SS速報VIP:【モバマスSS】モバP「頼子の誕生日を祝い隊か…」
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1: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 15:34:19.05 ID:wQGKgJKy0

このSSは5月18日古澤頼子ちゃんの誕生祝いのSSです
アイドル達やPが頼子さんのお祝いをしたり、頼子さんとの思い出を振り返るSSです
よろしければ是非ご一読ください


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2: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 15:35:24.37 ID:wQGKgJKy0

シンデレラプロ事務所

文香「……」

晶葉「お疲れ様です…あ、文香か」

文香「あ……」

晶葉「珍しいな、本を読んでないのは、ん、カレンダーを見てたのか」

文香「……はい、あの5月18日は」

晶葉「そんな事はわかっている、頼子の誕生日だ」

文香「……」コク

晶葉「頼子のお祝いは私に任せておけばいい」

文香「……頼子さんの誕生日は私がお祝いします」




3: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 15:36:06.16 ID:wQGKgJKy0

晶葉「むう…」

文香「……」ジー

ちひろ「…どうしたの二人とも」

晶葉「あ、ちひろさん…いや、これは…」

文香「…と、特別何も……」

ちひろ「ふふ、頼子ちゃんの誕生祝いの相談でしょ」

ちひろ「仲良くお祝いしてあげるのよ」

晶葉「う……」

文香「は、はい…」




4: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 15:36:37.74 ID:wQGKgJKy0

晶葉「確かに…私たちが喧嘩していると頼子は…」

文香「…はい……皆でお祝いした方が、きっと喜びますね」

ちひろ「そうよ、私も出来る事は手伝うからね」

晶葉「うむ、よろしく頼む、ちひろさん」

文香「……」コク

晶葉「早速だが、ちひろさん、会議室を使わせてくれ、私は…」プルル




5: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 15:37:21.59 ID:wQGKgJKy0

・・・

移動中車内

モバP「ああ、晶葉か、運転中だけど…ハンズフリーだから大丈夫だ」

モバP「わかった、参加する面子は…ああ、何とか調整するよ」

モバP「うん、じゃあな」

モバP「もう、頼子の誕生日か…早いもんだな」

モバP「頼子と出会ったのがつい昨日のようだよ…」

モバP「凛達との仕事にも慣れてきて…」

モバP「社長にスカウトしてこいって放り出されたんだったな…」

モバP「何日も上手くいかなくて…途方に暮れてた時に、たまたま頼子を見つけて…」

モバP「ああ、そういえば、美術館に入ったからついていったんだったな」

モバP「今思えばストーカーだな…気をつけよう」




6: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 15:38:28.68 ID:wQGKgJKy0

・・・

とある美術館

モバP「そ、そろそろ、展示も終わるな…よ、よし」

モバP「あの、君、ア、アイドルにならないか?ぼ、僕にプロデュースさせて欲しい」

頼子「私をプロデュース…貴方が…?」

モバP「あ、ああ(怪しまれてるかな…そ、そうだ、名刺)」

モバP「こういうものです…渋谷凛とか知らない…よね」

頼子「はい…名前くらいは」

モバP「だよね…えええっ」

頼子「美術館では…お静かに」




7: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 15:39:07.10 ID:wQGKgJKy0

モバP「ご、ごめん。うちのアイドル知ってるなんて…もしかして芸能界に興味ある?」

頼子「いえ、私は…アイドルなんて柄では…絵画や美術が好きなだけで…」

モバP「いや、君ならしっかりやれるよ、すごくかわいいし」

モバP「俺なんて君を一目見て、ティンと来たんだから間違いないよ」

頼子「あ、えっと…その……」

モバP「ごめん、驚かせたね。よかったら、少し話を…どうかな。嫌な無理には…」

頼子「その…でも…アイドルって…華やかな世界なんでしょうね…」

モバP「ああ、それはもちろんだよ。ど、どう?」

頼子「うん…楽しそうだな…って…」

