛「これは勝負だから、しっかり答えて欲しいです」

美里「んー……そうだねぇ。凛ちゃんかなぁ」

里奈「負けたぁー」

凛「ありがとうございます!」



647: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 01:45:07.25 ID:Qj642c0x0

里奈「くやしー……けどまぁ、いっか」

里奈「じゃアタシ買い物してくるねー」スタスタ

凛「え? ちょっ、軽くない!? もっとこう、互いの健闘を称え合ったりしないの!?」

里奈「いいぢゃんそんなの♪ 楽しかったしさ」

里奈「しぶりんちゃんはどうなん? 勝ちとか負けとか関係なしに」

凛「……楽しかった」

凛(勝負してる感じがしなかったし)

里奈「でしょ? だからまたやろうねーって、それだけの話だし☆」

里奈「そだ、一緒に買い物する?」

凛「え」

里奈「美里っちもどお? 3人仲良くショッピング!」

美里「さんせーい!」

凛「……」

凛「……じゃあ、私も」

里奈「決まりー♪ さっき可愛いアクセ見つけてさー」

凛(なんか消化不良感が……)



648: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 01:54:40.76 ID:Qj642c0x0

凛(っていうか、ニックネームにちゃん付けするのまだ治してくれないんだね)

里奈「しぶりんちゃん? どしたー?」

凛「何でもない。今行くよ」スタタタッ

――――

まゆ(凛ちゃん勢いに乗ってますね)

まゆ(追い越されてしまいましたし、また大きい目を出し続けないと)

まゆ(私だけに1つ残っている特技をどう使うかも鍵です)

李衣菜「ねえねえ、思ったんだけどさ」

李衣菜「コスプレを家に送り届けるーとか、私たちプログラム同士で勝手に盛り上がったけど」

李衣菜「実際本人の家に届けたらビックリしない?」

晶葉『あ、そうだな!』

李衣菜「そうだな! じゃないよ……気味悪がられるでしょ絶対」

晶葉『まあ私たちはアイドル本人の深層意識とリンクしてるからな!』

晶葉『李衣菜本人もきっと初音ミクのコスプレを気に入るぞ!』

李衣菜「そういう問題なのかな……」



649: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 02:07:00.53 ID:Qj642c0x0

まゆ「すみません、サイコロを振ってもいいですか?」

晶葉『ああ、すまない!』スッ

まゆ「……何で実体化をやめたんですか?」

晶葉『声だけの方が楽だからだ! さあ、凛を追い抜くぞ!』

まゆ(処理的な問題でしょうか)

まゆ「それではいきます!」

李衣菜「10が出るように祈るね」

まゆ「……」

まゆ「いえ、1か2が出るように祈ってください」

李衣菜「へ? 何で?」

晶葉『フラグというやつだ! 俺この戦争が終わったら結婚するんだ!』

晶葉『という映画の登場人物は、大体死んでしまったりするだろう?』

晶葉『それに習い、1か2が出るように祈れば』

李衣菜「10が出るって? そんなバカな」

まゆ「実際凛ちゃんがそれで10を出しましたから」

まゆ「やってみる価値はあります」

李衣菜「そうなんだ……わ、分かった」

李衣菜「1か2が出ますように」

まゆ「1出てください! 2でもいいですよ!」



650: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 02:14:25.58 ID:Qj642c0x0

まゆ「私は1を望んでますからね! 絶対に1です!」

李衣菜「1出ろ1出ろ! 1以外は絶対に嫌だからね!」

まゆ「お願いします、1が出てください! はっ!」ポイッ

コロコロコロ

晶葉『これでもかというくらいフラグを立てたな』

李衣菜「これで本当にいいの?」

まゆ「……」ドキドキ


【進行状況】

   東京  神奈川 新潟  富山
凛  ○○○ ○○● ○☆○ ×☆○

   東京  神奈川 新潟  富山
まゆ ○●○ ○○○ ○☆○ ×☆○


↓1 コンマ一桁 0は10 特技を使う場合は使用のレスを加えてください



651: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 02:15:04.85 ID:FAKroVEkO

(ФωФ)



654: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 02:25:08.40 ID:Qj642c0x0


まゆ:5マス進む+2

【進行状況】

   東京  神奈川 新潟  富山
凛  ○○○ ○○● ○☆○ ×☆○

   東京  神奈川 新潟  富山
まゆ ○○○ ○○○ ○☆● ×☆○


李衣菜「くぅー! 5かぁー!」

まゆ「さっき李衣菜ちゃんとの勝負に勝ったので」

まゆ「7マス進めますね。凛ちゃんをちょっとだけ追い越せましたけど……」

――――

凛「プラグの神様は私に微笑んでくれてるみたいだね」ホッ

――――

まゆ「あの、晶葉ちゃん」

晶葉『何だまゆ?』

まゆ「サイコロ振った瞬間に気づいたんですけど」

まゆ「マップに不穏な×マークが表示されましたよね? 何ですかあれ?」

晶葉『1回休みのマスを表示することにしたんだ! 止まったら有無を言わさず休みだからな!』

晶葉『当然サイコロの+2-2も無くなるぞ!』

李衣菜(むしろ何で今まで隠してたのか気になる)



656: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 07:42:08.99 ID:6VHlDjE10

サイコロの+2-2も無くなるってどういうこと?

サイコロの目+勝敗の結果(0以下になる場合無効)の合計数進む
じゃなくて
サイコロの目だけ進む(この結果休みに入ったらそこで止まる)→勝敗によりそこから2マス進む(戻る)
ってこと?



657: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 10:16:26.32 ID:Qj642c0x0

>>656
説明が不足し過ぎてましたね
1回休みのマスに止まったら勝負はないので
次にサイコロを振る時は+2、または-2の修正が無しになる、ということです
本文でも補足します

それと誤字脱字が多すぎて読みにくいと思います、すみません…
ちゃんと気を配って書いていきます



658: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 22:56:00.56 ID:Qj642c0x0

まゆ「+2-2が無くなるって?」

晶葉『説明不足だったな! 1回休みのマスに止まれば勝負は無い!』

晶葉『だからその次にサイコロを振る時、+2-2の修正は無くなるということだ!』

まゆ「そういうことですか」

李衣菜「まゆちゃん、次は新潟だよね?」

李衣菜「頑張ってね! 私はここで応援することしかできないけど」

まゆ「励みになります。それじゃ」ニコッ

ビュンッ

――――

ビュンッ

まゆ「新潟のアイドル……新潟出身の……」

まゆ「えーっと、確か……」


???「確保!!」ガシッ

まゆ「ひゃうっ!?」ビクッ


まゆ「な、何ですか!? 突然後ろから……誰ですか!?」

???「声で分からない?」

まゆ「さ……早苗さん?」



659: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 23:17:28.81 ID:Qj642c0x0

早苗「ピンポーン♪ 正解っ!」

まゆ「何で拘束するんですか。私、悪いことは何も……」

早苗「ごめんごめん、冗談だよ。隙だらけだったからついね」パッ

まゆ「つい拘束しないでください」

まゆ「……早苗さんと勝負するんですか?」

早苗「そうよ!」

まゆ「事件の推理とか、犯人の確保とか」

まゆ「射撃対決とかするんですか?」

早苗「しないしない。これからするのは警察と一切関係ないから」

早苗「じゃーん! これなーんだ?」スッ

まゆ「お酒」

早苗「アタリ。正確に言えば日本酒だけど」

まゆ「まさか……」

早苗「そのまさか! 新潟で作られた数々の日本酒を飲んで」

早苗「どれがどれかを当てる勝負をしましょう!」

まゆ「無理ですダメです! だって私まだ…」

早苗「まゆちゃんに飲ませるわけないでしょ? 話を聞いて」



660: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 23:34:01.89 ID:Qj642c0x0

早苗「まゆちゃんには代理を立ててもらうわ」

早苗「20歳を越えてる大人アイドルの誰かをここに呼ぶの」

早苗「で、その誰かとあたしが勝負するのよ」

まゆ「なるほど……でもどうやって呼ぶんですか?」

晶葉『私に任せろ! 名前を教えてくれれば、すぐにでも呼び寄せるぞ!』

早苗「そういうこと! さあ選んで!」

まゆ「……」


↓2 まゆの選んだ大人アイドル



662: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 23:35:02.18 ID:tmkIS22Go

ウサミン(17)



664: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 23:54:49.32 ID:Qj642c0x0

まゆ「ウサミンをお願いします」

早苗「え?」

まゆ「ウサミンです」

早苗「菜々ちゃんって17歳でしょ?」

まゆ「はい……でも私の直感がそう告げてるんです」

まゆ「できますか?」

晶葉『もちろんだ! そらっ!』

ビュンッ

菜々「ぷはー! お昼から飲むビールは格別ですね!」

菜々「……ん? えっ? は!? ここはどこ!?」キョロキョロ

晶葉『昼酌をしていたところすまない! 力を貸してくれないか?』

菜々「へ?」

――――

菜々「……状況は飲み込めましたけど……」

まゆ・早苗「……」

菜々(どうしよう! ビール飲んでるところ思いっきり見られた!)

菜々(このままじゃ現実の私にも迷惑がかかっちゃう! ウサミンの存続が……!)

菜々(何か策を、何か考えないと……はっ!)ピーン

菜々「ところで、本当にありがとうございます晶葉ちゃん!」

晶葉『?』



665: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 00:05:30.77 ID:BhJ+Nf5t0

菜々「お酒を飲んでみたいっていう私のワガママを聞いてくれて」

菜々「体を20歳にしてくれましたよね!?」

晶葉『……』

菜々「ねっ!?」クワッ

晶葉『うん……お安い御用だ』

まゆ「なんだ、ビックリしました」フフッ

早苗「一瞬菜々ちゃんが年齢詐称してるのかと疑っちゃったわ」アハハ

菜々「ははは……は……」

菜々(乗り切ったー! やりましたよ!)

まゆ「けど、デジタル世界のアイドルの方も自由に過ごしてるんですね」

晶葉『プレイヤーが来るまで好きに過ごしてもらってるんだ!』

早苗「本当に20歳の体なの?」

菜々「何と言ったってデジタルですからね! 何でもできるんですよ!」アセアセ

まゆ「私の直感は当たりでしたね♪」

まゆ「……いえ、まだ判断するのは早計ですね」

まゆ「菜々さん! 私の代わりに、早苗さんと日本酒当て対決をしてもらえないでしょうか?」

菜々「いいですよ、ナナでよければ♪」

まゆ「ありがとうございます!」



666: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 00:34:43.45 ID:BhJ+Nf5t0

晶葉(菜々(17)の体を20歳にできるなら)

晶葉(まゆを20歳にすればいいのではないかという話だけどな)

晶葉(実際できるけど、設定の書き換えや情報操作は時間がかかるし)

晶葉(突っ込まれたら素直にそう説明するか)

――――

早苗「挑戦者はまず目隠しして、テーブルに並んだ5種類の日本酒を」

早苗「それぞれ一滴ずつ舐めてもらいます」

菜々「情報が少なすぎませんか?」

早苗「一口飲んだら分かっちゃうと思うし、ちょうどいいわ」

まゆ(そういうものなんでしょうか)

早苗「そしてここから開始よ。順番をバラバラに、今度は一口ずつ飲ませて」

早苗「どの日本酒なのかを言い当てる。間違えた時点で終わり」

早苗「最終的にどちらが多く当てたかで勝敗が決するの」

菜々「難しそうですね……けど」

菜々「まゆちゃんのためです! 味覚を研ぎ澄ませますよ!」

まゆ「頑張ってください!」



667: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 00:44:25.17 ID:BhJ+Nf5t0

早苗「どっちからやる? 菜々ちゃんが決めていいわよ」

菜々「では先攻で!」

早苗「了解、目隠しするわね!」

――――

早苗「準備は?」

菜々「いつでもどうぞ」

早苗「スプーンに雫を乗せるから舐めてね」スッ

菜々「あむ……美味しい! 一滴だけでも美味しさが分かります!」

菜々「名前は何ですか?」

早苗「加茂錦(かもにしき)よ。次いい?」

菜々「待ってください、インプットします」

菜々「……はい、どうぞ!」

早苗「これが山間(やんま)」スッ

菜々「ふむふむ」

早苗「高千代(たかちよ)」

菜々「ほー、これはなかなか」



668: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 01:01:10.31 ID:BhJ+Nf5t0

まゆ(それから菜々さんは、村祐(むらゆう)、久保田(くぼた)というお酒を舐めていって)

まゆ(しっかりと味わい、挑戦に備えました)


菜々「……」

早苗「さあいくわよ! さっきの順番をバラバラにして」

早苗「1回目はこれ!」

菜々「ど、どうすればいいんですか?」

早苗「お猪口に注いだを飲ませるから、口を開けて」スッ

菜々「ゴクゴク」

早苗「そう、ゆっくりとね」

菜々「……ぷはぁ」

早苗「どう?」

菜々「……」

菜々「美味しいです……」

早苗「何か分かった?」

菜々「も、もう一杯飲んじゃダメですか?」

早苗「だーめ。一杯だけで判断して」

まゆ(菜々さん大丈夫でしょうか)


↓1 コンマ二桁 2~98の間であれば正解



669: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 01:03:04.36 ID:OwaEWZuOO

いけ



670: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 01:13:40.61 ID:BhJ+Nf5t0

菜々「スッキリしていて飲みやすいですね」

菜々「甘くてフルーティーで、ぴりっとした辛さもあって……」

菜々「順番バラバラなんて言いましたけど、これはさっきの1番目と同じ」

菜々「加茂錦です」

早苗「……正解よ」

菜々「いえーい!」

まゆ「すごいです菜々さん!」

早苗「やるわね。じゃあ2番目は……これよ!」スッ

菜々「コクコク」

菜々「はぁー……味わい深い」

まゆ(菜々さんすっかり大人の人みたい)クスクス

早苗「どうかしら?」

菜々「もう一杯飲みたいです……けど我慢して」

菜々「うーん」


↓1 コンマ二桁 10~90の間であれば正解



671: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 01:15:32.31 ID:KjGbQlngo

ほい



672: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 01:29:50.05 ID:BhJ+Nf5t0

菜々「村佑です。甘さの中に爽やかな酸味があって、まるでデザートのようなお酒ですね」

菜々「とても上品な味です。新潟に行って直接購入したいです」

早苗「正解! 私もこれ好きなのよ」

まゆ(飲んでみたい)ゴクリ

早苗「どんどんいくわ! 3番目よ!」スッ

菜々「ゴクゴク……ゴクン」

菜々「ぷはーっ、これもまた美味しいですねぇー」

まゆ(酔っ払ってきた……?)

晶葉(今までビールを飲んでたからな)

早苗「分かるかな?」フフフ

菜々「んぅー……そうですねー……」


↓1 コンマ二桁 20~80の間であれば正解



673: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 01:30:59.59 ID:I8J+nE82O

サイキックコンマ



674: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 01:44:18.48 ID:BhJ+Nf5t0

菜々「これもフルーティな味わいがします。柑橘系のさっぱりした爽やかな感じが」

菜々「口の中に広がりますね……おつまみが欲しい」

菜々「高千代!」

早苗「正解よ、これで3問ね」

早苗「そろそろ味が分からなくなってきたんじゃない?」

菜々「はい……残りの2つの味が薄れてきてます」

菜々「何とか手繰り寄せないと……」

菜々(それに頭もふわふわしてきた)

早苗「あたしにとっては好都合だけどね♪」

早苗「はい、これが4番目」スッ

菜々「んぐ、んぐ」

菜々「はぁー……! こ、これは……」

早苗「美味しいでしょ」

菜々「ええ、もちろんです……でも名前が……」


↓1 コンマ一桁 30~70の間であれば正解



675: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 01:48:10.13 ID:NWuPd6Ieo





676: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 02:04:14.42 ID:BhJ+Nf5t0

菜々「うー……えっと……どっちがどっちだっけ」

菜々「んー……や、山間!」

早苗「……」

早苗「残念! 久保田よ!」

菜々「ええ? これが久保田でしたっけ……? 頭が回らない……」

早苗「大丈夫? そっか、ビールも飲んでたもんね」

早苗「目隠し取るね」スッ

菜々「すみません……おっと」フラフラ

まゆ「菜々さんっ!」ガシッ

菜々「まゆちゃん、ごめんなさい。ナナは3つまでが限界のようで」

まゆ「充分です、本当にありがとうございます」

早苗「その調子じゃ、あたしにお酒を飲ませるのも無理ね」

まゆ「私がやります! 口と鼻をマスクで防御すれば平気ですよ!」

早苗「んー……匂いだけならいいわよね……?」

早苗「それにゲームの中だし。分かったわ」

菜々「ナナはちょっと休んでますね……よっこいしょ」ドサッ

晶葉(年を隠す余裕もないみたいだな)



679: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 15:41:10.81 ID:BhJ+Nf5t0

早苗「私がしたみたいにお願いね」

まゆ「はい。まずは目隠ししてください」

早苗「オッケー」スッ

まゆ「お酒を一滴ずつ舐めてください。いいですか?」

早苗「いつでもどうぞ」

――――

まゆ「味と名前は覚えましたか?」

早苗「ばっちりね」

まゆ「それでは、お猪口にお酒を注いで……」トクトク

まゆ「……あれ?」

早苗「どしたの?」

まゆ「気づいたことがあるんですけど」

まゆ「これ新潟のお酒なんですよね? 早苗さん、飲み慣れてたりは……」

早苗「大丈夫! 晶葉ちゃんに記憶を預かってもらってるから」

晶葉『一時的にな。どういう味なのか知らない状態だから、ちゃんと公平だぞ』

まゆ(そんな怖いこともできちゃうんですか)



680: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 15:46:21.68 ID:BhJ+Nf5t0

まゆ「よかったです。気を取り直して、いきますよ!」スッ

早苗「来い!」

早苗「ゴクン、ゴクゴク……ふぃー!」

早苗「くぅー、美味しい!」

まゆ「本当に忘れてます?」

早苗「うん、自分でもビックリするくらい」

早苗「むむむ……これは、そうね……」


↓1 コンマ二桁 2~98の間であれば正解



681: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 15:48:19.34 ID:Y3JZSPLIo

よし



682: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 16:09:36.35 ID:BhJ+Nf5t0

早苗「高千代! 果物みたいな甘さのおかげで飲みやすいし」

早苗「後味はスッキリしてるから飽きないわ! すぐ空き瓶にしちゃいそうね!」

まゆ「……」

早苗「えっ、もしかして外れ?」

まゆ「正解です」

早苗「よ、よかった。これで外れだったらかなり恥ずかしいし」

早苗「早く言ってくれないからビックリしちゃった」

まゆ「ごめんなさい……」

まゆ「あの、本当に記憶無いんですよね?」

早苗「まだ疑ってるのー? 本当だってば」

早苗「そんな卑怯なことして勝ってもつまらないじゃん」

まゆ「……ですね。そもそも、早苗さんはそんなことする人じゃないです」ニコッ

早苗「これが日頃の行いで培った信頼ってやつね」フフ

まゆ「2問目いきますね!」

早苗「よぉーし!」


↓1 コンマ二桁 10~90の間であれば正解



683: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 16:13:17.74 ID:aAaIALW3O





684: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 16:27:15.45 ID:BhJ+Nf5t0

まゆ「どうぞ!」スッ

早苗「ゴクゴクゴク……」

早苗「かぁーっ! 淡麗辛口って言うのかしら、さっぱりしててキレがいい!」

早苗「でもほのかに甘味があって、癖が無く飲みやすいわ!」

早苗「ズバリ、久保田ね!」

まゆ「正解です! さすがですね」

早苗「菜々ちゃんもクリアしたんだから、このくらいはやらないとね」

菜々「……」ポー

晶葉『大丈夫か菜々?』

菜々「ふぁい」

晶葉(回ってきてるな)

まゆ「第3問目のお酒を注ぎます」トクトク

まゆ「……匂いで頭がほわほわしてきたような……」

早苗「嘘!? 気分が悪いならすぐ言ってね?」

まゆ「へ、平気です。注げましたよ」スッ

早苗「いただきます、コクコク」

早苗「むぐ……ふー……」


↓1 コンマ二桁 20~80の間であれば正解



685: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 16:27:38.12 ID:6cYSW6K9o





