3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/07(火) 22:32:52.38 ID:D4HxENyNP

亜美「えっへっへー! 兄ちゃんの携帯もーらいー!」

真美「うわ! これもしかして最新のスマホじゃん? さっすが兄ちゃん!!」

P「おい亜美、返すんだ」

亜美「わかりました……なんて言うと思ったかー!!」

真美「ねぇねぇ亜美亜美! もしかしたら面白い画像とか入ってるかも!」

亜美「あ、いいねいいねー! 見られたらマズイ写真とかー?」

P「いいから、ほら」

真美「もー! オージョギワが悪いぞ兄ちゃん!」

亜美「そうそう! あ、それとも何かマズイ写真が入ってるのかなー?」

P「亜美」

亜美「もーしつこいっしょー! 少し見るだけ……」

パチン

真美「あはは! ……え?」

亜美「あ、え、っと……に、兄ちゃん……?」



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/07(火) 23:01:19.15 ID:D4HxENyNP

P「……」

亜美「に……ちゃ……う、うあ……」ジワッ

真美「ちょ、ちょっと兄ちゃん!?」

P「……ほら、返すんだ亜美」

亜美「やだ……」

P「……」スッ

亜美「やっ……!!」ビクッ

真美「亜美、返そ?」

亜美「……」

ブンッ

P「うお、っと」

亜美「……!」ダッ

真美「あっ、亜美!!」



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/07(火) 23:42:15.66 ID:D4HxENyNP



亜美「……」

真美「あ、亜美……大丈夫?」

亜美「……」

真美「ねぇ、亜美?」

亜美「ぷっ……あはは!!」

真美「え?」

亜美「真美、見た? 兄ちゃん、どんな顔してた?」

真美「あ、えっと……」

亜美「嘘泣きにまんまと騙されてやんの! 全くもー、簡単すぎて笑わないようにするの大変だったんだから!」

真美「……」

亜美「はーあ、でもなんかめんどっちくなっちゃった。亜美、今日はもう帰ろうかな」

真美「え? で、でもこの後のレッスンは?」

亜美「じゃね真美、兄ちゃんに言っといてよ」

真美「え? あっ……亜美……」



14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/07(火) 23:45:50.28 ID:D4HxENyNP

真美「……兄ちゃん」

P「真美か」

真美「その、さ。亜美のことなんだけど」

P「亜美がどうかしたか?」

真美「その……真美達もふざけ過ぎたって言うのはあったけどさ! 流石にちょっと、叩くのはよくないんじゃないかなーって」

P「……」

真美「亜美強がってたけど……多分めっちゃ傷ついてると思うし、このままだと本当にレッスンさぼっちゃうかも」

P「それはダメだな」

真美「だよね、だから兄ちゃんが……」

P「真美、連れてこい」

真美「え? で、でも兄ちゃん……」

P「お前も一緒になってふざけてたのが原因だろう」

真美「あ、そうだけどさ……なんていうか、真美が行っても意味ない気がするんだよね」

真美「ほら、どうせ亜美のことだし、兄ちゃんと会えばまたイタズラしながら戻ってくるって!」

P「……またイタズラか」



16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/07(火) 23:49:00.45 ID:D4HxENyNP

真美「なんだかんだ兄ちゃんも楽しんでるっしょ? ま、さっきのはちょっとやりすぎたけどさ!」

真美「亜美、乗ってくると止まらないし、次何かするときはちゃんと言っとく……」

パチン

真美「……え?」

P「全部亜美のせいか」

真美「ち、違……真美は、真美は……」

P「何がいけないのか、わかってないようだな」

真美「あ、ぐ……う、うわああああん!!! 兄ちゃんのばかあああ!!」

バタン!

