1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/08(火) 14:18:42.39 ID:fKTDUmpu0
美少女(以降女)「で、話しって?早くしてくれる?」
男「あ、あの、ず、ずっと・・・好きでした・・・!!」
女(あ、また告白か・・・まあ、なんとなく分かってたけど)
男「ぼ、ぼくと・・・付き合ってください!」
女(な、なんで身の程知らずなの・・・)
男「む、無理・・・ですよね・・・」
女(顔も普通・・・特筆すべき部分は見る限り無い・・・)
女(いや、もしかしたら勉強が東大レベルで将来有望なのかも・・・)
女(それなら多少、この私と釣り合うわね・・・うん)
男「・・・」
女「あなた、勉強はどのくらい出来るの?」
男「え・・・勉強、ですか・・・」
女(そうよ・・・きっとものすごい秀才なんだわ・・・そうじゃないとおかしい!!)
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/08(火) 14:29:08.18 ID:fKTDUmpu0
男「あんまり得意じゃないです・・・この前のテストも赤点ギリギリで・・・」
女(な、なっ・・・赤点、ギリギリ・・・?)
女(それでこの私に告白・・・?なんて身の程・・・いや)
女(もしかしたらスポーツマンで勉強してる暇がないのかも)
女(そしてプロ注目の選手だったりしたら・・・それなら多少、この私と釣り合うわね)
女「あなた、何かスポーツはやっているの?」
男「スポーツ・・・ですか・・・」
女(そうよ・・・きっとドラフト1位で指名されるくらいの天才・・・そうじゃないとおかしい!!)
男「やってないですね・・・帰宅部ですし・・・」
女(な、なっ・・・き、帰宅部・・・?)
女(それでこの私に告白・・・?なんて身の程・・・いや)
女(もしかしたら帰宅部なのには理由があるのかも・・・)
女(そうよ、おそらく体操選手かスキー選手かフィギュアスケートか・・・)
女(部活にないものをやっているのよ!それならつじつまが合うわね!!)
女(それでもしオリンピックに出て金メダルを取れる実力なら・・・多少、この私と釣り合うわね)
女「あなた、家に帰ってから何をしているの?」
男「家に帰ってから・・・ですか・・・」
女(そうよ・・・きっと何か1つに長けている天才・・・そうじゃないとおかしい!!)
男「ゲームとかインターネット・・・あと猫と遊びますね」
女(ゲーム・・・インターネット・・・猫・・・?)
女(い、一体なんなの・・・やっぱりただの身の程知らず・・・いや)
女(もしかしたら親が大企業の社長かもしれないわ・・・)
女(それなら私と同じ・・・見事に釣り合うじゃない!!)
女「あなた、親は何の仕事をしているの?」
男「親の仕事・・・ですか・・・」
女(ちなみに私のパパは世界でも1.2を争うほどの大企業の社長・・・)
女(さあ、あなたの親の仕事はなんなのよ・・・!!)
男「一応、会社を・・・やっています」
女(き、き、きたー!)
女(会社をやっている・・・ふふふ、車かしら?携帯かしら?)
女「ちなみに、会社名は?」
男「え・・・会社名、ですか・・・」
女(さあ、さあ!!)
男「自転車修理のVIPって・・・小さな会社なんですけど・・・」
女「・・・え?」
女(し、知らない・・・!!)
女(し、しかも自転車修理?なによそれ、壊れたら新しく買えばいいじゃない!!)
女(いや、もしかしたらものすごい稼いでいる大企業なのかも・・・聞くのは失礼よね)
女(調べてみましょう・・・自転車修理のVIP・・・っと)
女(・・・で、出ない!!)
