1: ◆Vysj.4B9aySt 2018/09/08(土)23:23:46 ID:gyZ
―事務所調理室
コトコト
千枝「んー、もう大体色もついたかな?」
「じゃあ、鍋を降ろして」ウンショ
ガチャ
ネネ「あら?千枝ちゃん、またお料理かな?」
千枝「はい、今夜皆さんがライブですから、夜食をって」
ネネ「……ええ、皆さんね」ハイライトオフ
千枝「……千枝もメンバーから外れてますから大丈夫ですよ」ハイライトオフ
2: ◆Vysj.4B9aySt 2018/09/08(土)23:26:03 ID:gyZ
ここでは始めまして。
千枝がみんなの夜食代わりのスイーツを作るお話です
短いですがよろしかったらどうぞ
こちら、プロデューサーが各々アイドルにいるという独自の設定がありますので、よろしくお願いいたします
ネネ「へぇ、梨のコンポートを作ってるんだ」
千枝「はい。なんでも鳥取のファンの方から沢山届いたそうで」
ネネ「んー、いい香り……ちょっとワインを使ってるのかしら?」クンクン
千枝「あ、さすがはネネさんですね。だいたい鍋一つにつき一本は使ってます」
ネネ「あ、でもワインなんて……」
千枝「実は……」
――回想
志保『ワインかぁ……』
愛梨『私たちも未成年ですからね……楓さんはレッスンで急がしそうですし』
千枝『そうですか……』シュン
ガチャ
若葉『こんにちはーっ』
愛梨『……』
志保『……』
二人『『ないすたいみんぐ!』』
若葉『えっ?きゅ、急になんですか??』
…………
……
ネネ「で、買ってきてもらえたんですね」アハハ
千枝「はい。若葉お姉ちゃん、また免許証の提示を求められたみたいでしたけど……」ニガワライ
ネネ「苦労して入手して下さったんですから、若葉さんに感謝ですね」
千枝「はい!」
千枝「あ、そうだ。ネネさん、申し訳ありませんが、味見をお願いできませんか?」
ネネ「うん、いいよ」
千枝「じゃあ……」
サッ
カチャカチャ
千枝「まだ熱いので気をつけてください」
ネネ「うん」
サクッ
シャクシャク
ネネ「うん、しっかり甘味がついておいしいよ」グッ
千枝「よかったぁ」
ネネ「じゃあ、粗熱を取って下の大きい冷蔵庫にいれましょうか」
千枝「はい。じゃあ鍋を降ろしますね」
ネネ「あっ、一人だと危ないから……こっち持つよ」
千枝「すみません。何から何まで」
ネネ「いいのよ。一つ味見させてもらったしね」
千枝「ところで、ネネさんは調理室へ何か……」
ネネ「あ、それだけど、千枝ちゃんと一緒で特製ドリンクを作ろっかな……って」
千枝「わぁ……ネネさんのドリンクでしたら、皆さん喜びますよ」
ネネ「えへへ……そう言ってくれると嬉しいかな」テレテレ
千枝「じゃ、じゃあ、千枝もお手伝いしますね」
トントン
シュルシュル
ネネ「なんかいいね……」
千枝「え?何がですか?」
ネネ「みんなの為に何かを作るのって……その…愛する旦那様の為に…あの……料理をしているみたいで」
千枝「わぁ……とっても素敵です」キラキラ
ネネ「ぴ、Pさんにも……いつかは……毎日、作ってあげられるのかなって」
千枝「そういえば、ネネさんは…ネネさんのプロデューサーさんに、毎日お弁当を作っているんでしたか?」
ネネ「えへ……えへへ。うん、とっても楽しいんだよ」
「Pさんがこれを食べて喜んでくれるかなとか、うまいって言ってくれるかなとか」
「これは苦いから嫌うだろうけど、Pさんの身体の為に……とか」
千枝「まるで新婚さんみたいですね」ワクワク
ネネ「し、新婚さん!!?」
「そ、そんな、まだ私には早いですよ!」ブンブン
千枝「わわわっ、麺棒を振り回して危ないですよ!」ワタワタ
ネネ「そんな、まだ四回しか関係してないのに!」テレテレ
千枝「聞いてませんから!そこまで生々しい話はいいですからぁ!」
――落ち着きました
ネネ「ご、ごめんね、千枝ちゃん。なんか恥ずかしいことばかり口にしちゃって」
千枝「いえ……その頑張ってください」
ネネ「(///)」
ガチャ
法子「あれっ?千枝ちゃんにネネさん?」
みちる「もしかしてお二人もですか?」
由愛「うんしょ、うんしょ……はぁ、とりあえず小麦粉はここに置きますね」
ネネ「えっと二人はわかりますが、由愛ちゃんはどうして?」
