1: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 07:18:02.28 ID:5PSAmYCJo

2: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 07:19:39.44 ID:5PSAmYCJo


登場人物

【横須賀鎮守府】


提督
深海棲艦との戦争を終戦にまで持ち込んだ実力者。
しかし、現在はとにかく仕事をしない、だめ提督。
エロ本、エロゲの数の方が仕事をこなす量よりも多い。
外面だけはいっちょ前なので外部や上層部からは全く怪しまれない。
しかし、本来の実力は……。


加賀
秘書艦、みんなの中でも安定した提督の嫁。
過去の経験から提督の傍にいることを誓う。
誇り高き一航戦を自称しクールに振舞っているが提督にだけデレまくる。
無論そのことは殆どの連中にバレている。
料理だけ壊滅的に不得意だが基本的に何でもできて提督の無茶ぶりにも一応応える。
一航戦だけあって戦闘力は高い。



みんなに愛されているゲームボーイも知らないゆとり駆逐艦。
非常に早とちりしやすく、勘違いもしやすい。
しかし、意外と計算高いところがありプラズマ化しつつある。
芸術的センスは皆無。
最近の趣味はルンバを追いかけること。
好きなお菓子はわたパチ、好きな飲物はバン●ーテンココア。



3: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 07:20:50.89 ID:5PSAmYCJo


【横須賀鎮守府その2】


愛宕
何故か提督のエロ本エロゲの隠し場所を全て知っている重巡。
本当は提督のことが好きだけどその真意は心の奥底に隠している。
雷など大きな音が苦手。
最近は電とお菓子を作るなど女子力の高さを誇るが
かなりの下ネタ好きなので勘違いされやすい。
摩耶の姉だが、本人は次女なので妹属性を押す。


天龍
意外と面倒見がよく、艦娘たちや提督の相談相手になることがある。
眼帯の下は何もないとの噂。
優しい性格だが、眼帯のために近所の子供のアダ名が極道でありすごく気にしている。
扶桑に気に入られたことがきっかけで山城に命を狙われる日々が続いている。
夜間哨戒の任務を請け負っている。耳(?)が感じやすい。
駆逐艦から謎の人気がある。



摩耶
愛宕の妹の可愛い物大好きな重巡。
怒らせるととにかく怖い。
よく提督と鈴谷におちょくられてはキレて二人を逆さ吊りにする。
自室はぬいぐるみだらけなので部屋にはあまりいれたがらない。
可愛いもの好きはバレてないと思っている。
ぬいぐるみには名前もついてるがネーミングセンスはない。
現在名前だけ出ているのがシェリー、ココア、ガンジー、どぶろく、モジャ美
フジヤマ(故)、ゴールドオシャンティー(故)、ロッゴー、ジューシーライダー、
元就(モッチー)


鈴谷
お調子者でカレー好き。
イタズラもすごいするのでよく提督と一緒に摩耶を怒らせる。
たまに摩耶以外にイタズラして怒られることも。
夢はカレーの出る蛇口を手に入れること。
ゲームや漫画は好きなので提督のをたまに借りている。
熊野とは幼馴染。顔面第一主義なので佐世保がすごい気になるが
ホモはノーサンキューなので板挟みになり複雑な思いをしている。



4: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 07:21:26.54 ID:5PSAmYCJo


【呉鎮守府】



かなりキツい性格をした提督が嫌いな女将校。
士官学校では提督と同期でライバル関係であり、首席で卒業。
その時の恨みを今でも抱えている。
本人も無茶苦茶に強くその気になれば砲塔も素手で折ることができる。
学生時代のアダ名は呉リラ、歩く災害、ミリオン地雷原。
歓迎の訓練メニューが死ぬほどキツく金剛が4,5回吐くほど。
トレーニングでは那珂も同様に吐いている。
隠れクサメタラーで、酔っ払うと幼児退行するが
ガードが固いので中々飲まない。



金剛
提督が好きな戦艦。加賀と同じで料理が壊滅的。
ストーカー気質な所があり、提督からは鬱陶しく思われている所がある。
呉の秘書艦だけあってリーダーであることはしっかり頭に入っているのが、
たまにそれっぽいことをするとみんなから別人なんじゃないかと疑われることがある。
実は本人の戦闘力は加賀とほぼ互角ぐらいはある。
改二になることができる。
あまりに怒られすぎて人格が崩壊し「控えよ」が口癖になったことがある。
加賀に何度も殴られて元に戻った。



扶桑
体力が全くといっていいほどない不幸戦艦の姉。
「結婚したい」が口癖になりつつある何かが残念でモテない残念女子。
助けられたことがきっかけで天龍のことを気にいる。
向こうが女子だとしても別に構わないらしい。
山城が天龍のことを好きで盗られると勘違いしている。
移動手段は山城が押すベビーカー。
綺麗な黒髪は椿のかほり(by山城)
熊野のせいで腐りかけている。



5: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 07:23:31.88 ID:5PSAmYCJo


【呉鎮守府その2】

山城
扶桑にベッタリな重度のヤンデレ妹。
扶桑に近づこうとする奴を片っ端から排除していこうとする。
趣味が半田付け。
扶桑のお気に入りの天龍を狙うがいつも倒せない。
一度間違えて加賀に向かっていってボロクソにされた経験があり実は加賀のことが怖い。
同様に呉にもボロクソにされたことがある。
だいたい黒い瘴気を纏っている。


龍驤
不憫な扱いが目立つが意外としっかりもの。
横須賀の連中にはどうあがいてもピザ屋といじられまくる軽空母。
飛行甲板がどう見ても遊戯王のデュエルデュスク(使いやすいらしい)。
持ってる漫画は渋い。
ツッコミ体質なこともあって割りと苦労している。
どこがとは言わないが生えてない。



那珂
艦隊のアイドル(自称)
提督の下で建造されたが追い出され呉の所に厄介になってる。
かなりのお調子者でとにかくやかましい奴なので色んな奴から疎まれるが
別に悪い奴ではないのでみんなどこか憎めないでいる。
とうとう改二に変身することができるようになったが、
変身の仕方が分からないために未だになれずにいる。
怖いもの知らずのせいかよく呉に口答えしては怒られている。
CDデビューも決まり、今では地方アイドルではトップレベル。



6: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 07:25:35.72 ID:5PSAmYCJo


【佐世保鎮守府】


佐世保
提督の一つ下にあたる後輩。
とても丁寧な物腰、だがホモ。
イケメンで何でも出来る、だがホモ。
仕事も完璧にこなす、だがホモ。
皆の信頼も厚い、だがホモ。
ファンクラブまであるほどのイケメン、だがホモ。
本人はただ尊敬しているだけだと思っている。



電の姉にあたる駆逐艦。
しっかりものだが見事なダメ男製造機。
佐世保LOVEだが、等の佐世保がアレなので本人は意外と苦労している。
隠れマッチョな佐世保にキュンキュンする筋肉フェチ。



熊野
神戸生まれのお洒落な貴婦人。
気品あふれるお嬢様系女子。
しかし、実態は腐女子。
提督と佐世保の妄想が日々止まらない。鈴谷とは幼馴染。
熊野の腐敗が怖ろしいまでの感染能力を持つために被害者が出現。要注意。



7: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 07:26:42.63 ID:5PSAmYCJo


【舞鶴鎮守府】

舞鶴
提督と呉の先輩。規格外の能力を持つ。
しかし野心はないために提督達よりは階級は低い。
のんびりした性格だが、この人も無茶苦茶強い。
自由奔放なところがあり周りを振り回すこともある。
提督よりも年上だが見た目が非常に幼い。通称ロリババア。
島風の一件で提督達の手助けをしていることから
ただのお人好しの何でもできるすごい先輩だと判明している。


初雪
比叡から舞鶴の元に引き取られた駆逐艦。
引きこもりがちの引っ込み思案だが、真面目な性格。
舞鶴のことは姉や母のように慕う。
隼鷹に関しては困った仲間だという印象。



隼鷹
元ホームレスで舞鶴が拾ってきた。
酒飲みでだいたい酒を手にしている。
やる時はやるが口癖なのだが、
実際にやっていることは確認することはできない。
ホームレスの前はお嬢様だったらしい。
言葉の重みが違う。


Верный(響)
元響というあだ名があるロシア帰りの駆逐艦。
妹に雷、電を持つ姉である。
クールな正確だがまだまだ子供っぽく中二病患者である。
天龍のことを尊敬している。



8: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 07:32:39.98 ID:5PSAmYCJo

【その他】


赤城
かつて加賀と提督と部隊を組んでいたパートナー。
食いしん坊だが、加賀と同じくらいの戦闘能力を持っていた。
多くの兵士のために犠牲となり最期を迎えたはずだが、
なぜか亡霊として横須賀鎮守府に住み着くことになった。
亡霊のくせに資材含む食べ物は食べることができる。



戦艦棲姫
深海棲艦のトップ。
小さな子供の頃、海で提督と遊んだことがある。
姫のおかげで終戦になり平和が訪れた。
現在は不可侵の条約の元、海の向こうで暮らしている。



比叡
上層部のエリート戦艦。
忠犬のような性格だが、姉思いが行き過ぎたただのシスコン。
何かある度に「ヒェェー!」とひっくり返る。
そのオーバーリアクションが非常にうるさい。
下世話なことも平気で聞いてくるド変態。
改二になると闇遊戯みたいな喋り方になるらしい。
必殺技はハリケーンミキサー



9: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 07:34:32.12 ID:5PSAmYCJo


【その他その2】


北上
大井と共に横須賀で北上ラーメンを経営する一人。
大井とは軍人時代からの仲良しで親友として大好きではある。
提督や知人には何かとおまけもしちゃう気前の良さ。
北上ラーメンは最近そこそこ美味くなってきている。


大井
北上のために何かと奮闘するが空回り気味の北上ラーメン創設者。
店を勝手に作るなど外堀を埋めて北上を逃げられないようにした。
提督に対して何かと口悪く罵るが見ての通り嫌いではない。
日々、定番メニュー北上ラーメンに並ぶメニュー作りに励む。
マニアな常連客には大井の方が人気がある。



島風
かつて提督と加賀と数日間だけ横須賀で過ごした駆逐艦。
舞鶴と提督のおかげで生き延びることができ、
現在はレン、ソー、ホウの三匹(?)と共に
悪戯をする困った集団のボスをやってる、らしいが実態や実績は不明。
元々核を搭載していたこと兵器のために今でも追われることがあるとか……。
楽しいことが大好きなので楽しそうな匂いを嗅ぎ分け唐突に現れることがある。
その時の合言葉は”ちくわ大明神”




23: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:19:09.79 ID:HGf0JZy7o


番外編
☆人斬りの涙☆


提督「ああ! 俺のザクの斧がない!」

加賀「あの小さい斧ですか? 何かのゴミかと思って捨てました」

提督「なんだと!? それじゃあ俺のザクが手持ち無沙汰になるだろうが!」

加賀「知りませんよ。だったらちゃんと持たせてあげてください。
    その玩具が持ってるの斧じゃなくてチュッパチャプスじゃないですか」

提督「なんかこっちのほうが強そうで……」

加賀「ああ、それはそうと提督。また横須賀の住民から依頼が来ていますよ」

提督「ザクの斧を探す依頼以外はしない」

加賀「分かりました。では受諾しますね」

提督「そうなの!? 本当に斧探す依頼なの!?」



24: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:19:36.98 ID:HGf0JZy7o


加賀「依頼内容は人探しです」

提督「はあ? 誰だよ。ザク? それとも斧田さんとかってオチ?」

加賀「違います。ああ、でも人でもないようですね」

提督「やっぱりザクじゃねえか」

加賀「人斬りを探し討伐する依頼です」

提督「人斬り?」

加賀「最近この辺りで噂になっているんです」

提督「へえ……」



25: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:20:41.71 ID:HGf0JZy7o


加賀「何でも、近いうちにこちらの方に現れるとか現れないとか」

提督「全くどこのるろうに剣心だよ。アホか人斬りなんぞ。
   そんなもん流行りもしないっつうの」

提督「要は通り魔事件が横行しまくるかもしれないってことだろ?」

加賀「はい」

提督「そんなのかもしれないの領域だろ。
   しかも町民の噂レベルのものだし」

加賀「それもそうですね。すみません」

提督「いやいいさ。ただ警戒しておくことに越したことはない」




26: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:21:46.85 ID:HGf0JZy7o



この話は私と提督、そして彼女の出会いの話。
無力である私達の前に容赦なく襲い掛かる狂気。
どうすることも出来なくなった私達の前に
皆もよく知っている心優しい彼女はどう動いたのか。


