1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 13:12:35.50 ID:kB2Y053z0

岡部「全く、誰もDメールの内容が浮かばないのか?ならばロト6をー」

紅莉栖「それは禁止。電話レンジはお金儲けの道具じゃないでしょ」

岡部「むぐっ・・・」

まゆり「あんまり危ないことはしてほしくないのです・・・」

ダル「オカリンちっちぇーっす!狂気のマッドサイエンティストちっちぇーっす!」

岡部「だまれ黙れだまれ!送ると決めた以上俺は絶対に送る!それがシュタインズゲートの選択なのだ!」

紅莉栖「というか、あんただってロト6以外になんかないわけ?狂気のマッドサイエンティストが聞いて呆れー

岡部「ならば貴様も必死に考えろ天才HENTAI少女よ!」

紅莉栖「HENTAI禁止っていっとろーが!」

岡部「ふむ・・・」

岡部(・・・俺の生まれた時の両親にDメールを送って秀才にできないだろうか)



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 13:21:10.57 ID:kB2Y053z0

岡部「決めたっ!決めたぞ!俺の生まれた時の親にDメールで英才教育を施すようにするのだ!」

ダル「さすがマッドサイエンティスト!あくまで私利私欲ぅ!そこに痺れる憬れるぅ!」

まゆり「えっとー、今よりオカリンが賢くなっちゃうのー?うー、なんだかまゆしぃはオカリンが遠いところに行っちゃいそうで困るのです・・・」

岡部「心配するなまゆりよ。お前はどんな世界線であろうと我がラボメンに加わるという運命にあるのっだ!」

紅莉栖「・・・で、携帯も普及してないその時代にどうやってメールを送るのかしら?」

岡部「あ」

ダル「ポケベr

岡部「それだっ!」


~なんやかんやあった~

ダル「調整完了だおー」

岡部「よし。・・・では、ポチっとな!」

岡部「・・・うっ、!!」




-7.509632



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 13:29:03.75 ID:kB2Y053z0

岡部(いっ・・・今の感覚・・・)

岡部(ラジオ会館前の時と同じだ・・・)

岡部(・・・本当に、過去が変わったのか?)

岡部「・・・」

岡部「ラボに、誰も、いない」

岡部「ま、まさかDメールのせいで紅莉栖やダルやまゆりをけ、消し・・・」


まゆり?「オカリーン!トゥットゥルー☆」ガチャ

岡部「!?(よ、よかった・・・)まゆり、お前今ここにいたはずじゃっ・・・

岡部「んなっ!?」

まゆり?「オカリン?どうしたのー?」

岡部「ま、まゆり・・・なのか?お、お前・・・何なのだ、・・・その」

岡部「筋肉は・・・」



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 13:39:14.67 ID:kB2Y053z0

まっちょしぃ「?オカリンいきなりどうしたのー?」

岡部「何故そんな凄いマッシヴなのだ!?」

まっちょしぃ「オカリン忘れちゃったのー?オカリン、昔凄く体弱くて、勉強ばかりで引きこもりがちだったでしょー?」

まっちょしぃ「いじめも多くてねー。だからまゆしぃが強くなって守ろうって思って、鍛えたんだよー☆」

まっちょしぃ「オカリンはまゆしぃが守るからねぇ」ブオンブオン

岡部「・・・」

岡部(過去が、変わっている)

岡部(物凄い変な未来になってしまった!!!)



17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 13:48:25.52 ID:kB2Y053z0

岡部(こんなふざけた世界、認められるかー!!さっきのDメールを取り消さなければ!!)

