1: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/29(日) 23:19:40.23 ID:BAKigIwo

絹旗最愛「ご存知の通り、『とある魔術の禁書目録』の主人公、上条当麻の決めゼリフです!」

一方通行「超は余計だがなァ」

絹旗最愛「と言いつつ、どうやら一方通行は超懐かしくなってしまったようですね」

一方通行「ああ、オマエにしちゃあ、イイこと言った」

絹旗最愛「オマエにしちゃあは超余計です」

一方通行「で、今日の映画はなンか三下に関係あンのか」

絹旗最愛「超ありますね」

一方通行「まさか三下が出演してるとか、ねェだろうな」

絹旗最愛「確かに三下こと、上条当麻も超出演しているようですね」

一方通行「!……いつもはクソみたいな映画しかねェけど、今日はちっとは楽しめそォだなァ」



2: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/29(日) 23:20:54.11 ID:BAKigIwo

絹旗最愛「それはどうでしょうか」

一方通行「なンだと……」

絹旗最愛「今日の映画はこれです!」



『とある第一位の事実記録(ドキュメンタリー)』



一方通行「」

絹旗最愛「超C級にして超ドキュメンタリー、超胸が踊りますね!!」




3: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/29(日) 23:22:14.25 ID:BAKigIwo


一方通行「待てよ、俺はこンな取材受けた覚えはねェぞ」

絹旗最愛「創造、つまりフィクションです」

一方通行「捏造って言うンだよォ!」

絹旗最愛「えー、大人一人と学生一人です、はい、いつも超お世話になってます」

一方通行「聞けよォ!」

絹旗最愛「ほら行きますよ、もう始まるところなんですから」




4: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/29(日) 23:24:18.85 ID:BAKigIwo


一方通行「ッたく、おィ、ガラガラじゃねェか、学園都市レベル5第一位最強の一方通行様も落ちたもンだなァ」

絹旗最愛「まさか、人気も第一位だぜェ、とか思ってたんですか? その超悪人面で」

一方通行「それはねェ。それはねェ……が。……そンな幻想はとっくの昔にぶち殺されたンだよォ……!」

絹旗最愛「最近超背が伸びたせいか、前の方で見ると超首が痛いんですよね……」

一方通行「聞けよォ! あと見栄張ってンじゃねェぞ、肩叩いたりして更年期のババア気取りかァ?」





5: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/29(日) 23:25:27.78 ID:BAKigIwo

絹旗最愛「むっ。超寛大な絹旗もむかっときました。ロリコンはこれだから超困ってしまいます。超美少女・絹旗に向かってババアとは」

一方通行「俺はロリコンじゃないつってンだろォ! あとオマエの身長が3年で1mmも伸びてないのはお見通しなンだぜ」

絹旗最愛「っ……どうしてわかるんですか」

一方通行「……ワンピースの裾のライン」

絹旗最愛「ど、どこ見てんですか、この超変態!」

一方通行「計算された長さと角度……。これもオマエの戦略なンだろ? 見られてなンぼだろうがァ」



6: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/29(日) 23:25:59.84 ID:BAKigIwo


絹旗最愛「超開き直ってます……。超キモいです! ロリコンの守備範囲内なんて超一生の不覚です!」

一方通行「確かに一生ちンちくりンかもなァ」

絹旗最愛「まあ、実を言うと3cmくらい伸びているんですけどね」

一方通行「な、なンだと……」

絹旗最愛「サイズ上げてるに超決まってるじゃないですか! 一位のくせに超鈍感なんですね」

一方通行「くッ……。しかし、オマエの身長が伸びてるだなンて、俺はまた新たな幻想に惑わされているのかァ」

絹旗最愛「その幻想を超ぶち殺します!」

一方通行「そげぶキター」

絹旗最愛「はしゃいでないでさっさと座ってください」

一方通行「おゥ」





9: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/29(日) 23:27:30.00 ID:BAKigIwo


絹旗最愛「言っときますけど」

一方通行「始まるじゃねェか静かにしろ」

絹旗最愛「これは超フィクションですからね」

一方通行「うるせェ、元気になった三下が見れればそれでイインだよォ」

絹旗最愛「なんという超三下愛。超ホモで超ロリコン。超ド変態です……」

一方通行「しッ、始まるぜ」





10: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/29(日) 23:28:06.28 ID:BAKigIwo

学園都市、その230万人の頂点に君臨する七人のレベル5。
そのさらに超頂点に君臨する第一位一方通行の朝は早い。

「おィ、打ち止め、遅刻すンぞー」


一方通行「俺そっくりじゃねェか」

絹旗最愛「まるで超本人ですね」

一方通行「アレだ」

絹旗最愛「?」

一方通行「悪人面のもやしだなァ、しかもなんか色白すぎて気持ちワリィぞ」

絹旗最愛「自分で言ってて超悲しくなりませんか?」





12: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/29(日) 23:29:08.25 ID:BAKigIwo


「うっせえ、セロリ、そこどけそこどけってミサカはミサカは言ってんだろうが」


一方通行「あいつ本人じゃねェか」


「お、オゥ、傘持っただろうな、きょう午後から雨降るらしィぞ」

「何回同じこと言ってんだよ、お前はミサカの母親か! とミサカはミサカは突っ込んでやるよ!」

「!……なンで朝飯食ッてねえんだよォ、オマエの大好きなハナマルハンバーグじゃねェか」

「っ、そんな幼稚なもん喰えるかってミサカはミサカは不平不満を並べてんの!」

「昨日のシャケ弁も食わなかッただろォが、どッか具合悪いのか?」

「ウッゼェ、オマエにはミサカの……ミサカの気持ちなんて全然分かってねえんだよ!」

バタン





13: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/29(日) 23:31:30.41 ID:BAKigIwo


「まったく、なンなンだよ、あいつは。反抗期ですかァ、思春期ですかァ、それとも生理ですかァ?」

一方通行は引き出しから写真を一枚取り出す。水玉のワンピースを着たまだ幼い少女が超満面の笑みで写っている。その奥には白髪の男が腕を引かれていた。

「暇さえあればまとわりついてきてうぜェうぜェ言ってたけどよォ、まァ実際そォ思っていたンだが……」

「なンて無垢な顔をしてやがる」



一方通行「わかるぜェ、その気持ち」

絹旗最愛(映画に超相槌をうっています)



「……やっぱ中学生はもォババアなのかもなァ」






14: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/29(日) 23:32:26.60 ID:BAKigIwo


一方通行「ちょっと待てェ! そこは『アイツも成長したッてことかァ』だろうが!」

絹旗最愛「ハァ?」

一方通行「ハッ、ここ俺の部屋まンまじゃねェか、このやりとりも一月前ぐらいにした覚えがあンぞ、誰だこれ撮った奴はァ! 盗撮じゃねェか!」

絹旗最愛「だから超フィクションだと言ってるでしょう、実在の団体や一方通行には超関係ありません!」

一方通行「嘘つけェッ!」





16: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/29(日) 23:35:08.66 ID:BAKigIwo


一方通行の朝の仕事はまだ終わっていないかった。これが問題の打ち止めの下着を超漁るシーンである。


「ハア、ハア、もう雌の匂いがしてきてやがる……だが悪くねェ」


一方通行「どォしてそォなンだよ! かぶせてくンじゃねェ! そこは『もォちっときれいに脱いで欲しィンだがなァ』だろォ」

絹旗最愛「まったく、一位のくせに静かに映画も見れないんですか?」

一方通行「うるせェ、これで落ち着いていられるかァ」


さすが超変態、変態度でも超第一位だった。


一方通行「ナレーションもうぜェ、てかさっきからちょこちょこ『超』挟ンでるだろうがァ、オマエかァ、オマエなのかァ!?」

絹旗最愛「超・濡れ絹旗です!」

一方通行「うまいこと言ったつもりか!」




17: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/29(日) 23:37:30.49 ID:BAKigIwo

ザザザ

絹旗最愛「画面が超乱れていますね」
(はーまづらぁ……。超適当な編集ですね)


☆インタビュー企画☆
100人に聞きました!「一方通行ってどんなひと?」


一方通行「なンか違うの始まってンぞ」

Q.こんちには、初めまして。私、超・絹○です。今日は超よろしくです!





18: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/29(日) 23:38:37.89 ID:BAKigIwo


一方通行「おィ」

絹旗最愛「な、なんですか」

一方通行「思いッきり名乗ってんじゃねェか、アアンッ!?」

絹旗最愛「これは超意外ですね……。超珍しい苗字だと思ってたんですが」

一方通行「アアンッ!?」

絹旗最愛「……ちょっと顔が近いんでもう少し向こうに行ってもらえますか? (……浜面、カットし忘れましたね。あとで超言ってやらないと)」


A.いやいや、こちらこそ。あー外の人と話すのは久しぶりでしてね、ちょっと○条さん緊張してます!
Q.超リラックスですよ!


一方通行「!……三下か」




19: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/29(日) 23:39:34.39 ID:BAKigIwo



Q.あなたと一方通行はどんな関係なんでしょうか?
A.うーん、……ライバル、かな。


一方通行「!」


Q.超意外ですね。表の世界に生きるあなたと裏の世界に生きる一方通行、なぜライバルなんですか?

A.初めに戦ったときにはわからなかったけど、あいつは本当は誰かのために、誰かを守るために、自分の体張って戦えるすげぇ奴だったんだ、ってことを知って、それで、俺も負けたくねえなって。


一方通行「……」

絹旗最愛「ちょっと良いこと言いますね」





20: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/29(日) 23:40:23.11 ID:BAKigIwo


Q.超なかなか熱いですね。
A. まあ、もう今の上○さんには無理なんですけどね。喧嘩とか怖くてできないし……、てかぶっちゃけそもそも家から出れないんですけどね。

Q.それは超ヒッキーって奴ですね、うーん、若干超キモいです。
A.うっ、ですよねー……。御○にも迷惑かけてるしなあ……。どうにしかしねえとなー。


一方通行「ウッ、さ、三下ァ」

絹旗最愛「え、ここが泣き所ですか!?」





21: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/29(日) 23:41:26.84 ID:BAKigIwo


Q.最後に超ロリコンへのメッセージをどうぞ!
A.今までいろいろありがとな! これからもライバル、そして親友としてよろしくお願いします! あと上条さんは人の性癖には口を出すつもりはないけど、性犯罪はやめとこうぜ! 就職できなくなるからな! ヒキニート一緒に卒業しようぜ!


一方通行「俺はフリーターだっつッてンだろうが! あとヒキコモリでもロリコンでもねェ!」


Q.あとできれば最後に、あの、アレを……。
A.え、アレですか? 最近やってないからなー、うまくできないかもしれないけど。……わかった、わかった、やりゃいいんだろ! そこまで空気の読めない上条さんじゃありませんよ。ただちょっと心の準備をさせてくれ……。


スウーッ

いいぜ

てめえがいつでも就職できるってなら

まずはそのふざげた幻想をぶち[ピーーー]!!!

…フウ



こ、こんな感じ?

Q.キャーッ、超カッコ良いです! ヒキニートのくせに!
A.「ヒキニートのくせに」は要らないだろ……。まあ普段からの積み重ねが大事ってことです! またな一方通行!




22: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/29(日) 23:42:24.27 ID:BAKigIwo


一方通行「うるせェッ! 一番積み上がってないのはオマエだろうが! ッたくいつも他人のことばッか言いやがって……よォ……」

絹旗最愛「……いつか超元気になって戻ってきますよ」

一方通行「オマエはアイツの話は知ってたっけか」

絹旗最愛「取材相手のことを調べるなんて超きほ、ゴホッゴホッ、まあうっすら聞いてはいますが」

一方通行「なンて無意味な咳なンだ……。三下は学園都市という幻想をついに殺した。まァそれは良かったンだが、自分の幻想までぶち殺しちまったンだなァ……」

絹旗最愛「……?」

一方通行「主人公補正が切れちまったンだ」

絹旗最愛「何を言ってるんですかあなたは」




23: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/29(日) 23:43:26.13 ID:BAKigIwo


一方通行「チンピラと戦っても素で勝てねェ。あいつの『幻想殺し』ももう使う機会がねェ。勝てねェから当然女とのフラグも立たねェ。『大人の現実』にはあいつの屁理屈も通用しねェ。あいつはただの成績不振で説教臭い不幸な貧乏学生になっちまったンだよォ」

絹旗最愛「うは……超キツいですね」

一方通行「あン頃の三下はみてらンなかったぜ。いつもびくびくして他人と目を合わせることもできねェ。歩いてるとすぐからまれて殴られンだとよ。だから家からもでられねェ。精神的に参ってたなァ。とにかくみてらンなかった」

絹旗最愛「まあ今でも家からは出られないみたいですけど」

一方通行「元気なのは頭のツンツン振りだけだったらしィなァ」

絹旗最愛「まさかの超地毛ですか……ワックスとかじゃないんですね」





24: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/29(日) 23:44:33.37 ID:BAKigIwo


一方通行「今までフラグを立ててきた女達もすっといなくなっちまてよォー、まァ超電磁砲もかなり悩ンだらしィが」

絹旗最愛「え、超電磁砲はまだ彼を……?」

一方通行「家行って飯作ってやってるらしィぜ、あとジャンプも買ってってやるとか」

絹旗最愛「アレのどこがそんな超いいんでしょうか……。超理解できません!」

一方通行「キャーッ」

絹旗最愛「」

一方通行「とか言ってただろうが」

絹旗最愛「超キモ! でも、アレにそこまでするってことは、超電磁砲の気持ちは超本当なんでしょうね……。超ちょっと憧れます! だってアレですよ、アレ!」

一方通行「三下をアレアレ言うンじゃねェ! じゃあオマエはどォいう奴がイインだ? 三下よりましな奴なンだろうな? アアン?」

絹旗最愛「」

一方通行「?」

絹旗最愛「え、いや、その、あれです」

一方通行「あ?」

絹旗最愛「一方通行って随分株が下がったというか、なんていうか、超オーラが無くなりましたよね」




25: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/29(日) 23:45:43.92 ID:BAKigIwo


一方通行「……何が言いてェンだ」

絹旗最愛「学園都市崩壊後、第一位一方通行は能力を失ってしまった。優秀だったはずの彼の頭脳は学園の外に出ればせいぜい超中の上で、その『現実』を受け入れられなかった彼は」

一方通行「ッ……や、やめろォ」

絹旗最愛「大学受験に失敗し、超浪人。ろくに勉強もせず超フラフラしていて、同居している打ち止めにも超愛想をつかされ、最近は悪口ばかり言われている。こうして一方通行は、ただの根暗で悪人面の白いもやしでセロリでロリコンで缶コーヒー好きの超ロリコン白い変質者になってしまったのでした」

一方通行「グッ……だがオマエの言うとおりだ。俺の全盛期はもォ終わっちまった」

絹旗最愛「ロリコン振りは超相変わらずですが」




26: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/29(日) 23:49:50.44 ID:BAKigIwo


一方通行「また一位になってちやほやされてェ、とかじゃないが、なかなか厳しィぜ世の中は……。俺から能力とったら一体何が残ってるンてンだ、頭だってよォ、茨城の外にはバケモンがいるンだぜ? まあ中学生にこんな話をしてもあれかァ」

絹旗最愛「い、いばらき……? それはともかく、中学生とは聞き捨てなりません。わたし絹旗は超高校生です! 女子高生です!」

一方通行「あれ、そォだっけか。中学生にしか見えねェから勘違いしてたかァ。ごめンな、絹旗」

絹旗最愛「わざとらしくて超うざいです! ロリコンにとってはいつまでも女子中学生であって欲しいという幻想があるのかもしれませんが……」

一方通行「ねェよ、俺は女子高生の方が好きだァ」

絹旗最愛「超キモっ! 女子高生モノとか超借りちゃう口ですか?」

一方通行「ババアが制服着てんの見て何が良いンだかなァ。若作りってのは見苦しィぜェ」

絹旗最愛「じゃあわたしみたいな本物の女子高生がいいわけですか?」




27: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/29(日) 23:53:08.00 ID:BAKigIwo


一方通行「まァなァ、つってもなかなか接点が無くてなァ……。俺が東応に入ってたら、家庭教師とかやってよ、争うよォにして女子高生が俺を求めてきたンだろうなァ……」

絹旗最愛「なんと言う超幻想……。それだから一方通行はいつまで経っても超童貞なんです!!」

一方通行「グッハアァァァァッ、ゲホッ、ゲホッ。 ……効いたぜェ、ここまで俺にダメージを与えたのは三下のそげぶ、打ち止めのマジでくせえから近寄んなに続いてオマエで三人目だ」

絹旗最愛「超参りましたか?」

一方通行「ああ、俺の負けだア。今日のオマエはなンだか厳しィじゃねェか、なンかやなことでもあったのかァ」

絹旗最愛「いい年こいて超幻想(ゆめ)見がちな超鈍感童貞モヤシにイラッとしまして」

一方通行「オマエ学校の方はどォなンだ? 楽しくやってるか? てかどこ行ってンだっけか」

絹旗最愛「立ち直りの早さには1位の面影がありますね……」




36: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/31(火) 01:25:16.48 ID:z9v7uKMo

絹旗最愛「超常盤台ですが」

一方通行「ふぅん、そォいやそうだったかァ、ハッ」

絹旗最愛「……かってます、超わかってます、この私服がお嬢様学校に合ってないのは超わかってます! だからそんな目でわたしを超視姦しないでください! 超ふとももを! 超キモ、いや、ちょっと恥ず」


一方通行「暗部で人殺しやってたオマエがナァ……」

絹旗最愛「っ……」





37: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/31(火) 01:26:11.48 ID:z9v7uKMo



一方通行「良かったじゃねェか」

絹旗最愛「……」

一方通行「常盤台入れてよかったじゃねェか、人殺しのオマエが綺麗に青春できるんだからナァ」

絹旗最愛「っ……ち、超一方通行だって、わたしなんかよりたくさん……」

一方通行「そォだ、俺は第一位にだからなァ。殺した数もブッチギリで第一位に決まってンだろうがァ!」

絹旗最愛「ひっ」





38: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/31(火) 01:27:20.69 ID:z9v7uKMo



一方通行「まだハッキリ覚えんてンなァ……人間の脆い体をアリみたいにプチュプチュ踏み潰す感覚ゥ! キヒヒッ」


絹旗最愛「あ、あんなもの幻想です! 超幻想ですっ! 超幻想だったんです!」





39: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/31(火) 01:28:26.25 ID:z9v7uKMo



一方通行「そォだ。だからオマエみたいな雑魚はきれいさっぱり忘れちまえばいいんだよォ」





40: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/31(火) 01:29:41.59 ID:z9v7uKMo


絹旗最愛「……いいんですか?」

一方通行「ハッ、一位の俺が言ってンだぞ。三下や俺さえ覚えてりゃいいんだ、あンな幻想は。二度とあンなことはしねェし、誰にもさせねェ。……まあ、ていとくん辺りも覚えててもいいンだがなァ……リア充は[ピーーー]ば良いんだよォ……クソッ」


絹旗最愛「超ありがとうです、一方通行。超ちょっと楽になった気がします」


一方通行「あ? ……い、いヤァ、まァ、オマエにはとにかく学生時代を楽しく過ごして欲しいんだ、そンだけだ、俺みてェになって欲しくねェからなァ、そンだけだァ! だからさッさと学校行けェ、今日平日じゃねェか、いくら学校に行きたくねェからッて、俺なンかと映画みてンじゃねェよ、ほら、シッシ」


絹旗最愛「え、いや、今日はまだ超夏休みなんですが」

一方通行「」





41: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/31(火) 01:31:22.41 ID:z9v7uKMo



絹旗最愛「これだからニートは……。年中夏休みですからねプププ」

一方通行「こ、このォ……」

絹旗最愛「超カッコ悪いです! 勘違い超乙です! 超ダサカッコエロカッコ悪いです!」

一方通行「う、ウルセェ!」


絹旗最愛「『二度とあンなこと超しねェし、超誰にもさせねェ』キリリ」


一方通行「くゥ、超軽薄に聞こえるぜェ! だが、幻想時代に大量の黒歴史を生み出したこの俺様にとっちゃァ、このくらいどォってこと」

絹旗最愛「へぇー、色白だと顔色が超わかりやすいですね……。超真っ赤です! 超サーモンピンク、いや、もはや超桃色ピンクです! ヤダー、一方通行、超カ・ワ・イ・イーっ!」

一方通行「覗き込むなァ! 顔近ェぞォ! かわいいとか言うンじゃねェッ!」




42: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/31(火) 01:33:40.82 ID:z9v7uKMo


絹旗最愛「それはともかく、そういうわけで超夏休みなので、わたしが終日一方通行と映画を見ていても超全く問題ないのです!」


一方通行「ナルホドなァ……また勘違いしちまッたなァ、俺……クソッ」


絹旗最愛(打ち止めの気持ちが超ちょっとわかった気がしますね……)




55: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/02(木) 01:30:40.23 ID:mlKsrtAo


一方通行「で、学校はどンな感じなンだ?」

絹旗最愛「わたしは昔アイテムという組織に居たわけですが」

一方通行「エッ、このタイミングで暗部の話を蒸し返すンですかァ? どンだけ俺のメンツをつぶしてェンだよォ、オマエは……」

絹旗最愛「いいから超ちょっと聞いてください! フレンダって知ってますよね? ぬいぐるみを爆発させる金髪外人の超サバ缶で自称脚線美の人なんですけど」

一方通行「いや、そンな奴はオマエの頭ン中にしか居ねェよ」





56: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/02(木) 01:32:11.34 ID:mlKsrtAo


絹旗最愛「いま同じ学校に通ってるんです、向こうの方が一学年上ですけど。それでですね、寮が相部屋なんですけど、まあ、それ自体は構わないんですが、なんかサバ臭いってよく言われるんですね。確かにサバ缶が転がっているのでそうかな、と思うんですけど、超恐ろしいのは、もう鼻じゃわからなくなってるってことなんです! 『え、においますか、まあ、におってるかもしれないですね』ぐらいにしか感じられないんです! これは超ヤバイですよね! 鯖臭い美少女ってどうなんですか! 超ブームになりますかね!? 一方通行的にはどう思いますか!!」

一方通行「!……ア、思い出したぞォ、あれか、第4位に真っ二つにされて死んだって奴か」

絹旗最愛「超勝手に殺さないでください! 超生きてます! 超ギリギリでしたけど! 超リハビリに時間がかかってわたしに追いつかれる所でしたけど!」

一方通行「……そりゃ良かったなァ」




58: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/02(木) 01:34:26.59 ID:mlKsrtAo


絹旗最愛「それでダブルス組んでるんですけど、あっ、わたしは学校でバドやってるんです! バドミントン! フレンダ前衛でわたし後衛が多いんですけど、確かにフレンダはプッシュとかヘアピンは超無意味にうまいんですけど、超詰めが甘いというか……。ここぞという時に限って超使えないんです! 『結局、シャトルが爆弾だったらわたしらが勝っていたわけよ』ってどうなんですか? わたし超キレていい所ですよね?」


一方通行「いや、自分も爆発で死ぬだろォ」


絹旗最愛「それでも超結構良いところまで行くんです、わたしの窒素装甲ばりの超ジャンピングスマッシュで! 相手は小さいからって超舐めてますからね、そこに超ぶち込んでやるんです! 超気持ちいいです!」


一方通行「おゥ、良かったな」(よく喋んなァ……)


絹旗最愛「……わたしの話、面白く無いですか? 超退屈そうに見えます」



バドミントンはど素人なので色々許してください




59: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/02(木) 01:35:48.97 ID:mlKsrtAo


一方通行「違ェ……なンで、バドミントンなンだ?」

絹旗最愛「フレンダが退院したとき、なんかスポーツやりたいって言い出したんですよ、超鍛えて暗部の頃の行いを超反省したいって」

一方通行「……」

絹旗最愛「でもその時見せてもらったんですけど、フレンダの腹の傷は超凄いことになってたんですね、今ではだいぶ薄くなりましたけど」

一方通行「……もォ十分報いは受けてンだろ」





61: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/02(木) 01:38:55.37 ID:mlKsrtAo


絹旗最愛「だからへそチラが必要な陸上とかゴルフとかテニスとかはダメになったんです。水泳は二人ともやや平坦な体つきをしているのでダメ、バスケは脇チラがあるんですが、わたしの身長がやや足りないためダメ、バレーも同じ理由でダメ、もっとも脚線美的な意味でフレンダは最後まで執着していたんですが。卓球とかサッカーはチラリズムが無いのでダメ。最悪だったのは剣道ですね、こう超鍛えてる感がありますし、袴がまくれた時のチラリズムはなかなかだということで、あとフレンダ的には金髪少女が剣道をやるというギャップ萌えを超計算していた節がありましたが、超暑い・超痛い・超臭いの超三拍子で超最悪でした! わたしはやや身長が低めなので面を打たれると頭頂部に超竹刀が食い込んで超痛いんです! あのときばかりは能力が使えたらな、と超思ってしまいました! フレンダも胴を打たれたとき古傷が痛むとか。というわけでバドミントンになりました! 脚線美は◎ですし、ノースリーブなら脇チラも期待できます! 踏み込んで返そうとすると股が超開くわけで、ミニスカならアンスコチラまで可能! バド超最高です!」


一方通行「どォしてそォなンだよォっ! ちょっとしンみりしてたおところなのによォ! 部活選ぶのにオマエらはチラリズムのことしか頭にねェのか? 頭ン中どピンクな露出狂じゃねェか!」



絹旗最愛「でも、どんな理由であれ、わたしを見てもらえたら超嬉しいと思います。超一生懸命やっている姿を、見てもらいたかった誰かに」




チラリズム考察も超適当なので許してください



62: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/02(木) 01:40:29.96 ID:mlKsrtAo


一方通行「……そうかァ、確かにそうかもしれねェなァ」

絹旗最愛「……一方通行もバドミントンやりませんか?」

一方通行「!……いやァ」

絹旗最愛「もやしから動けるもやしになったら打ち止めも見なおしてくれるかもしれません」

一方通行「もやしはもやしなンだな……」

絹旗最愛「何よりわたしの超ミニスカ姿が見れます」

一方通行「いつもそうだろうが」



65: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/02(木) 01:42:33.47 ID:mlKsrtAo


絹旗最愛「わかってませんね、一方通行! 仮にいまのわたしのスカートを一方通行がめくったとしたら、わたしの可愛らしい下着が拝めますが、警察行きになって一方通行の人生はお先真っ暗になってしまいます。では、バドミントンのコートではどうでしょう。床に腹這いになって、コートの真後ろで超ローアングルからの視姦を試みる一方通行。まわりの人が冷たい視線が突き刺さります。もちろんわたしも例外ではありません。そんなわたしに向かって一方通行は涙ぐみながらこう言うはずです。『ごめンなさい、絹旗さン。僕の変態行為で気分を悪くしてしまったと思います。だけど、俺は、美少女・絹旗さンのパンツが超見たくて、超それだけなンです! 許してください!』って。わたし、超許してあげます! パンツじゃないから許してあげます!」


一方通行「俺を変態に仕立て上げンのはやめろ! オマエも相当な『自分だけの現実』の持ち主だなァ……」


絹旗最愛「これでもレベル4ですから」






66: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/02(木) 01:44:23.37 ID:mlKsrtAo


一方通行「褒めてねえ、ちょっと頭イカレてンじゃないかっつってンだよ! でも、パンツじゃなきゃなンなンだァ……?」

絹旗最愛「だから、アンダースコートです、いわゆる見せパンです! ふりふりなフリルとかついてて結構カワイイんですよ!」

一方通行「!」

絹旗最愛「……超見たくなってしまいましたか?」

一方通行「……ま、まァな」

絹旗最愛「素直に認めても超キモいことには変わりありませんね……。そんな超キモイ一方通行の未来なんて超薄暗いでしょうから、偽物で満足するぐらいなら、今すぐわたしに無理やり迫って本物のパンツを見た方がマシかもしれませんよ!」



