1: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)23:07:46 ID:rpE
【焼肉屋~ころとん】
泰葉「・・・」
むつみ「・・・・」
悠貴「・・・」
ほたる「・・・」
店員「火つけますねー。火力の調整はお声をかけてください」
泰葉「ありがとうございます」
店員「ご注文お決まりになりましたらお呼びください」
泰葉「・・・・何食べる?」
ほたる「え、えっと・・・悠貴ちゃん」
悠貴「お、お肉が食べたいです!」
むつみ「私も!」
泰葉「そうだね。焼肉屋だしね、お肉焼かないとね」
・・・きっかけは今日の午前中のこと
2: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)23:09:16 ID:rpE
【とあるスタジオ】
おじさん「泰葉ちゃんじゃなあいか~。久しぶりだね~」ニチャア
千鶴ちゃんとの仕事が終わってさあ帰ろうとなったところ。
声をかけてきたのは昔一緒に仕事をしていたおじさんだった。
泰葉「お久しぶりです」
千鶴「・・・・・ヒッ」
千鶴ちゃんが小さい悲鳴をあげたのが小耳に聞こえた。おじさんに聞こえないことを祈る
おじさん「元気にしてるみたいじゃないか~、おじさんはうれしいよお」ニチャア
泰葉「ありがとうございます」
この間延びした喋り方とこう・・・凄まじいほどの独特な笑顔がこのおじさんの特徴だ。
子役の時に泣いたこともある・・・・なんというか粘度が高い人である
おじさん「昔色々あった身としては嬉しいよお~そんな泰葉ちゃんにこれあげるね~」ニチャア」
泰葉「あ、ありがとうございます」
千鶴「・・・・!そ、それって・・・・・・ちょ、ちょっと!」」
おじさんが取り出したのは何かのチケットだった。千鶴ちゃんが私の前に立ちはだかろうとして・・・
おじさん「はいこれ~焼肉屋のタダ券」
千鶴「・・・・・・・えっ?」
泰葉「あ・・・ありがとうございます!」
千鶴「え・・・・え?」
泰葉「でもいいんですか?ここ結構たかいんじゃ・・・」
おじさん「いや~忙しさにかまけてこのチケットのことすっかり忘れててね~」ニチャア
泰葉「ありがとうございます。いつもすみません」
おじさん「今日までだから気をつけてね~、行けないなら友達にでもあげちゃっていいよ~」ニチャア
泰葉「私は今日開いてるんですが、おじさんは・・・?」
おじさん「おじさんは忙しいから今日は無理なんだ~。それに僕と行ったらだめだよ~」ニチャア
スキャンダルになっちゃからね~と笑うおじさん。やっぱりこの人笑い方で損してるよなあ
すごく良い人のはずなのに、喋り方と笑顔のせいで、なんか悪い人みたいになっちゃってるもんね・・・
おじさん「じゃあまたね~楽しんでおいで~」
泰葉「ありがとうございました」ペコリ
千鶴「あ、失礼します!」ペコリ
手をふりながらおじさんが帰っていく、私もそれを見送って・・・・・さて
泰葉「千鶴ちゃん」
顔がゆでダコのようになっている千鶴ちゃんに声をかける
千鶴「・・・何?」
泰葉「何を想像したのか言ってご覧?」
千鶴「知らないよ?」
泰葉「顔真っ赤で言っても説得力ないよ?」
千鶴「///////」
泰葉「言っとくけど私そういうのなかったからね?」
千鶴「・・・・ごめんなさい」
泰葉「あの人はとっても良い人だから大丈夫だから」
千鶴「うん」
泰葉「・・・守ってくれようとして、ありがとう」
千鶴「・・・どういたしまして」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【事務所】
泰葉「チケットは四人までか・・・」
あれからまず隣りにいた千鶴ちゃんに声をかけたが今日はだめらしい。
うん、急なことだからしょうがない
GBNSの皆といけたらなあ・・・って思ってたんだけど。とりあえず二人にLINEを送ってみる。
『今日の夜までの焼肉のタダ券もらったんだけど行ける人ー』
すぐに返信が返ってきた
ほたる『私は大丈夫だよ』
裕美『ごめんなさい。今日はだめ』
・・・とのことだった。
泰葉「・・・・ふむ」
どうしたものか。ほたるちゃんと二人・・・というのは悪くはないけどせっかくだから後二人誘いたいところだ。
・・・机の下を覗いてみる。
泰葉「乃々ちゃんもいない・・・か」
乃々ちゃんは今日プロデューサーと仕事に行っている。多分戻っては来ないだろう。
泰葉「うーん」
とりあえず事務所内をぶらついてみるか・・・・そんな事を考えて廊下に出る
・・・ドアを開けると二人の人影が見えた。
???「一人焼肉に行ってみたいんです!」
???「さすがに一人はお店がいけないんじゃ・・・」
???「むぅ・・・」
???「でもお肉たべたいです!」」
???「私も食べたいですっ!お腹すいちゃって・・・」
あの二人は・・・?
