1: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)15:53:05 ID:7YU
SS速報さんがあんな感じなのでこちらで。
今回、長いので前後編となります。
オリジナルのスタンド、ジョジョのキャラは出ません。
キャラ崩壊など注意です。
前回、前々回を読み直して、菜々さんに謝らなくてはいけない気がしてきました。
2: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)15:54:49 ID:7YU
その1
??「さあ……行きましょう」
悠貴「は、はいっ!!」
??「次のステージに進む為に……」
??「必ず手に入れます……」ゴゴゴゴゴ
悠貴「……」ゴクリッ
??「ものすごい美容効果を発揮するという、伝説の……」
??「『スーパー化粧水』を……!」バァーン
『スーパー化粧水』
スーパーエイジャの化粧水版的な物。
なんかすごい美容効果。波紋は増幅しない。
早苗「『スーパー化粧水』を狙ってる子達がいるって聞いてはいたけどー」
早苗「まさかこんなに早く仕掛けて来るとは思わなかったわ」
巴「そうじゃな……」
巴「しかも、まさか」
悠貴「……」プルプルプル
巴「悠貴一人で来るとは、予想外じゃったな……」
早苗「生まれたてのバンビみたいに、プルプル震えてるわね……」
悠貴「……」プルプルプルプルプル
悠貴(む、むむ、無理ですよぉ……ひ、一人でこの二人と戦うなんてぇ……)プルプルプル
悠貴(ど、どこに行っちゃったんですか……)プルプルプル
悠貴(で、でも二手に別れる作戦だから……と、とりあえずやってみよう……)プルプルプル
悠貴「あ、あの……」プルプル
早苗「ん? なに?」ニコッ
巴「なんじゃ?」ギランッ
悠貴(ひ、ひぃぃぃぃ><)プルプル
悠貴「その、わ、私、かわいくなりたくて……」
悠貴「……なので、その……」
悠貴「すいませんっ!!」バッ!
早苗(おっ、向かってくる)
悠貴「や、やぁ!」
悠貴「『スピード・キnバァァァンンッ!!
シュンッッ!!!
悠貴「!!?」ビクゥッ
悠貴(……い、今……首筋を……何かが……)サー
巴「『エンペラー』」シュゥゥ
巴「妙な動きはすんなや、悠貴」デェン
悠貴「……」ガタガタガタガタ
早苗「あー、ほら、驚かせすぎよ。巴ちゃん」
早苗「プルプル通り越して、ガタガタ震えて動かなくなっちゃったじゃない」
巴「お、おう……威嚇射撃がここまで効くとは思わなかったんじゃ」
早苗「普通、撃たれたらこうなるわよ……」
早苗「私達は『スーパー化粧水』を守る使命があるけど、無要な暴力を振るうのは違うんだからね」
巴「わ、分かっとる……」
早苗「というか、悠貴ちゃんのスタンドって『スピード・キング』ってヤツよね」
巴「そうだったと思うが……?」
早苗「流石にあの能力で、私達二人を相手にするのは無謀だと思うのよ」
巴「たしか、触れた一点に熱を持たせる。だったか?」
早苗「そうよ。大きな血管とかに触れられたら脅威だけど、射程距離は極少」
早苗「そこで疑問」
巴「ん?」
早苗「私たちのスタンドがガチガチの武闘派なのは、悠貴ちゃんも知ってたはず」
早苗「それなのに、一人で戦いを挑んで来るかしら」
巴「ああ、たしかにのう……」
早苗「それに悠貴ちゃんは、人と争ってまで『スーパー化粧水』を奪いに来ないと思うの」
巴「! それはつまり……」
早苗「誰かが悠貴ちゃんの手引きをした、と考えるのが自然……」
??「その通りですよ」
ボワァァッッッ
早苗「!!」
巴「!!」
モワモワモワモワ
早苗「煙!?」
早苗「こ、これは!?」
シワシワシワ
巴「な、なんじゃ!? 肌が!」シワシワ
巴「老いていくっ!?!?」ダーーン
早苗「このスタンドは!! まさかっ!!」
「『ザ……』」
菜々「『グレイトフル・デッド』……!!」
早苗悠貴「菜々ちゃん(さん)!!」
巴「ど、どうなっとるんじゃ!! これはっ!?」
早苗「巴ちゃん! まずいわ! 菜々ちゃんのスタンドは!!」
早苗「老化ガスを発生させるスタンドなのよ!!」バァーン
巴「老化じゃと!?」
巴「じゃ、じゃが! 悠貴はなんともなっとらんぞ!!」
悠貴「あっ、私は氷を持っているので……すいません……」ヒンヤリー
巴「氷?」
早苗「菜々ちゃんのスタンド能力は、氷で冷やす事で老化を食い止めることができるの!」