67: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/02(木) 01:45:08.40 ID:mlKsrtAo

toaru-000876-067
 






68: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/02(木) 01:46:12.02 ID:mlKsrtAo


一方通行「いくらなんでもうぬぼれ過ぎだァ」

絹旗最愛「いや、わたしのパンツの一瞬のきらめきは一方通行の人生にも相当することでしょう」

一方通行「それはねェ! てかそンなことはあってはならェ……いくら就職してねぇからってよぉ」

絹旗最愛「今日はとびきりの超かわいいのをはいてきましたから」

一方通行「くゥ、やるじゃねえか、だが第一位の俺のポテンシャルを舐めンなァ! 黒い羽とか生やして、超一流と言わねェ、絶対ェ一流半ぐらいのとこには就職してやるぜェ!」




69: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/02(木) 01:48:53.92 ID:mlKsrtAo


絹旗最愛「……それはともかく、バドミントンやってみませんか?」

一方通行「いやァ、それはなァ」

絹旗最愛「やりましょうよ! ……バドミントンにはミックスダブルスという男女で組むやつがありますから、その、そ、それで、わ、わたしと、一緒に」

一方通行「いやァ……」

絹旗最愛「っ……そんなにバドミントンが嫌いですか? それともそんなにわたしと一緒にやるのが」

一方通行「違ェ! ……俺は思うとおり体が動かねェからなァ、みっともねえとこみせたくねえンだよ、迷惑がかかるだろうが」




70: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/02(木) 01:49:45.23 ID:mlKsrtAo



絹旗最愛「パートナーの弱点をカバーし合うのがダブルスです! はなっから一方通行の超貧弱な肉体には期待していません! ……わたしが懇切丁寧手取り足取りに教えてあげますから、ね?」


一方通行「わーった、わかったよ、やってやんよ、いや、教えてくれェ」

絹旗最愛「わたしの試合も見に来てくださいね! 超約束ですよ!」

一方通行「あァ」




71: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/02(木) 01:50:44.12 ID:mlKsrtAo


絹旗最愛「でも一方通行は意外とバド向いてるんじゃないでしょうか。反射の感覚がありますし、超ベクトルを読んで軌道を予知したりできるかもしれません」

一方通行「やってみねェとなァ、なまってンからなァ」

絹旗最愛「背格好も悪く無いですね、高すぎず低すぎず。やせすぎですけどププ」

一方通行「……やっぱ向いてる体型とかあンのか?」

絹旗最愛「女子は身長高めの方が有利ですね、日本代表とか強い人は170cmぐらいの人が多いような気がします」

一方通行「170かァ……。オマエからすれば遥かな高みだろうなァ」

絹旗最愛「リーチの差はでかいですね。……バドミントンでもせいぜいレベル4止まりなのはそのせいかもしれません」

一方通行「……でかい絹旗なンて絹旗じゃねェよ」(やべェ、気にしてたのか)




72: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/02(木) 01:52:20.74 ID:mlKsrtAo



絹旗最愛「そうです! 身長が低いのも個性です! ところで、背の低い女子はエロいって話聞いたことありませんか?」


一方通行「ハァ?」


絹旗最愛「もしその説が本当だとしたら、わたし絹旗はそこそこエロい! ということになると思うんですが、超童貞一方通行はどう考えますか?」

一方通行「なンでオマエは俺の気遣いをいちィち粉砕したがるンだァ! クソォ、悪いこと言ってたなァとか思ってたのによォ、あとそォ言いながらなぜ俺に振る。いじめかァ? いじめかっこわりィぞォ!」

絹旗最愛「超・鈍感通行にはいいんです!」

一方通行「どうやって読むンだよ……」

絹旗最愛「フレ絹と絹フレってどっちが良いと思いますか?」

一方通行「どうでもいいわ!」





78: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:15:14.98 ID:sWJsm5wo


絹旗最愛「オグシオとシオオグだったら、オグシオのほうが言いやすいですけど、絹フレとフレ絹だとどっちでもいけますよね。フレンダは自分が前衛だからってフレ絹がいいって言うんですけど、そしたら潮田さん前がメインだからシオオグになっているべきですよね……」ブツブツ


一方通行(ついてけねェ)


一方通行「一応聞いとくが、オマエ本気で背ェ小さいこと気にしてンのかァ?」

絹旗最愛「チビチビ言われるのにはもう慣れっこです。記号みたいでわかりやすくていいんじゃないですか? 一方通行=もやし、みたいな」

一方通行「よくねェよ」




79: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:16:03.18 ID:sWJsm5wo


絹旗最愛「でもチビだけだと個性が薄い気がしますね」

一方通行「超超言ってりゃいいだろうが」

絹旗最愛「最近超行き詰まりを感じてます……」

一方通行「何に行き詰まってンだか」

絹旗最愛「超超言ってるちびっ子キャラなんて……年取ったらどうするんですか!!」




80: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:16:36.10 ID:sWJsm5wo


一方通行「あーどうすンだろうなァ」

絹旗最愛「真面目に考えてください!」

一方通行「ドジっことか足したらどうだァ?」

絹旗最愛「余計に苦しいじゃないですか!」

一方通行「なんだァ、要は大人っぽくなりてェってことか」





81: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:17:47.56 ID:sWJsm5wo


絹旗最愛「あー、超そうなのかもしれないですね……」

一方通行「自分でもよくわかってねェンじゃねェか。……」

ジーッ

絹旗最愛「な、なんですか」

一方通行「まぁ、内面をアピールしてくことになンだろうなァ」

絹旗最愛「超失礼です!」

一方通行「さっきチビって認めたじゃねェか」

絹旗最愛「そうですけど……それはそうですけど……」

一方通行「普通は服の着方とかに表れるもンだが、オマエのはなァ、悪ィとは言わねえが、なンて言うかなァ」

絹旗最愛「……なんですか」




82: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:18:30.81 ID:sWJsm5wo


一方通行「ガキだァ」

絹旗最愛「」ビキッ

一方通行「あ? 怒ったのか、チビ?」

絹旗最愛「」ブチッ

一方通行「ガキはすぐ怒るから困ンだよなァ、打ち止めといい……ン?」」


絹旗最愛「あくせられーたぁー……」




83: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:19:11.43 ID:sWJsm5wo



一方通行「……おィおィマジギレかよ、悪かった、とりあえず落ち着」

ビュン

一方通行「!……や、やめろォ、当たったらどうすんだァ」

絹旗最愛「……」

ビュンビュン

一方通行「おィー何とか言ェ、怖ェじゃねェかッ、無言で殴りかかってくンなァ」

絹旗最愛「……超うるさいです」

一方通行「わ、わかったァ、俺が悪かったァ、この通りだァ、だからァ、許してくれェッ!」

ブンブンブンドガァ





84: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:19:44.61 ID:sWJsm5wo


絹旗最愛「ハァ、ハァ……超反省しましたか?」

一方通行「はィ」

絹旗最愛「最後のはわざと外してあげたんですからね」

一方通行(か、壁がァ)

絹旗最愛「まったく、わたしがその気になれば能力の無い一方通行など超秒殺だというのに」





85: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:20:18.87 ID:sWJsm5wo


一方通行「……ずいぶン強気になったもンだ」

絹旗最愛「一方通行と違って超鍛えてますから」

一方通行「俺第一位だったのになァ……幻想だったのかなァ」

絹旗最愛「今後は言動に超気をつけてください」

一方通行「わかったわかったァ」

絹旗最愛「……ガキとかチビとか言わないでくださいね」


一方通行「オマエ、学校の成績はどうだァ?」





86: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:21:15.69 ID:sWJsm5wo


絹旗最愛「え? 急に何ですか」

一方通行「良いのかァ?」

絹旗最愛「まあそれなりには」

一方通行「憎らしい答え方すンなァ……まァいい。オマエ眼鏡かけたらどうだァ」


絹旗最愛「? 一方通行はメガネっ子が好きなんですか?」

一方通行「内からの知性が滲み出るじゃねェか」


絹旗最愛「なるほど……知的な雰囲気という奴ですか。どんな眼鏡が似合うと思いますか? やっぱりメタルフレームですか? それとも赤のスクエアのセルフレームなんてどうでしょうか? いや、ここは超意表をついてジョン・レノンばりの丸メガネとか」ズイ

一方通行「さ、さァ……」(顔近ェ……)

絹旗最愛「……なんかちびっ子博士みたいになりませんか」

一方通行「かもなァ……」




87: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:21:46.77 ID:sWJsm5wo


絹旗最愛「眼鏡案はやっぱり駄目ですね、よく考えたら超キャラかぶるんですよ」


一方通行「誰とだァ」




88: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:22:19.17 ID:sWJsm5wo


絹旗最愛「超電磁砲です」


一方通行「ハァ? あいつ眼鏡かけてたか?」

絹旗最愛「学校で見るとよく掛けてますよ」

一方通行「キャラ違うだろォ」

絹旗最愛「? 超電磁砲の成績は超優秀ですが」




89: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:22:54.62 ID:sWJsm5wo


一方通行「まァたまたそンな幻想を」

絹旗最愛「いやホントです」

一方通行「マジか……」

絹旗最愛「『超ガリ勉砲』とか『勉強大好き美琴先生』とか呼ばれてるみたいですよ」





90: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:23:24.32 ID:sWJsm5wo


一方通行「……あいつゥ、騙しやがったなァ!」

絹旗最愛「?」

一方通行「この前ファミレスで会ったときはよォ、『当麻の面倒見るのに忙しくてねー、テスト前なのに全然勉強できなくて、いよいよ追試かもなー』とか言ってたやがったのに……裏切ったなァ」

絹旗最愛「やってない、やってない言う人に限ってやってますよね」




91: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:24:25.40 ID:sWJsm5wo


一方通行「あーもォ言っちまうけどよォ、『お姉さまは努力でレベル5になった(キリッ』なンて嘘っぱちだからなァ、騙されんじゃねえぞォ」

絹旗最愛「? 初めはレベル1だった、みたいな話は聞いたことありますが」

一方通行「……アイツがレベル1だった期間はどれくらいだかわかるかァ?」

絹旗最愛「一ヶ月、いや、一週間ぐらいでどうですか?」





92: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:25:06.12 ID:sWJsm5wo


一方通行「3時間だァ」

絹旗最愛「ええ!? スキャンの間隔超短くないですか? てか、なんであなたが知ってるんですか?」

一方通行「いや、本人が言ってたんだぜェ。『今更気まずくて言えなかったけど、第一位のアンタになら言っても良いでしょ、あ、でも他の子には黙っててね』とか言ってなァ」

絹旗最愛「まぁ第三位ですから……」

一方通行「レベル4には1ヶ月ぐらい居たみてェだが、まァ、そこら辺が第一位の俺との差だろうなァ、甘ェぜェ」





93: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:25:50.65 ID:sWJsm5wo


絹旗最愛「……なんかひょっとしなくても超電磁砲と超仲よくないですか、一方通行」

一方通行「三下絡みで愚痴聞いたりなァ、打ち止めの話もしねェといけねェし、よく考えたら結構会ってンなァ」

絹旗最愛「ウッ」

一方通行「そう泣くなって、レベル5はモノが違ェンだから、張り合っても仕方ねェだろうが」

絹旗最愛「超わかってないんですけど……」




94: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:26:22.01 ID:sWJsm5wo


一方通行「くそォ、あいつも努力できない組だと思ってたのによォ」

絹旗最愛「浪人中のあなたに気を遣ってるんじゃないですか」

一方通行「なおさら傷つくぜェ」

絹旗最愛「白井風に言えば、今は『お姉さまは超努力で評価5をお取りになったんですの』キリッ ってところでしょう」

一方通行「しょっぺェ……。あいつは何考えてんだァ」





95: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:27:11.75 ID:sWJsm5wo


絹旗最愛「上条当麻があんな状態ですからね、将来を考えると自分が頑張っておかなきゃいけないとでも思っているんでしょう」

一方通行「あァ、なるほど、そういうことかァ」

絹旗最愛「相変わらず超うざいんですが、少し見直しました、というか共感するところがあります」

一方通行「俺はオマエを見直したぜェ。将来かァ……。でも、あいつの両親金持ちじゃねェか」

絹旗最愛「甘えたくないんでしょう」




96: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:28:37.80 ID:sWJsm5wo


一方通行「だからオマエも仲良くといたほうがいいぜェ、嫌いな奴でもよォ、アイツとファミレス行くと奢ってもらえっからなァ、ヘヘ……、まァこういう大人の世渡りは高校生には早いかァ」


絹旗最愛
「……ちょっと言いづらいんですけど、本気で超かっこわるいです、一方通行。

年下の女子高生にたかってるなんて、超ドン引きです!

一位のプライドはどこへ行ったんですか!!」



一方通行「グハァッ……わかってる、それくらいわかってンだよォ! ……だけど生活費が厳しくてなァ……でも打ち止めには栄養あるもン食って欲しいじゃねェか」ウッ

絹旗最愛「あーこれは超うざいですね……打ち止めがグレるわけです」

一方通行「どうして俺のこと無視すンだろうなァ……」





97: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:29:16.34 ID:sWJsm5wo


ザザザ
絹旗最愛「あれ、画面がまた……」(てか、全然映画見てませんでしたね!)



御坂「やーい、ロリコン!」

白井「ですのっ!!」



絹旗最愛「」

一方通行「」






98: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:29:55.94 ID:sWJsm5wo


御坂「よし、これで掴みは完璧ね!」

白井「……あのー、お姉さま、ノリで合わせてみましたけど、何をなさってるんですか」

御坂「一方通行にビデオレターをおくるの」

白井「?……ハッ、まさかあの類人猿に飽きたらず、第一位にまで……」

御坂「ちがーう、わたしはあいつ一筋だって言って……あっ、べ、別にあいつなんか何とも、……いや、うん、一筋だけど、一筋ですけど何か」


白井「くっ、自らのツンデレを抑えこむとは……成長なさいましたね。開き直りすぎて感じ悪いですけど」





99: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:30:53.98 ID:sWJsm5wo


白井「でもなぜ急に」

御坂「いやね、超超言ってるちびっ子が一方通行の映画作るとか言ってインタビューして回ってるらしいだけどね、当麻にはやったのにはわたしはパスするって言ったもんだから」

白井「はぁ……」

御坂「フレ○ダとかに渡しとけば、うまいことやってくれると思うんだけど」




100: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:31:28.82 ID:sWJsm5wo


白井「どこからそんな情熱が湧いてきたんですの……」


コソコソ
御坂(バカねえ、絹○本人も見てるに決まってるでしょ)

白井(!……なるほど、今頃、二人きりでこの映像を鑑賞しているはず、と)

御坂(驚いて固まってんじゃないププ)

白井(ふふふふ、黒子、燃えてきましたわ!)


絹旗最愛(超聞こえてます)

一方通行「何やってんだこいつらァ……」





101: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:32:09.33 ID:sWJsm5wo


白井「わたくしはあまり交流がないんですが、第一位はどういう方なんですか」

御坂「一方通行は、うーん、とにかく強いわね。第三位だからある程度は戦えるんじゃないかと思ったけど、全然歯が立たなくて悔しかった。私の妹たちを殺したことは許せないけど、今はあれも幻想だったんじゃないかなって思うこともあるかな……。まあ今いる子たちは元気みたいだし、打ち止めもお世話になっているし、今は普通に接してられる」


白井「あの小さいお姉さまたちですかハァハァ」




102: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:33:14.82 ID:sWJsm5wo


御坂「あとあの時は当麻を助けてくれてありがとう。わたしはあんまり力になれなかったけど。面と向かうと恥ずかしいから言わないけどね!」

白井「わたくしからもお礼を言わせていただきますの」キリッ


一方通行「なァに言ってんだ、あれはオマエの力だァ」

絹旗最愛(話がわからないです)





103: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:34:00.34 ID:sWJsm5wo


御坂「あーあと、なんか打ち止めが最近グレたって聞くけど、大丈夫? わたしから何か話そうか?」

白井「ぐれた小さいお姉さま……ジュルリ」

御坂「……突っ込んであげないからね」

白井「お姉さまの愛の鞭が恋しいですわ! あの脳の髄までしびれる感覚が……ああっ」

御坂「あんたは相変わらずね……!」
ゲシゲシ
白井「ああ、もっとぉっ、もっと激しく踏んでくださいまし!!」


一方通行「誰得だァ」

絹旗最愛「おっと、変態のくせに厳しい意見です」





104: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:34:39.20 ID:sWJsm5wo


御坂「前置きはこれくらいにして」

白井「本題に入りましょうか」

グヘヘヘ


絹旗最愛(超邪悪な笑みです……!)






105: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:35:11.75 ID:sWJsm5wo


御坂「ところで一方通行は一人で寂しくこれを見てるのかな?」

白井「それとも、愛しいご婦人を伴って見られているのでしょうか」

御坂「えー黒子、あいつにそんなのいるわけないじゃなーい」

白井「そうですよね、わたくしの勘違いでしたのー」

アハハハ オホホホ


絹旗最愛(超ウゼェ……です)




106: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:35:50.84 ID:sWJsm5wo


御坂「あーそう言えばーアンタの学年になんか変な子いなかったー? 何か超超言ってるちびっ子」

白井「あーそう言えば、いたかもしれませんね、あれー、何でしたっけ、ちょっと名前が出てきませんが」

御坂「あれー、何とかモアイとかじゃなかったー?」

白井「あー思い出しましたわ、確かに何とかモアイですの!」

御坂「わたし結構人の名前覚えるの得意なんだよねー^^」

白井「さすがはお姉さま! ですの^^」

ニヤニヤ



絹旗最愛(ウゼェ……)

一方通行(絹旗の顔が怖ェ……)





107: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:36:48.15 ID:sWJsm5wo


御坂「あの子C級映画を見るのが趣味なんだってー、よく一人で映画館通ってるって」

白井「それは随分と暗い趣味ですこと! 花の女子高生のやることではございませんの!」

御坂「でも、最近だれかと待ち合わせてるみたいなんだって」

白井「おや、それは……」


御坂「男ね!」
白井「ですのっ!!」


御坂「そんなの付き合うなんてモノ好きな奴もいたもんねー」

白井「あら、映画なんてそっちのけで、こう、二人でこう……」

御坂「キャーッ」


絹旗最愛ビキビキ

一方通行ビクビク





108: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:37:31.27 ID:sWJsm5wo


御坂「まあこれくらいにしといてあげましょうか、あっ」

白井「なんですの?」

御坂「やっば、眼鏡掛けっぱなしだった」

白井「何か問題でも? 知的なお姉さまも素晴らしいですのハァハァ」

御坂「一方通行の前では掛けないことにしてんだよね」

白井「?」

御坂「アイツ大学落ちてニートじゃない? だからさ私が頭良いオーラ出すと萎縮しちゃうかなって」

白井「」





109: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:38:08.29 ID:sWJsm5wo


御坂「ごめんねー、一方通行はわたしホントは勉強できて成績もすごい良いんだー、黙っててごめんねー☆」

白井「いや、お姉さまは努力なさっ」

御坂「何でも一回やると覚えちゃうんだよねー」

白井「いや、ですから、お姉さまは夜中まで机にかじりついてですね……」

御坂「……今ぐらい夢見たっていいじゃない」

白井「……申し訳ありません、ですの」ウッ



絹旗最愛(超ざまあです!)

一方通行「ウッ」

絹旗最愛「えっ」




110: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:38:44.45 ID:sWJsm5wo


御坂「それはともかく! 打ち止めのことどうにかしなさいよ! 相談なら乗るからね!」

白井「ですの!」

御坂「あと絹○のことも大事にしてあげなさいよ!」

白井「ですの!!」

御坂「じゃあね! 当麻のこともよろしく!」

白井「ですの!!!」

ザーッ




111: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:39:25.69 ID:sWJsm5wo


絹旗最愛(言い逃げ感が凄いです……)


一方通行「……あ、あァ」

絹旗最愛「!」ビクッ

一方通行「おゥ……」

絹旗最愛「……」


絹旗最愛(超気まずいです)





112: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:39:56.45 ID:sWJsm5wo



一方通行「……女子校って怖ェな」

絹旗最愛「こんなのまだ序の口ですよ」

一方通行「オマエら仲悪ィのかァ」

絹旗最愛「超普通です」

一方通行「そうは見えねェけどなァ」

絹旗最愛「超電磁砲は確かにうざいですが、他のレベル5とは違うところがあります」

一方通行「……何だァ」




113: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:40:24.80 ID:sWJsm5wo


絹旗最愛「白井です」

一方通行「?」

絹旗最愛「他のレベル5が他人とあんな信頼関係を築けると思いますか?」

一方通行「……思わねェなァ」

絹旗最愛「皆自分が一番だと思っているし、レベル4以下とは能力の次元が違います。同じ人間とは思えないんじゃないんですか?」

一方通行「……」





114: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:41:18.40 ID:sWJsm5wo


絹旗最愛「その点、御坂は白井が居るということだけで、超特別です。まあレベル4、というか私を見下していることには変わりないですが」

一方通行「耳が痛ェなァ」

絹旗最愛「私だってレベルの低い奴らを見下してましたからね……。あの頃はレベルが違うものどうしで友達になったり、その、もっと親しくなったりっていうのは超難しかったですよね。本当の意味で、ですよ」


一方通行「今でもオマエはそう感じてンのか?」


絹旗最愛「?」

一方通行「俺が、例えば、オマエを同じ人間だと思ってないとか」

絹旗最愛「! い、いや、今は全然超そう思ってません! 超本当ですよ!」

一方通行「今は、なァ……」

絹旗最愛(さらに超気まずくなりましたね……)






115: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:41:59.98 ID:sWJsm5wo


ザザザ

アニメ『とある魔術の禁書目録』



一方通行「また懐かしいもン引っ張り出してきたなァ」

絹旗最愛「一方通行と上条当麻の超激闘が収録してありますね!」

一方通行「三下も俺も随分若ェなァ」

絹旗最愛(超電磁砲が超幼く見えます……。この時点で超ポテンシャルはあったんですね……超くやしいです!!)




116: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/04(土) 23:42:29.86 ID:sWJsm5wo


一方通行「前から思ってたんだけどよォ」

絹旗最愛「……何ですか?」

一方通行「こうゆうのって誰がいつ撮ってンの?」

絹旗最愛「」

一方通行「一応これやらせじゃなくて、ガチバトルだったンだけど、カメラさンいなかったぞ」

絹旗最愛(放っておきましょう)





117: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/05(日) 00:30:06.18 ID:wJRVyIYo



ハヲクイシバレヨサイキョウ、オレノサイジャクハチットバッカヒビクゾ!!

ソゲブ!

絹旗最愛「一方通行のww、顔がww、超ww、すごいww、ですっ」

一方通行「笑いすぎだァ」

絹旗最愛「い、今の顔、見ましたっ、目が、イッちゃって、ます、よっ」

一方通行「だから笑いすぎたァ、あと超痛ェンだぞ三下のそげぶは」

絹旗最愛「モヤシが、揺れるっ、ひぃー、笑い、すぎて、超お腹いたいです!」

一方通行「くそォ、だが確かにひでェツラだァ……」





119: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/05(日) 00:30:58.03 ID:wJRVyIYo



絹旗最愛「なんであなたは上条当麻に負けたんですか?」

一方通行「能力に頼り切りだった俺から能力取ったらそりゃ負けンだろ」

絹旗最愛「……あなたなら近寄られる前にどうとでもできたはずです」

一方通行「そうだなァ、あンときはあンま気が乗らなくてなァ」

絹旗最愛「わざと負けたんですか?」

一方通行「違ェ。……違ェが心のどっかでは負けたがってたのかもしンねェなァ」

絹旗最愛「罪悪感、ですか?」

一方通行「そうかもしンねェなァ」





120: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/05(日) 00:31:54.64 ID:wJRVyIYo



絹旗最愛「そう言えば、わたしも一方通行を倒す方法を考えたんですよ」

一方通行「殴ればオシマイだろうが」

絹旗最愛「違います、当時の一方通行です!」

一方通行「ああ? 勝てるわけねェだろうが」

絹旗最愛「ちっちっ、超甘いですよ」

一方通行「一応聞いてやるかァ」





121: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/05(日) 00:33:09.76 ID:wJRVyIYo

だいたいの奴は無くなってるということで



122: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/05(日) 00:33:48.91 ID:wJRVyIYo


絹旗最愛「まず、一方通行に歩いて接近します」

一方通行「いや無理だろ」

絹旗最愛「超甘いです! よく考えてください! 超・美少女絹旗が自分に向かって歩いてくるんですよ! 一方通行が攻撃できると思いますか? いやできませんね! 見惚れている突っ立っているの超関の山です!」


一方通行「おィー、早くも真面目に聞く気無くなったぞォ」

絹旗最愛「超一目惚れしてしまうはずです!」

一方通行「いいからさっさと続けろォ!」




123: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/05(日) 00:34:27.85 ID:wJRVyIYo


絹旗最愛「十分近づいたら、おもむろに一方通行の首に腕を絡ませます」

一方通行「ほォ、クビでもしめんのかァ、そりゃあいにく」

絹旗最愛「そして一方通行の唇を奪います」

一方通行「ハア?」




124: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/05(日) 00:35:07.47 ID:wJRVyIYo


絹旗最愛「今以上に超ウブな一方通行は頭が真っ白になって何も考えられず、自分の胸の鼓動だけが頭の中に響き、その一方で私の柔らかな唇の感触だけが超生々しく」

一方通行「描写なげェぞ、さっさと進めろォ!」

絹旗最愛「わたしはゆっくりと『窒素装甲』を押し広げ、柔らかく一方通行を包み込みます」

一方通行「なるほどォ、窒息させようってわけか」

絹旗最愛「そして二人は一体となったまま死の淵へ沈んでいくのでした」

一方通行「オマエも死ぬのかァ! 心中じゃねえかァ」




125: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/05(日) 00:35:52.59 ID:wJRVyIYo


絹旗最愛「まあ鼻で息をすれば問題ないですけど」

一方通行「それ以前に問題ありすぎだァ……。でもよォ、オマエが吸った空気を俺が吸ったら窒息しねェんじゃねえか」

絹旗最愛「!……わたしの口移しで呼吸したいと! 前々から変態だとは思ってましたが、ここまで超マニアックな趣向とは……答えられるか少し不安になってきました」

一方通行「……あくまで仮定の話だァ」


絹旗最愛「そうですね……舌をいれます!」

一方通行「」ブフォッ




126: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/05(日) 00:37:56.76 ID:wJRVyIYo


絹旗最愛「一方通行の舌は酸素を求めてわたしの舌と絡み合うわけですね。息苦しくなると共に切なげに這い回る一方通行の舌。死の淵で燃え上がる情熱。我を忘れてわたしも一方通行を超激しく求めてしまうかもしれませんね……」

一方通行「もォいいです」

絹旗最愛「まぁ生かしてあげてもいいんですが、あの一瞬の輝きを再現したいがために、わたし無しでは生きられない体になってしまうはずです……。超罪深い女です!」


一方通行「やっぱていとくんしかいねェか。……でも弱すぎんだよなァ。五分五分とは言わねえが、%オーダー勝負できる奴がいればなァ」

絹旗最愛「超早く飽きないでください! 結構恥ずかしいんですよ!」

一方通行「ハィハィ」




135: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/10(金) 00:09:26.76 ID:m56w0QQo


絹旗最愛「んー」

一方通行「背伸びるといいなァ」

絹旗最愛「ただの伸びです!」

一方通行「いいかァ大事なのは成長ホルモンだァ」

絹旗最愛「何ですか、その超素晴らしい響きのものは!」




136: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/10(金) 00:10:06.33 ID:m56w0QQo


