1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 17:01:43.50 ID:z0wSOfAE0

ワイワイ

P「ん?何やら盛り上がってるな」

春香「あ、プロデューサーさん、今私達の間で懐メロブームなんですよ」

P「懐メロか」

雪歩「千早ちゃんが昔のCDを持って来たのがきっかけなんですけど」

P「ほう、…懐メロっていうとお前たちが小学生の頃とかか?」

春香「いえ、70年代が中心ですね。生まれる前ですけど、聴き惚れた曲もあって」テヘヘ

雪歩「それで今日は、各自一番気にいった曲を持ち寄ろうってことになったんです」

P「なるほどな」



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 17:09:54.41 ID:z0wSOfAE0

春香「じゃあ、私から発表するね」

千早「どんなものかしら」

春香「私はこれ!『岬めぐり』!」

あずさ「山本コータローとウィークエンドね」

真「失恋した男の人が彼女と回るはずだった岬を巡る歌詞だったかな」

伊織「このグループなら『走れコウタロー』も有名ね」

響「競馬を皮肉った歌だけどヒットしたんだよね」



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 17:17:05.60 ID:z0wSOfAE0

やよい「もしかして『走れマキバオー』の原曲ですか?」

春香「あ、よく知ってるねやよい」

P「かれこれ10年以上は前にアニメ放送してたな」

千早「次はわたしね、私は、『津軽海峡冬景色』」

美希「これってすごく有名だね」

雪歩「青函連絡船が運航してた頃の歌だね」

律子「極寒の北海道に一人佇む女性……、すごく絵になるわ」

春香「それで、どこが気にいったの?」

千早「やっぱり伸びのある歌唱力ね。聞く者を魅了する歌というはまさにこういう歌のことを言うんだと痛感したわ」



7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 17:21:54.15 ID:z0wSOfAE0

千早「それが最大の理由だけど…もうひとつは…」

貴音「何ですか?」タプン

千早「くっ……」

雪歩「千早ちゃん…?」

真美「多分……石川さゆりが貧乳だから共感したんじゃないかな」

真「そんなに胸が小さいようには見えないけどなあ」

P「でも、千早なら和服がすごく似合うと思うぞ、演歌に向いてるかもな」

千早「あ、ありがとございます…」



9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 17:27:56.73 ID:z0wSOfAE0

やよい「次は私でいいですか?」

あずさ「やよいちゃんの選んだ歌が気になるわぁ」

やよい「『学園天国』!すごく気にいっちゃいました!」

P「これはやよいにピッタリな曲だな」

春香「すごく元気いっぱい!って感じですね」

小鳥「小泉今日子が後にカバーしましたね」

真「フィンガー5……、今頃何をしてるんだろう」

伊織「今の10代の子たちでもこの曲なら盛り上がれるんじゃないかしら」



11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 17:36:56.78 ID:z0wSOfAE0

伊織「じゃあ、私が発表するわね」

P「伊織の選曲は想像つかないな…」

伊織「これよ、ハイファイセットの『冷たい雨』」

律子「これは……確か『いちご白書をもう一度』のカップリングね」

やよい「どんな歌なんですか?」

伊織「おもいがけない出来事で失恋してしまう女性の心情を歌ったものね」

亜美「気になる気になる」

伊織「じゃあ、後がつかえるし1番だけね」カチッ

冷たい雨にうたれて 街をさまよったの
もう許してくれたって いいころだと思った
部屋に戻ってドアを開けたら
あなたの靴と 誰かの赤い靴



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 17:44:01.33 ID:z0wSOfAE0

あなたは別の人と ここで暮らすというの
こんな気持ちのままじゃ どこへも行けやしない

あずさ「すごく切ないわね…」

真美「この歌詞に出てくる女の人…、可哀相だね」

伊織「この曲を聴いてるとすごく心地いい気分になるわ」

P「この曲は知らなかったな…。勉強になった」

雪歩「あの…、それじゃ次は私が……」

千早「萩原さんならきっと可愛らしい曲かしら」

雪歩「多分……みんな意外だと思うよ」

貴音「それは興味をそそられますね」

雪歩「これです…、『精霊流し』」

春香「た、確かに意外だね…」



13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 17:51:15.08 ID:z0wSOfAE0