巴「そうなんかっ!」
早苗「このままじゃ、巴ちゃんの喋り方に違和感が無くなっちゃう……それに、アイドルがこんな顔……見せられないわっ!!」
菜々「すいません、早苗さん。でも、急いだ方がいいんじゃないですか……?」
早苗「くっ!」
早苗「巴ちゃん! 氷を持って来てくれない?」
巴「なんじゃと!?」
早苗「ここは私が食い止める! だからっ!」
巴「じゃ、じゃが!! 早苗の姉御がっ!」
早苗「私はさっきまで冷たい飲み物を飲んでたから、まだ戦えるわ!」
早苗「でも、それも時間の問題……絶対に氷は必要なの! お願い!!」
巴「…… 分かった!! 武運を祈っとるけぇ!!」ダッッ
菜々「巴ちゃんに氷を取りに行かせて、その間は自分が『スーパー化粧水』を守り通す」
菜々「良い判断ですねぇ……早苗さん」ゴゴゴゴ
早苗「菜々ちゃん……!」
悠貴「菜々さん!!」
菜々「悠貴ちゃんが頑張ってくれたお陰で、ひっそりとこの部屋の冷房をOFFにできましたよ。作戦は成功です」
悠貴「え、えへへ」
菜々「ですが、悠貴ちゃん」
悠貴「は、はい?」
菜々「さっき、かわいくなりたい。と言っていましたね」
悠貴「は、はい」
菜々「……」
菜々「いいですか? 悠貴ちゃん」
菜々「『かわいくなる』そんな言葉は使う必要は無いんです……」
菜々「なぜなら菜々や菜々の仲間達は、その言葉を頭の中に思い浮かべた時には!」
菜々「実際にもうすでに、かわいくなっているからですッ!!」バァーーーン
悠貴「!!」
菜々「『かわいくなる』と心の中で思ったならッ!」ドドドドド
菜々「その時スデに行動は終わっているんですッ!!!」バァァァン!!
悠貴「!!!!」
菜々「『成長』するんです! 悠貴ちゃん!」
菜々「『成長』しなければ、菜々達は『栄光』をつかめません!」
悠貴「せ、成長と言っても……菜々さん……私のこんな能力じゃ……」
菜々「……」
菜々「悠貴ちゃん 悠貴ちゃん 悠貴ちゃん 悠貴ちゃ~~~ん……」
悠貴「!?」
菜々「菜々は悠貴ちゃんを信じてるんですよ」
菜々「悠貴ちゃんの『スピード・キング』はその気になれば、何者にも負けない能力です!」
菜々「『自信』を持っていいんですよ! あなたの能力にッ!」
悠貴「そ、そうですかっ!」
菜々「そうですとも」
悠貴「え、えへへ」
菜々「あとは……ええーと、そうですね。悠貴ちゃん」
悠貴「はい?」
菜々「……」
菜々「コホンッ」
菜々「菜々達のチームの他の人ならッ!」
菜々「あとちょっとで決着をつけられるって、『スタンド』を決して解除したりしませんッ!」
菜々「例え、ライブで失敗をした直後だったり、ハードなレッスンを受けようともですッ!」
悠貴「……」
菜々「……」
菜々「ということです……」
悠貴「あっ、はい……」
早苗「切羽詰まってるから、来ないならこっちから行くわよ!!」バッ!
早苗「『ストーン・フリー』!!」
悠貴「ひぃっ!」
早苗「オラオラオラオラオラァ!!」バババババ
菜々「『グレイトフル・デッド』!!」
グレイトフル・デッド『……』ガシィッ!!
早苗「! 止められた!?」
菜々「ふふふ、早苗さんのスタンドは近距離パワー型……しかし!」
菜々「老化でスタンドパワーが落ちていますよっ!!」
菜々「ハァァァッ!!」
グレイトフル・デッド『!!』ブンブンブンッ!!
ストーン・フリー『!!』パンチパンチパンチ
早苗「い、意外と素早いわねぇ!」
菜々「悠貴ちゃん! 二人である利点を生かすんです!」
菜々「菜々が早苗さんを抑えている間に!『スーパー化粧水』を!!」
悠貴「は、はいっ!!」ダッ!!
早苗「! そうは……」
早苗「させないわよっ!!」
早苗「『ストーン・フリィィィ』!!」
ストーン・フリー『シュルシュルシュル』バッ!
ガシィンッ!!
悠貴「!?」チラッ
悠貴「こ、これはっ! 手錠!?」
悠貴「手錠が私の左腕にっ!」ジャラジャラ
早苗「『ストーン・フリー』の糸で手錠を作ったわ!!」
早苗「そして、もう片方を私の手に付ければ、悠貴ちゃんはここから離れられないっ!!」ドォーン
悠貴「あわわ! ど、どうしましょう!!」
菜々「……隙を、見せましたねっ!!」シュバッ!
早苗「くぅっ!!!」
菜々「ウサウサウサウサウサウサァ!!ミンッ!!!」
早苗「オラオラオラオラオラオラオラァ!!!」
グレイトフル・デッド『!!』ガガガンッッ!