一方通行「よく寝てよく動くと脳ミソから分泌されンだ」

絹旗最愛「ほうほう」

一方通行「背伸ばし機とかに騙されンじゃねェぞ」

絹旗最愛「まさか」

一方通行「だったら頭持って首を伸ばそうとすンなァ!」

絹旗最愛「絹旗式の伸びにはこの体操が含まれているんです!」

一方通行「なァにが絹旗式だァ。逆に地面にめり込みそうな響きじゃねえか」

絹旗最愛「一方通行もやってみたらどうですか。頭が超すっきりしますよ!」





137: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/10(金) 00:10:52.60 ID:m56w0QQo


一方通行「あァ? 仕方ねェな、どれどれ……ふンっふンっ」

絹旗最愛「さっぱり出来てませんね。どれどれ、手伝ってあげましょう」

一方通行「いっ、いっ、いてェっ」

絹旗最愛「まだ首ができていませんね……超怪我をしてしまいます」

一方通行「アメフトか! 過激なスポーツみたいに言うんじゃねェ」




138: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/10(金) 00:11:32.52 ID:m56w0QQo



絹旗最愛「喉乾きましたね。飲み物買いに行きましょう」

一方通行「随分喋ったしなァ」

絹旗最愛「舌がひょうつかれてきましら」

一方通行「ろれつ回ってねェぞ」

絹旗最愛「そうれふね」





139: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/10(金) 00:12:08.75 ID:m56w0QQo


一方通行「……オマエ『超』言えなくなったらキャラ生命おわりだかンな」

絹旗最愛「そんなのいやれす!」

一方通行「あーァ、知らねェぞ」

絹旗最愛「ぶっちゃけ、超超言うのって疲れます。そうですね……マジ! これで行きましょう! マジ疲れます! マジで!」

一方通行「ハァ?」

絹旗最愛「マジ喉乾きました! マジ!!」

一方通行「うるせェ! そンな絹旗は認めねェ!」





140: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/10(金) 00:13:10.98 ID:m56w0QQo



絹旗最愛「ふー生き返ります」

一方通行「なンで俺のおごりなンだ……リアル破産しちまうぜェ」

絹旗最愛「超阻止!」

一方通行「その手をどけろォ!」

絹旗最愛「コーヒーは買わせません」

一方通行「俺の生きがいを奪う気かァ」

絹旗最愛「アル中と同じじゃないですか! 毎日同じコンビニで同じ本数だけ同じビールを買って帰るような」




141: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/10(金) 00:13:45.21 ID:m56w0QQo


一方通行「そうかァ?」

絹旗最愛「味を楽しめていません」

一方通行「仕方ねェなァ……これだァ」



いちごおしるこ



絹旗最愛「全く喉を潤すつもりが無いようですね」

一方通行「!……しまったァ」

絹旗最愛「どことなく、超童貞っぽいです」

一方通行「これだから慣れないことはしたくねェんだァ」



142: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/10(金) 00:14:25.42 ID:m56w0QQo


一方通行「オェ、もう飲めねェ」

絹旗最愛「あー超美味しかったです!」

一方通行「うェェ、気持ちわりィ」

絹旗最愛「さらに顔が青白くなってます」

一方通行「オマエ飲んでくれェ」

絹旗最愛「えー自分で買ったのに」


一方通行「すまねェ、俺はちっと便所に、おェェ」

絹旗最愛「デリカシーが無いどころか、超マイナスです!」





143: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/10(金) 00:14:54.85 ID:m56w0QQo


絹旗最愛「……さて、どうしましょうか」


①飲む

②捨てる




144: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/10(金) 00:16:02.95 ID:m56w0QQo


絹旗最愛「違うの買えって言ったのはわたしですからね……飲みます」


絹旗最愛「こんな超トキめかない間接キスもめずらしいはずです……」


絹旗最愛「うわぁ、超ネチャネチャします……しかも甘ったるいです!」


絹旗最愛「即販売中止にするべきです! 新たな被害者が出る前に!」



絹旗最愛「……超遅いです」

絹旗最愛「……」

絹旗最愛「帰ってしまったんでしょうか」




145: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/10(金) 00:16:52.98 ID:m56w0QQo


一方通行「帰ってねェ、いや、今帰還したァ」

絹旗最愛「遅いですよ! ……三途の川でも見てきたんですか」

一方通行「野原にチョウチョが飛んでたァ」

絹旗最愛「超メルヘンです」

一方通行「俺も黒翼出して一緒に飛びたくなってきてよォ」

絹旗最愛「超ダーク・メルヘンですね」

一方通行「ン? オマエ飲ンでくれたのか」




146: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/10(金) 00:17:36.58 ID:m56w0QQo



絹旗最愛「一方通行の唾液の味がしました」


一方通行「しねェよ」

絹旗最愛「したんです!」

一方通行「残りは俺が飲む、買ったのは俺だからなァ」

絹旗最愛「いっき! いっき!」

一方通行「さっきよりいけンな、慣れたからかァ」




147: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/10(金) 00:18:27.32 ID:m56w0QQo


絹旗最愛「わたしの唾液の味です!」

一方通行「」


絹旗最愛「2:1ぐらいだと思いますよ」


一方通行「どっちが2だァ! いや、どっちでも入れすぎだァ!」

絹旗最愛「マニアックな一方通行も超大満足、でしょうか?」

一方通行「ドン引きだァ」


絹旗最愛「わたしは一方通行が濃厚な間接キスを強要してきた時点で既に引いていました」




148: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/10(金) 00:19:16.63 ID:m56w0QQo



一方通行「……あ、あァ、わりィ……嫌だったかァ」

絹旗最愛「そこまでは」

一方通行「打ち止めにもよく言われんだよなァ、距離感がわかってねェって」


絹旗最愛「気にしてません。唾液を交換し合った仲ですから!」


一方通行「誤解を招く言い方はやめろォ!」





149: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/10(金) 00:24:16.07 ID:m56w0QQo

(二人は中に戻った)

オイオマエ、ソノモウフトッパラッテヨクカオミセテミロ

絹旗最愛「!……おや、これは問題のシーン」

一方通行「ゴクリ」

マサカ、オウライデジョセイニフクヲヌゲテイウノハ、イササカダイタントイウカ、ムチャトイウカ……

バッ

ウワッ

絹旗最愛「もはや何の言い訳も思いつきませんね……」

一方通行「かわいいなァ」

絹旗最愛「ブフォッ」





151: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/10(金) 00:25:07.97 ID:m56w0QQo


一方通行「ハッ……ロリコン的な意味じゃねぞォ」

絹旗最愛「あ、一方通行、まさか、あなた、本当にその」

一方通行「違ェっ、マジになってんじゃねェ、いつもみたいに超ロリコンって罵ってくれよォ!」


絹旗最愛「ロリコン……」


一方通行「もっと元気よくゥ! 『超』をつけろォ!」

絹旗最愛「……だったら、どうかわいいんですか」

一方通行「娘を見守る親っつうのはこンな気分なンだろうな」

絹旗最愛「親、ですか」


一方通行「あと、ガキの体って綺麗だよなァ、肌はもちもちスベスベだしよォ」




152: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/10(金) 00:26:10.71 ID:m56w0QQo



絹旗最愛「通報します!! もう我慢できません!」ガタッ

一方通行「ち、ちげェ、人の話は最後まで聞けェ!」

絹旗最愛「嫌です!」

一方通行「ガキの頃はどいつも同じような体型じゃねェか、なのに、どォして、こンな差が……」

絹旗最愛「もやし」

一方通行「チビは黙ってろ」

絹旗最愛「ロリコン」

一方通行「違ェ、ガキの体が好きなだけだァ」

絹旗最愛「それをロリコンと言うんです!! 女子高生好きはどうなったんですか!」





153: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/10(金) 00:26:42.15 ID:m56w0QQo



一方通行「だから女子高生っつっても色々あンだろうが、色々。胸の脂肪の大きさとかよォ、ばらけてくンだろ。それに比べてガキは皆美しい……比べるもンじゃねェンだ」

絹旗最愛「超キモいですが言いたいことはわかってきました」

一方通行「筋は通ってンだろ」

絹旗最愛「偉そうに言うことじゃないです!」




154: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/10(金) 00:27:41.96 ID:m56w0QQo



一方通行「女子高生っつうのは女子高生ってジャンルが良いんだよなァ。全員同じような制服着てる癖に中身はバラバラかと思えば、どいつもこいつもスカートの丈短くしやがってよォ、かわいいとでも思ってンのかァ?」

絹旗最愛「え、わたしに聞いてるんですか」

一方通行「オマエしかいねェだろうが」

絹旗最愛「男なら見ちゃいませんか?」

一方通行「まァ、認めてやる」

絹旗最愛「見られるチャンスが増えるってことはよりモテるってことですからね」

一方通行「自分の興味ねえ奴までついてこねェか」

絹旗最愛「その中に当たりがあればいいんです! がっと掴んで選んでく感じだと思いますよ」

一方通行「世の中競争なンだなァ」




155: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/10(金) 00:29:11.75 ID:m56w0QQo



絹旗最愛「こっちだって競争なんです! 人より長いとそれだけ損してしまいます」

一方通行「難しいなァ」


絹旗最愛「わたしの中では一方通行は第一位ですよ!」


一方通行「ケッ……うまいこと言いやがって」

絹旗最愛「……」

一方通行「な、なンだァ? なンか怒ってンのか?」


絹旗最愛「と く に は」


一方通行(怒ってンなァ……)




156: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/10(金) 00:37:43.47 ID:m56w0QQo


ザザザ
『一方通行ってどんなひと?』(アイテム編)


一方通行「続くのか」

絹旗最愛「これは、確か……」


絹○(皆さん、ちゃんとロリコンって入れてくださいね! ヨーイ、スタート!)





157: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/10(金) 00:38:28.13 ID:m56w0QQo


麦野「え、なんで? まあ いいや 

           ロ リ コ ン 好き 確定ね」

他(怖っ)


フレンダ「結局ロリコン好きって訳よ!」


滝壷「大丈夫。私はそんなロリコン好きなきぬはたを応援してる」




158: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/10(金) 00:39:11.27 ID:m56w0QQo



絹旗「カァット! OKです! ん……あれ、何かおかしくないですか、一方通行についてですよね、あれ?」

浜面「え、絹旗ロリコンだったの!?」

絹旗「どこをどう考えたらそうなるんですか、このバカ面!!」

ザワザワ……


絹旗最愛(?……このカットはもう終わっていいはずなんですが。はーまづらぁ……)




159: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/10(金) 00:39:59.21 ID:m56w0QQo


ウエーン、ウエーン
滝壷「ベッドの方から信号が来てる。はまづら」

浜面「おっと、ちょっと待ってろ。もう理上は甘えん坊でちゅねー^^」


他(キモッ)


一方通行「おい、なンで赤ン坊がいンだ」

絹旗最愛「みんなで世話してるんです」

一方通行「拾ってきたのかァ?」


絹旗最愛「違いますよ、浜面と滝壷さんの子どもです。超かわいい男の子です!」


一方通行「」




160: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/10(金) 00:40:35.34 ID:m56w0QQo


絹旗最愛「撮影当時すでに滝壷さんのお腹の中には二人目がいたとか。今は滝壷さんのお腹もだいぶ大きくなりました」

一方通行「」

絹旗最愛「他人の家庭に口を出すつもりはないですけど、いくら何でもペースが超早い気がします! ちゃんと超家族計画を建てているのでしょうか! 浜面がヤりたいだけじゃないんでしょうか! 超心配です! でもかわいいものはかわいいです!」

一方通行「……」




161: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/10(金) 00:42:29.80 ID:m56w0QQo




絹旗最愛「……超すみません、キツい話でしたか」

一方通行「なんつゥか、こう、色んなもンが渦巻いてて言葉が出てこねェ……」

絹旗最愛「一方通行にもいつか良い相手ができますよ!」

一方通行「うらやましくなンてねェぞ!」





162: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/10(金) 00:43:08.50 ID:m56w0QQo


絹旗「よーしよし、超いい子ですよー^^」

フレンダ「絹旗ー次わたしの番ー」


一方通行「なかなか様になってんじゃねェか」

絹旗最愛「いつママになってもいけますよね!」


絹旗「絹旗ママのおっぱいですよー」ズイ
ウウウン、イヤイヤ





163: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/10(金) 00:44:26.90 ID:m56w0QQo


一方通行「これはねェな」

絹旗最愛「……過去の自分って往々にして超理解できませんよね」

一方通行「だなァ」

絹旗最愛「……超穴があったら入りたいです」

一方通行「胎内に帰りたいかァ」

絹旗最愛「そこまでじゃないです! あと微妙に超セクハラです!」




166: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/11(土) 01:50:22.36 ID:RGUYKRko


フレンダ「ははっ、何やってんの絹旗ー、ウケるー」

麦野「すごい不満そう、やっぱあんたみたいなまな板じゃあねえ」

絹旗「くぅ、フレンダはともかく麦野に言われると言い返せません」

麦野「ほら、絹旗かして、理上ちゃん、麦野ママのおっぱいはどうかなー?^^」

ウアァーンウアァーン、ヤダーヤダー


麦野「」


フレンダ「プッ」


麦野ビキッ


ヤダーヤ……ガタガタ





167: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/11(土) 01:51:05.13 ID:RGUYKRko


滝壷「こら、理上、そういうこと言っちゃだめでしょ、むぎのに謝って」

ヒックヒック

滝壷「もう、むぎのも怒ってないよ、ね」

麦野「ぜーんぜん、怒ってないよー^^」

滝壷「よかったね、理上」

キャッキャッ




168: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/11(土) 01:52:00.08 ID:RGUYKRko


浜面(怖かった……俺ちびるかと思ったぜ)

滝壷「ん……クンクン。はまづら」

浜面「ど、どうした?」

滝壷「理上のおむつかえてあげて、しちゃったみたいだから」

浜面「」

滝壷「?」

浜面「わ、わかったぜ! 任せろ!」

麦野「……」



169: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/11(土) 01:52:41.97 ID:RGUYKRko


フレンダ「げ、元気出して、麦野」

麦野「……やっぱ母親とか向いてねえんだろうな」

フレンダ「諦めちゃそこで終わりな訳よ!」

麦野「ありがと、フレンダ」

フレンダ「麦野……!」

麦野「笑ったのは忘れないけど」

フレンダ「許して~」





170: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/11(土) 01:53:23.32 ID:RGUYKRko


一方通行「おィおィ、なンなンですかァ、この馴れ合いはァ、もっと殺伐としろよォっ」

絹旗最愛「?」

一方通行「この金髪が原子崩しにブッ殺された奴だろ?」

絹旗最愛「だから超生きてますから! 透けてませんし足ついてますよ!」

一方通行「殺されかけた奴に向かってよくヘラヘラしてられンなァ」

絹旗最愛「フレンダなりの超復讐です」

一方通行「……なンだァ?」



171: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/11(土) 01:53:53.31 ID:RGUYKRko


絹旗最愛「ひどい殺し方をしたと思って後悔してたひとが、生き返って笑顔で擦り寄ってくるんですよ?」

一方通行「……」

絹旗最愛「前に二人でプールに行ったらしいんですけどね、フレンダは上下セパレートの水着で行ったそうですよ、腹の傷をさらして。結局隠してるわけではないんです。麦野はどう思ったでしょうね」

一方通行「やめろォ」




172: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/11(土) 01:54:20.43 ID:RGUYKRko


絹旗最愛「罪悪感に苛まれうつむいていた麦野にフレンダはこう声を掛けたそうです」


『この傷、舐めたら許してあげる』


絹旗最愛「その日、フレンダと麦野は文字通りお互いの傷を舐め合い、フレンダは麦野の豊満な肉体を欲しいままにした……」

一方通行「ゴクリ」




173: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/11(土) 01:54:53.60 ID:RGUYKRko


絹旗最愛「とフレンダが欲望丸出しで言っていました」

一方通行「欲望か! まァいい、アイテムが若者の性の乱れを凝集した組織だっつうことはよォくわかったァ。けっグループなンてよォ、あいつら全員明後日の方を向いてやがる」

絹旗最愛「私は清純です! 超清純派・絹旗最愛です!」

一方通行「AVみてェだからやめろォ!」

絹旗最愛「わざとです!」

一方通行「なおさらだァ!」





174: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/11(土) 01:56:00.65 ID:RGUYKRko


麦野「てか、あんなののどこが良いの? 絹旗」

フレンダ「そうそう、わたしも気になるわけよ!」

滝壷「!……はまづら、向こうで理上と遊んであげて」

浜面「はいはい、俺は邪魔なんですね、わかります。……別にいいし! 俺にはかわいい理上ちゃんがいまちゅもんねー^^」

他(キモッ)

滝壷「大丈夫。わたしはそんなキモいはまづらを応援してる」

浜面「キモいって言うな! 母親だろ! 理上、ママがキモいって言うよー」





175: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/11(土) 01:56:36.67 ID:RGUYKRko


絹旗最愛(やっぱり、これは……!)ガタッ

一方通行「静かにしろォ、おまえ出てんじゃねェか」

絹旗最愛「だからなんですか」

一方通行「……一応真面目に見てやろうかと」

絹旗最愛「ダ、ダメです! これはNGをカットし忘れただけで」

一方通行「NGの方がおもしれェんだよ、こォいうのは」

絹旗最愛「面白く無いです! 超つまんないです!」

絹旗最愛(まずいです……超まずいです)





176: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/11(土) 01:57:32.54 ID:RGUYKRko


絹旗「べ、別にあんなモヤシなんて」

麦野「えー私はあのもやしとは一言もいってないんだけどー」

絹旗「くっ、さすが原子崩し、やることが超汚いです」

フレンダ「結局ばればれってわけよ」

絹旗「私は野菜のもやしが好きなんです!!」

滝壷「きぬはた、嘘は良くないよ。野菜も食べなきゃ大きくなれないよ」

絹旗「滝壷さんはわたしに恨みでもあるんですか!」




177: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/11(土) 01:59:10.17 ID:RGUYKRko


滝壷「どうして話してくれないの? わたしたちは信用できない?」

絹旗「滝壷さんはいいですけど……。他の二人はちょっと」

麦野「ああ?」

絹旗「わかりましたよ! 話します超話します! ……と言っても特に無いですが」

フレンダ「どんなやつ? わたしよく知らないし、まずはそっから」

絹旗「今は浪人中で第三位のクローンと一緒に暮らしてて最近嫌われてて、あと缶コーヒーが好きみたいですね、ロリコンはネタなのかと思ってたら素でそれっぽいところがあって……」





178: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/11(土) 01:59:58.88 ID:RGUYKRko


絹旗最愛「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

一方通行「うるせえぞ、よく聞こえねェ」

絹旗最愛「喉乾きました! なんか買ってきてください!」

一方通行「さっき飲んだばっかりだろうが」

絹旗最愛「じゃ、じゃあ、そうです! たこ焼きでも買いに行きましょう! 私が奢ってあげます!」

一方通行「なぜ、たこ焼き……腹減ってねえしいいよ」

絹旗最愛「三下が呼んでましたよ! 早く行ってあげないと!」

一方通行「三下は今日は超電磁砲と外出訓練だァ」

絹旗最愛「なぜ知ってるんですか! あっ、あっ、打ち止めが瀕死です! 熱中症です!!」

一方通行「!!……いや、あいつは今日は友達と室内プールに行ってるはずだァ、勝手に瀕死にすンな」

絹旗最愛「くっ、超しぶといです!」

一方通行「オマエは何と戦ってんだァ」




179: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/11(土) 02:01:02.56 ID:RGUYKRko


絹旗最愛「急に気分が悪くなってきました! 一方通行、外で介抱してください」

一方通行「めんどくせェ。てか元気そうじゃねえか」

絹旗最愛「あ、あ、お腹痛くなってきました! いちごおしるこがっ」

一方通行「便所で踏ん張ってこい」

絹旗最愛「最低です! いや、一方通行もついてきてください! わたし一人で用が足せないんです!」

一方通行「介護老人か!」

絹旗最愛「おしりとかふいてください!!」

一方通行「最低なのはオマエだァ!」






180: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/11(土) 02:01:40.24 ID:RGUYKRko


麦野「あーら詳しい」

絹旗「超うるさいです! 別に良いなんて思ってませんからね! ちびちび言うから!」

滝壷「きぬはた、顔赤いよ」

絹旗「超気のせいです!」





181: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/11(土) 02:02:50.87 ID:RGUYKRko


フレンダ「結局脈はある訳?」

絹旗「なんでフレンダはそんなぐいぐい来るんですか」

フレンダ「女子高だとそういうの少ないし、コイバナ!」

絹旗「だからそういうんじゃないです!」

滝壷「嘘は良くないよ、背伸びなくなっちゃうよ」

絹旗「野菜関係なしですか! なんか今日の滝壷さんはいじわるです」

滝壷「きぬはたが素直にならないからだよ」

麦野「そうそう、素直になっちゃえよー」
フレンダ「よー」


絹旗(うざっ)

浜面(べ、別に寂しくねえし。……うん)




182: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/11(土) 02:03:56.58 ID:RGUYKRko


絹旗最愛(何か大切な物を失ってしまいました)

絹旗最愛(しかし、ここから先を聞かせるよりは……)

絹旗最愛(いっそのことトイレに逃げてしまいましょうか)

絹旗最愛(いや、ダメです! 聞かれるぐらいだったら)


絹旗最愛「ちょっと失礼しますね」

一方通行「おい、立ち歩くなァ、って、何すんだァ」

絹旗最愛「耳を塞ぎました」

一方通行「よく聞こえねェ、てか前に立つな、見えねェだろ」

絹旗最愛「黙ってなさい!」

一方通行「オ、オゥ」(な、なンだァ……)




183: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/11(土) 02:05:17.37 ID:RGUYKRko


絹旗「いや、でも、ほんとにどこが良いのかわからないんです」

麦野「ふーん、いいねえ」

絹旗「?」

麦野「いやーいいわあ、あまずっぺぇ」

フレンダ「結局イケメンな訳?」

絹旗「フレンダの食付きには超引きます! 見ようによっては、てか、ヴィジュアル系ではあります、か……?」

フレンダ「おお」

絹旗「写真とか見たこと無いんですか? 一位ですよ」

滝壷「ヴィジュアル系のモヤシ?」

絹旗「冷静に言わないでください! 冷めます!」





184: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/11(土) 02:12:22.94 ID:RGUYKRko


麦野「で、どこが良いの?」

絹旗「……笑わないでくださいね」

フレンダ「おおっ!」

絹旗「……ありきたりに聞こえるかもしれませんが」

滝壷「きぬはた、がんばって」


絹旗「……いっしょにいると、寂しくないというか、超満たされる感じがするというか……」



絹旗最愛「うわあああああああああああああああああああ」

一方通行「!!?」





185: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/11(土) 02:13:01.14 ID:RGUYKRko


麦野「っ、ぶっは、はっはっはっ、ひっひっ」

フレンダ「ひぃぃぃぃ、あははっ、あはっあっは、息が」

絹旗「笑いすぎです!」

滝壷「きぬはた、顔真っ赤だよ」

絹旗「超死にたいです! 笑わないって言ったのに……」

滝壷「!……むぎの、ふれんだ」

麦野「……あ? あ……」

フレンダ「泣いてる」

滝壷「ごめんね」

麦野「ごめん」

フレンダ「悪かった訳よ」


浜面(気になる……)




186: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/11(土) 02:14:38.04 ID:RGUYKRko


一方通行「おい、なンか、起きてんぞ、良く見えねぇ」

絹旗最愛(!……一方通行が伸び上がると画面が見られてしまいます!)

絹旗最愛(ここでも身長が仇になるとは……野菜も食べとくんでした)

絹旗最愛(最終手段ですが……超仕方ありません!)





187: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/11(土) 02:15:19.86 ID:RGUYKRko


一方通行「! オ、オマエ、何してんだ、この席は一人用だぞォ! 乗り込んでくンなァ!」

絹旗最愛「……」

一方通行「思ったより柔けェじゃねェか……ふともも……ゴクリ……じゃねェ、さっさと降りろォ! 股開きすぎだァ!」

絹旗最愛「言わなきゃ、わかりませんか?」

一方通行「まさか、き、絹旗……、ちょ、ちょっと待てェ、まだ心の準備が」

絹旗最愛「一方通行ぁ……」

一方通行「口ン中胃酸くさえぞ、さっき吐いて来たから、あと、俺なんかとしていいのかァ、そこら辺よく考えてだなァ」

絹旗最愛「目をつぶって……」

一方通行「……」(なンだこれェ)





188: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/11(土) 02:17:19.87 ID:RGUYKRko


絹旗「ひっく、うっ、っく、っく」

麦野「よしよし」

滝壷「よくがんばったね、きぬはた」

フレンダ「絹旗がそこまでマジだったとは」

絹旗「悪いですか!」

フレンダ「ぜーんぜん^^」

麦野「でも、わかんない。あいつでしょ、あいつ。殺りたくなるってならわかるけど」

滝壷「それはむぎのだけだよ」




189: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/11(土) 02:17:53.13 ID:RGUYKRko


フレンダ「脈は? 脈はどうなった訳?」

絹旗「そんなものは超知りません!」

滝壷「自信ないの?」

絹旗「だって何か考えてるか超わからないんです……」

麦野「せつねえ、けど乙女過ぎ」

絹旗「超分かってます!」

フレンダ「ライバルは? 恋のライバルは?」

絹旗「少女漫画じゃないんですから。……でも」

フレンダ「でも!?」

絹旗「いや、何でも無いです」




190: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/11(土) 02:19:00.35 ID:RGUYKRko


滝壷「絹旗は寂しがり屋だから、よかったね」

絹旗「超違います!」

フレンダ「結局わたしと麦野がくっついちゃって寂しかった訳よ」

麦野「勝手にくっつけんな」

浜面(この疎外感……でも俺は負けねえ! 俺には理上がいるから!)