泰葉「お疲れ様です。悠貴ちゃん、むつみちゃん」
むつみ「お疲れ様です泰葉さん!」
悠貴「お疲れ様ですっ!」
泰葉「・・・二人はもうお仕事終わり?」
むつみ「はい。レッスン帰りです」
悠貴「はいっ!おなか空いたのでなにか食べようかなって話してて・・・」
むつみ「一人焼肉してみたいって」
泰葉「二人で・・・?」
二人で一人焼肉・・・二人羽織で焼肉?・・・それとも片方が焼いて片方が食べ続けるの?
むつみ「二人なのでそれはまたの機会ですね」
泰葉「・・・あ、ああ、そうだよね。びっくりした」
変なこと考えちゃった
悠貴「でもお肉は食べたいですっ!今晩どうしようかなって思ってて・・・」
泰葉「ふーん・・・・・なるほど」
・・・悠貴ちゃんとはちょこちょこ話すけど、むつみちゃんとはほぼ関わりがない。
そしてむつみちゃんはほたるちゃんと仲がよかったはずだ。前ほたるちゃんから話を聞いた気がする・・・
ほたるちゃんは予定がない。一緒に行ける・・・ほたるちゃんと仲がよくてこれからご飯の二人がいる。
泰葉「・・・よし」
二人「?」
泰葉「・・・二人ともこれから暇なんだよね?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【焼肉屋~ころとん】
・・・そんなわけでほたるちゃんを加えて4人で焼肉なのだ・・・年上だしリードしなきゃ
泰葉「・・・まずは飲み物かな?」
むつみ「烏龍茶を」
ほたる「私もそれで」
悠貴「野菜ジュースでお願いしますっ!」
泰葉「じゃあ私も烏龍茶にしとこうかな」
烏龍茶は歌う前は飲まないけどこれから油を入れるのだ。烏龍茶でいいのだ。
泰葉「それで・・・お肉は」
ほたる「全部食べたいです」
泰葉「あ、うん・・・」
悠貴「カルビがいいです!」
泰葉「うんうん。」
むつみ「あ、サラダを最初に食べるほうがいいんですよね」
泰葉「うん。血糖値の上昇を抑えられるからね・・・じゃあ人数分」
悠貴「・・・・・・」
・・・悠貴ちゃんの顔がちょっと曇ったのを見逃す私ではない
泰葉「・・・・3つにしようか?」
ほたる「そうしましょうか」
悠貴「ありがとうございますっ!」
泰葉「ジュース飲んでるしね」
今日は細かいこと言わないのだ。楽しみ優先である
むつみ「まずはタン塩がいいと思います!それが王道だそうです!」」
泰葉「あ、うん。そうしようね」
ほたる「その後色々頼みましょう」
泰葉「了解、じゃあ頼もうか・・・すいませーん!」
こういうのは私の役目だ・・・あまり経験ないから楽しいかも
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
泰葉「・・・すごいね」
むつみ「・・・はい」
悠貴「お肉いっぱいですねっ!」
ほたる「・・・やる気出てきました」
眼の前にあるのは大量のお肉だった。最初はタン塩、というむつみちゃんの提案により、
タン塩を食べ、サラダをつまみ。その後は各々頼むって話になって。
お肉をそれぞれ二人前ずつ頼んでみた結果。眼の前にあるのは
大皿にドーンと盛り付けられてお肉だった。
ほたる「えっと、中落ちカルビ、上ロースにハラミ。ミスジに三角、ザブトンとカイノミ。別皿がホルモン盛り合わせになってます」
泰葉「ほぼメニュー全部だよね?」
むつみ「他にカクテキチャンジャナムル盛り合わせにキムチもあります!」
