SS速報VIP:シンジ「うああああッッ!!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1373790723/



1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 17:32:03.45 ID:WZC5eBSoo


深夜。
侵食型使徒。
エヴァ3機。戦闘中。


シンジ「うああああッッ!!」

マヤ「初号機胸部に侵食発生!!6万2千層までの侵食を確認!」

冬月「侵食タイプか…厄介だな」

レイ「碇くん!!」ダッ、バシッ

レイ「くあッッ!!」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1373790723




2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 17:33:35.93 ID:WZC5eBSoo


マヤ「零号機右腕部に侵食発生!しかし、初号機の侵食は停止!」

リツコ「ミサト、初号機の保護が最優先よ」

ミサト「なっ!! レイはどうすんのよ!!」

リツコ「…」

ゲンドウ「…死にはしない、初号機を回収しろ。」

ミサト「ッ!! ……アスカ、初号機を回収して一時撤退よ」

アスカ「えっ!! エコヒイキは!?」

ミサト「命令よ、撤退しなさい」

アスカ「!!………私がアイツをやっつければ万事解決でしょ!!」ダッダッダッ

ミサト「アスカ!!」

アスカ「うおおりゃああ!!!」ダンッ、ブシュー

使徒「キヤアアアアア!!!」ブオン

アスカ「コア発見!!!」

使徒「キアアアア!!!」グシュ、ジュル

マヤ「2号機頸部に侵食発生!!」

アスカ「ううッ!! どおうりゃああああ!!!!」ガンッ、バキバキ

使徒「キヤアアアアア!!!」グルン


ドゴーン!!!