由愛「それが、画材の消しゴム代わりにパンを探していて」
千枝(そのまま捕まったんですね)
ネネ(大変だね)
由愛(そ、そうなんです……)
みちる「あの、せめて口に出して抗議してくださいよ」
ネネ「あれ?でも法子ちゃんは、メロウイエローの出番があるからいかないでいいの?」
法子「そうなんですけど、ドーナツがなくて……力が出なくて……」
「あたしがライブに出るとどーして、近くのドーナツ屋さんはみんな売り切れになるんでしょうかね?」
みんな(……そりゃ、ファンが買ってくんでしょ)
ネネ「まぁ、なら」キュッ
千枝「油は……胡麻脂がありますね」
みちる「香ばしい香りになりそうです!」
法子「えっ、いいの?作ってくれるの?」
由愛「その代わりに」
「受け取ったドーナツの分だけ、あまーいライブをお願いしますね」
法子「大丈夫だよ!」
「だってあたしは」
「ドーナツが大好きだからねっ」
「それに」
クルッ
「ドーナツだって憑いてるもんっ!」
――数時間後
ガヤガヤワイワイ
みちる「あ、皆さんが帰ってきたみたいです」
由愛「準備の方、どうにか間に合いましたね」
千枝「まだ油は温かいですから、追加も大丈夫ですね」
ネネ「それじゃあみんな」
ガチャ
「「「「おつかれさまでした!」」」」
(o・▽・o)&(●・▽・●)おわりだよー
以上になります
ドーナツには粉砂糖をかけるようにとありましたので、調べていたらそういうことかという話に繋がり、今回の話になります
ではライブお疲れ様でした
元スレ
ここでは始めまして。
千枝がみんなの夜食代わりのスイーツを作るお話です
短いですがよろしかったらどうぞ
こちら、プロデューサーが各々アイドルにいるという独自の設定がありますので、よろしくお願いいたします
3: ◆Vysj.4B9aySt 2018/09/08(土)23:30:39 ID:gyZ
ネネ「へぇ、梨のコンポートを作ってるんだ」
千枝「はい。なんでも鳥取のファンの方から沢山届いたそうで」
ネネ「んー、いい香り……ちょっとワインを使ってるのかしら?」クンクン
千枝「あ、さすがはネネさんですね。だいたい鍋一つにつき一本は使ってます」
ネネ「あ、でもワインなんて……」
千枝「実は……」
4: ◆Vysj.4B9aySt 2018/09/08(土)23:34:18 ID:gyZ
――回想
志保『ワインかぁ……』
愛梨『私たちも未成年ですからね……楓さんはレッスンで急がしそうですし』
千枝『そうですか……』シュン
ガチャ
若葉『こんにちはーっ』
愛梨『……』
志保『……』
二人『『ないすたいみんぐ!』』
若葉『えっ?きゅ、急になんですか??』
5: ◆Vysj.4B9aySt 2018/09/08(土)23:36:31 ID:gyZ
…………
……
ネネ「で、買ってきてもらえたんですね」アハハ
千枝「はい。若葉お姉ちゃん、また免許証の提示を求められたみたいでしたけど……」ニガワライ
ネネ「苦労して入手して下さったんですから、若葉さんに感謝ですね」
千枝「はい!」
6: ◆Vysj.4B9aySt 2018/09/08(土)23:39:47 ID:gyZ
千枝「あ、そうだ。ネネさん、申し訳ありませんが、味見をお願いできませんか?」
ネネ「うん、いいよ」
千枝「じゃあ……」
サッ
カチャカチャ
千枝「まだ熱いので気をつけてください」
ネネ「うん」
サクッ
シャクシャク
ネネ「うん、しっかり甘味がついておいしいよ」グッ
千枝「よかったぁ」
7: ◆Vysj.4B9aySt 2018/09/08(土)23:42:19 ID:gyZ
ネネ「じゃあ、粗熱を取って下の大きい冷蔵庫にいれましょうか」
千枝「はい。じゃあ鍋を降ろしますね」
ネネ「あっ、一人だと危ないから……こっち持つよ」
千枝「すみません。何から何まで」
ネネ「いいのよ。一つ味見させてもらったしね」
8: ◆Vysj.4B9aySt 2018/09/08(土)23:45:55 ID:gyZ
千枝「ところで、ネネさんは調理室へ何か……」
ネネ「あ、それだけど、千枝ちゃんと一緒で特製ドリンクを作ろっかな……って」
千枝「わぁ……ネネさんのドリンクでしたら、皆さん喜びますよ」