モバP「じゃ、じゃあ…」

頼子「お話…聞かせて……」




8: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 15:40:10.04 ID:wQGKgJKy0

・・・

モバP「まあ、スカウトした後が大変だったけどな…」

モバP「猫背が癖になってて人と顔合わせないし…」

モバP「笑顔作るのも苦手だったしな…」

モバP「本当は仕事やりたいのに、この仕事…少し興味がある…、だもんな」

モバP「でも、手がかかった分、本当の気持ちを話してくれた時は嬉しかったな」




9: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 15:41:06.67 ID:wQGKgJKy0

・・・

シンデレラプロ事務所

モバP「お疲れ様、頼子」

頼子「はい、お疲れ様です…、Pさん」

モバP「ふふふ」

頼子「どう…しました?」

モバP「いや、今日の頼子はずいぶん多弁だったなぁってさ」

頼子「え…でも、今日は作詞家さんとの打ち合わせで…」

頼子「私のイメージをつかんでもらうために…色々話さないと…ってPさんが」




10: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 15:41:40.28 ID:wQGKgJKy0

モバP「そうだけどさ、あんなに色んな事話してくれる頼子初めて見た気がするよ」

頼子「……そんな…事は」

モバP「そうか?どうだアイドルの仕事は…まあまだ準備段階だけど」

頼子「……うん」

モバP「頼子?」

頼子「Pさん、私、アイドルのお仕事嫌いじゃないかも…。それに…」

モバP「うん、それに?」

頼子「Pさんとなら…自分を表現できる…かな…って」




11: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 15:43:34.02 ID:wQGKgJKy0

頼子「美術…好きだけど…本当は受け止めるだけじゃなくて…」

頼子「自分を思う存分表現したいって…ずっと」

モバP「頼子なら出来るよ」

頼子「うん…あの…」

モバP「ん、どうした?」

頼子「華やかな世界に憧れてた事、Pさんは気付いてたの?」

モバP「ああ、初めて会った時からな」

頼子「どう…して?」

モバP「あの頃のデビューしたての凛の事、よっぽど好きじゃないと名前も知らないぞ」

頼子「…もう、嘘はつけないね。このまま全て受け止めてくれる…?」

モバP「頼子…ああ」




12: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 15:44:39.78 ID:wQGKgJKy0

・・・

モバP「……ふぅ」

モバP「あの頃を思うと頼子は見違えるように変わったよな」

モバP「まあ、しばらくは他人と一緒は苦手で、俺も頼子も苦労したけど」

モバP「猫背も直って、姿勢もよくなって」

モバP「でもな、頼子、胸を張って顔を上げるって」

モバP「俺もいつも仕事中に心の中で唱えてるんだからな」

モバP「よし、頼子に負けないように営業がんばろう」




13: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 15:46:05.76 ID:wQGKgJKy0

・・・

シンデレラプロ会議室

晶葉「皆よく集まってくれたな」

晶葉「頼子の誕生日を祝い隊隊長の池袋晶葉だ」

文香「皆さん…副会長の……文香です」

夏樹「知ってるぞー」

伊吹「ていうか人多くない?」

晶葉「流石頼子…私の予想以上だな」

美世「確かにこれは多すぎよね」

聖來「私と夏樹ちゃんと伊吹ちゃんは地元一緒よ」

伊吹「茨城のイベントでよく一緒になるしな」




14: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 15:46:57.00 ID:wQGKgJKy0

夏樹「別にいいけどよ、だりーも頼子と仲よかったのか?」

李衣菜「うん!私と頼子はバロックについて語り合う仲だからね」

一同「えっ」

ありす「李衣菜さん、失礼ですが、ロックと間違われているのでは?」

聖來「(誰もが思ってて聞かないことを…ありすちゃん、恐ろしい子)」

李衣菜「最初はそう勘違いしてだけどさ、頼子に聞きにいったら詳しく教えてくれたよ」

李衣菜「そしてバロックもロックだって気づいたんだ」

ありす「そ、そうですか…」




15: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 15:47:49.70 ID:wQGKgJKy0

