1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:24:35.41 ID:A9nuO8Xs0

春香(今日はプロデューサーさんとレッスン……お昼ご飯も一緒に食べられるかな)

春香(私が一番早いかも……って誰か居るみたい。この声は……小鳥さんと)


P「――――、――――――ですからね。後は――――って感じもしますよね」

小鳥「なるほど。じゃあ、もし―――――――――――――」


春香(プロデューサーさんだ。何の話してるんだろ?)


P「―――はるか、最高じゃないですか」


春香(えっ? 今、プロデューサーさん……春香、最高って言った……?)



3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:25:33.00 ID:A9nuO8Xs0


小鳥「毎日幸せな気分で過ごせそうですよね」

P「ええ、きっと幸せでしょうね」


春香(幸せ、過ごせる……も、もしかして、結婚するなら誰かって話?)

春香(それで春香、最高……つまり、結婚するなら私が一番って事!?)

春香(プロデューサーさん、そこまで私の事を……えへへ)

春香(……うん、プロデューサーさんに相応しい人になるためにも頑張らないと!)



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:27:03.26 ID:A9nuO8Xs0

春香「プロデューサーさん! おはようございます!」

P「おはよう春香。今日は一段と元気だな」

春香「もちろんですよ! プロデューサーさん、私……頑張ります!」

P「おっ、元気なだけじゃなくてやる気も十分って事か。よし、早速歌のレッスンから始めるか」

春香「はい、よろしくお願いします!」



7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:29:06.22 ID:A9nuO8Xs0

次の日

美希(今日はハニーと二人っきりでレッスン……楽しみなの!)

美希(もうハニーは……あっ、話し声がする。ハニーと、小鳥かな?)


小鳥「――――ですよね」

P「――に。まあ、みきがしっかりしていれば――綺麗に――――――――ですか」


美希(えっ? ハニー、今……ミキがしっかりしていればって言った?)



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:31:03.60 ID:A9nuO8Xs0

小鳥「なるほど」

P「みきは大事ですよ。大きく育つためには必要不可欠ですね」

小鳥「しっかりしていれば、それだけ頼りがいがありますよね」

P「ええ、俺もそう思います」


美希(ミキが大事? 大きく育つ……会社の事かな?)

美希(しっかりしていれば、頼りがいがある……あっ、分かったの!)

美希(つまり、765プロを大きくするためには、ミキの力が必要って事なの!)

美希(だから、美希にしっかりして頼りがいのある人になって欲しい、ってハニーは思ってる……)

美希(ハニー、そこまでミキの事を……よーし! 今日から気合を入れて頑張るの!)



10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:33:06.13 ID:A9nuO8Xs0

美希(そういえば、キレイとか言ってたけどあれもミキの事だよね)

美希(……もう、ハニーったら、恥ずかしがらずに直接言って欲しいの)


美希「ハニー!」

P「おっ、時間通りに来たな。偉いぞ、美希」

美希「当然なの。ハニー、今日は頑張ろうね!」

P「どうした、今日はずいぶんとやる気じゃないか」

美希「今までのミキとは違うの。期待しててね、ハニー!」



16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:35:06.61 ID:A9nuO8Xs0

次の日


響(今日はプロデューサーと二人かー。レッスン頑張って、仕事たくさんもらえるようにならないとな)

響(さーて、時間通り着いたさー。ん? ……誰か話してる、これは)



P「――――実力――――――ありますよね」

小鳥「――――――――――です――――伸びが―――――良くて」


響(プロデューサーとぴよ子か、何の話してるんだろ?)


P「――ひびきが良いですよね。やっぱりそこら辺のアイドルとは違いますよね」


響(えっ? 今、自分が良いって……そこら辺のアイドルとは違うって言った?)



17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:37:08.04 ID:A9nuO8Xs0

小鳥「うんうん、完璧って言っても良いかもしれませんね」

P「ええ、765プロのみんなも積極的に見習うべきでしょうね」


響(か、完璧って……確かにそうやって言ってるけど、二人もそう思ってくれてるとは思わなかったぞ)

響(でも、見習うべきって事は自分がお手本になるって事だから……)

響(よーし! 今まで以上に頑張らないと!)


