1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:02:32.90 ID:nCl1D6Mr0

上条「ギリシャ語で憐れむって意味だ」

美琴「へぇ~」

上条(少し、からかってみるか……)

上条「詳しい説明はあとでいいか? それよりどうしたんだ突然、ワロタってネット用語だぞ」

美琴「いや……ね。最近黒子が――」ポリポリ…



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:08:10.17 ID:nCl1D6Mr0

 ――――――――――

美琴「ただいま~……」

黒子「ブフォwwwwwwwですのwwwwwwwwww」バンバン!

美琴「く、黒子……?」

黒子「!? ちょっ、おおお姉さまいいいつからそこに!?」

美琴「いや、たった今だけど……」

黒子「……な、な~んですの。ガチでびっくりしましたの」ホッ…

美琴「……」

美琴「黒子、ジャッジメントの方は今日は何かあった?」

黒子「いつも通りでしたわ……。あ、そう言えば万引き犯からの押収品の中に、
   とあるメモ帳があった件についてww」

黒子「なんとその中には、ポエムが書いてありまして……こっそり初春にコピーしてもらいましたのっ♪」



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:10:30.97 ID:nCl1D6Mr0

美琴「ちょっと、それって職権乱用じゃないの。まったく……」

黒子「わたくしが真面目にジャッジメントを勤めたら、お姉さまも取調室行きですわよ?」

美琴「うっ……まあ、それであんな馬鹿笑いしてたのね……」

黒子「ま、まぁそんなところですの」

黒子「それにしても……──」チラッ

黒子「──『今在るこの気持ちは、まるでハレー彗星のように。さあ、世界にハロー!』」

黒子「ワwwwwロwwwタwwwwでwwwwすwwwのwwwwwww」バンバン!

美琴「……」

 ――――――――――



7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:11:52.81 ID:nCl1D6Mr0

美琴「ってことがあって……」

上条「……」

美琴「最近アイツが使ってる言葉が、意味不明なのよね。
   まったくどこで憶えてきたんだか……」ハァ…

上条「……」

上条(〝拾ったメモ帳がカオスだった件についてwwwwwwwwwwwww〟って、
   アイツがスレ立ててやがったのか。めちゃくちゃ面白かったな)ニヤニヤ

美琴「……なにニヤニヤしてんのよ」ズイッ

上条「えっ!? いやなんでもっ」



10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:12:40.91 ID:nCl1D6Mr0

美琴「ふーーん、ワロタって憐れむって意味だったのね……」

上条「あ、そうそうその話。一昔前に流行ったギリシャを舞台にした映画があっただろ?」

美琴「……あー、あったっけそんなの。私は見たことないけど」

上条「その見せ場のシーンで『私はお前を憐れむ』って主人公が言うんだよ」ペラペラ

美琴「ああ、そこで……」

上条「そう。その時の〝ワロタ〟がファンの中で話題になってな。
   それから色んな所で使われるようになったんだ」ペラペラ

上条「元々が憐れむって意味だから、皮肉的な笑いの時に使うのが正しいんだけど……。
   最近じゃただ面白いものに対して、〝ワロタ〟って使うのが主流になってる」ペラペラ

上条「ちなみに形容詞形は〝ワロス〟、名詞形は〝ワロリンヌ〟だな」ペラペラ



13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:13:32.14 ID:nCl1D6Mr0

美琴「へぇ~、馬鹿なアンタがこんなこと知ってるなんてね。訊いてみた甲斐があったわ」ニヤニヤ

上条「ぐっ、言いたい放題言いやがって……」

上条(まあ、嘘だけどな。もう少しだけ遊んでみるか)

上条「このことは他言無用だぞ。常盤台のお姉さまがネット用語なんか駆使することないからな」

美琴「わ、わかってるわよっ」

上条「まぁまた気になる言葉があったら、いつでも説明してやるよ」

美琴「う、うん……おねがい」ボソッ

上条(ビリビリ純情すぎワロタ)



