1: 名無しさん@おーぷん 2018/10/09(火)19:01:31 ID:t9d


真「え?負けたの?ハム蔵に?」

響「うん……」

真「え~っと……口喧嘩で負けたの」

響「いや、殴り合いで」

真「殴り合いで!?いや口喧嘩もおかしいと思うけど、相手ハムスターだよね?」

響「うぅ……自分、不甲斐ないぞ……」



2: 名無しさん@おーぷん 2018/10/09(火)19:02:31 ID:t9d


真「あ、もしかして噛みつかれたとか?」

響「喧嘩で噛みつくわけないだろ!ハム蔵をなんだと思っているんだ?」

真「ハムスターだと思っているけど?」

響「ウチじゃ喧嘩中でも 目突きくすぐり噛みつきエサ抜きは禁止だから」

真「なんて紳士的な……動物相手とは思えない」

響「ふふ~ん」

真「でもそのルールで殴り合って、どうやったらハム蔵に負けるのさ?」

響「普通に右ストレートでぶっとばされたんだ」

真「その答えは色々とおかしいよね?というか、げっ歯類相手に人間として恥ずかしくないの?」

響「そういう相手を追い詰める言い方はやめろ!」



3: 名無しさん@おーぷん 2018/10/09(火)19:03:27 ID:t9d


真「もしかしてさ、響って」

響「う、うん」

真「とてつもなく弱いんじゃ……」

響「あぎじゃびよー!?」

真「その言葉の意味はわからないけど…多分そうかと思うよ」

響「うぅ……ちょ、ちょっと待ってて!」タッタッタ

真「響?どこに行くの!?」

響「すぐに戻るさー!」



4: 名無しさん@おーぷん 2018/10/09(火)19:05:13 ID:t9d



1時間後


響「ただいま!」ゼーハーゼーハー

真「おかえりって、そんなに息をきらせてどうしたのさ?」

響「ふ、ふふ……自分の強さを再確認してきたんだ」

真「なにいってんの響」

響「事務所の皆に腕相撲勝負を仕掛けてきたんだ」

真「なにやってんの響」



5: 名無しさん@おーぷん 2018/10/09(火)19:05:56 ID:t9d


響「その結果、なんと腕相撲勝負全勝!負けなしだ!」

真「ああ、うん……おめでとう…」

響「まあやよいとの時は危なかったけどな」

真「やよいって、そんなに強かったの?」

響「いや、あまりの手の柔らかさに夢中になってな……あの感触は危なかったぞ~(恍惚)」

真「うわぁ……(ドン引き)」



6: 名無しさん@おーぷん 2018/10/09(火)19:07:39 ID:t9d


響「他のメンバーは大して強くなかったなあ、精々貴音がそこそこってとこか?」

真「その割には、さっき息を切らしてたよね?」

響「伊織と亜美真美が何度も挑んできてな……」

真「あ~、その3人は勝つまでやりそうだよね」

響「しまいにはプロデューサーや社長まで参戦して」

真「プロデューサーと社長も?……さすがにそれは……」

響「まあ勝ったけどね」

真「勝ったんだ」



7: 名無しさん@おーぷん 2018/10/09(火)19:09:09 ID:t9d


響「ふふ~ん、自分が弱いとか言ってたのは誰だったかなあ?」

真「………」

響「765プロ最強の自分が弱いわけないぞ!」

真「………」


真「……響」

響「ん?」

真「まだ僕が残っているよ」サッ



8: 名無しさん@おーぷん 2018/10/09(火)19:09:49 ID:t9d


響「ふっ、望むところだけど……なんで左手なんだ?」

真「皆との勝負は……左利きの真美以外は右で戦ったんじゃないの?」

響「そうだけど」

真「なら疲労が少ない左の方がまだ対等だからね」

響「……ふ~ん、自分相手に余裕だな」サッ

真「………」ガシッ

響「………」ガシッ



真「………」

響「………」

真「………」

響「レディー……ゴッ!」



9: 名無しさん@おーぷん 2018/10/09(火)19:10:53 ID:t9d



<バタン!


