1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 01:34:43.45 ID:rI1+oJop0
勇者「って、意味が分からないよ!」
母「それでも本当なのよ……私達の家系はそういう宿命を背負っているのよ」
勇者「お母さん普通じゃん!」
母「戦っていないもの」
母「いい? レベルが3の倍数になる時、覚悟するのよ……」
勇者「そんなレベルアップ嫌過ぎる!」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 01:38:06.98 ID:rI1+oJop0
旅立ち
母「いい? レベルが3の」
勇者「もういいよ! なんでそんなに追い討ちしたいの!?」
勇者「嫌い? あたしの事嫌い?!」
母「そんな事無いわ。余りあるほど可愛いと思っているわよ」
勇者「憎さ100倍なんだね! そういう事だよね?!」
勇者Lv2「あ、あと1レベルで……」ガタガタ
勇者Lv2「ああ嫌だ……嫌過ぎる」パンパカパーン
勇者Lv3「うわあああああ! ああああああああ!!」
*あなたの身体から新たな目が生えてきた!*
勇者(四つ目)「いやあああああ! ああああああああ!!」
勇者「こんなの……残酷すぎる……」
勇者「と、とりあえず木からお面を作って……」ガリガリ
勇者「う、うぅ……こんなの、魔王倒しても幸せになれない」カポッ
魔物「キシャー!!」
勇者「!」ズバン
勇者「うわあああ! 反射的に倒しちゃったああぁぁ!」
勇者「ひ、必要最低限のLvだけで済ませたいのに! ううー!」
勇者「……」
勇者「目が四つある時点で詰んでるか……」
町
「なにあれ……」ヒソヒソ
「勇者様って話だけど」ヒソヒソ
「なにあのお面怖い」ヒソヒソ
宿屋
勇者「いやー一人の空間は寛げるなぁー! はははは!」
勇者「はは……は……」
武器屋「えっと……」
勇者「や、怪しい者じゃありません。魔物を倒す為に武器を買い換えるだけです」
武器屋「……」ジー
勇者「や、ちょ、マジ見つめないで」
武器屋「お面外して貰ってもいいですかね?」
勇者「魔物の攻撃で酷い怪我をしているんです! 少しは女性の気持ちを理解して下さい!!」バン
武器屋「あー……これは失礼しました」
勇者(至極全うな理由で嘘をついてしまった罪悪感が……)アウアー
勇者「そういえば何が生えるかお母さんも分からないって言ってたっけ」
勇者「腕が生えたりもするのかなー……三刀流! 虎狩り! なんつって」アハハ
勇者「……」
勇者「腕三本女子とか……」
勇者「あ、むしろ三面六臂の化け物とか」
勇者「あははは、死ねる。なったら死んで良いよねお母さん」
勇者Lv5「……」パンパカパーン
*あなたの身体から新たな足が生えてきた!*
勇者Lv6「三本足のリカちゃんって知ってる?」
勇者(四つ目四足)「あたしは四本足なの。勝った!」
勇者「ねえええええよ!!!」
勇者「な、何だよこれ……どんな人生ハードモードだよ」
勇者「むしろインフェルノじゃないの? 黒蟻の酸が津波クラスで押し寄せてくるよ」
勇者「足四本ってなんだよ……」
勇者「とりあえずマントを腰に巻いてロングスカートっぽくすれば……」
勇者「見た目は……見た目だけならいける!」コツツ
勇者「……」ココツコツツコツコツツ
勇者「足音人間じゃねえええ!!」
勇者「上はレザーメイルの下はスカートって謎過ぎて憤死しそう」
勇者「しかも顔は木のお面に謎足音!」
勇者「次の町入れるかなー」
勇者「友達に上手く手引きしてもらえないかなー」
町娘「ちょろいもんよ」
勇者「もうあんたが世界を救えよ。衛兵をいなすとか何者だよ」
町娘「何だよー奇妙な井出達のあんたを助けてやったのにさー」
町娘「というかマジでどうしたのその格好。新しい悟りでも開いた?」
勇者「こういう状態なんだよ!」バッ
町娘「あー……あんたの家系の噂って本当だったのね」
勇者「噂されてたの?!」
町娘「その筋では有名どころよ」
町娘「四つ目四足とかうける。次は四つ腕?」
勇者「止めろ! マジで止めろ! これ以上隠し切れない!」
勇者「というか助けて。人生終了してる」
町娘「うーん……あー」
勇者「なにそのあるにはあるけどどうだろう感は」
町娘「インコグニートの巻物ってあってさ。それ使うと全くの別人に姿を変えられるらしいのよ」
町娘「時間で効果が切れるけど、それ連続して使えば一応は人の姿を保てると思う」
勇者「おお! でもお高いんでしょ」
町娘「なんとその品がこちらに! 今ならお友達価格でいちきゅっ、ぱ!」
勇者「なにそのリアルな雑貨価格」
町娘「いやこれ別の巻物だけどね」
勇者「殴っていい?」
町娘「その格好を町中で晒したいの?」
勇者「ごめんなさい」
町娘「まー寝袋ぐらい上げるから頑張って」
勇者「町の敷地内で野宿とかないわー」
町娘「いや、人前に姿晒せるの?」
勇者「無理だわー」
勇者「ついで言うと四本足とか寝袋きっついわー」
町娘「あー……」
クエスト:インゴクニートの巻物を手に入れろ!