687: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 16:39:48.20 ID:BhJ+Nf5t0

早苗「うんうん……ふむ……」

早苗「んーー……?」

まゆ「どうしました?」

早苗「甘い。そして酸味がある……という特徴が、残り全部のお酒に当てはまる」

早苗「でもそのうち山間は違うと思うのよね……」

まゆ「悩んでますね」

早苗「記憶が無くてもいけるって自信があったんだけどねぇ」

早苗「菜々ちゃんは当てたのよね……負けられないわ」

早苗「……加茂錦。加茂錦でいくわ!」

まゆ「いいんですね?」

早苗「うっ、そう言われると変更したくなる……」

早苗「やっぱり村佑で」

まゆ「いいんですね?」

早苗「もう! それやめて!」

早苗「やっぱり加茂錦! 加茂錦にする!」

まゆ「分かりました。正解は……」

早苗「……」ドキドキ

まゆ「村佑です!」

早苗「!!」



689: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 16:53:03.02 ID:BhJ+Nf5t0

早苗「外れた? マジで?」

まゆ「マジですよ。目隠しを取って飲んでみてください」

早苗「嘘……」スッ

トクトク

ゴクゴク

早苗「美味い!」

まゆ「村佑でしょう?」

早苗「そうね……まさか3問目で躓くなんて……」トクトク

早苗「私もまだまだね……ゴクゴク……ぷはっ」

早苗「すごく残念だけど、負けを認めるわ」トクトク

まゆ「せめてお酒を飲む手を止めて言ってくれませんか!?」

早苗「いいじゃない、勝負はついたんだし」

早苗「日本酒当て対決は、まゆちゃん代理の菜々ちゃんが3問正解」

早苗「そしてあたし、片桐早苗が2問正解」

早苗「よってまゆちゃんの勝ちよ! おめでとう!」

まゆ「あ、ありがとうございます」

まゆ(強引にまとめられてしまいました)

菜々「うぅ……終わったんれすかぁ……?」

まゆ「菜々さん! 菜々さんのおかげで勝つことが……だ、大丈夫ですか?」



690: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 17:09:48.58 ID:BhJ+Nf5t0

晶葉『どうやらすっかり酔いが回ってしまったようだ』

菜々「みみみん、みみみん……うーしゃみーん……えへへぇ……」ニヘヘ

まゆ「菜々さん……私のためにこんな風になるまで……!」

まゆ「感謝しかありません!」ギュッ

菜々「ふぇー?」

早苗(イマイチ感動できないわね)ゴク

――――

里奈「お酒かー、飲んでみたいぽよ☆」

里奈「美里っちはオトナだし、バンバン飲んでるよね?」

美里「人並みにねぇ♪ 私はカクテルが好きかなぁ」

凛「へー、雰囲気のあるバーとかで?」

美里「オシャレだよぉ。2人が大人になったら、紹介してあげるねぇ♪」

里奈「やた! まぢ楽しみ♪」

凛(オシャレなバーか)

凛(大人になったら私もプロデューサーと2人で訪れて)

凛(良い雰囲気になって、ほろ酔いで店を出て、そのまま……)フフ

里奈(この笑み、なにかエロいこと考えてるな?)

美里「凛ちゃん、サイコロ振らなくていいの?」

凛「あ、そうだね。ありがとう」スッ



691: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 17:19:50.45 ID:BhJ+Nf5t0

凛「まゆと接戦になりそうな予感だけど」

凛「どうせ1とか少ない目が出て、また差をつけられるんだろうなぁ」ハァ…

美里「そんなことないよぉ」

里奈「まだ都道府県の半分もいってないしー☆」

晶葉『放っておいてやってくれ』

里奈「!」

美里「この声は晶葉ちゃん!」

晶葉『凛は今ネガティブになってるんじゃない』

晶葉『フラグを立てているんだ』

美里「ふらぐぅ?」

里奈「ここはオレに任せて先にいけー! ってやつ?」

晶葉『そんなところだ。とにかく好きにやらせてやってくれ』

凛「いいよサイコロ。1を出したいんでしょ? 受け入れてあげるから」

凛「ちゃんと1を出すんだよ。1をね」ポイッ

コロコロコロ


【進行状況】

   東京  神奈川 新潟  富山
凛  ○○○ ○○● ○☆○ ×☆○

   東京  神奈川 新潟  富山
まゆ ○○○ ○○○ ○☆● ×☆○


↓1 コンマ一桁 0は10



692: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 17:23:17.82 ID:iOsZ6jx2o





694: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 17:32:37.80 ID:BhJ+Nf5t0


凛:2マス進む+4

【進行状況】

   東京  神奈川 新潟  富山
凛  ○○○ ○○○ ○☆○ ●☆○

   東京  神奈川 新潟  富山
まゆ ○○○ ○○○ ○☆● ×☆○


凛「!?」

凛「くっ……今回はフラグ神に愛されなかったね」

凛「まあいいや。2が出たから、そこに2を足して4」

凛「……え?」

凛「あれ? ちょっと待って、おかしい」

晶葉『おかしくないぞ!』

凛「おかしいよ、だって4マス進んだら1回休みのマスに止まっちゃうよ?」

晶葉『現実を受け入れるんだろ?』

凛「……も」

凛「もうダメだぁ……おしまいだぁ……!」グスッ

美里「隅っこで体育座りしちゃった」

里奈「あれは?」

晶葉『ネガティブになってるんだ。慰めてやってくれ』

晶葉『いや、そんな暇もないな! いくぞ凛!』



695: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 17:50:50.04 ID:BhJ+Nf5t0

凛「嫌だ、行きたくない」

晶葉『ぐずったって仕方ないぞ?』

里奈「立てー! 立つんだしぶりんちゃんー!」

美里「きっと良いことあるよぉ♪」

里奈「アタシたちも幸運を願ってるぽよ☆」

凛「里奈……美里さん……」

凛「ありがとう、頑張るよ私」

晶葉『切り替えができたな。富山までひとっ飛びだ!』

ビュンッ

――――

ビュンッ

凛「1回休みって何されるの? 縄でがんじがらめ?」

晶葉『そんな酷いことはしない! まあ流れに身を任せればいいさ!』


???「凛さーん!」スタタタッ


晶葉『来たか』

凛「?」



702: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 13:37:14.09 ID:1jqea5380

千枝「はぁ……はぁ……このマスに止まったの、凛さんなんですね」

凛「千枝がここの番人なんだ」

晶葉『嫌な言い方はやめろ!』

晶葉『さて、案内は千枝がしてくれるからな! 私はここで失礼するぞ!』

晶葉『ゆっくり堪能してくれ!』

凛「堪能? 何を?」

凛「……返答無し。もう行っちゃったんだ」

千枝「温泉ですよ」

凛「え」

千枝「私たちがこれから行くのは、金太郎温泉っていう旅館です」

千枝「そこでの時間を堪能してってことなんだと思います……」

凛「ふーん、このゲーム温泉にも入れるんだ」

千枝「はい。ここからちょっと歩いたところにあるんです」

凛「……」

凛(もう現実で旅行に行かなくてもいいんじゃない?)

凛(目的地はサイコロの目に委ねられるけど)

千枝「……あの……嫌、ですか?」

凛「!」



703: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 13:54:10.53 ID:1jqea5380

千枝「凛さんのことですから」

千枝「私とじゃなく、どうせならプロデューサーさんと一緒に行きたかったって……」シュン

凛「思ってない思ってない! すごく嬉しいよ!」アセアセ

千枝「本当ですか……?」

凛「うんうん。千枝ともっと話して仲良くなりたいって思ってたし」

凛「ちょうど良い機会だよ」

千枝「でも私、プログラムですし……」

凛「プログラムでも千枝は千枝でしょ? さあ行こう、どこにあるの?」ギュッ

千枝「凛さん……ありがとうございますっ」ニコッ

千枝「向こうです!」

スタスタ

――――

千枝「着きました」

凛「ここかー、ワクワクしてきた。部屋はとってあるの?」

千枝「凛さんの名前で2名予約しておきました」

凛「まさかお金いる? 持ってないんだけど」

千枝「いりませんよ。そういう設定にしたらしいので」

凛(設定次第ではお金払わなきゃいけないんだね)



704: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 14:12:43.60 ID:1jqea5380


――――

ガチャ

凛「うわー、豪華な和室だ」

凛「こんなところで過ごせるなんて……1回休みも悪くないかもね」フフ

千枝「凛さん、部屋も確認しましたし」

千枝「浴衣に着替えてくつろぎましょう!」

凛「そうだね。旅館と言ったら浴衣だよ」

(5分後)

凛「どうかな」クルクル

千枝「すごく似合ってます!」

凛「千枝も可愛いよ」クスッ

凛「……改めてこの部屋を見ると、2人だけじゃ広すぎるね」

千枝「もっと大勢で泊まりたいですね」エヘヘ

凛「そういえば、秋田では怖がらせちゃってごめんね」

凛「なまはげやり過ぎちゃった」

千枝「勝負だったので仕方ないですよ」

千枝「もう絶対に見たくないですけど……」

凛「トラウマになった?」

千枝「寸前でした」



705: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 14:33:42.68 ID:1jqea5380


――――

凛「それで、その時のまゆ震え上がるほど怖がっててさ」

千枝「お化けがいるなら千枝もそうなります……」プルプル

千枝「凛さんはどうだったんですか?」

凛「私? の、ノーコメントで」

千枝「どうして?」

凛「……」

千枝「凛さんも怖かったんですね」フフッ

凛「そりゃね……」

千枝「あ、そろそろご飯を食べに行きますか?」

凛「いいね。どういうわけかお腹も空いてるし」

凛「さっき神奈川でアップルパイ食べたのに」

千枝「神奈川から富山まで移動した時、時間が経ってましたよね?」

凛「うん、昼から夕方になってた」

千枝「ほとんどのマスの設定時間はお昼なんですけど」

千枝「ここのマスみたいに、夕方や夜になるマスもあるんです」

千枝「それで、時間が経てば当然お腹も空きますよね?」

凛「えっと……つまりこの空腹は、ゲームのルールに法ったものってこと?」



707: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 15:13:04.67 ID:1jqea5380

千枝「のっとる?」

凛「ごめん、言い方が……とにかくおかしいことじゃないんだよね?」

千枝「はい」

凛(そっか。てっきり晶葉が、私に少しでも温泉旅館を堪能してもらうために)

凛(お腹を空かせたっていう粋な計らいだと思った)

千枝「早く行きましょう! 私もお腹ぺこぺこです!」

凛「ふふ、分かったからそんなに急がないで」

――――

まゆ「1回休みなのに羨ましいと思ってる私がいます」

早苗「ねー、あたしも温泉入りたい」

早苗「菜々ちゃん、一緒に瀬波温泉行かない?」

菜々「zzz……zzz……」

早苗「寝ちゃってるか」ハハ…

晶葉『まゆ、サイコロを振っていいぞ!』

晶葉『まゆの行動が終わる頃には、凛もサイコロを振れるようになってるからな!』

まゆ「はい」スッ

まゆ「1回休みじゃなくて温泉にも入れるマスに止まれるように……お願いっ」ポイッ

コロコロコロ

晶葉(それだとスペシャルマスくらいしかないな)


【進行状況】

   新潟  富山  石川  福井
凛  ○☆○ ●☆○ ○×× ○○○

   新潟  富山  石川  福井
まゆ ○☆● ×☆○ ○×× ○○○


↓1 コンマ一桁 0は10 特技を使う場合は使用のレスを加えてください



708: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 15:14:15.94 ID:WIvwKs48o





709: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 15:28:25.42 ID:1jqea5380


まゆ:4マス進む+2

【進行状況】

   富山  石川  福井  山梨
凛  ●☆○ ○×× ○○○ ○☆×

   富山  石川  福井  山梨
まゆ ×☆○ ○×● ○○○ ○☆×


まゆ「!!」

早苗「あー……これってもしかして」

まゆ「4に2をプラスして6」

まゆ「6マス進んだら……×の上に止まりますね」

まゆ「こんな……バカなことが……っ」プルプル

晶葉『現実だまゆ!』

まゆ「凛ちゃんが×マスに止まって」

まゆ「これで突き放せると、そう思った次の瞬間ですよ?」

まゆ「何でこんなに1回休みが多いんですか……!」

晶葉『ここら辺は多いんだ! そう設定した!』

まゆ「うう……しょうがないですね」

まゆ「温泉に泊まれるから良しとしましょう!」

晶葉『温泉とは限らないけどな!』

まゆ「っ……!」ガーン




710: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 15:54:57.52 ID:1jqea5380

早苗「じゃあどんなマスなの?」

晶葉『止まってからのお楽しみだな!』

まゆ「ヘトヘトになるのは嫌ですよ……」

早苗「まゆちゃん、何が起きても挫けずにね!」グッ

まゆ「不安を煽らないでくださいよぉ。と、とりあえず行ってみます」

まゆ「それでは」ペコリ

ビュンッ

早苗「菜々ちゃーん、温泉行くわよー。よいしょっと」

菜々「んがっ……おんぶー……えへへ……」

――――

ビュンッ

まゆ「温泉でありますように温泉でありますように」

晶葉『そんなに入りたいのか?』

まゆ「数々の勝負で疲れた体を癒したいので」


???「1、2、3、4! 5、6、7、8!」

まゆ「……!」


いつき「1、2、3、4! 5、6、7、8!」

まゆ(いつきさんが公園でレッスンしてる)



712: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 17:05:05.77 ID:1jqea5380

まゆ(嫌な予感が……)

いつき「あ、まゆちゃん!」スタタタッ

いつき「ごめんね? 自主レッスンしてて気づかなくて」

まゆ「今来たところなので」

いつき「そうなの? よかった!」

いつき「ううん、よくないよね。1回休みのマスだし……」

まゆ「どんなことをするんですか……?」

いつき「温泉だよ♪」

まゆ「!!」

いつき「加賀温泉郷って知ってるかな? 粟津温泉、片山津温泉」

いつき「山代温泉、山中温泉の4つの種類の温泉地があるんだけど」

いつき「今からそこを巡ろうって思ってるんだ」

まゆ(よかった、予感が外れてくれました)

まゆ「嬉しいです! 実は入りたいなと思ってたところなので」

いつき「楽しみにしててね☆」

いつき「じゃ、まずは運動しよっか」

まゆ「へ?」



713: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 17:16:08.58 ID:1jqea5380

いつき「体を動かしてから入ると、とっても気持ちいいんだよっ!」

いつき「まずは準備運動から!」

まゆ「い、いえ……私は遠慮します……」

いつき「かるーくでいいから、かるーくで」

まゆ「……」

まゆ(予感的中でしたね)

いつき「いっちに、さんし、ごーろく、しちはち」

――――

まゆ「はぁっ……はぁっ……」

いつき「よし、こんな感じかな」

まゆ「こ、これのどこが……準備運動なんですか……!」

まゆ「筋トレして……ランニングもして……」

いつき「ごめんね。途中から運動に移り変えたの」

いつき「良い汗かいたでしょ?」

まゆ「かきました……お、温泉は……?」

いつき「もう到着してるよっ。ランニングの目的地だったんだ!」

いつき「ここは粟津温泉総湯。肌に優しくてなめらかなお湯が湧き出てるの」

いつき「美人の湯、なんて言われてたりもするんだよ?」



714: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 17:29:59.20 ID:1jqea5380

まゆ「美人の湯……入浴したら美人になれるでしょうか」

いつき「入らなくたって、まゆちゃんはとても可愛いから」

いつき「大人になれば自然と美人になると思うけどな」ニコッ

まゆ「あ、ありがとうございます。でももっともっと自分を磨いていきたいので」

まゆ(プロデューサーさんのために)

――――

カポーン

まゆ「はふぅ……」

まゆ(気持ちいい……体がぽかぽかして)

まゆ(疲れがとれていく……)

いつき「湯加減はどう?」

まゆ「最高です。運動してよかったです」

まゆ「汗を流した後のお風呂は格別ですね♪」

いつき「だよね♪ 実家に帰ったら、必ず温泉巡りをするんだ」

いつき「たくさん運動するのも好きだけど、運動の後に美味しいもの食べたり」

いつき「お風呂に入ったりする時間も幸せなんだよね」

まゆ「今のまゆにはその気持ちがよく分かります」

いつき「ここを出たら、また走ろうね!」

まゆ「え"」



715: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 18:02:35.37 ID:1jqea5380

まゆ「さ、さすがにそれは……」

いつき「んー、だねっ。ウォーキングと乗り物で向かおうか」

まゆ「ぜひ!」

――――

まゆ「……」

まゆ(走ったせいか歩くのも辛くなってきてる)

いつき「着いたよ! ここが片山津温泉総湯!」

いつき「潟の湯と森の湯に別れてて、それぞれ窓から見る景色が違うの」

いつき「1日ごとに男女で入れ替わって、今日は森が女湯だね!」

まゆ「窓から何が見えるんですか?」

いつき「豊かな自然だよ。季節ごとに彩りが変わってね、見とれちゃうんだ♪」

まゆ「へぇー……」

――――

いつき・まゆ「はぁー……」

まゆ「生き返ります……」

いつき「あはは、お年寄りみたい」

まゆ「つい言っちゃいました」クスクス

まゆ「わぁ、本当! 紅葉がいっぱいです」



716: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 18:16:23.36 ID:1jqea5380

いつき「冬なのに紅葉って、おかしいけどね」フフ

まゆ「ゲームの中だからこそですね」

まゆ(こういうこと実感するたびに、晶葉ちゃんの凄さを思い知ります)

いつき・まゆ「……」ポー

まゆ「……あの」

いつき「?」

まゆ「また温泉に行くんですか? 歩いて」

いつき「ううん、残りの2つは明日にしよう」

いつき「次はマッサージをしに行って、ホテルに泊まろうって予定を立ててる」

まゆ(よし!)グッ

いつき「ひょっとしてまだウォーキングしたかった?」

まゆ「いえいえ! もう充分ですから」

まゆ「明日にとっておきたいです!」

いつき「そう……?」

まゆ(危なかった……)



717: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 18:27:55.71 ID:1jqea5380

まゆ「……」

まゆ(私が1回休みになったことによって、2人の差は変わらないままですね)

まゆ(向こうも同じ状況ですし……少しの休息ということで)


晶葉(気を抜いてのんびりしてるな)

晶葉(ずっとゲーム続きだったから、無理もないか)

晶葉(ゲームの中で休憩というのも変な話だが)

晶葉(……凛の様子を見てみるか……)

――――

凛「ふー、美味しかった」

千枝「豪華なお夕飯でしたね」

凛「ねー」

晶葉(凛の奴、勝負のことをすっかり忘れてるな)

晶葉(このイベントが終わるまで、私が介入するのはやめておこうか)

凛「ねえ、そろそろメインを楽しまない?」

千枝「メイン……温泉ですね!」

凛「ゆっくり浸かって満喫しよう」

凛「どっちが早く入浴セットを準備できるか勝負だよ」スタタタッ

千枝「あっ! ふふっ、ズルいです!」スタタタッ



726: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/15(木) 00:25:04.48 ID:i/vNDelS0


カポーン

凛「露天風呂最高」

千枝「リラックスできますね」

凛「戦いの疲れが癒されるよ……」ジャバッ

晶葉(覚えてたか)

凛「まさか、まゆも1回休みになるとは思わなかったな」

凛「ほんのちょっとの休戦だね」

千枝「……」ジー

凛「? どうしたの千枝」

千枝「凛さんの肌、すごく綺麗ですべすべしてそうです」

凛「千枝もね」フフ

千枝「触ってみても……」

凛「いいよ」

千枝「ありがとうございます」ドキドキ

千枝「わー……」サワサワ

凛「私も触っていいかな」

千枝「どうぞ」



727: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/15(木) 00:34:37.82 ID:i/vNDelS0

凛「……言っとくけど」

凛「これは事案じゃないから。女同士だし」

晶葉(私に言ってるのか)