悠貴「ご飯も用意しました!」
泰葉「・・・食べられるかな」
明日のレッスンも頑張ろう・・・あ、ここは先輩が焼かなきゃいけないかな
ほたる「泰葉ちゃん」
泰葉「ん?」
真剣顔のほたるちゃんに声をかけられる。
ほたる「ここはプロに任せてください」
むつみ「ほたるちゃん?」
ほたる「私が焼きます。皆は食べてください」
悠貴「え、皆で焼くんじゃ・・・」
ほたる「ここまでのいいお肉。私が焼いたほうがいいです」キリッ
・・・なんか妙にやる気があるな・・・今日のほたるちゃん。
泰葉「あ、うん。お願いします」
ほたる「まずは上ロースから、このレベルのお肉ならそこまで火を通さなくてもいいですから」
泰葉「おお・・・」
濃厚な脂の旨味が口の中を包んでくれる。赤身部分がこれは牛肉だと凄まじい主張をしてきている
ほたる「次はカルビです。これもそこまで通さなくてもいいです」
さっきより油が濃厚でだからといってしつこくはなく、口の中でさっと解けている、
悠貴「」ハフッハフッ
ほたる「ハラミはしっかり火を通しましょう」
歯ごたえがあり、きっちり焼いたおかげで香ばしさとお肉の力強さが襲ってくる、
むつみ「」モッキュモッキュ
ほたる「次は・・・」
おいしい。二人も夢中でたべている・・・・でも
泰葉「ほたるちゃんペース早いよ!」
悠貴「ほたるさんも食べましょう!?」
ほたる「・・・・?食べてますよ?」
むつみ「本当だ・・・お皿のお肉がない・・・」
泰葉「これが・・・ほたるちゃんの本気」ゴクリ
ほたる「さあ、次はザブトンです・・・」
悠貴「泰葉さんっ!むつみちゃん!」
むつみ「わかってます!これも冒険です!」
泰葉「うん・・・」
岡崎泰葉・・・がんばりますっ!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
泰葉「・・・・ふぅ」
むつみ「お腹いっぱいです・・・」
悠貴「食べ過ぎちゃいました・・・」
ほたる「堪能しました」フンス
泰葉「私あんなほたるちゃん始めてみたよ・・・お肉好きだったのは知ってたけど」
悠貴「私もですっ!」
むつみ「でも悠貴ちゃんも凄いです・・・」
そう、私とむつみちゃんはホルモンの途中でリタイアしたのだ。
残りはほたるちゃんと悠貴ちゃんで食べきってくれた・・・ふたりとも凄い。
ほたる「いいお肉だからかすいすいはいってしまいましたね」
悠貴「とってもおいしかった・・・」
ほたる「さて、デザートにしましょうか」
泰葉「まだ食べるの!?」
むつみ「も、もう・・・お腹が」
ほたる「・・・アイス食べますよね?」
泰葉・むつみ「・・・食べる!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【店外】
泰葉「・・・・あー、もう限界にお腹いっぱい」
ほたる「堪能しました・・・」
むつみ「美味しかった・・・」
悠貴「お肉はやっぱりいいですね・・・」
会計を済ませて、店の外に四人で出てきた。結局アイスまで食べてしまった・・・明日お腹減らないかも・・・
むつみ「泰葉さん」
泰葉「ん?」
悠貴「せーのっ!」
三人「ごちそうさまでした!」
泰葉「・・・あ」
そっか。私がごちそうしたんだった・・・もらったチケットだからすっかり忘れてた。
むつみ「また一緒に行きましょうね!」