李衣菜「ていうか、なつきちが頼子が詳しいって教えてくれたんじゃん」

夏樹「ははは、そうだなったな、すまん!説明、面倒くさくてさ」

文香「(頼子さん…さぞ困惑された事でしょう…)」

比奈「ははは、頼子ちゃんは面倒見いいっスね」

李衣菜「むうー。そういう比奈さんは頼子と仲良いんですか?」

比奈「アタシらはよく読書会するっス。ねっ、ありすちゃん」

ありす「はい。頼子さんにはよくオススメのミステリーを紹介してもらってます」




16: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 15:49:05.56 ID:wQGKgJKy0

沙織「わだすもよくご一緒させてもらってます」

風香「私の作品もよく読んでもらってますね」

風香「作品のための調べ物の資料も教えてくれるんです」

文香「(私の部屋の本からが多いですが…頼子さんが私の司書…)」ニコ

晶葉「文香…なんか怖いぞ」

ありす「それに私の勉強も見てもらってます」

ありす「今までのどの学校の先生よりわかりやすいです」

光「へぇー、ありすもなんだ。アタシもよく教えてもらってるよ」




17: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 15:50:00.23 ID:wQGKgJKy0

美世「あたしと光ちゃんは頼子ちゃんと同期だしね」

光「うん、そうだね!三人組のヒーローみたいだよね!」

ありす「むぅ」

美世「ヒーローはどうかな…」

美世「あ、そうだ…皆はさ、頼子ちゃんが泣いてる所見たことある?」

晶葉「な、何だと!何故だ、私はそんな頼子知らないぞ」

美世「それは…あたし達は同期だもんね」

文香「…気になります」

晶葉「会長権限だ、話せ」




18: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 15:50:36.22 ID:wQGKgJKy0

美世「ま、そこまで言うなら仕方ないね」

光「ちょっと、美世さん、いいの?」

美世「最後はいい話だから、いいの!」

ありす「(会の趣旨から離れてる気がしますが…私も気になるので大人しくしましょう)」

晶葉「さぁ!」

光「う、うーん、いいのかな」




19: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 15:51:29.92 ID:wQGKgJKy0

・・・

とあるレッスン場

モバP「お疲れ様です」

トレーナー「あ、お疲れ様です」

モバP「どうですか、三人の調子は」

トレーナー「え、ええ、頼子ちゃんがちょっと…」

モバP「えっ、頼子が…ですか?俺が見てる時は特に問題ないように見えますけど」

トレーナー「はい…一人でレッスンは問題なかったんですけど」

トレーナー「二人と合わせると…急に」




20: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 15:52:09.88 ID:wQGKgJKy0

モバP「そうですか…確かに普段の仕事でも、よく知らない人とはやりづらそうですね」

トレーナー「何かのきっかけで自信がつけばと思いますが…」

モバP「そこは俺に任せてください」

トレーナー「はい、でも…」

モバP「これで俺はプロデューサー、女の子をシンデレラにする魔法使いです」

トレーナー「は、はぁ…(Pさん、正直くさいです)」

モバP「じゃあ、三人は連れて帰りますね。今日はありがとうございました」

トレーナー「はい、またよろしくお願いします」




21: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 15:53:22.48 ID:wQGKgJKy0

・・・

モバP「おーい、三人とも、レッスンお疲れ様、ほら、差し入れ」

光「あっ、Pさん、お疲れ様!もーらい!」

美世「お疲れ様です、差し入れありがとう!」

頼子「…お疲れ様です」

モバP「ほら、頼子も」

頼子「あ…ありがとうございます」




22: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 15:54:09.40 ID:wQGKgJKy0

モバP「(うーん、見るからに元気ないな)」

モバP「(光も美世もまだ自分の事で手一杯だろうし)」

モバP「よし、じゃあ、帰るぞ」

モバP「光と美世は駅まででいいよな」

光「はい!」

美世「はーい!」

モバP「頼子は事務所によって俺と打ち合わせな」

頼子「は…はい」




23: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 15:55:46.59 ID:wQGKgJKy0

・・・

シンデレラプロ事務所

モバP「悪いな、頼子、レッスンで疲れてるのに」

頼子「いえ…こちらこそ、すみません」

モバP「ははは、もうちょっと元気出せないか」

頼子「すみません…」

モバP「すみません、じゃなくてだな」

頼子「Pさん、私…もうダメです…これ以上は…」

モバP「頼子、急にどうしたんだ」




24: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 15:56:54.47 ID:wQGKgJKy0

