1: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/12(水) 08:36:15.49 ID:+DS3ynLro

2: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/12(水) 08:38:21.62 ID:+DS3ynLro


登場人物

【横須賀鎮守府】

提督
深海棲艦との戦争を終戦にまで持ち込んだ実力者。
しかし、現在はとにかく仕事をしない、だめ提督。
エロ本、エロゲの数の方が仕事をこなす量よりも多い。
外面だけはいっちょ前なので外部や上層部からは全く怪しまれない。
しかし、本来の実力は……。


加賀
秘書艦、みんなの中でも安定した提督の嫁。
過去の経験から提督の傍にいることを誓う。
誇り高き一航戦を自称しクールに振舞っているが提督にだけデレまくる。
無論そのことは殆どの連中にバレている。
料理だけ壊滅的に不得意だが基本的に何でもできて提督の無茶ぶりにも一応応える。
一航戦だけあって戦闘力は高い。



みんなに愛されているゲームボーイも知らないゆとり駆逐艦。
非常に早とちりしやすく、勘違いもしやすい。
しかし、意外と計算高いところがありプラズマ化しつつある。
芸術的センスは皆無。
最近の趣味はルンバを追いかけること。
好きなお菓子はわたパチ、好きな飲物はバン●ーテンココア。



4: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/12(水) 08:48:42.35 ID:+DS3ynLro


【横須賀鎮守府その2】

愛宕
何故か提督のエロ本エロゲの隠し場所を全て知っている重巡。
本当は提督のことが好きだけどその真意は心の奥底に隠している。
雷など大きな音が苦手。
最近は電とお菓子を作るなど女子力の高さを誇るが
かなりの下ネタ好きなので勘違いされやすい。
摩耶の姉だが、本人は次女なので妹属性を押す。


天龍
意外と面倒見がよく、艦娘たちや提督の相談相手になることがある。
眼帯の下は何もないとの噂。
優しい性格だが、眼帯のために近所の子供のアダ名が極道でありすごく気にしている。
扶桑に気に入られたことがきっかけで山城に命を狙われる日々が続いている。
夜間哨戒の任務を請け負っている。耳(?)が感じやすい。


摩耶
愛宕の妹の可愛い物大好きな重巡。
怒らせるととにかく怖い。
よく提督と鈴谷におちょくられてはキレて二人を逆さ吊りにする。
自室はぬいぐるみだらけなので部屋にはあまりいれたがらない。
可愛いもの好きはバレてないと思っている。
ぬいぐるみには名前もついてるがネーミングセンスはない。
現在名前だけ出ているのがシェリー、ココア、ガンジー、どぶろく、モジャ美
フジヤマ(故)、ゴールドオシャンティー(故)、ロッゴー


鈴谷
お調子者で重度のカレー好き。
イタズラもすごいするのでよく提督と一緒に摩耶を怒らせる。
たまに摩耶以外にイタズラして怒られることも。
夢はカレーの出る蛇口を手に入れること。
ゲームや漫画は好きなので提督のをたまに借りている。
佐世保鎮守府の熊野とは幼馴染。



5: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/12(水) 08:49:59.73 ID:+DS3ynLro


【呉鎮守府】


かなりキツい性格をした提督が嫌いな女将校。
士官学校では提督と同期でライバル関係であり、首席で卒業。
その時の恨みを今でも抱えている。
本人も無茶苦茶に強くその気になれば砲塔も素手で折ることができる。
学生時代のアダ名は呉リラ、歩く災害、ミリオン地雷原。
歓迎の訓練メニューが死ぬほどキツく金剛が4,5回吐くほど。
トレーニングでは那珂も同様に吐いている。



金剛
提督が好きな戦艦。加賀と同じで料理が壊滅的。
ストーカー気質な所があり、提督からは鬱陶しく思われている所がある。
呉の秘書艦だけあってリーダーであることはしっかり頭に入っているのが、
たまにそれっぽいことをするとみんなから別人なんじゃないかと疑われることがある。
実は本人の戦闘力は加賀とほぼ互角ぐらいはある。
改二になることができる。
あまりに怒られすぎて人格が崩壊し「控えよ」が口癖になったことがある。
加賀に何度も殴られて元に戻った。



扶桑
体力が全くといっていいほどない不幸戦艦の姉。
「結婚したい」が口癖になりつつある何かが残念でモテない残念女子。
助けられたことがきっかけで天龍のことを気にいる。
向こうが女子だとしても別に構わないらしい。
山城が天龍のことを好きで盗られると勘違いしている。
移動手段は山城が押すベビーカー。
綺麗な黒髪は椿のかほり(by山城)



6: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/12(水) 08:50:26.61 ID:+DS3ynLro


【呉鎮守府その2】

山城
扶桑にベッタリな重度のヤンデレ妹。
扶桑に近づこうとする奴を片っ端から排除していこうとする。
趣味が半田付け。
扶桑のお気に入りの天龍を狙うがいつも倒せない。
一度間違えて加賀に向かっていってボロクソにされた経験があり実は加賀のことが怖い。
同様に呉にもボロクソにされたことがある。
だいたい黒い瘴気を纏っている。


龍驤
不憫な扱いが目立つが意外としっかりもの。
横須賀の連中にはどうあがいてもピザ屋といじられまくる軽空母。
飛行甲板がどう見ても遊戯王のデュエルデュスク(使いやすいらしい)。
持ってる漫画は渋い。
ツッコミ体質なこともあって割りと苦労している。
どこがとは言わないが生えてない。



那珂
艦隊のアイドル(自称)
提督の下で建造されたが追い出され呉の所に厄介になってる。
かなりのお調子者でとにかくやかましい奴なので色んな奴から疎まれるが
別に悪い奴ではないのでみんなどこか憎めないでいる。
とうとう改二に変身することができるようになったが、
変身の仕方が分からないために未だになれずにいる。
怖いもの知らずのせいかよく呉に口答えしては怒られている。
CDデビューも決まり、今ではアイドル好きの人は知ってるレベル。



7: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/12(水) 08:50:59.36 ID:+DS3ynLro


【舞鶴鎮守府】

舞鶴
提督と呉の先輩。規格外の能力を持つ。
しかし野心はないために提督達よりは階級は低い。
のんびりした性格だが、この人も無茶苦茶強い。
自由奔放なところがあり周りを振り回すこともある。
提督よりも年上だが見た目が非常に幼い。通称ロリババア。


初雪
比叡から舞鶴の元に引き取られた駆逐艦。
引きこもりがちの引っ込み思案だが、真面目な性格。
舞鶴のことは姉や母のように慕う。
隼鷹に関しては困った仲間だという印象。


隼鷹
元ホームレスで舞鶴が拾ってきた。
酒飲みでだいたい酒を手にしている。
やる時はやるが口癖なのだが、
実際にやっていることは確認することはできない。
ホームレスの前はお嬢様だったらしい。
言葉の重みが違う。



8: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/12(水) 08:52:29.28 ID:+DS3ynLro


【佐世保鎮守府の面々】


佐世保
提督の一つ下にあたる後輩。
とても丁寧な物腰、だがホモ。
イケメンで何でも出来る、だがホモ。
仕事も完璧にこなす、だがホモ。
本人はただ尊敬しているだけだと思っている。



電の姉にあたる駆逐艦。
しっかりものだが見事なダメ男製造機。
佐世保LOVEだが、等の佐世保がアレなので本人は意外と苦労している。



熊野
神戸生まれのお洒落な貴婦人。
気品あふれるお嬢様系女子。
しかし、実態は腐女子。
提督と佐世保の妄想が日々止まらない。
鈴谷とは幼馴染。



9: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/12(水) 08:55:55.75 ID:+DS3ynLro


【その他】


赤城
かつて提督と部隊を組んでいた加賀のパートナー。
食いしん坊だが、加賀と同じくらいの戦闘能力を持っていた。
多くの兵士のために犠牲となり最期を迎えたはずだが、
なぜか亡霊として横須賀鎮守府に住み着くことになった。
亡霊のくせに資材含む食べ物は食べることができる。


戦艦棲姫
深海棲艦のトップ。
小さな子供の頃、海で提督と遊んだことがある。
姫のおかげで終戦になり平和が訪れた。
現在は不可侵の条約の元、海の向こうで暮らしている。


比叡
上層部のエリート戦艦。
忠犬のような性格だが、姉思いが行き過ぎたただのシスコン。
何かある度に「ヒェェー!」とひっくり返る。
そのオーバーリアクションが非常にうるさい。
下世話なことも平気で聞いてくるド変態。
改二になると闇遊戯みたいな喋り方になるらしい。
必殺技はハリケーンミキサー


北上
大井と共に横須賀で北上ラーメンを経営する一人。
北上とは軍人時代からの仲良しで親友として大好きではある。
提督や知人には何かとおまけもしちゃう気前の良さ。
北上ラーメンは最近そこそこ美味くなってきている。


大井
北上のために何かと奮闘するが空回り気味の北上ラーメン創設者。
店を勝手に作るなど外堀を埋めて北上を逃げられないようにした。
提督に対して何かと口悪く罵るが見ての通り嫌いではない。
日々、定番メニュー北上ラーメンに並ぶメニュー作りに励む。
マニアな常連客には大井の方が人気がある。




30: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 00:44:40.43 ID:IxPyc2pIo


番外編
☆風よりも早く☆


これはまたしても私と提督の話。
ということは相変わらず……無い。


今回の話も結局あれは一体……という話。



提督「オラァァァ!! てめえら! お縄につきねい!」



私が犯行グループを壊滅にまで追い込み、
一人ずつ気絶させたあと、楽しそうに犯人達を縄で縛る提督。
それを後ろで見守る私。



31: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 00:45:11.99 ID:IxPyc2pIo


まあだいたいこんな感じで横須賀近辺の平和は守っているのであった訳だったが、
提督の尋問は波乱を生むのだった。


提督「お前たちぃ~、一体何が目的なんだい~?」(注:にしおかすみこ風)

提督「そしてぇ~お前達を逮捕したのはどこのどいつだい~?」(注:にしおかすみこ風)

提督「あたしだよ!」

加賀「ほとんど私なんですが」

提督「で、君ら何? 犯罪者のゴロツキ共の中でも横須賀だけは
   取引場所にしちゃだめだってお母さんに習わなかったの?」

提督「ここは俺と加賀がいる限りそういうことはできない仕組みになっているのよ」


そうして一人の犯罪者が口を開いた。



32: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 00:45:58.36 ID:IxPyc2pIo


今回取り締まった犯罪組織は麻薬密輸の常習グループ。
何度も色々な場所で繰り返し行ってきた麻薬取引だったが、
どこからかその情報が漏れてしまい、逮捕に及んだそうだ。


「あんた達こそどこで俺達の情報を聞いたんだ」

提督「あぁ、優秀な後輩から情報を入れてね。
   近々こっちに来るかもしれないというんで」


提督「まあ来てみたらビンゴだったわけだ」


相変わらず謎の直感力。
まあ私からすればもう慣れてきたものだったけれど。



33: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 00:46:28.69 ID:IxPyc2pIo


加賀「ご苦労様でした。あとは上の方たちが引取に来るのを待つだけですね」

提督「そうだなぁ。あいつら遅いからなぁ」

提督「それにしても俺の目下で麻薬取引か……」


そう言いながら何の気無しに
コンテナに手をかけて1つこじ開けるのだった。


加賀「提督そういうことは……」


止める間もなく開けられたコンテナから勢いよく飛び出てきたのは
麻薬なんてものではなく、それよりももっと厄介なものだった。




34: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 00:46:56.96 ID:IxPyc2pIo


島風「ヲウっ!?」

提督「な、なんだ……こいつ」

加賀「薬じゃ……なかった」

提督「くっそ、やべえな。人身売買かよ」

島風「……じゃ、私はこれで」

提督「お、おう、お疲れさん。……じゃなくて!! おい! 待て!」


コンテナの中から飛び出てきた謎の生き物は提督の横をすり抜けて
そのまま飛び出していった。


提督「不味い、加賀! 追うぞ!」

加賀「はいっ」




35: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 00:47:34.72 ID:IxPyc2pIo