響「これ…、聴いてたら憂鬱にならないか…?」

雪歩「知らない人が多いと思うから、かけてみるね」カチッ

去年のあなたの思い出が テープレコーダーからこぼれています
あなたのためにお友達も 集まってくれました

…私の小さな弟が 何も知らずにはしゃぎまわって
精霊流しが 華やかに始まるのです

雪歩「これを悲しい事があった時に聴くと落ち着くんです」

P「…なんだかこれじゃますます落ち込みそうだが…」

伊織「ま……まあ本人が気にいったならいいんじゃない?」

真「そ…そうだね」



15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 17:58:51.59 ID:z0wSOfAE0

真「よーし、それじゃあ僕が発表しようかな」

雪歩「」ワクワク

真「『Monkey Magic』、これはシビれちゃったな」

小鳥「ゴダイゴね、初代西遊記のオープニングに使われた」

P「夏目雅子さん……惜しい人を亡くしてしまった」

春香「岸部シローさんもあの後波乱の人生を歩みましたよね」

真「最初の叫び声がかっこよくてさ、思わず体が動いちゃうんだ」

響「どんなふうに?」

真「例えば……こんなふうに」タンッ

真「アチャーーーー!!」バシィ



18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 18:04:35.61 ID:z0wSOfAE0

P「へぶっ!?」バターン

伊織「ちょっと真!何プロデューサーに延髄斬りかましてるのよ!!」

真「わわわ、ごめんなさいプロデューサー!!つい体がノッってしまって…」

響「ノってきたら延髄斬りっておかしいぞ…」

律子「ちょっとプロデューサー殿、大丈夫ですか!?」

P「…あ、ああ……、なんとか大丈夫だ…」ヨロ

あずさ「床に顔を打って真っ赤になってますよ…」

小鳥「あ……EDには同じゴダイゴの『ガンダーラ』が流れましたね」



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 18:12:39.82 ID:z0wSOfAE0

響「そろそろ自分が発表していいか?」

春香「うん、いいよ」

響「じゃーん!『君といつまでも』だ」

千早「加山雄三の名曲ね」

美希「あのおじさんって、70歳超えてるんだよね。若々しいの」

律子「さすが『若大将』と呼ばれるだけあるわ」

雪歩「でも、響ちゃんにしてはけっこう意外な選曲だね」

響「え、そうかな?」

あずさ「そうね、てっきり『ふたりの愛ランド』とか『青い珊瑚礁』みたいな夏って感じの曲が出てくると思ったけど」

響「そんなことないぞ。それにこの歌を聴いてると沖縄の海が目に浮かぶさー」



21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 18:20:03.75 ID:z0wSOfAE0

響「実はこの歌、自分の親が交際するキッカケになった歌なんだ」

真美「へ→!そうなんだ!」

響「おとうがこの歌を砂浜で口ずさんでたら、あんまーが声をかけたんだぞ」

春香「うわあ、すごくロマンチックだね」

響「だからこの歌はすごく自分も大好きなんだ」

P「いいエピソードが聞けてよかった」

貴音「では……、わたくしが」スク

亜美「お姫ちんの選曲は一体どんなんだろ」

貴音「ジュディオングの『魅せられて』、初めて聴いたときから一目惚れしました」



23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 18:28:17.67 ID:z0wSOfAE0

小鳥「なんだか……貴音ちゃんらしさが出てるわね」

千早「四条さん=この歌って印象が脳に刻まれそうだわ」

P「貴音もこの歌を聴いてなにか感じたのか?」

貴音「はい…、この歌を耳にすると故郷フィンランドの美しい風景が恋しく…」

伊織「……フィンランド?」

貴音「!…ご、ごほん!」

美希「すごくわざとらしい咳払いなの」

貴音「と……とにかく、わたくしはこの歌が気に入りました」



25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 18:37:28.22 ID:z0wSOfAE0

真美「ふふーん、次は真美たちの番だね!」

亜美「これだよ!『恋のフーガ』」

P「誰の歌だったかな?ピンとこないな」

千早「これは…ザ・ピーナッツの曲ですね」

やよい「ピーナッツですかぁ?」

律子「ああ!テレビが放送を始めた頃に登場した双子のデュエットですね」

真美「双子の歌手ってそう多くないからさ、なんだか親近感湧いちゃって」

あずさ「確か、最近お姉さんの方が亡くなったんですよね」

伊織「しかし……渋い選曲ね」