14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:18:35.92 ID:nCl1D6Mr0

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   ――――――――――


美琴「ねぇ、ドキュンって何?」 

上条「……ああ、国際空想学資料の略称だ」

美琴「へぇ~……って、何ですって?」

上条「国際空想学資料、通称〝DQN〟。つまりは学園都市の能力研究資料の寄せ集めだな」ペラペラ

上条「学園都市の研究が国際的に発表されたのって、実はこの資料が初めらしい」ペラペラ

上条「今は隠された情報だけどな、ネットにはそんな隠蔽されたことも書いてあったりするんだ。
   多分行政側も半ば削除を諦めてるんだろうよ」ペラペラ

上条「だから図書館とか、そういう公共施設にはない話だ」ペラペラ

美琴「へぇ~」

美琴「──って、え!? じゃあこの前黒子が言ってたのって──」アセアセ



15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:20:19.65 ID:nCl1D6Mr0

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黒子「どぅあっづぅー……ただいまですのー」ガチャッ

美琴「お疲れ、シャワー浴びちゃいなさい」

黒子「そうしますの~……」

 ────
──

黒子「今日も大変でした、お姉さま聞いて下さいますっ!?」シャァァ-…

美琴「はいはい、どうしたのよ?」



17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:21:31.67 ID:nCl1D6Mr0

黒子「最近……こんな暑い中、治安維持のためのパトロール強化月間ですの!」シャァァ-…

美琴「うわぁ~……そりゃキツいわね……」

黒子「まったくですの! 不良共の始末の時だって太陽は頭の上……」シャァァ-…

黒子「こっちはDQNの始末で余裕なんてないんですの……
   お天道様も空気嫁で・す・の! きぃぃぃぃぃぃ!!」シャァァ-…

美琴「……」

美琴(……嫁?)

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18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:22:18.00 ID:nCl1D6Mr0

美琴「なにげに大変な事件片付けちゃってるじゃないっ」アセアセ

上条「多分複製版だろうな、学園都市中枢のデータでもハッキングされたんだろう」

美琴「まったく……アイツはいつも、大事な時に限って私を頼らないんだから」

上条(……やべぇ、超楽しいこれ)



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:22:59.66 ID:nCl1D6Mr0

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美琴「ねぇねぇ、ぬるぽって何?」

上条「ガッ」

美琴「はぁ?」

上条「いや、気にすんな。ぬるぽとは、言わば四国の方言で〝うなぎ〟って言う意味だ」

美琴「へぇ~」

上条「案外方言ってのは、地域によって全く違う言葉になる。中でも四国地方は、
   物の特徴をそのまま名前にすることが多いんだ」ペラペラ

上条「うなぎのあのぬめり……元々は〝ぬるっ子〟って呼ばれてたらしいんだが、
   それが今となって〝ぬるぽ〟になったらしい」ペラペラ



20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:23:33.38 ID:nCl1D6Mr0

上条「あっちの方じゃ、うな丼なんてぬるぽ丼だからな」ペラペラ

上条「方言って面白いよな、各地で色々な言葉があるんだから」ペラペラ

美琴「へぇ~、詳しいわねアンタ」

上条「勉学はからっきしだけど、雑学はけっこう好きなんだ。
   科学じゃ分からないことだってあるんだぜ?」

美琴「……そうかもね。ということは、黒子の出身って四国地方なのかな……」



21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:24:09.21 ID:nCl1D6Mr0

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美琴「たっだいま~」ガチャッ

黒子「お姉さまぁ~!」ダキッ

美琴「ちょっ、おまっ、ちょっと暑い! 暑いって黒子~ッ」

黒子「」ピタッ

美琴「……ッ?」

黒子「ぬるぽですの」

美琴「はぁ?」

黒子「……何でもありません、お姉さまはいつものお姉さまでいいんですのー」

黒子「さってと、お仕事お仕事っ♪」カタカタ…

美琴「……」

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22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:25:23.60 ID:nCl1D6Mr0

美琴「てか、つまりは〝うなぎですの〟ってこと? 何が言いたかったのよあの子……」

上条(なるほどな。〝ちょっ、おまっ〟って定型文だもんな)