凛「ふーん……」プニプニ

千枝「く、くすぐったいです」

凛「ごめんごめん。触り心地がよくってつい」

千枝「……」ジー

凛「何?」

千枝「あの……私……」

千枝「凛さんみたいな、すらっとした体になりたいんです」

千枝「どうすればいいでしょうか!」

凛「どうすればって……特別なことはしてないし、困る質問だよ」

凛「普通に過ごしてればいいんじゃない?」

千枝「普通ですか……」

千枝「分かりました。普通に過ごしますっ」

凛「う、うん。頑張って」



728: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/15(木) 00:44:49.49 ID:i/vNDelS0

凛「けど変わってるね。もっとこう、大きくなりたくないの?」

千枝「?」

凛「だから、胸とかお尻とか。セクシーな感じにさ」

千枝「はい……恥ずかしいので」

千枝「あっ、えっと、雫さんや愛梨さんたちを悪く言ってるわけでは!」アセアセ

凛「大丈夫だよ」クスッ

千枝「せくしーな人たちは、とっても素敵だと思うんです」

千枝「でも千枝がそうなるのを想像すると……」カァァ

凛「恥ずかしい?」

千枝「見られるのが……」

凛「今だって見られてるじゃん」

凛(まあ視線は多少なりともいやらしくなるだろうけど)

凛「あのさ」

千枝「はい」



729: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/15(木) 00:52:01.22 ID:i/vNDelS0

凛「仮に千枝がセクシースタイルになったとしよう」

凛「恥ずかしがることなんてちっともないからね」

凛「ほら、愛梨とか雫とか早苗さんとか、みんな堂々としてるでしょ」

凛「何でだと思う?」

千枝「……?」

凛「見られ慣れてるってのは当然あるだろうけど」

凛「自分に自信を持ってるからだと思うんだ」

凛「これが自分なんだって、隠さずありのままを見せつけてるんだよ」

千枝「見せつけてる……」

凛「そう、見せつればいいんだよ」

凛「胸やお尻が大きくなっても、どうだ! ってさ」

千枝「な、なるほど……」

千枝「少し気持ちが楽になりました! ありがとうございます!」

凛「いいって」フフッ

晶葉(間違った知識を植え付けてしまったような……)

晶葉(千枝本人じゃないからいいんだが)



733: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/15(木) 22:22:59.11 ID:i/vNDelS0


――――

千枝「いいお湯でしたね」ホカホカ

凛「何回も言うけど、本当に最高だったね」ホカホカ

凛「ふわぁ……眠くなってきた。ふかふかベッドにダイブしたい……」

凛「ゲームの中なのに、眠気を感じるんだね」

千枝「凛さんたちは存在ごとゲームに取り込まれましたから」

千枝「現実世界と同じように、お腹が空いたり眠くなったりするのは当たり前ですよ」

凛「どこか恐怖を感じる説明だね」

千枝「ごめんなさい、そんなつもりは……」

千枝「プレイヤー全員がゴールすればちゃんと元に戻るので、安心してください!」

凛「そっか……はぁ、ダメだ眠い。満腹になって体も暖まっちゃったら、次はこうなるよね」

凛「まゆとの戦いに備えて、もう寝よう……」

千枝「え、もうですか?」

凛「何かしたいことあるの?」

千枝「せ……せっかくの温泉ですし」

千枝「もっと遊びたいなって……トランプとか……」モジモジ

凛「別にいいけど、2人でトランプは寂しくない?」

千枝「それもそうですね。じゃあ何かお話しませんか?」

凛「いいよ、お互い眠くなるまでね」ニコッ



734: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/15(木) 22:42:06.19 ID:i/vNDelS0


――――

まゆ「うひぅっ! 痛たたたっ」

いつき「ここのマッサージ効くでしょ!」

まゆ「はい、効果抜群です。って痛いっ!」ビクッ

いつき「まゆちゃんだいぶ凝ってるんだねー!」

まゆ「い、いつきさんは平気なんですか」

いつき「痛いには痛いけど、気持ちよくもあるし」

いつき「慣れればそんなにかな♪」

まゆ「……ああ言ってますけど」

先生「もっと強くしてあげますね」ニコッ

いつき「へ? いたっ!? ちょっ、そんなの無しですよっ!」ジタバタ

――――

いつき「もー……まゆちゃん、余計なこと言っちゃダメ!」

まゆ「すみません。けど、すっきりしました! マッサージしてもらってよかったです」

いつき「そう言ってもらえて何よりだよ! あ、見えてきた。あのホテルだよ!」

まゆ「ホテルにも温泉があるんですか?」

いつき「もちろん! お料理も美味しくて絶品なの!」

いつき「予約してあるから、先に行っててくれないかな?」



735: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/15(木) 23:07:42.71 ID:i/vNDelS0

まゆ「用事ですか?」

いつき「ううん、走ってくるの! 汗をかいてホテルの温泉も楽しまないと!」

まゆ「そ、そうですか……じゃあこれで……」

スタタタッ

まゆ(ものすごいスタミナですね)

まゆ(誘われなくてよかった……)

――――

まゆ「わぁー、贅沢な和食ですね」キラキラ

いつき「新鮮なお刺身に、ズワイカニ、甘エビ。海の幸だねっ」

いつき「いただこうか!」

パクッ

いつき「モグモグ……ゴクン。うん、美味しい!」

まゆ「茶碗蒸しも、ほっぺたが落ちちゃいます」

まゆ「ゲームの中とは思えませんねぇ……パクッ」モグモグ

まゆ「ゴクン……現実でもこういうとこ行ってみたいなぁ」

いつき「お仕事や学校で忙しいもんねー」

まゆ「はい。アイドルのみんなと一緒に旅行したいです」

まゆ「楽しく観光して……同伴してくださったプロデューサーさんと2人きりになって」

まゆ「ホテルの部屋にこっそり忍び込んで……うふふっ」

晶葉(結局そこに行き着くんだな)



736: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/15(木) 23:26:49.06 ID:i/vNDelS0

いつき「そうなると、凛ちゃんもその場に来てそうだね」

いつき「それで取り合いになっちゃて」クスクス

まゆ「いえ……凛ちゃんはプロデューサーさんを諦めてると思うので」

まゆ「誰も邪魔はしませんよ♪」

晶葉(すごい自信だ)

――――

いつき「ここのお湯もポカポカ温まって、気持ちよかったね☆」

まゆ「幸せな時間でした。いえ、このマスに止まってからずっと幸せですけど」ニコニコ

いつき「本当!? ならまた体動かそうよ! 現実の私にも話してさ!」

まゆ「あ、えっと……温泉とセットなら……」アハハ…

まゆ「ん……ふあぁ……あくびが出ちゃった」

いつき「そろそろ寝る?」

まゆ「ええ、時間も時間ですし……」

いつき「私はもう一運動……するのはやめとこう。せっかくお風呂入ったし」

まゆ(理由はそれなんですね)



738: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/17(土) 20:17:25.02 ID:VDDsKp3T0


――――

まゆ「お部屋も和の雰囲気を感じられて、素敵ですね」

まゆ「タダでこんな体験ができるなんて夢みたい……いいのかなぁ」

いつき「晶葉ちゃんお金取るらしいよ」

まゆ「え!?」

いつき「冗談だよ♪ でも中毒になりかねないから」

いつき「使用は3ヶ月に1回って定めるんだってー」

まゆ「ビックリしました……」

まゆ「ですよね。自由に遊べる許可なんか出したら、毎日やっちゃいそうですし」

まゆ「特に旅行好きのアイドルだったり、お酒好きのアイドルだったり」

いつき「お料理食べても太らないから、食い意地の張ってる人もね☆」

まゆ「ふふ、そうですね」クスクス

晶葉(欲しているマスに止まれるとは限らないがな)

いつき「あー……私も眠くなってきちゃった……」

まゆ「お話はここまでにしましょうか。電気消しますね」

いつき「ありがとう……」

まゆ「お休みなさい」

いつき「お休みー」

――――




739: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/17(土) 20:20:58.74 ID:VDDsKp3T0


――――

チュンチュン

千枝「凛さん凛さん」ユサユサ

凛「むにゃ……ぷろでゅーさー、そんなぷれいを……ふふ……」

凛「みんなみてるのに……だめだってば……」

千枝「凛さーん、えっちな夢を見ている最中にすみません」

千枝「もうそろそろ出発ですよー!」

凛「……ん? あれ、プロデューサーは……?」

千枝「やっと起きてくれましたね。おはようございます!」

凛「……なんだ、ここにいたんだ……」ギュッ

千枝「えっ」

凛「続きをしよう……まずはキスを……」チュー

千枝「寝ぼけてる! 千枝はプロデューサーさんじゃないですよぉ!」ジタバタ

――――

凛「ごめんなさい」

千枝「いえ……」

凛「朝ごはんは?」

千枝「ビュッフェですよ! と言いたいところですけど」



740: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/17(土) 20:24:46.93 ID:VDDsKp3T0

千枝「もうサイコロを振る時間ですから、続きは現実で金太郎温泉へ行って楽しんでください」

凛「そ、そんな……! お腹が空いてるのに……酷いよ……」グスッ

千枝「仕様で減ってないはずですけど」

凛「バレてた……まあしょうがないか。心残りはあるけど、充分楽しめたし」

凛「そろそろ戦闘モードに入らないとね」キリッ

千枝「負けないでくださいねっ。ここからやる気の力を送ってますから!」

凛「ありがとう。絶対無駄にしないから」


晶葉『終わったみたいだな!』

凛「晶葉! 久しぶりに声を聞いた気がする」

晶葉『なるべく邪魔しないよう心掛けてたんだ! ほら、サイコロだ!』

凛「よし……リフレッシュもしたんだから」

凛「良い目を出して、良いスタートを切りたいよね」スッ

千枝「大きいのが出ますように!」

凛「そーれっ、と」ポイッ

コロコロコロ


【進行状況】

   富山  石川  福井  山梨
凛  ●☆○ ○×× ○○○ ○☆×

   富山  石川  福井  山梨
まゆ ×☆○ ○×● ○○○ ○☆×


↓1 コンマ一桁 0は10



741: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/17(土) 20:30:51.02 ID:NSeFmqsv0

やあっ



743: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/17(土) 20:43:49.38 ID:VDDsKp3T0


凛:2マス進む

【進行状況】

   富山  石川  福井  山梨
凛  ○☆● ○×× ○○○ ○☆×

   富山  石川  福井  山梨
まゆ ×☆○ ○×● ○○○ ○☆×


凛「2……」

千枝「こ、こういう時もありますよ! 次はきっと良い目が出ます!」

凛「うん……そうだよね。そう思うことにする」

凛「千枝、お世話になったよ。またね」

千枝「はいっ!」

ビュンッ

――――

ビュンッ

凛「同じ富山県に到着……誰が待ち受けてるかは予想つくよ」

凛「だって、富山出身は千枝と裕美しかいないからね」

スタスタ

裕美「出てくる前に当てられちゃいましたね……」

凛「ここは水族館?」

裕美「はい、魚津水族館です。100年の歴史があるんですよ」



744: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/17(土) 20:57:58.15 ID:VDDsKp3T0

裕美「とにかく色んな海の生き物が見られるんです。親子の休日にぴったりな場所です」

凛「説明が大雑把すぎない?」

裕美「そんなことないですよ。私も小さい頃、家族とよく行ったので」

裕美「この水族館の良さは、実際に見てみないと分かりません」

凛「そ、そう……。それで、ここでどんな勝負をするの?」

裕美「海の生物クイズです。今から晶葉ちゃんにクイズを出題してもらって」

裕美「先に5問正解したら勝ちという単純かつ明快な勝負です」

凛「海の生き物か……あんまり詳しくないな」

凛「始める前に調べちゃダメなの?」

裕美「ダメですよ。けど、水族館を見て回る時間は与えられるので」

裕美「海の生物たちをちゃんと見て、生き様を感じ取ってくださいね」

凛「無茶な」

裕美「クイズは1時間後に開始するので、またこの水族館前に来てくださいね」

凛「分かった……」

――――

凛「生き様を感じ取れってどういうことなの」

凛「魚たちを見ても、綺麗とか凄いとかしか思わないよ……」



746: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/17(土) 21:15:48.72 ID:VDDsKp3T0

凛「あ、円柱水槽だ。こういうの好きなんだよね」

凛「ウマヅラハギ、っていうんだ。可愛い」クスッ

凛「……うん、やっぱり生き様を感じるなんて無理」

凛「とりあえずグルッと回ってみよう」

――――

裕美(余裕そうな態度を見せちゃったけど)

裕美(私もお魚のことよく知らないし……生き様ってどういうこと?)

裕美(自分で言っておいて、意味が分からない……)

裕美「!」

裕美(メダカ……可愛いなぁ)

裕美「あなたは今までどんな生き方をしてきたの?」ヒソヒソ

裕美(なんて、バカみたい)


「川ニ住ンデタンダヨ」

裕美「!?」


「トッテモイイ場所ナンダ」

裕美「……凛さん」

凛「ふふっ、気づかれちゃった」



747: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/17(土) 21:30:19.76 ID:VDDsKp3T0

凛「裏声を駆使したんだけど、私もまだまだだね」

裕美「どんなに上手くやっても、私そういうの信じる歳じゃないですから!」

凛「そう? ビックリしてたじゃん」

裕美「……っ」カァァ

裕美「と、ところで調査は順調ですか?」

凛「さっぱり。どう頑張っても生き様なんて感じられないよ」

凛「せいぜい、水槽の近くに書いてある魚の説明を覚えるくらいだね」

凛「裕美はどう?」

裕美「それなり……です」

凛「そっか。じゃあ、私は向こうのサメを見てくるね」スタスタ

裕美「……」

裕美(もう絶対に魚に話しかけたりなんかしない!)

――――

凛(ドチザメか。迫力あるね)

凛(サメに関する知識ならあるんだよね。世界最大はジンベエザメっていう)

凛(まあそれくらいなんだけど)



748: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/17(土) 22:05:39.45 ID:VDDsKp3T0

凛(こっちは……ウミガメだ)

凛(ウミガメの知識は……産卵の時に目から流すのは涙じゃないんだよ)

凛(涙じゃなくて……何だっけ?)

――――

裕美(サンゴ……綺麗……)

裕美(見てるだけで癒される……)

裕美(こっちはクラゲ? ふわふわ泳いでる)

裕美(そういえば昔、私が4歳くらいの時)

裕美(家族で海水浴に行って、クラゲに刺されたんだっけ)

裕美(ほとんど覚えてないけど……)


(1時間後)


晶葉『時間通り、今から海の生物クイズを始めるぞ!』

晶葉『両者、今の気持ちは?』

凛「根性でクリアしてみせる」

裕美「返り討ちにします」

晶葉『いい目つきだ! ではいくぞ!』



749: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 01:14:45.09 ID:ogVsVEMB0

晶葉『第1問! フグは昔から日本で食べられているが』

晶葉『フグの毒がない部分は、次のうちどれでしょう!』

晶葉『A・肝臓 B・胃 C・卵巣』

凛「……ふふ、なるほどね」

凛「どんな問題かと思ったら」ヤレヤレ

晶葉『お、凛は自信ありか?』

裕美「こんなの簡単ですよね」フフ

晶葉『なんと、裕美も自信があるのか!』

裕美「ありますよ」

凛「……」

裕美・凛(全然分からない)

凛(つい調子乗っちゃった、どうしよう)

裕美(またしても余裕を見せるために見栄を……。今更やっぱり分からない、なんて言えないし)

裕美・凛(こうなったらイチかバチか……いや、ダメ!)

裕美(それだとハズレた場合に恥ずかしい思いをすることになる!)

凛(どうする……こうなったらこの問題は裕美の譲るしか……)

裕美(凛さんに譲るしか……)

晶葉(いつまで経っても手を上げないということは)

晶葉(さては2人とも出まかせを言ったな?)



750: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 01:26:15.88 ID:ogVsVEMB0

凛「こほん……まあ、私が今手を挙げたら100%の確率で正解するんだけど」

凛「ここは裕美に譲ってあげる」ニコッ

裕美「え? いえいえ、遠慮なさらず凛さんどうぞ」

裕美「チャレンジャーなんですから、ハンデとして1ポイントあげます」

凛「そんなのいらない。早く手をあげなよ」

裕美「凛さんこそ、ハンデをあげると言ってるんですよ?」

凛「いらない」

裕美「あげます」

晶葉(やっぱりこいつら分かってないんだな)

裕美(うう、仕方ない)

凛(こうなったら直感で答えるしか……間違えたら間違えたで言い訳を……)


凛・裕美「はい!」スッ

晶葉『ようやく手を挙げたか!』


↓1 裕美

↓2 凛

コンマ二桁 高い方が1ポイント獲得



751: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 01:35:18.17 ID:0yMS5C2QO





752: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 01:37:23.89 ID:JwIT9y5eO





753: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 01:47:18.56 ID:ogVsVEMB0

晶葉『はい凛の方が早かった!』

凛「げっ」

晶葉『ん?』

凛「な、何でもない。えっと……」

凛「……Bの、胃……?」

晶葉『なんだ、今度は自信なさそうに答えたな!』

凛「いや、あはは……」

裕美(この反応、もしかして凛さんも嘘を?)

晶葉『まあいいだろう! 答えは……』

凛「……」ゴクリ


晶葉『Bの胃だ! 正解!』

裕美・凛「!!」

凛「しゃあ! じゃなくて当然だけどね。分かりきったことだから」

凛「別に驚きとかないし、うん」

裕美(くー、私もBって答えようとしてたのに……!)

晶葉『これでまずは凛が1ポイント先取だな! 裕美のハンデだ!』

裕美「へ? ああ、はい、そうですね。潔くハンデを受け取ったようですね」

晶葉(どっちも演技下手か)



754: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 01:54:48.55 ID:ogVsVEMB0

晶葉『続いていくぞ、第2問だ!』

晶葉『ヒラメの目はどこについているか、次の中から選べ!』

晶葉『A・右側 B・真ん中 C・左側』

裕美・凛「!!」

裕美(待って、これどこかで聞いたような)

裕美(右ヒラメに左カレイ、だっけ……)

凛(右カレイに左ヒラメだっけ)

裕美・凛「……」

晶葉『どっちも悩んでいるな! 心当たりがあるようだ!』

晶葉『制限時間はないから、じっくり考えろ!』

裕美・凛「……」

裕美・凛「…………」

晶葉(そんなに悩むか)


↓1 裕美

↓2 凛

コンマ二桁 高い方が1ポイント獲得



755: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 02:01:43.25 ID:DX6b+Kvmo

ほい



756: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 02:02:44.91 ID:0yMS5C2QO

バリバリー



757: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 02:18:33.94 ID:ogVsVEMB0

凛「はい!」スッ

裕美「!?」

晶葉『先に挙げたのは凛か! 答えをどうぞ!』

凛「日本に古くから言い伝えられてる、こんな言葉があるよね」

凛「左ヒラメに右カレイ」

晶葉『古いのか?』

凛「とにかく!」

凛「答えは左だよ! C!」

晶葉『……』

ピンポーン

晶葉『正解だ! 答えはCの左側!』

凛「ふぅ」

裕美(分かってたのにー……!)グヌヌ

晶葉『これで2ポイント目を獲得! その調子だぞ凛!』

凛「あと3ポイントか。一気にいくよ!」

裕美「喰らいつきます!」



761: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 17:11:05.08 ID:ogVsVEMB0

晶葉『ジャジャン! 第3問!』

晶葉『ウロコから数える魚の寿命で、1番長生きなのはどれ?』

晶葉『A・金魚 B・鯉 C・タラ』

裕美(そんなの分からない……金魚?)