ストーン・フリー『!!』ガシガシガシィッ!!
菜々「まだ堪えるとは……流石は早苗さんですね……」ハァハァ
早苗「一応、元婦警さんだからねぇ……」
菜々「ですが、息切れ、してますよね……」ハァハァ
菜々「早苗さんも……スタンドのエネルギーを全力疾走のように使いましたから……体が温まってるはずです……」
早苗「……」ハァハァハァ
菜々「早苗さんにはもうわかりますよね……体が温まったらどうなるかを……!」
早苗「……ッ!! 」
早苗「老化がっ……!」シワシワシワ
菜々「悠貴ちゃんへの手錠も緩んでいますよ……!」ドンッ!
悠貴「よいしょよいしょ……」
悠貴「あっ! 取れました!!」
早苗(ま、まずい! 力が……!) ガクッ
菜々「大丈夫ですよ、早苗さん。少しの間、眠ってもらうだけですから……!」
菜々「これで菜々達の勝ちですッ!!」グワァッ!!
ガシィッ!!
菜々「!? だ、誰ですか!?」クルッ
「ずいぶんと……」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
マスタートレーナー「元気みたいだな? 安部?」バァーーーン
菜々「まっ、マストレさんっ!?!?」
マスタートレーナー「そんなに元気なら、私が直々に、スペシャルメニューのレッスンをしてやろうじゃないか……!!」
菜々「な、なんでですか!? 菜々の『グレイトフル・デッド』が発動しているのに!?」
菜々「なぜそんなにピンピンしているんですかっ!?」
マスタートレーナー「体力には自信があるからな」ワカワカシー
菜々「そういう問題じゃ無いんですけどっ!?」ガーン
マスタートレーナー「まあ、いいから来い」ガシッ
菜々「ひ、ひいいい!」
菜々「ご勘弁を! スペシャルメニューだけは勘弁を~~~」ズルズルズル
マスタートレーナー「ダメだ」
菜々「のーーうっ!! あああああ~~~~~~」ズルズルズル
バタンッ!
早苗「……」
悠貴「……」
早苗「……」
悠貴「……」
早苗「……あっ、老化解けた」ワカワカー
悠貴「……」ダラダラダラ
ガチャッ
巴「氷があまり無くてのう、コップに入れて来たんじゃが……」
巴「もう終わったみたいじゃな」
悠貴「……」ダラダラダラダラダラ
早苗「……さぁて」
早苗「悠貴ちゃん?」
悠貴「……!!」ビクーーーーン
早苗「悠貴ちゃんも一応、加担した訳だからー」
早苗「すこーし、お仕置きよ♪」ニッコリ
悠貴「……」ガタガタガタガタガタガタ
巴「まあ、しょうがないのう……」
悠貴(あ、あわわわわわ)ガタガタガタガタ
悠貴(うう……でも、しょうがないよね……)
ボワァッ!
巴「!? なんじゃ!?」
早苗「!? こ、これは!?」
早苗「こ……この疲労感……」
早苗「ま……また始まったわッ!!」
悠貴「え?」キョトン
早苗「終わっていないわ!!」
早苗「まさか……まさか!菜々ちゃん!!」シワシワシワ
巴「!!」シワシワシワ
悠貴「ッ!!」
悠貴「あ、あそこ!! レッスン室を見てくださいっ!!」
早苗巴「チラッ」
早苗「な、なにぃ~~~?」
菜々「『グレイト…………フル・』」ゼェゼェ
菜々「『デッド………………』」ゼェゼェハァハァ
悠貴「なっ、菜々さんんんんんん!!!」
早苗「な、なんてこと……」
巴「……見上げた根性じゃのう……」
悠貴「本当に……菜々さん……ううっ……」
悠貴「その通りだったんですね……」
悠貴「『いったん食らいついたら、ライブで失敗してても、ハードなレッスンを受けても、決してスタンド能力は解除しない』と、私に言った事は……!!!」
悠貴「菜々さん……ギリギリのところでレッスンについて行ってる……」
悠貴「あんな状態じゃ、意識を失うのも時間の問題です……」
悠貴「だのに、菜々さんは、自分の『グレイトフル・デッド』を解除しない……」
ゴゴゴゴ
悠貴「……何があろうとも私達は『スーパー化粧水』を手に入れるんですね……菜々さん……」
悠貴「私達はもう後には戻れないんですねッ!!」バァン!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
悠貴「わかりました菜々さんッ!!」
悠貴「菜々さんの覚悟が!」
悠貴「『言葉』でなく『心』で理解できましたッ!!!」バァァァン!!!
悠貴「かわいくなるって思った時は! 菜々さんッ!!」
悠貴「スデに行動は終わっているんですね!!!」ドォーン!
早苗「あの目……こ、これがさっきまでプルプル震えてた悠貴ちゃんなの……?」
悠貴「……行きます!」バッッ!!