まっちょしぃ「あー、駄目だよオカリン」ズズン

岡部「ま、まゆり!立ち塞がるな!怖い!」

まっちょしぃ「クリスちゃんに不用意にDメールを使わないよう監視するよう言われているのです」

まっちょしぃ「あぶないことはだめだよー?」

岡部(Dメールを封じられた・・・)

岡部(・・・この世界線でも助手はラボメンにいるのか・・・)

岡部(・・・まさか助手まで変な事になってないだろうな・・・)

??「オーカリーン!」

まっちょしぃ「あ、ダルくん!トゥットゥルー☆」

岡部「ダルか!?」



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 13:59:46.72 ID:kB2Y053z0

岡部「って誰だお前は!?」

ダル?「誰だって酷いなオカリーンwダルビッシュ似で有名なダルくんですよーw」チャラチャラ

まっちょしぃ「ダルくん、また昼から合コン?好きだねぇ」

ダルビッシュ「そーなのよーw今日はハズレだったわーw」

岡部「・・・お前、本名はなんだった?」

ダルビッシュ「ちょwオカリンひでぇw忘れんなw飯田義則だろw」

岡部「・・・」

岡部(あだ名がダルなだけの別人になっている・・・)

岡部(なんなのだ・・・なんなのだこの世界線は!?)



24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 14:15:58.98 ID:kB2Y053z0

ダルビッシュ「でさオカリン、明日灘高の同窓会あるけど結局行くん?」

岡部「灘高!?」

まっちょしぃ「せっかくオカリン東大入れたのにあんまり学校行ってないんでしょー?もったいないよー」

岡部「・・・俺が、東大?」

ダルビッシュ「ちょwオカリンまじで大丈夫?」

岡部「あ、ああ、大丈夫だ、ちょっと寝ぼけてただけだ・・・」

岡部「・・・」

岡部(大丈夫だ、このくらいは想定の範囲内・・・)

岡部「・・・って」

岡部「お前が灘?東大?」

ダルビッシュ「今更すぎだろwまあよく言われるけどなw」



28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 14:24:36.04 ID:kB2Y053z0

岡部「ちょっと外の空気を吸ってくる・・・」

ダルビッシュ「あーいwじゃその間に電話レンジの調整しとくわw」



岡部「ふぅ・・・」

岡部(Dメールの力がここまで大きなものだとは・・・)

岡部(今後は慎重にならなければ・・・)

??「あ、岡部倫太郎さん、こんにちは」

岡部「?誰だ貴様?」

??「もう、こんな時間まで寝ぼけないで下さいよ。下のブラウン管工房でバイトさせて頂いてる仲利紗良ですよ」

岡部「!?」

岡部(鈴羽も消えている!?)

紗良「?どうしました岡部倫太郎さん?」

岡部「あ、いや、なんでもない・・・」

岡部(驚くのにも疲れた・・・)



31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 14:34:01.15 ID:kB2Y053z0

ブラウン「おいバイトー!さぼってねぇで店番しやがれ!」

紗良「あ、おじさんに怒られるのでこの辺で」

紗良「またお話しましょうね」

岡部「あ、あぁ・・・」

ブラウン「おい岡部!おめーもちったぁウチの店手伝えよ!」

岡部「Mr.ブラウン、あなたの店で何を手伝えと・・・あ、いや、何でもない。だから殴らないで!ね!」

ブラウン「ふん・・・」

岡部(どうやらMr.ブラウンは特に変わったところはなさそうだ・・・)

岡部(・・・やたらと視線が来るのは気になったが)



33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 14:46:20.69 ID:kB2Y053z0

岡部「・・・そういえば、メールも少ないな・・・」

岡部「やたらとメールを送ってくるあいつからのメールがほとんど無い」

岡部「まさか・・・」

ブルルルルルル

岡部(電話?)

岡部「も、もしもし」

??「やっほー岡部くん!今なにしてるの?」

岡部「・・・失礼だが貴女は誰だ」

??「あーっ、ひっどーい!女の人の名前を忘れるなんて最低だぞ!」

萌郁「萌郁だよっ!桐生萌郁!」

岡部「は、はぁっ!?」

萌郁「変な岡部くーん。あ、でさ、IBN5100なんだけど、手掛かり掴めた!?ね、どう!?」

岡部(・・・桐生萌郁の性格までもが変わっている・・・)

岡部(というか、俺が賢くなることと鈴羽が消えたり萌郁が明るくなったりするのに何の関係があるというのだ!!)