凛(これも当てずっぽうでいくしかないかな)

凛(何となくだけど……)

裕美・凛「はい!」スッ

晶葉『むっ、今のはほぼ同時だったが……』


↓1 裕美

↓2 凛

コンマ二桁 高い方が1ポイント獲得



762: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 17:14:33.56 ID:ATInpA/Do

チェイサー



763: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 17:15:24.75 ID:3rhzaepD0

とあっ



764: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 17:23:55.01 ID:ogVsVEMB0

晶葉『凛だな! 答えを言ってくれ!』

裕美「そんな、今のは絶対に私が早かったですよ!」

晶葉『凛の方がコンマ1秒早く手が伸びきった! 間違いないぞ!』

裕美「うー」

凛「そんなに怒らないでよ……公平な判断なんだから」

裕美「怒ってないです」

凛(怒ってるじゃん)

晶葉『凛なんだから仕方ないぞ! さあ、早く答えを!』

凛「うん、えっと……Bかな?」

ピンポーン

晶葉『正解だ! これで凛は3ポイントゲット、勢いに乗ってるぞ!』

裕美(Cだと思ってた……)

晶葉『このまま凛が突き進むのか! 裕美が待ったをかけるのか!』

晶葉『勝負は盛り上がってきたぞ! 第4問!』



765: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 17:42:24.86 ID:ogVsVEMB0

晶葉『3月3日、女の子の健やかな成長と幸せを願うひな祭りがイベントとしてあるが』

晶葉『その日にある貝が使われるんだ! 次の中から選んでくれ!』

晶葉『A・ハマグリ B・サザエ C・シジミ』

凛(聞いたことあるかも。何だっけ)

裕美(前にお母さんから教えてもらったような……)

晶葉『ちなみに、この貝はお吸い物に入れて食べるんだぞ!』

晶葉『何故かというと……これを言ったら答えが絞られてしまうから伏せさせてもらう!』

裕美(答えが絞られる……?)

凛(お吸い物で食べる……)

裕美・凛(あっ!)


裕美・凛「はい!」スッ

晶葉『また同時か! 仲がいいな!』


↓1 裕美

↓2 凛

コンマ二桁 高い方が1ポイント獲得



766: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 17:46:54.37 ID:B1RbG66aO

勝たせてしんぜよう



767: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 17:47:08.67 ID:7rZU4t3Bo

だめです



770: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 18:01:42.77 ID:ogVsVEMB0

晶葉『これも凛が早かった!』

裕美「また!? もー……!」

凛「ごめんね、これも勝負だから……」

凛「答えはAのハマグリだよ」

晶葉『…………』

凛「え? まさかハズレ?」

ピンポーン

晶葉『正解だ!』

凛「よかった。ヒヤッとした」

晶葉『何故ハマグリが食べられるかというと…』

裕美「待って! これは説明させて」

裕美「ハマグリの貝殻は対になってないとピッタリ合わないの」

裕美「これを仲の良い夫婦に例えて、一生一人の男の人と添い遂げられるようにって」

裕美「そんな願いが込められてるの。つまり良縁を引き寄せる縁起物だね」

晶葉『見事な説明だな!』

裕美「分かってたのに、答えられなくて悔しかったから……」

裕美「これで凛さんは4ポイント……崖っぷちか……」

凛「裕美には悪いけど、容赦なくストレート勝ちさせてもらう」



771: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 18:13:29.02 ID:ogVsVEMB0

裕美「そうはさせません。ここから追い上げてみせます」

晶葉『凛、この展開何かに似ていると思わないか?』

晶葉『現実でもそうだったろう! まゆと戦って、一気に3勝し王手がかかっていたのに』

晶葉『お前は負け続け、結局3対3の引き分けに持ち込まれた!』

凛「何で知ってるの」

晶葉『天才に作られた天才だからな! 何でも知ってるぞ!』

晶葉『このまま裕美に喰らいつかれ、負けるようなら』

晶葉『お前はきっとこのボードゲームでも負けるだろう!』

凛「そんなバカな」

凛「と笑い飛ばしたいけど、こういうのって願掛けとしても大事だからね」

凛「私はこのまま裕美に勝つよ。そしてまゆにも勝ってみせる」

凛「必ずね」ゴゴゴゴゴ

裕美「!?」

晶葉『凄まじい闘志だな! 空回りしないことを願って』

晶葉『いくぞ! 第5問だ!』



772: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 18:24:39.32 ID:ogVsVEMB0

晶葉『黒潮には、様々な魚が回遊しているが』

晶葉『次のうち黒潮の海にいない魚はどれだ?』

晶葉『A・カツオ B・マグロ C・サケ』

凛「はい」スッ

裕美「えっ!?」

晶葉『出題し終わった瞬間だな! 本当に分かったのか?』

凛「たぶん」

晶葉『せっかく良い顔なんだから、そこはハッキリ答えて欲しいぞ!』

晶葉『答えをどうぞ!』

裕美「……」ドキドキ

凛「黒潮の海にいない魚は」


↓1 裕美

↓2 凛

コンマ二桁 高い方が1ポイント獲得



773: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 18:25:21.94 ID:DX6b+Kvmo

ここからここから



774: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 18:27:50.75 ID:4fderL7tO

おおう



775: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 18:35:00.15 ID:ogVsVEMB0

凛「……ごめん、ちょっと待って」

凛「いいんだよねこの答えで。うん、だって黒潮にいなさそうだし」ブツブツ

裕美「……」

晶葉(締まらないな)

晶葉『時間切れだ! 回答権は裕美に移る!』

凛「そんな!」ガーン

裕美「ありがとう! じゃあ言うね?」

裕美「黒潮にいない魚は、Cのサケ!」

晶葉『……』

ピンポーン

晶葉『正解! ようやく1ポイントだな!』

凛「やっぱサケか……素直に言っとけばよかった」

凛「そうだよ、間違ってもまだ余裕はあったんだし……」

晶葉『後悔しても遅いぞ! 反省を活かせ!』

晶葉『1対4で始める、第6問目!』



776: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 18:41:39.09 ID:ogVsVEMB0

晶葉『マンボウは、1回に何個の卵を生むでしょう!』

晶葉『A・3百万個 B・3千万個 C・3億個』

凛「全部多い」

裕美「お魚ってそういうものじゃないんですか?」

裕美「はい!」スッ

晶葉『お! 今度は裕美が早く挙げたな!』

裕美「当たって砕ける!」

晶葉(分かってはいないのか)

晶葉『これでハズレたら致命的だが、果たしてどうなるのか!』

晶葉『答えをどうぞ!』


↓1 裕美

↓2 凛

コンマ二桁 高い方が1ポイント獲得



777: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 18:43:49.11 ID:Q1PRwEJI0

せぎぃぃぃぃぃひぎぃぃぃぃ



778: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 18:44:07.74 ID:IIYeJB2bO





779: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 18:51:17.32 ID:ogVsVEMB0

裕美「マンボウが1回に産む卵の数は……」


裕美「3千万個!」

晶葉『……』

ブブーッ

晶葉『残念! 違うんだ!』

裕美「くぅ……!」

凛「ということは、回答権は私に?」

晶葉『そうだな! しかし凛も外せば、ノーカウントとなり次の問題へ移る!』

凛「次の問題はない。これで本当に決めるから」

凛「答えは……C! 3億個!」

晶葉『……』

晶葉『……正解だ!!』

凛「!!」

晶葉『正解はCの3億個! マンボウは1回に3億もの卵を産むんだ!』

晶葉『おめでとう凛!』

凛「ふふ……賭けだったんだけどね」



781: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 19:09:10.11 ID:ogVsVEMB0

裕美「おめでとうございます」

凛「!」

裕美「私の負けです……もっとお魚の知識を学んでおけばよかったですね」

凛「私も運で勝ったようなもんだから。良い戦いだったよ」ニコッ

裕美「凛さん……」

ギュッ

晶葉(勝負を終えた後の握手は、何度見てもいいものだ)

――――

カポーン

まゆ(いくらプラス2の恩恵を受けても)

まゆ(出す目が2とかじゃ、進むめるものも進みませんけどね)プイッ

いつき「温泉はどうかな、まゆちゃん?」

まゆ「あ、はい! とっても気持ち良いです」

まゆ「ここが総湯、なんですよね?」

いつき「そうそう! 山代温泉の公衆浴場は、総湯と古総湯の2つがあって」

いつき「総湯は新しいシステムを導入した100%源泉の共同浴場なんだけど」

いつき「古総湯は明治時代の総湯を復元して、外観や内装」

いつき「それに、温泉に浸かって楽しむだけの『湯あみ』っていう入浴方法も再現した」

いつき「雰囲気も楽しめるところなんだ♪」



783: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 23:22:08.27 ID:ogVsVEMB0

まゆ「すごく楽しみです♪」

いつき「軽く体を動かしてから行こっか☆」

まゆ「は、はい……」

いつき「その後は、山中温泉総湯『菊の湯』って温泉に行こうと思ってるんだけど」

いつき「サイコロを振る時間が迫ってるなぁ……どうする?」

まゆ「体を動かすのは諦めましょう! 直接テレポートみたいな風にできないんですか?」

いつき「できるけど……そうだよね。温泉の良さを分かってもらいたいんだし」

いつき「運動は諦めよっか」

まゆ「残念ですけどねぇ」ニコニコ

晶葉(残念そうに見えないぞまゆ)

――――

カポーン

いつき「ここ、山中温泉総湯『菊の湯』は」

いつき「男湯を女湯の建物が別々に分かれてるんだ!」

いつき「効能は、神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、その他色々に効くんだよ!」

まゆ「じゃあ今のまゆにはもってこいですね。ちょっと筋肉痛なので」

まゆ「ここまでリアリティを追求しなくてもいいのに……」

いつき「晶葉ちゃんすごいよねー」



784: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 23:34:49.98 ID:ogVsVEMB0

いつき「ちなみに、外では温泉卵作り体験をやってるから」

いつき「あがったら食べていこっか☆」

まゆ「いいですね!」

――――

晶葉『満喫したか?』

まゆ「とっても」モグモグ

晶葉『それは何よりだ! ではサイコロを……振るのは、温泉卵を食べ終わってからだな!』

まゆ「ゴクン……ふぅ、ごちそうさまでした」

まゆ「ごめんなさい。もう大丈夫です」スッ

まゆ「2を出した凛ちゃんは大きい目が出てくれるはず……!」

いつき「せめて8くらいは出したいよね!」

まゆ「ええ、それと1回休みのマスに止まらないように」

まゆ「お願い……しますっ」ポイッ

コロコロコロ


【進行状況】

   富山  石川  福井  山梨
凛  ○☆● ○×× ○○○ ○☆×

   富山  石川  福井  山梨
まゆ ×☆○ ○×● ○○○ ○☆×


↓1 コンマ一桁 0は10 特技を使う場合は使用のレスを加えてください



785: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 23:35:31.18 ID:0+o1Fe1Yo





789: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 23:59:32.21 ID:ogVsVEMB0


まゆ:8マス進む

【進行状況】

   富山  石川  福井  山梨
凛  ○☆● ○×× ○○○ ○☆×

   山梨  長野  岐阜  静岡
まゆ ○☆× ○●× ×☆○ ○○○


まゆ「出ました8! けど止まった長野マスの周りが1回休みばかり!」

まゆ「き、聞くのが怖いんですけど……●の下は×ですか……?」ビクビク

晶葉『いや、○だ! 普通のイベントマスだぞ!』

まゆ「よかったぁ……」ホッ

いつき「まゆちゃん! 一緒に運動して、温泉にも入って」

いつき「すごく楽しかったよ!」

まゆ「私も充実した時間を過ごせました」

まゆ「素敵な場所へ案内してくださって、ありがとうございました」ペコリ

いつき「また行こうね!」

まゆ「はい」ニコッ

ビュンッ

――――

ビュンッ

まゆ「もうすぐで日本を半分渡ったことになりますね」

まゆ「ええっと、この場所は……」

まゆ「郎五礒屋幡八……? あ、八幡屋礒五郎か」



790: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/19(月) 00:49:40.18 ID:IFTCNnEt0



???「そうそう♪ とってもスウィーティーなお菓子を販売してる、人気のお店なんだぞ☆」

まゆ「この声は、心さんですね」


心「うそ! バレちゃった!? まゆちゃんの後ろに立ってたのに☆」

心「やっぱりオーラが出ちゃってるかー☆ 人気アイドルのオーラが☆」

まゆ「……」

まゆ「このマス、勝負のマスなんですよね? 何で戦うんですか?」

心「おい、スルーすんなよ☆ まあいいけど☆」

心「戦うってほど物騒な勝負じゃないかな♪ 今からやるのは」

心「これだ!! ロシアンマカロン対決!!」スッ

まゆ「カラフルで綺麗! けどロシアンって……嫌な響きですね」

心「察してくれたな☆ これは八幡屋礒五郎さんの商品、七味が入ってるマカロンでね?」

心「もう超スウィーティーで美味しいの! 甘さの中にぴりっとした辛さがあって、はぁとやみつき☆」

心「これを見習って、しゅがーはぁとにもちょっぴりスパイスを入れてみてもいいかな☆ なんて思ったり☆」

まゆ「それでロシアンするんですか?」

心「スルーすんなって☆ そんなに冷たかったっけまゆちゃん☆」

心「予想通り、このマカロンの内の1つははぁとのお腹の中に入ってて☆ 空いたスペースには」

心「はぁと特製鬼辛唐辛子スパイスマカロンをセット済み☆」



794: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/19(月) 22:54:56.67 ID:IFTCNnEt0

まゆ「1つずつ食べていって、先にアタリを引いた方が負け……というわけですか」

まゆ「7個あるのは何故ですか? 最後の1個として残ってしまう可能性がありますよね?」

心「その時はジャンケンで決着をつける!」

まゆ「えぇ……」

心「さあさあ選べ☆ はぁとはもう選択したから☆」

まゆ「アタリを分かってたりしませんよね?」

心「晶葉ちゃんにシャッフルしてもらったから大丈夫♪」

まゆ「……」

まゆ(よーく観察しても怪しいマカロンはない。上手く忍ばせましたね)

まゆ(運任せにするしかないみたい……)

まゆ「これにします」スッ

心「案外悩まないのね☆ よぉし、いっせーので食べるぞ☆」

心「もしアタリを引いたら、そこに用意したバケツを使っていいからね☆」

まゆ「どれだけ辛くしたんですか」

心「これでもかってくらい☆」


↓1 コンマ一桁をアタリ(鬼辛マカロン)の数字に設定



795: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/19(月) 22:58:48.03 ID:PaMc/7eNo





796: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/19(月) 23:03:57.77 ID:IFTCNnEt0

心「準備はできたか? マジでいくぞ?」

まゆ「は、はい」

心「ロシアンマカロン対決、まずは1つ目!」

心「いっせーの……!」

パクッ

心「……」モグモグ

まゆ「……」モグモグ


↓1 心

↓2 まゆ

コンマ一桁に3が入っているとアタリ



797: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/19(月) 23:05:50.59 ID:pyitJATCO

もう離さない君が全てさ



798: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/19(月) 23:08:51.73 ID:I2dElnaIo





801: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/19(月) 23:27:08.12 ID:IFTCNnEt0

心「……うっ!?」

心「こ、これは……やばっ……!」ワナワナ

心「なんつって☆ びっくりした? 口の中に広がるのは」

心「超スウィーティーなマカロンの味ー☆」

まゆ「……」

心「あれ、まゆちゃん? どした、顔色悪いぞ?」

心「……え? 嘘でしょ? もしかして」

まゆ「っ……!!」プルプル


まゆ「からいっ!! からっ、ああっ……!」

まゆ「からいーーー!!」スタタタッ


まゆ「げほっ、げほっ! のどがっ、いたっ……!」

心「マジかよ!? 初っ端からアタリ引くって、バラエティなら盛り上がりに欠ける事態だぞ!?」スタタタッ

心「いや、ある意味おいしいかも……大丈夫?」スリスリ

まゆ「ごほっ、これっ……すごいです……!」

まゆ「はなみずと……なみだが……」ズビッ ポロポロ

心「鬼辛っしょ?」

まゆ「はい……おにです……っ」ゲホゲホ



802: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/19(月) 23:44:31.13 ID:IFTCNnEt0

まゆ「あぐっ……おえ――」

心「おっとマズい!! これ以上はアイドルが見せちゃいけない映像!!」アタフタ

――――

まゆ「……」

心「ようやく落ち着いたね。なんかごめんね」

まゆ「いいんです……こういう展開を承知の上で勝負したんですから」

まゆ「うう、まだちょっと辛さが残ってる……」

心「お詫び、って言うのも何だけど、これ八幡屋礒五郎さんの他の商品」スッ

心「甘いスイーツだから、食べて回復して?」

まゆ「ありがとうございます……」

まゆ「にしても、まさか1番目に引いちゃうなんて」

心「それな。まさかのまさかで超ビビった☆」

心「まゆちゃん、持ってるかもね」

まゆ「何をですか?」

心「芸人の素質♪」

まゆ「いりません……」



803: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/19(月) 23:57:25.33 ID:IFTCNnEt0


――――

心『そだ☆ 気分転換に、ここら辺の観光してく?』

まゆ『いいんですか?』

心『お安い御用だって☆ ついて来て☆』

凛「……」

晶葉『今までで1番早く勝負がついたんじゃないか?』

凛「うん」

裕美「あれって運が良いのかな。それとも悪い?」

凛「どっちともとれるんじゃないかな」

凛「まゆの話はここまでにしよう。また離されつつあるから」

凛「バンバン大きい数字を出していかなきゃ」スッ

晶葉『フラグにならいといいがな!』

凛「……1が出てください。1が出ますよう、にっ」ポイッ

コロコロコロ

晶葉(上塗りしたか)


【進行状況】

   富山  石川  福井  山梨
凛  ○☆● ○×× ○○○ ○☆×

   山梨  長野  岐阜  静岡
まゆ ○☆× ○●× ×☆○ ○○○


↓1 コンマ一桁 0は10



804: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/19(月) 23:59:42.03 ID:pyitJATCO

ほんとに1が出たら休み踏むんだよなぁ



805: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/20(火) 00:42:42.04 ID:5Imc/Nqd0


凛:3マス進む+2

【進行状況】

   福井  山梨  長野  岐阜
凛  ○●○ ○☆× ○○× ×☆○

   山梨  長野  岐阜  静岡
まゆ ○☆× ○●× ×☆○ ○○○


裕美「3マス進んで、さらに2マス……福井県ですね」

凛「ノーマルマスでよかった……」

裕美「凛さん、またお魚クイズやりましょう」

凛「うん。それまでに、もっと魚について調べておくよ」ニコッ

ビュンッ

――――

ビュンッ

凛「よっ……着地成功」


???「来た来た」

凛「あ、つかさ」


つかさ「アタシがいるの意外かよ?」

凛「そうじゃなくて。ほら、他にも福井出身のアイドルいるし」

凛「その中のつかさが対戦相手なんだなって」

つかさ「好戦的じゃん、いいね」

つかさ「突っ立ってると時間もったいねぇし、歩きながら説明するわ」スタスタ

凛「えっ、どこ行くの?」スタスタ

つかさ「バトルステージ。すぐ近くにあるから」



810: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/20(火) 23:43:47.36 ID:5Imc/Nqd0

つかさ「あれ見えるだろ? 赤縁メガネの乗った建物」

凛「めがねミュージアムだ」

つかさ「そうそう、知ってんだな。ここ福井県鯖江市にある、通称メガネの聖地」

つかさ「アタシたちの戦いの場だ」

凛「あそこで勝負? 何するの?」

つかさ「メガネの聖地が戦いの場って言ったら、大体分かんだろ」

つかさ「メガネでやりあうんだよ」フフッ

凛(わけ分かんない)

――――

凛「わぁー、色んなメガネがある」

つかさ「バイブス上がんだろ? アタシが使ってるのもここで作ってもらった」

つかさ「やっぱプロだわ。クライアントの期待に、期待以上の結果で応えるんだから」

凛「つかさってメガネかけてたっけ」

つかさ「まあ事務所ではかけてねぇからな」

つかさ「それより勝負だ。今から自分に合うと思うメガネを作って」

つかさ「そのメガネが活きる服を着て、ミニファッションショーをやる」

凛(メガネでやりあうってそういうことか)



811: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/21(水) 00:06:16.02 ID:JE69kB4x0

つかさ「そしてどっちがイケてたのか、審査員に評価してもらう」

凛「審査員?」

つかさ「ああ。アタシと同郷、福井県出身のアイドル3人に来てもらった」

スタスタ

都「事件が起きなくて暇なので、参加させてもらいます!」

みちる「パンおいひー」ニコニコ モグモグ

裕子「サイキックアイドルユッコ、爆誕!」

凛「……大丈夫なの?」

つかさ「侮んな。この3人も、アイドルとして自分の魅せ方を勉強してきたんだから」

つかさ「アタシらのファッションもキッチリ見て評価を…」

みちる「あれ!? 隠し持ってたパンが無くなってる!?」

都「事件発生!! 私が探してみせます!!」

裕子「いえいえ、ここは私の超能力で!」

つかさ「……はずだ」

凛(不安になってきたね。無理もないよ)



812: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/21(水) 00:30:52.91 ID:JE69kB4x0

凛「制限時間は?」

つかさ「どんなメガネを作るかで1時間。その後、服選びにとりかかって1時間」

つかさ「できたメガネと選んだ服を身につけて、ステージに上がるまで30分」

凛「2時間半か。っていうか」

凛「メガネってそんなに早く……できるわけないよね」

凛「早送りで、できるまでの時間を短縮するんだね」

つかさ「正解。見積もりだと30分で完成する」

つかさ「じゃ、開始な。また2時間半後に」スタスタ

凛「……」

凛(私に合うメガネと、それを活かすファッションか)

凛(どう考えたらいいのかな……)

凛(メガネを意識せず、あくまで全体のうちの1つと考えた方がいいかな)

凛(んー……)


↓1 つかさの作るメガネと服

↓2 凛の作るメガネと服


例:黒縁メガネで渋谷風ファッション、オーバルフレームで女教師など

詳細を書いていただいてもOKです



813: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/21(水) 00:52:41.56 ID:f/7d+2bJO

ティアドロップサングラスでスーツジャケットとパンツスーツ



815: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/21(水) 03:56:38.22 ID:6parI5S4o

アラレちゃんのコスプレ



819: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/21(水) 22:24:56.50 ID:JE69kB4x0

凛(まゆと李衣菜の勝負に感化されたわけじゃないけど)

凛(コスプレっていうのもありだね)

凛(さらに、ここは私の新たな可能性ってことで、明るいキャラクターでいってみるのもいいかな)

凛(インパクトも狙えるし。となると、どれを参考に……)

凛(!)