早苗(む、向かってきた!)
巴「ッ!!『エンペラー』!!!」カチャッ!!
巴「!?」
悠貴「……!」タタタタタタ
巴(じゅ、銃口に向かって、真っ直ぐ!?)
悠貴「……撃てませんよね。直接、私には……!!」
巴「くっ!!」
バァァァンンッ!!
シュンッッ!!!
悠貴「『スピード・キング』!!」シュバッ!!
巴(や、やられるっ!)
早苗「危ないっ! 巴ちゃん!!」ガバッ!!
巴「ッ!!」
悠貴「……」サッ!
ゴロンッ!
早苗「あ、危ない……菜々ちゃんの老化スタンドには、熱を持たせる悠貴ちゃんのスタンドはなかなかに相性がいい……!」
巴「た、助かった……すまん、姉御!」
早苗「いいのよ! 躱せてよかった……!!」
悠貴「……いいえ、躱せていませんよ……」
悠貴「……私は、巴さんを狙っていた訳ではないですから……」
早苗「な、なにを…… !?」
早苗「こ、これはっ!」シワシワ
早苗「老化が進んでいるっ!?」シワシワシワ
早苗「な、なぜ……」
チラッ
巴「ハッッ!!」
巴「あ、姉御!!!」シワシワ
巴「こ、コップの氷が溶けとる!!!」シワシワシワ
早苗「な、なんですって!?」
悠貴「『スピード・キング』で狙っていたのは、そのコップです……!」
早苗「!? まさか!!」
悠貴「コップの底に……熱を持たせましたっ!!」バァーーン!!
悠貴「最初から巴さんが持っていた、氷の入ったコップを狙っていたんです!!」デェーーン!!
早苗「ううっ……熱を持ったら……当然、氷は溶ける……」シワシワシワ
巴「うぬぅ……た、立てん……」シワシワ
ガクッ
悠貴「私と菜々さんの勝利です……」
悠貴「……菜々さん、やりましたよ……!!」
悠貴「……それでは、『スーパー化粧水』を探しn」ポンッ!
悠貴「ぽんっ?」チラッ
マスタートレーナー「お前もずいぶんと元気みたいじゃないか? 乙倉?」ゴゴゴゴゴ
悠貴「!? マストレさんっ!?!? な、なんでっ!?」
悠貴「なんで動けるんですか!? 菜々さんがスタンドパワーを振り絞っているのに!!」
悠貴「そ、それに、菜々さんにあのハードなレッスンを受けさせていましたよね! 当然、体温は上がっているはず……それなのに!!」
マスタートレーナー「私はあの程度では汗一かかん」ドォーン!!
悠貴「!?!?!?」
マスタートレーナー「さて、乙倉。お前も一緒にスペシャルメニューのレッスンがしたいようだな」ガシィ!
悠貴「ひ、ひぃぃぃぃ! いやぁぁぁぁん!!」ズルズル
マスタートレーナー「そして安部!! まだスタンドを使う体力が残っているようだな!! 乙倉と再レッスンだ!!!」
菜々「!?!?!?」ゼェゼェハァハァ
マスタートレーナー「時間はたっぷりある……今日は、とことん付き合ってやろう……!!」
菜々悠貴「「ひやぁぁぁぁぁぁぁっっ!!」」
早苗「……」
巴「……」
早苗「これ……私達、居る必要……あったかしら……?」
巴「……さぁのう……」
[安部菜々&乙倉悠貴 リタイア]
<アイドル続行>
to be continued?
『エンペラー』
『皇帝』の暗示のスタンド。銃の形をしていて、銃本体と銃弾はどちらもスタンド。弾道を本体の意思で操れる。
お嬢のお家柄によって発現した。
『ザ・グレイトフル・デッド』
老化ガスを発生させるスタンド。体温が高いと老化が進む。
自分以外が歳を取れば相対的に~的なアレ。
『ストーン・フリー』
糸のスタンド。肉体を糸にして解いたり、糸を集めて人型になれたりする。応用が効く。
手錠が唯一の警官要素。
『スピード・キング』
触れた一点に熱を持たせるスタンド。射程は10cm程度。まだ謎が多い。
スピードで乙倉ちゃんが想起されたので発現した。
菜々さんをやっと本編?で出せてうれしいです。
後編に続きます。バトル一辺倒です。
読んで頂けたなら幸いです。
ありがとうございました。
元スレ
その1
??「さあ……行きましょう」
悠貴「は、はいっ!!」
??「次のステージに進む為に……」
??「必ず手に入れます……」ゴゴゴゴゴ
悠貴「……」ゴクリッ
??「ものすごい美容効果を発揮するという、伝説の……」
??「『スーパー化粧水』を……!」バァーン
3: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)15:55:54 ID:7YU
『スーパー化粧水』
スーパーエイジャの化粧水版的な物。
なんかすごい美容効果。波紋は増幅しない。
4: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)15:58:09 ID:7YU
早苗「『スーパー化粧水』を狙ってる子達がいるって聞いてはいたけどー」
早苗「まさかこんなに早く仕掛けて来るとは思わなかったわ」
巴「そうじゃな……」
巴「しかも、まさか」
悠貴「……」プルプルプル
巴「悠貴一人で来るとは、予想外じゃったな……」
早苗「生まれたてのバンビみたいに、プルプル震えてるわね……」
悠貴「……」プルプルプルプルプル
悠貴(む、むむ、無理ですよぉ……ひ、一人でこの二人と戦うなんてぇ……)プルプルプル
悠貴(ど、どこに行っちゃったんですか……)プルプルプル
悠貴(で、でも二手に別れる作戦だから……と、とりあえずやってみよう……)プルプルプル
5: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)16:00:52 ID:7YU
悠貴「あ、あの……」プルプル
早苗「ん? なに?」ニコッ
巴「なんじゃ?」ギランッ
悠貴(ひ、ひぃぃぃぃ><)プルプル
悠貴「その、わ、私、かわいくなりたくて……」
悠貴「……なので、その……」
悠貴「すいませんっ!!」バッ!