小鳥「とか言って、実は顔が好みだったりとかするんじゃないですか?」

P「うっ……鋭いですね。……まあ、実際そうなんですけど」


響(なっ!? 顔が好みって言われても……照れるさー)



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:39:05.14 ID:A9nuO8Xs0

響「はいさーい! 自分、今日も遅れずに着いたぞ!」

P「おっ、さすが響だな。自称、完璧ってだけはあるな」

響「ふっふー、今日からはさらに完璧を目指すって決めたんだぞ! プロデューサー、よろしくね!」

P「頼もしいな。よし、早速始めるか!」



21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:41:11.88 ID:A9nuO8Xs0

それから三週間後

小鳥「そういえば、最近あの三人頑張ってますよね」

P「春香と美希と響の事ですか?」

小鳥「はい、やる気に満ち溢れているのが伝わってきますよ」

P「ええ、今まで以上にやる気になっていて俺も驚いてるんです」

小鳥「でも、急にそんな感じになりましたよね……何かあったのかしら?」

P「うーん……何かきっかけがあったのは間違いないと思うんですが」

小鳥「少しのきっかけでも、女の子は急に成長しますからね」

P「確かに、十代の女の子は特にそうですよね」

小鳥「……二十代の女の子はどう思いますか?」

P「ノーコメントで」

小鳥「うっ……少しは気を遣ってくれても良いじゃないですかー!」



23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:43:04.14 ID:A9nuO8Xs0

小鳥(プロデューサーさんも分からないって言ってたし、ますます気になるわね……)

小鳥(三人に直接聞いてみようかな。えーっと……あっ、丁度いいところに)

小鳥「春香ちゃん、ちょっといいかしら」

春香「小鳥さん? 大丈夫ですよ、何かありましたか」

小鳥「うん、春香ちゃんに聞きたい事があるんだけど」

春香「聞きたい事? 何ですか?」

小鳥「えっと、最近とっても頑張ってるけど、何か頑張る理由でもできたの?」

春香「頑張る理由……はい、その通りですよ」

小鳥「やっぱりそうだったのね。もし良かったら、教えてもらえる?」

春香「実は……私、プロデューサーさんと小鳥さんが話しているのを聞いちゃったんです」

小鳥「私達の話?」



24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:45:04.44 ID:A9nuO8Xs0

春香「ごめんなさい、盗み聞きするつもりは無かったんですけど……」

小鳥「い、いいのよ謝らなくても。その話って、どんな話だったの?」

春香「えっと……プロデューサーさんが、私の事を最高だって言ってくれて」

小鳥(……? そんな話したかしら……)

春香「一緒に居れば毎日最高な気分になるだろうって言ってくれて……それが本当に嬉しかったんです!」

小鳥(うーん……思い当たるものが無い……)

春香「だから、プロデューサーさんに相応しい女性になるためにも今は頑張ろうって思って……」

小鳥「な、なるほどね。ちなみに……それっていつの話?」

春香「えっと、確か三週間位前だったと思います」

小鳥(三週間前……あっ。も、もしかして……あの時の事!?)



25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:47:05.71 ID:A9nuO8Xs0

三週間前

P「季節の中でどれが一番、ですか? うーん……やっぱり春ですね」

小鳥「春、ときましたか。どうしてですか?」

P「暖かいし、過ごしやすいですからね。後はスタートって感じもしますよね」

小鳥「なるほど。じゃあ、もし一年中春だったらどうします?」

P「一年中春か、最高じゃないですか」

小鳥「毎日幸せな気分で過ごせそうですよね」

P「ええ、きっと幸せでしょうね」

―――――――――

小鳥(――って話をしたけど、春香ちゃんが最高っていうのはどこから……はっ! まさか……)

小鳥(『一年中春か』って言ったのが中途半端に聞こえて、『春香』に聞こえたんじゃ……)

小鳥(という事は……つまり、春香ちゃんには『春香、最高じゃないですか』って聞こえたのね)



26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:49:17.14 ID:A9nuO8Xs0

春香「……小鳥さん? 急に黙ってどうしたんですか?」

小鳥「えっ? ちょ、ちょっと考え事を……」

春香「えっと、私そろそろレッスンの時間なので……」

小鳥「あ、あら、それなのに呼び止めちゃって……ごめんなさいね」

春香「い、いえ、大丈夫ですよ。では、行ってきまーす!」

小鳥「いってらっしゃーい」


小鳥(……まさか、やる気になったきっかけが勘違いだなんて)

小鳥(ま、まぁ、春香ちゃんらしいと言えばらしいわね。……黙っておいた方が良いかな)

小鳥(……あれ? もしかして、残りの二人も……)

小鳥(嫌な予感がするわね……聞いてみようかしら)