P「……」


P「……はぁ」



26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/08(水) 00:17:38.99 ID:/8CzartEP

――
亜美「……ばか、兄ちゃんの、ばか」

―パチン

亜美「っ……」

亜美「亜美だって、別にそういうつもりじゃ……迷惑なら迷惑って、言えばいいじゃんか……」

亜美「……あれ?」

真美「……」

亜美「真美?」

真美「えっ? あ、亜美!?」

亜美「どしたのさ、事務所に戻ったんじゃないの? ていうか、泣いてる?」

真美「えっ!? な、泣いてない!!」

亜美「……もしかして、っていうかちょっと跡ついてるし」

真美「あ、う、ぐすっ……」

亜美「ま、真美……」

真美「……兄ちゃん、真美たちのこと嫌いになったのかな」

亜美「……急に叩いてくるなんて、びっくりしちゃったもん」



27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/08(水) 00:20:13.12 ID:/8CzartEP

真美「そりゃ、真美達も悪かったけどさ」

亜美「うん、でも叩かなくたって……でも」

真美「……」

亜美「……やっぱり、迷惑だったのかな」

真美「そうなの、かも……」

亜美「そうだよね……」

真美「……兄ちゃんに謝りに行く?」

亜美「……」

真美「……」

亜美「それは、あんまり……」

真美「うん、真美も……」

亜美「……兄ちゃんもきっと、本気じゃないよ。でも、なんか怖いよ」

真美「……」

亜美「真美も一緒に行くなら、いいよ?」

真美「え? ……う、うん。真美も、亜美と一緒なら」



28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/08(水) 00:23:29.29 ID:/8CzartEP

――

P「あー……」

P(口で言っても聞かない、というより軽く流される)

P(このままだと何か大きなことをしでかしてからじゃないとわからない、そう思って手を出したのは良いが)

P(亜美と真美が事務所から出て行ってから、時計の音がやたら胃に来る……)

P「……なんであんなことしたんだ俺は」

P(流石に中学生相手にビンタはないよなぁ……大の大人が、もっとなんかあっただろうよ……はぁ……」

ガチャッ

P「!!」ビクッ

亜美「……」

真美「……兄ちゃん」

P「……」

亜美「……えっと、その」

真美「……すー」

亜美真美「ごめんなさい!!」



29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/08(水) 00:25:22.49 ID:/8CzartEP

P「……」

亜美「ちょっと、じゃなかった……やっぱり、調子に乗りすぎてた、って亜美たち思ったから」

真美「兄ちゃんに迷惑かけて……ごめんなさい」

P「……」

亜美「これからずっとしない……か、わかんないけど、迷惑にならないくらいにする、だから!」

真美「兄ちゃん……」

P「亜美、真美」

亜美「……」

P「……」スッ

真美「ぁ……」



ギュッ

亜美「えっ?」

真美「に、兄ちゃん!?」

P「……ごめんな、亜美。真美」



32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/08(水) 00:29:14.67 ID:/8CzartEP

P「お前たちのイタズラ、確かに最近度が過ぎていた。だが、流石にたたくのは違ったよ」

亜美「……」

P「もっと俺がちゃんと口で説明できてればよかったのに、ちょっと頭に血が上ったというか……本当情けない限りだ」

真美「兄ちゃん……」

P「……でも二人ともちゃんとわかってくれたみたいでよかった。それでも俺の方こそ、手を上げたことに関しては謝る。申し訳なかった!」

亜美「……真美」

真美「うん、亜美」

P「……なんだ?」

亜美「亜美達、本当は怖かったんだよ? 兄ちゃんにまた、叩かれちゃうんじゃないかって」

P「それはもう、すまないとしか……」

真美「だから今イタズラで仕返ししてあげたいけど、それはちょっと、よくないって思うから」

P「……」

亜美「兄ちゃん、目つぶっといて」

P「……あぁわかった。それくらいなら、存分にかましてくれていい」



35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/08(水) 00:32:27.24 ID:/8CzartEP

真美「いいの、思いっきりやっちゃうよ?」

P「あぁ、構わない。お前たちの気のすむまでやってくれ」

亜美「だってさ、真美。それじゃ、オコトバに甘えて!」


チュッ

P「……え?」

亜美「……叩かれた、仕返しだよ?」

真美「えへへ、兄ちゃんにはちょっと、早すぎたかな?」

P「お、おいお前ら……今何を……」

亜美「あっ! そろそろレッスンの時間じゃない?」

真美「あ、ホントだ! 兄ちゃん早く早く!!」

P「あ、え? あ、そ、そうだな。いや、しかし……」

亜美「えへへ、ほら遅いっしょー!! 兄ちゃん!!」

真美「全くもー! 兄ちゃん!!」

亜美・真美「これからもイタズラ、受け止めてね!!」  

終わり 



40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/08(水) 00:34:16.12 ID:/8CzartEP