凛(そうだ。そういえば前にプロデューサーの家に侵入した時)

凛(Dr.スランプっていうマンガを見つけて、気になって読んだら)

凛(すっごくハマちゃったことがあったな)

凛(アラレちゃんが可愛くて……おかげで長居し過ぎて、帰って来たプロデューサーに怒られたけど)

凛(……アラレちゃんか……)

――――

つかさ(普段はあいつにプロデュースされてるけど)

つかさ(アタシだって自分の強みくらい分かってるし)

つかさ(意外性は無いけど、直球で攻めてやろうじゃん)

つかさ(えっと、店員は……)


春菜「決まりましたか?」スッ

つかさ「!?」ドキッ

つかさ「お前、何でここにいんの?」

春菜「晶葉さんにお願いしました! メガネのことなら私にお任せ!」フンスッ



820: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/21(水) 22:38:50.92 ID:JE69kB4x0

つかさ「帰れよ」

春菜「よくそんな冷たい言葉が言えますね!?」ガーン

つかさ「お前がアイドルとしてプロってことは認めてるよ」

つかさ「でもメガネのプロじゃねぇだろ?」

春菜「うぐっ……痛いところを突きますね」

春菜「しかしご安心を! メガネのプロのデータをインプットしたので」

春菜「それはもう素晴らしい仕事ぶりをお見せしちゃいます!」

晶葉『春菜の言うことは事実だ! アドバイスしてくれ!』

つかさ「本当便利な世界だな」

つかさ「じゃあ任せるわ。まずは……」

――――

凛「春菜……メガネのことになると故郷の壁も越えてくるの?」

凛「って、うかうかしてられない。私も方向性は決まったし」

凛「店員さんに…」


春菜「呼びましたか?」スッ

凛「え!?」ビクッ

凛「え? 春菜、え? 向こうにも春菜いるのに?」

春菜「驚いてますね! デジタルだとこういうこともできちゃうんです!」



821: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/21(水) 22:55:36.32 ID:JE69kB4x0

凛「こわ……」

春菜「引くことないじゃないですか! ささ、どんなメガネをご所望ですか?」

凛「う、うん……えっとね」

――――

つかさ(メガネは作業に入った。あとは服選び)

つかさ(このタブレットで注文すればいいんだよな)タプタプ

つかさ(あった。決定を押せばいいのか?)タプ

ヒュンッ

つかさ(! 一瞬で目の前に現れた)

つかさ(不良は……ねぇな。よし)

――――

春菜「本当にこれでいいんですか?」

凛「お願いね。私は服を探すから」

凛「渡されたタブレットで……」タプタプ

凛「おお、あるんだ。子供から大人サイズまで揃ってる」

凛「決定っと」タプ

ヒュンッ

凛「!!」

凛「すごい、マンガで見たのと瓜二つだ」



822: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/21(水) 23:10:12.63 ID:JE69kB4x0

凛「試しに着てみて、問題なければ」

凛「つかさとの戦いに備えるだけだね」

――――


(約束の2時間半経過)


春菜「レディースアンドジェントルメーン!」

春菜「お待たせしました! 今から桐生つかさと渋谷凛、ミニファッションショーを行います!」

みちる「レディースしかいないよね?」ヒソヒソ

都「はっ! もしやこの中に男性が紛れて…」

裕子「ないない」

春菜「こほん、静粛に! カーテンの向こうには先攻のつかさちゃんが待機してるので」

春菜「騒ぐと怒られちゃいますよ!」

春菜「さあ、それでは始めましょう! ミュージックスタート!」

~♪ ~♪

裕子「カッコいい音楽ですねっ」

春菜「美人、ギャル、そして社長! さらにアイドルの肩書きを持つスーパーJK!」

春菜「きりゅうぅぅぅぅぅぅ! つぅぅぅかぁぁぁさぁぁぁぁぁぁ!」

みちる「わー、プロレスの入場みたい」パチパチ



823: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/21(水) 23:22:31.06 ID:JE69kB4x0


スタスタ

つかさ「……」キリッ

都「か、かっこいい……」

裕子「素敵です……!」キラキラ

春菜「モデル歩きで颯爽と登場したつかさちゃんは」

春菜「スーツジャケットとパンツスーツでスタイリッシュな大人の女性を演出!」

春菜「そこにティアドロップサングラスとくれば、くぅー! 唸ってしまうほどクールです!」

つかさ「……」クルクル

つかさ「……」チラッ

春菜「一回転してからの、サングラスをズラして観客に視線!」

都・みちる・裕子「……」ポー

春菜「審査員3人とも目を奪われてしまっています! 恐るべし色気ー!」

つかさ「……」スッ

つかさ「……」バッ

春菜「あー、これはダメです! キマったポーズを何度も!」

春菜「カッコよすぎて、女なのにときめいてしまいます! マズいです!」ドキドキ



824: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/21(水) 23:39:29.91 ID:JE69kB4x0


スタスタ

春菜「つかさちゃん、存分にアピールして戻っていきましたね!」

春菜「危なかった! あと少しで恋に落ちてしまうところでした」

春菜「こんな爪痕を残され、凛ちゃんはどう立ち向かうんでしょうか!?」

春菜「いってみましょう! 346のクールアイドルを代表する、実家は花屋でプロデューサー大好き!」

春菜「犬並みの嗅覚を持つとか持たないとか!」

春菜「しぃぃぃぶぅぅぅやぁぁぁぁぁぁ!! りぃぃぃぃぃぃん!!」


テレッテレッ♪ テレッテレッ♪ テレッテレッ♪ テレッテレッ♪ テレッテレッ♪


都「何ですかこの曲は?」

裕子「聞いたことないですね……」

みちる「あたしも」

春菜「えー、説明しますと」

春菜「これはあるアニメのオープニング曲です!」

春菜「昔に放送していたものなので、皆さんが知らなくて当然です!」

裕子「どんなアニメですか?」

春菜「凛ちゃんが作中のキャラのコスプレしてるので、見て判断してください!」

春菜「登場していただきましょう! どうぞ!!」



825: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/21(水) 23:54:00.10 ID:JE69kB4x0


テレッテテーレーテ♪ テレッテテーレーテッテッテッテ♪

キッタゾ♪ キタゾ♪ アラレチャン♪


凛「キーーーーーーン!」スタタタタッ


都・みちる・裕子「!?!?」

春菜「手を横に広げて走ってきたー! 再現度が高い!」

春菜「一応説明します! これはDr.スランプというマンガの」

春菜「アラレちゃんというガイノイドです!」

裕子「がいのいど?」

春菜「人間の女性に似せて作られたヒューマノイドのことです! 詳しくは調べてください!」

凛「んちゃ!」スッ

春菜「おおっと、ここで可愛らしい挨拶!」

凛「うっほほほ~~いっ!」ピョンピョン

春菜「これはアラレちゃんが喜んでいる様子ですね! 愛くるしいです!」

都・みちる・裕子「……」

春菜「おや? 皆さんポカーンとしてますよ?」

みちる「だって、アラレちゃん知らないし……」

都「元が分からないと何とも」

春菜「なるほど、ごもっとも!」



826: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/22(木) 00:06:21.93 ID:QMGdceoS0

凛「はるなちん! はるなちん!」チョイチョイ

春菜「ん? 何ですか?」スタスタ

凛「ヒソヒソ」

春菜「ふむ、ふむ……ほうほう」

春菜「えー、凛ちゃんの言ったことを代弁しますと」

春菜「キャラ知らなくてもいいから、可愛さと元気一杯なのを見て欲しいと」

春菜「あくまで渋谷凛として見て欲しい、とのことです!」

凛「うっほほほ~いっ!」

みちる「凛ちゃんとして見るんなら……」

裕子「頭がおかしくなってしまったのかと思いますけど」

凛「ほよよよよ~~っ」

裕子「新しいの出た!」

春菜「これは驚いた時や疑問に思った時に出るセリフですね」

都「私たちはそれを遥かに上回る驚きに満ちてますけど」

凛「うっほほほ~~いっ!」

凛「バイちゃっ!」

みちる「今のは?」

春菜「お別れの挨拶です。もう引き返すみたいですね」

スタタタッ



827: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/22(木) 00:23:37.35 ID:QMGdceoS0

春菜「はいありがとうございました!」

春菜「元気いっぱいで、とっても可愛かったですね! つかささんとどちらが勝つんでしょう!」

都・みちる・裕子「……」

――――

春菜「結果発表です!!」

春菜「審査員の方はもう既に決めたようです! 楽しみですね!」

春菜「つかさちゃん、今の心境は?」

つかさ「良い勝負だったんじゃね」

春菜「……マジですか? てっきり怒ってるのかと」

春菜「凛ちゃんのショーを見て」

つかさ「まあ理解はできねぇけど。凛は本気で策を練って、本気でぶつかって来たんだ」

つかさ「勝ちにいってのあれなんだろ? 文句もねぇよ」

凛「つかさ……」

春菜「凛さん、今の心境は?」

凛「イメージ通りできたけど、勝てるかどうかは正直分かんない」

凛「ただ、やりきったから悔いはないよ」

春菜「素敵な笑顔ですね! 出し切った感が出てます!」

春菜「さて、そろそろ発表しましょうか! 果たしてどっちが勝ったのか!」

つかさ・凛「……」

春菜「審査員、札を上げてください!」

都・みちる・裕子「……」


↓1 都

↓2 みちる

↓3 裕子


コンマ一桁 偶数がつかさ票 奇数が凛票 0は10



828: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/22(木) 00:30:10.74 ID:uGZwi3TpO

(ФωФ)



829: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/22(木) 00:32:59.31 ID:e7dRUnmSo

エピ



830: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/22(木) 00:33:04.46 ID:1zuI5+lao

にゃー



831: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/22(木) 00:56:29.49 ID:QMGdceoS0

春菜「出ました! 都ちゃんはつかさちゃん、みちるちゃんは凛ちゃん!」

春菜「そして裕子ちゃんがつかさちゃん!」

春菜「メガネファッションショーはつかさちゃんの勝利ー!」

凛「ダメか……!」

つかさ「当然」

春菜「都ちゃん、何故つかさちゃんに?」

都「まるで実力派の探偵のように、とてもカッコよかったので!」

春菜「独特な表現ですね! そして裕子ちゃんもつかさちゃんですが」

裕子「惚れてしまいそうな色気がよかったです! サングラスが似合う人って素敵ですよね!」

裕子「凛ちゃんも、冷静になって考えたら可愛かったんですけどねー。やっぱりつかささんですね!」

春菜「分かりますよー! 宝塚に引き込まれる女の子の気持ちって、あんな感じなんでしょうか!」

春菜「さあさあ! 2人がつかさちゃんの札を上げてますが、みちるちゃんは凛ちゃんに一票入れましたね?」

みちる「可愛いかった! それが全てです!」

みちる「最初ちょっと引いちゃったんですけど、よく見たらとってもキュートで」

みちる「特にメガネが最高でした! アラレちゃんのコスプレじゃなく」

みちる「普通のファッションでかけても似合うと思いますよ!」

凛「そ、そうかな……嬉しいよ」テレテレ



833: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/22(木) 01:17:00.03 ID:QMGdceoS0

つかさ「それ。もっと可愛めのファッションで勝負されてたら」

つかさ「危なかったかもな。そのくらい凛の新たな素質を見れた」

つかさ「今度アタシの会社のモデルやらね?」

凛「そんなに私のメガネ良かったの。お誘いは嬉しいけど……プログラムのつかさに言われても……」

つかさ「あーそうだったわ、ならダメか。見逃すのマジ惜しいんだけどな」

つかさ「ゲーム終わったらさ、アタシに言ってくんない?」

つかさ「可愛めのファッションでモデルやらせて欲しいって」

凛「分かった。覚えてたら…」

つかさ「絶対覚えとけ。記憶に刻め、忘れんな」

凛「はい……」

春菜「よっぽど気に入ったみたいですね」ハハ…

――――

心「善光寺、どうだった?」

まゆ「心が穏やかになりました。邪な感情が浄化されていくようです」

まゆ「まゆにはそんなのほとんど無いですけど」

心「このボードゲーム何のためにやってんのか言ってみろ☆」

まゆ「……。さあて、サイコロ振らないとっ」スッ

心「スルーの次ははぐらかしか☆」

ポイッ コロコロコロ


【進行状況】

   福井  山梨  長野  岐阜
凛  ○●○ ○☆× ○○× ×☆○

   長野  岐阜  静岡  愛知
まゆ ○●× ×☆○ ○○○ ○×○


↓1 コンマ一桁 0は10 特技を使う場合は使用のレスを加えてください



834: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/22(木) 01:23:35.34 ID:N0r+RK+2o

ほい



841: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/22(木) 02:29:37.08 ID:QMGdceoS0


まゆ:4マス進む-2

【進行状況】

   福井  山梨  長野  岐阜
凛  ○●○ ○☆× ○○× ×☆○

   長野  岐阜  静岡  愛知
まゆ ○○× ●☆○ ○○○ ○×○


まゆ「」

心「んーと、4が出たから2を引くと、2マス進む」

心「あれ? ×に止まっちゃうじゃん!」

まゆ「」

心「まゆちゃん? おーい」

心「放心しちゃってるし……こういう時は頭をかるーく」

ポンッ

まゆ「はっ! な、何だ……夢でしたか」

心「現実から目を逸らすな☆ 岐阜県の1回休みに止まったぞ☆」

まゆ「」

心「ちょーっ! また頭叩くか? いや、このまま送っちゃってもいい?」

心「晶葉ちゃーん☆」

晶葉『話の流れは分かってるぞ! このまま送ればいいんだな!』



842: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/22(木) 02:38:18.34 ID:QMGdceoS0

心「はぁとに聞くなよ☆」

晶葉『それもそうか! んー、ここで目を覚まさせるとまた放心するかもしれないし』

晶葉『よし、このまま岐阜に送ろう!』

心「そか☆ まゆちゃん、今度はリアルで長野に来いよ☆」ウインク

ビュンッ

――――

ビュンッ

まゆ「」

晶葉『まゆ、いつまでそうしてるんだ!』

まゆ「はっ! こ、ここは……」

晶葉『岐阜の1回休みマスだ!』

まゆ「そう、ですか……やっぱり止まってしまったんですね」

まゆ「何てことでしょう……」ガクッ

晶葉『気落ちするな! まだお前が先頭だし』

晶葉『特技も1回残してる! さらに、凛だってこの休み地獄に囚われるかもしれないんだぞ!』

まゆ「そ、そうですね。リアクションがオーバーでした」

~♪ ~♪

まゆ「?」



843: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/22(木) 02:54:13.43 ID:QMGdceoS0

まゆ「綺麗な音色……バイオリンですか?」

まゆ「あっ」

星花「……♪」

まゆ(星花さんが演奏してる)

――――

~♪

星花「ふぅ」

パチパチパチ

星花「!」

まゆ「とっても素敵でした」

星花「まゆさん……いらしてたのですね」

星花「ごめんなさい。私気づかずに……」

まゆ「いいんです。素晴らしい演奏を聴くことができて、得しちゃいました♪」

まゆ「ここは星花さんのマスなんですよね?」

星花「ええ、岐阜県の下呂市ですわ」

星花「下呂温泉はご存知?」

まゆ「はい! もしかして温泉に入れるんですか?」キラキラ



847: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/22(木) 22:36:17.25 ID:QMGdceoS0

星花「そのつもりですわ」ニコッ

まゆ「嬉しいです! ……運動はしませんよね?」

星花「?」

まゆ「入る前に汗を流す、とか」

星花「まあ、それは良い案ですわね♪」

まゆ「いえいえ! 考えてなかったならいいんです!」アセアセ

まゆ「それよりぜひ温泉を紹介していただけないでしょうか?」

星花「もちろん。行きましょうか」

――――

星花「着きました」

まゆ「ホテル?」

星花「ここに一泊する予定ですの。まずはチェックインをして」

星花「浴衣に着替えてから、温泉街を回りましょう♪」

まゆ「素敵なプランですねっ!」ワクワク

(数十分後)

まゆ「どうでしょうか?」ジャーン

星花「とてもお似合いですわ!」

まゆ「星花さんも、セクシーです……髪をまとめた姿も大人っぽくて……」



848: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/22(木) 23:16:08.06 ID:QMGdceoS0

まゆ「立ち振る舞いが上品で……思わずため息が」ハァ…

星花「お褒めの言葉、ありがとうございます」ニコッ

星花「では始めに近場の温泉へ行きましょうか」

星花「忘れないうちにこれを」スッ

まゆ「何ですか?」

星花「湯めぐり手形というものです。これを持っていれば」

星花「湯めぐりに指定された温泉のうち、3つに入れるんですの」

まゆ「へー!」

――――

スタスタ

まゆ「あの、こんなこと聞くの失礼なんですけど」

星花「はい」

まゆ「この湯めぐり手形って、使ったことあるんですか?」

星花「ありますよ。何故そのようなことを?」

まゆ「星花さんはお嬢様なので、顔パスか何かで入れるんじゃないかなって」

まゆ「勝手な妄想です……すみません」

星花「ふふっ、そんなことありません」クスクス

星花「私も他の方と同じように温泉に入って、足湯に浸かっています」

星花「たくさんお話ができて楽しいですよ♪」



849: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/22(木) 23:33:12.24 ID:QMGdceoS0