女(まったくなんの情報も出ないわ・・・どれだけ小さい会社なの・・・)
女(私に告白してきた人と言えばメジャーリーガーの息子からソフトバンクの社長まで・・・)
女「ふふふっ・・・あなた、面白いわ!」
男「・・・え?」
女「私の家に招待してあげる・・・じいや、車の準備を!」
爺「ただいま!」サササッ
男「!?」
女「べ、別にOKという意味じゃないわよ!?勘違いしないでよね!!」
女「ふふふ・・・あなた、面白いわ」
女「大事なことだから2回言ったわよ!面白いだけだからね!!」
男「・・・?」
爺「お嬢様、準備が出来ました」
女「ええ、結構。家まで向かって頂戴」
爺「承知しました・・・男様、どうぞ」
男「え・・・俺の名前・・・」
女「え!?な、なんでじいやが名前を!?」
爺「ふふふっ・・・なぜでしょうねぇ・・・」
女(私もまだ知らなかったのに・・・そう、男って言うのね・・・)
女(・・・お、覚えてあげてもいいわ・・・男・・・男・・・///)
幼馴染(た、大変・・・まさかOKされるなんて・・・)
幼(私だけの男が・・・なんで・・・なんであんなやつに・・・)
幼(男が振られて私が慰めてあげて・・・って作戦が・・・)
幼(ど、どうしよう・・・このままじゃ男が・・・私だけの男が・・・)
幼(うぅ・・・ひっく・・・男ぉ・・・もっと早く私から告白すれば・・・)
幼(明日、学校で・・・ひっく、あの女に・・・ひっく、見せてあげるんだから・・・)
幼(えへへ・・・覚悟してなさいよ・・・泥棒女め・・・・・・)
女「着いたわ、ここが私の家よ」
男「え・・・こ、これが!?」
女「ええ、東京ドーム10個分の敷地よ」
男「す、すごい・・・」
女「まあ、他にも色んな所に家があるんだけど」
男「え・・・あ、あの・・・」
女「ん?」
男「女さんの親って・・・どんな仕事をしてるんですか?」
女「・・・・・・え?」
男「いや、だってこんな大きい家・・・」
女「あ、あなた、知らないの・・・?」
男「?」
女(この私が世界で1.2を争う大企業の社長の娘と知らないなんて・・・)
女「ふふふっ・・・面白い、面白いわ・・・!!」
女「じいや、食事の準備を」
爺「承知しました」サササッ
男「うわー・・・すごい・・・」
女「ここが私の部屋よ、入って」
男「え?い、いいんですか・・・?」
女「・・・あ」
女(わ、私ったら・・・な、なんて大胆な・・・///)
男「・・・?」
女「ええ、いいわよ。入って」
男「し、失礼します・・・」
女「・・・///」ドキドキ
男「す、すごい・・・お姫様の部屋みたい・・・」
女「そ、そうかしら?」
男「うん、素敵な部屋だね」
女「・・・ま、まあ、当たり前よ///」
男「・・・」
女「・・・」
男「・・・」
女「・・・」
爺「お嬢様、食事の準備が出来ました」
女「そう、分かったわ。すぐ行く」
男「い、いいんですか?食事なんて・・・」
女「ええ、いいわよ・・・そのくらい」
女(き、緊張して何も喋れなかった・・・な、なんで・・・?)
男「え、こ、こんな豪華なもの・・・いいんですか?」
女「豪華・・・?普通よ、普通」
男「こ、これが・・・普通・・・」
女「さあ、食べて食べて」
男「・・・い、いただきます・・・」
女「・・・どう?お口に合うかしら?」
男「お、美味しい!これも、これもこれも・・・」
女「そう、良かったわ」
男「な、なんか・・・申し訳ないです・・・なんでこんなに・・・」
女「そっ、そそそそそれは・・・たまたま、たまたまよ・・・」
男「・・・?」
女(ほんと・・・なんでこんなことしてるのよ・・・私・・・)
女(これじゃまるで・・・す、す、好き・・・みたいじゃない・・・///)
女(好き・・・?私が・・・?)