すばしっこいその生き物。あとで我々はそいつが島風という艦娘だと知るのだけど。
その時の島風はやはり捕まえるのに非常に苦労をしました。


提督「ハァッ……ハァッ。くっそー、全然捕まえられない」

加賀「提督、爆撃許可を」

提督「……少し手傷を追わせるぐらいでいいからな」

加賀「了解。この一航戦にお任せください」


という許可を頂いたので私は全力で爆撃した。
元より苛ついていたためにあまり細かい制御が効かなかったのです。
私も島風程度に乱されるとは……まだまだ精進が必要なようです。


島風「ヲウッ!?」


すっかり大破して動けなくなった島風の元に近寄る提督と私。




36: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 00:48:15.95 ID:IxPyc2pIo


提督「あの、加賀。大破してるじゃないですか。誰が治すんだよ」

島風「私のこと匿ってくれるの?」

提督「嫌だ。お前はすぐにでも上の連中に引き渡す」

島風「お願いっっ! 私のこと少しの時間だけでいいから匿って!」

提督「嫌だ」

島風「お願いしますっ!」


島風はすぐに私達に向かって土下座をするのだった。
しかしそれでも提督は。

提督「嫌だ。お前みたいな生意気そうな餓鬼は嫌いなんだ」


とまるで子供みたいな理由で断り始めたのだった。




37: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 00:49:01.71 ID:IxPyc2pIo


島風「えぇ~。いいでしょ~? お願い~。うっふ~ん♪」


そしてこちらも子供みたいなお色気攻撃を始めるのだった。
元々の格好がすでに露出の多めの格好だったために
履いている必要のあるんだかないのだかわからないスカートをめくってみせる。


提督「え、あぁ~。うーん、嫌……いやー? んん?」


そして情けなないことに揺らいでいる。
提督の脚を踵で踏みつける。



38: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 00:49:29.70 ID:IxPyc2pIo


加賀「匿うにしたってこの娘は重要な事件の参考人になりますよ」

島風「そこを何とか……私、身寄りがなくって」

提督「しょうがない。幸いまだこの事件に関わってるのは俺達とあの犯人くらいだ」

加賀「まさかこの娘の存在自体を事件から消すつもりですか?」

提督「だってそれ以外にないだろー?」

加賀「あとでボロが出ても知らないですよ。私は一応反対しておきますからね」

提督「ああ! 何それズルい! そうやってあとで
   バレた時に上のお叱りを回避するつもりだな!」




39: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 00:50:12.19 ID:IxPyc2pIo


加賀「嫌ならやめてください」

提督「……困ってるみたいだし、事情はどうであれ見逃す訳にもいかんだろう」

島風「ほんとに!? やったー!」

加賀「はあ……。では手配しておきますね」


こうして身元不明の艦娘を一人、引き取るのだった。
これが実のところの私達の横須賀鎮守府で初めての仲間だった。


このあと島風と私は先に鎮守府に帰り、島風は入渠。
私は島風を匿うための準備に取り掛かっていました。

また提督も事件の真相を有耶無耶にするために色々としてくれていたはず。




40: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 00:50:45.66 ID:IxPyc2pIo


数週間が過ぎて……。


島風「お外出たいーー!」

提督「だめ」

加賀「だめです」

島風「ふたりともひっどーい! 
   私が外に出ないと死んじゃう病気だったらどうするの!?」

提督「そりゃあ悲しんで墓くらいは作る」

加賀「そうですね。泣いてしまうかもしれません」

島風「絶対嘘なんですけど。マジ嘘の臭いしかしないんですけど」




41: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 00:51:22.62 ID:IxPyc2pIo


提督「なんでそんな外行きたいんだよ」

島風「だってみんな外歩いてるしー。私だって外行きたいよー」

提督「だめ」

島風「お願~い。うっふ~ん♪ チラッチラッ」

提督「ぐふふふ、しょうがないなぁ~」

加賀「馬鹿なんですかあなたは」


そんなこんなで島風のお願いを聞いて3人でピクニックに行くことに。
あまり人のいない広い公園まで遊びにきたのでした。




42: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 00:53:57.57 ID:IxPyc2pIo


島風「ひろーい! ねえねえ! 提督! あっちまで競争しようよ!」

提督「嫌だよ。だってお前早いんだもん。疲れるし無理」

島風「意気地なし! 雑魚! 童貞! 早漏!」

提督「どどど童貞ちゃうわ! 早漏も関係ねえし! 違うし!
   なんでお前とあっちまで競争なんかしなくちゃよーいドン!!」

島風「あぁぁあ!!ズルい!!」

加賀「二人共あまりはしゃぐと転んで怪我しますよ」


ちなみにこの競争、
提督はズルまでして先に走りだしたのに負けてました。




43: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 00:54:51.01 ID:IxPyc2pIo


提督「くっそー……ハァ、マジあいつ……あいつ何なん」

島風「提督遅かったんだ。遅漏くんだったんだー♪」

提督「あまり大人をからかうもんじゃ有りませんよ!
   ふっ、ならばこのバドミントンで勝負だ!」

島風「何それやる!」

提督「お前をコテンパンにしてやる!」

島風「ふふん、提督になんて負けないんだから!」

提督「ならば一点取られる事に服を一枚脱ぐのはどうだ」

加賀「如何わしいルールを追加しないでください。
    相手はまだ子供なんですから……」




44: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 00:55:22.88 ID:IxPyc2pIo


ひとしきり公園で遊んだあと、
3人でお昼ご飯にすることに。


加賀「あの私提督に何も用意しなくていいって言われたので
   何も持ってきてないんですが……」

提督「心配するな。俺がちゃんとこのサンドウィッチを持ってきている」

島風「おおーーー! 美味しそうーー! 食べていい!?」

提督「残さず食いな!」

島風「それにしても量多くない?」

提督「余ったら加賀が全部食うから大丈夫」

加賀「……。いただきます」



45: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 00:56:51.18 ID:IxPyc2pIo


島風「むっ、提督のくせに美味しい」

提督「くせにってなんだ。お前俺がこの幸せな時間を作ってるんだぞ。
   もし仮にこれが俺の作品じゃなかった場合……嫌なんでもない」

島風「もぐもぐもぐ。んッ!? けほっけほっ」

加賀「ほら焦って食べるから。お茶飲みなさい」

島風「ぷはーっ。助かった。ありがとう!」

加賀「いえ」



46: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 00:57:18.15 ID:IxPyc2pIo


島風「何かこうしていると本当の家族みたいだよねー」

提督「家族?」

島風「提督がーお父さんでー。私がお母さんでー、加賀さんが……わんこ?」

加賀「……そう。島風は偉いわね。言い直してみましょうか」

島風「何っ!? 頭の撫で撫でが強い! 痛い痛い!」

島風「嘘です! 加賀さんみたいなお母さんが良かったです!」

加賀「そう。ならいいけれど」



47: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 00:58:15.00 ID:IxPyc2pIo


私達の平和な時はゆっくりと流れる。


島風「提督ーー!」

加賀「今度は何を隠蔽して呼び出されたんですか」

提督「そんな理由で呼び出されたことは一度もないだろう」

島風「ねえ遊ぼうよー!」

提督「今日は上の厄介な連中の説教を受けたんでもう疲れたんだよ」

島風「ふふん、今日こそ提督をレインボーロードで10回は突き落とすんだから」

提督「じゃあ尚更嫌だよ。勝敗を決めるレースをしろよ」

加賀「……」


提督の様子がこの時が少しおかしい、と思ったものの。
私もまだまだ精進が足りないようで、なぜこの時見ぬくことが出来なかったのか。


しかし、それを見ぬいたとしても今回のこの件については何も
私達自信がどうすることも出来ない……そういう結末が待っているのだった。




48: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 00:58:47.83 ID:IxPyc2pIo


私達の平和な時間はゆっくりと流れていく。


島風「うっわー! エロ本見つけた!」

提督「おいおい、そんなものがこの清い鎮守府に置かれている訳が……あ」

加賀「なるほど。では提督。お聞きしますが指紋を調べて誰のものか調べますか?
   それとも一刻も早く焼き払いますか? 清い鎮守府のためにも」

島風「わわわっ、ねえなんでこのパンツヒモなの。えっろーい」


提督・加賀(お前が言うな)


提督「うむ、焼き払おう。我が清い城のためにも平和のためにも」

加賀「涙目なのは今回は問うことはしないとしますね」




49: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:00:54.14 ID:IxPyc2pIo


私達の平和な時間はゆっくりと流れていく。


島風「きゃーー!」

加賀「待ちなさい。まだ髪の毛乾かしてないでしょう」

島風「えへへ、ほらこうやって走ってれば風で乾くかもしれないよ!」

加賀「だったらまずは湯冷めする前に服を」

提督「何をどたどた騒いでいるんだお前たちは……あ」

島風「あ」



50: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:02:20.73 ID:IxPyc2pIo


加賀「……提督」

提督「……はい」

加賀「……いつまで見てるつもりですか」

提督「……目に焼き付けようと思って」

加賀「歯、くいしばって下さい」


提督は私に顔面を殴られその勢いで浴室の壁に突き刺さり10分ほど動きませんでした。





51: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:04:42.54 ID:IxPyc2pIo


私達の平和な時間は突然として終わりを告げた。
それは私達が平和に過ごしていたことで忘れていた事件のこと。


島風「ふああ~。もう眠いかも」

加賀「寝るなら布団に行ってください」

島風「おんぶ」

加賀「はあ。仕方ないですね」

提督「随分島風には甘いんだな」

加賀「そんなことはないですよ。これでも十分厳しくしつけているつもりです」



52: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:05:13.81 ID:IxPyc2pIo


提督「将来子供が出来たら親バカになるのが目に見えているな」

加賀「そうですか? 提督がもし欲しいというなら私も頑張りますが」

提督「……? 何を言ってるんだ?」

島風「おんぶー」

加賀「はいはい」


そう言って島風の前に中腰になった時。
私達の鎮守府の扉を叩く音が聞こえた。


ドンドンドンドン。



53: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:05:49.13 ID:IxPyc2pIo


提督「っ! 誰か来た。加賀、島風を奥に運べ」

加賀「はい」


私達はこの時、久しぶりに島風を拾ってきた子だということを思い出すのだった。
急いで私は島風をおぶり奥の寝室に運んでいった。


提督「誰だこの時間に」

舞鶴「やあ後輩くん」

提督「げぇっ。舞鶴先輩……。何ですか急にっていうかまだ扉開けてないんですけど」

舞鶴「細かいことは気にしない気にしない」

提督「……。今、お茶を淹れますね」



54: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:06:25.73 ID:IxPyc2pIo


舞鶴「ああ、気にしないでいいよ。すぐに終わるから。
   私は今回の件にはあまり口を出したくはなくってね」

提督「……?」

舞鶴「後輩くんが何を考えてどう行動しようが私自信は止めるつもりは何もない。
   と言いたいのだけども上の命令だしそういうわけにも行かなくて」

提督「何の話をしているんですか」


ここでようやく戻ってきた私も会話に参加するのだった。
私と舞鶴さんはここで初対面でした。
舞鶴さんの着ている制服を見たところすぐにわかったことは1つ。
軍の上層部の人間であること。




