1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:13:37.01 ID:7ef3xnWi0

P(昨日は確か、残業で疲れて事務所の仮眠室で寝て…)

P(気がつくと視界は真っ暗、身動きも取れない)

P「どうなってるんだ…」

ガチャ

<おはようございまーす!…ってあれ?誰もいない?

P「この声は、春香か…おーい!春香!」

<その声は、プロデューサーさん?どうかしましたかー?

P「ちょっと来てくれないか!」

春香「はーい、あれ?どこですかー?」

P「ここだ、ここにいる!」

春香「え…?」

P「もう近くに居るんだろ!?今俺は何も見えないし身動きもとれないんだ、助けてくれないか!」

春香「パンツが…喋ってる…!」

P「は?」



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:14:53.41 ID:7ef3xnWi0

春香「もー、プロデューサーさん、ドッキリならもう少しリアリティのあるものを」

P「ちょ、ちょっと待ってくれ、なんて言った?」

春香「だから、ドッキリならもう少し」

P「その前」

春香「えー、パンツが喋ってる…ですか?」

P「そう!」

春香「…セクハラですよ?」

P「断じて違う、違うからな!今目の前には喋るパンツがいるんだよな?」

春香「ええ、どうやって作ったんですか?こんな小道具」

P「…信じてもらえないかもしれないがこれは俺自身だ」

春香「…」

P「目が見えなくても白い目で見られてるのがわかる…」



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:15:44.07 ID:7ef3xnWi0

P「信じてくれよぉ…」

春香「あれ?」

P「ど、どうした」

春香「何かメモみたいなのが落ちてます」

P「!この現象と関係があるかも知れん、読み上げてくれ」

春香「なになに…『Pはパンツになってしまいました。』」

春香「…」

P「え!?それだけ!?」

春香「続きはあることにはあるんですが」

P「じゃあ早く教えてくれ!」



7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:16:15.89 ID:7ef3xnWi0

春香「…『同じ女性が計8時間ほど穿くことで呪いは解かれます。』」

P「…」

春香「…」

P「春」

春香「い、いやですよ!」

P「まだ何も言ってないじゃないか」

春香「どうせ『穿いてくれ!』とか言うんじゃないですか!?」

P「いや、だってこのままじゃ俺一生パンツだし…PはプロデューサーじゃなくてパンツのPになっちゃうよ」



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:17:18.45 ID:7ef3xnWi0

春香(ドッキリでも私が引っかかったことになるだけだし、本当だったらプロデューサーさんを元に戻さないと…)

春香「…わかりました」

春香「私、今日一日、プロデューサーさんを穿きます…!」

P「春香…ありがとう…!」

春香「じゃ、じゃあ、履きますよ…」スッ

P「…」

春香「…これで、いいんですかね?」

ヒラヒラ

春香「ん?何か紙が落ちて」

春香「『直穿きじゃないと効果はありません。』」



14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:19:00.87 ID:7ef3xnWi0

P「直穿きじゃなかったのか!!」

春香「あ、当たり前ですよ!恥ずかしいから今朝穿いて来たパンツの上に穿いたんですけど…駄目みたいですね」

P「当たり前じゃないか!」

春香「…洗濯機で洗うとどうなるんだろう」

P「うわぁああ!ご、ごめんなさい!!どうかお許しを!」

春香「もう…それじゃあ…今穿いてるのは脱いで…」シュルッ

春香「その…本当に何も見えてないんですよね?」

P「ああ、お先真っ暗だ」

春香「意味が違うような合ってるような…では改めて、は、穿きます!」



15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:19:43.64 ID:7ef3xnWi0

P「…」

春香「んっ…」スッ

P(あ…なんか後頭部にふさふさした感触が…)

P(これはまさか)

春香「ぷ、プロデューサーさん?」

P「あ、ああ…すまん、ついボーっと」モゾモゾ

春香「!?」ビクッ

P「ん?どうした?」モゾモゾ

春香「そ、その…プロデューサーさんが喋ると、微妙にパンツが動いて…あっ」ビクン

P「何!それはすまなかった!」モゾモゾッ

春香「んん…!お願いですから大声を出さないでくださいっ…」ビクビクン



18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:20:22.65 ID:7ef3xnWi0

P「…すまん」

P(身動きが取れないから動かないと思っていたが…気をつけよう)

P「これでどうだ?」

春香「はぁ、はぁ…だ、大丈夫みたいです…」

春香「とりあえずはこのまま8時間、でいいんですよね?」

P「ああ…」

P(心なしか背面がしっとりする)



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:20:58.24 ID:7ef3xnWi0

P「幸い俺は今日オフだから、仕事の方はあまり問題はなさそうだな」

春香「私は、午前中にレッスン、だけですね」

P「これならなんとかなりそうだな」

春香「はい、それじゃあお互いがんばりましょう!」

P「ああ!」

P(俺は穿かれてるだけなんだけどな…)

