1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/28(金) 19:51:37.96 ID:qF4BIc8r0
千早「どうしてそんなイメージが?」
P「分からんなー……」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/28(金) 19:57:13.57 ID:qF4BIc8r0
千早「確かに、『太ってる方が発声が良くなりそう』みたいなことは言ったと思いますけど」
P「ゲーム?」
千早「はい」
P「あー……そうだったかな、そう言えば……」
千早「それがどうして、貧乳で悩んでるなんて事に……」
P「分からんなー……」
千早「別に72cmでも73cmでも、なんでもいいですけれど」
千早「体型に悩むぐらいなら、その時間を歌のレッスンに当てますよ」
P「だろうなぁ」
千早「……何ででしょうね」
P「んー……」
P「……ほら、アレじゃないか? 口癖の」
千早「口癖?」
P「ほら、『くっ』」
千早「? 『くっ』……ですか?」
P「あれがさ、胸のサイズが小さい事に対する悔しさ……みたいに誤解されてるんじゃない?」
千早「……? あの、すみません」
P「うん?」
千早「……私、そんなに『くっ』って言ってましたか?」
P「……うん?」
P「えっ……いやほら、言ってたろ? 『団結』とかで」
千早「ええ」
P「それに、みんながやってたモノマネの台詞も……」
千早「はい」
P「あとは……」
千早「…………」
P「……あ、あとは……えー……」
千早「…………」
P「……どういうことなの」
千早「私が聞きたいです」
P「え? いやちょっと待って、え? え?」
P「口癖だと思ってたら、普段の生活で聴いた試しが全くない」
P「なにこれこわい」
千早「私だって怖いですよ」
P「なんか今まで信じてきたものが一気に消え去ったんだけど」
P「何? 俺は今まで架空の千早を見てきたの? 千早って俺の想像上の存在だったの?」
千早「落ち着いて下さい」
P「怖いくらい冷静だよ俺は」
P「……つまりさ、整理すると」
P「千早は胸のサイズを気にしてもいないし、ことあるごとに『くっ』なんて悔しがりもしないと」
千早「はい」
P「……しかし、そう考えると凄いな」
千早「え?」
P「だってさ、ちょっと言っただけの台詞が口癖扱いされて、そこから貧乳コンプキャラに発展だろ?」
P「キャラの独り歩きなんてレベルじゃないわ」
千早「何か高次元の存在を感じますね」
P「やめて怖い」
千早「でも……」
P「ん?」
千早「……何が面白いんでしょうか。私をそういうキャラクターにして」
P「やっぱ嫌か?」
千早「……全然気にしていないんですよ? それなのに……
そういう悩みを持っている、ということにされるのは……」
P「……まあ、そりゃそうだ」
P「……多分さ、もっと千早に親近感を持ちたかったんだよ。ファンの皆は」
千早「親近感……ですか」
P「千早って普段からストイックでさ、こう……弱さとか悩みとか、そういうのは全然見せないじゃないか」
千早「当然です。ファンの皆さんに、情けない姿は見せられません」
P「だろ? まあ、そういう自分に厳しい部分が好き、って人も結構いるんだろうけど……」
P「千早のファンになったばかりの人たちは、もっとこう……可愛げがあったり、人間味があったりする千早を見たい、と思ったのかもな」
千早「それが貧乳キャラに繋がったと?」
P「『貧乳』って悩みを抱えてるだけで、『ああ、ちーちゃんも俺らと同じ、悩める人間なんだな』って安心できるわけよ」
P「それに、胸のことを気にして悶えたり、指摘されて怒ったり……って方が、表情豊かで可愛く見えるしな」
千早「悩みだったらちゃんとありますよ? ……もっと重いのが」
P「お、おぅ……」
P「ま、まあその……とにかく、これもファンの愛情表現の1つ……ってことになるのかな」
千早「……どうせなら、胸じゃなくて歌をネタにして欲しいです」
P「……歌バカにされたら怒るじゃん、絶対」
千早「それはまあ……」
P「歌とか家庭とか……その辺はネタにしたら駄目だって、みんな自然と察したんじゃないか?」
P「だから、千早自身は気にもしてない貧胸ネタで、盛り上がるしかなかったんだと思うぞ」
千早「……複雑ですね、何だか」