これはそういう、悲しみの上に立つあの子の話。



噂は噂でしかない。
そういう考えがあったが、
あまりにも危険な噂ではあったために
警戒を強化しようという結論に至った私と提督。


しかしやはり噂でしかなかった”人斬り”の話。
私達で調べることは調べたがあまりいい情報は手に入らず。
そんな中で……。




27: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:22:23.65 ID:HGf0JZy7o


北上「へえ~。それで人斬りってのは出てないんでしょ?」

提督「あったりめえだろ。そんな古臭いアホが出てたまるか」


提督と共に北上ラーメンに行った時でした。
珍しく客が一人だけ入っていたその日、
提督は北上さんに愚痴を溢していました。


北上さんは私と提督以外の唯一の客にも
話を振ることにしたようで……。


北上「お客さんは何か知ってる? 人斬りのこと」




28: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:23:25.98 ID:HGf0JZy7o


提督「おいおい、こんな普通のお客さんをビビらせたらダメだろ」

北上「ああ、そっか。すいませんね。えへへ」

大井「もう、なんかもう少し明るい話題はないの?」

加賀「本当ですね。すみません」


「知ってるよ。聞いたことある」


提督「マジ?」


「ああ、マジさ。大マジだよ」


この時、私達は初めて出会いました。
服のフードを取るとそこには片目に眼帯をした女性だった。
それが天龍でした。



29: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:24:38.70 ID:HGf0JZy7o


天龍「ああ、俺も長年追い続けていた奴さ」

提督「何?」

天龍「ああ。この目をやられた時からな。
    あいつには仕返しをしなくちゃいけねえってずっと探して歩いてるのよ」

提督「そいつは助かる。何か情報はないか?」

天龍「教えてやってもいい。
   だが、こいつは誰にも言っちゃいけねえ。いいな?」

提督「任せろ。そんな必要はねえよ。
    そいつは俺が捕まえるからな」

天龍「ははは、そいつは頼もしいぜ。
    あんた俺と協力しないか?」



30: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:25:33.57 ID:HGf0JZy7o


提督「あんたとか?」

天龍「ああ、俺の名は天龍。よろしくな」

提督「いいだろう。協力しよう」

加賀「提督……」

提督「大丈夫さ。こいつは悪い奴じゃない。
    俺には分かる」


こうして北上ラーメンで偶然の出会いを果たした
私達はその場で人斬りの情報を交換したのだった。

天龍は北上さんと大井さんに聞かれるのを嫌がる素振りを見せたが
二人は普通に仕事をしている最中だし聞かないようにする、
と言っていたのでそのまま続けた。



31: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:26:24.93 ID:HGf0JZy7o


得た情報。


最初の人斬りは自身の親と殺したことから始まったそう。
人斬りは親を殺し、その重罪で故郷を追われた。
しかし、自分を追ってくる連中を次々に返り討ちにし殺すうちに
人斬りの異名で呼ばれるようになったとか。


人斬りには最愛の者がいた。
その人を連れ、その人を護るために刀を取り、
そしてついに最愛の者が病気で倒れた時、
救うために必要な薬と金を人から奪うようになってしまった。


追ってくる連中を返り討ちにし殺して逃げ延びていた間に
すっかり自分の心を失ってしまい、本当の人斬りとして目覚めた。

今もその逃げの旅の中で人斬りをしながら移動を続けている。


天龍は被害者の一人で目をやられたそうだ。
その仕返しのために今は旅を続けているそうだ。



32: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:26:56.71 ID:HGf0JZy7o


提督「なるほどねえ……」

加賀「なんだかにわかには信じ難い話ですね」

提督「ああ、人斬りに同情でもしちまうぜ」

天龍「最初俺も聞いた時は笑っちまったぜ」

提督「あんたもこの話は自分で調べたものじゃないのか?」

天龍「ああ、すまんな。信ぴょう性がなくて」

加賀「いえ、情報はいくつあってもいいものです。
    ありがとうございます」

提督「心配すんな。俺と加賀がいれば……
    きっと捕まえられるさ」



33: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:27:58.22 ID:HGf0JZy7o


それから天龍と別れたあと提督と二人で鎮守府に帰宅する途中。


提督「しかし偶然もあったもんだなぁ」

加賀「はい。中々有益な情報だと思いますよ」

提督「そうか? まあ人斬りの裏の話は分かったのかもしれないけど、
    結局はどうやって止めるか、だよな」

加賀「討伐するんじゃないんですか?」

提督「そうだなぁ~。まあそうなんだけども」

加賀「それより提督――


きゃああああああああ!!


提督「悲鳴!? 行くぞ加賀!」

加賀「!? はい!」



34: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:29:11.34 ID:HGf0JZy7o


現場まではさほど遠くなくすぐに到着しました。
それがこの事件の始まりでした。


提督「人が倒れてやがる……」

加賀「……提督、この傷は刀で斬られたものです」

提督「マジかよ……。出やがったのか」

加賀「はい。……人斬りでしょう」



倒れていたのは若い女性。
この近辺に住む一般人だろう。
応急処置をし、救急車を呼ぶ。


ちょうど電話で呼び出しているあたりで先ほど別れたばかりの
天龍と再び合流したのでした。



35: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:30:07.12 ID:HGf0JZy7o


天龍「……遅かったか。この人が殺られた時は見ていたか?」

提督「いや俺達も悲鳴を聞いてから駆けつけたから、その時にはもう……」

天龍「そうか」

加賀「これはやはり先ほど言っていた――」

天龍「ああ、間違いない。こいつは俺が追いかけている人斬りの仕業だ」

提督「とうとうこの町にも来たってことか」

天龍「そのようだな」

提督「やっぱり警戒は強化するに限るな」

加賀「ええ、そうですね」



36: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:31:15.43 ID:HGf0JZy7o


それから救急車はすぐに現れ、
被害者を乗せていった。


私達は事情を近くにいた野次馬達に
話を聞いてみたところやはり誰も何も見ていないとのこと。


その事件が起きた次の日。


夜になると天龍から電話が。
内容はもちろん人斬りの被害についての電話。



37: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:32:41.20 ID:HGf0JZy7o


天龍「ああ、今はもう被害者は病院に搬送された。
    こんなに早いペースで襲われ続け居ているのは初めてだ」

提督「そうか……すまないな」

天龍「ああ、こっちの動きは任せろ。何かあったらすぐに連絡してやる」

提督「助かるよ」


提督は電話を切ると被害報告があった場所を大きめの地図に丸で印をつけていた。
一つ目の現場の丸と見比べるも結局は何も分からなかったようで、大きくため息をついた。




38: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:33:29.02 ID:HGf0JZy7o


提督「まだ関連性は見えないか……」

加賀「こういった犯罪者は関連性など無く
   無作為に行っている可能性の方が高くないでしょうか?」

提督「確かにそうかもしれない。だが、現場を抑えておくのに越したことはない。
   予防線は張れるだけ張っておけ。」


今の所、共通点はどちらも夜になると人通りが少ない裏道であること。
まあ2件目の被害の時も誰も目撃者はいないとのことで、
そこを狙って行っているのだろうけれど。





39: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:35:16.71 ID:HGf0JZy7o


後日。時間帯は夜ではなく夕方でした。


提督「まだ事件の起きていない夜になると人通りが少ない道に来てみた訳だが」

加賀「ええ、遅かったようですね」

提督「……とりあえず搬送しなくちゃな」

天龍「またか。すまん」

提督「いやいいんだ」

加賀「……提督?」


この時提督は妙に天龍と距離を取っていました。
何かを察したかのように。
いつもの超人的な直感で何かを感じたようでした。


被害者が病院へと搬送されたあと、
私達は現場に残っていた。



40: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:35:59.69 ID:HGf0JZy7o


提督「……俺こそすまん。まだ日が沈みきっていないから油断していた」

天龍「ああ、今日はイレギュラーかもしれない。
   いつもは日が完全に落ちた夜にしかやらないからな」

提督「なあ……天龍」

天龍「ん? どうした。何か分かったことがあったか?」

提督「お前……人斬りが誰なのか知ってるんじゃないのか?」

加賀「……提督、何を」


提督は薄々ではあるが感づいていた。



41: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:37:14.66 ID:HGf0JZy7o


提督「一番最初に話した時から何か引っかかると思ってたんだよ」

天龍「何が言いたい」

提督「北上ラーメンでお前と話した時。
    一番最初に絡んできたのはお前の方だった」

提督「それもちょうど人斬りの話をしている時に」

天龍「そうだったな。それがどうかしたのか?
    俺は人斬りを追っているんだぞ。
    何か新しい情報がないか普通は知りたいってもんだ」

天龍「それが全然知らない奴の適当な噂話のレベルだとしてもだ」

提督「……まあそれはいいさ。でもよ、あんたちょっと詳しすぎやしないか?」

提督「そしてあんたは確実に現場にいる」



42: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:38:19.91 ID:HGf0JZy7o


天龍「……」

提督「それだけ詳しくて……どうして捕まえられない」

提督「何か理由があるんだろ?」

天龍「理由? なんだよそれは」


提督「……お前が人斬りだからだよ」


天龍「……」

提督「凶器はどこに隠した」

天龍「俺が人斬り? はははは! 馬鹿だなぁ」



43: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:39:48.90 ID:HGf0JZy7o


天龍「それは根拠がなくて言ってるんだろ?」

天龍「何を言ってるんだあんたは……」

天龍「あんたは人斬りの現場にも遭遇したことない。
    それなのに俺を犯人だと決めつけるのか?」

天龍「ちょっとそいつは早計すぎたな。
    捜査ってのはもっと慎重にやるもんだぜ?」

天龍「答えはNOだ。残念ながら違うね。俺は人斬りじゃない」

天龍「だが、そう思うなら捕まえてみろよ。もちろん現場でな」

天龍「今は何も証拠がないんだろ?」
 

天龍はそれだけ言うと去って行きました。
私達はそれを無理に追わなかった。
……というよりかは追えなかった。
角を曲がったところですぐに天龍は姿を消していたのだから。




44: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:41:22.60 ID:HGf0JZy7o


私と提督は鎮守府に帰ってきて作戦を立てることにした。


加賀「どうするつもりですか」

提督「ふふふ、俺に策がないとでも?」

加賀「思ってました」

提督「作戦は単純だ。囮作戦を結構する」

加賀「分かりました」

提督「いや、まだちゃんと……。内容を聞きなさいよ」

加賀「私が囮になるのでは?」



45: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:41:52.50 ID:HGf0JZy7o


提督「違うよ。俺だよ」

加賀「だめです」

提督「いいんだよ俺で。俺が捕まえるの!」

加賀「そんな子供のわがままみたいに言ってもだめです」

提督「……という訳でさ。加賀の服が欲しいんだ」

加賀「なっ……」


話を聞くとどうやら私の私服を借りて人通りの少ない道を
一人で歩いていれば襲われる可能性があると思ったらしい。

というかそれなら普通に私が私服で歩いていればいのでは?