早苗(おっ、向かってくる)
悠貴「や、やぁ!」
悠貴「『スピード・キnバァァァンンッ!!
シュンッッ!!!
悠貴「!!?」ビクゥッ
悠貴(……い、今……首筋を……何かが……)サー
巴「『エンペラー』」シュゥゥ
巴「妙な動きはすんなや、悠貴」デェン
悠貴「……」ガタガタガタガタ
6: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)16:05:13 ID:7YU
早苗「あー、ほら、驚かせすぎよ。巴ちゃん」
早苗「プルプル通り越して、ガタガタ震えて動かなくなっちゃったじゃない」
巴「お、おう……威嚇射撃がここまで効くとは思わなかったんじゃ」
早苗「普通、撃たれたらこうなるわよ……」
早苗「私達は『スーパー化粧水』を守る使命があるけど、無要な暴力を振るうのは違うんだからね」
巴「わ、分かっとる……」
7: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)16:33:06 ID:7YU
早苗「というか、悠貴ちゃんのスタンドって『スピード・キング』ってヤツよね」
巴「そうだったと思うが……?」
早苗「流石にあの能力で、私達二人を相手にするのは無謀だと思うのよ」
巴「たしか、触れた一点に熱を持たせる。だったか?」
早苗「そうよ。大きな血管とかに触れられたら脅威だけど、射程距離は極少」
早苗「そこで疑問」
巴「ん?」
8: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)16:35:31 ID:7YU
早苗「私たちのスタンドがガチガチの武闘派なのは、悠貴ちゃんも知ってたはず」
早苗「それなのに、一人で戦いを挑んで来るかしら」
巴「ああ、たしかにのう……」
早苗「それに悠貴ちゃんは、人と争ってまで『スーパー化粧水』を奪いに来ないと思うの」
巴「! それはつまり……」
早苗「誰かが悠貴ちゃんの手引きをした、と考えるのが自然……」
??「その通りですよ」
9: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)16:36:17 ID:7YU
ボワァァッッッ
早苗「!!」
巴「!!」
モワモワモワモワ
早苗「煙!?」
早苗「こ、これは!?」
シワシワシワ
巴「な、なんじゃ!? 肌が!」シワシワ
巴「老いていくっ!?!?」ダーーン
早苗「このスタンドは!! まさかっ!!」
「『ザ……』」
菜々「『グレイトフル・デッド』……!!」
早苗悠貴「菜々ちゃん(さん)!!」
10: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)16:38:29 ID:7YU
巴「ど、どうなっとるんじゃ!! これはっ!?」
早苗「巴ちゃん! まずいわ! 菜々ちゃんのスタンドは!!」
早苗「老化ガスを発生させるスタンドなのよ!!」バァーン
巴「老化じゃと!?」
巴「じゃ、じゃが! 悠貴はなんともなっとらんぞ!!」
悠貴「あっ、私は氷を持っているので……すいません……」ヒンヤリー
巴「氷?」
早苗「菜々ちゃんのスタンド能力は、氷で冷やす事で老化を食い止めることができるの!」
巴「そうなんかっ!」
早苗「このままじゃ、巴ちゃんの喋り方に違和感が無くなっちゃう……それに、アイドルがこんな顔……見せられないわっ!!」
菜々「すいません、早苗さん。でも、急いだ方がいいんじゃないですか……?」
早苗「くっ!」
早苗「巴ちゃん! 氷を持って来てくれない?」
巴「なんじゃと!?」
早苗「ここは私が食い止める! だからっ!」
巴「じゃ、じゃが!! 早苗の姉御がっ!」
早苗「私はさっきまで冷たい飲み物を飲んでたから、まだ戦えるわ!」
早苗「でも、それも時間の問題……絶対に氷は必要なの! お願い!!」
11: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)16:40:48 ID:7YU
巴「…… 分かった!! 武運を祈っとるけぇ!!」ダッッ
菜々「巴ちゃんに氷を取りに行かせて、その間は自分が『スーパー化粧水』を守り通す」
菜々「良い判断ですねぇ……早苗さん」ゴゴゴゴ
早苗「菜々ちゃん……!」
悠貴「菜々さん!!」
12: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)16:41:41 ID:7YU
菜々「悠貴ちゃんが頑張ってくれたお陰で、ひっそりとこの部屋の冷房をOFFにできましたよ。作戦は成功です」
悠貴「え、えへへ」
菜々「ですが、悠貴ちゃん」
悠貴「は、はい?」
菜々「さっき、かわいくなりたい。と言っていましたね」
悠貴「は、はい」
菜々「……」
菜々「いいですか? 悠貴ちゃん」
菜々「『かわいくなる』そんな言葉は使う必要は無いんです……」
菜々「なぜなら菜々や菜々の仲間達は、その言葉を頭の中に思い浮かべた時には!」
菜々「実際にもうすでに、かわいくなっているからですッ!!」バァーーーン
悠貴「!!」
菜々「『かわいくなる』と心の中で思ったならッ!」ドドドドド
菜々「その時スデに行動は終わっているんですッ!!!」バァァァン!!