頼子「Pさんだってわかってるはずです…私、人前だと…失敗ばかりで…」

モバP「頼子…」

頼子「ごめんなさい、せっかくスカウトしてもらったのに、でも…」

モバP「頼子!」

頼子「は、はい!」

モバP「頼子はずっとアイドルに憧れてたんだろ」

頼子「でも…それだけじゃ……」

モバP「光も美世もいい子だ、二人に遠慮しないでいいんだぞ」




25: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 15:57:35.10 ID:wQGKgJKy0

頼子「出来ません…そんなこと」

モバP「ふぅ…わかった、もう少し後に見せるつもりだったんだけど」

頼子「…?」

モバP「とっておきの魔法を頼子にかけてやるよ」

頼子「う、うん…」

モバP「頼子、目つぶってくれ」

頼子「は、はい…」ポッ




26: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 15:58:27.44 ID:wQGKgJKy0

・・・

晶葉「ちょっと待て!助手め、よくも頼子に!」

文香「……」ギギ

美世「二人とも、落ち着いてー。そういう話じゃないから」

光「えっ、どういう話なんだ!?」

ありす「光さんは黙っていてください」カァ

光「えー」

美世「話に戻るよー」




27: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 15:59:13.07 ID:wQGKgJKy0

・・・

モバP「よし、終わった!目開けていいぞ」

頼子「は、はい…えっ…これ、本当に私?」

モバP「ああ、間違いなくな」

モバP「どうだ、人手が足りない時のために覚えたメイクけど、なかなかだろ」

頼子「……」

モバP「頼子、どうしたー?」

頼子「い、いえ…自分じゃないみたいです…ふふ」

モバP「どうだ、こんなにかわいいんだ、アイドルしないでどうするんだ」




28: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 15:59:57.34 ID:wQGKgJKy0