千早「お湯かけ~て、お湯かけ~て、スープパ・ス・タなのっていう替え歌もCMであったわね」



26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 18:47:59.12 ID:z0wSOfAE0

美希「美希が発表するの」

真「なにが来るだろ」

美希「『時には母のない子のように』っていう曲なの」

小鳥「美希ちゃん……、渋すぎるわ…」

春香「美希、その曲を好きになったのは…?」

美希「それは聴いてみたら分かるの」カチッ

時には母のない子のように だまって海をみつめていたい
時には母のない子のように ひとりで旅に出てみたい

やよい「なんだか寂しくなります」

P「しかし………この選曲はまったく予想できなかったな」

美希「この歌を聴いてると、いつの間にか眠くなるの」

雪歩「へ…?」

美希「だから美希、お昼寝する時はこの歌を聴いてるの」

春香「そ、それでこの曲を選んだんだ…」



28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 18:54:36.88 ID:z0wSOfAE0

あずさ「これは私の番かしら~」

あずさ「私が選んだのは、『結婚しようよ』よ」

P「か……かなりストレートですね」

伊織「あずさの願望が滲み出てるようだわ…」

あずさ「これを聴いてるとウキウキして、『早く運命の人に会いたい!』って思うわ」

響「よほど飢えてるんだな…」

貴音「ならあずさ……、プロデューサー殿はいかがでしょうか?」

P「た、貴音!?」

貴音「…冗談です」

あずさ「…」チラ

P「?」



29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 18:58:57.47 ID:z0wSOfAE0

あずさ「…」ニコ

P(い、今の笑顔は!?すごく気になる…)

小鳥「じゃあ、私が行きますか」

真美「いよ!待ってました真打ち!」

小鳥「私は『スーダラ節』よ!」

全員「……あ~」

小鳥「え?なにこの反応?」

P「いや……すごくしっくり来るというか…」

律子「というか小鳥さん……何歳ですか…」

小鳥「ちょっと!それなら真美ちゃんたちの選曲だって…」

千早「まあ……音無さんは妥当と言うか」



31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 19:08:20.05 ID:z0wSOfAE0

小鳥「ひどい……」シクシク

律子「最後は私ですね」

律子「私は『自動車ショー歌』です」

千早「小林旭のヒット曲ですね。実はつい最近『自動車ショー歌2012』が発売されたんですよ」

雪歩「あ、そうなんだ!」

千早「最近の車種、例えばラパン、プリウス、マーチ、デミオといった車が歌詞に登場するわ」

響「へえー」

律子「じゃあ、かけてみますね」カチッ

あの娘をペットにしたくって ニッサンするのはパッカード
骨のずいまでシボレーで あとで肘鉄クラウンさ
ジャガジャガ飲むのもフォドフォドに ここらで止めてもいいコロナ

P「ジャガはジャガー、フォドはフォードか」

やよい「面白い歌ですぅ」



32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 19:13:41.13 ID:z0wSOfAE0

律子「そうだ!みんなちょっと来て」ガチャ

P「な、なんだ?」

伊織「突然下に降りていったわ」タタ

あずさ「何かしら~」

千早「行きましょうか」タタ

事務所前

美希「これ、すごく古めかしい車なの」

春香「これがどうかしたんですか?」

律子「この車はさっきの自動車ショー歌に出てくるセドリックよ」

P「年季が入ってるな…」

律子「実はあの歌を聴いてから、その車の現物が欲しくなっちゃって…」



34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 19:22:26.89 ID:z0wSOfAE0

律子「色んなクラシックカーの収集家を訪ね歩いて、やっと見つけたの」

雪歩「す、すごい執念ですね」

律子「ちなみにこのセドリックは39年型で、あの『3億円事件』で使われた現金輸送車の車と同型なの」

千早「あ、私、その話テレビで聞いたことあります」

P「勉強になるなぁ」

律子「もちろんちゃんと動きますよ?みんなの送迎に使っちゃおうかなんて思ってたり…」テヘヘ

美希「こんな車に乗ってみるのもいいかも」

春香「今日は色んな曲が聴けて、すごく楽しかったね」

千早「ええ、私もどんどん吸収しないと」


終わり



35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 19:31:04.49 ID:RCqtWTsG0

乙!


元スレ
P「ジュークボックス」