悠貴「!!!!」
13: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)16:42:25 ID:7YU
菜々「『成長』するんです! 悠貴ちゃん!」
菜々「『成長』しなければ、菜々達は『栄光』をつかめません!」
悠貴「せ、成長と言っても……菜々さん……私のこんな能力じゃ……」
菜々「……」
菜々「悠貴ちゃん 悠貴ちゃん 悠貴ちゃん 悠貴ちゃ~~~ん……」
悠貴「!?」
菜々「菜々は悠貴ちゃんを信じてるんですよ」
菜々「悠貴ちゃんの『スピード・キング』はその気になれば、何者にも負けない能力です!」
菜々「『自信』を持っていいんですよ! あなたの能力にッ!」
悠貴「そ、そうですかっ!」
菜々「そうですとも」
悠貴「え、えへへ」
14: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)16:43:06 ID:7YU
菜々「あとは……ええーと、そうですね。悠貴ちゃん」
悠貴「はい?」
菜々「……」
菜々「コホンッ」
菜々「菜々達のチームの他の人ならッ!」
菜々「あとちょっとで決着をつけられるって、『スタンド』を決して解除したりしませんッ!」
菜々「例え、ライブで失敗をした直後だったり、ハードなレッスンを受けようともですッ!」
悠貴「……」
菜々「……」
菜々「ということです……」
悠貴「あっ、はい……」
15: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)16:48:58 ID:7YU
早苗「切羽詰まってるから、来ないならこっちから行くわよ!!」バッ!
早苗「『ストーン・フリー』!!」
悠貴「ひぃっ!」
早苗「オラオラオラオラオラァ!!」バババババ
菜々「『グレイトフル・デッド』!!」
グレイトフル・デッド『……』ガシィッ!!
早苗「! 止められた!?」
菜々「ふふふ、早苗さんのスタンドは近距離パワー型……しかし!」
菜々「老化でスタンドパワーが落ちていますよっ!!」
菜々「ハァァァッ!!」
グレイトフル・デッド『!!』ブンブンブンッ!!
ストーン・フリー『!!』パンチパンチパンチ
16: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)16:50:12 ID:7YU
早苗「い、意外と素早いわねぇ!」
菜々「悠貴ちゃん! 二人である利点を生かすんです!」
菜々「菜々が早苗さんを抑えている間に!『スーパー化粧水』を!!」
悠貴「は、はいっ!!」ダッ!!
早苗「! そうは……」
早苗「させないわよっ!!」
早苗「『ストーン・フリィィィ』!!」
ストーン・フリー『シュルシュルシュル』バッ!
ガシィンッ!!
悠貴「!?」チラッ
悠貴「こ、これはっ! 手錠!?」
悠貴「手錠が私の左腕にっ!」ジャラジャラ
早苗「『ストーン・フリー』の糸で手錠を作ったわ!!」
早苗「そして、もう片方を私の手に付ければ、悠貴ちゃんはここから離れられないっ!!」ドォーン
悠貴「あわわ! ど、どうしましょう!!」
17: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)16:55:00 ID:7YU
菜々「……隙を、見せましたねっ!!」シュバッ!
早苗「くぅっ!!!」
菜々「ウサウサウサウサウサウサァ!!ミンッ!!!」
早苗「オラオラオラオラオラオラオラァ!!!」
グレイトフル・デッド『!!』ガガガンッッ!
ストーン・フリー『!!』ガシガシガシィッ!!
