過去作
【モバマス】キャンディアイランドの毒にも薬にもならないおしゃべり

【モバマス】キャンディアイランドの更に毒にも薬にもならないおしゃべり

【モバマス】キャンディアイランドのもっと毒にも薬にもならないおしゃべり

【モバマス】キャンディアイランドのやっぱり毒にも薬にもならないおしゃべり

【モバマス】キャンディアイランドの結局毒にも薬にもならないおしゃべり

城ヶ崎美嘉(ヤバイヤバイヤバイどーしよ!?)

【モバマス】キャンディアイランドのますます毒にも薬にもならないおしゃべり

塩見周子「三段重ねの幸せ」

【モバマス】キャンディアイランドの一向に毒にも薬にもならないおしゃべり

【モバマス】キャンディアイランドの案の定毒にも薬にもならないおしゃべり

【モバマス】キャンディアイランドのひたすら毒にも薬にもならないおしゃべり

【モバマス】キャンディアイランドのてんで毒にも薬にもならないおしゃべり

中野有香「ツッコんでほしい?」 水本ゆかり「ええ」

【モバマス】キャンディアイランドの懲りずに毒にも薬にもならないおしゃべり

【モバマス】キャンディアイランドのたぶん毒にも薬にもならないおしゃべり

【モバマス】キャンディアイランドのまるきり毒にも薬にもならないおしゃべり

【モバマス】キャンディアイランドのただただ毒にも薬にもならないおしゃべり

【モバマス】キャンディアイランドの当然毒にも薬にもならないおしゃべり

【モバマス】キャンディアイランドの一貫して毒にも薬にもならないおしゃべり

中野有香「黙想」

【モバマス】キャンディアイランドのとことん毒にも薬にもならないおしゃべり

【モバマス】キャンディアイランドの常に毒にも薬にもならないおしゃべり

【モバマス】キャンディアイランドの不思議と毒にも薬にもならないおしゃべり

【モバマス】キャンディアイランドのとにかく毒にも薬にもならないおしゃべり

輝子「シャイニングゥ!」奈緒「ゴッデス!」美波「ミナミィ!」

【モバマス】キャンディアイランドのおおよそ毒にも薬にもならないおしゃべり

藤原肇「蜃気楼少女」

【モバマス】キャンディアイランドの実は毒にも薬にもならないおしゃべり

【モバマス】キャンディアイランドのまさしく毒にも薬にもならないおしゃべり

【モバマス】キャンディアイランドのほぼ毒にも薬にもならないおしゃべり

【モバマス】キャンディアイランドのすこぶる毒にも薬にもならないおしゃべり


まゆ「新番組」 美玲「もりくぼカケル!」

まゆ「第2回」 美玲「もりくぼカケル!」

【モバマス」】キャンディアイランドのもちろん毒にも薬にもならないおしゃべり

まゆ「もりくぼカケル!」 美玲「略してカケくぼ!」

【モバマス】キャンディアイランドの得てして毒にも薬にもならないおしゃべり

まゆ「寒さに負けず!」 美玲「もりくぼカケル!」

【モバマス】キャンディアイランドの意外と毒にも薬にもならないおしゃべり

高森藍子「歌鈴ちゃん会議」

【モバマス】キャンディアイランドと毒薬

まゆ「巷でウワサの?」 美玲「もりくぼカケル!」

北条加蓮「しりとり」

【モバマス】キャンディアイランドの明らかに毒にも薬にもならないおしゃべり

【モバマス】キャンディアイランドの大抵毒にも薬にもならないおしゃべり

まゆ「もりくぼカケル!」 美玲「盛り上げていくぞッ!」

【モバマス】キャンディアイランドのそれほど毒にも薬にもならないおしゃべり

【モバマス】キャンディアイランドのなかなか毒にも薬にもならないおしゃべり



SS速報VIP:高森藍子「歌鈴ちゃんがくっついてきます」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1532488701/



1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/25(水) 12:18:21.82 ID:qmG6g0Z+0