ほたる「それは奢ってもらいたいって言ってるように聞こえるよ?」
悠貴「今度は私達がごちそうしますね!」
泰葉「・・・あ、いや。貰い物の券だから、それは大丈夫」
むつみ「じゃあじゃあ、今度どこかに行きましょう!」
泰葉「それは構わないけど・・・?」
結構保守的な私と一緒でむつみちゃんが楽しめるのだろうか。
悠貴「冒険仲間ができましたっ!」
・・・いや違う。挑戦しなきゃいけないんだよね。そう、だよね。
ほたる「私が行くといろんな事が起こって楽しいよ?」
泰葉「じゃ、じゃあ次の機会によろしくね」
むつみ「はい!お願いします!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【その後~事務所】
あれから・・・むつみちゃんが遊びに来るようになった。
むつみ「泰葉さん!」
泰葉「あ、いらっしゃい」
むつみ「今日はほたるちゃん悠貴ちゃんがいません!」
泰葉「私は・・・今日は大丈夫かな」
暇していたところだった。なので丁度いい。
むつみ「ならふたり旅です!」
こういうところがむつみちゃんのいいところだ。・・・今日はどこへ行くんだろう?
むつみ「じゃあ行きますよ!」
泰葉「はいはい」
こういうのも悪くないかなー・・・なーんて。
むつみ「今日はのかむ・・・なんとか街に行きますよ!」
泰葉「待って!?」
お わ れ
以上です
ありがとうございました。
デレポできてびびっときた。
やすむつはやれ~・・・やすむつはやれ~
元スレ
【とあるスタジオ】
おじさん「泰葉ちゃんじゃなあいか~。久しぶりだね~」ニチャア
千鶴ちゃんとの仕事が終わってさあ帰ろうとなったところ。
声をかけてきたのは昔一緒に仕事をしていたおじさんだった。
泰葉「お久しぶりです」
千鶴「・・・・・ヒッ」
千鶴ちゃんが小さい悲鳴をあげたのが小耳に聞こえた。おじさんに聞こえないことを祈る
おじさん「元気にしてるみたいじゃないか~、おじさんはうれしいよお」ニチャア
泰葉「ありがとうございます」
この間延びした喋り方とこう・・・凄まじいほどの独特な笑顔がこのおじさんの特徴だ。
子役の時に泣いたこともある・・・・なんというか粘度が高い人である
おじさん「昔色々あった身としては嬉しいよお~そんな泰葉ちゃんにこれあげるね~」ニチャア」
泰葉「あ、ありがとうございます」
千鶴「・・・・!そ、それって・・・・・・ちょ、ちょっと!」」
おじさんが取り出したのは何かのチケットだった。千鶴ちゃんが私の前に立ちはだかろうとして・・・
3: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)23:09:55 ID:rpE
おじさん「はいこれ~焼肉屋のタダ券」
千鶴「・・・・・・・えっ?」
泰葉「あ・・・ありがとうございます!」
千鶴「え・・・・え?」
泰葉「でもいいんですか?ここ結構たかいんじゃ・・・」
おじさん「いや~忙しさにかまけてこのチケットのことすっかり忘れててね~」ニチャア
泰葉「ありがとうございます。いつもすみません」
おじさん「今日までだから気をつけてね~、行けないなら友達にでもあげちゃっていいよ~」ニチャア
泰葉「私は今日開いてるんですが、おじさんは・・・?」
おじさん「おじさんは忙しいから今日は無理なんだ~。それに僕と行ったらだめだよ~」ニチャア