勇者「なんかクエスト発生した」
町娘「しかも大量に必要なのにね」
難易度★★★★★
勇者「難易度高っ!」
町娘「え? レアアイテム?」
町娘「とりあえず巻物がどこら辺で手に入るか調べてみるわ」
勇者「ありがとう! 心の友よー!」
町娘「とりあえず今日はうち来て寝なよ。お母さん達もあんたの家系の事知っているから」
勇者「どんだけ知られてんのよ」
町娘「んー直接付き合いがあった人はだいたい知っているんじゃない?」
町娘「逆に面識無い人だと化け物ーてなるだろうけど」ハハハ
勇者「笑い事じゃねええええ!!」
町娘「情報仕入れてきたぜぃ!」
勇者「さっすが」
町娘「どうやらここから北西の洞窟に住む魔物が落とすらしいな」
勇者「レアドロップ?」
町娘「いや結構普通に落とすらしい」
勇者「え、あの難易度なに? 魔物超強い?」
町娘「いやー戦闘能力は駆け出し冒険者が倒せるって話らしいよ」
勇者「嘘難易度? 情報集めの難易度とか?」
町娘「酒場のおっちゃんから聞いたよ」
勇者「えー?」
北西洞窟
勇者「来てみた! して魔物は」
巨大G カサカサカサ
巨大蜘蛛 カサカサカサ
巨大竈馬 ビョインビョイン
勇者(難易度フルMAXっ!!)
勇者「ふぅはぁ!」ベットリ
勇者Lv8「あーもーあたし色んな意味で終わってる」パンパカパーン
*あなたの身体から新たな角が生えてきた!*
勇者「新しいも古いも生えてねーよ普通」
勇者「なんだこれ、額から二本の角とか……あ、これちっさくて可愛いかも。萌え? 萌えって奴?」
勇者(四つ目四足二本角)「……」
勇者「そうだ、巻物……お!」
勇者「巻物! きた! 目当てのものか?!」
*勇者はインこぐおの巻物を手に入れた*
勇者「うおおぉぉきたああぁぁあああああんん?!」
勇者「なんだよ! インこぐおってなんだよ!!」
勇者「こぐねえですらないのかよおおおぉぉぉぉぉ!!」ダンッダンッ
インこぐおの巻物:一週間ごくおになれるぞ!
勇者(こぐお)「……」
友達「……」
勇者(こぐお)「あたしだよ?」
友達「ごめん、ちょっと何言っているか分かんない」
友達「インこぐおの巻物とか誰得」
勇者「腐った大人には人気がありそう」
友達「いいのかそれで」
勇者「嫌だよ。とりあえず本物のインコグニート探すわ」
友達「それまではこぐおか。やったね勇者ちゃん、TSだよ」
勇者「嫌だってば」
勇者Lv11(こぐお)「とりゃあ!」パンパカパーン
勇者「お、そういえばこの状態だとこぐおの身体から生えるのかな?」
勇者「変身解除されたら無効化できる?! やったね! 今更遅いよ!」
勇者「……? あれ?」
勇者「生えるの自体無効化できるのかな?」ピッピッピーン
勇者(四つ目四足二本角)「あ、こぐお化が切れる頃合いだったか」シュウウウ
*あなたの身体から新たな胸が生えてきた!*
勇者「え、後払い?」
勇者(四つ目四足二本角胸四つ)「まー今回は隠す必要はないからいいかー」フー
勇者「……」
勇者「胸四つってなんだよ! 増えるのかよ! 増えんなよ! 犬猫かよ!」
勇者「何だよ! 大きくなったら牛か?! ええ?!」
*……*
勇者「あ、こらてめぇ! 何で無言なんだ! どーせ育たないってか?! あぁん?!」
勇者(こぐお)「よお!」
友達「……え、ナンパですか?」
勇者「違う! あたしだよ! 勇者だよ!」
友達「……」
友達「ああ……そういえばあなたって」
勇者「なんで皆知っているのかなぁ」
友達「ふーん。でもなんでインコグニートの巻物じゃないの?」
勇者「これしか見つからなかったんだよ!」
勇者(四つ目四足二本角胸四つ)「これが今の状態」
友達「……」
勇者「何か言えよ」
友達「そ、そういう需要もある、と思う、わ」
勇者「なるか? そんなに言うならなるか? 目玉一つくらい上げるぞ、ええ?」
友達「まーまー。あたしの方でもなんか探すからさー」
勇者「なんかって何だよ! こっちは切実なんだぞ!」
友達「良い話を見つけてきたよ」
勇者「なんだよ」
友達「なんと、Lvが1に戻る薬さ!」
勇者「はいはい、どうせ身体はそのままってオチなんだろー。見えるわー」
友達「いや、勇者の種族用の薬らしくて、生えたものもリセットできるらしいわよ」
勇者「マジで?!」
クエスト:レベル戻しの薬を手に入れろ! 難易度:☆☆☆☆☆
勇者「えーーー!?」
勇者「薬草から作れたーーー!!」
