1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 19:44:19.26 ID:VE+Obk6o0
P「買ってからもう随分たつからなぁ…」
美希「あれ?ハニー眼鏡どうしたの?」
やよい「プロデューサーはメガネ無くて もかっこいいですー!」
みたいな
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 19:48:11.85 ID:VE+Obk6o0
P「…zzz」
ppp、ppp…
P「…うーん、まだ眠い…」ネガエリ
バキッ
P「…バキ?」
P「…メガネのフレームがこれでもかというくらいに折れてるな…」
P「…昨日はズボラして枕元に置いたままだったか」
P「あ、しまった。今スペアも無かったな…」
P「…仕方ない、ちょっと不安だけどこのまま仕事いくかな…」
P「うーん、通勤に支障は無いが、細かい文字が見えないな…」
P「やっぱ今日の仕事終わりにでも買いに行くか」
P「…とりあえず今日は電車通勤だな」
P「おはようございまーす」
小鳥「おはようございますプロデューサーさん…あら、眼鏡どうしたんですか?」
P「いやぁ、実は寝返りうつときに下敷きにしちゃいまして…」
小鳥「壊れたんですか?大丈夫ですか?今日のお仕事も詰まってたのに…」
P「仕事に支障はないと思います。ちょっと人の顔がボンヤリしてますけどね」
小鳥「それならいいんですけど…」
小鳥「…でも、眼鏡着けてないプロデューサーさんもカッコいいですね♪」
P「や、やめてくださいよ…」
律子「おはよーございますー、小鳥さん、プロデューサー…殿…」
小鳥「おはようございます律子さん」
P「あぁ、おはよう律子…どうした?」
律子「え?あ、あぁ、ちょっとびっくりしちゃいまして…メガネ、どうしたんですか?」
P「それが寝返りうつときに壊しちゃってさ」
律子「それで外してきたわけですか…ふむふむ」
P「?…どうした?」
律子「いえ、メガネ外したプロデューサー殿、結構イケてますね」
小鳥「律子さんもやっぱりそう思います?」
P「律子まで…からかわないでくれよ」
律子「からかってなんかいませんよ。真剣にそう思ったまでです」
律子「…プロデューサー殿もアイドルを兼業するっていうのはどうです?」
P「じょ、冗談じゃないぞ!アイドルだなんて、そんな度胸ないよ!」
小鳥「いいですねそれ」
P「また音無さんまで…」
律子「あはは…それは冗談です。765プロ感謝祭なんかは殆ど男性ファンですし、女性アイドルに混じってもおかしいですしね」
律子「でもそれくらいカッコいいってことですよ。仮にもアイドルのプロデューサーなんですから、イケてるイケて無いくらいは理解しといた方がいいですよ?」
P「そ、そうか?…まぁ心に留めておくよ。ありがとうな」
律子「…わ、私は、現実を言ったまでですから!」
P「ははっ、そっか」
律子「もぉー…」
小鳥「でも、今日のプロデューサーさんの顔を見たらうちのアイドルも惚れちゃうかもしれませんよ?…はい、お茶どうぞ」
P「ありがとうございます…そんなに持ち上げても何も出ませんよ?」
小鳥「あら、残念。うふふっ」
律子「…あながち間違ってない気がするわ…」
雪歩「おはようございますぅ」
真「おはようございます!」
P「おはよう、雪歩、真」
雪歩「…」
雪歩「し、知らない男の人ー!?」
真「ゆ、雪歩!?」
P「ちょ、落ち着け雪歩!俺だよ、俺!」
真「あ!プロデューサー!?眼鏡外してどうしたんですか?」
雪歩「…プ、プロデューサー…?」
P「おぅ、プロデューサーだぞ。眼鏡が壊れてな。ただ外しただけだからそんなに驚くなよ」
雪歩「はうぅ…びっくりしましたぁ…」
真「へぇー、結構雰囲気変わるんですね!」
P「そうか?」
真「いやー、これならアイドルになれますよ!カッコいいし!」
雪歩「わ、私も、最初はびっくりしちゃったけど、真ちゃんと同じくらいカッコいいと思います!」
P「おだてても何も出ないぞ?さ、スケジュール確認してこい」
雪歩「わかりましたぁ」
真「わかりました!」
P「…ふぅ、なんか皆にからかわれるな」
律子「まぁ私は眼鏡かけてもカッコいいと思いますけどね」
P「ん?律子、何か言ったか?」
律子「いえ、何も?」
やよい「おはよーございまーす!」
伊織「おはよー。なんか段々暑くなって来たわねー」
亜美「そっかな→?」
真美「んー、ちょっぴり暑いかもですなぁ→?」
P「おはよう」
やよい「あれ?プロデューサー、メガネはどうしたんですかぁ?」
伊織「! あ、あらホントね…珍しくメガネ掛けてないじゃないの」
亜美「おやおやぁ?兄ちゃんが珍しい顔してますなぁ?ね、真美?」
真美「…」ボー
亜美「? 真美?」
真美「えっ?あ、う、うん!珍しい顔だよ兄ちゃん!」
P「そこまで珍しいとか言われるとなんか凹むな…」
亜美「別に悪い意味で言った訳じゃないっしょー?」
やよい「うん!プロデューサーカッコいいですー!うっうー!」
伊織「! そ、そうね!メガネないほうがいいんじゃない!?」
真美「! そ、そうだよ!兄ちゃんそっちのが似合うって!」
P「そ、そうかな?」
伊織「な、なによ!この伊織ちゃんが言うことが間違ってるって言いたいわけ!?」
P「いや、そうじゃないけど。皆がカッコいいって言ってくれるからさ…」
P「今までそんなこと言われたこと無いしな」
亜美「そうなの?もったいないね→」
律子「ほらほら、あんたたち喋ってばっかりいないで、自分のスケジュール確認しなさーい!」
亜美「はーい…いおりん、行こ→」
伊織「わ、わかったから引っ張らないでよ!」
やよい「わかりましたー!」
真美「はーい…」