55: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:07:52.51 ID:IxPyc2pIo


加賀「上の方がこんな夜更けに一介の鎮守府にどうなさったんですか」

舞鶴「やあ、君が噂に聞く一航戦か。終戦時に惜しい相方を亡くしたね……」

加賀「はあ」


私は生返事をする。
しかし彼女の幼気な容姿(とても提督の先輩だとは思えない)からは
想像もつかないような鋭い眼光が私に突き刺さる。


舞鶴「ところで君は今……何をしていたのかな」


ギクリとした。
無意識に提督とアイコンタクトを取る。




56: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:09:06.88 ID:IxPyc2pIo


加賀「いえ、とくに何も。扉を叩く音が聞こえたのでこちらに」

舞鶴「そう。……ならいいんだ、別に」

提督「あの、要件は」

舞鶴「うん、じゃあ話をしようか。
   私が来たのは少し面倒なごとでね」

舞鶴「君達がこの横須賀で活躍しているのは知っている。
   十分に知っている。それは終戦時にも耳に入ったことだし」

舞鶴「君達の実力が呉よりも本当はすごいということくらい
   私にはわかっているつもりだよ」




57: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:11:14.00 ID:IxPyc2pIo


この時、提督は「……誰?」と言わんばかりの顔をしていたが
私はあえて突っ込まずにいた。


舞鶴「うーん、まどろっこしい言い方は私も好きじゃないな」

舞鶴「単刀直入に言おう。そのほうが早いからね」





舞鶴「君達、今犯罪者を匿っていないかい?」




提督「な……にを仰ってるんですか」


舞鶴さんの鋭い視線に提督は明らかに動揺をしている。
全く……嘘が下手な人。



58: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:13:21.69 ID:IxPyc2pIo


舞鶴「……以前、君らが解決した事件、
   捕まえた犯人の中に、麻薬取引の集団グループがいたことはなかったかい?」

提督「……はい。あります」

舞鶴「その後、犯行グループは捕まったのは6人」

加賀「確かそれくらいいました」

舞鶴「しかし、実際には犯行現場には7人いた」

提督「 !? 」

舞鶴「この情報は極秘裏ではあるが、我々上層部の決定と命令に基づき
    犯行グループのリーダーと思われる人物を拷問した結果割り出せたものだ」

提督「拷問って……何をやっているんですかあなた達は」




59: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:15:45.94 ID:IxPyc2pIo


舞鶴「今はそのことに対する問いは一切受け付けないよ。
   無論、外部に漏らせば君らも例え終戦の立役者だとしても
   何が起きるかは保証できないからね」

舞鶴「何でそんなことをしているのかと、まあ理由はちゃんとあるんだよ」

提督「理由……。それは話していただけるんですか?」

舞鶴「もちろん。理由は簡単だ。君らも知っているんだろう?」

舞鶴「あの犯行グループが取引しようとしていたものが、
   麻薬なんかではなく、兵器だったと」


……兵器?
島風は確かに艦娘ではあるけれど……。
何かニュアンスが違う。艦娘よりももっと一段階上の存在のような言い方をしている。



60: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:18:00.98 ID:IxPyc2pIo


提督「……」

舞鶴「彼らが奪取し、取引に使用していたのは
    新たに開発された艦娘とは全く別の人造人型戦闘兵器」


舞鶴「そのコードネームは”島風”」



提督の横顔に汗が見えた。
無論私も動揺している。
心臓がばくばくいっている。


舞鶴「彼らが取引して売り飛ばそうとしていたのは
    我々上層部の連中が秘密裏に作り上げた新しい兵器」




61: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:26:07.49 ID:IxPyc2pIo


舞鶴「そいつを外部に持ちだされてしまっては困るんだ」

舞鶴「我々に逆らおうとする自我をも持ってしまった失敗作」


舞鶴「……あれには”核”が搭載されている」


汗が止まらない。
私達が核兵器と楽しそうに遊んでいたという事実よりも
そんなものを今まで隠して開発していたのが
自分たちの上官だということに寒気を感じている。


提督は爆弾搭載してるとか人造人間16号じゃねえんだから、
と呑気なツッコミを冗談交じりに言っていたが
さすがに空気を読んだのかすぐに黙ってしまった。




62: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:27:25.69 ID:IxPyc2pIo


舞鶴「あれを実際に作ったのは戦中なんだよ」

舞鶴「君達が終戦に持ち込んでくれたおかげで……アレは必要ではなくなった」

舞鶴「謂わば、君達のせいであの子の存在意義はなくなったんだよ」

舞鶴「……だから拷問までして早く回収しなければならない」

提督「回収……」

舞鶴「うん。確かに君達の報告書は完璧に作られたものだった」


舞鶴さんは懐から提督が殴り書きした紙ペラ一枚の適当な報告書を取り出した。




63: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:28:51.39 ID:IxPyc2pIo


舞鶴「麻薬らしきものは見当たらず……なんたらかんたら」


誰かさんの字が汚くて読めなかったのだろう。


舞鶴「見当たる訳もないさ。彼らが取引していたのは島風なんだから」

舞鶴「ちなみに売り飛ばそうとしていたのは米国だが、
    もちろんそんなこと認める訳にもいかないだろう」

舞鶴「国の関係性が乱れるだけだからな。向こうは一切関与していないと言い張るばかり」

舞鶴「こちらとしてもその情報さえ外部に漏れなければ何も問題はないんだよ」

舞鶴「しかし私達も君達には謝らなくちゃいけないこともあるんだ」




64: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:29:29.68 ID:IxPyc2pIo


提督「何ですかそれは」

舞鶴「……犯人達があその港にいるという情報。
   聞いたのは佐世保だろう?」

提督「……はい」

舞鶴「彼に情報を流したのは私だ」

提督「……」

舞鶴「だけど安心してくれ。佐世保はこの件に関しては深い所まで知ってはいない」

舞鶴「あくまで私が個人的に噂程度に流した情報だったのだが、
    ものの見事に流れていてくれて安心したよ」



65: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:33:08.76 ID:IxPyc2pIo


舞鶴「島風を取引しようとするグループが
   現れる可能性があったのは横須賀近辺だけではなく、
   佐世保の方の近辺にもあったんだ」

舞鶴「つまり、当たりくじを引いたどちらかが今回の事件に関わりを持つ羽目になる」

舞鶴「島風を君か佐世保のどちらかが手に入れ、
   私達上層部に引き渡すか、私達が引き取りに行くか」

舞鶴「いずれにしろ我々は島風が回収できればよかったんだ」

舞鶴「そのために君達を利用させてもらった。そのことはすまないと思っているよ」

舞鶴「面倒事に巻き込んでしまったね」

提督「……全部先輩の手の中だったってことですか」




66: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:34:34.60 ID:IxPyc2pIo


舞鶴「まあ……そうなるね。本当はこんなやり方はしたくはないんだけど。
    仕方ないだろう? 上の連中の決め事なんだから」

提督「……納得はできないですけど」

舞鶴「君が納得できるかできないは私達上の人間は知らないけれど。
    さて、ようやく本題に戻ってきた」

舞鶴「今すぐ引き渡してくれないか」

提督「先に聞きますが、回収してどうするつもりなんですか」

舞鶴「さっきも言ったけど失敗なんだ。残された道は1つ。


舞鶴「解体するしかない」



提督「だったら答えは決まっています。
    俺達は島風なんて知らない。
    ここにはそいつはいない。何の話だかさっぱり分からない」




67: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:35:45.23 ID:IxPyc2pIo


舞鶴「あくまで隠蔽するつもりか」

提督「だから何の話か分かりませんね」


舞鶴さんは腰掛けていたソファからゆっくり立ち上がる。
提督もその動きに合わせて座ったままではあるが臨戦態勢に入っていた。


舞鶴「その軍刀を抜き給え。なるべくならこういう手段は取りたくはなかったのだが」

提督「……あなたこそ軍刀持ってきておいて話し合いだけで終わると思ってなかったんじゃ?」

加賀「提督」


提督が軍刀に手をかける前に私はサッと二人の間に入る。



68: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:37:06.71 ID:IxPyc2pIo


舞鶴「どきなさい。一航戦。命令違反につき厳重注意では済まされないよ」

加賀「提督を護るのは私の使命です。
   提督の前で如何なる人であろうと武器を構える行為を私は良しとはしません」

舞鶴「一度そうやって呉にも同じ目をされて歯向かわれたことがあったが……」

加賀「……」

舞鶴「ははは、自慢じゃないが、私はあの呉に土下座で詫びをさせたことがある」


誰だかは分かっていないけどご愁傷様ですと言わんばかりに
顔を青くする提督だった。本当にご愁傷様です、色々と。




69: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:38:18.36 ID:IxPyc2pIo


舞鶴「さて、退く意思が見られない以上、やむを得ない」

舞鶴「先に言うが恨まないでくれよ?」

舞鶴「私は上の命令で動いてるだけなんだから」


私と舞鶴さんの間には重い空気が流れる。
そんな中。


提督「加賀、プランαを発動する」

舞鶴「は?」

加賀「え?」




70: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:39:23.34 ID:IxPyc2pIo


そして次の瞬間には提督の座っていた椅子から物凄い勢いで煙が噴射された。
このうちに島風を連れて脱出をしろということでしょうか。


舞鶴「あああ! コラー! 煙幕とか反則だぞ後輩くん!!」

提督「行くぞ加賀!」

加賀「行くってどこへですか」

提督「とにかく島風を連れてここから出るぞ!」

加賀「そんなことをすれば提督の地位が危うく……」

提督「地位なんかどうでもいい! 今はあいつの……」


そう言って私と提督が島風が寝ているだろう部屋に突撃した時には
すでに島風は舞鶴の部下だと思われる黒尽くめの特殊部隊が連れ去ろうとしていた。
島風は寝ているというより気絶している様子でぐったりしていた。