友達「やったね!」
勇者Lv12(四つ目四足二本角胸二つ)「飲んでみる!」グビ
*Lv1に戻った*
勇者Lv1()「お、おお……」
勇者Lv1「きたああああああ!!」Lv2まであと1
勇者「ええええええぇぇぇぇ!!」
友達「やったね!!」
勇者「何処が?!」
友達「今までの経験値は残ってそうだね」
勇者「つまり経験値12でLv12? 馬鹿なの? アホなの?」
友達「でもこれなら何が生えるかある程度選べるね」
勇者「一度に四種生える時点で終わってるって」
勇者「っていうかここまで来ると鼻とか増えそう……もうやだ」プーン
友達「あ、蚊」
勇者「よっ」パン
*経験値ボーナス 5*
勇者「ちょ」パンパカパーン
勇者「ふざけんなぁぁぁ! 魔王倒した後とか薬飲んでも駄目じゃねええぇかぁ!」
勇者「蚊なんて今までも殺してきたっつーの!!」
友達「一度レベルアップしたからかしら?」
*あなたの身体から新たな口が生えてきた!*
勇者「え? え?! あれ?」サスサス
勇者「何ともない……? というか何処に口が」
友達「ぶふっ!」
勇者「ちょ、何処に生えてた?!」
友達「後頭部」
勇者「二口女じゃねーか!!」
勇者「でもこれで町に入るのに苦労することはなくなったか……」
友達「そして思わず町中で害虫を駆除する勇者」
友達「町人A『げぇ! 化け物!』」
勇者「ねえ、あたしの事嫌い?」
友達「そんな! こんな愉快な友達を嫌いになるわけが無い!」
勇者「それは本当に友達と言えるか否か」
勇者Lv14(後頭口四つ目四つ腕尻二つ)「さてそろそろ15か」
勇者「というか普通のお尻の上にもう一つお尻とかきも過ぎる」パンパカパーン
*あなたの身体から新たな頭が生えてきた!*
勇者「「いやあああ! いやあああああああ!」」
勇者「「頭! 頭二つ! 後頭部の口まである!」」サスサス
勇者「「ステレオ! ステレオ気持ち悪い!」」
勇者「「っていうか別々に考えたり動かせねぇぇぇ!!」」
勇者「「視界広がる以外マジ役立たずだあああああ!!」」
勇者Lv1「という事があった訳だ」
友達「なにそれ超見てみたい」
勇者「いやいやいや、こっちは真面目に絶叫していたんだからね?」
友達「まーいいさ」
勇者「よくねぇ」
友達「伝書鳩であんたが困ってるの聞いているから情報集めておいたよ」
勇者「うおおおおおおお!」
勇者「持つべきものは友達だ」ウンウン
友達「能力値は多少落ちるけどLv1に戻る、というより強化Lv1になる」
勇者「という事は必要経験値も多くなる?! いやったーー!」
友達「ただ……それがねえ……」
勇者「なんだよー言えよー」ウキウキ
友達「魔物と合体」
勇者「……女騎士的な意味で?」
友達「……キメラ的な意味で」
勇者「世界はあたしの事を嫌っているのかなぁ」
友達「いやーもしかしたら上手く行くかもよ」
勇者「……ドラゴンの翼を持つ少女! やばい! 興奮してきた! 天使羽でもいいな! 鳥系の魔物か!」
友達(むしろ竜人とか羽毛の生えた人になりそうだなぁ)
勇者「それどうやるの?!」
友達「この先にある都市でできるっぽいよ。人での合成例が少なく、申し出ればタダでやってもらえるかもね」
友達「まー素体となる魔物は自分でどうにかしなくちゃいけないかもね」
勇者「合成した後ってやっぱ人には戻れないんだよね……」
友達「多分ねー」
勇者「いや、こんな変な身体よりかはよっぽどいいか!」
勇者「いよーしガンガンレベル上げてLv2までの経験値が、おいそれと稼げなくなってから合成するぞー!」
友達(取り返しのつかない事になりそう)
勇者Lv36(四つ腕六つ足三つ尻二枚舌四本角2後頭口2女性器)
勇者「もう背中とか半分お尻で意味不。あと後頭部と頚椎に口とかねーよ」
勇者「しかも一度に二人身篭れるって死ぬわ! 前の穴二つってどんなビッチだよ。どこにもいねえよそんなビッチ」
勇者「でも都市には着いたぞ! 薬を飲んで……いざ!!」
「そりゃあ有り難い! 確保している魔物とならすぐできるが……」
勇者「何がいますか?」
「ゴーレムと犬と猫、蝙蝠、ヤモリとイモリにトノサマカエルだ!」
勇者「魔物ゴーレムだけじゃん!!」
勇者Lv42(猫耳)「おーガチ猫耳とはまともなもんだ。マジ猫耳。可愛い」
勇者(14猫耳)「でもこれはきもい。冗談抜きで気持ち悪い」モッサァァ
勇者「でもこれで……」バッサバッサ