頼子「え、はい…で、でも」

モバP「じゃあ、魔法第二弾だ」

モバP「頼子、上着脱いで」

頼子「えっ…私、まだ心の準備がっ」

モバP「そ、そうじゃないぞ、ほら、これ」

頼子「Pさん…これは…私のステージ衣装ですか?」

モバP「ああ、合わせてみろよ、俺は外してるから」

頼子「はい…(私のステージ衣装…)」




29: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:00:50.06 ID:wQGKgJKy0

・・・

モバP「どうだ、頼子、着替え終わったか」

頼子「は、はい…どうぞ」

モバP「おお、これは予想以上だ」

頼子「え、えっと…」

モバP「何か感想は?」

頼子「えっ、あ、はい…。この私がアイドルだなんて…驚きですよね」

モバP「ふーん」ニヤニヤ




30: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:01:39.29 ID:wQGKgJKy0

頼子「でも、一番驚いてるのは私…。ポーカーフェースもこういう時には役立つの」

モバP「ポーカーフェースじゃなきゃ、どうなるんだ?」

頼子「そ、それは…こ、この衣装だって新鮮だし…」

頼子「さすがプロデューサー、私以上に私を知ってるの…」

モバP「ふふ(ちょっと面倒くさいけど、かわいいなぁ、こういう所)」

モバP「どうだ、頼子の役目はみんなの心を奪う事、やれそうな気がしてきただろ」

頼子「…うん」




31: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:02:19.25 ID:wQGKgJKy0

モバP「ただ、今の姿勢のままじゃな、ちょっと失礼」グイ

頼子「きゃあ」

モバP「胸を張って、顔をあげる」

頼子「う、うん、ちょっと苦しいです…でも」

モバP「でも、出来そうな気がしてきただろ」

頼子「はい…私に出来ますか?」

モバP「出来るさ、頼子なら、自分が信じられなくてもさ」

モバP「俺を信じて、思い切りやってみないか?」

頼子「…はい」




32: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:03:30.92 ID:wQGKgJKy0

モバP「よし!それに光も美世も頼子の事受け止めてくれるさ」

モバP「二人とも出てこいよ」

光「ええっ!」

美世「バレちゃった?」

モバP「頼子が心配でついてきてたんだろ」

頼子「美世さん…光さん…」ウル

モバP「な、頼子、俺が言ったとおりだろ」

頼子「はい…はい…」グス




33: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:04:23.28 ID:wQGKgJKy0

光「頼子さん、どうしたんだ、Pさんにいじめられたのか!?」

頼子「ううん、違うの…ありがとう」

美世「これからは何でも言ってね、一人で悩むのはダメだよ」

頼子「はい、美世さん」

モバP「よし、せっかく三人揃ったし、二人も衣装合わせするか」

光「えっ、ホントに!ヤッターーー!!」

美世「あたしのもあるの…ドキドキしてきた」

モバP「はは、じゃあ、俺は外で待ってるな」

頼子「あの…Pさん、ありがとうございます」

モバP「ああ」




35: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:05:27.53 ID:wQGKgJKy0

・・・

文香「頼子さんにも…こんな時期があったんですね…」

夕美「私も頼子ちゃんとお仕事したの、お月見イベントの時だったから」

夕美「昔の話聞いた時は驚いたなぁ」

晶葉「ああ、夕美はあの時が初めてか」

聖來「お月見イベントと言えば菜々さんは?」

晶葉「菜々には声かけてない、菜々のバースデーライブもすぐだからな」

聖來「あーなるほど」




36: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:06:14.95 ID:wQGKgJKy0

夕美「菜々ちゃんなら、ライブ終わってからでも大丈夫だよ♪」

沙織「お月見イベンドの頼子ざん、素敵でしたぁ」

風香「そうですね、とってもかわいいかったです」

晶葉「……」カァァ

文香「(どうして…晶葉さんが照れてるの…でしょうか?)」

夕美「お月見イベントの頼子ちゃん、よかったよね」

晶葉「同じような衣装なのに、頼子はやたらに色気があったな」

夕美「Pさんなんて、どぎまぎしてたしねー」




37: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:07:10.46 ID:wQGKgJKy0

美世「ところでさ、そのお月見イベント辺りで…」

美世「Pさんと頼子ちゃんに何かあった気がするけど、あたしの気のせいかな?」

聖來「あーそれ、わかる。何か感じ変わったよね」

晶葉「そ、そうか?何かと言っても…イベント中は、菜々も夕美も一緒だったからな」

夕美「Pさんと、月は移り気だから気持ちを誓ってはダメ…とか」

夕美「十三夜も一緒に見ようって言ってたくらい?」

晶葉「そうだな、イベントの打ち上げのために用意したお団子が」