71: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:40:26.49 ID:IxPyc2pIo


提督「加賀ァ!」

加賀「はっ」



私はまず島風を抱きかかえている部隊員を一人殴り飛ばし、
島風を提督に預ける。提督は島風を抱き寄せ部屋の隅に移動。


次々と襲いかかる特殊部隊を相手に私は次々と薙ぎ払っていく。


提督「構わん、加賀。全機発艦!!」

加賀「了解。彩雲、周囲の索敵。彗星、烈風、天山、一人残らず蹴散らしなさい」


次々に特殊部隊をブチのめしていく艦載機。
やはり素手で戦うよりもこちらのほうがいい。


しかし私はよくても提督は……。
振り返ると舞鶴さんと本気の斬り合いをしていた。




73: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:43:10.07 ID:IxPyc2pIo


舞鶴「これで……上官に逆らったことにもなるね」

提督「この俺の城で先に剣を抜いたのはあなたですよ」


提督は既に何箇所も斬られた痕があり血が出ているが
それでも舞鶴さんに立ち向かっている。


後ろの島風を気にしているのか、その場からは一歩も退かず。


舞鶴「まだまだ甘いなぁ。所詮は運だけどの実力ってことかい?」


舞鶴さんは剣を振った提督のちょうど手首のあたりを
片手で掴み剣の動きをあっさり封じた。
そして、提督の横っ面を反対の手で殴り飛ばした。


提督は吹っ飛び、鎮守府の壁を突き抜け鎮守府の外まで吹っ飛んでいった。




74: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:44:54.22 ID:IxPyc2pIo


加賀「提督っっ!!」

舞鶴「追いたいならあとを追うといいよ」


提督の行方を心配したその一瞬の判断ミスの隙をつかれた。


私は舞鶴さんの蹴りをまともに受け、
外の提督が倒れている近くまで地面を転がった。


壊れた壁からは島風を担いだ舞鶴さんが出てきて動けなくなった私達の前に立つ。




75: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:45:25.12 ID:IxPyc2pIo


舞鶴「島風は解体する。これは決定事項だ」

舞鶴「本当は分かっていたんだろう?」

舞鶴「いつかこうなることくらい」

舞鶴「君は一度上に呼び出された時にそんなような
   話をされていたはずだが? 加賀には何も相談しなかったのか?」

舞鶴「どうしてこんなことになるまで、そんな感情移入してしまったんだ」

舞鶴「……私だって後輩にそんな悲しい思いをさせるのは嫌だ」

舞鶴「君が望むように私も平和な日常を望んでいる」

舞鶴「だけど、こいつはそれを脅かすものなんだ」

舞鶴「それは分かるな?」


提督「……」



76: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:46:43.68 ID:IxPyc2pIo


提督はよろよろとした身体でもなお、舞鶴さんに向かったかと思いきや、
提督は地面に頭を付けてお願いしたのだった。


提督「お願いします。彼女を解体しないでください」

提督「そいつは生意気だけど、本当に優しくて良い奴なんです」

提督「そいつは何も悪くないんだ。そいつの面倒は俺が見ます」

提督「だからどうか彼女の解体処分だけは……やめてください」


舞鶴「良い奴だろうが優しい奴だろうが知ったことではないよ。
    彼女の解体処分は決定している……」

舞鶴「後輩くんに預けるという方針。それは悪くはないかもしれない。
    だがだめだ。君はこの私が来るまでの間に現実から目を背けることしかしなかった」




77: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:47:15.03 ID:IxPyc2pIo


舞鶴「それが敗因だろう」

舞鶴「君が演じた平和の水面下は……深く濁っていた」

提督「……何でも出来る舞鶴さんにお願いがあります」

舞鶴「……」

提督「彼女の核だけを取り除くことはできないでしょうか」

舞鶴「……」

舞鶴「……」

舞鶴「無理だ」



78: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:47:48.52 ID:IxPyc2pIo


舞鶴「1つ教えておいてやろう。いいか。
   彼女の解体処分は今から約5日後」

舞鶴「大本営の特殊施設の地下で行われる」

舞鶴「時刻はヒトサンマルマル時」


舞鶴「今回の君達は反省して次に活かせるべきことが増えたようだな」

舞鶴「よく考えて行動するんだ。いいね?」


そう言って私と提督の前から島風を抱えて舞鶴さんは去っていった。




79: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:48:42.96 ID:IxPyc2pIo


提督「くそ……待て」

加賀「提督……その体では無理です。私ももう動けませんし」

提督「だからなんだ。あいつを解体するなんて絶対に許さん」

加賀「ですが、核がある以上、本当に平和なのはどれか、
    選択肢を見誤ってはいけません。もっと慎重に考えるべきです」

提督「慎重になんて考えていられるものか。ふざけるな。
    俺はあいつの気持ちを何一つも聞いていないのに
    それを黙って見過ごすのか……」

提督「邪魔する奴がいるならばその場で一人残らず

加賀「殺すんですか?」

提督「そうだ」


私は力を振り絞り立ち上がり提督の前に立ちはだかる。




80: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:50:01.06 ID:IxPyc2pIo


加賀「なら尚更行かせられません」

加賀「あなたがもたらした平和で……
    その代償なら他にも見てきたはずです」

加賀「それなのに次はあなた自信が平和を脅かす存在になってどうするんです!!」

加賀「そんなこと……私は認めない。
    あの日、死んだ赤城さんに誓ったんです」

加賀「必ず平和のもとであなたを守ってみせることを」

加賀「多くの平和を脅かす存在になるのか。
    たった一人の犠牲でこの平和を維持するのか」

加賀「その天秤の答えはもうとっくに出ているはずです」

加賀「もしあなたが平和を脅かす存在になることをここで許せば、
    私は赤城さんに顔向けできません……」

加賀「お願いです。もう一度考えなおして下さい。
    私も考えますから、まだ何かあるはずです」


提督「……すまん。少し考える時間をくれ」




82: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:50:44.24 ID:IxPyc2pIo


その後、提督は手当の時以外は口を聞いてくれませんでした。
その期間が私にとってどれほど辛い期間だったか。
傷ついたのは提督だけではない……のに。

まあそれは今となってはどうでもいい。


5日が過ぎた朝。
まだ提督の傷も癒えない頃。


提督「何してるんだ。早く準備しろよ」

加賀「……はい?」

提督「取り戻しに行くぞ」

加賀「……提督本気で言っているんですか」



83: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:51:35.07 ID:IxPyc2pIo


提督の意見には私も全面的に同意していたので
私もフル装備で乗り込むことに。


向かうは大本営。


加賀「いざ目的地に来てみたものの何か作戦はあるんですか」

提督「もちろんある。この数日間俺が何もしていないわけがないだろう」

加賀「はあ」

提督「というわけでこれをかぶりたまえ」


そう言って渡してきたものは目出し帽。
……。どうやら本気で乗り込むつもりでいるらしい。





84: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:52:10.59 ID:IxPyc2pIo


提督「作戦概要は非常にシンプルで簡単。
   見つからずに島風を取り戻せ」

加賀「了解」


こうして私と提督はこそこそと動き、
本来、真っ直ぐ行けば5分もかからない場所に30分以上もかけて
ゆっくり慎重に移動したのだった。


途中、提督のせいで見つかりそうになったり
提督のせいで見つかりそうになったり
提督のせいで見つかりそうになったりはしたけれど。


提督「島風、おい。島風……!」


島風が収容されている扉は重く厳重になっているようではあるが、
私が事前に覚えてきた施錠技術をもってすれば開けるのは容易いこと。

中にいた島風はがっくりとうなだれていた。




85: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:54:04.09 ID:IxPyc2pIo


島風が私達を見ると絶望の淵に立たされたかのような顔をした。
この時30分以上も常に目出し帽を装着していたせいで
すっかり目出し帽のことを忘れていたのだった。

島風からしたら突然目出し帽の二人組が声なんかかけてくるはずない場所から
現れたというある意味恐怖でしかない状況だった。



加賀「助けに来ましたよ」

島風「もしかして提督と加賀さん……?」

提督「ああ、こっから逃げるぞ。ついてこい。静かにだぞ」

島風「!」


島風の顔は明るくなり無言で何度も頷いた。




86: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:54:39.02 ID:IxPyc2pIo


しかし、逃がしたことはすぐにバレて、大本営中に警報が響き渡る。
元来た道を急いで戻っていき、もうすぐ外に出るといったところで……。


舞鶴「待っていたよ。遅いじゃないか」

提督「出やがったな……」

舞鶴「失礼だなぁ。これでも私は君達のためを思ってやったんだけどなぁ」


私達は身構えたが、舞鶴さんがきたのは
私達をとめるためではなかった。





87: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:55:53.66 ID:IxPyc2pIo


舞鶴「この住所に逃がし屋を手配している」

提督「は?」

舞鶴「急いで。全く、なんでもできるお姉さんを頼りすぎだよ君は」

提督「舞鶴さん……」


舞鶴さんのその言葉は私達はあとで理解する羽目になる。
本当にこの人は何から何まで……。


そんな舞鶴さんに話を聞こうなど悠長な時間はなく
どこからともなく色んな人間がこちらに向かって走ってくる。




88: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:57:45.02 ID:IxPyc2pIo


提督は舞鶴さんの思惑をその時全て悟ったようだった。
そして数秒だけ立ち止まると
覚悟を決めたように顔を上げて舞鶴さんにお礼を言った。


提督「ありがとうございます……」

舞鶴「急いで。ここはお姉さんに任せなさい」

加賀「そんなことをすればあなたは……」

舞鶴「何心配ない。なんでも出来るからね、私は」

提督「無茶しやがって……」

舞鶴「可愛い後輩くんが土下座までしてんだからね。当たり前さ」


こうして俺達は舞鶴さんの足止めのおかげで上手く逃げることができた。




89: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:58:27.59 ID:IxPyc2pIo


島風「ね、ねえ! 逃がし屋って何のこと……!?」

島風「私提督とまた一緒にいれるんじゃないの!?」

提督「……」

提督「もういれない」

島風「なんで!?」

提督「……。その理由はお前がとっくに知っているはずだ」

島風「……」

提督「いいか。この荷物を持って遠くに逃げなさい」

島風「やだ!! 私提督といたい」




90: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 01:59:24.56 ID:IxPyc2pIo


提督「わがままを言うな!」

島風「なんで……提督は一緒にいたくないの!?」

提督「……」

提督「……」

提督「ああ、そうだ!!」

島風「えっ」



提督は島風に背を向けると強くそう言い放ちました。




91: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 02:01:30.86 ID:IxPyc2pIo


提督「お前といると……うるさいし邪魔だし仕事は手に付かないし
   面倒ばっかりかけるし心配ばっかりさせるし……」

提督「まったく……うんざりなんだよ……」

提督「早く行け。俺はもうお前に会うことはない」

島風「そんな……ねえ!! ぐ、グレてやる!」

提督「……勝手にしろ。早く行け!!」


加賀「提督。本当にそれで、その別れ方でよろしいんですね」


私は提督にだけ聞こえるようにそう呟く。
提督はいまにも泣き出しそうなくらい辛そうにしていた。
私がこうやって押してあげないとまともに動けない情けない提督。


だけど提督の気持ちを全て読み取った上で先に動いたのは島風だった。
島風はあっという間に背を向ける提督に抱きついた。



92: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 02:02:22.15 ID:IxPyc2pIo


提督「島風……」

島風「……」

提督「これしかなかったんだ。
   お前を俺の元に置いておけば狙われる」

提督「だが、放っておけばお前は解体される」

提督「だったら解体もされない場所まで逃せばいい」

提督「一緒にはついていくことはできない。
    その代わり……俺の元にあったありったけの資材を積みこんである」




93: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 02:03:44.22 ID:IxPyc2pIo


提督「力なき俺を許せ……」

提督「……許してくれ」

島風「うん。ありがとう」

島風「提督、私のこと……好き?」

提督「……嫌いなわけ……ないだろ」


提督は静かに泣いていた。
島風はそれだけ聞くとすぐに逃がし屋の車に乗り込んでいった。




94: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 02:06:33.28 ID:IxPyc2pIo


窓から顔を出した島風は


島風「私強くなる。もっともっと。
   新しい仲間も見つけて……一生懸命生き抜いてみせるから!!」

島風「提督!! 加賀さん!! 大好きだよ!!」


そう叫んで車ごと夜の闇に消えていった。


こうして私と提督と島風が過ごした期間はあっという間に終わったのだった。
それから彼女とは会えていない。
彼女が未だに生きているのかも分からない。

どこかで野垂れ死んだのか、それとも元気にしているのか。
無責任にも放り出した私達はいつだって彼女の心配をしている。

島風の噂が何よりも早く届くことを祈っていながら。



96: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 02:14:40.85 ID:IxPyc2pIo


今回の後日談。



島風を逃がすのに加担した舞鶴さんは左遷。
そして現在の、鎮守府に勤務する身となっていた。


恐るべきは彼女のやった功績。
あのあと、もう一度舞鶴さんにあった時、衝撃の事実を聞かされた。


舞鶴「君達が無茶苦茶を言うおかげで私は挑戦したくなったんだ。
    だからあの島風からは核を取り除いておいた」


提督「なんで説明しないんですか!?」

舞鶴「そんなこと言ったって結局は解体される運命だったと思うよ。
    あの上層部じゃ一応念のためにとかって理由で解体しかねない」

提督「……俺達と島風の感動の別れは一体」

舞鶴「ははは、いいじゃないか。たまには心を動かされるのはいいことだと思うよ?」

提督「はあ……」


結局のところこの人は敵、なんかではなく、
ただの後輩思いのなんでもできるすごい先輩だったのだ。




98: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 02:17:40.69 ID:IxPyc2pIo



舞鶴「ああ、それとこれ」


そう見せてきたのはどこぞの地方の新聞紙。
開かれた新聞の記事に買う書かれていた。

”ぜかまし団と名乗る露出狂集団が〇〇城、城壁に落書き”


記事の写真にはサングラスをつけた島風がカメラの目の前にダブルピースで写り込んでいて
その後ろの壁にはスプレーか何かで書いたであろう”ぜかまし参上!”の文字が。


提督「……あいつグレたのかよ」

加賀「ぜかまし団は全員で4人。リーダーの島風。それに付き添うレン、ソー、ホウ……」

提督「まあ元気にやってんなら別にいいか」



101: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 02:20:31.17 ID:IxPyc2pIo