46: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:43:29.11 ID:HGf0JZy7o


後日。その作戦を結構する前の日。
私はある情報を手に入れて提督のもとへと走っていた。


加賀「提督っ。重要な情報が手に入りました」

提督「何?」

加賀「被害にあったものは重症ではあるが無事で
    その後事情を聞いた所、新しい法則がわかったんです」

加賀「それは事前に人斬りの噂話を聞いているということです」

提督「は? どういうことだよそれ」

加賀「ですから、襲われる前日かに天龍との接触があるんです」

提督「じゃあ結局俺達だって狙われる可能性があるってことか。
    ますます加賀を私服で歩かせる囮作戦なんかできねえな」

提督「……待てよ。天龍と関わった奴が危ない……」

提督「北上達がやべえ! 急げ加賀!!」



47: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:44:29.88 ID:HGf0JZy7o


私達は全力で北上ラーメンに走った。
辺りは暗くなり始めていて北上ラーメンはすでに営業中。


相変わらず人は入ってなかった。


提督「北上ぃ!」

北上「わっ、びっくりしたー。どしたの?」

提督「ふぅ無事か」

北上「え? 何が?」

加賀「大井さんは?」

北上「大井っち? 暇だしちょうど切らしてた材料の買い出しに」




48: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:45:27.34 ID:HGf0JZy7o


提督「どこまで行った!?」

北上「何々さっきからどうしたのさ」

提督「いいから! 大井がやばいんだって!」

北上「えっと、駅前のスーパーまで行ったと思うよ」

提督「加賀はここに残って北上の護衛だ!
    俺が行ってくる!」

加賀「はい。気をつけて下さいね」





49: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:46:38.44 ID:HGf0JZy7o


ここからは提督が行っただけなので後から提督や他の人に聞いた話ですが……。
駅前まで全力で走ってスーパーの方まで行った提督。
そしてスーパーの帰り道を歩く大井さん。


大井「北上さんへのチョコまで買っちゃった。
    喜んでくれるかなぁー? ふふ」

大井「ん? 誰?」


大井さんが見たのは黒いコートでフードを深くまで被った
いかにもな変質者だったそうだ。


袖からチラチラと見えるのは刃物。
手ぶらだった大井はすぐに何かやばいと感じたらしい。
そして同時に店で提督達が話していた人斬りの噂を思い出す。


いざという時、いきなり自分の命の危機を感じた時
足がすくんで動けなくなるというのは本当らしく、
迫りくる人斬りにその場にへたり込むしかなかった。



50: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:47:59.89 ID:HGf0JZy7o


大井「な、何あんた……だ、誰」


人斬りは返事もせずただ刃物を振りかざすだけ。
このまま刺されれば見事に新しい事件現場が出来上がる訳だったが……。


忘れてはいけないのは彼女も元軍人。
寸での所で刃物を避けてみぞおち辺りに蹴りをぶち込んだ。


怯んだ隙に刃物を奪わなくては、と思ったらしいが
ぶんぶん振り回して近づくに近づけなくなったと。

そこにようやく遅れて登場するのがあの男。


提督「オラァァ!」



51: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:51:08.89 ID:HGf0JZy7o


人斬りに卑怯にも後ろから羽交い締めにし


提督「大井!! 俺に構わずやれ!!」


あなたはラディッツ戦のピッコロさんですか。と言わんばかりの必死の羽交い締め。


大井「分かった!」


そして即答する大井さん。
躊躇なく蹴りをお見舞いし、提督ごと吹っ飛ばす。




52: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:52:39.86 ID:HGf0JZy7o


倒れた所に提督が苦しみながらも詰めかけてフードに手を伸ばす。


提督「捕まえたぜ……天龍。ざまあねえな」

大井「危ないっっ!」


近づいた提督の油断を誘い反撃に別の刃物を懐から取り出した。
しかし斬りつけたのは提督ではなく提督を突き飛ばし庇った大井さんだった。


大井「あ゛ぁ゛ぁあ……ッ!!」


軽傷だったらしくまだ大井さんは動ける状態にあった。
そこに人斬りは止めをさしにきたが、それを止めたのは意外な人物だった。




53: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:54:26.39 ID:HGf0JZy7o


天龍「おい、お前ら……!!さっさと逃げろ!!」

提督「天龍!? お前……お前が人斬りじゃなかったのか?」

加賀「提督……!!」

提督「加賀!? なんでここに!」

加賀「事情を説明したところどうせ人来ないし
    閉店にして助けてに行きたいって聞かなくて」

北上「大井っち!! 大丈夫!? 大井っち!」

大井「北……上さん。ごめんね」

加賀「提督……ここで仕留めましょう」

提督「そのつもりだ。死んだ大井のためにも敵は討つ!」

北上「大井っち死んでないし。勝手に殺すなし」



54: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:55:06.80 ID:HGf0JZy7o


天龍「待て!」

提督「何でお前が止めるんだよ」

天龍「だめだ」


私達と人斬りの間に仲介するようにいる天龍。
人斬りは不思議と天龍が間にいても天龍を攻撃することはなかった。


そしてその隙に人斬りは逃げていった。


提督「おい! 待ちやがれ!!」

提督「てめえ天龍!! どういうつもりだ!」



55: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 16:57:37.36 ID:HGf0JZy7o


天龍「すまん。だが、今じゃないんだ」

天龍「あいつを捕まえるのは今じゃないんだ」

提督「……何言ってやがる」

提督「お前あの人斬りについて知ってることがあるんだろ!?」

天龍「何もない」

提督「ふざけんなお前! 俺が必ずなんとかしてやる……だから」    

天龍「すまんっ」


それだけ言い残して天龍は走って居なくなった。
提督はすぐに追いかけていったがまたしても角を曲がった所で
姿を消されたらしくすぐに戻ってきた。



56: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 17:00:38.66 ID:HGf0JZy7o


もう少し根性見せて追いかけたらどうなのかと思ったが黙っておく。
それから大井を病院に送った。
私達は急遽閉店にした北上ラーメンに戻ってきて、
護衛と称して一晩はそこに泊めてもらうことにした。


次の日の夜。
あの作戦はついに結構された。
天龍の言う捕まえるのは今じゃないという言葉。
次々と被害者が出る中でそんな時期は待っていられなかった。



私は私服に着替えた。
提督の設定だと”OL生活4年目にして早くも仕事に疲れを感じ始めた
木曜の夜の残業終わりで疲労しきった女性会社員”らしい。
一度顔を見られているので分からないように
眼鏡をかけて、髪はほどいていた。



57: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 17:02:03.70 ID:HGf0JZy7o


提督たちが遠くから見守る中でハンドバッグに入れたサバイバルナイフ一本で
あの狂気じみた人斬りから護身できるか少し不安だった。


ヒールをカツカツあえて大きく鳴らしながら歩く。
周囲の警戒は怠らない。

何も考えずにこの辺をうろつけばいいと言われていたのでそうしていたが
中々現れない人斬り……。


ぐるっと回ってきてこの辺も二周目に差し掛かるかもしれないと
思いながら道を曲がった時、ハッとした。


人斬りが道の真ん中に立っていた。



58: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 17:03:35.33 ID:HGf0JZy7o


   「加賀じゃねえか」

加賀「……?」


喋った? 前に大井さんが襲われた時は喋りもしなかったのに。
私はすぐに信号弾を発射した。


人斬りは深く被ったフードを取った。
それと同時に提督が現れた。


加賀・提督「……天龍?」

提督「何で……天龍! お前なんだ! 人斬りはお前じゃない!
    昨日そう分かったはずだ! そうじゃないのか?」

天龍「いいや。この前にあったあいつこそが偽物」



59: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 17:05:21.61 ID:HGf0JZy7o


提督「何言ってんだよお前……!」

天龍「俺が本物の人斬りだ」

天龍「人斬り天龍様だ」

天龍「ふふ……怖いか?」

天龍「一度殺ってみたかったんだよ。現役の将校をよぉ」

提督「狙いは俺か?」

天龍「いいや。お前たち全員さ」

天龍「提督、あんたを殺し、加賀も殺す。
    あの仕留め損ねたラーメン屋二人も殺す!!」


天龍は大きな刀を持っていた。
やはり武器が違う。奴……じゃない?



60: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 17:06:22.31 ID:HGf0JZy7o


提督「どういうことだ。説明しろ天龍!」

天龍「知られてたら困るんだよ」

提督「人斬りを……か?」

天龍「そうだ。人斬りの存在を知られていたら困るんだよ」

天龍「お前らみたいな奴が追いかけてくるからこっちは安眠もできねえ!!」

天龍「だから知ってる奴を殺す!!」

天龍「俺達の安眠のために!!」


俺達……?



61: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 17:08:23.21 ID:HGf0JZy7o


提督「加賀、天龍は俺に任せろ。
    お前は後ろを頼む」

天龍「……なっ、何で出てきやがった!! クソ……!!」


後ろを振りむくと……そこには別の人斬りが。


天龍「何で出てきたんだよ! 最悪のタイミングだぜ……龍田!!」

龍田「天龍ちゃんに何しようとしてるの」

天龍「やめろ龍田! 家に帰れ! お前は何も心配しなくていいんだ!!」

提督「そうか……。お前が本物の人斬りだな……」



62: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 17:09:58.96 ID:HGf0JZy7o


龍田と呼ばれる女性は懐から刃物を取り出した。
あの時と同じ刃物。だがそれはすぐに形状を変え薙刀のような大きさになった。
刃渡りが随分大きいものだと思っていたら
持ち手の部分が伸びたようだったが仕組みは不明。


龍田「あたしの天龍ちゃんにいいいいいいいいいい!!!!!
    何勝手に関わってんだああああああああああああああああ!!!!!!」

提督「加賀ァッッ!!」


提督の投げて寄越した軍刀を受け取る。
正直刀は専門外なのだし、刀で薙刀相手をしたことはなかったのだが……
もうやるしかない。


龍田「どけぇえええええっっっ!!」



63: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 17:11:33.10 ID:HGf0JZy7o


一撃一撃が嫌に重い。
本気の殺意を感じる。


その私の背後でも同様に
つばぜり合いが続く。


提督「訳を全部話してもらうぜ……」

天龍「チッ……退けよあんた!あいつは俺が止めなくちゃいけないんだ!!
    加賀が殺されちまうぞ! いいのか!?」

提督「馬鹿が。うちの一航戦を舐めるなよ」

天龍「違うんだ! あいつじゃなくて本当に俺が人斬りなんだ……!」

提督「もうそんな嘘はやめろ!」




64: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 17:12:50.48 ID:HGf0JZy7o


天龍「あいつは……あいつは違うんだ!」

提督「何でそんな嘘をつくんだ!」

天龍「嘘なんかじゃねえって」

提督「だったら何で辛そうに泣くんだ」

天龍「……俺の妹だからに決まってんだろ!!」

提督「……ッ」

天龍「……あいつがああなっちまったのは全部俺のせいなんだ。
    だから俺が止めなくちゃいけないんだよ……」



65: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 17:14:24.02 ID:HGf0JZy7o


生まれた時から仲の良かった姉妹は近所でも評判だった。
二人は順調に育っていった。仲が良すぎと評判になるほど仲の良さは一層増した。


ある時、天龍には恋人が出来た。
しかし、天龍の彼は軍人だった。

天龍の彼は深海棲艦との戦争で死んだ。
悲しみにくれた天龍を慰めたのは妹の龍田だった。

龍田は姉を溺愛し異常なまでに姉に執着していた。
龍田はそれ以来、天龍を悲しませる者が誰であろうと近づけなくしたのだった。


親も友人も。何もかもから天龍を遠ざけた。
天龍は次第に孤独になり龍田に頼るようになったが、
すぐに天龍もこれが龍田による陰謀だと気付き龍田に猛抗議する。



66: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 17:16:36.95 ID:HGf0JZy7o


その時の喧嘩で目を負傷したらしい。
罪の重さから龍田は心に病を持つようになった。
守ろうと思っていた天龍を傷つけているのは自分だったと気づいたからだった。


その時、龍田の心は壊れてしまったらしい。
天龍と離れ次々と天龍と関わっていった人を斬りつけるようになった。


天龍関わった奴が一人もいなくなれば
また天龍は自分の所に帰ってくると思ったらしい。
なんとも愚かな考えである。


天龍は龍田を止めるべくあとを追った。
だが、天龍は空回りばかりしていたことに最後まで気がついていなかった。
自分が別の町に行き、行く先々で龍田のことを聞いてまわれば
今度はその匂いを嗅ぎつけ町で龍田が人斬りをする。


そして辿り着いたのが私達のいる町だった。
そこでようやく天龍は龍田に追いつくことができたのはいいが、
取り逃がしてしまった。その後も人斬り行為は続き……。



67: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 17:20:01.79 ID:HGf0JZy7o