岡部(・・・これが俗に言うバタフライ・エフェクトなのか・・・)



38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 15:01:33.58 ID:kB2Y053z0

岡部「・・・そんな事、メールで聞けばよかろう」

萌郁「えーっ、メールって打つのめんどくさいんだもーん」

岡部「・・・IBN5100は知らん。じゃあな」ピッ

岡部「・・・」

岡部(メールがないと思ったら、そういうことか)

岡部「そもそも、何故俺だけ記憶を持ち続けているのだ」

岡部「結局、賢くなった世界線でも意味がないではないか・・・」

ブラウン「・・・おい、岡部。ちょっとこっち来い」

岡部「む?なんだと言うのだ」



岡部「そういえばシスターブラウンの姿が見えんな」

ブラウン「シスターブラウン?何だそりゃあ」

岡部「何を言っている、貴方の娘の天王寺綯の事だ」

ブラウン「はぁ?馬鹿かおめぇ。俺に娘なんざいねぇよ」

岡部「えっ」



41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 15:12:32.93 ID:kB2Y053z0

岡部(天王寺綯までも消えた・・・?)

ブラウン「俺に娘がいない事なんてわかってる事だろうがよ・・・だ、だってよ」

岡部「む?」

ブラウン「と、とぼけてんじゃねぇよ」

ブラウン「俺がソッチだってのはお前が一番分かってるだろ・・・?」

ブラウン「なぁ、今はバイトも買い出し行かせて誰もいねぇし・・・」

岡部「・・・や、やめろ、やめ、やめてくれ」

ブラウン「止めろだなんて・・・誘ってんのか?」

岡部「うっ、・・・うわああああああっ!!!」

ブラウン「お、おい!岡部!」


岡部「はぁっ、お、おかしいっ、何もかもが、全部がっ!」

岡部「助けてくれ、誰かっ、るか、フェイリスっ!鈴羽!」

岡部「紅莉栖っ・・・!」

紅莉栖「・・・岡部、呼んだ?」

岡部「っ!!」



45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 15:21:01.91 ID:kB2Y053z0

紅莉栖「岡部、あんたどうしたのよ、そんな汗だくで」

岡部「じょ、助手・・・?」

紅莉栖「だから助手じゃないつっとろーが!」

岡部「ほ・・・本当にクリスティーナなのか?本当に本当の」

岡部「何も変わっていないのか!?なあ!?」

紅莉栖「だからティーナも禁止だって!・・・岡部、あんた本当に大丈夫?」

岡部「よ・・・よかった・・・」

ギュッ

紅莉栖「ふぇっ!?」

岡部「紅莉栖・・・紅莉栖ぅ・・・」

紅莉栖「ちょっ!や、やめっ・・・///」

紅莉栖「・・・やめろこのHENTAIー!!」ドゴッ

岡部「ぐはぁッ!」



47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 15:35:53.37 ID:kB2Y053z0

紅莉栖「・・・で、あんたはブラウン管工房から逃げて来たと」

岡部「・・・はい」

紅莉栖「・・・全く、そんな事になっていたとはね」

紅莉栖「いいわ、許してあげる。そんな事態になっていたら気も動転するわね」

紅莉栖「正座戻してよし」

岡部「ふぅ・・・助手よ、事の発端になったDメールを取り消したいと思うのだが・・・」

紅莉栖「そうね、そうした方が良さそうだわ」

紅莉栖「このままだとここに住めなくなるかもしれないしね」

岡部「・・・よ、よし。送るぞ」




岡部「・・・何回ポケベルに送っても過去が変わらないぞ!?どういう事だ!?」

紅莉栖「ふむ・・・恐らく、あんたの両親が見たポケベルのメッセージが絶対的な物になっているんでしょうね」

紅莉栖「メッセージを見て絶対子育てに勉強を頑張らせると思ったか、あるいは・・・」

岡部「・・・戻れないのか・・・」