28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:51:03.00 ID:A9nuO8Xs0

小鳥「美希ちゃん、今時間ある?」

美希「小鳥? 何か用なの?」

小鳥「えっと、最近頑張ってるみたいだけど、何かきっかけでもあったの?」

美希「うん! ミキはハニーの言葉で変わったの!」

小鳥「プロデューサーさんの言葉? ……聞かせてもらっても良い?」

美希「いいよ、実はね……765プロの未来はミキにかかってるんだよ!」

小鳥「765プロの……未来?」



29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:53:05.61 ID:A9nuO8Xs0

美希「ミキね、ハニーが小鳥と話してるのを聞いたの」

小鳥「それって、いつの話?」

美希「えっと、三週間くらい前かな?」

小鳥「三週間前……どんな話をしていたのか聞いても良い?」

美希「自分の話を聞きたいって事?」

小鳥「う、うん……そういう事になるわね」

美希「変な小鳥。えっと、ミキがしっかりしていれば765プロは大きくなる、ってハニーが言ってたの」

小鳥(……そんな話した覚えが無いのよね)

美希「ハニーが期待してくれてるから、ミキも頑張りたいって思ったの」

小鳥(美希ちゃんがしっかりしていれば? ……はっ! ……あの時の事ね)



31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:55:12.24 ID:A9nuO8Xs0

三週間前

小鳥「桜が咲いてたと思ったら、あっという間に五月ですね……」

P「早いですよね……」

小鳥「でも、あんなに綺麗に咲くなんて、よくよく考えると不思議ですよね」

P「そうですね。普段は何の木か分からなくて、気付いたらつぼみがついてたりして」

小鳥「結構大きい木からあんなに小さな花が咲くってのも、面白いですよね」

P「確かに。まあ、幹がしっかりしていればそれだけ綺麗に咲くんじゃないですか」

小鳥「なるほど」

P「幹は大事ですよ。大きく育つためには必要不可欠ですね」

小鳥「しっかりしていれば、それだけ頼りがいがありますよね」

P「ええ、俺もそう思います」



32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:57:10.43 ID:A9nuO8Xs0

小鳥(『幹』を『美希』って勘違いしたのね……そうすると、プロデューサーさんの言葉は)

小鳥(なるほど、美希ちゃんに期待してるって意味になるわね。……納得)

美希「小鳥、ミキそろそろレッスンの時間なの。だからもう行くね」

小鳥「えっ? え、ええ、行ってらっしゃい」

美希「うん! いってきまーす!」


小鳥(……後は響ちゃんね)



34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:59:04.52 ID:A9nuO8Xs0

小鳥「響ちゃん、ちょっと良いかしら」

響「今なら時間あるし大丈夫だぞー、自分に何か用?」

小鳥「えっと、最近頑張ってるみたいだけど、何かあったの?」

響「えっ? え、えっと……うん」

小鳥「それって、プロデューサーさんの話を聞いたから……とかだったりする?」

響「な、何で分かったんだ!?」

小鳥「響ちゃん、いつ、どんな話をしてたのを聞いたのか教えてくれるかしら」

響「えっと、三週間くらい前にぴよ子とプロデューサーが話してて……その時に」

小鳥「その時に?」

響「じ、自分が良い、とか……見習うべき、とか話してるのを聞いたんだ」

小鳥(……自分が良い? 響ちゃんが良い……響が良い……はっ!)



35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 02:01:05.99 ID:A9nuO8Xs0

またまた三週間前

小鳥「あれ? プロデューサーさん、それってもしかして、あの歌手のアルバムですか」

P「ええ、実力派って言われるだけはありますよね」

小鳥「私もその歌手好きなんですよ。声に伸びがあって、曲も良くて」

P「声の響きがいいですよね。やっぱりそこら辺のアイドルとは違いますね」

小鳥「うんうん、完璧って言っても良いかもしれませんね」

P「ええ、765プロのみんなも積極的に見習うべきでしょうね」

小鳥「とか言って、実は顔が好みだったりとかするんじゃないですか?」

P「うっ……鋭いですね。……まあ、実際そうなんですけど」



37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 02:03:23.89 ID:A9nuO8Xs0

小鳥(うん、これね。完璧とか見習うべきとか……しかも顔が好みとかも言っちゃってるわね)

響「ま、まぁ、プロデューサーに言われなくても自分頑張るけどね!」

小鳥(響ちゃん……それは勘違いなのよ、とは言えない……)