191: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/11(土) 02:19:33.43 ID:RGUYKRko


ザザザ
絹旗最愛(ようやく終わりました)

一方通行「やるなら早くやれよォ」

絹旗最愛「何期待してるんですか」

一方通行「俺を[ピーーー]んだろうが」

絹旗最愛「本当に死んでしまえばいいんです!」




192: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/11(土) 02:21:08.45 ID:RGUYKRko


一方通行「ぐっ、く、苦しい、くびがァ」

絹旗最愛「超ギブですか」

一方通行「ハアっ、ハアっ……いいかァ、首を絞めるとヒトは死ぬンだぞォ」

絹旗最愛「そういうはぐらかし方は超感心しません」

一方通行「わかった、期待しちまったァ、幻想見ちまったァ」

絹旗最愛「どんな幻想か言ってみてください」

一方通行「……絹旗さンが俺の貞操を奪おうとしたのかと」

絹旗最愛「その幻想を超ぶち殺します!」

一方通行「そげぶキター! 本日二回目のそげぶゥ! 随分ハイペースじゃねえかァ」

絹旗最愛「一方通行の幻想をぶち殺すなんて超朝飯前です!」

一方通行「第二の『幻想殺し』やれンじゃねェかァ」

絹旗最愛「一方通行専用ですけど!」




201: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/13(月) 01:35:53.38 ID:0pq8jH.o


絹旗最愛「いきなり女子がキスを迫ってくるだなんて、超立派な童貞脳ですね!」

一方通行「うるせェ、『もしかしたら』って思っちまうンだよォ」

絹旗最愛「もう誰でもいいんじゃないですか?」

一方通行「さっさと降りろォ、いつまでも股おっぴろげてンじゃねェ」

絹旗最愛「確かにこのままだともやしの大腿骨が圧迫骨折してしまうかもしれません」

一方通行「老婆か! そこまでひよわじゃねェ!」




202: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/13(月) 01:36:39.05 ID:0pq8jH.o


絹旗最愛「……あ、あれ、降りられない、足が届きません」

一方通行「短足なンじゃねェか」

絹旗最愛「超違います! 一方通行の履いてる生地が超すべりにくいんです! ふとももに吸いつくようです!」

一方通行「俺足なげェからなァ、頑張って降りろよ」


絹旗最愛「自慢超うざいです! ……ふんっふんっ、あっ」




203: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/13(月) 01:37:35.15 ID:0pq8jH.o

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一方通行「! あぶねェっ」



204: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/13(月) 01:38:17.36 ID:0pq8jH.o



絹旗最愛「超助かりました……あやうく後頭部を床に打ち付ける所でした」

一方通行「気をつけろォ」

絹旗最愛「抱きとめるなんて超大胆です!」

一方通行「あァ」

絹旗最愛「もやしの割にはいい仕事しました」

一方通行「あァ」

絹旗最愛「でも、そろそろ離して欲しいんですけど……ちょっと聞いてますか?」




205: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/13(月) 01:39:07.55 ID:0pq8jH.o


一方通行「ジーッ……ハッ」

絹旗最愛「どこ見てんですか、変態! ……わかりました! 見たんですね! 見えたんですね!?」

一方通行「さ、さァなァ」

絹旗最愛「超やらかしてしまいました! こんな状況は超想定外でした! くぅぅ」

一方通行「ミスってのは誰にでもあるもンだ」

絹旗最愛「一方通行に最高のズリネタを提供してしまいました! 超一生ものですね!」

一方通行「ま、まァ、仮に見たとしても明後日ぐらいになりゃすっかり忘れてンだろうなァ」

絹旗最愛「今日明日中にしまくるというわけですか。イメージが新鮮なうちにということですね!!」


一方通行「なンでそうなンだァ、こいつの頭はどうなってンだよォ、俺怖ェよ」




206: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/13(月) 01:39:38.21 ID:0pq8jH.o



絹旗最愛「……で、見ました?」

一方通行「見たァ」

絹旗最愛「! もうお嫁にいけません! 超一方通行のせいで! 超一方通行のせいで!」

絹旗最愛「何色でしたか! 言っちゃえばいいんじゃないですか!?」

一方通行「……顔真っ赤にして泣いてたじゃねェか」

絹旗最愛「! 見てたんですか……」




207: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/13(月) 01:40:29.47 ID:0pq8jH.o


一方通行「悪い」

絹旗最愛「正直超見て欲しくありませんでした」

一方通行「オマエもああいう顔するンだなァ」

絹旗最愛「しちゃ悪いですか」

一方通行「意外だったァ……何があったンだ」

絹旗最愛「一方通行には関係有りません」

一方通行「でもなァ、隠すことはねェだろ」




208: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/13(月) 01:41:07.63 ID:0pq8jH.o



絹旗最愛「あんな超みっともない姿は一方通行には見られたくなかったんです」

一方通行「みっともなくねェよ」

絹旗最愛「超恥ずかしいですから」

一方通行「……至近距離から大開脚でパンツ晒しといて何言ってんだァ」




209: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/13(月) 01:41:57.14 ID:0pq8jH.o



絹旗最愛「あーっ、やっぱり下着も見たんじゃないですか、この超ちゃっかりむっつりが!」

一方通行「俺は悪くねェ、見えちまったンだよ!」

絹旗最愛「最悪です! リアルでも画面の中でもわたしのことばかり見てたんでしょう!」

一方通行「そンな見られてェか、この露出狂が」

絹旗最愛「超傷つきました! 超むっつりに言われたくないです」

一方通行「わかった、わかった、とりあえず降りろ」

絹旗最愛「できないから超困ってるんです」




210: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/13(月) 01:45:43.43 ID:0pq8jH.o


一方通行「仕方ねェな、ほらよっと」

絹旗最愛「!」

一方通行「思ったよりおまえ軽ィなァ、俺でも楽に持ち上がるなンてなァ」

絹旗最愛「どこ触ってんですか! 早く降ろしてください」

一方通行「はィはィ」

絹旗最愛「いきなりで超びっくりしたじゃないですか、もっと前もってですね」

一方通行「それ言うなら、さっきはオマエの方がいきなり乗り込んできたじゃねェか」




211: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/13(月) 01:46:55.19 ID:0pq8jH.o


絹旗最愛「だから、あれはですね……」

一方通行「今度からやンじゃねェぞ」

絹旗最愛「ムッ何ですかその言い方」

一方通行「そのまンまだァ、自覚が足りねぇんだよォ、いい年なンだからしっかりしろォ」

絹旗最愛「ロリコンの説教ですか」

一方通行「違ェよ、もうガキじゃねェだろ?」

絹旗最愛「はぁ」

一方通行「自分の行動がどういう結果をおこすかよく考えるこったなァ」

絹旗最愛「ガチ説教ですか、やってられません」




212: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/13(月) 01:47:30.87 ID:0pq8jH.o


一方通行「勘違いさせンなってことだァ! 言わせンじゃねェ、クソッタレ!」

絹旗最愛「……超照れてますか?」

一方通行「……むっつりで悪かったなァ」

絹旗最愛「いや、別に」

一方通行「……」




213: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/13(月) 01:48:10.80 ID:0pq8jH.o



絹旗最愛「わたしも超説教していいですか」

一方通行「おゥ、ますます三下みてェじゃねェか」

絹旗最愛「フォローして欲しいです」

一方通行「フォロー?」

絹旗最愛「その、見えたことに関して」

一方通行「なにが」

絹旗最愛「パンツです! 超言わせないでください!」




214: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/13(月) 01:48:51.08 ID:0pq8jH.o



一方通行「あ、あァ」

絹旗最愛「あんな風に見られたいわけがないじゃないですか! いまわたしがどんな気持ちでいるかわかりますか?」

一方通行「でもよォ、なンて言やいいンだァ、かわいい下着でしたグヘヘとか言えばいいのかァ」

絹旗最愛「グヘヘは要りません」

一方通行「いや、まァ、悪くはなかった」

絹旗最愛「そうですか」シュン

一方通行「い、いや、実に良かったァ!」

絹旗最愛「それはキモいです」




215: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/13(月) 01:50:05.06 ID:0pq8jH.o



一方通行「でもよォ、この顔でこの丈で中にあれ履いてンだろ」ジーッ

絹旗最愛「目線がいやらしいです! むっつり超キモいです! 本当にやめてください!」

一方通行「しかもあンな顔で泣くわけだ」

絹旗最愛「……?」

一方通行「他人てのはよくわかんねェな」

絹旗最愛「実際超わかってませんから」

一方通行「そォいうとこが良いのかもしれねェなァ」

絹旗最愛「え?」

一方通行「あ、いや、何でもねェ……」

絹旗最愛「……」

絹旗最愛(今のは……)





216: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/13(月) 01:50:33.24 ID:0pq8jH.o


一方通行「いつまでつったってンだァ、さっさと座れェ」

絹旗最愛「あ、はい」

一方通行「……」

絹旗最愛「……」

一方通行「……」

絹旗最愛「……黙ってないで一方通行も何か話してください」


一方通行「なンでデートで映画見にくンだろォなァ」




217: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/13(月) 01:51:12.94 ID:0pq8jH.o



絹旗最愛「いきなり何ですか。感想言い合うのが楽しいんじゃないですか?」

一方通行「『どっか』で読ンだンだけどよォ、遊園地は実はデートに向いてねェらしいんだよなァ」

絹旗最愛「? 良いと思いますけど」

一方通行「並び待ちの時に間が持たなくなンだとよ。その点映画は入っちまえばそれまでだからなァ」

絹旗最愛「へぇー、一理ありますね」

一方通行「だろ?」




218: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/13(月) 01:53:37.80 ID:0pq8jH.o


絹旗最愛「でもそれがどうかしたんですか? もしかして今も間が持たないとか」

一方通行「いやァ、俺達はなンで映画館に来てこンな喋ってンだろォなァ」

絹旗最愛「超我に返ってますね」

一方通行「たまにはいいだろォ」

絹旗最愛「はぁ」



一方通行「俺達は何なンだろうなァ」


絹旗最愛「一方通行はどう思いますか」


一方通行「テメェはどう思ってンだ」


絹旗最愛「わたしはもっと一方通行の話が聞きたいですね、最近どうなんですか」




234: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/14(火) 00:34:26.59 ID:jDJHcK2o


一方通行「最近かァ……バイト始めた」

絹旗最愛「なんの」

一方通行「コンビニ」

絹旗最愛「ブッ その顔で接客ですか!?」

一方通行「うるせェ! そこしか雇ってくンなかったンだよ!」




235: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/14(火) 00:35:20.68 ID:jDJHcK2o



絹旗最愛「え、え、どんな感じで接客するんですか? プププ」

一方通行「それはだなァ……」

絹旗最愛「わたしをお客様と思ってやってみてくださいよ^^」

一方通行「うぜェ……がまァやってやる」



スウ-ッ

「い、いらっしゃいませェ~」

絹旗最愛「うぇっwwwwwwwwっwwwwwwww」


「お箸つけますか? え? え? ……え、あ、すいませン、フォークつけときます」

絹旗最愛「wwwwwwwwっwwww、超使えなさそうwwwwです」





236: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/14(火) 00:35:51.64 ID:jDJHcK2o



一方通行「そもそも人が来ねェンだなァ、これが」

絹旗最愛「よくクビになりませんね」

一方通行「なンでだろうな、深夜が多いからか」

絹旗最愛「顔が怖いからです! でも面白そうだから今度から行ってあげますよ。どこのコンビニですか?」





237: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/14(火) 00:36:23.03 ID:jDJHcK2o



一方通行「学園都市大学内のグリーンマート」

絹旗最愛「」

一方通行「あ?」

絹旗最愛「そうやって大学生活を満喫しているつもりになってるわけですね。超かわいそうになってきました」

一方通行「だからそこしか雇ってくンなかったンだ! ……生活費が厳しくてなァ、だが成長期の打ち止めには栄養のあるもンを喰わせねェといけねェ」

絹旗最愛「本当に何もわかってないんですね……」

一方通行「? 何がだ」






238: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/14(火) 00:36:56.13 ID:jDJHcK2o



絹旗最愛「そう言えば、あの頃は超バブルでした」

一方通行「オマエはそうだったかもしれねェが、俺は借金があったンでなァ……。今生活費どうしてンだ?」

絹旗最愛「奨学金です。余裕は超無いですけど。朦朧としながらフレンダのサバ缶をモシャモシャ食べてたこともありました……。超悪夢でした」

一方通行「ホントにサバ臭くなっちまうぞ」

絹旗最愛「……もし臭かったら超こっそりと教えてください。気をつかって言わないとか逆に傷つきますから!」





239: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/14(火) 00:37:28.02 ID:jDJHcK2o


一方通行「たまにていとくんが冷やかしにくンだよなァ」

絹旗最愛「! 第二位の『未元物質』ですか?」

一方通行「すっかりチャラ男が板に付いてよォ。時々女連れで来たりしてよ」

絹旗最愛「毎回違う人なんですね」

一方通行「わかってンじゃねェか。……あれだ、いつだったか、なンかすげェ寒い日だったンだが」

絹旗最愛「?」




240: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/14(火) 00:38:06.99 ID:jDJHcK2o


一方通行「女連れで来たと思ったら、まずていとくンだけケーキを買ってくんだよなァ、やっぱクソメルヘン野郎だなァと思ってると」

絹旗最愛「ケーキ……」

一方通行「今度は女のほうが来ンだよなァ、何買うンだと思ったら、あれだ、コンドームだった」

絹旗最愛「」




241: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/14(火) 00:38:54.50 ID:jDJHcK2o


一方通行「しかも、すげェ恥ずかしそうにしてやがンのなァ。そしてアイツは俺が震えながらレジ打ってんのをニヤニヤしながら見てやがった……」

絹旗最愛「最悪ですね」

一方通行「死にたかった。あとで『俺のプレイに常識は通用しねぇ』キリッとか言ってンだろう」

絹旗最愛「わたしの胸で超泣いてもいいですよ」

一方通行「クソ堅そうだからいいですゥ」




242: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/14(火) 00:42:55.49 ID:jDJHcK2o


絹旗最愛「超ロリコンのくせに! あとそういう話を普通年下の女子高生にしますか?」

一方通行「照れたら面白ェかと思ってよォ」

絹旗最愛「童貞の強がりですね」

一方通行「それを言うなァ!」





243: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/14(火) 00:43:38.35 ID:jDJHcK2o


絹旗最愛「コンドームと言えば避妊、避妊といえば家族計画ですけど、一方通行は将来子どもは何人欲しいですか」

一方通行「えっ、いやァ、二人ぐれェかなァ」

絹旗最愛「男の子、女の子?」

一方通行「一人ずつかなァ」

絹旗最愛「ロリコンなら女の子だらけがいいんじゃないんですか」

一方通行「男を三下みてェに育て上げてェ」

絹旗最愛「えっ、超BL臭いです」




244: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/14(火) 00:44:09.85 ID:jDJHcK2o


一方通行「まぁ、そンときになってみねェとわかンねェな」

絹旗最愛「あまり興味ないですか」

一方通行「……いや、俺が家族を養うってヴィジョンが全く浮かばなくてよォ……」

絹旗最愛「……なんかすいませんでした。こうして少子化は進んでいくんですね」


一方通行「おまえはなンかあンのか? こだわりとかよォ」




245: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/14(火) 00:44:36.16 ID:jDJHcK2o


絹旗最愛「両親そろって子供を超可愛がってあげたいです」

一方通行「……そうか、オマエは確か置き去りだったなァ」

絹旗最愛「よく知ってますね」




246: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/14(火) 00:45:11.68 ID:jDJHcK2o


一方通行「いい心がけだと思うぜェ」

絹旗最愛「寂しい思いはさせたくないですから」

一方通行「……」

絹旗最愛「夫選びが重要になってきますよね! 若い頃はイケメンと遊んで、適齢期に綺麗な金持ちに玉の輿! は基本ですか?」


一方通行「いい心がけだと思うぜェ……」

絹旗最愛「テンション落ちすぎです」





247: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/14(火) 00:46:34.27 ID:jDJHcK2o


絹旗最愛「寒い、ケーキ、そして……性なる夜」

一方通行「あ?」

絹旗最愛「もしかしてその日はやたら赤くありませんでしたか」

一方通行「そうだったかもしれねェ」

絹旗最愛「じんぐるべーるじんぐるべーるすずがーなるー」

一方通行「!」

絹旗最愛「超クリスマスでしたか」




249: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/14(火) 00:47:10.35 ID:jDJHcK2o


一方通行「なるほどナァ」

絹旗最愛「その日の打ち止めはどうしてましたか?」

一方通行「……バイトいくつったら急にキレ出しやがって、なんだろォと思ったらそういう」


絹旗最愛「クズ! あなたは超クズです! 一方通行は人間の超ゴミクズです!」


一方通行「ひどいことしちまったなァ」

絹旗最愛「死んで詫びたほうが超いいんじゃないですかね」

一方通行「容赦ねェなァ……ウッ」






250: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/14(火) 00:47:50.22 ID:jDJHcK2o


一方通行「オマエはどうしてたンだ?」

絹旗最愛「え、あ、アイテムのみんなとパーティーを」

一方通行「ふぅーン」

絹旗最愛「なんですか、その超やる気のない返事は! 最初から聞かないでください!」





251: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/14(火) 00:48:46.60 ID:jDJHcK2o


一方通行「でもいいこともあるンだ」

絹旗最愛「なんですか、クズ通行」

一方通行「ウッ」

絹旗最愛「早くしてくださいよ、超ゴミ通行」

一方通行「……なぜかシャケ弁をいつも買ってく綺麗なお姉さんがいてなァ」


絹旗最愛「!!」ガタッ




252: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/14(火) 00:50:49.09 ID:jDJHcK2o


一方通行の株はうなぎ登りを予定
あくまで予定


一方通行「おィ、静かにしろォ」

絹旗最愛「シャケ弁美女と言えばあの人しかいません!」

一方通行「オ、オマエ、知り合いのなのかァ……!」

絹旗最愛「麦野です! 第4位『原子崩し』です!」

一方通行「あンなクソババァと一緒にすンなボケ」

絹旗最愛「さっき出てたじゃないですか!」

一方通行「だからあンなババァと一緒にすンなボケ」


絹旗最愛「超仕方ありませんね……




253: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/14(火) 00:51:25.54 ID:jDJHcK2o


スウーッ


いいですか


シャケ弁をいつも買ってく綺麗なお姉さんいるってなら


まずはその超ふざげた幻想をぶち殺します!!」





254: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/14(火) 00:51:54.66 ID:jDJHcK2o


一方通行「三回目、だと……。オマエの『幻想殺し』はどこまで進化するンだ」

絹旗最愛「一方通行が幻想見過ぎなんです!! 確認しますよ、そのひとはシャケ弁を買っていく」

一方通行「あァ」

絹旗最愛「髪はふわっとして少し明るくしたロング」

一方通行「たぶン」

絹旗最愛「生脚は見せない」

一方通行「そうなンだよなァ、くそが」

絹旗最愛「……出るとこは出ている」




255: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/14(火) 00:52:26.03 ID:jDJHcK2o


一方通行「あの胸はたまらねェなァ」

絹旗最愛「ウッ 人を寄せ付けない雰囲気がある」

一方通行「いやだけどよォ、俺のレジの前に来るとにニコッってするんだぜ、勘違いしちまうじゃねェか」


絹旗最愛「左手と右目に傷がある」




257: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/14(火) 00:53:17.66 ID:jDJHcK2o


一方通行「! そンな傷は、いや……わからねェ」

絹旗最愛「え、レジでは片手しか使ってないんですか? あと、目は」

一方通行「まともに顔なンて見れねェが……結構前髪かかってンなァ」

絹旗最愛「! それもちょっと変です。だって普段は隠そうとしないはず……」

一方通行「でも俺の知ってる第4位像とぜンぜン違うじゃねェか、むかつくやつは全員真っ二つにする奴だろォ?」




258: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/14(火) 00:54:05.28 ID:jDJHcK2o


絹旗最愛「幻想が死んでからは違いますね、暗くなりました」

一方通行「暗く?」

絹旗最愛「前の麦野は酷すぎましたから……本人ですら耐えられないんだと思います」

一方通行「別人になったわけか」

絹旗最愛「学園都市の大学に進学して、早くも物理学の研究で成果を上げているらしいですよ! なにせ『原子崩し』ですからね。感覚で行けるらしいですよ」


一方通行「そういう道もある、いや、あったのかもしれねェな」




260: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/14(火) 00:54:45.26 ID:jDJHcK2o



絹旗最愛「理系は男子ばっかりだから超浮いてるらしいです」

一方通行「……来るときはいつも一人だな」

絹旗最愛「あと、ゲーマーになりました」

一方通行「ハァ? 何やってンだよ」

絹旗最愛「バイオ○ザードとかサイ○ンとかを」

一方通行「オゥフ」

絹旗最愛「内なる暴力的な衝動を発散させているみたいでですね、ノッてくると右目と左腕が光り出すらしいですよ。……浜面の超幻覚だと思いますけど、というか思いたいですけど」





261: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/14(火) 00:55:21.18 ID:jDJHcK2o


一方通行「なンか怖ェなァ、てか、不憫だな……まるで青春じゃねェ」

絹旗最愛「いくら見た目が良くても、実際麦野なんてそんなもんですよ」





262: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/14(火) 00:56:02.91 ID:jDJHcK2o


一方通行「オマエも怖ェな」

絹旗最愛「幻想は死にましたか?」


一方通行「でも麦野は、じゃねェ、お姉さんは、確かに一人だけどよォ、すげェ優しそうなンだぜ……まるで過去なンて無いみてェによ」




263: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/14(火) 00:56:57.76 ID:jDJHcK2o


絹旗最愛「……本人に聞いてみましょう、電話します」

一方通行「オマエのその情熱はどっからくンだよ」

絹旗最愛「お姉さんが麦野だったらどうしますか」

一方通行「ありえねェ」

絹旗最愛「仮定の話です!」

一方通行「何もしねェ。クビになりたくねエし。だからわざわざ電話しねェでも」


絹旗最愛「超甘いです! 一方通行の甘い幻想は全てわたしがぶち殺してやります!」


一方通行「なンで絹旗さンは俺の心の拠り所をいちいちぶち壊していくンですかァ!」

絹旗最愛「かけます!」

一方通行「ウッ」





273: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:04:52.41 ID:ODCR7Rwo


トゥルルルル

『はい、わたしだけど』

「麦野!」

『デート中に電話かけちゃダメじゃん』

「超デートじゃないです! てかなぜ知っているんですか!」

『用は何よ』






274: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:05:32.55 ID:ODCR7Rwo


「一方通行のコンビニでシャケ弁買ってますか?」

『そうだけど』

「超あっさり認めましたね」


『あれれー、最愛ちゃん嫉妬しちゃったかにゃーん?』

「超うざいです! 何がしたいんですか」

『一方通行を誘惑したらどうなるかなーって』

「やめてください」




275: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:06:36.67 ID:ODCR7Rwo



『いつもシャケ弁買ってってやるだけだけど……そろそろメアドでも聞いてくんじゃないの』

「麦野、超暇人ですね」

『あ?』


「わざわざ髪型変えてますよね」

『……調子乗ってんじゃねえぞ発情期のメスガキが』




276: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:08:17.07 ID:ODCR7Rwo



「相変わらず超沸点低いんですね! 更年期障害じゃないんですか、ババア」

『あ?』


「超ババア」


『……ブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ねぇええええ!』



クルッ
絹旗最愛「ちょっと長くなりそうなので席外しますね」ニコッ

一方通行「わ、わかったンだぜェ……」(怖ェェェ)






277: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:08:53.14 ID:ODCR7Rwo


「超うるさいですよ」

『テメェのよがり声の方がもっとうるせェだろうな、もやしのもやしにまたがってよお、『あっ、あっ、超いいです、一方通行、あっ』』

「っ、やめてください」

『乙女な最愛ちゃんはそんなネタでオナってんじゃなぁい? ちがうかにゃーん?』


「……むぎのぉ」ビキビキ





278: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:09:26.22 ID:ODCR7Rwo


『まー確かに暇つぶしだから、絹旗が心配する必要はないんだけど』

「心配なんかしてません。てか切り替え早っ」

『絹旗からかいたかっただけだし』

「いや絶対超マジギレしてましたよね、ババアで」

『あ?』

「ほーらまた!」




279: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:10:05.54 ID:ODCR7Rwo


『わたしだけキレてるとガキみたいじゃない? 絹旗にもキレてもらわないと』

「その考えが既に超ガキでは……」

『うるさい! 原子崩しなめんな!』

「なめてません……わたしは麦野を心配してるんです!」

『は?』




281: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:10:48.69 ID:ODCR7Rwo


「綺麗な自分を演じて、しかも同類だった第一位の前でですよ! 超倒錯してませんか」

『あー』

「皆心配してるんですよ! ……その、自分に何かしちゃうんじゃないかって」

『お医者さんには行ってる、あの蛙みたいな顔した』

「あの医者超手広いですね……ちゃんと薬飲んでますか」

『まあまあ』

「飲んでないんですね! しっかりしてください……いや、しっかりしなくてもいいです! もっと私たちを頼ってください!」




282: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:11:24.09 ID:ODCR7Rwo


『頼りないわー』

「どんと来てください! わたしもコンビニに通いましょうか」

『あんたがあいつに会いたいだけでしょうが』

「何とでも言ってください」





283: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:12:05.66 ID:ODCR7Rwo


『わかった、やめにする、いやシャケ弁買うのはやめないけど、隠すのはやめる。……そして埋まらない地位の差がそのカウンターだってことを教えてやるよぉ、クズニートがぁ!』

「うわぁ、どっちにしろ超性格悪いです」

『気抜いてると寝取っちゃうぞ☆』

「あなたはどこまでも下品なんですね」




284: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:12:41.36 ID:ODCR7Rwo


『テメェだってよ、どさくさに紛れてあいつの膝に乗っかったりしてんだろ? ちっちゃくてカワイイアピールで』


「べ、別にそういうつもりじゃなかったんです、あ、あれは超仕方無くですね」


『えーほんとにやったの? 引くわー』

「うわあああああああああああああああああああああ、またやってしまいました! さすが原子崩し! 超汚いです!」




285: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:13:25.83 ID:ODCR7Rwo



『予想外でも何でもないけど……寂しがり屋の最愛ちゃんアプローチとしてはちゃっかり密着体位かなーと』

「ううう」

『大丈夫! あいつもあんたのこと好きだから』

「好きって……別に」




286: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:14:16.38 ID:ODCR7Rwo


『どう見ても意識してるでしょうが、あんたの下着見てから。男は視覚で欲情するんだと』

「欲情だなんてそんな……あれ、おかしいですよね、その情報おかしいですよね、超おかしいです!!」

『やべ、まずった』
ムギノォォォォ

「……後ろの声はフレンダですかね」ビキビキ

『ごめーん、急用できちゃったー(ケッキョクワタシトデートッテワケヨ)違えよ、それじゃねー、』
バッ

『頑張ってね、きぬはた。見てるよ』
『理后、それ言っちゃ駄目なんじゃ……』

ピーッ




287: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:15:01.55 ID:ODCR7Rwo



絹旗最愛(……最後のボロの出しっぷりは圧巻でした)

絹旗最愛(見ていると思ったら見られていた、というのは恐ろしいものです)

絹旗最愛(いや、気のせい、気のせいだったんです)

絹旗最愛(そう思わないとやってられません!)