48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 15:43:24.67 ID:kB2Y053z0

結局、俺はこの世界線で生きる事になった。

間に何回かDメール実験を行い、改良を重ねてタイムリープマシンが完成した。



テレビ「テロの影響で秋葉原駅前も封鎖されておりー

まっちょしぃ「これじゃ帰れないねぇ」

ダルビッシュ「マジでー?どーすっかなー」



55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 16:39:17.69 ID:kB2Y053z0

ドタドタドタッ

バタンッ!

岡部「な、何だこいつらは!?」

ダルビッシュ「ちょ、銃持ってるんですけど!?」

まっちょしぃ「え?えーっと、どういうこと~?」

紅莉栖「ま、まさか・・・」

岡部「SERNか!?」

萌郁「岡部くん、やっほー」

岡部「萌郁!?お前、まさかSERNの・・・」

萌郁「私たちはラウンダー、まあ簡単に言えばSERNの差し金かな」

萌郁「さあ岡部くん、大人しくそこのタイムリープマシンをよこしてね」

岡部「くっ、・・・くそぉ・・・」

紅莉栖「お、岡部・・・」



56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 16:45:32.50 ID:kB2Y053z0

萌郁「あ、あと岡部くんに牧瀬紅莉栖ちゃん、飯田義則くんは私たちと一緒に来てもらうわ」

ダルビッシュ「!?」

岡部「な、何故だ!」

萌郁「それは・・・まあいいわ、来ればわかる」

萌郁「あと、申し訳ないんだけどー」

萌郁「椎名まゆりちゃんは必要ないんだ」

まっちょしぃ「え・・・」

萌郁「これもSERNやFBのためなの、ごめんね」

岡部「ま、まさか・・・やめ、やめろっ、萌郁っ!!!」

パァンッ!!

岡部「あ・・・あぁ・・・」

まっちょしぃ「・・・」

まっちょしぃ「痛いなぁ・・・」

岡部「」

萌郁「え」



62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 16:55:27.06 ID:kB2Y053z0

まっちょしぃ「銃弾くらいなら筋肉で受け止められるから平気だよー」

まっちょしぃ「悪い人たちはまゆしぃがお仕置きなのです」

ウワァー!
ナンダコノゴリラー!

萌郁「な、何なのこの子・・・うっ!」

紅莉栖「お、岡部!今のうちに逃げるわよ!」

岡部「あ、ああ」

ダルビッシュ「まゆっち頼んだー!」


萌郁「岡部くんっ!?くそっ・・・逃がさないわよっ!」ジャキッ

紅莉栖「萌郁さんっ!?」

岡部「紅莉栖、早く逃げ・・・危ない!!」

パァンッ



紅莉栖「えっ」



66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 17:01:30.66 ID:kB2Y053z0

紅莉栖「岡部・・・?」

紅莉栖「岡部っ!?」

岡部「く・・・紅莉栖・・・無事か・・・」

紅莉栖「岡部っ、岡部!!」

ダルビッシュ「ちょ、オカリン、血やばいよ!」

ラウンダー「おい、いいのか!?」

萌郁「牧瀬紅莉栖さえ回収出来ればいいわ。今の内に取り押さえてっ!」

岡部「紅莉栖・・・」

紅莉栖「だめ、しゃべっちゃ駄目!!」

岡部「くり・・・」

岡部「・・・」




紅莉栖「あ・・・」



74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 17:14:42.48 ID:kB2Y053z0

紅莉栖「岡部・・・起きて・・・起きてよ・・・」

紅莉栖「あ・・・あぁ・・・アア・・・」

ラウンダー「ぐふっ!」

萌郁「ちっ・・・椎名まゆりのこの力は想定外だわ」

紅莉栖「・・・萌郁・・・モエカ・・・!」

紅莉栖「モエカァァァァァッ!!!」

バタンッ!