P「……まあ、みんな悪気は無いんだよ。……多分」
千早「……まあ、ファンの皆さんがどういうイメージを持つかは自由ですから」
P「そうそう。だからさ、あんまり気にしないようにな」
千早「……はい。私のやることは変わりません。私はただ、歌を歌うだけ」
P「うんうん」
千早「いつか、ファンの皆さんに……もともとの私を理解してもらうためにも」
千早「もっともっと、精進したいと思います」
P「よーし、その意気だ」
千早「……ありがとうございました、プロデューサー。なんだか……楽になりました」
P「また何かあったら、いつでも話してくれよ?」
千早「はい。……それでは」
P「ふー……あ、次の方、どうぞー」
伊織「いつの間にか家の名前をチラつかせるキャラになってたんだけど……」
真「暴力嫌いなんですけど、気が付いたら中華街で格闘してました……」
やよい「しっかり者のお姉ちゃんだったのに……運動会で泣いちゃって……」
律子「事務所助けるためにアイドルしてたんですけど、そこそこ売れたのに辞めちゃってまして……」
貴音「らぁめんを少し食べましたところ、いつの間にやら大好物に……」
P「この事務所やばい」
おわり
しまった貴音はいつの間にか大食いになってたことを書くべきだった
死んでくる
元スレ
千早「確かに、『太ってる方が発声が良くなりそう』みたいなことは言ったと思いますけど」
P「ゲーム?」
千早「はい」
P「あー……そうだったかな、そう言えば……」
千早「それがどうして、貧乳で悩んでるなんて事に……」
P「分からんなー……」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/28(金) 20:07:19.85 ID:qF4BIc8r0
千早「別に72cmでも73cmでも、なんでもいいですけれど」
千早「体型に悩むぐらいなら、その時間を歌のレッスンに当てますよ」
P「だろうなぁ」
千早「……何ででしょうね」
P「んー……」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/28(金) 20:13:23.29 ID:qF4BIc8r0
P「……ほら、アレじゃないか? 口癖の」
千早「口癖?」
P「ほら、『くっ』」
千早「? 『くっ』……ですか?」
P「あれがさ、胸のサイズが小さい事に対する悔しさ……みたいに誤解されてるんじゃない?」
千早「……? あの、すみません」
P「うん?」
千早「……私、そんなに『くっ』って言ってましたか?」
P「……うん?」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/28(金) 20:20:53.49 ID:qF4BIc8r0
P「えっ……いやほら、言ってたろ? 『団結』とかで」
千早「ええ」
P「それに、みんながやってたモノマネの台詞も……」
千早「はい」
P「あとは……」
千早「…………」
P「……あ、あとは……えー……」
千早「…………」
P「……どういうことなの」
千早「私が聞きたいです」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/28(金) 20:26:43.76 ID:qF4BIc8r0
P「え? いやちょっと待って、え? え?」
P「口癖だと思ってたら、普段の生活で聴いた試しが全くない」
P「なにこれこわい」
千早「私だって怖いですよ」
P「なんか今まで信じてきたものが一気に消え去ったんだけど」
P「何? 俺は今まで架空の千早を見てきたの? 千早って俺の想像上の存在だったの?」
千早「落ち着いて下さい」
P「怖いくらい冷静だよ俺は」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/28(金) 20:33:47.38 ID:qF4BIc8r0
P「……つまりさ、整理すると」
P「千早は胸のサイズを気にしてもいないし、ことあるごとに『くっ』なんて悔しがりもしないと」
千早「はい」
P「……しかし、そう考えると凄いな」
千早「え?」
P「だってさ、ちょっと言っただけの台詞が口癖扱いされて、そこから貧乳コンプキャラに発展だろ?」
P「キャラの独り歩きなんてレベルじゃないわ」
千早「何か高次元の存在を感じますね」