288: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:15:37.20 ID:ODCR7Rwo



一方通行「おィ、終わったンなら戻って来い」

絹旗最愛「あ、はい」テクテク





289: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:16:06.18 ID:ODCR7Rwo


一方通行「クソ遅かったじゃねェか」

絹旗最愛「わたしがいなくて超寂しくなっちゃいましたか」

一方通行「あァ」

絹旗最愛「あら」




290: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:16:37.09 ID:ODCR7Rwo


一方通行「とでも言うと思ったかァ! オマエらギャーギャーうるせェんだよォ! もっと静かに電話できねェのか」

絹旗最愛「超ヒートアップしてしまいました」

一方通行「オマエら仲悪ィのか? スゲェ悪口言ってなかったか」

絹旗最愛「超普通です」

一方通行「わかンねェ! 俺にはオマエらがわかンねェ!」

絹旗最愛「あはははー」




291: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:18:20.36 ID:ODCR7Rwo


一方通行「……俺の幻想を[ピーーー]んじゃなかったのかァ? いっとくがまだ死んでねェぞ」

絹旗最愛「あー、超別人だったらしいです」

一方通行「……っしゃあああああァ! キタアァァァ!」

絹旗最愛「その喜びっぷりには超引きます」




292: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:19:09.87 ID:ODCR7Rwo


一方通行「やっぱアドレス聞いちまおうかなァ、ケケケケっ」

絹旗最愛「好きにすればいいんじゃないですか」

一方通行「エっ、なンでそンな冷めてンですかァ」

絹旗最愛「いや、うん、是非聞いたらいいと思いますよ」

一方通行「だよなァ! 脈アリだよなァ!」


絹旗最愛(第一位が第四位にボコボコにされる日も遠くないでしょう……ざまぁです)




293: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:19:54.94 ID:ODCR7Rwo


一方通行「しっかし、俺はてっきりオマエが嫉妬してンのかと」

絹旗最愛「超自意識過剰です。童貞にありがちな病気です!」

一方通行「病気とか言うなァ」

絹旗最愛「童貞自体が病気ですよね!」




294: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:20:45.29 ID:ODCR7Rwo


一方通行「オマエ、童貞童貞うるせェぞォ、あンま言ってっと引かれるぞォ」

絹旗最愛「他では言ってませんよ」

一方通行「そンな俺の貞操に興味があるンですかァ」

絹旗最愛「そっちの方が超引きます!」

一方通行「なンで処女と童貞は同列じゃねェんだろォなァ」

絹旗最愛「童貞なんかと一緒にして欲しくありませんね!!」




295: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:21:16.14 ID:ODCR7Rwo



一方通行「ほォ」

絹旗最愛「はっ……だから何ですか! 何か文句ありますか!」カアア




296: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:22:01.34 ID:ODCR7Rwo


一方通行「いや……最近の女子高生は進んでねェじゃねェか」

絹旗最愛「個人差、いや、集団差です」

一方通行「そりゃ胸の大きい集団と小せェ集団なら差出んだろォ」

絹旗最愛「超違います! 学校とかですよ、常盤台はお嬢様学校ですから」

一方通行「才能ねェ奴はすぐ環境のせいにすっからなァ」

絹旗最愛「そんな才能なんて超いりません! 超お断りします!」





297: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:22:55.42 ID:ODCR7Rwo


一方通行「オマエが電話してる間暇だったんで考えてみたンだが」

絹旗最愛「素直に寂しかったって言いましょうよ」


一方通行「能力っつうのは結局何だと思う?」


絹旗最愛「幻想、じゃないんですか?」




298: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:23:34.00 ID:ODCR7Rwo


一方通行「あれは願望なんじゃねェか」

絹旗最愛「『自分だけの現実』ですから、そりゃそうなりますが」

一方通行「俺は全部反射したかったのかもしんねェなァ、嫌なもンとか、暴力とか悪口とか……ひと同士のつながりもめんどくせエってなァ」

絹旗最愛「はぁ」

一方通行「三下と打ち止めにこじ開けてもらっちまったわけだァ。なンなら木原くゥゥゥンもいれてやる」

絹旗最愛「……」




299: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:24:16.53 ID:ODCR7Rwo


一方通行「他の奴もなァ、例えばていとくんは常識の通用しねえ人間になりたかったんだろうよォ、特別な奴になりてェって、チヤホヤされてぇって」

絹旗最愛(立ち上がって超語りだしました)

一方通行「超電磁砲は誰も対等に接してくれねエのにイライラしてビリビリしてたンだろォ? まぁそれを三下が受け止めちまったからなァ。追いかけ回すのもわからんでもねエ」

一方通行「原子崩しはビームぶっぱなすみてェに人間ぶっ殺してみてェってことじゃねェか? 誰だって考えるぐらいはするだろォが、アイツは多すぎた」


一方通行「人間のよくある欲望を能力っつう幻想で表現してた、ということじゃねェか」





300: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:25:19.42 ID:ODCR7Rwo


絹旗最愛「なかなか面白いです」

一方通行「まァ、こンなことはどうでもいい」ドサッ

絹旗最愛「! な、なんでいきなり隣に」

一方通行「問題あンのか?」




301: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:25:49.80 ID:ODCR7Rwo


絹旗最愛「別に無いですけど……」

一方通行「近くに座りてェと思ったンだよォ」

絹旗最愛「出口に?」

一方通行「オマエにだァ! 言わせンな!」





302: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:26:26.67 ID:ODCR7Rwo


絹旗最愛「えっ、え? で、でもいっつも一個置きだったじゃないですか。超暗黙のルールだったじゃないですか!」


一方通行「オマエ最近バッグ置かねェで抱えてンじゃねェか」


絹旗最愛「! だからって何ですか! 隣に座って欲しいように見えたとでも言うんですか! まさか! 超まさかです!」




303: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:27:34.59 ID:ODCR7Rwo


一方通行「誰もそォは言ってねェだろ」

絹旗最愛「じゃあ、なんで」

一方通行「この方が話しやすいと思ったからだ」

絹旗最愛「?」





304: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:28:20.27 ID:ODCR7Rwo


一方通行「本題に入るけどよォ」

一方通行「オマエの能力はどンな願望なンだろうォな。考えてみようじゃねェか」

絹旗最愛「えっ、いや、わたしはレベル4ですから」

一方通行「レベルは関係ねェ!」




305: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:29:35.82 ID:ODCR7Rwo


絹旗最愛「いきなり言われても……窒素超大好き!って感じですか?」

一方通行「2点だァ」

絹旗最愛「えー、車持ち上げたり銃弾防いだりできるから、えーっと」

一方通行「重要なのはオートだ」

絹旗最愛「?」




306: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:30:34.76 ID:ODCR7Rwo


一方通行「暗闇のなンとか計画だろ?」



絹旗最愛「……知ってたんですか」



一方通行「ていとくんが言ってたぜェ」

絹旗最愛「あの超ナンパ野郎が……」




307: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:31:26.69 ID:ODCR7Rwo


一方通行「俺の演算パターンを参考にしたってなァ、できンのは劣化版に決まってンだろォが」

絹旗最愛「……」

一方通行「アレェ、絹旗さン傷ついちゃいましたかァ、出来損ないのレベル4っつってンだよォォ!」




308: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:32:02.52 ID:ODCR7Rwo



絹旗最愛「ぅぅ……っく」

一方通行「なァに泣き真似してンだァ? ……いや、これは」

絹旗最愛「うう……ヒック……うっ、うっ」ボロボロ

一方通行「マジ泣きですかァ! ふざけンな! ……じゃねェ、そうだ、あれだ、言い過ぎたァ」





309: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:32:31.83 ID:ODCR7Rwo


絹旗最愛「うわああん」

一方通行「やべェ、どォすればいいンだァ、とりあえず悪かった、悪かったァ」

絹旗最愛「うえええええええええん」

一方通行「悪かったァ、ごめン! この通りだァ」




310: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:33:04.82 ID:ODCR7Rwo


絹旗最愛「ック……ハァハァ」

一方通行「落ち着いてきたかァ」

絹旗最愛「一方通行っ!」

一方通行「はいィっ!」

絹旗最愛「中からティッシュ探してください」ズイ

一方通行「えー自分でやれよォ」

絹旗最愛「いいから!」

一方通行「わかったァ、だからそンな睨むなァ」





311: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:33:35.66 ID:ODCR7Rwo



一方通行(俺が開けちまっていいのかァ、知らねェぞ)

一方通行(ゴクリ)バッ





312: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:34:01.52 ID:ODCR7Rwo


一方通行(ごちゃごちゃしてよくわかンねェなァ)

一方通行(ボールペンに手帳、デジカメ、これはノートか)





313: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:34:30.81 ID:ODCR7Rwo


一方通行(学校の授業ノート……あいつ結構真面目なのか)

一方通行(結構わかンなァ)

一方通行(にしても細けェ字だ。なンだこの落書きは……スーパー麦のん? アホか)

一方通行(!……これは俺か。頬染めンじゃねェ!)




314: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:35:26.75 ID:ODCR7Rwo


一方通行(この袋は……D○Cお泊りパック? なンだお泊りって、なンだァァ)

一方通行(サバ缶いれられてンぞ)

一方通行(このスプレー缶は……イボバスター? やっべェ、見てはいけねェものを見ちまった)

一方通行(くそっポーチの中か? うわっ、なンかぞろぞろ出てきやがった……化粧品か。あいつ化粧してンのか? と、とりあえず戻さねェと)


一方通行(あったァ)




315: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:36:03.79 ID:ODCR7Rwo


一方通行「ほらよ」キリッ

バッ

チーン

ゴシゴシ

絹旗最愛「はい」ズイ

一方通行「あ?」

絹旗最愛「捨ててこいっつってんです!」

一方通行「任せとけェ!」





316: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:36:35.23 ID:ODCR7Rwo


一方通行「捨ててきたぜェ。……なンでそンな端っこに座ってンだ」

絹旗最愛「わたしの勝手です」

一方通行「まァだ怒ってンのかァ? いい加減にしろよ」

絹旗最愛「近寄らないでください」

一方通行「はいはい」




317: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:37:30.66 ID:ODCR7Rwo


絹旗最愛「……」

一方通行「黙ってちゃわかンねェぞ」

絹旗最愛「どうして一方通行はわたしと映画を見にくるんですか」

一方通行「オマエがいつ行くとかいちいち言ってくるからだろォが。まァ俺も暇人だからなァ、仕方無く付き合ってやってるというかなァ、」


絹旗最愛「わたしが暗闇の五月計画の被験者だったからですか?」




318: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:38:10.94 ID:ODCR7Rwo


一方通行「どうしてそうなる」

絹旗最愛「わたしを観察してたんじゃないですか」

一方通行「はァ?」

絹旗最愛「それとも同情ですか」

一方通行「……」

絹旗最愛「それとも見下して馬鹿にしてたんですか」




319: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:38:51.08 ID:ODCR7Rwo


スウーッ


いいぜ


てめェが何でもその計画のせいにするってなら


まずはそのクソふざけた幻想をぶち殺ォす!






320: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:39:46.88 ID:ODCR7Rwo


絹旗最愛「超そげぶ……ですか」

一方通行「俺だってそげぶできる、誰だってなァ、その気になりゃそげぶできんだよォ!」

一方通行「三下のすげェ所はなァ、誰にだってそげぶできる所だ。強いも弱いも関係ねェ。見ず知らずの奴でもなァ」

一方通行「俺なンてオマエぐらいにしかしてやれねェが、やるときはやるぜェ」





321: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:40:27.80 ID:ODCR7Rwo


絹旗最愛「……何か違うんですか」

一方通行「ちがくはねェ」

絹旗最愛「?」


一方通行「初めはそうだったかもしれねェ、がそンだけでここまで付き合ってやるわけねェだろォが。俺自体あの計画に関係ねェし、単なる劣化版にも興味ねェ……俺が最強に決まってンだからなァ!」


絹旗最愛「本当ですか?」




322: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:41:10.36 ID:ODCR7Rwo


一方通行「まァな。ところで、オマエはアイテムの中じゃあまともだよな」

絹旗最愛「え、まぁ超しっかり者ですから」

一方通行「情緒不安定なババアに、死にかけの金髪に、ヤリたがりのチンピラに、ピンクジャージの天然ママ……超超うるせェちびっ子がまともに見えてくるわけだァ」

絹旗最愛「超言い過ぎです……他がアレだってのは認めますが」




323: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:41:37.80 ID:ODCR7Rwo


一方通行「いつまでも家族ごっこはできねェぞ」

絹旗最愛「わかってます」

一方通行「そもそも暗部の組織でたまたま一緒だった奴らとだなァ、」

絹旗最愛「あなたには関係ないです!」

一方通行「あいつらだってずっとオマエに構ってやれるわけもねェ。チンピラとママにはガキもいるしなァ」


絹旗最愛「そう、ですよね」




324: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:42:39.47 ID:ODCR7Rwo


一方通行「オマエの能力はなンだ?」

絹旗最愛「? 『窒素装甲』ですが」

一方通行「窒素っつうのはどういう気体だァ?」

絹旗最愛「空気の8割を占める超安定なありふれた気体です」

一方通行「オマエが俺を倒す方法……ありゃダメだが初見ならオマエにわずかに勝機があるかもしンねェとは思った。ありふれてっから反射も甘めェかもしれねェし、酸素なきゃ窒息しちまうからな」

絹旗最愛「どこがダメですか! 超完璧です」




325: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:43:21.28 ID:ODCR7Rwo


一方通行「一見ありふれて無害な物質で体の表面にうすゥーく膜を貼る能力ってわけだろォ、オートで」

絹旗最愛「圧縮とかもできますよ!」

一方通行「どンな欲望だかわかってくるよなァ? あァ?」

絹旗最愛「!」





326: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:44:11.39 ID:ODCR7Rwo


一方通行「しっかりしてるってよりはよォ、オマエはホントは誰も信用できてねェってことじゃねェか?」

絹旗最愛「そう来ましたか」

一方通行「馴染んでるように見せかけんのはうめェのかもしれねェけどよ」

絹旗最愛「ちょっと痛いです……」





327: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:44:40.57 ID:ODCR7Rwo


一方通行「親いねェ奴はそういうトコあるよなァ……ホントはパパとママが恋しいんじゃねェか」

絹旗最愛「べ、別にそんなこと」

一方通行「そンで今度は『近寄ンな』と来る……俺も信用できねェのか」

絹旗最愛「いや、そんなことは……」




328: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:47:36.57 ID:ODCR7Rwo


一方通行「正直言うと、あンときはホントにオマエが俺を殺しに来たのかと思ったぜェ」

絹旗最愛「は? ありえません! (てか照れといてなんなんですか!)」

一方通行「(それはそれだァ!) そんな計画があったンだ……恨まれても仕方ねェだろうが」

絹旗最愛「あなた本人には超関係ないと思います」

一方通行「だろ? オマエがさっき俺に言ったこともそンくらいバカげてンだよ! クソが」

絹旗最愛「そういうことですか……超すみませんでした」

一方通行「まぁオマエなら仕方ねェか、とかちらっと思っちまった」







329: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:48:31.27 ID:ODCR7Rwo


絹旗最愛「そんなの……超嫌です」

一方通行「そっち行くぞォ、いいかァ?」

絹旗最愛「あ、はい」

ドサッ




330: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:49:12.29 ID:ODCR7Rwo


一方通行「俺が言いたかったのは、俺ら似てんじゃねェかってことだ」

絹旗最愛「体型的な意味で、ですか」

一方通行「この流れでどォしてそうなんだよォ! オレはチビじゃねェ!」

絹旗最愛「続けてください」





331: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:49:42.61 ID:ODCR7Rwo


一方通行「俺もめンどくせェことは反射したくなるクチでなァ、何やっても長続きしねェ。勉強もなァ」

絹旗最愛「そのまま大学合格も反射してしまった、というわけですね!」

一方通行「ムカッ まァ、でも映画館通いが続いているのは」

絹旗最愛「C級映画が超面白いからですよね!」

一方通行「違ェよ! この流れでどォしてそうなンだ! せっかく考えたのにいちいち腰を折ンな!」

絹旗最愛「いいから続けてください」




332: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:50:08.52 ID:ODCR7Rwo


一方通行「ここにくると、」

絹旗最愛「ムラムラする」

一方通行「……ここにくると、なンつうか、」

絹旗最愛「超ムラムラする」


一方通行「かぶせンな! 安心すンだよォ! ここじゃあもう反射しなくてもいいってな」




333: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:50:56.01 ID:ODCR7Rwo


絹旗最愛「へえー」

一方通行「なンだその相槌は! 他人が恥をしのンで語ってやってンのによォ」

絹旗最愛「続けてください」

一方通行「……だから、ここにいるときぐらい、オマエもその変な膜をはンのはやめたらどォだ。もっと他人を信用しろォ」


絹旗最愛「え、膜破らせろってことですか?」




334: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 02:52:07.38 ID:ODCR7Rwo


一方通行「クッソォォォォーーーーーーーーーーーッ! 台無しだァ! オマエの最悪なシモネタのせいで俺の長説教が台無しじゃねェか! クソッタレが!」

絹旗最愛「わたしは何の膜とは言ってません!」

一方通行「しらばっくれンな!」

絹旗最愛「痛いのは嫌です!!」

一方通行「黙ってろォ!」




344: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 00:47:18.18 ID:rYnzUMIo


一方通行「腹がたったから保健の授業をしてやる」

絹旗最愛「どうしてそうなるんですか! 超セクハラ通行です」

一方通行「保健っつっても色々あンだろォが。健康とか栄養とか。これだから思春期のガキは困る」

絹旗最愛「……だったら何を教えてくれるんですか」



345: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 00:47:52.26 ID:rYnzUMIo


一方通行「妊娠についてだ」キリッ

絹旗最愛「やっぱり! 超やっぱり! あなたこそ一生思春期のエロ中学生です!」

一方通行「ためになるから聞いとけ、いつかオマエも妊娠するだろ」

絹旗最愛「くぅ……あからさますぎてかえって恥ず……さっきまでわたしの気持ちを返してください!」

一方通行「ちゃかすのがいけねェンだ。俺の渾身の説教がよ……」

絹旗最愛「あんなぐだぐだな説教、聞いてあげただけありがたいと思って欲しいですね!」

一方通行「傷つくぜェ……」




346: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 00:48:29.77 ID:rYnzUMIo



絹旗最愛「卵子と精子がどうとか言う話はお断りです。その前の話も! コウノトリなんて信じてませんからね」

一方通行「そんなレベルの低い話じゃねえ。重要なのは、いかに母体胎児ともに安全な妊娠をするかってことだ」

絹旗最愛「あれ、なんか真面目ですか」

一方通行「最近日本じゃ高翌齢出産が増えてンだろ」

絹旗最愛「あ、はい」




347: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 00:48:59.93 ID:rYnzUMIo


一方通行「30とか40のババアとかがよォ。産むなとは言わねェがあれは危ねェ」

一方通行「流産の確率が跳ね上がっからなァ」

絹旗最愛「へー」

一方通行「人間ホントは10代後半に妊娠するのが一番いい」

絹旗最愛「じゃあわたしも……」

一方通行「まァそういうことになンなァ」




348: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 00:51:26.36 ID:rYnzUMIo


絹旗最愛「いつのまにかそんな年齢なんですね」

一方通行「昔は人間五十で死んだっていうじゃねェか。人生で伸びてンのは後ろの方だけなンだぜ。ジジババが死ににくなっただけだ」

絹旗最愛「1日1日を大切にしないといけません」

一方通行「だからチンピラとジャージも間違っちゃいねェ。生物としてはな」

絹旗最愛「浜面は超お猿さんですから!」




349: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 00:51:56.25 ID:rYnzUMIo


一方通行「もう一つ、母親が小さェと産道が狭くなっからな、出産で胎児の頭が通れねェときがある。赤ん坊の頭の大きさはそう変わんねェし」

絹旗最愛「帝王切開ですか?」

一方通行「そうなるな、でも傷がいてぇらしいぞ」

絹旗最愛「えー」

一方通行「150cm以下でやばい、145cm以下は特にやばいンだと」

絹旗最愛「」




350: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 00:52:25.98 ID:rYnzUMIo


一方通行「おっと絹旗さンは超やばいのかァ、こりゃ大変ですねェ」

絹旗最愛「数字ごときでわたしを表現できると思ったら大間違いです! 150とか145が何だって言うんですか」

一方通行「まァオマエのちっちェ腰から赤ン坊が出てくるなンて想像できねェなァ」

絹旗最愛「どこ見てんですか! 超見ないください! 服の下を見るみたいな遠い目で見ないでください!」




351: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 00:52:56.46 ID:rYnzUMIo


一方通行「ちげェ、もっと奥の肉の中の空間をだなァ……あっ、そこのポイントはやべェなァ、行けるかァ? おィ坊主、もっと頭捻れ、もっと下向けだァ、下だァ」

絹旗最愛「どういうセクハラですか!」


一方通行「分娩プレイだ」


絹旗最愛「やです! 超そんなのやです! いくらなんでもマニアック過ぎます」




352: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 00:53:27.76 ID:rYnzUMIo



一方通行「おし、頑張れ、もう少しだァ、ひっひっふー」

絹旗最愛「いつまでやってるんですか! 覗き込まないでください!」

一方通行「あンま裾引っ張ると伸びちまうぞ」

絹旗最愛「じゃあ見ないでください!」

一方通行「でもそうしてると下に何も履いてねェみたいじゃねェか」

絹旗最愛「だから見ないでください!」




353: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 00:53:57.42 ID:rYnzUMIo


一方通行「オマエ顔真っ赤だぞ」

絹旗最愛「いいからあっち向いてください!!」

一方通行「怒ってンのか」

絹旗最愛「どうしてそうなるんですか!」

一方通行「ン、まだ少し跡が残ってンじゃねェか。……貸してみろ」

フキフキ

一方通行「こンなもンか」

絹旗最愛「あ、どうも」




354: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 00:54:36.92 ID:rYnzUMIo



ジーッ

絹旗最愛「な、なんですか、まだわたしの顔になんかついてますか、はやく言ってください、は、鼻ですか、鼻から何か出てますか」

一方通行「黙ってりゃあ、ちっとはマシなんじゃねェか」

絹旗最愛「!……ようやくわたしが超魅力的なことに気が付きましたね!」

一方通行「いやそうは言ってねェ」

絹旗最愛「」


絹旗最愛「泣かせといて何様ですか!」




355: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 00:55:22.06 ID:rYnzUMIo



一方通行「さっきは悪かった……言い過ぎた」

絹旗最愛「まあ、わたしも取り乱してしまいました」

一方通行「マジでびびったからな」

絹旗最愛「そして泣き顔にドキッとしてしまったわけですね」

一方通行「ま、まァな」

絹旗最愛「……泣き顔フェチなんて超悪趣味ですよ」

一方通行「オマエが振ってきたンだろうが!」




356: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 00:55:57.96 ID:rYnzUMIo


絹旗最愛「急に、その、不安になってしまったんです。自分が超勘違いしてたんじゃないかって」

一方通行「不安になったら泣きゃいいンだよ、ここではな」

絹旗最愛「……いい話をしてるつもりかもしれませんが、全部一方通行のせいですからね! 超全部! わたしが泣くのは、今までもこれからも、全部一方通行のせいですからね! たぶんですけど!」

一方通行「待てよ、今日だけだろォが」

絹旗最愛「言いますけど、さっき画面の中のもそうだったんです!」

一方通行「!……あ、ありえねェ、遠隔心理操作なンて精神系のレベル5でも無い限りは」

絹旗最愛「超ありえますから! 超アホですか! 一方通行の鈍感さがすべての元凶なんです!」




357: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 00:56:49.53 ID:rYnzUMIo


一方通行「……そろそろ何が鈍感なのか教えてくれませンかね」

絹旗最愛「やです」

一方通行「絹旗さン、そこをなンとか」

絹旗最愛「超アホ! 超バカです! 病院でも治りませんよ、その鈍感さは!」

一方通行「ビキ 言わせておけば、レベル4の分際でよォ……思い知らせてやる」

絹旗最愛「望むところです!」




358: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 00:58:47.31 ID:rYnzUMIo


一方通行「ここで初めて会った時のこと覚えってっか」

絹旗最愛「は? ……え、えっと、どうでしたっけ」

一方通行「覚えてねェのかよ、クソが! 俺だけ大事に覚えてたみたいじゃねェか!」

絹旗最愛「ちょ、ちょ、待ってください、今思い出しますから」





359: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 00:59:20.83 ID:rYnzUMIo


絹旗最愛「な、夏の超暑い日でしたよね」

一方通行「冬のどンよりと曇った日だった」

絹旗最愛「え、えーっと、肌寒くてすっかり陽の落ちた夕方で」

一方通行「昼だァ」




361: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 00:59:58.53 ID:rYnzUMIo


絹旗最愛「あ、あ、そう言えばあのときはポップコーンが超安売りだったんでした」

一方通行「あンときはなぜかミルキーしか無かった」

絹旗最愛「映画は、どちらかと言えば、シリアスな奴でしたよね!」

一方通行「不覚にもクソ笑っちまった」

絹旗最愛「あ、あ、あれですよ、上映中に一方通行がいきなり服を脱ぎだして」

一方通行「ありえねェ!」




362: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 01:00:55.59 ID:rYnzUMIo


絹旗最愛「いや1回ぐらいありましたよ」

一方通行「もやしが脱ぎたがるわけねェだろ」

絹旗最愛「いや、ありました! わたし一方通行の裸超覚えてますから!」

一方通行「!……そンなもンさっさと忘れちまえ」





363: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 01:01:27.04 ID:rYnzUMIo


絹旗最愛「もやしでした」

一方通行「事実だからって言っていいことと悪ィことがあンだろォが! 本人が気にしてたらどうすンだよ……どうすンだよォ」

絹旗最愛「超もやしでした」

一方通行「ウッ」




364: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 01:02:31.16 ID:rYnzUMIo


絹旗最愛「でも意外と引き締まってて、ちょっとときめいてしまったのは内緒ですよ!」

一方通行「どこが内緒だ! からかうンじゃねえ」

絹旗最愛「……傷跡が痛そうでした」

一方通行「最後の方は俺でもキツかったからな。泥臭くやンねえといけなかった」

絹旗最愛「超想像できませんね……一方通行がそこまで追い詰められるなんて」


一方通行「で、思い出したのか?」




365: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 01:03:13.71 ID:rYnzUMIo


絹旗最愛「え、あ、思い出しました! 一方通行が社会の窓を全開にしてきた日ですね!」

一方通行「全然思いだしてねェだろ! ただ俺の恥をつっつき回してェだけじゃねェか」

絹旗最愛「柄物のトランクスでした……キャッ☆」

一方通行「なァにが『キャッ☆』だ!」

絹旗最愛「デートにあんなのはいてきちゃ駄目ですよ、超萎えます」

一方通行「知るか! 見せる気なンて無かったんだよォ」




366: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 01:04:14.09 ID:rYnzUMIo


絹旗最愛「見えないとこも手を抜かないのがモテる秘訣です」

一方通行「そンな気もすンなァ……だから俺はモテねェのか」

絹旗最愛「一方通行のモテなさはそれとは全く関係ないです」

一方通行「クソが!」




367: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 01:04:50.01 ID:rYnzUMIo


絹旗最愛「でもちょっと間抜けでカワイイと思いました」

一方通行「散々バカにしといてよォ……」

絹旗最愛「あっ」

一方通行「思い出したか?」




368: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 01:05:23.69 ID:rYnzUMIo


絹旗最愛「一方通行が3時間遅刻してきて土下座で平謝りに謝った日でしたっけ」

一方通行「くゥ、仕方ねェだろ! 5分昼寝しよっかなァと思ったら5時間も寝てたなンて話があるか!」

絹旗最愛「5時間前に出てれば良かったんです! 前日からスタンバイしててもいいんじゃないですか!」

一方通行「無茶言うな」




369: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 01:05:52.47 ID:rYnzUMIo


絹旗最愛「正直少し泣きました」

一方通行「……けどあのあと奢ってやったじゃねェか」

絹旗最愛「超ファミレスでした」

一方通行「仕方ねェだろうが、俺の経済力の限界だ」

絹旗最愛「思わずお子様ランチにしてしまいました」

一方通行「自虐か! 俺は確か、ハンバーグ……」





370: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 01:06:23.26 ID:rYnzUMIo


絹旗最愛「そうそう、旗が立ってたんですよね! わたしのライスにも旗が立ってて、わたしのがベネズエラで一方通行のはエクアドルでした」

一方通行「おまえよく覚えてンな」

絹旗最愛「取ってありますから」

一方通行「……そンなもン取っておいてどうすンんだ」




371: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 01:07:02.40 ID:rYnzUMIo


絹旗最愛「いつでもベネズエラとエクアドルの区別ができるようにするためです! 星がベネズエラでコンドルがエクアドルですから! 星がベネズエラでコンドルがエクアドル! 覚えとくといいですよ」

一方通行「2回言うほど重要じゃねェだろ……」


絹旗最愛「あっ」

一方通行「なンだ今度は」




372: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 01:07:33.91 ID:rYnzUMIo


絹旗最愛「一方通行がべろべろに酔って来てそのままうっかりわたしに手を出してしまった日でしたっけ」

一方通行「ンな日はねェ!」

絹旗最愛「……超いい雰囲気になったところでゲロぶっかけられた日はありました」

一方通行「え?」




373: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 01:08:09.73 ID:rYnzUMIo


絹旗最愛「おぼえてないんですか」ビキビキ

一方通行「ちょ、ちょっと、待て……あれか、気付いたらパンツ一丁でゴミ捨て場に寝てた奴か?」

絹旗最愛「わたしが身ぐるみ剥して捨てて置いたんです! あの日の一方通行はまさに人間のクズでしたから!」

一方通行「オマエがやったのかァッ!」




374: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 01:08:55.63 ID:rYnzUMIo