晶葉「何故か、頼子と助手が席を外して戻ってきたら減っていたことくらいだな」

美世「それって…」

聖來「思いっきり…」




38: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:08:31.46 ID:wQGKgJKy0

晶葉「大方頼子がつまみ食いしたのだろう」

文香「えっ?」

晶葉「頼子は少食のわりに食意地張ってるからな、うんうん」

夏樹「そう…なのか?」

伊吹「いや…違うと思う」

晶葉「ああ、私と一緒に休憩時間中にクレープを食べてた時なんて」

晶葉「休憩時間中に食べきれなくて、ライブ前に、た、食べ終わってからで…」

晶葉「なんて言ってたぐらいだからな」

ありす「給食が時間内に食べられない子みたいですね」クス

文香「(あれ…頼子さんって少食だけど…、食べるの遅かった…?)」

美世「(違う、違うよ、晶葉ちゃん、ありすちゃん)」

聖來「(ゆっくり食べてPさんとわけっこしようとしたのよ、それは!)」




39: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:09:17.35 ID:wQGKgJKy0

・・・

とあるスタジオ

頼子「ッッッ」クシュン

頼子「風邪…かな?私のバースデーライブも近いから気をつけないと」

頼子「ファンの方の笑顔が見られるように、しっかり準備しないと…フフ」

頼子「あ…月が綺麗……」

頼子「お月見イベント…思い出すな…」

頼子「貴方はどうですか…Pさん?」




40: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:10:02.85 ID:wQGKgJKy0

・・・

とあるイベント会場

モバP「皆、お疲れ様!最高だったぞ!」

晶葉「ははは、私と皆が一緒なのだ、当然だな」

夕美「ありがとう、Pさん、えへへ」

菜々「ウサミン星の皆も盛り上がってくれました」

頼子「………」

モバP「どうした、頼子?」

頼子「いえ…ファンの笑顔が見れました…フフ」

頼子「私も笑顔になっちゃいます…」




41: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:11:10.45 ID:wQGKgJKy0

晶葉「その割には控えめな笑顔だったな、もっとこう」グイ

頼子「あ…あ、あきゃはひゃん」

夕美「ポーカーフェースもこれじゃ型なしだね」

モバP「でも頼子、ライブ中とてもいい笑顔だったぞ」

菜々「そうですねー、すごく楽しそうでしたー、でも、菜々は…」

晶葉「どうした、ウサミン星人、体力切れか」




42: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:12:01.33 ID:wQGKgJKy0

菜々「はい…、菜々は菜々はすべてを出しつくしました」

夕美「私もへとへと…少し休もう?」

モバP「ああ、打ち上げは少しあとだから、ゆっくり休んでくれ」

頼子「あの…Pさん…あの約束、覚えてますか?」ボソ

モバP「え、ああ…」

頼子「では、後ほど…フフ」




43: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:12:42.48 ID:wQGKgJKy0

・・・

モバP「えっと、ここかな?」

頼子「Pさん…お待ちしていました」

モバP「頼子…おい、まだその格好なのか?」

頼子「Pさんに…Pさんだけに私のステージ見てほしくて……」

モバP「あ、ああ」

頼子「(…月も見守ってくれてる…今日なら)」

モバP「頼子…綺麗だな…」

頼子「(Pさんが信じてくれるなら…私も私を信じられるんです)」

頼子「(だから…)」




44: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:14:27.05 ID:wQGKgJKy0

・・・

頼子「どうでしたか、Pさん」

モバP「ああ、凄かったよ、月でうさぎが飛び跳ねてるみたいだった」

頼子「もう…Pさん…困ります」

モバP「いや、本当だって…」」

頼子「振付は一人用に少しアレンジしたんです」

モバP「うん、良いセンスだったぞ」

モバP「なんていうか、すごく頼子らしくて、綺麗だったな」

頼子「ありがとうございます」

頼子「私…仕事に余裕が持てるようになってきました」

モバP「うん」




45: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:15:11.66 ID:wQGKgJKy0

頼子「これからは…私もっと自分らしさを見せていきます…」

モバP「ああ、よろしく頼むぞ」

頼子「あの…Pさん、お団子、受け取ってくれますか?」

モバP「えっ、これは打ち上げ用の…」

頼子「今、貴方に受け取って欲しいんです」

モバP「わかったよ、皆には秘密だな」

頼子「…はい」

モバP「うん、美味しいな、ほら、頼子も」

頼子「はい、美味しい」




46: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:15:43.17 ID:wQGKgJKy0

頼子「……」