まゆ「そうなんですか、すみません」

星花「謝罪なんてする必要は……あ、到着ですわ」

星花「クアガーデン露天風呂。その名の通り露天風呂のみの施設です」

星花「打たせ湯もあるんですよ」

まゆ「打たせ湯……滝行みたいな感じでしょうか」

星花「あんなに大袈裟ではありませんけどね。入ってみましょう」フフ

――――

まゆ「はぁー……きもちい……」

星花「ええ……安らぎの空間ですわ」

星花「幼い頃もよくここへ来てたんです。バイオリンのお稽古に行き詰まってしまった時とか」

星花「気分が曇ってしまうと、必ずここへ」

まゆ「一人でですか?」

星花「そのつもりでしたけど、どうやらお付きの方に監視されていたようで」

星花「覗きと疑われて、警察の方にお世話になりかけたことも」

まゆ「愉快な人ですね」

星花「ええ」クスクス

星花「温泉で体を暖めていると、嫌なことがすぅっと晴れていくんです」

星花「複雑に絡まった糸が解けていくような……」



850: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/22(木) 23:53:40.82 ID:QMGdceoS0

まゆ「心に癒しを与えてくれる、かけがえのない場所ですね」

星花「はい」ニコッ

――――

まゆ「気持ちよかったぁ」ホカホカ

星花「どうされます? 今の場所で心が満たされたのなら」

星花「街中を観光するという選択も…」

まゆ「温泉がいいです! もっともっと入りたいです!」

星花「よかった。それでは次の温泉へ。少し遠いですけど……」

まゆ「平気です!」

まゆ(いつきさんに鍛えてもらってよかったです)

――――

まゆ「え? ここって宿泊施設ですよね?」

星花「そうですね。望月館という、家族やカップルに人気の旅館です」

星花「露天風呂を貸切にできたり、旬のお料理がとっても美味しいんですよ」

まゆ「温泉だけ入れちゃうんですか?」

星花「湯めぐり手形を使用すれば。ただし入浴の時間は指定されていますけどね」



851: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/23(金) 00:15:16.95 ID:Iu1n5i/G0

まゆ「そうなんですか……って当たり前ですよね」

まゆ「温泉だけ借りさせてください、って言ってるんですから」

星花「ふふ、ええ。そういえば今の時期だと、露天風呂からどんな景色が見れるんでしょうか」

星花「季節ごとに違うのですよ」

まゆ「1年を通して違った楽しみ方があるんですねー」

――――

星花「木々の葉が、緑から黄色、赤へ移り変わる時ですわ」

星花「いつ見ても美しいわ……」

まゆ「本当に綺麗です……」

まゆ(ここもやっぱり季節を変更できるのかな)

星花「やはり露天風呂はいいですね。解放的にもなれて」チャプ

まゆ「……」

まゆ「星花さんって、お肌や体型へ注ぐ努力とかしてます?」

星花「えっ」

星花「そうですね……気を使っている、というほどでは」

星花「ただ、規則正しい生活は心がけています」

まゆ「それだけでそんなにすべすべのお肌……」



852: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/23(金) 00:28:09.31 ID:Iu1n5i/G0

まゆ「体型も完璧で……」

星花「そ、そうでしょうか。他のアイドルの方が断然魅力的だと思いますわ」

星花「まゆさんだってこんなに」サワサワ

星花「あっ、私ったら失礼なことを……」

まゆ「いいんですよ。その代わり私も触ってもいいでしょうか?」

星花「どうぞ」

まゆ「ありがとうございます♪」

――――

まゆ「ふー……長湯しちゃったかも」

星花「そうですわね……ゆったりホテルへ戻りましょう」

星花「途中で足湯もあるので休憩しつつ」

まゆ「賛成です!」

まゆ「足湯は湯めぐり手形の対象なんですか?」

星花「いいえ、全て無料ですわ」

星花「どなたでも気軽に、気楽に入れるんですの」

まゆ「それは色んな人との交流が捗りますね」

星花「そうなんです♪ お友達になった方も数人いますし」



853: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/23(金) 00:40:59.42 ID:Iu1n5i/G0

星花「今でもお会いして、一緒にお出かけしたりするんです」

まゆ「いいですねぇ、そういうの♪」

星花「もしかしたら足湯にいらっしゃるかもしれません」

星花「その時は、まゆさんにご紹介しますわ」

まゆ「ぜひ!」

――――

凛「いいなー」

晶葉『お前も充分温泉を堪能しただろう!』

凛「そりゃそうだけど、温泉は何回も入りたいでしょ」

凛「また入れるマスに止まって、ホテルか旅館に泊まりたい」

つかさ「ならそうしてもらえば? 晶葉、可能か?」

晶葉『凛が1回休みのマスに止まりたいというなら止まらせてやろう!』

凛「私が悪かった、ごめんなさい」

凛「もうサイコロ振っていいの?」

晶葉『ああ、まゆが温泉旅行を終えるのはまだ先だからな!』

晶葉『これを機に追い抜いてやれ!』



854: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/23(金) 00:45:02.55 ID:Iu1n5i/G0

凛「だね。間違っても1回休みのマスに止まらないよう……あっ」

凛「今のはフラグでもなんでもないから! 違うから!」

晶葉『誰に言ってるんだ!』

凛「フラグの神様」

つかさ「んなもんいねぇよ。自分の力で掴み取れ」

都・みちる・裕子(カッコいい)

凛「よ、よーし……掴み取ってみせるよ」

凛「10を掴む! この手で!」ポイッ

コロコロコロ


【進行状況】

   福井  山梨  長野  岐阜
凛  ○●○ ○☆× ○○× ×☆○

   長野  岐阜  静岡  愛知
まゆ ○○× ●☆○ ○○○ ○×○


↓1 コンマ一桁 0は10



855: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/23(金) 00:52:27.86 ID:mdlrQmVi0

逆転なるか



857: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/23(金) 01:01:54.21 ID:Iu1n5i/G0


凛:6マス進む-2

【進行状況】

   福井  山梨  長野  岐阜
凛  ○○○ ○☆● ○○× ×☆○

   長野  岐阜  静岡  愛知
まゆ ○○× ●☆○ ○○○ ○×○


凛「……う」

凛「うわぁぁぁぁぁぁ」ガクッ

つかさ「掴んだじゃねぇか、1回休みを」

晶葉『凛が1回休みに止まればまゆも止まり、今度はまゆが止まったら凛も止まったな!』

晶葉『お前らどんだけ仲良しなんだ!』

凛「ふぅっ、くっ……このままじゃ負けるよぉ……!」グスッ

凛「きっと神様もまゆに勝って欲しいんだ……プロデューサーにふさわしいのはお前じゃねぇから(笑)って……」

晶葉(またネガティブ凛になってるな)

つかさ「……」

パンッ

凛「ひぅっ!?」ビクッ

つかさ「シャキっとしろよ。こんな程度でなよなよしやがって」

つかさ「あいつの正妻を決める勝負だかなんだか知らねぇけど」

つかさ「まだ負けと決まったわけじゃねぇだろ」



859: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/23(金) 01:09:42.40 ID:Iu1n5i/G0

つかさ「いいか、どんだけ差をつけられても」

つかさ「負けと確定するまで怯むな。それが勝負ってやつだ」

都・みちる・裕子(カッコいい)

凛「……そうだね」

凛「またまたネガティブになってたよ。目を覚ましてくれてありがとう」

凛「だけど、お尻を叩くことないじゃん」スリスリ

つかさ「気合入ったろ」

凛「まあね……」

つかさ「行ってこい」

凛「うん」

ビュンッ

都「あの、つかささん」

つかさ「?」

みちる「サインもらえますか」

裕子「私も!」

つかさ「は」

晶葉(つかさも何気にイケメンアイドルだな)



860: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/23(金) 01:27:55.34 ID:Iu1n5i/G0


――――

ビュンッ

凛「ここは温泉なのかな。山が見える見晴らしの良い場所だけど」

凛「っていうか温泉以外の1回休みマスってあるのかな」

???「ふぅー」

凛「きゃっ!? 何!?」ガバッ

志乃「ふふ……カワイイ悲鳴。クールなあなたでも、そんな声が出せるのね」

凛「し、志乃さん……首に息を吹きかける必要ありましたか!?」

志乃「普通に呼んだってつまらないじゃない」

志乃「で、あなたここに止まっちゃったの?」

凛「見ての通りです。まゆが目に見えるマスにいるんですけど」

凛「結局追いつくことができなくて……」

志乃「そう……チャンスね」

凛「チャンス?」

志乃「ピンチはチャンスって、よく言うじゃない」

凛「はあ……」

凛(この状況でチャンスも何もないと思うけど。励ましてくれたのかな)



861: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/23(金) 01:48:26.19 ID:Iu1n5i/G0

凛「えっと、ここで何をするんですか?」

志乃「何がしたい?」

凛「えっ、いや……何をする場所なのか分からないので」

志乃「場所にこだわることないわ。自分の好きなように過ごすのもいいと思う」

凛「せっかくなのでどんなところなのか知りたいです」

志乃「そう、分かった」

志乃「ここは山梨県甲洲市、勝沼町にある、ぶどうの丘と呼ばれる観光施設よ」

志乃「日本最大級のワインショップを有しているの」

凛「片手にワインの入ったグラスを持ってるのはそういうことですか」

志乃「美味しいのよ。凛ちゃんにはまだ早いから、ジュースで我慢ね」

凛「子供扱いが過ぎます」

志乃「ごめんなさい」クスッ

志乃「ワインショップもそうだけど、ワインカーヴも地下にあるの」

凛「カーヴ? セラーじゃなくて?」

志乃「それが差すものは同じよ。言語の違いだけで、イギリス語がセラー、フランス語がカーヴ」

志乃「でね。お金を払えば、カーヴに貯蔵されてる200種類ものワインを」

志乃「試飲できるのよ」

凛「すごい。ワイン好きにとっては楽園ですね」



865: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/23(金) 20:34:34.81 ID:Iu1n5i/G0

志乃「それだけじゃないのよ。大人だけでなく家族でも楽しめるように」

志乃「宿泊施設があって、バーベキューしたり温泉に入れたり美術館で芸術に触れたり」

凛「すごい!」

志乃「選り取りみどりとはこのことね」

志乃「さあ、何をしようかしら。あなたのしたいことに付き合うわ」

凛「ありがとうございます。それじゃあ」

凛「バーベキュー、いいですか?」

志乃「花より団子ね」フフ

凛「眺めも良いし、こういうとこでやってみたかったから……」モジモジ

――――

志乃「希望通り、眺めの良いテラス席でしましょう」

志乃「Aセット、Bセット、Cセットがあるけど、どれにする?」

凛「何が違うんですか?」

志乃「どれも牛ロースと野菜、ライス、漬物が固定で」

志乃「Aセットは海鮮串、ホタテ、ソーセージ」

志乃「Bセットはソーセージ。Cセットは豚ロースが付いているの」

凛「迷うなぁ……」

凛(海の幸は千枝と一緒に食べたけど、焼いたのは食べてないし)

凛(特にホタテとか絶対美味しいやつだし……)



866: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/23(金) 20:47:18.60 ID:Iu1n5i/G0

凛(けど豚ロースも……うーん……)

凛「決めました、Aセットでお願いします」

志乃「気が合うわね。注文するわ」

――――

ジュウウウウ

凛「うわぁ、良い匂い」ゴクリ

志乃「私が焼いていくから、どんどん食べて」

凛「ありがとうございます! 途中で私が交代しますから」

凛「まずは牛ロースを……」スッ パクッ

凛「美味しい……!」キラキラ

志乃「良い笑顔」

凛「美味しいものを食べると自然になっちゃう……」パクッ

凛「野菜も美味しいっ」モグモグ

志乃「ホタテ、もういいわよ」

凛「やった、いただきます」スッ パクッ

凛「はふはふっ、あふいっ(あつい)」

凛「モグモグ……幸せ……」

志乃「私も焼いている甲斐があるわ」ニコッ



867: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/23(金) 21:08:04.12 ID:Iu1n5i/G0

凛「私ばかりすみません。代わります」

志乃「まだ食べ始めたばかりでしょう、いいのよ」

志乃「……見れば見るほど良い笑顔ね。さすがアイドルだわ」

凛「志乃さんもじゃないですか」

志乃「あなたの笑顔ほど眩しくないわ」

凛「そんなことないと思いますけど……」

志乃「プロデューサーさんにも、その笑顔をちゃんと見せてあげてるの?」

凛「……」

凛「……どうでしょう。アイドルとしての笑顔は見てもらってますけど」

凛「純粋な笑顔はないかもしれないです。どうしても邪な感情が混じっちゃうので」

志乃「もったいない。その笑顔を見せれば、どんな男の人でも虜にできそうなのに」

志乃「試しに意識してみたら?」

凛「プロデューサーの前でですか? 難しいですね」

凛「抑えてもにじみ出てきちゃうっていうか……」エヘヘ

志乃「本当にもったいないわね……」



868: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/23(金) 21:59:44.04 ID:Iu1n5i/G0


――――

凛「満足……もう食べられない……」

志乃「食べ過ぎちゃったわね。でも体型を気にしなくていいのがこの空間よ」

凛「夢のゲームですよね」

志乃「次は何をする? ちょっと食休みするとして」

凛「美術館に行ってみたいです。どんなものが展示してあるのか気になります」

志乃「いいわ、行きましょう」

(数十分後)

凛「……」

志乃「静かな空間で、こうしてじっくり観賞するのもいいでしょう?」

凛「はい」

凛「この女の人、志乃さんに似てますね」

志乃「そうかしら。こんな美人に似てるなんて、嬉しいわ」

凛「いやいや、志乃さん美人じゃないですか。見とれちゃうくらい」

志乃「ありがとう」フフ

凛「……この女の子はまゆに似てる」

志乃「あら、そうね。可愛い」

凛(まゆ……今頃何をしてるんだろ)



869: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/23(金) 22:23:47.58 ID:Iu1n5i/G0


――――

星花「欧調風の建物、白鷺の湯の前に作られたこの足湯は」

星花「ビーナスの足湯といって、女性の方に人気なのです」

まゆ「優雅ですねぇ♪ お嬢様になった気分」

まゆ(お嬢様が足湯をするのかという話ですけど)

星花「♪」チャプチャプ

まゆ(そういえば目の前にいた)

まゆ「私たちの止まるホテルって、ええっと……」

星花「下呂ロイヤルホテル雅亭様ですわ」

まゆ「そう、雅亭さんなんですけど」

まゆ「湯めぐり手形に指定されたところなんですか?」

星花「はい。午前中に1時間ほど」

星花「ちなみに雅亭様のお風呂は、畳敷きの展望大浴場に」

星花「貸切露天風呂、貸切岩盤浴、足湯など、様々な温泉があるのです」

まゆ「岩盤浴! やってみたい……」

星花「着いてからのお楽しみですわね」ニコニコ



870: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/23(金) 22:52:11.00 ID:Iu1n5i/G0


――――

星花「ちょうど日が暮れる頃ですわ。お料理をいただく前に、もう一度体を暖めましょう♪」

まゆ(さっきまでまだお昼だったのに、旅館に入った途端……)

星花「初めに展望大浴場、次に岩盤浴へ向かいましょうか」

星花「貸切露天風呂や足湯は、お料理を食べてからでも、明日の朝でもいいですから」

まゆ「欲張るのはよくないですしね!」

まゆ「まあ全部に入ろうとしてる時点で欲張りなんですけど」

星花「そうですわね」クスクス

――――

カポーン

まゆ「すごい、町が見えます!」

星花「入浴しながら一望するのもいいですわね」

まゆ「ですねぇ」

まゆ「……あのー」

まゆ「もう一度触ってもいいでしょうか、お肌」

星花「え? ええ」

まゆ「ありがとうございます」



871: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/23(金) 23:08:25.65 ID:Iu1n5i/G0

まゆ「はぁ……本当にすべすべですね」サワサワ

星花「あはは……熱心な視線……」

まゆ「いつでも触ってらいれます……」サワサワ

星花「……」

星花「ま、まゆさん」

まゆ「はい?」

星花「その……ひょっとして、まゆさんは……」

星花「……女性もお好きなんですの……?」

まゆ「え」

まゆ「な、何でですか?」

星花「手の動きが、艶やかというか……」

まゆ「あ! すみません、違うんです!」パッ

まゆ「羨ましいなぁと思って。まゆもこんなお肌だったら」

まゆ「プロデューサーさんを魅了できるって……」

星花「そうでしたか。思い違いでしたわね」

まゆ「いえ、確かに今のは誤解されても仕方ないです」アハハ…



872: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/23(金) 23:37:11.89 ID:Iu1n5i/G0

星花「自信をお持ちになって。まゆさんはとても魅力的な女の子ですわ」

星花「プロデューサー様もいつかきっと手をとってくださります」

星花「今はアイドルというお仕事に就いていますから、我慢していらっしゃるのですよ」

まゆ「そうだといいんですけど……」

――――

まゆ「これが岩盤浴……汗がどんどん出てきます……」

星花「体の毒素が抜けていきますから、お肌にも健康にもいいんです」

星花「ただし、岩盤浴前後の水分補給は大切ですわ」

まゆ「これだけ汗が出ると欲しくなりますね……お水が……」

星花「大丈夫ですか?」

まゆ「はい、気持ちよくて……眠気が……」

星花「いけませんわ! 寝てはダメです!」

――――

星花「安心しました……」

まゆ「心配させてしまってごめんなさい」

まゆ「あったかくなると、寝ちゃいそうになりませんか?」

星花「お気持ちは分かりますけど、岩盤浴の最中は危険ですわ……」

まゆ「以後気をつけます」



873: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 00:06:21.89 ID:+1lYeR7z0

まゆ「そろそろお夕飯ですねっ」

星花「お刺身、焼き魚など、季節の食材を使用したお料理ですの」

星花「お部屋でゆっくりいただきましょう♪」

――――

まゆ「これは中毒になりますよ」

星花「そんなに気に入れられたんですの?」

まゆ「いえ、お料理のお話じゃなくて。もちろんお料理は美味しいんですけど」

まゆ「実感します。こんなに良い思いができるゲーム、身近にあったら何度もやってしまいます」

まゆ「そして晶葉ちゃんの凄さは尋常じゃないです……」

星花「私も同感ですわ。晶葉ちゃんや志希さんがこの世界に貢献しようものならば」

星花「数年後には空を飛ぶ車が実現してしまいそうですもの」

まゆ「地球以外の星に住むこともできそうですね。コロニーとかロボットとか」

星花「不老不死の薬も作れそうですわね」

まゆ・星花「……」ジー

晶葉(2人とも天井を見上げて、私の反応を待っているのか?)