マヤ「目標、自爆しました…」

日向「しかし、マギは目標殲滅の判断を保留しています」

ミサト「パイロットは?」

青葉「今、主モニターに………ん!?」

青葉「エヴァ3機ともに信号を拒絶!! 受け付けません!!」

ミサト「なんですって!!」

マヤ「!!! プラグが強制射出されます!!!」

ミサト「なっ!!!」


プシュン、ゴオオオオ


ミサト「エントリープラグは!?」

マヤ「プラグからの信号が確認出来ないので詳細は不明ですが…」

マヤ「…すべて、都市西部の森林地帯へ着陸したものと思われます」





4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 17:34:29.66 ID:WZC5eBSoo


ミサト「プラグからの信号がないって……手探りであの森を捜索しなきゃなんないってことか…」

リツコ「ミサト、パイロットの捜索は任せたわよ」

ミサト「リツコ?」

リツコ「この電気系統のトラブルはおそらく、使徒によるもの…まだ使徒は殲滅できていないわ」

ミサト「…」

リツコ「そして、エントリープラグからの信号が無いのは、そこまで使徒が侵食していることを表している」

リツコ「そうなると………」

ミサト「パイロットにまで侵食が及んでいる……かもしれない…」

リツコ「生死に関わる問題よ、だから私はパイロット救出後の治療法の発見に専念するわ」バッ

リツコ「マヤ、来なさい、まずは戦闘データから使徒の侵食パターンを解析するわよ」スタスタ

マヤ「はい!」タッタッタッ





5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 17:35:11.63 ID:WZC5eBSoo


ミサト「……しかし…夜の森での捜索活動か…専門外ね、うちの職員で出来るどうか…」

ゲンドウ「…戦自に協力を要請しろ」

ミサト「戦自ですか!?」

ゲンドウ「ああ」

青葉「しかし、エヴァの回収も出来ていないこの状況で、戦自を介入させるのは…」

ゲンドウ「パイロット保護が最優先だ。やれ!」

青葉「はッ!」

冬月「…」

ゲンドウ「………シンジ」






6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 17:36:09.25 ID:WZC5eBSoo



同時刻。
都市西部の森。


アスカ「ん…あれ?…プラグの電源が落ちてる…手動か…」ガラガラッ

アスカ「うんしょっと」スタッ

アスカ「さてと…バカシンジー、エコヒイキー」スタスタ

アスカ「…あ! エントリープラグ!」タッタッタッ

アスカ「やっぱり…電源が落ちてる…」

アスカ「ふん!」ガラガラッ

アスカ「エコヒイキ!」

レイ「はぁ…はぁ…」

アスカ「大丈夫?」スッ

レイ「ええ…」ニギッ、スタッ

アスカ「バカシンジのプラグは…」キョロキョロ

アスカ「あった! 全員が近くに落ちたのはラッキーね」





7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 17:37:56.66 ID:WZC5eBSoo


アスカ「ふん!」ガラガラッ

アスカ「バカシンジ!」


シンジ「」


アスカ「バカシンジ?」タッ


シンジ「」


アスカ「起きなさいよ、バカシンジ」ユサユサ


シンジ「」


レイ「碇くん。」タッ

アスカ「も~、手間かけさせ―――」

レイ「碇くんが息してない!」

アスカ「えっ…」

レイ「心臓は………止まってる!!」

アスカ「なっ、ちょ、プ、プラグスーツの電気ショック機能!!」

レイ「…ダメ!プラグスーツの電池が切れてる!」

アスカ「くっ!!」

レイ「自力で心臓マッサージをやるしかない!」ダンッ、ダンッ、ダンッ

アスカ「バカシンジッ!!」


シンジ「」


レイ「…ッ!私じゃ力が足りない!2号機の人、お願い!」

アスカ「わ、わかった」タッ

アスカ「死ぬな、バカシンジ!!起きろッ!!」ダンッ!、ダンッ!、ダンッ!


シンジ「」


アスカ「くッッ!!お願い!!死なないでよッッ!!起きてッ!!!」ダンッ!、ダンッ!、ダンッ!


  ドックン!!


シンジ「ぷはっ!!」

アスカ「バカシンジ!!」

レイ「碇くん!!」

シンジ「はぁ…はぁ…はぁ…」

アスカ「…よかったぁ……ハァ…ハァ…」

レイ「…意識はまだ戻らないみたい。」





8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 17:39:25.08 ID:WZC5eBSoo


アスカ「……にしてもプラグスーツの電池が切れてるって…どうなってんのよ…プラグの電源も落ちてるし…」

レイ「たしか、プラグに予備の電池が置いてあったはず…」ガサゴソ

アスカ「私のプラグスーツは…うん、電源入ってる」

レイ「私も、大丈夫。」カチッ、ブオン

レイ「…これで碇くんのも大丈夫。今度、心臓が止まっても電気ショックが使える。」

アスカ「また止まるって…やっぱり、ありえるのかな…」

レイ「可能性としては…」

アスカ「…ま、なんにしても、私たちのおかげで命拾いしたわね、バカシンジ」ナデナデ





9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 17:40:00.89 ID:WZC5eBSoo


アスカ「…!! バカシンジ、すごい熱!!」

シンジ「はぁ…はぁ…はぁ…」ジュッ

レイ「え…」ピトッ

レイ「!!……なんで…」

アスカ「これ、早く解熱しないと、かなりマズいわよ!」

レイ「…でも、たぶん、本部は私たちの場所を把握できてないと思う。」

アスカ「!……プラグの電源が…落ちてるから…」

レイ「プラグの発信機能も失われてる可能性が高いわ…」

アスカ「………街まで自力で進むわよ、待ってても間に合うかどうか分かんないわ」

レイ「ええ。…碇くんは私が…」ググッ

アスカ「…アンタの力じゃムリよ、私が運ぶわ」ググッ

レイ「…ごめんなさい……」

アスカ「気にしないで、人には向き不向きがあんのよ」

アスカ「それに…バカシンジの心臓が止まった時、アンタが落ち着いてて助かったわ…」

レイ「…」

アスカ「ふん!よっと!……こうやってオブっとけば今度、心肺停止になってもすぐわかるわね」

レイ「それなら大丈夫。プラグスーツが正常に機能していれば、装着者が瀕死の状態になった時点で警告音が鳴るから。」

アスカ「そうだっけか…それなら、移動に集中できるわね」

アスカ「幸い、夜だから明かりで街の方角がわかるわ、行くわよ!」

レイ「ええ。」






10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 17:40:51.24 ID:WZC5eBSoo



―――1時間後。


アスカ「ハァ…ハァ…」ダッ、ダッ、ダッ

レイ「はぁ…はぁ…」ヨタヨタ

アスカ(…夜の森がここまでハードだとわね…)

アスカ「ハァ…ハァ…」ダッ、ダッ、ダッ

レイ「はぁ…はぁ…」ヨタヨタ

アスカ(視界は悪いし、ぬかるんでるし、木の根で足場は悪いし、バカシンジは重いし…)

アスカ「ハァ…ハァ…」ダッ、ダッ、ダッ

レイ「はぁ…はぁ…」ヨタヨタ

アスカ(休みたい…だけど、バカシンジの熱は全然下がんないし…急がないと…)

アスカ「いつッ!」タラー

アスカ「植物のトゲか……チィ…」

アスカ「エコヒイキ! ここらへん、トゲがあるから気をつけて」

レイ「はぁ…はぁ…」ヨタヨタ





11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 17:42:22.99 ID:WZC5eBSoo


アスカ(明かりの具合からして…街はまだまだ遠そうね…)

アスカ「ハァ…ハァ…」

アスカ(ダメ!弱気になってる!…やるしかない…やるしかないのよ…アスカ!)