・「アイドルマスター シンデレラガールズ」のSSです
・描写について、複数のコンテンツの要素や独自の解釈を含むことがあります



道明寺歌鈴「……」ギュー

高森藍子「……あ、あの……歌鈴ちゃん?」

歌鈴「ひゃ、ひゃいっ!?」ビクゥ

藍子「どうして、私の腕にしがみ付いているんですか?」

歌鈴「ああああのですね、それは、えっと」

歌鈴「……はっ。藍子ちゃんっ!」

藍子「はい」

歌鈴「今日は、いいお天気ですねっ!!」

藍子「そうですね。ちょっと暑いですけど、とっても綺麗な青空で……」

藍子「そういえば事務所に来る途中、鳥さんが気持ちよさそうに飛んでいくのを見かけて。写真を撮りたかったんですけど、カメラを取り出している間に遠くにいってしまったんです……」エヘヘ

歌鈴「そうなんですか……ふふっ。空を飛ぶのって、きっと気持ちいいんでしょうねっ。全身で風を受けて……」

藍子「人間にも翼があればって、想像することありますよね」

歌鈴「……飛んでいれば、バナナの皮を踏んで転んだりしないだろうし……」

藍子「……ところで、その。どうして、私にくっつくんですか?」

歌鈴「はうっ!」ビクゥ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1532488701




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/25(水) 12:21:30.13 ID:qmG6g0Z+0

歌鈴「そそそそれは、あうぅ……あ、藍子ひゃんっ!」

藍子「はい」

歌鈴「えぇと、えぇと……」

歌鈴「バナナと、鶏肉、どっちが好きですかっ!?」

藍子「さ、さすがに話題の逸らし方が強引すぎるんじゃないかなぁ……?」

歌鈴「そ、そうですかっ!? あ、あはは……」

藍子「もう、そうまでされると、逆に気になりますよ」

藍子「聞かせてもらえませんか? 甘えんぼ歌鈴ちゃんになっている理由を」

歌鈴「あ、甘えんぼ歌鈴ちゃん、でしゅかっ!? ……あぅ」

藍子「だって、まるで小さい子みたいに、ぎゅーってしてくるから」

歌鈴「うぅ、そう言われてしまうと、ちょっぴり恥ずかしくなってきました……!」

藍子「えへへ。よしよし」ナデナデ

歌鈴「ふわぁ……気持ちいい……」トローン

歌鈴「……はっ! ち、違いますっ! なでなでは、のーせんきゅーですからっ」

藍子「そうですか……じゃあ、私はいったい、何をすれば……?」

歌鈴「何も言わずに、どうか私を側にいさせてくだしゃいっ!」

歌鈴「今日の私には……藍子ちゃんの力がどうしても必要なんですっ!」ギュー



3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/25(水) 12:26:47.01 ID:qmG6g0Z+0

藍子「今日の、って……何か、あったんですか?」

歌鈴「うぅ~……じ、実はですね……」

藍子「はい……」ゴクリ

歌鈴「私……今朝の星座占いが、ひどい結果だったんです~!」ヒーン

藍子「占い、ですか」

藍子「えぇと、歌鈴ちゃんはお正月が誕生日だから……やぎ座? で、合ってますか?」

歌鈴「はいっ! 正解です! そのやぎ座の運勢が……もう、ダメダメの、ズンドコだったんですよぉ!」

藍子「……ズンドコ?」

歌鈴「ひゃうっ! 噛んじゃった……。ズンドコじゃなくて、どん底です!」

藍子「き、器用な噛み方しますね……」

歌鈴「なんでも、やること成すこと全部うまくいかない日になるって……」

藍子「そうなんですか……それは確かに、不安になっちゃいますよね」

歌鈴「はい……もう、いつドジをやらかすか、気が気じゃなくて……」

歌鈴「事務所に来るときも、一歩踏み出すたびに転んじゃわないかって、びくびくしながら歩いてたら……こんな時間に……」

藍子「なるほど。そういえば、今日は歌鈴ちゃん遅いなーって、思ってたんですよ」

歌鈴「はうぅ……藍子ちゃんを心配させるなんて、やっぱり歌鈴はダメな子……」ズーン



4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/25(水) 14:33:48.53 ID:qmG6g0Z+0

藍子「……うーん。ちょっと怯えすぎな気もしますけど、でも『石橋を叩いて渡る』って言いますし。いつもより慎重になることで、転ばずに事務所に来れたなら、かえって良かったんじゃないですか?」