上条「きっと仕事の疲れで、故郷の方言が懐かしくでもなったんじゃねぇの?
   白井にとって、案外お前って母親みたいな存在なのかもな……」

美琴「は、母親って……」モジモジ

上条「……ん、俺なんか変なこと言ったか?」

美琴「う、うううるさいッ!!」

上条(ぬるぽ並みのテンプレだなコリャ)



24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:28:15.17 ID:nCl1D6Mr0

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美琴「ねえちょっと、池沼[いけぬま]って何?」

上条「俺達が生まれる前に一世を風靡した、伝説の芸人だ」

美琴「へぇ~」

上条「すごかったらしいぜ? 東北出身らしいが、
   お笑いの大会で優勝総なめ。十八番のネタが流行語大賞になったこともあったらしい」ペラペラ

上条「それからと言うもの、ネットでは面白いコメントをしたやつなどに敬称として、
   〝池沼〟って言葉が使われるようになったんだ」ペラペラ

上条「本人はもう亡くなったって聞いたけどな。肺ガンを患ってからも舞台には出ていたそうな」ペラペラ

美琴「まさにお笑い界の鑑ってわけね……じゃあ、アイツは──」



26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:28:55.29 ID:nCl1D6Mr0

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黒子「」ガチャッ

美琴「……なんだ黒子か、黙って入ってきたから寮監だと思ったじゃない」

黒子「──ね、ですの」プルプル

美琴「えっ?」

黒子「い・け・ぬ・ま・し・ね! ですの!! きぃぃぃぃぃぃ!!」

美琴「……」



28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:30:04.82 ID:nCl1D6Mr0

黒子「なぁ~にが『白井さん、私このアイスに飽きましたので、残りを処理してくれてもいいんですのよ?』
   ですの! 頭のネジがとんでいるとしか思えないんですの!」

美琴「何よ帰ってきて早々……それって、婚后さん?」

黒子「そうです! あんの忌々しき悪趣味池沼女ぁ……!」ワナワナ

黒子「そのせいで周りの人方々に笑われましたの……んきぃぃぃぃぃぃぃ!!」

美琴「それってただ、アイスをあげたかっただけなんじゃ……」

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30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:32:07.75 ID:nCl1D6Mr0

美琴「そんなに婚后さんが笑いをとったのが悔しかったのかしら」

上条(池沼の使い方も様々だな、俺は今まで〝ちしょう〟って読んでたけど)

上条「まあアイツなりのプライドがあったんじゃないのか?
   聞いた限り、その……婚后さん? にかなり敵意剥き出しだし」

美琴「同じレベル4で高飛車なのよ……いっつもいがみ合ってるわ」ハァ…

上条(ていうか、御坂は本気で気付いていないのだろうか。怖くなってきたな)



31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:32:44.66 ID:nCl1D6Mr0

美琴「ちなみに、流行語大賞になったネタってどんなのなのよ?」

上条「えっ!? それは無茶ぶりじゃないですかっ?」

美琴「いいじゃないっ、やってみなさいよ」ワクワク

上条「え、えっと……ダブルピースをしながら──」

上条「『THE・一人っ子政策』!!」

美琴「…………プッ!」プルプル

上条(信じてそうで何よりです)



32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:34:09.10 ID:nCl1D6Mr0

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美琴「ね~ぇ、なんとかンゴって何?」

上条「過去に実際使われていた、極秘のファイルフォーマットだ」

美琴「へぇ~」

上条「ファイルフォーマットって言葉ぐらいは知ってるよな?
   〝ngo〟ファイルってのが昔学園都市のお偉いさんの間で使われてたんだ」ペラペラ

上条「この話の延長線上にDQNもあるんだがな、
   つまりはDQNも昔、このファイル形式で保存されてたわけだ」ペラペラ

上条「でも何年か前にその〝ngo〟ファイル、
   通称〝ンゴ〟ファイルがハッカーによって解読されちまったらしい」ペラペラ



33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:34:46.62 ID:nCl1D6Mr0

上条「その結果〝ンゴ〟ファイルはお役御免。
   今は代わりの極秘ファイルフォーマットが使われているんだと」ペラペラ

上条「それが話題になって、『俺達が代わりに語尾につけようぜww』ってなったのが元らしいな」ペラペラ

美琴「なるほど、そういうことね──」

 ――――――――――

美琴「ただい──」ガチャッ

黒子「うはwwwwwwwwワロタンゴwwwwwンゴwwwwwwwwwwwですのwwwwwww」バンバン!