モバP「どうした、頼子?」

頼子「Pさん…なんだかこの月を見ていたら、いろんな気持ちが…」

モバP「月?ああ、綺麗だよな…今日晴れてよかったよ…ははは」

頼子「いえ、何でもありません」

モバP「そうか?でも、本当に綺麗だな。…何か言いたいことあるんじゃないか?」

頼子「いえ…、ただ…月が綺麗ですね…」




47: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:16:45.39 ID:wQGKgJKy0

・・・

移動中社内

モバP「ハッーーークション」

モバP「誰かが俺の噂をしているな…」

モバP「それにしても…月、綺麗だな」

モバP「こういう日はお月見イベントの事、思い出すな」

モバP「頼子…誕生祝いは用意したけど……」

モバP「18日は…直接お祝いしてやれないのがな」

モバP「どうしたものかな」




48: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:17:57.77 ID:wQGKgJKy0

・・・

シンデレラプロ・会議室

周子「みんな、おまたせーーん」

奏「ごめんなさい、遅れて」

晶葉「ああ、遅かったな、二人共」

周子「かんにんしてー、で、話は進んでる?」

文香「…頼子さんの素晴らしさを語り合っていた所です……」

奏「いや、誕生祝いの相談のために集まってるのよね」

晶葉「あ…」

文香「…これは…大どんでん返し……」

周子「もう遅いし、早く誕生日の打ち合わせしよー」




49: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:18:36.98 ID:wQGKgJKy0

・・・

5月18日

シンデレラプロ事務所

頼子「ふふ…今日はバースデーライブも上手くいったし」

頼子「ファンの方にもスタッフの方にもお祝いしてもらえるなんて…」

頼子「ちひろさんからこんな時間に打ち合わせって…どんな話かな」

頼子「お疲れ様です」パンパン

頼子「えっ…」

一同「誕生日おめでとう、頼子」




50: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:19:34.88 ID:wQGKgJKy0

頼子「晶葉ちゃん?文香さんに…みんな……これは?」

晶葉「これはって、今日は頼子の誕生日だろ」

文香「…皆さんと準備してたんです……」

頼子「私のために…ですか?…嬉しい」

夕美「もー、頼子ちゃんの誕生日なのに、他の誰のためなの?」

菜々「菜々もいますよ、頼子ちゃん、お誕生日おめでとうございます」

頼子「夕美さん…菜々さんも…ライブで忙しかったのに」




51: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:20:43.54 ID:wQGKgJKy0

菜々「頼子ちゃんのためなら、お安い御用ですよ」

菜々「私の誕生日もお祝いしてもらいましたし、キャハ」

頼子「菜々さん…」

菜々「あの…出来たら私も同世代の子みたいにちゃん付けに…」

頼子「え…?」

ありす「頼子さん、そんな事よりこれを…」

頼子「これはケーキ?もしかして、ありすちゃんが?綺麗ね…ピンクサファイアみたい」

ありす「はい…お口に合えばいいですけど」

伊吹「頼子、安心して、アタシがフォローしたからさ」ボソ

頼子「…はい、でもありすちゃんなら大丈夫ですよ」ボソ

聖來「早速だけど、バースデーケーキにろうそくを歳の数だけ用意したよ」

比奈「さ、頼子ちゃん、前に出るっス」

頼子「う、うん…」




52: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:21:31.81 ID:wQGKgJKy0

・・・

晶葉「さあ、ケーキに舌鼓を打った後はプレゼントタイムだ」

頼子「ありすちゃん、美味しいケーキ、ありがとう」ナデ

ありす「は、はい…ありがとうございます、えへへ」

晶葉「さぁ、頼子、まずは私からだ、見ろ」

晶葉「頼子専用ウサちゃんロボR2だ」

頼子「ありがとう、あ、モノクルしてるね。かわいい」

晶葉「そうだろう、そうだろう、もちろん性能も大幅に向上しているぞ」

頼子「ねぇ…でもどうしてウサちゃんロボなの?」

頼子「たしか、お月見イベントの時に菜々さ…ちゃんのオーダーって」




53: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:22:18.77 ID:wQGKgJKy0

晶葉「なんでって、そのお月見イベントの時に」

晶葉「…晶葉さんのうさぎさん、かわいらしいですね。フフッ」

文香「(頼子さんの真似…上手い……)」

晶葉「って言ってたじゃないか」

夕美「そういえば言ってたねー♪」

菜々「私は頼子ちゃんとお揃いで嬉しいですよ」

頼子「あ…あれは、晶葉ちゃんの衣装がよく似合っててかわいいよって…ふふ」

晶葉「な…」カァァァァァ

頼子「ふふ…私も菜々さ…ちゃんと一緒は嬉しいな」




54: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:23:14.98 ID:wQGKgJKy0