スキャンダルになっちゃからね~と笑うおじさん。やっぱりこの人笑い方で損してるよなあ
すごく良い人のはずなのに、喋り方と笑顔のせいで、なんか悪い人みたいになっちゃってるもんね・・・
おじさん「じゃあまたね~楽しんでおいで~」
泰葉「ありがとうございました」ペコリ
千鶴「あ、失礼します!」ペコリ
手をふりながらおじさんが帰っていく、私もそれを見送って・・・・・さて
4: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)23:10:01 ID:rpE
泰葉「千鶴ちゃん」
顔がゆでダコのようになっている千鶴ちゃんに声をかける
千鶴「・・・何?」
泰葉「何を想像したのか言ってご覧?」
千鶴「知らないよ?」
泰葉「顔真っ赤で言っても説得力ないよ?」
千鶴「///////」
泰葉「言っとくけど私そういうのなかったからね?」
千鶴「・・・・ごめんなさい」
泰葉「あの人はとっても良い人だから大丈夫だから」
千鶴「うん」
泰葉「・・・守ってくれようとして、ありがとう」
千鶴「・・・どういたしまして」
5: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)23:12:06 ID:rpE
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【事務所】
泰葉「チケットは四人までか・・・」
あれからまず隣りにいた千鶴ちゃんに声をかけたが今日はだめらしい。
うん、急なことだからしょうがない
GBNSの皆といけたらなあ・・・って思ってたんだけど。とりあえず二人にLINEを送ってみる。
『今日の夜までの焼肉のタダ券もらったんだけど行ける人ー』
すぐに返信が返ってきた
ほたる『私は大丈夫だよ』
裕美『ごめんなさい。今日はだめ』
・・・とのことだった。
泰葉「・・・・ふむ」
どうしたものか。ほたるちゃんと二人・・・というのは悪くはないけどせっかくだから後二人誘いたいところだ。
・・・机の下を覗いてみる。
泰葉「乃々ちゃんもいない・・・か」
乃々ちゃんは今日プロデューサーと仕事に行っている。多分戻っては来ないだろう。
泰葉「うーん」
とりあえず事務所内をぶらついてみるか・・・・そんな事を考えて廊下に出る
6: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)23:12:46 ID:rpE
・・・ドアを開けると二人の人影が見えた。
???「一人焼肉に行ってみたいんです!」
???「さすがに一人はお店がいけないんじゃ・・・」
???「むぅ・・・」
???「でもお肉たべたいです!」」
???「私も食べたいですっ!お腹すいちゃって・・・」
あの二人は・・・?
泰葉「お疲れ様です。悠貴ちゃん、むつみちゃん」
むつみ「お疲れ様です泰葉さん!」
悠貴「お疲れ様ですっ!」
泰葉「・・・二人はもうお仕事終わり?」
むつみ「はい。レッスン帰りです」
悠貴「はいっ!おなか空いたのでなにか食べようかなって話してて・・・」
むつみ「一人焼肉してみたいって」
泰葉「二人で・・・?」
二人で一人焼肉・・・二人羽織で焼肉?・・・それとも片方が焼いて片方が食べ続けるの?