ヘルコンドル「グエーーー!」
勇者「遂に天使女子に!!」
「一度合成する元に戻れません。またその後に再び合成する事も出来ません」
勇者「おっしゃあ! バッチコーイ! このカプセルカッコイイ!」
「ではいきますねー」
勇者「翼を私の背中に!!」
「……一応言っておきますが、資料にもある通りどういう結果になるかのシミュレーションは完成していませんからね」ポチポチカチリ
勇者「……」
勇者「あの、合成体の例とか見させてもら」
「あー博士、今回路パターンDです」
「んー? あれ? そうするとカプセル違うような」カチリ
「あ」
勇者「おい! なんだよその『あ』! 止めろ! 今すぐ止め」カッ
勇者「……」プシュウウウ
*力が物凄い上がった*
*防御力が物凄い上がった*
*素早さがそこそこ下がった*
「おー殆ど人の形を留めたね」
*勇者の左腕は礫石作りのゴーレムの左腕になった*
*顔の左頬辺りが礫石になった*
勇者「いやあああああああ! やあああああああああああ!!」
魔王城
勇者「ちくしょおおお! ちくしょおおおおお!!」ズダダダダ
門番「魔物だよ!」
*勇者は魔物を左腕で殴り倒した*
勇者「うおおおおおおお! うおおおおおおおおおお!」ズダダダダ
勇者「殺す! 魔王殺す! この憎しみを!!」ズダダダダ
魔王「よくぞ来たな勇者よ! 今こそ決」ブォ
*勇者は左腕を大きく振りかぶっている*
ゴッドゴッ ガッ ドッ
ガッ バキッ ガッゴシャッ
ゴキャッガッゴッ
ゴッ ゴッガッ
ガッ ガッ
ガッ 1UP!
テロリロリン
*勇者は魔王を倒した!*
*魔物達の気配は消え、世界は平和になった!!*
勇者「良し……後はライトなモン娘好きを探せば、今のあたしが辿れるハッピーエンドだ」
勇者「あたしの戦いはこれからだ!」
*魔王を倒した勇者は莫大な経験値を手に入れた*
勇者「……」パンパカパーン
勇者「え?」ムズムズ
*勇者はLv99になった!*
*あなたの身体から新たな……*
勇者「いやああああ! いやああああああああ!!」
女勇者「レベルが上がると何かが生えたりする」 完
とんでもない勢いだなwww
乙
元スレ
旅立ち
母「いい? レベルが3の」
勇者「もういいよ! なんでそんなに追い討ちしたいの!?」
勇者「嫌い? あたしの事嫌い?!」
母「そんな事無いわ。余りあるほど可愛いと思っているわよ」
勇者「憎さ100倍なんだね! そういう事だよね?!」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 01:42:06.52 ID:rI1+oJop0
勇者Lv2「あ、あと1レベルで……」ガタガタ
勇者Lv2「ああ嫌だ……嫌過ぎる」パンパカパーン
勇者Lv3「うわあああああ! ああああああああ!!」
*あなたの身体から新たな目が生えてきた!*
勇者(四つ目)「いやあああああ! ああああああああ!!」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 01:45:50.48 ID:rI1+oJop0
勇者「こんなの……残酷すぎる……」
勇者「と、とりあえず木からお面を作って……」ガリガリ
勇者「う、うぅ……こんなの、魔王倒しても幸せになれない」カポッ
魔物「キシャー!!」
勇者「!」ズバン
勇者「うわあああ! 反射的に倒しちゃったああぁぁ!」
勇者「ひ、必要最低限のLvだけで済ませたいのに! ううー!」
勇者「……」
勇者「目が四つある時点で詰んでるか……」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 01:48:12.35 ID:rI1+oJop0
町
「なにあれ……」ヒソヒソ
「勇者様って話だけど」ヒソヒソ
「なにあのお面怖い」ヒソヒソ
宿屋
勇者「いやー一人の空間は寛げるなぁー! はははは!」
勇者「はは……は……」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 01:51:20.79 ID:rI1+oJop0
武器屋「えっと……」
勇者「や、怪しい者じゃありません。魔物を倒す為に武器を買い換えるだけです」
武器屋「……」ジー
勇者「や、ちょ、マジ見つめないで」
武器屋「お面外して貰ってもいいですかね?」