絹旗最愛「帰ってからちょっと泣きました」

一方通行「またそれか……ずりィぞ」

絹旗最愛「わざわざ新しく買ったスカートだったんですよ! 一方通行のズボンを脱がして履き替えたのもやむを得ませんね!」

一方通行「上まで脱がす必要はねェだろうが! あのTシャツ、結構気に入ってたンですけど! てか俺が脱いだンじゃなくてオマエが脱がしたンじゃねェか!」




375: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 01:10:08.34 ID:rYnzUMIo


絹旗最愛「いや、それ取ってありますよ。黒地に白い筋みたいのが入ってる奴ですよね?」

一方通行「なンだァ、よかったァ、今度返してくれよォ……じゃねェ! オマエな、あのあとどうなったか知ってっか? 大変だったンだぞ!」

絹旗最愛「さーあ」

一方通行「ちょうど登校時間にかぶってなァ、エキセントリックな小学生にパンツを奪われてなァ、なぜか持っていた汚ェ布を腰に巻いてだなァ」


絹旗最愛「それ、わたしのスカートじゃないですか?」



376: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 01:10:50.42 ID:rYnzUMIo


一方通行「あ、誰のかと思ったら、そういうことか! クリーニングに出してとっといてあっから、今度返してやるよ……じゃねェ! そのあと風紀委員に捕まってさんざん絞られたンだからな! あのババア声に変態なンて言われる筋合いはねェんだよ! おまけに風邪ひいたのに呆れて打ち止めは全然面倒みてくンなかったしよォ」

絹旗最愛「超自業自得です」

一方通行「おいおい、そりゃねェだろ」

絹旗最愛「……あなたは本当に憶えてないんですね……わたしは、わたしは……ウッ」

一方通行(俺は一体何をやったンだ……)





377: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 01:11:19.54 ID:rYnzUMIo


絹旗最愛「一方通行が打ち止めに腹パンされたって泣きながら来た日でしたっけ」

一方通行「んな日もねェ!」

絹旗最愛「いやこれはありました。超あったんです」

一方通行「そンなはずは」

絹旗最愛「……事実から逃げちゃいけませんよ」

一方通行「ウッ」




378: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 01:11:53.93 ID:rYnzUMIo


絹旗最愛「その日はちょうどボクシング映画で、主人公はボディーブローという名の腹パンをさんざん打ち込まれるという」

一方通行「やめろォ、もう思い出したくねェ」

絹旗最愛「試合に負けて家に帰ると奥さんと娘さんからも腹パン」

一方通行「やめろォォ!」


絹旗最愛「でもどうしてそんなことになったんですか?」




379: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 01:12:37.39 ID:rYnzUMIo


一方通行「あいつは悪くねェ! 強敵相手によくやったじゃねェか、なのによ、あンまりだァ」

絹旗最愛「わたしが聞いてるのは一方通行の方です!」

一方通行「……打ち止めが台所を一人で片付けてくれてよ、よくやったじゃねエかって撫でてやったら、最短距離で打ち込まれて」

絹旗最愛「……」

一方通行「前ならはしゃいで喜ぶはずだったのによォ……ガキ扱いしたのがいけなかったのか」


絹旗最愛「超照れたんじゃないですか」




380: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 01:13:10.09 ID:rYnzUMIo


一方通行「ハァ? じゃあなンで殴る」

絹旗最愛「ツンデ……素直になれないんですよ、きっと」

一方通行「そうか?」

絹旗最愛「ホントはうれしいに決まってます。自分のヒーローに誉められたんですから」

一方通行「そォかなァ」

絹旗最愛「もっと自信を持ちましょう!」




381: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 01:14:01.32 ID:rYnzUMIo


一方通行「でもダウンしちまったからなァ……」

絹旗最愛「」

一方通行「でもKOじゃなかった」

絹旗最愛「いや、うん……どっちでも駄目です」

一方通行「クソッタレ!」





382: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 01:14:46.58 ID:rYnzUMIo


絹旗最愛「思い出しました」

一方通行「あ?」

絹旗最愛「実写版マ○オでした」

一方通行「覚えてンじゃねェか」




383: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 01:15:16.77 ID:rYnzUMIo


絹旗最愛「なんか超ネバネバしてましたよね、あと一方通行は、えーと、そうだ、超寝てましたね」

一方通行「オマエにたたき起こされて、映画中寝ンなってキレられた」

絹旗最愛「映画館は寝るところではありませんから」

一方通行「いやでもよ、いきなりアレはねェだろ、知らない人間に対してよ」




384: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 01:15:50.30 ID:rYnzUMIo


絹旗最愛「席何個も使って超寝に来ましたーって感じに腹がたったんですよ! わたしは真面目に見てたんですから」

一方通行「あンときは腹立ったなァ、ていとくんの話思い出さなかったら間違えなく帰った」

絹旗最愛「なーに言ってんですか、その後超爆笑してたじゃないですか!」

一方通行「仕方ねェだろ! 俺のマリ○がなンであンなンなってるンだよ! おかしいだろォが!」




385: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 01:16:23.42 ID:rYnzUMIo


絹旗最愛「でも次よく来ましたね」

一方通行「たまたまちょうど予備校のルートにあったンでな」

絹旗最愛「超さぼったわけですか」

一方通行「いまいち気が乗ンなくてな、なんで一位の俺がこンなバカバカしいことしてンだって」




386: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 01:16:53.85 ID:rYnzUMIo


絹旗最愛「でも、それは、みんなやっていることです」

一方通行「今ならわかンだがな……そンときはまだ俺は自分が特別だと思ってた」

絹旗最愛「後悔してるんですか」

一方通行「それが意外にしてねェンだよな、なンでだか」

絹旗最愛「……」




387: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 01:17:41.95 ID:rYnzUMIo


一方通行「にしてもオマエ度胸あンな、それとも俺の顔ほンとに知らなかったのか?」

絹旗最愛「知ってましたよ! まぁ叩き起した時は気づいてませんでしたけど」

一方通行「あのあとは内心ビクビクってわけかァ」

絹旗最愛「そうでもないですよ、一回追い出せばまた来る人なんてほとんどいませんから」




388: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 01:18:23.58 ID:rYnzUMIo


一方通行「……俺は心配だな、映画ってのは友達と見るもンだろォが、オマエちゃンと学校に友達いンのか?」

絹旗最愛「いますよ! 超います! 一方通行と一緒にしないで欲しいですね」

一方通行「俺は三下さえいりゃいいからな」

絹旗最愛「また超BLですか……ナチュラルに言ってるのが悔しいです!」

一方通行「俺と三下との絆なめンな」




389: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 01:19:44.65 ID:rYnzUMIo


絹旗最愛「ジ○リとか皆で見れるのはいいですけど……こういうのに付き合ってくれる人は、もう」

一方通行「俺なら三下にとことン付きやってるけどな、まァ超電磁砲の顔を立ててやってるわけだが」

絹旗最愛「いい加減ガチっぽいからやめてください」

一方通行「あっせェ関係だな」

絹旗最愛「……今の常盤台には学園都市の暗部を知らない子だっていっぱいいますから」




390: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/21(火) 01:20:53.57 ID:rYnzUMIo


一方通行「そうかァ、オママゴトみてェなもンか」

絹旗最愛「おままごとだって楽しいんです! みんなで食べるクレープは美味しいし、服を選ぶのも楽しい! だからいまわたしは別に不満なんて無いんです! 『窒素装甲』は意外と超器用なんですよ」

一方通行「そりゃ良かったな……なンかあンとき寂しそうだったからなァ、ちっと気になって観に行っちまった……な、なンてわけじゃねェンだけどよ」

絹旗最愛「……それはもう超解決済みです」



絹旗最愛「一方通行も何かありませんか、面白かったこととか」




402: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/24(金) 00:34:56.13 ID:1HkhEWso


一方通行「ン……いや、他に何かあったか?」

絹旗最愛「ここでのわたしとの思い出がたったこれだけですか! 主に一方通行が脱いでただけってことになっちゃいますよ!」

一方通行「ならねェよ!」



一方通行「そォだな……ちっと怖かったときの話だが」




403: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/24(金) 00:36:48.31 ID:1HkhEWso


一方通行「オマエはまだきてなかったンだけどよ、地震で揺れたときがあってな、ここ結構ぼろいだろ? 閉じ込められるンじゃねェかと思った」

絹旗最愛「はぁ」

一方通行「しかもそんときはホラー映画でよ、犯人は脳ミソをシェイクして人を殺してくわけだ。昔のこと思い出しちまうじゃねェか、後遺症かもしれねェとも思って」

絹旗最愛「なるほど」




404: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/24(金) 00:38:27.60 ID:1HkhEWso


一方通行「まァただの地震なだけマシだったか。あ、でも、あンときコーヒーこぼして、服汚しちまったンだよな……白いヤツだったのによ」

絹旗最愛「飲み物持ち込むのが悪いんです。……その服は?」

一方通行「そりゃ脱いだに決まってンだろォが、そンときはたまたま替え持ってきてたし」

絹旗最愛「どうしてこの流れで脱ぐ話をしだすんですか!」





405: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/24(金) 00:40:06.89 ID:1HkhEWso


一方通行「あれから見当たンねェンだよな……広げて隣の席にかけといたはずだったンだけどよ」

絹旗最愛「ああそれですか。一方通行のかもしれないと思ってわたしが持って帰りましたよ」

一方通行「なンで持って帰ンだよ! 俺に言えよ! 勝手に他人のもン持ち帰ってンじゃねェぞ!」

絹旗最愛「そもそも一方通行が一人で地震にビビって服脱いだだけじゃないですか! 超面白く無いです」




406: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/24(金) 00:40:38.42 ID:1HkhEWso


一方通行「俺の言いたいことはだな、能力者の脳ミソについて長期的な研究は存在しねェ、だから年食ったときに色々バグる可能性もある……俺もはもちろんオマエもだ。気をつけとくンだな」

絹旗最愛「わかりましたよ!」



絹旗最愛「他には? その、面白そうなやつにしてください」

一方通行「そォだな……ちっと懐かしい話なンだが」




407: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/24(金) 00:41:20.81 ID:1HkhEWso


一方通行「前そこに置いてあった自販機がなァ、どっかの公園からかっぱらってきた奴らしくてよォ、俺は何度も千円札を吸い込まれちまった」

絹旗最愛「はぁ」

一方通行「超電磁砲の助言で、思いっきし側面蹴ってみたら20個ぐらいでてきてよ、まァコーヒーは5個ぐらいしかなかったが、喜んでたらなンか係員みたいなババアがでてきてよ」

絹旗最愛「……」





408: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/24(金) 00:42:26.79 ID:1HkhEWso


一方通行「万引きだァとか言うわけよ、はァ自販機で万引きできるわけねェだろっつったら、蹴ったのがいけねェとか言い出してよ、俺は何枚も吸い込まれってるっつーの、まあ意外と物分りのいいババアでな、金は返せねェけど、好きなもンいれてやるっつわれたからよ、チャラにしてやったわけだが」

絹旗最愛「あのおばさんですか」

一方通行「ババアの次男が野球やっててよ、結構いいとこのレギュラーやってて、俺打ち止めつれて観に行ったら応援いっぱいいてなビックリでな、どさくさにまぎれて豚汁もらっちまったンだけど、それがうまくてなァ……打ち止めも野球ンときはイマイチな顔してたけどよ、そのあと俺らも豚汁作るかって近くのデパート行って結構奮発してよ、家で作ったらうめェっつってくれたンだよなァ……」


絹旗最愛「カァット! なんで勝手にババアと超仲良くなってんですか……わたし抜きで……もう! わたしの出てくる話にしてください」

一方通行「仕方ねェな」




409: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/24(金) 00:42:54.17 ID:1HkhEWso


一方通行「そォだな……ちっとドキっとしちまった話をしてやろう」


絹旗最愛「そうです! その路線でどうぞ」




410: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/24(金) 00:43:20.19 ID:1HkhEWso



一方通行「今日はやけにおせェなと思ってたら、ようやくオマエが来たンだけどよ、なンか様子がおかしいンだよなァ、隣に座ってやたら肘ぶつけてくると思ったら、手ェ触ってきたりしてよ、あれ今日の絹旗さンはやけに積極的だなァと思ったら」

絹旗最愛「?」

一方通行「俺の腹とか太ももとかさわさわ撫で始めンだよなァ……映画はしょっぺェ濡れ場だったけどよォ……俺は結構ドキドキだった……なンだァエロガキ発情期かってな」

絹旗最愛「わたしは全然憶えてないんですけど」





411: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/24(金) 00:44:05.60 ID:1HkhEWso


一方通行「まァオマエじゃなかったンだけどな」

絹旗最愛「ちくしょう! 超悔しいです! わたし出てこないじゃないですか! どこのどいつだって言うんですか、その痴女は」

一方通行「いやァ、人違いだったらしくてよ、気付いたらすげェ慌てて帰ってったぜ」

絹旗最愛「そりゃ良かったですね……いや、一方通行的にはもっとして欲しかったですか?」




412: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/24(金) 00:44:36.63 ID:1HkhEWso


一方通行「この前またそいつと会ったンだけどよ、三下探してるらしいンだな、イギリスだかロシアだかからはるばるやってきてだな、よくわかンねェマフラーと尻尾? みてェな奴つけてよ。三下の前ではどいつも開放的になっちまうンだろォな、色仕掛けはやめろって昔三下に説教れたらしくて、意外に礼儀正しく謝ンだよなァ……超電磁砲の関門通れたかな、アイツ」


絹旗最愛「カァット! 超不愉快です! わたしのいない間に何やってんですか!」

一方通行「日を1日間違えちまってな、前の日に行っちまった」




413: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/24(金) 00:45:21.68 ID:1HkhEWso


絹旗最愛「ほう、一方通行がドジっ子……超あざといです」

一方通行「うるせエ、ニートは日付感覚が曖昧なンだよォ、ケッ」

絹旗最愛「自分で言っちゃうんですか。ちょっと萌えます」

一方通行「知るか」




414: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/24(金) 00:46:12.89 ID:1HkhEWso



絹旗最愛「次こそはわたしを出してくださいね!」





415: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/24(金) 00:46:48.14 ID:1HkhEWso


一方通行「……やっぱ革ジャンに豹柄ワンピに膝上の黒ブーツじゃねェか」

絹旗最愛「ブフォッ」

一方通行「背伸びした感じがたまンねェ」

絹旗最愛「……さすが一方通行ですね! わたし史上最大の超黒歴史に触れてしまうとは」





416: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/24(金) 00:47:21.98 ID:1HkhEWso


一方通行「似合ってたじゃねェか」

絹旗最愛「そういう問題じゃないんです! あああああああああああああああああー何で掘り起こしちゃうんですか! せっかく超綺麗に埋めたのに!」

一方通行「不機嫌そうに端っこに座って絹旗さンチビかっけェ、と思ったらすぐ帰っちまったけどよォ」




417: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/24(金) 00:48:02.92 ID:1HkhEWso


絹旗最愛「この話はしたくないです」

一方通行「なンであンなン着てきたンだ? イメチェンか?」

絹旗最愛「言いたくないです」

一方通行「もう一回着てきてくれませンかねェ」

絹旗最愛「超駄目です! 絶対嫌です」

一方通行「また膜、じゃねェ、壁を感じるぞ」

絹旗最愛「一方通行だけには超話したくないです」

一方通行「あ?」




418: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/24(金) 00:48:40.50 ID:1HkhEWso


絹旗最愛「一方通行だけには駄目です」

一方通行「ハァ?」

絹旗最愛「もうあんな超みじめな思いはたくさんです。……超自爆でしたけど」

一方通行「まァたよくわかンねェなァ、やめといてやるが」




419: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/24(金) 00:49:13.37 ID:1HkhEWso


絹旗最愛「意外にも一方通行が空気読みましたね……でも本当は気になってるんですよね!」

一方通行「ま、まァな」

絹旗最愛「わたしの秘密が気になっても夜も眠れない一方通行、少しまどろむと浮かんでくるのは超ミステリアスな美少女・絹旗最愛の顔ばかり……『ああなンでこんなに超胸が苦しいンだァ……ハッ、これが恋?』」

一方通行「呪いだろ」




420: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/24(金) 00:49:43.83 ID:1HkhEWso


絹旗最愛「ひどい! 超冷めすぎです! ……」

一方通行「ひでェ面してるからな」

フキフキ

絹旗最愛「うっ……っくヒック」

一方通行「今日は随分情緒不安定だな、生理前ですかァ」

絹旗最愛ブンブン

一方通行「いや、別に答えは聞いてねェよ……」




421: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/24(金) 00:50:45.64 ID:1HkhEWso


ナデナデ

絹旗最愛「どこ触ってんですか!」

一方通行「いや、頭だが……! そォか、打ち止め助かったぜ、オマエの腹パンの意味がわかったァ」





422: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/24(金) 00:51:40.03 ID:1HkhEWso


ナデナデ

絹旗最愛「どこ触ってんですか!!」

一方通行「背中だ」

絹旗最愛「超馴れ馴れしいです」

一方通行「『チビを撫でるなら頭以外にしろ』って法則があってだな」

絹旗最愛「今考えたんでしょう! だからって背中は……ちょっとくすぐったいですけど……まぁ」

一方通行「落ち着いたか」

絹旗最愛「とっくの昔に落ち着いてますから。余計な心配はいりませヒック……あら」

一方通行「しばらく黙って休め」

絹旗最愛「はい……」




423: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/24(金) 00:52:19.81 ID:1HkhEWso


……





424: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/24(金) 00:52:58.99 ID:1HkhEWso


絹旗最愛「……いつまで手をそうしとくつもりですか」

一方通行「! お、おっと悪ィな」

絹旗最愛「! べ、別にやだって言ってるわけじゃないですよ、ほ、ほらこうすると背筋が伸びて気持ちいいんです!」グリグリ

一方通行「骨がゴリゴリ当たるンですけど……ひとのことモヤシモヤシ言えねェじゃねェか!」





425: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/24(金) 00:53:56.93 ID:1HkhEWso


絹旗最愛「せめてコリコリって言ってください! じゃあここは一つ、一方通行の超本格的もやしを味わせてもらうことにしましょう」

スッ

絹旗最愛「……これは意外ッ! 超意外にも一方通行はなかなか良い背中をしています!」




426: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/24(金) 00:54:26.46 ID:1HkhEWso


一方通行「なンだオマエ背中フェチかァ」

絹旗最愛「ま、まさか、超まさかです。ありえません」

一方通行「広くたくましい背中を見ると跳びかかってむしゃぶりつきたくなっちまうンだろ? あァ?」





427: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/24(金) 00:55:00.05 ID:1HkhEWso


絹旗最愛「押さえこんでそのままぎゅーっとですね……ハッ」

一方通行「……今俺超するどかったンじゃねえか」

絹旗最愛「今のは無神経というんです!」


一方通行「絹旗さンがそンな性癖をお持ちとは……俺も夜道は背後に気をつけねェとなァ」

絹旗最愛「路面を気にしたほうがいいと思いますけど……低い姿勢からのタックルは効きますよ!」

一方通行「どンだけ俺に暴力ふるいてェンだ! 打ち止めと言いオマエと言い! 暴力反対ィ!」




428: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/24(金) 00:55:26.81 ID:1HkhEWso


絹旗最愛「柔らかいところがいいですね……沼地? 泥まみれも悪く無いですが、やっぱり、クッションとかソファーとかベッドとか……あれ?」

一方通行「随分積極的じゃねェか」

絹旗最愛「肉食系女子ってやつですよ……きっと」




430: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/24(金) 01:01:28.58 ID:1HkhEWso


一方通行「俺はふとン派だ」

絹旗最愛「わたしは超ベッド派です」


一方通行「あ?」

絹旗最愛「はい?」


一方通行「いや、別に合わせる必要はねえよな……」

絹旗最愛「ですよね……」




436: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/25(土) 00:08:03.58 ID:w0voiRIo


……


絹旗最愛「一方通行の初恋はどんなんでした?」

一方通行「ブフォッ ……いきなり何言いやがる」

絹旗最愛「どうせ恋のベクトルも一方通行だったんでしょうけどプププ」

一方通行「わりィけど前から言われてっからなそれ……やっぱ研究所の女か」




437: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/25(土) 00:09:06.21 ID:w0voiRIo


絹旗最愛「! 今も知り合いですか?」

一方通行「いや、俺がガキの頃だったからな」

絹旗最愛「一方通行がガキ……想像できませんね」

一方通行「そいつが俺の計測する番が来ると少しだけ嬉しくなったなァ……まァ俺の能力が強くなって関わる人間も増えたしよ、そいつも目が怯え初めてな……自然に忘れちまった」




439: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/25(土) 00:10:52.79 ID:w0voiRIo


絹旗最愛「なかなかいいですね」

一方通行「……」

絹旗最愛「わたしのは聞かないんですか」

一方通行「また無神経とか言われそォだからな」




440: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/25(土) 00:11:49.46 ID:w0voiRIo


絹旗最愛「一方通行にしてはいい心がけですね……。途中から明らかに超無理だってわかってたんですけど、結局自分で勝手に盛り上がって勝手に終わりました」

一方通行「ほーォ」

絹旗最愛「今はなんとも思ってませんからね、超思ってませんからね! お猿さんなんて! 二人でいちゃいちゃすればいいんです! 子作りに励めばいいんです!」

一方通行「?」




441: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/25(土) 00:12:28.90 ID:w0voiRIo


『……』

『……はーまづらぁー』

『お、俺は滝○一筋だから! ほんとだって。そもそも俺に何の関係があるんだ!』





442: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/25(土) 00:13:28.55 ID:w0voiRIo


絹旗最愛「スタンダールも言っています! 『恋が生まれるにはほんの超わずかな希望があればよい』って……狭い世界の中で勝手に希望を見つけてしまうものなんです! 若さゆえの過ち!」


一方通行「何いってンだこいつ」




443: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/25(土) 00:14:04.95 ID:w0voiRIo


絹旗最愛「わたしの希望を見つけられる世界も広くなったんですよ」

一方通行「映画館こもってるだけじゃねェか」

絹旗最愛「それでも、です!」

一方通行「ほーォ……」




444: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/25(土) 00:14:49.68 ID:w0voiRIo


……


絹旗最愛「こうしてるとカップルみたいですよね」

一方通行「知らねェな。ンな奴ら見てねェし」

絹旗最愛「わたしの長年の観察によれば、次はこう、頭をですね、もたせかけるように」

ポム



445: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/25(土) 00:15:37.21 ID:w0voiRIo


一方通行「おっと」

絹旗最愛「ほら、カップルみたいですよね?」

一方通行「……かもしれねェ」


絹旗最愛「というかもうカップルなんじゃないですか」




446: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/25(土) 00:16:15.60 ID:w0voiRIo


一方通行「ハァ?」

絹旗最愛「一方通行はどう思いますか?」

一方通行「どうってそりゃオマエ……いや……」

クルッ

絹旗最愛「……」

一方通行(ダメだ顔が見えねェ……なに考えてンだこいつ)




447: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/25(土) 00:19:11.33 ID:w0voiRIo


絹旗最愛「……」

一方通行(なンなンだ、この空気はよォ! 俺には無理だァ! さ、三下助けてくれェ!)

絹旗最愛(……?)





448: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/25(土) 00:21:16.57 ID:w0voiRIo


ザザザ
『三下デイズ』
制作 M・シスターズ・ネットワーク


上条『……』

御坂『……』



ガバッ
一方通行「三下ァ! 三下じゃねェか!」

絹旗最愛「いたっ! 急に起き上がらないで下さい! 首がいたっ」

一方通行「うるせェ、三下が出てンだ、落ち着いてられっかァ! やっぱオマエは困ったときこそ助けに来てくれンだな!」

絹旗最愛「ううう超最悪です……かみじょうとうまあああ……」




461: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 00:57:57.89 ID:dNlcFrYo


上条「あのー美琴先生?」

御坂「な、何よ」

上条「いつまでそこに張り付いてらっしゃるんで?」

御坂「あんたパソコン使おうとしてない? 1日1時間までって決めたでしょ」




462: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 00:58:46.55 ID:dNlcFrYo


上条「そ、そんなことねえよ」

御坂「ならいいけど」

モジモジ

上条「あのー美琴先生?」


御坂「なーに? 今ちょっとわたし」

上条「行きたいなら行って来いよ」




463: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 00:59:30.56 ID:dNlcFrYo


御坂「! な、なんのこと」


上条「長い付き合いだろ? 遠慮はいらねえ。あと、人間なんだから別に恥ずかしくないと思うわけです」


御坂「……ありがとう」




464: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 01:00:07.64 ID:dNlcFrYo


上条「そこのドアだからな」

御坂「わかってるわよ、それくらい。わたしが見てない間に変なことしちゃダメだからね」

上条「安心しろって。あ、そうだ、そこ大だと詰まり易いから気をつけてな」

御坂「大とか女子の前で言わないでよ! あと大じゃありませんから!」

上条「はーいはい、気をつけてなー」

バタン



465: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 01:01:02.41 ID:dNlcFrYo


ガタッ
上条「今だ! 今しかねえ! 上条さんだって健康で若い男子! たまってるのに、あのビリビリは! 俺を修道僧にでもしたいんですか!?」

ガサゴソ

上条「パソコンはフェイク! 筐体に隠してあったのさ!」




466: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 01:01:46.91 ID:dNlcFrYo


上条「青ピ○スからの差し入れか……『ロリババア特集』? あいつは自分の趣味押し付けてるだけだろ! あ、でも、このひと小萌先生に似てる……やばい、懐かしいな、元気にしてんのかな……」

上条「! 懐かしんでる場合か! 大じゃないということは残された時間は2分も無い……急がねえとな!」




467: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 01:02:27.12 ID:dNlcFrYo


上条「土○門からの差し入れか……『義妹特集』? あいつも自分の趣味か! 本物いるんだからいいだろ!」

上条「ステ○ルからの差し入れか……『シスター特集』? あいつもか! くそっ、どいつもこいつも……てかインデックスをこういう目で観てるのか、いやらしい、実にけしからん……はっ」


上条「! これは白の付箋つき! 安心と信頼の白! ページをめくるのがもどかしいぜ!」




468: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 01:03:28.07 ID:dNlcFrYo


上条「ゴクリ」

上条「どうしてこうも俺のツボをつくのか……ちょっとロリっぽいのが気になるけど……全然イケる! イケます!」

上条「白の付箋は誰なんだ……一方通行? いやそんなはずは……しかし理解度の高いロリコンと言えばあいつしか……」


一方通行「」





469: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 01:04:32.63 ID:dNlcFrYo


絹旗最愛「オナネタ共有とか超引きます!」

一方通行「共有はしてねェ! オリジナルとシスターの監視が厳しくて選定する時間すらねェようだったからな……手を貸してやっただけだ」

絹旗最愛「一方通行の白くて華奢な手でしてあげるわけですね!」

一方通行「その発想の方が引くわ!」


絹旗最愛「一方通行も一人でするんですか?」




470: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 01:05:05.85 ID:dNlcFrYo


一方通行「ブフォッ そォいうこと他人に聞くかァ?」

絹旗最愛「するんですか?」

一方通行「男同士の馴れ合いでこォいう話するときあるかもしンねェが……」

絹旗最愛「ハッテンですか?」

一方通行「俺は体育会系の飲み会とかの話をしてンだよ!」

絹旗最愛「酔いに任せてガチムチな乱交ですか?」

一方通行「いい加減同性愛から離れろォ! デリケートな話題なンだぞ。ほら高校野球とかでよ……」





471: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 01:05:32.55 ID:dNlcFrYo


上条「ともかく作業を始めますか! ティッシュを用意しないとな」

グッ ズルッ


絹旗最愛「ぎゃあああああああああああああああああああああああ」

一方通行「これが三下の三下……いや三下じゃねェな……ゴクリ」

絹旗最愛「何で無修正なんですか! 超グロいもん映さないでください!」




472: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 01:06:10.15 ID:dNlcFrYo


一方通行「見てンじゃねェか」

絹旗最愛「そりゃ、まあ、後学のために」

一方通行「海綿体に血液が流入してンだ。海綿体は2種類あってな、解剖するとパックリ割れるらしいぜェ」

絹旗最愛「そんなこと聞いてません! 海綿体に詳しい一方通行なんて嫌です」

一方通行「昔は俺の性別結構曖昧だったからなァ……ちっとは勉強してンだよ」

絹旗最愛「だからってガンガン披露しなくっていいんです!」





473: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 01:06:49.06 ID:dNlcFrYo


イン○ックス「とうまー、ただいまなんだよー」

上条「!!」ガタッ ズサーッ ガチャ


一方通行「! 速ェっ」

絹旗最愛「今の身のこなしは歴戦の猛者……さすが幻想殺し! 同じインファイターとして尊敬……はしません。超丸出しですから!」

一方通行「良いケツしてンじゃねェか。まだまだやれンぜ」

絹旗最愛「あなたも言うことがいちいちホモくさいんです!」





474: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 01:07:25.15 ID:dNlcFrYo


インデックス「? あれ、開かない、とうま、開けてー」

上条「いまは取り込み中だ!」

インデックス「短髪は? 短髪もいるの? 短髪開けてー」

上条「美琴はトイ……いや、あいつも取り込み中だ」

インデックス「二人して取り込み中なんて怪しすぎるんだよ! 早く開けるんだよ!」

上条「うるさい! ご近所さんに迷惑だろ」




475: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 01:08:03.46 ID:dNlcFrYo


上条(鍵はかけた。インデックスも鍵を持っているが、あいつのカバンからカギを出すには1分はかかる。チェーンを掛ける手間がおしい……1分でやってやる)

上条(美琴は? 美琴はどうなっている? ドアに耳を当てると……流す音しかしねえ。もう終わったのか……くそっ)

上条(……まだ出てこない? 音を消すために水を流し続けてるのか……水道代かかるだろ! いや、トイレットペーパーを使うときは絶対キイキイ言う……それまでは安全だな。念のためドアによりかかってするか)


上条(やれる、俺はやってやる! いくぜええええええ、俺の右手!)