女「・・・」ジーッ
男「・・・」モグモグ
女「・・・」ジーッ
男「?」
女「!!」プイッ
女(ない、ないないないない・・・ありえないわ・・・なんで・・・)
女(なんで・・・こんなに・・・意識してるの・・・///)
女(おかしい、おかしいわ・・・)
女「じいや、入浴の準備をお願い」
爺「がってん承知」サササッ
女(はぁ・・・お風呂に入れば正常になるはずよ・・・どうしたのよ、私・・・)
爺「お嬢様、入浴の準備、完了しました」
女「ええ、ありがとう」
爺「もしよろしければ、男様もどうですか?」
男「え?い、いいんですか?・・・悪いですよ」
爺「そう遠慮せずに、さあ・・・どうぞどうぞ」
男「・・・じゃ、じゃあ、お言葉に甘えて・・・」
女(こ、これって・・・もしかして・・・)
女(お、お泊りパターン・・・!?)ドキドキ
女(はぁ・・・ゆっくりお風呂に浸かって頭を整理しましょう・・・)
男湯
男「す、すごい・・・こんな広いお風呂初めてだ・・・」
爺「男様・・・お背中お流し致しましょうか?」
男「え!?だ、大丈夫です・・・!!」
爺「そうですか・・・では、失礼します」
男「・・・ふう」
ガラッ
男「・・・!?」
「君が男くんか・・・話は聞いていたよ」
男「あ、あなたは・・・?」
女父「・・・女の父だ」
男「あぁ、そうですか・・・お邪魔してます」
女父「え?もっと驚かないの?」
男「?」
女父「まあいい・・・君が半年前から娘の事を想っていたのは爺から聞いている」
男「え!?」
女父「それから色々と君をテストしたんだ・・・これは娘に惚れた男全員にしてきた」
男「て、テスト・・・?」
女父「あぁ、記憶にないか?色々あっただろう」
男「うーん・・・」
男「多分、あったと思います」
女父「うむ、そのテストに君は合格した。だから今こうして生きているんだ」
男「え・・・?」
女父「そのテストに合格しなかった者は爺の手によって抹殺されているからな・・・これは国家機密だ」
男「・・・?」
女父「まあ、今までテストに合格した者はいなかったのだが・・・君が始めての合格者というわけだ」
男「は、はぁ・・・」
女父「女を頼んだぞ!君が我が会社の・・・跡取りになるんだからな!!」
男「あ、は、はい!」
女父「うむ、いい返事だ。爺の目に間違いはなかったようだな・・・」
男(さっきから何言ってるんだろうこの人・・・)
女父「今日は泊まっていきなさい。記念すべき初夜だからな」
男「え・・・しょ、しょや・・・?」
女父「あぁ、体をよーく洗っておくんだな!はっはっは!」
男「・・・は、はぁ」
女父「では、私は失礼する。大事な取引があるんだ」
男「あ、はい、頑張ってください」
女父「うむ」
男(なんか・・・大変なことになってるような気がする・・・)
男(女さんに気持ちを伝えたのが始まり・・・あっ)
男(そういえば、まだ返事を聞いてなかった・・・)
女湯
女(はぁ・・・やっぱり私、好きなのかな)
女(男は・・・私のこと、どう思ってるんだろう・・・)
女(・・・・・・・・・・・・・・あっ)
女(わ、私、男に告白されたんじゃない!すっかり忘れてたわ!)
女(・・・ってことは・・・りょ、両思い・・・?)
女「・・・///」
女(・・・こうなったら、ヤるしかないわね・・・体を入念に洗っておかないと・・・)
爺「他の部屋はありません。お嬢様と一緒に寝てもらいます」
男「そ、そうですか・・・」
爺「では、おやすみなさいませ」ガチャッ
男「・・・?なんだろう今の音・・・あ、あれ・・・ど、ドアが開かない・・・!」
女(向こう側からカギをかけたのね・・・じいや・・・)
男「・・・あ、そういえば・・・女さん!」
女「は、はいっ!」
男「告白の返事・・・聞いてなかったと思って・・・」
女「あ、そ、そうよね・・・返事・・・」
男「うん・・・」ドキドキ
女「・・・OKよ。付き合いましょう」
男「ほ、本当!?」
女「・・・ええ!」
爺「その夜、2人が初夜を迎えたそうな・・・そして翌日、学校に爆破予告があったそうな」
爺「それはまた、別のお話・・・おしまい」
一番大事なところがないぞ!!!!
おつおつ!
もう少し書いてくれると嬉しかったけど
元スレ
男「あんまり得意じゃないです・・・この前のテストも赤点ギリギリで・・・」
女(な、なっ・・・赤点、ギリギリ・・・?)