晶葉(旅館を満喫させるため、そっとしておこうかと思ったが仕方ないな)

晶葉『プログラムの私に聞かれても困るぞ!』

まゆ「でも晶葉ちゃんの姿形、声をしてますし」

まゆ「本人の思考が分かる可能性が……」



874: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 00:18:45.20 ID:+1lYeR7z0

晶葉『そうだな……まあ作れるんじゃないか!』

晶葉『だが作ろうとしないだろうし、仮に作り始めたら途中で飽きそうだな!』

晶葉『世界に貢献なんてつまらなさそうな事もしない! というのが私の意見だ!』

星花「なるほど、その通りかもしれませんわね」

まゆ「志希さんも、1つの場所に留まるような性格じゃないですしね」

晶葉『もういいか? 私は引っ込むぞ!』

まゆ「ありがとうございます」

星花「もったいないですわね……」

まゆ「私もそう思います。でも、あの2人らしいですよ」ウフフ

まゆ「話を変えましょうか。ここって露天風呂がついてるんですよね?」

星花「はい。後で入りますか?」

まゆ「どうしましょう……貸切露天風呂も入りたいし」

まゆ「足湯は明日にして、このお部屋も明日に?」

星花「温泉三昧ですわね」ニコニコ

まゆ「幸せな悩みです」ニコニコ



875: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 00:42:42.12 ID:+1lYeR7z0


――――

凛「温泉は何度入っても最高」

志乃「そうね。見て、南アルプスが見えるわ」

凛「良いですね……」

凛「……こっちの山も……」ジー

志乃「?」

凛「聞いてください志乃さん。私、千枝から……」

凛「いえ、千枝のプログラムから言われたんです。凛さんみたいなスレンダーな体になりたいって」

凛「嬉しかったんです。けど私は……雫や早苗さん、愛梨」

凛「そして志乃さんみたいな大きな胸に、少し憧れを持ってて」

志乃「その3人が出てくると、私はちっぽけになっちゃうわね」

凛「どうしたら大きくなるんでしょう。っていうか私の年齢でまだ大きくなるんですか?」

志乃「なると思うわ。私の友人で、38歳の人がいるんだけど」

志乃「今が人生で1番大きいって話してたし。私もこの目で見たけど、確かに大きかったから」

凛「へぇー……そうなんですね」

志乃「もし凛ちゃんが本当に胸を大きくしたいなら」

志乃「世間で言われてる、キャベツや牛乳、鶏肉をたくさん摂取してみるとか」



876: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 00:56:24.83 ID:+1lYeR7z0

志乃「規則正しい生活で女性ホルモンを整えたり……あとは……」

凛「あとは?」

志乃「お母さんになることね」

凛「!!」

志乃「妊娠して子供ができると大きくなるわよ」

凛「そうか……その手が……」

志乃「何で大きくしたいの?」

凛「プロデューサー、大きい方が好みなのかなって」

凛「本人は『胸で判断しない』なんて当たり障りのない答えを言ってたんですけど」

凛「巨乳アイドルと一緒にいる時、必ず1回は視線を向けてますし」

凛「体に当てられたら困った顔しつつも嬉しそうですし」

志乃「男性として普通の反応だと思うけど」

志乃「凛ちゃんだって、雫ちゃんや早苗ちゃんが急いでる時」

志乃「上下に揺れて主張してる胸へ視線がいってしまうでしょう?」

凛「は、はい……特に雫は圧倒されます」

志乃「胸を押し当てられたら、その部位に集中しちゃうでしょう?」

凛「はい、触ってみたいとも思っちゃいます」

志乃「女性ですらそうなんだから、男性はもっと大変よ」

凛「……」



877: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 01:06:58.63 ID:+1lYeR7z0

凛「じゃあプロデューサーは本当に、胸では判断しない?」

志乃「真意は不明だけど、巨乳が好きかどうかは分からないわね……」

凛「胸に興味ないのかな。お尻の方が好きとか」

志乃「太ももかもしれないわね。うなじかも」

凛「混乱してきた。どうすればいいんでしょう」

志乃「そのままでいいんじゃないかしら」

志乃「ありのままのあなたでぶつかって、ありのままのあなたをアピールすればいいわ」

凛「いいんですか?」

志乃「ええ」ニコッ

凛「そっか……ありのままでいいんだ……」

凛「あの、もう一つ相談が」

志乃「何?」

凛「胸、触ってみたいなって……」

志乃「ふふ……特別よ……♪」

凛「ありがとうございます」

ワー ヤワラカイ ムニュムニュ



879: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 01:25:22.88 ID:+1lYeR7z0


――――

凛「な、なんかそわそわする」

凛「大人の人が来るようなレストランって感じで……」

志乃「気を楽にして。未成年向けのメニューもあるから」

志乃「これがメニュー」スッ

凛「ん?」

凛「あの、展望『ワイン』レストランって書いてありますけど」

志乃「大丈夫よ」クスッ

凛「ワインって文字がどのメニューにも入ってるんですけど」

志乃「……ちょっとくらい、ね♪……」ウインク

凛「現実だったら犯罪ですよ……」

志乃「分かった、凛ちゃんはこのやわらかビーフシチューを頼んで」フフ

志乃「私が頼むコース料理で、ワインが入ってない料理をあげるから」

凛「そんな、悪いですよ! ビーフシチューだけでいいです、美味しそうですし」

――――

志乃「ゴクン……ふぅ……♪」

凛「ワインばかりですね。料理にはいつ手をつけるんですか?」

志乃「ふふ、ちゃんと食べてるわよ」



880: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 01:35:08.49 ID:+1lYeR7z0

志乃「ビーフシチュー美味しい?」

凛「ほっぺたが落ちちゃいそうです」モグモグ

凛「ゴクン……ここから見る夜景、目を奪われちゃいますね」

志乃「でしょう。まるで宝石のよう……」

志乃「ワインが一層美味しいわ」ゴクン

凛「そればっかりですね」

凛「……志乃さん」

志乃「いいわよ」

凛「まだ何も言ってません」

志乃「ワイン、飲んでみたいんでしょう?」

凛「違いますけど……そんな得意げな顔されても」

凛「フィレ肉のソテー、美味しそうだなって」

志乃「こっちだったのね。どうぞ」スッ

凛「ありがとうございます」パクッ

凛「柔らかくて美味しい……」モグモグ

志乃「食べ物を口に入れながら喋らないの」

凛「ゴクン……ごめんなさい」



881: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 01:45:19.47 ID:+1lYeR7z0

凛「……」

志乃「どうしたのかしら。ワインを見つめて」

凛「……」

凛「ちょ……ちょっとだけ……」

志乃「やっぱり興味あったのね……♪」

志乃「一口よ」スッ

凛「これはゲームの中だし……少しだけ……」ドキドキ

凛「……」コクン

凛「んっ……うー……渋い……!」

志乃「うふふっ、そうよね。私も初めて飲んだ時、そんな感じだった」

凛「大人になれば飲めるようになるんですか?」

志乃「味が分かるようになるわ、多分」

凛「多分って……」

志乃「飲める人と飲めない人がいるから」

志乃「凛ちゃんはどっちかしらね」ニコニコ

凛「想像がつきませんね」



882: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 01:51:09.60 ID:+1lYeR7z0


――――

志乃「デザートが来たわ。凛ちゃんにあげる」スッ

凛「……」

志乃「凛ちゃん?」

凛「はい……ありがとうございましゅ……」スッ

凛「パクッ……モグモグ……おいしぃ……」ポー

志乃「……」

志乃「もしかして、酔っぱらっちゃった……?」

凛「このデザートおいしぃ……シェフをよんでください」

凛「お礼をいいたいです……」

志乃「私が言っておくわ」

凛「そうですか……」

凛「……はあぁぁぁ……」

志乃(深いため息)

志乃「ごめんなさい凛ちゃん。飲ませるべきじゃ…」

凛「志乃しゃん」

志乃「!」



883: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 02:01:38.61 ID:+1lYeR7z0

凛「だいすきでしゅ」

志乃「え?」

凛「わたし、プロデューサーが……だいすきなんでしゅ……」

志乃「ああ、そういうこと……」

凛「なのに」

凛「なのにどうして振りむいてくれないんだろう……」クスン

凛「魅力ないのかなぁ……かわいくないからかなぁ……」

凛「かわいさでいえば、まゆのほうが……キュートで売りだしてるし……」

凛「わたしなんて……うう……ぐすっ、ふうぅっ……」

志乃「……」

志乃(凛ちゃんは泣き上戸?)

凛「わたし、プロデューサーのこと、なんでも知ってるんでしゅよ……」

凛「朝おきる時間とか……体のにおいで、たいちょう分かるし」

志乃「そう、すごいわね……」

凛「におい……プロデューサーのにおい、だいすき……」

凛「シャツのにおい嗅ぐと、しあわせになるんでしゅ……えへへ……」

志乃「好きな人の匂いっていいわよね」



884: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 02:12:47.49 ID:+1lYeR7z0

凛「モグモグ……おいしぃ……」

志乃「……」

志乃(たった一口でこんなに……? よっぽど弱いのかしら)

志乃(場に酔ったとか?)

凛「……ごめんなしゃい……」ボソッ

志乃「え?」

凛「たいちょうまでは、分からないんでしゅ……」グスッ

凛「うそついて、ごめんなさいっ……ふぇ……っ」ポロポロ

志乃「いいのよ、泣かないで。体調までは分からないわよね流石に」

凛「つかみかけてはいるんでしゅけど……」

志乃「そうなの。近づいてるのね」

凛「……」

志乃「……?」

志乃(止まった)

凛「……ねむくなってきました……」

志乃「アルコールのせいね。もう部屋に行きましょう」

凛「モグモグ……ゴクン」

凛「ごちそうさまでした……」ペコリ



888: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 17:20:33.39 ID:+1lYeR7z0

凛「うぅ……ふらふらする……」スッ

志乃「支えてあげるわ」

凛「ごめんなさい……」

――――

凛「わぁ……いい部屋ですね……」

志乃「もうすぐベッドだから……」

バフッ

凛「ふかふかべっどー……んぅ……」

志乃「お水をもらってくるから、少し待っててね」

凛「……」

志乃「? もう寝ちゃったのかしら」

凛「……起きてます……」

凛「本当にすみません志乃さん……」

志乃「あら、呂律が回ってる。早くもアルコールが抜けてきたみたいね」

志乃「それともやっぱり場酔いだったのか……」

凛「私、変なこと言っちゃいましたね」

凛「忘れてください……」



889: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 17:33:02.27 ID:+1lYeR7z0

志乃「お酒の失敗は誰にでもあるものよ」

志乃「元はといえば、飲ませた私が悪いんだし」

凛「私も断ることできたので」

凛「ここに泊まるんですか……?」

志乃「そうよ。くつろいでいて、お水買ってくるから」スタスタ

ガチャ

パタン

凛「ふぅ……」

晶葉『凛!』

凛「! 晶葉、どうしたの?」

晶葉『お前に謝っておきたいことがある!』

晶葉『実はゲームに小さなバグが生じていてな! お前が酔いやすかったのはそのせいなんだ!』

晶葉『未成年が飲むとは思わなくてな! もう修正したから大丈夫だ!』

凛「バグ……そうなんだ……ごめんね」

凛「じゃあこの部屋に入ったら正気に戻ったのも、そういうことなんだね」

晶葉『直したからだな!』

凛「……」

凛「もしかして、私の酔い方もバグのせい?」



890: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 17:45:46.67 ID:+1lYeR7z0

晶葉『凛の持ち前のものだ!』

凛「……そう」

晶葉『ゲームのメモリーに録画されているぞ! 見るか?』

凛「!? や、やめて! 消して!」カァァ

――――

――――

ピピピピ ピピピピ

まゆ「……ん」

まゆ「もう朝ですかぁ……んーっ」ノビー

星花「おはようございます」

まゆ「! 星花さん、おはようございます」

まゆ「もう起きてたんですね」

星花「早起きが日課になってしまって」

星花「いつもならバイオリンの練習をしているのですけど」

まゆ「ここじゃ弾けませんしね」

星花「どうですか? 朝食の前にもう一温泉」ニコッ

まゆ「ご一緒します!」



891: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 18:00:38.87 ID:+1lYeR7z0


――――

まゆ「いただきます」

まゆ「はむっ……モグモグ……上品な味です」

星花「もうそろそろ、サイコロのお時間ですわね」

星花「寂しいですわ。もう一泊くらい下呂温泉を楽しみたかった……」

星花「なんて口にしては、ご迷惑ですよね」フフ

まゆ「私も同じ気持ちですよ」ニコッ

まゆ「できればもっとここで過ごしたいんですけど」

まゆ「勝負してるってことも忘れちゃいけませんし……」

星花「まゆさん、餞別の意を込めてバイオリンの演奏をしたいのですけど」

星花「ここでなく、外で」

まゆ「いいんですか? 嬉しい!」

――――

~♪ ~♪

星花「♪」

まゆ「……」

~♪

星花「……以上です」

まゆ「素敵! スタンディングオベーションです!」パチパチパチ



892: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 18:05:53.27 ID:+1lYeR7z0

星花「ありがとうございました♪」

星花「ではサイコロを」

まゆ「はい」スッ

まゆ「幸いにも追いつかれなかったし、この距離を意地したい……!」

ポイッ コロコロコロ


【進行状況】

   山梨  長野  岐阜  静岡 
凛  ○☆● ○○× ×☆○ ○×○

   岐阜  静岡  愛知  三重
まゆ ●☆○ ○○○ ○×○ ○○○


↓1 コンマ一桁 0は10 特技を使う場合は使用のレスを加えてください



893: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 18:06:18.38 ID:KpD5xGfCO

(ФωФ)



897: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 18:31:59.60 ID:+1lYeR7z0


まゆ:8マス進む

【進行状況】

   山梨  長野  岐阜  静岡
凛  ○☆● ○○× ×☆○ ○○○

   岐阜  静岡  愛知  三重
まゆ ×☆○ ○○○ ○×● ○○○


まゆ「出ました! 8マス!」

星花「大きい目ですわね」

まゆ「それでは、ありがとうございました星花さん!」

星花「凛さんとの勝負、スクリーンで見ながら応援しています!」

ビュンッ

――――

ビュンッ

まゆ「愛知県。これで都道府県の半分まで来たことになりますよね?」

まゆ「……ここって……どこ……?」

まゆ「カラフルな建物やアトラクションがたくさん。ああいうのって確か」

まゆ「レゴ、だったっけ……」

晶葉『ここはレゴランド・ジャパン・リゾートだ!』

まゆ「晶葉ちゃん!」

晶葉『愛知県名古屋市、港区に去年できたばかりの、レゴブロックのテーマパーク!』

晶葉『子供はもちろん、家族で楽しめる人気の場所なんだぞ!』



900: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 18:45:52.94 ID:+1lYeR7z0

まゆ「へぇー! って……どうして晶葉ちゃんが説明を?」

まゆ「今までの流れだと、出身のアイドルの人が登場して」

まゆ「止まったマスの説明をしてくれるはずじゃ……」

晶葉『その通りだ! しかしそのアイドルが、ブリックトピアと呼ばれるエリアの』

晶葉『イマジネーション・セレブレーションというアトラクションに乗っている最中でな!』

まゆ「だから晶葉ちゃんが代わりに……。誰ですか?」

晶葉『行けば分かるぞ! 案内しよう!』

――――

まゆ「レゴでできたような乗り物が、くるくる回ってます」

晶葉『イマジネーション・セレブレーションは』

晶葉『遊園地でいうコーヒーカップだからな!』

まゆ「アイドルはどこです?」

晶葉『ほら、あれだ!』


時子「……」クルクル


まゆ「……」

晶葉『居ただろう?』



901: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 18:54:56.34 ID:+1lYeR7z0

まゆ「……」ゴシゴシ

まゆ「……」ジー

晶葉『見間違いではないぞ!』

まゆ「時子さんですよね、あれって」

晶葉『そうだ!』

まゆ「意外です、ビックリです……何故こういう場所に……」

まゆ「無表情ですけど楽しいんでしょうか」

晶葉『それは本人に聞いてくれ! じゃ!』

まゆ「え? ちょっと!」

まゆ「……。終わるまで待ってよう」

――――

時子「……」スタスタ

まゆ(歩み寄ってくる)

まゆ「あ、あの……どうも」

時子「あなたが私の対戦相手?」

まゆ「はい……」



902: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 19:06:18.15 ID:+1lYeR7z0

時子「そう」

まゆ「……」

時子「驚いてるわよね」

まゆ「!」

時子「自分でもここに配置されたのが納得いってないのよ」

時子「私には似合わないわ。仁美に任せればよかったのに」

まゆ「楽しかったですか?」

時子「は?」

まゆ「今の乗り物」

時子「……まあまあね」

まゆ「そ、そうですか」

時子「萎縮しないでくれるかしら」

時子「とって食おうなんて思ってないわ。勝負にも支障が出るし」

まゆ「ごめんなさい。つい」アハハ…

時子「任されたからには、やるしかないわね」

時子「ついて来なさい」スタスタ

まゆ(くるくる回ってる時子さん、可愛かったな)

まゆ(って言ったら怒られそう……)スタスタ



903: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 19:14:53.98 ID:+1lYeR7z0


――――

まゆ「こ、これは……?」

時子「レゴブロックよ」

まゆ「ですよね」

時子「制限時間は180分。この無数のレゴを使って」

時子「自分だけのオリジナルオブジェを作るのよ」

まゆ「オブジェですか」

時子「何でもいいわ。ただし」

時子「出来上がった物は審査され、評価をつけられるから」

時子「できるだけ難しく、すごいと思わせるオブジェを作った方がいいわね」

まゆ「評価の高かった方が勝ちですね」

時子「ええ。準備はいいかしら」

まゆ「もう始めるんですか!? 作戦会議的なものを設けても……」

時子「仕方ないわね……10分間よ」

時子「10分経ったら、そこのタイマーが動き出すわ」

まゆ「分かりました!」



906: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 20:20:22.41 ID:+1lYeR7z0

まゆ(何を作ろう……できるだけ難しくてクオリティが高いものかぁ)

まゆ(そもそもレゴに触れたことないから、どんな組み立て方かを掴んでおかないと)カチャカチャ

時子「……」カチャカチャ

まゆ(時子さんも練習してる)

まゆ(何を作るんだろう。豚かな)

まゆ(って、人のことはいいから自分のことを考えないと!)

――――

時子「あと20秒で始まるわよ」

時子「作戦は決まったのかしら」

まゆ「ひとまずは」

まゆ「あとはなるようになれ、です」

時子「覚悟ができたようね。いくわよ」

まゆ(3……2……1……スタート!)カチャカチャ

時子「……」カチャカチャ


↓1 時子が作ろうとしているもの

↓2 まゆが作ろうとしているもの


コンマ二桁が完成度



907: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 20:21:38.13 ID:CjgAFxcJ0

豚小屋



908: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 20:21:44.12 ID:W4Hp4lAw0

ロダンの「考える人」



911: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 20:35:03.42 ID:+1lYeR7z0

まゆ(認知度が高くて、これを作れたらすごいなって思うものといったら)カチャカチャ

まゆ(芸術品ですよね。私はロダンさん作、考える人を組み立てていきます!)カチャカチャ

まゆ(そうだ、今のうちにレゴを持ってこよう)スタスタ

まゆ「……」チラッ

時子「……」カチャカチャ

まゆ(時子さんが気になるなぁ。豚に関連するオブジェかな)

時子「何よ」

まゆ「!」ドキッ

時子「人をチラチラ見て、自分の作業に集中なさい」

まゆ「はい、すみません!」ゴソゴソ

――――

まゆ(むぅ……難しい……)

まゆ(一度も遊んだことない人が、いきなり考える人を作ろうとするだなんて)

まゆ(甘い考えでしたね……)

まゆ(時子さんは)チラッ

時子「!」ピクッ

時子「……」カチャカチャ

まゆ(え? 今、こっちを見てた?)



912: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 20:43:13.27 ID:+1lYeR7z0

まゆ(慌てて目を逸らして作業に戻ったけど)

まゆ(私の進行状況が気になったのかな)

まゆ(っていうか、あれは何だろう……家?)