7: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)23:12:59 ID:rpE
むつみ「二人なのでそれはまたの機会ですね」
泰葉「・・・あ、ああ、そうだよね。びっくりした」
変なこと考えちゃった
悠貴「でもお肉は食べたいですっ!今晩どうしようかなって思ってて・・・」
泰葉「ふーん・・・・・なるほど」
・・・悠貴ちゃんとはちょこちょこ話すけど、むつみちゃんとはほぼ関わりがない。
そしてむつみちゃんはほたるちゃんと仲がよかったはずだ。前ほたるちゃんから話を聞いた気がする・・・
ほたるちゃんは予定がない。一緒に行ける・・・ほたるちゃんと仲がよくてこれからご飯の二人がいる。
泰葉「・・・よし」
二人「?」
泰葉「・・・二人ともこれから暇なんだよね?」
8: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)23:13:58 ID:rpE
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【焼肉屋~ころとん】
・・・そんなわけでほたるちゃんを加えて4人で焼肉なのだ・・・年上だしリードしなきゃ
泰葉「・・・まずは飲み物かな?」
むつみ「烏龍茶を」
ほたる「私もそれで」
悠貴「野菜ジュースでお願いしますっ!」
泰葉「じゃあ私も烏龍茶にしとこうかな」
烏龍茶は歌う前は飲まないけどこれから油を入れるのだ。烏龍茶でいいのだ。
泰葉「それで・・・お肉は」
ほたる「全部食べたいです」
泰葉「あ、うん・・・」
悠貴「カルビがいいです!」
泰葉「うんうん。」
むつみ「あ、サラダを最初に食べるほうがいいんですよね」
泰葉「うん。血糖値の上昇を抑えられるからね・・・じゃあ人数分」
悠貴「・・・・・・」
9: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)23:14:39 ID:rpE
・・・悠貴ちゃんの顔がちょっと曇ったのを見逃す私ではない
泰葉「・・・・3つにしようか?」
ほたる「そうしましょうか」
悠貴「ありがとうございますっ!」
泰葉「ジュース飲んでるしね」
今日は細かいこと言わないのだ。楽しみ優先である
むつみ「まずはタン塩がいいと思います!それが王道だそうです!」」
泰葉「あ、うん。そうしようね」
ほたる「その後色々頼みましょう」
泰葉「了解、じゃあ頼もうか・・・すいませーん!」
こういうのは私の役目だ・・・あまり経験ないから楽しいかも
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
10: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)23:16:03 ID:rpE
泰葉「・・・すごいね」
むつみ「・・・はい」
悠貴「お肉いっぱいですねっ!」
ほたる「・・・やる気出てきました」
眼の前にあるのは大量のお肉だった。最初はタン塩、というむつみちゃんの提案により、
タン塩を食べ、サラダをつまみ。その後は各々頼むって話になって。
お肉をそれぞれ二人前ずつ頼んでみた結果。眼の前にあるのは
大皿にドーンと盛り付けられてお肉だった。
ほたる「えっと、中落ちカルビ、上ロースにハラミ。ミスジに三角、ザブトンとカイノミ。別皿がホルモン盛り合わせになってます」
泰葉「ほぼメニュー全部だよね?」
むつみ「他にカクテキチャンジャナムル盛り合わせにキムチもあります!」
悠貴「ご飯も用意しました!」
泰葉「・・・食べられるかな」
明日のレッスンも頑張ろう・・・あ、ここは先輩が焼かなきゃいけないかな
ほたる「泰葉ちゃん」
泰葉「ん?」
真剣顔のほたるちゃんに声をかけられる。
ほたる「ここはプロに任せてください」
むつみ「ほたるちゃん?」
ほたる「私が焼きます。皆は食べてください」
悠貴「え、皆で焼くんじゃ・・・」
ほたる「ここまでのいいお肉。私が焼いたほうがいいです」キリッ
・・・なんか妙にやる気があるな・・・今日のほたるちゃん。
泰葉「あ、うん。お願いします」
11: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)23:16:19 ID:rpE
ほたる「まずは上ロースから、このレベルのお肉ならそこまで火を通さなくてもいいですから」
泰葉「おお・・・」
濃厚な脂の旨味が口の中を包んでくれる。赤身部分がこれは牛肉だと凄まじい主張をしてきている
ほたる「次はカルビです。これもそこまで通さなくてもいいです」
さっきより油が濃厚でだからといってしつこくはなく、口の中でさっと解けている、