真美「ねぇ、兄ちゃん…?」
P「ん?どうした?」
真美「…メガネ、やっぱり外ではかけたほうがいいよ?…そんだけ」
P「あ?あぁ…そうだな?」
真美「じゃ、じゃあ行くね!外でメガネ外したらダメだよ!」
P「おぉ、危ないからな!」
真美「…バカ」
P「??」
貴音「…こちらですよ、あずさ」
あずさ「あらあらー。少し迷っちゃって時間が掛かっちゃったわねー?」
響「電車で反対方向に乗るのは少しじゃないぞ…」
P「お、やっときたか。あずささん、やっぱり迷ってたんだな」
律子「これで朝事務所にくる人は全員ですかね?」
P「うん、千早、春香と美希は生っすかの打ち合わせ場所で直接集合だから」
律子「わかりました、じゃああとは宜しくお願いしますね…あずささん?」
あずさ「…」
貴音「…」
響「…」
P「三人とも固まっちゃったな…」
あずさ「…プロデューサーさん?ですか?」
貴音「面妖な…めがねが外れるだけで、こんなにも印象が変わるものなのでしょうか…」
響「プ、プロデューサー…メガネはどうしたんだ?」
P「実は壊しちゃってさ…ははっ」
あずさ「あら…ちょっぴりお顔拝見ー♪」
P「ちょ、あずささん顔近い!」
あずさ「あらあら、すごくいいじゃないですかプロデューサーさん♪」
貴音「あずさ!」
響「プ、プロデューサーに近づきすぎだぞー!」
あずさ「でもー、もしかしたら運命の人かもしれないでしょう?」
P「い、いやいや、メガネとっただけですから…」
あずさ「あら、そうでしたね…ふふ」
貴音「…しかし、あずさのいうこともわかります。メガネをとったあなた様はどこか惹きつけられるものがありますから…」
響「じ、自分は惑わされないぞ!早くメガネかけてよー!顔見れないじゃないかー!」
P「? なんで?」
響「そ、それは…うがー!自分、スケジュール確認してくる!」
律子「ほら、あずささんも。竜宮のミーティング、あずささん待ちだったんですから」
あずさ「あら、ごめんなさい。ではプロデューサーさん、また後で」
P「はい…後で?なんかあったかな…」
貴音「…あなた様」
P「ん?どうした貴音」
貴音「…今度らぁめんを一緒に食べにいきましょう。おいしい店を知っているのです」
P「ラーメン?そうだな…時間があったらまた行くか。他のみんなも連れてさ」
貴音「…あなた様は、いけずですね…」
P「え?なんで?あ、ラーメンくらいならおごれるぞ?」
貴音「…いえ、いいのです。ではすけじゅーるを確認してまいりますので」
P「ああ…」
小鳥「…プロデューサーさんは鈍いですね」
P「えっ?」
P「さて、そろそろ生っすかの打ち合わせの時間だな。電車で行かないとだめだから早めに出るか」
律子「あら、今出るんですか?プロデューサー殿」
P「ん?あぁ。今日は電車だからな」
律子「タクシーは使わないんですか?」
P「経費節約ってやつかな、ははは」
律子「そんなとこでケチってどうするんですかもぉ」
律子「…あ、今から私と竜宮全員で局まで行くんです。近ければ送りますよ?」
P「あ、確かに局の近所だな…じゃあ、頼めるか?」
律子「もちろんです!じゃあ行きましょうか!」
律子「おまたせみんなー」
伊織「もぉ、おっそい…わ、よ…」
亜美「あれ?兄ちゃんじゃ→ん、どったの?」
あずさ「さっきはどうもー」
P「いや、俺メガネ無しだと車乗れないからさ、ちょっと相乗りさせてもらうよ」
律子「そういうこと。すみませんあずささん、後ろに乗っていただけますか?」
あずさ「あらあら…じゃあ亜美ちゃんか伊織ちゃんが前に乗ってくれない?」
伊織「ちょ、ちょっと!どっちかっていうとコイツが後ろに乗るべきでしょ!」
亜美「あ、んじゃ→亜美は兄ちゃんのひざの上でいいよ→」
伊織「はぁ?!そんな子供っぽいことできるわけないじゃない!」
律子「はいはい、後ろに3人でしかもプロデューサーが乗ったらきついんだから」
あずさ「あらーざんねーん」
亜美「ちぇ→」
伊織「…なによ、もぅ…」
律子「じゃあ出発しますね、亜美、シートベルトしなさい」
P「悪いな律子、邪魔しちゃって」
律子「いいんですってば。じゃあ出しますよ」
伊織「ところでアンタ」
P「俺か?なんだ?」
伊織「なんでメガネかけてんのよ。コンタクトとかあるじゃない」
P「いやー、目に指なんか突っ込めないからさ…」
亜美「ぶすっと!ってカンジ→?」
P「そうそう」
あずさ「でも、メガネ、無いほうが素敵ですよー?」
P「ありがとうございます、でも見えないと困りますし」
律子「今だと手術とかで視力回復できるみたいですよ?」
亜美「お→!ハイテクだね!」
P「絶対無理だな、コンタクトも無理なのに俺」
伊織「…まぁ、この顔を他の人に見られるくらいならメガネでもかけておいた方が安全ね…」
P「ん?なんかいったか?」
伊織「…なんでもないわよ!変態!」
P「なんで!?」
P「ありがとな律子、助かったよ」
律子「こういうときはお互い様です。私も目が悪いですから」
P「そういってもらえると助かるよ。今度なんか奢るよ」
律子「ふふっ…じゃあ、楽しみにしておきます…二人きりで、ですよ?」
P「へ?」
律子「じゃあ、帰りはすいませんが電車でお願いしますね。また事務所で」
P「お、おぉ…」
伊織「ちょ、ちょっと律子!最後のはなんなのよ!」
亜美「えー!亜美もチョ→おごられたーい」
あずさ「律子さん、私もご一緒したいですー」
ブロロロロ…
P「…行っちゃった」
P「確かここで待ち合わせだったはずだが…」
千早「…」
P「ん?あれは…千早、か?目が悪いからよく見えん…」
千早「…?」
P「お、こっちに来た」
千早「…あの、もしかしてプロデューサーですか?」
P「やっぱり千早だったんだな。よかった」