お疲れ様です。
以上で番外編は終了です。
今回誤字脱字多いしもっと丁寧に書けばよかったですね。反省。


明日から通常通りでいきます。



108: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 07:14:29.67 ID:1A1ZZYMEo


☆催促☆


愛宕「提督はもうホワイトデーのお返しは買ったの?」

提督「あー、まだだわ。催促?」

愛宕「まあ欲しくないと言ったら嘘になるけど、
    でも私以外のところで暴動が起きそうだからちゃんと買うのよ?」

提督「え、まじかよ」

愛宕「あと自分から渡しに行くのよ? わかった?」

提督「そ、それは必要なのか?」

愛宕「必要なの!」



118: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 15:43:32.95 ID:1A1ZZYMEo


☆お菓子会社の陰謀☆


舞鶴「え? ホワイトデーにあげるものをみんなで作りたい?」

初雪「……だめ、かな?」

舞鶴「いいと思うけど、誰にあげるの?」

初雪「……内緒」

隼鷹「何? チョコ作るの? チョコならチョコレートボンボンみたいなのがいいなぁ」

初雪「……普通のクッキー作るんだけど」



123: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 17:19:51.74 ID:1A1ZZYMEo


☆ツン:デレ=9:1☆


那珂「那珂ちゃんも電波系アイドルとかになろうかな」

呉「……頼むからこれ以上うざったくなるのは勘弁してくれ」

那珂「そんな如何にも私はあなたのこと鬱陶しく思ってます
    みたいな言い方しても本当は那珂ちゃんのこと好きなの知ってるんだからね」

呉「あー、はいはい。そうだね」

那珂「那珂ちゃんが出るテレビは予約するのに?」

呉「あれはあんたが軍の機密情報なんかを喋ってないかをチェックするのにしてるのよ」



124: 不定期、投下量も不明なので一応sage進行です 2014/03/13(木) 17:27:50.18 ID:1A1ZZYMEo


☆呉はホンマはええ奴なんやでbyRJ☆


金剛「談話室で那珂が出てる番組をわざと見てるのは
    きっと呉が自分からチャンネル変えたりとかできないからデス」

金剛「だから私が見たい振りをして本当は私が呉に見せてあげてるネ」

呉「そ、そうなんだ……。というか、なんて余計な気遣いを……」

那珂「んふふふ」

金剛「だって呉、那珂の番組の時必死に
    本読んだりしてる振りしてるのに1ページも進んでな痛い痛い痛い!!」

呉「それ以上余計なことを喋るんじゃない!!!」



143: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/13(木) 22:24:16.54 ID:1A1ZZYMEo


☆ため息☆


愛宕「それで本当のところはどうなの?」

加賀「何がですか?」

愛宕「ホワイトデーよホワイトデー」

加賀「はあ。そういえばそうでしたね」

愛宕「んもう。そういうの本当に無頓着よね」

愛宕「で? で? 本当は期待してるんじゃないの?」

加賀「……期待。……はあ」

愛宕「ため息!?」



144: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/14(金) 02:29:56.04 ID:1uETK0L6o


☆待機列☆


熊野「さ、佐世保おおおお!!」

佐世保「どうしたんですか?」

熊野「どうしたのこうしたもないですわ!
    鎮守府の外に大量の女の子が列を作ってますの!!」

雷「ああ、それホワイトデーのプレゼント渡すのに並んでる人よ?」

熊野「そ、そうなんですの!?」

佐世保「一番早い人は一昨日くらいからいましたよ」

熊野「……それ食べ物でしたらもうだめんじゃないんですの?」



145: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/14(金) 02:32:44.35 ID:1uETK0L6o


☆平然を装って☆


熊野「一昨日からだなんて全然気が付きませんでしたわ……」

佐世保「僕も前を通る度に注意をするんですけど……」

佐世保「どうしても一番に渡すって聞いてくれなくて」

熊野「話したんならそこで渡せばいいのに……」

佐世保「そうも言ったんですが、それじゃあ意味がないって」

熊野「なんというか理解しがたい世界ですわね」




熊野(もし列に男性がいたらどうしましょう……!!!)



146: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/14(金) 02:38:22.36 ID:1uETK0L6o


☆徹夜組達の死闘☆


雷「まあ、一番は私が渡すんだけどね! ふふん、秘書艦の特権よ!」

熊野「わあ、それはなんというかズルじゃないんですの?」

佐世保「うーん、そうですね。雷はさっき作ってましたし、
      やはり一昨日からいる方には失礼ですよね」

雷「何でさっき作ったって知ってるのよ! もう~!」

佐世保「雷、酷なことを言うようですが……やはり」

雷「うぅ……佐世保の馬鹿ー!」ダッ

熊野「ちょ、どこ行くんですの!?」

雷「待機列!!!」



149: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/14(金) 07:43:02.33 ID:LftqaxQOo


☆ハッピーホワイトデー☆


提督「えー、本日はー、ホワイトデーではありますがー」

提督「そのお返しとして……焼き肉パーティーを開催しますー」

提督「今回につきましてー、バレンタインにー、
    俺にー、くれた者のみ会費は免除とされますー」

提督「張り切ってお腹を空かせるようにー」



愛宕「……何今の館内放送」

加賀「朝から騒々しいと思ったけれど、気分が高揚してきましたね」

愛宕(焼き肉に目が眩んで個別に
    プレゼント受け取りたいという欲求を忘れてる……)



150: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/14(金) 07:47:13.95 ID:LftqaxQOo


☆愛に深さなど無い☆


鈴谷「ちょっとー! 提督ーー!」

提督「何だよ、うるさいなあ」

鈴谷「焼き肉パーティーって何さ!
    そんなことならあたしだって提督にあげてたよ!?」

提督「つまり君の俺に対する愛はその程度ってことさ。
    俺はこんなにもお前たちのことを愛しているというのに……」

鈴谷「うわぁ」

提督「露骨に嫌そうな顔をするんじゃないよ」



151: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/14(金) 07:50:59.40 ID:LftqaxQOo


☆YesカレーNo焼き肉☆


鈴谷「あとね!! どうしてカレーじゃなくて焼き肉なの?」

鈴谷「あたしはそこに対して激おこなんだよ!? 分かる?」

提督「いや分かんねえよ」

鈴谷「……ふぅーん、そうなんだ。ふぅーん、じゃあもういいよ。
    他の鎮守府の娘も呼んじゃうから」

提督「……なんかみんな自力で情報得て普通に来そうだな」

鈴谷「だね」



170: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/14(金) 23:38:26.00 ID:RTOSlgvmo


☆ロングスピーチ☆


加賀「提督、パーティー開始の挨拶をお願いします」

提督「えー、今日はお日柄もよく絶好の焼き肉日和でございます」

摩耶「早く食わせろー!」

天龍「引っ込め引っ込めー!」

鈴谷「カレーカレー!」

愛宕「……最後のは何のやじなの?」



171: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/14(金) 23:53:45.31 ID:RTOSlgvmo


☆食と戦☆


電「し、司令官さん、加賀お姉ちゃんが食べる手を止めませんが……いいんですか?」

提督「いいのいいの放っておきなさい」

電「赤城さんと食べ比べを始めました」

提督「それは止めなさい」



173: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/15(土) 00:06:45.50 ID:1nEqrobno


☆安売り大量購入☆


赤城「もぐもぐもぐ、参加費ならほら、あそこの人たちも払ってないですよ?」

呉「ほら、今日は私の奢りで提督の奢りよ」

提督「おいおいおいおい何してんの君ら。しかも何意味不明な理論ぶっ立ててるの?
    俺が奢りをするという行為はお前の奢りの中になんで含まれてんの?」

扶桑「お肉……食べたくて」

山城「姉様がこう言ってるんだから別に来たっていいじゃない。けち臭いわね!」

扶桑「でもこれ安いお肉で……噛んでたら顎疲れてきちゃった」

提督「もう帰れよ!!」



174: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/15(土) 00:09:34.83 ID:1nEqrobno


☆こっちも☆


隼鷹「んふふ、やっぱりビールが合うね!」

舞鶴「ね!」

提督「ね、じゃなくて!! 何してんすかホント」

舞鶴「焼き肉?」

提督「参加費」

舞鶴「美味しいよ!」

提督「参加費ぃぃぃいいい!!」



176: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/15(土) 00:14:29.77 ID:1nEqrobno


☆これぞカオス☆


那珂「うわっ、ちょっと誰ー! 焼き肉のタレにカレー混ぜたの!!」

北上「ちわーっす。出前届けに来たよー?」

摩耶「誰だよ頼んだの!」

赤城「はいはいはい!」

雷「はい、佐世保。あーん」

佐世保「あ、ちょっとま、まだ会費を、もぐもぐもぐ」

天龍「待て、俺はまだ扶桑に何もして、まだっていうか……山城そのパイプ椅子降ろせって」

初雪「……提督、桃鉄やろうよ」

提督「参加費ぃぃいいいい!!」



179: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/15(土) 00:22:45.70 ID:1nEqrobno


☆※この光景は最終回ではありません☆


龍驤「誰やさっきからうちの胸に肉置く奴!!しばくぞ!!」

佐世保「雷、先に会費を払ってこなくんぐぅ! もぐもぐもぐ」

隼鷹「んひゅふふふ、お姉ちゃんいい乳してるのう~」

愛宕「やだこの酔っぱらい! やーん! 誰かー!」

熊野「誰ですの、ここでわたパチ焼いてるの!」

加賀「それは私の育てたお肉ですよ!」

呉「焼き肉って戦争なのよ? 知らないの?」

摩耶「や、やべえ! 提督が赤字決定を覚悟した瞬間に幼児退行した!」

提督「ばぶうううううう!!(参加費ぃぃぃいいい!!)」




180: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/15(土) 00:41:29.91 ID:1nEqrobno


☆だってパーティ終わらない☆


比叡改二「トラップカードオープン! 残念だが、そのタレは姉様のオリジナルだぜ!」

天龍「す、鈴谷!? 鈴谷が何か食わされて倒れたぞ!!」

山城「姉様! 噛みきれないんですか? ほら、私の手にペッて出していいですから!!」

島風「ちくわ大明神」

那珂「那珂ちゃん、歌いまーっす!」

舞鶴「これって何のパーティなの? もぐもぐもぐ」

摩耶「誰だ今の……?」

金剛「テートク! お肉焼けましたよー!」

初雪「……それ下の炭」

提督「どの死に方が一番楽なんだ」



186: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/15(土) 10:20:51.99 ID:FAe6haxNo


☆なんとか帰宅した


金剛「テートク~~! むっっちゅぅぅ~」

呉「さっさと起きろ……」

金剛「ハッ! 呉? なんで私のベッドに」

呉「違う。よく見ろ。昨日騒いで混乱に乗じてあの馬鹿のベッドに忍び込んで
   そのまんま熟睡してるのを私が運んだんだよ」

金剛「じゃあここは横須賀じゃないデス!?」

呉「そう」

金剛「……でなんで呉は私のベッドにいるです」

呉「あんたが寝ぼけて入ってきたんだろうが」



187: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/15(土) 10:23:40.32 ID:FAe6haxNo


☆食い過ぎ注意☆


加賀「……」

愛宕「顔色悪いけど大丈夫?」

加賀「……胃もたれです」

愛宕「しょうがないわねえ」

提督「……」

天龍「顔色悪いけど……大丈夫、なわけないか」



196: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/15(土) 16:01:07.16 ID:FAe6haxNo


☆正体不明☆


電「ルンバが普通の動きしかしなくなって
  歩いてでも追いかけられるのです」

愛宕「……えっと、何か不満なの?」

電「前のルンバには得体の知れないロマンがあったのです」

愛宕「確かに結局招待は得体の知れないものだったけど」



197: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/15(土) 16:03:40.44 ID:FAe6haxNo