そして大井が襲われた時、
天龍は思ってしまったのだった。

解放されたい。この呪いから何もかも解き放たれて自由になりたい。
いや、いっそのこと死んでしまいたい。

だが、最後に……龍田だけは何としても助けてやりたい。
その気持ちだけは残っていた。
彼女を救うために彼女を追いかけ始めた最初の心を忘れていなかった。


天龍はついに自分が人斬りとして名乗り出ようと決意した瞬間だった。
幸いにも龍田の顔はバレてなかったみたいだったし。


そして昨晩龍田と合流できた天龍は忠告した。
二度と人斬り行為はしないで欲しいと。
自分はもう大丈夫だから、傍にいてやるから、と。


自分が人斬りだと名乗り出ることで龍田は捕まらない。
龍田の罪を自分が被り、それで終わりにしよう。


姉思いの妹の優しさから生み出された間違いを
妹思いの姉の優しさで何としてでも助けてやりたい。



68: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 17:22:55.98 ID:HGf0JZy7o


龍田「ハァ……ハァ……私の天龍ちゃんにぃいいいい!!」

加賀「……予想通り持久戦に持ち込めばこちらのが何枚も上手のようですね……!」

龍田「ハァー……ハァー……あ゛あ゛ああああああッッッ!!!!」


素人の薙刀など動きが読めれば何てことがない。
私は龍田の一振りを完全に見切り、避け、
顔面に拳を4,5発叩き込む。


加賀「ハァァッ!」

龍田「……がっ、あ、ぅぅぅ~……ッッ!!」



69: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 17:24:32.76 ID:HGf0JZy7o


隙をついて龍田の関節を決め、薙刀を落とす。


龍田「ざ……触るなぁァアア!! ぐ、うぐゥォエ……」


本気で絞め落としにかかる。


天龍「やめろおおおお!! 龍田に乱暴をしないでくれえええええ!!」

提督「しまった! 加賀!」


天龍に突き飛ばされた私は龍田から手を離し地面に倒れる。
龍田はその場に力が抜け座り込み、その上から天龍が覆いかぶさるように守る。




70: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 17:26:21.19 ID:HGf0JZy7o


天龍「本当は龍田はいい奴なんだよ……!
    俺のせいで……俺のためにこんなことをしてるんだ」


天龍「もういいんだ……もういいんだ龍田」

天龍「俺は大丈夫だから」

天龍「もうやめてくれ……頼むから」



衰退しきった龍田に涙を流す天龍。
その光景はまるで私達のほうが悪者かのようだった。



71: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 17:27:38.67 ID:HGf0JZy7o


天龍「二人で自首するからよ……もう許してくれよ」

提督「罪があるのはその人斬りだけだ。
    天龍、お前は釈放される結局は離れ離れにになるのがオチだ」

天龍「だったらいっそのことここで俺達を殺してくれ」

提督「だめだ」

龍田「天龍……ちゃん? だめよ」

天龍「……龍田?」

龍田「ごめんね天龍ちゃん。天龍ちゃんは……ちゃんと生きなきゃだめよ。
    罪に裁かれるのは私だけで十分……そうでしょ?」


提督は黙って頷いた。
それに天龍は提督を睨みつけるが提督は怯みもしなかった。



72: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 17:30:05.85 ID:HGf0JZy7o



龍田「……提督さん……? 天龍ちゃんのこと……お願いできる?」


提督の返事は言うまでもない。


それから龍田は刑務所に入れられた。
提督の根回し(主に舞鶴さん方面)のおかげで死刑にはならずに済んだ龍田。
天龍は週一、多くて週ニで必ず通っている。今でもそう。


ちなみに根回しとっていもそれは殆ど舞鶴さんがやったらしい。
提督は舞鶴さんの元へ100回以上土下座しに行っただけとのこと。




73: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 17:33:02.44 ID:HGf0JZy7o


最初は死んだ彼がいた軍に入るのはどうかと思ったが、
天龍に聞くと


天龍「ああ? んなもんの傷は龍田のおかげで癒えたから別に平気さ。
    それに死んでった元カレが守ろうとしていたもんを今度は俺が守る。
    あいつの代わりになれたら……それでいいかなって」

加賀「そう。ならいいわ」


こうして私達の鎮守府には提督と私に加わり新しいメンバーが来た。


天龍。
心優しき姉。


彼女の眼帯の下の秘密は私、以外は知らない。
提督も知らない。



74: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 17:34:05.10 ID:HGf0JZy7o


今回の後日談。
お風呂の脱衣所でこんな会話が聞こえてきた。


鈴谷「うわぁっ!!びっくりしたぁぁ!
    天龍姉の眼帯の下初めて見ちゃったよ~~……」

天龍「ああ? そうだっけか? 別に隠してたわけでもないけど」

摩耶「そうなのか? 思いっきりタブーに思ってたから触れなかったけど」

電「はわわっ痛そうなのです……」

愛宕「それで眼帯してたんだ。知らなかった~」

天龍「何だよそんなに気になってたのかよ。
    だったらもっと謎の感じにしたままのが良かったか?」

鈴谷「で、それどこで傷つけたの? 転んだ?」

天龍「そんな訳ねーだろ」



75: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 17:36:07.82 ID:HGf0JZy7o


電「摩耶お姉ちゃん膝隠してどうしたのです?」

摩耶「な、何でもねえよ! ほら、電さっさと風呂はいるぞ!」

鈴谷「誰かさんはさっき漫画みたいに転んでたもんねー? 
    効果音を付けるならずべーって転んでたよ」

摩耶「っっるせえ!!」

愛宕「まあ無理に聞くのも悪いわよ。人に歴史ありって言うでしょ?」

天龍「まあな。そうだなー。強いて言うならこいつは――

天龍「愛の証かな」



76: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/11(金) 17:41:26.14 ID:HGf0JZy7o


お疲れ様です。
龍田ファンの皆様本当にすみませんでした。

夜中に毎週金曜恒例のカレーもやったので
今日はこれだけになると思います。


話に粗がありすぎて自分でもドン引きしてる。
たぶんこういう話は天龍だけになると思います。
思いついたらどうなるかは分かりませんが。


とうとう5スレ目になりました。
今後共よろしくお願いしますね。




95: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/12(土) 01:08:07.61 ID:x+8UX9K0o


☆捨て猫☆


初雪「あ……捨て猫」

響「にゃんこ! ……可愛い!」

舞鶴「だめ」

響「……まだ何も言ってない」

舞鶴「飼いたいとか言わせないからねー」



96: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/12(土) 01:13:11.67 ID:x+8UX9K0o


☆捨てにゃんこ☆


響「むぅ……」

初雪「しょうがないよ。どんまい」

隼鷹「あ

舞鶴「だーめ」

隼鷹「……まだ何も言ってないんだけど」

舞鶴「食用がどうとか言い出すんでしょ? 絶対だめだからね」




100: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/12(土) 12:12:16.40 ID:4Sl68Gvto


☆地方ではトップ☆


呉「あんた中国地方アイドルでのアイドル部門の賞取ってたわよ」

那珂「えー! まあ当然っていうかー、やだなぁー那珂ちゃん困っちゃう~」

呉「嬉しそうねぇ……」

那珂「すごいでしょ!? 褒めて!?」

呉「それくらいこっちの業務も真面目にやってくれると有り難いんだけどね。
   まあよくやったわ。忙しいかもしれないけれど、
   アイドル活動については私は口出ししないつもりだからその調子で頑張りなさい」

那珂「……真面目に褒めてくれるとか、今日雪でも振るのかな」



104: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/12(土) 14:34:07.82 ID:4Sl68Gvto


☆変装☆


龍驤「お? どこ行くん?」

那珂「うん、これからお仕事だから」

龍驤「なんやそのサングラス……」

那珂「ほら、那珂ちゃんも結構有名になっちゃったからさー。
    声かけられて人集まって来ちゃったら困るしー?」

龍驤「いやバレるのはサングラスじゃなくて、
    そのお団子ヘアちゃうの? グラサン余計に目立っとるで?」



106: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/12(土) 16:06:33.49 ID:4Sl68Gvto


☆街での交流☆


ファンA「あ、あのファンなんですっ握手してくださいっ」

那珂「えーっ? 嬉しいーありがとうーっ♪」

ファンA「写真もいいっすか!?」

那珂「しょうがないなぁ~もう♪ 特別だよー?」

ファンA「うひょー! あ、マネージャーさんカメラおなしゃす」

龍驤「誰がマネージャーじゃボケ」



107: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/12(土) 16:14:40.56 ID:4Sl68Gvto


☆思考回路はショート寸前(手遅れ)☆


赤城「ごめんね、素直じゃなくて~。
    夢の中なら言える~♪」




摩耶「ぶはっっ!! お、お前……だからって
    夢の中に入ってきてまでそれ歌う必要あんのか!!?」

赤城「ごめんね、素直じゃなくて~♪」

摩耶「やめろ! お前アタシになんか恨みでもあんのか!?」

赤城「一番いい反応してくれるから」
    
    



127: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/13(日) 00:25:02.01 ID:hAsqOq24o


☆ショップでショックな出来事☆


提督「うわーん加賀えも~~ん」

加賀「よしよし。どうしたんですか?」

提督「携帯壊れたと思ってショップに駆け込んだら
    3秒で直してもらって結局ショップにいた時間が20秒もなかったよー!!」

加賀「そうですか。それは恥ずかしいですね」

提督「恥ずかしかったよーーーッッ」



133: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/13(日) 08:23:18.41 ID:UtZ9ntUXo


☆ブラッドムーン☆


響「赤い月がくる……? なるほど。ついに時が来たか」

初雪「何が……?」

響「一般人には分からない」

舞鶴「本当は特に思いついてないくせに~~」

響「そ、そんなことないさっっ」

舞鶴「可愛い奴め」



142: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/13(日) 16:34:46.05 ID:UtZ9ntUXo


☆外食☆


提督「晩飯何にすっかなぁー」

電「今日は司令官さんが担当でしたね」

愛宕「たまには加賀さんと二人でどっか外食でもしてきたら?」

加賀「私とですか?」

鈴谷「えー!! 外食ずるい! あたしも行きたい!」

愛宕「静かにしてて」

鈴谷「うっす」



143: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/13(日) 16:41:19.31 ID:UtZ9ntUXo


☆問一:晩飯に悩んだ時は”食わない”と究極の回答をした時の赤城の反応を述べよ☆


提督「……って言ってもなぁ~」

愛宕「まあまあこっちは私と天龍に任せておいて」

天龍(ん? さり気なく巻き込まれた?)

提督「いや~そうは言ってもどこに行くんだよ。あっ!」

愛宕「先に言っておくけど北上ラーメンは無しね」

提督「……。ど、どこに行こうかなぁ~」

天龍(行くつもりだったのか)



150: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/13(日) 21:13:36.66 ID:YZdMOTdto


☆帰ってきた☆


提督「ただいまー」

天龍「おう、おかえり」

鈴谷「加賀姉~、何食べたの!? 何食べたの!?」

加賀「料亭で食事を」

電「料亭って何食べるのです!?」

摩耶「……茶碗蒸し?」

愛宕「……」



151: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/13(日) 21:16:06.89 ID:YZdMOTdto


☆進まない二人のために☆


愛宕「ねえ、なんで帰ってきたの?」

提督「は? え? いやそりゃ帰ってくるだろ」

愛宕「じゃなくて~。”酔っちゃった~”とか
    ”今日は帰りたくない”とか”今日は帰さない”とか」

加賀「あの何を……」

愛宕「……加賀さんまで……。楽しかったの?」

加賀「ええ。とても」

愛宕「はぁ。本当は怒りたいけど、楽しかったんならいいわ」



156: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/14(月) 00:07:49.43 ID:0Et61VGFo


☆デスゲーム☆


提督「あぁ~もうだめだぁ~!
    死にまくりだなぁ~」

赤城「またそんなゲームしてー。
    せっかく平和なのに……銃で殺しあうゲームだなんて」

提督「むきぃー! いいの!
    これはスポーツだよスポーツ!」

提督「しかしだめだなぁ~もう。今日は死にまくる」

赤城「生きろ! そなたは美しい!」

提督「赤城に言われるとどうしていいか分からん」



157: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/14(月) 00:26:43.66 ID:0Et61VGFo


☆進化した嗅覚☆


提督「うん。まあわかってるけどさ」

赤城「えー何? ナルシストですかー?」

提督「いや美しいの方に言った訳じゃねえよ」

赤城「そんなことより提督……」

提督「何?」

赤城「提督……何かいい匂いしますね。
    例えるなら、そう、高級料亭の……」

提督「俺はお前が怖いよ」



159: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/14(月) 08:14:16.64 ID:0Et61VGFo


☆腰が痛い☆


呉「あんたも書類はいいから少しは訓練行って来たら?」

扶桑「私に死ねと言うのね」

呉「いや訓練に行けって言ったの」

扶桑「分かったわ。私、頑張るわね」ガタッ


グキィッ

扶桑「っ! うぅ~~……」

呉(その年でまさかぎっくり腰?)