千早「はい、おはようございます…メガネ、どうしたんですか?」
P「あぁ、壊れちゃってさ…今日一日はメガネ無しの生活かな」
千早「そうですか…」
P「あとの二人はまだ来てないのか?」
千早「はい」
千早「…」ジー
P「…?どうした?」
千早「…カッコいい…」
P「へ?!」
千早「! い、いえ!なんでもありません!」
P「いやでも、今カッコいいって言ってくれたじゃないか」
千早「わ、忘れてください!」プイッ
P「えー、やだ」
千早「…もぅ、子供みたいなこと言って…」
P「はは、すまん。千早からそんなこと言ってくれるのがうれしくてさ」
千早「…また、そういうこと言って…勘違いしたら、どうするんですか…」
P「勘違いなんかじゃないぞ?うれしいってのは本音だからな」
千早「…プロデューサー…私…」
P「?」
春香「…遅れてごめんなさーい!」
P「お、あの声は春香か?」
千早「…はぁ」
P「ん?どうした?」
千早「なんでもありません。おはよう春香」
春香「おはよう千早ちゃん!プロデューサーさんもおはようございます!」
P「うん、おはよう。美希はまだなんだな」
春香「あれ、プロデューサーさん、メガネ、どうしたんですか?」
千早「壊れたそうよ…大方、自分で下敷きにしたとかでしょうけど」
P「おいおい酷いな千早…いや、そのとおりなんだけどさ」
千早「知りません」プイッ
春香「…」
P「春香?」
春香「…カッコいい…」
P「…やっぱりからかわれてるのか俺?」
春香「からかってなんかないです!カッコいいですよプロデューサーさん!イケメンですよ!イケメン!」
千早「…春香は素直ね、うらやましいわ…」
P「ありがとう春香。さて、あとは美希か…これ以上遅れるなら電話いれるかな…」
春香「あ、あれ?スルーされてません私?」
千早「…春香…」ホロリ
美希「ハニー!おはようなの!」
P「うぉっ!その声は美希か!いきなり飛びつくなって!」
P「あと事務所の外ではプロデューサーと呼びなさい!」
美希「はーい…おはようなの、千早さん、春香」
千早「おはよう美希」
春香「おはようー!」
P「んじゃ、そろそろ時間だし、打ち合わせいくぞー」
美希「はーい」
春香「…ねぇねぇ、千早ちゃん」
千早「どうしたの春香?」
春香「なんか、美希はプロデューサーさんの顔見てもあんまり変化ないね。なんでかな?」
千早「…さぁ。まぁ普段からプロデューサーにべったりだからかしら」
美希「二人とも、どうしたの?」
春香「…ねぇ、美希。今日のプロデューサーさんどう思った?」
美希「? ハニーはハニーなの。変な春香」
千早「美希。今日プロデューサーはメガネ外してるでしょう?」
美希「あ、そういえばそうなの」
春香「ねね、メガネ外したプロデューサーさん、カッコいいよね!そう思わない?」
美希「? ハニーは最初っからカッコいいの。メガネなくてもかわんないの」
千早「…さすがは美希ね…」
P「おーい、置いてっちゃうぞー」
P「ひゃー、やっぱり打ち合わせで相手の顔が見えないってのは辛いな」
千早「そうなのですか?」
P「うん、やっぱり相手の表情から得られる情報も多いからな」
春香「なんか敏腕みたいですね!」
P「失礼な、俺は敏腕だぞ!…最近は」
美希「ハニーは最初から敏腕だよ!」
P「ありがとう美希。じゃあ、先に事務所に帰っておいてくれ。挨拶すませたら俺も戻るからさ」
千早「わかりました」
美希「早く帰ってきてね!ハニー!」
春香「ただいまー」
千早「ただいま帰りました」
美希「ただいまなのー」
小鳥「あら、おかえりなさい。みんな戻ってるわよ?」
やよい「あ、おかえりなさーい!」
千早「ただいま高槻さん」
雪歩「おかえりなさい、春香ちゃん、千早ちゃん、美希ちゃん」
伊織「ちょっと!挨拶はいいからはやくこっちに来なさいよね!」
美希「あれ?デコちゃんどうしたの?」
伊織「むきぃー!デコちゃんっていうな!」
春香「ほんとだ、みんな集まってどうしたの?」
貴音「作戦会議です」
亜美「そう、作戦だ、春香曹長!」
真美「早く配置につかんか!千早軍曹!」
千早「はいはい…高槻さんはどこに座ってるのかしら?」
やよい「ここですー!」
千早「春香、そこに座りましょう」
春香「え?うん、わかったよ」
律子「はいはい、座った座った。じゃあ初めから説明するわね」
真「とりあえず、今日はみんなプロデューサーに会って知ってると思うけど」
響「プロデューサーのメガネが壊れたのも知ってるさ!」
あずさ「それで私たち、日頃からお世話になってるお礼の意味を込めて、プレゼントしようと思ってるのよー」
春香「あっ!それいいアイデアですね!」
千早「そうね…ここにいる全員でお金を出し合えばメガネみたいな高額なものでも比較的安くあがるわ」
貴音「ただ、プロデューサーの視力にあったれんず、というものが用意できなくて困っているのです…」
伊織「そうなのよね…小鳥に聞いてもそれはわからないっていうし」
律子「そうなのよ。健康診断で視力くらいはわかるけど、その人にあったレンズは実際その場で作らないとね…」
亜美「なかなかうまくいかないもんだね→」
真美「そうだね→」
やよい「うー、難しいですー」
雪歩「それでどうしようか迷っていたんだ」
美希「そんなの簡単なの」
春香「? 美希はなにかいい考えがあるの?」
美希「うん。ミキ、フレームだけ買ってあげて、レンズは一緒に作りに行けばいいと思うな」
律子「…あ!そうね、確かに…そういう手もあるわね!」
やよい「じゃあ、フレームを渡してから、みんなでレンズを作りにいくんですねー!」
美希「ううん、レンズを作りにいくのはハニーと、ミキなの。大勢で行ったらお店に迷惑だと思うな」
全員((((…それは、もはやデート!))))