歌鈴「え? 転びましたよ? 二回くらい」

藍子「えぇっ!?」

歌鈴「占いの力がこれほど恐ろしいとは……今度朋さんに会ったら、いろいろ教えてもりゃって……あっ」

藍子「……これ、本当に占いが関係してるのかな……?」

歌鈴「それでですねっ」ズイ

藍子「は、はいっ」

歌鈴「その占いによると、私の厄を落としてくれるラッキーパーソンが、藍子ちゃんなんですっ!」

藍子「えぇと、つまり、ラッキーアイテムの、人間版……っていうことですよね?」

歌鈴「そうですっ! だから、今日は出来るだけ、藍子ちゃんの側にいさせてもらいたいんでつっ! はぅっ」

藍子「事情はわかりました。……でも……」

歌鈴「や、やっぱり、迷惑ですか……? ……ですよね。私のドジが藍子ちゃんにまでうつっちゃったら、大変ですし……」

藍子「そんな。迷惑なんかじゃないですよ?」

藍子「ただ、今日は予定が別々ですし……事務所にいる間は大丈夫ですけど、そのあとはどうしましょう?」

藍子「私はラジオの収録で、歌鈴ちゃんは、来月のフェスに向けてのレッスンでしたよね?」

歌鈴「あわわわわ、そ、そうでした……」



5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/25(水) 14:40:37.93 ID:qmG6g0Z+0

歌鈴「え、えぇと……藍子ちゃんが収録しているブースの中で、私もレッスンをさせてもらうというのは……?」

藍子「さ、さすがに駄目だと思いますよ……? 絶対、物音とか入っちゃうでしょうし……」

歌鈴「で、できるだけ小声で歌いますからっ!」

藍子「よりによってボーカルレッスンなんですか!?」

歌鈴「あうぅ……で、でも一人でレッスンを受けるのは心配です……また転んじゃうかもしれないし……」

藍子「ボーカルレッスンなのに!?」

歌鈴「私、お腹から声を出そうとすると、バランス感覚も同時に出て行っちゃうタイプなので……えへへ」

藍子「初めて聞きましたよ、そんなタイプ……。歌のレッスンなら、歌詞を噛んじゃわないようにとか、そっちを心配するほうがいいんじゃないですか?」

歌鈴「……はっ! 考えてみれば、そうですねっ! 普段噛むのが当たり前過ぎて、考えが及びませんでしたっ!」

藍子「……前から少し思ってたんですけど。歌鈴ちゃんって、ちょっとそのへんの感覚が普通の人とズレてますよね」

歌鈴「えぇっ!? そ、そうなんですかぁ!?」

藍子「ほら。先月私のラジオに、歌鈴ちゃんがゲストで来てくれたこと、あったじゃないですか」

歌鈴「ありましたねぇ。たくさんお話できて、楽しかったです」

藍子「あの時歌鈴ちゃんの台本をちらっと見たら、一行ごとに『噛まない!』って書き足してあって、びっくりしましたもん」

歌鈴「え……? だ、だって、気を付けなきゃいけないことをメモしておくのは、普通なのでは……?」

藍子「例え加奈ちゃんでも、あそこまで同じことは書かないですよ……」

藍子「それに、『アルバム収録曲』とか、言い辛い単語が出てくるところは、『なるべく噛まない!』になってましたし……。どうしてちょっと諦めそうになってるんですか」

歌鈴「うぐぅ……だって、何回練習しても『しゅうりょくきょく』になっちゃうんですもん……」イジイジ



6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/25(水) 14:44:04.32 ID:qmG6g0Z+0