響「あっ、もう時間だ。ごめんなぴよ子、行ってくるさー」

小鳥「え、ええ、行ってらっしゃい」


小鳥(……これは、内緒にしておこう。きっと、それでみんな幸せになるはず……)



38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 02:05:06.81 ID:A9nuO8Xs0

それから数日

小鳥(あの三人を中心にみんなモチベーションが上がってきている……)

小鳥(本当は勘違いなんだけど……結果オーライとはまさにこの事ね)

小鳥(今日も三人はお仕事、スケジュールも良い感じに埋まって来てる)

小鳥(……このまま真実は闇の中、それが一番よね。さて、そろそろ三人が帰ってくる頃かしら)

小鳥(お菓子でも出してあげ……って何も無い)


小鳥「プロデューサーさん、ちょっと買い出しに行ってきますね」

P「分かりました。そのままサボっちゃ駄目ですよ?」

小鳥「……本当にさぼっちゃおうかなー」

P「じょ、冗談ですって。いってらっしゃい、気を付けてくださいね」



40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 02:07:09.91 ID:A9nuO8Xs0

春香「あっ、美希に響ちゃん。二人ともお仕事終わったの?」

響「うん、春香も帰ってきたところ?」

春香「そうだよ。プロデューサーさん、事務所に居るかな?」

美希「今日も頑張ったから、ハニーに褒めてもらうの!」

響「じ、自分も頑張ったぞ! プロデューサー、居るかな……?」

美希「……ハニーの声がするの! 誰かと話してるみたい」

春香「何の話してるのかなぁ?」

美希「あはっ、きっとミキの事なの! ミキの頑張りについて話してるんだよ」

響「ち、違うかもしれないぞ。……ちょっと聞いてみれば分かるさー」



42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 02:09:01.90 ID:A9nuO8Xs0


あずさ「――、――――ですか――――――――――?」

P「――――――よ。最近――――――――――」


美希「話してるのはハニーとあずさみたいなの。……うーん、よく聞こえない」

春香「も、もうちょっと近づいてみれば……」


あずさ「――――――――。―――可愛―――――ですか?」

P「―――――小鳥が可愛くて仕方ないんですよ」


三人「……えっ?」



43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 02:11:04.89 ID:A9nuO8Xs0

春香「い、今……プロデューサーさん、小鳥さんが可愛いって……可愛くて仕方ないって」

美希「き、聞き間違いなの! ハニーがそんな事言うわけないってミキ思うな!」

響「そ、そうだぞ! プロデューサーはぴよ子じゃなくて自分の事を……」

春香「静かに……また話し始めたみたいだよ」


あずさ「ふふっ、プロデューサーさん、夢中ですね」

P「ええ、そうですね。朝も小鳥が起こしてくれて、一日を良い気分で始められてる気がしますよ」

あずさ「まあ、素敵ですね~」


春香「ええっ!? あ、朝……起こしてくれるって……」

美希「ウソ……嘘だよ! そんな事有り得ないの! ハニーはミキの事が大好きなんだよ!?」

響「で、でも……プロデューサー本人が言ってたぞ……」



44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 02:13:07.10 ID:A9nuO8Xs0

小鳥「あら? みんな中に入らないでどうしたの?」

三人「……っ!」

小鳥「えっ? な、なんだかみんな目が怖いけど……何かあったのかしら?」

春香「小鳥さん……!」 美希「小鳥ぃ……!」 響「ぴよ子ぉ……!」

小鳥「は、はい!」

響「ぴよ子! 自分は認めないぞ! プロデューサーは渡さないからな!」

美希「ミキ、こればかりは許せないの! ハニーを返して!」

春香「泥棒ですよ、泥棒! 小鳥さん……詳しく聞かせてもらいますからね」

小鳥「ええっ!? ど、どうなってるのよー!?」



47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 02:15:06.24 ID:A9nuO8Xs0

小鳥「はぁ……酷い目に遭ったわ……」

あずさ「お疲れみたいですね、どうかしたんですか?」

小鳥「ええ……実は、私とプロデューサーさんが同棲してるのかどうか聞かれたんです」

あずさ「えっ……? あ、あの……それ、本当なんですか?」

小鳥「……そんな訳ないじゃないですかー。あの子達もどうして勘違いしたのかしら……」

あずさ「あらあら……詳しく聞いても良いですか?」

小鳥「ええ、私に朝起こされてる、ってプロデューサーさんが言ったらしくて……」

あずさ「そ、それはどちらなんですか……? 本当なのか嘘なのか……」