☆テイクアウト☆


初雪「……何食べてるの?」

隼鷹「昨日の奴タッパーに入れて持って帰ってきたからさー」

初雪「……お腹壊しても知らないよ」

隼鷹「大丈夫大丈夫、焼いてあるから!」

初雪「……貧乏性を通り越して泥棒になってる」



207: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/16(日) 00:16:33.96 ID:j6aBCch0o


☆懺悔☆


提督「ああ、そうだよ」

提督「俺はあのパーティで会費を集めることで
    黒字になり、そしてそのまま俺のポケットマネーにするつもりだった」

提督「プレゼントするつもりが逆に俺がプレゼントされる側になるという……」

提督「そしてそのポケットマネーはゲームや漫画に使おうと……」

提督「ああ、そうさ。俺は汚い大人さ」


北上「懺悔室じゃないんだよね、うち。ほら、ミニラーメン作ったから食べなよ」

提督「……おごり?」

大井「ツケに決まってんじゃない。馬鹿なの?」    



213: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/16(日) 00:56:09.14 ID:j6aBCch0o


☆お代☆


提督「え、あの……ツケても払える目処はないんだけど」

大井「あ? 舐めてんの?」

提督「いや君らが勝手に出したんじゃん……。分かったよ。身体で払えばいいんだろ?」

北上「わー。 提督、筋肉すごいねー」

大井「何脱いでんのよ!! 馬鹿ァァ!!」バッシャァ

提督「ぎゃああああ!!熱いぃぃぃ!!」



215: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/16(日) 01:32:56.89 ID:j6aBCch0o


☆そして伝説へ☆


加賀「おかえりなさい提督。あの予算の件で相談が……なんで上裸なんですか」

提督「ハァハァ、あの野郎……大鍋持ってスープぶちまけながら追いかけてきやがって」

愛宕「何したらそうなるのよ」

天龍「うわっ、なんでそんな北上ん所のラーメンの臭いすんだ」

鈴谷「香水でも販売したんじゃない?」

摩耶「すげえいらねえわ」


※ちなみにこの時の出来事がマニアの間で伝説として広まり
  またしても北上ラーメンは無駄に繁盛するのだった。





225: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/16(日) 11:37:44.26 ID:TsEIuU0eo


☆たまに見かける☆


電「着物の女の人がいっぱいいるのです」

愛宕「そういえば卒業式のシーズンなんじゃないかしら?」

提督「卒業式か……。あまり思い出したくないな」

愛宕「どうして?」

提督「壇上で呉に追い掛け回された。本当に殺されかけた」

愛宕「……提督のことだしまた何かしたんでしょ?」

提督「なんかしたっけ?」

愛宕「たぶんそういう所だと思う」



228: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/16(日) 12:43:43.15 ID:TsEIuU0eo


☆腐った部分は取り除けば美味しくいただけますよ☆


熊野「起きなさい鈴谷! なんて汚い部屋なんですの!」

鈴谷「なんで熊野がここにいる訳」

熊野「摩耶さんに電話で聞いたんですわ。鈴谷の様子はどうですの?って」

摩耶「ああ、電話が来たよ。夜中の2時にな」

鈴谷(うわぁ、摩耶すごい怒ってるよ)

熊野「ほらお掃除しますわ。幼馴染がだらしない所を見せてばかりいると
    わたくしの品位まで疑われてしまいますの」

摩耶「ああ、もう疑いは確証に変わってるよ。昨日の夜中の2時の時点でな」



233: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/16(日) 15:40:19.23 ID:TsEIuU0eo


☆お掃除大好き☆


熊野「ふぅ、これで綺麗になりましたわね」

摩耶「……なんでアタシまで手伝わされたんだよ」

鈴谷「……熊野、摩耶の部屋も見てやってよ。ぬいぐるみだらけで汚いから」

摩耶「汚くはねえよ!! みんな綺麗だっつうの!」

熊野「それではお次は摩耶さんのお部屋のお掃除をしてさしあげますわ」

摩耶「てめえ鈴谷、面倒くせえこと言いやがって……」

熊野「鈴谷も行くんですのよ?」

鈴谷「ええ!?」



234: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/16(日) 15:45:34.12 ID:TsEIuU0eo


☆可愛いお部屋で☆


熊野「あの……電ちゃんのお部屋に案内しろとは言ってませんわ」

摩耶「アタシの部屋だよ! 悪かったな可愛い部屋で!!」

熊野「さ、持っていきますから手伝って下さい」

摩耶「は? どこにだよ」

熊野「洗濯機ですわ」

摩耶「アタシのぬいぐるみを殺す気か!」

熊野「……ぬいぐるみは生きていませんわよ?」

摩耶「そうじゃなくてだなぁ」



243: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/16(日) 23:50:17.06 ID:TsEIuU0eo


☆なぞなぞ☆


電「パンはパンでも食べられないパンはなーんだ!」

提督「パンツ!!」

鈴谷「パンツ!!」

摩耶「……く、腐ったパン」

天龍「……」

提督「分かんないの?」

天龍「ちょ、ちょっと待て。もうちょっと考える時間を」



250: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/17(月) 06:29:35.66 ID:8UEAJRwwo


☆無理なものは無理☆


呉「航空戦艦を用いての演習か。うーん、私達には無理そうね」

山城「私達がいるじゃない」

扶桑「そうよ、私、頑張るわ」

呉「じゃあカスガダマ島まで」

扶桑「基地でやる演習じゃないの?」

呉「ええ、そうよ?」

扶桑「断ってもいいかしら?」



251: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/17(月) 07:28:26.27 ID:8UEAJRwwo


☆安心安定☆


提督「朝の7時ってこんなに明るかったっけ」

加賀「もう春も近いということですね」

愛宕「二人の春はいつなのかしらね~」

鈴谷「ねー」

加賀「私はいつでもいいんですけれどね」

提督「? いつでもいいって言ったって4月になったら春にはなるだろ」

愛宕「あーあー、ほんっっともうね」

鈴谷「ねー」



254: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/17(月) 22:58:46.38 ID:KorFfDdDo


☆欲しい☆


山城「姉様のために人力車を買いたいのだけど、
    そんなもの作ったらまた呉に怒られるし」

天龍「……」

山城「誰かが作ってくれたら……そしてそれを譲ってくれたら」

天龍「……」

山城「それはとっても嬉しいことだと思うの」

天龍「帰れ」



257: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/18(火) 06:30:26.38 ID:NO/1C/Oio


☆よだらー☆


提督「ぐーZzz」

愛宕「あら? こんな机で寝て……風邪引くわよ?」

加賀「よだれまで垂らして……本当に仕方ない人ですね」

加賀「……」

愛宕「その拭いたよだれでどうするの?」

加賀「何のネタ振りですかそれは。何もしません」



259: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/18(火) 08:05:51.96 ID:NO/1C/Oio


☆魚雷☆


舞鶴「いってらっしゃーい」

隼鷹「よーし、今日も張り切って遠征行ってみようか!」

初雪「……ん。頑張る。今日は酒屋にもどこにも寄らないんだからね」

隼鷹「ぎく。……言わない言わない! あ、そうそう。
    ゆっきー(初雪)のためにあたしが代わりに魚雷を……」

初雪「それ一升瓶」

隼鷹「分かったよー。まじめにやるよー」



260: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/18(火) 09:05:19.29 ID:NO/1C/Oio


☆ハハッ、消されたいのかな?☆


電「司令官さん、映画見に行きたいのです」

提督「え? なんの? タイバニ?」

電「タイバ……え? 違うのですっ。アナと雪の女王を見に行きたいのです」

提督「……え? 誰と雪の女王?」

電「アナと? なのです」

提督「誰と?」

電「アナ……なのです」

提督「ごめん、もう一回」

加賀「やめなさい。何考えてるんですかあなたは」

提督「アナたは、ね。加賀も中々やるじゃないか」



261: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/18(火) 09:09:52.77 ID:NO/1C/Oio


☆レリゴ~レリゴ~~☆


加賀「頭にきました」

提督「ご、ごめんごめん。そうプリプリ怒ってるのはよくないぞ」

加賀「誰のせいですか」

提督「そうやって怒ってばかりいると心が凍ってしまうよ。
    雪の女王だけに」

加賀「何もうまくないですのでそのドヤ顔やめていただけますか」




264: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/18(火) 16:36:54.46 ID:KGS3ngeIo


☆完全版☆


提督「さっき本屋行ったら少年エスパーねじめの完全版があったわ」

龍驤「あれ完全版でだしたん? 懐かしいわー」

提督「なんで知ってるんだよ」

龍驤「いやそんなん読んでたとしか言えへんわ」

提督「俺でもぎりぎり知ってるくらいなのに」

龍驤「ふふん、うち漫画は詳しいんやで」

提督「漫画の趣味は渋いって鈴谷が言ってたぞ」



265: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/18(火) 18:39:09.77 ID:KGS3ngeIo


☆普段は事務とかしてるんじゃない?☆


那珂「普段扶桑さんって何してるの?」

龍驤「なんやその如何にも何もしてなさそうな言い方」

那珂「じゃあ知ってるの?」

龍驤「うーん、うちらが遠征や訓練中は絶対と言っていいほどいないし、
    いても必ずと言っていいほど隅っこで見学しとるしなぁ」

那珂「あの姿、体育嫌いな女子高生みたいだよね」

扶桑「私女子高生に見える?」

龍驤「おったんかい」



266: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/18(火) 18:42:00.67 ID:KGS3ngeIo


☆JK☆


那珂「え、っていうかJKに戻りたいの?」

龍驤「うちらの場合戻るって言うんか?」

扶桑「難しいわね」

那珂「でもさー、そんな疲れきった顔したJKいないよ?」

扶桑「そう、那珂は私には無理だって言いたいのね。
    うん、そうよね。私には無理よね。ごめんなさい」

扶桑「どうせ私年増だし、若くもないし、最近なんかお肌が水を弾かなくて」

龍驤「お前はよフォローせえや」

那珂「えっ、なんか超面倒なんだけど」



267: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/18(火) 18:49:19.26 ID:KGS3ngeIo


☆制服☆


呉「は? 学生の頃の制服を貸してくれ?」

扶桑「そう、着てみたいの。だってみんなが否定するから悔しくて」

呉「捨て……た? うーん、覚えてないわ。実家に聞いてみないと」

那珂「おっどろきー。呉もJKJC時代があったのね」

龍驤「まだ分からへんで、女子コングの略かもしれん」

呉「おい」



277: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/19(水) 00:39:41.78 ID:lI10Nftyo


☆立ち位置☆


佐世保「僕的にはこち亀で言う所の中川さんみたいな、
      そういう立ち位置だと思ってるんですけど」

佐世保「熊野はどう思ってたんですか?」

熊野「い、言える訳ないですわ!!」

雷「私にはあとで教えてくれるんだよね?」

熊野「だ、だめですわ! 雷にはまだ早いんですのよ!」

雷「えー」



285: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/19(水) 07:16:02.92 ID:2y6jJwM4o


☆佐世保鎮守府朝の風景☆


雷「おはよー佐世保!」

佐世保「ええ、おはようございます」

雷「むぅ」

佐世保「……? どうしたんですか?」

雷「せっかく起こしに来たのに起きてたら意味ないじゃない。
   もっと私に頼ってもいいのよ?」

佐世保「ええ、いつも頼りにしてますよ。ありがとうございます」

雷「えへへへ」



286: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/19(水) 07:19:01.53 ID:2y6jJwM4o


☆横須賀鎮守府朝の風景☆


加賀「提督、朝です。起きて下さい」

提督「やだ。あと90分」

加賀「だから昨日の夜あれほどもう寝ましょうって言ったんです」

提督「あと91分~」

加賀「だいたい提督のやっていたゲームだって
    別にあんな時間までやる必要性があったのかというと――

提督「そこで説教始めるのやめてよ」



287: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/19(水) 07:22:24.68 ID:2y6jJwM4o