時子「自分の作業に集中しなさいと言ったはずよ」

まゆ「は、はいっ」カチャカチャ

まゆ(時子さんだって私の見てたのに……)カチャカチャ

――――


(3時間後)


晶葉『ジャッジは私は務めるぞ!』

晶葉『もうタイムアウトだが、2人とも自分の作品を見てどうだ?』

時子・まゆ「……」

晶葉(言葉にしたくないのか)

晶葉(まあお世辞にも上手いとは言えないしな)

時子「文句あるの?」

晶葉『え? いや、そんなことないぞ! 頑張ったな!』

晶葉『まゆも特徴を捉えているぞ!』

まゆ「ありがとう……」

まゆ(気を遣われてるのが心に来ますね……)



913: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 20:51:25.17 ID:+1lYeR7z0

晶葉『では審査に移る!』

晶葉『時子のは……家か?』

時子「豚小屋よ」

まゆ(やっぱり豚関係)

晶葉『ふむ……よくできているな!』

時子「……」

晶葉『ちゃんと豚もいるし!』

時子「もういいわ」

晶葉『え?』

時子「気を遣われて褒められるのは好きじゃないの」

時子「ハッキリ言いなさい。ヘタクソと」

まゆ(自分で言っちゃった)

晶葉『了解だ! これはヘタクソだな!』

時子「……明るい声で言われると腹が立つわね、煽られてるみたいで」

まゆ(分かる)

晶葉『そしてまゆだが』



914: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 20:59:02.10 ID:+1lYeR7z0

晶葉『辛口と甘口、どっちがいい?』

まゆ「時子さんに同意です。思ったことをハッキリ言ってください」

晶葉『よし! まゆのは考える人か?』

まゆ「!!」

まゆ「分かるんですか?」

晶葉『さっきも言ったが、特徴は捉えているからな!』

晶葉『だがまるで古い時代のポリゴンゲームみたいに不格好だ!』

晶葉『もっとシャープに形作っていけば、もっと良くなるだろう!』

時子「ちょっと、それ辛口なの? 私とはかなりの違いね」

晶葉『時子がヘタクソと言えと言ったからだぞ!』

晶葉『しっかり評価するなら、せめて小屋として機能させて欲しかった!』

晶葉『屋根は穴が空いてるし、壁もボロボロだし!』

晶葉『時間が無くて慌ててしまったんだろうが』

時子「豚に神経を使ってしまったのよ」

晶葉『だろうな! 豚はよくできている!』



915: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 21:02:06.29 ID:+1lYeR7z0

晶葉『さて、肝心のどちらが勝者かだが』

時子「……」

まゆ「……」ドキドキ


↓1 時子の評価

↓2 まゆの評価


コンマ二桁 完成度とプラスして高い方が勝利



916: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 21:03:05.76 ID:y8rsexCLo





917: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 21:03:30.96 ID:sVc5sqVW0

これで時子様が勝ったらどうすんだよ……



921: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 21:14:18.26 ID:+1lYeR7z0


時子:13+76=89

まゆ:12+96=108


晶葉『2人とも下手だ! しかし情熱は伝わってきた!』

晶葉『それを考慮した結果が……』


晶葉『まゆの勝ちだ!!』

まゆ「え!? やった……!」


時子「ふん。晶葉の評価はさて置き、完成度が致命的だから」

時子「私の中ではどのみち負けよ」

まゆ「そんな……時子さんは豚に時間をかけてたんですし」

まゆ「その集中力を小屋に発揮されていたら、確実に私の負けでしたよ」

まゆ「豚、可愛いですし♪」

時子「……」

まゆ(あ、余計なこと言っちゃった……!?)


時子「見る目あるじゃない」

まゆ「へ……?」



923: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 21:24:24.84 ID:+1lYeR7z0

時子「可愛いでしょう。可愛くて惨め」

時子「ちなみに、モデルはあいつよ」

まゆ「あいつ? ……プロデューサーさんですか?」

時子「ええ。似てるでしょう、この情けない顔も」

時子「徹底的に躾したくなるわ」フフフ

まゆ「そ、そうですね……」

まゆ「……時子さん」

時子「?」

まゆ「もしよければ、一緒に遊びませんか?」

まゆ「良い機会ですし仲良く……と言っても、本人じゃないんですけど」

まゆ「本人とも仲良くなるために、ヒントを掴みたいなって」

時子「……」

まゆ「ダメでしょうか」

時子「来なさい」

まゆ「!」

時子「気になる場所があったの。付き合って」スタスタ

まゆ「はいっ!」スタタタッ



924: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 21:33:56.24 ID:+1lYeR7z0

晶葉(時子のやつ、プログラムとはいえ)

晶葉(何だかんだここを気に入ってるじゃないか)フフ

まゆ「あとでジェットコースターにも乗りましょう♪」

時子「嫌」

まゆ「え?」

まゆ「……怖いんですか?」

時子「そんなわけないでしょう。あんなの子供騙しよ」

まゆ「じゃあいいじゃないですか」

時子「……」

――――

凛「……ん」パッチリ

凛「ふわぁ……よく寝た。なんか寝覚めが良い」

凛「!」

志乃「すー……すー……」

凛(志乃さん、服がはだけて胸元が……すっごいセクシー)ドキドキ

志乃「んんっ……あら……?」

凛「!!」ドキッ



925: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 21:43:20.47 ID:+1lYeR7z0

志乃「おはよう」

凛「お、おはようございます……」

志乃「よく眠れた?」

凛「快眠でした」

志乃「よかったわ」

志乃「……見てたでしょ、胸」

凛「うっ……そりゃバレますよね」

志乃「触りたいの?」

凛「昨日充分触らしてもらったので。ただ、この色気を学びたいなって」

志乃「学ばれるほどかしら」

凛「とてつもないです」

志乃「クスッ、ありがとう」

凛「……」

凛(なんか私、思春期の男の子みたい)

凛(大人組は恐ろしい……)



926: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 21:52:14.75 ID:+1lYeR7z0


――――

凛「朝食もしっかり食べて満腹。腹ごしらえはできた」

凛「特にあのスープが……もう1回食したい」

志乃「また機会があればね」

凛「志乃さんには感謝しかありません。ありがとうございます」

志乃「お礼は、勝負に勝ってから言いにきて」ニコッ

志乃「負けないで。プロデューサーさんの隣にいる座を勝ち取りなさい」

凛「頑張ります!」

凛「ふぅー……精神統一。大きい目を出さなきゃ」スッ

凛「フラグの神様には頼らないよ!」ポイッ

コロコロコロ


【進行状況】

   山梨  長野  岐阜  静岡
凛  ○☆● ○○× ×☆○ ○○○

   岐阜  静岡  愛知  三重
まゆ ×☆○ ○○○ ○×● ○○○


↓1 コンマ一桁 0は10



927: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 21:54:18.01 ID:IO04znqMo





931: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 22:01:45.95 ID:+1lYeR7z0


凛:1マス進む

【進行状況】

   山梨  長野  岐阜  静岡
凛  ○☆× ●○× ×☆○ ○○○

   岐阜  静岡  愛知  三重
まゆ ×☆○ ○○○ ○×● ○○○


凛「……」

志乃「あら」

凛「……」

凛「……ううっ……」プルプル

晶葉(おっとこれは、凛がまたネガティブに…)


凛「負けない!」キッ

晶葉(!!)


凛「つかさと約束したもん、最後まで諦めるなって」

凛「晶葉も励ましてくれたし、志乃さんも応援してくれてる」

凛「私負けない!」

晶葉『その調子だぞ凛!』

志乃「強い子ね」フフッ



932: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 22:22:48.06 ID:+1lYeR7z0

凛「行ってきます!」

志乃「いってらっしゃい」ヒラヒラ

ビュンッ

――――

ビュンッ

凛「わっ、リンゴがたくさん生ってる」

凛「長野県だよね……?」


???「リンゴといえば青森……と言われますけど……」

???「長野県の収穫量と出荷量は……青森に次いで2位なんですよ……」


凛「文香!」

文香「こんにちは……ここに現れた、ということは」

文香「私と対峙しなければなりませんね……」

凛「うん、勝負しよう。その前に」

凛「ここってどこなの?」

文香「松井農園という……リンゴ狩りやブルーベリー狩りのできる農園です」

文香「その他、釣り堀やバーベキューも楽しむことができます……」

凛「良いところだね」



933: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 22:48:03.65 ID:+1lYeR7z0

文香「はい……家族団欒で過ごせるスポットです……」

文香「……私もよく行きました。本にかじりついていることが多かったですけど……」

文香「釣り堀で初めて魚を釣った時の光景は……脳裏に焼きついています」

凛「いいよね、そういうの。思い出として残る場所って」

文香「話が逸れてしまいましたね……始めましょうか」

文香「今から行うのは……リンゴの飾り切り対決です……」

文香「全部で3回戦に別け、それぞれお題が異なります……」

文香「1回戦目はウサギ……2回戦目は木の葉……3回戦目は白鳥……」

文香「晶葉さんに、一つ一つに点数をつけていただき……2勝すれば勝者となります」

凛「木の葉? 白鳥? 聞いたことないんだけど」

文香「私も初体験です……スマホで調べるのを許可します……」

凛「それでも厳しそう。制限時間は?」

文香「ウサギが10分、木の葉が15分……」

文香「白鳥が30分です……」

凛(短いような気が)

文香「納得いくまで作ってください……」

文香「飾り切りしたリンゴは、あとでスタッフが美味しくいただくので……」



934: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 23:01:08.11 ID:+1lYeR7z0

凛「スタッフって誰?」

心「まかせろ☆」サッ

あずき「リンゴ食べ放題大作戦が始まると聞いて!」ススッ

凛「長野県出身アイドルズ! いつの間に……!?」

文香「説明は以上です……用意されたエプロンを身につけて」

文香「そこのキッチンの前に立ってください……」ジャーン

凛「即席キッチンと包丁&まな板! いつの間に……!?」

――――

文香「いいですか……いきますよ……」

凛「うん」

凛(まずは切り方を調べないと)

晶葉『位置について! よーい……ドン!』

凛(なんてね! リンゴウサギは作ったことあるんだ)シャシャシャ

文香「……!」シャシャシャ

凛「!?」

凛(華麗な手捌き! まあそうだよね、文香もリンゴウサギくらいは……)


↓1 文香

↓2 凛


コンマ二桁がリンゴウサギの完成度



935: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 23:03:14.86 ID:I7koZNueo

はい



936: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 23:04:23.56 ID:I70v2YP80

ほい



938: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 23:11:05.44 ID:+1lYeR7z0

文香「できました……けど、納得いきません……」

文香「もう少しだけ……」シャシャシャ

凛「む、こんなに難しかったっけ」

凛「まだ時間あるし、調整していこう」シャシャシャ


麻理菜「ごめん、遅れちゃった♪」スタスタ

あずき「もう始まってますよ!」

心「どっちもなかなか上手いじゃん☆」

文香「……っ」シャシャシャ

凛「……!」シャシャシャ

――――

晶葉『そこまで!』

凛(くっ、納得いくのは出来なかったな)

文香「……」

凛(文香の、上手くできてる。やるね)

晶葉『続いて第2回戦! スマホは自由に使ってくれ!』

晶葉『よーい……ドン!!』



939: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 23:18:43.19 ID:+1lYeR7z0

文香(これは調べないと分かりません……)タプタプ

凛(どんなワードを入れよう。リンゴ、飾り切り、かな)

文香(……)タプタプ

凛(……)タプタプ


文香・凛(あった……!)


凛(動画まである、これは助かるね)

文香(一通り観てから……)


文香(作ります……)シャシャシャ

凛(作る!)シャシャシャ


晶葉『調べてから作業に入るまで、ほとんど同じタイミングだ!』

麻理菜「デッドヒート!」

心「木の葉ってああやるんだ☆ 今度挑戦してみよっと☆」


↓1 文香

↓2 凛


コンマ二桁がリンゴ木の葉の完成度



940: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 23:20:50.74 ID:I70v2YP80

そぉい!



941: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 23:21:33.94 ID:7Ah/WVY+o





943: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 23:34:41.92 ID:+1lYeR7z0

文香(リンゴを4等分に切って、その内の1つを使うんですね……)サクサク

文香(タネを切り、端から中央に向けて切り込みを……あっ)

文香(失敗してしましました……難しい……)

文香「……」チラッ

凛「ふーん、こんな感じなんだ……木の葉っぽいね」

文香「!」

文香(もう手応えを掴んだようですね……すごい)

文香(私も負けていられません……)シャシャシャ


亜里沙「すみません、たった今到着して……!」スタタタッ

聖「ごめんなさい……」スタタタッ

あずき「まだ終わってないよ!」

麻理菜「ここからが見ものよ♪」

――――

文香「はぁ……はぁ……」

文香(何とか綺麗に作れました……)

文香(これなら凛さんの木の葉を上回れ…)チラッ

凛「ふーん、まあまあかな」キラキラ

文香「!!」



944: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 23:48:40.28 ID:+1lYeR7z0

文香(か、輝いています……凛さんの木の葉……!)

文香(美しい仕上がりですね……これは私の負けでしょうか……)

晶葉『まだまだ終わりじゃないぞ! これが最後、3回戦目の勝負!』

晶葉『リンゴで白鳥を作るんだ! よーい……』

晶葉『ドン!!!』

凛(幸いさっきのページに白鳥の作り方も載ってる)ジー

文香(複雑ですね……よく見てしっかり覚えましょう……)ジー

聖「スマホを見て……何をしてるんですか……?」

あずき「作り方を調べてるんだよ!」

亜里沙「白鳥かー、近所の子供によく作ってあげたなぁー」

心(亜里沙ちゃん結構やり手だな☆)

凛「よし、何となく覚えた」スッ

晶葉『おっと! 凛がテーブルにスマホを置いて作業を始めたぞ!』

晶葉『もう覚えてしまったのか!?』

凛「……」ジー サクサク

亜里沙「見ながら手を動かしてますね」

麻理菜「工程をパッと見で覚えて、曖昧な箇所は調べて補完していくスタイルか」



945: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/24(土) 23:58:34.30 ID:+1lYeR7z0

晶葉『その一方で、文香はというと!?』

文香「……」ジー

聖「まだ見てる……」

麻理菜「大丈夫なの?」

文香「……ふぅ」


文香「覚えました」

心・あずき・麻理菜・亜里沙・聖「!?!?」


あずき「今、覚えたって……!」

文香「……」サクサク シャシャシャ

晶葉『なんと文香、スマホをしまって作業をしている!』

晶葉『覚えたというのは本当のようだ!』

聖「すごい……!」キラキラ

凛「へぇ、やるじゃん……!」

凛「でも勝つのは私! 絶対に譲らないから!」シャシャシャ

晶葉『凛もペースを上げたぁ! こっちも覚えてしまったのか!?』

心「いいじゃんいいじゃん、燃える戦い☆」

心「スウィーティーではないけど好きだぞ☆」



946: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/25(日) 00:03:25.18 ID:5caeHMYD0

文香「……」テキパキ

凛「……」テキパキ

晶葉『両者、テンポよく白鳥を作っていく!』

晶葉『勝つのはどっちだぁ!?』

あずき「いけいけー!」

聖「がんばってください……!」

文香・凛「……!」シャシャシャ


↓1 文香

↓2 凛


コンマ二桁がリンゴ白鳥の完成度



947: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/25(日) 00:04:10.59 ID:0ivtuhFRo

こんま



948: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/25(日) 00:04:15.07 ID:HNf2VKkAo

ほい



949: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/25(日) 00:13:24.40 ID:5caeHMYD0


――――

晶葉『しゅーーりょーー!!』

晶葉『手を止めろ! そうだ、もう手を加えるなよ!』

晶葉『これより審査に入るぞ!』

文香・凛「……」ドキドキ

晶葉『……』

晶葉『よし、決まった!』

晶葉『まずは1回戦の勝負、リンゴウサギ対決は』


晶葉『文香!!』

文香「ふぅ……」

凛「これは私も分かってたよ……綺麗だし丁寧に作られてるし」

晶葉『そして2回戦の勝負、リンゴ木の葉対決』


晶葉『凛の勝利だ!!』

文香「上手く作れたと思ったのですが……参りました……」

凛「奇跡の1個が作れたんだ。あれができてなかったら、文香に軍配が上がってた」

晶葉『ここまで1勝1敗だな! まさしく接戦と言えよう!』

晶葉『心の準備はいいか?』

凛「いつでも」

文香「はい……」



950: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/25(日) 00:23:14.60 ID:5caeHMYD0

晶葉『発表するぞ! 3回戦、リンゴ白鳥対決は……』


晶葉『文香だ!』

文香「! ……ありがとうございます……」ペコリ

凛「惜しかったね。もうちょっとだったんだけど……!」クッ

晶葉『……』

心・あずき「……」

麻理菜・亜里沙・聖「……」

凛「あれ、なんか冷たい視線を感じる」

心「凛ちゃん凛ちゃん、自分の白鳥見てみ」

凛「綺麗だね」フフ

心「はいダウト! あんなに自信満々だったのに」

心「完成したのがリンゴの塊ってどういうこと!?」

麻理菜「作業中『やるな』みたいな笑顔で文香ちゃんと笑い合ってたのに」

あずき「互角の戦いしてますよー的なね」

凛「……もう誤魔化しようがないね……ごめん」

凛「実はまだ覚えきれてなくてさ。焦っちゃったんだ」

凛「文香のペースに完全に呑まれた」



951: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/25(日) 00:31:16.94 ID:5caeHMYD0

文香「私も……凛さんが作業し始めたのを見て焦りました……」

文香「おかげでいびつな白鳥になってしまい……」

凛「形になってるだけすごいよ……」

文香「……とても良い勝負でした……」スッ

凛「!」

凛「うん……そうだね」ギュッ

晶葉『私も熱くなってしまったぞ! 最後はあれだったが』

晶葉『さてと、これで決着はついたから』

晶葉『みんなでリンゴパーティーといこうか!』

イエーィ! イタダキマース!

――――

ゴォォォォォ

まゆ「きゃーーー!!」

時子「……っ」

ガタンゴトン ガタンゴトン

まゆ「ふぅー、楽しかったぁ♪」

まゆ「ね、時子さん!」

時子「……」

まゆ「時子さん?」



952: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/25(日) 00:39:13.46 ID:5caeHMYD0

時子「そうね……」

時子「やっぱり子供騙しだったわ」スッ

スタスタ

まゆ「ふふ」

まゆ(あんなこと言っちゃって、小さい悲鳴がまゆの耳に届きましたよ♪)

時子「まゆ、そろそろ時間よ」

まゆ「え?」

時子「サイコロを振りなさい」

まゆ「ああ、そうですね……もっと遊びたかったですけど」

時子「勝負の途中なんでしょう」

まゆ「はい……」

まゆ「……もし。もし現実で私が時子さんを遊びに誘ったら」

まゆ「オーケーしてくれるでしょうか?」

時子「その日の気分次第ね」

まゆ「オーケーしてくれる可能性はあるんですね! よかった」

まゆ「私のワガママに付き合ってもらって、ありがとうございました」ペコリ




953: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/25(日) 00:47:21.31 ID:5caeHMYD0

時子「いいから早く」

まゆ「急かさなくてもいいじゃないですか」スッ

まゆ「えっと……凛ちゃんとは12マス離れてますね」

まゆ「もっともっと引き離して、余裕ゴールを決めたいですねぇ♪」


凛『そうはさせない』ブンッ

まゆ「!!」


まゆ「り、凛ちゃん? どうしてここに」

凛『晶葉に頼んで、そっちにホログラムとして映してもらってるんだよ。私自身は長野にいる』

凛『今に見ててね。猛スピードで追い上げて』

凛『そのまままゆを追い越すから』

まゆ「……」

凛『先にゴールするのは私。そして』

凛『プロデューサーの正妻になるのも私』ドンッ

まゆ「……ふふ」

まゆ「うふふっ、ふふふふ♪」

凛『何がおかしいの!?』



954: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/25(日) 00:58:46.35 ID:5caeHMYD0


――――

まゆ『すみません。これを言ってしまうと……いえ』

まゆ『凛ちゃんに絶望感を与えましょう。どうしようもない絶望感を』

まゆ『私と凛ちゃんは12マスも離れてるんです。さらに、私はこれからサイコロを振って』

まゆ『もーっと引き離します』

凛「っ……!」

まゆ『さらに! 凛ちゃんは特技を全て使い終えてしまいましたよね?』

まゆ『ですが私はあと1回残してるんですよ』

まゆ『この意味が分かりますか?』

凛「……」

凛「それでも私は負けない」

凛「絶対にね!」

まゆ『うふ、さすがですね。絶望するどころか』

まゆ『闘志の炎を燃え上がらせるなんて』

まゆ『これだけは伝えておきますね。私も全力ですよ』

まゆ『全力で勝ちにいきます! どんなに引き離していても!』



955: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/25(日) 01:05:35.79 ID:5caeHMYD0


――――

凛『沖縄まで残り半分の道のりも』

凛『楽しめそうだね』ニヤリ

まゆ「ですね」ニヤリ

凛『それじゃ、通信を切るよ』

凛『今度会う時は、ゴールで直接ね』

ブツン

まゆ「……」

まゆ(今ので私も燃え上がっちゃいました)

まゆ「時子さん!」

時子「!」ビクッ

まゆ「私、頑張ります! 応援していてください!」

時子「……ええ」

まゆ「よぉーし、いきますよ!」

まゆ「それっ!」ポイッ

コロコロコロ


つづく



957: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/25(日) 01:06:53.21 ID:5caeHMYD0

一旦ここで終わります
続きは明日に立てる予定です

ひとまず、ここまでお付き合いありがとうございました










元スレ
SS速報VIP:【モバマス安価】凛「いい加減決着をつけようよ」 まゆ「望むところです」
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