美琴「……」

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34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:35:28.35 ID:nCl1D6Mr0

美琴「ついにくるったかと思ったわ……いや、元々だけど」

上条「そりゃびっくりするだろうな。まあ、ただの口癖みたいなものだから」

美琴「なぁんだ、心配して損したわ」ホッ…

上条(末期だな、白井黒子……)



36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:36:13.02 ID:nCl1D6Mr0

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美琴「ちょろっと、キボンヌって何?」

上条「あんまり言いたくないんだがな……エロスを追求しているもの全体を表す言葉だ」

美琴「へぇ~」

上条「ヌンボキって人知ってるか?」

美琴「……さぁ、聞いたことないわね」



37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:37:02.35 ID:nCl1D6Mr0

上条「このヌンボキさん、実はとある世界では知る人ぞ知る有名人なんだ」ペラペラ

上条「……日本のエロゲーを、海外進出させたんだ」ヒソヒソ

上条「大学時代。日本に留学していたブラジル出身のヌンボキさんは二次元の、
   それはまた濃いージャンルにはまったそうな」ペラペラ

上条「元々プログラマー専攻だったヌンボキさんは、あまりにエロゲが好きすぎて、
   最終的にエロゲ会社に直談判しにいったらしい」ペラペラ

上条「『海外でも売ってください』と。それがなかなか好評だったらしく、
   今じゃ海外での発売は当たり前になった。ネット注文だけどな」ペラペラ



38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:37:32.08 ID:nCl1D6Mr0

上条「その功績が称えられ、ヌンボキさんはあっちじゃすっかり英雄扱い。
   キボンヌの意味はこれからとられた」ペラペラ   

上条「ヌンボキさんはブラジル──つまりは日本の真反対出身ということで、
   〝ヌンボキ〟を逆さ読みして〝キボンヌ〟という言葉が誕生したって話だ」ペラペラ

美琴「それって……ただの変態じゃない……」

上条「本能に従って奔走した英雄だぞ。男にとっちゃヒーローなのさ」

上条(走れエロス、なんつって)

美琴「あんのばかぁぁぁぁぁ……!!」ビリビリ



39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:38:23.84 ID:nCl1D6Mr0

 ――――――――――

黒子「ただ今帰りましたの~──!?」ガチャッ

美琴「はい、お帰り」ヌギヌギ

美琴「ごめん、今からお風呂はいろうと思ってたんだけど……」

 シュン─

黒子「……いいっ!! この魅惑のローアングルゥ!」

美琴「え、あっ、ちょっと……! なに床に張り付いてんのよ!」



40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:38:53.38 ID:nCl1D6Mr0

黒子「もっと! まだイけますのぉ! さあ、更なる防衛線撤退をキボンヌですの!!」

美琴「……」

美琴「あ~ん~た~ねぇ~~~……!」

 シュン─

黒子「さあ、一緒に湯船に浸かりましょうっ。お姉さ──」

 ビリビリビリビリ

 ――――――――――



42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:40:02.94 ID:nCl1D6Mr0

美琴「まあそんな意味だと思ってたけどさぁ……」

上条(白井、うらやまけしからん……)

美琴「おかげで寮監には叱られるわ、罰として廊下の雑巾がけさせられるわで大変だったのよ」

上条(あっ、今度白井と手を組んでってのも……)

美琴「黒子のやつぅ……もう背中流してやんないっ!」

上条(ったく俺も女の子に生まれたかったぜ、不幸だ)

美琴「……おーい?」

上条(それにしても白井、うらやまけしからん……)