女(それでこの私に告白・・・?なんて身の程・・・いや)
女(もしかしたらスポーツマンで勉強してる暇がないのかも)
女(そしてプロ注目の選手だったりしたら・・・それなら多少、この私と釣り合うわね)
女「あなた、何かスポーツはやっているの?」
男「スポーツ・・・ですか・・・」
女(そうよ・・・きっとドラフト1位で指名されるくらいの天才・・・そうじゃないとおかしい!!)
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/08(火) 14:35:44.60 ID:fKTDUmpu0
男「やってないですね・・・帰宅部ですし・・・」
女(な、なっ・・・き、帰宅部・・・?)
女(それでこの私に告白・・・?なんて身の程・・・いや)
女(もしかしたら帰宅部なのには理由があるのかも・・・)
女(そうよ、おそらく体操選手かスキー選手かフィギュアスケートか・・・)
女(部活にないものをやっているのよ!それならつじつまが合うわね!!)
女(それでもしオリンピックに出て金メダルを取れる実力なら・・・多少、この私と釣り合うわね)
女「あなた、家に帰ってから何をしているの?」
男「家に帰ってから・・・ですか・・・」
女(そうよ・・・きっと何か1つに長けている天才・・・そうじゃないとおかしい!!)
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/08(火) 14:46:15.64 ID:fKTDUmpu0
男「ゲームとかインターネット・・・あと猫と遊びますね」
女(ゲーム・・・インターネット・・・猫・・・?)
女(い、一体なんなの・・・やっぱりただの身の程知らず・・・いや)
女(もしかしたら親が大企業の社長かもしれないわ・・・)
女(それなら私と同じ・・・見事に釣り合うじゃない!!)
女「あなた、親は何の仕事をしているの?」
男「親の仕事・・・ですか・・・」
女(ちなみに私のパパは世界でも1.2を争うほどの大企業の社長・・・)
女(さあ、あなたの親の仕事はなんなのよ・・・!!)
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/08(火) 14:57:25.07 ID:fKTDUmpu0
男「一応、会社を・・・やっています」
女(き、き、きたー!)
女(会社をやっている・・・ふふふ、車かしら?携帯かしら?)
女「ちなみに、会社名は?」
男「え・・・会社名、ですか・・・」
女(さあ、さあ!!)
男「自転車修理のVIPって・・・小さな会社なんですけど・・・」
女「・・・え?」
女(し、知らない・・・!!)
女(し、しかも自転車修理?なによそれ、壊れたら新しく買えばいいじゃない!!)
女(いや、もしかしたらものすごい稼いでいる大企業なのかも・・・聞くのは失礼よね)
女(調べてみましょう・・・自転車修理のVIP・・・っと)
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/08(火) 15:06:57.57 ID:fKTDUmpu0
女(・・・で、出ない!!)
女(まったくなんの情報も出ないわ・・・どれだけ小さい会社なの・・・)
女(私に告白してきた人と言えばメジャーリーガーの息子からソフトバンクの社長まで・・・)
女「ふふふっ・・・あなた、面白いわ!」
男「・・・え?」
女「私の家に招待してあげる・・・じいや、車の準備を!」
爺「ただいま!」サササッ
男「!?」
女「べ、別にOKという意味じゃないわよ!?勘違いしないでよね!!」
女「ふふふ・・・あなた、面白いわ」
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/08(火) 15:11:52.54 ID:fKTDUmpu0
女「大事なことだから2回言ったわよ!面白いだけだからね!!」
男「・・・?」
爺「お嬢様、準備が出来ました」
女「ええ、結構。家まで向かって頂戴」
爺「承知しました・・・男様、どうぞ」
男「え・・・俺の名前・・・」
女「え!?な、なんでじいやが名前を!?」