王道の流れはこんな感じかな
>>27以降 別ルートで一つ書けるところまで
蛇足につき気に入らなかったらそっとじ推奨



44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/08(水) 00:37:27.48 ID:/8CzartEP

――
ガチャッ

亜美「……兄ちゃん、いる?」

P「亜美か」

真美「ま、真美もいるよー?」

P「連れてきたんだな」

亜美「え、えっとね……その、ごめんなさい!!」

真美「真美達、考えてみたんだけど、やっぱり兄ちゃんたちに迷惑かけてた、って思ったから……」

P「……」

亜美「その、これからはイタズラしない、っていうのはわかんないけど、できるだけ迷惑にならないようにするから!」

真美「だから、兄ちゃん……」

P「亜美」

亜美「に、兄ちゃん」



バチン!!



47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/08(水) 00:42:12.97 ID:/8CzartEP

亜美「あ、ぅ……」ジワッ

真美「あ、亜美!? に、兄ちゃんどうして……」

P「真美はいい、ちゃんとさっき話した通り役目を果たしたからな」

真美「そ、そんな……」

亜美「痛いよぉ……ぐすっ……」

P「亜美、お前はまだイタズラのことを考えてる。どうして叩かれたか、考えてない。つまり、反省してないってことだ」

亜美「違うもん!! 反省はしたもん!! でも、でもまた叩かれるのやだから、だから……」

パチン!!

亜美「う、ぁ……うわぁん……」

P「そういう態度がダメだって言ってるんだ。何のために俺がこんなことしてると思ってる。ストレス解消か? 違うだろ」

P「お前らがその軽率な”イタズラ”で火傷するまえに、俺が教えてやってるってこと、どうしてわからない?」

真美「に、兄ちゃ……」

P「今言い訳をしても、また後で同じことをするぞ? それでもいいのか?」

亜美「ごめんなさい……ごめんなさい……」

P「なぁ、亜美」



51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/08(水) 00:45:18.24 ID:/8CzartEP

亜美「う、ぐすっ……ひっく……」

P「どうして叩かれるか、わかったか?」

亜美「それは、ぐすっ……イタズラ、するから……」

パチン

亜美「う、うわあああん!!!」

P「違う。人に迷惑をかけるからだ。お前らのイタズラは、度が過ぎる」

真美「も、もうやめてよ兄ちゃん!! 亜美もきっと分かったから、だからもう叩かないで!!」

P「分かってたらちゃんと答えられるんだよ真美。それにお前も他人事じゃない」

真美「え……」

P「答えられなかったら、同じ目に合う。わかるか?」

亜美「ひっく、ぐすっ……やだよぉ……」

真美「……ごめ、なさい」

P「わかったなら、いいんだ。それで、亜美。お前は今月、どんなイタズラをした?」

亜美「う、うぅ……ぐすっ……」

P「亜美?」



54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/08(水) 00:49:19.78 ID:/8CzartEP

亜美「いた、ずら……」

パチン!!

亜美「や、やだぁ!! お願い、叩かないで!! 兄ちゃん!!」

P「なら答えるんだ。お前はそれだけのことをしてきた。わかるか? 迷惑っていうのは、その時によって大きさが違う」

P「お前がコンセントを抜いた、それだけで一つの取引がおじゃんになる。それがこの事務所をつぶすことにもなりかねない」

P「そんなことになったら、ビンタ一つで済むと思うか? それくらいの自覚と責任を持ったらどうだ」

亜美「わか、ない……わかんない、もん……ごめんなさい、もう……もう、しないからぁ……」

真美「……」ギュッ

P「……亜美はもうダメだな。それじゃあ真美」

真美「えっ?」

P「お前は今月したイタズラを覚えてるか?」

真美「あ、えっと……」

P「真美?」

真美「い、椅子!! 兄ちゃんが電話を取るとき、椅子を引いて転ばせた!」

P「あぁ、そんなことがあったな。じゃあそれは、どれくらいひどいことだ?」



58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/08(水) 00:52:56.02 ID:/8CzartEP

真美「あ、え、っと……」

P「……」スッ

真美「ま、待って!!! あ、あれだよ! 下手すると死んじゃうかも!!」

P「そうだな。後頭部をぶつけて、下手をすれば死ぬな。お前は、殺人犯だ」

真美「……」

P「今俺はお前たちにビンタで教育をしてるわけだが、たかがビンタ。何度食らったって死ぬことはないよなぁ」

P「でも俺は、お前たちに何度も殺されそうになってるってわけだ。そうだよな、真美?」

真美「……」

P「真美?」

真美「……してない」

P「ん?」

真美「殺すなんて、してない! あ、あれはただのイタズラで!!」

バチン!!