伊織「ちょ、ちょーっと待ちなさい!アンタは生っすかで忙しいでしょう!?そのかわりに、この伊織ちゃんが…」
律子「伊織も竜宮の仕事があって忙しいでしょうが。他の二人も同じよ」
あずさ(あらあら、先まわりされちゃいました…)
亜美「えー!ちょ→つまんないYO!」
律子「仕方ないでしょ。こ、ここは同じプロデューサで、メガネ使用者であるこの私が…」
真美「意義あり!竜宮が忙しいならりっちゃんも同様だと思われます!」
雪歩「そ、そうですぅ!わ、私が律子さんの代わりに行ってあげますぅ!」
真美「ゆ、ゆきぴょん!それは真美のセリフだよ!」
響「いやいや!ここは自分が一緒に行ってやるさ!自分、完璧だからな!」
貴音「響…あなたは動物ロケでしばらくは出張なのでは?その間めがね無し、というのはプロデューサーには酷だと思われますが…」
やよい「うっうー!わたしもプロデューサーとおでかけしたいですー!」
千早「高槻さんは正直ね。わ、私も日頃からお世話になっているし、高槻さん一人だと心配だからついて行ってもいいかしら」
美希「えっ!ちょっと待つの!ハニーとのデートは、発案者のミキが行くべきだって思うな!」
春香「そんな、デートだなんて…もう、照れちゃうよ!」
真「ちょっと!ボクだって二人で行きたいよ!」
伊織「す、すとっぷ!すとーーーっぷ!」
全員「「「「…」」」」
伊織「これじゃあいつまでたっても決まらないじゃない!」
律子「そうね…とりあえず、フレームはみんなで選んだものをお金を出し合ってプレゼントする、でいいわよね」
貴音「それには異議はありません」
あずさ「ただ、そのあとのデートが…」
響「で、デートじゃないぞ、レンズを作りにいくだけだぞ…二人で…」
雪歩「あ、あのぅ…レンズを作りにいくのはプロデューサー一人で行くっていうのは…」
美希「そんなの駄目に決まってるの。そうなったらゼッタイ、誰かが抜け駆けすると思うな」
雪歩(…)
春香「と、とりあえず、プロデューサーさんが一人でメガネを買いにいかないようにメールしておくね?」
千早「そうね。お願い春香」
真「これじゃあぜんぜんまとまらないよ…」
やよい「うー…難しいですー…」
千早「大丈夫よ高槻さん。何も悩まなくてもいいのよ」
貴音「…とりあえず、そのふれーむ、とやらを先に選んで買ってしまいましょう」
律子「…そうね。じゃあカタログから選びましょう。それで通販で取り寄せる形にするわね」
あずさ「そうですね…それで、デートは誰が…」
やよい「!うっうー!いいこと思いつきました!抽選すればいいと思います!」
春香「な、なるほど!それならみんなも納得…はしないかもだけど、公平だね!」
千早「…そうね、もうそれぐらいしか収める方法はないかもしれないわね…」
響「…わかったぞ!そういうことなら、さっそくくじを作って…」
小鳥「そんなこともあろうかと作っておきましたよ」
響「うぉっ!び、びっくりしたぞ!」
真美「ピヨちゃん用意よすぎだよ→」
亜美「こうなるのわかってたんじゃないの→?」
貴音「面妖な…」
律子「…まぁ、なんでもいいです。じゃあみんな、いっせーの、で引くわよ」
春香(わた、私もプロデューサーさんとデート、したいな…)
千早(プロデューサー…これで、二人になれたら…)
美希「ゼッタイにミキがデートにいくの」
亜美「んっふっふー!兄ちゃんと遊びに行くのは亜美だもんね→!」
真美(ま、真美だって兄ちゃんと一緒に行きたいし…)
伊織「ふ、ふん!まぁ、当たったら一緒に行ってあげないこともないわよ!」
やよい「うっうー!プロデューサーに恩返しがしたいですー!」
響(自分だって…プロデューサーのこと…)
貴音「では、当たりを引いて、帰りにらぁめんを一緒に食すとしましょう」
あずさ「あらあら、そういうのは、獲れぬ狐の化かし合いっていうんですよ?」
真「いや、あずささん…それ獲らぬ狸の皮算用…ある意味間違ってないですけど…」
雪歩(うぅ…初めて男の人とで、デート…がんばりますぅ!)
律子「みんな掴んだわね?じゃあ…いっせーの!」
…
ppp、ppp…
P「ふぁー…朝か…」
P「メガネめがねっと…あ、そういやないんだった」
P「…春香、なんでまだメガネ買うなってメールしてきたんだ?」
P「まぁ、少しの間ならそれでいけるけど、長いことは無理だな、やっぱ不便だし」
P「今日あたり買いにいくか…今日早上がりになったし」
P「…しかし、急に午後は休みだなんて…仕事、大丈夫かな?」
P「…まぁ、とりあえず事務所行くか!」
P「つ、通勤ラッシュ辛いな…やっぱ…」
P「はぁー、ついたついた…おはようございまーす…」
ガチャ
「「「「プロデューサー!いつもありがとうございます!」」」」
おしまい
おしまいです。全員過不足なく喋らせるように気をつかってみました。やっぱ総出で出てこられると難しいわ…
でも春香と千早と美希はかわいいな。可愛い。生っすかの司会張ってるだけあるわ。
一応その三人枠でメガネ購入デート編を書きたいなーって。でも妄想しすぎると上司から怒られるからね。
じゃーまた。
みゆきウルフルンSSとかねーのかなぁ…
個別ルートほしかったが贅沢は言えんな
>>1乙
楽しませてもらったよ
元スレ
P「…zzz」
ppp、ppp…
P「…うーん、まだ眠い…」ネガエリ
バキッ
P「…バキ?」
P「…メガネのフレームがこれでもかというくらいに折れてるな…」
P「…昨日はズボラして枕元に置いたままだったか」
P「あ、しまった。今スペアも無かったな…」
P「…仕方ない、ちょっと不安だけどこのまま仕事いくかな…」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 19:48:41.18 ID:VE+Obk6o0
P「うーん、通勤に支障は無いが、細かい文字が見えないな…」
P「やっぱ今日の仕事終わりにでも買いに行くか」
P「…とりあえず今日は電車通勤だな」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 19:53:24.43 ID:VE+Obk6o0
P「おはようございまーす」
小鳥「おはようございますプロデューサーさん…あら、眼鏡どうしたんですか?」
P「いやぁ、実は寝返りうつときに下敷きにしちゃいまして…」
小鳥「壊れたんですか?大丈夫ですか?今日のお仕事も詰まってたのに…」
P「仕事に支障はないと思います。ちょっと人の顔がボンヤリしてますけどね」
小鳥「それならいいんですけど…」
小鳥「…でも、眼鏡着けてないプロデューサーさんもカッコいいですね♪」
P「や、やめてくださいよ…」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 19:55:45.13 ID:VE+Obk6o0
律子「おはよーございますー、小鳥さん、プロデューサー…殿…」
小鳥「おはようございます律子さん」
P「あぁ、おはよう律子…どうした?」
律子「え?あ、あぁ、ちょっとびっくりしちゃいまして…メガネ、どうしたんですか?」
P「それが寝返りうつときに壊しちゃってさ」
律子「それで外してきたわけですか…ふむふむ」
P「?…どうした?」
律子「いえ、メガネ外したプロデューサー殿、結構イケてますね」
小鳥「律子さんもやっぱりそう思います?」