476: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 01:08:58.06 ID:dNlcFrYo


絹旗最愛「最高に間違った幻想殺しの使い方ですね……」




477: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 01:10:17.93 ID:dNlcFrYo

ハアハア

絹旗最愛「……普通にエロいです」

一方通行「これは売れる、商売になる」

絹旗最愛「超いりません!」

一方通行「オマエが撮ったンだろ?」

絹旗最愛「違いますよ! 上条当麻の下半身なんて興味ありません……が、全く見覚えがないというのも妙です」

一方通行「涎垂らしながら画面に食いつく女どもが目に浮かぶぜェ……」


絹旗最愛(M・シスターズ・ネットワーク……超真っ黒な組織な気がしてきました)




478: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 01:10:55.39 ID:dNlcFrYo


ハアハア

絹旗最愛「ちょ、これ、やばくないですか、超ガチじゃないですか」

一方通行「初心なオマエには早かったよォだな」

絹旗最愛「とか言って一方通行の頬がほんのり染まってるのはどういうわけですか!」

一方通行「三下ァ、もうオマエは自分の幻想を殺さずにシコっていいんだぜェ……」


絹旗最愛「一方通行もこういうことするんですか」




479: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 01:11:22.48 ID:dNlcFrYo


一方通行「しつけェぞ」

絹旗最愛「黙秘は肯定とみなします」

一方通行「……打ち止めがいかくせェとか言うからな……てか最近は無言でファブリーズぶっかけてくるからなァ……あンまできねェンだよなァ」


絹旗最愛「」




481: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 01:13:05.03 ID:dNlcFrYo


一方通行「だから出先でこっそりとな……」

絹旗最愛「で、出先って……ここも入ってるんですか?」

一方通行「ギク」

絹旗最愛「ついでですか! わたしと映画を見るのはオナニーのついでですか!」

絹旗最愛「!」

絹旗最愛「わかりました! わたしをオカズにしているんですね! 超魅力的な女・絹旗最愛をオカズにしたあげく、素知らぬ顔で席に戻ってくる……超嫌らしいです! てか超嫌です! うわああああああああ」




482: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 01:13:44.68 ID:dNlcFrYo


一方通行「もォ駄目だ、俺はついてけねェ、オマエ下ネタ好きすぎんだろ……どンだけ俺の性生活に興味あンだ……頭がクラクラしてきたぜェ。あれか、オマエ俺に気でもあンのか、誘ってンじゃねェか」

絹旗最愛「超 ま さ か」

一方通行「クソッタレが!」


絹旗最愛(超しれっとしまいました……これがツンデレ!?)





483: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 01:14:54.61 ID:dNlcFrYo


上条「久々に来たぜ……この時が」


いいぜハアハア



てめえ(右手の幻想殺し)がハアハアいつでも俺の妄想をぶちハアハア殺せるってなら



まずはそのハアハアふざけた幻想をハアハアぶち殺――


インデックス「とうまあああああああああああ……」

上条「!」



484: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 01:15:33.63 ID:dNlcFrYo


上条(インデックスの声だ、どこだどこだ……窓側……?)


上条(ベランダにひっかかっているだと! 1話の再現か! あいつどういう経路で入ろうとしてんだ……カーテン、いや、カギだ、カギかけねえと)


ギイ

御坂「あれ、あんたこんなとこで何してんの?」

上条「!」




485: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 01:16:15.46 ID:dNlcFrYo


上条(なんだと……まだ紙を使っていないはずだ! なぜだっ)

上条「み、美琴先生、紙は使ったんでしょうか」

御坂「はあ? 何でそんなこと聞くの? いや、その……ウォシュレットで」

上条「ウォシュレット!? うちにはそんなものは無い!」




486: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 01:16:50.22 ID:dNlcFrYo


御坂「ありますから! やっぱぜんぜん話聞いて無かったんだ……つけようって言ったでしょ? ほら、わたしも使うかもしれないからって」

上条「くそっ、やられた! 乾燥機能付きのウォシュレットにやられた!」

御坂「! あ、あ、あんたなんて格好してんのよ! 何その右手、何そのティッシュ、何その、そのモゴモゴ、え、え?」

上条「気づくの遅すぎるだろ!」




487: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 01:17:24.03 ID:dNlcFrYo


御坂「うるさい! わたしのいない間に何してんのよっ!」

インデックス「とうまああああああああ……」ガラッ


上条「囲まれたか……昔の俺なら右手ひとつで切り抜けてたかもな」

御坂「いま右手とか言うな! さっさとそれから離しなさい!」

ウッ

上条「不幸だあああああああああああ」




489: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 01:42:04.62 ID:dNlcFrYo

絹旗最愛「……」

一方通行「まァ、あれだ、見所はシスターのそげぶキャンセルだな」

絹旗最愛「見所どころか、全編見せられないものが映りっぱなしでしたよ!」

一方通行「それもまた見所だ」

絹旗最愛「えー」




490: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 01:42:43.31 ID:dNlcFrYo


……





491: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 01:43:32.05 ID:dNlcFrYo


絹旗最愛「……一方通行って、その、……するんですね」

一方通行「うるせェ、わりィか! 俺も男だ! わりィか!」

絹旗最愛「ホルモンがあれとかで性別が微妙とか言う話はどうなったんですか」

一方通行「今はテストステロンもきちンと出てるからな……」

絹旗最愛「だから性欲もすごいんですね!」

一方通行「ま、まァな」




492: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 01:44:17.75 ID:dNlcFrYo


絹旗最愛「その、……ここのトイレでしてるんですか?」

一方通行「カアア ああ、してるしてる! シコりまくってますよォ!」

絹旗最愛「一方通行でもやっぱり恥ずかしいんですか?」

一方通行「あったりめェだろォが! ……クソッ、三下に釣られて余計なこと言っちまった、よりによってなァ、クソッ、悪夢だ、クソッ」

絹旗最愛「確かに超悪い夢でした……わたしも変なことを言ってしまいました」

一方通行「お互いに水に流そォぜ」


絹旗最愛「やっぱりオカズはわたしなんですか?」



493: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 01:46:34.31 ID:dNlcFrYo


一方通行「ブフォッ ちげェよ! 違いますゥ! てかそれだけは信じてくれェ……、あとオマエ帰ったあとだからな」

絹旗最愛「なるほど、わたしの席に顔を埋めて残り香を楽しんでから、というわけですね」

一方通行「ちげェ! 違いますゥ! ほンとにちげェんだよォ……ウッ」

絹旗最愛「……でも結構ショックです」




494: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 01:47:11.06 ID:dNlcFrYo


一方通行「何も言うことがねェ……今から帰ってもいいンだぞ」

絹旗最愛「そっちの方がみじめですよ……まあ端っこに座りますけど」ササッ

一方通行「ウッ」




495: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 01:48:39.23 ID:dNlcFrYo


絹旗最愛「わたしにはムラムラしませんか?」

一方通行「もォやめだやめだ、オマエとこンな話はしたくねェ! やめだァ!」

絹旗最愛「……」

一方通行「死にてェ」

絹旗最愛「今死んだら一方通行は童貞のまま死ぬことになりますね」

一方通行「クソッ」




496: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 02:18:31.51 ID:dNlcFrYo


絹旗最愛「一方通行も人間ですから、他人に言えない恥ずかしいことがあってもおかしくはないと思いますよ」

一方通行「だから言っちまったンだよ!」

クンクン

一方通行「! 何すンだ」

絹旗最愛「右手もチェックしましょうクンクン」





498: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 02:20:35.78 ID:dNlcFrYo


一方通行「やめろ! 近ェぞ! あっちいけェ!」

絹旗最愛「もう少し近づかないとわかりませんね……」

一方通行「そこはやめろ! 股間に顔うずめてるみたいじゃねェか!」

絹旗最愛「妄想してしまいましたか?」




499: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 02:21:10.22 ID:dNlcFrYo


一方通行「もォ勘弁してくれ」

絹旗最愛「こんなことぐらいでヘタれてるからいつまで経っても童貞なんですよ! もっと堂々としてください!」

一方通行「つってもよォ」

絹旗最愛「……こんなことぐらいでわたしが一方通行を嫌いになるわけ無いじゃないですか」




500: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 02:21:40.41 ID:dNlcFrYo


一方通行「こンなことぐらい、か」

絹旗最愛「元気だしてください!」

一方通行「……絹旗さンのひとに言えない秘密を教えてくれたら、元気になるかもなァ」




501: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 02:22:27.43 ID:dNlcFrYo


絹旗最愛「! この後に及んでズリネタを要求するとはさすが第一位! 超あつかましいです!」

一方通行「ズリネタじゃねェ! いや、でも、いいだろォ、俺だけ恥ずかしいンなンて不公平じゃねェか」

絹旗最愛「いやわたしだって結構恥ず……どういう話がいいですか」

一方通行「オマエの好きにしろ」


絹旗最愛「じゃあわたしの生理周期の話でもしましょうか」

一方通行「ブフォッ」




502: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 02:23:06.38 ID:dNlcFrYo


絹旗最愛「周期は28日で、その、しゅ、出血は2週間前に……」カアア

一方通行「自分で恥ずかしくなってどォすンだよ! ン、あれか、じゃあ今日ぐらいが……」

絹旗最愛「排卵日です……よく知ってますね」

一方通行「まァな」

絹旗最愛「だから今日の夜わたしを押し倒すならちゃんとゴムをつけてくださいね!」

一方通行「いや、どォしてそうなンだ」




503: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 02:23:55.75 ID:dNlcFrYo


絹旗最愛「……」

一方通行「……悪かったな、変なこと言わせちまって」

絹旗最愛「いや、別に……言いたくない、というか言わないといけなくなるかもしれませんから」

一方通行「ハァ?」

絹旗最愛「何でも無いです! ……ただちょっとクーリングタイムを取りましょうよ」

一方通行「だな……」

……



504: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 02:24:42.62 ID:dNlcFrYo


……





505: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/26(日) 02:26:46.78 ID:dNlcFrYo


……

一方通行「で、さっきの話に戻るけどよォ、『もォカップルじゃねェか』ってどういうことだ」

絹旗最愛「えっ、このタイミングで戻るんですか」




513: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/27(月) 00:30:40.40 ID:ZXH21boo


一方通行「どォいうことだ」

絹旗最愛「いや言ってみただけですけど」

一方通行「俺の総合的な分析によるとだなァ、色々場のベクトルとかを読ンだわけだが……やっぱオマエ俺に気があるンじゃねェか」




514: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/27(月) 00:31:38.20 ID:ZXH21boo


絹旗最愛「さーあ」

一方通行「あるンだろ? あるに決まってる」

絹旗最愛「……」

一方通行「なンか言えよ」

絹旗最愛「なんでそう問い詰めるんですか、もっと言い方ってものがあるでしょう」




515: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/27(月) 00:32:13.75 ID:ZXH21boo


一方通行「意味わかンねェ」

絹旗最愛「まあ、そんなに知りたがってる時点で一方通行がわたしに気があるのは超確定なんですけど」

一方通行「ハァ? ンなわけねェだろ」

絹旗最愛「『超気があるンだろ? 超あるに決まってる、超あって欲しい!』 の三段活用ですよね」




516: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/27(月) 00:32:50.96 ID:ZXH21boo


一方通行「どうしてそォなンだ! ……いや、もしかすると」

絹旗最愛「自分の気持ちにも超鈍感というわけですか……超あざといです! その道のひとが見たら超キュンキュンして死んでしまいますよ!」

一方通行「マジでそォかもしンねェな……よしオマエこっち向け」グイ

絹旗最愛「え、そうってどういうことですか? てか肩とかベタベタ触んないでください!」

一方通行「わかったから、こっち向いてろ」




517: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/27(月) 00:33:43.14 ID:ZXH21boo


ジーッ

絹旗最愛「超ぴらーん」

ジーッ

絹旗最愛「超無視ですか! 超くやしいです! なんでわたしの体をはったボケを一切拾おうとしないんですか!」

ウーン

絹旗最愛「顎に手を当てちゃって! 考える一方通行! 事に及ぶ前にわたしの体を品定めですか!」


一方通行「オマエ」

絹旗最愛「! はい?」




518: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/27(月) 00:34:33.48 ID:ZXH21boo


一方通行「髪型ババくさくね?」

絹旗最愛「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお、何かが、何かがこみ上げて来ます! これは怒り! 超腹立ちます! 一方通行のくせに超彼氏づらしてわたしの髪型に文句つけてくるなんて、しかもあんなこと言っといて! 超腹立ちます! むきーっ」

一方通行「つーか飽きたァ」

絹旗最愛「何様、超彼氏様ですか! 口だけは! 口だけは!」

一方通行「こだわりでもあンのか?」

絹旗最愛「……ちょっと大人っぽくみえるじゃないですか。 ババくさいとか言うな! 超言うな! 傷つきました」

一方通行「いや、もっと違う髪型もみてェじゃねェか」



519: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/27(月) 00:35:00.41 ID:ZXH21boo


絹旗最愛「ほう、一方通行はどんなのが好みですか?」

一方通行「好みっつわれてもな……もっとチャレンジ精神があってもいいンじゃねェかと思って」

絹旗最愛「チャレンジって、他人の髪型だからって……失敗したら嫌じゃないですか」

一方通行「もっとポジティブに行こうぜ」




520: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/27(月) 00:35:40.69 ID:ZXH21boo


絹旗最愛「例えば?」

一方通行「リーゼントとかよ」

絹旗最愛「どうしてそうなるんですか! やるわけないじゃないですか! てかリーゼントってポジティブなんですか」

一方通行「アフロとか」

絹旗最愛「えー、ドレッドなら、いやでも、えー」

一方通行「モヒカン」

絹旗最愛「やです」




521: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/27(月) 00:36:43.94 ID:ZXH21boo


一方通行「大銀杏とかどうよ」

絹旗最愛「一方通行がまったく真面目に考える気がないのはよくわかりましたよ! てか女性の髪型にしてください!」

一方通行「三下の髪型とか似合うかもなァ」

絹旗最愛「女・性! まったく話をきいていませんね!」

一方通行「いや、髪型とかどォでもいいンだ。……もうちっとロングな絹旗さンも見てェなァ、なンてな」

絹旗最愛「最初から素直にそう言ってください! わかりました。伸ばしてあげます。一方通行のためですからね!」




522: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/27(月) 00:37:19.95 ID:ZXH21boo


絹旗最愛「そう言えば一方通行の髪型なんてどうでしょうか、お揃いにするんです」

一方通行「ブフォッ やめろ! 想像しちまったじゃねェか!」

絹旗最愛「サイドは残して前髪は、あっ、そもそも真っ白にブリーチしないといけませんね!」

一方通行「やめろォォ!」

絹旗最愛「超ビジュアル系美少女・絹旗最愛の完成です!」

一方通行「やめろっつってンだろ!」



523: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/27(月) 00:37:55.46 ID:ZXH21boo


絹旗最愛「あらー超照れてるんですか?」

一方通行「キメェつってンだよ!」

絹旗最愛「一方通行の髪型はどう決めてるんですか」

一方通行「初期設定から結構変わったよな」

絹旗最愛「設定とか言わないでください!」

一方通行「色がこれだからな……何やっても浮いちまう。バイト落とされンのもこのせいだろォ」




524: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/27(月) 00:38:35.12 ID:ZXH21boo


絹旗最愛「染めたらどうですか? 青とか入りやすくて面白そう……バイトは落ちますけど」

一方通行「落ちンのかよ! あと、染めちまったら俺のアイデンティティが無くなっちまうだろォが、ベクトル操作とか反射とかよ……忘れるわけにはいかねェンだ」

絹旗最愛「じゃあスキンヘッドですね!」

一方通行「どォしてそうなンだよ! あとそれもバイト落ちンだろ!」

絹旗最愛「その上にかつらですね!」

一方通行「やなこった」




525: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/27(月) 00:39:04.95 ID:ZXH21boo



絹旗最愛「わたしの髪型のかつらをかぶれば、なんと! 超ババくさい美少女・一方通行の完成です!」

一方通行「わかったわかった、謝りゃいいンだろォが! 悪かったァ!」




536: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/02(土) 01:43:34.20 ID:wb41GLYo


ザザザ

『三下デイズ2』
制作 M・シスターズ・ネットワーク

御坂「……」

インデックス「……」

上条「……」

上条(空気が重い)

御坂「何してたの?」

上条「え?」

御坂「何してたかって聞いてんの」

上条「自家発電です」






537: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/02(土) 01:44:30.42 ID:wb41GLYo

御坂「? あんた電気使いじゃないでしょ」

上条「オナニーだ! オナニーに決まってんだろ! オナニー!」

御坂「何てこと連呼すんの! ご近所迷惑でしょうが」

バンバン
ウルサイニャー

御坂「ほら壁バンしてきた」


インデックス「短髪、オナニーってなに?」

御坂「ブッフォ」





538: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/02(土) 01:45:01.58 ID:wb41GLYo

上条「おまえが答えろよ」

御坂「わかったわよ……ゴニョゴニョ」

インデックス「! 馬鹿にしてるの! わたしだってもうそれくらい知ってるんだよ!」

御坂「じゃあ何で聞くのよ!」

インデックス「それはドイツ語だから、ぴんと来なかったんだよ! マスターベーションって言って欲しいんだよ!!」

御坂「お、大声で何言ってんのよ!」

バンバン
イイカゲンニスルニャー


インデックス「はっ、じゃあ、さっきとうまがやろうとしてたのは……」

上条「おまえも気づくの遅すぎるだろ!」




539: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/02(土) 01:45:35.37 ID:wb41GLYo


インデックス「玄関してるなんておかしいんだよ! トイレでやって欲しいんだよ!」

上条「トイレには、ええと、美琴先生がいらしゃったので」

インデックス「なるほどなんだよ……わたしはてっきり……短髪はいくらお腹が痛いからってトイレを独占するのはよくないんだよ」

御坂「違います! 全然違います! 1分ぐらしかいなかったんだから」

インデックス「また話がわからなくなったんだよ! とうまは最短記録でも作ろうとしてたの?」

上条「違えよ! 全然違います! 上条さんは……美琴先生の監視が厳しくて」

御坂「……でも、だからって」




540: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/02(土) 01:46:08.91 ID:wb41GLYo


インデックス「これは短髪が悪いんだよ! とうまに謝るんだよ!」

御坂「なんであんたはそんな当麻の肩を持つというか、肯定派なの?」

インデックス「若い男性には自然なことだって保健体育の教科書に書いてあるんだよ」

御坂「そりゃそうかもしれないけど」

インデックス「103冊ぐらいの教科書を完全に暗記してる禁書目録を馬鹿にしないで欲しいんだよ!」

上条「少なっ! 随分減ったな! えーっと10万3000冊だったから、えーっと、えーっと?」

御坂「1/1000! 遅い! 丸暗記できるだけで調子に乗らないでほしいわね! わたしなんか進学校で超成績いいんだからね!」

インデックス「自慢がうざいんだよ! あと別にわたしだって負けてないんだよ! わたし全国模試の成績はね、」

上条「おまえら、そういう話はちょっと……上条さんには眩しすぎるというか、なんというか」




541: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/02(土) 01:46:38.51 ID:wb41GLYo


御坂「うっさい! あんたは馬鹿な上にやる気がないからいけないの!」

インデックス「そうなんだよ! とうまは馬鹿なんだからやる気がだけが取り柄なんだよ!」

上条「馬鹿馬鹿いうんじゃねえ……ウッ」

インデックス「でも今回は短髪のわがままだと思うんだよ」

御坂「わがままって……」

インデックス「とうまが困ってるんだよ」

上条「困っちゃいないけどさ」

御坂「じゃあなによ」




542: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/02(土) 01:47:18.67 ID:wb41GLYo


上条「上条さんもたまには自由が欲しいんです」

御坂「なに、わたしがいると息苦しいっての?」

上条「そうは言ってねえだろ! なんでそんな怒ってんだよ」

御坂「怒っちゃいないわよ! でも」

上条「じゃあなんだよ」

御坂「当麻の馬鹿」

上条「!」

御坂「ばかばかばか」

上条「いくらなんでも言い過ぎだ! 俺だってな、」

御坂「うるさい! あんたがぜんぜんわたしのことをわかってくれないから」

上条「今日は本当に機嫌悪いみたいだな」

上条「わかった、こそこそやってたのは謝る。ごめんな。俺ちょっと出かけてくるわ」

御坂「! ま、待って」

バタン

インデックス(すごく痴話喧嘩なんだよ)




543: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/02(土) 01:47:54.51 ID:wb41GLYo


インデックス「た、短髪……」

御坂「なに」

インデックス(良かった。泣いたりしてなかったんだよ)

御坂「わたし、何がいけいないのかな」

インデックス「好きだからって束縛し過ぎなんだと思うよ」

御坂「それ以前で空回ってる気がするんだけど」

インデックス「そ、そんな気もするんだよ」

御坂「はぁー」

インデックス「短髪が全部悪いわけじゃない気がしてきたんだよ」

御坂「ありがと」

ハァー

インデックス(空気が重いんだよ)

御坂「わたしも出掛けてくる。洗濯物よろしくね」

インデックス「任せとくんだよ!!」

バタン




544: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/02(土) 01:48:25.21 ID:wb41GLYo


インデックス「さてと」

インデックス「まずは腹ごしらえなんだよ!」

インデックス「とうまー、パスタのソースは何がいい?」

インデックス「あれ、いない」

インデックス「! とうまが遂に一人で外出したんだよ!! ねえ、短髪!」

インデックス「そっか、短髪も行っちゃったんだ」

……

インデックス「イギリスに帰りたくないんだよ」





545: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/02(土) 01:49:14.40 ID:wb41GLYo


上条「美琴先生は何をあんな怒っているのか」

上条「オナニーか?」

上条「いや、それだけであんなことは言わない奴だ」

上条「くそっ、わかんねぇ。やっぱ俺もいけないのか? 多分そうなんだろうな……」

ハッ

上条「! ここ外じゃねえか! クソッやられた! 魔術師の仕業か!」

上条「戻るか? 部屋戻るか? 駄目だ、気まずすぎる」

上条「やべぇ、やべぇ、他人が歩いてる、俺のこと見てる!」

上条「うわあああ、もう嫌だぁ」

上条「! 女子高生二人組がガン見してくる! 俺のことバカにしてんだな、ちくしょー」

??「上条さん……?」

上条「知り合いか! なお悪いわ! こんな俺を見られたくないぃー」

ダッ

佐天「初春、追うよ!」

初春「えっ」




546: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/02(土) 01:49:59.69 ID:wb41GLYo


黒子「突然かつ久しぶりのお呼出し……でもこんなところでいいんですの?」

御坂「懐かしいでしょ? この公園、この自販機」

黒子「お姉さまのたび重なる犯罪行為を思い出しますの」

御坂「いきなりごめんね」

黒子「まさかのスルー……とってもブルーなお姉さまも悪くないですの」

黒子「何についてのおなはしですの?」

御坂「あいつのことなんだけど」

黒子「ま! 恋のライバルに相談を持ちかけるとは! お乗換え! お乗換ですのね! わたくし、一向に構いません! 遂にわたくしの愛がお姉さまに届く時が」

御坂「もうわたしどうしたらいいかわかんなくて……こういうとき相談できるのはやっぱあんたかなって」

黒子「まさかの全スルー……く、くやしい、ですの」

黒子「また類人猿がしでかしたんですの? お姉さまというひとがありながら」

御坂「オナニーしてた」

黒子「ブッフォ」




547: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/02(土) 01:50:28.58 ID:wb41GLYo


御坂「……というわけなの」

黒子「なるほど、ですの。……さきほどお姉さまの卑猥な発言……あの小さなお口からあのような言葉が……くっ、なぜ録音しなかったのです、黒子!」

御坂「あんたはどう思う?」

黒子「まことに僭越ながら、単刀直入に言わせて頂こうと思います。……本来はわたくしからは言いたくないのですが、これ以上ブルーなお姉さまを見ているのも忍びないですの」

御坂「ありがと。やっぱり黒子はわたしのパートナーなのかな」

黒子「ぐぎぎぎぎ、憎い、類人猿が憎いぃ。お姉さまのためを思うと類人猿の手助けをすることになる……黒子はとっても苦しいですの」




548: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/02(土) 01:51:10.46 ID:wb41GLYo

ハアハア

上条「女の子なのになかなか粘るじゃないですかハアハア」

佐天「そちらこそなかなかハアハア。わたし昔金属バットとか振り回してたクチなんで」

上条「怖い! かつあげか! 上条さんからかつあげするつもりか!」

佐天「えー何でそうなるんですかー……」

上条「花の友達が遅れてるみたいだけど、待ってあげた方がいいと思うぜ!」

クルッ

佐天「おそっ! 消えかかってる! 初春はインドア派だからなー」

上条「てか、どなた?」




549: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/02(土) 01:53:35.22 ID:wb41GLYo


佐天「佐天涙子です! 御坂さんの友達やらしてもらってる」

上条「! あっ思い出した、あれか、あいつの一個下の」

佐天「そうですそうです」

上条「レベルアッパー、だっけか」

佐天「やっちゃいましたね」

上条「レベル0だったんだよな」

佐天「わたしには上条さんみたいな特別な力はありませんでしたけど……感謝してます! 憎たらしい能力者たちがいなくなって! 威張り散らしてたひとたちがいなくなって!」

上条「お、おう」




550: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/02(土) 01:55:23.23 ID:wb41GLYo