166: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/14(月) 16:14:10.45 ID:0Et61VGFo


☆赤ペン☆


提督「町で見かける新品のランドセルを背負っている小学生……
    いやー実に初々しいですなぁ」

電「電はちょっとうらやましいのです」

提督「普通の学校が良かったか?」

電「いえ、鎮守府の方が楽しいので大丈夫です」

提督「し、進研ゼミとか取り寄せてお勉強でもする?」

電「先生は誰なのです?」

提督「先生は赤ペン先生だけど……」



167: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/14(月) 16:17:51.89 ID:0Et61VGFo


☆赤城ペン先生☆


赤城「こんばんわ。赤ペン先生です」

電「赤城お姉ちゃんが先生なのです?」

加賀「あれでも一応一航戦です。勉学はひと通り出来るはずです。
    戦死した当時の赤城さんの記憶を持っているのならば
    少なくとも小学生レベルは余裕で教えられるはずです」

赤城「え? う、うん……大丈夫大丈夫」


加賀(……本当に大丈夫なのでしょうか)

提督「っていうか暇なのがこいつしかいないからだろ?」



174: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/15(火) 00:24:07.57 ID:nxWtf7h2o


☆ヤングな癖に例えが☆


愛宕「でねー、この前のテレビで」

天龍「ははは、まじかよ」


子供1「あー! 極道がモンローといる!」

子供2「なんだよ極道ー! モンローと知り合いとかずりぃーよ!!」

愛宕「え、それ私のこと?」

子供1「うん、エロいから」

子供2「おっぱいでけーから」



176: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/15(火) 00:29:03.39 ID:nxWtf7h2o


☆乳系のいじりは地雷☆


愛宕「何でマリリンなのよ」

子供1「なんか格好がエロいから」

子供2「風吹いておー!もーれつ~ってやってそうだから」

愛宕「ふふふ、僕達、次その呼び方したら~
    おちんちん蹴っ飛ばしちゃうぞー☆」

子供1、2「ひぃぃぃいい」

天龍「に、逃げろガキ共ー! ここは俺に任せて行け!」



181: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/15(火) 07:07:47.97 ID:gcimc0oCo


☆海に出て☆


摩耶「うわっ渦潮だ! 巻き込まれるぞ!」

鈴谷「大丈夫、こんな時のために電探が……あ、あれ?」

摩耶「お、お前まさか!」

鈴谷「忘れてきちゃった。てへっ」

摩耶「し、資材がぁぁ~~!」

鈴谷「海の怒りよ。あたし達の資材を食ってその怒りを沈めたまえ!」

摩耶「言ってる場合か! アタシらこのまま手ぶらで帰ったら絶対怒られるからな」



182: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/15(火) 07:09:40.26 ID:gcimc0oCo


☆大喜びですよそりゃあ☆


鈴谷「それだ!」

摩耶「どれだ」

鈴谷「手ぶら」

摩耶「は?」

鈴谷「手ぶらしながら帰れば提督なら喜んでくれるんじゃないかな?」

摩耶「一人でやってろ」



185: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/15(火) 08:22:04.03 ID:gcimc0oCo


☆意外に普通の反応をする時もある☆


鈴谷・摩耶「ただいま~」

提督「なんだお前ら二人して乳抑えて。二人でおっぱいボクシングでもして痛いのか?」

摩耶「んな訳あるか。どういう発想だ」

提督「説明しよう。おっぱいボクシングとはおっぱいで相手のおっぱいを殴り――

鈴谷「その説明しなくていいっしょ。見て分かんない? 手ぶらだよ手ぶら」

提督「……は? ごめん意味が分からない」



186: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/15(火) 08:25:27.40 ID:gcimc0oCo


☆ミダラミダラミダラ☆


提督「なるほど。それで手ぶらな訳だ。――って馬鹿!
    服の上から乳抑えてるだけで手ぶらだとォ!?」

提督「お前ら手ぶらを何だと思ってやがるゥゥ!」

提督「いいか? 本物の手ぶらというのは上半身が裸でブラジャーの代わりに
    手を使って大事な部分を隠している。それが手ぶらだろうが!」

提督「ったく……。本物を見せてやれ、加賀」パチンッ

加賀「いやそんな指パチンッとかされてもやりませんよ。馬鹿なんですか?」



194: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/15(火) 12:52:14.31 ID:gcimc0oCo


☆夜戦☆


――その夜。


提督「さて、もう寝るか。電気消してっと」

ガチャッ

加賀「提督? もう寝るところですか?」

提督「んー? うん。明日にしてくれー」

加賀「そう、ならちょうど良かった」

提督「は? 暗くてよく見えんが……ゴソゴソ何してるんだ?」

加賀「昼間、提督が見たいと言っていた……手ぶら」



195: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/15(火) 12:55:18.32 ID:gcimc0oCo


☆暗闇の中で☆


提督「……熱でもあるのか?」

加賀「手ぶらです。取らないんですか?」

提督「取ったら手ぶらじゃなくなるからね」

加賀「……。早く取ってください」

提督「自分で手離せばいいだろうが! こっち来んな!」



196: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/15(火) 12:59:28.79 ID:gcimc0oCo


☆空母会にて愚痴☆


加賀「――ということがあったのですが、
    結局逃げられてしまいました」

加賀「……やはり手ぶら状態では走りづらいですね」

龍驤「うん、ごめんな。うちは加賀が何言うてるのかさっぱり分からんわ」

隼鷹「意外とぶっ飛んでるよね……」

加賀「やはり手ぶら関係なしに押し倒せと愛宕に言われていたのですが……
    そうした方がよかったのでしょうか?」

龍驤「せ、せやな……」



203: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/15(火) 17:01:37.97 ID:gcimc0oCo


☆ご注文は那珂ちゃんですか?☆


那珂「那珂ちゃんが今度のドラマの主役ー!?」

那珂「やったー!」

龍驤「へえ~すごいな。なんて奴なん?」

那珂「ごちうさって言う奴」

龍驤「へぇ~、ごちうさ言うやつなんか! へぇ~ごちうさやって!ごちうさ!」

呉「なんで私に向かって大声でいうのよ」



206: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/15(火) 17:49:11.68 ID:gcimc0oCo


☆☆


赤城「……そして、にこは真姫に焼き立ての焼き芋を渡した。
    はい、ではこの時の真姫ちゃんの気持ちをお答え下さい」

電「え、えっと……普段ふざけてばかりいる先輩が
   真面目な話をしながら悩んでいる自分にアドバイスをくれて見直している……ですか?」

赤城「ふふ、ほぼ正解よ。でも個人的な回答だけど
    正解は



207: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/15(火) 17:51:23.96 ID:gcimc0oCo


☆全部赤城のせい☆


提督「あーあ、このミス二度目だよ」

加賀「シフトキーとエンターキーの同時押しで書き込むにしているから……」

提督「いや普段こんなミスしないんだけど……」

提督「何かな赤城のせいかな。もうオチ書く気もなくなっちゃったけど
    だいたい分かってしまう不思議!!」

加賀「美味しそうとかそういうあれでしょうね」



209: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/15(火) 19:08:23.94 ID:gcimc0oCo


☆熊野ラーメンを食す!☆


佐世保「今日は先輩の好きだというラーメン屋さんに行こうか」

雷「わーい!」

熊野「ラーメン屋さんですか……行くのは初めてですので緊張しますね」

佐世保「よく宴会の時に現れる出前の方のお店ですよ」

熊野「ああ! あの方の。お店にはドレスコードはございますの?」

佐世保「ないですよ?」



211: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/15(火) 19:29:34.12 ID:gcimc0oCo


☆ドレスコード以前に☆


佐世保「ああ、ありましたよ。この店です」

雷「北上ラーメンって言うんだ。初めて知ったわ」

熊野「あの……店の扉に”変態の入店お断り”って書いてありますけど」

佐世保「ははは、僕らは大丈夫ですね」

雷「ええ、そうね」

熊野「わたくしもそうですが、限りなくアウトですわ」



214: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/15(火) 20:03:57.22 ID:gcimc0oCo


☆名前を聞いただけで☆


北上「いらっしゃーい。あれ? 君達確か……」

佐世保「提督の後輩にあたる――

大井「そぉいッッ!」バシャァァッ

佐世保「……ッ!」サッ

熊野「熱ぅぅッッ」←佐世保の後ろにいた

北上「わわっ、大丈夫!? すぐタオル持ってくるよ」

大井「……避けた、ですって?」



217: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/15(火) 20:11:21.04 ID:gcimc0oCo


☆当店ルール:店員の機嫌を損ねないで下さい。☆


大井(この佐世保って人、只者ではないわね……)

北上「大井っち反省してる……?」

大井「も、もちろんしてるわよ。あの、本当にごめんなさい」

熊野「もう済んだことですし構いませんわ……。
    はぁ……髪から魚介系スープ濃厚な香りが」

佐世保「とても美味しかったですね」

雷「うん、また来ましょうね!」

熊野「……ラーメン屋って怖ろしい場所なんですのね」



222: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/16(水) 07:10:47.30 ID:u6DK7vOWo


☆運動後の一杯☆


響「喉が乾いた……お水」

ガチャッ

響「……冷蔵庫にお酒ばっかり入ってる」

隼鷹「いやー、今日も訓練疲れたねー」

響「何で平然とお酒を取っていくんだい」

隼鷹「え? あぁ……嫌だなー間違えちゃったよー!」

響「じぃ~……」

隼鷹「あはは、そういうジョークだよジョーク。
    ロシア帰りの子には通用しなかったかなぁ~?」



224: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/16(水) 16:07:41.34 ID:u6DK7vOWo


☆全ては計算☆


大井「あ、あの……先日は申し訳ありませんでした」

熊野「……。別に気にしてませんわ」

熊野「せっかく来てくれたんでしたら謝罪ではなく、
    楽しいお話をしませんか? ……と言いたいところですが」

熊野「わたくしの部屋は少々散らかっていまして
    よろしければお掃除のお手伝いをしてくれません?」

大井「え、ええ、私にできることがあれば……。
    それにしても本が多いんですね。どんなのを読んでるんですか?」

熊野「どんな……本? 気になりますの?」


 計 画 通 り



234: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/17(木) 00:17:03.35 ID:Xcv0Uhh5o


☆炭酸悪戯☆


提督「ほい、コーラ」

加賀「普通のお茶でいいんですが……。いただきますね」


カシュッ ブジュワァァアア!