P「律子まで…からかわないでくれよ」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 19:58:24.58 ID:VE+Obk6o0
律子「からかってなんかいませんよ。真剣にそう思ったまでです」
律子「…プロデューサー殿もアイドルを兼業するっていうのはどうです?」
P「じょ、冗談じゃないぞ!アイドルだなんて、そんな度胸ないよ!」
小鳥「いいですねそれ」
P「また音無さんまで…」
律子「あはは…それは冗談です。765プロ感謝祭なんかは殆ど男性ファンですし、女性アイドルに混じってもおかしいですしね」
律子「でもそれくらいカッコいいってことですよ。仮にもアイドルのプロデューサーなんですから、イケてるイケて無いくらいは理解しといた方がいいですよ?」
P「そ、そうか?…まぁ心に留めておくよ。ありがとうな」
律子「…わ、私は、現実を言ったまでですから!」
P「ははっ、そっか」
律子「もぉー…」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 20:00:18.46 ID:VE+Obk6o0
小鳥「でも、今日のプロデューサーさんの顔を見たらうちのアイドルも惚れちゃうかもしれませんよ?…はい、お茶どうぞ」
P「ありがとうございます…そんなに持ち上げても何も出ませんよ?」
小鳥「あら、残念。うふふっ」
律子「…あながち間違ってない気がするわ…」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 20:02:03.42 ID:VE+Obk6o0
雪歩「おはようございますぅ」
真「おはようございます!」
P「おはよう、雪歩、真」
雪歩「…」
雪歩「し、知らない男の人ー!?」
真「ゆ、雪歩!?」
P「ちょ、落ち着け雪歩!俺だよ、俺!」
真「あ!プロデューサー!?眼鏡外してどうしたんですか?」
雪歩「…プ、プロデューサー…?」
P「おぅ、プロデューサーだぞ。眼鏡が壊れてな。ただ外しただけだからそんなに驚くなよ」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 20:04:10.48 ID:VE+Obk6o0
雪歩「はうぅ…びっくりしましたぁ…」
真「へぇー、結構雰囲気変わるんですね!」
P「そうか?」
真「いやー、これならアイドルになれますよ!カッコいいし!」
雪歩「わ、私も、最初はびっくりしちゃったけど、真ちゃんと同じくらいカッコいいと思います!」
P「おだてても何も出ないぞ?さ、スケジュール確認してこい」
雪歩「わかりましたぁ」
真「わかりました!」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 20:05:50.03 ID:VE+Obk6o0
P「…ふぅ、なんか皆にからかわれるな」
律子「まぁ私は眼鏡かけてもカッコいいと思いますけどね」
P「ん?律子、何か言ったか?」
律子「いえ、何も?」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 20:07:58.69 ID:VE+Obk6o0
やよい「おはよーございまーす!」
伊織「おはよー。なんか段々暑くなって来たわねー」
亜美「そっかな→?」
真美「んー、ちょっぴり暑いかもですなぁ→?」
P「おはよう」
やよい「あれ?プロデューサー、メガネはどうしたんですかぁ?」
伊織「! あ、あらホントね…珍しくメガネ掛けてないじゃないの」
亜美「おやおやぁ?兄ちゃんが珍しい顔してますなぁ?ね、真美?」
真美「…」ボー
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 20:10:51.33 ID:VE+Obk6o0
亜美「? 真美?」
真美「えっ?あ、う、うん!珍しい顔だよ兄ちゃん!」
P「そこまで珍しいとか言われるとなんか凹むな…」
亜美「別に悪い意味で言った訳じゃないっしょー?」
やよい「うん!プロデューサーカッコいいですー!うっうー!」
伊織「! そ、そうね!メガネないほうがいいんじゃない!?」
真美「! そ、そうだよ!兄ちゃんそっちのが似合うって!」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 20:12:03.52 ID:VE+Obk6o0
P「そ、そうかな?」
伊織「な、なによ!この伊織ちゃんが言うことが間違ってるって言いたいわけ!?」
P「いや、そうじゃないけど。皆がカッコいいって言ってくれるからさ…」
P「今までそんなこと言われたこと無いしな」
亜美「そうなの?もったいないね→」
律子「ほらほら、あんたたち喋ってばっかりいないで、自分のスケジュール確認しなさーい!」
亜美「はーい…いおりん、行こ→」
伊織「わ、わかったから引っ張らないでよ!」
やよい「わかりましたー!」
真美「はーい…」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 20:14:57.50 ID:VE+Obk6o0
真美「ねぇ、兄ちゃん…?」
P「ん?どうした?」
真美「…メガネ、やっぱり外ではかけたほうがいいよ?…そんだけ」
P「あ?あぁ…そうだな?」
真美「じゃ、じゃあ行くね!外でメガネ外したらダメだよ!」
P「おぉ、危ないからな!」
真美「…バカ」
P「??」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 20:18:33.49 ID:VE+Obk6o0
貴音「…こちらですよ、あずさ」
あずさ「あらあらー。少し迷っちゃって時間が掛かっちゃったわねー?」
響「電車で反対方向に乗るのは少しじゃないぞ…」
P「お、やっときたか。あずささん、やっぱり迷ってたんだな」
律子「これで朝事務所にくる人は全員ですかね?」
P「うん、千早、春香と美希は生っすかの打ち合わせ場所で直接集合だから」
律子「わかりました、じゃああとは宜しくお願いしますね…あずささん?」
あずさ「…」
貴音「…」
響「…」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 20:21:41.09 ID:VE+Obk6o0
P「三人とも固まっちゃったな…」
あずさ「…プロデューサーさん?ですか?」
貴音「面妖な…めがねが外れるだけで、こんなにも印象が変わるものなのでしょうか…」
響「プ、プロデューサー…メガネはどうしたんだ?」
P「実は壊しちゃってさ…ははっ」
あずさ「あら…ちょっぴりお顔拝見ー♪」
P「ちょ、あずささん顔近い!」
あずさ「あらあら、すごくいいじゃないですかプロデューサーさん♪」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 20:24:19.14 ID:VE+Obk6o0
貴音「あずさ!」
響「プ、プロデューサーに近づきすぎだぞー!」
あずさ「でもー、もしかしたら運命の人かもしれないでしょう?」
P「い、いやいや、メガネとっただけですから…」
あずさ「あら、そうでしたね…ふふ」