☆呉鎮守府朝の風景☆


龍驤「那珂ー、朝やでー?」ガチャ

那珂「ハッ!?」ガバァッ

龍驤「なんや!? そ、そんな飛び起きんでも……」

那珂「……。なんだRJかー。呉に叩き起こされるかと思って
    本能的にドアが開いた瞬間に飛び起きちゃったよ」

龍驤「文字通りほんまに叩き起こされるからな」

那珂「ね。朝の訓練、遅刻したら罰もあるし……」



288: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/19(水) 07:24:49.41 ID:2y6jJwM4o


☆舞鶴鎮守府朝の風景☆


舞鶴「くぅー……」

隼鷹「ぐがー……」

初雪「すぴー……」

舞鶴「くぅー……」

隼鷹「ぐがー……」

初雪「……ん。もうちょっとだけ」



295: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/19(水) 14:37:53.25 ID:2y6jJwM4o


☆セカンドアサルト☆


提督「メトロはどうしようもないよな」

初雪「あそこはもうUS側は諦めた方がいい」

提督「極稀に押し返すんだが、その時の気持ちよさったらないよな」

初雪「それは分かる。基本グレポン祭りだから」

提督「にしても何で復刻マップにバザーが無いんだ」

初雪「バザーやるんだったらまだメトロの方がいい」



296: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/19(水) 14:45:47.99 ID:2y6jJwM4o


☆古き良き時代☆


隼鷹「熊野を見ていると、何か昔の自分を思い出すよ」

熊野「どういうことですの? あぁ……そういうことですの」

隼鷹(昔の自分はあんな感じのお嬢様気取ってたなぁー)

熊野(なるほど。この人もこっち側の人なんですのね)


舞鶴「……面白いから放っておこう」





304: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/19(水) 22:09:19.58 ID:2y6jJwM4o


☆暖かくなってきたので☆


山城「姉様でも出来る簡単なスポーツって何かある?」

金剛「……ないデース」

山城「そんな……。もう少し考えても」

龍驤「いやスポーツの時点で無理やろ」

山城「ほら、あまり体力のいらないのって何かあるんじゃないかと思って」

金剛「……うーん、テーブルテニスとかどうデス?」

龍驤「あれって結構ガチでやると疲れんで?」

山城「そんなガチを求めてる訳がないでしょ?」



305: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/19(水) 22:10:57.45 ID:2y6jJwM4o


☆お手頃スポーツ☆


那珂「じゃあゴルフは? 打つだけじゃん?」

龍驤「打ちっぱなしならせやけど、コース出たら全部回れんやろ」

山城「移動は私が人力車で移動させるから大丈夫」

龍驤「そんなんで移動してたら出禁になるわ」



306: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/19(水) 22:14:30.06 ID:2y6jJwM4o


☆投げる系☆


金剛「ボウリング!」

山城「球が持てないんじゃないかしら……」

那珂「フリスビー!」

龍驤「犬か! 投げたの誰が取ってくんねん」

那珂「……山城さんが。じゃなくて普通にキャッチボールみたいに投げ合えば?」

山城「姉様に投げて取れなかったらきっと姉様悲しむわ」

龍驤「ほんっっまに面倒な奴やな!」





307: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/19(水) 22:20:05.75 ID:2y6jJwM4o


☆たどり着いた答え☆


金剛「投げるものが重いのはダメ」

龍驤「動くものはダメ」

山城「重いのを持つのも振るのもダメ」

那珂「ダーツなんてどう?」

金剛「軽くて大して力もいらない投げるだけ……」

山城「いけるかもしれないわ!」

龍驤「スポーツなのかとかはもうこの際どうでもええわな」

那珂「さっそくやらせよう!」



309: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/19(水) 22:24:02.49 ID:2y6jJwM4o


☆やらせてみた☆


山城「とりあえず真ん中を狙ってみてはどうですか?」

扶桑「えい」

那珂「おお! 一番心配だった届かないかもしれないをクリアしたよ!」

龍驤「ほんまや! これはいけるで!」

山城「三本投げたら投げたのを抜いて戻ってきて下さい」

扶桑「ええ、分かったわ。……ん。ん?」


龍驤「抜けない……だと?」


※結局山城が矢を取る係をずっとやった



310: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/19(水) 22:29:19.74 ID:2y6jJwM4o


☆扶桑目線はいい妹☆


扶桑「今日はありがとうみんな。でもどうして急に?」

山城「姉様いつもお部屋で本ばかり読んでるから
    たまには外に出て身体を動かしたほうがいいと思って」

(※外の移動は山城の人力車)

扶桑「ありがとう。本当にとても楽しかったわ」

那珂「えへへ、やったね!」

龍驤「せやな」




後日、右腕だけ筋肉痛になり扶桑は寝込みました。




331: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/20(木) 06:39:51.17 ID:c3klkiABo


☆前にもおんなじミスをしたような☆


提督「……」

加賀「どうしたんですか」

提督「いや、どうも安価を取りに行くのに息巻いて”今だ!”と
    行ったのはいいがその勢いのせいで酉を外し忘れたんだよ」

加賀「はあ。なんのことだかさっぱりです」

提督「でしょうね! 今俺も気がついたからな」



332: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/20(木) 06:44:14.04 ID:c3klkiABo


☆コス☆


提督「……比叡ってもしかしてさやかちゃんタイプかな」

鈴谷「あたしってほんとバカ?」

提督「そう。なんというか自爆型だよね」

鈴谷「コスプレしたら似合うんじゃない?」

提督「普段からコスプレみたいなもんなのに?」

鈴谷「そんなこと言ったらキリがないよ」



335: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/20(木) 06:54:32.55 ID:c3klkiABo


☆暇人☆


赤城「この体になってからの私ですか?」

赤城「ふふ、足の小指をぶつけなくて済んだことですかね。一番のいいところは」

赤城「困ってることですか? 生命保険が自分で受け取れないことですかね」

赤城「死んだから頂戴って言っても”何言ってんだこいつ”みたいな顔されるばかりで」


加賀「なんですかこの意味不明なインタビュー映像風のビデオは」

赤城「暇だから……つい」



338: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/20(木) 16:09:51.38 ID:c3klkiABo


☆19年☆


提督「今日はサリンから19年……」

加賀「震災の時とは違ってこちらは記憶にないという方が
    ぐっと増えているかと思います」

愛宕「でもそれが許したということにはならないわけで」

天龍「ああ。同じような事件が二度起きないためにも
    俺達や警察がちゃんといる訳だしな」

電「電も頑張ってこの街を護るのです!」



356: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/21(金) 01:06:11.79 ID:Gges3e10o


☆MGSV☆


加賀「これ見つかったらいけないんですよね?」

提督「……うん」

加賀「さっきからすごい見つかってますけど」

提督「その度囲まれてボコボコにされてるよね」

加賀「この人も大変ですね、提督のせいで」





357: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/21(金) 01:09:54.01 ID:Gges3e10o


☆ ! ☆


提督「な、なんてことだ。従来のランボープレイが通用しねえ……」

加賀「ふっ、所詮は提督には隠密行動だなんて向いてないんですよ」

提督「お前今鼻で笑ったな!?」

加賀「島風を救出しに行った際にだって見つかりそうになったのは全部提督のせいですし」

提督「ぐぬぬ。カズが目的地に迎えしかヒントくれないのがいけないんだ!
    お前は役立たずのカーナビか!!」



360: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/21(金) 02:25:41.00 ID:Gges3e10o


☆っぽいぱい☆


鈴谷「あたしはね、おっぱいのことをオッパイと表記する奴を絶対に認めないよ」

摩耶「なんだよ急に」

鈴谷「やっぱりおっぱいはおっぱいって書かないとそれっぽくないよね」

摩耶「っぽいとかっぽくないとかよく分からん」



365: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/21(金) 12:06:10.11 ID:7U9mo+EKo


☆春分☆


鈴谷「春分の日! 否! カレーだよね!」

天龍「いや違うだろ」

鈴谷「そもそも何する日かさっぱりじゃん」

天龍「うーん、今日から春ですよっていう日、目印みたいな日を勝手にイメージしてたな」

鈴谷「何それ馬鹿っぽい」

天龍「おい」



367: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/21(金) 12:14:19.56 ID:7U9mo+EKo


☆飛べよおおおおお☆


提督「……うむ。個人的にシュタゲをずっとやったあとだからか」

提督「色んなルートを模索しながらターゲットを救出しようとする所が被って」

加賀「それは提督がゲームオーバーになりまくるのが原因かと」

提督「どのルートを通ってもパスか俺が死ぬα世界線(ゲームオーバー)から
    なんとか生き残って脱出することができるβ世界線へと」

提督「完全にタイムリーパーだったな」

加賀「完全に下手糞だっただけです」



368: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/21(金) 12:20:29.17 ID:7U9mo+EKo


☆組み込まれ組み込まれ組み込まれてる☆


赤城「……」

電「ルンバいるかなぁ~。はっ!? あ、赤城お姉ちゃん、そこで何やってるのです?」

赤城「何してると思う? 壁から右半身だけ透けさせて何してると思う?」

電「……。あっ! わかったのです! エジプトとかの壁画ごっこなのです!」

赤城「ふふ、賢い子ね。でもエジプトの壁画は顔は横だけど身体は正面を向いてるのよ」

赤城「正解は!! レンガとして壁に組み込まれたソフトンごっこでした!」

電「正解を聞いても電には分からなかったのです」



372: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/21(金) 20:41:10.34 ID:7U9mo+EKo


☆あーんスト様☆


提督「相模鉄道でストライキ!!
    便乗するしかねえぜ! このビッグウェーブ!」

加賀「で、どう便乗するんですか?」

提督「俺はもうお仕事なんてするもんか! あばよゥ!」

ガチャガチャガチャ


提督「あ、あれ? 執務室のドアが開かな……ハッ!?」

提督「嘘だろ……溶接されてやがる」

加賀「今夜は二人きりですね」

提督「その言葉がこれほどまでにロマンチックじゃないと思ったのは初めてだよ」



373: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/21(金) 20:48:08.67 ID:7U9mo+EKo


☆隣のあたご☆


愛宕「んん? うーん」

天龍「おい、そんな部屋の隅っこで何してんだ?」

愛宕「隣の執務室でさっきから二人が楽しそうに騒いでるのよ」

天龍「騒いでるのはいつものことじゃねえか? ってかそれ集音器だろ?
    どっから持ってきたんだよ……」

愛宕「だってだってあの二人ったらいつまで経ってもあのまんまだし
    全然進展ないしじれったくて、これが聞かずにはいられますかって感じよ」

天龍「っていうかもしそれで隣の部屋で事が始まっちまったらどうするんだよ」

愛宕「それはそれで胸熱!」



377: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/22(土) 02:23:52.16 ID:uD9oOXelo


☆フルーツ晩酌☆


隼鷹「一杯どう~?」

舞鶴「いいよー。何飲むの?」

隼鷹「ふふん、仕入れたフルーツビールなんてどう?
    ビールっぽくない甘いビールなんだけど」

舞鶴「何味?」

隼鷹「ピーチ!」

舞鶴「いいねー」



379: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/22(土) 02:31:37.09 ID:uD9oOXelo


☆心配ごと☆


初雪「……お酒?」

隼鷹「うぇへへ、そうそう」

初雪「ほどほどにしないとだめだよ?」

舞鶴「うん、私がついてるから大丈夫だよー」

初雪「余計心配だよ」



390: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/22(土) 10:45:10.87 ID:uD9oOXelo


☆モテ王☆


電「司令官さんの小さいコロの夢ってなんでした?」

提督「プリキュアの戦士になることだったな」

加賀「何平気で嘘ついてるんですか」

提督「なんだったかな? もてもてハーレム王国を作ることかな」

加賀「……」

提督「なんでそんな怖い顔するんだよ」



393: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/22(土) 12:06:57.91 ID:uD9oOXelo