紗良「大丈夫ですか!?・・・ってあら?ほとんど片付いてる」

紅莉栖「っ、・・・仲利さん!?」

紗良「っ!岡部倫太郎さん!・・・あなたの仕業ね、桐生萌郁」ジャキッ

萌郁「くっ・・・」

紗良「牧瀬紅莉栖、タイムリープマシンで過去に戻って」

紗良「岡部さんを、助けてあげて・・・」

紅莉栖「・・・分かってる」

紅莉栖(岡部っ・・・!)



76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 17:27:14.16 ID:kB2Y053z0



紅莉栖「・・・っく」

紅莉栖(ここは・・・ラボ?)

岡部「ど、どうしたのだクリスティーナよ、いきなり携帯を取り出したと思ったら汗だくではないか」

紅莉栖「お、岡部?本当に?生きてるのね?」

岡部「な、何を言っているのだ」

紅莉栖「よかった・・・」ギュッ

岡部「ちょおっ!じょ、助手よっ!いきなりどうしたというのだっ!」

紅莉栖「へっ!あっ、ご、ごめん」

ダルビッシュ「おー、とうとうクリスちゃんもやるようになったかー」

まっちょしぃ「ラブラブだねぇー」

紅莉栖(夢・・・では、無いわよね)

紅莉栖「岡部、今すぐ逃げるわよ!みんなももう家に帰って!」

岡部「お、おい助手!?」



77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 17:34:01.38 ID:kB2Y053z0

そして私は何回も岡部を殺し続けた。

初めは逃げる最中に萌郁に轢かれて死んだ。

次に地下鉄に乗ろうとした所につまづいた中学生に押され、轢かれて死んだ。

タクシーに乗って逃げたものの、やはり死んだ。

まゆりが行方不明になるも直ぐに戻って来たと思った、直後に岡部が行方不明になった。ゼリー状になって死んでいた。

何もしなくても死んだ。

死んだ。

頭では分かっていたが、助けようとすることは止められなかった。

世界は、岡部倫太郎の死を望んだ。



80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 17:46:52.23 ID:kB2Y053z0

紅莉栖「・・・」

紅莉栖(分かってた・・・)

紅莉栖(恐らく、あと何万回、何億回やっても、必ず岡部は死ぬ)

紅莉栖(タイムリープでは限度がある。戻れる日数が限られている)

紅莉栖(・・・Dメールなら変えられるかもしれない)

紅莉栖(だけどそれは、本人に全てを話す事になる)

紅莉栖(私にはリーディング・シュタイナーは無い。岡部に全て託すしかない・・・)

紅莉栖(それでも助かる保証なんてどこにも無い・・・ただ絶望を与えるだけかもしれない・・・)

紅莉栖(・・・)

紅莉栖「誰か・・・助けて・・・」


岡部「・・・助手?」



82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 18:00:14.46 ID:kB2Y053z0

岡部「助手よ、悩み事か」

紅莉栖「・・・何でも無い」

岡部「また家の事か?俺でよかったら話を聞くぞ」

紅莉栖「岡部・・・」

紅莉栖(・・・無理よ・・・話せないわ・・・)

紅莉栖(こんなに親身になってくれる岡部に、死刑宣告だなんて)

紅莉栖(それこそ鳳凰院凶真を持ち出して取り繕うかもしれないけど)

紅莉栖(そんな痛々しい岡部・・・見ていられない・・・)

紅莉栖「・・・何でもないっていっとろーが!」

岡部「いつっ!・・・まあそれだけ元気があれば大丈夫だな!」

岡部「我がラボには貴様の存在は欠かせないのだ、困ったらマッドサイエンティストであろうともいつでも頼るがいい」

紅莉栖「うん・・・ありがとう・・・」


紅莉栖(このまま永遠を生きるのも・・・ありかもしれない・・・)