佐天「御坂さんもねー、わたしの前だとそうでも無いんですけど、ちょっとテンション上がってくると、『レベル0の無能力者どもの料理法くらい心得てるわよ』とか言っちゃたりして……そういうブリッコって腹立ちますよね」

上条「……おい」ギロ

佐天「上条さんが怒った! マジギレですか! こわーい! やっぱ御坂さんのこととなると違いますね! 大事な人の悪口って許せませんよね」

上条「え? だ、大事な人? まぁそうか……」

佐天「わたしだって御坂さんが悪いとか言いたいわけじゃないんです。人間ひとりがあんな強い力を持ってるのがいけない。どうしても幻想を持ってしまう……だからその幻想をぶち[ピーーー]! そうですよね!」

上条「だな……あいつにはレベル5なんて肩書きはいらなかったんだ」

佐天「『今の肩書きは俺の彼女だけどなキリッ』って感じですか! ヒュー」

上条「えっ、え? べ、別に上条さんはあいつとは別にそんなんじゃ、そんなんじゃありません!」

佐天「えっ、え? 御坂さんが通ってるって……あ、これはやらかしたか、まずいところつついちゃったか」

上条「はははは、あいつはただの、その、昔からの戦友というか守って守られてというか」

佐天「こりゃだめだ……てか御坂さんもちょっとさすがに……」

上条「えっ」

佐天「このひとたち年上なんだよなー……」

上条(軽蔑の眼差し……ウッ)




551: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/02(土) 01:56:55.68 ID:wb41GLYo


一方通行「三下ァ」

絹旗最愛「鈍感って超罪ですよね」

一方通行「いやでも超電磁砲がヘタレすぎンだろ」

絹旗最愛「は?」

一方通行「あ?」

絹旗最愛「いま な ぜ か 超ムカつきました」

一方通行「見りゃァわかる! 女は突然キレだすからな……理性が足りねェよなァ」

絹旗最愛「意見の差は埋まらないみたいですね」

一方通行「俺は断固そォ思う」

絹旗最愛「くっ……わたしのどこか超ヘタレているというのか……」




556: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/03(日) 01:03:44.88 ID:Ue0wH4go


黒子「結論から言いますと、お姉さまは類人猿にまったく意識されていません」

御坂「ウッ」

黒子「ですが勝機はそこにあるんですの!」

御坂「しょ、勝機?」

黒子「お姉さまは自分のこと、魅力的とお考えですの?」

御坂「え、なにそれ……まぁちょっとは」

黒子「わたくしから言わせればお姉さまは天をついてブチ破るほどですの! 慎ましかったお姉さまの胸も立派に発育なさって……いちまつの寂しさを感じつつも、二人きりで向き合っていると黒子の理性のたがは今にも外れそうで、手が、手が、勝手に」

スッ

ビシィッ

黒子「あぅ」

御坂「で、勝機ってなに! なんなの!」




557: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/03(日) 01:06:41.06 ID:Ue0wH4go


黒子「くぅ……お姉さまがあの類人猿を追い掛け回し始めてから随分経ちました。今では家に押し掛けるまでに……普通だったら意識しないわけはありません。お姉さまも成長なされましたから! 今やこんなにグヘヘヘヘ」

御坂「じゃあ、じゃあ、どうして!」

黒子「あの殿方とはじめてあったときのことを覚えてますの?」

御坂「あたしが不良にからまれてて、助けようと割り込んできた」

黒子「そう、そこ! そこですの! あの殿方のおせっかいぶりは極めて広範囲に及び、今まで多数の被害者を出して参りました……」

黒子「ここからあの方の行動原理がわかってきます。つまり、『困っている人見たらとにかく助ける』! もちろんお姉さまもその一人だったわけですが」

御坂「そのときは別に困ってなかったけど」

黒子「『女の子を守る』ではあっても『可愛い子を守る』ではない! ですの!」

御坂「?」

黒子「『可愛いから、好きだから、守る』ではいけないとお考え、いや、無意識に抑えているのではないでしょうか」

御坂「ってことは……!」

黒子「お姉さまが可愛いから助けているわけじゃないと自分に言い聞かせるうちに、お姉さまへの意識がすっぽり抜け落ちてしまったに違い有りませんの!」

御坂「そ、そ、そうかな」

黒子「そうですとも! ですからうまいこと意識さえさせれば……あとは煮るなり焼くなりやり放題! お姉さまにべた惚れになるに違い有りませんの!」

御坂「べ、ベタ惚れ……ウヘヘ」

黒子「まあ! なんてだらしないお顔! そんなお姉さまもたまりませんのジュルリ」




558: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/03(日) 01:07:08.91 ID:Ue0wH4go


御坂「どうしたらあいつをベタ惚れ、じゃない、意識させられるの! 教えなさい」

黒子「いや、そこはお姉さまが考えるところでは」

御坂「なによ! 肝心なところが……でも、ま、いっか、なんかやる気でてきたから」

黒子「それでこそお姉さま! 常盤台のエースはいつも自信に満ちていて欲しいですの」

御坂「ありがと」

黒子「でも、いきなり『好きだっつてんだろうがゴラァァァ』は駄目ですの……引かれてしまったら終わりですの」

御坂「う、うん、まさか、ね」

黒子「慎重かつ大胆に、慎ましやかかつ強烈に、お姉さまの魅力をアッピール」

御坂「うーん」

黒子「……お姉さまはなぜそこまで上条当麻にこだわりますの?」

御坂「いや、もう、あとには引けないっていうか……ここで引いたら今までの時間が無駄になっちゃうでしょ! だから絶対落とす! 落とぉす!」


黒子(動機が変わりつつあるような……そんな哀愁を感じさせるお姉さまも素敵ですの)




559: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/03(日) 01:07:42.61 ID:Ue0wH4go


初春「佐天さんハアハア、はやすぎです」

佐天「初春が遅いの!」

上条(花の盛りっぷりが上がった気がする……高校デビュー?」

佐天「あ、御坂さんだ」

上条「!」

佐天「わたしら用事を思い出しました! ここらで退散します!」

初春「わたしは無駄に走っただけですか!」





560: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/03(日) 01:08:54.66 ID:Ue0wH4go



上条「よ、よお」

御坂「! あ、あんた……なんでそんな汗だくなの?」

上条「急に走りたくなって、体がなまっちまうからな」

御坂「あんたここまで走ってきたの?」

上条「おまえこそどうしてこんなとこに」

御坂「別にいいじゃない、ちょっと来てみたくなっただけ」

上条「この公園は」

御坂「懐かしいでしょ? てか、なんだ、あんた一人で外出れんじゃん」

上条「ん、まぁな」キョロキョロ

御坂「大丈夫だって。他には誰もいない、はず……」

……

ガサガサ

黒子「帰れと言われても帰りません! お姉さまの人生の貴重な瞬間……たとえ苦しくても見逃すわけはいけませんの」

佐天「ですよねー」

黒子「あなたがたは……初春も」

初春「佐天さん、やめましょうよ覗きなんて、白井さんみたいになっちゃうじゃないですか」

黒子「むしりたいですの」




561: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/03(日) 01:12:13.79 ID:Ue0wH4go


上条(何を話せばいいのやら)

御坂(アッピールアッピールアッピールアッピール)

御坂「ねえ」

上条「は、はい!」

御坂「とりあえず、座らない?」

上条「そうだな、じゃあなんか飲み物でも」

スッ

御坂「あっ、馬鹿っ」

上条「あれ? 吸い込まれた?」

御坂「あんた学習しないのね」

上条「いやでも置き換わったって聞いてたけど」

御坂「うん、そうなんだけど、また戻ってきたの」

上条「へえ」(なんかやたらコーヒー多い……)





563: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/03(日) 01:13:52.62 ID:Ue0wH4go


御坂「やらないの? 不幸だぁーって」

上条「いやいやここは美琴先生の出番だろ、チェイサーって」

御坂「えっ」

上条「どうぞどうぞ」

御坂「わ、わかった……」

チェ、チェイサー
トン

上条「弱すぎだろ! もっと脚上げろよ」

御坂「できるか! わたしスカートなんだから見えちゃうでしょ」

上条「えっ、短パンが?」

御坂「ちがーう! その、ショーツが」

上条「は?」

御坂「だから、もう短パン履いてないの! 子供っぽいって言われるから」

上条「あ、そ、そうか、あははは」




564: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/03(日) 01:14:35.50 ID:Ue0wH4go


黒子「お姉さまナイス! これはいいのが入りましたわ!」

佐天「効いてる効いてる!」

初春「こんなの覗いて本当にいいんでしょうか」

黒子(あのスカートの下には直にお姉さまの下着が……もしかすると大人びた下着の可能性も……ああ、テレポート、テレポートしたい! お姉さまの股の下に!)

ウオリャー
ズドーン

佐天「凄いローキックが入りましたね、これは効くぅ!」

黒子「お、おねえさま……せっかくの女性らしさアッピールタイムをみずから」

ビビビ

御坂「なんか警報鳴ってる!」

上条「上条さんは知らない! 知りません!」

御坂「あ、待て、あんたがもっと強く蹴れっつったんでしょ」




565: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/03(日) 01:15:35.27 ID:Ue0wH4go


黒子「初春!」

佐天「止めて!」

初春「そんな無茶な……まぁやってみますけど。ノートパソコンってけっこう重いんですよね」

佐天「ゴメンゴメン、あとでパフェおごるからさ!」

初春「白井さんは?」

黒子「えっ」


カタカタ
シーン

御坂「と、止まった」

上条「ふぅ」

御坂「座りましょ」




566: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/03(日) 01:16:14.00 ID:Ue0wH4go


……

黒子「お姉さま! もじもじしてるだけでは伝わりませんの!」

佐天「キースっ! キースっ! キースっ!」

初春「佐天さんはせっかちすぎです!」


上条「コーヒーばっかになっちまったな」

御坂「あとはいちごおでんが1個……あんた飲む?」

上条「挑戦してみるか」


佐天「駄目! 初キスがいちごおでんの味になっちゃう!」

初春「佐天さんうるさいです」





567: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/03(日) 01:16:59.67 ID:Ue0wH4go


御坂「どう?」

上条「まずい、吐きそう」

御坂「わ、わたしが飲んであげようか」

上条「お、頼んだ」


黒子「間接キス……良い手ですの」

初春「白井さんとは絶対嫌ですね」


御坂「うえー、まず、やっぱ返す」

上条「飲むって言うなら最後まで飲めよ……それは俺も同じか。飲むしかねえ」

御坂「いっき! いっき! いっき!」

上条「くぅ、なんとか、行ったぜ」

御坂「おいしかった?」




568: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/03(日) 01:17:44.96 ID:Ue0wH4go


上条「? 別に味変わんねえだろ」

御坂「いや、わたしが口つけたからおいしくなったかなーって」

上条「へ、変なこと言うんじゃねえよ」


黒子「その調子ですの!」


上条「うっ」

上条「ちょっとトイレ行ってくるわ」

御坂「あ、うん、行ってらっしゃい……」ズーン


黒子「……」

佐天「ゲロの味になりましたね」


一方通行(ン……?)

絹旗最愛(超デジャブ……超電磁砲とかぶるなんて超がっかりです!)




575: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/03(日) 23:57:50.18 ID:Ue0wH4go


上条「ここって実は結構広いよな。俺奥行ったことないけど」

御坂「ここって多摩中央公園だよね?」

上条「えっ? 多摩? 学園都市だろ?」

御坂「ロケ地の話なんだけど」

上条「ロケ地とか言うな!」


御坂「あっちに見えるのがパルテノン多摩って言ってホールで劇とか演奏会やってるの」

上条「パ、パルテノン?」

御坂「神殿ぽいじゃん」

上条「はぁ」

御坂「わたしあそこでバイオリン弾いたことあるよ」

上条「すげーな。てか美琴先生ってよく考えると色々すごいよな」




576: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/03(日) 23:58:29.06 ID:Ue0wH4go


御坂「よく考えなくてもすごい! レベル5で第三位の超電磁砲なんだから」

上条「おまけに成績優秀で金持ち名門校に通ってるときた」

御坂「ま、まぁね」

上条「品行方正、文武両道、一騎当千」

御坂「えへへ」

上条「五里霧中、我田引水、百花繚乱、森羅万象、あ、結構覚えてんな」

御坂「四字熟語並べてるだけか!」

上条「以心伝心、一蓮托生」

御坂「えへへ……容姿端麗は? 才色兼備は? りょ、良妻賢母は?」

上条「天真爛漫はちょっと違うかもな……」

御坂「聞けよ!」

上条「温厚篤実でもないよな……むしろ傍若無人?」

御坂「無視すんなやゴルァァ!」

ドガッ
ウアアア,フコウダー




577: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/03(日) 23:59:09.53 ID:Ue0wH4go


黒子「阿鼻叫喚……」

佐天「相思相愛だと思うんだけどな」

初春「厚顔無恥です、覗きなんて。白井さんのごとく」


絹旗最愛「優柔不断」

一方通行「……」

絹旗最愛「白髪枯木、幼女趣味、超絶鈍感」

一方通行「そンな四字熟語はねェよ」

絹旗最愛「窒素通行」

一方通行「……どォ読むンだ」

絹旗最愛「一方通行はどう思いますか?」

一方通行「ナイトロジェン・レータ」

絹旗最愛「えー……」





578: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/04(月) 00:00:21.40 ID:yUwE3Y.o


上条「比べて俺は何やってんだか」

御坂「今更引け目に思ってるっての?」

上条「そんなんじゃないけどよ、主人公補正切れるとつらいんだよな……今までできてたことができなくなんだぜ?」

御坂「主人公補正とか言うな! そんなこと言ったらわたしも超電磁砲の分きれちゃったから、こうして頑張ってんじゃない」

上条「おまえも言ってんじゃねーか! ……おまえのいちばんすごいところは努力できるとこだよな」

御坂「わたしは『人目を引くようなすばらしい結果を出せ!』とか言ってるわけじゃないの。当麻は当麻にしかできないことをもうやり遂げたんだから……やりがいとか生きがいを探して欲しい」

上条「……」

御坂「別にうまくできなくたっていいじゃん。当麻を見てるひとは必ずいる」

上条「美琴先生ももう高校生なんだな」ジーッ

御坂「は? ……!」カアア、バッ

上条「説教が板についてきたなーって」

御坂「あんたに説教とか言われたくないですぅ!」

上条「で、何だよそのポーズ、前で手を組んで……ハッ またタックルか! またタックルなのか! 暴力反対!」

御坂「いや、胸の話かと……」

上条「えっ」

御坂「あー! なんでもなーい! なんでもなーい!!」




579: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/04(月) 00:01:22.72 ID:yUwE3Y.o


黒子「ハアハアお姉さまハアハァお姉さまジュルリ」

初春「うわぁ」

佐天「……御坂さんに謝らなきゃ」

初春「? どうしたんですか」

佐天「ううん、何でもない」


一方通行 ジーッ

絹旗最愛「言いたいことは超わかりますけどやめてください!」バッ

一方通行「オマエも高校生なンだよな……」

絹旗最愛「くぅ、同じこと言ってるのに、超嫌味っぽいです!」




580: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/04(月) 00:02:01.47 ID:yUwE3Y.o


絹旗最愛「女性を胸で判断する男なんてわたしは超嫌いです……そもそもですね、女性ばっかりじろじろ見られて男性の間で評価されるなんておかしいんです! 超男女不平等です!」

一方通行「女も同じだろ」

絹旗最愛「脂肪の塊は外からでもわかるじゃないですか! じゃあ、こうしますか、男性も自分のアレの大きさを公表して外歩きたいですか!」

一方通行「嫌だ」

絹旗最愛「ほーら」

一方通行「悪かった、気にしてることいじっちまって」

絹旗最愛「謝らないでください! 余計腹が立ちます! なぜなら! わたしは全く気にしていないからです! 全く! 大器晩成! その可能性も残されています!!」

一方通行「め、めンどくせェ……」




581: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/04(月) 00:04:48.68 ID:yUwE3Y.o


絹旗最愛「参考までに一方通行の好みも聞いておきましょう」

一方通行「胸だけじゃわかンねェだろ……こォ全体的なバランスというか……」

絹旗最愛「あと、一方通行のアレはどれくらいの大きさですか?」

一方通行「ドサクサに紛れてなンてこと聞いてンだ!」

絹旗最愛「わたしは胸の大きさを超公表しています!」ズイ

一方通行「……これって何カップぐらいなンだ?」

絹旗最愛「えっ……それ言わないと駄目ですか?」

一方通行「! いやいやいやいい、言わなくていい、言うな」

絹旗最愛「え、えーっと、春からトップが1cm」

一方通行「だから言わなくていいっつてんだろォが!」




587: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/09(土) 00:33:08.09 ID:bilrHKoo


御坂「向こう側にはでっかい池に噴水があるの」

上条「詳しいな」

御坂「行こ?」

ギュッ

上条「!」


一方通行「!」

絹旗最愛「おっ」

一方通行「これが三下の幻想殺し……あったけェ」

絹旗最愛「そっち視点ですか……上条当麻と夜の公園二人きりギュって手つないで歩く気ですか」


ピタ

上条「? もっと近づこうぜ」

御坂「カップルとかいたらやじゃん。ここからでも見えるでしょ」

上条「綺麗だな」

御坂「二人きり……あの茂みに誰かいなきゃ、だけど」


黒子モゴモゴバタバタ

初春「佐天さん! 発狂した白井さん抑えるの手伝ってください!」





588: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/09(土) 00:34:26.65 ID:bilrHKoo


御坂「あ、そうだ、明日またここに来ない?」

上条「どうして」

御坂「あんたの外出訓練に決まってんじゃん。わたしが付き添ってあげるからさ」

上条「えーでも」

御坂「あんたどうせ暇でしょ。大丈夫大丈夫、魔術師も超能力者も不良も来ないから」

上条「美琴先生も超能力者じゃないですか」

御坂「細かいこと言わない! わたしとあんたが組めば大抵の奴は撃退できる!」

上条「まあな……おまえだけでいいんじゃないかという気はする」

御坂「奥には神殿風の謎のオブジェがあったりとか、昼来ても面白い……と思う」

上条「予算の無駄遣いの臭いがする」

御坂「うーん、否定出来ない……」

上条「上条さんは家計にはうるさいんですよ!」

御坂「家計、家計ってわたしにはよくわかんない」

上条「このブルジョワめ……」




589: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/09(土) 00:35:01.65 ID:bilrHKoo

御坂「まずはただの散歩から、ね」

上条「なんか悪ぃな、つき合わせちまって」

御坂「そうそう、わたしの時間を拘束するんだからね。ありがたく思いなさいよ」

上条「へえへえ」

御坂「まーたそう言ってへらへらする」

上条「いや、ホントにありがたいと思ってるんですよ。どうしてそこまでしてくれるんだか」

御坂「想像にお任せします」

上条「任されてもな……まだ主人公気分が抜けてないとこあるから自分の都合のいいことを考えちまうんだな、これが」

御坂「数々のムフフなイベントこなしてきたそうじゃない」

上条「ギク いや、あくまでライトなやつで……ライトノベルだけに」

御坂「ライトってそのライトなの?」

上条「知るか!」

ザッ

上条「!」

御坂「ん?」

上条「いや、近いなーって」

御坂「ライトに近づいてみたんだけど」

上条「意味わかんねえよ」

御坂「当麻」

上条「?」

御坂「なかなか、言えなかったけど、わたしずっと前から、あんたのことが……」

上条「ゴクリ」


佐天「キースっ! キースっ! キースっ!」

初春「佐天さん!」





590: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/09(土) 00:38:05.46 ID:bilrHKoo


ピリリリ

御坂「!」

上条「!」

御坂「何の音? あ、時計か」

上条「も、もうこんな時間か……インデックスが待ちくたびれてるかもな」

御坂「ごはん、ごはんって騒いでるかもね」

上条「帰るか」

御坂「このまま帰ろう?」ギュッ

上条「あ、ああ」


佐天「あーおしかったー」

初春「わたしちょっとどきどきしちゃいました。わたしもいつかあんな相手ができるんでしょうか」

佐天「うーん、たぶん、木とかじゃない」

初春「せめて人間にしてください! あれ……白井さん?」

ピクピク

初春「死んでる」

佐天「いやいやいや、泡吹いて痙攣してるだけだから」

初春「『だけ』って……。! 脈がない」

佐天「えっ」





591: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/09(土) 00:38:37.10 ID:bilrHKoo

初春「ど、ど、ど、どうしましょう、佐天さん!」

佐天「慌てないで、初春。救急車呼ぶから、来るまで心肺蘇生してて」

初春「心肺蘇生?」

佐天「人工呼吸とか」

初春「そ、それって……」

佐天「キス」

初春「嫌です! 初めては好きな人とって決めてるんです! それが白井さんだなんて……木より悪いじゃないですか」

佐天「キース。キース。キース」

初春「なんてやる気のないコール!」

佐天「わたし、119してくる」

ダッ

初春「あ、待って、佐天さん! 佐天さぁぁぁぁん!」


ザッザッ

佐天「あれ、やばっ、携帯無い……家置いてきちゃたんだ」

佐天「公衆電話は……暗くてよく見えないや」

ブーン

佐天「蚊がうっとうしいなー」ポリポリ

佐天「……」

佐天「帰るか」


??「翌日、常盤台高校の学生らしき人物が多摩中央公園の茂みで冷たくなっているのを発見された、とミサカは補足しておきます。周囲には謎の花びらが散乱しており、犯人究明の重要な材料となることと思われます。なお、当人は病院に搬送され死体安置所に移されましたが、オリジナルの訪問を受けると、かっと目を開いて起き上がり蘇生したなどという噂が広がっていますが真偽のほどは不明です、とミサカは補足を終えます」



592: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/09(土) 00:39:44.05 ID:bilrHKoo


ギイ

上条「靴多っ。インデックスの友達でも来てんのか? 入りたくねえ……」

インデックス「とうまも短髪も遅いんだよ! はやくUNOに加わるんだよ!」

御坂「!」

パッ[←手をはなす音]

上条「上条さんはちょっと……」

ザワザワ

上条「! おまえらか」

ステイル「邪魔しているよ」

神裂「お、お邪魔してます」

土御門「お邪魔してるにゃー」

舞夏「お邪魔してるーそしてUNO!」

インデックス「! わたしも負けないんだよハムハム」

上条「おまえはUNOをするか、パスタを食うかどっちかにしろ!」

御坂(ひと多っ)





593: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/09(土) 00:40:46.78 ID:bilrHKoo

~~~~~
インデックス「かおりはひとりで勝ち過ぎなんだよ!」

神裂「いや、なんか、すみません」

上条「おまえはパスタを早く食い終わってりゃな……最後のスパートはすげーと思ったぜ」

インデックス「そうなんだよ! 二兎を追うもの一兎も得ずなんだよ!」

上条「自分で言うな! だからどっちかにしろっつったんだよ!」

インデックス「とうまこそUNOって言い忘れすぎなんだよ!」

上条「しょうがねえだろ……でもまあ2回勝てたし、いいか」

インデックス「とうまの分は電子レンジの上に置いてあるからあとで食べて欲しいかも。……」

上条「おう。サンキューな。……」

上条「その服、あとおまえら……どうしたんだ」

神裂「とても言いづらいんですが」

上条「前から言ってくれればよ、インデックスの好きな焼肉でもすき焼きでも連れてってやれたのに」

神裂「急で申し訳ありません。教会の方から呼出がありました。今回ばかりは外せないのです」

上条「インデックス」 インデックス「なに?」

上条「おまえがベランダに引っ掛かってたころから随分経ったな。最後まで俺がやれたのはおまえがいたおかげと思ってる……全身に数々の傷を負って家計が逼迫したなんて気にしてねえよ」

インデックス「その言い方だとすごく気にしてるみたいに聞こえるかも……。わたしもとうまに会えて良かったと思ってるんだよ。ありがとう」

上条「元気でいろよな」

インデックス「とうまこそ就職か進学するんだよ」

上条「おい、今言うんじゃねえよ」ウルウル

インデックス「ばいばい、なんだよ」ウルウル


ステイル(これはまずいんじゃないか)

神裂(ど、どうしたらいいんでしょう)

ステイル(神裂から言ってくれ)

神裂(仕方ありませんね)




594: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/09(土) 00:41:44.90 ID:bilrHKoo


神裂「あの、すごく言いづらいんですが」

インデックス「冬に帰ってきたときはすき焼きと焼肉をご馳走して欲しいんだよ」

上条「冬? いつの冬?」

インデックス「今年の冬に決まってるんだよ!」

上条「えっ、え? なにそれ? おれはてっきり」

神裂「インデックスはイギリスでハロウィーンに参加しなければならないのです」

上条「は?」

インデックス「トリック・オア・トリートしてくるんだよ!」

上条「ふざけんな! おまえは菓子くいたいだけだろ! どうせトリート目当てに決まってる! てか教会関係ねえじゃねえか!」

神裂「いやインデックスの教会でのキャリアのためには必要、とか」

上条「返してくれ! もう帰ってこないかと思ってちょっとしんみりした俺の気持ちを返せ!」

インデックス「とうま、ばいばいなんだよ! また来るんだよ!」

上条「勝手に来て勝手に行きやがって。またな!」

神裂「学校の方の手続きはしておきましたので。……」

上条「?」

神裂「お大事に……わた、天草式十字凄教はあなたを応援しています」

上条「? お、おう、どうも」


御坂「……チッ」

インデックス「た、短髪もばいばいなんだよ」(顔が怖いんだよ)

御坂「ハッ ま、またね」

インデックス「とうまのこと、よろしくなんだよ!」

御坂「任せなさい! 当麻のことは『わたしに』任せなさい!ウヘヘ」

インデックス(今度は顔が崩れすぎてキモいんだよ……良いことがあったに違いないんだよ)




595: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/09(土) 00:42:21.59 ID:bilrHKoo


ステイル「邪魔したね」

上条「おまえはUNOしにきただけじゃねえか! そのUNOでもパッとしなかったくせに! あとタバコは外ですえ!」

ステイル「日本では値上げするんだってね」

上条「いいからさっさと出てけ!」

土御門「かみやん、良かったかにゃー」

上条「おっと、土御門、何の話?」

土御門「『義妹特集』に決まってるにゃー」

上条「うるせえ! 聞いてたのか! おまえのは使えなかったよ!」

土御門「ご近所迷惑だからもうちょっと声のボリュームを落として欲しいぜよ」

舞夏「なあなあ『義妹特集』ってなんだー?」

上条「知る必要はない! おまえらも帰れ!」

バタン

シーン

上条(! 二人きりか)

上条「お、おい、なんか飯でも」

御坂「わたしも帰るね」

上条「あ、ああ」シュン

御坂「急にひとりになって寂しい?」

上条「まぁな」

御坂「それとも何か期待してたのかなー」




596: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/09(土) 00:43:26.37 ID:bilrHKoo


上条「えっ、ま、まさか、はははは」

御坂「今夜は自由! 夜更かししようが何しようが自由! だけど……」

上条「だけど?」

御坂「明日忘れないでね、ちゃんと朝起きること! 歯磨いて!」

上条「わかってる! わかってますよ!」

御坂「じゃあね。また明日来るから」

上条「おう」

御坂「おやすみ」

上条「おやすみなさーい」

御坂「今日の続きはまた明日! 楽しみにしてね!」

上条「お、おう」

バタン

上条「……」

上条「散らかしていきやがって。UNOしまわねえと」

上条「インデックスの作った奴でも食うか」

上条「普通にうまい」

上条「明日は美琴と……」


上条「俺は幸せだな」


スフィンクス ダッ
ガッシャーン

上条「パスタが……」


上条「うん、俺は幸せ、俺は幸せに違いない。……床ふかねえと」


『三下デイズ』END










元スレ
SS速報VIP:絹旗「その幻想を超ぶち殺す!」一方通行「!……懐かしィなァ」