勇者「魔物の攻撃で酷い怪我をしているんです! 少しは女性の気持ちを理解して下さい!!」バン
武器屋「あー……これは失礼しました」
勇者(至極全うな理由で嘘をついてしまった罪悪感が……)アウアー
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 01:54:14.60 ID:rI1+oJop0
勇者「そういえば何が生えるかお母さんも分からないって言ってたっけ」
勇者「腕が生えたりもするのかなー……三刀流! 虎狩り! なんつって」アハハ
勇者「……」
勇者「腕三本女子とか……」
勇者「あ、むしろ三面六臂の化け物とか」
勇者「あははは、死ねる。なったら死んで良いよねお母さん」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 01:57:20.83 ID:rI1+oJop0
勇者Lv5「……」パンパカパーン
*あなたの身体から新たな足が生えてきた!*
勇者Lv6「三本足のリカちゃんって知ってる?」
勇者(四つ目四足)「あたしは四本足なの。勝った!」
勇者「ねえええええよ!!!」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 02:00:52.06 ID:rI1+oJop0
勇者「な、何だよこれ……どんな人生ハードモードだよ」
勇者「むしろインフェルノじゃないの? 黒蟻の酸が津波クラスで押し寄せてくるよ」
勇者「足四本ってなんだよ……」
勇者「とりあえずマントを腰に巻いてロングスカートっぽくすれば……」
勇者「見た目は……見た目だけならいける!」コツツ
勇者「……」ココツコツツコツコツツ
勇者「足音人間じゃねえええ!!」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 02:03:13.35 ID:rI1+oJop0
勇者「上はレザーメイルの下はスカートって謎過ぎて憤死しそう」
勇者「しかも顔は木のお面に謎足音!」
勇者「次の町入れるかなー」
勇者「友達に上手く手引きしてもらえないかなー」
町娘「ちょろいもんよ」
勇者「もうあんたが世界を救えよ。衛兵をいなすとか何者だよ」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 02:06:42.39 ID:rI1+oJop0
町娘「何だよー奇妙な井出達のあんたを助けてやったのにさー」
町娘「というかマジでどうしたのその格好。新しい悟りでも開いた?」
勇者「こういう状態なんだよ!」バッ
町娘「あー……あんたの家系の噂って本当だったのね」
勇者「噂されてたの?!」
町娘「その筋では有名どころよ」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 02:09:07.46 ID:rI1+oJop0
町娘「四つ目四足とかうける。次は四つ腕?」
勇者「止めろ! マジで止めろ! これ以上隠し切れない!」
勇者「というか助けて。人生終了してる」
町娘「うーん……あー」
勇者「なにそのあるにはあるけどどうだろう感は」
町娘「インコグニートの巻物ってあってさ。それ使うと全くの別人に姿を変えられるらしいのよ」
町娘「時間で効果が切れるけど、それ連続して使えば一応は人の姿を保てると思う」
勇者「おお! でもお高いんでしょ」
町娘「なんとその品がこちらに! 今ならお友達価格でいちきゅっ、ぱ!」
勇者「なにそのリアルな雑貨価格」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 02:12:05.02 ID:rI1+oJop0
町娘「いやこれ別の巻物だけどね」
勇者「殴っていい?」
町娘「その格好を町中で晒したいの?」
勇者「ごめんなさい」
町娘「まー寝袋ぐらい上げるから頑張って」
勇者「町の敷地内で野宿とかないわー」
町娘「いや、人前に姿晒せるの?」
勇者「無理だわー」
勇者「ついで言うと四本足とか寝袋きっついわー」
町娘「あー……」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 02:15:56.20 ID:rI1+oJop0
クエスト:インゴクニートの巻物を手に入れろ!