44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:40:34.73 ID:nCl1D6Mr0

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   ――――――――――


御琴「ねえねえアンタ。常考って何?」

上条「上工。学園都市の科学力の上をいくと目されている工業のことだ」

御琴「へぇ~」

上条「本来学園都市はその名の通り、
   主に能力系の研究を、都市の学生を実験対象にして行っている」ペラペラ

上条「それでも科学力の方もかなり優秀で、科学は進んでいるはずなんだ」ペラペラ



45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:41:27.51 ID:nCl1D6Mr0

上条「だけどな、アメリカのカリフォルニア州沿岸では、
   工業技術を中心に研究を進める機関もある」ペラペラ

上条「正式には発表はしていないが、ネット上では〝すでに学園都市の科学力を超えているのではないか〟
   という説があがってきてるんだ」ペラペラ

上条「それを総称してネットでは、〝上工〟と呼ばれる。
   いつか学園都市を脅かす存在になりそうだな」ペラペラ

美琴「へぇ~……え?」



46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:42:21.40 ID:nCl1D6Mr0

 ――――――――――

美琴「ふぃ~、門限ギリギリセーフッ!」ガチャッ

黒子「遅いですのお姉さま!」

美琴「あぁ~ごめんごめん……あっ、じゃあお詫びに……」ズイッ

黒子「えっ、お、お姉さまぁ……?」ドキドキ

美琴「ゲコ太グミ1個あげるっ、はい」

黒子「……え」

美琴「ど、どうしたのよ……もっとこう、喜びなさいよっ!」アセアセ

黒子「そこは優しく抱きかかえてからの、頬ずりですの常考」

美琴「……」

 ――――――――――



47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:42:52.88 ID:nCl1D6Mr0

美琴「なんか、意味に齟齬が生じてる気が……」

美琴「……んー? なんか適当なこといってんじゃないでしょうね?」

上条「いいえ?」

美琴「うん、そうよね……」

上条「……」

上条(……そろそろ、右手を磨いておくか)



48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:44:06.37 ID:nCl1D6Mr0

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   ――――――――――


上条「」スタスタ

 シュン─

黒子「ご機嫌麗しゅう」

上条「……おお白井か。なんだ、今さら御坂の露払いにでも力を入れてるのか?」

黒子「いいえ、今日はジャッジメントとしてきましたの」

上条「……え、なんで」

黒子「貴方の被害者の方にも同伴して頂いております」

 シュン─ カカカッ──

上条「ちょっ!? 制服に穴開けやがったな!? ていうかこの針どかせ!
   俺が何をしたってんだ!」



50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:45:18.01 ID:nCl1D6Mr0

黒子「あくまでも容疑を否認するんですのね。ワロスワロスですの」

上条「……まさか」

黒子「貴方を──憐れんでいるんですの」ニヤッ

上条(バ…バレテーラ)

上条「わかった認める。でも2対1はあんまりだろ!」

黒子「おねーさまーっ! 捕獲いたしましたわよーっ」

上条「きk──」

美琴「ありがとう、黒子」

上条「」



52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:45:52.01 ID:nCl1D6Mr0

美琴「募る話はいくらでもあるんだけどさ……」コキコキ

美琴「……あっ、そういえばさアンタ」

上条「な、なんでありましょうかミサカサマ」

美琴「逝ってよし、って何?」

上条「い、逝ってよしって言うのは簡単な意味でな。死ねってことなん、だって、よ……」

美琴「へぇ~そうなんだ。どうやら本当っぽいわね……」ビリビリ

上条「ま、待て御坂! いくら頑丈な俺様でも右手が動かせなきゃ死ぬって!!」



53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/21(木) 00:46:36.40 ID:nCl1D6Mr0

上条「おい白井! これ外してくれぇ!!」ジタバタ

黒子「(∩゚д゚) アーアーアー 聞こえないですの~」

上条「てんめー! 覚えてろよ!!」ジタバタ

美琴「……んじゃあそろそろ──」バリバリ

上条「だ、だれかぁぁぁ!! 殺され──」

美琴「逝ってよし!!」

 ビリビリビリビリ───



上条「ぎぎゃあぁぁぁぁぁ!! ふ、ふこぉぉぉぉうだぁぁぁぁーーーー!!!!」






                              ──完──


元スレ
美琴「ねぇアンタ、ワロタって何?」