春香「それと、皆には言った方がいいですよね?」

P「そうだな…」

ヒラヒラ

春香「あっ、また紙が」

春香「『穿いている人間以外にばれた場合、Pは一生パンツPです。』」



21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:21:42.13 ID:7ef3xnWi0

P「…よし、黙っていようか」

春香「…そうですね」

―――――
レッスン場更衣室

亜美「おや~、はるるん、面白いパンツ穿いてるね→」

春香「え!?そ、そうかな?」

真美「ほんとだ!これはなんて言うんだろう、P柄?」

春香「ま、まぁいいじゃない、ほら、早く着替えてレッスンに行こー、うん」アタフタ

亜美真美「?」

P(…俺そんな模様だったのか)



22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:22:32.45 ID:7ef3xnWi0

―――――
レッスン後シャワー室

春香「ふぅ~疲れた~…」

春香「すみません、汗いっぱいかいちゃって…大丈夫ですか?」

P「おう、大丈夫だ、気にしなくていいぞ!」

P(むしろどんどんかいてくれ!…とは言わない方がいいよな)

春香「『計8時間』だし、シャワーの間くらい脱いでも問題ない、ですよね…?」

P「まぁ、恐らくな」

春香「それじゃあ、ちょっと待っててくださいね、すぐ浴びてきますから」

P「ああ、先にシャワー、浴びてこいよ」キリッ

春香(…先に?)



25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:23:57.20 ID:7ef3xnWi0

P(ふぅ…午前のレッスンが終わったってことは今でだいたい4時間くらい、かな)

P(…!)

P(お、おお、視力が戻った!!)

P(なんてタイミング、僥倖…!圧倒的僥倖…っ!)

P(この感じだとパンツの外側が視界になるのかな…?)

P(お!亜美真美が近くに!!…残念、もう服を着ていたか)

P(って近付いて来てる!?)

真美「んっふっふ~、ばっちり見ちゃったZE」

亜美「はるるん、パンツに向かって喋ってたYO!」

真美「やっぱこの変なパンツには何かあるんだ!」ヒョイ

P(大丈夫、落ち着け、俺はパンツ…俺はただのパンツだ…)



28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:24:41.00 ID:7ef3xnWi0

―――――
P(俺はパンツマン…俺はパンツマン…)

亜美「ん~…なにもおかしいところなんてないっしょ」

真美「じゃあさっきはるるんは何をしてたんだろう?」

亜美「…一人でパンツに向かって話しかけて…疲れてたんだね」

真美「そっかー…今度マッサージでもしてあげよっか…」ポイッ

P(助かった…春香の評価は下がった(?)けど…この際ちかたないね)



29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:25:24.34 ID:7ef3xnWi0

―――――
春香「はー、さっぱりしたー」

P(春香だ!)

P(これは…お、おおう…)ギンギン

春香「プロデューサーさん、お待たせしました、もう半分頑張りましょうね!」プルンッ

P「ああ、この調子なら何日でもイけそうだよ」

春香「駄目ですよ、今日中にでも戻らないと…ってなんか固くて穿きにくいんですけど…」

P「え?」ドキッ

P「き、気のせいじゃないかな、ほら、あのー、形状記憶って奴だよ!」

春香「意味がわかりませんけど…よいしょっ」

P(いかんいかん、今春香に見捨てられたら俺は一生パンツなんだ…)

春香「それじゃあ、あとは戻るまで事務所で待ちましょうか」

P「そうだな」



31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:26:26.04 ID:7ef3xnWi0

事務所

小鳥「あら、春香ちゃん、今日はもう終わりじゃなかったの?」

春香「ええ、でも何だか事務所にいたくて」

小鳥「そう、それじゃあ、のんびりしていってね」

―――――
春香(…もうすぐ8時間が経つ)

ガチャ

<タダイマー

<アラ、アミチャンマミチャンオツカレサマ

春香(どんな形で戻るか分からないけど誰も来ない仮眠室で戻るのが安全)

春香(そして戻ったプロデューサーさんはお礼と称して私をそのままベッドへ…)

春香「なーんてね!もー!プロデューサーさんったら!!」

亜美「はるるんが…」

真美「おかしくなっちゃった…」



33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:27:33.53 ID:7ef3xnWi0

春香(よし、そろそろ仮眠室に…)

亜美「はるるん」

春香「え!?」ビクッ

真美「レッスンで疲れたっしょ?真美達がマッサージしてあげる」

春香「え!い、いいよ!亜美達も疲れてるでしょ?」

亜美「まぁまぁ、いいからいいから」

真美「ほら、ソファに寝そべって」

春香(まずい、このままじゃ時間が)

ボワン!