菜々「まだ堪えるとは……流石は早苗さんですね……」ハァハァ
早苗「一応、元婦警さんだからねぇ……」
菜々「ですが、息切れ、してますよね……」ハァハァ
菜々「早苗さんも……スタンドのエネルギーを全力疾走のように使いましたから……体が温まってるはずです……」
早苗「……」ハァハァハァ
菜々「早苗さんにはもうわかりますよね……体が温まったらどうなるかを……!」
早苗「……ッ!! 」
早苗「老化がっ……!」シワシワシワ
18: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)16:56:16 ID:7YU
菜々「悠貴ちゃんへの手錠も緩んでいますよ……!」ドンッ!
悠貴「よいしょよいしょ……」
悠貴「あっ! 取れました!!」
早苗(ま、まずい! 力が……!) ガクッ
菜々「大丈夫ですよ、早苗さん。少しの間、眠ってもらうだけですから……!」
菜々「これで菜々達の勝ちですッ!!」グワァッ!!
ガシィッ!!
菜々「!? だ、誰ですか!?」クルッ
「ずいぶんと……」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
マスタートレーナー「元気みたいだな? 安部?」バァーーーン
菜々「まっ、マストレさんっ!?!?」
19: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)16:58:35 ID:7YU
マスタートレーナー「そんなに元気なら、私が直々に、スペシャルメニューのレッスンをしてやろうじゃないか……!!」
菜々「な、なんでですか!? 菜々の『グレイトフル・デッド』が発動しているのに!?」
菜々「なぜそんなにピンピンしているんですかっ!?」
マスタートレーナー「体力には自信があるからな」ワカワカシー
菜々「そういう問題じゃ無いんですけどっ!?」ガーン
マスタートレーナー「まあ、いいから来い」ガシッ
菜々「ひ、ひいいい!」
菜々「ご勘弁を! スペシャルメニューだけは勘弁を~~~」ズルズルズル
マスタートレーナー「ダメだ」
菜々「のーーうっ!! あああああ~~~~~~」ズルズルズル
バタンッ!
20: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)16:59:17 ID:7YU
早苗「……」
悠貴「……」
早苗「……」
悠貴「……」
早苗「……あっ、老化解けた」ワカワカー
悠貴「……」ダラダラダラ
21: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)17:02:00 ID:7YU
ガチャッ
巴「氷があまり無くてのう、コップに入れて来たんじゃが……」
巴「もう終わったみたいじゃな」
悠貴「……」ダラダラダラダラダラ
早苗「……さぁて」
早苗「悠貴ちゃん?」
悠貴「……!!」ビクーーーーン
早苗「悠貴ちゃんも一応、加担した訳だからー」
早苗「すこーし、お仕置きよ♪」ニッコリ
悠貴「……」ガタガタガタガタガタガタ
巴「まあ、しょうがないのう……」
悠貴(あ、あわわわわわ)ガタガタガタガタ
悠貴(うう……でも、しょうがないよね……)
ボワァッ!
巴「!? なんじゃ!?」
早苗「!? こ、これは!?」
22: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)17:03:27 ID:7YU
早苗「こ……この疲労感……」
早苗「ま……また始まったわッ!!」
悠貴「え?」キョトン
早苗「終わっていないわ!!」
早苗「まさか……まさか!菜々ちゃん!!」シワシワシワ
巴「!!」シワシワシワ
悠貴「ッ!!」
悠貴「あ、あそこ!! レッスン室を見てくださいっ!!」
早苗巴「チラッ」
早苗「な、なにぃ~~~?」
23: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)17:04:31 ID:7YU
菜々「『グレイト…………フル・』」ゼェゼェ
菜々「『デッド………………』」ゼェゼェハァハァ
悠貴「なっ、菜々さんんんんんん!!!」
早苗「な、なんてこと……」
巴「……見上げた根性じゃのう……」
悠貴「本当に……菜々さん……ううっ……」
悠貴「その通りだったんですね……」
悠貴「『いったん食らいついたら、ライブで失敗してても、ハードなレッスンを受けても、決してスタンド能力は解除しない』と、私に言った事は……!!!」
24: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)17:05:48 ID:7YU
悠貴「菜々さん……ギリギリのところでレッスンについて行ってる……」
悠貴「あんな状態じゃ、意識を失うのも時間の問題です……」
悠貴「だのに、菜々さんは、自分の『グレイトフル・デッド』を解除しない……」
ゴゴゴゴ
悠貴「……何があろうとも私達は『スーパー化粧水』を手に入れるんですね……菜々さん……」
悠貴「私達はもう後には戻れないんですねッ!!」バァン!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
悠貴「わかりました菜々さんッ!!」
悠貴「菜々さんの覚悟が!」
悠貴「『言葉』でなく『心』で理解できましたッ!!!」バァァァン!!!
悠貴「かわいくなるって思った時は! 菜々さんッ!!」
悠貴「スデに行動は終わっているんですね!!!」ドォーン!