貴音「…しかし、あずさのいうこともわかります。メガネをとったあなた様はどこか惹きつけられるものがありますから…」
響「じ、自分は惑わされないぞ!早くメガネかけてよー!顔見れないじゃないかー!」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 20:26:03.33 ID:VE+Obk6o0
P「? なんで?」
響「そ、それは…うがー!自分、スケジュール確認してくる!」
律子「ほら、あずささんも。竜宮のミーティング、あずささん待ちだったんですから」
あずさ「あら、ごめんなさい。ではプロデューサーさん、また後で」
P「はい…後で?なんかあったかな…」
貴音「…あなた様」
P「ん?どうした貴音」
貴音「…今度らぁめんを一緒に食べにいきましょう。おいしい店を知っているのです」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 20:27:40.34 ID:VE+Obk6o0
P「ラーメン?そうだな…時間があったらまた行くか。他のみんなも連れてさ」
貴音「…あなた様は、いけずですね…」
P「え?なんで?あ、ラーメンくらいならおごれるぞ?」
貴音「…いえ、いいのです。ではすけじゅーるを確認してまいりますので」
P「ああ…」
小鳥「…プロデューサーさんは鈍いですね」
P「えっ?」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 20:29:30.80 ID:VE+Obk6o0
P「さて、そろそろ生っすかの打ち合わせの時間だな。電車で行かないとだめだから早めに出るか」
律子「あら、今出るんですか?プロデューサー殿」
P「ん?あぁ。今日は電車だからな」
律子「タクシーは使わないんですか?」
P「経費節約ってやつかな、ははは」
律子「そんなとこでケチってどうするんですかもぉ」
律子「…あ、今から私と竜宮全員で局まで行くんです。近ければ送りますよ?」
P「あ、確かに局の近所だな…じゃあ、頼めるか?」
律子「もちろんです!じゃあ行きましょうか!」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 20:32:44.66 ID:VE+Obk6o0
律子「おまたせみんなー」
伊織「もぉ、おっそい…わ、よ…」
亜美「あれ?兄ちゃんじゃ→ん、どったの?」
あずさ「さっきはどうもー」
P「いや、俺メガネ無しだと車乗れないからさ、ちょっと相乗りさせてもらうよ」
律子「そういうこと。すみませんあずささん、後ろに乗っていただけますか?」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 20:34:53.91 ID:VE+Obk6o0
あずさ「あらあら…じゃあ亜美ちゃんか伊織ちゃんが前に乗ってくれない?」
伊織「ちょ、ちょっと!どっちかっていうとコイツが後ろに乗るべきでしょ!」
亜美「あ、んじゃ→亜美は兄ちゃんのひざの上でいいよ→」
伊織「はぁ?!そんな子供っぽいことできるわけないじゃない!」
律子「はいはい、後ろに3人でしかもプロデューサーが乗ったらきついんだから」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 20:39:07.59 ID:VE+Obk6o0
あずさ「あらーざんねーん」
亜美「ちぇ→」
伊織「…なによ、もぅ…」
律子「じゃあ出発しますね、亜美、シートベルトしなさい」
P「悪いな律子、邪魔しちゃって」
律子「いいんですってば。じゃあ出しますよ」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 20:40:13.23 ID:VE+Obk6o0
伊織「ところでアンタ」
P「俺か?なんだ?」
伊織「なんでメガネかけてんのよ。コンタクトとかあるじゃない」
P「いやー、目に指なんか突っ込めないからさ…」
亜美「ぶすっと!ってカンジ→?」
P「そうそう」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 20:41:02.11 ID:VE+Obk6o0
あずさ「でも、メガネ、無いほうが素敵ですよー?」
P「ありがとうございます、でも見えないと困りますし」
律子「今だと手術とかで視力回復できるみたいですよ?」
亜美「お→!ハイテクだね!」
P「絶対無理だな、コンタクトも無理なのに俺」
伊織「…まぁ、この顔を他の人に見られるくらいならメガネでもかけておいた方が安全ね…」
P「ん?なんかいったか?」
伊織「…なんでもないわよ!変態!」
P「なんで!?」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 20:44:03.80 ID:VE+Obk6o0
P「ありがとな律子、助かったよ」
律子「こういうときはお互い様です。私も目が悪いですから」
P「そういってもらえると助かるよ。今度なんか奢るよ」
律子「ふふっ…じゃあ、楽しみにしておきます…二人きりで、ですよ?」
P「へ?」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 20:47:05.97 ID:VE+Obk6o0
律子「じゃあ、帰りはすいませんが電車でお願いしますね。また事務所で」
P「お、おぉ…」
伊織「ちょ、ちょっと律子!最後のはなんなのよ!」
亜美「えー!亜美もチョ→おごられたーい」
あずさ「律子さん、私もご一緒したいですー」
ブロロロロ…
P「…行っちゃった」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 20:49:18.24 ID:VE+Obk6o0
P「確かここで待ち合わせだったはずだが…」
千早「…」
P「ん?あれは…千早、か?目が悪いからよく見えん…」
千早「…?」
P「お、こっちに来た」
千早「…あの、もしかしてプロデューサーですか?」
P「やっぱり千早だったんだな。よかった」
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 20:53:20.62 ID:VE+Obk6o0
千早「はい、おはようございます…メガネ、どうしたんですか?」
P「あぁ、壊れちゃってさ…今日一日はメガネ無しの生活かな」
千早「そうですか…」
P「あとの二人はまだ来てないのか?」
千早「はい」
千早「…」ジー
P「…?どうした?」
千早「…カッコいい…」
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 20:54:47.22 ID:VE+Obk6o0
P「へ?!」
千早「! い、いえ!なんでもありません!」
P「いやでも、今カッコいいって言ってくれたじゃないか」
千早「わ、忘れてください!」プイッ
P「えー、やだ」
千早「…もぅ、子供みたいなこと言って…」
P「はは、すまん。千早からそんなこと言ってくれるのがうれしくてさ」
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 20:57:32.66 ID:VE+Obk6o0