文香「頼子さん、私からはこれを…」

頼子「まあ、ストールですか?文香さんみたいです」

文香「夜の読書で…体冷やさないように…と」

夏樹「……ン?」ブーン

夏樹「…おっ、美世からだ…あれ、上手く行ったな」




55: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:24:07.46 ID:wQGKgJKy0

・・・

頼子「ありがとう、皆、こんなに遅くまで」

ありす「そんな…当然のことです…ふわぁ」

頼子「ありすちゃん…ありがとう」ナデ

ありす「子供扱いは…」カァ

晶葉「頼子、実は最後のプレゼントがあるんだ」

頼子「まだ、何かもらえるの?これ以上は悪いよ…」

晶葉「そう言うな、まあ、ものじゃないがな、フフ」




56: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:24:54.17 ID:wQGKgJKy0

頼子「一体何を…?」

文香「それは…見てのお楽しみ…」

頼子「…はぁ?」ガチャ

モバP「頼子、お待たせ」

頼子「………」

モバP「ん、どう…した、頼子?」

頼子「いえ…本当にPさんですか?今日は遠くのはずじゃ…」

モバP「ああ、それならな…」

美世「あたしがかっ飛ばしてPさん連れてきたの!」




57: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:25:29.93 ID:wQGKgJKy0

モバP「あ、ああ…もうちょっとやり方を選んで欲しかった…」

頼子「美世さん…」

美世「それであたしはいなかったの、おめでとう、頼子ちゃん」

モバP「頼子…誕生日おめでとう」

頼子「はい…Pさん……」

晶葉「よし、助手、頼子はお前に任せた!ちゃんと送ってやれよ」

文香「私達は…片付けをしますので……」

モバP「あ、ああ、行こう、頼子」

頼子「はい…あ、でも……」

晶葉「いいから、さっさと行け」

頼子「うん、ありがとう、晶葉ちゃん」




58: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:26:07.12 ID:wQGKgJKy0

・・・

とある公園

モバP「ちょっと休んで話しようか」

頼子「はい」

モバP「今日の誕生日パーティーはどうだった?」

頼子「驚きました…私なんかをこんなに盛大に祝ってもらえるなんて」

モバP「ま、俺もここまでとは思ってなかったけどな」

頼子「それに本当に嬉しかったです…」

頼子「今日のバースデーライブではファンの方やスタッフの方に…」

頼子「それにみんなやPさんにも…」ウル

モバP「頼子…」ギュ




59: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:26:51.04 ID:wQGKgJKy0

頼子「誕生日を…誰かが祝ってくれるなんて想像もしていなくて…」

モバP「今日ではわかっただろ、ファンもスタッフも俺たちもみんな頼子が大好きだよ」

頼子「はい…。でも…本当に少しだけ…Pさんならって…期待を…」

モバP「バカだな、頼子は」

頼子「…うん」

モバP「それにな、頼子、俺はこれからもずっと頼子の誕生日を祝いたいって思ってるよ」

頼子「Pさん…」

モバP「お月見イベントの時にさ、気持ち伝えてくれただろ」

頼子「えっ…あれは月が綺麗と…ふふ」

モバP「そうだな、今日も月が綺麗だな」

頼子「はい、そうですね…」




60: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:28:00.73 ID:wQGKgJKy0

モバP「なぁ、頼子はさ、これからどうしたい?そのアイドルとしてさ」

頼子「えっ…うん」

頼子「いつか…きっと誰の心も奪えるようなアイドルになりたいな…」

頼子「Pさんと一緒に…」

モバP「ああ、頼子が嫌だって言わない限り離さない」

頼子「(そんな事言わないってわかってるくせに…)それと…」

モバP「それと?」

頼子「個人的な事です…もっと自然にPさんといられたらって…ふふ」




61: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:28:36.39 ID:wQGKgJKy0

モバP「そうだな、少しずつがんばろう、二人で」

頼子「はい」

モバP「それとさ…もう一つ受け取って欲しいものがあるんだけど」

頼子「誕生日プレゼントならカチューシャいただきましたよ…ふふ」

モバP「あ、ああ、それは…そうだけどさ。いいから、目つぶってくれ」

頼子「…うん」

モバP「誕生日おめでとう、頼子」

おしまい




62: ◆m1/9P3R/Ihfa 2014/05/18(日) 16:33:53.99 ID:wQGKgJKy0

http://i.imgur.com/ueDZ9kE.jpg

誕生日おめでとう、頼子さん
今日はたくさん頼子さんの話が出来て幸せです
来年の誕生日のお祝いします


元スレ
SS速報VIP:【モバマスSS】モバP「頼子の誕生日を祝い隊か…」
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