  ビビー、ビビー、ビビー


アスカ「警告音!!バカシンジ!!」ドサッ、サッ

アスカ「あれ…? 息がある…心臓も…」

レイ「うッ!!」バタッ

アスカ「エコヒイキ!!」

レイ「くうッ……碇くんを…お願い…」

アスカ「わかってる!それよりもアンタ…」

レイ「私はいいの…」

アスカ「よくないでしょ!!バカ!!」

レイ「たぶん…私も…碇くんと…同じように…なる…」

アスカ「…」

レイ「私が…荷物になるから―――うッッ!!」

アスカ「エコヒイキッ!!!」

レイ「」ドサッ

アスカ「マズい!!電気ショック機能を!!」ポチッ

アスカ「この死にたがりッッ!!絶対、死なせるもんかッ!!!」キュイーン、ダンッ!!


  ドックン!!


レイ「ぷはっ!!」

アスカ「エコヒイキ!!」

レイ「ハァ…ハァ…ハァ…」

アスカ「…なんとか…なった…」ペタッ





12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 17:43:07.17 ID:WZC5eBSoo


アスカ「…疲れた……」

アスカ「体力も削られるけど…神経もかなり…すりへる…」

アスカ「…バカシンジもエコヒイキも心肺停止になった…もしかして……私も………」

アスカ「そうだ……エコヒイキにも熱が…」ピトッ

アスカ「………?…熱がない…」

アスカ「エコヒイキはひと安心かな…?バカシンジは…」ピトッ

アスカ「…やっぱり…まだ、熱が高い…急がないと…」

アスカ「ふん!くッッ!!うう…よっとッ!!」ググッ

アスカ「くッ~~~…ふたりは、さすがにキツイ!!けど、私がやらなきゃ!!」ズルズル、ズルズル






13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 17:45:54.30 ID:WZC5eBSoo



―――3時間後。


アスカ「ゼハァ…ゼハァ…ゼハァ…」ズルズル、ズルズル

アスカ「くッ!」ドテッ、ビチャッ

アスカ(…また、コケた……くぅ…もう、足がチギれそう…)フラフラ


  ビビー、ビビー、ビビー


アスカ「なっ、警告音!!…バカシンジのだ!!」サッ


シンジ「」


アスカ「電気ショック機能を…」ポチッ

アスカ「頼むわよ…」キュイーン、ダンッ!!


シンジ「」


アスカ「なっ!!もう一回!!」ポチッ

アスカ「お願い、お願い、お願い!!!」キュイーン、ダンッ!!


シンジ「」


アスカ「ちょっ、なんでよッ!!!マズい、マズい、どうしよう!!」ポチッ

アスカ「起きてッ!!起きてよ、バカシンジッッ!!」キュイーン、ダンッ!!


シンジ「」


アスカ「…う、嘘でしょ…」ポロポロ






14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 17:48:14.92 ID:WZC5eBSoo



シンジ「」


アスカ「うう…うっく…バカシンジ…」ポチッ

アスカ「うっく…くぅ…お願い…」キュイーン、ダンッ!!


シンジ「」


アスカ「なん、でよ…うう…くぅ…」


シンジ「」


アスカ「………アン、タと…、一緒にいるのは…うっく…楽しかったの…」ポチッ

アスカ「…アンタが隣にいる、のは…うう…なんだか、安心、できた…」キュイーン、ダンッ!!


シンジ「」


アスカ「くっ…うう…くぅ…バカぁ…」

アスカ「…アンタがいたから…他人といるのも…うう…いいなって、思えたのよ…」ポチッ

アスカ「…うっく…アンタが必要だって、言ってんの…」キュイーン!!

アスカ「…だからッ、さっさと起きなさいよッッ!!バカシンジィッッ!!!!」ダンッ!!!!


  ドックン!!