爺「ふふふっ・・・なぜでしょうねぇ・・・」
女(私もまだ知らなかったのに・・・そう、男って言うのね・・・)
女(・・・お、覚えてあげてもいいわ・・・男・・・男・・・///)
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/08(火) 15:19:00.70 ID:fKTDUmpu0
幼馴染(た、大変・・・まさかOKされるなんて・・・)
幼(私だけの男が・・・なんで・・・なんであんなやつに・・・)
幼(男が振られて私が慰めてあげて・・・って作戦が・・・)
幼(ど、どうしよう・・・このままじゃ男が・・・私だけの男が・・・)
幼(うぅ・・・ひっく・・・男ぉ・・・もっと早く私から告白すれば・・・)
幼(明日、学校で・・・ひっく、あの女に・・・ひっく、見せてあげるんだから・・・)
幼(えへへ・・・覚悟してなさいよ・・・泥棒女め・・・・・・)
119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/08(火) 15:31:32.84 ID:fKTDUmpu0
女「着いたわ、ここが私の家よ」
男「え・・・こ、これが!?」
女「ええ、東京ドーム10個分の敷地よ」
男「す、すごい・・・」
女「まあ、他にも色んな所に家があるんだけど」
男「え・・・あ、あの・・・」
女「ん?」
男「女さんの親って・・・どんな仕事をしてるんですか?」
女「・・・・・・え?」
男「いや、だってこんな大きい家・・・」
女「あ、あなた、知らないの・・・?」
男「?」
女(この私が世界で1.2を争う大企業の社長の娘と知らないなんて・・・)
女「ふふふっ・・・面白い、面白いわ・・・!!」
138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/08(火) 15:42:27.85 ID:fKTDUmpu0
女「じいや、食事の準備を」
爺「承知しました」サササッ
男「うわー・・・すごい・・・」
女「ここが私の部屋よ、入って」
男「え?い、いいんですか・・・?」
女「・・・あ」
女(わ、私ったら・・・な、なんて大胆な・・・///)
男「・・・?」
女「ええ、いいわよ。入って」
男「し、失礼します・・・」
女「・・・///」ドキドキ
152: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/08(火) 15:50:29.65 ID:fKTDUmpu0
男「す、すごい・・・お姫様の部屋みたい・・・」
女「そ、そうかしら?」
男「うん、素敵な部屋だね」
女「・・・ま、まあ、当たり前よ///」
男「・・・」
女「・・・」
男「・・・」
女「・・・」
爺「お嬢様、食事の準備が出来ました」
女「そう、分かったわ。すぐ行く」
男「い、いいんですか?食事なんて・・・」
女「ええ、いいわよ・・・そのくらい」
女(き、緊張して何も喋れなかった・・・な、なんで・・・?)
160: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/08(火) 15:54:38.98 ID:fKTDUmpu0
男「え、こ、こんな豪華なもの・・・いいんですか?」
女「豪華・・・?普通よ、普通」
男「こ、これが・・・普通・・・」
女「さあ、食べて食べて」
男「・・・い、いただきます・・・」
女「・・・どう?お口に合うかしら?」
男「お、美味しい!これも、これもこれも・・・」
女「そう、良かったわ」
男「な、なんか・・・申し訳ないです・・・なんでこんなに・・・」
女「そっ、そそそそそれは・・・たまたま、たまたまよ・・・」
男「・・・?」
女(ほんと・・・なんでこんなことしてるのよ・・・私・・・)
女(これじゃまるで・・・す、す、好き・・・みたいじゃない・・・///)
166: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/08(火) 15:58:32.33 ID:fKTDUmpu0
女(好き・・・?私が・・・?)