勇者「なんかクエスト発生した」
町娘「しかも大量に必要なのにね」
難易度★★★★★
勇者「難易度高っ!」
町娘「え? レアアイテム?」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 02:18:21.99 ID:rI1+oJop0
町娘「とりあえず巻物がどこら辺で手に入るか調べてみるわ」
勇者「ありがとう! 心の友よー!」
町娘「とりあえず今日はうち来て寝なよ。お母さん達もあんたの家系の事知っているから」
勇者「どんだけ知られてんのよ」
町娘「んー直接付き合いがあった人はだいたい知っているんじゃない?」
町娘「逆に面識無い人だと化け物ーてなるだろうけど」ハハハ
勇者「笑い事じゃねええええ!!」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 02:21:33.15 ID:rI1+oJop0
町娘「情報仕入れてきたぜぃ!」
勇者「さっすが」
町娘「どうやらここから北西の洞窟に住む魔物が落とすらしいな」
勇者「レアドロップ?」
町娘「いや結構普通に落とすらしい」
勇者「え、あの難易度なに? 魔物超強い?」
町娘「いやー戦闘能力は駆け出し冒険者が倒せるって話らしいよ」
勇者「嘘難易度? 情報集めの難易度とか?」
町娘「酒場のおっちゃんから聞いたよ」
勇者「えー?」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 02:24:17.88 ID:rI1+oJop0
北西洞窟
勇者「来てみた! して魔物は」
巨大G カサカサカサ
巨大蜘蛛 カサカサカサ
巨大竈馬 ビョインビョイン
勇者(難易度フルMAXっ!!)
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 02:27:24.73 ID:rI1+oJop0
勇者「ふぅはぁ!」ベットリ
勇者Lv8「あーもーあたし色んな意味で終わってる」パンパカパーン
*あなたの身体から新たな角が生えてきた!*
勇者「新しいも古いも生えてねーよ普通」
勇者「なんだこれ、額から二本の角とか……あ、これちっさくて可愛いかも。萌え? 萌えって奴?」
勇者(四つ目四足二本角)「……」
勇者「そうだ、巻物……お!」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 02:30:10.34 ID:rI1+oJop0
勇者「巻物! きた! 目当てのものか?!」
*勇者はインこぐおの巻物を手に入れた*
勇者「うおおぉぉきたああぁぁあああああんん?!」
勇者「なんだよ! インこぐおってなんだよ!!」
勇者「こぐねえですらないのかよおおおぉぉぉぉぉ!!」ダンッダンッ
インこぐおの巻物:一週間ごくおになれるぞ!
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 02:33:53.78 ID:rI1+oJop0
勇者(こぐお)「……」
友達「……」
勇者(こぐお)「あたしだよ?」
友達「ごめん、ちょっと何言っているか分かんない」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 02:36:23.22 ID:rI1+oJop0
友達「インこぐおの巻物とか誰得」
勇者「腐った大人には人気がありそう」
友達「いいのかそれで」
勇者「嫌だよ。とりあえず本物のインコグニート探すわ」
友達「それまではこぐおか。やったね勇者ちゃん、TSだよ」
勇者「嫌だってば」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 02:39:16.79 ID:rI1+oJop0
勇者Lv11(こぐお)「とりゃあ!」パンパカパーン
勇者「お、そういえばこの状態だとこぐおの身体から生えるのかな?」
勇者「変身解除されたら無効化できる?! やったね! 今更遅いよ!」
勇者「……? あれ?」
勇者「生えるの自体無効化できるのかな?」ピッピッピーン
勇者(四つ目四足二本角)「あ、こぐお化が切れる頃合いだったか」シュウウウ
*あなたの身体から新たな胸が生えてきた!*
勇者「え、後払い?」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 02:42:22.88 ID:rI1+oJop0
勇者(四つ目四足二本角胸四つ)「まー今回は隠す必要はないからいいかー」フー
勇者「……」
勇者「胸四つってなんだよ! 増えるのかよ! 増えんなよ! 犬猫かよ!」
勇者「何だよ! 大きくなったら牛か?! ええ?!」
*……*
勇者「あ、こらてめぇ! 何で無言なんだ! どーせ育たないってか?! あぁん?!」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 02:46:08.67 ID:rI1+oJop0
勇者(こぐお)「よお!」
友達「……え、ナンパですか?」
勇者「違う! あたしだよ! 勇者だよ!」
友達「……」
友達「ああ……そういえばあなたって」
勇者「なんで皆知っているのかなぁ」
友達「ふーん。でもなんでインコグニートの巻物じゃないの?」