藍子「これは、前に茜ちゃんが言ってたことなんですけどね」

藍子「『諦めずに努力を続ければ、いつかきっと目標に辿り着きます! 努力! 根性! 勝利っ!』……だそうですよ? だから、歌鈴ちゃんも頑張ればきっと……!」グッ

歌鈴「はうぅ……! あ、藍子ちゃんが眩しい……!」

歌鈴「最終的に妥協しちゃって、そのうえで『アルバムに入ってりゅ曲』って、結局噛んじゃった私とは、月とすっぴょん……すっぽんですよぉ……」

藍子「あ、あはは……でも、ほら。歌鈴ちゃんは、そういうところも可愛いって評判だから、ね?」

歌鈴「それはそれでありがたいですけど……やっぱり、ドジはなるべく無くしたいですし……」

歌鈴「そのためには、藍子ちゃん先生のお力添えが必要なんです~!」ウルウル

藍子「もう、だから先生は……って、そういえばそういうお話でしたね」

藍子「うーん……一緒に居てあげたいのはやまやまだけど、お仕事も大事だし……何かいい方法は無いかなぁ……?」

歌鈴「うぅ……今の私に出来ることといえば、今のうちに藍子ちゃんのゆるふわ開運オーラを充電しておくことしか……」ギュー

藍子「あ、いいことを思いつきましたよっ」ピコーン

歌鈴「ほ、本当でしゅかっ!?」



7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/25(水) 14:46:39.47 ID:qmG6g0Z+0

藍子「歌鈴ちゃん。そのまま、もう少し顔を寄せてもらえますか?」

歌鈴「ふぇっ!? え、えぇと……こ、こうですか……?///」ギュー

藍子「ふふっ♪ いい感じですっ。 それでは……」

藍子「はい、チーズっ」カシャ

歌鈴「ひゃうっ!? ……え、自撮り……?」

藍子「はいっ。お仕事の間、側に居られない代わりに、この写真をお守り代わりにしてもらえたらなって。あ、今から送りますね?」ピロリン

歌鈴「あ、藍子ちゃん……! ありがとうございますっ! 待ち受けにして、持ち歩いて……いえ! いっそ家宝にしますっ!」

藍子「あはは、相変わらず大袈裟なんだから」

歌鈴「あ、届いた……はわわ、私ったら、目を瞑っちゃってる……! 言ってくださいよぉ、藍子ちゃんっ」

藍子「えへへ……なんだか可愛いなって思って、つい♪」

歌鈴「むぅ……でも、これでなんだか、勇気が湧いてきた気がしますっ! 道明寺歌鈴、もう大丈夫でつっ! ……あぅ」

藍子「よかったぁ。ラッキーパーソンの役割は、果たせそうかな?」クスクス

歌鈴「はい! それはもう!」



8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/25(水) 14:48:09.75 ID:qmG6g0Z+0




歌鈴「ラッキーパーソンは『イニシャルが【I】の人』ですから! 藍子ちゃんのパワーを借りて、今日一日、乗り切って見せます!」


藍子「………………あれ?」






9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/25(水) 14:50:54.92 ID:qmG6g0Z+0

歌鈴「……はい? どうかしましたか?」

藍子「あのぉ……私って、高森藍子、ですよね?」

歌鈴「え? は、はい。存じておりますっ」

藍子「……えぇと……藍子って、『AIKO』だから……イニシャルは、【A】なんですけど……」

歌鈴「…………あああああぁー!」ガーン

藍子「も、もしかして、今気付いたんですか?」

歌鈴「だ、だって、『アイ』って聞いたら、もう藍子ちゃんしか頭に浮かばなくって……!」ワタワタ

歌鈴「あぁぁもう、恥ずかしい……! こんなの、ドジじゃなくてただのおバカさんじゃないですかぁ!」ヒーン

藍子「と、とりあえず落ち着きましょう? ね?」

藍子「……あ。そうだ! 私たち、二人合わせてインディゴ・ベルじゃないですか! それならイニシャルは【I】ですよっ。きっと大丈夫ですっ!」

歌鈴「はうぅ~! こんな私でも、見捨てないでくれますか……っ!?」ギュー

藍子「見捨てるわけ無いじゃないですか、もうっ」ナデナデ

藍子(…………一応、私のほうが年下なんだけどなぁ。なんだか逆になったみたい)クスッ



おわり




10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/25(水) 14:54:33.57 ID:qmG6g0Z+0


以上、お付き合いありがとうございました。
あーちゃん誕生日おめでとう!

歌鈴を情緒不安定に書き過ぎた感もありますが、俺も仕事でやらかした時はだいたいこんな感じなので、たぶん大丈夫だと思います。
インディゴ・ベルもっと流行れ!

前作
高森藍子「歌鈴ちゃん会議」

も、よろしければどうぞ。



元スレ
SS速報VIP:高森藍子「歌鈴ちゃんがくっついてきます」