真美「う、ぁ……」

P「大半の人間はそういうんだよ。甘いんだよ、もしかして俺が間違ってるのか? クサいセリフを並べて怒鳴ってる熱血教師か?」



60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/08(水) 00:57:33.70 ID:/8CzartEP

真美「……ぐすっ」

P「もう説教も飽きてきたところだから、結論から言うが」

P「今後お前らのイタズラが合ったら、俺はこの会社を辞める」

真美「……え?」

P「ただし、お前らの成績が落ちたとしても俺は辞める。いいか?」

亜美「どう、して……」

P「こんなことをしゃべって、かっこつけるためにプロデューサーになったわけじゃないからだよ」

P「それこそお前らの兄ちゃんでいられるならこんな楽なことはないさ。でも俺はプロデューサーだ」

P「お前らの面倒まで見て、その尻拭いをしながら、会社のことも考えなきゃいけない。他のアイドルのこともだ」

P「だからってお前らを辞めさせようものならまた面倒だろうし、俺が辞めるのが一番だ」

亜美「……」

P「それが嫌なら、嫌ならっていうのもおかしいな。別にプロデューサーは俺じゃなくてもいいわけだし」

真美「やだ……」

P「ん?」

真美「兄ちゃんが……兄ちゃんがいい……」



65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/08(水) 01:00:53.85 ID:/8CzartEP

P「そうか、それは嬉しい限りなんだがさっきも言った通り俺は辞める可能性の方が大きいんだ」

P「もしかしたらイタズラをするかもしれない、なんて言ってるやつがいるくらいだからな」

亜美「ぐすっ……ひっく……」

真美「しない、きっとしない……でももししたら!」

P「うん?」

真美「また……また叩いていいから! だから辞めないでよ兄ちゃん!」

P「……」

真美「亜美も兄ちゃんにやめてほしくないでしょ?」

亜美「……亜美、は」

真美「今は怖いかもしれないけど……絶対後悔するもん……真美は、やだよ」

亜美「……うん」

真美「……そういうことだから、兄ちゃん」

P「俺が叩きたくて叩いてる、みたいな話だが、お前らがいいならそうしようか」

P「おとなしく仕事ができれば、年齢的にもお前らはエリートなんだからな」

真美「……うん」



67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/08(水) 01:08:11.35 ID:/8CzartEP

その後亜美と真美はイタズラを一切しなくなった

しかし、成績は下がる一方でプロデューサーは何度も事務所を辞めようとした
その度に真美は必死に謝り、プロデューサーを引きとめて、何度殴られても抵抗せずただ従った
亜美は暴力に怯え、ただ真美にくっついているだけ
そしてプロデューサー本人も、もう力で従わせることの楽さと、妙な優越感によって支配されていた

亜美と真美の二人はやがて成長して
高校生になっても不思議な関係は続いている
真美はもう半ば暴力を受けることが目的となっていたし、それを希望していた
妙な三角関係に、DVが確固として存在していた

歪んだ関係はいつまで続くのか
こうしてる今も、もしかすれば

P「もういいってお前ら。向いてないよ」

真美「やだ!! やだよ行かないでプロデューサー!!」

P「触るな。泣けばなんとかなると思ったのか? ふざけるな」ドカッ

真美「あぐっ……やだ、やだよプロデューサー……」

亜美「……」


もしかしたらこれはまだ、”イタズラ”なのかもしれない
いや、きっとこんな未来はないのだから……         完



68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/08(水) 01:10:22.93 ID:/8CzartEP

他にもいろんなルートがあるだろうけどこんな感じで
支援thx


元スレ
P「亜美真美のイタズラが目に余るのでビンタする」