早苗「あの目……こ、これがさっきまでプルプル震えてた悠貴ちゃんなの……?」
25: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)17:09:43 ID:7YU
悠貴「……行きます!」バッッ!!
早苗(む、向かってきた!)
巴「ッ!!『エンペラー』!!!」カチャッ!!
巴「!?」
悠貴「……!」タタタタタタ
巴(じゅ、銃口に向かって、真っ直ぐ!?)
悠貴「……撃てませんよね。直接、私には……!!」
巴「くっ!!」
バァァァンンッ!!
シュンッッ!!!
悠貴「『スピード・キング』!!」シュバッ!!
巴(や、やられるっ!)
早苗「危ないっ! 巴ちゃん!!」ガバッ!!
巴「ッ!!」
悠貴「……」サッ!
ゴロンッ!
26: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)17:10:51 ID:7YU
早苗「あ、危ない……菜々ちゃんの老化スタンドには、熱を持たせる悠貴ちゃんのスタンドはなかなかに相性がいい……!」
巴「た、助かった……すまん、姉御!」
早苗「いいのよ! 躱せてよかった……!!」
悠貴「……いいえ、躱せていませんよ……」
悠貴「……私は、巴さんを狙っていた訳ではないですから……」
早苗「な、なにを…… !?」
早苗「こ、これはっ!」シワシワ
早苗「老化が進んでいるっ!?」シワシワシワ
早苗「な、なぜ……」
チラッ
巴「ハッッ!!」
巴「あ、姉御!!!」シワシワ
巴「こ、コップの氷が溶けとる!!!」シワシワシワ
早苗「な、なんですって!?」
27: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)17:13:12 ID:7YU
悠貴「『スピード・キング』で狙っていたのは、そのコップです……!」
早苗「!? まさか!!」
悠貴「コップの底に……熱を持たせましたっ!!」バァーーン!!
悠貴「最初から巴さんが持っていた、氷の入ったコップを狙っていたんです!!」デェーーン!!
早苗「ううっ……熱を持ったら……当然、氷は溶ける……」シワシワシワ
巴「うぬぅ……た、立てん……」シワシワ
ガクッ
悠貴「私と菜々さんの勝利です……」
悠貴「……菜々さん、やりましたよ……!!」
悠貴「……それでは、『スーパー化粧水』を探しn」ポンッ!
悠貴「ぽんっ?」チラッ
28: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)17:14:33 ID:7YU
マスタートレーナー「お前もずいぶんと元気みたいじゃないか? 乙倉?」ゴゴゴゴゴ
悠貴「!? マストレさんっ!?!? な、なんでっ!?」
悠貴「なんで動けるんですか!? 菜々さんがスタンドパワーを振り絞っているのに!!」
悠貴「そ、それに、菜々さんにあのハードなレッスンを受けさせていましたよね! 当然、体温は上がっているはず……それなのに!!」
マスタートレーナー「私はあの程度では汗一かかん」ドォーン!!
悠貴「!?!?!?」
マスタートレーナー「さて、乙倉。お前も一緒にスペシャルメニューのレッスンがしたいようだな」ガシィ!
悠貴「ひ、ひぃぃぃぃ! いやぁぁぁぁん!!」ズルズル
マスタートレーナー「そして安部!! まだスタンドを使う体力が残っているようだな!! 乙倉と再レッスンだ!!!」
菜々「!?!?!?」ゼェゼェハァハァ
マスタートレーナー「時間はたっぷりある……今日は、とことん付き合ってやろう……!!」
菜々悠貴「「ひやぁぁぁぁぁぁぁっっ!!」」
29: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)17:17:02 ID:7YU
早苗「……」
巴「……」
早苗「これ……私達、居る必要……あったかしら……?」
巴「……さぁのう……」
[安部菜々&乙倉悠貴 リタイア]
<アイドル続行>
to be continued?
30: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)17:30:14 ID:7YU
『エンペラー』
『皇帝』の暗示のスタンド。銃の形をしていて、銃本体と銃弾はどちらもスタンド。弾道を本体の意思で操れる。
お嬢のお家柄によって発現した。
『ザ・グレイトフル・デッド』
老化ガスを発生させるスタンド。体温が高いと老化が進む。
自分以外が歳を取れば相対的に~的なアレ。
『ストーン・フリー』
糸のスタンド。肉体を糸にして解いたり、糸を集めて人型になれたりする。応用が効く。
手錠が唯一の警官要素。
『スピード・キング』
触れた一点に熱を持たせるスタンド。射程は10cm程度。まだ謎が多い。
スピードで乙倉ちゃんが想起されたので発現した。
31: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)17:36:14 ID:7YU
菜々さんをやっと本編?で出せてうれしいです。
後編に続きます。バトル一辺倒です。
32: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)17:36:24 ID:7YU
読んで頂けたなら幸いです。
ありがとうございました。
デレジョジョ その3 前編【デレマス&ジョジョ】