勇者「これしか見つからなかったんだよ!」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 02:48:15.19 ID:rI1+oJop0
勇者(四つ目四足二本角胸四つ)「これが今の状態」
友達「……」
勇者「何か言えよ」
友達「そ、そういう需要もある、と思う、わ」
勇者「なるか? そんなに言うならなるか? 目玉一つくらい上げるぞ、ええ?」
友達「まーまー。あたしの方でもなんか探すからさー」
勇者「なんかって何だよ! こっちは切実なんだぞ!」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 02:51:20.00 ID:rI1+oJop0
友達「良い話を見つけてきたよ」
勇者「なんだよ」
友達「なんと、Lvが1に戻る薬さ!」
勇者「はいはい、どうせ身体はそのままってオチなんだろー。見えるわー」
友達「いや、勇者の種族用の薬らしくて、生えたものもリセットできるらしいわよ」
勇者「マジで?!」
クエスト:レベル戻しの薬を手に入れろ! 難易度:☆☆☆☆☆
勇者「えーーー!?」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 02:54:32.58 ID:rI1+oJop0
勇者「薬草から作れたーーー!!」
友達「やったね!」
勇者Lv12(四つ目四足二本角胸二つ)「飲んでみる!」グビ
*Lv1に戻った*
勇者Lv1()「お、おお……」
勇者Lv1「きたああああああ!!」Lv2まであと1
勇者「ええええええぇぇぇぇ!!」
友達「やったね!!」
勇者「何処が?!」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 02:57:30.71 ID:rI1+oJop0
友達「今までの経験値は残ってそうだね」
勇者「つまり経験値12でLv12? 馬鹿なの? アホなの?」
友達「でもこれなら何が生えるかある程度選べるね」
勇者「一度に四種生える時点で終わってるって」
勇者「っていうかここまで来ると鼻とか増えそう……もうやだ」プーン
友達「あ、蚊」
勇者「よっ」パン
*経験値ボーナス 5*
勇者「ちょ」パンパカパーン
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 03:00:26.84 ID:rI1+oJop0
勇者「ふざけんなぁぁぁ! 魔王倒した後とか薬飲んでも駄目じゃねええぇかぁ!」
勇者「蚊なんて今までも殺してきたっつーの!!」
友達「一度レベルアップしたからかしら?」
*あなたの身体から新たな口が生えてきた!*
勇者「え? え?! あれ?」サスサス
勇者「何ともない……? というか何処に口が」
友達「ぶふっ!」
勇者「ちょ、何処に生えてた?!」
友達「後頭部」
勇者「二口女じゃねーか!!」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 03:03:22.03 ID:rI1+oJop0
勇者「でもこれで町に入るのに苦労することはなくなったか……」
友達「そして思わず町中で害虫を駆除する勇者」
友達「町人A『げぇ! 化け物!』」
勇者「ねえ、あたしの事嫌い?」
友達「そんな! こんな愉快な友達を嫌いになるわけが無い!」
勇者「それは本当に友達と言えるか否か」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 03:06:27.61 ID:rI1+oJop0
勇者Lv14(後頭口四つ目四つ腕尻二つ)「さてそろそろ15か」
勇者「というか普通のお尻の上にもう一つお尻とかきも過ぎる」パンパカパーン
*あなたの身体から新たな頭が生えてきた!*
勇者「「いやあああ! いやあああああああ!」」
勇者「「頭! 頭二つ! 後頭部の口まである!」」サスサス
勇者「「ステレオ! ステレオ気持ち悪い!」」
勇者「「っていうか別々に考えたり動かせねぇぇぇ!!」」
勇者「「視界広がる以外マジ役立たずだあああああ!!」」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 03:09:42.55 ID:rI1+oJop0
勇者Lv1「という事があった訳だ」
友達「なにそれ超見てみたい」
勇者「いやいやいや、こっちは真面目に絶叫していたんだからね?」
友達「まーいいさ」
勇者「よくねぇ」
友達「伝書鳩であんたが困ってるの聞いているから情報集めておいたよ」
勇者「うおおおおおおお!」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 03:12:26.18 ID:rI1+oJop0
勇者「持つべきものは友達だ」ウンウン
友達「能力値は多少落ちるけどLv1に戻る、というより強化Lv1になる」
勇者「という事は必要経験値も多くなる?! いやったーー!」
友達「ただ……それがねえ……」
勇者「なんだよー言えよー」ウキウキ
友達「魔物と合体」
勇者「……女騎士的な意味で?」
友達「……キメラ的な意味で」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 03:15:21.71 ID:rI1+oJop0
勇者「世界はあたしの事を嫌っているのかなぁ」