悠貴「」ハフッハフッ
ほたる「ハラミはしっかり火を通しましょう」
歯ごたえがあり、きっちり焼いたおかげで香ばしさとお肉の力強さが襲ってくる、
むつみ「」モッキュモッキュ
ほたる「次は・・・」
おいしい。二人も夢中でたべている・・・・でも
泰葉「ほたるちゃんペース早いよ!」
悠貴「ほたるさんも食べましょう!?」
ほたる「・・・・?食べてますよ?」
むつみ「本当だ・・・お皿のお肉がない・・・」
泰葉「これが・・・ほたるちゃんの本気」ゴクリ
ほたる「さあ、次はザブトンです・・・」
悠貴「泰葉さんっ!むつみちゃん!」
むつみ「わかってます!これも冒険です!」
泰葉「うん・・・」
岡崎泰葉・・・がんばりますっ!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
12: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)23:17:01 ID:rpE
泰葉「・・・・ふぅ」
むつみ「お腹いっぱいです・・・」
悠貴「食べ過ぎちゃいました・・・」
ほたる「堪能しました」フンス
泰葉「私あんなほたるちゃん始めてみたよ・・・お肉好きだったのは知ってたけど」
悠貴「私もですっ!」
むつみ「でも悠貴ちゃんも凄いです・・・」
そう、私とむつみちゃんはホルモンの途中でリタイアしたのだ。
残りはほたるちゃんと悠貴ちゃんで食べきってくれた・・・ふたりとも凄い。
ほたる「いいお肉だからかすいすいはいってしまいましたね」
悠貴「とってもおいしかった・・・」
ほたる「さて、デザートにしましょうか」
泰葉「まだ食べるの!?」
むつみ「も、もう・・・お腹が」
ほたる「・・・アイス食べますよね?」
泰葉・むつみ「・・・食べる!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
13: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)23:17:40 ID:rpE
【店外】
泰葉「・・・・あー、もう限界にお腹いっぱい」
ほたる「堪能しました・・・」
むつみ「美味しかった・・・」
悠貴「お肉はやっぱりいいですね・・・」
会計を済ませて、店の外に四人で出てきた。結局アイスまで食べてしまった・・・明日お腹減らないかも・・・
14: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)23:17:47 ID:rpE
むつみ「泰葉さん」
泰葉「ん?」
悠貴「せーのっ!」
三人「ごちそうさまでした!」
泰葉「・・・あ」
そっか。私がごちそうしたんだった・・・もらったチケットだからすっかり忘れてた。
むつみ「また一緒に行きましょうね!」
ほたる「それは奢ってもらいたいって言ってるように聞こえるよ?」
悠貴「今度は私達がごちそうしますね!」
泰葉「・・・あ、いや。貰い物の券だから、それは大丈夫」
むつみ「じゃあじゃあ、今度どこかに行きましょう!」
泰葉「それは構わないけど・・・?」
結構保守的な私と一緒でむつみちゃんが楽しめるのだろうか。
悠貴「冒険仲間ができましたっ!」
・・・いや違う。挑戦しなきゃいけないんだよね。そう、だよね。
ほたる「私が行くといろんな事が起こって楽しいよ?」
泰葉「じゃ、じゃあ次の機会によろしくね」
むつみ「はい!お願いします!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
15: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)23:18:31 ID:rpE
【その後~事務所】
あれから・・・むつみちゃんが遊びに来るようになった。
むつみ「泰葉さん!」
泰葉「あ、いらっしゃい」
むつみ「今日はほたるちゃん悠貴ちゃんがいません!」
泰葉「私は・・・今日は大丈夫かな」
暇していたところだった。なので丁度いい。
むつみ「ならふたり旅です!」
こういうところがむつみちゃんのいいところだ。・・・今日はどこへ行くんだろう?
むつみ「じゃあ行きますよ!」
泰葉「はいはい」
こういうのも悪くないかなー・・・なーんて。
むつみ「今日はのかむ・・・なんとか街に行きますよ!」
泰葉「待って!?」
お わ れ
16: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)23:19:13 ID:rpE
以上です
ありがとうございました。
デレポできてびびっときた。
やすむつはやれ~・・・やすむつはやれ~
泰葉「焼肉のチケットもらっちゃった」