女「・・・」ジーッ
男「・・・」モグモグ
女「・・・」ジーッ
男「?」
女「!!」プイッ
女(ない、ないないないない・・・ありえないわ・・・なんで・・・)
女(なんで・・・こんなに・・・意識してるの・・・///)
女(おかしい、おかしいわ・・・)
女「じいや、入浴の準備をお願い」
爺「がってん承知」サササッ
女(はぁ・・・お風呂に入れば正常になるはずよ・・・どうしたのよ、私・・・)
175: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/08(火) 16:04:13.28 ID:fKTDUmpu0
爺「お嬢様、入浴の準備、完了しました」
女「ええ、ありがとう」
爺「もしよろしければ、男様もどうですか?」
男「え?い、いいんですか?・・・悪いですよ」
爺「そう遠慮せずに、さあ・・・どうぞどうぞ」
男「・・・じゃ、じゃあ、お言葉に甘えて・・・」
女(こ、これって・・・もしかして・・・)
女(お、お泊りパターン・・・!?)ドキドキ
女(はぁ・・・ゆっくりお風呂に浸かって頭を整理しましょう・・・)
179: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/08(火) 16:07:46.31 ID:fKTDUmpu0
男湯
男「す、すごい・・・こんな広いお風呂初めてだ・・・」
爺「男様・・・お背中お流し致しましょうか?」
男「え!?だ、大丈夫です・・・!!」
爺「そうですか・・・では、失礼します」
男「・・・ふう」
ガラッ
男「・・・!?」
「君が男くんか・・・話は聞いていたよ」
184: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/08(火) 16:10:33.45 ID:fKTDUmpu0
男「あ、あなたは・・・?」
女父「・・・女の父だ」
男「あぁ、そうですか・・・お邪魔してます」
女父「え?もっと驚かないの?」
男「?」
女父「まあいい・・・君が半年前から娘の事を想っていたのは爺から聞いている」
男「え!?」
女父「それから色々と君をテストしたんだ・・・これは娘に惚れた男全員にしてきた」
男「て、テスト・・・?」
女父「あぁ、記憶にないか?色々あっただろう」
男「うーん・・・」
187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/08(火) 16:14:32.14 ID:fKTDUmpu0
男「多分、あったと思います」
女父「うむ、そのテストに君は合格した。だから今こうして生きているんだ」
男「え・・・?」
女父「そのテストに合格しなかった者は爺の手によって抹殺されているからな・・・これは国家機密だ」
男「・・・?」
女父「まあ、今までテストに合格した者はいなかったのだが・・・君が始めての合格者というわけだ」
男「は、はぁ・・・」
女父「女を頼んだぞ!君が我が会社の・・・跡取りになるんだからな!!」
男「あ、は、はい!」
女父「うむ、いい返事だ。爺の目に間違いはなかったようだな・・・」
男(さっきから何言ってるんだろうこの人・・・)
190: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/08(火) 16:17:15.84 ID:fKTDUmpu0
女父「今日は泊まっていきなさい。記念すべき初夜だからな」
男「え・・・しょ、しょや・・・?」
女父「あぁ、体をよーく洗っておくんだな!はっはっは!」
男「・・・は、はぁ」
女父「では、私は失礼する。大事な取引があるんだ」
男「あ、はい、頑張ってください」
女父「うむ」
男(なんか・・・大変なことになってるような気がする・・・)
男(女さんに気持ちを伝えたのが始まり・・・あっ)
男(そういえば、まだ返事を聞いてなかった・・・)
194: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/08(火) 16:19:50.05 ID:fKTDUmpu0
女湯
女(はぁ・・・やっぱり私、好きなのかな)
女(男は・・・私のこと、どう思ってるんだろう・・・)
女(・・・・・・・・・・・・・・あっ)
女(わ、私、男に告白されたんじゃない!すっかり忘れてたわ!)
女(・・・ってことは・・・りょ、両思い・・・?)
女「・・・///」
女(・・・こうなったら、ヤるしかないわね・・・体を入念に洗っておかないと・・・)
204: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/08(火) 16:25:32.64 ID:fKTDUmpu0
爺「他の部屋はありません。お嬢様と一緒に寝てもらいます」
男「そ、そうですか・・・」
爺「では、おやすみなさいませ」ガチャッ
男「・・・?なんだろう今の音・・・あ、あれ・・・ど、ドアが開かない・・・!」
女(向こう側からカギをかけたのね・・・じいや・・・)
男「・・・あ、そういえば・・・女さん!」
女「は、はいっ!」
男「告白の返事・・・聞いてなかったと思って・・・」
女「あ、そ、そうよね・・・返事・・・」
男「うん・・・」ドキドキ
女「・・・OKよ。付き合いましょう」
男「ほ、本当!?」
女「・・・ええ!」
爺「その夜、2人が初夜を迎えたそうな・・・そして翌日、学校に爆破予告があったそうな」
爺「それはまた、別のお話・・・おしまい」
217: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/08(火) 16:29:31.50 ID:3aGYT4/M0
一番大事なところがないぞ!!!!
241: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/08(火) 17:00:38.12 ID:NEGu9Ngg0
おつおつ!
もう少し書いてくれると嬉しかったけど
男「付き合ってください!」美少女(なんて身の程知らずなの)