春香「きゃっ!」

亜美真美「!?」

P「もどったー!!…あ」



36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:28:55.69 ID:7ef3xnWi0

真美「…えーと」

P「…ま」

亜美「ま?」

P「マジックでしたー!!」

春香「で、でしたー!」

真美「…兄ちゃんがいきなり現れてノーパンのはるるんを肩車するマジック?」

亜美「完成度高いね…?」

P「あー…」

P「パンツから戻ったし、もう全てを話していいかな」

春香「ん~、それもそうですね」



38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:29:36.27 ID:7ef3xnWi0

P「…というわけだったんだ」

亜美「…信じられませんな~」

真美「でも、そうするとはるるんの変な行動も説明がつくね」

小鳥(私も穿きたかったな…)

小鳥「大変でしたね」

P「ええ、全くですよ、シャワー室では真美に散々もみくちゃにされるし」

真美「ん?」

P「え?」

亜美「…目が見えなかったのにどうして兄ちゃんをいじってたのが真美って知ってるの?」

P「え!?それは、ほら、声の近さ、とかさぁ…」

春香「…」ジトー

P「すみません!後半視力戻ってました!!」



41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:30:10.89 ID:7ef3xnWi0

ファミレス

亜美「ほんとに何でも頼んでいいの?!」

真美「じゃあ真美はメニューのここからここまで!」

亜美「それじゃ、まずはドリンクバーだー!」

真美「とっつげきー!」

P「お、おい、何でもとは言ったけど」

春香「…」ジトー

P「な、なんでもないです」



43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:31:07.90 ID:7ef3xnWi0

P「…」

P「…なぁ、そろそろ機嫌直してくれよぉ…」

春香「知りませんっ」

P「あそこで見えるようになったって言ったら春香も穿かなくなるかもって不安だったんだよ」

春香「…のためなら」

P「え?」

春香「それでもプロデューサーさんの為なら、私穿きましたよ」

P「春香…」

P「…もしも、だけどさ」

春香「?」

P「もしまた俺がパンツになったら、その時は春香…またお前に頼んでもいいかな」

春香「プロデューサーさん…!」

春香「はい!よろこんでっ!」ニコッ



45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:32:00.46 ID:7ef3xnWi0

亜美「んっふっふ~、なにやらいい雰囲気ですな→」

真美「話の内容がパンツを穿く穿かないの問題でなければ最高でしたな→」

亜美「よーし、真美隊員、コーラの爽健美茶割りを兄ちゃんとはるるんにプレゼントだ!」

真美「ラジャー!」

真美「ほらほらお二人さん!お茶が入りましたYO!」

P「お、ありがとう…ってまずっ!!」

春香「もうっ!二人とも、お店の中で遊ばないで!」

亜美「はっはっはー、亜美達を止めたければ力を示せ!」

ワーワーギャーギャー



46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:32:34.40 ID:7ef3xnWi0

―数日後―

P(今日も残業だぁ…)カタカタカタ

P(よし、これでひと段落)カタカタッターン

P「はぁー疲れた…ちょっと休憩…」

仮眠室

P(こうしていると、パンツになった時のことを思い出すなぁ…)

P(…)ムラッ

P「トイレにいってから休むか」



………
……




48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:33:36.78 ID:7ef3xnWi0

P(ん?体が)

P(あれ?これ同じパターンか?)

P(パターン青!パンティです!)

P「なんて言ってる場合じゃねぇ!!助けてー!」

ガチャ

<おはようございまーす!

P「は、春香だ、おーい!春香ー!」

<プロデューサーさん?ってこのパターンはまさか

P「そのまさかみたいだ!助けてくれー!」

春香「大丈夫ですか!?」

P「ああ、相変わらず自分じゃ分からないからとりあえず状況を教えてくれないか」



49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:34:32.98 ID:7ef3xnWi0

春香「今度はP柄のブラになってますね」

P「お、おう、ちょっと変わったな」

春香「丁寧にメモも置いてあります」

春香「えーっと?『Pはブラになってしまいました。』」

春香「『14人の女性がそれぞれ約一日付け続けることで呪いは解けます。』」

P「…」

春香「『P.S. 今回も直じゃないと効果はありません。尚サイズ、形状、柄は自由に選べます。』」

P「…みんなが来るまで待とうか」

春香「…そうですね」



おわり



51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:36:00.72 ID:7ef3xnWi0

おまけ


961プロ社長室

バーン!

冬馬「おっさん!!電話くらい出ろよ!!」

冬馬「おっさん?いねぇのか?」

黒井「ここだ、ここにいる」

冬馬「…ボクサーパンツが喋ってる」


おしり


元スレ
P「気がついたらパンツになっていた」