千早「…また、そういうこと言って…勘違いしたら、どうするんですか…」
P「勘違いなんかじゃないぞ?うれしいってのは本音だからな」
千早「…プロデューサー…私…」
P「?」
春香「…遅れてごめんなさーい!」
P「お、あの声は春香か?」
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 21:02:29.45 ID:VE+Obk6o0
千早「…はぁ」
P「ん?どうした?」
千早「なんでもありません。おはよう春香」
春香「おはよう千早ちゃん!プロデューサーさんもおはようございます!」
P「うん、おはよう。美希はまだなんだな」
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 21:06:00.31 ID:VE+Obk6o0
春香「あれ、プロデューサーさん、メガネ、どうしたんですか?」
千早「壊れたそうよ…大方、自分で下敷きにしたとかでしょうけど」
P「おいおい酷いな千早…いや、そのとおりなんだけどさ」
千早「知りません」プイッ
春香「…」
P「春香?」
春香「…カッコいい…」
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 21:07:23.72 ID:VE+Obk6o0
P「…やっぱりからかわれてるのか俺?」
春香「からかってなんかないです!カッコいいですよプロデューサーさん!イケメンですよ!イケメン!」
千早「…春香は素直ね、うらやましいわ…」
P「ありがとう春香。さて、あとは美希か…これ以上遅れるなら電話いれるかな…」
春香「あ、あれ?スルーされてません私?」
千早「…春香…」ホロリ
美希「ハニー!おはようなの!」
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 21:08:18.02 ID:VE+Obk6o0
P「うぉっ!その声は美希か!いきなり飛びつくなって!」
P「あと事務所の外ではプロデューサーと呼びなさい!」
美希「はーい…おはようなの、千早さん、春香」
千早「おはよう美希」
春香「おはようー!」
P「んじゃ、そろそろ時間だし、打ち合わせいくぞー」
美希「はーい」
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 21:12:37.35 ID:VE+Obk6o0
春香「…ねぇねぇ、千早ちゃん」
千早「どうしたの春香?」
春香「なんか、美希はプロデューサーさんの顔見てもあんまり変化ないね。なんでかな?」
千早「…さぁ。まぁ普段からプロデューサーにべったりだからかしら」
美希「二人とも、どうしたの?」
春香「…ねぇ、美希。今日のプロデューサーさんどう思った?」
美希「? ハニーはハニーなの。変な春香」
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 21:14:17.62 ID:VE+Obk6o0
千早「美希。今日プロデューサーはメガネ外してるでしょう?」
美希「あ、そういえばそうなの」
春香「ねね、メガネ外したプロデューサーさん、カッコいいよね!そう思わない?」
美希「? ハニーは最初っからカッコいいの。メガネなくてもかわんないの」
千早「…さすがは美希ね…」
P「おーい、置いてっちゃうぞー」
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 21:17:37.67 ID:VE+Obk6o0
P「ひゃー、やっぱり打ち合わせで相手の顔が見えないってのは辛いな」
千早「そうなのですか?」
P「うん、やっぱり相手の表情から得られる情報も多いからな」
春香「なんか敏腕みたいですね!」
P「失礼な、俺は敏腕だぞ!…最近は」
美希「ハニーは最初から敏腕だよ!」
P「ありがとう美希。じゃあ、先に事務所に帰っておいてくれ。挨拶すませたら俺も戻るからさ」
千早「わかりました」
美希「早く帰ってきてね!ハニー!」
117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 21:19:23.81 ID:VE+Obk6o0
春香「ただいまー」
千早「ただいま帰りました」
美希「ただいまなのー」
小鳥「あら、おかえりなさい。みんな戻ってるわよ?」
やよい「あ、おかえりなさーい!」
千早「ただいま高槻さん」
雪歩「おかえりなさい、春香ちゃん、千早ちゃん、美希ちゃん」
118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 21:21:05.09 ID:VE+Obk6o0
伊織「ちょっと!挨拶はいいからはやくこっちに来なさいよね!」
美希「あれ?デコちゃんどうしたの?」
伊織「むきぃー!デコちゃんっていうな!」
春香「ほんとだ、みんな集まってどうしたの?」
貴音「作戦会議です」
亜美「そう、作戦だ、春香曹長!」
真美「早く配置につかんか!千早軍曹!」
千早「はいはい…高槻さんはどこに座ってるのかしら?」
やよい「ここですー!」
千早「春香、そこに座りましょう」
春香「え?うん、わかったよ」
122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 21:23:18.11 ID:VE+Obk6o0
律子「はいはい、座った座った。じゃあ初めから説明するわね」
真「とりあえず、今日はみんなプロデューサーに会って知ってると思うけど」
響「プロデューサーのメガネが壊れたのも知ってるさ!」
あずさ「それで私たち、日頃からお世話になってるお礼の意味を込めて、プレゼントしようと思ってるのよー」
春香「あっ!それいいアイデアですね!」
千早「そうね…ここにいる全員でお金を出し合えばメガネみたいな高額なものでも比較的安くあがるわ」
125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 21:25:42.24 ID:VE+Obk6o0
貴音「ただ、プロデューサーの視力にあったれんず、というものが用意できなくて困っているのです…」
伊織「そうなのよね…小鳥に聞いてもそれはわからないっていうし」
律子「そうなのよ。健康診断で視力くらいはわかるけど、その人にあったレンズは実際その場で作らないとね…」
亜美「なかなかうまくいかないもんだね→」
真美「そうだね→」
やよい「うー、難しいですー」
雪歩「それでどうしようか迷っていたんだ」
美希「そんなの簡単なの」
128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 21:27:49.53 ID:VE+Obk6o0
春香「? 美希はなにかいい考えがあるの?」
美希「うん。ミキ、フレームだけ買ってあげて、レンズは一緒に作りに行けばいいと思うな」
律子「…あ!そうね、確かに…そういう手もあるわね!」
やよい「じゃあ、フレームを渡してから、みんなでレンズを作りにいくんですねー!」
美希「ううん、レンズを作りにいくのはハニーと、ミキなの。大勢で行ったらお店に迷惑だと思うな」
全員((((…それは、もはやデート!))))