真「………」

響「………」

真「……負けた…」

響「勝ったぞーーーー!やった!やったーーー!!」

真「ううう、もう一回!響もう一回やろう!今度は右で!」

響「断る!今日は勝ち逃げさせてもらうさ!ひゃっほーい!」

真「うーーー!」

響「いや~、こんなに清々しい気分は久しぶりだな~……ん?」



10: 名無しさん@おーぷん 2018/10/09(火)19:11:22 ID:t9d


真「そもそも開始の掛け声を響がしたのがズルいっていうか……」

響「ん~~……なあ、真」

真「なにさ?」

響「自分達、なんで腕相撲なんてやってたんだっけ?」

真「え?そんなの……あれ?なんでだっけ?」

響「………」

真「………」

響「………」

真「………」

響「………あっ」

真「………あっ」


響真「ハム蔵だーーー!!」



11: 名無しさん@おーぷん 2018/10/09(火)19:12:10 ID:t9d


響「ああっ!なんで忘れてたんだ自分!」

真「そういえば、ハム蔵に負けたとかそんな話だったね」

響「うぅ~…………ふ、ふふ……」

真「ど、どうしたの響?……急に笑い出して」

響「自分は確かにケンカでハム蔵に負けたさ……」

真「う、うん」

響「でも!腕相撲、腕相撲なら勝てる!ハム蔵に勝てる!」

真「え~っと……」



12: 名無しさん@おーぷん 2018/10/09(火)19:13:02 ID:t9d


響「765プロ内で腕相撲が一番の自分が弱いわけないさ!」

真「強さの基準が765プロっていうのはどうなんだろう」

響「ハム蔵め~自分の強さとか恐ろしさとかなんか色々教えてやる!」

真(ハムスター相手になにを……って言いたいけど響に腕相撲で負けた僕には言う資格がないなあ……)

響「ふはははは!目にもの見せてやるぞハム蔵!」




次の日



響「ハム蔵と腕相撲したら負けた」

真「ホモサピエンスとして恥ずかしくないの?」

響「止めろ!これ以上自分を追い詰めないでくれー!」



おわり




13: 名無しさん@おーぷん 2018/10/09(火)19:14:54 ID:t9d



おまけ



貴音「ふん!」

亜美真美「ぎにゃぁぁぁぁ!!」


<バタン


雪歩「し、四条さんが勝ちました!?」

亜美「うぐぐぅ~」

真美「お姫ちん強いよぉ」

貴音「ふふ、まだまだですね亜美真美」

春香「うわ……貴音さん腕相撲 強ぉ……」

伊織「亜美真美相手とはいえ2対1でよく勝てるわね……」

やよい「うっうースゴイです貴音さん!」



14: 名無しさん@おーぷん 2018/10/09(火)19:15:35 ID:t9d


P「よし!次は俺だ!貴音勝負!」

律子「プロデューサー殿はさっき負けたじゃないですか」

P「つ、次は勝つから!」

貴音「そうですね……失礼ながらプロデューサーお一人では役者不足かと」

P「!?」

貴音「どうせなら高木殿と……2人一緒にお相手しましょうか?」

あずさ「た、貴音ちゃん?……そんな煽らない方が~」

高木「はっはっは……四条君、あまり我々を舐めないほうがいいかな~って」



15: 名無しさん@おーぷん 2018/10/09(火)19:16:23 ID:t9d


P「社長やっちゃいましょう!俺達でこのアイドルに大人の強さと怖さとなんか色々叩き込んでやりましょう!」

高木「うむ、残念ながら手加減はしないよ四条君!覚悟したまへ!」

小鳥「大の大人が2人がかりで?……恥ずかしくないんですか!?」

貴音「ふっ望むところです」




千早「……ねえ、春香」

春香「ん?どうしたの?千早ちゃん」

千早「四条さん……腕相撲強いわよね……」

春香「強いね……あっプロデューサーさん達、負けちゃったね」

千早「どうみても我那覇さんより強いと思うのだけれど……どうしてさっきは負けたのかしら?」

春香「ああ、それはね」


春香「響ちゃんの手の柔らかさに夢中になって、なんか気付いたら負けちゃったんだって」

千早「うわぁ……(ドン引き)」



おわり




16: 名無しさん@おーぷん 2018/10/09(火)19:17:00 ID:t9d

終わりです
ありがとうございました


元スレ
響「ハム蔵とケンカしたら負けた」