加賀「っっ!」

提督「あーあー、何やってんのよ~」

加賀「提督が振ったんじゃないんですか?」

提督「な、なんのことかな」



236: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/17(木) 00:33:10.51 ID:Xcv0Uhh5o


☆濡れてべとべと☆


加賀「全く、そんなくだらない悪戯して……」

加賀「……。清掃はしてくださいね」

提督「ほいほい」

加賀「何してるんですか? 早く拭いて下さい」

提督「今からやるって」

加賀「こっちです。私はまだ濡れてべとべとなんですよ?
    早く拭いて下さい」

提督「……ごめん。俺が悪かったよ。それは自分でお願いします」



238: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/17(木) 00:43:23.44 ID:Xcv0Uhh5o


☆※このスレは健全なネタを提供します☆


加賀「だめです。誰のせいでこんなになってると思ってるんですか」

提督「……お、俺のせいです。すみませんでした」

加賀「じゃあ拭いて下さい。はい、これで拭いて下さい、優しく」

提督「なんか条件加わったけど!? わ、わかったよ」

加賀「……んっ」

提督「変な声を出すんじゃない。まだ触ってないだろ」



240: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/17(木) 07:16:32.30 ID:SX9gRssZo


☆狭い場所の居心地☆


金剛「テートク?」ヒョコッ

提督「ほわっ!? なんでお前は毎回俺の机の下から出てくるんだよ」

金剛「テートク、最近私のこと考えてくれてるデス?」

提督「……いや、全然」

金剛「最近忙しくて呉が全然遊びに出してくれないネ。
    私、とっても寂しい思いしたデス」

提督「う、うん。とりあえずそこから出てきてくれないかな」



242: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/17(木) 08:06:45.86 ID:SX9gRssZo


☆今日はちょっぴり大人しめ☆


金剛「私知ってるネ。
    テートクが私に冷たくするのも全部愛情の裏返しだってこと……」

提督「幸せな解釈だな」

金剛「全ては私のため。これくらいの壁を乗り越えられないようでは、
    私とテートクは結ばれないネ。絆をもっと深く強くするために、
    わざとこうやって冷たくしてるデス」

提督「早くその設定で小説でも書いて来いよ」

金剛「本当は恥ずかしがり屋のテートクはついつい私に
    冷たくして興味ない振りをしてるんデス。もっと素直になるネ」

提督「素直に言うが、その机の下狭くないか? 早く出てこいよ」

金剛「出てきたら抱きしめてくれるんデス?」

提督「たぶん誰かがすごい勢いで取り押さえに来るとは思う」




255: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/17(木) 15:48:11.32 ID:SX9gRssZo


☆高度なツンデレ☆


那珂「ねえねえ、那珂ちゃんは恋愛ってしちゃいけないの?」

呉「まあ今の人気がいらないっていうんだったら好きにすればいいけど」

那珂「へぇ~。禁止にはしないんだね? それって呉が那珂ちゃんのこと好きだから?」

呉「それで両思いになった時のためにあえて禁止にはしない……ってんな訳あるか」

那珂「好きなのは否定しないんだ~」

呉「好きじゃない」

那珂「もう遅いよ~」



268: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/18(金) 00:36:00.79 ID:BS82p0Ebo


☆カレー味比べクイズ☆


摩耶「はい、あーん」

鈴谷「あーん。んん! これはこくまろカレーだね」

提督「せ、正解だ。よし、摩耶、次だ!」

摩耶「ほれ、あーん」

鈴谷「あーん。んん! これは簡単だよ。ジャワカレー。
    あ、次の奴匂いで分かるけどバーモントでしょ?」

摩耶「気持ちわりぃよお前」

提督「ホントに見えてないのか?」

鈴谷「酷いなぁ~、あたしのカレー愛を舐めないで欲しいね!」



273: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/18(金) 00:58:36.47 ID:BS82p0Ebo


☆大井カレー☆


鈴谷「この店カレーないのカレー」

北上「カレーねぇ~。考えても見なかったなぁ」

鈴谷「二人共、元海兵の軍人ならカレーぐらい作れるっしょ!?」

大井「それよ! そうだわ! それにしましょう!
    新メニュー! 北上ラーメンに並ぶ大井カレーを!」

提督「ここラーメン屋だよなぁ……?」

北上「まあそれも有りっちゃ有りでしょ」



283: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/18(金) 06:42:07.61 ID:9hDSbdVPo


☆姉様ついに進化へ☆


呉「扶桑、あんた……艦載機って興味ある?」

扶桑「……あまり無いわ」

呉「……。向上心のない奴ね」

扶桑「それがどうかしたの?」

呉「主砲も持てない、ドラム缶も持てない。
   力がなくて何にも持てないあんたでも艦載機ならって」

扶桑「なんかすごく嫌な予感がするのだけど……」



284: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/18(金) 07:03:43.31 ID:9hDSbdVPo


☆改造☆


呉「……あ!」

呉(……どうしようレベル足んない。
   っていうか何で足んないのよ)

扶桑「あの、それでどうやったら航空戦艦になれるのかしら」

呉「えっと……ごめん。この話なかったことにして」

扶桑「え?」

呉「今のままの方がいいわ。あっちの書類お願いね」



288: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/18(金) 07:32:57.66 ID:9hDSbdVPo


☆心を鬼にして☆


金剛「呉のご機嫌が斜めデース……」

龍驤「何があったんや……手に持ってるスチールの缶コーヒー凹んどるで!?」

山城「なんか姉様が進化できないから出撃させたり
    訓練させたりしたいけどあんまりやるのも可哀想だし――」

那珂「でも訓練しないと強くならないし、進化もできないしで悩んでるらしいよ」

金剛「なるほどネ。私達は今は黙って訓練続けるしかないデス」



289: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/18(金) 07:37:29.28 ID:9hDSbdVPo


☆本人に聞いてみた☆


呉「だってあんまり厳しくするとあの子泣いちゃうし」

呉「さすがにちょっと付き合い長いだけに泣いてる所に喝入れるのもね」

那珂「那珂ちゃんかRJだったら絶対する癖に」

呉「あんた達は別よ。精神が鋼より硬いから」

呉「まあでも私の艦隊に入った以上、誰も見捨てたりはしないわよ。
   だからああやって書類の仕事も(遅いけど)任せてるんじゃない」

金剛「呉~~!」


この時、みんな久しぶりに呉に着いていこうとちょっと思った。



294: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/18(金) 18:37:31.52 ID:5+DbJ6EEo


☆恐縮至極☆


比叡『もしもし? 比叡です。お久しぶりです。
    実はそちらにまたお願いしたいことがあるんですが』

提督「断るッ!」

比叡『ヒェェー!! まだ何も言ってないですよ!?』

提督「(……うるせえ)なんだよお願いしたいことって」

比叡『軍の広報が軍の中の新聞を作ってるのですが、
    その中で取り上げたいとのことです』

提督「ほう、俺を取材ねぇ……。だが、断る」

比叡『ヒェェー!!』



298: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/18(金) 19:57:28.52 ID:5+DbJ6EEo


☆みんな大好きマスゴミ☆


比叡『まあそういうと思いまして、すでに送り込んであります』

提督「ヒェェー!! 俺の意見無視かよ!!」

比叡『そないあれば憂い無し! です』

提督「なんか違うが、まあいいや」

青葉「ども! 数々の戦犯を掻い潜っててきたと
    もっぱらの噂の提督に取材をしたくてきました青葉です!」

提督「ろくでもねえのが来たぜ」



301: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/18(金) 21:14:24.72 ID:5+DbJ6EEo


☆さっそく特ダネ☆


赤城「説明しよう。彼女の名前は青葉。
    どこのSSを見ても何を見てもこういう扱いを受けている
    若干可哀想な艦娘のうちの一人なのである!」

提督「さすが亡霊! メタいぜ! ……うん、ちょっと黙れ」

青葉「ぎゃあああああああああ! 提督とかもうどうでもいいです!!
    あ、あの! こ、これって! 本物なんですか!?」

提督「ああ、今天井に立っている、と言えばいいのか宙に逆さに浮いていると言えばいいのか」

提督「こいつは本物の亡霊だ」



302: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/18(金) 21:40:22.94 ID:5+DbJ6EEo


☆中の人が姉妹役でした☆


青葉「……ってそんな訳ないじゃないですか」

提督「おや? 信じないのかい?」

青葉「信じませんよ。幽霊なんているわけないです。
    これは一体どういうトリックなんですか?」

提督「お前はミスターサタンか。自分で見たものを信じなさいよ」

赤城「トリック? そうね、強いて言えば私と加賀さんの桜Trickね」

提督「おまえは何を言ってるんだ」



305: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/18(金) 22:49:55.55 ID:5+DbJ6EEo


☆取材☆


青葉「さて、素晴らしい謎のトリック少女の記事も手に入りましたし、
    さっそく取材を続けていきましょう」

提督「馬鹿な。もう始まっていただと?」

青葉「当たり前です。先の大戦である深海棲艦との戦争を
    終戦に持ち込んだとされている提督さんですが――」

青葉「ずばり、現在お付き合いをされている方はいますか!?」

提督「戦争全然関係ないのな」



309: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/18(金) 23:27:08.97 ID:5+DbJ6EEo


☆マスコミの直感☆


青葉「私的には呉鎮守府の呉さんが怪しいんじゃないかと」

加賀「でしたらそれは見当違いですね」

青葉「おや? あなたは確か長年提督の秘書艦をやっている加賀さんですね?」

加賀「はい。私が加賀です」

提督(お、おい、あまり余計なことは言うなよ……)

青葉「二人とも何か怪しい関係だったりするんですか?」

提督・加賀「「ははは、ないない」」


青葉(息ぴったりだなぁー)



315: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/19(土) 01:12:47.68 ID:ymteiOzPo


☆表紙は佐世保☆


青葉「横須賀鎮守府の提督さんには色々と都市伝説級の噂が絶えないんですよ」

提督「あー、超絶イケメンで格好良すぎるってこと? それは事実だぜ?」

青葉「あ、そういうんじゃないですし、見た感じですと雑誌の表紙を飾れるほどではないですね」

提督「グサァッ! ……も、もうちょっと言葉を選ぶことはしないのか」

青葉「あ、でもちょっとマニアックな雑誌の袋とじなんていいかも」

提督「何言ってるんだ」


――その頃。

熊野「……この感じ。どこかでホモの予感」



316: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/19(土) 01:30:10.81 ID:ymteiOzPo


☆提督の噂☆


青葉「実際の噂はですね、核保有二足方向型兵器
    通称メタルギアの存在を知っているとか」

提督「何それ怖い」

青葉「あと、バナナを使って深海棲艦の捕獲を成功させた、とか」

提督「……何それ怖い」

青葉「学生時代、突然の雨が振り雨宿りを倉庫に入ったら、
    たまたま呉さんも一緒に入って、びしょ濡れのまま閉じ込められて
    肌と肌で温めあったことが……ある、とか」

加賀「何ですかそれ。私、知らないんですけど」

提督「痛い痛い痛い痛い! 加賀。加賀! 落ち着け! 最後のは俺も知らない!」

青葉「最後以外は知ってるんですね!?」

提督・加賀「「……」」




320: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/19(土) 11:08:01.18 ID:lbqajKyDo


☆お説教☆


愛宕「二人ともお馬鹿ね~」

愛宕「そんなの隠すから気になるのよ」

愛宕「いつも鎮守府でイチャイチャチュッチュぺろぺろしてるって言えばいいのに」

提督「してないし」

加賀「既成事実……」ボソッ

提督「落ち着け加賀、今考えたことは全て破棄するんだ」



321: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/19(土) 11:27:52.64 ID:lbqajKyDo


☆カレーグランプリ☆


鈴谷「今日は金曜じゃないけどカレーの日だよ!」

提督「その通り! 今日はカレーグランプリじゃあああああ!」

電「ひ、人が多いのです……っっ」

愛宕「電大丈夫? 目、まわしてるけど……」

鈴谷「今日はあたしのために集まってくれてありがとうーーー!」

天龍「それも違うと思うが……」



322: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/19(土) 11:31:04.02 ID:lbqajKyDo


☆店の平常運転☆


北上「大井っち、今日はまさしくかき入れどきだよ」

大井「そうね……。こっちでも元海兵のカレーとしてカレーを売り出しまくるべきね」

客1「ラーメン1つください」

大井「カレーを頼めよッッ!」ベチャァッ

客1「ぎゃあああ!」

客2(……羨ましい)



325: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/19(土) 15:13:43.32 ID:GfeY+KyHo