84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 18:07:25.10 ID:kB2Y053z0

ダルビッシュ「え?ピクニック?」

まっちょしぃ「うわぁー楽しそうだねぇー!」

岡部「助手にしては可愛らしい提案をするではなーいかー」

紅莉栖「そこ、うっさい!でも、たまにはいいと思わない?」

まっちょしぃ「うんうん、まゆしぃはいいと思いまーす」

ダルビッシュ「まあたまにはいいかー」

まっちょしぃ「じゃあまゆしぃは早速おかずを買ってくるのです」ドスドス

ダルビッシュ「まゆっち行動早っ!俺も行くからちょい待ちー」

まっちょしぃ「あ、おやつは何円までー?」

紅莉栖「ふふっ、じゃあ500円まで!」

岡部「助手よ、何だかご機嫌だな」

紅莉栖「そう?」



85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 18:14:13.10 ID:kB2Y053z0

まっちょしぃ「晴れてよかったねぇ~」

岡部「きっ、狂気のマッドサイエンティストがこんな晴れた日にランチョンマットの上でソーセージをつまむ事になるとは・・・」

紅莉栖「何よ、なんか文句あんの?」

岡部「ないです。いただきます」

紅莉栖「ど、どう、おいしい?まゆりに協力してもらったけど、わ、私なりに頑張ってみたって言うか・・・」ゴニョゴニョ

岡部「・・・お、美味しい」

紅莉栖「ほ、本当!?ほんとに!?」

岡部「ああ、意外だな。助手のイメージに合わな

紅莉栖「一言多いのよっ!!」

岡部「あ痛っ!!」

紅莉栖「・・・ふふっ」

紅莉栖(楽しい・・・)

紅莉栖(こんな楽しい日々が永遠に続くだなんて)

紅莉栖(夢みたい・・・!)