P「やめて怖い」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/28(金) 20:41:13.33 ID:qF4BIc8r0
千早「でも……」
P「ん?」
千早「……何が面白いんでしょうか。私をそういうキャラクターにして」
P「やっぱ嫌か?」
千早「……全然気にしていないんですよ? それなのに……
そういう悩みを持っている、ということにされるのは……」
P「……まあ、そりゃそうだ」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/28(金) 20:54:07.21 ID:qF4BIc8r0
P「……多分さ、もっと千早に親近感を持ちたかったんだよ。ファンの皆は」
千早「親近感……ですか」
P「千早って普段からストイックでさ、こう……弱さとか悩みとか、そういうのは全然見せないじゃないか」
千早「当然です。ファンの皆さんに、情けない姿は見せられません」
P「だろ? まあ、そういう自分に厳しい部分が好き、って人も結構いるんだろうけど……」
P「千早のファンになったばかりの人たちは、もっとこう……可愛げがあったり、人間味があったりする千早を見たい、と思ったのかもな」
千早「それが貧乳キャラに繋がったと?」
P「『貧乳』って悩みを抱えてるだけで、『ああ、ちーちゃんも俺らと同じ、悩める人間なんだな』って安心できるわけよ」
P「それに、胸のことを気にして悶えたり、指摘されて怒ったり……って方が、表情豊かで可愛く見えるしな」
千早「悩みだったらちゃんとありますよ? ……もっと重いのが」
P「お、おぅ……」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/28(金) 21:12:27.35 ID:qF4BIc8r0
P「ま、まあその……とにかく、これもファンの愛情表現の1つ……ってことになるのかな」
千早「……どうせなら、胸じゃなくて歌をネタにして欲しいです」
P「……歌バカにされたら怒るじゃん、絶対」
千早「それはまあ……」
P「歌とか家庭とか……その辺はネタにしたら駄目だって、みんな自然と察したんじゃないか?」
P「だから、千早自身は気にもしてない貧胸ネタで、盛り上がるしかなかったんだと思うぞ」
千早「……複雑ですね、何だか」
P「……まあ、みんな悪気は無いんだよ。……多分」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/28(金) 21:22:03.08 ID:qF4BIc8r0
千早「……まあ、ファンの皆さんがどういうイメージを持つかは自由ですから」
P「そうそう。だからさ、あんまり気にしないようにな」
千早「……はい。私のやることは変わりません。私はただ、歌を歌うだけ」
P「うんうん」
千早「いつか、ファンの皆さんに……もともとの私を理解してもらうためにも」
千早「もっともっと、精進したいと思います」
P「よーし、その意気だ」
千早「……ありがとうございました、プロデューサー。なんだか……楽になりました」
P「また何かあったら、いつでも話してくれよ?」
千早「はい。……それでは」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/28(金) 21:31:46.65 ID:qF4BIc8r0
P「ふー……あ、次の方、どうぞー」
伊織「いつの間にか家の名前をチラつかせるキャラになってたんだけど……」
真「暴力嫌いなんですけど、気が付いたら中華街で格闘してました……」
やよい「しっかり者のお姉ちゃんだったのに……運動会で泣いちゃって……」
律子「事務所助けるためにアイドルしてたんですけど、そこそこ売れたのに辞めちゃってまして……」
貴音「らぁめんを少し食べましたところ、いつの間にやら大好物に……」
P「この事務所やばい」
おわり
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/28(金) 21:52:58.35 ID:qF4BIc8r0
しまった貴音はいつの間にか大食いになってたことを書くべきだった
死んでくる
千早「私が胸のサイズを気にしてるとかいう風潮」