小鳥「もちろん違いますよ! むしろそうなってくれればこっちも願ったり叶ったりですけどね!」



48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 02:17:05.89 ID:A9nuO8Xs0

あずさ「でも、どうしてそんな勘違いを……」

小鳥「あずささんとプロデューサーさんの話を聞いた、って三人は言ってましたけど……はっ!」

あずさ「どうしました?」

小鳥「……あずささん、プロデューサーさんとさっきしてたお話の内容、教えてくれませんか?」

あずさ「さっきのですか? ええ、良いですけど……」



49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 02:19:02.56 ID:A9nuO8Xs0

ちょっと前の会話

あずさ「それ、本当なんですかプロデューサーさん?」

P「そうなんですよ。最近の楽しみの一つですね」

あずさ「小鳥が部屋のベランダに……巣でもあるのかしら?」

P「巣は無いんですけど、どうやら羽休めにはぴったりの場所みたいで」

あずさ「そうなんですか~。小さくて可愛かったりするんですか?」

P「ええ、その小鳥が可愛くて仕方ないんですよ」

あずさ「ふふっ、プロデューサーさん、夢中ですね」

P「ええ、そうですね。朝も小鳥が起こしてくれて、一日を良い気分で始められてる気がしますよ」

あずさ「まあ、素敵ですね~」



50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 02:22:59.82 ID:A9nuO8Xs0

あずさ「――という話はしました。でも、それがどうして……」

小鳥「なるほど……分かりました。結局また勘違いなのね……」

あずさ「勘違い、ですか?」

小鳥「ええ、小鳥を私の事と勘違いたんですね」

小鳥「毎朝、鳥が鳴き声で起こしてくれてるってだけなのに、そういう意味だと思ったんでしょうね……」

あずさ「ああ、なるほど……災難でしたね」

小鳥「本当ですよ……まぁ、あの三人の視線に怯えなくて済むだけマシよね」

小鳥(……まったく、そんな言葉の断片だけで判断しちゃうからこんな事に。……あれ? という事は、もしかして……)

                   
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52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 02:25:29.43 ID:A9nuO8Xs0

あずさ「プロデューサーさん、さっきの小鳥のお話、もう少し聞かせていただいても良いですか?」

P「ええ、良いですよ。あずささんも動物がお好きなんですね」

あずさ「はい、そうなんですよ~。プロデューサーさんはその小鳥に夢中なんですよね?」カチッ

P「はい、小鳥が可愛くて仕方ないんですよ。正直、夢中になってますね」

あずさ「あらあら~。ペットとして、一緒に暮らすってのはどうですか?」

P「小鳥と一緒に暮らす……悪くないですね。まあ、難しいでしょうけど」

あずさ「でも、一緒に暮らしたら楽しいでしょうね。鳥も犬みたいに人間の顔へ何かしたりするのかしら?」

P「どうなんでしょうね? でも、小鳥にキスされるってのも悪くは無い気もしますね」

あずさ「あらあら~。自分からしちゃったりもするんじゃないですか?」

P「有り得ますね、それ位可愛いんですよ!」



54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 02:27:14.21 ID:A9nuO8Xs0

あずさ「うふふ、もう十分かしら?」カチッ

P「十分? 何の事ですか?」

あずさ「何でもありませんよ~」

P「あっ、もうこんな時間か……すいません。俺、そろそろ行きますね」

あずさ「ええ、いってらっしゃーい」


あずさ「さて……終わりました、もう出てきても良いですよ~」

小鳥「ありがとうございます……さーて、高性能レコーダーの実力、見せてちょうだいね」カチッ



55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 02:29:35.79 ID:A9nuO8Xs0


P『はい、小鳥が可愛くて仕方ないんですよ。正直、夢中になってますね』

P『どうなんでしょうね? でも、小鳥にキスされるってのも悪くは無い気もしますね』


小鳥「……! あずささん!」

あずさ「はい?」

小鳥「ありがとうございます! 完璧ですよ! これで一か月は戦えます!」

あずさ「そ、そうですか……それは良かったです」

小鳥「さーて! 早速編集して無限リピート再生しないと!」

あずさ(もしかして、私……とんでもない事をしてしまったのかしら……)

小鳥「結果オーライとはこの事ね!  みなぎってきたわー!」


終わり


元スレ
小鳥「結果オーライ……なのかしら?」