88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 18:20:36.39 ID:fQShhJP20

ダルビッシュ「え?ピクニック?」

まっちょしぃ「うわぁー楽しそうだねぇー!」

岡部「助手にしては可愛らしい提案をするではなーいかー」

紅莉栖「・・・たまにはいいと思わない?」

まっちょしぃ「うんうん、まゆしぃはいいと思いまーす」

ダルビッシュ「まあたまにはいいかー」

まっちょしぃ「じゃあまゆしぃは早速おかずを買ってくるのです」ドスドス

ダルビッシュ「まゆっち行動早っ!俺も行くからちょい待ちー」

まっちょしぃ「あ、おやつは何円までー?」

紅莉栖「500円まで」

岡部「・・・助手よ、どうしたのだ・・・?」

紅莉栖「別に?」



89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 18:25:12.90 ID:fQShhJP20

まっちょしぃ「晴れてよかったねぇ~」

岡部「きっ、狂気のマッドサイエンティストがこんな晴れた日にランチョンマットの上でソーセージをつまむ事になるとは・・・」

紅莉栖「文句あんの?」

岡部「ないです。いただきます」

岡部「・・・お、美味しい、美味しいぞ助手よ!貴様、どこでこんな修行をしてきたのだ!?ま、まさか機関の」

紅莉栖「美味しい?よかった」

岡部「あ、あぁ・・・」

紅莉栖「ふぅ・・・」

岡部「・・・?助手よ、まさか家の問題で何か」

紅莉栖「特に無いわ。心配してくれてありがとう。私寝るから」

岡部「・・・」



90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 18:29:02.06 ID:fQShhJP20

ダルビッシュ「え?ピクニック?」

まっちょしぃ「うわぁー楽しそうだねぇー!」

岡部「助手にしては可愛らしい提案をするではなーいかー」

紅莉栖「・・・」

まっちょしぃ「うんうん、まゆしぃはいいと思いまーす」

ダルビッシュ「まあたまにはいいかー」

まっちょしぃ「じゃあまゆしぃは早速おかずを買ってくるのです」ドスドス

ダルビッシュ「まゆっち行動早っ!俺も行くからちょい待ちー」

まっちょしぃ「あ、おやつは何円までー?」

紅莉栖「・・・好きにしたら」

岡部「・・・助手よ、どうしたのだ・・・?」

紅莉栖「・・・」



92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 18:35:09.09 ID:fQShhJP20

まっちょしぃ「晴れてよかったねぇ~」

岡部「きっ、狂気のマッドサイエンティストがこんな晴れた日にランチョンマットの上でソーセージをつまむ事になるとは・・・」

紅莉栖「・・・嫌なら帰れよ」

岡部「す、すまん・・・。いただきます」

岡部「・・・何だか不思議な味だな、今まで食べた事無い味だ」

紅莉栖「当然よ。毒が入ってるもの」

岡部「ど、毒ぅ!?き、貴様」

紅莉栖「冗談よ・・・でも、本当に入れて見るのも面白いかもね・・・どうせあんた今は死なないんだし」

紅莉栖「あ、でも今は平気でも後になって苦しんで死ぬかもね」

岡部「紅莉栖!!」

紅莉栖「・・・あー飽きたわ・・・帰って寝るから。じゃあね」

岡部「紅莉栖・・・」

まっちょしぃ「クリスちゃん、どうしちゃったんだろうね~?」



94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 18:41:02.11 ID:fQShhJP20

紅莉栖(何やってるんだろう私)

紅莉栖(そもそも何でタイムリープしてたんだっけ?)

紅莉栖(えーっと)

紅莉栖(・・・)

紅莉栖(マア、ドウデモイイカ)

紅莉栖(・・・タイムリープマシン、カンセイシマシター)

紅莉栖(ナンコメダッケ、コレツクッタノ)

紅莉栖(100?1000?10000クライカシラwww)

紅莉栖(サテ、マタモドルトシマスカネ)

岡部「紅莉栖っ!」バタンッ!

紅莉栖(・・・あぁ、岡部が死なないようにだったっけ)

紅莉栖(忘れる所だったわ)



98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 18:51:18.79 ID:fQShhJP20

紅莉栖「どうしたのよー、みんなとピクニック楽しんで来なさいよ」

紅莉栖「岡部」

岡部「お前の様子がおかしいのに呑気に食べてられるか!」

紅莉栖「別に?私はいつも通りよ」

紅莉栖(このパターンも飽きた・・・)

紅莉栖「実は、みんなに驚かせようと思って買ったものがアルノ」

紅莉栖「アカラサマニ様子をオカシクしてオケバ、その分驚きもオオキクナルデショ?」

岡部「・・・」

紅莉栖「さ、私の事はいいから戻った戻った!」

紅莉栖(この間にタイムリープ。いつものこと)

岡部「・・・嘘だな」

紅莉栖「・・・えっ?」



100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 19:04:07.14 ID:fQShhJP20

岡部「紅莉栖、お前もしかしなくてもタイムリープしているな?」

紅莉栖「!!」

岡部「それももう、何回も」

紅莉栖「・・・」

岡部「・・・図星か」

岡部「いきなり凄い機嫌悪くなるから何かと思ったが、やはりか・・・」

岡部「・・・何故タイムリープした?」

紅莉栖「・・・言えないわ」

岡部「・・・実はもう、大体は分かってる」

紅莉栖「・・・え?」

岡部「お前はさっき言ったな?「今は死なない」と」

岡部「それにあの挙動・・・照らし合わせたらすぐ分かる」

岡部「未来で俺が死ぬんだろう?あの様子からすると」

岡部「過去を変えても、何回も」

紅莉栖「あ・・・あ・・・」



104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 19:11:11.46 ID:fQShhJP20

紅莉栖(岡部に知られるのが嫌で、ここまでタイムリープを繰り返してきた筈なのに)

紅莉栖(こ、こんな、こんな最低な形で岡部に打ち明けるなんて!!)