☆行った人は乙でした☆


鈴谷「まさかこんなに人が来るなんてね……」

提督「驚きだよな」

摩耶「そんなにカレー食いたいんかなぁ」

鈴谷「そりゃそうだよ! カレー食べたくなるでしょ普通!」

摩耶「お前は常時だからあてにならない」



326: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/19(土) 15:24:26.21 ID:GfeY+KyHo


☆大人気☆


呉「え? そうなの?」

提督「ああ、半端な覚悟でやると偉いことになるぞ」

呉「分かった。ご忠告ありがとうね」

鈴谷「カレーの人気というのは万国共通。
    これが分かっただけでも私は安心嬉しいよ」

愛宕「本当に楽しそうね……」



341: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/19(土) 23:33:29.41 ID:b8ryJ0bdo


☆今度はこっちに☆


雷「で、佐世保はね、とっても強くて――」

青葉「あ、ありがとうございます。でも雷さんには聞いてないので……」

佐世保「えっと、先輩には撤退作戦の時に助けられて」

青葉「それ以前は提督とどのような関係で?」

佐世保「それ以前……僕はそこで初めて会ったんですよ」

青葉「後輩だったのに次席の先輩の顔も知らなかったんですか?」

佐世保「そう言われればどうして知らなかったんでしょうね」



343: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/20(日) 00:12:21.19 ID:7o4VQp6Ko


☆知ってる☆


那珂「那珂ちゃん知ってるよ」

那珂「提督の所には取材が来たのに那珂ちゃんの所には来ないってこと」

提督「俺に言うな俺に。お前のやることなすこと全部派手だから
    わざわざ聞きに来なくても筒抜けなんだよ」

那珂「何それー! 那珂ちゃんがまるでアホの子みたいじゃーん!」

提督「そう言ったつもりだったんだが」





348: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/20(日) 08:04:13.75 ID:j6U24qbbo


☆天才型の教え☆


天龍「だからこうスッと構えてからズバッと行くのよ」

摩耶「ん? こうか?」

天龍「違う違う。それじゃズシャッって感じだな。
    もっとこう角度がさあ」

摩耶「あー、やっぱアタシには無理だわ」




摩耶「――ってなことがあってよ」

愛宕「彼女、面倒見はすごくいいのよ?」



349: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/20(日) 10:32:54.09 ID:j6U24qbbo


☆マジ凹み☆


提督「あのさ、人をダメにするソファってのがあるらしいんだけど」

加賀「提督はもうダメなので必要ありません」

提督「……」

加賀「……? 提督?」

提督「お前らみんな同じこと言うのな。
    さすがの俺も終いには泣くぞ」

加賀「……あ、あの……すみませんでした」



350: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/20(日) 10:37:39.47 ID:j6U24qbbo


☆いや本当にこういう奴いたよな☆


摩耶「加賀姉が珍しくおろおろしてると思ったらおめーが原因か」

提督「俺の味方はこの暖かい布団だけさ。あっちに行きなベイビー」

摩耶「ソファ買ってもらえなかったぐらいでうじうじしてんじゃねえぞ!
    おら! さっさと起きろボケが!」ドカッ

提督「ひぃぃ! 蹴ってきた!? こ、こいつ血も涙もねえ!」

摩耶「加賀姉だって謝ってんだからさっさと許せ!」

提督「で、出た~~! 女子に寄る謎の連帯感~!
    関係ないのに謝れって言ってくるクラスに一人はいる奴~~!」

摩耶「もう一発蹴り打ち込まれたいらしいな」



354: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/20(日) 11:27:34.64 ID:j6U24qbbo


☆向き不向き以前の能力☆


提督「電~~助けてくれ~~!」

電「わわっ司令官さん!?」

摩耶「てめえ電に助け求めるとか恥ずかしくねえのか!?」

提督「お前よりも潜水艦見つけるの上手な電ちゃんは優秀だもんねー」

摩耶「ぐっ……この野郎ォ」

提督「電からも言ってやれよ。あいつおっぱいでけえだけで中身子供だからさ」

摩耶「お前が言うな」



361: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/20(日) 18:21:09.89 ID:j6U24qbbo


☆駄目なものは駄目☆


提督「元はといえば摩耶を含めたみんなが
    俺のことを駄目だ駄目だと言うから……」

摩耶「んなもんしょうがねえだろうが」

天龍「それは否めない」

愛宕「だってその通りじゃない」

提督「ち、ちくしょう覚えてろよ~~! うわ~ん」

愛宕「あっ、逃げた!」

摩耶「どこ行くつもりなんだあいつ」



362: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/20(日) 18:28:31.55 ID:j6U24qbbo


☆可哀想な奴☆


天龍「だいたいこの前だって
    遠征行くのに俺らの編成じゃ
    達成できないのとか間違えて行かせるし」

摩耶「この前はスポーツの一貫とか言って金剛と相撲やってるし」

鈴谷「女子風呂のお湯、試験管に入れて研究するだのなんのって言ってたし」

愛宕「み、みんな駄目よ。良いところだってあるんだから
    そういう所もちゃんと思い出しましょう?」

…………
……


加賀「みんなぐったりしてますが……どうしたんですか?」

愛宕「か、考えすぎて知恵熱が……」



367: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/20(日) 22:03:33.44 ID:j6U24qbbo


☆家出先☆


加賀「北上さん、ここに提督が来てません……か」

提督「へいらっしゃ……あ」

加賀「何やってんですか。さっさと帰りますよ」

大井「お願いだからそこの人、早く連れて帰って。
    お店のスープなくなっちゃう」

北上「いやいやスープ掛けるのやめてよ」



377: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/21(月) 06:36:13.55 ID:otbM/Fc9o


☆朝起きたら目の前に☆


呉「起きなさい。朝の訓練を始めるわよ」

摩耶「……は?」

呉「は? じゃなくて」

摩耶「……何してんだこんな所で姉呉」

呉「ええい、とにかくいますぐ起きろ!!」

摩耶「い、イエッサー!」



378: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/21(月) 06:39:13.61 ID:otbM/Fc9o


☆交換してみた☆


呉「なんだか昨日泣いて頼まれてね。
  私も他の鎮守府を扱うなんてことはしたことないし、
  こっちの空気がどういうもんかは見ておきたかったのよ」

呉「今後の勉強にもなると思ったし」

加賀「じゃあ提督は今……」

呉「私のところにいるわ」

天龍「何やってんだよ全く」

呉「さあ、私の特性の歓迎メニューをさっそくやってもらうわよ」



390: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/21(月) 14:42:35.25 ID:otbM/Fc9o


☆※ウォームアップのランニングです☆


鈴谷「も、もうだめ……! 死ぬぅぅ!」

呉「鈴谷、グラウンド一周に2分切ったわね。
  5週追加。そのペースじゃ一生終わらないよー」

鈴谷「ひぃいいい!!」

電「い、電もなのです!?」

呉「電は自分のペースでいいから50週そのタイヤ3個引きずって頑張りなさい」

電「な、なのです!」



391: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/21(月) 14:47:06.88 ID:otbM/Fc9o


☆一方提督は☆


提督「むむ……」

龍驤「むむむ……」

那珂「来たーーー! こ、これで那珂ちゃんの勝ち確定! リーーチ!」

龍驤「あ、ロン」

那珂「ぎゃあああああ!」

扶桑「ノーテン……何にも揃わない」



392: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/21(月) 14:48:49.89 ID:otbM/Fc9o


☆遊びも仕事☆


提督「いやー、扶桑は麻雀も弱いのか」

扶桑「どうしてかしら」

金剛「テートク~お仕事しなくて大丈夫デス?」

提督「ああ、大丈夫だ!」

金剛「テートクがそう言うなら大丈夫だよネ!」

山城「いやだめでしょ」



393: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/21(月) 15:00:05.40 ID:otbM/Fc9o


☆巨乳の悩み……らしい☆


加賀「あの……お言葉ですが、少々厳しすぎるのでは」

呉「そう? そういうあんたはしっかり終わらせてるじゃない」

加賀「私は当然です。……ですが、頑張り屋の電にはあのメニューは……
    やり過ぎてしまって倒れても提督や他の娘が心配するので」

呉「ちょっと私も久しぶりに気合入りすぎちゃったのかもね。
  いいわ。電は幼いからそろそろ止めてあげましょう。他の連中よりも根性はあるみたいだし」

呉「あとは走ると胸が痛いとか言い訳して
  早々に離脱した愛宕を医務室から引っ張りだしてきなさい」

加賀(ご愁傷様……)



396: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/21(月) 15:48:26.88 ID:otbM/Fc9o


☆摩耶は普通に頑張ってます☆


摩耶(くっそ……思った以上にキツい)

摩耶(いやその何倍もの辛さだ。呉の所の連中は
    いつもこんな厳しい訓練してやがるのか……!)※してません

摩耶(さすがにタイヤが何十個にも感じるくらいに重い……。
    疲労が溜まってきたか……)


摩耶「ん? て、てめえ、アタシのタイヤの上で何くつろいでやがる……!!」

鈴谷「お、頑張れ摩耶! もう少しだよ! っていうかやっと気づいたの?」

摩耶「降りろボケぇ! 通りで急に重くなったわけだ……」





398: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/21(月) 16:15:23.59 ID:otbM/Fc9o


☆ダメ男と出来る女☆


金剛「テートク~そろそろ私とお仕事するデース。ネ?」

提督「NO! 俺ははっきりとNOと言える日本人だぜ」

金剛「私呉に怒られるデース! 一緒にやるデス!」

提督「金剛……俺はお前の力が見たいんだ。
    お前が俺のために仕事をしている姿が見たいんだ!
    さあ、見せてくれ! 俺にその力を!」

金剛「OK!私の力、見せてあげるネー!」


龍驤「あかん奴や。完全にダメ男に引っかかるタイプや」

那珂「まあ仕事終わるからいいんじゃない?」



409: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/21(月) 23:51:00.06 ID:FSXf2n97o


☆本当はあります☆


金剛「テートク~、今日は眠れないから一緒に寝てほしいデス」

提督「……だってさ」

呉「なんで私なのよ。嫌に決まってんじゃない」

金剛「もう帰るデス!?」

呉「何よ私が帰ってきちゃ嫌なわけ?
   それとも何か困ることがあるの?」

金剛「な、何もないデス」



410: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/21(月) 23:58:46.83 ID:FSXf2n97o


☆さらば那珂ちゃん☆


提督「じゃ! 俺は帰るから!」

呉「おい待て、なんだこの雀卓」

提督「那珂がやりたいからってどうしてもって!
    あばよ、とっつぁ~ん! あとのことは頼んだぜ金剛~!」

呉「あ、こら! くそ……逃げ足だけは早い奴め」

龍驤「ボス、下手人を連れてきやした」

那珂「違うもん! 那珂ちゃんだけじゃないもん! ほんとだもん!」



412: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/22(火) 00:23:24.07 ID:1/t7HdrGo


☆葬式状態☆


提督「いぇーい帰ってきたぞーい。……ん?」

鈴谷「……」

摩耶「……」

愛宕「……」

加賀「おかえりなさい。帰ってくるのが遅いです」

提督「みんな顔死んでるけど大丈夫か? ……に比べて加賀は元気だな」

加賀「当然です。私は負けませんでした」




416: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/22(火) 01:05:42.37 ID:1/t7HdrGo


☆キャリア☆


天龍「俺はギリギリだったな。明日は休みにしようぜ~」

提督「なんだ、天龍は無事だったのか。キャリアの長さで生き残ったか?」

電「電も頑張ったのですけど……止められてしまったのです」

提督「そうなのか? でも疲れただろ? 今夜は俺が一緒に寝てやるよ」

加賀「私だって頑張りました」

提督「うん」

加賀「……むぅ」



417: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/22(火) 01:19:26.35 ID:1/t7HdrGo


☆大変良く出来ました☆


加賀「褒めないんですか?」

提督「だって真っ先に終えたらしいじゃん。
    っていうかみんなの二倍やってたって呉言ってたもん」

加賀「だから頑張ったんじゃないですか。
    褒めないんですか? 褒めて下さい」

提督「よ、よく出来ました」




418: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/22(火) 01:21:23.09 ID:1/t7HdrGo