シンジ「ぷはっ!!」

アスカ「えっ…バカシンジ…」

シンジ「ハァ…ハァ…ハァ…」

アスカ「!!…よ、よかったぁ……」ダキッ

アスカ「…うう…バカシンジぃ…うっく…くぅ…」ギュ~





15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 17:49:33.58 ID:WZC5eBSoo


アスカ「………あれ?…熱が…下がってる…」

アスカ「…峠は越したのかな………おし…」ゴシゴシ

アスカ「あ~もう、久しぶりに泣いちゃった…ダメね…」

アスカ「街も…さすがにもう、すぐそこでしょ…」

アスカ「あと一息!がんばる―――」クラッ

アスカ「ん…あ、あれ……めまいが…―――うッッ!!」ガクッ


  ビビー、ビビー、ビビー


アスカ(警告音ッ!!私のプラグスーツからだ!!)

アスカ(そんな…私も心肺停止になるの…誰も頼れないのに…)クラクラ

アスカ(くッッ!!気をしっかり持て!!)

アスカ(心臓が止まるからってなによ!!こんなの私ひとりで充分よ!!)

アスカ(止まった瞬間にボタンを押す、それだけ!!)

アスカ(あ…私が気を失ったら、バカシンジとエコヒイキは……)

アスカ(くっ、気絶しないようにしなきゃ…)クラクラ

アスカ(うッッ!!…マズい、早く準備しないと…)

アスカ(なんか噛むものが欲しいわね…太めの木の枝…)ガサゴソ

アスカ(あった………あとは…樹にもたれかかって…息を整える…)

アスカ「すー、はー…すー、はー…」

アスカ(もうすぐ、心臓が止まる……怖いな…)

アスカ(…けど、私は絶対に死なない!!)

アスカ「」クラクラ

アスカ(うッッ!!)ズキン!!

アスカ(今だッッ!!)ポチッ

アスカ「ぐううううッッ!!」キュイーン、ダンッ!!


  ドックン!!


アスカ「ぷはっ!!」

アスカ「ハァ…ハァ…」クラッ

アスカ(ぐッッ!!)クラクラ

アスカ(踏ん張れえッッ!!)ギリリリ、バキバキ

アスカ「……………く…よし!!」パチクリ

アスカ「おっしゃあッッ!!…ハァ…耐えたッ!!」





16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 17:50:50.09 ID:WZC5eBSoo


アスカ「ちょろい!!…ハァ…ハァ…やっぱり、私は天才ね!!」

アスカ「あとは、ふたりを街まで運べば……」ガクッ

アスカ(え…?ちょ…全然、力が入らない…)

アスカ(心臓が止まっただけで、こんなに体に負担がかかるの!?)

アスカ(これじゃあ、意味がな―――)クラッ

アスカ(なっ…いまさら…意識が………)クラクラ

アスカ(…起きなきゃ……でも…起きたところで……なにも………)


ピカーーー


アスカ(…お日さまだ……もう…そんな…時間なんだ……)クラクラ

アスカ(ぐっ……ここで私が……倒れたら………ふたりは………)





17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 17:51:50.21 ID:WZC5eBSoo


アスカ(…エコヒイキ……バカシンジ……………)


―――…あ…なみ……アス…カ…―――


アスカ(……え……?)

シンジ「…ん……ア、アスカ…?」ムクッ

アスカ「えっ」パチクリ

シンジ「…あ、れ………アスカ、大丈夫?」

アスカ「バ…バカシンジ…」

シンジ「?…う、うん…僕だよ」

アスカ「……うぅ…うっく…うう…」ポロポロ

シンジ「え!!ど、どうしたの!?」アタフタ

アスカ「うううぅッ!!このバカああああッッ!!!!」ダキッ

シンジ「なっ!!えっ!!///」

アスカ「…アン、タの、心臓が…うっく…止まってぇ…」ギュッ

シンジ「えっ……」

アスカ「…熱も…うぅ…すごく、高くてぇ…」ギュ~

シンジ「…」

アスカ「…よかった……よかったぁ……」

シンジ「…アスカ、泥だらけだよ…髪まで真っ黒…」

アスカ「当たり前よ!…アンタと、エコヒイキを、オブって…何時間も、歩いて…足痛くて……」

シンジ「……ありがとう、アスカ」ポンポン





18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 17:52:35.40 ID:WZC5eBSoo


アスカ「…………………触んなっ!!」ベシッ

シンジ「ア、アスカが先に抱きついたんじゃないか!!」

アスカ「ふん!」プイッ

アスカ「…も~、また、泣いちゃった…」ゴシゴシ

シンジ「また?」

アスカ「…」ゲシッ

シンジ「いてっ!」

アスカ「このこと誰かに言ったら………」

シンジ「い、言わないよ………綾波は…」

レイ「スー…スー…」スヤスヤ

シンジ「…寝てる…?」

アスカ「あれ?…なんか…穏やかね…」


  ガサガサ!!