☆建国☆


提督「加賀にハーレム王国を作りたいって言ったらめっちゃ怒られた」

天龍「だろうな」

提督「怒られたってことを愛宕に言ったらもっと怒られた」

天龍「……だろうな」

提督「まさかお前も!!」

天龍「俺は正直どうでもいいし、ハーレム王国に入るつもりはないからな」

提督「……お前まさか俺のハーレム王国に対向する天龍ハーレム王国を作るつもりか!?」

天龍「違うわ!!」



403: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/22(土) 15:30:20.68 ID:uD9oOXelo


☆選抜☆


提督「春の選抜が始まってしまったな」

加賀「もうそんな時期なんですね」

提督「という訳でキャッチボールに行くぞ……ってなんで既にグローブつけてるんだ」

加賀「あなたの考えは全てお見通しです。さ、行きますよ」

提督「今日はやけにノリノリだね」



405: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/22(土) 15:49:25.08 ID:uD9oOXelo


☆ねんどろいど化☆


比叡「はい、という訳でこれが加賀さんの原型になります。可愛いじゃないですか!」

加賀「何故私なんですか」

比叡「密かな人気ですよ。上の方達にも加賀さんは絶大的な人気があります」

比叡「上層部の人は皆言っていますよ。”あいつさえ居なければうちに引きこむのに”って」

加賀「あいつって……提督のことですか?」

比叡「かもしれないですね!」

提督「ヒェェー! 消されるー!」



409: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/22(土) 16:39:07.93 ID:uD9oOXelo


☆必殺仕置人☆


加賀「上の方達には少しお仕置きが必要なようですね。赤城さん!」

赤城「ふふん、私に任せて下さい。姿を消しながら私がラップを披露する」

赤城「新必殺技、ラップ現象をお見舞いしてあげますよ。YO!YO!」

加賀「……赤城さんに頼もうと思った私が間違いでしたね」



418: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/22(土) 22:06:46.17 ID:wPvHfOmAo


☆キービジュ公開☆


赤城「……私いいのかしら」

提督「何が」

加賀「何がですか」

赤城「私死んでいるんだけど、キービジュアルも出てて、アニメ出れるんですか?」

加賀「さあ?」

提督「ま、まあみんな可愛かったよな」



423: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/22(土) 22:40:13.82 ID:wPvHfOmAo


☆GOD☆


提督「ゴッドになるの意外とすんなりなったな」

鈴谷「あー、あたしあの優しいブウが好き」

天龍「いやあやっぱりベジータだろ」

提督「っていうかこの新作の18号可愛すぎるだろやべえわ」

天龍「なんか加賀に似てるよな18号って」

提督「全然違うだろ」

鈴谷「でもなんか言いたいことは分かる」



425: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/22(土) 23:44:21.16 ID:wPvHfOmAo


☆ウィアーメガネブゥ~☆


提督「これつけてみて」

加賀「……眼鏡? 私視力は相当良い方ですが」

提督「ああ、それくらい知っている。常人の二倍あるからな。それは度入ってないよ」

加賀「人を宇宙人みたいに言わないでください」

提督「しかしだなぁ。いいか? 眼鏡というのはつけるだけで世界が変わるんるん」

加賀「はあ。そういうことなら」スッ

提督「眼鏡最高! 素晴らしい。うん。素晴らしい」

加賀「……。これ貰ってもいいですか?」



432: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/23(日) 01:30:45.96 ID:j6g62nq9o


☆リングじゃない☆


電「今、加賀お姉ちゃん、司令官さんから何か貰ってたのです……」

電「もしかしたら指輪かもしれないのです」

電「加賀お姉ちゃん加賀お姉ちゃん!」

加賀「……? どうしたの?」

電「やりましたね!」

加賀「……? ええ、やりました……ね?」



435: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/23(日) 12:20:20.69 ID:ECfgYZAio


☆愛され那珂ちゃん☆


那珂「最近ファンのプレゼントに嫌がらせみたいなのが増えた気がするの」

龍驤「いじられキャラは愛されキャラとも言うんやで。それくらいええやんか」

那珂「よくないよー! 那珂ちゃんのハートはガラスよりも脆い
    スーパーデリケートなんだからね!?」

龍驤「お前のハートがスーパーデリケートやったらうちは宇宙一や」

那珂「まあRJは確かにデリケートゾーンつんつるてんだけどさあ」

龍驤「うっっさいわボケェ!! 何の話をいきなりしてんねん」



449: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/23(日) 19:47:39.31 ID:ECfgYZAio


☆噂をすれば何とやら☆


那珂「じゃあ龍驤のために仲間を探そうよ」

龍驤「余計なお世話すぎるわ」

那珂「雷電姉妹は生えてないでしょ?」

龍驤「知らんって」

那珂「舞鶴さんも生えてないんじゃない?」

龍驤「ああ見えても呉より年上やからそれはないやろ」

舞鶴「そんなことないよー?」

那珂・龍驤「うわぁああ! でたああああ!!」



450: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/23(日) 19:50:32.21 ID:ECfgYZAio


☆ロリ鶴先輩マジぱねえっす☆


舞鶴「酷いなー。人を化け物みたいに」

那珂「え、ってか生えてないの?」

舞鶴「ふふん、どうでしょうねー?」

龍驤「遠い所からご苦労さん、ちょっと汗でも流してったらええんとちゃいます?」

舞鶴「何て丸わかりな作戦なんだい」

那珂「やっぱりロリ鶴先輩生えてないんすか!?」

舞鶴「君らにはやっぱり呉式のお仕置きの方が合ってるのかなぁ?」



451: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/23(日) 20:02:54.20 ID:ECfgYZAio


☆罪と罰、ロリとゴリ☆


呉「何してるんですか」

舞鶴「呉。ちょうどいい所に。彼女達が無礼なもんだから呉流の仕置をしたんだ」

那珂「痛いーー! アイドルの頭殴ったーー!」

龍驤「呉ぇ! なんとか言ったってや! この舞ババア先輩に!」

舞鶴「もしかして君達、舞(ロリ)鶴(ババア)って読んでるのか!?」

呉「全く……本当にしょうがないわね。でも先輩。
   私のお仕置きはそんなんじゃないですよ。もっと相手を殺す勢いで」

舞鶴「なるほど。ではお手本を」

那珂・龍驤「嫌ぁぁぁああ!」



453: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/23(日) 21:50:36.08 ID:ECfgYZAio


☆化粧☆


雷「お化粧ってどうやってするの?」

熊野「練習するしかないですわ。でもわたくしもあまり上手ではないんですの」

佐世保「化粧してみたいんですか? 雷の年齢ではしない方が可愛らしいと思いますよ」

雷「分かった! お化粧はまたおっきくなったらするね!」

佐世保「大きな式典に出る際には僕がやってあげますので安心してください」

雷「はーい!」

熊野「さすがは佐世保ね。本当に何でも出来……なんで出来るんですの?」



462: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/24(月) 02:15:06.52 ID:ODj9V4q3o


☆レンズの向こう側へ☆


天龍「その眼鏡どうしたんだ?」

加賀「提督にいただきました」

天龍「ほう……あいつがねえ。にしても眼鏡で良かったのか?」

加賀「何がですか?」

天龍「もっとこう……あんだろ? 欲しいもんがさ」

加賀「? いえ、特に何も」

天龍「ああ、いやいいんだ。加賀がそういうならよ。
    なんていうか似たもの同士なのかもな」



464: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/24(月) 06:43:33.57 ID:WuF+Um7ho


☆横綱☆


天龍「またモンゴル人が横綱になったな」

提督「ぱっと見モンゴル人って分かんなかったけどな」

加賀「天龍は反対派ですか?」

天龍「モンゴル人が強い相撲をってことか?」

加賀「はい」

天龍「そんなことはねえさ。日本伝統の競技に外国人が参加してくれるってのは
    すげえいいことだと思うぜ? それに日本人が弱いってだけだし」

天龍「漢字は違うが同じ竜がつく者同士、これからも頑張って欲しいってもんよ」



465: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/24(月) 07:09:06.73 ID:WuF+Um7ho


☆シンフォニックメタル☆


那珂「ねえねえ呉はどんな音楽に興味があるのー?」

金剛「呉はなんとかメタルが本当は好きだった気がするネ」

那珂「何それ」

金剛「でも最近は那珂の曲も聞いてるみたいデス」

那珂「んふふふ、それは知ってる♪」



473: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/24(月) 17:12:07.33 ID:WuF+Um7ho


☆何かくれ☆


加賀「やりました」

金剛「……その眼鏡。何デス」

加賀「提督にいただきました」

金剛「……私もテートクに何か貰いたいデース!!」

提督「え? 何かって何?」

金剛「できれば指輪がいいネ」

加賀「そこは譲りません」



487: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/25(火) 00:46:48.47 ID:PbCZb8cOo


☆お風呂あがり☆


愛宕「んん~~」

電「んん~~?」

愛宕「あら? どうしたの?」

電「えっと、お風呂あがりのストレッチしてるのを真似したら
   愛宕お姉ちゃんみたいになれるかなぁって」

愛宕「ふふふ。じゃあ一緒にやりましょー?」



490: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/25(火) 01:25:41.21 ID:PbCZb8cOo


☆過去の栄光☆


提督「俺も昔はお外を駆けまわっていた頃があったんだ」

加賀「はあ」

提督「え? 何信じてないの?」

加賀「信じていますよ」

提督「今からお外行ってきていい?」

加賀「だめです。これから行く所なんてどうせ北上ラーメンしかない癖に」

提督「ぐ……ぐぬぬ。一緒に行く?」

加賀「お仕事終えたら行きましょう」



495: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/25(火) 08:38:14.78 ID:PbCZb8cOo


☆お前は客にぶっ掛けてればいいんだよ!☆


大井「北上さん、これ新メニューなんだけど」

北上「うわあ、美味しそう。でもこれ……」

大井「うん、オムライス」

北上「うちラーメン屋なんだけど」

大井「でも女子高生とか結構来るしこういうのも」

北上「いやあ、みんなラーメン食べに来てると思うよ?」



501: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/25(火) 17:12:26.51 ID:PbCZb8cOo


☆それを見てどうする☆


佐世保「あれ? この書類……」

熊野「わたくしが片付けておきましたわ。何か不備がありました?」

佐世保「いえ、助かりましたよ。ありがとうございます」

熊野「べ、別に勘違いしないでいただけます?
    佐世保のためにやったわけじゃないんですのよ」

佐世保「え? そうなんですか……。すみません」

熊野「あ、いえ……」

熊野(仕事なんかしてないで早く提督のことでも考えてくれないかしら)



508: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/25(火) 19:51:54.64 ID:PbCZb8cOo


☆新規参入☆


鈴谷「うわっ、おっきい袋どうしたの?」

摩耶「ゲーセンで取ったぬいぐるみ!」

鈴谷「嬉しそうな所悪いけどまた提督に怒られるよー?」

摩耶「それが分かんねえんだよなぁ。こんなに可愛いのに」

鈴谷「まあ摩耶がそう言うならいいんじゃない?」

摩耶「だろ? よろしくな、ジューシーライダー」

鈴谷「……突っ込まないからね?」



509: ◆BAS9sRqc3g 2014/03/25(火) 20:06:40.78 ID:PbCZb8cOo


☆久しぶりの新作(泣きゲ)☆


天龍「提督ー」ガチャ

提督「ほわっつ!? な、何かな?」

天龍「今、何を隠したんだよ。まあ別にいいけど……それより――」

愛宕「今隠したのってもしかしてこの前買ってきてた
    『H冠湾の授乳作戦~爆乳VS爆乳~』ってエロいゲームでしょ?」

提督「何を言ってるのかワカリマセンネ。天龍の用事って何?」

愛宕「ちょっとー無視ー?爆乳VS爆乳って何か教えてよー」

提督「ちょ、おま、あんまり大っきな声で言うんじゃない!」








元スレ
SS速報VIP:【艦これ】提督「今日も平和だ」その4