☆ご褒美を所望☆


加賀「私、今夜はご褒美が必要ですね」

提督「……冷蔵庫にプリンがあr……
    あのー、そっちは僕の部屋なんだけど、おーい?」

加賀「待ってますから」

提督「おーい。ちょっと聞いてるー?」



423: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/22(火) 07:28:29.07 ID:OQiKd8+ho


☆簀巻き☆


愛宕「ねえ、昨日一緒に寝たんじゃなかったの?」

提督「……そうだね。まあ事実を言うとそうなるが」

愛宕「どういうこと?」

提督「俺は簀巻きにされ抱き枕状態で一夜明かした訳だ」

愛宕「……」

愛宕「もう我慢ならないから一から性知識植えてくる」

提督「お、おいあんまり過激なのは……行っちゃったよ」



425: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/22(火) 09:26:15.90 ID:OQiKd8+ho


☆関係者権限で知ってる☆


青葉「ども! 青葉です。今日はこれからどこへ行くんですか!?」

那珂「えー? 那珂ちゃんに聞いてるのー?
    今から撮影に行ってきまーす♪」

青葉「何の撮影ですか!?」

那珂「PVとー、雑誌のモデルだったかな?」

呉「あとイベントの打ち合わせもでしょ」

那珂「あー、そうそう。……ってなんで呉が知ってるのさ」



428: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/22(火) 16:51:00.23 ID:OQiKd8+ho


☆少しくらい汚れていたほうが☆


初雪「うちにはルンバはいないの?」

舞鶴「欲しいの? でもいつもちゃんとお掃除してるし」

隼鷹「そうだよ。いつも綺麗なままでいれるっのはいいことだよ」

響「……汚すの隼鷹ばっかりだよ」

舞鶴「ちゃんとお掃除してよ」

隼鷹「い、いやー、逆に散らかってた方が落ち着くというか」



432: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/22(火) 20:25:03.15 ID:OQiKd8+ho


☆貸してください(女性限定)☆


提督「少しくらい汚れていた方がいい場合がある」

愛宕「例えば?」

提督「……パンツとかさ、借りる時に」

愛宕「借りる時なんてあるの?」

提督「分かんないけど」



433: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/22(火) 20:31:25.93 ID:OQiKd8+ho


☆落ちた☆


雷「どうしたら佐世保を落とせると思う?」

熊野「世の中には吊り橋効果、というものがあって――」

雷「なるほど。吊り橋に行ってそこから谷底に」

熊野「落としてはだめですわよ?」



441: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/23(水) 07:00:59.03 ID:uNmxoAQro


☆墓穴☆


龍驤「聞いたで~、自分ら呉のトレーニングメニューで倒れたらしいな」

鈴谷「なんだよあれ! おかしいよ!」

龍驤「いやー、あんなんうちらは毎日やってんで~?」※嘘です

提督「へえ、じゃあピザ屋が毎日やりたいって言ってたって伝えとくよ」

龍驤「ま、まあでもあのメニュー長いから最近やらせてくれへんねん。
    だから言うても無駄やし、やめといた方がええで?」

提督「いや、伝えておく!」

龍驤「あの、ほんまにやめて」



443: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/23(水) 07:29:52.09 ID:uNmxoAQro


☆ふーしーだーらー☆


提督「もしかしたら俺も健全ロボダイミダラーのファクターかもしれない!!」

天龍「んな訳ねえだろ。さっさと訓練行くぞー」

提督「Hi-ERO粒子が満ち満ちているぜ! つーわけでおっぱい曝け出せよ」

青葉「青葉見ちゃいました聞いちゃいました。自分の艦娘に対して
    セクハラを強要する提督さんの姿を――

提督「当て身!」バシッ

青葉「……ッ」ドサッ

提督「証拠隠滅」

天龍「どうすんだよそいつ」



446: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/23(水) 07:53:44.15 ID:uNmxoAQro


☆きゃりー☆


提督「ど、どうする!? とりあえず脱がすか?」

天龍「アホかお前は! 動揺しすぎだ」

提督「とりあえず医務室連れて寝かせとけば起きるだろ」

天龍「しょうがねえな……よっと」

提督「おっ、ファイヤーマンズキャリー! かっこいいぞ天龍!」


電「ひ、人攫いなのです!?」←たまたま通りかかった



452: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/23(水) 14:50:13.15 ID:uNmxoAQro


☆提督と巨像☆


提督「ぐおおお! 巨像一体倒すのにどんだけ時間かかってるんだ俺は」

鈴谷「まだあと何体残ってるの?」

提督「わかんね。っていうかワンダの操作性悪すぎてやばい」

鈴谷「どうなんだろこれが普通なんじゃないの?」

提督「まあ古いソフトのHDだし仕方ないか」

鈴谷「にしてもすごい雰囲気ゲーだね」

提督「シンプルでいいけどな」



453: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/23(水) 16:18:11.96 ID:uNmxoAQro


☆一周年おめでとうございます☆


加賀「提督、今日は何の日かご存知ですか?」

提督「え? あ、え、うん」


提督(え~~~!? 何の日なの~~~!?)

加賀「その顔……覚えてないんですね? はぁ……」

提督「うわっ、すごいがっかりしてる! え?何の日なの?」

加賀「やっぱり覚えてないんですね。
    今日は我々の終戦記念日です」

提督「あー、はいはい」



454: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/23(水) 16:21:14.25 ID:uNmxoAQro


☆提督の生還日☆


提督「なるほどね。平和になった日、ということか」

加賀「はい、そういうことです」

提督「いや俺あの日、深海棲艦の所から久しぶりにこっちに帰ってきたし、
    曜日とか日付の感覚がなくて分かんなかったんだよ」

加賀「そうなんですか? 一体あっちで何してたんですか?」

提督「……それが言語が分からんからさっぱりで」


加賀「……それでよく生きて帰ってこれましたね」



461: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/24(木) 00:04:34.62 ID:aW8VhUOjo


☆劣るはずがない☆


加賀「そういえば通訳がいたおかげで……って言ってませんでした?」

提督「あいつは結ぶ日に向けて俺との対話を続け日本語を習得したんだよ」

加賀「……だったら私もあの人達の言語を取得可能ですね」

提督「さあ?」

加賀「バナナに引っかかるヲ級に私が劣るはずがありません」



465: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/24(木) 01:05:44.56 ID:aW8VhUOjo


☆オバマが到来!☆


呉「……何で私なの」

金剛「でも光栄なことデス。
    大統領の護衛デス。またとない機会ネ」

呉「そりゃそうだけど……」

龍驤「そら呉みたいなのがおったら誰も近づかへんからやろ」

呉「それどういう意味よ」



469: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/24(木) 07:03:18.13 ID:aW8VhUOjo


☆記念の立食会☆


比叡「という訳で大統領が来日していた関係もあったのですが
    我々も平和記念日としてのパーティがあるんです」

提督「それに出席しろと? やだよ」

比叡「ヒェェー!! まさか断られるとは思いませんでした!!」

加賀「というかせっかく来日してるのにほったらかしでいいんですか?」

比叡「いえ、もちろん大統領も参加しますよ」

提督「何でだよ」



470: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/24(木) 07:12:53.08 ID:aW8VhUOjo


☆混沌の予感☆


比叡「それに呉さんや舞鶴さん佐世保さんも参加されますよ」

加賀「一人一人だと普通なのに3人同時に名前を聞くと
    予測されてしまう混沌は何故なんでしょうね」

提督「なおさら行く気が起きなくなったよ」

比叡「いいじゃないですか。久しぶりに加賀さんと二人で出かけるんですし」

加賀「そうですね」

提督「出かける先がそれじゃあんまり……」




474: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/24(木) 11:39:47.17 ID:aW8VhUOjo


☆器(タッパー)が小さい☆


鈴谷「ねえなんで鈴谷達はいけないのさー!」

摩耶「そうだよ!豪華な飯食うんだろ! ずるいぞ!」

加賀「はあ、これは前にも言ったような気がします。
    そこに行くということは提督の面倒を見るんですよ」

天龍「俺パス」

愛宕「あたしもパス」

提督「くっそー! 言ったなお前ら!
    前はタッパーに食べ物入れて持って帰ってきたのに!」



476: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/24(木) 15:54:27.08 ID:aW8VhUOjo


☆E2すら突破できないワロタ☆


電「おみやげ欲しいのです。だめですか?」

提督「電には何でも持ってきてやろう」

鈴谷「鈴谷にはないの!? ねえーー!」

摩耶「アタシにもなんか持ってこいよ」

提督「摩耶は駄目だ。さっきボス前でお前一人大破したからな」

摩耶「お前がこき使うからだろうが! 糞が!」



497: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/25(金) 00:08:43.66 ID:k8QvnE3Jo


☆会食☆


呉「やあ。相変わらず……だね。君の提督は」

加賀「私の、ですか。そうですね。
    今は相変わらず上層部の挨拶回りで忙しいみたいです」

金剛「ずるいデス。私もテートクにご挨拶したいネ」

呉「あんたはいつも会ってるでしょうが」



499: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/25(金) 00:40:59.59 ID:k8QvnE3Jo


☆頼りになる☆


佐世保「先輩、最近ご挨拶に伺えなくてすみません」

提督「え? ああ、いいよいいよ。気にしなくて」

雷「じぃ……」

提督「ん? どうしたんだ?」

雷(佐世保の尊敬する提督。私が佐世保と結婚したら
   この人のお世話もすることになるのかしら……)

雷「あなたも私に頼ってもいいのよ?」

提督「……何が?」



501: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/25(金) 02:10:33.18 ID:k8QvnE3Jo


☆本当は初雪が来る予定だった☆


舞鶴「やっほー。みんな揃ってるね~」

呉「どうも」

隼鷹「やっほ~」

金剛「初雪じゃないんデス?」

舞鶴「いやタダで食べ物たくさん食べれるって言ったら
    着いてくるってうるさくてさ~。他の娘がドン引きするほど言うもんだから」

隼鷹「だってあの娘達少食の上に好き嫌いもあるし、
    私ならなんだって美味しく食べるよー?」




502: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/25(金) 02:13:39.75 ID:k8QvnE3Jo


☆ちなみに残された二人は☆


初雪「そろそろ寝よっか」

響「……」

初雪「何かあるの?」

響「……トイレ着いてきてもらってもいいかな」

初雪「怖いの?」

響「こ!? 怖くないさ。ただ……何か出た時に一人より二人の方がいいと思って」

初雪「うん、早く行こうね」




503: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/25(金) 02:18:34.31 ID:k8QvnE3Jo


☆幽霊と言えばこの人☆


響「初雪はいいの?」

初雪「さっき行ったから大丈夫。私もちょっと廊下暗くて怖くなってきた……」

響「は、早く布団に入ろう」

初雪「う、うん……」



赤城「あああああああああああああ!!!!」


響・初雪「ギャァァァーーーーーー!!!」

赤城「あ、ちょっと! おーい!私だよー!」





506: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/25(金) 02:36:00.95 ID:k8QvnE3Jo


☆死んでまでも怒られるとか……嫌だな☆


赤城(……)

赤城(実はこっそり舞鶴さんに留守中の二人を見守るように頼まれたけど)

赤城(二人が何かを怖がってる様子だったのでうっかり本能的に脅かしたけど)



赤城(……これ絶対あとで怒られるやつだ)



507: ◆BAS9sRqc3g 2014/04/25(金) 02:44:05.20 ID:k8QvnE3Jo


お疲れ様です。
あっという間に気がつけば500を超えて……。

艦これ一周年おめでとうございます。
正直一周年とは思えない成長速度ですね、艦これ。嬉しいです。
春イベ頑張りましょう。すでに弾薬が1万切ってピンチですが
さっき谷風が出てきました。

いつもならこの辺りでは構成が固まってきてるのに珍しく難産中。
正直鈴谷、摩耶、電は何もなくさらっと加入したことにするつもりだけど。
あとは提督以外の司令官共にスポット当ててたまには格好いい所を書きたかったり。


そんなこんなでこれからも頑張ります。
今後もお付き合い頂ける方はよろしくお願いします。








元スレ
SS速報VIP:【艦これ】提督「今日も平和だ」その5