シンジ「!!」
アスカ「!!」ビクッ

シンジ「動物?」

アスカ「オ、オオカミよ!!クマかも!!」

シンジ「くっ……」

アスカ「どうしよう…私、全然動けないのに…」

シンジ「大丈夫、綾波とアスカは僕が守る!!」ギュッ

アスカ「…」






19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 17:53:35.55 ID:WZC5eBSoo



ゴソゴソ、バッ


戦略自衛隊隊員A「!!…本部、こちら甲6班、C-7地点でパイロット三名を発見、ヘリでの回収を要求する、送れ。」

アスカ「戦自!?なんで!?」

戦略自衛隊隊員A「ネルフの司令、直々にパイロットの捜索を要請してきたんだ。」

シンジ「父さんが…」

戦略自衛隊本部「甲6班、こちら本部、広場に安全なC-3地点への移動を求む、どうぞ。」

戦略自衛隊隊員A「本部、こちら甲6班、了解、終わり。」

戦略自衛隊隊員A「おい、荷物は俺が持つから、お前らパイロット背負ってやれ」

戦略自衛隊隊員B「はッ」ビシッ
戦略自衛隊隊員C「はッ」ビシッ
戦略自衛隊隊員D「はッ」ビシッ





20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 17:56:46.08 ID:WZC5eBSoo


シンジ「…」

アスカ「…疲れた…」

レイ「スー…スー…」スヤスヤ

戦略自衛隊隊員A「…君たち、エントリープラグから離れたのは正解だったぞ」

戦略自衛隊隊員A「エントリープラグには使徒が住み着いてる可能性があるらしい、そのままいたら使徒の餌食だ」

シンジ「使徒ですか!?」

戦略自衛隊隊員A「ああ、赤木博士が突き止めたらしい」

アスカ「だから、心肺停止になったんだ!!」

戦略自衛隊隊員A「心肺停止!?」

アスカ「はい、私たちみんな、そうなったんです。…私たちの体には使徒がいるんですね…怖い。」

シンジ(…アスカってこういう時だけは行儀いいんだよな…)

戦略自衛隊隊員A「心肺停止になった時は電気ショックを使ったのかい?」

アスカ「はい。」

戦略自衛隊隊員A「だったら、たぶん大丈夫だ、赤木博士から使徒は高圧電流に弱いとの報告が上がってる」

戦略自衛隊隊員A「見た感じ三人とも元気そうだしな」

アスカ「そうですか……」ホッ

アスカ「…安心したら……眠くなってきました……」フアァ~

戦略自衛隊隊員A「ああ、寝ときな」






21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 17:58:13.68 ID:WZC5eBSoo



ブオン、ブオン、ブオオオオオ


戦略自衛隊隊員A「乗れ、乗れ」

戦略自衛隊隊員A「…君は真ん中でふたりを抱きかかえてあげな」

シンジ「えっ///」

戦略自衛隊隊員A「恥ずかしがるな、君の彼女と愛人だろ?」

シンジ「ち、違いますよ///」

アスカ「むにゃ…むにゃ…バカシンジぃ…」スヤスヤ

戦略自衛隊隊員A「…バカシンジって…」

シンジ「ぼ、僕のことです///」

レイ「スー…スー…碇くん…」スヤスヤ

戦略自衛隊隊員A「…碇くんって…」

シンジ「…僕です///」カアァァァ

戦略自衛隊隊員A「……君は幸せ者だな」

シンジ「…僕が…幸せ?」

戦略自衛隊隊員A「ああ、幸せだよ」

シンジ「…」





22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/14(日) 17:59:17.56 ID:WZC5eBSoo


シンジ「…」

アスカ「むにゃ…むにゃ…」スヤスヤ

レイ「スー…スー…」スヤスヤ

シンジ「…」

シンジ「…」ギュ~

アスカ「んん…むにゃ…むにゃ…」スヤスヤ

レイ「ん…スー…スー…」スヤスヤ

シンジ「綾波…アスカ………」ギュッ

シンジ「…ありがとう。」




終劇





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