友達「いやーもしかしたら上手く行くかもよ」
勇者「……ドラゴンの翼を持つ少女! やばい! 興奮してきた! 天使羽でもいいな! 鳥系の魔物か!」
友達(むしろ竜人とか羽毛の生えた人になりそうだなぁ)
勇者「それどうやるの?!」
友達「この先にある都市でできるっぽいよ。人での合成例が少なく、申し出ればタダでやってもらえるかもね」
友達「まー素体となる魔物は自分でどうにかしなくちゃいけないかもね」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 03:18:36.88 ID:rI1+oJop0
勇者「合成した後ってやっぱ人には戻れないんだよね……」
友達「多分ねー」
勇者「いや、こんな変な身体よりかはよっぽどいいか!」
勇者「いよーしガンガンレベル上げてLv2までの経験値が、おいそれと稼げなくなってから合成するぞー!」
友達(取り返しのつかない事になりそう)
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 03:21:23.29 ID:rI1+oJop0
勇者Lv36(四つ腕六つ足三つ尻二枚舌四本角2後頭口2女性器)
勇者「もう背中とか半分お尻で意味不。あと後頭部と頚椎に口とかねーよ」
勇者「しかも一度に二人身篭れるって死ぬわ! 前の穴二つってどんなビッチだよ。どこにもいねえよそんなビッチ」
勇者「でも都市には着いたぞ! 薬を飲んで……いざ!!」
「そりゃあ有り難い! 確保している魔物とならすぐできるが……」
勇者「何がいますか?」
「ゴーレムと犬と猫、蝙蝠、ヤモリとイモリにトノサマカエルだ!」
勇者「魔物ゴーレムだけじゃん!!」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 03:24:23.73 ID:rI1+oJop0
勇者Lv42(猫耳)「おーガチ猫耳とはまともなもんだ。マジ猫耳。可愛い」
勇者(14猫耳)「でもこれはきもい。冗談抜きで気持ち悪い」モッサァァ
勇者「でもこれで……」バッサバッサ
ヘルコンドル「グエーーー!」
勇者「遂に天使女子に!!」
「一度合成する元に戻れません。またその後に再び合成する事も出来ません」
勇者「おっしゃあ! バッチコーイ! このカプセルカッコイイ!」
「ではいきますねー」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 03:27:36.59 ID:rI1+oJop0
勇者「翼を私の背中に!!」
「……一応言っておきますが、資料にもある通りどういう結果になるかのシミュレーションは完成していませんからね」ポチポチカチリ
勇者「……」
勇者「あの、合成体の例とか見させてもら」
「あー博士、今回路パターンDです」
「んー? あれ? そうするとカプセル違うような」カチリ
「あ」
勇者「おい! なんだよその『あ』! 止めろ! 今すぐ止め」カッ
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 03:30:19.13 ID:rI1+oJop0
勇者「……」プシュウウウ
*力が物凄い上がった*
*防御力が物凄い上がった*
*素早さがそこそこ下がった*
「おー殆ど人の形を留めたね」
*勇者の左腕は礫石作りのゴーレムの左腕になった*
*顔の左頬辺りが礫石になった*
勇者「いやあああああああ! やあああああああああああ!!」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 03:33:21.93 ID:rI1+oJop0
魔王城
勇者「ちくしょおおお! ちくしょおおおおお!!」ズダダダダ
門番「魔物だよ!」
*勇者は魔物を左腕で殴り倒した*
勇者「うおおおおおおお! うおおおおおおおおおお!」ズダダダダ
勇者「殺す! 魔王殺す! この憎しみを!!」ズダダダダ
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 03:36:43.83 ID:rI1+oJop0
魔王「よくぞ来たな勇者よ! 今こそ決」ブォ
*勇者は左腕を大きく振りかぶっている*
ゴッドゴッ ガッ ドッ
ガッ バキッ ガッゴシャッ
ゴキャッガッゴッ
ゴッ ゴッガッ
ガッ ガッ
ガッ 1UP!
テロリロリン
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 03:39:44.25 ID:rI1+oJop0
*勇者は魔王を倒した!*
*魔物達の気配は消え、世界は平和になった!!*
勇者「良し……後はライトなモン娘好きを探せば、今のあたしが辿れるハッピーエンドだ」
勇者「あたしの戦いはこれからだ!」
*魔王を倒した勇者は莫大な経験値を手に入れた*
勇者「……」パンパカパーン
勇者「え?」ムズムズ
*勇者はLv99になった!*
*あなたの身体から新たな……*
勇者「いやああああ! いやああああああああ!!」
女勇者「レベルが上がると何かが生えたりする」 完
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/01(火) 03:41:27.69 ID:le1+CZCKO
とんでもない勢いだなwww
乙
女勇者「レベルが上がると何かが生えたりする」