140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 21:44:54.51 ID:VE+Obk6o0
伊織「ちょ、ちょーっと待ちなさい!アンタは生っすかで忙しいでしょう!?そのかわりに、この伊織ちゃんが…」
律子「伊織も竜宮の仕事があって忙しいでしょうが。他の二人も同じよ」
あずさ(あらあら、先まわりされちゃいました…)
亜美「えー!ちょ→つまんないYO!」
律子「仕方ないでしょ。こ、ここは同じプロデューサで、メガネ使用者であるこの私が…」
真美「意義あり!竜宮が忙しいならりっちゃんも同様だと思われます!」
雪歩「そ、そうですぅ!わ、私が律子さんの代わりに行ってあげますぅ!」
真美「ゆ、ゆきぴょん!それは真美のセリフだよ!」
142: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 21:45:27.75 ID:VE+Obk6o0
響「いやいや!ここは自分が一緒に行ってやるさ!自分、完璧だからな!」
貴音「響…あなたは動物ロケでしばらくは出張なのでは?その間めがね無し、というのはプロデューサーには酷だと思われますが…」
やよい「うっうー!わたしもプロデューサーとおでかけしたいですー!」
千早「高槻さんは正直ね。わ、私も日頃からお世話になっているし、高槻さん一人だと心配だからついて行ってもいいかしら」
美希「えっ!ちょっと待つの!ハニーとのデートは、発案者のミキが行くべきだって思うな!」
春香「そんな、デートだなんて…もう、照れちゃうよ!」
真「ちょっと!ボクだって二人で行きたいよ!」
145: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 21:48:50.50 ID:VE+Obk6o0
伊織「す、すとっぷ!すとーーーっぷ!」
全員「「「「…」」」」
伊織「これじゃあいつまでたっても決まらないじゃない!」
律子「そうね…とりあえず、フレームはみんなで選んだものをお金を出し合ってプレゼントする、でいいわよね」
貴音「それには異議はありません」
あずさ「ただ、そのあとのデートが…」
響「で、デートじゃないぞ、レンズを作りにいくだけだぞ…二人で…」
雪歩「あ、あのぅ…レンズを作りにいくのはプロデューサー一人で行くっていうのは…」
美希「そんなの駄目に決まってるの。そうなったらゼッタイ、誰かが抜け駆けすると思うな」
雪歩(…)
153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 21:54:31.25 ID:VE+Obk6o0
春香「と、とりあえず、プロデューサーさんが一人でメガネを買いにいかないようにメールしておくね?」
千早「そうね。お願い春香」
真「これじゃあぜんぜんまとまらないよ…」
やよい「うー…難しいですー…」
千早「大丈夫よ高槻さん。何も悩まなくてもいいのよ」
貴音「…とりあえず、そのふれーむ、とやらを先に選んで買ってしまいましょう」
律子「…そうね。じゃあカタログから選びましょう。それで通販で取り寄せる形にするわね」
あずさ「そうですね…それで、デートは誰が…」
やよい「!うっうー!いいこと思いつきました!抽選すればいいと思います!」
155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 21:55:08.18 ID:VE+Obk6o0
春香「な、なるほど!それならみんなも納得…はしないかもだけど、公平だね!」
千早「…そうね、もうそれぐらいしか収める方法はないかもしれないわね…」
響「…わかったぞ!そういうことなら、さっそくくじを作って…」
小鳥「そんなこともあろうかと作っておきましたよ」
響「うぉっ!び、びっくりしたぞ!」
真美「ピヨちゃん用意よすぎだよ→」
亜美「こうなるのわかってたんじゃないの→?」
貴音「面妖な…」
律子「…まぁ、なんでもいいです。じゃあみんな、いっせーの、で引くわよ」
156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 21:56:22.38 ID:VE+Obk6o0
春香(わた、私もプロデューサーさんとデート、したいな…)
千早(プロデューサー…これで、二人になれたら…)
美希「ゼッタイにミキがデートにいくの」
亜美「んっふっふー!兄ちゃんと遊びに行くのは亜美だもんね→!」
真美(ま、真美だって兄ちゃんと一緒に行きたいし…)
伊織「ふ、ふん!まぁ、当たったら一緒に行ってあげないこともないわよ!」
やよい「うっうー!プロデューサーに恩返しがしたいですー!」
響(自分だって…プロデューサーのこと…)
貴音「では、当たりを引いて、帰りにらぁめんを一緒に食すとしましょう」
あずさ「あらあら、そういうのは、獲れぬ狐の化かし合いっていうんですよ?」
真「いや、あずささん…それ獲らぬ狸の皮算用…ある意味間違ってないですけど…」
雪歩(うぅ…初めて男の人とで、デート…がんばりますぅ!)
律子「みんな掴んだわね?じゃあ…いっせーの!」
159: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 21:59:10.00 ID:VE+Obk6o0
…
ppp、ppp…
P「ふぁー…朝か…」
P「メガネめがねっと…あ、そういやないんだった」
P「…春香、なんでまだメガネ買うなってメールしてきたんだ?」
P「まぁ、少しの間ならそれでいけるけど、長いことは無理だな、やっぱ不便だし」
P「今日あたり買いにいくか…今日早上がりになったし」
P「…しかし、急に午後は休みだなんて…仕事、大丈夫かな?」
P「…まぁ、とりあえず事務所行くか!」
P「つ、通勤ラッシュ辛いな…やっぱ…」
P「はぁー、ついたついた…おはようございまーす…」
ガチャ
161: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 21:59:40.80 ID:VE+Obk6o0
「「「「プロデューサー!いつもありがとうございます!」」」」
おしまい
169: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 22:04:23.45 ID:VE+Obk6o0
おしまいです。全員過不足なく喋らせるように気をつかってみました。やっぱ総出で出てこられると難しいわ…
でも春香と千早と美希はかわいいな。可愛い。生っすかの司会張ってるだけあるわ。
一応その三人枠でメガネ購入デート編を書きたいなーって。でも妄想しすぎると上司から怒られるからね。
じゃーまた。
みゆきウルフルンSSとかねーのかなぁ…
170: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/24(火) 22:06:01.82 ID:iCYh7mqa0
個別ルートほしかったが贅沢は言えんな
>>1乙
楽しませてもらったよ
P「メガネ壊れた…」