紅莉栖(人間のクズ、いや、それ以下だわっ、私、私なんてことを)

紅莉栖(わたし・・・ワタシ・・・)

岡部「紅莉栖・・・済まなかったな」ギュッ

紅莉栖「!!」

岡部「今まで何回も俺を助ようとしてくれたんだな?辛かったろう、ごめんな・・・?」

岡部「もう、我慢しなくていいんだぞ・・・」

紅莉栖「ちっ、違うっ!私はただっ、現実からっ、逃げっ、逃げてただけでっ!!」

紅莉栖「だからっ、・・・うわぁぁぁぁぁぁぁぁあん!!!!!」



109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 19:23:01.49 ID:fQShhJP20

岡部「落ち着いたか?」

紅莉栖「・・・うん」

紅莉栖「岡部、ありがとう・・・そして、ごめんなさい」

岡部「もういい。・・・今は先に、これからをどうするかを決めなければいけないのだからな」

紅莉栖「Dメールなら活路はあるかもしれない。ただ・・・Dメールで取り消せない前例もあるし」

岡部「Dメールを使ったとしても・・・か」

紅莉栖「・・・怖い?」

岡部「正直、すごく怖い」

岡部「だが、俺のために何回も頑張ってくれた人がいるのだ」

岡部「今の紅莉栖がいるから、俺は絶対に諦めん」

紅莉栖「岡部・・・」



112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 19:34:19.09 ID:fQShhJP20

紅莉栖「その前に、仲利さんから話を聞いて欲しいの」

岡部「バイトの?」

紅莉栖「彼女、SERNの事を知っていて、尚且つ私達の味方をしてくれたわ」

紅莉栖「鍵を握ってるとすれば彼女。私には何も教えてくれなかったけど」

紅莉栖「彼女と親しい岡部なら、教えてくれると思う」

岡部「なるほど・・・」

紅莉栖「でももう時間がないの。岡部はすぐタイムリープして」

岡部「だ、だがそれじゃあお前は・・・」

紅莉栖「私は・・・」

紅莉栖「ここでお別れね」



114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 19:42:18.81 ID:fQShhJP20

紅莉栖「約束して。絶対、岡部が死ぬなんてふざけた世界を壊すって。絶対諦めないって」

岡部「分かった。紅莉栖、本当にありがとう」

紅莉栖「私は礼を言われる立場じゃないわ。こっちが礼を言っても言い切れないくらいよ」

岡部「お、おいやめろ、お前にそんなこと言われるとなんかこそばゆいではないか」

紅莉栖「オマエモナー」

岡部「ねらー乙」

紅莉栖「・・・ふふっ」

紅莉栖「・・・さぁ、早くタイムリープしましょう」

岡部「ああ!」



117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/14(火) 19:50:53.61 ID:fQShhJP20

紅莉栖「準備出来たわ」

岡部「こちらも準備OKだ。・・・紅莉栖、あの」

紅莉栖「もういいから!早く行って!」

岡部「あ、あぁ・・・」

紅莉栖「・・・」

紅莉栖(私は、岡部に助けて貰って、岡部に救ってもらいながら、何回も岡部に酷い仕打ちをした)

紅莉栖(こんな最低女には勿体無いくらいの最期だわ)

紅莉栖「ずっと好きでした。ありがとう」ボソッ

岡部「え、何を言ったのだ?聞こえなかったが?」

紅莉栖「何も言ってないわよ!ほら、さっさと行く!」



紅莉栖(頑張ってね、岡部、他の世界の私)

紅莉栖(さようなら)


紅莉栖「例えば、こんな世界線」
END


元スレ
紅莉栖「例えば、こんな世界線」
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