ネネ「えへへ……そう言ってくれると嬉しいかな」テレテレ
千枝「じゃ、じゃあ、千枝もお手伝いしますね」
9: ◆Vysj.4B9aySt 2018/09/08(土)23:53:35 ID:gyZ
トントン
シュルシュル
ネネ「なんかいいね……」
千枝「え?何がですか?」
ネネ「みんなの為に何かを作るのって……その…愛する旦那様の為に…あの……料理をしているみたいで」
千枝「わぁ……とっても素敵です」キラキラ
ネネ「ぴ、Pさんにも……いつかは……毎日、作ってあげられるのかなって」
10: ◆Vysj.4B9aySt 2018/09/08(土)23:54:02 ID:gyZ
千枝「そういえば、ネネさんは…ネネさんのプロデューサーさんに、毎日お弁当を作っているんでしたか?」
ネネ「えへ……えへへ。うん、とっても楽しいんだよ」
「Pさんがこれを食べて喜んでくれるかなとか、うまいって言ってくれるかなとか」
「これは苦いから嫌うだろうけど、Pさんの身体の為に……とか」
千枝「まるで新婚さんみたいですね」ワクワク
ネネ「し、新婚さん!!?」
「そ、そんな、まだ私には早いですよ!」ブンブン
千枝「わわわっ、麺棒を振り回して危ないですよ!」ワタワタ
11: ◆Vysj.4B9aySt 2018/09/08(土)23:56:05 ID:gyZ
ネネ「そんな、まだ四回しか関係してないのに!」テレテレ
千枝「聞いてませんから!そこまで生々しい話はいいですからぁ!」
12: ◆Vysj.4B9aySt 2018/09/09(日)00:02:12 ID:lHT
――落ち着きました
ネネ「ご、ごめんね、千枝ちゃん。なんか恥ずかしいことばかり口にしちゃって」
千枝「いえ……その頑張ってください」
ネネ「(///)」
ガチャ
法子「あれっ?千枝ちゃんにネネさん?」
みちる「もしかしてお二人もですか?」
由愛「うんしょ、うんしょ……はぁ、とりあえず小麦粉はここに置きますね」
ネネ「えっと二人はわかりますが、由愛ちゃんはどうして?」
由愛「それが、画材の消しゴム代わりにパンを探していて」
千枝(そのまま捕まったんですね)
ネネ(大変だね)
由愛(そ、そうなんです……)
みちる「あの、せめて口に出して抗議してくださいよ」
13: ◆Vysj.4B9aySt 2018/09/09(日)00:06:28 ID:lHT
ネネ「あれ?でも法子ちゃんは、メロウイエローの出番があるからいかないでいいの?」
法子「そうなんですけど、ドーナツがなくて……力が出なくて……」
「あたしがライブに出るとどーして、近くのドーナツ屋さんはみんな売り切れになるんでしょうかね?」
みんな(……そりゃ、ファンが買ってくんでしょ)
14: ◆Vysj.4B9aySt 2018/09/09(日)00:09:06 ID:lHT
ネネ「まぁ、なら」キュッ
千枝「油は……胡麻脂がありますね」
みちる「香ばしい香りになりそうです!」
法子「えっ、いいの?作ってくれるの?」
由愛「その代わりに」
「受け取ったドーナツの分だけ、あまーいライブをお願いしますね」
15: ◆Vysj.4B9aySt 2018/09/09(日)00:12:22 ID:lHT
法子「大丈夫だよ!」
「だってあたしは」
「ドーナツが大好きだからねっ」
「それに」
クルッ
「ドーナツだって憑いてるもんっ!」
16: ◆Vysj.4B9aySt 2018/09/09(日)00:14:45 ID:lHT
――数時間後
ガヤガヤワイワイ
みちる「あ、皆さんが帰ってきたみたいです」
由愛「準備の方、どうにか間に合いましたね」
千枝「まだ油は温かいですから、追加も大丈夫ですね」
ネネ「それじゃあみんな」
ガチャ
「「「「おつかれさまでした!」」」」
(o・▽・o)&(●・▽・●)おわりだよー
17: ◆Vysj.4B9aySt 2018/09/09(日)00:18:04 ID:lHT
以上になります
ドーナツには粉砂糖をかけるようにとありましたので、調べていたらそういうことかという話に繋がり、今回の話になります
ではライブお疲れ様でした
【モバマス】千枝「今夜の夜食は」ネネ「食べ過ぎ注意ですよ」